Honda FAZE (2012) User guide

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Honda車をお買いあげいただきありがとうご
d
w
c
アドバイス
ざいます。 安全で快適なバイクライフをお楽しみください。
この取扱説明書と共に「メンテナンスノート」を 受取り、下記を確認してください。
お車の正しい取り扱いかた
保証内容と保証期間
点検・整備について
安全運転の基本として以下は重要ですので、お 守りください。
安全に関する表示を理解し、守ってください
安全に関する表示
「運転者や他の方が傷害を受ける可能性のある
こと」を回避方法と共に、右記の表示で記載し ています。これらは重要ですので、しっかりお 読みください。
指示に従わないと、死亡または 重大な傷害に至るもの
指示に従わないと、死亡または重 大な傷害に至る可能性があるもの
指示に従わないと、傷害を受け る可能性があるもの
その他の表示
お車のために守っていただきた いこと
車の仕様、その他の変更により、この本の表紙 や内容と実車が一致しない場合があります。 車を譲られる場合、次の方にこの取扱説明書お よびメンテナンスノートをお渡しください。 この取扱説明書は、FAZEFAZE <ABS>FAZETYPE-S について説明しています。イラ ストはFAZE<ABS>をベースにしています。
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目次
安全なライディング P. 2
操作ガイド P. 12
メンテナンス P. 32
こんなときは P. 58
インフォメーション P. 65
スペック P. 74
索引 P. 76
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安全なライディング

この章では安全な運転の為に必要な情報を記載しています。 運転者と同乗者の安全の為によくお読みください。
安全上守っていただきたいこと........................... P. 3
安全運転のために .................................................. P. 3
運転するときの注意 .............................................. P. 5
アクセサリーと改造について............................. P. 10
積載について........................................................ P. 11
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安全上守っていただきたいこと

a
安全上守っていただきたいこと
安全のため、日常的に次の内容をお守りくださ い。
道路運送車両法に準じて設けられた日常点検・ 定期点検を行ってください
ガソリンの補給は、必ずエンジンを止め、火気 厳禁で行ってください
排気ガスには一酸化炭素(CO)などの有害な成分 が含まれているため、エンジンは、風通しの良 い場所でかけてください

安全運転のために

走行中、運転者は両手でハンドルを握り、両足 をステップに置いてください
同乗者が両手でからだを固定し、両足を後席用 ステップにのせているか確認してください
急激なハンドル操作や片手運転などは避け、安 全な運転を心がけてください
同乗者、他の車両、歩行者などに対する配慮を 欠かさないでください
乗車時の服装
運転者と同乗者は必ずヘルメットを着用し、天候 や走行状況に応じ、安全性が高く運転操作のしや すい、被視認性の高い二輪車用の服装を着用して ください。
3
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安全運転のために
a
w
ヘルメット
安全基準を満たし、頭のサイズにあった視認性の 高いもの
二輪車用で PSC、SG マークか JIS マークのある ものを推奨します
正しくかぶり、あごひもを確実に締めてくださ い
視界を妨げないフェイスシールドまたはゴーグ ルなどを使用し、目を保護してください
ヘルメットを正しく着用していないと、万一 の事故の際、死亡または重大な傷害に至る可 能性が高くなります。
運転者と同乗者は乗車時、必ずヘルメット、 保護具および保護性の高い服を着用してくだ さい。
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グローブ
摩擦に強い皮製のもの
ブーツまたはライディングシューズ
滑りにくく、くるぶしまで覆われたもの
ジャケット・パンツ
プロテクターを備え、体の露出の少ない長袖・長 ズボン
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運転するときの注意

a
運転するときの注意
慣らし運転
適切な慣らし運転を行うと、お車の性能をより良 い状態に保つことができます。
慣らしのポイント(走行距離 500kmまで)
急発進、急加速をさける
急ブレーキをさける
控えめな運転をする
ブレーキ
次の項目に注意してください。
制動力を効果的に得るために前輪ブレーキと後 輪ブレーキを同時に使う
不必要な急ブレーキをしない
u タイヤをロックさせるなど、車体の安定性を
損なうおそれがあります。
u コーナリングの際は、コーナーの手前で減速
します。
雨天走行など滑りやすい路面に注意する
u タイヤがロックしやすく、制動距離が長くな
ります。
連続したブレーキ操作をしない
u 長い坂や急な坂で繰り返しブレーキをかける
と、ブレーキの温度が上昇して効きが悪くな るおそれがあります。エンジンブレーキと断 続的なブレーキ操作を併用してください。
連動ブレーキシステム
左ブレーキレバーを操作すると、後輪ブレーキが 作動すると共に前輪ブレーキが作動し、右ブレー キレバーを操作すると前輪ブレーキが作動しま す。 右ブレーキレバーのみ操作した場合と左ブレーキ レバーのみ操作した場合では、制動力が異なるた め効き具合に違いがあります。 制動力を効果的に得るためには、右ブレーキレ バーと左ブレーキレバーを同時に使う必要があり ます。
5
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運転するときの注意
a
コンバインド ABS(FAZE < ABS >)
この車は、連動ブレーキシステムと ABS(アンチ ロックブレーキシステム)を装備しています。 連動ブレーキシステムは、左ブレーキレバーを操 作すると、後輪ブレーキが作動すると共に前輪ブ レーキが作動し、右ブレーキレバーを操作すると 前輪ブレーキが作動します。 右ブレーキレバーのみ操作した場合と左ブレーキ レバーのみ操作した場合では、制動力が異なるた め効き具合に違いがあります。 制動力を効果的に得るためには、右ブレーキレ バーと左ブレーキレバーを同時に使う必要があり ます。
ABS は直進制動時のブレーキのかけすぎによる車 輪ロックを制御する装置です。 ABS を正常に機能させるため、タイヤは必ず前後 輪とも指定タイヤをお使いください。
制動距離を短くするためのものではない
u ABS を装備していない車両と同様に、路面が
滑りやすくなるほど長い制動距離が必要にな ります。
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低速(約 10km/h 以下)では普通のブレーキと同 じ作動になる
ブレーキ操作時に、レバーに反動が生じること がある
u ABS が作動しているときの現象で異状ではあ
りません。反動の強さは状況によって異なり ます。
雨天または水たまりを走行したとき
路面が滑りやすくなったり、ブレーキの効き具合 が変化します。慎重なブレーキ操作を心がけてく ださい。ブレーキの効きが悪いときは、ブレーキ を軽く作動させながらしばらく低速で走行して、 ブレーキを乾かしてください。
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運転するときの注意
a
駐車するとき
交通の邪魔にならない平坦で足場のしっかりし た安全な場所に駐車する
やむをえず傾斜地や足場の悪い場所に駐車する ときは、車の転倒や動き出しがないよう安全処 置に十分注意する
盗難防止のため、車から離れるときは必ずハン ドルロックをかけ、キーを抜く
サイドスタンドまたはメインスタンドでの駐
1.
エンジンを止める。
2.
サイドスタンドでの駐車
サイドスタンドを下げ、車の重量がサイドスタ ンドにかかるまで、車をゆっくり左に傾ける。
u ハンドルを右にきった状態での駐車は、車が
不安定になり、転倒するおそれがあります。
メインスタンドでの駐車
左手でハンドルをまっすぐにし、右手でグラブ レールをしっかり持ち右足でスタンドを左右同 時に地面につけて、立たせる。
3.
ハンドルを左いっぱいにきる。
4.
ハンドルロックをかけ、キーを抜く。2 P. 20
7
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運転するときの注意
a
c
マフラーなどが熱くなっているので、他の方が 触れることのない場所に駐車する
8
エンジン回転中および停止後しばらくの間はマ フラー、エンジンなどに触れない
マフラー、エンジン、ブレーキなどは、エン ジン回転中および停止後しばらくの間は熱く なっています。触れるとヤケドを負う可能性 があります。
• マフラー、エンジン、ブレーキなど高温 になる部分は冷えるまで触れないこと 高温になる部分に可燃物が接触せず、他の
• 方が触れることのないよう配慮すること
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a
燃料補給およびガソリンの取り扱い
w
エンジンや触媒装置の損傷を防ぐため、下記に注 意してください。
無鉛レギュラーガソリンを使用
高濃度アルコール含有燃料を補給しない
軽油や粗悪ガソリン(長期間保管したガソリ
ン)、または不適切な燃料添加剤を使わない
燃料タンクの中に、泥、ほこり、水などを入れ ない
運転するときの注意
ガソリンは燃えやすくヤケドを負ったり爆発 して重大な傷害に至る可能性があります。ま た身体に帯電した静電気の火花により引火す る可能性があります。
ガソリンを取り扱うときは以下のことを守っ てください。
• エンジンを止め、火元を遠ざける
• 給油は必ず屋外で行う
• こぼれたガソリンは、すぐに拭き取る
• 給油作業前に車体や給油機などの金属部 分に触れて静電気を除去する
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アクセサリーと改造について

a
w
アクセサリーと改造について
アクセサリーを装着する際は、安全面から Honda 純正アクセサリーを推奨します。Honda販売店に ご相談ください。 Honda販売店で取り付けられた Honda アクセサ リーなどの取り扱いについては、その商品に付属 の説明書をお読みください。 車の構造や機能に関係する改造は、操縦性を悪化 させたり、排気音を大きくしたり、ひいては車の 寿命を縮めることがあります。不正改造は法律に 触れることはもちろん、他の迷惑行為となりま す。 車の改造は保証の適用を除外されます。
不適切なアクセサリーや改造は、万一の事故 の際、死亡または重大な傷害に至る可能性が 高くなります。
アクセサリーを装着する際は 、Honda 販売 店にご相談のうえ、取扱説明書に従ってくだ さい。
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積載について

a
右インナーボックスと 左インナーボックスの 合計:1.5kg
ラゲージボックス:10kg
積載について
荷物を積むと積まないときにくらべて操縦安定 性が変わるため、安全な速度で走行してくださ い
荷物の積みすぎに注意し、確実に固定して安全 な速度で走行してください
ハンドル操作が出来なくなる場合があるので、 ハンドル付近に物を置かないでください
ヘッドライトレンズやウィンカーレンズ、マフ ラー周辺への積載は避けてください
u 過熱によりレンズが溶けたり、荷物が損傷す
る場合があります。
荷物の積載重量
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b

各部の名称

前輪ブレーキリザーバータンク
(P52)
スロットルグリップ(P54)
オイルレベルゲージ(P46)
エアクリーナー(P55)
ブリーザードレン(P57)
右ブレーキレバー
ガソリン注入口(P28)
冷却水リザーバータンク
(P50)
右インナーボックス(P30)
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b
シート(P42)
ファイナルギアオイル(P48)
左ブレーキレバー
サイドスタンド
(P7)
書類 / 携帯工具入れ(P29)
バッテリー(P44) ヒューズボックス(P64)
メインヒューズ(P64)
後輪ブレーキリザーバータンク
(P52)
左インナーボックス(P30)
メインスタンド(P7)
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メーター

レッドゾーン
(エンジン限界回転域)
メーターの初期表示
メインスイッチを ONにすると、すべての表示があらわれます。また、タコメーターの指針が 一度最高目盛に振れた後、0に戻ります。表示されない部分がある、または、指針が振れな い場合は、Honda販売店で点検を受けてください。
タコメーター(エンジン回転計)
アドバイス
エンジン回転数がレッドゾーンに入ら ないように運転してください。エンジ ン寿命に悪影響を与えます。
燃料計
指針が赤ワクに入りかけたときの 燃料残量:約 2.3 ℓ
ボタン
RESET
ボタン
MODE
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b
オドメーター(TOTAL)および トリップメーター(A/B)
ボタンを押してオドメーターとトリップメーターを切り換え
• オドメーター:総走行距離
• トリップメーター: ボタンを押し続け、0kmにリセットして からの走行距離
MODE
RESET
スピードメーター(速度計)
時計(12 時間表示) 時計の合わせかた
(P16)
エンジンオイル交換時期表示
走行距離が初回 1,000km または、エンジンオイル交換時期表示をリセットした時点より 6,000 km を経過すると表示
u エンジンオイル交換時期表示が現われたときが、エンジンオイル交換の目安です。エンジンオイルの
交換は、Honda 販売店にご相談ください。
リセットのしかた
!a ボタンを押したままメインスイッチを ON にする。 !b そのままエンジンオイル交換時期表示が消えるまで ボタンを押し続ける。
u エンジンオイル交換時に必ずリセットしてください。リセットを行わないと交換時期の目安には
なりません。
RESET
RESET
次ページに続く
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b
時計の合わせかた
MODE
RESET
RESET
MODE
RESET
MODE
!a メインスイッチを ONにする。 !b 時計を表示する。 !c 時の表示が点滅するまで ボタンを押し
たまま ボタンを押し続ける。
!d ボタンを押し、時を修正する。
u
ボタンを押し続けると数字が早く進みます。
u AM/PM の表示は、数字が11から 12へ進
むと同時に切り換わります。
!e ボタンを押し、時を決定する。決定と
同時に分が点滅する。
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!f ボタンを押し、分を修正する。
u
ボタンを押し続けると数字が早く進みます。
!g ボタンを押し、分を決定すると設定が
終了する。
u メインスイッチを OFF にすることでも設定
を確定できます。
u 設定中に約2分間操作がない場合、設定は無
効となります。
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b
油圧警告灯
メインスイッチを ON にすると点灯し、エンジ ンを始動すると消灯
走行中またはアイドリング中に点灯したときは
(P61)
PGM-FI警告灯
エンジンストップスイッチが RUN の状態で、メインスイッチを ONにすると点灯し、数秒後に消灯
走行中またはアイドリング中に点灯したときは
(P61)
水温警告灯
メインスイッチを ONにすると点灯し、数秒後に消灯
走行中またはアイドリング中に点灯したときは
(P60)
ABS 警告灯(FAZE < ABS >)
メインスイッチを ONにすると点灯し、速度が約 10km/h に達すると消灯
走行中に点灯/点滅したときは
(P61)
警告灯
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b
表示灯
ハイビームパイロットランプ (前照灯上向き表示灯)
方向指示器表示灯
方向指示器表示灯
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b

スイッチ

エンジンストップスイッチ
通常は、RUN 位置にしておく
u 非常時に OFF 位置にすると、
エンジンを停止できます。
スタータースイッチ
ホーンスイッチ
ウィンカー(方向指示器)スイッチ
u解除はスイッチを押して行います。
ヘッドライト(前照灯)上下切換スイッチ
•(HI:ヘッドライトが上向き
•(LO:ヘッドライトが下向き
モード切り換えスイッチ
(FAZETYPE-S)
オートマチックモードと7速オート シフトモードの切り換え
(P26)
メインスイッチ
電気回路の ON/ OFF、ハンドルロック、シャッター開閉に使用
u OFF または LOCK の位置で、キーを抜くことができます。
ON
始動・昼夜間走行
OFF
停止
LOCK
ハンドルロック ができる
SHUT
シャッター が閉じる
ハザード(非常駐車灯)スイッチ(FAZETYPE-S)
u メインスイッチが ON のときに使用できます。
次ページに続く
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スイッチ
b
押す
回す
メインスイッチ のキー
!a
!b
シャッター キー
OPEN
SHUT
前ページの続き
ハンドルロック
盗難予防のため、駐車するときは必ずハンドル ロックをかけ、シャッターを閉じましょう。 U字ロックなどの使用も推奨します。
かけかた
!a ハンドルを左にいっぱいにきる。 !b キーを押し込みながら、LOCK の位置まで回す。
!c キーを抜く。
キーを押し込みながら、OFF の位置まで回す。
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u ロックがかかりにくい場合は、ハンドルを
左右に軽く動かしてください。
外しかた
シャッター
盗難やいたずら防止のため、メインスイッチに シャッターを装備しています。車から離れると きは必ずシャッターを閉じましょう。
閉じかた
!a シャッターキーの突起部を溝に合わせて差し込
む。
!b SHUT の位置まで回す。
開けかた
シャッターキーの突起部を溝に合わせて差し込 み、OPEN の位置まで回す。
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b
アドバイス

エンジン始動

始動するには、エンジン・冷却水の温度にかか わらず、次の手順で行ってください。
この車には、イグニッションカットオフ式サイ ドスタンドを装備しています。
u サイドスタンドを出したままでは、エンジンが
始動しません。エンジンを始動する前に、必ず サイドスタンドを格納してください。
u エンジンが始動しているときにサイドスタンド
を使用すると、エンジンが停止します。サイド スタンドは、エンジンを停止してから使用して ください。
• スタータースイッチを押して 5 秒以内でエンジン がかからないときは、一度メインスイッチを OFF にしてください。その後バッテリー電圧回復のた め 10 秒ほど経ってからやり直してください。
• 無用な空ぶかしや長時間のアイドリングはエンジ ンやマフラー、触媒装置に悪影響を与えます。
• 万一転倒した場合は、一旦メインスイッチを OFF にしてください。再度走行を行う際は、各部の損 傷状態や、走行に支障が無いかを十分に確認して ください。
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エンジン始動
b
!c
!b
!d
!a メインスタンドを立てる。 !b エンジンストップスイッチがRUN の位置に
あるか確認する。
!c メインスイッチを ONに回す。
22
前ページの続き
!d 左ブレーキレバーを強く握り、タイヤをロック
する。
u 左ブレーキレバーを強く握った状態でない
とエンジンはかかりません。
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b
!e
!e スロットルグリップを完全に閉じたまま、ス
タータースイッチを押す。
u エンジンがかかったらすぐに、スターター
スイッチから手をはなしてください。
u バッテリーあがりを防ぐため、スターター
モーターは連続して 15 秒以上回さないでく ださい。15 秒以上回してもエンジンが始動 しなかったときは、一度メインスイッチを OFF に戻して 10 秒以上待ってから再始動し てください。
エンジンがかからないときは
次の方法を試してください。
a 左ブレーキレバーを強く握り、スロットルグ
!
リップを全開にし、スタータースイッチを 5秒 間押す。
!b 通常手順(!b 〜 !e)でエンジンをかける。 !c エンジンがかかり、エンジン回転が安定しない
場合はスロットルグリップを少し開ける。
!d エンジンがかからないときは一度メインスイッ
チを OFF にして 10秒間待ってから、!a! b の 手順を繰り返す。
長時間ご使用にならなかった場合や、ガス欠を したときにガソリンを補給してもエンジンがか かりにくいことがあります。このようなとき は、スロットルグリップを回さずにスターター スイッチを普段より多目に使用してください。
それでも始動できないときは(P59)
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b

正しい運転の操作

戻す
回す
スタートの手順
!a 左ブレーキレバーを強く握ったまま、車を前に
ゆっくり押してメインスタンドを外す。
u
エンジンをかけてから走り出すまではエンジ ンの回転をむやみにあげないでください。
u 乗車する前に、サイドスタンド、メインス
タンドは完全に納まっているか確認してく ださい。
!b 車の左側から乗車し、正しい乗車姿勢でシート
にしっかりと腰をおろす。このとき足で車が倒 れないように支える。
u
乗車してスタートするまでは左ブレーキレバーを 強く握ったままにしておいてください。
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!c 左ブレーキレバーをはなし、スロットルグリッ
プをゆっくり回し、発進する。
u スロットルグリップをいきなり手前に回す
と急加速して危険です。
スロットルグリップで速度調整を行う。
加速する・・・スロットルをゆっくり回す。 減速する・・・スロットルをすばやく戻す。
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b
ブレーキの使いかた
左ブレーキレバー
右ブレーキレバー
ブレーキは、右ブレーキレバーと左ブレーキレバーを同時に使いましょう。
次ページに続く
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Page 28
正しい運転の操作
b
モード切り換えスイッチ
オートマチックモード
7 速オートシフトモード
Dモード
Aモード
S7 モード
前ページの続き
HondaS マチック(FAZETYPE-S)
HondaS マチックとは、電子制御によりオート マチックモード(D モード)、二種類の 7 速オー トシフトモード(A モード/ S7 モード)が選択で きるシステムです。
オートマチックモード(D モード):
メインスイッチを ON にすると、最初に選択さ れるモードです。 燃費を重視した走行が可能です。
7 速オートシフトモード:(A モード /S7 モード)
7 速オートシフトモードには、A モードと S7 モードがあります。 スロットルグリップの開き具合、走行速度、エ ンジンの回転数などに応じて 1 速〜 7 速の変速 段が自動的に選択されます。
A モード
追い越し、登坂、2 人乗りなど、より大きな駆 動力が必要な場合に選択してください。 駆動力を重視した力強い走行が可能です。
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S7 モード
ワインディングなどでのスポーティな走りに適 しています。
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b
モード切り換え スイッチ
!a
!b
!c
各モードの切り換え
各モードの切り換えはハンドル右側にあるモー ド切り換えスイッチを操作して行います。
u モード切り換えスイッチを押し続けても、連続
してモード切り換えを行えません。
u D モードから A モード、A モードから S7 モード
に切り換えたとき、速度に合った変速段を選択 するため、エンジン回転数が多少変動すること があります。
u メインスイッチが ON の状態でエンジンストッ
プスイッチを OFF から RUN にしたと き、常に D モードが選択されます。
D モードから A モードへの切り換え
モード切り換えスイッチを押します。(!a)変速段 がシフトインジケーターに表示されます。(
u D モードから S7 モードへは直接、切り換えを行
えません。
!b
A モードから S7 モードへの切り換え
モード切り換えスイッチを押します。(!a)S7 モード表示灯が点灯し、変速段がシフトインジ ケーターに表示されます。(!c
S7 モードから D モードへの切り換え
モード切り換えスイッチを押します。(!a)S7 モード 表示灯とシフトインジケーターが消灯します。
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b

燃料補給

燃料タンクキャップ
メインスイッチのキー
レベルプレート
燃料はここまで
注入口
△マーク
燃料タンクリッド
w
燃料がにじみ出ることがあるので、レベルプ レート下端以上入れないでください。
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン タンク容量:12ℓ
タンクキャップの開けかた
!a 燃料タンクリッドを開ける。 !b キーを差し込み右に回して、燃料タンクキャッ
プを左に回して開ける。
タンクキャップの閉じかた
!a 燃料タンクキャップを溝に合わせ、キャップの
△マークとタンク前方の△マークが合うまで右 に回す。
!b キーを左に回してキーを抜く。
u キャップがロックされないと、キーは抜け
ません。
!c 燃料タンクリッドを閉じる。
ガソリンは燃えやすいため、ヤケドを負った り、爆発して重大な傷害に至る可能性があり ます。
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燃料についての注意(P9)
2 燃料補給およびガソリンの取り扱い P. 9
Page 31
b

その他装備の使いかた

ヘルメットホルダー
ヘルメットホルダー ワイヤー
バンド
書類
携帯工具
アドバイス
w
シート下にヘルメットホルダーとラゲージボックスがあります。 シート裏側に携帯工具・書類収納、ヘルメットホルダーワイヤー(携帯工具)があります。
u ヘルメットホルダーは駐車時のみお使いくださ
い。
シートの開けかた(P42)
ラゲージボックス内に貴重品やこわれ易いもの、熱の影 響を受け易いものは入れないでください。また、ラゲー ジボックス本体が損傷する場合があるので、固くて重い ものを入れたまま走行しないでください。
ヘルメットホルダーにヘルメットをつけたま ま走行しないでください。
走行の妨げになり、重傷を負ったり死亡した りする事故が発生することがあります。
次ページに続く
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Page 32
その他装備の使いかた
b
ヘルメット
ボタン
右インナー ボックス
ボタン
左インナー ボックス
メインスイッチのキー
前ページの続き
ラゲージボックスにヘルメットを収納すること ができます。ヘルメットをバイザーが後側にな るように収納してください。
メーターの右下に右インナーボックスがあります。 メーターの左下に左インナーボックスがあります。
u ヘルメットの種類や形状、大きさなどにより、
一部収納できない場合があります。
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Page 33
b
アドバイス
開けかた
ボタンを押し、カバーを開けます。
閉じかた
カバーがロックするまで完全に閉じます。
u 積載重量上限:1.5kg(右インナーボックスと左
インナーボックスの合計)
u カバーが確実にロックされているか確認してく
ださい。
左インナーボックスにはキーロックがついてい ます。キーロックはカバーを完全に閉じた状態 で操作してください。
かけかた
メインスイッチのキーを差し込み、右に回し て、キーを抜きます。
外しかた
メインスイッチのキーを差し込み、左に回し て、キーを抜きます。
インナーボックス内に貴重品やこわれ易いものは入れな いでください。
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Page 34

メンテナンス

メンテナンスを行う前に必ず「メンテナンスの基礎知識」をお読みください。 また、サービスデータについては「スペック」を参照ください。
メンテナンスの基礎知識 ....................................P. 33
主要部品の操作・脱着方法................................. P. 42
シート ................................................. P. 42
クリップ .............................................. P. 43
バッテリー ........................................... P. 44
エンジンオイル.................................................... P. 46
ファイナルギアオイル ........................................ P. 48
冷却水 ...................................................................P. 50
ブレーキ ............................................................... P. 52
スロットル............................................................ P. 54
エアクリーナー.................................................... P. 55
ブリーザードレン ................................................ P. 57
Page 35

メンテナンスの基礎知識

c
w
メンテナンスの基礎知識
お車をご使用の方の安全と車を快適にご使用いた だくために、日常のお車の使用状況に応じて、お 客様の判断で適時行っていただく日常点検と、1 年ごと(12 か月ごと)、2 年ごと(24か月ごと)の 定期点検整備が義務付けられています。安全快適 にお乗りいただくために、必ず実施してくださ い。
メンテナンスの重要性
誤った点検整備や、不適当な整備、未修理 は、転倒事故などを起こす原因となり、死亡 または重大な傷害に至る可能性があります。
• 点検整備は、取扱説明書・メンテナンス ノートに記載された点検方法・要領を守 り、必ず実施してください。
• 異状箇所は乗車前に修理してください。
安全なメンテナンスのために
メンテナンスにあたっては、次のことに注意して ください。
エンジンを停止し、キーを抜いた状態で行う
平坦地で足場のしっかりとした場所で行う
エンジン、マフラー、ブレーキなど高温になる
部分はヤケドのおそれがあるので、冷えるまで 触れない
エンジンを始動して作業をする場合は、換気を 十分に行う
日常点検
安全快適にご使用いただくために法令に準じ、日 常のお車の使用状況に応じて、お客様の判断で適 時行う点検です。 点検時期の目安としては、長距離走行や洗車時、 給油時などに実施し、その結果をメンテナンスレ コードに記入してください。 異音や異状を感じたときは、ただちに Honda販売 店にご相談ください。
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Page 36
メンテナンスの基礎知識
c
日常点検項目
この車には下記の日常点検項目が適用されます。
ブレーキ
• レバーの遊び(油圧式)
• ブレーキの効き具合
• ブレーキ液の量
タイヤ
• 空気圧
• 亀裂、損傷
• 異状な摩耗
• 溝の深さ
エンジン
• 冷却水の量
• エンジンオイルの量
• かかり具合、異音
• 低速、加速の状態
灯火装置および方向指示器
運行において異状が認められた箇所
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定期点検
安全快適にお車をご使用いただくために、定期点 検を必ず実施してください。
また、これらの他にも使い始めてから1か月目(ま たは、1,000km時)に行う点検、Hondaが指定 する点検整備項目もあります。
道路運送車両法に準じて設けられた点検
道路運送車両法に準じて設けられた点検には、以 下の種類があります。
日常点検
1 年ごと(12 か月ごと)に行う点検
2年ごと(24 か月ごと)に行う点検
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c
w
カラーラベル
安全のため、ご自分の知識と技量に合わせた範囲 内で行ってください。難しいと思われる内容につ いては、Honda販売店にご相談ください。 点検結果は、メンテナンスノートの定期点検整備記 録簿に記入し、大切に保存、携行してください。
新車から 1か月目(または、1,000km時)は、特 に初期の点検整備が車の寿命に影響することを重 視し、点検を無料でお取り扱いいたします。お買 いあげの Honda販売店で行ってください。他の販 売店にてお受けになると有料となる場合がありま す。また、オイル代、消耗部品代および交換工賃 等は実費をいただきます。詳細については、メン テナンスノートをご覧ください。
整備の際は、Honda純正部品を使用してください。 色物部品をご注文のときは、カラーラベルに記載 されているモデル名、カラーおよびコードをお知 らせください。カラーラベルは、シートを開ける と確認できます。2 P. 42
ご自身で点検を実施する場合
1か月目点検について
交換部品について
メンテナンスの基礎知識
Honda 純正部品以外のアクセサリー・部品 の使用や、不正な改造は思わぬ事故の原因と なり、重傷を負ったり、死亡したりすること があります。
Honda純正部品を使用してください。
35
Page 38
メンテナンスの基礎知識
c
アドバイス
w
バッテリー
この車は、メンテナンスフリータイプのバッテ リーを使用しており、バッテリー液の点検、補給 は必要ありません。バッテリーのターミナル部に 汚れや腐食がある場合のみ清掃してください。 また、密閉式の液口キャップは絶対に取り外さな いでください。バッテリー充電時も液口キャップ を取り外す必要はありません。
バッテリーには寿命があります。交換時期について は、Honda販売店にご相談ください。交換する場合 は、必ず同型式のメンテナンスフリーバッテリーを 使用してください。
万一の場合の応急処置
以下のようなときは、応急処置したあと、直ちに 医師の診察を受けてください。
電解液が目に付着したとき
u コップなどに入れた水で、15分以上洗浄して
ください。加圧された水での洗浄は、目を痛 めるおそれがあります。
36
電解液が皮膚に付着したとき
u 電解液のついた服を脱ぎ、皮膚を多量の水で
洗浄してください。
電解液を飲み込んだとき
u 水、または牛乳を飲んでください。
バッテリーには、希硫酸が電解液として含ま れています。希硫酸は腐食性が強く、目や皮 膚に付着すると重いヤケドを負います。
• バッテリーの近くで作業する時は、保護 メガネと保護服を着用
• バッテリーを、子供の手の届く所に置か ない
• ショートによる火花やたばこなどの火気 に十分注意する
Page 39
メンテナンスの基礎知識
c
アドバイス
ヒューズ切れ
1.
2.
3.
4.
電装部品やアクセサリーを取り付けるときは純正アク セサリーをご使用ください。それ以外のものを使用す るとバッテリーあがりや故障の原因となります。
この車の電気回路は、ヒューズで保護されていま す。電装部品が動作しないときは、ヒューズを調 べ、必要に応じて交換してください。2 P. 64
ターミナル部の清掃
バッテリーを取り外す。2 P. 44 ターミナル部が腐食して白い粉が付いている場 合は、ぬるま湯を注いで拭く。 ターミナル部の腐食が著しいときは、ワイヤー ブラシまたはサンドペーパーで磨く。
清掃後、バッテリーを取り付ける。
ヒューズ
ヒューズの点検・交換
メインスイッチを OFF にし、ヒューズを取り外し て点検します。切れている場合は、指定されてい る容量のヒューズと交換してください。 ヒューズの容量はスペックページをご確認くださ い。2 P. 75
指定容量を超えるヒューズを使用すると、配線の過 熱焼損の原因になるので絶対に使用しないでくださ い。
交換してもすぐにヒューズが切れる場合は、 ヒューズの劣化以外の原因が考えられます。 Honda販売店にご相談ください。
37
Page 40
メンテナンスの基礎知識
c
MB
上段:オイルコード
下段:性能分類の表示
MB性能であることを示 しています
推奨しません 推奨します
エンジンオイル
エンジンオイルは走行距離や走行状況、時間の経 過とともに劣化したり減っていきます。そのた め、定期交換時期に行う交換だけではなく日常点 検によるオイル点検・補給が必要です。汚れたり 古くなったオイルはエンジンに悪影響を与えます ので早めに交換してください。 オイル交換は Honda販売店で行うことを推奨しま す。交換時期はスペックページをご確認くださ い。2 P. 75
エンジンオイルの選び方
推奨エンジンオイル:
Honda純正 ウルトラ E1
相当品をご使用の場合は、オイル容器の表示を確認 し、下記のすべての規格を満たしているオイルをお選 びください。すべての規格を満たしている場合でも特 性が異なりこの車に適合しない場合があります。
JASOT903 規格※1:MB
SAE規格
API分類
38
※2
:10W-30
※3
:SG・SH・SJ・SL級相当
また必要以上に摩擦を低減するオイル添加剤はエ ンジンの性能や寿命に悪影響を与える場合があり ますので使用しないでください。
※1:
JASOT903規格は、二輪車用4サイクルエンジン オイルの性能を分類する規格です。適合し届け出 されたオイルの容器には、次の表示があります。
※2:
SAE規格は、オイルの粘度を定めた規格です。
※3:
API分類は、エンジンオイルのグレードに関する 分類です。APIマークの入っている相当品を使用 する場合、下記のものをご使用ください。
Page 41
c
ファイナルギアオイル
アドバイス
アドバイス
オイル交換時は Honda 販売店で行うことを推奨し ます。交換時期はスペックページをご確認くださ い。2 P. 75
メンテナンスの基礎知識
ブレーキ液は、プラスチックや塗装面を損傷しま す。漏れたブレーキ液は直ちに拭き取ってくださ い。
相当品をご使用の場合は、オイル容器の表示を確認 し、下記のすべての規格を満たしているオイルをお選 びください。すべての規格を満たしている場合でも特 性が異なりこの車に適合しない場合があります。
JASOT903 規格:MA
SAE規格:10W-30
API分類:SG・SH・SJ・SL級相当
銘柄の異なるブレーキ液を使用しないでくださ い。ブレーキ液が変質したりブレーキ装置の故障 の原因となることがあります。
ファイナルギアオイルの選びかた
推奨ファイナルギアオイル:
Honda 純正 ウルトラ G1
ブレーキ液
指定ブレーキ液:
Honda純正ブレーキフルードDOT4
冷却水
Honda純正ウルトララジエーター液を、蒸留水ま たは水道水で下記濃度に薄めてお使いください。
標準濃度:50% 濃度による不凍温度:
30% の場合:-16 ℃まで 50% の場合:-37 ℃まで
指定以外のラジエーター液や不適当な水(井戸水や天 然水)を使うと、サビなどの原因となります。
39
Page 42
メンテナンスの基礎知識
c
エアクリーナー
この車には、ろ紙にオイルを含ませたビスカス式 のエアクリーナーエレメントが装備されており交 換が必要です。2 P. 55 エアクリーナーエレメントの交換時期はスペック ページをご確認ください。2 P. 75
ブリーザードレン
エンジンの性能を維持するためには、定期的なブ リーザードレンの清掃が必要です。2 P. 57
タイヤ
空気圧の点検
タイヤの空気圧は徐々に低下します。また、タイ ヤによっては空気圧不足が見た目ではわかりづら いため、少なくとも 1か月ごとにタイヤゲージを 使用して空気圧を点検してください。 タイヤは、走行後は温まり空気圧が高くなること がありますので、必ず冷えた状態で点検してくだ さい。
40
亀裂と損傷の点検
タイヤの全周に、亀裂 や損傷、ひび割れおよ び釘、石、その他の異 物が刺さったり、かみ 込んだりしていないか を点検します。道路の 縁石などにタイヤ側面 を接触させたり、大き な凹みや突起物を乗り 越したときは、必ず点 検してください。
異状な摩耗の点検
タイヤの接地面が異状 に摩耗していないかを 点検します。
Page 43
c
w
ウェアインジケーター 表示マーク
w
ウェアインジケーター(スリップサイン)により溝 の深さを確認します。サインが現れたときは、た だちに交換してください。また、安全走行のた め、トレッド中央部の溝の深さが最小残溝量に なったときは交換してください。
溝の深さの点検
過度にすり減ったタイヤの使用や、不適正な 空気圧での運転は、転倒事故などを起こす原 因となり、死亡または重大な傷害に至る可能 性があります。
取扱説明書に記載されたタイヤの空気圧を守 り、規定の数値を超えてすり減ったタイヤは 交換してください。
メンテナンスの基礎知識
タイヤを交換するときは、必ず指定タイヤを使用 してください。指定以外のタイヤは、操縦性や走 行安定性に悪影響を与えることがありますので使 用しないでください。
タイヤの交換は、Honda販売店にご相談くださ い。指定タイヤ、空気圧、最小残溝量(溝の深さ) はスペックページをご確認ください。2 P. 74
指定以外のタイヤを取り付けると、操縦性や 走行安定性に悪影響を与えることがありま す。また、そのことが原因で転倒事故などを 起こし、死亡または重大な傷害に至る可能性 があります。
タイヤ交換時には、必ず取扱説明書に記載さ れた指定タイヤを取り付けてください。
41
Page 44
c

主要部品の操作・脱着方法

シート
シートロック
メインスイッチの キー
シート
開けかた
メインスイッチのキーをシートロックに差し込 み、右に回してシートロックを解除し、シート を開けます。
閉じかた
シートをおろし、シート後部を上から押して ロックします。 シートを軽く持ち上げて、ロックがかかってい ることを確認してください。 メインスイッチのキーをシート下に置き忘れた 状態でシートを下げると自動的にロックされ、 キーを取り出せなくなりますのでご注意くださ い。
42
Page 45
c
クリップ
!a
!b
!a
!b
!c
1.
2.
取り外し
中央部のピンを押しこんでロックを解除す る。 クリップを引き抜く。
主要部品の操作・脱着方法uクリップ
取り付け
1.
ピンの下端を押し戻して取り付け状態にす る。
2.
クリップを穴に差し込む。
3.
ピンを軽く押してロックする。
43
Page 46
主要部品の操作・脱着方法uバッテリー
c
バッテリー カバー
スクリューA
- コード
バッテリー バンド
ワイヤーハーネス/カプラー類
バッテリー
44
取り外し
メインスイッチが OFF になっていることを確認 してください。
1.
シートを開ける。2 P. 42
2.
スクリューA を外し、バッテリーカバー後部 の穴に指をかけて、バッテリーカバーを持ち 上げて取り外す。
3.
バッテリーバンドから - コードとワイヤー ハーネス/カプラー類を外す。
Page 47
c
- 端子
ターミナル カバー
+ 端子
バッテリーテープ
スクリューB
バッテリーバンド
主要部品の操作・脱着方法uバッテリー
4.
スクリューB を外し、バッテリーバンドを取 り外す。
5.
- 端子のボルトを外し、- コードを外す。
6.
ターミナルカバーをめくり、+端子のボルト を外し、+ コードを外す。
7.
テープを持ち上げてバッテリーを引き出す。
8.
端子のナットを落とさないよう、バッテリー を取り出す。
取り付け
取り付けは、取り外しの逆の手順で行います。バッ テリーコードは、必ず先に さい。また、ターミナル部にゆるみが生じないよう に、確実にボルトを締め付けてください。
バッテリーを脱着すると、時計とトリップメー ターはリセットされます。時刻の合わせかたにつ いては、操作ガイドをご確認ください。
バッテリーの取り扱いについてはメンテナンス の基礎知識をご確認ください。
+
側より取り付けてくだ
2 P. 16
2 P. 36
45
Page 48
c

エンジンオイル

オイルレベルゲージ
注入口
上限
下限
エンジンオイルの点検
1.
足場のしっかりとした平坦地にメインスタン ドを立てる。
2.
エンジンが冷えている場合は、3 〜 5 分ほ どアイドリングさせる。
3.
メインスイッチを OFF にしてエンジンを止 め、2〜3分間待つ。
4.
オイルレベルゲージを外す。
5.
布等でオイルレベルゲージについたオイルを 拭く。
6.
オイルレベルゲージをねじ込まずに差し込 む。
7.
オイルがオイルレベルゲージの上限と下限の 間にあることを確認する。
8.
オイルレベルゲージを確実に取り付ける。
46
Page 49
c
エンジンオイルの補給
アドバイス
エンジンオイルが不足している、またはオイル が下限に近いときは、推奨エンジンオイルを上 限まで補給してください。
1.
エンジンオイルの点検後、オイルレベルゲー ジで確認しながら、オイルを注入口より補給 する。
u 上限を超えて補給しないでください。 u ごみが入らないようにしてください。 u オイルをこぼしたときは完全に拭き取っ
てください。
2.
オイルレベルゲージを確実に取り付ける。
エンジンオイルuエンジンオイルの補給
推奨エンジンオイルやオイルの選びかたについ てはメンテナンスの基礎知識をご確認くださ い。
オイルは規定量より多くても少なくても、エンジン に悪影響を与えます。また銘柄やグレードの異なる オイルを混用しないでください。
2 P. 38
47
Page 50
c

ファイナルギアオイル

ボルト A
ボルト B
左サイドリアカバー
オイルチェックボルト
オイル量の点検
1.
足場のしっかりとした平坦地にメインスタン ドを立てる。
2.
ボルト A、B を外し、左サイドリアカバーを 取り外す。
3.
エンジンが冷えている場合は、3 〜 5 分ほど アイドリングさせる。
4.
メインスイッチを OFF にしてエンジンを止 め、2 〜 3 分間待つ。
5.
オイルチェックボルトを外す。
6.
オイルがボルト穴の下端まであることを油面 の位置で確認する。
7.
オイルチェックボルトを確実に取り付ける。
8.
左サイドリアカバーを取り付ける。
48
Page 51
ファイナルギアオイルuオイルの補給
c
アドバイス
オイルの補給
オイルの油面が低い場合は、推奨オイルをボル ト穴の下端まで補給してください。
上限を超えて補給しない
ゴミが入らないようにする
推奨ファイナルギアオイルやオイルの選びかた についてはメンテナンスの基礎知識をご確認く ださい。
オイル漏れの点検
ファイナルリダクションケースなどから、オイ ルが漏れていないことを確認します。
オイルは規定量より多くても少なくても、エンジン やファイナルギアに悪影響を与えます。また銘柄や グレードの異なるオイルを混用しないでください。
2 P. 39
49
Page 52
c
冷却水
上限
下限
リザーバータンク
冷却水の点検
1.
足場のしっかりとした平坦地にメインスタン ドを立てる。
2.
冷却水がリザーバータンクの上限と下限の間 にあることを確認する。
50
冷却水の減り具合が著しいとき、またはリザー バータンクに冷却水がない場合は水漏れが考え られます。Honda販売店にご相談ください。
Page 53
c
冷却水の補給
上限
下限
リザーバータンクリッド
リザーバータンクキャップ
右フロアマット
w
冷却水u冷却水の補給
1.
右フロアマットをめくる。
2.
リザーバ ― タンクリッドを取り外す。
3.
リザーバータンクキャップを取り外し、冷却 水のレベルを確認しながら補給する。
u 上限を超えて補給しないでください。 u ごみが入らないようにしてください。
4.
キャップを確実に取り付ける。
5.
リザーバ―タンクリッド、右フロアマットを 取り付ける。
冷却水の補給はリザーバータンクキャップから 行い、ラジエーターキャップは外さないでくだ さい。
エンジンが熱いときにラジエーターキャップ を外すと冷却水が噴き出し、重いヤケドを負 います。
ラジエーターキャップを外す前には、必ずエ ンジン、ラジエーターが冷えていることを確 認してください。
51
Page 54
c

ブレーキ

前輪ブレーキリザーバータンク
下限
フロント
FAZE,FAZETYPE-S
FAZE < ABS >
前輪ブレーキリザーバータンク
下限
リア
FAZE,FAZETYPE-S
FAZE < ABS >
ブレーキ液の点検
1.
足場のしっかりとした平坦地にメインスタン ドを立てる。
2.
リザーバータンク上面を水平にし、液面が点 検窓の下限(LOWER)以上にあることを確認 する。
u 液面が下限以下の場合やブレーキレバー
の遊びが大きいときは、ブレーキパッド の摩耗の点検を行ってください。
パッドが摩耗していない場合、あるいは液漏れ やホースに損傷がある時は Honda販売店にご 相談ください。
52
Page 55
ブレーキuブレーキパッドの摩耗の点検
c
パッドの摩耗限界溝
ディスク
パッド
パッド
フロント
リア
パッドの摩耗限界溝
フロント
リア
ブレーキパッドの摩耗の点検
パッドの摩耗限界溝がブレーキディスクの側面 に達したら、パッドの摩耗限界です。 摩耗限界に達したら左右同時にパッドを交換し てください。 ブレーキパッドの交換は、Honda販売店にご 相談ください。
1.
 ブレーキキャリパーの下側からの
ぞいて点検します。
2.
車の右後ろ側からブレーキキャリパ―
をのぞいて点検します。
53
Page 56
c

スロットル

遊び
スロットルの点検
エンジンを停止させた状態でスロットルを作動 させ、スムーズに動くかどうか、ハンドルを左 右にきっても作動が重くないか、スロットルグ リップの遊びが適正か点検します。異状を感じ た場合やスロットルケーブル外表部に損傷があ る時は Honda販売店にご相談ください。
スロットルグリップの遊び:
2〜 6mm
54
Page 57
c

エアクリーナー

クリップ
スクリューA
グロメット
右ボディカバー
ツメ
フック
ツメ
エアクリーナーエレメントの 交換
取り外し
1.
2.
3.
4.
シートを開ける。2 P. 42 スクリューA、クリップを外す。2 P. 43 右ボディカバーを手前に引き、フックをグロ メットから外す。 右ボディカバーのツメを外し、右ボディカ バーを取り外す。
55
Page 58
エアクリーナーuエアクリーナーエレメントの交換
c
アドバイス
エアクリーナー カバー
スクリューB
スクリューB
エアクリーナー エレメント
5.
スクリューB、エアクリーナーカバーを取り 外す。
6.
エアクリーナーエレメントを取り外す。
u 取り外し後、ケース内にゴミやほこりな
どがないことを確認し、ある場合は取り 除きます。
7.
新しいエアクリーナーエレメントと交換す る。
取り付け
取り付けは、取り外しの逆の手順で行います。
エアクリーナーエレメントの取り付けが不完全だ と、ゴミやほこりを直接吸ってシリンダーの摩耗や 出力低下など、エンジンに悪影響を与えます。確実 に取り付けてください。
56
Page 59
c

ブリーザードレン

ドレンプラグ
ブリーザードレン
ブリーザードレンの清掃
(Honda 指定 1 年整備点検項目)
エンジンの性能を維持するためには、定期的な ブリーザードレンの清掃が必要です。
清掃のしかた
1.
ブリーザードレンの下に受け皿等を用意す る。
2.
ドレンプラグを外し、ブリーザードレン内の 堆積物を取り除く。
3.
ドレンプラグを確実に取り付ける。
57
Page 60

こんなときは

エンジンが始動しない ........................................ P. 59
オーバーヒート(水温警告灯が点灯)................. P. 60
警告灯が点灯/点滅 ............................................ P. 61
油圧警告灯 ........................................... P. 61
PGM-FI警告灯 ..................................... P. 61
ABS(アンチロックブレーキシステム)警告灯
走行中にシフトインジケーターの F 表示が点灯 /
点滅
..................................................................... P. 63
電装部品のトラブル ............................................ P. 64
ヒューズ切れ ........................................ P. 64
... P. 62
Page 61
d

エンジンが始動しない

次の点を確認してください。
正しい手順でエンジンをかけているか
燃料タンクにガソリンはあるか
PGM-FI警告灯が点灯していないか
スターターモーターは作動するが エンジンが始動しないとき
2 P. 21
u 点灯している場合は、ただちに Honda 販
売店にご相談ください。
スターターモーターが作動せず始
動できないとき
次の点を確認してください。
エンジンストップスイッチが OFF になっ
ていないか
ヒューズが切れていないか 2 P. 37
バッテリーターミナル部に緩みや腐食がない
2 P. 36
これらに該当しない場合や異常がある場合は、 Honda販売店にご相談ください。
59
Page 62
d

オーバーヒート(水温警告灯が点灯)

アドバイス
冷却ファンが作動しない場合
冷却ファンが作動している場合
水漏れがある場合
次のようなときは、オーバーヒートです。
水温警告灯が点灯している
走行時の加速が急に悪くなる
このようなときはただちに安全な場所に車を停 めて次の処置・確認を行ってください。
オーバーヒートの状態で走行を続けると、エンジン 故障の原因となります。
長時間のアイドリングにより、水温警告灯が点 灯する場合があります。
故障が考えられますので、エンジンをかけず Honda販売店にご相談ください。
メインスイッチが OFFの状態で、エンジン が冷えるのを待ちます。
3.
エンジンが冷えてから、リザーバータンクの 冷却水を点検し、冷却水が不足していたら補 給する。2 P. 50
4.
ラジエーターホースなどを点検し、水漏れが ないか確認する。
オーバーヒートの処置
1.
メインスイッチを OFF にしてエンジンを止 め、再度メインスイッチを ONにする。
2.
ラジエーターの冷却ファンが作動するか作動 音で確認し、メインスイッチを OFF にす る。
60
エンジンをかけず、Honda販売店にご相談 ください。
5.
水温警告灯を確認しながら走行する。
u 異常が無ければ走行可能ですが、異常が
再発しない場合でも、なるべく早く Honda 販売店で点検を受けてください。
Page 63
d

警告灯が点灯/点滅

アドバイス
油圧警告灯
エンジンオイルの油圧が低下すると点灯しま す。油圧警告灯が点灯したら、速やかにエンジ ンを停止し、次の点を確認してください。
1.
2.
油圧が低下した状態で走行を続けると、エンジンが 故障するおそれがあります。
オイルレベルを点検し、必要に応じて補給す る。
2 P. 46
エンジンを始動する。
u 油圧警告灯が消えたら、走行できます。 u 消灯しない場合は、エンジンを止めて
Honda販売店にご相談ください。
u 急な加速をすると油圧警告灯が瞬間的に
点灯する場合があります。(特にオイルレ ベルが下限、下限付近の場合)
u オイルが減っていた場合、オイル漏れや
故障のおそれがありますので、Honda販 売店で点検を受けてください。
PGM-FI警告灯
走行中に点灯した場合は何らかの異常が考えら れます。高速走行を避け、ただちにHonda販 売店にご相談ください。
61
Page 64
警告灯が点灯/点滅uABS(アンチロックブレーキシステム)警告灯
d
ABS(アンチロックブレーキ システム)警告灯
(FAZE < ABS >)
警告灯が次のような状態になったときは、シス テムの異常が考えられますので、Honda販売 店にご相談ください。
運転中に点灯または点滅したとき
メインスイッチを ON にしても点灯しないと
10km/h 以上で走行しても消灯しないとき
警告灯が点灯または点滅した場合でも通常のブ レーキとしての性能は確保されています。
(ABS としての作動はしません)
62
ABS 警告灯が消灯した状態で、メインスタンド を立てるなどして後輪を空転させた場合、警告 灯が点滅する場合があります。この場合はメイ ンスイッチを OFF にし、再度メインスイッチを ON にします。警告灯が点灯し、速度が約 30 km/h に達して消灯すれば正常です。
Page 65
d
走行中にシフトインジケーターの F 表示が点灯 / 点滅
(FAZETYPE-S)
走行中にシフトインジケーターに F 表示が 点灯 / 点滅したときは HondaS マチックの異状 が考えられます。 ただちに Honda 販売店にご相談ください。
u 故障箇所に応じて、D モード相当の走行に固
定されますが、通常走行時ほど速度は出ませ ん。
63
Page 66
d

電装部品のトラブル

スペアヒューズ
スペアメインヒューズ A
スペアメインヒューズ B
スペアメインヒューズ C
ヒューズプーラ ―
ヒューズボックスカバー
ヒューズ切れ
ヒューズボックス内のヒューズ
64
1.
シートを開ける。2 P. 42
2.
バッテリーカバーを取り外す。2 P. 44
3.
ヒューズボックスのカバーを取り外す。
4.
ヒューズが切れている場合はヒューズプーラ ―を使って、同じ容量のスペアヒューズと交 換する。
u スペアヒューズとヒューズプーラ ― は
ヒューズボックスカバー裏側にありま す。
5.
ヒューズボックスのカバーを取り付ける。
6.
バッテリーカバーを取り付ける。
7.
シートを閉じる。
ヒューズの取り扱いについてはメンテナンスの 基礎知識をご確認ください。
2 P. 37
Page 67

インフォメーション

キーの取り扱い .................................................... P. 66
装備に関する補足情報......................................... P. 66
車のお手入れ ........................................................P. 67
保管のしかた ........................................................P. 70
廃棄するとき ........................................................P. 70
フレームおよびエンジンナンバー ..................... P. 72
触媒装置について ................................................P. 73
Page 68

キーの取り扱い

e
キーの取り扱い
メインスイッチのキー
キーに付いているタグにはキーナンバーが表示し てあります。キーを購入する際には、予備のキー またはキーナンバーが必要になりますので、紛失 しないように大切に保管してください。 キーとキーナンバーをすべて紛失した場合、キー ナンバー確認のため、Honda 販売店でのイグニッ ションスイッチの取り外しが必要になります。
キーに金属製のキーホルダーを使用するとメイン スイッチ周辺に傷がつくおそれがあります。
66

装備に関する補足情報

メインスイッチ
この車はメインスイッチを ONにすると、ヘッドライ トが常時点灯します。エンジンをかけずに ONの状態 にしておくとバッテリーあがりの原因となります。
走行中はメインスイッチのキーを操作しないでく ださい。
エンジンストップスイッチ
このスイッチは、非常時に、すぐにエンジンを止 めるために設けたものです。非常時以外は使用し ないでください。走行中に操作すると、エンジン 回転が不安定になり、走行に悪影響を与えます。 非常時にこのスイッチでエンジンを止めた場合 は、メインスイッチを必ず OFF にしてください。 ON のままにしておくと、バッテリーあがりの原因 となります。
Page 69
e
オドメーター
オドメーターは、999,999kmを超えると999,999km でロックします。
トリップメーター
トリップメーターは、999.9kmを超えると 0.0kmに 戻ります。
書類入れ
取扱説明書、登録書類、保険証、メンテナンスノー トなどは書類入れに入れ、シートの裏側(2 P. 29) に収納してください。
イグニッションカットオフシステム
この車は、転倒したとき、自動的にエンジンを停 止するシステムが装備されています。エンジンを 再始動するときは、システムの作動を解除するた めにメインスイッチを一度 OFFにしてください。

車のお手入れ

車のお手入れ
お車を長持ちさせるため、清掃などのお手入れは 大切です。普段見逃しがちな異状の発見にもつな がります。また、海水や路面凍結防止剤などに含 まれる塩分は、車体のサビを促進します。海岸付 近や凍結防止剤を散布した路面を走行したあと は、必ず洗車してください。
洗車
エンジン、マフラー、ブレーキなど高温になる部 分は冷えるまで洗車しないでください。
1.
全体を水洗いして、汚れを取り除く。
2.
汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤を使用 し、スポンジか柔らかいタオルを使って洗う。
u 傷を防ぐため、多量の水を使って、汚れを落
としてください。
3.
十分な水で洗剤を洗い流しやわらかい布で拭き あげる。
4.
車体を乾燥させた後、可動部分に注油する。
5.
車体の腐食を防ぐためワックスがけを行う。
67
Page 70
車のお手入れ
e
洗車にあたっての注意
洗車するときは、次のことをお守りください。
高圧洗車機の使用は避ける
u 車体に高い水圧がかかる洗車を行うと、可動
部や電装部品などの作動不良や故障の原因と なることがあります。
u ヘッドライトレンズや、プラスチック部品を
洗うときは、傷を防ぐため、多量の水を使っ て、汚れを落としてください。
マフラーに水を入れない
u 始動不良やサビの発生などの原因になりま
す。
シートの下方から水を強くかけない
u 内部に水が入り、書類などが濡れることがあ
ります。
エアクリーナー周辺に水を強くかけない
u エアクリーナー内部に水が入ると、始動不良
などの原因になります。
ブレーキを濡れたままにしない
u 水によってブレーキの効き具合が悪くなるこ
とがあります。洗車後は十分に乾かし、慎重 なブレーキ操作を心がけてください。
68
ワックス、ケミカル類や油脂類を扱うとき
u ブレーキやタイヤにオイル等の油脂類、ワッ
クスやケミカル類が付着しないよう注意して ください。ブレーキが効かなくなり、事故の 原因になる場合があります。
u ワックスやケミカル類を使用するときは、ボ
ディーの目立たないところでくもりや傷、色 むらなどが生じないか確認してください。種 類によっては塗膜が薄くなったり色むらが生 じるものがあります。
u つや消し塗装が使われている場合は、塗装面
にワックスやケミカル類を使用すると、つや 消し感が無くなったり、色むらが生じるおそ れがありますので、使用しないでください。
ヘッドライトがくもったとき
u ヘッドライトを点灯すると、くもりは徐々に
消えていきます。ヘッドライトの点灯は、エ ンジンをかけながら行ってください。
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e
アルミ部品 エキゾーストパイプ、マフラー
アドバイス
アルミ部品は土や泥、あるいは塩分によって腐食 します。傷をつけないよう、取り扱いについては 次のことに注意してください。
硬いブラシやスチールウールを使用しない
アルミホイールはすり当てを避け、縁石などに
乗り上げる際は変形に注意する
車のお手入れ
エキゾーストパイプ、マフラーが塗装されている 場合は、ステンレス用台所洗剤や市販のコンパウ ンドを使用しないでください。塗装面の清掃には 中性洗剤を使用してください。もし、塗装処理さ れているか判らない場合は、Honda 販売店にご相 談ください。
ステンレス鋼を使用している場合でも、塗装をして いるものもあります。 目立たないところでくもりや傷、色むらなどが生じ ないか確認してください。
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保管のしかた

e
保管のしかた
屋外に保管する場合はボディーカバーをかけてく ださい。なお、ボディーカバーはエンジンやマフ ラーが冷えてからかけてください。 また、長期間ご使用にならない場合は、次のこと をお守りください。
サビを防ぐために、保管前にワックスがけを行 う(つや消し塗装面を除く)
雨上がりにはボディーカバーを外し、車体を乾 燥させる
バッテリーは自己放電と電気漏れを少なくする ため、車から取り外し、完全充電して風通しの よい暗い場所に保存する
u もしバッテリーを車に積んだままにする場合
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は、- 側ターミナルを外してください。 長期保管後にお車に乗る際は、保管期間を考慮し た上で、各部の点検を実施してください。

廃棄するとき

地球環境を守るため、お車や交換した部品、なか でも使用済みのバッテリーやタイヤ、エンジンオ イルの廃油等はむやみに捨てないでください。こ れらのものを廃棄する場合は、Honda販売店にご 相談ください。 また、将来お車の廃棄を希望するときはお近くの 廃棄二輪車取扱店へご相談ください。
廃棄二輪車取扱店とは
(社)全国軽自動車協会連合会の登録販売店で広域
廃棄物処理指定店として登録されている廃棄二輪 車を適正処理するための窓口です。 店頭に「廃棄二輪車取扱店の証」が掲示されていま す。
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廃棄するとき
e
二輪車
リサイクルマーク
二輪車リサイクルマーク、リサイクル料金
この車には、二輪車リサイクルマークが車体に貼 付されています。マークが車体に貼付されている 二輪車は、再資源化するためのリサイクル費用が メーカー希望小売価格に含まれていますので、二 輪車を廃棄する際は、再資源化に必要なリサイク ル料金はいただきません。 ただし、廃棄二輪車取扱店および指定引取場所ま での収集・運搬料金はお客様のご負担となりま す。収集・運搬料金については廃棄二輪車取扱店 にご相談ください。 二輪車リサイクルマークは、シートを開けると確 認できます。2 P. 42
お車を廃棄する際、二輪車リサイクルマークが必 要です。マークは剥がさないでください。マーク の再発行や販売の取り扱いはありません。リサイ クルマーク対象車かどうか不明の場合は、(財)自 動車リサイクル促進センターおよび二輪車リサイ クルコールセンターにご確認ください。廃棄二輪 車のお取り扱いに関しては、廃棄二輪車取扱店ま たは二輪車リサイクルコールセンターまでお問い 合わせください。
(財)自動車リサイクル促進センター
http://www.jarc.or.jp/
二輪車リサイクルコールセンター
電話番号:03-3598-8075 受付時間:9:30〜17:00(土日祝日、年末年始等を除く)
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フレームおよびエンジンナンバー

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フレームナンバー打刻位置
エンジンナンバー打刻位置
フレームおよびエンジンナンバー
フレームおよびエンジンナンバーは、部品を注文 するときや、車の登録に関する手続きに必要で す。また、フレームナンバーは、お車が盗難に あった場合に、車を捜す手がかりにもなります。 ナンバープレートの登録番号とともに別紙に記録 し、車と別に保管することを推奨します。
72
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触媒装置について

e
触媒装置について
この車は平成 18年排出ガス規制適合車です。 この車には触媒装置が搭載され、排出ガスに含ま れる一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素酸化 物(NOx)の 3つの有害物質の排出量を低減しま す。 他のマフラーをこの車に取り付けると、排出ガス 規制に適合しなくなる可能性があります。触媒装 置は高温になるので、枯れ草や紙など燃えやすい ものがあるところには駐停車しないでください。
走行上の注意
次のような取り扱いはしないでください。触媒温 度が異常に高くなり、損傷するおそれがありま す。
走行中にメインスイッチやエンジンストップス イッチを操作すること
空ぶかし直後にエンジンを止めること
触媒装置の損傷を防ぐために
触媒装置が損傷すると、排出ガス濃度を劣化させ るだけではなく、車本来の性能を発揮できなくな ります。損傷を防ぐために、次のことをお守りく ださい。
燃料は、必ず無鉛ガソリンを使用する
定められた点検整備を実施する
エンジン不調を感じたときは、ただちに Honda
販売店で点検を受ける
73
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f

スペック

????
主要諸元
型式 JBK-MF11 全長 2,180mm 全幅 750mm 全高 1,150mm ホイールベース 1,540mm 最低地上高 130mm キャスター角 26°30 トレール長 89mm
車両重量
乗車定員 2名 最小回転半径 2.6m 排気量 248cm ボア × ストローク 68.0×68.5mm 圧縮比 10.2 燃料 無鉛レギュラーガソリン 燃料タンク容量 12ℓ
FAZE 180kg FAZE < ABS > 183kg FAZETYPE-S 185kg
3
74
FTZ12S
バッテリー容量
減速比
12V-10Ah(10HR) YTZ12S
12V-11Ah(10HR) 機関から変速機 1.000 第1次 2.444 第2次 3.083
サービスデータ
タイヤサイズ
タイヤタイプ バイアス、チューブレス
指定タイヤ
タイヤ空気圧
(1名乗車時)
タイヤ空気圧
(2名乗車時)
最小残溝量
前輪 110/90-13M/C55P 後輪 140/70-13M/C61P
BRIDGESTONEHOOPB03E
前輪
DUNLOPSX01FJC BRIDGESTONEHOOPB02E
後輪
DUNLOPSX01 前輪 175kPa(1.75kgf/cm2) 後輪 200kPa(2.00kgf/cm2) 前輪 175kPa(1.75kgf/cm2) 後輪 225kPa(2.25kgf/cm2) 前輪 1.5mm 後輪 2.0mm
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スペック
f
点火プラグ LMAR8A-9(NGK) プラグギャップ 0.80〜0.90mm アイドル回転数 1,500rpm
推奨 エンジンオイル
エンジンオイル 容量
エンジンオイル 交換時期
推奨ファイナル ギアオイル
ファイナルギア オイル容量
指定ブレーキ液 Honda純正ブレーキフルード DOT4 冷却水容量 全容量 2.04ℓ 指定 ラジエーター液 エアクリーナー 交換時期
Honda純正 ウルトラ E1 JASOT903規格:MB SAE規格:10W-30 API分類:SL級 オイル交換時 1.3 ℓ フィルター交換時 1.4 ℓ 全容量 1.7 ℓ 初回:1,000kmまたは 1ヶ月 以後:6,000kmまたは 1年ごと Honda純正 ウルトラ G1 JASOT903規格:MA SAE規格:10W-30 API分類:SL級 オイル交換時 全容量 300cm
Honda純正 ウルトララジエーター液
交換:20,000kmごと
280cm
3
3
バルブ(電球)
ヘッドライト 12V-60/55W ブレーキ / テールライト 12V-21/5W フロントウィンカー 12V-21/5WX2 リアウィンカー 12V-21WX2 ライセンスランプ 12V-5W
ヒューズ
メインヒューズ
その他のヒューズ
A 40A B 20A C 30A
FAZE
FAZE < ABS > FAZETYPE-S
15A、10A、 5A 30A、15A、 10A、5A
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索引
g
??
A
ABS 警告灯......................................................... 62
P
PGM-FI警告灯 ............................................. 17, 61
エンジン始動 ....................................................21
エンジンストップスイッチ.........................19, 66
エンジンナンバー .............................................72
エンジンオイル交換時期表示...............................15
エンジンがかからないとき...................................59
アクセサリー ....................................................... 10
安全運転のために .................................................. 3
安全なライディング .............................................. 2
イグニッションカットオフシステム ................... 67
運転するときの注意 .............................................. 5
エアクリーナー.............................................. 40, 55
エンジン
エンジンオーバーヒート ................................. 60
エンジンオイル.......................................... 38, 46
エンジンオイルレベルゲージ .......................... 46
76
オーバーヒート.....................................................60
お手入れ ...............................................................67
オドメーター ............................................15, 67, 15
改造.......................................................................10
各部の名称............................................................12
ガソリン ...........................................................9, 28
カラーラベル ........................................................35
クリップ ...............................................................43
Page 79
g
警告灯
ABS 警告灯 ...................................................... 62
PGM-FI警告灯 .......................................... 17, 61
水温警告灯 ................................................. 17, 60
油圧警告灯 ................................................. 17, 61
携帯工具............................................................... 29
ハザード(非常駐車灯)スイッチ ................... 19
ヘッドライト上下切換スイッチ....................... 19
ホーンスイッチ................................................ 19
モード切り換えスイッチ.................................. 19
スピードメーター ................................................ 15
スペック............................................................... 74
スロットル ........................................................... 54
交換部品............................................................... 35
シート .................................................................. 42
シャッター ........................................................... 20
触媒装置............................................................... 73
書類入れ......................................................... 29, 67
水温警告灯 ........................................................... 17
スイッチ
ウィンカースイッチ......................................... 19
エンジンストップスイッチ .............................. 19
スタータースイッチ......................................... 19
積載について ....................................................... 11
洗車...................................................................... 67
その他装備 ........................................................... 29
タイヤ .................................................................. 40
タコメーター ....................................................... 14
正しい運転の操作 ................................................ 24
駐車........................................................................ 7
77
Page 80
g
点検
定期点検........................................................... 34
日常点検........................................................... 33
電装部品のトラブル ............................................ 64
時計...................................................................... 15
トリップメーター .......................................... 15, 67
燃料
使用燃料........................................................... 28
燃料タンク容量................................................ 28
燃料補給........................................................... 28
燃料計 .................................................................. 14
廃棄...................................................................... 70
バッテリー..................................................... 36, 44
ハンドルロック.................................................... 20
78
左インナーボックス .............................................30
ヒューズ .........................................................37, 64
表示灯
ハイビームパイロットランプ表示灯 ................18
方向指示器表示灯 .............................................18
ファイナルギアオイル....................................39, 48
服装.........................................................................3
ブリーザードレン...........................................40, 57
ブレーキ
ブレーキ液..................................................39, 52
ブレーキシステム ...............................................5
ブレーキパッド.................................................53
フレームナンバー.................................................72
ブレーキの使いかた .............................................25
ヘルメット
ヘルメットホルダー .........................................29
ヘルメットホルダーワイヤー ...........................29
Page 81
g
保管 ...................................................................... 70
右インナーボックス............................................. 30
メーター............................................................... 14
メインスイッチ .............................................. 19, 66
メインスイッチのキー ......................................... 66
メンテナンス........................................................ 32
モード切り換えスイッチ...................................... 19
冷却水 ............................................................ 39, 50
レッドゾーン ....................................................... 14
油圧警告灯 .....................................................17, 61
リサイクルマーク ................................................ 71
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