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Milliamp Process Clamp Meter
®
取扱説明書
はじめに
ハンドヘルド式の電池駆動 Fluke 772 および 773 ミリアンペア プロセス
クランプ メーター (以下「本器」) は、トランスミッタ、バルブ、PLC
および DCS I/O のトラブルシュートに使用できます。従来のクランプ メ
ーターとは異なり、本器は延長ケーブルを介して本体に接続されるリモ
ート ジョーを備えています。
機能
• インサーキット測定 (0-24 mA) 、および延長ケーブルで接続したリ
モート クランプ使用による測定( 最大 99.9 mA DC )
• 0-24 mA DC ソーシングおよびシミュレーション
• 0-10 V DC ソーシング (773)
• ループ電源供給 24 V DC 出力
• 0-30 V DC 測定 (773)
• mA 出力 (773)
• 着脱式クランプを介して mA 測定 と同時に mA ソーシング (773)
• mA ソースのための 250 Ω HART 抵抗
• 電子ゼロ調整
• スパンの % 表示 (0 ~ 100 %)
• ホールド
• 自動電源オフ (バッテリーセーバー )
• バックライト付ディスプレイ
• 測定スポットライト LED
PN 3351049
February 2009 (Japanese)
© 2009 Fluke Corporation. All rights reserved.
All product names are trademarks of their respective companies. Specifications are subject
to change without notice. Printed in China.
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次のアクセサリーが付属しています。
• 単三アルカリ電池 4 本 (収納済み )
• ソフト・ケース
• TL75 テストリード
• AC 72 着脱式クリップ
• TL 940 ミニ フック テストリード
• 取扱説明書
フルークへの連絡
フルークにご連絡いただく場合は、次の電話番号をご利用下さい。
• テクニカルサポート 米国 : 1-800-44-FLUKE (1-800-443-5853)
• 校正 /修理 米国 : 1-888-99-FLUKE (1-888-993-5853)
• カナダ :1-800-36-FLUKE (1-800-363-5853)
• ヨーロッパ : +31 402-675-200
• 日本 : 03-3434-0181
• シンガポール : +65-738-5655
• その他の国 : +1-425-446-5500
又は Fluke の Web サイト www.fluke.com
のサイトは、www.fluke.com/jp です。
製品の登録には、http://register.fluke.com
最新のマニュアルの補足を表示、印刷、あるいはダウンロードするには、
http://us.fluke.com/usen/support/manuals
安全に関する情報および記号
警告は、人体の怪我を招くあるいは死に至らしめる恐れのある危険な状
態や行為を伴うことを示します。
注意は、 本器または被試験装置に損傷を与える可能性のある危険な状態
や行為を伴うことを示します。
(英語 ) をご覧下さい。日本語
をご利用ください。
をご利用ください。
XW はじめにお読みください: 安全にご利用いただくた
めに
安全な操作と保守のため、次の事項を厳守してください。
• 本器を使用する前に、取扱説明書を読み、安全に関する
情報に従ってください。
• 本器はこの取扱説明書の指示に従ってご利用ください。
これを怠ると本器に装備された保護機能が低下する場合
があります。
• 使用の前に、本器およびケーブルに損傷がないことを確
認してください。特に、クランプおよびケーブル部分に
ひび割れや欠損がないことを確認してください。クラン
プが損傷している場合は、使用しないでください。
• 33 V rms 、47 V ピーク 、または 70 V DC を超える電圧
には感電の危険性があります。これらの電圧を扱う際に
は、細心の注意を払うようにしてください。
• AC 電流の測定には使用しないでください。
• AC 電圧の測定には使用しないでください。
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• 緊急時に救助が得られるように、単独で作業することは
避けてください。
• 被覆のない導線やバスバーのまわりで作業する場合は、
十分注意してください。導線に接触すると、感電する恐
れがあります。
• 感電や怪我につながる可能性のある誤測定を避けるため
に、表示画面に電池マーク(B) が現われたら、早めに電
池を交換してください。
• 地域および国の安全基準に従ってください。危険な活線
が露出している場合は、感電やアークの爆風による損傷
を防止するために、各種保護具を使用する必要がありま
す。
• 測定時には、指は安全バリア ラインより手前に置いてく
ださい。図 1 を参照してください。
• クランプ電流測定は絶縁されていない導体では使用しな
いでください。
• 強い磁界の近くでは使用しないでください。
• ケースを開く前にテストリードを取り外してください。
表 1 に、本器および本取扱説明書で使用されている記号を示します。
表 1 。記号
マーク 説明
-
W
X
T
B
P
F DC ( 直流)
J アース グランド
~
危険な電圧が存在する通電導体の周辺では使用しないでくだ
さい。またこのような通電導体から取り外さないでくださ
い。
危険。重要な情報。ユーザーズ マニュアルを参照してくだ
さい。
感電の危険性があります。
二重絶縁または強制絶縁で保護されている機器
電池が消耗しています
欧州共同体規格準拠
この製品は、産業廃棄物対象です。地域のごみとして廃棄し
ないで下さい。リサイクルの情報については、Fluke の Web
サイトをご覧ください。
;
)
関連するオーストラリアの規格に準拠
カナダ標準規格および米国標準規格に適合
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本器の各部の名称と働き
図 1- から 4 は、本器の機能、ボタン、入出力ジャック、ディスプレイに
ついての説明です。
1
11
10
9
mA SCALE LOOP PWR
mA IN/OUT
8
2
HART
7
番号 説明
A 本器の電源をオンまたはオフにします
B 測定スポットライト LED ボタン
C ディスプレイ バックライトのオンとオフを切り替えます
本器をクランプ測定モードに切り替えます。クランプ モードのク
ランプ読み取り値をゼロにします。 クランプ モードには、クラン
D
プ測定、mA 縮尺調整出力、mA IN/OUT があります。
N を押しながら mA 縮尺調整に変更します(773) 。
ソース出力連続可変と 25 % ステップを繰り返します:
( ) 0 % - 100 % - 0 % 連続可変をゆっくり繰り返す
E
( ) 0 % - 100 % - 0 % 連続可変を素早く繰り返す
( ) 0 % - 100 % - 0 % 連続可変を 25 % ステップで繰り返す
最初に N を押して mA IN/OUT を有効にします(773).
電流の読み取り値を捕捉およびホールドします。 最初に、N
F
を押して、250 Ω HART 抵抗を有効にします。
N はボタンの上に記述されている機能を有効にするためのもの
G
です。
0 %-100 %- 電圧あるいは mA ソーシング 出力を設定します。最
N を押すと U 、 V 、 X 、および W 有効が有効になりますのでソ
H
ース出力を調整します。G または D を長く押してスパン レ
ンジ ポイントを設定します。
I 測定、ソース、およびシミュレーション ボタン
J DC ボルト選択 (773)
mA 選択。最初に N を押して ループ電源機能を有効にしま
K
す。
図 1 。ボタン
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4
5
6
Fjv06.eps
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4
1
773
MILLIAMP PROCESS
CLAMP METER
番号 説明
A 着脱式クランプ
本体に固定および本体からクランプをはずした状態の安全バリア
B
ライン「安全に関する情報および記号」を参照してください。
C ディスプレイ
D 測定スポットライト LED
図 2。ミリアンペア プロセスクランプ メーター
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3
Fjv05.eps
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15
MAX
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番号 説明
A 第一測定値
B HOLD が有効です。
C クランプ測定モードです。
テストリード端子 インジケータ。 テスト リードが接続されてい
D
ることを表示します。
E HART 250 Ω 抵抗が使用されています
F Shift が有効です。
G 読み取りは縮尺調整されています
H ループ電源が有効です
I ミリアンペア
J DC ボルト
K パーセント
L 第二測定値
M 連続可変モードのうち選択されているものを表示します
N 電池の残量不足表示
O 最大電圧警告
P 高圧が存在します
測定、ソース、シミュレーションのうち有効なものが表示されま
Q
す。
図 3 。ディスプレイ (773 を表示)
9
10
11
Fjv07.eps
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773 772
4
3
番号 説明
A 電圧測定テスト リード入力、または電圧ソーシング HI に使用。
B COM テスト リード入力、または電圧ソーシング LO に使用。
C -mA テスト リード入力、または mA ソーシングに使用。
D +mA テスト リード入力、または mA ソーシングに使用。
COM テスト リード入力。 -mA テスト リード入力。または mA ソ
E
ーシングに使用。
機能
以下に、本器の機能に関する詳細を記述します。
パーセント スパン
ソースまたシミュレーションパーセント スパン機能では、4 ~ 20 mA の
ループに対応したスパンが表示されます。G 、 F 、 E 、および
D を使用して、ソースまたはシミュレーションされた電流 (772) 、あ
るいは DC 電圧および電流(773)を調整します。
20 mA 100 % 8 mA 25 %
16 mA 75 % 4 mA 0 %
12 mA 50 % 0 mA -25 %
ゼロ調整
クランプで測定する前に、C を押し、オフセットを除去することで表
示をゼロに設定します。ゼロ設定前にクランプのジョーが閉じていて、
かつ導体には通電していないことを確認してください。
2
1
図 4 。入出力端子
5
4
Fjv04.eps
バックライト
Q を押して、バックライトのオンとオフを切り替えます。バックライト
は、2 分後、自動的にオフになります。
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ユーザー オプション
本器の電源を入れた時に、様々なユーザー オプションを有効にすること
ができます。本器の電源を入れる時に N をホールドしてください。
N をホールドしたまま、以下のキーを繰り返し押して各オプションの
オン/オフを切り替えてください:
• Q バックライト自動オフのオン/オフの切り替え。ディスプレイは、
bLit on または oFF を示します。
• A スポットライト自動オフのオン/オフの切り替え。ディスプレイ
は、SLit on または oFF を示します。
• H 省電力モードのオン/オフの切り替え。 ディスプレイは、
PoFF on または oFF を示します。
すべてのキーを離すと、ソフトウェア バージョンが表示され、本器はク
ランプ測定モードになります。
測定スポットライト
測定スポットライト LED は、mA 信号線を素早く見つけるには便利です。
A を押すとアクティブになります。電池寿命を延ばすため、このライト
は、2 分後、自動的にオフになります。
ディスプレイの
LED
HOLD
XW 警告
感電を避けるために、ディスプレイの HOLD の使用中は測定
に注意してください。ディスプレイの HOLD が有効 の場合は、
測定回路の値が変化してもディスプレイは変化しません。
H キーを押してディスプレイ HOLD モードを有効にします。 ディス
プレイは、I を示し、表示が固定されます。このモードを終了し、
通常の操作に戻るには、もう一度 H を押します。自動の連続可変モ
ードでは、H キーを押すと連続可変は停止します。
出力の自動連続可変
電流値などが変化しても自動でテストしたい場合は、自動連続可変によ
て連続的に mA ソースからデバイスに様々な出力を提供することができ
ます。
K を押すと、本器は 3 つのランプ波形の選択によって 0 % - 100 % -
0 % を繰り返します。
• () 0 % - 100 % - 0 % 40-秒スムース連続可変
• () 0 % - 100 % - 0 % 30-秒スムース連続可変
• () 0 % - 100 % - 0 % 25 % ステップ連続可変、各ステップ 10 秒。
連続可変を終了するには、任意のボタンを押します。
プローブ ホルダー
本器は、テスト プローブをホールドしたり、Fluke ToolPak の取り付け
に使用できるプローブ ホルダーを装備しています。図 5 を参照してくだ
さい。
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図 5。プローブ ホルダー
Fjv08.eps
測定の実行
XW 警告
感電を避けるために、絶縁されていない導体ではクランプを使
用しないでください。
測定は、クランプが本体に固定されてある場合、クランプがケーブルを
介して測定導体に取り付けられている場合、あるいはテスト リードを介
している場合に実行できます。正確な測定を実行するには、次の各事項
に注意してください。
• 測定前にクランプを付けゼロ調整を必ず行ってください。
• 電磁波の影響を軽減するため、本器のゼロ調整は、できるだけ実際
の測定と同じ位置あるいはジョー方向を維持した状態で行ってくだ
さい。
• クランプが汚れていないことを確認します。
クランプを測定に使用するには、次の各事項に注意してください。
1. C を押してクランプ測定モードをゼロ調整にします。クランプ
モードには、クランプ測定、mA 縮尺調整出力、mA IN/OUT があり
ます。必要に応じて、N を押して mA 縮尺調整に変更します。
2. テストする導体をクランプします。ディスプレイに、導体の電流読
み取り値が表示されます。図 6 を参照してください。
• 正の読み取り値は、クランプの矢印方向に電流が流れているこ
とを示します。
• 負の読み取り値は、クランプの矢印とは反対の方向に電流が流
れていることを示します。
• 複数のワイヤーを同時にクランプしないでください。
第二測定値には、スパンのパーセント表示読み取り値が表示されま
す。
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OK
fjv03.eps
図 6 。クランプを付けて測定
テストリードを測定に使用するには、次の各事項に注意してください。
1. テストリードを適切な入力用ジャックに挿入します。図 7 を参照し
てください。
2. 測定する適切なボタンを押します。
3. テストリードを取り付けます。
4. 第一測定値の読みを確認します。 mA モードでは、小さな第二測定
値には、スパンのパーセント表示読み取り値が表示されます。
mA SCALE LOOP PWR
mA IN/OUT
HART
fjv09.eps
図 7 。テストリードで測定
電流と電圧出力の機能
両メーター共、0-24mA の電流ループのテストではステップおよび連続
可変の電流出力を確実に提供します。さらに、773 は 10V の電圧出力を
提供します。これらの機能にアクセスするためには、必要に応じて
T
を押してください。以下の3つのモードが切り替わります。
• 電流または電圧を供給するソースモード。
• 外部電源による電流ループの電流を制限するシミュレーションモー
ド。
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• 外部デバイスに電力を供給し mA ループ電流を測定する、ループ供
給モード。
mA
のソーシング
ループ供給のない電流ループのような受動回路へ電流ソーシングが必要
な場合は、mA ソースモードを使用してください。ソースモードはシミ
ュレーションモードより電池の消耗が早くなります。
772 をソースモードにするには、図 4 を参照してください。
1. テストリードを -mA および +mA ジャックに挿入します。
2. L を押します。
T を押しモードを Source に切り替えます。
3.
773 を mA ソースモードにするには、図 8 を参照してください。
1. テストリードを mA ソース用端子にに挿入します。
2. L を押します。
T を押して、モードを Source に切り替えます。
3.
Fjv10.eps
図 8 。mA 出力ソーシング
mA
出力シミュレーション
シミュレーションモードでは、本器は電流ループ トランスミッタをシミ
ュレーションします。シミュレーションモードにするには、図 9 を参照
してください。
1. テストリードを mA ソース用端子に挿入します。
2. L を押します。
T を押して Simulate モードに切り替えます。
3.
Page 12
+
図 9 。mA 出力シミュレーション
Fjv11.eps
ループ供給
ループ供給モードでは、本器は mA 信号の測定中にトランスミッタに電
力を供給します。ループ供給モードにするには、図 10 を参照してくだ
さい。
1. テストリードを LOOP PWR ジャックに挿入します。図 10 を参照
してください。
2. N を押してください。
3. L を押してください。
本器は、現在ループ供給モードです。
Fjv13.eps
図 10 。ループ供給モードを使用
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保守
XW 警告
感電や怪我を避けるため、本マニュアルに記載されていない修
理や保守は、認定資格のある担当者のみが行ってください。
お手入れ
XW 警告
感電を避けるため、クリーニングの前にすべての入力信号を取
り除いてください。
W 注意
本器への損傷を避けるため、クリーニングに芳香炭化水素や塩
素系溶剤を使用しないでください。このような液体は、本器で
使用されているプラスチックに対して化学反応を起こします。
ケースは、水で軽く湿らせた布とうすめた中性洗剤を使用して拭くよう
にしてください。
電池の交換
XW 警告
感電や怪我につながる可能性のある誤測定を避けるために、表
示画面に電池マーク(B ) が現われたら、早めに電池を交換し
てください。
電池を交換するには、次の手順に従います (図 10 を参照)。
1. 本器の電源を切ります。
2. マイナスのドライバーを使って、電池収納部の蓋のネジを緩め、ケース
の底部から蓋を外します。
3. 電池を取り出します。
4. 新しい単三電池 4 本と交換します。極性にご注意ください。
5. 電池収納部の蓋をケースの底部に取り付け、ネジを締め付けます。
図 11 。電池の交換
fjv02.eps
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仕様
電気的仕様
電流測定
ジョーでの測定
レンジ.................................. 0-20.99 mA; 21-100 mA
分解能.................................. 0.01 mA; 0.1 mA
確度 .....................................0.2 % + 5 カウント;1 % + 5 カウント
インサーキット
レンジ.................................. 0-24 mA
分解能.................................. 0.01 mA
確度 .....................................0.2 % + 2 カウント
電流ソース
レンジ.................................. 0-24 mA
分解能.................................. 0.01 mA
確度 .....................................0.2 % + 2 カウント
mA ドライブ........................ 24 mA を 1000 Ω に供給
電流シミュレーション
レンジ.................................. 0-24 mA
分解能.................................. 0.01 mA
確度 .....................................0.2 % + 2 カウント
最大電圧 .............................. 50 V
DC 電圧測定 (773)
レンジ.................................. 0-30 V
分解能.................................. 0.01 V
確度 ..................................... 0.2 % + 2 カウント
DC 電圧ソース (773)
レンジ.................................. 0-10 V
分解能.................................. 0.01 V
確度 ..................................... 0.2 % + 2 カウント
mA ドライブ ........................ あらゆる条件で最大 2 mA
mA IN/OUT (773)
ソーシング レンジ ............... 0-24 mA
ソーシング分解能 ................ 0.01 mA
ソーシング確度.................... 0.2 % + 2 カウント
測定レンジ........................... 0-24 mA
測定分解能........................... 0.01 mA
測定確度 .............................. 1 % FS
ジョーからの縮尺調整済み mA
レンジ.................................. 0-24 mA
分解能.................................. 0.01 mA
測定 ..................................... 1 % FS
応答速度..................................... 1 秒に付き 2 回
DC ループ電源 ........................... 24 V
電磁場の影響.............................. <0.20 mA
電池............................................ 単三アルカリ電池(1.5 V)4 本 IEC LR6
作動時間..................................... 12 mA を 500 Ω に 12 時間供給
機械的仕様
寸法 (H X W X L) ....................... 43.7 mm x 70 mm x 246.2 mm
重量............................................ 410 g
電流入力を mA 電流端子へ出力 (773)
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環境仕様
作動温度 .................................... -10~50 °C
保管温度 .................................... -25~60 °C
作動湿度 .................................... <90 % RH @ <30 °C ;<75 % RH @ 30 ~50 °C
作動高度 .................................... 0~2000 m
IP 定格 ....................................... IP 40
振動 ........................................... ランダム 2 g, 5 to 500 Hz
落下試験.....................................1 メートル落下試験 (ジョーは除く)
EMI, RFI, EMC...........................EN61326-1 の全該当要件
温度係数.....................................環境温度 <18 °C または > 28 °C の場合
1 °C ごとに仕様確度の 0.1 倍を加算
標準および認定機関仕様
以下に保証されたすべての製品:
EN / IEC 61010-1, EN / IEC 61010-2-032
認定機関 P 、)、;
その他の仕様
電源............................................単三電池 4 本、アルカリ電池、IEC LR6
自動タイムアウト (電源)............15 分 ± 1 分後
自動タイムアウト
(バックライト) ...........................2 分 ±10 秒後
自動タイムアウト
(測定スポットライト) ................2 分 ±10 秒後
に適合
注記: ジョーを用いての電流測定の場合、
1 V/m - 3 V/m の電界強度の仕様に 1mA を加
えてください。
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ユーザーが交換できる部品
表 2 に、ユーザーが交換できる部品をすべて示します。
表 2 。交換可能な部品
部品またはモデル
番号
376756 単三電池、 1.5 V 4
3369914 吸収装置 1
3350978 電池ドア 1
948609 固定器具 2
3351060 ソフト・キャリングケース 1
3351049 取扱説明書 1
3362376 保守情報シート 1
1616705 TL940 ミニ フック テストリード 1 セット
855742 TL75- テストリード 1 セット
1670095 AC72 着脱式クリップ 2
3031302 ベルクロストラップ 1
669967 TPAK、ストラップ 17 インチ 1
337574 ハンガー 1
クランプおよびケーブル アセンブリーの交換は可能ですが、交換した場合
は、再校正が必要となります。部品番号および手順については、772/773
保守情報シート
本 Fluke 製品は、使用されている部分の欠陥、または製造上の問題に起
因する欠陥により生ずる故障に関し、購入日より 3 年間 (ケーブルおよ
びクランプは 1 年間)、保証がされています。この保証は、ヒューズ、消
耗部品である電池、偶発的な事故・天災に基づく本品への損傷、操作上、
取扱い上の不注意、使用上の誤り、又は普通でない状況下から生ずる本
品への損傷に関しては適用されません。販売代理店は、その他いかなる
保証も、Fluke 社を代表して、あるいは Fluke 社に代わって、約束する
ことを許されておりません。保証期間中にサービスをお受けになる必要
が生じた時は、故障内容を本品に添えて、最寄りのサービスセンターへ
お送りください。
この保証は、お客様に対する唯一の保証です。特定の目的に対する適合
性といった、その他いかなる保証を意味するものでも、また暗示するも
のでもありません。FLUKE 社は、なんらかの理由、又は理論に起因して
生ずる、いかなる特別な損傷又は損失、間接的な損傷又は損失、偶発的
な損傷又は損失、又は必然的な損傷又は損失に対し、責任を負うもので
はありません。州(米国)また国によっては、暗示的な保証の除外又は
制限、あるいは偶然的、必然的な損傷の除外又は制限を認めていない場
合があります。この場合、この責任の制限はお客様に適用されません。
Fluke Corporation
P.O. Box 9090
Everett, WA 98206-9090
U.S.A.
をご覧ください。
保証および責任
説明 数量
Fluke Europe B.V.
P.O. Box 1186
5602 BD Eindhoven
The Netherlands