Asrock Z270M-ITX/ac User Manual [jp]

バージョン 1.0
2016 10 月発行 Copyright©2016 ASRock INC. 無断複写・転載を禁じます。
著作権について:
当文書のいかなる部分も、ASRock の書面による同意なしに、バックアップ を目的とした購入者による文書のコピーを除いては、いかなる形式や方法に よっても、複写、転載、送信、または任意の言語へ翻訳することは禁じます。
当文書に記載されている製品名および企業名は、それぞれの企業の登録商標 または著作物であることもあり、権利を侵害する意図なく、ユーザーの便宜 を図って特定または説明のためにのみ使用されます。
当文書に記載されている仕様および情報は、情報提供のみを目的として付属 されており、予告なく変更する場合があります。その整合性や正確性につい て、ASRock がなんらの確約をするものではありません。ASRock は、当文書 での誤記や記載漏れについて一切の責任を負いかねます。
本文書の内容について、ASRock は、明示または黙示にも、黙示の保証、商 品性の条件、または特定の目的への適合性を含め、かつそれらに限定されず、 いかなる種類の保証もいたしません。
いかなる状況においても、たとえ ASRock が当文書や製品の欠陥や誤りに起 因する損害の可能性を 事前に知らされていたとしても、ASRock、取締役、 役員、従業員、または代理人は、いかなる間接的、専門的、偶発的、または 必然的な損害(利益の損失、事業の損失、データの損失、事業の中断などを 含む)への責任を負いかねます。
この装置は、FCC 規則のパート 15 に準拠しています。操作は以下の 2 つの条件に 従います:
(1) 本装置は有害な干渉を発生しない。および (2) 本装置は、予想外の動作を引き起こす可能性のある干渉を含め、受信したすべ
ての干渉を受け入れる。
米国カリフォルニア州のみ
このマザーボードに採用されたリチウム電池は、カリフォルニア州議会で可決され たベストマネジメントプラクティス(BMP)で規制される有害物質、過塩素酸塩を 含んでいます。米国カリフォルニア州でリチウム電池を廃棄する場合は、関連する 規制に従って行ってください。 「過塩素酸塩物質 - 特別な処理が適用される場合があります。 詳しくは、www.dtsc.ca.gov/hazardouswaste/perchlorate をご覧ください」
ASRock ウェブサイト : http://www.asrock.com
オーストラリアのみ
弊社の製品にはオーストラリア消費者法の下で除外できない保証が付いています。 購入者は、重大な故障に対しては交換または返金、および、その他の合理的に予見 可能な損失または損害に対しては補償を受ける権利を有します。また、製品が許容 できる品質を満たさない場合、または、故障が重大な故障にあたらない場合は、 購入者は製品を修理または交換する権利を有します。ご不明な点がありましたら ASRock までお問い合わせください : 電話番号 +886-2-28965588 内線 123(標準的な
国際通話料金が適用されます)
HDMI ™ および HDMI 高解像度マルチメディアインターフェース、ならびに HDMI のロゴは、米国およびその他の国における HDMI Licensing LLC の商標
または登録商標です。
内容
第 1 章 はじめに 1
1.1 パッケージの内容 1
1.2 仕様 2
1.3 マザーボードのレイアウト 7
1.4 I/O パネル 9
1.5 WiFi-802.11ac モジュールと ASRock WiFi 2.4/5 GHz アンテナ 11
第 2 章 取り付け 13
2.1 CPU を取り付ける 14
2.2 CPU ファンとヒートシンクを取り付ける 17
2.3 メモリモジュール(DIMM)を取り付ける 18
2.4 拡張スロット(PCI Express スロット) 20
2.5 ジャンパー設定 21
2.6 オンボードのヘッダーとコネクター 22
2.7 M.2_SSD (NGFF) モジュール取り付けガイド 26
第 3 章 ソフトウェアとユーティリティの操作 29
3.1 ドライバを取り付ける 29
3.2 A-Tuning 30
3.2.1 A-Tuning をインストールする 30
3.2.2 A-Tuning を使用する 30
3.3 ASRock Live Update & APP ShopASRock ライブ更新と APP ショップ) 34
3.3.1 UI 概要 34
3.3.2 Apps(アプリ) 35
3.3.3 BIOS & DriversBIOS とドライバ) 38
3.3.4 Setting ( 設定 ) 39
3.4 Windows® 7 をインストールするために USB ポートを 有効にする 40
4 UEFI セットアップユーティリティ 43
4.1 はじめに 43
4.2 EZ ModeEZ モード) 44
4.3 Advanced Mode(アドバンスドモード) 45
4.3.1 UEFI メニューバー 45
4.3.2 ナビゲーションキー 46
4.4 Main ( メイン ) 画面 47
4.5 OC Tweaker (OC 調整 ) 画面 48
4.6 Advanced ( 詳細 ) 画面 56
4.6.1 CPU Conguration (CPU 設定 ) 57
4.6.2 Chipset Conguration ( チップセット設定 ) 59
4.6.3 Storage Conguration ( ストレージ設定 ) 62
4.6.4 Super IO Conguration(スーパー IO 設定) 63
4.6.5 ACPI Conguration (ACPI 設定 ) 64
4.6.6 USB Conguration (USB 設定 ) 65
4.6.7 Trusted Computing(トラステッド・ コンピューティング) 66
4.7 Tools ( ツール ) 67
4.8 Hardware Health Event Monitoring ( ハードウェア ヘルス イベント監視 ) 画面 70
4.9 Security ( セキュリティ ) 画面 72
4.10 Boot ( ブート ) 画面 73
4.11 Exit ( 終了 ) 画面 76

1 章 はじめに

ASRock Z270M-ITX/ac マザーボードをお買い上げいただきまして誠にありが とうございます。ASRock Z270M-ITX/ac マザーボードは、ASRock の一貫した 厳格な品質管理の下で製造された信頼性の高いマザーボードです。ASRock の品質と耐久性の取り組みに準拠した堅牢な設計を持つ、優れたパフォーマ ンスを提供します。
この文書の第 1 章と第 2 章には、マザーボードの説明とステップ毎のインス トールガイドが記載されています。第 3 章には、ソフトウェアとユーティリ ティーの操作ガイドが含まれています。第 4 章には、BIOS セットアップの設 定ガイドが含まれています。
マザーボードの仕様と BIOS ソフトウェアは更新されることがあるため、このマ ニュアルの内容は予告なしに変更することがあります。このマニュアルの内容に変 更があった場合には、更新されたバージョンは、予告なく ASRock のウェブサイト から入手できるようになります。このマザーボードに関する技術的なサポートが必 要な場合には、ご使用のモデルについての詳細情報を、当社のウェブサイトで参照 ください。ASRock のウェブサイトでは、最新の VGA カードおよび CPU サポート 一覧もご覧になれます。ASRock ウェブサイト http://www.asrock.com 。
Z270M-ITX/ac
日本語

1.1 パッケージの内容

ASRock Z270M-ITX/ac マザーボード(Mini-ITX フォームファクタ)
ASRock Z270M-ITX/ac クイックインストールガイド
ASRock Z270M-ITX/ac サポート CD
2 x シリアル ATASATA)データケーブル(オプション)
1 x I/O パネルシールド
2 x ASRock Wi-Fi 2.4/5 GHz アンテナ(オプション)
1 x M.2 ソケット用ねじ (オプション)

1.2 仕様

日本語
プラットフォーム
CPU
チップセット
メモリ
ミニ ITX フォームファクター
7 世代および第 6 世代 Intel® CoreTM i7/i5/i3/Pentium®/
Celeron® プロセッサーに対応(ソケット 1151
デジタル電源設計
6 電源フェーズ設計
Intel® ターボブースト 2.0 テクノロジーをサポート
Intel® K シリーズ アンロック CPU に対応
ASRock BCLK フルレンジオーバークロッキングに対応
Intel® Z270M
デュアルチャンネル DDR4 メモリテクノロジー
2 x DDR4 DIMM スロット
DDR4 3733+(OC)*/3600+(OC)/3200(OC)/2933
(OC)/2800(OC)/2400**/2133 ノン ECC、アンバッファー
ドメモリに対応 * 3733+(OC) メモリ周波数を達成できるのは、シングルメ モリモジュールが取り付けられている場合だけです(シン グルチャンネルメモリ)。 * 詳細については、ASRock ウェブサイトのメモリーサポー ト一覧を参照してください。(http://www.asrock.com/) ** 7 世代 Intel® CPU DDR4 2400 にネイティブ対応し ます。第 6 世代 Intel® CPU はオーバークロックして DDR4 2400 に対応します。
ECC UDIMM メモリモジュールに対応(non-ECC モー ドで動作)
システムメモリの最大容量:32GB
Intel® エクストリームメモリプロファイル(XMP2.0
に対応
DIMM スロットに 15 μゴールドコンタクトを採用
拡張スロット
1 x PCI Express 3.0 x16 スロット(PCIE1x16 モード)
* 起動ディスクとして NVMe SSD に対応
1 x 垂直 M.2 ソケット(Key E)、WiFi-802.11ac モジュ ールがバンドルされています(リア I/O)。
2 3
Z270M-ITX/ac
グラフィックス
* Intel®HD グラフィックス内蔵ビジュアルおよびVGA 出力は、 GPU に統合されたプロセッサーのみでサポートされます。
Intel®HD グラフィックス内蔵ビジュアルをサポート: AVCMVC (S3D) および MPEG-2 Full HW Encode1 装備された Intel® クイック・シンク・ビデオ、Intel®
InTruTM 3D, Intel® クリアー・ビデオ HD テクノロジー、
Intel® InsiderTM, Intel® HD グラフィックス
Gen9 LPDX11.3DX12
HWA エンコード / デコード :VP8HEVC 8bVP9
HEVC 10b(第 7 世代 Intel® CPU 向け)
HWA エンコード / デコード :VP8 HEVC 8bGPU/SW エンコード / デコード :VP9HEVC 10b(第 6 世代 Intel® CPU 向け)
最大共有メモリ 1,024MB
* 最大共有メモリのサイズはオペレーティングシステムに よって異なることがあります。
3 つのグラフィックス出力オプション :DVI-D ポートと 2 x HDMI ポート
3 台のモニターに対応
HDMI に対応、最大解像度 4K x 2K (4096x2160) @ 24Hz /
(3840x2160) @ 30Hz
DVI-D をサポート。最大解像度 1920x1200 @60Hz
HDMI ポートで、オートリップシンク、ディープカラ
ー(12bpc)、xvYCC、および、HBR(高ビットレート オーディオ)に対応(HDMI 対応モニターが必要です)
DVI-D ポートと HDMI ポートで HDCP に対応
DVI-D ポートと HDMI ポートで Full HD 1080p Blu-ray
(BD) 再生に対応
日本語
オーディオ
7.1 CH HD オーディオ、コンテンツプロテクション付きRealtek ALC892 オーディオコーデック)
*7.1 CH HD オーディオを設定するためには、HD フロント パネルのオーディオモジュールを使用し、オーディオドラ イバを通してマルチチャンネルオーディオ機能を有効にす る必要があります。
プレミアム・ブルーレイ・オーディオ・サポート
サージ保護に対応(ASRock 完全スパイク保護)
ニチコン製ファインゴールドシリーズオーディオコン
デンサ
LAN
ギガビット LAN 10/100/1000 Mb/s
1 x Giga PHY Intel I219V1 x GigaLAN Intel® I211AT
Wake-On-LAN(ウェイク オン ラン)に対応
/ 静電気放電(ESD)保護に対応(ASRock 完全スパ
イク保護)
チーミング機能付きデュアル LAN に対応
エネルギー効率のよいイーサネット 802.3az をサポート
PXE をサポート
ワイヤレス LAN
日本語
リアパネル I/O
ストレージ
4 5
Intel® 802.11ac WiFi モジュール(無料バンドル)
IEEE 802.11a/b/g/n/ac をサポート
デュアルバンド(2.4/5 GHz)をサポート
最高 433 Mbps の高速ワイヤレス接続をサポート
ブルートゥース 4.0/3.0 + ハイスピードクラス II をサポ
ート
2 x アンテナポート
1 x PS/2 マウス / キーボードポート
1 x DVI-D ポート
2 x HDMI ポート
2 x USB 2.0 ポート(静電気放電(ESD)保護に対応
ASRock 完全スパイク保護))
6 x USB 3.0 ポート(静電気放電(ESD)保護に対応ASRock 完全スパイク保護))
LED 付き 2 x RJ-45 LAN ポート(ACT/LINK LED SPEED LED
HD オーディオジャック : ラインイン / フロントスピー カー / マイク
6 x SATA3 6.0 Gb/s コネクタ、RAID(RAID 0RAID 1 RAID 5RAID 10、Intel ラピッド・ストレージ・テクノ
ロジー 15 および Intel スマート・レスポンステクノロジ ー)、NCQ、AHCI、および、ホットプラグ機能に対応 *
* SATA タイプ M.2 デバイスで M2_1 を使用している場合 は、SATA3_0 は無効になります。
1 x ウルトラ M.2 ソケット、タイプ 2230/2242/2260/2280 M.2 SATA3 6.0 Gb/s モジュールと最大 Gen3 x4 (32 Gb/s) までの M.2 PCI Express モジュールに対応 *
** Intel® OptaneTM テクノロジーに対応 ** 起動ディスクとして NVMe SSD に対応 ** ASRock U.2 キットに対応
Z270M-ITX/ac
コネクタ
BIOS 機能
1 x TPM ヘッダー
1 x シャーシイントルージョンヘッダー
1 x CPU ファンコネクタ(4 ピン)
* CPU ファンコネクタは最大 1A (12W) の電力の CPU ファ ンに対応します。
1 x シャーシ(オプション)/ ウォーターポンプファン コネクタ(4 ピン)(スマートファン速度制御)
* シャーシ(オプション)/ ウォーターポンプファンは、3 ピンまたは 4 ピンファンが使用されているかどうかを自動 検出できます。
* シャーシ(オプション)/ ウォーターポンプファンは最大
1.5A (18W) の出力のウォータークーラーに対応します。
1 x 24 ピン ATX 電源コネクタ
1 x 8 ピン 12V 電源コネクタ
1 x 前面パネルオーディオコネクタ
1 x USB 2.0 ヘッダー(2 個の USB 2.0 ポートに対応)(静
電気放電(ESD)保護に対応(ASRock 完全スパイク保 護))
1 x USB 3.0 ヘッダー(2 個の USB 3.0 ポートに対応)(静 電気放電(ESD)保護に対応(ASRock 完全スパイク保 護))
AMI UEFI Legal BIOS、多言語 GUI サポート付き
ACPI 6.0 準拠ウェイクアップイベント
SMBIOS 2.7 サポート
CPUGT_CPUDRAMPCH 1.0V 電圧マルチ調整
日本語
ハードウェア モニター
CPU / シャーシ(オプション)/ ウォーターポンプ温度 検出
CPU / シャーシ(オプション)/ ウォーターポンプファ ンタコメーター
CPU / シャーシ(オプション)/ ウォーターポンプ静音 ファン(CPU 温度に合わせてシャーシファン速度を自 動調整)
CPU / シャーシ(オプション)/ ウォーターポンプファ ンマルチ速度制御
ケース開閉検知
電圧監視 :+12V+5V+3.3VCPU Vcore
OS
Microso® Windows® 10 64-bit(第 7 世代 Intel® CPU 向け)
Microso® Windows® 10 64-bit / 8.1 64-bit / 7 32-bit / 7 64-bit
(第 6 世代 Intel® CPU 向け)
* Windows® 7 OS をインストールするために、xHCI ドライ
バが ISO ファイルに含まれる変更されたインストールディ スクが必要です。詳しい説明については 40 ページを参照 してください。 * 更新された Windows® 10 ドライバについては、ASRock の ウェブサイトで詳細をご確認ください : http://www.asrock.
com
日本語
認証
FCCCEWHQLRCMBSMI
ErP/EuP ReadyErP/EuP 対応電源供給装置が必要です)
* 商品詳細については、当社ウェブサイトをご覧ください。http://www.asrock.com
BIOS設定の調整、アンタイドオーバークロックテクノロジーの適用、サードパーティのオー
バークロックツールの使用などを含む、オーバークロックには、一定のリスクを伴います のでご注意ください。オーバークロックするとシステムが不安定になったり、システムのコ ンポーネントやデバイスが破損することがあります。ご自分の責任で行ってください。弊 社では、オーバークロックによる破損の責任は負いかねますのでご了承ください。
6 7
PCIE1
DDR 4_A1 (6 4 bit, 28 8-pin m odule )
DDR 4_B1 (6 4 bit, 28 8-pin m odule )
CPU_FAN1
CHA_FAN1/W_PUMP
6
RoHS
Z270M-ITX/ac
3
7
9
14
8
USB 2.0 T: USB1 B: USB2
PS2
Keyb oard
/Mou se
181716
15
AUDIO
CODEC
5
1
HD_AUDIO1
1
SPEAKER 1
Intel
Z270
ATXPW R1
USB3_ 6_7
1
HDM I2
4
2
PANEL1
HDLED RESET
PLED PWRBTN
1
TPMS1
1
1
CI1
HDMI1
DVI 1
Top:
LINE I N
Cent er:
FRON T
Bott om:
MIC IN
SATA3_3
SATA3_2
1
CLRMOS1
SATA3_1
SATA3_0
1
USB_3_4
SATA3_5
SATA3_4
M2_ 1
C 4
C 3C 2C 1
T
T
T
T
Top: RJ-45
USB 3.0 T: USB4 B: USB5
Top: RJ-45
USB 3.0 T: USB2 B: USB3
USB 3.0 T: USB0 B: USB1
1
10
11
12 13
19
BIOS ROM
M2_WIFI1

1.3 マザーボードのレイアウト

Z270M-ITX/ac
日本語
日本語
番号 説明
1 ATX 12V 電源コネクタ(ATX12V1
2 シャーシファン / ウォーターポンプファンコネクタ (CHA_FAN1/W_PUMP)
3 CPU ファンコネクタ(CPU_FAN1
4 2 x 288 ピン DDR4 DIMM スロット(DDR4_A1、DDR4_B1
5 ATX 電源コネクタ(ATXPWR1
6 USB 3.0 ヘッダー(USB_6_7) 7 SATA3 コネクタ(SATA3_1 8 SATA3 コネクタ(SATA3_0
9 SATA3 コネクタ(SATA3_3
10 SATA3 コネクタ(SATA3_2
11 システムパネルヘッダー(PANEL1)
12 USB 2.0 ヘッダー(USB_3_4)
13 クリア CMOS ジャンパー(CLRMOS1)
14 シャーシイントリュージョンヘッダー(CI1)
15 SATA3 コネクタ(SATA3_4
16 SATA3 コネクタ(SATA3_5
17 シャーシスピーカーヘッダー(SPEAKER1)
18 TPM ヘッダー(TPMS1)
19 フロントパネルオーディオヘッダー(HD_AUDIO1
8 9

1.4 I/O パネル

1
Z270M-ITX/ac
6
2
3 4
5
7
14
13
12
11
910
8
番号 説明 番号 説明
1 USB 2.0 ポート(USB12 8 マイクロフォン(ピンク色)**
2 USB 3.0 ポート(USB3_01 9 USB 3.0 ポート(USB3_45)
3 LAN RJ-45 ポート * 10 USB 3.0 ポート(USB3_23)
4 LAN RJ-45 ポート * 11 HDMI ポート (HDMI2)
5 アンテナポート (M2_WIFI1) 12 HDMI ポート (HDMI1)
6 ライン入力(明るい青色)** 13 DVI-D ポート (DVI1)
7 フロントスピーカー(ライム色)** 14 PS/2 マウス / キーボードポート
注意 :
オペレーティングシステムをインストールする際には、USB フラッシュドライブを USB 2.0 ポート(USB12)に挿入してください。
* LAN ポートにそれぞれ 2 つの LED があります。LAN ポートの LED 表示については下の表を参照してく ださい。
アクティビティ / リンク LED
速度 LED
LAN ポート
日本語
アクティビティ / リンク LED 速度 LED 状態 説明 状態 説明
消灯 リンクなし 消灯 10Mbps 接続 点滅 データアクティビティ オレンジ色 100Mbps 接続 点灯 リンク 緑色 1Gbps 接続
日本語
** 7.1 CH HD オーディオを設定するためには、HD フロントパネルのオーディオモジュールを使用し、オーディ オドライバを通してマルチチャンネルオーディオ機能を有効にする必要があります。
Realtek HD オーディオマネージャでスピーカー設定を「7.1 Speaker」に設定してください。
7.1 チャンネル設定のオーディオポートの機能 :
ポート 機能
明るい青色(リアパネル) リアスピーカー出力 ライム色(リアパネル) フロントスピーカー出力 ピンク色(リアパネル) セントラル / サブウーファースピーカー
出力
ライム色(フロントパネル) サイドスピーカー出力
10 11
Z270M-ITX/ac

1.5 WiFi-802.11ac モジュールと ASRock WiFi 2.4/5 GHz ア ンテナ

WiFi-802.11ac + BT モジュール
このマザーボードには独自の WiFi 802.11 a/b/g/n/ac + BT v4.0 モジュールが装 備されています(背面 I/O パネルに事前に取り付けられています)。WiFi
802.11 a/b/g/n/ac + BT v4.0 モジュールは WiFi 802.11 a/b/g/n/ac 接続規格および Bluetooth v4.0 に対応します。WiFi + BT モジュールは、WiFi + BT に対応する 使い易いワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アダプタです。 Bluetooth v4.0 規格には、モバイルデバイスにまったく新しいクラスの機能を
追加するスマート・レディ・テクノロジーが採用されています。BT 4.0 には ロー・エネルギー・テクノロジーも採用されており、PC 向けの超低消費電 力をお約束します。
* 伝送速度は環境によって異なることがあります。
日本語
ASRock WiFi 2.4/5 GHz アンテナ
(同梱されています)
WiFi + BT モジュール
Intel® Dual Band Wireless-
AC 3160 が事前に取り付け
られています)
日本語
WiFi アンテナ取り付けガイド
手順 1
付属の WiFi 2.4/5 GHz アンテナを準備します。
手順 2
2 本の WiFi 2.4/5 GHz アンテナをアンテナコネ クタに接続します。アンテナを右方向に回して しっかりと接続します。
手順 3
図にあるように WiFi 2.4/5 GHz アンテナを設定 します。
* 信号を強化するためにアンテナの方向を調整
する必要があることがあります。
12 13
Z270M-ITX/ac

2 章 取り付け

これは Mini-ITX フォームファクタのマザーボードです。マザーボードを取付ける 前に、シャーシの設定を確認し、マザーボードを取り付けることができることを確 認してください。
取り付け前の注意事項
マザーボードコンポーネントを取り付けたり、マザーボードの設定を変更する前に、 次の注意事項をよくお読みください。
マザーボードを設置 / 取り外しをする場合は、必ず電源コードが抜いてください。電源 コードが繋がれたままで作業を行うと、怪我をしたり、マザーボードが破損する可能 性がございます。
静電気によってマザーボードの部品が破損することを防止するために、マザーボード はカーペットの上に置かないでください。また、静電気防止リストストラップを着用す るか、または、部品を取り扱う前に静電気除去オブジェクトに触れてください。
基盤の端をつかんでください。IC には触れないでください。
マザーボードを取り外す場合は、取り外したマザーボードを接地した静電気防止パッ
ドの上に置くか、商品に付属している袋に入れてください。
マザーボードをシャーシに固定する為にねじを使う場合は、ねじを締め付けすぎない でください。ねじを締め付けすぎると、マザーボードが破損することがあります。
日本語

2.1 CPU を取り付ける

1.
1151 ピン CPU をソケットに挿入する前に、PnP キャップ がソケット上にあるこ と、CPU 表面に汚れがないこと、または、ソケット内に曲がったピンがないこ とを確認してください。PnP キャップがソケット上になかったり、CPU 表面が汚 れていたり、または、ソケット内に曲がったピンがある場合は、CPU を無理に ソケット内に挿入しないでください。CPU を無理にソケット内に挿入すると、 CPU の甚大な破損につながります。
2.
CPU を取り付ける前に、すべての電源ケーブルを取り外してください。
1
日本語
A
B
2
14 15
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3
4
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5
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プロセッサーを取り外した場合は、カバーを保管して取り付け直してください。ア フターサービスのためにマザーボードを返品する場合は、カバーを必ず取り付けて ください。
16 17

2.2 CPU ファンとヒートシンクを取り付ける

Z270M-ITX/ac
1 2
日本語
FAN
CPU_
日本語

2.3 メモリモジュール(DIMM)を取り付ける

このマザーボードには 2 つの 288 ピン DDR4(ダブルデータレート 4DIMM スロッ
トが搭載されています。
DDRDDR2 または DDR3 メモリモジュールは DDR4 スロットに取り付けることは できません。取り付けると、マザーバードと DIMM が破損することがあります。
DIMM 1 つの正しい方向にしか取り付けることができません。DIMM を間違った方 向に無理に挿入すると、マザーボードと DIMM の永久的な破損につながります。
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1
2
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3
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2.4 拡張スロット(PCI Express スロット)

このマザーボードには 1 つの PCI Express スロットが装備されています。
拡張カードを取り付ける前に、電源供給が切断されていること、または、電源コー ドが取り外されていることを確認してください。取り付け作業を始める前に、拡張 カードに添付されている文書を読んで、カード用に必要なハードウェア設定を行っ てください。
PCIe スロット :
PCIE1PCIe 3.0 x16 スロット)は PCI Express x16 レーン幅グラフィックスカー ド向けに使用します。
20 21

2.5 ジャンパー設定

このイラストは、ジャンパーの設定方法を示しています。ジャンパーキャップがピン
に被さっていると、ジャンパーは「ショート」です。ジャンパーキャップがピンに被さっ ていない場合には、ジャンパーは「オープン」です。
CMOS クリアジャンパー
(CLRMOS1)
p.7No. 13 参照)
CLRMOS1 を使って CMOS 内のデータをクリアできます。クリアして、デフォルト
設定にシステムパラメーターをリセットするには、コンピューターの電源を切り、 電源から電源コードを抜いてください。15 秒間待ってから、ジャンパーキャップ
を使用して CLRMOS1 上のピンを 5 秒間ショートさせます。ただし、BIOS をアッ
プデートした直後に、CMOS をクリアしないでください。BIOS をアップデート後、
CMOS をクリアする必要があれば、最初にシステムを起動し、それから CMOS
リアアクションを行う前にシャットダウンしてください。パスワード、日付、時間、ユー
ザーのデフォルトプロファイルは、CMOS の電池を取り外した場合にのみ、消去
されることにご注意ください。CMOS をクリアした後で、ジャンパーキャップを必
ず取り外してください。.
2-pin Jumper
Z270M-ITX/ac
日本語
CMOS をクリアすると、ケースの開閉が検知されることがあります。以前のシャーシイン トルージョンステータス記録を消去するには、BIOS オプションから「Clear Status(ステー タスの消去)」で調整してください。
日本語

2.6 オンボードのヘッダーとコネクター

オンボードヘッダーとコネクターはジャンパーではありません。これらヘッダーとコネク ターにはジャンパーキャップを被せないでください。ヘッダーおよびコネクターにジャン パーキャップを被せると、マザーボードに永久損傷が起こることがあります。
1
システムパネルヘッダー (9 ピンパネル 1) (p.7No. 11 参照)
PWRBTN(電源スイッチ):
シャーシ前面パネルの電源スイッチに接続してください。電源スイッチを使用して、シス テムをオフにする方法を設定できます。
RESET(リセットスイッチ):
シャーシ前面パネルのリセットスイッチに接続してください。コンピューターがフリーズし たり、通常の再起動を実行できない場合には、リセットスイッチを押して、コンピューター を再起動します。
PLED(システム電源 LED):
シャーシ前面パネルの電源ステータスインジケーターに接続してください。システム稼 働中は、LED が点灯します。システムが S1/S3 スリープ状態の場合には、LED は点滅を 続けます。システムが S4 スリープ状態または電源オフ(S5)のときには、LED はオフです。
HDLED(ハードドライブアクティビティ LED):
シャーシ前面パネルのハードドライブアクティビティ LED に接続してください。ハードド ライブのデータを読み取りまたは書き込み中に、LED はオンになります。
前面パネルデザインは、シャーシによって異なることがあります。前面パネルモジュール は、主に電源スイッチ、リセットスイッチ、電源 LED、ハードドライブアクティビティLED、 スピーカーなどから構成されます。シャーシの前面パネルモジュールとこのヘッダーを接 続する場合には、配線の割り当てと、ピンの割り当てが正しく合致していることを確かめ てください。
HDLED+
HDLED-
GND
GND
PLED+
PLED-
PWRBTN#
GNDRESET#
電源スイッチを接続し、 スイッチをリセットし、下 記のピン割り当てに従っ て、シャーシのシステム ステータス表示ランプ
をこのヘッダーにセット します。ケーブルを接続 するときには、ピンの+ と−に気をつけてくださ
い。
22 23
Z270M-ITX/ac
1
SA T A3_2
SA T A3_0
シリアル ATA3コネクター
(SATA3_0:
p.7No. 8 参照)
(SATA3_1:
p.7No. 7 参照)
(SATA3_2:
p.7No. 10 参照)
(SATA3_3:
p.7No. 9 参照)
(SATA3_4:
p.7No. 15 参照)
(SATA3_5:
p.7No. 16 参照)
USB 2.0 ヘッダー
9 ピン USB_3_4p.7No. 12 参照)
USB 3.0 ヘッダー (19 ピン USB3_6_7p.7No. 6 参照)
SA T A3_5
DUMMY
GNDGND
P+4
P-4
USB_PWR
Vbus
IntA_PA_SSRX-
IntA_PA_SSRX+
GND
IntA_PA_SSTX-
IntA_PA_SSTX+
GND
IntA_PA_D-
IntA_PA_D+
SA T A3_4
SA T A3_1
SA T A3_3
P+3
P-3
USB_PWR
VbusVbus
IntA_PB_SSRX-
IntA_PB_SSRX+
GND
IntA_PB_SSTX-
IntA_PB_SSTX+
GND
IntA_PB_D-
IntA_PB_D+
Dummy
1
これら 6 つの SATA3 コ ネクターは、最高 6.0 Gb/ 秒のデータ転送速度で 内部ストレージデバイ ス用のSATA データケー ブルをサポートします。
* SATA タイプ M.2 デバイスで M2_1 を使用している場合は、 SATA3_0 は無効になります。
このマザーボードには 1 つの USB2.0 ヘッダーが 装備されています。この USB 2.0 ヘッダーは、2 つ のポートをサポートでき ます。
I/O パネルの 6 つの USB 3.0 ポートに加えて、
このマザーボードには 1 つのヘッダーが装備さ れています。この USB 3.0 ヘッダーは、2 つのポー トをサポートできます。
日本語
日本語
フロントパネルオーディオ
ヘッダー (9 ピン HD_AUDIO1)p.7No. 19 参照)
1.
ハイディフィニションオーディオはジャックセンシングをサポートしていますが、正しく 機能するためには、シャーシのパネルワイヤーが HDA をサポートしていることが必要 です。お使いのシステムを取り付けるには、当社のマニュアルおよびシャーシのマニュ アルの指示に従ってください。
2.
ACʼ97 オーディオパネルを使用する場合には、次のステップで、前面パネルオーディオ ヘッダーに取り付けてください。
A. Mic_IN (MIC) MIC2_L に接続します。 B. Audio_R (RIN) OUT2_R に、Audio_L (LIN) OUT2_L に接続します。 C. アース (GND) をアース (GND) に接続します。 D. MIC_RETOUT_RET は、HD オーディオパネル専用です。ACʼ97 オーディオパネ ルではこれらを接続する必要はありません。 E. フロントマイクを有効にするには、Realtekコントロールパネルの「FrontMic」タブで、「録
音音量」を調整してください。
1
GND
PRESENCE#
MIC2_R
MIC2_L
MIC_RET
J_SENSE
OUT2_R
OUT_RET
OUT2_L
このヘッダーは、フロン トオーディオパネルに オーディオデバイスを接
続するためのものです。
シャーシスピーカーヘッダ
ー (4 ピン SPEAKER1) (p.7No. 17 参照)
シャーシファン / ウォータ
ーポンプファンコネクタ (4 ピン CHA_FAN1/W_
PUMP
GND
SPEAKER
DUMMY
DUMMY
+5V
1
FAN_VOLTAGE
CHA_FAN_SPEED
FAN_SPEED_CONTROL
シャーシスピーカーはこ のヘッダーに接続してく ださい。
ファンケーブルはファン コネクターに接続し、黒
線とアースピンを合わせ
てください。
p.7No. 2 参照)
24 25
Z270M-ITX/ac
CPU ファンコネクタ
4 ピン CPU_FAN1)p.7No. 3 参照)
ATX 電源コネクタ (24 ピン ATXPWR1) (p.7No. 5 参照)
ATX 12V 電源コネクター (4 ピン ATX12V1) (p.7No. 1 参照)
ケースイントリュージョン
ヘッダー (2 ピン CI1) (p.7No. 14 参照)
FAN_VOLTAGE
CPU_FAN_SPEED
GND
1 2 3 4
FAN_SPEED_CONTROL
1
13
24
12
1
Signal
5
1
GND
8
4
このマザーボードは 4 ピ ン CPU ファン(静音ファ ン)コネクターを提供しま す。3 ピンの CPU ファン を接続する場合には、ピ ン 1-3 に接続してくださ い。
このマザーボードは 24 ピ ン ATX 電源コネクタを 提供します。
日本語
ATX 12V 電源をこのコ ネクターに接続してくだ さい。
このマザーボードは シャーシカバーが開けら れたことを検知する、ケー ス開閉検知機能をサポー トします。この機能には、 シャーシイントルージョ ン検知設計されたシャー シが必要です。
TPM ヘッダー (17 ピン TPMS1) (p.7No. 18 参照)
このコネクターはトラステッドプ ラットフォームモジュール(TPM) システムをサポートし、鍵、デジ タル証明書、パスワード、データ を安全に保管することができま す。TPM システムはまた、ネット ワークセキュリティを高め、デジ タル証明書を保護し、プラット フォームの完全性を保証します。

2.7 M.2_SSD (NGFF) モジュール取り付けガイド

M.2 は次世代フォームファクタ(Next Generation Form Factor、NGFF)とも呼ばれます。M.2 は小型の多目的カードエッジコネクタであり、mPC Ie and mSATA に代わることを目的と
します。1 x ウルトラ M.2 ソケット(M2_1)M.2 SATA3 6.0 Gb/s モジュール、および、最大
Gen3 x4 (32 Gb/s) までの M.2 PCI Express モジュールに対応 ウルトラ M.2 ソケット(M2_1)が SATA タイプ M.2 デバイスで使用されている場合は、 SATA3_0 は無効になります。
M.2_SSD (NGFF) モジュールを取り付ける
手順 1
日本語
M.2_SSD (NGF F) モジュールおよび ねじを準備します。
5
4
3
手順 2
PCB のタイプと M.2_SSD (NGFF) 長さに合わせて、一致するねじの位 置を選んでください。
2
1
A
BCDE
番号 1 2 3 4
ナットの場所 A B C D
PCB 長さ 3cm 4.2cm 6cm 8cm
モジュールのタイプ Type 2230 Type 2242 Type 2260 Type 2280
26 27
Z270M-ITX/ac
手順 3
モジュールのタイプと長さに基づい てスタンドオフを移動します。 デフォルトでは、スタンドオフはナッ
A
BCDE
A
BCDE
ト位置 D にあります。デフォルトの ナットを使用する場合は、手順 3 と
手順 4 をスキップして手順 5 に進み ます。 その他の場合はスタンドオフを手で
緩めます。
手順 4
ねじに貼付されている黄色の保護 フィルムをはがします。デバイスを
取り付ける場所にあわせて、手でね じを締めてください。
手順 5
日本語
M.2 (NGFF) SSD モジュールを整列
A
BC
して、丁寧に M.2 スロットに挿入し ます。M.2 (NGFF) SSD モジュールは
1 方向にしか取り付けることができ ません。
ABCDE
手順 6
ドライバでねじをしっかりと留めて ください。しかし、きつく締めるすぎ
NUT1NUT2DE
るとモジュールが破損する恐れがあ るのでご注意ください。
M.2_SSD (NGFF) モジュールサポート一覧
日本語
ベンダー サイズ インター
フェース
ADATA 128GB SATA3 2280 AXNS381E-128GM-B ADATA 256GB SATA3 2280 AXNS381E-256GM-B ADATA 32GB SATA3 2230 AXNS330E-32GM-B Crucial 120GB SATA3 2280 CT120M500SSD4 Crucial 240GB SATA3 2280 CT240M500SSD4 Intel 80GB SATA3 2280 Intel SSDSCKGW080A401/80G Intel 256GB PCIe3 x4 2280 SSDPEKKF256G7 Intel 512GB PCIe3 x4 2280 SSDPEKKF512G7 Kingston 120GB SATA3 2280 SM2280S3 Kingston 480GB PCIe2 x4 2280 SH2280S3/480G OCZ 512GB PCIe3 x4 2280 RVD400 -M2280-512G (NVME) Plextor 128GB PCIe3 x4 2280 PX-128M8PeG Plextor 1TB PCIe3 x4 2280 PX-1TM8PeG Plextor 256GB PCIe3 x4 2280 PX-256M8PeG Plextor 256GB PCIe 2280 PX-G256M6e Plextor 512GB PCIe3 x4 2280 PX-512M8PeG Plextor 512GB PCIe 2280 PX-G512M6e Samsung 256GB PCIe3 x4 2280 SM951 (MZHPV256HDGL) Samsung 256GB PCIe3 x4 2280 SM951 (NVME) Samsung 512GB PCIe3 x4 2280 SM951 (MZHPV512HDGL) Samsung 512GB PCIe3 x4 2280 SM951 (NVME) Samsung 512GB PCIe x4 2280 XP941-512G (MZHPU512HCGL) SanDisk 128GB PCIe 2260 SD6PP4M-128G SanDisk 256GB PCIe 2260 SD6PP4M-256G Team 128GB SATA3 2242 TM4PS4128GMC105 Team 128GB SATA3 2280 TM8PS4128GMC105 Team 256GB SATA3 2280 TM8PS4256GMC105 Team 256GB SATA3 2242 TM4PS4256GMC105 Transcend 256GB SATA3 2242 TS256GMTS400 Transcend 512GB SATA3 2260 TS512GMTS600 Transcend 512GB SATA3 2280 TS512GMTS800 V-Color 120GB SATA3 2280 VLM100-120G-2280B-RD V-Color 240GB SATA3 2280 VLM100-240G-2280B-RD V-Color 240GB SATA3 2280 VSM100-240G-2280
長さ 部品番号
M.2_SSD (NFGG) モジュールサポート一覧の最新の更新については、弊社のウェブサイ
トで詳細をご確認ください : http://www.asrock.com
28 29
Z270M-ITX/ac

3 ソフトウェアとユーティリティの操作

3.1 ドライバを取り付ける

マザーボードに付属しているサポート CD には、必要なドライバ、および、マザー ボードの機能を強化する便利なユーティリティが含まれています。
サポート CD を実行する
サポート CD を使用するために、CD を CD-ROM ドライブに挿入します。コンピュー タで「AUTORUN(自動実行)」が有効になっている場合は、CD がメインメニュー を自動的に表示します。メインメニューが自動的に表示されない場合は、サポート CD 内のファイル「ASRSETUP.EXE」をダブルクリックしてメニューを表示します。
ドライバメニュー
システムと互換性のあるドライバが自動的に検出されて、サポート CD ドライバ ページに一覧表示されます。Install All(すべてインストールする)をクリックするか、 または、上から下への順番で必要なドライバをインストールしてください。このよう にインストールすることで、ドライバが正しく動作するようにします。
ユーティリティメニュー
ユーティリティメニューには、マザーボードが対応するアプリケーションソフトウェ アが表示されます。特定の項目をクリックして、インストールウィザードに従ってイ ンストールします。
日本語
Windows 7 との互換性を向上させるために、Microso が提供する次のホットフィッ クスをダウンロードしてインストールしてください。
KB2720599」:http://support.microso.com/kb/2720599/en-us

3.2 A-Tuning

A-Tuning ASRock の多目的ソフトウェアスイートです。新しいインターフェース を有し、数々の新しい機能が追加されており、ユーティリティが改善されてました。
3.2.1 A-Tuning をインストールする
A-Tuning ASRock Live Update & APP ShopASRock ライブ更新と APP ショップ) からダウンロードできます。インストール後、デスクトップに「A-Tuning」アイコンが
表示されます。「A-Tuning」 アイコンをダブルクリックすると、A-Tuning のメイ ンメニューが表示されます。
日本語
3.2.2 A-Tuning を使用する
A-Tuning のメインメニューには次の 6 つのセクションがあります :Operation Mode(操作モード)、OC Tweaker(OC 調整)、System Info(システム情報)、FAN- Tastic Tuning(FAN-Tastic チューニング)、Settings(設定)。
Operation Mode ( 操作モード )
コンピューターの操作モードを選択します。
30 31
OC Tweaker (OC 調整 )
システムのオーバークロック設定。
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System Info ( システム情報 )
システムに関する情報を表示します。 * モデルによっては、システムブラウザタブが表示されないことがあります。
日本語
FAN-Tastic Tuning ( ファン調整 )
グラフを使用して、最大 5 種類のファン速度が設定できます。割当てられた温度に達する と、ファンは次の速度レベルへと自動的にシフトします。
32 33
Settings(設定)
ASRock A-Tuning を設定します。Windows オペレーションシステムを起動する際 A-Tuning を始動したい場合は、「Auto run at Windows Startup(Windows 起動時 に自動実行)」 をクリックして選択します。
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日本語
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3.3 ASRock Live Update & APP ShopASRock ライブ更新 と APP ショップ)

ASRock ライブ更新と APP ショップは、ASRock コンピュータ用のソフトウェアアプ
リケーションを購入したりダウンロードできるオンラインストアです。USB キー、
XFast LANXFast RAM などのさまざまなアプリケーションとサポートユーティリ ティを素早く簡単にインストールできます。ASRock APP ショップを使用すれば、数 回クリックするだけで、システムを最適化して、マザーボードを最新の状態に維持 できます。
デスクトップ上の をダブルクリックして ASRock ライブ更新と APP ショップ ユーティリティにアクセスします。
*ASRock ライブ更新と APP ショップからアプリケーションをダウンロードするにはインターネットに接 続している必要があります。
3.3.1 UI 概要
Category Panel(カテゴリパネル)
Hot News(ホットニュース)
Information Panel(情報パネル)
Category Panel(カテゴリパネル):カテゴリパネルにはいくつかのタブまたはボタ ンがあります。これらのタブまたはボタンを選択すると、下の情報パネルに関係す る情報が表示されます。
Information Panel(情報パネル):中央にある情報パネルには、現在選択されてい るカテゴリについてのデータが表示されます。また、ジョブに関係するタスクを実 行できます。
Hot News(ホットニュース):ホットニュースセクションにはさまざまな最新ニュース が表示されます。画像をクリックして選択したニュースのウェブサイトを開いて詳し
く読むことができます。
34 35
3.3.2 Apps(アプリ)
Apps(アプリ)」タブを選択すると、ダウンロードできるすべてのアプリが画面上に
表示されます。
アプリをインストールする
手順 1
インストールしたいアプリを検索します。
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最も推奨されるアプリが画面の左側に表示されます。その他のさまざまなアプリは 右側に表示されます。上下にスクロールして一覧にあるアプリを検索してください。
アプリの価格を確認したり、アプリを既にインストールしているかどうかを確認で きます。
- 赤色のアイコンに価格が表示されます。または、アプリが無料の場合は「Free
(無料)」と表示されます。
- 緑色の「Installed(インストール済み)」アイコンは、アプリがコンピュータに
インストールされていることを意味します。
手順 2
アプリアイコンをクリックすると、選択したアプリの詳細情報が表示されま す。
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手順 3
アプリをインストールしたい場合は、赤色のアイコン をクリックしてダウン
ロードを開始します。
手順 4
インストールが完了すると、右上端に緑色の「Installed(インストール済み)」アイコ ンが表示されます。
アプリをアンインストールするには、ゴミ箱アイコン をクリックします。 * アプリによっては、ゴミ箱アイコンが表示されないことがあります。
36 37
アプリをアップグレードする
アップグレードできるのはインストール済みのアプリのみです。アプリの新しい バージョンがある場合は、インストールしたアプリアイコンの下に「New Version(新 しいバージョン)」
手順 1
アプリアイコンをクリックすると、詳細情報が表示されます。
のマークが表示されます。
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手順 2
黄色のアイコン をクリックしてアップグレードを開始します。
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3.3.3 BIOS & DriversBIOS とドライバ)
BIOS またはドライバをインストールする
BIOS & Drivers(BIOS とドライバ)」タブを選択すると、BIOS またはドライバ用の
推奨更新または重要な更新が一覧表示されます。速やかにすべて更新してくださ い。
手順 1
更新する前に項目情報を確認してください。 をクリックすると、詳細情報が表 示されます。
手順 2
更新したい項目を 1 つまたは複数クリックして選択します。
手順 3
Update(更新)」をクリックして更新処理を開始します。
38 39
3.3.4 Setting ( 設定 )
Setting(設定)」ページで、言語を変更したり、サーバーの場所を選択したり、
Windows 起動時に ASRock ライブ更新と APP ショップを自動的に実行するかどう
かを決めることができます。
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3.4 Windows® 7 をインストールするために USB ポート
を有効にする
Intel® の新しいプロセッサーは Enhanced Host Controller Interface (EHCI – USB2.0) 向けのサポートを削除して、eXtensible Host Controller Interface (XHCI – USB3.0) だけを継続しました。Windows 7 インボックスドライバには XHCI が含まれていな いので、USB ポートがマザーボードで動作しないために Windows 7 オペレーティ ングシステムをインストールできないことがあります。USB ポートが正しく機能す るように、Intel® USB 3.0 eXtensible Host Controller (xHCI) ドライバが ISO ファイル に含まれる Windows® 7 インストールディスクを作成してください。
要件
Windows® 7 インストールディスクまたは USB ドライブ
USB 3.0 ドライバ(ASRock サポート CD に含まれています。または、弊社ウェブサイト
からダウンロードしてください。)
Windows® PC
Win7 USB PatcherASRock サポート CD に含まれています。または、弊社ウェブサイ
トからダウンロードしてください。)
シナリオ
ODD と PS/2 ポートがある場合 :
お使いのコンピュータに光学ディスクドライブ、PS/2 ポートおよび PS/2 キーボードがある 場合は、下の手順をスキップして Windows® 7 OS をインストールできます。
何もない場合 :
光学ドライブがない場合は、他のコンピュータで次の説明に従って , 「Win 7 USB Patcher
Win 7 USB パッチャー)」で新しい ISO ファイルを作成してください。次に、新たに書き
込んだ Windows® 7 インストール USB ドライブを使用して Windows® 7 OS にインストール します。
40 41
Z270M-ITX/ac
説明
手順 1
Windows® 7 インストールディスクまたは USB ドライブをシステムに挿入します。
手順 2
ツール(Win7 USB パッチャー)を解凍して開始します。
手順 3
下の図にあるように、赤い丸の箇所をクリックしてステップ 1 から「Win7 Folder(Win7 フ ォルダ)」を選択します。
日本語
手順 4
下の図にあるように、赤い丸の箇所をクリックして「USB Driver Folder(USB ドライバフォ ルダ)」を選択します。
USB 3.0 ドライバ用の ASRock のサポート CD を使用する場合は、お使いの CD-ROM を 選択してください。
日本語
手順 5
下の図にあるように、赤い丸の箇所をクリックして ISO ファイルを保存する場所を選択し ます。
手順 6
パッチした画像を CD に書き込みたい場合は、「Burn Image(画像を書き込む)」にチェッ クを入れて、「Target Device to Burn(書き込むターゲットデバイス)」を選択してください。 CD に書き込まない場合は、パッチした ISO 画像は 手順 5 で選択したエクスポート先に エクスポートされます。次に、[Start(開始)] を押して処理を開始します。
手順 7
新たに書き込んだ CD を使用して Windows® 7 を プロセッサーにインストールできます。 または、パッチした ISO 画像を使用して OS USB ドライブを作成し OS をインストールし てください。
42 43

4 UEFI セットアップユーティリティ

4.1 はじめに

このセクションでは、UEFI セットアップ ユーティリティを使用して、システムを構成 する方法を説明します。UEFI セットアップ ユーティリティ は、コンピューターに電 源を入れた直後に <F2> または <Del> を押すことによって起動できます。さもなく ば、電源投入時セルフテスト (POST) が通常のテストを開始します。POST の後に UEFI セットアップ ユーティリティを開始するには、<Ctl> + <Alt> + <Delete> また は本体のリセットボタンを押して、システムを再起動します。システムの電源を切り また入れても、再起動できます。
UEFI ソフトウェは、常に更新されているため、以下の設定画面および説明は参照のみを 目的としており、実際の画面と必ずしも一致しない場合もあります。
Z270M-ITX/ac
日本語
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4.2 EZ ModeEZ モード)

デフォルトでは、BIOS セットアッププログラムを開くと、「EZ Mode(EZ モード)」画 面が表示されます。EZ モードはシステムの現在の状態のさまざまな読み取り値が 表示されるダッシュボードです。CPU 速度、DRAM 周波数、SATA 情報、ファン速度 など、システムの最も重要な情報を確認できます。
Advanced Mode(アドバンスドモード)」に切り替えてその他のオプションを表示す
るには、<F6> を押すか、または、画面の右上隅にある [Advanced Mode(アドバンス
ドモード)] ボタンをクリックします。
番号 機能
Help(ヘルプ)
1
Load UEFI Defaults (UEFI デフォルトの読込み )
2
Save Changes and Exit ( 変更を保存して終了 )
3
Discard Changes ( 変更を破棄 )
4
Change Language ( 言語の変更 )
5
Advanced Mode(アドバンスドモード)に切り替える
6
44 45
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4.3 Advanced Mode(アドバンスドモード)

Advanced Mode(アドバンスドモード)は BIOS 設定を設定するためのその他のオ プションを提供します。詳しい設定については次のセクションを参照してください。
EZ モードにアクセスするには、<F6> を押すか、または、画面の右上隅にある [EZ Mode(EZ モード)] ボタンをクリックします。
4.3.1 UEFI メニューバー
画面上部には、以下が並んだメニューバーがあります:
Main ( メイン )
OC Tweaker (OC 調整 )
Advanced ( 詳細設定 )
Tool ( ツール )
H/W Monitor (H/W モニター )
Security ( セキュリティ )
Boot ( ブート )
Exit ( 終了 )
システムの時間 / 日付情報の設定
オーバークロック設定
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システムの詳細設定
便利なツール
現在のハードウェアステータスを表示
セキュリティ設定
ブート設定およびブートの優先順位の設定
現在の画面または UEFI セットアップ ユーティリ ティを終了
4.3.2 ナビゲーションキー
メニューバーのカテゴリーを選択するには、< > キーまたは < > キーを使 用します。カーソルを上下に動かしアイテムを選択するには、< > キーを使用し、<Enter> を押してサブ画面に移動します。マウスでクリックして、必 要なアイテムを選択することもできます。
各ナビゲーションキーの説明は、以下の表でご確認ください。
ナビゲーションキー 説明
> キーまたは <
日本語
+ / -
<Tab>
<PGUP>
<PGDN>
<HOME>
<END>
<F1>
<F5>
<F7>
<F9>
<F10>
<F12>
<ESC>
選択したアイテムのオプションを変更
次の機能に切替え
前のページへ
次のページへ
画面の最初へ
画面の最後へ
一般的なヘルプ画面を表示
お気に入りの追加 / 削除
変更をキャンセルして、セットアップ ユーティリティを終了
すべての設定で最適な既定値を読込み
変更を保存して、セットアップ ユーティリティを終了
プリントスクリーン
終了画面へジャンプまたは現在の画面を終了
46 47

4.4 Main ( メイン ) 画面

UEFI セットアップ ユーティリティに入ると、メイン画面が現れ、システムの概要が 表示されます。
My Favorite ( お気に入り )
BIOS アイテムのコレクションを表示。「お気に入り」の中のコレクションを追加 / 除する場合は F5 を押してください。
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4.5 OC Tweaker (OC 調整 ) 画面

OC 調整画面では、オーバークロック機能を設定できます。
UEFI ソフトウェは、常に更新されているため、以下の設定画面および説明は参照のみを
目的としており、実際の画面と必ずしも一致しない場合もあります。
Advanced Turbo ( アドバンス ターボ )
このオプションにより、システムのパフォーマンスを向上することができます。このオプシ
ョンは、CPU がこの機能に対応しているときにのみ表示されます。このオプションは、K-
シリーズの CPU を採用しているときにのみ表示されます。
Load Optimized CPU OC Setting ( 最適な CPU OC 設定の読込み )
このオプションにより、最適な CPU オーバークロック設定を読み込むことができます。オ ーバークロックすると、CPUとマザーボードが損傷する原因となります。ご自分の責任で 行ってください。
Load Optimized GPU OC Setting ( 最適な GPU OC 設定の読込み )
このオプションにより、最適な GPU オーバークロック設定を読み込むことができます。オ ーバークロックすると、GPU やマザーボードが破損することがあります。ご自分の責任で 行ってください。このオプションは、K- シリーズの CPU を採用しているときにのみ表示さ れます。
48 49
CPU Conguration (CPU 設定 )
CPU Conguration (CPU 設定 )
Multi Core Enhancement ( マルチコア拡張 )
強制的に CPU がすべての CPU コアで同時に最大周波数で動作するようにしてシ ステムの性能を向上させます。無効にすると、消費電力が低減されます。
CPU Ratio (CPU レシオ )
CPU の速度は、CPU レシオに BCLK が掛け合わされて決まります。CPU レシオを 上げると、他のコンポーネントのクロック速度に影響をせず、内部の CPU クロック 速度を上げられます。
CPU Cache Ratio (CPU キャッシュ レシオ )
CPU の内部バス速度レシオ。最大値は CPU レシオと同じになります。
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Minimum CPU Cache Ratio(最小 CPU キャッシュレシオ)
最小 CPU 内部バス速度レシオを設定します。
BCLK FrequencyBCLK 周波数)
CPU の速度は、CPU レシオに BCLK が掛け合わされて決まります。BCLK を上げ ると、内部の CPU クロック速度を上げられますが、他のコンポーネントのクロック 速度にも影響をします。
BCLK Spread Spectrum (BCLK スペクトラム拡散 )
有効にすると、EMI テストに準ずるように電磁干渉を低減します。無効にすると、 オーバークロック時に、より高速なクロックを確保します。
Boot Performance Mode(ブートパフォーマンスモード)
デフォルト設定は Max Non-Turbo(最大ノンターボ)パフォーマンスモードです。 OS ハンドオフまで cpu Flex-レシオを維持します。Max Battery(最大バッテリー)モー
ドは OS ハンドオフまで CPU レシオを 8 倍に設定します。このオプションは BCLK
オーバークロッキング向けに推奨します。
Reliability Stress Restrictor(信頼性ストレスリストリクター)
信頼性ストレスリストリクター機能を無効または有効にします。
FCLK FrequencyFCLK 周波数)
FCLK 周波数を設定します。
日本語
Intel SpeedStep TechnologyIntel SpeedStep のテクノロジー)
Intel SpeedStep のテクノロジーにより、節電と放熱のために、プロセッサーを複数 の周波数および電圧ポイントで切り替え可能です。
Intel Turbo Boost TechnologyIntel Turbo Boost のテクノロジー)
Intel Turbo Boost のテクノロジーにより、オペレーティングシステムが最高水準の パフォーマンスを要求するときに、プロセッサーを基本動作周波数以上で実行可 能です。
Intel Speed Shift Technology(インテル・スピード・シフト・テク ノロジー)
Intel Speed Shi Technology(インテル・スピード・シフト・テクノロジー)サポートを 有効 / 無効にします。有効にすると、CPPC v2 インターフェースをハードウェア制御 P ステート向けに使用できます。
日本語
Long Duration Power Limit ( 長期間電力制限 )
[Congure Package Power Limit 1] ( パッケージの電力制限 1) をワットで指定しま す。制限を超過すると、CPU レシオが徐々に下げられます。制限を低く設定するこ とで、CPU が保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定するこ とで、パフォーマンスが向上します。
Long Duration Maintained ( 長期間維持 )
[Long Duration Power Limit] ( 長期間電力制限 ) を超過したときに、CPU レシオの 下げられるスピードを設定します。
Short Duration Power Limit ( 短期間電力制限 )
[Congure Package Power Limit 2] ( パッケージの電力制限 2) をワットで指定しま す。制限を超過すると、CPU レシオがただちに下げられます。制限を低く設定する ことで、CPU が保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定する ことで、パフォーマンスが向上します。
System Agent Current Limit(システムエージェント電流制限)
システムエージェントの電流制限を設定します。制限を低く設定することで、CPU が保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定することで、パ フォーマンスが向上します。
CPU Core Current LimitCPU コア電流制限)
CPU コアの電流制限を設定します。制限を低く設定することで、CPU が保護され、 電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定することで、パフォーマンスが 向上します。
GT Slice Current LimitGT スライス電流制限)
GT スライスの電流制限を設定します。制限を低く設定することで、CPU が保護さ れ、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定することで、パフォーマン スが向上します。
GT Frequency (GT 周波数 )
統合 GPU の周波数を設定します。
50 51
Z270M-ITX/ac
DRAM Conguration (DRAM 設定 )
DRAM Tweaker (DRAM 調整 )
チェックボックスをオン / オフすることにより、DRAM 設定を調整します。新しい設定を確 認して適用するには、[OK] をクリックします。
DRAM Timing Conguration (DRAM のタイミング設定 )
Load XMP Setting (XMP 設定の読込み )
XMP 設定を読み込んでメモリをオーバークロックし、標準仕様を上回る性能を実現し ます。
BCLK FrequencyBCLK 周波数)
CPU の速度は、CPU レシオに BCLK が掛け合わされて決まります。BCLK を上げ ると、内部の CPU クロック速度を上げられますが、他のコンポーネントのクロック 速度にも影響をします。
DRAM Reference Clock (DRAM 基準クロック )
最適な設定には [Auto] ( 自動 ) を選択します。
DRAM Frequency (DRAM 周波数 )
[Auto] ( 自動 ) が選択されている場合、マザーボードは挿入されているメモリモ ジュールを検出し、適切な周波数を自動的に割り当てます。
日本語
Primary Timing(プライマリタイミング)
CAS# Latency (tCL) (CAS# レイテンシー (tCL))
カラムアドレスのメモリへの送信から、データが応答までの時間。
RAS# to CAS# DelayRAS# から CAS# までの遅延)と Row Precharge (行プリチャージ)(tRCDtRP) O
RAS# to CAS# Delay(RAS# から CAS# までの遅延): メモリの行を開いてから、その うちの列へのアクセスまでに要するクロックサイクル数。 Row Precharge(行プリチャージ): プリチャージ コマンドを発行してから、次の行が 開かれるまでに要するクロックサイクル数。
RAS# Active Time (tRAS) (RAS# アクティブ時間 (tRAS))
バンク アクティブ コマンドから、プリチャージ コマンドを発行するまでに要するクロック サイクル数。
Command Rate (CR) ( コマンドレート (CR))
メモリチップが選択されてから、最初のアクティブ コマンドが発行されるまでの遅延。
Secondary Timing(セカンダリタイミング)
Write Recovery Time (tWR) ( 書き込み回復時間 (tWR))
有効な書き込み操作の完了後、アクティブなバンクがプリチャージされるまでに必 要な遅延量。
Refresh Cycle Time (tRFC) ( リフレッシュ サイクル時間 (tRFC))
リフレッシュ コマンドから、同じランクへの最初のアクティブ コマンドまでのクロッ ク数。
RAS to RAS Delay (tRRD_L) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_L))
同じランクの異なるバンクで有効化された 2 つの行の間のクロック数。
日本語
RAS to RAS Delay (tRRD_S) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_S))
同じランクの異なるバンクで有効化された 2 つの行の間のクロック数。
Write to Read Delay (tWTR_L) ( 書き込みから読み取りまでの遅延 (tWTR_L))
最後の有効な書き込み操作から、同じ内部バンクへの次の読み取りコマンドまでのクロ ック数。
Write to Read Delay (tWTR_S) ( 書き込みから読み取りまでの遅延 (tWTR_S))
最後の有効な書き込み操作から、同じ内部バンクへの次の読み取りコマンドまでのクロ ック数。
Read to Precharge (tRTP) ( 読み取りからプリチャージまで (tRTP))
読み取りコマンドから、同じランクへの行のプリチャージ コマンドまでに挿入され たクロック数。
Four Activate Window (tFAW) (4 つのアクティベート ウィンドウ (tFAW))
1 つのランクに 4 つのアクティベートが可能な時間ウィンドウ。
CAS Write Latency (tCWL) (CAS 書き込みレイテンシー (tCWL))
CAS 書き込みレイテンシーを設定します。
Third Timing3 番目のタイミング)
tREFI
平均周期の間隔でリフレッシュ サイクルを設定します。
52 53
tCKE
DDR4 がリフレッシュモードに入ってから、内部で少なくとも 1 つのリフレッシュコ マンドを開始する間隔を設定します。
tRDRD_sg
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dg
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dr
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dd
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
Z270M-ITX/ac
tRDWR_sg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dr
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dd
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tWRRD_sg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dr
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dd
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRWR_sg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
日本語
tWRWR_dg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dr
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dd
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
Fourth Timing4 番目のタイミング)
MRC Fast Boot (MRC 高速ブート )
有効にすると、DRAM メモリトレーニングをスキップし、起動が速くなります。
日本語
Voltage Conguration ( 電圧設定 )
CPU Vcore VoltageCPU Vcore 電圧)
CPU Vcore の電圧を設定します。
CPU Load-Line Calibration (CPU ロードライン キャリブレーショ ン )
システムの負荷が大きいときに、CPU の電圧垂下を防ぐのを助けます。
CPU Core AC LoadlineCPU コア AC ロードライン)
AC ロードライン(単位 : 1/100 mOhms)。100 の値 = 1.00 mOhm。1255 の値 = 12.55 mOhm。範囲は 0-6249(0-62.49 mOhms)です。0 = AUTO/HW デフォルト。BIOS メー ルボックスコマンド 0x2 を使用します。
GT VoltageGT 電圧)
統合 GPU の電圧を設定します。
GT Load-Line Calibration (GT ロードライン・キャリブレーショ ン )
GT ロードライン・キャリブレーションは、システムの負荷が高くなった場合に、GT 電圧が降下することを防止します。
DRAM Voltage (DRAM 電圧 )
DRAM 電圧を設定します。デフォルトでは [Auto(自動)] です。
PCH +1.0 VoltagePCH +1.0 電圧)
チップセット電圧を設定します(1.0V)。
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Z270M-ITX/ac
VCCST VoltageVCCST 電圧)
VCCST の電圧を設定します。
CPU Internal PLL VoltageCPU 内部 PLL 電圧)
デフォルト値は 0.900V です。それぞれのステップは 0.015 V です。9 〜 15 ステップ を追加して、液体窒素(Ln2)冷却による高周波数中に、CPU PLL が内部クロックを ロックできるようにします。例 :1.020V 1.125V が適切な値です。ただし、それぞ れのプロセッサーの電圧レベルは異なります。ユーザーは、使用するプロセッサー に最適な値を見つけなければなりません。CPU Vcore Voltage(CPU Vcore 電圧)は CPU Internal PLL VoltageCPU 内部 PLL 電圧)よりも高くなければなりません。高 くないとプロセッサーが停止します。
Save User Default ( ユーザー定義の保存 )
設定をユーザー定義として保存するには、プロファイル名を入力し、<Enter> を押 します。
Load User Default ( ユーザー定義の読込み )
前回保存したユーザー定義を読み込みます。
Save User UEFI Setup Prole to Disk(ユーザー UEFI セットアップポ ートフォリオをディスクに保存)
現在の UEFI 設定をユーザーデフォルトプロファイルとしてディスクに保存します。
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Load User UEFI Setup Prole to Disk(ユーザー UEFI セットアッププ ロファイルをディスクに読み込む)
前に保存したユーザーデフォルトをディスクから読み込みます。
日本語

4.6 Advanced ( 詳細 ) 画面

このセクションでは、以下のアイテムの設定ができます:CPU Conguration(CPU 設定)、Chipset Conguration(チップセット設定)、Storage Conguration,(ストレー ジ設定)、Super IO Conguration( スーパー IO 設定)、ACPI Conguration(ACPI 設定)、USB Conguration(USB 設定)、Trusted Computing(トラステッド・コンピュー ティング)。
このセクションで誤った値を設定すると、システムの誤作動の原因になることがあります。
UEFI CongurationUEFI 設定)
UEFI Setup Style (UEFI セットアップスタイル )
UEFI セットアップ ユーティリティに入ったときのデフォルトモードを選択します。
Active Page on Entry ( 開始時のアクティブページ )
UEFI セットアップ ユーティリティに入ったときのデフォルトページを選択します。
Full HD UEEI ( フル HD UEFI)
Auto( 自動 )」を選択すると解像度は 1920 x 1080 に設定されます。(ご使用のモニ
ターがフル HD に対応している場合)もしモニターがフル HD 非対応であれば、 解像度は 1024 x 768 に設定されます。「Disable( 無効 )」に設定すると、モニタの解 像度は 1024 x 768 に設定されます。
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4.6.1 CPU Conguration (CPU 設定 )
Active Processor Cores ( アクティブ プロセッサー コア )
各プロセッサー パッケージで有効にするコアの数を選択します。
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CPU C States Support (CPU C 状態の有効化 )
CPU C 状態を有効にすると、電力消費が削減されます。C3、C6、および C7 を維 持することをお勧めします。いずれも電力消費を最適に削減します。
Enhanced Halt State (C1E) ( 強化停止状態 (C1E))
電力消費を抑えます。
CPU C3 State Support (CPU C3 状態の有効化 )
スリープさせ、電力消費を抑えます。
CPU C6 State Support (CPU C6 状態の有効化 )
スリープさせ、電力消費を抑えます。
CPU C7 State Support (CPU C7 状態の有効化 )
スリープさせ、電力消費を抑えます。
Package C State Support ( パッケージの C 状態の有効化 )
CPUPCIe、メモリ、グラフィックの C 状態サポートを有効にすると、電力消費が削 減されます。
日本語
CFG LockCFG ロック)
この項目で CFG Lock(CFG ロック)を無効または有効にできます。
CPU Thermal Throttling (CPU サーマル スロットリング )
CPU を過熱から保護するために、CPU 内部の熱制御メカニズムを有効にします。
Intel Virtualization Technology (Intel Virtualization テクノロジー )
Intel Virtualization のテクノロジーにより、プラットフォームに複数のオペレーティ ングシステムやアプリケーションを独立したパーティションで実行し、単一のコン ピューターシステムを複数のバーチャルシステムとして機能させることができま す。
Hardware Prefetcher ( ハードウェア プリフェッチャー )
プロセッサーにデータとコードを自動的にプリフェッチし、パフォーマンスを向上し ます。
Adjacent Cache Line Prefetch ( 隣接するキャッシュラインのプリフ ェッチ )
現在要求されたキャッシュラインを取得しながら、後続のキャッシュラインを自動 的にプリフェッチし、パフォーマンスを向上します。
Software Guard Extensions(ソフトウェア・ガードエクステンショ ン)(SGX)
この項目を使用して、Soware Controlled Soware Guard Extensions(ソフトウェア 制御ソフトウェア・ガードエクステンション)(SGX)を有効または無効にできます。
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4.6.2 Chipset Conguration ( チップセット設定 )
Primary Graphics Adapter ( プライマリ グラフィック アダプター )
プライマリ VGA を選択します。
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Top of Lower Usable DRAM(トップ・オブ・ロウアー・ユーザブル DRAM
TOLUD の最大値を設定します。この項目を「Dynamic(ダイナミック)」に設定して TOLUD がインストールしたグラフィックコントローラの最大 MMIO 長さに基づい
て自動的に調整できるようにします。
VT-d
I/O の仮想化を支援する Intel® Virtualization Technology for Directed I/O (VT-d) は、アプリケーションの互換性や信頼性を向上し、また管理性、セキュリティ、分離、 および I/O 性能のレベルを高めることにより、バーチャルマシンモニターのハード ウェアのさらなる活用を助けます。
PCIE1 Link Speed (PCIE1 リンク速度 )
PCIE1 のリンク速度を選択します。
PCI Express Native ControlPCI Express ネイティブコントロール)
この項目を選択して OS 内のエンハンスド PCI Express 省電力モードを有効にしま
す。
PCIE ASPM SupportPCIE ASPM サポート)
このオプションですべての CPU ダウンストリームデバイスの ASPM サポートを有効 /
効にします。
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PCH PCIE ASPM SupportPCH PCIE ASPM サポート)
このオプションですべての PCH PCIE デバイスの ASPM サポートを有効 / 無効にします。
DMI ASPM SupportDMI ASPM サポート)
このオプションで DMI リンクの CPU 側にある ASPM の制御を有効 / 無効にします。
PCH DMI ASPM SupportPCH DMI ASPM サポート)
このオプションですべての PCH DMI デバイスの ASPM サポートを有効 / 無効にします。
IOAPIC 24-119 EntriesIOAPIC 24-119 エントリ)
IOAPIC 24-119 エントリを有効 / 無効にします。IRQ24-119 は PCH デバイスで使用でき ます。これらの割り込みを無効にすると特定のデバイスのエラーにつながることがありま す。
Share Memory ( 共有メモリ )
システムが起動したときに統合グラフィックス プロセッサーに割当てるメモリのサイズを 設定します。
IGPU Multi-Monitor (IGPU マルチモニター )
外部グラフィックカードがインストールされている場合に、統合グラフィックスを無効にす るには、無効を選択します。有効にすると、内蔵のグラフィックスを有効のまま保ちます。
Onboard LAN ( 内蔵 LAN)
内蔵のネットワーク インターフェース コントローラーを有効 / 無効にします。
Onboard HD Audio ( 内蔵 HD オーディオ )
内蔵の HD オーディオをオン / オフします。[Auto] ( 自動 ) に設定すると、内蔵の HD オーディオは有効化され、サウンドカードがインストールされたときにのみ自
動的に無効にされます。
Front Panel ( フロントパネル )
フロントパネルの HD オーディオをオン / オフします。
Onboard HDMI HD Audio ( 内蔵 HDMI HD オーディオ )
オーディオのデジタル出力が可能になります。
Riser Card Support(ライザーカードサポート)
ライザーカードサポートを有効 / 無効にします。
WAN RadioWAN ラジオ)
WiFi モジュールの接続を有効または無効にします。
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Deep Sleep ( デイープスリープ )
コンピューターがシャットダウンされたときの節電を目的としたディープスリープ を設定します。
Restore on AC/Power Loss (AC/ 電源損失で復元 )
停電後の電力状態を選択します。[Power O] ( 電源オフ )] が選択されていると、 電力が復活したときにも、電源はオフのままになります。[Power On ( 電源オン )] が選択されていると、電力が復活したときには、システムが再起動します。
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4.6.3 Storage Conguration ( ストレージ設定 )
SATA Controller(s) (SATA コントローラー )
SATA コントローラーを有効 / 無効にします。
SATA Controller SpeedSATA コントローラスピード)
SATA コントローラが対応できる最大速度が表示されます。
SATA Mode Selection (SATA モード選択 )
AHCI: パフォーマンスを向上する新機能をサポートします。
RAID: 複数のディスクドライブを組合せ、論理ユニットを構成しています。
SATA Aggressive Link Power Management (SATA リンク電源積極管理 )
これにより、非アクティブのときに SATA デバイスが低電力状態に入り、電力消費 を削減します。AHCI モードでのみサポートされます。
Hard Disk S.M.A.R.T. ( ハードディスク S.M.A.R.T.)
S.M.A.R.T」は、Self-Monitoring ( セルフモニタリング )Analysis ( 分析 )
Reporting ( 報告 )、Technology ( テクノロジー ) を表します。コンピューターのハー
ドディスク ドライブの監視システムであり、信頼性に関するさまざまな指標を検知
して報告します。
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4.6.4 Super IO Conguration(スーパー IO 設定)
PS2 Y-CablePS2 Y ケーブル)
PS2 Y ケーブルを有効にするか、または、このオプションを Auto(自動)に設定します。
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4.6.5 ACPI Conguration (ACPI 設定 )
Suspend to RAM (RAM へのサスペンド )
無効にすると、ACPI サスペンドタイプは S1 に設定されます。[Auto] ( 自動 ) として 電力消費の少ない ACPI S3 を選択することをお勧めします。
ACPI HEPT Table (ACPI HEPT )
パフォーマンスを優先される場合、高精度イベントタイマーを有効にしてください。
PS/2 Keyboard Power On (PS/2 キーボードによる電源オン )
PS/2 キーボードでシステムをウェイクアップできるようになります。
PCIE Devices Power OnPCIE デバイス電源オン)
PCIE デバイスでシステムをウェイクアップできます。また、LAN 上でのウェイクアッ プを有効にできます。
RTC Alarm Power On (RTC アラームによる電源オン )
リアルタイム クロックのアラームでシステムをウェイクアップできるようになります。 オペレーティングシステムに処理を委ねるには、[By OS] (OS により) に設定します。
USB Keyboard/Remote Power On (USB キーボード / リモコンによる 電源オン )
USB キーボードまたはリモコンでシステムをウェイクアップできるようになります。
USB Mouse Power On (USB マウスによる電源オン )
USB マウスでシステムをウェイクアップできるようになります。
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Z270M-ITX/ac
4.6.6 USB Conguration (USB 設定 )
Legacy USB Support ( レガシー USB の有効化 )
USB 2.0 デバイスのレガシー OS のサポートを有効 / 無効にします。USB の互換性 に関する問題が発生した場合は、レガシー USB を無効にすることをお勧めします。 UEFI 設定および Windows/Linux オペレーティング システムのみで USB デバイス に対応するには、[UEFI Setup Only] (UEFI 設定のみ ) を選択します。
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PS/2 Simulator ( PS/2 シミュレータ )
I/O ポート 60h/64h エミュレーションのサポートを有効にします。これは USB 非対 OS 向けの完全 USB キーボードレガシーサポート用に有効にします。 *Windows 7 をインストールする場合はこのオプションを有効にします。
XHCI Hand-oXHCI ハンドオフ)
これは XHCI ハンドオフ機能に対応していない OS(オペレーティングシステム)向 けの応急措置です。XHCI オーナーシップの変更は XHCI ドライバで請求します。
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4.6.7 Trusted Computing(トラステッド・コンピューテ
ィング)
Security Device Support ( セキュリティ デバイス サポート )
セキュリティ デバイスの BIOS サポートを有効または無効にします。
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Z270M-ITX/ac

4.7 Tools ( ツール )

System Browser ( システム ブラウザー )
ASRock System Browser は、現在の PC と接続されたデバイスの概要を表示します。
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UEFI Tech Service (UEFI テクニカルサービス )
お使いの PC で問題が発生した場合は、ASRock のテクニカルサービスにお問い 合わせください。[UEFI Tech Service] (UEFI テクニカルサービス ) を利用するには、 まずネットワークの設定をする必要があります。
Easy RAID Installer ( 簡単 RAID インストーラー )
該当する CD から USB ストレージ デバイスへの RAID ドライバーのコピーが簡 単にできます。ドライバーをコピーしたら、モードを SATA から RAID へ変更すると、 RAID モードでのオペレーティング システムのインストールが開始できます。
Easy Driver Installer ( 楽々ドライバー インストーラー )
付属の CD を挿入するディスク ドライブがない場合に便利な UEFI のツールで す。USB ストレージ デバイス経由で LAN ドライバーをお使いのシステムにインス
トールし、その後、その他の必要なドライバーも自動的にダウンロードします。
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Boot Manager(ブートマネージャ)
Boot Manager(ブートマネージャ)はデュアル OS プラット/マルチ OS プラットフォー ムユーザーがブートメニューを簡単にカスタマイズして管理できるように特別設 計されています。 * このツールを使用するために、1 台以上のブートデバイスを接続してください。
Boot Manager(ブートマネージャ)
ブートマネージャを有効 / 無効にします。
Boot Manager Timeout(ブートマネージャタイムアウト)
ブートマネージャタイムアウトを有効 / 無効にします。
Timeout Seconds(タイムアウトまでの秒数)
ブートマネージャを待つ秒数を設定します。
Instant Flash ( インスタント フラッシュ )
UEFI ファイルを USB ストレージ デバイスに保存し、[Instant Flash ( インスタント フラッシュ)] を実行すると、UEFI が更新されます。
Internet Flash(インターネットフラッシュ)- DHCP(自動 IP)、AUTO(自動
ASRock [Internet Flash] ( インターネット フラッシュ) は、サーバーから最新の UEFI ファームウェアをダウンロードして更新します。[Internet Flash] ( インターネッ
フラッシュ) を利用するには、まずネットワークの設定をする必要があります。
*BIOS のバックアップとリカバリー用に、この機能を使用する前に、USB ペン ドラ
イブを差し込むことをお勧めします。
68 69
Network Conguration ( ネットワーク設定 )
[Internet Flash] ( インターネット フラッシュ ) で必要なインターネット接続を設定 します。
Internet Setting ( インターネット設定 )
セットアップ ユーティリティでのサウンドエフェクトをオン / オフします。
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UEFI Download Server (UEFI ダウンロード サーバー )
UEFI ファームウェアをダウンロードするサーバーを選択します。
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4.8 Hardware Health Event Monitoring ( ハードウェア ヘ
ルス イベント監視 ) 画面
このセクションでは、CPU 温度、マザーボード温度、ファン速度、および電圧などの パラメーターを含め、システムのハードウェアのステータスを監視できます。
Fan Tuning(ファン・チューニング)
ファンの最小デューティサイクルを測定します。
Fan-Tastic Tuning ( ファン調整 )
CPU ファン 1 および 2 のファンモードを選択します。または [Customize ( カスタマ イズ )] を選択すると、5 つの CPU 温度を設定し、各温度に対してそれぞれファン 速度を割当てることができます。
CPU Fan 1 Setting (CPU ファン 1 設定 )
CPU ファン のファンモードを選択します。または [Customize] ( カスタマイズ ) を 選択すると、5 つの CPU 温度を設定し、各温度に対してそれぞれファン速度を割 当てることができます。
CPU Fan Step UpCPU ファンステップアップ)
CPU ファンステップアップの値
CPU Fan Step DownCPU ファンステップダウン)
CPU ファンステップダウンの値
CHA_FAN1 / W_PUMP 切り替え
CHA_FAN1 / W_PUMP ヘッダー機能を切り替えます
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Chassis Fan 1 Control Mode(シャーシファン 1 制御モード)
シャーシファン 1 DC/PWM モードを選択します。
Chassis Fan 1 Setting ( シャーシファン 1 設定 )
シャーシファンのファンモードを選択します。または [Customize] ( カスタマイズ ) を選択すると、5 つの CPU 温度を設定し、各温度に対してそれぞれファン速度を 割当てることができます。
Chassis Fan 1 Temp Source(シャーシファン 1 温度ソース)
シャーシファンのファン温度ソースを選択します。
Chassis Fan 1 Step Up(シャーシファン 1 ステップアップ)
シャーシファン 1 ステップアップの値
Chassis Fan 1 Step Down(シャーシファン 1 ステップダウン)
シャーシファン 1 ステップダウンの値
Case Open Feature ( ケースの開閉検知機能 )
有効 / 無効にすると、ケースカバーが取り外されていないかを検知します。
Z270M-ITX/ac
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日本語

4.9 Security ( セキュリティ ) 画面

このセクションでは、システムのスーパーバイザーまたはユーザーのパスワードを 設定および変更できます。ユーザー パスワードを消去することもできます。
Supervisor Password ( スーパーバイザー パスワード )
管理者アカウントのパスワードを設定または変更します。管理者のみに、UEFI セッ
トアップ ユーティリティの設定を変更する権限があります。パスワードを消去する
には、空欄にして <Enter> を押します。
User Password ( ユーザー パスワード )
ユーザー アカウントのパスワードを設定または変更します。ユーザーは、UEFI セッ
トアップ ユーティリティの設定を変更することはできません。パスワードを消去す
るには、空欄にして <Enter> を押します。
Secure Boot ( セキュア ブート )
この項目を使って Windows 8.1 セキュアブートへのサポートを有効 / 無効にしま す。
Intel(R) Platform Trust TechnologyIntel(R) プラットフォーム・トラ スト・テクノロジー)
ME Intel PTT を有効 / 無効にします。ディスクリート型 TPM モジュールを使用 する場合はこのオプションを無効にします。
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4.10 Boot ( ブート ) 画面

このセクションは、ブートおよびブート優先順位の設定ができる、システム上のデ バイスを表示します。
Fast Boot ( 高速ブート )
コンピューターのブート時間を最小化します。高速モードでは、USB ストレージ デバイスからブートすることはできません。超高速モードは、Windows 8.1 および
VBIOS のみが対応しており、外部グラフィックカードを使用している場合は、UEFI GOP に対応している必要もあります。超高速モードは、この UEFI セットアップ ユー
ティリティで CMOS を消去したり、Windows で UEFI に再起動したりするためにの み使用する高速ブートですので、ご注意ください。
Z270M-ITX/ac
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Boot From Onboard LAN ( 内蔵 LAN からのブート )
内蔵の LAN でシステムをウェイクアップできるようになります。
Setup Prompt Timeout ( 設定プロンプトのタイムアウト )
ホットキー設定のための待機時間を秒数で指定します。
Bootup Num-Lock ( 起動時の数値ロック )
起動時にテンキーに数値ロックをかけるかを選択します。
Boot Beep ( ブート ビープ音 )
起動時にビープ音をならすかを選択します。ブザーが必要になります。
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Full Screen Logo ( 全画面ロゴ )
有効にすると、ブートロゴが表示され、無効にすると通常の POST メッセージが表 示されます。
AddOn ROM Display ( アドオン ROM 表示 )
有効にすると、アドオン ROM メッセージが表示されます。また [Full Screen Logo ( 画面ロゴ )] が有効の場合は、アドオン ROM の設定もできます。ブート速度を重視 する場合は、無効にします。
Boot Failure Message(ブートフェイラーメッセージ)
コンピューターが何度もブートに失敗すると、システムがデフォルトの設定を自動 的に復元します。
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CSM: Compatibility Support Module (CSM:互換性サポート モジュー ル )
CSM
[Compatibility Support Module ( 互換性サポート モジュール )] を起動します。 WHCK テストを実行している場合以外は、無効にしないでください。なお、 Windows 8.1 64-ビットをお使いで、すべてのデバイスが UEFI に対応している場 合は、CSM を無効にすることでブート時間を高速化できます。
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Launch PXE OpROM Policy (PXE OpROM ポリシーの起動 )
UEFI オプション ROM のみ対応のポリシーを起動するには、[UEFI] を選択しま す。レガシー オプション ROM のみ対応のポリシーを起動するには、[Legacy ( レガ シー )] を選択します。「Do not launch(起動しない)」を選択すると、レガシーおよ UEFI オプション ROM の両方が実行されません。
Launch Storage OpROM Policy ( ストレージ OpROM ポリシーの起動 )
UEFI オプション ROM のみ対応のポリシーを起動するには、[UEFI] を選択しま す。レガシー オプション ROM のみ対応のポリシーを起動するには、[Legacy ( レガ シー )] を選択します。「Do not launch(起動しない)」を選択すると、レガシーおよ UEFI オプション ROM の両方が実行されません。
Launch Video OpROM Policy ( ビデオ OpROM ポリシーの起動 )
UEFI オプション ROM のみ対応のポリシーを起動するには、[UEFI] を選択しま す。レガシー オプション ROM のみ対応のポリシーを起動するには、[Legacy ( レガ シー )] を選択します。「Do not launch(起動しない)」を選択すると、レガシーおよ UEFI オプション ROM の両方が実行されません。
日本語

4.11 Exit ( 終了 ) 画面

Save Changes and Exit ( 変更を保存して終了 )
このオプションを選択すると、「Save conguration changes and exit setup? ( 設定の 変更を保存して設定を終了しますか?)」というメッセージが表示されます。変更を 保存して UEFI セットアップ ユーティリティを終了するには、[OK] を選択します。
Discard Changes and Exit ( 変更を保存しないで終了 )
このオプションを選択すると、「Discard changes and exit setup? ( 設定の変更を保存 しないで終了しますか?)」というメッセージが表示されます。変更を保存すること なく、UEFI セットアップ ユーティリティ を終了するには、[OK] を選択します。
Discard Changes ( 変更を破棄 )
このオプションを選択すると、Discard changes? (変更を破棄しますか?)」というメッ セージが表示されます。すべての変更を破棄するには、[OK] を選択します。
Load UEFI Defaults (UEFI デフォルトの読込み )
すべてのオプションで既定値を読み込みます。この操作には <F9> キーをショート カットとして使用できます。
Launch EFI Shell from lesystem device ( ファイルシステム デバイス から EFI シェルを起動 )
ルート ディレクトリへ shellx64.e をコピーして、EFI シェルを起動します。
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連絡先情報
ASRock に連絡する必要がある場合、または、ASRock に関する詳細情報をお知り になりたい場合は、ASRock のウェブサイト http://www.asrock.com をご覧になるか、 または、詳細情報について弊社取扱店までお問い合わせください。技術的なご質 問がある場合は、http://www.asrock.com/support/tsd.asp でサポートリクエスト用紙 を提出してください。
ASRock Incorporation
2F., No.37, Sec.2, Jhongyang S. Rd., Beitou District,
Taipei City 112, Taiwan (R.O.C.)
ASRock EUROPE B.V.
Bijsterhuizen 11-11
6546 AR Nijmegen
e Netherlands
Phone:+31-24-345-44-33
Fax:+31-24-345-44-38
ASRock America, Inc.
13848 Magnolia Ave, Chino, CA91710
U.S.A.
Phone:+1-909-590-8308
Fax:+1-909-590-1026
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