
ごあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
安全上のご注意・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
使用上のご注意・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
この用語だけは覚えておこう!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
パネルやスイッチの名前とはたらき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
フロントパネル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
リアパネル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
接続しましょう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
パッチを聞いてみよう(プレイモードの操作)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
プレイモードのパネル表示 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
パッチを選ぶ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
プレイモードの便利な機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
パッチを作ってみよう(エディットモードの基本操作) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
エディットモードに入るには ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
エディットモードのパネル表示 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
パッチをエディットする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
エフェクトモジュールのオン/オフ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
コンペア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
パッチを保存する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
エフェクトタイプとパラメーター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13
エフェクトモジュール1:プリ(PRE)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13
エフェクトモジュール2:イコライザー(EQ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15
エフェクトモジュール3:モジュレーション(MODULATION) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16
エフェクトモジュール4:ディレイ(DELAY) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20
エフェクトモジュール5:リバーブ(REV) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20
パッチレベル(PATCHLEVEL) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
TOTAL(トータル)パラメーターについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
外部ループ(EXRNALLOOP)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
外部コントロール(EXRNALCTRLOUT) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
ミニマムボリューム(MINIMUMVOLUME)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
MIDIチャンネル(MIDICH) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
エクスプレッション(EXP.SELECT) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
エディットモードの応用例・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
ディレイタイムのタッピング入力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
外部エフェクトループ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
外部コントロール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
エクスプレッションペダルによるコントロール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24
その他の機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25
工場出荷時のパッチを呼び出す(ファクトリーコール)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25
4040を工場出荷時の状態にもどす(オールイニシャライズ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25
ボリュームペダルによるコントロール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25
MIDIによるコントロール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
2つのペダルの機能を入れかえる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
フットスイッチやペダルスイッチ1〜4を使った応用例・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27
FS01を使ったコントロール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27
仕 様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28
目 次

1
ごあいさつ
このたびはズームプレーヤープロ4040(以下4040と呼びます)をお買い上げいただきまし
て、ありがとうございます。
4040はつぎのような特長を備えたマルチエフェクターです。
●25種類の多彩な単体エフェクトを内蔵。5系統/最大6種類のエフェクトを自由に組み
合わせたパッチを、プリセット40種類+ユーザーメモリー40種類の中から切り替えて
使用できます。
●本体と一体化されたボリュームペダルとエクスプレッションペダルを装備し、アウトプ
ットレベルやエフェクト効果をリアルタイムに変化させることが可能。ライブパフォー
マンスに威力を発揮します。
●ギター用オートクロマチックチューナーを内蔵。ステージ上でも簡単にチューニングで
きます。
●コンプレッサーとディストーションにはアナログ回路を採用。音痩せのない自然なサス
ティーンやディストーションが得られます。
●外部エフェクト用のセンド/リターン端子、さらにギターアンプのチャンネル切り替え
を行なう外部コントロール端子を装備。外部エフェクターやギターアンプのセッティン
グまでパッチの一部として、高次元の音作りが可能です。
●外部MIDI機器を4040からコントロールするMIDIOUT端子を搭載。システムのコント
ロールセンターとしての機能も充実しています。
●オプションのフットスイッチFS01を使うことにより、演奏中に単体エフェクトのオン/
オフ切り替えが可能になるなど、プレイヤビリティも抜群です。
4040の機能をよく理解し、末永くご愛用いただくために、このマニュアルをよくお読みくださ
るようお願いいたします。

安全上のご注意
本製品を安全にご使用いただくために、つぎの事項にご注意
ください。
■電源について
4040の電源には付属のACアダプターAD0003/AD0004を使
用します。これ以外のACアダプターでご使用になりますと、
故障や誤動作の原因となり危険です。
AC100Vと異なる電源電圧の地域(たとえば国外)で、4040 を
ご使用になる場合は、必ずZOOM製品取り扱い店に相談して
適切なACアダプターをご使用ください。
■使用環境について
4040をつぎのような場所でご使用になりますと、故障の原因
となりますのでお避けください。
● 温度が極端に高くなるところや低くなるところ
● 湿度が極端に高いところ
● 砂やほこりの多いところ
● 振動の多いところ
■取り扱いについて
4040は精密機器ですので、スイッチ類には無理な力を加えな
いようにしてください。必要以上に力を加えたり、落とした
りぶつけるなどの衝撃は故障の原因となります。
■改造について
ケースを開けたり、改造を加えることは、故障の原因となり
ますので絶対におやめください。
改造が原因で故障が発生しても当社では責任を負い兼ねます
のでご了承ください。
■接続ケーブルと入出力ジャックについて
ケーブルを接続する際は、各機器の電源スイッチを必ずオフ
にしてから行なってください。本製品を移動するときは、必
ずすべての接続ケーブルとACアダプターを抜いてから行な
ってください。
使用上のご注意
■他の電気機器への影響について
4040はデジタル回路を多く使用しているため、近くのテレビ
やラジオに雑音が生じることがあります。この場合は十分に
距離をおいて設置してください。また4040の近くに蛍光灯や
モーター内蔵の機器があると、正常に動作しないことがあり
ますのでご注意ください。
■お手入れについて
パネルが汚れたときは、柔らかい布で乾拭きしてください。
それでも汚れが落ちない場合は、湿らせた布をよくしぼって
拭いてください。
クレンザー、ワックス、およびアルコール、ベンジン、シン
ナーなどの溶剤は絶対に使用しないでください。
■故障について
故障したり異常が発生した場合は、すぐに電源を切り、他の
接続ケーブル類もはずしてください。
「製品の型名」「製造番号」「故障、異常の具体的な症状」「お
客様のお名前、ご住所、お電話番号」をお買い上げの販売店
またはズームサービスまでご連絡ください。
■保証書の手続きとサービスについて
4040の保証期間は、お買い上げいただいた日から1年間です。
ご購入された販売店で必ず保証書の手続きをとってください。
万一保証期間内に、製造上の不備による故障が生じた場合は、
無償で修理致しますのでお買い上げの販売店に保証書を提示
して修理をご依頼ください。ただし、つぎの場合の修理は有
償となります。
1. 保証書のご提示がない場合。
2. 保証書にお買い上げの年月日、販売店名の記入がない場合。
3. お客様の取り扱い方法が不適当のために生じた故障の場合。
4. 当社の指定業者以外の手により修理、改造された部分の処
理が不適当であった場合。
5. 故障の原因が本製品以外の、他の機器にある場合。
6. お買い上げ後に製品を落としたり、ぶつけるなど、過度の
衝撃による故障の場合。
7. 火災、公害、ガス、異常電圧、および天災(地震、落雷、津
波など)によって生じた故障の場合。
8. 消耗部品(電池など)を交換する場合。
9. 日本国外でご使用になる場合。
保証期間が切れますと修理は有償となりますが、引き続き責
任を持って製品の修理を行ないます。
このマニュアルは将来必要となることがありますので、必ず
参照しやすいところに保管してください。
2

◆エフェクトモジュール
4040は、5種類のエフェクトのブロックから構成されていま
す。これらのブロックを「エフェクトモジュール」と呼びま
す。エフェクトモジュールの1つ1つは、独立したコンパクト
エフェクターと同じように働きます。つまり4040 全体では、
5種類のコンパクトエフェクターを直列に接続したのと同じ
ように働く、と考えればわかりやすいでしょう。また外部エ
フェクトを接続することも可能です。4040のエフェクトモジ
ュールには、つぎのような種類があります。
● PRE(アナログ回路を使ったコンプレッサー+ディストー
ション系エフェクト)
● EQ(音質を補正するイコライザー系エフェクト,ワウエフ
ェクトおよびアンプシミュレーション)
● MODULATION(ペダルピッチ、フランジャーなど、音程、
音質を変化させるモジュレーション系エフェクト)
● DELAY(エコー音などの反響を加えるディレイ系エフェ
クト)
● REVERB(空間的な響きを作るリバーブ系エフェクト)
◆エフェクトタイプ
エフェクトモジュールには、エフェクトのバリエーションが
数種類ずつ含まれています。これを「エフェクトタイプ」と
呼びます。それぞれのエフェクトモジュールでは、エフェク
トタイプを1つだけ選択することができます。各エフェクト
モジュールに含まれるエフェクトタイプについては、10ペー
ジの表をご参照ください。
◆パッチとグループ
4040では5種類のエフェクトモジュールを同時に使用できま
す。これらエフェクトモジュールのセッティングに、最終
的な音量レベルのセッティング、外部エフェクトのオン/
オフ、外部コントロールのセッティング、エクスプレッシ
ョンペダルに関するセッティングを加えたものを「パッチ」
と呼びます。
4040にはパッチを記憶する場所として、ユーザーが自由に書
き換えできるUSER(ユーザー)と、呼び出しのみ可能な
PRESET(プリセット)という2つの「グループ」があり、そ
れぞれ40種類ずつ、合計80種類のパッチを記憶しています。
◆バンク
4040では、パッチを4つ1組で呼び出し、ペダルスイッチで1
つ1つのパッチを切り替えます。この4つ1組のパッチの組み
合せを「バンク」と呼びます。パッチを選ぶには、グループ
と0〜9のバンクナンバーを選んでから、ペダルスイッチ1〜
4で1〜4のパッチナンバーを指定します。
◆パラメーター
エフェクトのサウンドを決定する要素を「パラメーター」と
呼びます。4040ではエフェクトモジュールごとにパラメータ
ーの値を設定してパッチを作ります。
◆モード
4040 の働きは、大きく3つの方式に分けることができます。
この方式を「モード」と呼びます。4040のモードにはつぎの
種類があります。
●プレイモード
パッチを選んで演奏するモードです。4040の電源を入れた
ときには、自動的にこのモードになっています。
●エディット(マニュアル)モード
パッチのパラメーターをエディット(修正)するモードで
す。このモードは、演奏中にペダルスイッチ 1〜 4と
BANK▼ペダルスイッチを使って、個々のエフェクトモジ
ュールのオン/オフを切り替えるマニュアルモードとして
も使えます。
●特殊モード
パッチデータの一部、または全部を工場出荷時の状態にも
どすモードです。
グループ バンクNo. パッチNo.
0 1〜4
1 1〜4
ユーザー 2 1〜4
9 1〜4
0 1〜4
1 1〜4
プリセット 2 1〜4
9 1〜4
PATCH LEVEL
INPUT
パッチ
EXT
OUTPUTPRE
EQ MODULATION
DELAY
REVERB
VOL. PEDAL
この用語だけは覚えておこう!
4040には、今までのコンパクトエフェクターにはない要素がいくつか含まれています。そこで、最初に4040 ならではの
用語について解説しておきましょう。

フロントパネル
① チューナーLED
バイパス/チューナー状態のときに点灯します。
② パラメーターカーソルLED
● エディットモードでは
現在エディットの対象となっているパラメーターを点滅で
表わします。
● バイパス/チューナー状態のときには
チューナーのファインメーターとして動作します。
③ モジュールカーソルLED
● プレイモードでは
現在選んでいるパッチ内で、オンになっているエフェクト
モジュールを点灯で表わします。
● エディットモードでは
現在エディットしているパッチ内で、オンになっているエ
フェクトモジュールを点灯で表わします。また、現在エデ
ィットの対象となっているエフェクトモジュールを点滅で
表わします。
④GROUP(グループ)キー
● プレイモードでは
呼び出すパッチのグループを、USER、PRESET、BOTH
の中から選びます。
● エディットモードでは
エディットしたパッチをエディット前の状態と聴き比べる
「コンペア機能」(詳しくは12ページをご参照ください)を
呼び出すのに使用します。
⑤ ディスプレイ
現在選んでいるパッチのグループやバンクナンバー、パラメ
ーターの値など、4040を操作するのに必要な情報が表示され
ます。
⑥STORE(ストア)キー
パラメーターや音量レベルを変更したパッチをユーザーメモ
リーにストア(保存)するのに使用します。
⑦PARAMETERSELECT
(パラメーターセレクト)キー
エディットモードで修正するパラメーターを選びます。
⑧VALUE(バリュー)+/−キー
どのモードでも、ある設定の値を変更するのに使用します。
VALUE+キーを1回押せば値が1つ増え、VALUE−キーを1
回押せば1つ減ります。同じキーを押し続けると、値が連続
的に変化します。また、値を素早く上下させたいときは、ど
ちらか一方のキーを押しながらもう一方のキーを押します。
⑨ エディットモードLED
4040がエディット(マニュアル)モードにあるときは、この
LEDが点灯します。
⑩EDIT(MANUAL)/CANCEL
(エディット/キャンセル)キー
このキーを押すと、プレイモードからエディットモードへ切
4
パネルやスイッチの名前とはたらき
パネルやスイッチの名前とはたらき
PARAMETER SELECT
ADVANCED GUITAR EFFECTS PROCESSOR
STORE
USER
PRESET
BOTH
p
.
( )
VALUE EDIT(MANUAL)
CANCEL
TUNER CALIB
(435Hz–445Hz)
GROUP GROUP・BANK
(EDIT TUNER VALUE)
/
1: Dirty BEND 9: b3rd
↑
↑
3rd
↑
2: Ham Chokin 10: 1Oct↓1Oct
↑
3: Detune 4th
↑
4: 6th
↑
13: 4 Octave
14: Hi-BAND
15: X-fade
16: Scratch
5:
6:
7:
8:
11: 5th
↓
12: 5th2nd
↓
1Oct
↑
1Oct
↓
2Oct
↓
↓
→
→
0
POL–PIT MODE
PRE MODULE
EQ MODULATION DELAY REVERB
EFFECT
COMP
[0– 4]
PARM 2
PARM 3
PARM 4
PARM 5
TOTAL
PARM 1
HIGH
[-7– +7]
TONE
[-7–+7]
ZNR
[0–15]
EXTERNAL LOOP
[0,1] 0=OFF, 1=ON
3 – 8 GAIN
[1–16]
3 – 8 DYNAMICS
[0– 3]
1 EQ
3 ODI
5 DST I
4 ODII
6 DST II
7 LEAD 8 METAL
2 AMP
SIM
3 AUTO 4 PDL
WAH WAH
1 PDL
PIT
2 PIT
3 FLG
6 STEP
4 PHA
7 SLOW
5 TREM
8 CHO
1 MONO
2 PPD
1 HALL
2 ROOM
3 DELAY
LEVEL
[1– 8]
EXTERNAL CONTROL OUT
[1– 4]
MID
[-7– +7]
MIDf
[1–16]
LOW
[-7– +7]
COLOR
[1– 3]
BOX
[1– 3]
DEPTH
[0–10]
TONE
[-7– +7]
FREQ
[1–64]
FREQ
EXP.
MODE
0= NORM
1= INV
SENS
[0–10]
MODE
[1–16]
(PITCH)
PITCH
[0– 24]
SHIFT
[dn, UP]
FINE
[-5– +5]
BAL
[0– 10]
0= NORM
1= INV
EXP.MODE 0= min VAL
1= VAL max
MINIMUM VOLUME
[0–10]
VOL
DEPTH
[0–10]
3 4 5 6 PEAK
[0–10]
1 CLN I
2 CLN II
7 8 BAL.
3 4 5 6 7 MODE
[0, 1]
8 STR
3 4 5 6 7 8 RATE
[1–50]
[0– 10]
(X100mS)
DELAY TIME( )
[0– 99]
(mS)
FEEDBACK
[0– 10]
MIX
[0– 10]
MIDI CH
[1– 16]
TIME
[1– 10]
TONE
[-7– +7]
MIX
[0– 10]
PATCH LEVEL
[0– 50]
TIME
[0– 90] (X10mS)
FEEDBACK
[0– 10]
0= OFF 1= DIST 2= EQ
3= MOD 4= DLY 5= REV
EXP. SELECT
[0– 5]
TUNER
(BYPASS)
♯
♭
DELAY TIME
TAP EDIT
BANK
PRE MODULE
BANK
EQ MODULATION DELAY REVERB
+
–
GLOBAL
1 2
3
4 5 6 7 8 9 10
11
12
13 14

り替わります。エディットモードは、ペダルスイッチ1〜4と
BANK▼ペダルスイッチを使って個々のエフェクトモジュー
ルのオン/オフを切り替えるマニュアルモードとしても使用
できます。また、エディット(マニュアル)モードからプレ
イモードにもどったり、保存などの操作を中断したいときに
も、このキーを使います。
⑪BANK(バンク)▲/▼ペダルスイッチ
● プレイモードでは
BANK▲ペダルスイッチは1つ上のバンクを、BANK▼ペ
ダルスイッチは1つ下のバンクを選ぶのに使用します。
● エディット(マニュアル)モードでは
BANK ▲ペダルスイッチはエフェクトモジュールDELAY
のディレイタイムをタッピング入力(ペダルスイッチを踏
むことで設定)するのに使います。また、BANK▼ペダル
スイッチはエフェクトモジュールPREのオン/オフを切り
替えるのに使用します。PRE モジュールがオンのときには、
このペダルスイッチのLED が点灯します。
⑫ ペダルスイッチ1〜 4
● プレイモードでは
パッチの切り替えに使用します。パッチを選ぶと、そのペ
ダルスイッチのLED が点灯します。
● エディット(マニュアル)モードでは
それぞれエフェクトモジュール EQ、MODULATION、
DELAY、REVERBのオン/オフを切り替えるのに使用し
ます。現在オンになっているエフェクトモジュールは、該
当するペダルスイッチのLEDが点灯します。
⑬ VOL.(ボリューム)ペダル
パッチ全体の音量レベルをマニュアルでコントロールします。
⑭EXP.(エクスプレッション)ペダル
任意のエフェクトパラメーターをリアルタイムでコントロー
ルします。
パネルやスイッチの名前と働き
5
リアパネル
① INPUTGAIN(インプットゲイン)スイッチ
入力感度の切り替えをするスイッチです。接続するギターや
ベースの出力に応じて切り替えてください。設定の目安はつ
ぎの通りです。
H…シングルコイル系ピックアップのギター
M…ハムバッキング/アクティブ系ピックアップのギター
L… 特に出力の高いギター
② INPUT(インプット)端子
ギターやベースを接続します。
③ EXTERNALSEND/RETURN
(外部センド/リターン)端子
外部エフェクターを接続する端子です。この端子に接続され
たエフェクターは、PREモジュール内のコンプレッサーとデ
ィストーションの間にインサート(直列接続)され、そのオ
ン/オフの設定をパッチの一部として記憶します。
④OUTPUT(アウトプット)L/MONO/R端子
ギターアンプの入力に接続する端子です。4040をステレオで
使用する場合は両方の端子に、モノラルで使用する場合は
L/MONO端子のみにケーブルを接続します。
⑤PHONES(ヘッドフォン)端子
ステレオヘッドフォンを接続して4040の出力をモニターする
ための端子です。
⑥VOLUME(マスターボリューム)ツマミ
マスターボリュームを調節するツマミです。
OUTPUTとPHONES の両方の出力に効きます。
⑦MANUAL(マニュアル)端子
オプションのフットスイッチFS01を接続して、プレイモード
とマニュアルモードの切り替えを行なう端子です。
⑧ EXTERNALCONTROLOUT
(外部コントロール)端子
外部のギターアンプに接続して、チャンネルなどを切り替え
ます。この設定は、パッチの一部として記憶されます。
⑨MIDIOUT(ミディアウト)端子
MIDIIN 端子を持つ他のエフェクター、シンセサイザーなど
のMIDI機器と接続する端子です。4040から送信されるMIDI
信号によって、接続されたMIDI機器をコントロールすること
ができます。
⑩DCINPUT(ACアダプター)端子
付属のACアダプターを接続します。
⑪POWER(電源)スイッチ
4040の電源をオン/オフするスイッチです。
POWERDC9V 200mA
EXT
CTRL OUT
MANUALVOLUMEPHONESL/MONO
OUTPUT
RRETURN
EXT
SENDINPUT
INPUT GAIN
HML
MODEL 4040 ZOOM CORPORATION
MADE IN JAPAN/FABRIQUE AU JAPON SERIAL NO
MIDI OUT
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

■ギターアンプ1台で使用する場合(接続例1)
ギターアンプ1台で使用する場合は、楽器の出力を4040の
INPUT端子に、4040のOUTPUTL/MONO端子をアンプに接
続してください。この接続ではリバーブやピンポンディレイ
などのステレオエフェクトはモノラル出力となります。
■ギターアンプ2台で使用する場合(接続例2)
ギターアンプ2台で使用する場合は、4040の OUTPUTL/R端
子をアンプに接続してください。ステレオエフェクトを使用
したときに素晴らしい広がりが得られます。
■ヘッドフォンでモニターする場合(接続例3)
ステレオヘッドフォンをPHONES端子に接続してください。
個人練習に適したセットアップです。
6
接続しましょう
接続しましょう
INPUTOUTPUT L/MONO
ギターアンプ
4040
OUTPUT
L/MONO
OUTPUT R
INPUT
ギターアンプ
4040

・ アンプの電源を切り、ボリュームを最小にしぼった状態で
4040を楽器やアンプと正しく接続してください。
・ 4040の電源をオンにしてください。続いてアンプの電源
を入れ、楽器を弾きながら各機器のボリュームを適切な音
量に設定してください。
プレイモードのパネル表示
4040の電源をオンにすると、自動的にプレイモードになりま
す。このモードでは、パネル上のディスプレイやLEDに、つ
ぎのような情報が表示されます。
① グループ
現在選んでいるグループの種類が、ディスプレイの
GROUPの欄に表示されます。
② バンクナンバー
現在選んでいるバンクナンバーがディスプレイのBANKの
欄に表示されます。
③ パッチナンバー
現在選んでいるパッチナンバーに対応する、ペダルスイッ
チ1〜4のLED が点灯します。
④ エフェクトモジュールのオン/オフ
そのパッチ内でオンになっているエフェクトモジュールは、
モジュールカーソルLED が点灯します。
パッチを選ぶ
・ GROUPキーでグループを選びます。
4040のパッチは、ユーザーが自由に書き換えできる「ユーザ
ーグループ」と、呼び出しのみ可能な「プリセットグループ」
という2つのグループに分かれています。最初にどのグルー
プからパッチを呼び出すのかを選びます。
GROUPキーを押すごとに、ディスプレイのグループ欄につぎ
の3種類が順番に表示されます。
● U(USER)・・・・・・・・・・・・・・ユーザーグループのみ。
● P(PRESET)・・・・・・・・・・・プリセットグループのみ。
● U.またはP.(BOTH)・・・・・ユーザーグループとプリセット
グループの両方。
パッチを聞いてみよう(プレイモードの操作)
7
パッチを聞いてみよう(プレイモードの操作 )
1
2
3
PARAMETER SELECT
STORE
USER
PRESET
BOTH
p
.
( )
VALUE EDIT(MANUAL)
CANCEL
TUNER CALIB
(435Hz–445Hz)
GROUP GROUP・BANK
(EDIT TUNER VALUE)
/
1: Dirty BEND 9: b3rd
↑
↑
3rd
↑
2: Ham Chokin 10: 1Oct↓1Oct
↑
3: Detune 4th
↑
4: 6th
↑
13: 4 Octave
14: Hi-BAND
15: X-fade
16: Scratch
5:
6:
7:
8:
11: 5th
↓
12: 5th2nd
↓
1Oct
↑
1Oct
↓
2Oct
↓
↓
→
→
0
POL–PIT MODE
PRE MODULE
EQ MODULATION DELAY REVERB
EFFECT
COMP
[0– 4]
PARM 2
PARM 3
PARM 4
PARM 5
TOTAL
PARM 1
HIGH
[-7– +7]
TONE
[-7–+7]
ZNR
[0–15]
EXTERNAL LOOP
[0,1] 0=OFF, 1=ON
3 – 8 GAIN
[1–16]
3 – 8 DYNAMICS
[0– 3]
1 EQ
3 ODI
5 DST I
4 ODII
6 DST II
7 LEAD 8 METAL
2 AMP
SIM
3 AUTO 4 PDL
WAH WAH
1 PDL
PIT
2 PIT
3 FLG
6 STEP
4 PHA
7 SLOW
5 TREM
8 CHO
1 MONO
2 PPD
1 HALL
2 ROOM
3 DELAY
LEVEL
[1– 8]
EXTERNAL CONTROL OUT
[1– 4]
MID
[-7– +7]
MIDf
[1–16]
LOW
[-7– +7]
COLOR
[1– 3]
BOX
[1– 3]
DEPTH
[0–10]
TONE
[-7– +7]
FREQ
[1–64]
FREQ
EXP.
MODE
0= NORM
1= INV
SENS
[0–10]
MODE
[1–16]
(PITCH)
PITCH
[0– 24]
SHIFT
[dn, UP]
FINE
[-5– +5]
BAL
[0– 10]
0= NORM
1= INV
EXP.MODE 0= min VAL
1= VAL max
MINIMUM VOLUME
[0–10]
VOL
DEPTH
[0–10]
3 4 5 6 PEAK
[0–10]
1 CLN I
2 CLN II
7 8 BAL.
3 4 5 6 7 MODE
[0, 1]
8 STR
3 4 5 6 7 8 RATE
[1–50]
[0– 10]
(X100mS)
DELAY TIME( )
[0– 99]
(mS)
FEEDBACK
[0– 10]
MIX
[0– 10]
MIDI CH
[1– 16]
TIME
[1– 10]
TONE
[-7– +7]
MIX
[0– 10]
PATCH LEVEL
[0– 50]
TIME
[0– 90] (X10mS)
FEEDBACK
[0– 10]
0= OFF 1= DIST 2= EQ
3= MOD 4= DLY 5= REV
EXP. SELECT
[0– 5]
TUNER
(BYPASS)
♯
♭
TAP EDIT
BANK
PRE MODULE
BANK
EQ MODULATION DELAY REVERB
+
–
GLOBAL
4
プレイモードはパッチを選択して演奏するためのモードです。ここではパッチを選ぶ操作について説明します。

・ BANK▲/▼ペダルスイッチでバンクを選びます。
「バンク」とは、4つのパッチが1組になったもので、ユーザ
ーグループ、プリセットグループともバンク0〜9が選べます。
BANK ▲ペダルスイッチを 1回押すと 1つ上のバンクに、
BANK▼ペダルスイッチを1回押すと1つ下のバンクに切り替
わります(BANKナンバーが点滅します)。
BANK ▲/▼ペダルスイッチを踏んだだけでは、パッチ
は変更されません。つぎに説明するペダルスイッチ1〜4
を押したときに新しいパッチが確定します。
・ ペダルスイッチ1〜4でパッチを選びます。
そのペダルスイッチのLEDが点灯し、パッチが選ばれている
ことを表わします(BANKナンバーも点灯します)。ここで実
際に演奏しながらパッチを切り替え、4040にどんなパッチが
入っているかを聴いてみましょう。
プレイモードの便利な機能
ここではプレイモードのその他の機能について説明します。
プレイモードには、パッチの切り替え以外にも便利な機能が
用意されています。
■パッチレベルを調整する
パッチごとの最終的な音量レベル(これをパッチレベルと呼
びます)は、パッチの一部として記憶されます。プレイモー
ドでは、このパッチレベルを変更することができます。
・ プレイモードの状態でVALUE+/−キーを押してくだ
さい。
VALUE+/−キーを押すと、ディスプレイに現在のパッチレ
ベルの値(0〜50)が表示され、VALUE+キーで1つ上の値
に、VALUE−キーで1つ下の値に変わります。
ここで行なったパッチレベルの変更は一時的なものです。
変更したパッチを保存しない限り、別のパッチを選んだと
きに以前の値にもどってしまいます(パッチを保存する方
法は12ページをご参照ください)。
プリセットグループのパッチもパッチレベルを変更するこ
とが可能ですが、書き換えることはできません。変更した
パッチレベルを保存したい場合は、ユーザーグループのパ
ッチとして保存してください。
■エフェクトを一時的にオフにする(バイパス)
4040では、パッチに含まれるすべてのエフェクトをバイパス
(一時的にオフ)することができます。エフェクトのかかり具
合を確かめたいときに便利です。また、このバイパス状態の
ときには、内蔵のクロマチックチューナーが動作状態になり
ます。
・ プレイモードで、ペダルスイッチ1〜4の中から現在LED
が点灯しているペダルスイッチ(現在選んでいるパッチナ
ンバーのペダルスイッチ)をもう一度踏んでください。
これですべてのエフェクトがバイパスされ、楽器の原音のみ
の出力になります。バイパス状態のときは、現在選択されて
いるパッチのLED が点滅し、チューナーLEDが点灯します。
・ もう一度同じペダルを踏むか、別のパッチを選ぶと、通常
のプレイモードにもどります。
■ギターをチューニングする
4040はオートマティックのギターチューナー機能を搭載して
います。4040がバイパス状態になっているときに、自動的に
この機能が使用できる状態になります。
・ プレイモードで、ペダルスイッチ1 〜4の中からLEDの点
灯しているペダルスイッチをもう一度踏んでバイパス状態
にしてください。このとき、チューナーLEDが点灯します。
GROUP=PRESET GROUP=USER GROUP=BOTH

・ チューニングしたい弦を開放弦で弾いてください。
弾いた音程に最も近い音名が、ディスプレイに表示されま
す。希望する音名になるように、ギターをチューニングし
てください。
・ ディスプレイの表示が希望する音名になったら、さらに微
調整します。
オートチューナー機能がオンのときには、パラメーターカー
ソルLED がファインメーターとして働きます。音程が正確に
合えば PARM3の LEDが点灯します。また、音程が高ければ
PARM1側のLEDが、低ければPARM5側のLEDが点灯しま
す。PARM3のLEDが点灯するように、さらに微調整してく
ださい。これで正しい音程にチューニングされました。
・ もう一度同じペダルスイッチを踏むか、別のパッチを選ぶ
と通常のプレイモードにもどります。
ベースをチューニングする場合は、ハーモニクス(12 フ
レット上の弦に軽く指を触れて、弾くと同時に指を離す)
を使って1オクターブ上の音で行なってください。
■チューナーのキャリブレーション
内蔵されているギターチューナーの基準周波数を設定します。
音程が基準Aのときの周波数を微調整します。
・ プレイモードで、ペダルスイッチ1〜4の中からLEDの点
灯しているペダルスイッチをもう一度踏んでバイパス状態
にしてください。
・ VALUE+/−のいずれかを押してください。
現在の基準周波数が少しの間、表示されます。
・ 表示が消える前にVALUE+/−キーを使って、希望する
周波数に合わせてください。
35(435Hz)〜45(445Hz)の範囲で、1Hz単位で設定でき
ます。
4040の電源がオンになったときに、基準周波数は440Hz
に初期化されます。
EFFECT
PARM 2
PARM 3
PARM 4
PARM 5
TOTAL
PARM 1
1 CLN I
2 CLN II
TUNER
(BYPASS)
♯
♭
C=
C#=
D=
D#=
E=
F=
F#=
G=
G#=
A=
A#=
B=
パッチを聞いてみよう(プレイモードの基本操作)
9

10
パッチを作ってみよう(エディットモードの基本操作)
4040のパッチは、下の図のように5種類のエフェクトモジュ
ール、パッチレベル、VOL.ペダルやEXP.ペダルの各設定、
外部エフェクターや外部アンプをコントロールする設定とい
った各種のパラメーターから構成されています。
エディットモードは、これらのパラメーターを1つずつ呼び
出し、その値や設定を修正するモードです。
エディットモードに入るには
・ プレイモードでエディットしたいパッチを選び(ユーザー
またはプリセットのどちらのグループでもかまいません)、
EDIT/CANCELキーを押します。
これで 4040がエディットモードになり、エディットモー
ドLED が点灯します。
・ もう一度EDIT/CANCELキーを押せば、プレイモードにも
どります。
エディットモードのパネル表示
エディットモードでは、パネル上につぎの情報が表示されます。
① エフェクトモジュールのオン/オフ
パッチ内でオンになっているエフェクトモジュールは、対
応するペダルスイッチ(ペダルスイッチ1〜4、BANK▼
ペダルスイッチ)のLED とモジュールカーソルLEDが点
灯します。
ペダルスイッチ1〜4とBANK▼ペダルスイッチは、それ
ぞれつぎのエフェクトモジュールに対応します。
● BANK▼ペダルスイッチ ・・・・・PRE
● ペダルスイッチ1・・・・・・・・・・・・・EQ
● ペダルスイッチ2・・・・・・・・・・・・・MODULATION
● ペダルスイッチ3・・・・・・・・・・・・・DELAY
● ペダルスイッチ4・・・・・・・・・・・・・REVERB
② パラメーターの値
現在エディットの対象として選ばれているパラメーターの
値がディスプレイに表示されます。
③ パラメーターの種類
現在エディットの対象として選ばれているパラメーターの
種類が、点滅しているモジュールカーソルLEDとパラメ
ーターカーソルLED で表示されます。
パッチを作ってみよう(エディットモードの基本操作 )
1 CLEAN 1
2 CLEAN 2
3 OVERDRIVE 1
4 OVERDRIVE 2
5 DISTORTION 1
6 DISTORTION 2
7 LEAD
8 METAL
1 EQUALIZER
2 AMP SIMULATOR
3 AUTO WAH
4 PEDAL WAH
1 PEDAL PITCH
2 PITCH SHIFTER
3 FLANGER
4 PHASER
5 TREMOLO
6 STEP
7 SLOW ATTACK
8 CHORUS
1 MONO DELAY
2 PINGPONG DELAY
1 HALL
2 ROOM
3 DELAY
INPUT
OUTPUT
パッチ
VOL.PEDAL
EXP.PEDAL
PATCH LEVEL
EXTERNAL
CONTROL
To Guitar Amp FOOT SW
PRE
EQ MODULATION
DELAY
REVERB
EXTERNAL
LOOP
To External Effect From External Effect
ここでは、エディットモードの基本操作について説明します。

パッチをエディットする
・ エディットモードでPARAMETERSELECTキーを使って
パラメーターを選びます。
PARAMETERSELECT キーを押せばモジュールカー
ソルLED の点滅が左右に移動し、PARAMETERSELECT
▲/▼キーを押せばパラメーターカーソルLED の点滅が上下
に移動します。また、それに応じてディスプレイの表示が変
わります。
パラメーターLED の最上段は、エフェクトタイプを切り
替える EFFECTパラメーターになっています。エフェク
トタイプを切り替えると、パラメーター1〜5の内容も変
更されますので、ゼロからパッチを作るときにはまずエ
フェクトタイプを選ぶことから始めるといいでしょう。
パラメーターLED の最下段は、TOTALパラメーターと呼
ばれる特殊なパラメーターになっています。TOTALパラ
メーターは外部エフェクターやアンプをコントロールし
たり、パッチ全体に働く設定を行なうのに使用します。
・ VALUE+/−キーでパラメーターの値を変更します。
これで現在選んでいるパラメーターの値が変更されます。
エフェクトモジュールの各パラメーターの種類や機能に
ついては、13 〜24ページの「エフェクトタイプとパラメ
ーター」をご参照ください。
・ 他のパラメーターも同じように修正します。
ここで行なったパラメーターの変更は一時的なもので、
パッチを保存しない限りプレイモードにもどって他のパ
ッチを選んだときに元の値にもどってしまいます。
パッチを保存する方法については、12ページをご参照く
ださい。
パッチを作ってみよう(エディットモードの基本操作)
11
PRE MODULE
EQ MODULATION DELAY REVERB
EFFECT
COMP
[0– 4]
PARM 2
PARM 3
PARM 4
PARM 5
TOTAL
PARM 1
HIGH
[-7– +7]
TONE
[-7–+7]
ZNR
[0–15]
EXTERNAL LOOP
[0,1] 0=OFF, 1=ON
3 – 8 GAIN
[1–16]
3 – 8 DYNAMICS
[0– 3]
1 EQ
3 ODI
5 DST I
4 ODII
6 DST II
7 LEAD 8 METAL
2 AMP
SIM
3 AUTO 4 PDL
WAH WAH
1 PDL
PIT
2 PIT
3 FLG
6 STEP
4 PHA
7 SLOW
5 TREM
8 CHO
1 MONO
2 PPD
1 HALL
2 ROOM
3 DELAY
LEVEL
[1– 8]
EXTERNAL CONTROL OUT
[1– 4]
MID
[-7– +7]
MIDf
[1–16]
LOW
[-7– +7]
COLOR
[1– 3]
BOX
[1– 3]
DEPTH
[0–10]
TONE
[-7– +7]
FREQ
[1–64]
FREQ
EXP.
MODE
0= NORM
1= INV
SENS
[0–10]
MODE
[1–16]
(PITCH)
PITCH
[0– 24]
SHIFT
[dn, UP]
FINE
[-5– +5]
BAL
[0– 10]
0= NORM
1= INV
EXP.MODE 0= min VAL
1= VAL max
MINIMUM VOLUME
[0–10]
VOL
DEPTH
[0–10]
3 4 5 6 PEAK
[0–10]
1 CLN I
2 CLN II
7 8 BAL.
3 4 5 6 7 MODE
[0, 1]
8 STR
3 4 5 6 7 8 RATE
[1–50]
[0– 10]
(X100mS)
DELAY TIME( )
[0– 99]
(mS)
FEEDBACK
[0– 10]
MIX
[0– 10]
MIDI CH
[1– 16]
TIME
[1– 10]
TONE
[-7– +7]
MIX
[0– 10]
PATCH LEVEL
[0– 50]
TIME
[0– 90] (X10mS)
FEEDBACK
[0– 10]
0= OFF 1= DIST 2= EQ
3= MOD 4= DLY 5= REV
EXP. SELECT
[0– 5]
TUNER
(BYPASS)
♯
♭
DELAY TIME
TAP EDIT
BANK
PRE MODULE
BANK
EQ MODULATION DELAY REVERB
GLOBAL
1
2
3
PARAMETER SELECT
STORE
USER
PRESET
BOTH
p
.
( )
VALUE EDIT(MANUAL)
CANCEL
TUNER CALIB
(435Hz–445Hz)
GROUP GROUP・BANK
(EDIT TUNER VALUE)
/
1: Dirty BEND 9: b3rd
↑
↑
3rd
↑
2: Ham Chokin 10: 1Oct↓1Oct
↑
3: Detune 4th
↑
4: 6th
↑
13: 4 Octave
14: Hi-BAND
15: X-fade
16: Scratch
5:
6:
7:
8:
11: 5th
↓
12: 5th2nd
↓
1Oct
↑
1Oct
↓
2Oct
↓
↓
→
→
0
POL–PIT MODE
EFFECT
PARM 2
PARM 4
PARM 5
TOTAL
PARM 1
LOW
[-7– +7]
TUNER
(BYPASS)
♯
♭
DELAY TIME
TAP EDIT
BANK
PRE MODULE
BANK
EQ MODULATION DELAY REVERB
+
–
EXTERNAL CONTROL OUT
[1– 4]
EQ
HIGH
[-7– +7]
1 EQ 2 AMP
SIM
3 AUTO 4 PDL
WAH WAH
LEVEL
[1– 8]
MID
[-7– +7]
MIDf
[1–16]
COLOR
[1– 3]
BOX
[1– 3]
DEPTH
[0–10]
TONE
[-7– +7]
FREQ
[1–64]
FREQ
EXP.
MODE
0= NORM
1= INV
SENS
[0–10]
MIDf
[ 1 – 16]
DEPTH
[ 0 – 10]
0 = NORM
1 = INV
PARM 3 3 – 8 GAIN
[1–16]
FINE
[-5– +5]
3 4 5 6 PEAK
[0–10]
7 8 BAL. FEEDBACK
[0– 10]
MIX
[0– 10]

エフェクトモジュールのオン/オフ
エディットモードでは、それぞれのエフェクトモジュールの
オン/オフを自由に切り替えることができます。
・ エディットモードから、現在オンになっているエフェクト
モジュール(対応するペダルスイッチのLEDとエフェクト
モジュールカーソルLEDが点灯しています)のペダルスイ
ッチを踏みます。
これで選択したエフェクトモジュールのオン/オフが切り
替わります。オフのときにはLED が消灯します。
エフェクトモジュールのオン/オフは、パッチの一部と
して保存されます。
コンペア
パッチをエディット中に一時的にエディット前の状態にもど
すことができます。この機能を「コンペア」と呼びます。
・エディットモードでGROUPキーを押します。
ディスプレイではグループ/バンクナンバー表示とCPの
表示が交互に切り替わります。現在エディットしているパッ
チのパラメーターがエディット前の状態にもどります。
・ GROUPキーをもう一度押してください。
これでエディットモードにもどります。
コンペア機能は、あるパラメーターを変更したときに、
どの程度全体のエフェクトが変化したかを確認するのに
便利です。PARAMETERSELECT キーでパラメーターを
選べば、その値がディスプレイに表示されます。
パッチを保存する
エディットしたパッチ(またはプレイモードでパッチレベル
を変更したパッチ)はメモリーに保存しない限り、別のパッ
チを選んだときに元の状態にもどってしまいます。ここでは、
パッチを保存する方法について説明します。
・ プレイモードまたはエディットモードで、STOREキーを
押してください。
これでストア(保存)待機状態となり、保存先のバンクナ
ンバー、パッチナンバーを指定できるようになります。
プリセットグループのパッチは、パラメーターを変更して
書き換えることができません。このため、通常はプリセッ
トグループを選んであっても、保存先のグループとして強
制的にU(ユーザーグループ)が選ばれます。
・ BANK▲/▼ペダルスイッチとペダルスイッチ1〜4を使
って、保存先のバンクナンバーとパッチナンバーを指定し
てください。
特に指定しない場合は、元のバンクナンバー、パッチナンバ
ーに保存されます。
保存を実行すると、保存先にあったパッチのデータが消え
てしまいます。保存先のパッチが不要であることを確認し
てください。誤って消してしまった工場出荷時のパッチを
再度呼び出したい場合は、25 ページをご参照ください。
・ もう一度STOREキーを押してください。これで保存が実
行され、プレイモードにもどります。
最後にSTOREキーを押す前であれば、EDIT/CANCELキ
ーを押すことで保存を中断し、プレイモードにもどります。
12
パッチを作ってみよう(エディットモードの基本操作)

エフェクトモジュール1:プリ(PRE)
コンプレッサーとディストーションを組み合わせたモジュールで
す。コンプレッサーは、音色やアタックのニュアンスを損なわず
にレベルを均一に保ち、音の粒立ちを揃えるエフェクトです。ま
たディストーションはチューブアンプ独特の歪みとロングサステ
ィーンが得られるエフェクトです。
コンプレッサーのみのエフェクトタイプです。エレクトリック
ギターに最適で、文字通り歪みのないクリーンなサウンドが得
られます。
【解説】
① COMP(コンプレッサー):
コンプレッサーの深さを設定します。値が大きいほどレベル
が均一化され、長いサスティーンが得られます。
② TONE(トーン):
音質を調節するトーンコントロールタイプのイコライザーで
す。+方向でブライトに、−方向で落ちついた感じの音質にな
ります。
③ ZNR(ズームノイズリダクション):
無演奏時のノイズを軽減するズームノイズリダクションのス
レッショルドです。楽器音のリリース(消え際)が不自然にな
らない範囲で、なるべく大きい数値に設定するのがコツです。
ZNRはご使用になるギターに応じて設定し直してください。
チューブアンプのクリーンサウンドを再現しています。
チューブアンプのような、自然で暖かみのある歪みが得られる
オーバードライブです。
【解説】
③ GAIN(ゲイン):
オーバードライブ回路の歪みの強さを設定します。値が大き
いほど、歪みが深くなります。
④ DYNAMICS(ダイナミクス):
ピッキングの強弱によって歪み感を変えずに音量が変化しま
す。値が大きいほど、効果が大きくなります。
PRE
3 ODI
パラメーター1 COMP 0〜4
パラメーター2 TONE -7〜+7
パラメーター3 GAIN 1〜16
パラメーター4 DYNAMICS 0〜3
パラメーター5 ZNR 0〜15
3
PRE
CLNII
パラメーター1 COMP 0〜4
パラメーター2 TONE -7〜+7
パラメーター5 ZNR 0〜15
2
PRE
CLNI
パラメーター1 COMP 0〜4
パラメーター2 TONE -7〜+7
パラメーター5 ZNR 0〜15
1
CLNI(クリーン1)
エフェクトタイプとパラメーター
13
ここでは4040のすべてのエフェクトタイプのパラメーターについて説明します。ただし他のエフェクトタイプと共通のパ
ラメーターについては、最小限の説明にとどめています。
エフェクトタイプとパラメーター
1 EQUALIZER
2 AMP SIMULATOR
3 AUTO WAH
4 PEDAL WAH
1 PEDAL PITCH
2 PITCH SHIFTER
3 FLANGER
4 PHASER
5 TREMOLO
6 STEP
7 SLOW ATTACK
8 CHORUS
1 MONO DELAY
2 PINGPONG DELAY
1 HALL
2 ROOM
3 DELAY
PRE
EQ MODULATION
DELAY
REVERB
PATCH LEVEL
1 CLEAN 1
2 CLEAN 2
3 OVERDRIVE 1
4 OVERDRIVE 2
5 DISTORTION 1
6 DISTORTION 2
7 LEAD
8 METAL

ズームオリジナルのスムースなオーバードライブサウンド
です。
大型アンプをフルアップで鳴らしたときの、ハードなディスト
ーションです。
【解説】
③ GAIN(ゲイン):
ディストーション回路での歪みの強さを設定します。値が大
きいほど、歪みが深くなります。
粒立ちのよいハイゲインのチューブアンプ風音色が得られます。
抜けのいい響きを持つ、ハードな歪みのディストーションです。
メタル系のサウンドに最適な、高域と低域を強調したディスト
ーションです。
PRE
METAL
パラメーター1 COMP 0〜4
パラメーター2 TONE -7〜+7
パラメーター3 GAIN 1〜16
パラメーター4 DYNAMICS 0〜3
パラメーター5 ZNR 0〜15
8
PRE
LEAD
パラメーター1 COMP 0〜4
パラメーター2 TONE -7〜+7
パラメーター3 GAIN 1〜16
パラメーター4 DYNAMICS 0〜3
パラメーター5 ZNR 0〜15
7
PRE
DSTII
パラメーター1 COMP 0〜4
パラメーター2 TONE -7〜+7
パラメーター3 GAIN 1〜16
パラメーター4 DYNAMICS 0〜3
パラメーター5 ZNR 0〜15
6
PRE
DSTI
パラメーター1 COMP 0〜4
パラメーター2 TONE -7〜+7
パラメーター3 GAIN 1〜16
パラメーター4 DYNAMICS 0〜3
パラメーター5 ZNR 0〜15
5
PRE
4 ODII
パラメーター1 COMP 0〜4
パラメーター2 TONE -7〜+7
パラメーター3 GAIN 1〜16
パラメーター4 DYNAMICS 0〜3
パラメーター5 ZNR 0〜15
4
ODII(オーバードライブ2)
14
エフェクトタイプとパラメーター
6
7
8
4
5

エフェクトモジュール2:イコライザー(E Q)
このエフェクトモジュールには、サウンドのトーンをコントロー
ルする4種類のエフェクトタイプが含まれます。
高域、中域、低域を独立してブースト/カットするイコライザ
ーです。中域のコントロールは、周波数を自由に移動できるパ
ラメトリックタイプとなっています。
【解説】
① HIGH(ハイ):
高音域を補正します。0(ゼロ)でフラット、値が大きくなる
ほど高音域が強調されます。
② MID(ミドル):
中音域を補正します。0(ゼロ)でフラット、値が大きくなる
ほど中音域が強調されます。
③ MIDf(ミドルフレケンシー):
MIDでカット/ブーストする中心周波数を設定します。値が
大きくなるほど、中心周波数が高くなります。
④ LOW(ロー):
低音域を補正します。0(ゼロ)でフラット、値が大きくなる
ほど低音域が強調されます。
⑤ LEVEL(レベル):
EQモジュールの出力レベルを調節します。
イコライザー概念図
LEVELパラメーターは、カット/ブーストによって変化し
た音量レベルを補正するのに使います。HIGH、MID、
LOWがすべてフラットのとき、LEVELが5でEQがオ
フのときと同じ音量になります。
LEVELを上げすぎると、内部で歪む(クリップする)場合
があります。入力に合わせてLEVELを調節してください。
ギターアンプのサウンドをシミュレートするエフェクトです。
PREモジュールと組み合わせて使用することにより、ギター
アンプをマイクでピックアップしたようなリアルなサウンドが
得られます。
【解説】
① COLOR(カラー):
アンプの周波数特性を選びます。
1:フラットな特性
2:中域が強調されたオールドチューブアンプ風の特性
3:高域と低域を強調した現代的なアンプの特性
② BOX(ボックス):
スピーカーエンクロージャーの箱鳴りの種類を選びます。1:
スタック(段積み) 2:コンボ 3:コンパクト
③DEPTH(デプス):
箱鳴りの量を設定します。値が大きくなるほどアンプを大音
量で鳴らした時に得られるような箱鳴りが強調されたサウン
ドになります。この値が0(ゼロ)のときは、選ばれている
BOXにかかわらず、箱鳴り効果がなくなります。
入力された楽器音のダイナミクスに応じて、強調される周波数
が上下に移動するオートワウです。
【解説】
① FREQ(フレケンシー):
基準となる周波数を設定します。
② SENS(センシティビティ):
オートワウの感度を設定します。値が大きくなるほど、小さ
な入力でも周波数の変化幅が大きくなります。
EQ
AUTOWAH
パラメーター1 FREQ 1〜64
パラメーター2 SENS 0〜10
パラメーター5 LEVEL 1〜8
3
EQ
AMPSIM
パラメーター1 COLOR 1〜3
パラメーター2 BOX 1〜3
パラメーター3 DEPTH 0〜10
パラメーター4 TONE -7〜+7
パラメーター5 LEVEL 1〜8
2
Mid f
LOW
MID
HI
0
Gain
Frequency
EQ
EQ
パラメーター1 HIGH -7〜+7
パラメーター2 MID -7〜+7
パラメーター3 MIDf 1〜16
パラメーター4 LOW -7〜+7
パラメーター5 LEVEL 1〜8
1
EQ(イコライザー)
エフェクトタイプとパラメーター
15
1
2
3

EXP.ペダルによる、リアルタイムコントロールができるワウ
です。
【解説】
②EXP.MODE(エクスプレッションモード):
EXP.ペダルによる変化の方向を設定します。
0:ペダルを踏み込むほど周波数が上がります。変化範囲は
FREQの設定とは無関係に1〜64 の間となります。
1:ペダルを踏み込むほど周波数が下がります。
このエフェクトを使う場合は、TOTAL パラメーターの
EXP. SELECTでEQモジュールを必ず選んでください
(22 ページをご参照ください)。
エフェクトモジュール3:
モジュレーション(MODULATION)
このエフェクトモジュールには、音色や音程を時間的に変化させ
る8種類のエフェクトタイプが含まれています。
EXP.ペダルによる、リアルタイムのピッチ変化が得られるピ
ッチシフターです。あらかじめ用意されたモードを選ぶこと
で、簡単に変化幅を設定できます。
【解説】
① MODE(モード):
EXP.ペダルで変化する音程の範囲を設定します。モードは全
部で16種類あります。
⑤ EXP.MODE(エクスプレッションモード):
EXP.ペダルによる変化の方向を設定します。
各モードの種類と、音程の変化幅はつぎの通りです。変化
の具合いは実際に演奏して試してみるといいでしょう。な
お1centは半音の100分の1のことで、DRYは原音を、oct
はオクターブを表します。
このエフェクトを使う場合は、TOTALパラメーターのEXP.
SELECTでMODULATIONモジュールを必ず選んでくださ
い(22 ページをご参照ください)。
PDLPITの各モードと音程の変化
MODULATION
1 PDLPIT
パラメーター1 MODE 1〜16
パラメーター5 EXP.MODE 0,1
1
EQ
4 PDLWAH
パラメーター1 FREQ 1〜64
パラメーター2 EXP.MODE 0,1
パラメーター5 LEVEL 1〜8
4
PDLWAH(ペダルワウ)
16
エフェクトタイプとパラメーター
4
1
モード 踏み上げた状態 踏み込んだ状態
1:ダーティーベンド
(DirtyBEND)
2:ハーモナイズドチョーキング
(HarmChokin')
3:デチューン
(Detune)
4:ベンドダウン
(0→↓2nd)
5:ベンドアップ
(0→↑1Oct)
6:アームダウン1
(0→↓1Oct)
7:アームダウン2
(0→↓2Oct)
8:インフィニティベンドダウン
(0→↓∞)
9:マイナー/メジャー
(↑b3rd→↑3rd)
10:オクターブハーモニー
(↓1Oct→↑1Oct)
11:パーフェクト5thパーフェクト4th
(↓5th→↑4th)
12:5th/6th
(↑5th→↑6th)
13:4オクターブシフト
(4Octave)
14:マニュアルフランジャー
(Hi-BAND)
15:クロスフェード
(X-fade)
16:ストップ
(Scratch)
−100cent DRY
−200cent+DRY −10cent+DRY
Doubling +50cent+DRY
0cent −200cent
0cent +1oct
0cent −1oct
0cent −2oct
0cent −∞
+300cent+DRY +400cent+DRY
−1oct+DRY +1oct+DRY
−700cent+DRY +500cent+DRY
+700cent+DRY +900cent+DRY
−2oct +2oct
+1oct+DRY +2oct+DRY
−∞+DRY +1oct
+1oct+DRY −∞

上下2オクターブの範囲で、ピッチを変化させたエフェクト音
をダイレクト音に加えるエフェクトです。
【解説】
① PIT(ピッチ):
ピッチの変化幅を半音単位で設定します。2オクターブまで設
定できます。
② SHIFT(シフト):
シフトする方向を設定します。
dn: シフトダウン UP :シフトアップ
③ FINE(ファイン):
ピッチの変化幅を微調整します。
④ BAL(バランス):
エフェクト音とダイレクト音の音量バランスを設定します。
0(ゼロ)でダイレクト音のみ、10でエフェクト音のみとなり
ます。
⑤ EXP.MODE(エクスプレッションモード):
EXP.ペダルによる変化の方向を設定します。
0:ペダルを踏み込んだ状態でBALで設定したバランス状態
になり、踏み上げた状態でバランスが最小になります。
1 :踏み込んだ状態でバランスが最大、踏み上げた状態で
BALで設定した値になります。
ピッチを0(ゼロ)に設定し、ファインを若干上げれば変
調感の少ないコーラス効果が得られます。
ダイレクト音に数ミリ〜数10ミリセコンド(mS)遅らせたエ
フェクト音を加え、遅れ時間を周期的に揺らすことによって、
サウンドに強烈なクセをつけるエフェクトです。MODE パラ
メーターの設定で、コーラス的にも使えます。
【解説】
① DEPTH(デプス):
フランジャー効果の深さを設定します。
② RATE(レイト):
フランジャー効果の揺れの速さを設定します。
③ PEAK(ピーク):
エフェクトの出力を入力にもどすフィードバックの量を設定
します。このパラメーターの値を上げると、変調感がより強
調され、サウンドに強力なクセがつきます。
④ MODE(モード):
基本的な音色を設定します。
0:フランジャー
1:ソリッドコーラス(通常よりも変調感の強いコーラス)
⑤ EXP.MODE(エクスプレッションモード):
EXP.ペダルによる変化の方向を設定します。
0:ペダルを踏み込んだ状態で、フィードバック量がPEAKで
設定した値、踏み上げた状態で最小になります。
1:踏み込んだ状態でフィードバック量が最大、踏み上げた状
態でPEAKで設定した値になります。
MODULATION
FLG
パラメーター1 DEPTH 0〜10
パラメーター2 RATE 1〜50
パラメーター3 PEAK 0〜10
パラメーター4 MODE 0,1
パラメーター5 EXP.MODE 0,1
3
MODULATION
2 PIT
パラメーター1 PIT 0〜24
パラメーター2 SHIFT dn,UP
パラメーター3 FINE -10〜+10
パラメーター4 BAL 0〜10
パラメーター5 EXP.MODE 0,1
2
PIT(ピッチシフター)
エフェクトタイプとパラメーター
17
32

ダイレクト音に位相(フェイズ)をずらしたエフェクト音を加
え、位相のずれを時間的に変化させるエフェクトです。フラン
ジャーやコーラスとは一味違った、ウォームでクセの少ない音
色変化が得られます。
【解説】
① DEPTH(デプス):
フェイズ効果の深さを設定します。
② RATE(レイト):
フェイズの揺れの速さを設定します。
③ PEAK(ピーク):
音色にクセをつけ、効果を強調する効果です。
④ MODE(モード):
基本的な音色を設定します。
0:ウォーム 1:クリア
⑤ EXP.MODE(エクスプレッションモード):
EXP.ペダルによる変化の方向を設定します。
0:ペダルを踏み込んだ状態で、音色のクセがPEAKで設定し
た値、踏み上げた状態で最小になります。
1:踏み込んだ状態で音色のクセが最大、踏み上げた状態で
PEAKで設定した値になります。
音量を周期的に変化させるエフェクトです。オーソドックスな
トレモロサウンドから音がブツ切りになるような強力な効果ま
で得られます。
【解説】
① DEPTH(デプス):
トレモロ効果の深さを設定します。
② RATE(レイト):
トレモロ効果の速さを設定します。
③ PEAK(ピーク):
このパラメーターの値を上げていくとトレモロの波形がつぶ
れて台形になり、音がブツ切りになるような強力な効果まで
得られます。
④ MODE(モード):
変調波形を選びます。
0:三角波 1:鋸波
⑤ EXP.MODE(エクスプレッションモード):
EXP.ペダルによる変化の方向を設定します。
0:ペダルを踏み込んだ状態で、トレモロの速さがRATEで設
定した値、踏み上げた状態で最小になります。
1:踏み込んだ状態でトレモロの速さが最大、踏み上げた状態
でRATEで設定した値になります。
PEAKパラメーターの効果
音程がランダムに変化するエフェクト音を加え、オートアルペ
ジオ的な効果を作り出します。
【解説】
① DEPTH(デプス):
音程の変化幅を設定します。
② RATE(レイト):
効果の速さ(アルペジオのレイト)を設定します。
③ PEAK(ピーク):
エフェクトの出力を入力にもどすフィードバックの量を設定
します。このパラメーターの値を上げると、変調感がより強
調され、サウンドに強力なクセがつきます。
MODULATION
6 STEP
パラメーター1 DEPTH 0〜10
パラメーター2 RATE 1〜50
パラメーター3 PEAK 0〜10
パラメーター4 MODE 0,1
パラメーター5 EXP.MODE 0,1
6
Level
Time
Level
Time
PEAK=0
PEAK=10
MODULATION
5 TRM
パラメーター1 DEPTH 0〜10
パラメーター2 RATE 1〜50
パラメーター3 PEAK 0〜10
パラメーター4 MODE 0,1
パラメーター5 EXP.MODE 0,1
5
MODULATION
4 PHA
パラメーター1 DEPTH 0〜10
パラメーター2 RATE 1〜50
パラメーター3 PEAK 0〜10
パラメーター4 MODE 0,1
パラメーター5 EXP.MODE 0,1
4
PHA(フェイザー)
18
エフェクトタイプとパラメーター
5
6
4

④ MODE(モード):
音程が変化するときのポルタメント効果を設定します。
0:効果なし 1:効果あり
⑤EXP.MODE(エクスプレッションモード):
EXP.ペダルによる変化の方向を設定します。
0:ペダルを踏み込んだ状態で、フィードバック量がPEAKで
設定した値、踏み上げた状態で最小になります。
1:踏み込んだ状態でフィードバック量が最大、踏み上げた状
態でPEAKで設定した値になります。
ピッキングのアタック音をゆるやかにする「ボリューム奏法」
を自動的に行なうエフェクトに、ダイナミックフィルターが付
加されています。ダイナミックフィルターは入力信号によりフ
ィルターが開き、低域(あるいは高域)が徐々に強調される効
果です。
【解説】
① DEPTH(デプス):
ダイナミックフィルターの周波数が変化する範囲を設定しま
す。値が大きくなるほど、変化幅が大きくなります。
② RATE(レイト):
音の立ち上がりの時間を設定します。値が大きくなるほど、
アタック音がゆるやかになります。
③ BAL(バランス):
スローアタック音とダイナミックフィルター音のバランスを
設定します。値が小さくなるほどスローアタック音が大きく
なり、値が大きくなるほどダイナミックフィルター音が大き
くなります。
④ MODE(モード):
フィルターの特性を選びます。音質の変化が異なります。
0:LPF(低域通過フィルター)
1:HPF(高域通過フィルター)
⑤ EXP.MODE(エクスプレッションモード):
EXP.ペダルによる変化の方向を設定します。
0:ペダルを踏み込んだ状態で、アタックタイムがRATEで設
定した値、踏み上げた状態で最小になります。
1:踏み込んだ状態でアタックタイムが最大、踏み上げた状態
でRATEで設定した値になります。
ピッチを周期的に揺らしたエフェクト音をダイレクト音に加
え、サウンドを空間的に広げるコーラスです。モノラル/ステ
レオどちらでも使えます。
【解説】
① DEPTH(デプス):
音程の揺れ幅を設定します。
② RATE(レイト):
音程の揺れの速さを設定します。
③ BAL(バランス):
エフェクト音とダイレクト音とのバランスを設定します。値
が大きくなるほど、エフェクト音が大きくなります。
④ STEREO(ステレオ):
0(ゼロ)のときにモノラル、1のときにステレオのコーラス
となります。
⑤ EXP.MODE(エクスプレッションモード):
EXP.ペダルによる変化の方向を設定します。
0:ペダルを踏み込んだ状態で、BAL で設定した値、踏み上
げた状態で最小になります。
1:踏み込んだ状態でバランスが最大、踏み上げた状態でBAL
で設定した値になります。
MODULATION
8 CHO
パラメーター1 DEPTH 0〜10
パラメーター2 RATE 1〜50
パラメーター3 BAL 0〜10
パラメーター4 STEREO 0,1
パラメーター5 EXP.MODE 0,1
8
MODULATION
7 SLOW
パラメーター1 DEPTH 0〜10
パラメーター2 RATE 1〜50
パラメーター3 BAL 0〜10
パラメーター4 MODE 0,1
パラメーター5 EXP.MODE 0,1
7
SLOW(スローアタック)
エフェクトタイプとパラメーター
19
7
8

エフェクトモジュール4:ディレイ(DELAY)
ダイレクト音にエコー成分を加えるエフェクトモジュールです。
シンプルなモノラルディレイと、ディレイ音が左右交互にはね返
るステレオのピンポンディレイの2種類があります。またディレ
イタイムの設定は、BANK▲ペダルスイッチによるタッピング入
力も可能です。タッピング入力の方法については、23ページを
ご参照ください。
最高1000ms(ミリセコンド)までのディレイタイムが得られ
る、オーソドックスなデジタルディレイです。
【解説】
① DELAYTIME(ディレイタイム)x100ms:
ディレイタイム(ディレイ音どうしの間隔)を100ms 単位で
設定します。
② DELAYTIME(ディレイタイム)x1ms:
ディレイタイムを1ms単位で設定します。①と②を加えたも
のが最終的なディレイタイムとなります。
①の値が10(=1000ms)のときには、このパラメーターは
0(ゼロ)に固定です。
③ FEEDBACK(フィードバック):
ディレイの繰り返し回数を設定します。値が大きいほど回数
が多くなります。
④ MIX(ミックス):
ダイレクト音とエフェクト音の音量バランスを設定します。
値が0(ゼロ)のときにダイレクト音のみ、10のときにディ
レイ音が最大になります。
ディレイ音が左右に交互に出力される、ピンポンディレイです。
4040をモノラルで使用する場合は、タイムの短い方のディ
レイ音のみがOUTPUTL/MONO端子から出力されます。
エフェクトモジュール5:リバーブ(REV)
このモジュールには、サウンドに残響成分を加える3種類のエフ
ェクトタイプが含まれています。
ホールの残響をシミュレートするリバーブです。サウンドに自
然な広がり感を与えます。
【解説】
① TIME(タイム):
リバーブタイム(残響の長さ)を設定します。値が大きいほ
ど残響時間が長くなり、音場の広がり感を表現できます。
② TONE(トーン):
リバーブの音色を調整します。値が大きいほど明るい残響音
になります。
③ MIX(ミックス):
ダイレクト音とエフェクト音の音量バランスを設定します。
値が0(ゼロ)のときにダイレクト音のみ、10のときにエフ
ェクト音が最大になります。
ルーム系の短い残響を加えるエフェクトタイプです。単音のバ
ッキングなどに向いています。
MODULATION
2 ROOM
パラメーター1 TIME 1〜10
パラメーター2 TONE -7〜+7
パラメーター3 MIX 0〜10
2
REV
HALL
パラメーター1 TIME 1〜10
パラメーター2 TONE -7〜+7
パラメーター3 MIX 0-10
1
DELAY
2 PPD
パラメーター1 DELAYTIME(x100ms) 0〜10
パラメーター2 DELAYTIME(x1ms) 0〜99
パラメーター3 FEEDBACK 0〜10
パラメーター4 MIX 0〜10
2
DELAY
MONO
パラメーター1 DELAYTIME(x100ms) 0〜10
パラメーター2 DELAYTIME(x1ms) 0〜99
パラメーター3 FEEDBACK 0〜10
パラメーター4 MIX 0〜10
1
MONO(モノディレイ)
20
エフェクトタイプとパラメーター
1
1
2
2

DELAYモジュールのPPDと同じ効果(ただし、ディレイタイ
ムは最高900msまで)を持つピンポンディレイです。
【解説】
① TIME(ディレイタイム)x10ms:
ディレイタイムを10ms単位で設定します。
② FEEDBACK(フィードバック):
ディレイの繰り返し回数を設定します。値が大きいほど回数
が多くなります。
③ MIX(ミックス):
ダイレクト音とエフェクト音の音量バランスを設定します。
値が0(ゼロ)のときにダイレクト音のみ、10のときにディ
レイ音が最大になります。
4040をモノラルで使用する場合は、PPD とは逆にタイム
の長いディレイ音のみがOUTPUT L/MONO端子から出
力されます。
パッチレベル(PATCHLEVEL)
エフェクトモジュールREVERB のパラメーター4は、パッチご
との音量レベルを設定するパラメーターPATCHLEVELになっ
ています。このパラメーターは、正確にはエフェクトではありま
せんが、パッチの一部として保存されます。
【解説】
④ PATCHLEVEL(パッチレベル):
パッチごとの出力レベルを設定します。
このパラメーターは、エフェクトモジュールREVERBの
オン/オフにかかわらず設定できます。また、プレイモー
ドでValueキーを押すことでもパッチレベルを変更するこ
とが可能です。
TOTAL(トータル)パラメーターについて
パラメーターLEDの最下段にはTOTALパラメーターと呼ばれ
る、特殊なパラメーターが並んでいます。TOTALパラメーター
は、外部のエフェクター/アンプのコントロールや、4040全体
に働く設定に使用します。TOTALパラメーターの設定は、エデ
ィットモードでエフェクトのパラメーターと同じように、
PARAMETERSELECTキーやVALUE+/−キーを使って行な
います。
TOTAL パラメーターには、パッチの一部となるパッチパ
ラメーターと、4040 全体に働く設定を行なうグローバル
パラメーターがあります。パッチパラメーターを変更した
場合は、エフェクトパラメーターと同じようにパッチごと
に保存します。また、グローバルパラメーターを変更した
場合は、パッチをいずれか1つ保存することで、変更した
内容が記憶されます。
外部ループ(EXTERNALLOOP)
PREモジュール内のコンプレッサーとディストーションの間に
インサートされる、外部エフェクトのオン/オフを設定します。
このパラメーターは、パッチの一部として個別に保存されます。
詳しい使用方法については23ページをご参照ください。
【解説】
EXTERNALLOOP(外部エフェクトループ):
エフェクトループのオン/オフを設定します。0(ゼロ)でオ
フ、1でオンになります。
PREモジュールがオフの場合も、外部エフェクトループは
独立して使用可能です。
外部コントロール
(EXTERNALCTRLOUT)
外部アンプのチャンネル切り替えを行なう EXTERNAL
CONTROLOUT端子の設定を行ないます。このパラメーターは
パッチの一部として個別に保存されます。詳しい使用方法につい
ては23ページをご参照ください。
【解説】
EXTERNALCONTROLOUT(外部コントロール):
EXTERNALCONTROLOUT端子の状態を設定します。詳し
くは23ページをご参照ください。
EXTERNALCTRLOUT
パラメーター EXTERNALCONTROLOUT 1〜4
EXTERNALLOOP
パラメーター 0,1EXTERNALLOOP
PATCHLEVEL
パラメーター4 0〜50PATCHLEVEL
REV
DELAY
パラメーター1 TIME(x10ms) 0〜90
パラメーター2 FEEDBACK 0〜0
パラメーター3 MIX 0〜10
3
DELAY(ディレイ)
エフェクトタイプとパラメーター
21
3

ミニマムボリューム
(MINIMUMVOLUME)
VOL.ペダルを完全に踏み上げたときの、EQ モジュールと
MODULATIONモジュールの間の音量設定を行ないます。この
パラメーターは、4040全体に対して働くグローバルパラメータ
ーです。
【解説】
MINIMUMVOLUME(ミニマムボリューム):
VOL.ペダルを踏み上げたときの最小音量を設定します。
0(ゼロ)で音が出ない状態になります。
MIDIチャンネル(MIDICH)
MIDIOUT端子から出力されるMIDI 信号のチャンネルを設定し
ます。このパラメーターは、4040全体に対して働くグローバル
パラメーターです。詳しい使用方法については26ページをご参
照ください。
【解説】
MIDICH(MIDIチャンネル):
MIDI信号の送信チャンネルを設定します。
グローバルパラメーター(ミニマムボリューム/MIDIチ
ャンネル)の設定を変更した場合、パッチをいずれか1つ
保存してください。これで、グローバルパラメーターの変
更も保存されます。保存をせずに電源を切ると、グローバ
ルパラメーターが以前の設定にもどってしまいますのでご
注意ください。
エクスプレッション(EXP.SELECT)
EXP.ペダルでどのモジュールをコントロールするかを設定しま
す。このパラメーターはパッチの一部として個別に保存されます。
【解説】
EXP.SELECT(エクスプレッションセレクト):
EXP.ペダルでコントロールするモジュールを選びます。
0:OFF 1:PRE 2:EQ
3:MODULATION 4:DELAY 5:REVERB
EXP.ペダルによる効果は、現在のパッチでどのモジュール
が選ばれているかによって異なります。また、モジュール
側の設定によっても変化の度合や方向が変わりますので、
パラメーターをエディットしながら希望する変化になるよ
うに試してください。
コントロール先として、現在オフになっているモジュール
やEXP.コントロールが対応しないエフェクトが選ばれてい
るモジュールは設定できません(表示できません)。EXP.
ペダルでコントロールしたいモジュールは必ずオンにして
ください。
EXP.SELECT
パラメーター 0〜5EXP.SELECT
MIDICH
パラメーター 1〜16
MIDICH
MINIMUMVOLUME
パラメーター 0〜10
MINIMUMVOLUME

ディレイタイムのタッピング入力
DELAY モジュールのディレイタイムは、BANK▲ペダルス
イッチを踏む間隔に合わせて設定することができます。この
機能を使えば、曲のテンポに合ったディレイタイムを簡単に
設定することができます。
・ プレイモードでエディットしたいパッチを選び(ユーザーま
たはプリセットのどちらのグループでもかまいません)、
EDIT/CANCELキーを押してエディットモードに入ります。
・ BANK▲ペダルスイッチをテンポに合わせて2回以上踏みま
す。
ペダルスイッチを踏む間隔を4040が感知して、ディレイタイ
ムを設定します。
・ もう一度EDIT/CANCELキーを押せば、プレイモードにもど
ります。必要に応じて、パッチを保存してください。
タッピング入力は、DELAYモジュールのディレイタイム
にのみ有効です。このため、DELAYモジュールがオンに
なっていなくてはタッピング入力ができません。
またディレイタイムは最大1000msですが、BANK▲ペ
ダルスイッチを踏む間隔が 1000ms を超えたとき、
1000mS〜2000mSの場合はその半分の時間が設定され
ます。2000mSを越えた場合は無効となります。
外部エフェクトループ
EXTERNALSEND/RETURN端子に接続したエフェクターは、
PREモジュール内のコンプレッサーとディストーションの間
にインサート(直列接続)されます。このエフェクトループ
のオン/オフはパッチの一部として保存できます。たとえば
お手持ちのディストーションなどのコンパクトエフェクター
を接続して4040の一部としてコントロールできます。
・ プレイモードからEDIT/CANCELキーを押してエディットモ
ードに入ります。
・ PARAMETERSELECTキーを使ってTOTALパラメーター
のEXTERNALLOOPを選びます。
・ VALUE+/−キーで値を1(外部ループ=オン)に設定しま
す。
これで EXTERNALSEND/RETURN端子に接続したエフェ
クターを信号が通過します。外部エフェクター側で音色や音
量を調節してください。
・必要に応じてパッチを保存してください。
外部エフェクトループのオン/オフは4040側でコントロ
ールするので、ループに接続したエフェクトは常時オン
にします。また、その時の4040にリターンされる信号レ
ベルは外部エフェクト側で調節します。
外部コントロール
複数チャンネルを持つギターアンプやプリアンプの中は、フッ
トスイッチでチャンネルを切り替えられるものがあります。ま
たアンプの機種によっては、フットスイッチで内蔵エフェクト
のオン/オフを行なうものもあります。4040ではEXTERNAL
CONTROLOUT端子の出力をアンプ側のフットスイッチ端子
に接続することで、アンプ側のチャンネル切り替えや内蔵エ
フェクトのオン/オフをパッチに連動して行なえます。
EXT CNTL OUT
ギターアンプ
4040
FOOTSWINなど
ステレオケーブルまたはモノラルケーブル
SENDRETURN
4040
COMPACT
EFFECTOR
IN
OUT
エディットモードの応用例
23
エディットモードの応用例
ここでは、エディットモードのより高度な機能やTOTALパラメーターの使用方法について説明します。

この端子は図のようにステレオ仕様のケーブルに対応し、2
系統のオン/オフをコントロールできるようになっています。
この端子にステレオケーブル、あるいはモノラルケーブルを
使って、アンプのチャンネル切り替え端子に接続します。プ
ラグのTIP(チップ)とRING(リング)がGROUND(グラ
ンド)に対して接触しているか(ショート)、離れているか
(オープン)という2つの状態の組み合せによってアンプ側の
動作が変化します。
・ プレイモードでEDIT/CANCELキーを押して、エディットモ
ードに入ります。
・ PARAMETERSELECTキーを使ってTOTALパラメーター
のEXTERNALCONTROLOUTパラメーターを選びます。
・ VALUE+/−キーで値を設定してください。
値ごとの端子の組み合せは、つぎの表の通りです。
・ 必要に応じてパッチを保存してください。
アンプ側のコントロール端子の仕様は機種によって異なる
ので、いろいろな組み合せを試してみてください。一般的
には、使用するアンプに付属しているフットスイッチと同
じタイプのケーブルを使うのがいいでしょう。詳しくはア
ンプのマニュアルをご参照ください。
アンプの機種によっては、たとえフットスイッチ端子があ
っても、4040からはコントロールできないものもあります。
エクスプレッションペダルによるコントロール
4040 に搭載されたEXP.ペダルで、任意のエフェクトパラメ
ーターをリアルタイムにコントロールすることができます。
たとえば演奏しながらディストーションの深さを変化させた
り、リバーブの割合を増やしたりすることができます。なお
コントロールできるパラメーターは、選択するモジュールと
そのパッチで使われているエフェクトによって決定されます。
・ プレイモードでEDIT/CANCELキーを押し、エディットモー
ドに入ります。
・ PARAMETERSELECTキーを使ってTOTALパラメーター
のEXP.SELECTを選びます。
・ VALUE+/−キーでコントロールするモジュールを設定し
てください。
・ 必要に応じてパッチを保存してください。
表中*印のパラメーターは、設定にかかわらず
MIN←→MAXが変化範囲となります。
TIP(チップ)GROUND(グランド)
RING(リング)
ステレオフォーンプラグ
EXTERNAL
CONTROLの
値
1 ショート ショート
2 オープン オープン
3 オープン ショート
4 ショート オープン
端子の状態
RING TIP
EXP.SELECTの
値
0 機能オフ
1 PRE
2EQ
3 MODULATION
4 DELAY
5 REVERB
モジュール コントロールできるパラメーター
ODI,ODII,
DISTI,DISTII,
LEAD,METAL
AUTOWAH
PDLWAH……
PDLPIT
PIT
FLG
PHA
TRM
STEP
SLOW
CHO
MONO
PINGPONG……
HALL
ROOM
DELAY
… GAIN*
SENSE*
FREQ*
…
PIT
…
BAL
…
PEAK
…
PEAK
…
RATE
…
PEAK
…
RATE
…
BAL
MIX*
MIX*
…
MIX*
…
MIX*
…
MIX*

工場出荷時のパッチを呼び出す
(ファクトリーコール)
4040 は、工場出荷時のパッチデータをROM(読みだし専用
メモリー)に記憶しています。お買い上げ後にユーザーグル
ープのパッチを書き換えた場合でも、ROMからパッチを1つ
ずつ読み出して復帰することができます。
・ 4040の電源を切り(アンプのボリュームは最小にしぼって
おいてください)、EDIT/CANCEL キーを押しながら、もう
一度電源をオンにします。
ディスプレイにFCの表示が点滅します。これはROM の
パッチを呼び出せる状態にあることを表しています。
・ STOREキーを押します。
これでROM から読み出すパッチのグループ、バンクナンバ
ー、パッチナンバーを選べる状態になります。ディスプレイ
にはFCとグループ/バンクナンバーが交互に表示され
ます。
・ GROUPキー、BANK▲/▼ペダルスイッチ、ペダルスイッ
チ1〜4を使ってパッチを選んでください。
このとき、ROMのパッチのサウンドを確認することができ
ます。
・ もう一度STOREキーを押してください。
これで選択したパッチが工場出荷時の音色にもどります。
・ 4040の電源を切り、そのままもう一度電源をオンにしてく
ださい。
通常のプレイモードにもどります。
工場出荷時のパッチを呼び出すと、同じパッチナンバー
にそれまで保存されていたユーザーパッチが消去されて
しまいます。工場出荷時のパッチをストアする前に
GROUP キーを押せば、コンペア機能で現在保存されて
いるユーザーパッチを聴くことができます。
4040 を工場出荷時の状態にもどす
(オールイニシャライズ)
オールイニシャライズは、ユーザーグループのすべてのパッ
チを工場出荷時の状態にもどす特殊な機能です。オールイニ
シャライズを実行すると、ユーザーが保存したパッチはすべ
て消えてしまいますので注意してください。
・ 4040の電源を切り(アンプのボリュームは最小にしぼって
おいてください)、STOREキーを押しながら、もう一度電源
をオンにしてください。
ディスプレイにALの表示が点滅します。これは4040が
オールイニシャライズの待機状態にあることを表わします。
●全パッチをそのままイニシャライズしたいときは
もう一度STOREキーを押します。これですべてのパッチが
工場出荷時の状態となり、プレイモードにもどります。
●イニシャライズを中断したいときは
EDIT/CANCELキーを押します。これでプレイモードにもど
ります。
ボリュームペダルによるコントロール
4040 に搭載されたVOL.ペダルで、E Q モジュールと
MODULATIONモジュールの間のボリュームをコントロール
することができます。これにより、ディレイやリバーブの響
きを残したままで音量を変化させることができます。このと
き、VOL.ペダルを踏み上げた状態の音量(ミニマムボリュー
ム)を設定し、パッチごとに保存することができます。
・ プレイモードでEDIT/CANCELキーを押し、エディットモー
ドに入ります。
・ PARAMETERSELECTキーを使ってTOTALパラメーター
からMINIMUMVOLUMEを選びます。
・ VALUE+/−キーで値(ミニマムボリューム)を設定して
ください。
このパラメーターを変更した場合、保存をせずに電源を切
ると、以前の設定にもどってしまいます。変更した内容
を確定するには、パッチをいずれか1つ保存してください。
その他の機能
25
その他の機能
ここでは、4040の特殊モードやMIDI機能について説明します。

MIDIによるコントロール
4040のペダルを操作したときや、ペダルスイッチのオン/オ
フを切り替えたときに、MIDIOUT 端子からプログラムチェ
ンジとコントロールチェンジというMIDI 信号が送信されま
す。これによりMIDIIN端子を持つ外部機器を4040からコン
トロールすることができます。たとえば、4040のパッチと連
動してギターシンセサイザーのプログラムを切り替えたり、
ZOOM9150などMIDI対応プリアンプの設定を呼び出したり
できます。
●プログラムチェンジの送信
パッチを選ぶたびに、MIDIOUT 端子からプログラムチェン
ジメッセージが送信されます。送信されるプログラムチェン
ジナンバーは、つぎの表の通りです。
●コントロールチェンジの送信
VOL.ペダルとEXP.ペダルを変化させると、特定のコントロ
ールチェンジメッセージが送信されます。このときのコント
ロールチェンジのバリューは連続的に変化します。
また4040がマニュアル(エディット)モードのときにモジュ
ールのオン/オフをペダルスイッチで切り替えると、特定の
コントロールチェンジを送信します。この場合、出力される
バリューは2種類(オン=127、オフ=0)のみです。
さらに 4040がプレイモードのときにバイパス状態にすると、
特定のコントロールチェンジを送信します。この場合も出力
されるバリューもオン/オフの2種類のみです。
送信されるコントロールチェンジナンバーとバリューは、つ
ぎの表の通りです。
●MIDIチャンネルの設定
4040のMIDIOUT端子から外部機器をコントロールするには、
MIDI チャンネルを受信側の機器と合わせる必要があります。
MIDIチャンネルの設定は、TOTALパラメーターのMIDICH
で行ないます。
・ プレイモードでEDIT/CANCELキーを押し、エディットモー
ドに入ります。
・ PARAMETERSELECTキーを使ってTOTALパラメーター
のMIDICHを選びます。
・ VALUE+/−キーで値(MIDIチャンネル1〜16)を設定し
てください。
2つのペダルの機能を入れかえる
4040のペダルは、通常左側がVOL.ペダル、右側がEXP.ペダ
ルになっていますが、使いやすいように2つのペダルの機能
を入れかえることができます。
・ 4040の電源を切り(アンプのボリュームは最小にしぼって
おいてください)、GROUP キーを押しながら、もう一度電
源をオンにしてください。
ディスプレイにVEと表示されます。この状態で、左側
がボリュームペダル、右側がエクスプレッションペダルにな
っています(工場出荷時は、この状態です)。
・ VALUEキー+/−を使って設定を変更してください。
EVの表示で、右側がボリュームペダル、左側がエクス
プレッションペダルになります。
・ STOREキーを押してください。
これでペダルの機能が確定し、通常のプレイモードにもどりま
す。また、操作を中断したい場合はCANCELキーを押します。
グループ バンクNo.
パッチNo.
1234
ユーザー
00123
14567
2891011
9 36373839
プリセット
0 40414243
1 44454647
2 48495051
9 76777879
……
MIDI OUT
4040
MIDI IN
MIDIケーブル
9150などMIDIプリアンプ
MIDI OUT
ギターシンセサイザー
4040
MIDI IN
MIDIケーブル
コントロール
チェンジNO.
VOL.ペダル 7 0〜127
EXP.ペダル 1 0〜127
バイパス(チューナー) 91 ON:127OFF:0
BANK▼ 72 ON:127OFF:0
ペダル1 73 ON:127OFF:0
マニュアル
モード
ペダル2 75 ON:127OFF:0
ペダル3 76 ON:127OFF:0
ペダル4 77 ON:127OFF:0
バリュー

FS01を使ったコントロール
オプションのフットスイッチFS01 を使えば、通常のプレイモ
ードと、エフェクトモジュールを個別にオン/オフできるマ
ニュアルモードを切り替えることができます。
・ 4040の電源がオフの状態でMANUAL端子にFS01を接続し
てください。
4040の電源を入れ、パッチを選んでください。
・ FS01を1回踏んでください。
これで 4040がマニュアル(エディット)モードになり、エフ
ェクトモジュールのオン/オフをペダルスイッチ1 〜4と
BANK▼ペダルスイッチを使って切り替え可能になります。
ペダルスイッチ1〜4とBANK▼ペダルスイッチは、それ
ぞれつぎのエフェクトモジュールに対応します。
● BANK▼ペダルスイッチ ・・・・・PRE
● ペダルスイッチ1・・・・・・・・・・・・・EQ
● ペダルスイッチ2・・・・・・・・・・・・・MODULATION
● ペダルスイッチ3・・・・・・・・・・・・・DELAY
● ペダルスイッチ4・・・・・・・・・・・・・REVERB
マニュアルモードでは、パッチを切り替えることはでき
ません。
・ もう一度FS01を1回踏んでください。
4040がプレイモードにもどり、パッチを切り替えることがで
きます。
フットスイッチやペダルスイッチ1〜4を使った応用例
27
フットスイッチやペダルスイッチ1〜4を使った応用例
オプションのフットスイッチFS01を使えば、演奏中に4040のモード切り替えなどがコントロールできます。

MIDI IMPLEMENTATION
1. TRANSMITTED DATA
1) CHANNEL VOICE MESSAGES
STATUS SECOND THIRD DESCRIPTION
1011 nnnn 0ccc cccc 0vvv vvvv CONTROL CHANGE
ccc cccc : Control No.
vvv vvvv : Control Value
1100 nnnn 0ppp pppp —— —— PROGRAM CHANGE
ppp pppp : Program Number
NOTE: nnnn = MIDI Channel Number ( 0000 - 1111 )
2. RECOGNIZED DATA
NONE
28
仕 様
●ZOOMPLAYERPRO4040
◇エフェクトプログラム: 25種類(5モジュール)
◇パッチメモリー: プリセット40、ユーザー40 (合計80パッチ)
◇A/D変換: 16bit 64倍オーバーサンプリング
◇D/A変換: 16bit 64倍オーバーサンプリング
◇インプット:
・ギターインプット フォーン/モノ×1
定格入力レベル インプットゲイン SW H=−25dBm
M=−15dBm
L=−10dBm
・エクスターナルリターン フォーン/モノ×1
(定格入力レベル −10dBm/入力インピーダンス 100kΩ)
◇アウトプット:
・ラインアウト フォーン/モノ×2(L/MONO、R)
(最大出力レベル +5dBm/出力インピーダンス 600Ω以下)
・エクスターナルセンド フォーン/モノ×1
(定格出力レベル −10dBm/出力インピーダンス 1kΩ)
・ヘッドフォン フォーン/ステレオ×1
(出力電力 35mW/32Ω負荷時)
◇イン/アウトゲイン
・インプットゲインSW×1(3段切り替え)
・マスターボリューム×1
◇コントロール: MIDIOUT、EXTERNALCONTROLOUT、MANUAL
◇ペダル: VOL.ペダル、EXP.ペダル
◇ディスプレイ: 7セグメントLED×2
◇電源: DC9V 200mA(ACアダプター付属:AD-0003またはAD-0004)
◇外形寸法: 500(W)×210(D)×63(H)mm
◇重量: 2kg(ACアダプター含めず)
・0dBm=0.775Vrms
・製品の仕様、及び外観は改良のため予告なく変更することがあります。
仕 様