
サーマルプリンタ
ユーザ
ガイド
980441-071 Rev.

ii 980441-071 Rev.A

所有権の宣言
このマニュアルには、Zebra Technologies Corporation の知的財産情報が含まれています。 このマニュアルの唯一の目的は、ここに記述
されている設備を操作し維持する方々に利用していただく情報の提供であります。 この知的財産情報は、
Zebra Technologie Corporation の明示的な文書による許可なしに、他の目的で使用、再製、または第三者に開示してはいけません。
製品改良
製品の絶え間ない改良は、Zebra Technologies Corporation のポリシーです。 仕様および標識はすべて予告なしに変更されます。
FCC 準拠ステートメント
LP3844-Z この装置は、FCC 規則の Part 15 に基づくクラス Bデジタルデバイスの限度制限を遵守していることが、テストにより判明して
います。 これらの制限は、居住地域のインストールで有害な干渉を合理的に保護することを目的としています。 この装置は無線周波エ
ネルギーを発生し、使用し、放射します。使用説明に基づいてインストールされ使用されない場合は、無線通信に有害な電波障害を
引き起こすことがあります。 しかし、特定のインストールで障害が起こらないという保障はありません。 この設備がラジオまたはテレ
ビ受信に有害な干渉をを引き起こす場合 ( 設備をつけたり消したりすることにより判断できます )、ユーザは次の手段の 1 つ以上に
よって障害の解消を試みるようにお勧めいたします。
■ 受信アンテナの方向か位置を変更する。
■ 設備と受信機の間の距離を広げる。
■ 受信機を接続している回線とは別回線になっているソケットに設備を接続する。
■ 販売業者またはラジオ /TV の技術者に相談する。
LP3844-Z このユニットは、シールドされたケーブルで周辺機器と接続しテストされています。 準拠のためには、シールドされたケー
ブルを使用しなければなりません。
Zebra Technologies Corporation により明示的に承認されていな変更や改造は、ユーザが設備を稼動する権限を失う可能性があるの
で、注意してください。
賠償責任否認
Zebra Technologies Corporation は、公表された技術規格およびマニュアルが正確であることを保証するあらゆる手段を取っていま
す。しかしながら、エラーは発生します。 Zebra Technologies Corporation は、いかなるエラーも修正する権利を留保し、そこから
生じる賠償責任を否認します。
間接損害責任なし
いかなる場合にも、Zebra Technologies Corporation または付属製品 ( ハードウェアとソフトウェアを含む ) の生成、生産または配
達に関与した他者が、たとえそのような損害の可能性が Zebra Technologies Corporation に知らせられていたとしても、製品の使用、
使用の結果、または使用できなかったことにより発生する損害(営業利益の損失、事業中断、営業情報の紛失、またはその他の金銭
ロスによる損害を含むが、これに制限されることはない)に対して一切責任を負いません。 間接的または付随的損害に対する責任の除
外または制限を許さない米国の州があり、この制限が適用されない場合があります。
商標
Zebra のロゴおよびシマウマの頭のデザインは、両者とも登録商標です。また、LP3844-Z は ZIH 社のサービスマークです。Windows お
よび MS-DOS はマイクロソフトの登録商標です。他のすべてのマークはそれぞれのホルダの商標または登録商標です。
著作権
ここに記述された著作権のあるマニュアルおよびラベルプリンタは、Zebra Technologies Corporation によって所有されています。
All rights reserved. このマニュアルまたはラベルプリンタのソフトウェアの不正な再生には、1 年以内の監禁および 10,000 ドル
(17U.S.C.506) までの罰金が課せられます。 著作権違反者は、民事責任の対象になります。
©2003 ZIH Corp. All rights reserved.
980441-071 Rev.A iii

バッテリ
メインのプリントサーキットボードアセンブリには、3 ボルトのリチウムが
含まれています。
注意 ? 誤ったタイプのバッテリに取り替えると、爆発の危険があります。
注: その地域のガイドラインと規則に従って、バッテリをリサイクルして
ください。
電気ショックの危険
プリンタと電源供給装置は、そのどちらかがぬれる可能性のある場所では絶
対に稼動しないでください。 身体傷害を起こす恐れがあります。
用紙とリボン
常に高品質、認証済みのラベル、タグ、リボンを使ってください。 粘着性の
ラベルで台紙に対して平行になっていないラベル紙が使われた場合、露出し
たエッジがプリンタ内部のラベルガイドとローラにくっついて、ラベルが台
紙から剥がされプリンタジャムを起こす可能性があります。 非認定のラベル
を使用すると、不正に巻き込まれたり、印字ヘッドを腐食する化学薬品が含
まれている恐れがあり、印字ヘッドが恒久的な損傷を受ける可能性がありま
す。 取り扱い販売会社から承認済みの消耗品を入手してください。
印刷中にラベルやリボンが切れた場合、再ロード中に電源スイッチを切らな
いでください。データロスが発生します。 新規の消耗品をセットしたら、
フィードボタンを押して印刷を再開してください。
静電気放電
人体の表面や他の表面で蓄積する静電エネルギーの放電により、この装置の
中で使われる印字ヘッドや電子部品が破損、または破壊されることがありま
す。 トップカバーの下の印字ヘッドや電子部品に触ってはいけません。
サーマル印刷
印字ヘッドは印刷中、熱くなります。 印字ヘッドの破損や作業者のケガの危
険を避けるため、印字ヘッドには触れないようにしてください。 メンテナン
スをするときは、清浄ペンのみを使用してください。
iv 980441-071 Rev.A

はじめに
ようこそ! . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .1
ボックスの中味は? . . . . . . . . . . . . . . . . . .2
プリンタの検査 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .3
関連ドキュメント . . . . . . . . . . . . . . . . . . .6
使ってみよう
印刷モード . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .7
電源供給装置の取り付け . . . . . . . . . . . . . . . .8
ロール紙の装着について . . . . . . . . . . . . . . . .9
リボンの装着 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11
自動キャリブレーション . . . . . . . . . . . . . . . 13
操作方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
テスト印刷 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15
プリンタをコンピュータに接続 . . . . . . . . . . . . 16
プリンタとの通信 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
目次
プリンタを開く . . . . . . . . . . . . . . . . . .3
プリンタを閉じる . . . . . . . . . . . . . . . . .5
損傷の通知 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .6
ロール紙の装着(コンパートメントに) . . . . . . . .9
ガイドの調節 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
リボンのインストール . . . . . . . . . . . . . . 11
巻取芯のインストール . . . . . . . . . . . . . . 11
リボンを取り付けて締める . . . . . . . . . . . . 12
電源スイッチ . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
フィードボタン . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
ステータスランプ . . . . . . . . . . . . . . . . 14
インタフェイスケーブルの必要要件 . . . . . . . . 16
USB インタフェイス必要要件 . . . . . . . . . . . . 17
パラレルインタフェイス必要要件 . . . . . . . . . 17
イーサネットインタフェイス必要要件 . . . . . . . 17
シリアルインタフェイス必要要件 . . . . . . . . . 17
USB(ユニバーサルシリアルバス)通信 . . . . . . . 18
パラレル通信 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
内蔵 ZebraNet ョ PrintServer IITM 通信 . . . . . . 18
シリアル通信 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
980441-071 Rev.A v

印刷幅の調整 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
印刷濃度の調整 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
印刷速度の調整 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
操作とオプション
サーマル印刷 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21
消耗品の取替え . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
新たに熱転写リボンを装着 . . . . . . . . . . . . 22
使用済み熱転写リボンの取替え . . . . . . . . . . 22
ピールモード印刷 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23
ファンフォールド紙の印刷 . . . . . . . . . . . . . . 24
カッターオプションの使用 . . . . . . . . . . . . . . 25
メンテナンス
清掃 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
印字ヘッドへの配慮 . . . . . . . . . . . . . . . 28
メディアパスへの配慮 . . . . . . . . . . . . . . 28
清浄カードへの配慮 . . . . . . . . . . . . . . . 28
プラテンへの配慮 . . . . . . . . . . . . . . . . 29
潤滑油 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
プラテンの取替え . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
取り外し. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
アセンブリ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
印字ヘッドの取替え . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
熱転写 TLP モデル . . . . . . . . . . . . . . . . 32
トラブルシュート
問題解決 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
印字品質問題 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
マニュアルキャリブレーション . . . . . . . . . . . . 40
トラブルシュートテスト . . . . . . . . . . . . . . . 41
設定ラベルの印刷 . . . . . . . . . . . . . . . . 41
再キャリブレーション . . . . . . . . . . . . . . 41
工場デフォルト値にリセット . . . . . . . . . . . . . 42
通信診断 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42
フィードボタンモード . . . . . . . . . . . . . . . . 43
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付録
仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 45
インタフェイス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50
ユニバーサルシリアルバス (USB) コネクタ . . . . . 50
パラレル通信 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51
イーサネットネットワーク用
ZebraNet® PrintServer II . . . . . . . . . . . . 52
シリアル (RS-232) コネクタ . . . . . . . . . . . . 53
980441-071 Rev.A vii

viii 980441-071 Rev.A

このセクションでは、製品ボックスになにが入っているのか、ま
たプリンタ部品にはどんなものがあるのかを説明します。 また、
プリンタの開閉方法とトラブルが発生したときの処理手続きにつ
いて解説します。
ようこそ!
Zebra® TLP 3844-Z™ プリンタをお買い求めいただき誠にありが
とうございます。この製品は、品質、サービス、付加価値の面で
業界のリーダーである Zebra Technologies Corporation によって
製造された高品質オンデマンドプリンタです。 Zebra
Technologies Corporation は、25 年以上にわたって、最高の製
品とサポートをお客様に提供してきました。
TLP 3844-Z プリンタは、熱転写印刷方式(リボンを使用)と、ダ
イレクトサーマル印刷の両機能を備えています。
このマニュアルは、日常プリンタを操作するために必要な情報を
すべて提供します。 ラベルのフォーマット作成には、
Programming Guide(ZPL II プログラムガイド)
ください。 このガイドは、この製品の販売会社か、
Zebra Technologies Corporationに連絡して入手してください。
はじめに
ZPL II
を参照して
注: プリンタ設定の多くは、プリンタドライバーかラベル設定
ソフトウェアによってコントロールされています。 詳細は
ドライバーまたはソフトウェアドキュメンテーションを参
照してください。
Zebra TPL 3844-Z プリンタは、ホストコンピュータに接続される
と、ラベル、チケット、タグを印刷する完全なシステムとして機
能します。
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ボックスの中味は?
後でプリンタを輸送するか格納する必要がある場合のために、
カートンとすべてのパッキング材料を保存してください。 ボック
スから取り出したら、部品がすべて揃っているのを確認してくだ
さい。 次に述べるプリンタ検査の手続きに従ってプリンタの部品
に習熟し、この本に記載されている指示に従うことができるよう
にしてください。
サンプル
ラベル
ドキュメンテー
ションと保証書
プリンタ
清浄ペン
2 980441-071 Rev.A
リボン
巻取コア
電源供給装置
とコード

プリンタの検査
プリンタの外側を調べて、次の部品がすべて存在することを確か
めてください。
フィードボタン
ラッチ解除ボタン
プリンタを開く
ステータスランプ
電源スイッチ
メディアコンパートメントにアクセ
スするためには、プリンタを開かな
ければなりません。
リリースレバーを手前に引き、カ
バーを上げてください。
電源供給差込
インタフェイスコ
ネクタ
(オプションによりタ
イプが異なります)
980441-071 Rev.A 3

プリンタの検査(続き)
プリンタを開いたら、メディアコンパートメントを調べます。
巻取ハブ
巻取ギア
切り取りバー
印字ヘッド
リボン
キャリッジ
リボンセンサ
用紙ハンガ
ギャップセンサ
用紙ガイド
カバーロック
ヘッドアップセンサ
ロックダウンねじ
メディアガイド調節
ピールオフオプション
バー
プラテンローラ
ローラ
センサ
4 980441-071 Rev.A

プリンタを閉じる
トップカバーを掴み、”キッ
クスタンド”カバーロックを
CloseTLP.m
押して解除します。
トップカバーを下ろします。 リボン
キャリッジは自動的にたたみ込まれ
ます。
カバーがカチッと閉まるまで下に押
さえます。
980441-071 Rev.A 5

損傷の通知
損傷または部品の欠如を見つけた場合は:
■ 直ちに運送会社に通知して損害報告を提出してください。
Zebra Technologies Corporation
損害に対しては責任を負いません。また品質保証では、この
種の損害の修理はカバーされません。
■ 検査のためカートンとすべての梱包材料を保存しておいてく
ださい。
■ プリンタ販売会社に通知してください。
関連ドキュメント
新しいプリンタで注文または選択したオプションによっては、次
のドキュメントが有用となります。
■
ZPL II® Programming Guide(ZPL II プログラムガイド)
はプリンタの出荷中に発生した
■ ZebraNet® PrintServer II™
Operation Guide
び操作ガイド
USB
(ユニバーサルシリアルバス)仕様
6 980441-071 Rev.A
(イーサネットネットワークインストールおよ
ٛ
j
の
Ethernet Networks Installation and
USB 実施フォーラムより入手可能

このセクションでは、最初にプリンタを設定し、切り取りモード
でラベルとリボンを装着する最も一般的な操作手順について説明
します。
印刷モード
このプリンタは、次の異なるモードで操作することができます。
■ 標準切り取りモードでは、印刷後ユーザが各ラベル(または
ラベルの帯)を切り取ることができます。
■ オプションのピールオフモードでは、印刷中に台紙からラベ
ルがハクリされます。 このラベルが取り出されたあと、次の
ラベルが印刷されます。
■ オプションのカッターモードでは、付属のアタッチメントに
よりラベルがカットされます。
通常ロール紙が使用されますが、ファンフォールドやその他の連
続紙を使用することも可能です。
使ってみよう
オプションのモードと機能を使う手順については、操作とオプ
ションのセクションを参照してください。
980441-071 Rev.A 7

電源供給装置の取り付け
電源供給装置が、使用環境の入力電源に対して適切であるかどう
かを、確認してください。
警告: プリンタに同梱されている Zebra 提供の電源供給装
置を使ってください。
ぬれる恐れのあるエリアでは、絶対にプリンタと電
源供給装置を稼動しないでください。 重大な身体傷
害の原因になります!
1. 電源スイッチがオフの位置(下がっている)にあるのを確
かめてください。
2. 直流電源供給装置の一方の端につながっている円筒コネク
タを、プリンタ背面の電源供給差込に差し込まなければな
りません。
3. 別の AC 電源コードを電源供給装置に差し込みます。
4. コードのもう一方の端を、適切な AC 電気のソケットに差し込
みます。
国によってプラグ
の形が違います。
AC 電源
円筒
電源スイッチ
電源供給差込
8 980441-071 Rev.A
コネクタ
電源供給
装置
コード

ロール紙の装着について
ラベルを装着する際は、用紙ハンガにロールを置いて、用紙ガイ
ドを調節しなければなりません。
Load LP.mo
印刷方法に応じて正しいメディア ( 用紙とリボンの有無 ) を使わ
なければなりません。 リボンなしで印刷する場合は、感熱用紙を
使います。 リボンを使う場合は、熱転写用紙を使います。 プリン
タのリボンセンサは、供給軸のモーションを検知します。
ロール紙の装着(コンパートメントに)
ロール紙が内巻き、外巻きであって
も、プリンタには同じ方法でロード
rollprep.mo
します。
1. プリンタを開きます。 リリースレ
バーをプリンタの前面方向に引く
ことを忘れないでください。
2. 露出した部分のロール紙を取り除
いてください。 出荷のとき、ラベ
ルが手で汚されたり、保管中にほ
こりが溜まったりしている恐れが
あります。 露出した部分のロール
紙を取り除くことによって、粘着
物や汚れたラベルを印刷ヘッドと
プラテンの間に引きずり込むのを
避けることができます。
3. 用紙ハンガを左右に開いて保持し
ます。
4. ロール紙の印刷面がプラテンを通
るとき上向きになるように用紙の
向きを定めます。
5. ハンガの間に差し込んでロール紙
のコアを挟みます。
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ガイドの調節
プラテンと印字ヘッドのほうに用紙
を送るガイドは、調整可能です。
1. ガイド調整取っ手を後ろに回して、
用紙ガイドを開きます。
2. 用紙をガイドに通します。
3. ガイド調整取っ手を前に回して、
用紙ガイドを閉じます。 ガイドは
用紙の端に少し触れる程度で、拘
束してはいけません。
4. リボンをセットする必要がない場
合は、トップカバーを閉じます。
カバーロックを解除してトップカ
バーを下ろし、パチッと止まるま
で下に押さえることを忘れないで
ください。
10 980441-071 Rev.A

リボンの装着
TLP モデルプリンタでリボンを使用する場合は、熱転写用紙
(ワックスまたはレジンリボンを転写できるもの)を使用しなけ
rbbnTLP.m
リボンのインストール
巻取芯のインストール
ればなりません。 リボンをセットする場合は、巻取芯もセットし
て、キャリッジのリボンをピンと張ります。
次のステップを実行する前に、リボ
ンの包装紙を取り、粘着紐をリボン
から引き抜いて取り付ける準備をし
てください。
1. キャリッジにリボンを通します。
2. 供給ハブにリボンの右側を押し付
けます。
3. 左側のノッチを揃えて、左ハブの
スポークに取り付けます。
1. 巻取ハブに芯の右側を押し付けま
す。
2. 左側のノッチを揃えて、左ハブの
スポークに取り付けます。
最初のリボン巻取芯は、製品ボック
スの中にあります。 次からは、空に
なった芯巻を使って次のリボンを巻
き取ってください。
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リボンを取り付けて締める
リボンが真っ直ぐに巻き取られるよ
うに、リボンを並べなければなりま
せん。
1. リボンを巻取芯に取り付けます。
新しいリボンの粘着紐か、テープ
を使って貼り付けてください。
2. リボン巻取ギアを左回りに ( 先端
が後ろ向きに移動 ) 回して、リボ
ンの緩みをなくしてください。
3. トップカバーを閉じます。 カバー
ロックを解除してトップカバーを
下ろし、パチッと止まるまで下に
押さえることを忘れないでくださ
い。
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自動キャリブレーション
注: 事前印刷ラベル、事前印刷ラベル台紙、連続メディアを使
う場合は、
参照してください。。
プリンタがオンになる ( ラベルがセットされている場合 ) か、ラ
ベルのエラーが解消されると、自動キャリブレーションが実行さ
れます。 自動キャリブレーションが実行されると、プリンタに
よって使用中のラベルのセンサレベルがセットされ、ラベルの長
さが判定されます。
ステータスランプが赤色で点滅する場合は、“マニュアルキャリ
ブレーション [ ジ - の ”ペ・ 6 を参照してください。
ページ 26 のマニュアルキャリブレーションを
980441-071 Rev.A 13

操作方法
電源スイッチ
上に
押すとプリンタが
注意: 通信ケーブルと電力ケーブルを接続するか切断する
フィードボタン
ブランクラベルが 1 個送られます。
プリンタの”一時休止”状態を解消します。 (プリンタは、ZPL
II コマンドまたはエラー状態により”一時休止”になります。)
ページ 21 のステータスランプの見方を参照してください。
プリンタの設定とステータス変更にフィードボタンを使ってくだ
さい。(ページ 49 の”給紙ボタンモード”を参照)
ステータスランプ
プリンタの操作状態を表示します。(ページ 21 のステータスラン
プの見方を参照してください。)
フィードボタン
オン、下に押すと
オフ
になります。
前に、プリンタの電源をオフにしてください。
ステータスランプ
電源スイッチ
14 980441-071 Rev.A

テスト印刷
プリンタをコンピュータに接続する
前に、プリンタが正常に作動してい
ることを確かめてください。 設定情
報を印刷して確認してください。
1. ラベルが正常にセットされていて、
プリンタのトップカバーが閉じら
れていることを確かめてください。
プリンタがオンになっていない場
合は、オンにしてください。
2. ステータスランプが緑色に持続点
灯しているなら、ステータスラン
プが一度点滅するまで給紙ボタン
を押したままにしてください。
3. フィードボタンを離します。 使用
している用紙に、設定情報が印刷
されます。
この情報が印刷されない場
合は、“トラブルシュート
[ジ-の ”ペ・ 1参照し
てください。
980441-071 Rev.A 15

プリンタをコンピュータに接続
プリンタには、次のインタフェイス組合せのうちのどちらかが装
備されています。
■ USB、パラレル、シリアル
■ USB、イーサネット(内蔵 ZebraNetR PrintServer IITM を使
用)、シリアル
各インタフェイスオプション(USB、パラレル、イーサネット、
シリアル)につき、
それぞれ説明します。
使用するインタフェイスに適応したケーブルが必要です。
注意: インタフェイスケーブルを取り付けるときは、プリンタの電
源スイッチをオフにしてください。
通信ケーブルを接続するか切断する前に、電源供給装置の円
筒コネクタがプリンタの電源供給差込に挿入されていなけれ
ばなりません。
このプリンタは、完全にシールドされた 6 フィートのデータ
ケーブルを使用すると、FCC の”規則と規制”パート 15 のク
ラス B 装置に準拠しています。 さらに長いケーブルか、シー
ルドされていないケーブルを使用すると、放射量がクラス B
の範囲以上に増加する可能性があります。
Cables.mo
インタフェイスケーブルの必要要件
データケーブルは、完全シールド構造になっていて、金属または
金属化されたコネクタシェルが付いていなければなりません。
シールドケーブルとコネクタは、放射線と電気的な雑音の感受を
防ぐために必要です。
ケーブルが電気的ノイズを拾うのを最小にするためには :
ケーブルをできるだけ短くする(6’ [1.83 m] を推奨)こと。
データケーブルと電源コードを一緒に束めないこと。
データケーブルを電源ワイヤ導線に結び付けないこと。
16 980441-071 Rev.A

USB インタフェイス必要要件
USB(ユニバーサルシリアルバス)( バージョン 1.1) は、既存の
PC ハードウェアと互換性のある高速インタフェイスを提供しま
す。 USB の”プラグアンドプレイ”により、インストールは簡単
です。 複数のプリンタが、単一の USB ポート / ハブを共有するこ
とができます。
パラレルインタフェイス必要要件
ケーブル (IEEE1284 準拠を推奨 )) は、一方の端に標準の 36 ピン
並列コネクタを装備している必要があります。そのコネクタをプ
リンタの後ろにあるパラレルポートに差し込みます。 パラレルイ
ンタフェイスケーブルのもう一つの端は、ホストコンピュータに
差し込んでプリンタコネクタに接続します。
ピン配列の詳細は、ページ 36 を参照してください。
イーサネットインタフェイス必要要件
イーサネットは、様々なインターネット / イントラネットの印刷
ソリューションに役に立つことができる、強力なネットワーキン
グ能力を提供します。 ラベルをセットしてトップカバーを閉じた
後、プリンタの後部にあるテストボタンを押すと、イーサネット
設定ラベルが印刷されます。
このインタフェイスの詳細は、ZebraNet® PrintServer II
Ethernet Networks Installation and Operation Guide
(イーサネット
ネットワークのインストールとオペレーションガイド)
てください。
TM
の
を参照し
シリアルインタフェイス必要要件
使用ケーブルは、一方の端に 9 本ピン "D”タイプおすコネクタを
装備している必要があります。このコネクタをプリンタ後部のめ
す (DB-9S) シリアルポートに差し込みます。 シリアルインタフェ
イスケーブルのもう一つの端は、ホストコンピュータに差し込ん
でプリンタコネクタに接続します。 特定のインタフェイス必要条
件によって、ヌルモデムケーブルになる可能性が大です。
ピン配列の詳細は、ページ 37 を参照してください。
980441-071 Rev.A 17

プリンタとの通信
USB(ユニバーサルシリアルバス)通信
USB インタフェイスを使用する場合、プリンタは端末装置になり
ます。 このインタフェイスの詳細は USB 仕様を参照してくださ
い。
パラレル通信
パラレルポートを使用する場合、一旦ケーブルを差し込むと通常
はセットアップが不要です。 万一問題が発生した場合、コン
ピュータ付属のユーザガイドを参照してください。
内蔵 ZebraNet ョ PrintServer II
このインタフェイスの詳細は、ZebraNet® PrintServer II
Ethernet Networks Installation and Operation Guide
ネットワークのインストールとオペレーションガイド)
てください。
シリアル通信
プリンタとホストコンピュータの間のシリアル通信は、自動ボー
ド同期機能または^SCコマンドのいずれかで、設定することが
できます。
自動ボード
自動ボード同期機能により、プリンタはホストコンピュータのコ
ミュニケーションパラメータと自動的に同期することができま
す。 自動同期するには:
1. 緑色のステータス LED フラッシュが 1 度、2 度、そして 3 度
点滅するまでフィードボタンを押したままにしてください。
2. ステータス LED が点滅する間に、ZPL II フォーマットがプ
リンタに送信されます。
3. プリンタとホストが同期されると、LED が緑色の持続点灯に
変わります。 (オートボード同期中は、ラベルが印刷されま
せん。)
TM
通信
TM
の
(イーサネット
を参照し
18 980441-071 Rev.A

シリアル通信(続き)
^SC コマンド
Set Communications (^SC) コマンドを使って、プリンタの通信設
定を変更します。
1. プリンタと同じコミュニケーション設定でホストコン
ピュータをセットしたまま、希望の設定にプリンタを変更
する ^SC コマンドを送ります。
2. 新しいプリンタの設定と一致するように、ホストコン
ピュータの設定を変更します。
このコマンドの詳細は、ZPL II
さい。
シリアルパラメータをデフォルトに設定
プリンタの通信パラメータを、工場デフォルト (9600 ボード、8
ビットのワード長、パリティなし、1 ストップビット、
XON/XOFF) にリセットするためには、次を実行します。
1. 緑色のステータス LED フラッシュが 1 度、2 度、そして 3 度
点滅するまでフィードボタンを押したままにしてください。
2. ステータスが黄色と緑色に高速で点滅しているときに、
フィードボタンを押します。
プログラムガイド
を参照してくだ
980441-071 Rev.A 19

印刷幅の調整
次の場合には印刷幅のキャリブレートが必要です
■ プリンタを始めて使用するとき。
■ 用紙の幅が変更されたとき。
印刷幅は、“フィードボタンモード [ ジ - の ”ペ・ 9 にある 5 回
点滅シーケンスの方法でセットするか、または印刷幅 (^PW) コマ
ンド(ZPL II
印刷濃度の調整
相対濃度の設定は、“フィードボタンモード [ ジ - の ”ペ・ 9 に
ある 6 回点滅シーケンスか、または Set Darkness (~SD) ZPL II
コマンド(ZPL II
ロールします。
印刷速度の調整
印字品質は、印刷速度と使用する用紙によって影響を受けます。
使用されるアプリケーションにおける最適条件は、実際に印刷確
認を繰り返し行ってのみ見つけることができます。
プログラムガイド
プログラムガイド
を参照)を参照してください。
の説明に従う)によりコント
印刷速度を調節する必要があると判明した場合は、ZPL II
ラムガイド
い。
20 980441-071 Rev.A
にある Print Rate (^PR) コマンドを参照してくださ
プログ

操作とオプション
このセクションでは、プリンタを最大限に利用する方法を手引き
します。
プリンタ機能の多くをコントロールするためには、プログラミン
グを使わなければなりません。 いくつかの例を挙げると:
■ ~JL コマンドは、ラベルの長さをコントロールします。
■ ^XA^MTD^XZ コマンドは印刷モードをダイレクトサーマルに変
更します。^XA^MTT^XZ コマンドは印刷モードを熱転写に変更
します。
■ ^XA^JUS^XZ コマンドは、フラッシュメモリに新しい設定を保
存します。
ZPL II を使ってラベルを作成する詳細は、ZPL II
ド
を参照するか、または www.zebra.com ウェブサイトにアクセス
してください。
印字品質を改善する場合、希望の結果を達成するためには、印刷
速度と濃度の両方を変更する必要があるかもしれません。 アプリ
ケーションのプリンタドライバで、速度および濃度をコントロー
ルすることができます。
プログラムガイ
サーマル印刷
印字ヘッドは印刷中、熱くなります。 印字ヘッドの破損や作業者
のケガの危険を避けるため、印字ヘッドには触れないようにして
ください。 メンテナンスをするときは、清浄ペンのみを使用して
ください。
人体の表面や他の表面で蓄積する静電エネルギーの放電により、
この装置の中で使われる印字ヘッドや電子部品が破損、または破
壊されることがあります。 トップカバーの下の印字ヘッドや電子
部品を取り扱う場合は、静電気安全手順を守る必要があります。
印刷方法に応じて正しいメディア ( 用紙とリボンの有無 ) を使わ
なければなりません。 リボンなしで印刷する場合は、感熱用紙を
使います。 リボンを使う場合は、熱転写用紙を使います。 プリン
タのリボンセンサは、供給軸のモーションを検知します。
980441-071 Rev.A 7

消耗品の取替え
印刷中にラベルやリボンが切れた場合、プリンタ はオンのまま
で装着してください(オフにするとデータロスが発生します)。
新しいラベル、リボンを装着した後、フィードボタンを押して再
スタートするまで、プリンタは緑色で2回点滅します。
常に高品質、認証済みのラベル、タグ、リボンを使ってくださ
い。 粘着性のラベルで台紙に対して平行になっていないラベル紙
が使われた場合、露出したエッジがプリンタ内部のラベルガイド
とローラにくっついて、ラベルが台紙から剥がされプリンタジャ
ムを起こす可能性があります。 非認定のラベルを使用すると、不
正に巻き込まれたり、印字ヘッドを腐食する化学薬品が含まれて
いる恐れがあり、印字ヘッドが恒久的な損傷を受ける可能性があ
ります。 取り扱い販売会社から承認済みの消耗品を入手してくだ
さい。
新たに熱転写リボンを装着
リボンが印刷ジョブの最中に切れた場合は、インジケータが赤色
で点滅して、新しいロールが追加されるまでプリンタは待機しま
す。
1. リボンを交換するとき、プリンタはオンのままにしてくだ
さい。
2. トップカバーを開いて、使用済みのリボンを切り取り、コ
アを取り外します。
3. 新しいリボンロールを装着します。 必要に応じて、リボンの
取り付け手順を参照してください。
4. トップカバーを閉じてください。
5. フィードボタンを押して、印刷を再開します。
使用済み熱転写リボンの取替え
使用されたリボンを取り出すには、次の手順を実行してくださ
い。
1. 巻取ロールからリボンを切り取ります。
2. 巻取ロールを取り外して、使用済みリボンを廃棄します。
3. 供給ロールを取り外して、未使用のリボンの端にテープを
貼りつけて、リボンが剥がれないようにします。
部分的に使用されたリボンを再インストールするときには、空の
巻取ロールにテープで切り端を貼り付けます。
8 980441-071 Rev.A

ピールモード印刷
ON OFF
オン
オフ
オプションのディスペンサを使うと、
ラベル台紙が異なるパスを通り、ラ
ベルが一度に 1 つずつ送られるピー
ルモードの印刷が可能になります。
ピールモードを使用する前には、プ
リンタに次のプログラムコマンドを
送信しなければなりません。
^XA ^MMP ^XZ
^XA ^
JUS ^XZ
ZPL II プログラムガイドを参照して
ください。
1. 数枚のラベルを台紙から剥がしま
す。
2. トップカバーを開きます。
3. ディスペンサドアを開きます。
4. ラベルハクリセンサをオンにしま
す。
5. 台紙をハクリバーの前とハクリ
ローラの後ろに挿入します。
6. ディスペンサドアを閉じます。
7. トップカバーを閉じてください。
8. フィードボタンを押してラベルを
前送りします。
印刷ジョブ中、ラベルは台紙から剥
がされて、単独で送りだされます。
プリンタからラベルを取り出して、
次のラベルを印刷します。
Dispensr.
980441-071 Rev.A 9

ファンフォールド紙の印刷
ファンフォールド紙に印刷するため
には、用紙ハンガーと用紙ガイドの
両方を所定の位置にセットする必要
ロックダウン
ねじ
があります。
1. トップカバーを開きます。
2. 用紙のサンプルを使い、用紙の幅
に用紙ハンガーを調節します。 ハ
ンガは用紙の端に少し触れる程度
で、拘束してはいけません。
3. 小さなフィリップスドライバー #1
を使って、ねじを締めます。
4. 用紙のサンプルを使い、ガイドを
用紙の幅に調節します。 ガイドは
用紙の端に少し触れる程度で、拘
束してはいけません。
5. プリンタ後部のスロットに用紙を
差し込みます。
6. ハンガとガイドの間に用紙を通し
ます。
7. トップカバーを閉じてください。
10 980441-071 Rev.A

カッターオプションの使用
電動刃付のベゼルを装備しているプリンタは、供給された用紙か
ら 1 つ以上のフォームを自動的にカットして送り出すことができ
ます。 このオプションでは、ロールから台紙を通して連続紙をラ
ベルの間で切断します。 カッターは、乾燥しておいてください。
刃の洗浄に液体や溶液を使ってはいけません。
^MM コマンドを使ってカッターを有効にし、^LL コマンドで
フォームの長さと間隔の距離をセットします。 ZPL II
ガイド
を参照してください。
刃がラベルをカットすると、接着剤
でカッターがジャムする場合があり
ます。
1. カッターをきれいにする際、プリ
ンタ電源をオフ (O) にして電源
ケーブルとインタフェイスケーブ
ルを抜いてください。
2. 砕片を取り除いたあと、電源ケー
ブルとインタフェイスケーブルを
差し込み、プリンタをオンにして
から正常作動のテストを実行して
ください。
プログラム
980441-071 Rev.A 11

12 980441-071 Rev.A

清掃
メンテナンス
プリンタを清掃する場合、必要に応じて次の消耗品の 1 つ以上を
使ってください。
説明
清浄ペン(12)
清浄ペン(25)
清浄カード、4 インチ幅(25)
印刷ヘッド保存フィルム、4 インチ幅(3)
清掃作業は、次の手順概要に従い 2 ・ 3 分で終わります。
プリンタ
部品
印字ヘッドを 1 分間冷却させてから、新しい清浄ペンで端か
ら端まで印刷エレメント ( 印字ヘッド上の薄い灰色のライン
) を拭き取ってください。
印字ヘッド
プラテン
ローラ
ハクリバー
切り取り
バー
外部 水に浸した布
内部 刷毛または空気ブロー
カッター ピンセットで埃を取り除いてください。
する必要はありません。
清掃後も印字品質が良くならない場合は、印字ヘッド清掃
フィルムを使い、印字ヘッドを傷めずに蓄積物を除去してく
ださい。 詳細は販売会社に連絡してください。
プラテンローラを手動で回転してください。 清浄カード、リ
ントなしの布、清浄モップなどに 70% のイソプロピルアル
コールをつけて十分に清掃してください。
綿棒に 70% のイソプロピルアルコールをつけて十分に清掃し
てください。
綿棒に 70% のイソプロピルアルコールをつけて十分に清掃し
てください。
方法 間隔
注: この作業にプリンタをオフに
必要に応じ
て、または
メディアの 5
ロールごと
に
必要に応じ
て
980441-071 Rev.A 13

ラベルの粘着物とコーティングは、メディアの通り道にあるプラ
テンや印字ヘッドなどに堆積してゆきます。 この堆積にほこりや
破砕が蓄積します。 印字ヘッド、メディアパス、プラテンローラ
などを清潔にしないと、不測のラベルロスやラベルジャムが発生
し、プリンタにも損傷を与える可能性があります。
印字ヘッドへの配慮
印字ヘッドには、常に新しい清浄ペンを使ってください ( 古いペ
ンには、前の使用からの汚染物質があって、印字ヘッドを破損す
Clean LP.
る恐れがあります )。
メディアパスへの配慮
綿棒か清浄ペンを使って、ホルダ、ガイド、メディアパスの表面
に蓄積した破砕、ほこり、外皮などを除去してください。
1. 綿棒か清浄ペンにはアルコールをつけてください。破砕を
アルコールに浸して分離してください。
2. 綿棒か清浄ペンでエリアを拭き取り、破砕を除去してくだ
さい。
3. 使用後は布や清浄ペンを破棄してください。
清浄カードへの配慮
プラテンに堆積した破砕を清浄カードで除去してください。 プラ
テンをごしごしと拭いたり、強くこすったりしないでください。
表面が破損する恐れがあります。
1. プリンタを開いてラベルを取り除きます。
2. 清浄カードをラベルパスに置きます。ガイドの下で印字
ヘッドとプラテンローラの間にまたがるようにしてくださ
い。
3. プリンタをパチッと閉じます。
4. 電源スイッチをオンにし、給紙スイッチを押して清浄カー
ドを移動させ、プリンタの中を通します。
5. 使用後は、清浄カードを破棄してください。
14 980441-071 Rev.A

プラテンへの配慮
通常、標準プラテン(ドライブローラ)は清掃が不要です。 紙と
台紙からのゴミは溜まっても印刷工程には影響しません。 プラテ
ンローラ上の汚れは、印字ヘッドを破損するか、印刷のときメ
ディアをスリップさせることがあります。 粘着物、ゴミ(紙、台
紙以外からのもの)、ホコリ、油、その他の汚れなどは、直ちに
プラテンから取り除いてください。
新しいプラテンをスペアとして保存して利用できるようにしてお
き、プリンタのパフォーマンス、印字品質、メディア処理が著し
く悪化する場合は、スペアをインストールしてください。 清掃し
たあとも粘着やジャムが続く場合は、プラテンを取り替えなけれ
ばなりません。
無繊維布 (Texpad 布など ) か、リントフリーの清潔で湿った布を
アルコール ( 純度 70% 以上 ) で軽く湿らして、プラテンを洗浄し
てください。
1. メディアのドアを開いて、用紙を取り出します。
2. アルコールで湿らせた布でプラテンの表面を清掃します。 拭
きながらプラテンを回してください。 この作業を新しい布で
2 ・ 3 回繰り返して、残った汚れを取り除いてください。 たと
えば、粘着物や油は最初の洗浄で薄くなるかもしれません
が、完全には取り払われません。
3. 使用後は布や清浄ペンを破棄してください。
ラベルを装着する前に、一分間プリンタを乾かせてください。
潤滑油
このプリンタには、いかなる種類の潤滑剤も使用してはいけませ
ん! 市販の潤滑油を使用すると、プリンタ内部の加工と機械部
品が損傷します。
980441-071 Rev.A 15

プラテンの取替え
取り外し
プリンタを開いて用紙を取り出しま
す。
1. 先のとがった針 ( ピンセット、小
さなマイナスドライバまたはカミ
ソリナイフなど ) を使い、右側と
左側のタブを外します。 次に、前
方に回転します。
2. プリンタの底のフレームからプラ
テンを持ち上げます。
アセンブリ
プラテンのシャフト上に正しいベア
リングがあることを確かめます。
Platen.m
1. プラテンを左側のギアに揃えて、
プリンタの底のフレームに下ろし
ます。
2. タブを後ろに回転してカチッと入
れます。
16 980441-071 Rev.A

印字ヘッドの取替え
印字ヘッドを交換する必要が生じた場合は、実際に印字ヘッドを
交換する前にその手順を読んで取り外しとインストールのステッ
プを勉強してください。
そして、作業エリアで静電放電予防の準備をしてください。 作業
エリアでは、プリンタを適切にアースされた伝導性の布団マット
の上に置き、自分自身は伝導性のリストストラップを付けて、静
No-ESD.mo
電防止状態にしておく必要があります。
注: 印字ヘッドを取り替える前に、プリンタの電源を切って電
源コードを抜いてください。
980441-071 Rev.A 17

熱転写 TLP モデル
この手順のステップを始める
前に、解除ボタンを前方に引
pheadTLP.m
いてトップカバーを上げプリンタを
開いてください。 キャリッジからリ
ボンを取り出します。
取り外し
1. 印字ヘッドスプリングを掴み左に
引きます。次に、滑らせてキャ
リッジから抜きます。
2. スプリングを利用して印字ヘッド
をキャリッジの右側からてこでは
じき出します。
3. 印字ヘッドとブラケットを前に
引っ張ります。
4. #2 フィリップスドライバを使い、
アース線を留めているねじを取り
外します。
5. 印字ヘッド電線の両方の束をコネ
クタから抜きます。
18 980441-071 Rev.A

TLP 印字ヘッドの交換(続く)
アセンブリ
新規の印字ヘッドには、クリップと
アースねじが取り付けられています。
1. 左と右のコネクタを黒・白の電線
の束に差し込めるように、印字
ヘッドとブラケットを揃えます。
2. アース線を取り付けてねじで固定
します。 #2 フィリップスドライ
バーを使い、ねじを締めます。
3. キャリッジの左側にブラケット釘
を差し込みます。
4. ブラケットの右側を揃えて、印字
ヘッドクリップをリボンキャリッ
ジの右側を通ってブラケットに差
し込みます。
5. 印字ヘッドスプリングの左端をリ
ボンキャリッジの左側に滑り込ま
せます。次に、右端をもう一方の
側に滑り込ませます。 “V”字の角
が印字ヘッドブラケットの上のへ
こみに納まります。
6. 清浄ペンで印字ヘッドを清掃しま
す。
用紙、リボンを装着します。 電源
コードを差し込み、プリンタをオン
にし、自動またはマニュアルキャリ
ブレーションを実行して正常に作動
するのを確かめます。
980441-071 Rev.A 19

20 980441-071 Rev.A

トラブルシュート
ステータスランプの見方
ステータス LED の状態とカラー
オフ オフ 1
緑色点灯 オン 2
琥珀色点滅 停止 3
緑色点滅 正常運転 4
赤色点滅 停止 5
緑色二回点滅 一時休止 6
琥珀色持続点灯 種々の状態 7
緑と赤が交互に点灯 サービスが必要 8
プリンタステー
タス
問題解決
1. プリンタに電源が供給されていません。
■ プリンタ電源をオンにしましたか?
■ 壁のコンセントから電源供給装置まで、電源供給装置からプ
リンタまでの電源接続を調べてください。
問題解決参照番号
2. プリンタはオンですが、使用されていない状態です。
■ 特に措置はいりません。
980441-071 Rev.A 21

3. プリンタの立ち上がり自己テスト (POST) が失敗しました。
■ プリンタをオンにした直後にこのエラーが発生した場合には、
販売会社にサービスを要求してください。
メモリ不足です。
■ 印刷しているときにこのエラーが発生した場合は、プリンタ
の電源を切ってからまた入れてください。 印刷を再開してく
ださい。
4. プリンタはデータを受信中です。
■ データの受信がすべて終了したら、ステータス LED は緑色に変
わります。そして、自動的にプリンタの運転が再開します。
5. 用紙かリボンが切れています。
■ ロール紙を取り付けます。”ロール紙の装着について”ページ
9 の説明に従ってください。 次に、フィードボタンを押して印
刷を再開してください。
■ リボンを取り付けます。”リボンの装着”ページ 11 の説明に
従ってください。 次に、フィードボタンを押して印刷を再開
してください。
印字ヘッドが開いています。
■ トップカバーを閉じてください。 次に、フィードボタンを押
して印刷を再開してください。
6. プリンタが一時休止しています。
■ フィードボタンを押して印刷を再開してください。
22 980441-071 Rev.A

7. 印字ヘッドの温度が低すぎます。
■ 印字ヘッドが正常な運転温度になるまで印刷を続けてくださ
い。
印字ヘッドの温度が高すぎます。
■ 印字ヘッドが許容印刷温度に下がるまで、印刷が停止します。
下がったら、自動的にプリンタの運転が再開します。
8. フラッシュメモリがプログラムされていません。
■ プリンタを販売会社に返却してください。
980441-071 Rev.A 23

印字品質問題
ラベルに印刷されません。
■ 印刷方法に応じて正しいメディア(用紙とリボンの有無)を
使わなければなりません。 リボンなしで印刷する場合は、感
熱用紙を使います。 リボンを使う場合は、熱転写用紙を使い
ます。 プリンタのリボンセンサは、供給軸のモーションを検
知します。
■ 用紙は正しく取り付けられていますか? ”ロール紙の装着に
ついて”ページ 9. の説明に従ってください。
印刷画像が異常です。
■ 印字ヘッドが汚れています。 ページ 13 の説明に従って、印字
ヘッドを清掃してください。
■ 印字ヘッドの温度が低すぎます。
■ 印刷濃度と印刷速度(あるいはその両方)を調整してくださ
い。 ”フィードボタンモード”ページ 29 の 6 フラッシュシー
ケンスを参照してください。または、ZPL II
ド
にある ^PR と ~SD コマンドを参照してください。
■ 使用中の用紙は、プリンタと不適合です。 アプリケーション
に適切なメディアを必ず使用してください。常に
Zebra が認証したラベルとタグを使ってください。
プログラムガイ
ラベル上に縦線上の印刷ヌケがあります。
■ 印字ヘッドが汚れています。 ページ 13 の説明に従って、印字
ヘッドを清掃してください。
■ 印字ヘッドエレメントが損傷しています。 印字ヘッドを交換
してください (”印字ヘッドの取替え”ページ 17)。
リボンセンサ設定が印刷されませんでした。
■ プリンタはダイレクトサーマル印刷にセットされています。
^XA^MTT^XZ コマンドを使って、プリンタを熱転写印刷にリ
セットし、再キャリブレートしてください。
24 980441-071 Rev.A

印刷がラベルの基点から開始しないか、1 から 3 枚程ラベルが誤印刷
されます。
■ 用紙がガイドの下を通っていない可能性があります。 ”ロー
ル紙の装着について”ページ 9 を参照してください。
■ プリンタをキャリブレートする必要があります。 ”自動キャ
リブレーション”ページ 13 を参照してください。
■ 正しいメディアセンサが有効になっていない可能性がありま
す。 マニュアルキャリブレーションで、使用中のラベルのメ
ディア検出方法を選択します(
ZPL II プログラムガイド
の
^MN コマンドを参照)。
■ Label Top (^LT)コマンドがアプリケーションに対して正し
くセットされているか確認してください(ZPL II
ガイド
を参照)。
プログラム
ラベルフォーマットが送信されていますが、プリンタで認識されませ
ん。
■ プリンタは一時休止モードになっていませんか? その場合
は、フィードボタンを押してください。
■ ステータス LED がオンまたは点滅している場合は、”ステータ
スランプの見方”ページ 21 を参照してください。
■ データケーブルが正しくインストールされているのを確認し
てください。
■ 通信上問題が発生しています。 先ず、コンピュータで正しい
通信ポートが選択されているのを確認します。 ”プリンタと
の通信”ページ 18 を参照してください。
980441-071 Rev.A 25

マニュアルキャリブレーション
事前に印刷されている用紙を使用する場合、またはプリンタが正
しく自動キャリブレートしない場合には、マニュアルキャリブ
レーションをお勧めします。
1. 用紙が装着されているのを確かめます。
2. プリンタ電源を入れます。
3. 緑色のステータス LED フラッシュが 1 度そして 2 度点滅する
までフィードボタンを押したままにしてください。 フィード
ボタンを離します。
4. 使用されているラベルの台紙に対するメディアセンサが
セットされます。 この調整が完了すると、ラベルが印字ヘッ
ドの位置に来るまでロールが自動的に進みます。
5. メディアセンサ設定のプロファイル(下の例のような)が
印刷されます。 完了すると、新規の設定がメモリに保存され
て、プリンタの正常運転が可能になります。
6. フィードボタンを押します。 ブランクラベルが1枚、送られ
ます。 これが起こらない場合は、デフォルト値に戻して(4
ページの”フィードボタンモード”にある 4 フラッシュシー
ケンスを参照)プリンタを再キャリブレートしてください。
注: マニュアルキャリブレートを実行すると、自動キャリブ
レート機能が無効になります。 自動キャリブレートに戻る
には、プリンタをデフォルト値に戻します(
タンモード”ページ 29 にある 4 フラッシュシーケンスを
参照)
3
”フィードボ
980441-071 Rev.A 26

トラブルシュートテスト
設定ラベルの印刷
プリンタの現在の設定リストを印刷するときは、”フィードボタ
ンモード”ページ 29 にある 1 フラッシュシーケンスを参照して
ください。
再キャリブレーション
ラベルがスキップするなど、異常な
兆候が現れた場合は、プリンタを再
キャリブレートしてください。 ”自
動キャリブレーション”ページ 13 を
参照してください。
27 980441-071 Rev.A

工場デフォルト値にリセット
プリンタを工場デフォルトにリセットすると、問題が解決する場
合があります。 ”フィードボタンモード”ページ 29 にある 4 フ
ラッシュシーケンスの指示に従ってください。
通信診断
コンピュータとプリンタの間のデータ転送に問題がある場合は、
プリンタを通信診断モードにしてください。 プリンタは、ホスト
コンピュータから受信したデータの ASCII 文字とそれに対応する
16 進値を印刷します(前頁にサンプルを表示)。 方法は、”フィー
ドボタンモード”ページ 29 の電源オフモード手順を参照してく
ださい。
28 980441-071 Rev.A

フィードボタンモード
電源オフモード(通信診断モード)
プリンタの電源を切った状態で、電源をオンにしながらフィードボタンを押したまま保持します。 プリ
ンタは現在の設定を印刷します。 ラベルを印刷したあと、プリンタは自動的に診断モードに入り、続い
て受信したすべてのリテラルデータを印刷します。 診断モードを終了して印刷に戻るには、プリンタの
電源を切ってからまた入れます。
電源オンモード
プリンタの電源がオンでトップカバーが閉じている状態で、フィードボタンを押したまま数秒間保持し
ます。 緑色のステータス LED が数回連続で点滅(フラッシュシーケンス)します。 右の説明(フラッ
シュシーケンスに対するアクション)は、特定の回数を点滅させてボタンを離したとき、なにが起こる
かを示します。
フラッシュシー
ケンス(点滅回
数)
アクション
*
*
**
*
**
***
*
**
***
****
*
**
***
****
*****
*
**
***
****
*****
******
tmode7s.mov
設定ラベルを印刷します。
tmode1s.mov
メディアセンサがキャリブレートされて、メディアセンサプロファイルが印刷され
ます(”マニュアルキャリブレーション”ページ 26 を参照)。
tmode2s.mov
通信パラメータのリセット: LED が高速で琥珀色と緑色に点滅している間に、
フィードボタンを押して離します。
tmode3s.mov
自動ボード同期化: LED が高速で琥珀色と緑色に点滅している間に ZPL II フォー
マットをプリンタに送信します。 プリンタとホストが同期化されると、LED が緑色の
持続点灯に変わります。 注: (オートボード同期中は、ラベルが印刷されません。)
工場デフォルト値にリセットし、自動キャリブレートして設定値をメモリに保存し
tmode4s.mov
ます。
印刷幅がキャリブレートされます。 ステータスが緑色と琥珀色の交互に点滅してい
る間、ラベルに矩形の積み重ねが連続で印刷されます。 ボックス線がラベルの端際
tmode5s.mov
に印刷されたとき、フィードボタンを押して離します。 ラベルの幅と現在の通信パ
ラメータがメモリに保存されます。
印刷濃度がキャリブレートされます。 テスト印刷が連続で 9 枚印刷され、一番薄い
tmode6s.mov
印刷から始まり一番濃い印刷で終わります。 希望する明るさの画像に到達したとき、
フィードボタンを押して離します。 印刷濃度がメモリに保存されます。
7 フラッシュシーケンスの後もフィードボタンが押されたままの時は、ボタンを離しても無視
されます。
980441-071 Rev.A 29

30 980441-071 Rev.A

仕様
物理仕様
サイズ
重さ 3.6 ポンド / 1.6 キロ
環境ガイドライン
作動温度 華氏 40-105 度 / 摂氏 5-40 度
作動湿度 10-90 パーセント、非結露
保管温度 華氏 -40-140 度 / 摂氏 -40-60 度
保管湿度 5-90 パーセント、非結露
電気仕様
印字仕様
印字密度 インチ当たり 300 ドット / ミリ当たり 12 ドット
印刷速度 秒当たり 3.6 インチ / 91 ミリ 最高速度
印刷幅 1.0-4.25 インチ / 25.4-107.9 ミリ
印刷の長さ
位置決め許容範囲
フラッシュメモリ
(最大容量)
DRAM メモリ(最
大容量)
幅 7.8 インチ / 高さ 6.8 インチ / 長さ(奥行)9.4 インチ
幅 200mm / 高さ 173mm / 長さ(奥行)240mm
自動調整外部電源
インプット: 100-240VAC; 50-60 Hz
アウトプット 20VDC; 2.5A
0.005-39 インチ / 0.125-990 ミリ
標準メモリ使用の時
水平方向: +/- 0.0591 インチ(1.5 ミリ)
垂直方向: +/- 0.0393 インチ(1.0 ミリ)
4 メガバイト(ユーザ使用可能 2.75 メグ)
8 メガバイト
付録
980441-071 Rev. A 31

用紙仕様
幅 : 1-4.25 インチ / 25.4-108 ミリ
長さ 0.5-39 インチ / 13-559 ミリ ( 標準メモリ使用の時 )
ギャップ
厚さ 0.003-0.007 インチ / 0.08-0.18 ミリ
ロールサイズ
0.08-0.16 インチ( 2.0-4 ミリ)
推奨ギャップ 0.118 インチ / 3.0 ミリ
最大外部直径: 5 インチ(127 ミリ)
内部コア直径: 1 または 1.5 インチ(25.4 または 38 ミリ) オプションで大
きな内部コア直径のメディアハンガが利用可能
✔ Zebra ブランドの感熱用紙、または熱転写用紙で外巻きを使用。 メディア
は反射式(黒マスク)検出または透過式検出で、用紙形状はダイカット、
ノッチ付き、または連続。
✔ ダイカットラベルでは、フルオートダイズ(full auto dies)のみ使用。
必要要件
✔ ノッチ付きメディアは、幅 0.5 インチ(13 ミリ)、長さ 0.094 インチ
(2.5 ミリ)の切り口がロールの中央になければなりません。
✔ 反射用ラベルの黒マークは、ロールの中央に置かれていなければなりませ
ん。 マークの幅は 0.5 インチ(13 ミリ)、中央並びで用紙のエッジに対し
て垂直。マークの長さは 0.094 インチ(2.4 ミリ)で用紙の下のエッジに
対して平行。
特定の用途に対する必要な用紙を十分にテストしてから、大量に
買い入れてください。
TLP モデルのリボン仕様
ロールサイズ 最大外部直径: 1.3 インチ / 33 ミリ
長さ 長さ 2,900 インチ / 74 メートル、1:1 メディアロール対リボン比率を提供
幅 : 少なくとも用紙と同じ幅
設定 ... インク面が外
必要要件 Zebra ブランドリボンで外巻きを使用。
32 980441-071 Rev. A

フォント / コード仕様
✔ CG Triumvirate Bold Condensed scalable smooth (0) (太字、伸縮自在、ス
フォント
1D バーコード
ムージング)
✔ Zebra フォント A-H, GS, P-V
✔ IBM Code Page 850 国際シンボル
✔ Codabar(2:1 から 3:1 の比率をサ
ポート)
✔ Code 11
✔ Code 128/USD 8(すべてのサブセッ
トと UCC Case Codes でシリアリ
ゼーションをサポート)
✔ Code 39(2:1 から 3:1 の比率をサ
ポート)
✔ Code 93
✔ EAN 8/JAN 8
✔ EAN 13/JAN 13
✔ EAN 14/UPC-A
✔ Industrial 2 of 5
✔ Standard 2 of 5
✔ Interleaved 2 of 5(2:1 から 3:1 の
比率をサポート、Modulus 10
Check Digit)
✔ LOGMARS
✔ MSI
✔ Plessey
✔ POSTNET
✔ UPC-E
✔ UPC-EAN Extensions
✔ RSS 複合
✔ RSS 14
✔ Codeblock
2D バーコード
✔ Code 49
✔ Data Matrix
✔ MaxiCode
回転角度 0°、90°、180°、270°
✔ MicroPDF417
✔ PDF 417
✔ QRcode
Zebra プログラム言語 (ZPL II ョ )
✔ ダウンロード可能のグラフィック、伸縮自在
ビットマップフォント、ラベルフォーマット
✔ メモリエリア間(RAM とフラッシュメモリ)
でオブジェクトコピー
✔ コードページ 850 文字セット
✔ 調整可能印刷キャッシュ
✔ データ圧縮
✔ 仮想入力バッファの自動管理
✔ 自動メモリアロケーション
✔ フォーマット転換
✔ ミラーイメージを印刷
✔ 4 つの位置フィールド回転、0 ー、 90 ー、180 ー、
270 ー
980441-071 Rev. A 33
✔ スルーコマンド
✔ 印刷と一時休止付きのプログラム可能な量
✔ 印刷可能な ASCII 文字で通信
✔ エラーチェックプロトコル
✔ メインフレーム、ミニコンピュータ、PC、
ポータブルデータ端末によってコントロール
✔ ユーザがプログラム可能なパスワード
✔ リクエストによりホストからステータスメッ
セージ

規格認定
Zebra Technology Corporation 製造の熱転写プリンタモデル TLP 3844-Z
は、関連の規制に準拠しています。
題目 認定機関 国 準拠規則
放射 FCC 米国 Part 15、Subpart B
VCCI 日本 V-3/93.01
C-Tick オーストラリア
ニュージーラン
ド
CE ヨーロッパ
連合
妨害感受性と
免疫性
CE ヨーロッパ
連合
安全性 UL 米国 UL60950
C-UL カナダ CSA/CAN C22-2 #950-M89
CB Scheme 複数の国 EN60950:1991;
IRAM アルゼンチン EN60950
NOM メキシコ 019-SCFI-1998
C-Tick
EN55022 Class B
EN61000-3-2, EN61000-3-3,
EN55024
改訂 1, 2, 3、および 4
EN60950: 1992;
改訂 1, 2, 3、4 よび 11
オプション
TLP 3844-Z
✔ ZebraNet PrintServer I.I (内蔵イーサネットインタフェイス)
✔ 最大 12MB の総メモリ
✔ アジア用フォント
✔ リアルタイムクロック
✔ ”ピールオフモード”のディスペンサ
✔ カッター
すべての仕様は予告なしに変更されます。
34 980441-071 Rev. A

インタフェイス
ユニバーサルシリアルバス (USB) コネクタ
下の図はプリンタの USB インタフェイスに必要なケーブル配線を
表示します。
ピン 信号
1 Vbus - N/C
2
3
1
4
2D-
3D+
4 グランド
シェル
シェルシールド / 排電
ワイヤ
P プリンタがサポートするオペレーティングシステムおよびドラ
イバに関しては、ソフトウェアとドキュメンテーションの CD を
参照するか、または次の Zebra プリンタウェブサイトにアクセス
してください :
http://www.zebra.com
USB インタフェイスの詳細は、次の USB ウェブサイトにアクセス
してください。
Http://www.usb.org
980441-071 Rev. A 35

パラレル通信
このインタフェイスポートから利用できる最大の電流は、合計
0.75 アンペアを超えることはありません。
ピン番号 説明 :
1 NStrobe/Host Clk
2-9 データビット 1-8
10 nACK/PtrClk
11 Busy/Per Busy
12 PError/ACK Dat Req.
13 Select/Xflag
14 NAuto Fd/Host Busy
15 使用されていない
16-17 グランド
18 +5 V @ 0.75 A ヒューズ
19-30 グランド
31 nInit
32 NFault/nData Avail.
33-34 使用されていない
35 +5 V から 1.8 K オーム抵抗器
36 NSelectin/1284 active
36 980441-071 Rev. A

イーサネットネットワーク用 ZebraNet® PrintServer II
このインタフェイスは、RJ-45 直通ケーブルタイプを使います。
次のテーブルは、ピン配列割り当てを示します。
信号 ピン ピン 信号
Tx+11Tx+
Tx- 2 2Tx-
Rx+ 3 3 Rx+
---44---
--- 5 5 ---
Rx- 6 6 Rx-
--- 7 7 ---
--- 8 8 ---
ピン 4
Pin 4
ピン 3
Pin 3
ピン 2
Pin 2
ピン 1
Pin 1
ピン 5
Pin 5
ピン 6
Pin 6
ピン 7
Pin 7
Pin 8
ピン 8
プリンタの
Looking into the Printer’s
RJ-45 モジュラコネクタ断面図
RJ-45 Modular Connector
このインタフェイスの詳細は、 ZebraNet® PrintServer II
Ethernet Networks Installation and Operation Guide
(イーサネット
ネットワークのインストールとオペレーションガイド)
てください。
980441-071 Rev. A 37
TM
の
を参照し

シリアル (RS-232) コネクタ
ピン番号 説明 :
1 使用されていない
2 RXD(データ受信)プリンタにインプット
3 TXD(データ送信)プリンタからのアウトプット
4
5 シャシグランド
6 DSR (data set ready) プリンタにインプット
7
8 使用されていない
9 +5 V @ 0.75 A ヒューズ
DTR (data terminal ready) プリンタからのアウトプット -- ホストから
のデータ送信を可能にする信号
RTS (request to send) プリンタからのアウトプット -- プリンタがオン
の場合は、常に有効状態になっている
シリアル / パラレルポートから利用できる最大の電流は、合計
0.75 アンペアを超えることはありません。
XON/XOFF 接続手順が選択されると、データフローは ASCII コント
ロールコードの DC1 (XON) と DC3 (XOFF) で制御されます。 DTR コ
ントロールリード線は無効になります。
DTE デバイスの相互接続 - プリンタはデータ端末機 (DTE) として
設定されます。 プリンタを他の DTE デバイス(パソコンのシリア
ルポートなど)に接続するには、RS-232 ヌルモデム(交差)ケー
ブルを使います。 図 31 は、必要なケーブル接続を示します。
DCEデバイスの交互接続- プリンタをRS-232インタフェイス経由
でモデムなどデータ通信機 (DCE) と接続する場合は、標準 RS-232
(直通)インタフェイスケーブルを使います。 図 32 はこのケーブ
ルに必要な接続を示します。
38 980441-071 Rev. A

プリンタを DTE デバイスに接続
Connecting the Printer to a DTE Device
B-25S
DB-25S
ネクタ
Connector
TE デバイス (PC) へ
to DTE Device (PC)
TXD
2
RXD RXD
3
RTS
4
CTS
5
DSR
6
GND
7
DCD
8
DTR
20
22
プリンタを DCE デバイスに接続
Connecting the Printer to a DCE Device
DB-9P プリンタへの
DB-9P
コネクタ
Connector
to Printer
DCD
1
2
TXD
3
DTR
4
GND
5
DSR
6
RTS
7
CTS
8
9
DB-9S
DB-9S
Connector
コネクタ
to DTE Device (PC)
DTE デバイス (PC) へ
DCD
1
2
3
4
5
6
RTS
7
CTS
8
9
DB-9P プリンタへの
DB-9P
Connector
コネクタ
to Printer
DCD
1
RXDRXD
2
TXDTXD
3
DTRDTR
4
GNDGND
5
DSRDSR
6
RTS
7
CTS
8
9
DB-25S
DB-25S
コネクタ
Connector
to DCE Device
DCE デバイスへ
RXD
2
TXD
3
CTS
4
RTS
5
DTR
6
GND
7
DCD
8
DSR
20
22
DB-9P プリンタへの
DB-9P
コネクタ
Connector
to Printer
DCD
1
RXD
2
TXD
3
DTR
4
GND
5
DSR
6
RTS
7
CTS
8
9
DB-9S
DB-9S
Connector
コネクタ
to DCE Device
DCE デバイスへ
DCD
1
TXD
2
RXD
3
DSR
4
5
DTR
6
CTS
7
RTS
8
9
DB-9P プリンタへの
DB-9P
Connector
コネクタ
to Printer
DCD
1
RXD
2
TXD
3
DTR
4
GNDGND
5
DSR
6
RTS
7
CTS
8
9
980441-071 Rev. A 39

40 980441-071 Rev. A

索引
A
AC 電源コード
D
DCE デバイス、相互接続
DTE デバイス、相互接続 . . . . . . .53
F
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . iii
FCC
P
PrintServer II
T
TLP プリンタ
U
USB インタフェイス
USB 通信 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .18
Z
ZebraNet
ZPL II . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .47
あ
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .3
開く
. . . . . . . . . . . . . . . . .8
. . . . . . .53
. . . . . . . .17, 18, 52
. . . . . . . . . . . . . . . .32
. . . . . . . . . . .17
. . . . . . . . . . . . . .17, 18, 52
い
イーサネットインタフェイス
イーサネットネットワーク 17, 18, 52
印字品質 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .38
印字ヘッド . . . . . . . . . . . . . . . .4, 27
. . .17
清掃 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .33
取替え . . . . . . . . . . . .31, 32, 33
印字ヘッドの清掃 . . . . . . . . . .27, 33
印刷仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .45
印刷速度 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .20
印刷濃度 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .20
印刷濃度、調整 . . . . . . . . . . . . . .43
印刷幅 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .20
印刷幅、調整 . . . . . . . . . . . . . . . .43
印刷モード . . . . . . . . . . . . . . . . . . .7
インタフェイス . . . . . . . . . . . . . .16
USB . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .17
イーサネット . . . . . . . . . . . .17
シリアル . . . . . . . . . . . . . . . .17
パラレル . . . . . . . . . . . . . . . .17
インタフェイスコネクタ . . . . . . . .3
え
円筒コネクタ
お
. . . . . . . . . . . . . . . . .8
オプション
41 980441-071A
. . . . . . . . . . . . . . . . . .21

か
し
ガイド、用紙
外部長、用紙 . . . . . . . . . . . . . . . . .9
カッター . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .25
カバーロック . . . . . . . . . . . . . . . . .4
環境ガイドライン . . . . . . . . . . . .45
関連ドキュメント . . . . . . . . . . . . .6
き
ギャップセンサ
キャリブレーション
. . . . . . . . . . . . . . . .10
. . . . . . . . . . . . . . .4
マニュアル . . . . . . . . . . . . . .40
供給ハブ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .4
切り取りバー . . . . . . . . . . . . . . . . .4
け
ケーブル
こ
工場デフォルトにリセット
さ
サーマル印刷
差し込み、電源 . . . . . . . . . . . . . . .8
作動 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .21
キャリブレーション
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .16
. .42, 43
. . . . . . . . . . . . . . . .21
自動 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .13
自動キャリブレーション
自動ボード . . . . . . . . . . . . . . . . . .18
潤滑油 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .29
商標 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . iii
消耗品ロール . . . . . . . . . . . . . . . .11
消耗品の取替え . . . . . . . . . . . . . .22
シリアルインタフェイス . . . . . . .17
シリアルコネクタピンアウト . . .53
シリアルパラメータ、デフォルト 19
シリアル通信 . . . . . . . . . . . . . . . .18
す
スイッチ、電源
ステータス LED . . . . . . . . . . . . . . .35
ステータスランプ . . . . . . . . . . .3, 14
せ
清掃
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .27
設定ラベル . . . . . . . . . . . . . . .15, 41
センサ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .4
そ
操作方法
損傷の通知 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .6
ち
著作権
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .14
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . iii
. . . . . . . . . . . . . .14
. . . . . . .13
つ
通信
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .18
通信診断 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .42
通信設定 (^SC) . . . . . . . . . . . . . . .19
使ってみよう . . . . . . . . . . . . . . . . .7
980441-071A 42

て
ひ
ディスペンサ
テストラベル . . . . . . . . . . . . . . . .15
電圧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .8
電源供給差込 . . . . . . . . . . . . . . .3, 8
電源供給装置 . . . . . . . . . . . . . . . . .8
電源スイッチ . . . . . . . . . . . .3, 8, 14
電源の取り付け . . . . . . . . . . . . . . .8
と
ドキュメント、関連
トップカバー、開く . . . . . . . . . . .3
トップカバー、閉じる . . . . . . . . . .5
トラブルシュート . . . . . . . . . . . .35
トラブルシュートテスト . . . . . . .41
取り付け、用紙 . . . . . . . . . . . . . . .9
取り外し . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .32
に
認定機関
ね
熱転写
は
. . . . . . . . . . . . . . . . . .22, 32
. . . . . . . . . . . . . . . .23
. . . . . . . . . . .6
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .48
ピールモード
ピンアウト
. . . . . . . . . . . . . .4, 23
イーサネット . . . . . . . . . . . .52
シリアル . . . . . . . . . . . . . . . .53
パラレル . . . . . . . . . . . . . . . .51
ユニバーサルシリアル
バス (USB) . . . . . . . . .50
品質問題 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .38
ふ
ファンフォールドメディア
フィードボタン . . . . . . . . . . . .3, 14
フィードボタンモード . . . . . . . . .43
フォント . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .47
物理特性 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .45
プラテン、清掃 . . . . . . . . . . . . . .29
プラテン、取替え . . . . . . . . . . . . .30
プラテンローラ . . . . . . . . . . . . . . .4
プリンタの検査 . . . . . . . . . . . . .3, 4
プリンタの再キャリブレート . . .41
プリンタをデフォルト値に戻す . .42
プリンタを閉じる . . . . . . . . . . . . . .5
プログラム言語 . . . . . . . . . . . . . .47
. . . . .24
バー
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .4
バーコード . . . . . . . . . . . . . . . . . .47
パラレル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .17
パラレルインタフェイス . . . .17, 51
パラレル通信 . . . . . . . . . . . . . . . .18
43 980441-071A
へ
ヘッドアップセンサ
ほ
方法、操作
ボタン、フィード . . . . . . . . . . . . .14
ボックスの中味 . . . . . . . . . . . . . . .2
ホルダ、用紙 . . . . . . . . . . . . . . . . .4
. . . . . . . . . . . . . . . . . .14
. . . . . . . . . . . .4

ま
巻取コア
巻取ハブ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .4
マニュアルキャリブレーション .40
め
メディアガイド調節
メンテナンス . . . . . . . . . . . . . . . .27
ゆ
ユニバーサルシリアルバス
よ
用紙
用紙ガイド . . . . . . . . . . . . . . . .4, 10
用紙、外部長 . . . . . . . . . . . . . . . . .9
用紙仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .46
用紙の取り付け . . . . . . . . . . . . . . .9
用紙ハンガ . . . . . . . . . . . . . . . . . . .4
ら
ラッチ解除ボタン
ランプ、ステータス . . . . . . . . . . 14
り
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .11
. . . . . . . . . . .4
. . . . .18
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .24
. . . . . . . . . . . . .3
リセット、工場デフォルトに
リボン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .22
リボンキャリッジ . . . . . . . . . . . . .4
リボン仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . .46
リボンセンサ . . . . . . . . . . . . . . . . .4
リボンセンサ印刷 . . . . . . . . . . . .38
リボンの装着 . . . . . . . . . . . . . . . .11
ろ
ローラ
ロックダウンねじ . . . . . . . . . .4, 24
980441-071A 44
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .4
42, 43