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取扱説明書
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安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の人々への危害や損害を未然に防止
するためのものです。
注意事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、誤った取り扱いをすると生じることが想定さ
れる内容を「警告」と「注意」に区分しています。いずれもお客様の安全や機器の保全に関する重要な内容です
ので、必ずお守りください。
記号表示について
記号は、危険、警告または注意を示します。
記号は、禁止行為を示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあります。
記号は、行為を強制したり指示したりすることを示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあ
ります。
*お読みになった後は、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
警告 この表示内容を無視した取り扱いをすると、死亡や重傷を負う可能性が想定されます。
この機器の内部を開けた
り、内部の部品を分解した
り改造したりしない。
感電や火災、または故障な
どの原因になります。異常
を感じた場合など、機器の
点検修理は必ずお買い上げの楽器店または巻末のヤ
マハ電気音響製品サービス拠点にご依頼ください。
浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用し
ない。また、本体の上に花瓶や薬品など液体の入った
ものを置かない。
感電や火災、または故障の原因になります。
電源アダプターコード/ プラグがいたんだ場合、また
は、使用中に音が出なくなったり異常なにおいや煙が
出た場合は、すぐに電源スイッチを切り電源プラグを
コンセントから抜く。( 乾電池を使用している場合は、
乾電池を本体から抜く。)
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、
お買い上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製
品サービス拠点に点検をご依頼ください。
注意
電源アダプターコードをストーブなどの熱器具に近
づけたり、無理に曲げたり、傷つけたりしない。また、
電源アダプターコードに重いものをのせない。
電源アダプターコードが破損し、感電や火災の原因に
なります。
電源プラグを抜くときは、電源アダプターコードを持
たずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。
電源アダプターコードが破損して、感電や火災が発生
するおそれがあります。
この表示内容を無視した取り扱いをすると、傷害を負う可能性または物的損害が発生する可能性が想定されます。
電源は必ず交流100V を使用する。
エアコンの電源など交流 200V のものがあります。
誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。
電源アダプターを使用する場合は、指定の電源アダプ
ター(PA-3B)以外は使用しない。
(異なった電源アダプターを使用すると)故障、発熱、
発火などの原因になります。
手入れをするときは、必ず電源プラグをコンセントか
ら抜く。
また、濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこりを
きれいに拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
タコ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部
が異常発熱して発火したりするこ
とがあります。
使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコ
ンセントから電源プラグを抜く。
感電、ショート、発火などの原因になります。
乾電池はすべて+/−の極性表示通りに正しく入れる。
正しく入れていない場合、発熱、発火、液漏れのする
おそれがあります。
(4)-7
2
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乾電池は一度に全部を交換する。乾電池は新しいもの
と古いものを一緒に使用しない。また、種類の異なっ
たもの( アルカリとマンガン、メーカーの異なるもの、
メーカーは同じでも商品の異なるものなど) を一緒に
使用しない。
発熱、発火、液漏れの原因になります。
乾電池を分解したり、火の中に入れたりしない。
乾電池の中のものが目に入ると危険です。また、火の
中に入れると破裂するおそれがあります。
使い切りタイプの乾電池は、充電しない。
充電すると液漏れや破裂の原因になります。
長時間使用しない場合や乾電池を使い切った場合は、
乾電池を本体から抜いておく。
乾電池から液漏れが発生し、本体を損傷するおそれが
あります。
乾電池は子供の手の届くところに置かない。
お子様が誤って飲み込むおそれがあります。また、電
池の液漏れなどにより炎症を起こすおそれがありま
す。
乾電池が液漏れした場合は、漏れた液に触れない。万
一液が目や口に入ったり皮膚に付いたりした場合は、
すぐに水で洗い流し、医師に相談する。
失明や化学やけどなどのおそれがあります。
他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を
切った上で行う。また、電源を入れたり切ったりする
前に、必ず機器のボリュームを最小(0) にする。さら
に、演奏を始める場合も必ず両機器のボリュームを最
小(0) にし、演奏しながら徐々にボリュームを上げて
いき適切な音量にする。
感電または機器の損傷のおそれがあります。
不安定な場所に置かない。
機器が転倒して故障したり、お客様がけがをしたりす
る原因になります。
本体を移動するときは、必ず電源アダプターコードな
どの接続ケーブルをすべて外した上で行う。
コードをいためたり、お客様が転倒したりするおそれ
があります。
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、
化学ぞうきんなどは絶対に使用しない。また、本体上
にビニール製品やプラスチック/ゴム製品などを置か
ない。
本体のパネルや鍵盤が変色 / 変質する原因になりま
す。お手入れは、柔らかい布で乾拭きしてください。
本体の上に乗ったり重いものをのせたりしない。ま
た、ボタンやスイッチ、入出力端子などに無理な力を
加えない。
本体が破損したり、お客様がけがをしたりする原因に
なります。
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
作成したデータの保存について
作成したデータはこまめにメモリーカード( スマート
メディア) に保存する。
作成したデータは、故障や誤操作などのために失われ
ることがあります。大切なデータは、必ずメモリー
カードに保存されることをおすすめします。
直射日光のあたる場所( 日中の車内など ) やストーブ
の近くなど極端に温度が高くなるところ、逆に温度が
極端に低いところ、またほこりや振動の多いところで
使用しない。
本体のパネルが変形したり内部の部品が故障したり
する原因になります。
テレビやラジオ、スピーカーなど他の電気製品の近く
で使用しない。
デジタル回路を多用しているため、テレビやラジオな
どに雑音が生じる場合があります。
不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたし
かねます。また、データが破損したり失われたりした場
合の保証はいたしかねますので、ご了承ください。
使用後は、必ず電源を切りましょう。
また、使用済みの乾電池は、各自治体で決められたルールに従っ
て廃棄しましょう。
(4)-7
3
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はじめに
このたびはヤマハ サンプリングユニット SU200 をお買い求めいただき、ありが
とうございます。
SU200 は、CD 相当の音質で録音 ( サンプリング ) ができ、パッドを押すことで
自由に発音させることができるサンプリングユニットです。
リボンコントローラーやエフェクトコントロールノブを使うと、録音した音や
SU200に入力した音に、スクラッチやフィルターなど、さまざまな効果を付ける
ことができます。機動性に優れたコンパクトサイズの SU200 で、身近にある音
を素材にしてお楽しみください。
SU200 の優れた機能を十分にご活用いただくために、この取扱説明書をよくお読
みくださいますようご案内申し上げます。また、ご一読いただいた後も、不明な点
が生じた場合に備えて、保証書とともに大切に保管いただきますようお願いいたし
ます。
同梱品(お確かめください)
●本体 ●乾電池(単 3 × 6 本)
●サンプル CD ●取扱説明書 ●保証書
取扱説明書の使いかた
● SU200 の特長..............................................................................................................................6 ページ
SU200 のさまざまな機能を紹介します。使ってみたい機能を探してみましょう。
●目次.................................................................................................................................................7 ページ
● 電源の準備....................................................................................................................................12 ページ
電源の接続方法を説明します。
● SU200 のしくみ .......................................................................................................................14 ページ
SU200 について、そのしくみと内部構成、基本的な操作方法などを解説しています。
● クイックスタート............................................................................................................16〜 21 ページ
SU200を、いち早く楽しんでいただくためのクイックガイドです。
●第1章〜第7章..............................................................................................................22 〜51 ページ
各機能についてその詳細と設定手順を解説しています。
● 故障かな?と思ったら............................................................................................................... 54 ページ
SU200がうまく機能しない場合にお読みください。ヤマハ電気音響製品サービス拠点
へご相談になる前にお読みください。
・この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。
したがって、実際の仕様と異なる場合があります。
・「MIDI 」は社団法人音楽電子事業協会(AMEI )の登録商標です。
音楽を楽しむエチケット
これは、日本電子工業会
「音のエチケット」キャ
ンペーンのマークです。
市販の音楽 /サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権上問題にならない場合を除いて、権利者に無断で複製または転用
することを禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いいたします。
楽しい音楽も時と場所によっては大変気になるものです。隣近所への配慮を充分にいたしましょう。
静かな夜間には小さな音でもよく通り、特に低音は床や壁などを伝わりやすく、思わぬところで迷惑
をかけてしまうことがあります。夜間の演奏には特に気を配りましょう。窓を閉めたり、ヘッドフォ
ンをご使用になるのも一つの方法です。お互いに心を配り快い生活環境を守りましょう。
ヘッドフォンをご使用になる場合には、耳をあまり刺激しないように適度な音量でお楽しみください。
4
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サンプリングとは?
SU200 では、マイクから入力した人の声や CD プレーヤーの音を録音できます。この録音作業の
ことをサンプリングといいます。サンプリングされた音をサンプルといい、パッド 1 〜 8 を押す
ことで聴くことができます。サンプルは最大 24 個(8 パッド× 3 バンク)をデジタルデータとし
て本体メモリーに記憶できます。
SU200 では、CD 相当の高音質でサンプリングをすることができます。
CD MD
ABCDE
サンプリング
8888888
ONE SHOT
GRADE
BPM
LOOP
STEREO OUTPUT
L R
EFFECTS
under the knobs
LOOP TR
PLAY
NORMAL
REVERSE
サンプル
RESMPL
START
POINT
3.3V
EFFECT TYPE
LOOP REMIX
SLICE
TECHMOD
DIST/LO-FI
DELAY
FILTER
VOLUME
LOOP
REMIX
DIST/
LO-FI
START
REC
STOP
END
POINT
POINT
CLEAR
CARD
CARD
TYPE
VARI
TYPE
GATE TIME
LFO
MOD SPEED
LO-FI
DRIVE
DELAY LEVEL
TIME
RESONANCE
CUTOFF
REC TRGLVLDATA
EFFECT
2
1
CONTROL
TECH
SLICE
MOD
DELAY FILTER SCRATCH
DELETE
TIME
EXTRACT
DC INLINE INPUT
STANDBY
ON
サンプルを鳴らす( 再生 )
PHONES MIC INPUT MIDI IN
L R
~~~~~~
~~~~~
SAMPLING UNIT
PAD PLAY Play PAD 1 8
Press LOOP TR PLAY Button
LOOP TRACK PLAY
Play PAD 1 8
Select
BANK A C
Select
EFFECT
LOOP REMIX Turn KNOB 1,2
JOB EXIT
–1/NO+1/YES
BANK
BANK BANK
GATE
TRIGGER
STEREO/MONO
SCALE
TIME STRETCH COPY PAD VOL SAVE DEL ETE MIDILOAD
PAD
● サンプルの多彩な再生機能
サンプルはサンプリングしたままを再生する方法以外に、特殊な再生方法があります。
・サンプルの一部または全部を繰り返し再生する「ループ再生」.........................................29 ページ
・サンプルを逆方向に再生する「リバース再生」....................................................................29 ページ
・サンプルの中で実際に再生させる部分を設定する
「スタートポイント / エンドポイント」..................................................................................30 ページ
たとえば、サンプルにスタートポイント / エンドポイントを設定してループ再生させると、以下の
ようになります。
ABC D E
スタートポイント エンドポイント
C D C D C D C D......
● サンプルの充実した編集機能
不要になったサンプルの一部を削除し、必要な部分だけを残すことができます。
サンプル
ABC D E
スタートポイント エンドポイント
削除
サンプル
CD
5
Page 6

SU200 の特長
5ページでは、サンプリングユニットの基本的な機能をご紹介しましたが、ここではさらにSU200
ならではの特長をご紹介します。
■異なる BPM のサンプルをリアルタイムに同期させるループトラックプレイ
(→ 18, 32 ページ)
ワンタッチで異なるBPM( テンポ ) のサンプルをリアルタイムに同期させて演奏するこ
とができます。( 外部 MIDI クロックに同期させることも可能 )
■強力なエフェクトやフィルター(→ 17, 36 ページ)
ブレークビーツをリアルタイムに組み替えるループリミックス (LOOP REMIX) など、
ライブ指向のエフェクト、フィルターを装備。また、エフェクトコントロールノブやリ
ボンコントローラーを使ってさまざまなエフェクトやフィルターをコントロールできま
す。
■わかりやすいユーザーインターフェース
・ バックライト付きの LCD 画面により、SU200 のパネル設定がひと目でわかります。
・ サンプルの入ったパッドを押すと光るため、再生中のパッドがひと目でわかります。
・ [DIST] 〜 [FILTER] ボタンおよび [SCRATCH] ボタンを押すと光るため、使用中の
エフェクトやフィルターがひと目でわかります。
●オーディオ入力の加工が可能(→ 19 ページ)
外部入力オーディオソースにエフェクト (TECH MOD, DIST/LO-FI, DELAY)、フィル
ターをかけることができます。
●リサンプリング機能(→ 26 ページ)
複数のサンプルをミックスさせたり、エフェクト / フィルター / スクラッチをかけたサ
ンプル再生を、SU200 本体だけで新しいサンプルとして作ることができます。
●スマートメディアスロットを装備(→ 40 ページ)
メモリーカード ( スマートメディア ) にサンプルデータを保存 ( セーブ ) したり、メモ
リーカードからデータを読み込んだり ( ロード ) することができます。また WAV ファ
イルのロード、セーブも可能です。
●異なるサンプリンググレードのサンプルの同時再生が可能
SU200 では 4 種類のグレード ( 音質 ) でサンプリングができ、それらを同時に鳴らす
ことができます。これにより、ソースの種類や用途によってグレードを使い分けられる
ので、メモリーの節約ができます。たとえば、低いグレードでも音質に影響のないもの
は低い設定で、シンバルなどグレードによって音質が変わるものは高いグレードでサン
プリングする、といった使い分けができます。
●乾電池で駆動可能
屋外など電源のとれない場所でも自由にパフォーマンスできます。
6
Page 7

目次
各部の名称.....................................................................................................................................................8
電源の準備..................................................................................................................................................12
SU200のしくみ......................................................................................................................................14
クイックスタート .......................................................................................................................16
サンプルを鳴らしてみましょう............................................................................................................... 16
エフェクトをかけてみましょう............................................................................................................... 17
ループトラックプレイをしてみましょう................................................................................................18
オーディオインにエフェクトやフィルターをかけてみましょう......................................................... 19
サンプリングをしてみましょう............................................................................................................... 20
第 1 章 サンプリング...............................................................................................................22
サンプリング − オート録音.................................................................................................................... 22
サンプリング − マニュアル録音 ............................................................................................................24
リサンプリング..........................................................................................................................................26
第 2 章 パッドの再生方法.......................................................................................................28
ゲート/ トリガーの設定........................................................................................................................... 28
ワンショット/ ループの設定................................................................................................................... 29
ノーマル/ リバースの設定....................................................................................................................... 29
スタートポイント/ エンドポイントの設定............................................................................................ 30
ホールド......................................................................................................................................................32
ループトラックプレイ.............................................................................................................................. 32
第 3 章 サンプルの編集...........................................................................................................34
デリート( サンプルの消去) .....................................................................................................................34
エクストラクト( サンプルの不要な部分の消去) ..................................................................................35
第 4 章 エフェクト ..................................................................................................................36
エフェクトやフィルターをかけるパッドを決める................................................................................36
エフェクト/ フィルター / スクラッチ................................................................................................... 36
第 5 章 MIDI 機能....................................................................................................................38
MIDIについて............................................................................................................................................38
MIDIクロック /MIDI チャンネルの設定 ................................................................................................ 39
第 6 章 メモリーカード...........................................................................................................40
セーブ( カードにデータを保存する) .....................................................................................................42
ロード( カードからデータを呼び出す) .................................................................................................44
デリート( カードのデータを消去する) .................................................................................................46
フォーマット( カードを初期化する) .....................................................................................................47
第 7 章 その他の便利な機能...................................................................................................48
スケール( サンプルに音程をつけて演奏)..............................................................................................48
タイムストレッチ( サンプルの長さを変更して書き代え)...................................................................49
コピー( サンプルを別のパッドにコピー)..............................................................................................50
パッドボリューム( サンプルの音量を変更) ..........................................................................................50
メモリープロテクト( 大切なサンプルの誤消去を防ぐ) ......................................................................51
参考資料
ディスプレイメッセージ...........................................................................................................................52
故障かな?と思ったら.............................................................................................................................. 54
仕様一覧......................................................................................................................................................55
索引.............................................................................................................................................................56
MIDIインプリメンテーションチャート .................................................................................................60
7
Page 8

フロントパネル
各部の名称
PHONES MIC INPUT MIDI IN
L R
STEREO OUTPUT
L R
EFFECT TYPE
LOOP REMIX
SLICE
TECHMOD
DIST/LO-FI
DELAY
FILTER
3.3V
CARD
DELAY LEVEL
RESONANCE
q
w
!5
@0
~~~~~~
SAMPLING UNIT
!3!2 !4
JOB EXIT
BANK
BANK BANK
STEREO/MONO
SCALE
TIME STRETCH COPY PAD VOL SAVE DELETE MIDILOAD
8888888
~~~~~
–1/NO+1/YES
BPM
GATE
ONE SHOT
TRIGGER
LOOP
GRADE
@1 @2 @3
PAD
LOOP TR
PLAY
!6
NORMAL
REVERSE
VOLUME
t
LOOP
REMIX
DIST/
LO-FI
i
!7 !8 !9
REC
RESMPL
START
END
POINT
POINT
@4 @5 @6
#0
START
STOP
POINT
CLEAR
CARD
DC INLINE INPUT
STANDBY
TYPE
TYPE
LFO
LO-FI
VAR I
GATE TIME
MOD SPEED
DRIVE
TIME
CUTOFF
REC TRGLVLDATA
e
ON
r
EFFECT
CONTROL
TECH
MOD
2
!0
1
y u
SLICE
o
DELAY FILTER SCRATCH
!1
@7
DELETE
EXTRACT
@8 @9
TIME
#1
8
各部の名称
Page 9

LCDディスプレイ(液晶ディスプレイ)
q
ボリュームコントロール(VOLUME)
w
エフェクトコントロールノブ 1、2
e
リボンコントローラー
r
[LOOP REMIX]( ループリミックス) ボタン
t
[SLICE](スライス ) ボタン
y
[TECH MOD]( テックモジュレーション) ボタン
u
[DIST/LO-FI]( ディストーション /ローファイ ) ボタン
i
[DELAY]( ディレイ) ボタン
o
[FILTER]( フィルター )ボタン
!0
[SCRATCH](スクラッチ ) ボタン
!1
[JOB]( ジョブ ) ボタン
!2
[EXIT](エグジット ) ボタン
!3
[-1/NO], [+1/YES] ボタン
!4
バンクボタン(BANK A, B, C)
!5
[LOOP TR PLAY]( ループトラックプレイ ) ボタン
!6
[RESMPL](リサンプリング ) ボタン
!7
[REC]( 録音)ボタン
!8
[START/STOP]( スタート / ストップ )ボタン
!9
[HOLD](ホールドボタン )
@0
[GATE/TRIGGER](ゲート / トリガー ) ボタン
@1
[ONE SHOT/LOOP]( ワンショット /ループ) ボタン
@2
[NORMAL/REVERSE]( ノーマル / リバース )ボタン
@3
[START POINT]( スタートポイント ) ボタン
@4
[END POINT]( エンドポイント )ボタン
@5
[POINT CLEAR]( ポイントクリア )
@6
[DELETE/EXTRACT]( デリート/ エクストラクト ) ボタン
@7
[TIME]( タイム) ボタン
@8
[TAP]( タップ ) ボタン
@9
パッド1 〜 8
#0
[AUDIO IN]( オーディオイン ) ボタン
#1
............................................................................................................17 ページ
..........................................................................................17, 36 ページ
.................................................................................15, 39, 42, 48 ページ
................................................................................................. 15 ページ
.........................................................................................18, 22 ページ
.............................................................................................20, 22, 24 ページ
................................................................................................... 32 ページ
................................................................................................17, 37 ページ
.........................................................................................................37 ページ
.......................................................................................................................... 16 ページ
..........................................................................................11 ページ
.................................................................................. 13 ページ
....................................................................................... 17ページ
..............................................................17, 36 ページ
......................................................17, 36 ページ
........................................................................................17, 36 ページ
....................................................................................17, 36 ページ
..............................................................................17, 36 ページ
...........................................................................................16 ページ
.................................................................................. 26 ページ
.........................................21, 23, 25, 26ページ
................................................................28 ページ
............................................................30, 31 ページ
....................................................................30, 31 ページ
................................................................................... 31 ページ
................................................................................19 ページ
............................................17, 36 ページ
..................................................18, 32 ページ
...................................................... 29 ページ
..................................................... 29 ページ
....................................34, 35 ページ
各部の名称
9
Page 10

リアパネルおよび接続
STANDBY
ON
q
DC IN
MIDI IN
STEREO OUTPUT
R L
3.3V
CARD
t y
LINE INPUT
R L
MIC INPUT
u i
PHONES
ew r
外部シーケンサー
(RM1xなど)
CD
スタンバイ/ オン スイッチ(STANDBY/ON)
q
..............................................................................13 ページ
押し込んだ状態で電源オンとなります。電源オンからもう一度押し込むと電源オフと
なります。
DC IN 端子
w
別売の電源アダプター PA-3B を接続する端子です。
MIDI IN 端子
e
.....................................................................................................................................38 ページ
外部 MIDI 機器(MIDI 対応の楽器やコンピューター)との間で MIDI データをやりとり
するための端子です。外部MIDI 機器から SU200 をコントロールすることができます。
カードスロット(CARD)
r
.................................................................................................................40 ページ
メモリーカードをセットし、サンプルデータのやりとりができます。
ステレオ出力端子(STEREO OUTPUT R, L)
t
SU200 のオーディオ出力端子です。SU200にはアンプやスピーカーは内蔵されていない
ので、音を出す ( 聴く ) ためには、外部オーディオ機器と接続してください。
ライン入力端子(LINE INPUT R,L)
y
サンプリング用ソースおよび AUDIO IN トラック用ソースの入力端子です。
CD プレイヤーやミキサーからの出力ケーブルと接続する端子です。
マイク入力端子(MIC INPUT)
u
ダイナミックマイクまたは、電池を内蔵しているコンデンサーマイクを接続する端子です。
ヘッドフォン入力端子(PHONES)
i
ヘッドフォンを接続します。ヘッドフォンの音量はボリュームで調節します。
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。聴覚障害の原因になります。
・
MD
10
各部の名称
Page 11

ディスプレイ
t
w
q
r
e
y
i
u
~~~~~~
!1
~~~~~
STEREO( ステレオ )/MONO( モノラル )
q
w
HI( ハイ )/STD(スタンダード )/LONG(ロング )/EXLG( エキストラロング).................... 22, 24 ページ
サンプリングする際のグレード ( 音質 )を、[GRADE](グレード ) ボタンを使って選択しま
す。下記の4 種類のグレードがあります。グレードによってサンプリングできる時間も変わ
ります。
・HI(ハイ ).........................最大で 42 秒のサンプリングができます。( 上記で「MONO」に設定し
た場合)CDとほぼ同等の音質で、最も良い音質でサンプリングできます。
・STD( スタンダード ).....最大で 83 秒のサンプリングができます。
( 上記で「MONO」に設定した場合 )
・LONG(ロング ).............最大で 166 秒のサンプリングができます。
( 上記で「MONO」に設定した場合 )
・EXLG
( エキストラロング).....最大で 333 秒のサンプリングができます。
( 上記で「MONO」に設定した場合 )
e
MIC(マイク )/LINE( ライン )
リアパネルにある MIC INPUT 端子 /LINE INPUT 端子、どちらに入力される音をサンプリ
ングするかを表示します。接続の状態により自動的に表示が変わります。
・MIC( マイク) .................MIC INPUT端子に接続されたマイクからの入力音をサンプリングしま
・LINE( ライン)................LINE INPUT 端子に接続されたCDプレイヤーなどオーディオ装置で再
GATE(ゲート )/TRG( トリガー )
r
ONESHOT(ワンショット )/LOOP(ループ )
t
NORMAL(ノーマル )/REVERSE( リバース )
y
ビート表示
u
ループトラックプレイ ( → 18ページ )をスタートさせると、設定された BPM( テンポ ) に
従って 1 → 2 → 3→ 4 の順に点滅します。
REC TRGLVL(レコーディングトリガーレベル )
i
INPUT( インプット)
o
MANUAL/AUTO/RESMPL/MIDI、およびREC(レコーディング )
!0
・MANUAL(マニュアル )..............................................24 ページ
・AUTO(オート )............................................................ 22 ページ
・RESMPL( リサンプル )............................................... 26ページ
・MIDI(ミディ )............................................................... 33ページ
メニュー/ メッセージの表示
!1
数値の表示
!2
..........................................................................................................22 ページ
す。MIC INPUT 端子にマイクが接続されていれば、LINE 端子にオー
ディオ機器が接続されていても、「MIC」が表示されます。
生される音をサンプリングします。
...................................................................................................28ページ
................................................................................................................23, 24 ページ
8888888
.....................................................................22, 24, 26 ページ
................................................................................29 ページ
...............................................................................29 ページ
..........................................................................23 ページ
o
!0
!2
各部の名称
11
Page 12

電源の準備
SU200 は電源として電源アダプターか乾電池をご使用になれますが、基本的には別売の電源アダ
プターをご使用になることをおすすめします。
家庭用コンセントから電源をとるときは
本体の電源スイッチが切れている(スタンバイになっている)ことを確認してください。
Z
X
アダプターの DC プラグをリアパネルの DC IN(電源アダプター接続)端子にさし込み
ます。
C
アダプターの AC プラグを家庭用(AC100V )コンセントにさし込みます。
DC IN
STANDBY
ON
アダプターを抜くときは、必ず逆の手順にしてください。
・ 電源アダプターをご使用になる場合は、必ず別売の専用アダプター PA ‐3B をご使
用ください。他の電源アダプターの使用は故障、発熱、発火などの原因になります。こ
のような場合は、保証期間内でも保証いたしかねる場合がございますので、充分にご
注意ください。
・ 使用しないときや落雷の恐れがあるときは、必ずコンセントから電源プラグを抜いて
ください。
X
PA-3B
コンセント
C
乾電池を使うときは
SU200 を柔らかい布などの上で裏返し、電池ブタをはずします。
Z
X
市販の乾電池(単 3 乾電池)を6 本入れます。イラストに合わせて、向きを間違えない
ように入れてください。
C
電池ブタを閉めます。
12
電源の準備
Page 13

・ 乾電池はお早めにお取りかえいただくことをおすすめします。電池が少なくなると、
ディスプレイに「BattryLow!」と数秒ごとに表示が出たり、音量が小さくなったり、
音質が劣化したりディスプレイの表示が消えたりします。
・ 乾電池が入っていても、電源アダプターが接続されると、自動的に電源アダプターか
ら電源が供給されるようになります。
・ 乾電池にて動作させている場合は、電池の消耗を防ぐためにディスプレイのバックラ
イトは点灯しません。
・ 乾電池はすべて+ / −の極性表示どおりに正しく入れてください。正しく入れていな
い場合、発熱、発火、液漏れのおそれがあります。
・ 乾電池は一度に全部を交換してください。乾電池は新しいものと古いものを一緒に使
用しないでください。また、種類の異なったもの(アルカリとマンガン、メーカーの
異なるもの、メーカーは同じでも商品が異なるものなど)を一緒に使用しないでくだ
さい。発熱、発火、液漏れの原因になります。
・ 長時間使用しない場合は、乾電池を本体から抜いてください。乾電池が消耗し、乾電
池から液漏れが発生し、本体を損傷するおそれがあります。
電源を入れる
必要な接続をします。
Z
ヘッドフォンまたはオーディオ機器を接続してください。(→ 10 ページ )
オーディオ機器および SU200 のボリュームを下げてください。
X
[STANDBY/ON]( スタンバイ / オン ) スイッチを押して電源を入れます。
C
ディスプレイに「YAMAHA SU200」と表示した後、パッドプレイモード(→ 15 ページ )
になります。
もう 1 度押すと電源が切れます。
STANDBY
ON
・ スイッチが「STANDBY 」の状態でも微電流が流れています。SU200 を長時間使
用しないときは必ず電源アダプターを抜いてください。また、乾電池を使用している
場合は、乾電池を本体から抜いてください。
V
VOLUME( ボリュームコントロール ) で音量を調整します。
オーディオ機器のボリュームも上げてください。
VOLUME
SU200 の電源を切るときは、オーディオ機器の電源を切るかボリュームを下げてから切
B
ります。
電源の準備
13
Page 14

SU200 のしくみ
内部構成
SU200 は以下の 3 つのブロックから構成されています。
● サンプラー部
マイクまたは CDプレーヤーなどから入力した音をサンプリングしたり、サンプルを加工 / 編
集したりするブロックです。
● エフェクト /フィルター部
サンプラー部から出力された音に対して、さまざまな変化を付け加えるブロックです。
SU200 では、一般的なものからサンプラーならではの斬新なものまで、6 タイプのエフェク
トを搭載しています。
● コントローラー部
サンプルを鳴らすためのパッド、エフェクトをかけるためのリボンコントローラーやエフェク
トコントローラーなど、リアルタイム演奏に必要な操作子のブロックです。
CD MD
サンプリング
LOOP TR
SU200 のしくみ
14
ループ
トラック
プレイ
PLAY
BANK BANK BANK
サンプラー部
コントローラー部
エフェクト/
フィルター部
1
EFFECT
CONTROL
2
Page 15

メモリー構成
SU200 では、最大 24 個(8 パッド× 3 バンク)のサンプルをデジタルデータとして本体メモ
リーに記憶できます。また、それらをメモリーカード ( スマートメディア ) に保存することができ
ます。( → 42 ページ参照 )
バンクC
バンクB
バンクA
メモリーカード
・サンプル
・ゲート/ トリガー...............................................28ページ
・ワンショット/ ループ........................................29ページ
・ノーマル/ リバース............................................29 ページ
・スタートポイント/ エンドポイント.................30 ページ
モード
SU200 は、パネル設定によりさまざまな状態 ( モード )になりますが、主に以下の3 つに分ける
ことができます。
● パッドプレイモード
電源を入れた時の状態です。
パッドを鳴らしたり編集したりします。
各章での操作説明は、SU200がこのパッドプレイモードにあることを前提にしています。
● サンプリングモード
LCD 画面の REC が点灯した状態です。
[REC] ボタンを押してこのモードに入ります。
サンプリングをするためのモードで、[EXIT] ボタンで抜けることができます。
● ジョブモード
[JOB] ボタンをオンにした状態です。
パッドや、メモリーカードに関する設定を行なうモードです。
・ パネル操作をしているうちに、SU200 の状態 ( モード ) がわからなく場合があるか
もしれません。その場合は、[EXIT]ボタンを何回か押してください。電源を入れた時
の状態 ( パッドプレイモード )に戻ることができます。
SU200 のしくみ
15
Page 16

クイックスタート
サンプルを鳴らしてみましょう
SU200 では、工場出荷時に全部のパッドにサンプルが入っています。ここではパッドを押すこと
でサンプルを鳴らしてみましょう。
必要な接続をします。
Z
ヘッドフォンまたはオーディオ機器を接続をしてください。(→ 10 ページ)
[STANDBY/ON]( スタンバイ /オン ) スイッチを押して電源を入れます。
X
ディスプレイに「YAMAHA SU200」と表示した後、パッドプレイモード(→ 15 ページ )
になります。
Q
u
c
k
もう 1 度押すと電源が切れます。
i
・ スイッチが「STANDBY 」の状態でも微電流が流れています。SU200 を長時間使
用しないときは必ず電源アダプターを抜いてください。また、乾電池を使用している
場合は、乾電池を本体から抜いてください。
STANDBY
ON
パッドを押すと、サンプルが鳴ります。
C
S
t
● たとえば、パッド 1 を押してみましょう。
パッド 1 が光り、ドラム のリズムパターンが何回も繰り返して再生されます。
パッド 1 から指を離すと再生はストップします。
a
r
t
● 次に、パッド 8 を押してみましょう。
パッド 8 が光り、シンバルの音が鳴ります。
パッド 1 のように同じパターンが何回も繰り返して再生されることを「ループ再生」といいま
す。それに対してパッド 8 のような再生を「ワンショット再生」といいます。この 2 種類の設
定は自由に変更することができます。(→ 29 ページ参照)
クイックスタート
16
・ SU200 には 8 個のパッドがありますが、バンクを切り替えること
ができますので全部で 24個 (8 パッド× 3 バンク ) のサンプルを
鳴らすことができます。ここではバンク A を例に説明しています。
・ SU200 の最大同時発音数は 6 音です。ただし、ハイグレードのサ
ンプルを発音中には 2 音になります。また、スクラッチ効果やタイ
ム効果をかけた場合( →次ページ )は発音数が減る場合があります。
Page 17

エフェクトやフィルターをかけてみましょう
鳴っているサンプルに対して、さまざまな効果をかけることができます。
パネル上部のエフェクトコントロールノブやリボンコントローラーを使ってみましょう。
・ ハイグレードのサンプルを発音中には、エフェクトやスクラッチは効果しません。
エフェクト (EFFECT)
パッドを鳴らします。
z
x
かけたいエフェクトをオンにする。
パターンでサウン
サンプルを
新たなフレーズ
に組み替える。
歪ませた音を
さらにLO-FI に
できる。
・ 最後に押したパッドナンバーが、ディスプレイ右下部に表示されます。このパッドの
サンプルに対してエフェクトがかかることになります。
ドをカットする。
LOOP
REMIX
DIST/
LO-FI
サンプルのBPMに合っ
た間隔で効果する。
リアルタイムにテンポを
変えることができます。
→ 37ページ参照
スクラッチ (SCRATCH)
… エフェクトコントロールノブを回してみましょう。
c
エフェクトコントロールノブを回す。
独特の変調で金属的
サウンドにさせる。
SLICE
DELAY FILTER
TECH
MOD
レゾナンス付きの
強力なフィルター。
TIME
EFFECT TYPE
LOOP REMIX
SLICE
TECHMOD
DIST/LO-FI
DELAY
FILTER
VOLUME
たとえば、[FILTER] ボタンをオンに
すると、エフェクトコントロールノブ
1 で RESONANCE( レソナンス)、2
で CUTOFF( カットオフ ) をコント
ロールできます。
もう 1 度 [FILTER] ボタンを押すと、
オフになります。
TYPE
TYPE
LFO
LO-FI
DELAY LEVEL
RESONANCE
… リボンコントローラーをこすってみましょう。
A-3
REC TRGLVLDATA
EFFECT
1
CONTROL
VARI
GATE TIME
MOD SPEED
DRIVE
TIME
CUTOFF
2
Q
u
i
c
k
S
t
a
r
t
リボンコントローラーのリボン面を指でこする
ことによって、DJ にはおなじみのスクラッチ効
果をサンプルに対してかけることができます。
z
パッドを
鳴らします。
SCRATCH
スクラッチボタンにパッドをアサイン
・ [SCRATCH] ボタンがオフの時にリボンコントローラーをこすると、エフェクトコン
トロールノブ2 と同じ機能をします。
c
リボンコントローラーを
こすると、パッド 3 のサ
ンプルがスクラッチ効果
をともなって鳴ります。
[SCRATCH] ボタン
v
をもう一度押すと、
オフになります。
x
[SCRATCH] ボタンを
押します。
クイックスタート
17
Page 18

ループトラックプレイをしてみましょう
異なる BPM( テンポ )の複数のパッドを、同じ BPMにして ( 同期させて ) 同時に鳴らすことがで
きます。
・ サンプルによっては、ループトラックプレイによりノイズを発生する場合があります。
Z
[LOOP TR PLAY](ループトラックプレイ ) ボタンを押します。
複数のパッドが同時に光り、何回も繰り返して再生されます。これを「ループトラックプレイ」
といいます。
Q
u
LOOP TR
PLAY
ここで鳴っているサンプルのパッドは「ループ再生」に、鳴っ
ていないパッドは「ワンショット再生」に設定されています。
(→ 29ページ)
X
鳴っている ( 光っている ) パッドを押してみましょう。
パッドの光が消え、サンプルもミュート ( 消音 ) されます。
i
LoopTr
132
S
c
k
a
もう一度パッドを押すと、サンプルが再び鳴ります。
つまり、ミキサーの MUTE ボタンと同じ働きをするわけです。
BPM( テンポ ) を変えてみましょう。
C
–1/NO+1/YES
t
その他のパッドを押してみましょう。
V
r
t
ループトラックプレイしていない (「ワンショット再生」に設定してある ) パッドを押してその
サンプルを鳴らすこともできます。
B
もう 1 度、[LOOP TR PLAY](ループトラックプレイ )ボタンを押すと、サンプル再
BPM
生はストップします。
LOOP TR
PLAY
ループトラックを止めた状態で、パッド 1, 2, 3, 4, 5 を別々に押してみましょう。
それぞれが違う BPM( テンポ ) で鳴っていることがおわかりいただけると思います。ループトラッ
クプレイでこれらを同時に鳴らすと同じ BPM( テンポ )で鳴らす、つまり同期させることができる
わけです。
また、MIDI IN 端子に MIDI 機器を接続し、ジョブモードの MIDI 画面で「EXT」に設定すると、サ
ンプルの再生を外部 MIDIクロックに同期させることができます。
または
3 〜 4 回押す。
LoopTr
120
クイックスタート
18
Page 19

オーディオインにエフェクトやフィルターをかけてみましょう
オーディオインにエフェクトやフィルターをかけてみましょう。
CD プレイヤー、MD プレイヤーなどを SU200 を通して鳴らすことができます。パッド 1 〜 8
のサンプルと一緒にお好みのサウンドやフレーズをミックスして鳴らすだけでなく、SU200 のエ
フェクトやフィルターをかけることができます。
Z
必要な接続をします。
SU200 の電源を切った状態で、CD プレイヤーなどを接続をしてください。( → 10 ページ )
X
オーディオ機器、SU200 の電源を入れます。
C
オーディオ機器の再生をスタートさせ、[AUDIO IN](オーディオイン) パッドを押
します。
オーディオソース(元になる音)
L R
8888888
Press LOOP TR PLAY Button
Play PAD 1 8
–1/NO+1/YES
PAD
3.3V
CARD
EFFECT TYPE
LOOP REMIX
SLICE
TECHMOD
DIST/LO-FI
DELAY
FILTER
VOLUME
LOOP
REMIX
DIST/
LO-FI
REC
END
POINT
TYPE
VARI
TYPE
GATE TIME
LFO
MOD SPEED
LO-FI
DRIVE
DELAY LEVEL
TIME
RESONANCE
CUTOFF
REC TRGLVLDATA
EFFECT
2
1
CONTROL
TECH
SLICE
MOD
DELAY FILTER SCRATCH
START
STOP
DELETE
POINT
EXTRACT
CLEAR
CARD
DC INLINE INPUT
STANDBY
ON
TIME
STEREO OUTPUT
L R
EFFECTS
under the knobs
BPM
LOOP TR
RESMPL
PLAY
ONE SHOT
NORMAL
START
LOOP
REVERSE
POINT
GRADE
PHONES MIC INPUT MIDI IN
~~~~~~
~~~~~
SAMPLING UNIT
PAD PLAY Play PAD 1 8
LOOP TRACK PLAY
Select
BANK A C
EFFECT
LOOP REMIX Turn KNOB 1,2
Select
JOB EXIT
BANK
BANK BANK
GATE
TRIGGER
STEREO/MONO
SCALE
TIME STRETCH COPY PAD VOL SAVE DELETE MIDILOAD
スピーカーからオーディオソースの音が鳴ります。
もう一度パッドを押すと、オフになります。
Q
u
i
c
k
L R
8888888
Press LOOP TR PLAY Button
Play PAD 1 8
–1/NO+1/YES
ONE SHOT
PAD
3.3V
CARD
EFFECT TYPE
LOOP REMIX
SLICE
TECHMOD
DIST/LO-FI
DELAY
FILTER
VOLUME
LOOP
REMIX
DIST/
LO-FI
START
REC
END
POINT
POINT
CLEAR
CARD
TYPE
VARI
TYPE
GATE TIME
LFO
MOD SPEED
LO-FI
DRIVE
DELAY LEVEL
TIME
RESONANCE
CUTOFF
REC TRGLVLDATA
EFFECT
2
1
CONTROL
TECH
SLICE
MOD
DELAY FILTER SCRATCH
STOP
DELETE
EXTRACT
DC INLINE INPUT
STANDBY
ON
TIME
STEREO OUTPUT
L R
EFFECTS
under the knobs
BPM
LOOP TR
RESMPL
PLAY
NORMAL
START
REVERSE
POINT
LOOP
GRADE
PHONES MIC INPUT MIDI IN
~~~~~~
オーディオソース(元になる音)
V
エフェクトコントロールやリボンコントローラーを使ってみましょう。
~~~~~
SAMPLING UNIT
PAD PLAY Play PAD 1 8
LOOP TRACK PLAY
Select
BANK A C
Select
EFFECT LOOP REMIX Turn KNOB 1,2
JOB EXIT
BANK
BANK BANK
GATE
TRIGGER
STEREO/MONO
SCALE
TIME STRETCH COPY PAD VOL SAVE DELETE MIDILOAD
方法はパッド 1 〜 8 の場合と同様です。( → 17 ページ )
オーディオソースの音にエフェクト、フィルターがかかります。
REC TRGLVLDATA
EFFECT
CONTROL
2
1
・ Loop Remix, Slice, TIME( リアルタイム ), Scratchの効果はオーディオインにかか
りません。
・ ハイグレードのサンプルを発音中には、オーディオソースの音にエフェクト、フィル
ターはかかりません。
クイックスタート
S
t
a
r
t
19
Page 20

サンプリングをしてみましょう
あなたの声をサンプリングして、パッドで鳴らしてみましょう。
Z
マイクを接続します。( → 10 ページ )
PHONES
MIC INPUT
メモリープロテクトをオフにします。( → 51 ページ )
X
Q
C
鳴っているパッドをすべてオフにしてから [REC]ボタンを押して、サンプリング
u
i
モードに入ります。
S
c
k
a
REC
Which
Pad?
t
V
r
t
・ この状態で [EXIT] ボタンを押すと、サンプリングモードを抜けます。
サンプリングするパッドを選択します。
BANK
BANK BANK
GATE
TRIGGER
STEREO/MONO
ONE SHOT
LOOP
GRADE
LOOP TR
PLAY
NORMAL
REVERSE
RESMPL REC
START
POINT
END
POIN
Press
Start
・ すでにサンプルが録音されているパッドを選ぶと、「Delete B - 1?」のように録音済
みのサンプルを消去 (Delete= デリート ) することを確認するメッセージが表示され
ます。[+1/YES] ボタンを押すとサンプルは消去されます。
クイックスタート
20
Page 21

B
[START/STOP] ボタンを押してサンプリングをスタート待機状態にします。
START
STOP
Wait
ing
N
マイクに音声を入力すると、サンプリングが自動的にスタートします。
00_19_6
録音可能な残り時間
「あいうえお」
M
[START/STOP] ボタンを押してサンプリングをストップすると、サンプリング
モードから抜けます。
・ 録音可能な残り時間が「00000」になるとサンプリングは自動的に終了します。
<
パッドを押して鳴らしてみましょう。
リボンコントローラーやエフェクトコントロールノブを使って自分の声にいろいろな効果をか
けてみましょう。
Record
ing
START
STOP
00_19_6
録音可能な残り時間
Q
u
i
c
k
S
t
a
r
t
クイックスタート
21
Page 22

第 1 章 サンプリング
ONE SHOT
LOOP
GRADE
GATE
TRIGGER
STEREO/MONO
この章ではサンプリングの方法について説明します。
SU200 のサンプリングにはオート録音とマニュアル録音の 2 つの方法があります。
● オート録音
● マニュアル録音 [START/STOP] ボタンで録音をスタートする方法です。(→ 24ページ)
● リサンプリング サンプルにエフェクト/ フィルター/ スクラッチをかけた状態や、複数のサンプルを鳴
サンプリング − オート録音
Z
サンプリングに必要な接続をします。( → 10 ページ )
・ MIC INPUT端子、LINE INPUT 端子の両方が接続されている場合は、MIC INPUT 端子が有効
になります。LINE INPUT端子からの入力音をサンプリングしたい場合はマイクを MIC INPUT
端子からはずしてください。
X
パッドをすべてオフにしてから[REC]ボタンを押して、サンプリングモードに入ります。
●もう 1 度、[REC] ボタンを押すとマニュアル録音モードになります。
● [EXIT] ボタンを押すと、サンプリングモードを抜けます。
C
サンプリングするパッドを選択します。( → 20 ページ )
別のバンクのパッドにサンプリングする場合は、先にバンクを選んでください。
・ すでにサンプルが録音されているパッドを選ぶと、「Delete B - 1?」のように録音済
みのサンプルを消去 (Delete= デリート )することを確認するメッセージが表示され
ます。[+1/YES] ボタンを押すとサンプルは消去されます。
V
必要に応じて各種設定 ( ステレオ / モノラルおよびグレード ) をします。
グレードについては、11 ページを参照してください。
・ STEREO( ステレオ ) に設定した場合、発音数は MONO( モノラル )2
音分を使うことになります。
・ MONO(モノラル)に設定してライン入力からサンプリングする場合は、
LINE INPUT 端子の L の方にオーディオ機器を接続してください。
・ 設定する時にクリックノイズが出る場合がありますので、ボリュームを
しぼってから設定してください。
B
[-1/NO] ボタン、[+1/YES] ボタンで入力レベル ( 音量 ) を調節します。
実際にサンプリングする音をマイクに入れて ( またはライン入力して )LCD ディスプレイの入
力レベル表示を確認します。サンプリングする音が大きすぎたり小さすぎる場合は、[-1/NO],
[+1/YES] ボタンで適度な値に調節します。
マイクやラインからの入力音が、ある一定のレベル ( トリガーレベル )を越えると自動的に録
音がスタートする方法です。クイックスタートで説明したサンプリング方法です。(→下記)
らした状態を、改めて録音し直す方法です。(→ 26 ページ)
PHONES
MIC INPUT
MIC INPUT
PHONES
LINE INPUT
R L
22
–1/NO+1/YES
BPM
・ 調節する時にクリックノイズが出る場合が
あります。
第 1 章 サンプリング
Rec
Lvl 6
Page 23

N
レコーディングトリガーレベルを調節します。
ノブ 2(REC TRGLVL) で調節します。
REC TRGLVLDATA
EFFECT
CONTROL
2
Press
1
Start
●レコーディングトリガーレベルについて
レコーディングトリガーレベルを図で説明すると以下のようになります。
ここからサンプリングスタート
トリガーレベル
ABC D E
この図からわかるように、レコーディングトリガーレベルが大きくなるほど、サンプリングをス
タートするのに大きな入力信号 ( 大きな音 ) が必要になります。逆に、トリガーレベルが小さく
なるほど、ちょっとした雑音でもサンプリングがスタートしてしまうので、注意が必要です。
M
[START/STOP] ボタンを押してサンプリングをスタート待機状態にします。
START
STOP
<
マイクまたはラインより音声を入力します。
入力した音声がトリガーレベルを越えると、サンプリングが自動的にスタートします。
または
「あいうえお」
PLAY
ここからサンプリングスタート
ABC D E
Wait
ing
Record
ing
トリガーレベル
00_19_6
録音可能な残り時間
00_19_6
録音可能な残り時間
[START/STOP] ボタンを押してサンプリングを
>
ストップすると、サンプリングモードから抜けます。
・ 録音可能な残り時間が「00000」になるとサンプリング
は自動的に終了します。
手順 3 で選んだパッドを押して鳴らしてみましょう。
?
・ 異なるグレードのパッドを同時に鳴らした時、低いグレードのパッドの音にノイズが
入る場合があります。このような場合は、同じグレードでサンプリングしてください。
・ 発音の終了時にノイズが発生する場合は、エンドポイントを、ノイズの少ないポイン
トに設定してください。
START
STOP
第 1 章 サンプリング
23
Page 24

サンプリング − マニュアル録音
Z
サンプリングに必要な接続をします。( → 10 ページ )
X
パッドをすべてオフにしてから[REC]ボタンを2回押して、サンプリングモード(マ
ニュアル録音モード ) に入ります。
REC
Which
Pad?
・ この状態で [REC] ボタンを押すと、マニュアル録音モードとオート録音モードを交互
に切り替わります。
・ この状態で [EXIT] ボタンを押すと、サンプリングモードを抜けます。
サンプリングするパッドを選択します。( → 20 ページ )
C
別のバンクのパッドにサンプリングする場合は、先にバンクを選んでください。
・ すでにサンプルが録音されているパッドを選ぶと、「Delete B - 1?」のように録音済
みのサンプルを消去 (Delete= デリート ) することを確認するメッセージが表示され
ます。[+1/YES] ボタンを押すとサンプルは消去されます。
必要に応じて各種設定 ( ステレオ / モノラルおよびグレード ) をします。
V
グレードについては、11 ページを参照してください。
BPM
ONE SHOT
LOOP
GRADE
Record
ing
00_19_6
録音可能な
残り時間
GATE
TRIGGER
STEREO/MONO
・ STEREO( ステレオ ) に設定した場合、発音数は MONO( モノラル)2音分を使うこと
になります。
・ MONO(モノラル ) に設定してライン入力からサンプリングする場合は、LINE INPUT
端子の L の方にオーディオ機器を接続してください。
・ 設定する時にクリックノイズが出る場合がありますので、ボリュームをしぼってから
設定してください。
[-1/NO]ボタン、[+1/YES]ボタンで入力レベル(音量)を調節します。(→22ページ)
B
[START/STOP] ボタンを押してサンプリングをスタートします。
N
オート録音と違い、この操作でサンプリングがスタートします。
START
STOP
第 1 章 サンプリング
24
–1/NO+1/YES
Page 25

M
マイクまたはラインより音声を入力します。
または
「あいうえお」
<
[START/STOP] ボタンを押してサンプリングをストップすると、サンプリング
PLAY
モードから抜けます。
START
STOP
・ 録音可能な残り時間が「00000」になるとサンプリングは自動的に終了します。
>
手順 3 で選んだパッドを押して鳴らしてみましょう。
・ 異なるグレードのパッドを同時に鳴らした時、低いグレードのパッドの音にノイズが
入る場合があります。このような場合は、同じグレードでサンプリングしてください。
・ 発音の開始時や終了時にノイズが発生する場合は、スタートポイント / エンドポイン
トを、ノイズの少ないポイントに設定してください。
第 1 章 サンプリング
25
Page 26

リサンプリング
Z
パッドをすべてオフにしてから [RESMPL] ボタンを押して、リサンプリングモード
に入ります。
RESMPL
Which
Pad?
・ この状態で [EXIT] ボタンを押すと、リサンプリングモードを抜けます。
リサンプリング先のパッドを選択します。( → 20 ページ )
X
別のバンクのパッドにサンプリングする場合は、先にバンクを選んでください。
ステレオ / モノラルは MONO( モノラル ) で、グレードについては STD( スタンダード ) でリ
サンプリングされることになります。
・ すでにサンプルが録音されているパッドを選ぶと、「Delete C - 1?」のように録音済
みのサンプルを消去 (Delete= デリート ) することを確認するメッセージが表示され
ます。[+1/YES] ボタンを押すとサンプルは消去されます。
・ STD( スタンダード )、LONG( ロング )、EXLG(エキストラロング ) グレードのサン
プルをリサンプリングできます。
・ HI( ハイ) グレードのサンプルをリサンプリングした場合、正しく再生されません。
[START/STOP] ボタンを押してリサンプリング待機状態に入ります。
C
START
STOP
Wait
ing
00_19_6
録音可能な残り時間
第 1 章 サンプリング
26
Page 27

V
リサンプリングをスタートします。
●手順 2 で選んだパッド以外のパッドを押すと、リサンプリングがスタートします。
必要に応じて、エフェクトをオンにしリボンコントローラーをこすったり、エフェクトコント
ロールを回します。
REC TRGLVLDATA
EFFECT
CONTROL
2
1
・ リサンプリング時は、TIME の効果はかかりません。
● [LOOP TR PLAY] ボタンを押すと、ループトラックプレイをリサンプリングすることがで
きます。
LOOP TR
PLAY
[START/STOP] ボタンを押してリサンプリングをストップします。
B
START
STOP
・ 録音可能な残り時間が「00000」になるとリサンプリングは自動的に終了します。
手順 2 で選んだパッドを押して鳴らしてみましょう。
N
第 1 章 サンプリング
27
Page 28

第 2 章 パッドの再生方法
ここでは、サンプルの再生方法やループの設定について説明します。
SU200 では、サンプルに対して以下の再生方法があります。
LOOP TR
PLAY
NORMAL
START
END
GATE
ONE SHOT
REVERSE
TRIGGER
STEREO/MONO
LOOP
GRADE
POINT
● パッドの押し方により再生の方法を変えることができます。
→ゲート / トリガーの設定 .........................................................................................................下記参照
● サンプルを繰り返して再生することができます。
→ワンショット / ループの設定 ..............................................................................................29ページ
● サンプルを逆方向に再生することができます。
→ノーマル / リバースの設定 ..................................................................................................29ページ
● サンプルの、再生させる範囲を設定することができます。
→スタートポイント / エンドポイントの設定 .......................................................................30ページ
・ 以上の設定は、同時に複数のパッドに対してはできません。設定の対象になるパッ
ドは最後に押したパッド、または次のホールドで選択されたパッドであることに注
意してください。
● 設定の対象になるパッドを固定することができます。
→ホールド.................................................................................................................................32 ページ
● 異なる BPM( テンポ) のサンプルをワンタッチで同期再生させることができます。
→ループトラックプレイ..................................................................................................18, 32ページ
POINT
POINT
CLEAR
DELETE
EXTRACT
TIME
ゲート / トリガーの設定
パッドの押し方により以下の 2 種類の再生方法を設定できます。
●ゲート ................パッドを押しているあいだ、サンプルを再生します。
指を離すとサンプルの途中でも再生がストップします。
●トリガー.............パッドを 1 度押せば、パッドから指を離してもサンプルを最後まで再生します。再生を
途中でストップさせたい場合は、もう 1 度パッドを押します。
再生をストップさせたい場合は、
指を離しても再生は続きます。
設定には [GATE/TRIGGER]( ゲート / トリガー ) ボタンを使います。設定したいパッドを押し、
再生中または再生終了後に、[GATE/TRIGGER] ボタンを押すとゲート (GATE)、トリガー(TRG)
が交互に切り替わります。
GATE
TRIGGER
STEREO/MONO
第 2 章 パッドの再生方法
28
もう 1 度パッドを押します。
Page 29

ワンショット / ループの設定
サンプルを繰り返し再生することをループ再生といいます。それに対してループせずに 1 回だけ再
生することをワンショット再生といいます。
● ワンショット..........サンプルのスタートポイントからエンドポイント (→ 30 ページ) を再生します。
● ループ.....................サンプルを繰り返し (ループ ) 再生します。
スタートポイント / エンドポイント ( →30ページ ) が設定されている場合は、スター
トポイント〜エンドポイントの間をループ再生します。
設定には [ONE SHOT/LOOP] ボタンを使います。設定したいパッドを押し、再生中または再生
終了後に、[ONE SHOT/LOOP] ボタンを押すとワンショット、ループが交互に切り替わります。
ONE SHOT
LOOP
GRADE
ノーマル / リバースの設定
サンプルを逆方向 ( リバース ) に再生することができます。ここではサンプル再生の方向を通常の
方向にするかを逆方向にするかを選択します。
● ノーマル.................サンプルを通常の方向で再生します。
● リバース.................サンプルを逆方向で再生します。
設定には [NORMAL/REVERSE] ボタンを使います。設定したいパッドを押し、再生中または再
生終了後に、[NORMAL/REVERSE] ボタンを押すとノーマル、リバースが交互に切り替わります。
NORMAL
REVERSE
・ 異なるグレードのパッドを同時に鳴らした時、リバースに設定されているサンプルは
正しいピッチで再生されません。このような場合は、同じグレードでサンプリングし
てください。
第 2 章 パッドの再生方法
29
Page 30

スタートポイント / エンドポイントの設定
サンプルを再生させる範囲 ( スタートポイント〜エンドポイント ) を設定します。
サンプル
●ワンショットの場合
「C D」
ABC D E
スタートポイント エンドポイント
設定には[START POINT]ボタン、[END POINT] ボタンを使います。また設定の解除には[POINT
CLEAR] ボタンを使います。
・ サンプルのBPM(テンポ)は、スタートポイント〜エンドポイント間の長さから自動的に
計算されて表示されます。スタートポイントやエンドポイントを変更すると、BPMも同時
に変更されます。
再生させながら簡単に設定する方法
Z
設定したいパッドを押して、再生をスタートさせます。
サンプル再生がスタートポイントにしたい場所に来たら、[START POINT] ボタン
X
を押します。
START
POINT
END
POINT
POINT
CLEAR
bpm120
StPnt
●ループ再生の場合
「C D C D C D....」
1812
C
サンプル再生がエンドポイントにしたい場所に来たら、[ENDPOINT]ボタンを押し
ます。
START
POINT
[EXIT] ボタンを押すと、スタートポイント、エンドポイントが
V
本体メモリーに保存され、パッドプレイモードに戻ります。
END
POINT
POINT
CLEAR
bpm120
EdPnt
15125
EXIT
細かく設定する方法
Z
設定したいパッドを押して、再生をスタートさせた後ストップします。
第 2 章 パッドの再生方法
30
Page 31

X
[START POINT]ボタンを押して、スタートポイントを決めます。
START
POINT
–1/NO+1/YES
BPM
C
[END POINT] ボタンを押して、エンドポイントを決めます。
START
POINT
–1/NO+1/YES
BPM
END
POINT
または
END
POINT
または
POINT
CLEAR
POINT
CLEAR
[START POINT]ボタンを押すとディスプレイにスタート
ポイント(StPnt) が表示されます。
[+1/YES] ボタン、[-1/NO]ボタンまたはノブ 1 使って、
スタートポイントにしたいポイントを設定します。
REC TRGLVLDATA
bpm120
EFFECT
1
2
CONTROL
[END POINT] ボタンを押すとディスプレイにエンドポイ
ント(EdPnt) が表示されます。
[+1/YES] ボタン、[-1/NO]ボタンまたはノブ 1 使って、
エンドポイントにしたいポイントを設定します。
REC TRGLVLDATA
StPnt
bpm120
1
EFFECT
CONTROL
2
EdPnt
1812
15125
・ パッドを再生させながらスタートポイント、エンドポイントを設定することもできます。
[EXIT] ボタンを押すと、スタートポイント、エンドポイントが本体メモリーに保存
V
され、パッドプレイモードに戻ります。
EXIT
スタートポイント /エンドポイントの解除 (ポイントクリア )
Z
設定を解除したいパッドを押して、再生をスタートさせた後ストップします。
X
[POINT CLEAR] ボタンを押しながら [START
POINT]ボタンを押すと、スタートポイントが解除
されます。
[POINT CLEAR]ボタンを押しながら[END POINT]
C
ボタンを押すと、エンドポイントが解除されます。
[EXIT] ボタンを押すと、スタートポイント、エンドポ
V
イントが本体メモリーに保存され、パッドプレイモー
ドに戻ります。
・ [HOLD] ボタンを押しながら [EXIT] ボタンを押すと元のス
タートポイント/ エンドポイントに戻ります。
START
POINT
START
POINT
POINT
END
POINT
END
POINT
CLEAR
POINT
CLEAR
EXIT
第 2 章 パッドの再生方法
31
Page 32

ホールド
[HOLD] ボタンを押しながらパッドを押すことで、他のパッドを押しても設定や、エフェクトのオ
ン / オフの対象になるパッドが、そちらに変更されないようにすることができます。これをホール
ドといいます。どれかのパッドがホールドされているときは、ディスプレイの左下に マークが表
示されます。
●たとえば、ホールドを設定していない場合、パッド 1 を押した後にパッド 2 を押すと、設定の対
象になるパッドはパッド2 に切り替わります。
●[HOLD] ボタンを押したままパッド 1 を押すと、次に他のパッドを押しても設定の対象になるパッ
ドはパッド1 のままになります。
[HOLD] ボタンを押しながら
パッド1 を押す。
※[HOLD] ボタンを押すと、
ホールドは解除されます。
ループトラックプレイ
異なる BPM( テンポ ) の複数のパッドを、同じ BPM にして ( 同期させて ) 同時に鳴らすことを
ループトラックプレイといいます。ループトラックプレイの基本的な演奏方法はクイックスタート
( → 18 ページ ) を参照してください。ここではループトラックプレイをする際にポイントとなる
項目について説明します。
・ ベースフレーズやはねたリズムフレーズ等のサンプルでは、ループトラックプレイ時にノ
イズを発生する場合があります。この場合は、ジョブモードのタイムストレッチで各サン
プルの BPM を合わせておき、ループトラックプレイを使わずに演奏することをおすすめ
します。ただし、この場合はリアルタイムに BPMを変更することはできません。
ループトラックプレイの BPM( テンポ ) を変更する
ループトラックプレイの BPM( テンポ ) の変更方法は、クイックスタート ( → 18 ページ 手順 3)
で説明しました。ここでは、ポイントとなる項目を説明します。
・ BPM を変更してループトラックプレイをストップした後、再びループトラックプレイをスタートした場
合は、ストップした時の BPM で再生されます。
・ ループトラックプレイの BPM は、電源を切っても失われずに保存されます。
・ エキストラロングのサンプルだけを再生している時、再生テンポがわずかに揺らぐ場合があります。
サンプルの BPM/ 小節(bar) を変更する
SU200 では、サンプルを 1 小節 (1bar) か 2 小節 (2bar) に切り替えることができます。これは
パッドを押した時のサンプル再生には関係がありませんが、ループトラックプレイに変化をつける
ことができます。
たとえば、パッド 1 と 2 をループ再生 ( → 29 ページ ) に設定した場合、以下のようになります。
● パッド 1=1bar(1 小節 )、
パッド 2=1bar(1 小節 ) に設定して
ループトラックプレイをした場合
パッド 1
パッド 2
1回め 2回め
1回め 2回め
● パッド 1=2bar(2 小節 )、
パッド 2=1bar(1 小節 ) に設定して
ループトラックプレイをした場合
第 2 章 パッドの再生方法
32
パッド 1
パッド 2
1回め
1回め 2回め 3回め 4回め
2回め
Page 33

サンプルの BPM/ 小節(bar) の設定は、パッドプレイモードで、[-1/NO]ボタン、[+1/YES] ボタンを押し
て行ないます。
–1/NO
bpm 70
1bar
+
1/YES
bpm140
2bar
[LOOP TR PLAY] ボタンを押して、違いを確認してみましょう。
・ 1 小節で BPM が 116 以上のサンプルは 2小節に切り替えられません。また、2 小
節でBPM が 119 以下のサンプルは、1 小節に切り替えられません。
ループトラックプレイの再生状態 (MUTE) を変えずにエフェクトをかけるパッドを変更する
再生状態 (MUTE) を変えずにエフェクトをかけるパッドを変更したい場合、[HOLD] ボタンを押
しながらエフェクトをかけたいパッドを押します。詳細は 36 ページをご参照ください。
MIDI 機器 でループトラックプレイをコントロールする
Z
シーケンサーや MIDIキーボードと SU200 を接続し、両方の電源を入れます。
シーケンサー
MIDIキーボード
C
CS6xなど
MIDI INMIDI OUT
MIDI INMIDI OUT
SU200
PHONES MIC INPUT MIDI IN
STEREO OUTPUT
L R
L R
EFFECT TYPE
LOOP REMIX
SLICE
TECHMOD
DIST/LO-FI
DELAY
FILTER
~~~~~~
8888888
~~~~~
VOLUME
SAMPLING UNIT
PAD PLAY Play PAD 1 8
Press LOOP TR PLAY Button
LOOP TRACK PLAY
Play PAD 1 8
Select
EFFECTS
BANK A C
under the knobs
EFFECT
LOOP REMIX Turn KNOB 1,2
Select
JOB EXIT
–1/NO+1/YES
BPM
BANK
BANK BANK
LOOP TR
REC
RESMPL
PLAY
ONE SHOT
NORMAL
START
END
GATE
LOOP
REVERSE
POINT
POINT
TRIGGER
GRADE
STEREO/MONO
SCALE
TIME STRETCH COPY PAD VOL SAVE DELETE MIDILOAD
PAD
SU200
PHONES MIC INPUT MIDI IN
STEREO OUTPUT
L R
L R
EFFECT TYPE
LOOP REMIX
SLICE
TECHMOD
DIST/LO-FI
DELAY
FILTER
~~~~~~
8888888
~~~~~
VOLUME
SAMPLING UNIT
PAD PLAY Play PAD 1 8
Press LOOP TR PLAY Button
LOOP TRACK PLAY
Play PAD 1 8
Select
EFFECTS
BANK A C
under the knobs
EFFECT
LOOP REMIX Turn KNOB 1,2
Select
JOB EXIT
–1/NO+1/YES
BPM
BANK
BANK BANK
LOOP TR
REC
RESMPL
PLAY
ONE SHOT
NORMAL
START
END
GATE
LOOP
REVERSE
POINT
POINT
TRIGGER
GRADE
STEREO/MONO
SCALE
TIME STRETCH COPY PAD VOL SAVE DELETE MIDILOAD
PAD
3.3V
CARD
TYPE
TYPE
LFO
LO-FI
DELAY LEVEL
RESONANCE
1
LOOP
SLICE
REMIX
DIST/
DELAY FILTER SCRATCH
LO-FI
START
STOP
POINT
CLEAR
CARD
3.3V
CARD
TYPE
TYPE
LFO
LO-FI
DELAY LEVEL
RESONANCE
1
LOOP
SLICE
REMIX
DIST/
DELAY FILTER SCRATCH
LO-FI
START
STOP
POINT
CLEAR
CARD
DC INLINE INPUT
STANDBY
ON
VARI
GATE TIME
MOD SPEED
DRIVE
TIME
CUTOFF
REC TRGLVLDATA
EFFECT
2
CONTROL
TECH
MOD
DELETE
TIME
EXTRACT
DC INLINE INPUT
STANDBY
ON
VARI
GATE TIME
MOD SPEED
DRIVE
TIME
CUTOFF
REC TRGLVLDATA
EFFECT
2
CONTROL
TECH
MOD
DELETE
TIME
EXTRACT
ジョブモードで MIDI クロックを EXT( 外部 ) に設定します。( →39 ページ )
X
SU200 のループトラックプレイをスタートさせます。
C
●シーケンサー ( たとえばヤマハRM1x) を接続した場合
RM1x のパターンをスタートさせると、SU200 のループトラックプレイも自動的にスタートし RM1x
のテンポに同期して鳴ります。
● MIDIキーボード ( たとえば ヤマハ CS6x ) を接続した場合
CS6x のアルペジエーター機能を使いながらSU200 の[LOOP TR PLAY] ボタンを押すと、CS6x の
テンポに同期してループトラックプレイがスタートします。
SU200 のループトラックプレイをストップさせます。
V
●シーケンサー ( たとえばヤマハRM1x) を接続した場合
RM1x のパターンをストップさせると、SU200 のループトラックプレイも自動的にストップします。
● MIDIキーボード ( たとえば ヤマハ CS6x ) を接続した場合
[LOOP TR PLAY] ボタンを押すとループトラックプレイはストップします。
第 2 章 パッドの再生方法
33
Page 34

第 3 章 サンプルの編集
この章では、不要になったサンプルの一部または全部を消去 (デリート ) することで、メモリーの
節約ができます。
デリート ( サンプルの消去 )
サンプル全部を消去する方法を説明します。
パッドをすべてオフにしてから[DELETE/EXTRACT]ボタンを1回押して、デリー
Z
トモードに入ります。
DELETE
EXTRACT
・ この状態で [EXIT] ボタンを押すと、デリートモードを抜けます。
X
サンプルを消したいパッドを選択します。
BANK BANK BANK
Delete
C-1?
バンク パッド
[+1/YES] ボタンを押すと、サンプルデータはメモリー上から消去されます。
C
–1/NO+1/YES
BPM
デリートが終了すると、パッドプレイモード
に戻ります。
第 3 章 サンプルの編集
34
Page 35

エクストラクト ( サンプルの不要な部分の消去 )
スタートポイント / エンドポイントの設定 (→ 30 ページ ) により不要になった部分 ( 再生しない
部分 ) を消去することをエクストラクト (EXTRACT) と呼びます。
サンプルサンプル
エクストラクト
(EXTRACT)
ABC D E
スタートポイント エンドポイント
パッドをすべてオフにしてから[DELETE/EXTRACT]ボタンを2回押して、エクス
Z
CD
トラクトモードに入ります。
DELETE
EXTRACT
・ この状態で [DELETE/EXTRACT] ボタンを押すと、デリートモードとエクストラク
トモードを交互に切り替わります。
・ この状態で [EXIT] ボタンを押すと、エクストラクトモードを抜けます。
サンプルをエクストラクトしたいパッドを選択します。
X
BANK BANK BANK
Extrct
B-1?
バンク パッド
C
[+1/YES] ボタンを押すと、サンプルのスタートポイント〜エンドポイント以外の
部分はメモリー上から消去されます。
–1/NO+1/YES
BPM
エクストラクトが終了すると、パッドプレイ
モードに戻ります。
第 3 章 サンプルの編集
35
Page 36

第 4 章 エフェクト
リボンコントローラーやエフェクトコントロールノブを使って、サンプルの再生音や外部オーディオ
機器から入力される音に特殊な効果をつける方法については、クイックスタート (→ 17 ページ) で
説明しました。
この章では、エフェクト / フィルターやスクラッチの詳細を説明します。
・ スクラッチは、タイム以外のエフェクト / フィルターと同時にかけることができます。
・ ハイグレードのサンプルを発音中は、エフェクト /フィルターやスクラッチは効果し
ません。
エフェクトやフィルターをかけるパッドを決める
クイックスタート ( → 17 ページ 手順 2)で説明したように、パッドを押してからエフェクトやフィ
ルターのボタンを押せば、そのパッドのサンプルに対してエフェクトやフィルターをかけることがで
きます。しかし、この方法ではいろいろなパッドを鳴らして演奏している場合には不便です。ここで
は、パッドの再生状態を変えることなくエフェクトをかけられるパッドを変更する方法を説明します。
たとえば、パッド 1 にエフェクトがかけられる状態で、パッド 1 〜5 を鳴らしているとします。
● [HOLD]ボタンを押しながらパッド 2 を押すと、パッドの再生状態はそのままで ( パッド 2 がストップす
ることなく )、エフェクトをかけられるパッドが1 から 2 に変更されます。
A-2
● 次に [HOLD] ボタンを押しながらパッド 7 を押すと、パッドの再生状態はそのままで (パッド 7 が鳴る
ことなく )、エフェクトをかけられるパッドが2 から 7 に変更されます。
A-7
これらの操作では、同時にホールド ( →32 ページ) が設定されます。
エフェクト / フィルター / スクラッチ
パネルやボタンの印刷からもおわかりのように、エフェクトコントロールノブ 1 と 2 を回すこと
によって、下記のエフェクトをかけることができます。
●ループリミックス(LOOP REMIX)
スタートポイント〜エンドポイントの範囲のサンプルを分断して並べ替える機能 (リミックス機能 )です。1、
2 小節のドラムパターンのサンプルにこの機能を使うと、新しいドラムパターンが簡単に作成できます。
・タイプ(TYPE)…スタートポイント〜エンドポイントのどこの部分を並べ替えるかをエフェクトコン
トロールノブ1で設定します。エフェクトコントロールノブ1を右に回すほど、細かい分割をします。
・バリエーション(VARIATION)…エフェクトコントロールノブ 2 を右に回すと並べ替えた部分がリ
バース再生をする割合が増します。
●スライス(SLICE)
断続的パターンで、サンプル再生をカットしリズミカルなサウンドにする効果があります。
・タイプ(TYPE)…エフェクトコントロールノブ 1を回すことで、カットするパターンを変えられます。
・ゲートタイム(GATE TIME)…エフェクトコントロールノブ 2を回すことで、カットされたそれぞれ
の音の持続時間が変えられます。
第 4 章 エフェクト
36
Page 37

●テックモジュレーション(TECH MOD)
独特の変調で金属的サウンドにさせる効果があります。
・LFO…Low Frequency Oscillator の省略名で、低い周波数の信号を発生する装置です。LFO の信号
で出る変調効果をエフェクトコントロールノブ 1 でコントロールします。
・モジュレーションスピード(MOD SPEED)…変調のスピードをエフェクトコントロールノブ 2 でコ
ントロールします。
●ディストーション / ローファイ(DIST/LO-FI)
音にエッジのきいた歪みを与え、さらにローファイサウンドにします。
・ローファイ(LO-FI)…いわゆる「ハイファイ (HI-FI)」サウンドの逆の効果を狙ったものをエフェクト
コントロールノブ 1 でコントロールします。
・ドライブ(DRIVE)…歪み方の度合いをエフェクトコントロールノブ2で変えることができます。
●ディレイ(DELAY)
ディレイ効果を作るエフェクトです。
・ディレイレベル(DELAY LEVEL)…ディレイ音の音量レベルをエフェクトコントロールノブ 1 でコン
トロールします。
・タイム(TIME)…元の発音に対してディレイ音が鳴るまでの時間を、サンプルのBPM に合わせて、エ
フェクトコントロールノブ 2 を使ってコントロールできます。
●フィルター(FILTER)
サンプル音から、特定の周波数帯域の出力を削って音色を作りかえる機能です。
・カットオフ(CUTOFF)…エフェクトコントロールノブ2 を回すことによって、音を明るくしたり暗く
したりすることができます。
・レゾナンス(RESONANCE)…エフェクトコントロールノブ 1 を回すことによって、音にくせをつけ
ることができます。倍音が強調されてアナログシンセサイザーの「ビョーン」といった効果を、エ
フェクトコントロールノブ 1 を使ってコントロールします。
●スクラッチ(SCRATCH)
リボンコントローラーのリボン面を指でこすることで、サンプルを再生させる機能です。こする方向により
リバース ( 逆) 再生やレコードのスクラッチのような奏法ができます。
[SCRATCH] ボタンがオフの時にリボンコントローラーをこすると、エフェクトコントロールノブ 2 と同じ
機能をします。
●タイム
リアルタイムにパッドの BPM( テンポ) を変えつつ、歪みの効果を与えます。
パッドを鳴らしながら、[TIME]
z
ボタンを押します。
TIME
・ SU200 の最大同時発音数は 6 音です。ただし、ハイグレードのサンプルを発音中に
は 2 音になります。また、スクラッチ効果やタイム効果をかけた場合は発音数が減る
場合があります。
・ ループリミックス、スライス、タイム、スクラッチの効果はオーディオインにかかり
ません。
・ ループリミックス、スライスは、音色によってはノイズを発生する場合があります。
また、ワンショットのサンプルにはかかりません。
・ ループトラックプレイ中でないとき、ループリミックスをかけるとサンプルのテンポ
がわずかに変わる場合があります。
[TAP]ボタンまたは、ノブ1を使ってBPM(テンポ)を
x
変更します。
TIME
3 〜 4 回、お好みの
テンポで押してください。
* もう 1 度、[TIME] ボタンを押すと、タイムは解除されます。
または
REC TRGLVLDATA
EFFECT
CONTROL
2
1
第 4 章 エフェクト
37
Page 38

第 5 章 MIDI 機能
この章では SU200 の MIDI 機能について説明します。
MIDI IN
JOB
MIDI
MIDI について
MIDI(ミディ)とは
MIDI(ミディ)とは、Musical Instrument Digital Interface の略称で、楽器やコンピューターを接続して演
奏情報や音色情報などをやりとりするために作られた、世界統一の規格です。この規格に準拠した楽器やコン
ピューターであれば、メーカーや楽器の種類が違ってもデータをやりとりすることができます。
MIDIチャンネルについて
MIDI 情報の送受信は、MIDI チャンネルと呼ばれる 16 のチャンネルを使ってデータをやりとりをするしくみに
なっています。このチャンネルは、テレビのチャンネルと同様のものと考えることができます。TV 局(送信側)
からはそれぞれチャンネルの異なる電波が発信されます。各家庭の TV (受信側)では、それら複数のチャンネ
ルの電波をすべて受信し、その中から見たいチャンネルを選んでその画像を見ます。
MIDI の場合も、送信側の機器で設定された MIDI 送信チャンネルによって、受信側 MIDI 機器に MIDI データが
送信されます。受信側 MIDI 機器で、MIDI 受信チャンネルを送信側と同じチャンネルに合わせることで、初めて
受信側MIDI 機器を鳴らすことができます。
SU200 の場合も、MIDI 受信チャンネルを設定します。( → 39 ページ)
SU200 でできる MIDI 操作
●外部シーケンサーの演奏に同期させて SU200 のループトラックプレイを再生させることができます。
外部シーケンサー(RM1x など)
MIDI INMIDI OUT
・SU200 の MIDI クロックをEXT( 外部 ) に設定しておく必要があります。( → 39 ページ )
・BPM が 60 以下では、正しく再生されない場合があります。
●外部キーボードの演奏でパッドのオン / オフをコントロールできます。
MIDIキーボード
C
MIDI INMIDI OUT
・MIDI キーボード側の出力チャンネルと、SU200 の受信チャンネルの設定 ( → 39 ページ )を合わせてお
く必要があります。
・MIDI キーボードのC1 〜 E4の白鍵が SU200 のパッド 24 個 (8パッド× 3 バンク )に該当します。
( →次ページ参照 )
・エキストラロングのサンプルだけを発音させる時、発音が遅くなる場合があります。
SU200
PHONES MIC INPUT MIDI IN
STEREO OUTPUT
L R
L R
EFFECT TYPE
LOOP REMIX
SLICE
TECHMOD
DIST/LO-FI
DELAY
FILTER
~~~~~~
8888888
~~~~~
VOLUME
SAMPLING UNIT
PAD PLAY Play PAD 1 8
Press LOOP TR PLAY Button
LOOP TRACK PLAY
Play PAD 1 8
Select
EFFECTS
BANK A C
under the knobs
Select
EFFECT
LOOP REMIX Turn KNOB 1,2
JOB EXIT
BANK
BANK BANK
SCALE
TIME STRETCH COPY PAD VOL SAVE D ELETE MIDILOAD
PHONES MIC INPUT MIDI IN
PAD PLAY Play PAD 1 8
LOOP TRACK PLAY
Select
BANK A C
Select
JOB EXIT
BANK
SCALE
–1/NO+1/YES
BPM
LOOP TR
RESMPL
PLAY
NORMAL
START
GATE
ONE SHOT
REVERSE
POINT
TRIGGER
LOOP
GRADE
STEREO/MONO
PAD
SU200
STEREO OUTPUT
L R
L R
~~~~~~
8888888
~~~~~
SAMPLING UNIT
Press LOOP TR PLAY Button
Play PAD 1 8
EFFECTS
under the knobs
EFFECT
LOOP REMIX Turn KNOB 1,2
–1/NO+1/YES
BPM
BANK BANK
LOOP TR
RESMPL
PLAY
NORMAL
START
GATE
ONE SHOT
REVERSE
POINT
TRIGGER
LOOP
GRADE
STEREO/MONO
TIME STRETCH COPY PAD VOL SAVE DELETE MIDILOAD
PAD
LOOP
REMIX
DIST/
LO-FI
REC
END
POINT
EFFECT TYPE
LOOP REMIX
SLICE
TECHMOD
DIST/LO-FI
DELAY
FILTER
VOLUME
REC
END
POINT
3.3V
CARD
TYPE
VARI
TYPE
GATE TIME
LFO
MOD SPEED
LO-FI
DRIVE
DELAY LEVEL
TIME
RESONANCE
CUTOFF
REC TRGLVLDATA
EFFECT
2
1
CONTROL
TECH
SLICE
MOD
DELAY FILTER SCRATCH
START
STOP
POINT
DELETE
CLEAR
EXTRACT
CARD
3.3V
CARD
TYPE
TYPE
LFO
LO-FI
DELAY LEVEL
RESONANCE
REC TRGLVLDATA
EFFECT
1
CONTROL
LOOP
TECH
SLICE
REMIX
MOD
DIST/
DELAY FILTER SCRATCH
LO-FI
START
STOP
POINT
DELETE
CLEAR
EXTRACT
CARD
DC INLINE INPUT
STANDBY
ON
TIME
DC INLINE INPUT
STANDBY
ON
VARI
GATE TIME
MOD SPEED
DRIVE
TIME
CUTOFF
2
TIME
第 5 章 MIDI機能
38
Page 39

パッドとMIDI ノートとの対応は以下のとおりです。
パッド ノート パッド ノート パッド ノート
A1 C1 B1 D2 C1 E3
A2 D1 B2 E2 C2 F3
A3 E1 B3 F2 C3 G3
A4 F1 B4 G2 C4 A3
A5 G1 B5 A2 C5 B3
A6 A1 B6 B2 C6 C4
A7 B1 B7 C3 C7 D4
A8 C2 B8 D3 C8 E4
MIDI クロック /MIDI チャンネルの設定
パッドをすべてオフにしてから [JOB]ボタンを押して、ジョブモードに入ります。
Z
JOB
・ もう 1 度 [JOB]ボタンを押すと、ジョブモードを抜けます。
X
[MIDI] ボタン ( パッド 8) を押して、MIDI 設定モードに入ります。
Sync
E MIDI
C
以下の図に従って、MIDI クロック 、MIDI チャンネルを設定します。
「INT( 内部クロック )」か、
「EXT( 外部クロック )」か
を選択します。
「Off」に設定すると
SU200 は MIDI チャンネ
ルメッセージを受信しなく
なります。
[EXIT] ボタンか [JOB] ボタンを押して、ジョブモードから抜けます。
V
–1/NO+1/YES
BPM
–1/NO+1/YES
BPM
EXIT
または
INT
Sync
INT
MIDICh
Off
JOB
E MIDI
2 回押す。 1 回押す。
第5 章 MIDI 機能
39
Page 40

第 6 章 メモリーカード
メモリーカード ( スマートメディア ) の取り扱いについて
メモリーカードをご使用いただく場合は、以下のことをお守りください。
■ ご利用いただけるメモリーカードの種類
この商品では 3.3V(3V) のメモリーカード ( スマートメディア
5V のメモリーカードはご使用になれません。
* スマートメディアは株式会社東芝の商標です。
TM *
) がご使用になれます。
■ カードのメモリー容量
メモリーカードは、2MB/4MB/8MB/16MB/32MB の 5 種類がご使用になれます。
32MB を超えるカードについては、SSFDC フォーラムの規格に準拠したものであれば、ご
使用いただけます。
・ またSSFDCフォーラムとはスマートメディアの使用を促進することを目的として作られた任意団体
です。
■ メモリーカードの挿入 /取り出し
・メモリーカードの入れかた
メモリー・カードの端子部 ( 金色 ) を下向きにして、メモリーカードスロット ( 挿入口 ) に
しっかりとていねいに奥まで差し込みます。
・ メモリーカードの向き ( 上下、前後 ) を間違えないようご注意ください。
・ メモリーカードスロットにゴミや異物が入らないようにご注意ください。誤動作や故障の原因となります。
・メモリーカードの取り出し
あらかじめ楽器本体がメモリーカードにアクセス中 * でないことを確認した上で、カードを
取り出して ( 引き抜いて ) ください。アクセス中は、アクセス中であることを示すメッセー
ジか「Keep PwrOn」が楽器本体の LCD に表示されます。
* アクセス中:セーブやロード、フォーマット、デリートなどの作業中を指します。また、ジョブモードに入っ
たときも、楽器本体がメディアの種類を確認するために自動的にアクセス中になります。
・ アクセス中にメモリーカードを取り出したり、楽器本体の電源を切ったりしないでください。メモ
リーカードがこわれたり、楽器本体 / メモリーカードのデータがこわれたりするおそれがあります。
■メモリーカードのフォーマット
メモリーカードはそのままではご使用になれません。必ず楽器本体でフォーマット ( 初期
化 ) してからご使用ください。なお、フォーマットを行なうとカード内のすべてのデータ
は消去されます。あらかじめ、データの有無をご確認ください。
・ この機器でフォーマットしたメモリーカードは他の機器で使用できなくなる場合があります。
第 6 章 メモリーカード
40
Page 41

■ メモリーカードについてのご注意
・メモリーカードの取り扱いと保管
静電気によってメモリーカードのデータが失われる場合があります。メモリーカードに触れ
るときは、あらかじめ身近な金属 ( アルミサッシや金属のドアノブなど ) に触れて静電気を
取り除いてください。
長時間使用しないときは、メモリーカードを挿入口から取り出して、湿気やほこりの少ない
ところに保管してください。
直射日光のあたる場所 ( 日中の車内など ) やストーブの近くなど極端に温度が高くなるとこ
ろ、逆に温度が極端に低いところに置かないでください。
落としたり、物をのせたり、折り曲げたりしないでください。
メモリーカードの端子部 ( 金色 ) に直接触れたり金属を当てたりしないでください。
磁気を帯びたもの ( テレビやスピーカーなど ) には近づけないでください。
メモリーカードにはラベル以外のもの ( メモなど ) を貼らないでください。ラベルは所定の
位置にはがれないようにしっかりと貼ってください。
・誤消去防止
メモリーカードは、メモリーカードのパッケージに入っているライトプロテクトシールを指
定の場所 ( ○マークの中 ) に貼ることによって、誤ってデータを消してしまわないようにす
ることができます。大切なデータが入っているメモリーカードは、ライトプロテクトシール
を貼って、書き込みができないようにしてください。
逆に、セーブする場合などは、ご使用の前にメモリーカードのライトプロテクトシールがは
がされていることをご確認ください。
1度はがしたシールは、再使用しないでください。
■ データのバックアップ
メモリーカードの万一の事故に備えて、大切なデータはバックアップとして予備のメモリー
カードに保存しておかれることをおすすめします。
第 6 章 メモリーカード
41
Page 42

ジョブモードのカード機能を使って、メモリーカードにサンプルデータを保存 ( セーブ ) したり、
メモリーカードからファイルを読み込んだり ( ロード ) することができます。
3.3V
CARD
JOB
SAVE DELETELOAD
CARD
セーブ(カードにデータを保存する)
SU200 では、メモリーカードにサンプルデータを保存 ( セーブ )することができます。
以下の 2 種類のデータをセーブできます。
● SU200 のパッドに録音されたすべてのサンプルをセーブ (Volume Save)
● SU200 にサンプリングされている各パッドのサンプルをWAV データとして個別にセーブ (Wav Expt)
すべてのサンプルを保存する (Volume Save) 場合は、サンプルとその設定も一緒に保存されます。
・ エフェクトコントロールやリボンコントローラーに関する設定は保存されません。
・ メモリーカードの空き容量が足りないと、エラーメッセージ(→ 52 ページ)が表示
され、セーブできません。そのメモリーカードにセーブされている不要なファイルを
デリートする(→ 46 ページ)か、新しいメモリーカードと交換して、もう一度セー
ブしてください。
・ SU200 のパッドに録音されているサンプル一式をここでは「Volume( ボリューム)」
と呼びます。
・ 新しいメモリーカードにセーブする場合は、まずメモリーカードをフォーマット ( →
47ページ )する必要があります。
メモリーカードをカードスロットに入れます。
Z
3.3V
CARD
パッドをすべてオフにしてから [JOB]ボタンを押して、ジョブモードに入ります。
X
JOB
・ もう 1 度 [JOB]ボタンを押すと、ジョブモードを抜けます。
第 6 章 メモリーカード
42
Page 43

C
[SAVE] ボタンを押して、カードセーブモードに入ります。
SAVE DELETELOAD
CARD
・ この状態で [EXIT] ボタンを押すと、カードセーブモードからジョブモード ( 手順 2)
へ戻ります。
V
[-1/NO] ボタン、[+1/YES] ボタンまたはノブ 1 でメニューを選びます。
ここでは、「Volume Save」(すべてのサンプルをセーブ ) と「Wav Expt」( 各パッドのサン
プルを WAV データとして個別にセーブ ) のどちらかを選択できます。
Volume
Save
SAVE LOAD
–1/NO+1/YES
BPM
または
REC TRGLVLDATA
EFFECT
1
CONTROL
2
CAR
Wav
Expt
SAVE LOAD
CAR
Save
Vol 04
Save
セーブするファイル番号
Which
Pad?
Volume
[-1/NO] ボタン、[+1/YES] ボタンまたはノブ 1 で以下のものを選択します。
B
●手順 4 で「Volume Save」を選択した場合
SU200 の全サンプルを保存するメモリーカード上のファイル番号を決めます。
●手順 4 で「Wav Expt」を選択した場合
SU200 のどのパッドのサンプルを保存するか、A1 〜 C8 の中から選択し [SAVE] ボタン ( パッド 5) を
押します。次に WAV ファイル名に付ける番号を決めます。
–1/NO+1/YES
BPM
N
[SAVE] ボタン ( パッド 5) を押して、セーブを実行します。
SAVE DELETELOAD
CARD
・ セーブ実行中は、絶対にメモリーカードを取り出したり、電源を切ったりしないでく
ださい。
または
REC TRGLVLDATA
EFFECT
1
2
CONTROL
セーブが完了したら、ジョブモードから抜けます。
第 6 章 メモリーカード
43
Page 44

ロード(カードからデータを呼び出す)
SU200 では、メモリーカードのサンプルデータを SU200へ呼び出す (ロード ) することができ
ます。以下の 3 種類のデータをロードできます。
● SU200 からメモリーカードにセーブしたサンプル一式を再び SU200 にロード(Volume Load)
● WAVデータを SU200 のパッドに個別にロード (Wav Impt)
● SU200 からメモリーカードにセーブしたボリュームの中のサンプルを SU200 のパッドに個別にロー
ド (Sample Load)
Z
メモリーカードをカードスロットに入れます。
X
パッドをすべてオフにしてから [JOB]ボタンを押して、ジョブモードに入ります。
・ もう 1 度 [JOB]ボタンを押すと、ジョブモードを抜けます。
C
[LOAD] ボタンを押して、カードロードモードに入ります。
SAVE DELETELOAD
CARD
V
[-1/NO] ボタン、[+1/YES] ボタンまたはノブ 1 でメニューを選びます。
Volume
Load
DELET
LOAD
–1/NO+1/YES
BPM
または
REC TRGLVLDATA
EFFECT
1
CONTROL
2
CARD
Wav
Impt
DELET
LOAD
–1/NO+1/YES
BPM
または
REC TRGLVLDATA
EFFECT
1
CONTROL
2
CARD
Load
Vol 01
Load
メモリーカード上のボリュームナンバー
( ファイル番号)
Cymbal
Load
メモリーカード上の WAV ファイル名の
先頭6 文字 (Cymbal.wav の場合)
Volume
手順 5, 8 へ進
んでください。
手順 5, 6 へ進
んでください。
Sample
Load
第 6 章 メモリーカード
44
LOAD
CARD
DELET
Vol 01
Load
メモリーカード上のボリュームナンバー
( ファイル番号)
手順 5, 6 へ進
んでください。
Page 45

B
[-1/NO] ボタン、[+1/YES] ボタンまたはノブ 1 で以下のものを選択します。
●手順 4 で「Volume Load」を選択した場合
メモリーカード上のボリュームナンバー ( ファイル番号) を選択します。→手順8 へ進んでください。
●手順 4 で「Wav Impt」を選択した場合
メモリーカード上の WAV ファイル名を選択します。→手順6 へ進んでください。
●手順 4 で「Sample Load」を選択した場合
メモリーカード上のボリュームナンバー ( ファイル番号 ) を選択、[LOAD] ボタン ( パッド 6) を押します。
次に、そのボリューム中のパッドバンク / パッドナンバーを選択します。→手順 6 へ進んでください。
REC TRGLVLDATA
–1/NO+1/YES
BPM
N
[LOAD]ボタン(パッド6)を押して、ロード先(パッドバンク/パッドナンバー)を選
または
1
EFFECT
CONTROL
2
択する画面にします。
●手順 4 で「Wav Impt」を選択した場合
To?
SAVE DELETELOAD
CARD
●手順 4 で「Sample Load」を選択した場合
Load
A-1
ロード先(パッドバンク /
パッドナンバー)
To?
SAVE DELETELOAD
CARD
[-1/NO]ボタン、[+1/YES]ボタンまたはノブ1でロード先(パッドバンク/パッドナ
M
ンバー ) を選択します。
Load
A-4 A-1
ロード元
(パッドバンク /
パッドナンバー)
ロード先
(パッドバンク/
パッドナンバー)
[LOAD] ボタン ( パッド 6) を押して、ロードを実行します。
<
SAVE DELETELOAD
CARD
・ ロード実行中は、絶対にメモリーカードを取り出したり、電源を切ったりしないでく
ださい。
・ Wav Impt 方式で SU200 に読み込める WAV ファイルは、16 bit リニアだけです。
また、サンプリング周波数が 44.1 KHz, 22.05 KHz, 11.025 KHz, 5.5125 KHz
以外のデータは SU200 に読み込んでも正しく再生されません。
ロードが完了したら、ジョブモードから抜けます。
第 6 章 メモリーカード
45
Page 46

デリート(カードのデータを消去する)
不要なファイルを消去 ( デリート ) します。
以下の 2 種類のデータをデリートできます。
●「Volume Save」で保存したファイルをデリート(Volume Del)
● WAVファイルをデリート (Wav Del)
Z
メモリーカードをカードスロットに入れます。
X
パッドをすべてオフにしてから [JOB]ボタンを押して、ジョブモードに入ります。
・ もう 1 度 [JOB]ボタンを押すと、ジョブモードを抜けます。
C
[DELETE] ボタンを押します。
V
[-1/NO] ボタン、[+1/YES] ボタンまたはノブ 1 で
メニューを選びます。
SAVE DELETELOAD
CARD
Volume
Del
Wav
Del
Format
Card
–1/NO+1/YES
BPM
または
REC TRGLVLDATA
EFFECT
1
CONTROL
–1/NO+1/YES
BPM
または
REC TRGLVLDATA
EFFECT
1
CONTROL
2
2
DELETE
DELETE
DELETE
Vol 01
Del
メモリーカード上のボリュームナンバー
( ファイル番号)
Cymbal
Del
メモリーカード上の WAV ファイル名の
先頭6 文字 (Cymbal.wav の場合 )
Format
Sure?
右ページを参照してください。
B
[-1/NO] ボタン、[+1/YES]ボタンまたはノブ1で以下のも
のを選択します。
●手順 4 で「Volume Del」を選択した場合
メモリーカード上のボリュームナンバー ( ファイル番号) を選択します。
●手順 4 で「Wav Del」を選択した場合
メモリーカード上の WAV ファイル名を選択します。
第 6 章 メモリーカード
46
–1/NO+1/YES
BPM
または
REC TRGLVLDATA
EFFECT
1
CONTROL
2
Page 47

N
[DELETE] ボタン ( パッド 7) を押して、デリートを実行します。
SAVE DELETELOAD
CARD
・ デリート実行中は、絶対にメモリーカードを取り出したり、電源を切ったりしないで
ください。
デリートが完了したら、ジョブモードから抜けます。
フォーマット(カードを初期化する)
市販のメモリーカードを SU200 で使用できる状態にすることをフォーマットといいます。すでに
フォーマットされているカードで、すべてのファイルをまとめて消去したい場合にも便利な機能で
す。
Z
〜 X「デリート」と同じ操作です。
C
[DELETE] ボタン ( パッド 7) を押し、[+1/YES]ボタンを 2 回押して「Format
Card」を選択します。
Format
Card
以下の手順でフォーマットを実行します。
V
Format
Card
DELETE
Format
Sure?
–1/NO+1/YES
BPM
フォーマット実行
フォーマットが完成したら、
ジョブモードから抜けます。
・ フォーマット実行中は、絶対にメモリーカードを取り出したり、電源を切ったりしな
いでください。
第 6 章 メモリーカード
47
Page 48

第 7 章 その他の便利な機能
この章では、その他便利な機能について説明します。
SU200 には、今までの章で説明した機能の他にも、以下のような機能があります。
・サンプルに音程をつけるスケール機能(→下記)
・2 つのパッドの BPM(テンポ )が合うようにサンプルを書き代えるタイムストレッチ機能(→ 49 ページ)
・サンプルを別のパッドへコピーする機能(→50 ページ)
・各パッドの音量( ボリューム ) を変更する機能 (パッドボリューム )(→ 50 ページ)
・大切なサンプルを誤って消去してしまわないためのメモリープロテクト機能(→51 ページ)
スケール ( サンプルに音程をつけて演奏 )
サンプルに音程をつけて、8 個のパッドで再生できます。
・ ハイグレードのサンプルはスケール再生できません。
パッドをすべてオフにしてから [JOB]ボタンを押します。
Z
JOB
・ もう 1 度 [JOB]ボタンを押すと、ジョブモードを抜けます。
[SCALE] ボタンを押します。
X
Scale
SCALE
TIME STRETCH COPY PAD VOL
PAD
音程をつけたいパッドを選びます。
C
BANK BANK BANK
Pad?
Scale
A-4
V
パッド1〜8を押すと、手順3 で選んだパッドのサンプルがメジャースケールの音程
で鳴ります。
・ この状態で [EXIT] ボタンを押すと、パッド選択画面( 手順 3 ) に戻ります。
B
[JOB] ボタンを押すと、ジョブモードから抜けます。
JOB
第 7 章 その他の便利な機能
48
Page 49

タイムストレッチ ( サンプルの長さを変更して書き代え )
2 つのパッドの BPM( テンポ )を合わせるために、サンプルを書き代える機能です。
マスター ( 主 ) パッドとスレーブ ( 従 ) パッドを選び、スレーブパッドをマスターパッドの BPM
に同期できるようなサンプルに書き代えます。
・ スレーブパッドのサンプルは書き代えることになります。スレーブパッドのサンプル
を保存しておきたい場合、あらかじめコピー ( → 50 ページ ) をしてバックアップを
とっておきましょう。
Z
パッドをすべてオフにしてから [JOB]ボタンを押します。
JOB
・ もう 1 度 [JOB]ボタンを押すと、ジョブモードを抜けます。
X
[TIME STRETCH] ボタンを押します。
Which
SCALE
TIME STRETCH COPY PAD VOL
PAD
C
スレーブパッドを選びます。
BANK BANK BANK
Pad?
Master
A-4
・ この状態で [EXIT] ボタンを押すと、スレーブパッド選択画面に戻ります。
マスターパッドを選びます。
V
BANK BANK BANK
Pad?
Strtch
Sure?
B
[+1/YES] ボタンを押すと、スレーブパッドがマスターパッドに同期するサンプル
に書き代えられ、ジョブモードから抜けます。
A-4 C-2
第 7 章 その他の便利な機能
49
Page 50

コピー ( サンプルを別のパッドにコピー )
サンプルを別のパッドへコピーする機能です。
Z
パッドをすべてオフにしてから [JOB]ボタンを押します。
・ もう一度 [JOB] ボタンを押すと、ジョブモードを抜けます。
X
[COPY] ボタンを押します。
Copy
SCALE
TIME STRETCH COPY PAD VOL
PAD
C
コピー元となるパッドを選びます。
BANK BANK BANK
From?
Copy
To?
V
コピー先となるパッドを選びます。
別のバンクのパッドにコピーする場合は、バンクを選んでからパッドを押してください。
コピーが実行され、ジョブモードから抜けます。
BANK BANK BANK
A-4
・ すでにサンプルが録音されているパッドを選ぶと、「Replce Sure?」のように録音済
みのサンプルを消去することを確認するメッセージが表示されます。[+1/YES] ボタ
ンを押すとコピーが実行され、ジョブモードから抜けます。
パッドボリューム ( サンプルの音量を変更 )
各パッドの音量 ( ボリューム ) を変更する機能です。
パッドをすべてオフにしてから [JOB]ボタンを押します。
Z
・ もう一度 [JOB] ボタンを押すと、ジョブモードを抜けます。
[PAD VOL] ボタンを押します。
X
Vol
SCALE
TIME STRETCH COPY PAD VOL
第 7 章 その他の便利な機能
50
PAD
Pad?
Page 51

C
ボリュームを変更したいパッドを選びます。
BANK BANK BANK
V
[+1/YES] ボタン、[-1/NO] ボタンまたはノブ 1 を使ってボリューム値を変更しま
す。
REC TRGLVLDATA
–1/NO+1/YES
BPM
[JOB] ボタンを押すと、ジョブモードから抜けます。
B
または
1
EFFECT
CONTROL
2
PadVol
57
メモリープロテクト
大切なサンプルを誤って消去してしまわないために、メモリーへの書き込みを禁止する機能です。
・ 工場出荷時に入っているサンプルを保存しておきたい場合は、あらかじめメモリー
カードへの保存を行なってください。
パッドをすべてオフにしてから [JOB]ボタンを押します。
Z
・ もう一度 [JOB] ボタンを押すと、ジョブモードを抜けます。
[AUDIO IN]ボタンを押します。
X
( 大切なサンプルの誤消去を防ぐ )
Prtct
on
[+1/YES]ボタン、[-1/NO]ボタンまたはノブ1を使ってオン/オフを変更します。
C
「on」に設定すると、サンプリング、リサンプリング、デリート、エクストラクト、タイムス
トレッチ、コピー、ロードの各機能ができなくなります。また、「on」の状態でサンプルの再
生方法やループの設定、パッドボリュームなどを変更しても、電源を切ると元の値に戻ります。
REC TRGLVLDATA
–1/NO+1/YES
BPM
または
1
EFFECT
CONTROL
2
Prtct
off
V
[JOB] ボタンを押すと、ジョブモードから抜けます。
第 7 章 その他の便利な機能
51
Page 52

参考資料
ディスプレイメッセージ
ディスプレイに表示されるメッセージのうち、主なものを以下に説明します。
Battry
Low!
Keep
PwrOn
Memory
Full!
Protct
ed
Illgal
Data!
使用中の電池が消耗してくると表示されます。
このメッセージが表示されると、メモリープロテクト
( → 51 ページ参照 ) がオンの状態と同様に、メモリー
への書き込みをともなう操作が禁止されると同時に、
ジョブモードに入れなくなります。
新しい電池と交換してください。(→12 ページ参照)
このメッセージが表示されている間は電源を切らない
でください。
データが破壊される恐れがあります。
サンプリング、リサンプリングやジョブ実行中に、サン
プル用のメモリーが一杯になった時に表示されます。
メモリープロテクト ( → 51 ページ参照 ) を「on」に設
定した状態で、サンプリング、リサンプリング、デリー
ト、エクストラクトを実行すると表示されます。
電源を入れた時に、録音データに不整合が発見された場
合に表示されます。SU200 がメモリーに書き込んでい
る間に電源を切った場合などに、このような不整合が発
生する恐れがあります。
このメッセージが表示された場合、SU200 はデータ修
復のために最善の努力をしますが、録音済みのサンプル
データが失われる可能性があることをご了承ください。
データの破損がひどい場合は、以下の操作で SU200 の
メモリーをイニシャライズ ( 初期化 ) してください。
■ イニシャライズ (初期化 ) の方法
参考資料
52
BANK BANK BANK
Init
パッドプレイモード
STANDBY
ON
Page 53

Buffer
Full!
MIDI データ受信中に、SU200 の処理が間に合わず受
信用バッファがいっぱいになった時に表示されます。こ
の場合、SU200 に送信する MIDI データの量を減らし
てください。
MIDI
Err!
No
Card!
No
File!
Card
Full!
Write
Err!
Bad
Card!
Format
Err!
MIDI データ受信中に、エラーが発生した時に表示され
ます。双方の機器の設定やケーブルの接続などを確認し
てください。
メモリーカードが挿入されていない時に、カード機能を
実行すると表示されます。
メモリカード機能 ( ロード、デリート ) を実行する際に、
カードに対象となるファイルが無い場合に表示されま
す。
メモリカードにセーブする際、メモリーカードのメモ
リーがいっぱいでこれ以上セーブできない場合に表示
されます。不要なファイルを削除 ( デリート ) してくだ
さい。
メモリカードにプロテクトがかかっているか破損して
いる場合に、フォーマットやセーブを実行しようとする
と表示されます。
メモリーカードが破損している場合に表示されます。
メモリーカードがSU200で読み込めない方法でフォー
マットされている場合に表示されます。
Bad
File!
Empty
Pad!
Same
Pad!
Illgal
Grade
メモリーカードのファイル内部に異常がある場合に表
示されます。
デリート、エクストラクトなどの機能を実行する際、サ
ンプルを持っていないパッドを選んだ場合に表示され
ます。
タイムストレッチ機能でマスターパッドにスレーブと
同じパッドを選んだ場合、コピー機能でコピー先パッド
にコピー元と同じパッドを選んだ場合に表示されます。
リサンプリングなどハイグレードをサポートしていな
い機能で、ハイグレードで録音されたパッドを使うと表
示されます。
参考資料
53
Page 54

故障かな?と思ったら
症状 原因
音が出ない。 ・ 再生装置が正しく接続されていますか ?
・ SU200 または再生装置ボリュームが下がってはいません
か?
・ ジョブモードでパッドボリューム( →50 ページ) を小さい
値に設定しませんでしたか ?
・ 乾電池は正しくセットされていますか、また電源アダプ
ターは正しく接続されていますか ?( → 12 ページ )
・ 乾電池が古くはなっていませんか ?
・ サンプルの入っていないパッドを押してはいませんか ?
・ サンプルのスタートポイント、エンドポイントは正しく設
定されていますか ?
・ フィルターをかける場合、カットオフ周波数の設定によっ
ては音が出ない場合があります。( → 37 ページ )
音が歪む。 ・ SU200 または再生装置ボリュームが極端に上がってはい
ませんか ?
・ 乾電池が古くはなっていませんか?
・ エフェクトやフィルターのかけかたによっては音が歪む場
合があります。( → 36 ページ )
・ サンプリングの時に入力レベルが高くはありませんでした
か?
[LOOP TR PLAY] ボタンを押
しても、ループトラックプレイ
がスタートしない。
サンプリングができない。 ・ LINE INPUT端子にオーディオ装置、MIC INPUT 端子に
サンプリング ( オート録音 ) が
スタートしない。
サンプリング ( オート録音 ) が
すぐにスタートしてしまう。
サンプリングできる時間が少ないサンプリングできるメモリーが少ないためです。以下の方法
外部 MIDI 機器から SU200を
コントロールできない。
外部 MIDI キーボードから
SU200のサンプルを鳴らせな
い。
・ MIDI クロックの設定が「EXT」( 外部クロック ) に設定さ
れていませんか ?( → 39 ページ )
マイクは正しく接続されていますか ?( → 10 ページ )
・ サンプルデータにプロテクトがかかってはいませんか ?
( → 51 ページ )
・ トリガーレベルが高く設定されていませんか ?
( → 23 ページ )
・ トリガーレベルが低く設定されていませんか ?
( → 23 ページ )
でメモリーを節約する工夫をしてください。
・ グレード ( 音質 ) を下げる。( → 22, 24 ページ )
・ モノラルでサンプリングする。( → 22, 24 ページ )
・ 不要なサンプルをデリート ( 消去 ) する。( → 34 ページ )
・ SU200の MIDIチャンネル設定が、外部MIDI 機器の MIDI
チャンネル設定と一致していますか ?( → 39 ページ )
・ MIDI クロックの設定が「INT」(内部クロック ) に設定され
ていませんか ?( → 39 ページ )
・ SU200 のMIDIチャンネル設定が、外部MIDI 機器の MIDI
チャンネル設定と一致していますか ?( → 39 ページ )
・ MIDI キーボードの C1 〜 E4 の白鍵のノートデータが
SU200 のパッド 24 個 (8 パッド× 3 バンク ) に該当し
ます。C1 〜 E4 の白鍵以外のノートデータを SU200 に
送信しても SU200 のサンプルは鳴りません。
54
参考資料
Page 55

仕様一覧
1. 機能
最大同時発音数 Mono Sample再生で最大 6 音
最大録音可能数 24 音
サンプリングモード 周波数 44.1kHz、22.05kHz、11.025kHz、5.5125kHz
特殊効果 LOOP REMIX、SLICE(スライスエフェクト)
LOOP TRACK PLAY 機能 ワンタッチで異なるBPM のサンプルを同期演奏し、
インターフェース機能 Line In にて CD、MDなどと接続可能。
2. 内部構成
WAVE MEMORY 896KB
3. ディスプレイ
LCD バックライト付きカスタム LCD
4. 操作子
Volume
エフェクトコントロールノブ1
エフェクトコントロールノブ2
リボンコントローラ
5. 接続端子
MIDI IN、PHONE( ステレオミニジャック)、LINE OUT L/R( 標準ジャック )、
LINE IN L/R(標準ジャック )、MIC IN ( モノラル標準ジャック)、DC IN
6. 電源
電池単三6 本使用( マンガン乾電池で約2 時間、アルカリ乾電池で約 8時間の連続使用が可能)
AC アダプター(PA-3B)
7. 外形寸法
257(W) ×210(D) × 62(H) mm
8. 重量
830g
9. 付属品
取扱説明書、Sampling 用CD1 枚、単3 電池 6本
の4 種類、Stereo/Mono
Resonance付き Low PassFilter
Distortion/Lofi(Low Pass Filter付き Distortion)
Delay、TechMod、Scratch、Timeを装備。
リアルタイムにMUTE や EFFECTにより演奏が可能。
Mic In にて通常のダイナミックマイク、および電源付きの
コンデンサーマイクに対応。
(Line − Mic 切替はマイクコネクタの挿抜にて自動検知。)
スマートメディアスロット装備。
MIDI INにて、外部の鍵盤から PAD 演奏可能。
(サンプリング周波数5.5125kHzおよび Monoに設定した場
合で約5 分33 秒、44.1kHz/Monoで約 42 秒)
Stereo サンプリング時は上記の半分。
● 仕様および外観は、改良のため、予告なく変更する場合があります。
参考資料
55
Page 56

索引
[50 音順 ]
あ
イニシャライズ ( 初期化 )..............................52
インプット.............................................11、24
エキストラロング ...........................................11
エグジット (EXIT)..........................................15
エクストラクト...............................................35
エフェクト.......................................................36
エフェクトコントロールノブ..............17、36
LFO..................................................................37
エンドポイント........................................5、30
音質 ( グレード ) .............................................11
オーディオイン...............................................19
オーディオ入力...............................................19
オート録音.......................................................22
か
外部クロック...................................................39
カットオフ.......................................................37
カード ..............................................................40
乾電池 ..............................................................12
グレード...........................................................11
ゲート ..............................................................28
ゲートタイム...................................................36
コピー ..............................................................50
た
タイプ ..............................................................36
タイム ..............................................................37
タイムストレッチ...........................................49
タップ ..............................................................18
ディストーション...........................................37
ディスプレイ...................................................11
ディスプレイメッセージ ...............................52
ディレイ ..........................................................37
ディレイレベル...............................................37
テックモジュレーション ...............................37
デリート ................................................34、46
電源..................................................................12
電源アダプター...............................................12
電池..................................................................12
テンポ (BPM).......................................18、32
ドライブ ..........................................................37
トリガー ..........................................................28
な
内部クロック...................................................39
ノーマル ..........................................................29
ノブ.....................................................................8
さ
サンプリング.........................................20、22
サンプリングモード .......................................15
サンプル..............................................................5
小節 ..................................................................32
ジョブモード...................................................15
スクラッチ.......................................................37
スケール...........................................................48
スタートポイント ....................................5、30
スタンダード...................................................11
スタンバイ / オン スイッチ ...... 10、13、16
ステレオ.................................................10、11
スマートメディア ...........................................40
スライス...........................................................36
スレーブパッド...............................................49
セーブ ..............................................................42
参考資料
56
は
ハイ..................................................................11
パッド ..............................................................16
パッドプレイモード.......................................15
パッドボリューム...........................................50
バンク ....................................................15、16
バリエーション...............................................36
ビート表示.......................................................11
BPM( テンポ )......................................18、32
フィルター............................................. 36、37
フォーマット...................................................47
プロテクト.......................................................52
フロントパネル..................................................8
ヘッドフォン...................................................10
ポイントクリア...............................................31
ホールド ..........................................................32
ボリューム.......................................................13
Page 57

ま
マニュアル録音...............................................24
マイク ..............................................................11
マスターパッド...............................................49
MIDI(ミディ)................................................38
MIDI クロック.................................................39
MIDI チャンネル ...................................38、39
メモリーカード...............................................40
モジュレーションスピード............................37
モノラル...........................................................11
モード ..............................................................15
ら
ライン ..............................................................11
リアパネル.......................................................10
リサンプリング...............................................26
リバース...........................................................29
リボンコントローラー ...................................19
ループ ....................................................16、29
ループトラックプレイ .........................18、32
ループリミックス ...........................................36
レコーディングトリガーレベル....................23
レゾナンス.......................................................37
ロード ..............................................................44
ローファイ.......................................................37
録音 ........................................................22、24
ロング ..............................................................11
わ
ワンショット.........................................16、29
参考資料
57
Page 58

[ アルファベット順 ]
A
AUDIO IN(オーディオイン)......................19
AUTO(オート)...................................10、22
B
BANK(バンク)...................................15、16
BPM(= テンポ)..................................18、32
C
CARD(カード)...................................10、40
COPY(コピー).............................................50
CUTOFF(カットオフ)................................37
D
DC IN 端子......................................................10
DELAY(ディレイ).......................................37
DELAY LEVEL(ディレイレベル).............37
DELETE(デリート)...........................34、46
DIST(DISTORTION の省略 =
ディストーション)..................................37
DRIVE(ドライブ)........................................37
E
EFFECT CONTROL
(エフェクトコントロール)........... 17、36
EFFECT TYPE(エフェクトタイプ).........36
END POINT(エンドポイント)...........5、30
EXIT(エグジット)........................................15
EXLG(エキストラロング)..........................11
EXTRACT(エクストラクト)......................35
F
FILTER(フィルター)36、37
G
GATE(ゲート).............................................28
GATE TIME(ゲートタイム)......................36
GRADE(グレード)......................................11
H
HI(ハイ)........................................................11
HOLD(ホールド).........................................32
I
INPUT(インプット = 入力)..............11、24
J
JOB(ジョブ).............................39、42、48
L
LFO..................................................................37
LINE(ライン)...............................................11
LINE INPUT(ライン入力端子)..................10
LOAD(ロード).............................................44
LO-FI(ローファイ)....................................... 37
LONG(ロング).............................................11
LOOP(ループ)................................... 16、29
LOOP REMIX(ループリミックス)...........36
LOOP TR PLAY(LOOP TRACK PLAY
の省略 = ループトラックプレイ)........8、32
M
MANUAL(マニュアル).................... 11、24
MIC(マイク).................................................11
MIC INPUT(マイク入力端子)...................10
MIDI(ミディ)................................................38
MIDI クロック.................................................39
MIDI チャンネル...................................38、39
MIDI IN 端子...................................................10
MOD SPEED(MODULATION SPEED
の省略 = モジュレーションスピード)...... 37
MONO(モノラル)........................................11
58
参考資料
Page 59

N
T
NORMAL(ノーマル)...................................29
O
ONE SHOT(ワンショット).............16、29
P
PAD(パッド)................................................16
PAD VOL(パッドボリューム)...................50
PHONES(ヘッドフォン入力端子)............10
POINT CLEAR(ポイントクリア).............31
R
REC(RECORD の省略
= レコード =録音)............................22、24
REC TRGLVL
(RECORDING TRIGGER LEVEL の省略 =
レコーディングトリガーレベル)...............23
RESMPL(RESAMPLING
の省略 = リサンプリング)..........................26
REVERSE(リバース).................................29
TAP(タップ)................................................18
TECH MOD(TECH MODULATION
の省略 = テックモジュレーション).......... 37
TIME STRETCH
(タイムストレッチ).................................... 49
TRG(TRIGGER の省略 = トリガー)........28
TYPE(タイプ).............................................36
V
VARI(VARIATION の省略
= バリエーション)...................................... 36
VOLUME(ボリューム)...............................13
S
SAVE(セーブ).............................................42
SCALE(スケール).......................................48
SCRATCH(スクラッチ).............................37
SLICE(スライス).........................................36
STANDBY(スタンバイ)........10、13、16
START POINT(スタートポイント)...........5、30
START/STOP
(スタート /ストップ)............ 23、24、26
STD(STANDARD
の省略 = スタンダード )............................11
STEREO(ステレオ)..........................10、11
STEREO OUTPUT(ステレオ出力端子).10
参考資料
59
Page 60

MIDI インプリメンテーションチャート
Transmitted Recognized Remarks
xx
Default x Mode 3
Model SU200 MIDI Implementation Chart Version : 1.0
Altered ************** x
Note OFF x x
Function...
Basic Default x 1-16 Memorized
YAMAHA [ Sampling Unit ] Date:06-Oct-1999
参考資料
60
Channel Changed x 1-16
Mode Messages x x
Note x 36-76
Number : True voice ************** 36-76
Velocity Note ON x o V=1-127
After Key's x x
Touch Ch's x x
Pitch Bend x x
Control
Page 61

Change
Prog x x
Change : True # ************** x
System Exclusive x x
: Song Pos. x x
Common : Song Sel. x x
: Tune x x
System :Clock x o *1
Real Time:Commands x o *1
Aux :All Sound OFF x x
:Reset All Cntrls x x
:Local ON/OFF x x
:All Notes OFF x x
Mes- :Active Sense x x
sages:Reset x x
Notes: *1 receive if MIDI sync is external
Mode 1 : OMNI ON , POLY Mode 2 : OMNI ON ,MONO o : Yes
Mode 3 : OMNI OFF, POLY Mode 4 : OMNI OFF,MONO x : No
参考資料
61
Page 62

ユーザーサポートサービスのご案内
ヤマハデジタル商品は、常に新技術 / 高機能を搭載し技術革新を進める一方、お使いになる方々の
負担とわずらわしさを軽減できるような商品づくりを進めております。また取扱説明書の記載内容
も、よりわかりやすく使いやすいものにするため、研究 / 改善いたしております。
しかし、一部高機能デジタル商品では、取扱説明書だけでは説明しきれないほどのいろいろな知識
や経験を必要としてしまうものがあります。
実際の操作に関して、基本項目は取扱説明書に解説いたしておりますが、「記載内容が理解できな
い」、「手順通りに動作しない」、「記載が見つからない」といったさまざまな問題が起こる場合があ
ります。
そのようなお客様への一助となるよう、弊社ではデジタルインフォメーションセンターを開設いた
しております。
お気軽にご利用いただきますようご案内申し上げます。
お問い合わせの際には、「製品名」、「製造番号」、「ご住所」、「お名前」、「電話番号」をお知らせく
ださい。
ヤマハデジタルインフォメーションセンター
T E L 053 - 460 - 1666
受 付 日 月曜日〜金曜日(祝日およびセンターの休業日を除く)
受付時間 10:00 〜 12:00 / 13:00〜 17:00
保証とアフターサービス
サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはお近くのヤマハ電気音響製品サービス
拠点にご連絡ください。
● 保証書
本機には保証書がついています。
保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・
お買い上げ日」などの記入をお確かめのうえ、大切に
保管してください。
● 保証期間
お買い上げ日から1年間です。
● 保証期間中の修理
保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは
保証書をご覧ください。
● 保証期間経過後の修理
修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて
修理させていただきます。
右記の部品については、使用時間により劣化しやすい
ため、消耗に応じて部品の交換が必要となります。消
耗部品の交換は、お買い上げ店またはヤマハ電気音響
製品サービス拠点へご相談ください。
62
消耗部品の例
ボリュームコントロール、スイッチ、ランプ、
リレー類、接続端子、鍵盤機構部品、鍵盤接点、
フロッピーディスクドライブなど
● 補修用性能部品の最低保有期間
製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期
間は、製造打切後8年です。
● 持込み修理のお願い
まず本書の「故障かな?と思ったら」をよくお読みの
うえ、もう一度お調べください。
それでも異常があるときは、お買い上げの販売店、ま
たは最寄りのヤマハ電気音響製品サービス拠点へ本機
をご持参ください。
● 製品の状態は詳しく
修理をご依頼いただくときは、製品名、モデル名など
とあわせて、故障の状態をできるだけ詳しくお知らせ
ください。
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■ヤマハ電気音響製品サービス拠点(修理受付および修理品お持込み窓口)
北海道サービスセンター
〒 064-8543 札幌市中央区南 10 条西 1丁目 1-50 ヤマハセンター内 TEL(011)512-6108
仙台サービスステーション
〒 984-0015 仙台市若林区卸町 5-7 仙台卸商共同配送センター 3F TEL(022)236-0249
首都圏サービスセンター
〒 211-0025 川崎市中原区木月 1184 TEL(044)434-3100
浜松サービスステーション
〒 435-0048 浜松市上西町 911 ヤマハ ( 株 ) 宮竹工場内 TEL(053)465-6711
名古屋サービスセンター
〒 454-0058 名古屋市中川区玉川町 2-1-2 ヤマハ ( 株 ) 名古屋流通センター 3F TEL(052)652-2230
大阪サービスセンター
〒 565-0803 吹田市新芦屋下 1-16 ヤマハ ( 株 ) 千里丘センター内 TEL(06)6877-5262
四国サービスステーション
〒 760-0029 高松市丸亀町 8-7 ( 株 ) ヤマハミュージック神戸 高松店内 TEL(087)822-3045
広島サービスステーション
〒 731-0113 広島市安佐南区西原 6-14-14 TEL(082)874-3787
九州サービスセンター
〒 812-8508 福岡市博多区博多駅前 2-11-4 TEL(092)472-2134
[本社]カスタマーサービス部
〒 435-0048 浜松市上西町 911 ヤマハ ( 株 ) 宮竹工場内 TEL(053)465-1158
■デジタル楽器に関するお問い合わせ窓口
EM 北海道営業所
〒 064-8543 札幌市中央区南 10 条西 1丁目 1-50 ヤマハセンター内 TEL(011)512-6113
EM 仙台営業所
〒 980-0804 仙台市青葉区大町 2-2-10 TEL(022)222-6147
EM 東京事業所
〒 108-8568 東京都港区高輪 2-17-11 TEL(03)5488-5476
EM 名古屋営業所
〒 460-8588 名古屋市中区錦 1-18-28 TEL(052)201-5199
EM 大阪事業所
〒 542-0081 大阪市中央区南船場 3-12-9 心斎橋プラザビル東館 TEL(06)6252-5231
EM 広島営業所
〒 730-8628 広島市中区紙屋町 1-1-18 ヤマハビル TEL(082)244-3749
EM 九州営業所
〒 812-8508 福岡市博多区博多駅前 2-11-4 TEL(092)472-2130
PA ・ DMI 事業部
DE 営業部
〒 430-8650 浜松市中沢町 10-1 TEL(053)460-2432
ホームページ
@nifty
http://www.yamaha.co.jp/
「GO FMIDIVA」コマンドで FMIDIVAに入ると、ヤマハデジタル楽器および DTM 製品のフォー
ラムがございます。
電子会議 #16 ............ヤマハ Synth & CBX 情報ボード
#17 ............ヤマハ Synth & CBX ユーザーズカフェ
#18 ............ヤマハ Synth & CBX 相談室
データライブラリー #8 ...............ヤマハ/ デジタル CBX
● 所在地・電話番号などは変更されることがあります。
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この取扱説明書は
エコパルプ(ECF:無塩素系漂白パルプ)を
使用しています。
この取扱説明書は
大豆油インクで印刷しています。
M.D.G., Pro Audio & Digital Musical Instrument Division, Yamaha Corporation
© 2000 Yamaha Corporation
V484870 003POCP2.3-02B0 Printed in Japan