Yamaha SU200 User Manual [ja]

取扱説明書

安全上のご注意

 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の人々への危害や損害を未然に防止 するためのものです。 注意事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、誤った取り扱いをすると生じることが想定さ れる内容を「警告」と「注意」に区分しています。いずれもお客様の安全や機器の保全に関する重要な内容です ので、必ずお守りください。
記号は、危険、警告または注意を示します。 記号は、禁止行為を示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあります。 記号は、行為を強制したり指示したりすることを示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあ
ります。
*お読みになった後は、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
警告 この表示内容を無視した取り扱いをすると、死亡や重傷を負う可能性が想定されます。
この機器の内部を開けた り、内部の部品を分解した
り改造したりしない。
感電や火災、または故障な どの原因になります。異常
を感じた場合など、機器の 点検修理は必ずお買い上げの楽器店または巻末のヤ
マハ電気音響製品サービス拠点にご依頼ください。
浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用し ない。また、本体の上に花瓶や薬品など液体の入った ものを置かない。
感電や火災、または故障の原因になります。
電源アダプターコード/ プラグがいたんだ場合、また は、使用中に音が出なくなったり異常なにおいや煙が
出た場合は、すぐに電源スイッチを切り電源プラグを コンセントから抜く。( 乾電池を使用している場合は、
乾電池を本体から抜く。)
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、 お買い上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製
品サービス拠点に点検をご依頼ください。
注意 
電源アダプターコードをストーブなどの熱器具に近 づけたり、無理に曲げたり、傷つけたりしない。また、
電源アダプターコードに重いものをのせない。
電源アダプターコードが破損し、感電や火災の原因に なります。
電源プラグを抜くときは、電源アダプターコードを持 たずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。
電源アダプターコードが破損して、感電や火災が発生 するおそれがあります。
この表示内容を無視した取り扱いをすると、傷害を負う可能性または物的損害が発生する可能性が想定されます。
電源は必ず交流100V を使用する。
エアコンの電源など交流 200V のものがあります。 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。
電源アダプターを使用する場合は、指定の電源アダプ ター(PA-3B)以外は使用しない。
(異なった電源アダプターを使用すると)故障、発熱、
発火などの原因になります。
手入れをするときは、必ず電源プラグをコンセントか ら抜く。
また、濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこりを きれいに拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
タコ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部 が異常発熱して発火したりするこ
とがあります。
使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコ ンセントから電源プラグを抜く。
感電、ショート、発火などの原因になります。
乾電池はすべて+/−の極性表示通りに正しく入れる。
正しく入れていない場合、発熱、発火、液漏れのする おそれがあります。
(4)-7
2
乾電池は一度に全部を交換する。乾電池は新しいもの と古いものを一緒に使用しない。また、種類の異なっ たもの( アルカリとマンガン、メーカーの異なるもの、
メーカーは同じでも商品の異なるものなど) を一緒に 使用しない。
発熱、発火、液漏れの原因になります。
乾電池を分解したり、火の中に入れたりしない。
乾電池の中のものが目に入ると危険です。また、火の 中に入れると破裂するおそれがあります。
使い切りタイプの乾電池は、充電しない。
充電すると液漏れや破裂の原因になります。
長時間使用しない場合や乾電池を使い切った場合は、 乾電池を本体から抜いておく。
乾電池から液漏れが発生し、本体を損傷するおそれが あります。
乾電池は子供の手の届くところに置かない。
お子様が誤って飲み込むおそれがあります。また、電 池の液漏れなどにより炎症を起こすおそれがありま
す。
乾電池が液漏れした場合は、漏れた液に触れない。万 一液が目や口に入ったり皮膚に付いたりした場合は、
すぐに水で洗い流し、医師に相談する。
失明や化学やけどなどのおそれがあります。
他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を 切った上で行う。また、電源を入れたり切ったりする
前に、必ず機器のボリュームを最小(0) にする。さら に、演奏を始める場合も必ず両機器のボリュームを最
小(0) にし、演奏しながら徐々にボリュームを上げて いき適切な音量にする。
感電または機器の損傷のおそれがあります。
不安定な場所に置かない。
機器が転倒して故障したり、お客様がけがをしたりす る原因になります。
本体を移動するときは、必ず電源アダプターコードな どの接続ケーブルをすべて外した上で行う。
コードをいためたり、お客様が転倒したりするおそれ があります。
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、 化学ぞうきんなどは絶対に使用しない。また、本体上
にビニール製品やプラスチック/ゴム製品などを置か ない。
本体のパネルや鍵盤が変色 / 変質する原因になりま す。お手入れは、柔らかい布で乾拭きしてください。
本体の上に乗ったり重いものをのせたりしない。ま た、ボタンやスイッチ、入出力端子などに無理な力を
加えない。
本体が破損したり、お客様がけがをしたりする原因に なります。
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
作成したデータの保存について
作成したデータはこまめにメモリーカード( スマート メディア) に保存する。
作成したデータは、故障や誤操作などのために失われ ることがあります。大切なデータは、必ずメモリー
カードに保存されることをおすすめします。
直射日光のあたる場所( 日中の車内など ) やストーブ の近くなど極端に温度が高くなるところ、逆に温度が
極端に低いところ、またほこりや振動の多いところで 使用しない。
本体のパネルが変形したり内部の部品が故障したり する原因になります。
テレビやラジオ、スピーカーなど他の電気製品の近く で使用しない。
デジタル回路を多用しているため、テレビやラジオな どに雑音が生じる場合があります。
不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたし かねます。また、データが破損したり失われたりした場
合の保証はいたしかねますので、ご了承ください。
使用後は、必ず電源を切りましょう。 また、使用済みの乾電池は、各自治体で決められたルールに従っ
て廃棄しましょう。
(4)-7
3

はじめに

このたびはヤマハ サンプリングユニット SU200 をお買い求めいただき、ありが とうございます。 SU200 は、CD 相当の音質で録音 ( サンプリング ) ができ、パッドを押すことで 自由に発音させることができるサンプリングユニットです。 リボンコントローラーやエフェクトコントロールノブを使うと、録音した音や SU200に入力した音に、スクラッチやフィルターなど、さまざまな効果を付ける ことができます。機動性に優れたコンパクトサイズの SU200 で、身近にある音 を素材にしてお楽しみください。 SU200 の優れた機能を十分にご活用いただくために、この取扱説明書をよくお読 みくださいますようご案内申し上げます。また、ご一読いただいた後も、不明な点 が生じた場合に備えて、保証書とともに大切に保管いただきますようお願いいたし ます。

同梱品(お確かめください)

●本体 ●乾電池(単 3 × 6 本)
●サンプル CD ●取扱説明書 ●保証書

取扱説明書の使いかた

● SU200 の特長..............................................................................................................................6 ページ
SU200 のさまざまな機能を紹介します。使ってみたい機能を探してみましょう。
●目次.................................................................................................................................................7 ページ
● 電源の準備....................................................................................................................................12 ページ
電源の接続方法を説明します。
● SU200 のしくみ .......................................................................................................................14 ページ
SU200 について、そのしくみと内部構成、基本的な操作方法などを解説しています。
● クイックスタート............................................................................................................16〜 21 ページ
SU200を、いち早く楽しんでいただくためのクイックガイドです。
●第1章〜第7章..............................................................................................................22 〜51 ページ
各機能についてその詳細と設定手順を解説しています。
● 故障かな?と思ったら............................................................................................................... 54 ページ
SU200がうまく機能しない場合にお読みください。ヤマハ電気音響製品サービス拠点 へご相談になる前にお読みください。
・この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。
したがって、実際の仕様と異なる場合があります。
・「MIDI 」は社団法人音楽電子事業協会(AMEI )の登録商標です。
音楽を楽しむエチケット
これは、日本電子工業会
「音のエチケット」キャ
ンペーンのマークです。
市販の音楽 /サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権上問題にならない場合を除いて、権利者に無断で複製または転用 することを禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いいたします。
楽しい音楽も時と場所によっては大変気になるものです。隣近所への配慮を充分にいたしましょう。 静かな夜間には小さな音でもよく通り、特に低音は床や壁などを伝わりやすく、思わぬところで迷惑 をかけてしまうことがあります。夜間の演奏には特に気を配りましょう。窓を閉めたり、ヘッドフォ ンをご使用になるのも一つの方法です。お互いに心を配り快い生活環境を守りましょう。 ヘッドフォンをご使用になる場合には、耳をあまり刺激しないように適度な音量でお楽しみください。
4

サンプリングとは?

SU200 では、マイクから入力した人の声や CD プレーヤーの音を録音できます。この録音作業の ことをサンプリングといいます。サンプリングされた音をサンプルといい、パッド 1 〜 8 を押す ことで聴くことができます。サンプルは最大 24 個(8 パッド× 3 バンク)をデジタルデータとし て本体メモリーに記憶できます。 SU200 では、CD 相当の高音質でサンプリングをすることができます。
CD MD
ABCDE
サンプリング
8888888
ONE SHOT
GRADE
BPM
LOOP
STEREO OUTPUT L R
EFFECTS
under the knobs
LOOP TR
PLAY
NORMAL REVERSE
サンプル
RESMPL
START POINT
3.3V
EFFECT TYPE
LOOP REMIX
SLICE
TECHMOD
DIST/LO-FI
DELAY
FILTER
VOLUME
LOOP REMIX
DIST/ LO-FI
START
REC
STOP
END
POINT
POINT
CLEAR
CARD
CARD
TYPE
VARI
TYPE
GATE TIME
LFO
MOD SPEED
LO-FI
DRIVE
DELAY LEVEL
TIME
RESONANCE
CUTOFF
REC TRGLVLDATA
EFFECT
2
1
CONTROL
TECH
SLICE
MOD
DELAY FILTER SCRATCH
DELETE
TIME
EXTRACT
DC INLINE INPUT
STANDBY ON
サンプルを鳴らす( 再生 )
PHONES MIC INPUT MIDI IN
L R
~~~~~~
~~~~~
SAMPLING UNIT
PAD PLAY Play PAD 1 8
Press LOOP TR PLAY Button
LOOP TRACK PLAY
Play PAD 1 8
Select
BANK A C
Select
EFFECT
LOOP REMIX Turn KNOB 1,2
JOB EXIT
–1/NO+1/YES
BANK
BANK BANK
GATE
TRIGGER
STEREO/MONO
SCALE
TIME STRETCH COPY PAD VOL SAVE DEL ETE MIDILOAD
PAD
● サンプルの多彩な再生機能
サンプルはサンプリングしたままを再生する方法以外に、特殊な再生方法があります。
・サンプルの一部または全部を繰り返し再生する「ループ再生」.........................................29 ページ
・サンプルを逆方向に再生する「リバース再生」....................................................................29 ページ
・サンプルの中で実際に再生させる部分を設定する
「スタートポイント / エンドポイント」..................................................................................30 ページ
たとえば、サンプルにスタートポイント / エンドポイントを設定してループ再生させると、以下の ようになります。
ABC D E
スタートポイント エンドポイント
C D C D C D C D......
● サンプルの充実した編集機能
不要になったサンプルの一部を削除し、必要な部分だけを残すことができます。
サンプル
ABC D E
スタートポイント エンドポイント
削除
サンプル
CD
5

SU200 の特長

5ページでは、サンプリングユニットの基本的な機能をご紹介しましたが、ここではさらにSU200 ならではの特長をご紹介します。
■異なる BPM のサンプルをリアルタイムに同期させるループトラックプレイ (→ 18, 32 ページ)
ワンタッチで異なるBPM( テンポ ) のサンプルをリアルタイムに同期させて演奏するこ とができます。( 外部 MIDI クロックに同期させることも可能 )
■強力なエフェクトやフィルター(→ 17, 36 ページ)
ブレークビーツをリアルタイムに組み替えるループリミックス (LOOP REMIX) など、 ライブ指向のエフェクト、フィルターを装備。また、エフェクトコントロールノブやリ ボンコントローラーを使ってさまざまなエフェクトやフィルターをコントロールできま す。
■わかりやすいユーザーインターフェース
・ バックライト付きの LCD 画面により、SU200 のパネル設定がひと目でわかります。 ・ サンプルの入ったパッドを押すと光るため、再生中のパッドがひと目でわかります。 ・ [DIST] 〜 [FILTER] ボタンおよび [SCRATCH] ボタンを押すと光るため、使用中の
エフェクトやフィルターがひと目でわかります。
●オーディオ入力の加工が可能(→ 19 ページ)
外部入力オーディオソースにエフェクト (TECH MOD, DIST/LO-FI, DELAY)、フィル ターをかけることができます。
●リサンプリング機能(→ 26 ページ)
複数のサンプルをミックスさせたり、エフェクト / フィルター / スクラッチをかけたサ ンプル再生を、SU200 本体だけで新しいサンプルとして作ることができます。
●スマートメディアスロットを装備(→ 40 ページ)
メモリーカード ( スマートメディア ) にサンプルデータを保存 ( セーブ ) したり、メモ リーカードからデータを読み込んだり ( ロード ) することができます。また WAV ファ イルのロード、セーブも可能です。
●異なるサンプリンググレードのサンプルの同時再生が可能
SU200 では 4 種類のグレード ( 音質 ) でサンプリングができ、それらを同時に鳴らす ことができます。これにより、ソースの種類や用途によってグレードを使い分けられる ので、メモリーの節約ができます。たとえば、低いグレードでも音質に影響のないもの は低い設定で、シンバルなどグレードによって音質が変わるものは高いグレードでサン プリングする、といった使い分けができます。
●乾電池で駆動可能
屋外など電源のとれない場所でも自由にパフォーマンスできます。
6
目次
各部の名称.....................................................................................................................................................8
電源の準備..................................................................................................................................................12
SU200のしくみ......................................................................................................................................14
クイックスタート .......................................................................................................................16
サンプルを鳴らしてみましょう............................................................................................................... 16
エフェクトをかけてみましょう............................................................................................................... 17
ループトラックプレイをしてみましょう................................................................................................18
オーディオインにエフェクトやフィルターをかけてみましょう......................................................... 19
サンプリングをしてみましょう............................................................................................................... 20
第 1 章 サンプリング...............................................................................................................22
サンプリング − オート録音.................................................................................................................... 22
サンプリング − マニュアル録音 ............................................................................................................24
リサンプリング..........................................................................................................................................26
第 2 章 パッドの再生方法.......................................................................................................28
ゲート/ トリガーの設定........................................................................................................................... 28
ワンショット/ ループの設定................................................................................................................... 29
ノーマル/ リバースの設定....................................................................................................................... 29
スタートポイント/ エンドポイントの設定............................................................................................ 30
ホールド......................................................................................................................................................32
ループトラックプレイ.............................................................................................................................. 32
第 3 章 サンプルの編集...........................................................................................................34
デリート( サンプルの消去) .....................................................................................................................34
エクストラクト( サンプルの不要な部分の消去) ..................................................................................35
第 4 章 エフェクト ..................................................................................................................36
エフェクトやフィルターをかけるパッドを決める................................................................................36
エフェクト/ フィルター / スクラッチ................................................................................................... 36
第 5 章 MIDI 機能....................................................................................................................38
MIDIについて............................................................................................................................................38
MIDIクロック /MIDI チャンネルの設定 ................................................................................................ 39
第 6 章 メモリーカード...........................................................................................................40
セーブ( カードにデータを保存する) .....................................................................................................42
ロード( カードからデータを呼び出す) .................................................................................................44
デリート( カードのデータを消去する) .................................................................................................46
フォーマット( カードを初期化する) .....................................................................................................47
第 7 章 その他の便利な機能...................................................................................................48
スケール( サンプルに音程をつけて演奏)..............................................................................................48
タイムストレッチ( サンプルの長さを変更して書き代え)...................................................................49
コピー( サンプルを別のパッドにコピー)..............................................................................................50
パッドボリューム( サンプルの音量を変更) ..........................................................................................50
メモリープロテクト( 大切なサンプルの誤消去を防ぐ) ......................................................................51
参考資料
ディスプレイメッセージ...........................................................................................................................52
故障かな?と思ったら.............................................................................................................................. 54
仕様一覧......................................................................................................................................................55
索引.............................................................................................................................................................56
MIDIインプリメンテーションチャート .................................................................................................60
7
フロントパネル

各部の名称

PHONES MIC INPUT MIDI IN
L R
STEREO OUTPUT
L R
EFFECT TYPE
LOOP REMIX
SLICE
TECHMOD
DIST/LO-FI
DELAY
FILTER
3.3V
CARD
DELAY LEVEL
RESONANCE
q
w
!5
@0
~~~~~~
SAMPLING UNIT
!3!2 !4
JOB EXIT
BANK
BANK BANK
STEREO/MONO
SCALE
TIME STRETCH COPY PAD VOL SAVE DELETE MIDILOAD
8888888
~~~~~
–1/NO+1/YES
BPM
GATE
ONE SHOT
TRIGGER
LOOP
GRADE
@1 @2 @3
PAD
LOOP TR
PLAY
!6
NORMAL REVERSE
VOLUME
t
LOOP REMIX
DIST/ LO-FI
i
!7 !8 !9
REC
RESMPL
START
END
POINT
POINT
@4 @5 @6
#0
START
STOP
POINT CLEAR
CARD
DC INLINE INPUT
STANDBY
TYPE
TYPE
LFO
LO-FI
VAR I
GATE TIME
MOD SPEED
DRIVE
TIME
CUTOFF
REC TRGLVLDATA
e
ON
r
EFFECT
CONTROL
TECH MOD
2
!0
1
y u
SLICE
o
DELAY FILTER SCRATCH
!1
@7
DELETE
EXTRACT
@8 @9
TIME
#1
8
各部の名称
LCDディスプレイ(液晶ディスプレイ)
q
ボリュームコントロール(VOLUME)
w
エフェクトコントロールノブ 1、2
e
リボンコントローラー
r
[LOOP REMIX]( ループリミックス) ボタン
t
[SLICE](スライス ) ボタン
y
[TECH MOD]( テックモジュレーション) ボタン
u
[DIST/LO-FI]( ディストーション /ローファイ ) ボタン
i
[DELAY]( ディレイ) ボタン
o
[FILTER]( フィルター )ボタン
!0
[SCRATCH](スクラッチ ) ボタン
!1
[JOB]( ジョブ ) ボタン
!2
[EXIT](エグジット ) ボタン
!3
[-1/NO], [+1/YES] ボタン
!4
バンクボタン(BANK A, B, C)
!5
[LOOP TR PLAY]( ループトラックプレイ ) ボタン
!6
[RESMPL](リサンプリング ) ボタン
!7
[REC]( 録音)ボタン
!8
[START/STOP]( スタート / ストップ )ボタン
!9
[HOLD](ホールドボタン )
@0
[GATE/TRIGGER](ゲート / トリガー ) ボタン
@1
[ONE SHOT/LOOP]( ワンショット /ループ) ボタン
@2
[NORMAL/REVERSE]( ノーマル / リバース )ボタン
@3
[START POINT]( スタートポイント ) ボタン
@4
[END POINT]( エンドポイント )ボタン
@5
[POINT CLEAR]( ポイントクリア )
@6
[DELETE/EXTRACT]( デリート/ エクストラクト ) ボタン
@7
[TIME]( タイム) ボタン
@8
[TAP]( タップ ) ボタン
@9
パッド1 〜 8
#0
[AUDIO IN]( オーディオイン ) ボタン
#1
............................................................................................................17 ページ
..........................................................................................17, 36 ページ
.................................................................................15, 39, 42, 48 ページ
................................................................................................. 15 ページ
.........................................................................................18, 22 ページ
.............................................................................................20, 22, 24 ページ
................................................................................................... 32 ページ
................................................................................................17, 37 ページ
.........................................................................................................37 ページ
.......................................................................................................................... 16 ページ
..........................................................................................11 ページ
.................................................................................. 13 ページ
....................................................................................... 17ページ
..............................................................17, 36 ページ
......................................................17, 36 ページ
........................................................................................17, 36 ページ
....................................................................................17, 36 ページ
..............................................................................17, 36 ページ
...........................................................................................16 ページ
.................................................................................. 26 ページ
.........................................21, 23, 25, 26ページ
................................................................28 ページ
............................................................30, 31 ページ
....................................................................30, 31 ページ
................................................................................... 31 ページ
................................................................................19 ページ
............................................17, 36 ページ
..................................................18, 32 ページ
...................................................... 29 ページ
..................................................... 29 ページ
....................................34, 35 ページ
各部の名称
9
リアパネルおよび接続
STANDBY ON
q
DC IN
MIDI IN
STEREO OUTPUT
R L
3.3V
CARD
t y
LINE INPUT
R L
MIC INPUT
u i
PHONES
ew r
外部シーケンサー (RM1xなど)
CD
スタンバイ/ オン スイッチ(STANDBY/ON)
q
..............................................................................13 ページ
押し込んだ状態で電源オンとなります。電源オンからもう一度押し込むと電源オフと なります。
DC IN 端子
w
別売の電源アダプター PA-3B を接続する端子です。
MIDI IN 端子
e
.....................................................................................................................................38 ページ
外部 MIDI 機器(MIDI 対応の楽器やコンピューター)との間で MIDI データをやりとり するための端子です。外部MIDI 機器から SU200 をコントロールすることができます。
カードスロット(CARD)
r
.................................................................................................................40 ページ
メモリーカードをセットし、サンプルデータのやりとりができます。
ステレオ出力端子(STEREO OUTPUT R, L)
t
SU200 のオーディオ出力端子です。SU200にはアンプやスピーカーは内蔵されていない ので、音を出す ( 聴く ) ためには、外部オーディオ機器と接続してください。
ライン入力端子(LINE INPUT R,L)
y
サンプリング用ソースおよび AUDIO IN トラック用ソースの入力端子です。 CD プレイヤーやミキサーからの出力ケーブルと接続する端子です。
マイク入力端子(MIC INPUT)
u
ダイナミックマイクまたは、電池を内蔵しているコンデンサーマイクを接続する端子です。
ヘッドフォン入力端子(PHONES)
i
ヘッドフォンを接続します。ヘッドフォンの音量はボリュームで調節します。
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。聴覚障害の原因になります。
MD
10
各部の名称
ディスプレイ
t
w
q
r
e
y
i
u
~~~~~~
!1
~~~~~
STEREO( ステレオ )/MONO( モノラル )
q w
HI( ハイ )/STD(スタンダード )/LONG(ロング )/EXLG( エキストラロング).................... 22, 24 ページ
サンプリングする際のグレード ( 音質 )を、[GRADE](グレード ) ボタンを使って選択しま す。下記の4 種類のグレードがあります。グレードによってサンプリングできる時間も変わ
ります。
・HI(ハイ ).........................最大で 42 秒のサンプリングができます。( 上記で「MONO」に設定し
た場合)CDとほぼ同等の音質で、最も良い音質でサンプリングできます。
・STD( スタンダード ).....最大で 83 秒のサンプリングができます。
( 上記で「MONO」に設定した場合 )
・LONG(ロング ).............最大で 166 秒のサンプリングができます。
( 上記で「MONO」に設定した場合 )
・EXLG
 ( エキストラロング).....最大で 333 秒のサンプリングができます。
( 上記で「MONO」に設定した場合 )
e
MIC(マイク )/LINE( ライン )
リアパネルにある MIC INPUT 端子 /LINE INPUT 端子、どちらに入力される音をサンプリ ングするかを表示します。接続の状態により自動的に表示が変わります。
・MIC( マイク) .................MIC INPUT端子に接続されたマイクからの入力音をサンプリングしま
・LINE( ライン)................LINE INPUT 端子に接続されたCDプレイヤーなどオーディオ装置で再
GATE(ゲート )/TRG( トリガー )
r
ONESHOT(ワンショット )/LOOP(ループ )
t
NORMAL(ノーマル )/REVERSE( リバース )
y
ビート表示
u
ループトラックプレイ ( → 18ページ )をスタートさせると、設定された BPM( テンポ ) に 従って 1 → 2 → 3→ 4 の順に点滅します。
REC TRGLVL(レコーディングトリガーレベル )
i
INPUT( インプット)
o
MANUAL/AUTO/RESMPL/MIDI、およびREC(レコーディング )
!0
・MANUAL(マニュアル )..............................................24 ページ
・AUTO(オート )............................................................ 22 ページ
・RESMPL( リサンプル )............................................... 26ページ
・MIDI(ミディ )............................................................... 33ページ
メニュー/ メッセージの表示
!1
数値の表示
!2
..........................................................................................................22 ページ
す。MIC INPUT 端子にマイクが接続されていれば、LINE 端子にオー ディオ機器が接続されていても、「MIC」が表示されます。
生される音をサンプリングします。
...................................................................................................28ページ
................................................................................................................23, 24 ページ
8888888
.....................................................................22, 24, 26 ページ
................................................................................29 ページ
...............................................................................29 ページ
..........................................................................23 ページ
o
!0
!2
各部の名称
11

電源の準備

SU200 は電源として電源アダプターか乾電池をご使用になれますが、基本的には別売の電源アダ プターをご使用になることをおすすめします。
家庭用コンセントから電源をとるときは
本体の電源スイッチが切れている(スタンバイになっている)ことを確認してください。
Z
X
アダプターの DC プラグをリアパネルの DC IN(電源アダプター接続)端子にさし込み ます。
C
アダプターの AC プラグを家庭用(AC100V )コンセントにさし込みます。
DC IN
STANDBY ON
アダプターを抜くときは、必ず逆の手順にしてください。
・ 電源アダプターをご使用になる場合は、必ず別売の専用アダプター PA ‐3B をご使
用ください。他の電源アダプターの使用は故障、発熱、発火などの原因になります。こ のような場合は、保証期間内でも保証いたしかねる場合がございますので、充分にご 注意ください。
・ 使用しないときや落雷の恐れがあるときは、必ずコンセントから電源プラグを抜いて
ください。
X
PA-3B
コンセント
C
乾電池を使うときは
SU200 を柔らかい布などの上で裏返し、電池ブタをはずします。
Z
X
市販の乾電池(単 3 乾電池)を6 本入れます。イラストに合わせて、向きを間違えない ように入れてください。
C
電池ブタを閉めます。
12
電源の準備
・ 乾電池はお早めにお取りかえいただくことをおすすめします。電池が少なくなると、
ディスプレイに「BattryLow!」と数秒ごとに表示が出たり、音量が小さくなったり、 音質が劣化したりディスプレイの表示が消えたりします。
・ 乾電池が入っていても、電源アダプターが接続されると、自動的に電源アダプターか
ら電源が供給されるようになります。
・ 乾電池にて動作させている場合は、電池の消耗を防ぐためにディスプレイのバックラ
イトは点灯しません。
・ 乾電池はすべて+ / −の極性表示どおりに正しく入れてください。正しく入れていな
い場合、発熱、発火、液漏れのおそれがあります。
・ 乾電池は一度に全部を交換してください。乾電池は新しいものと古いものを一緒に使
用しないでください。また、種類の異なったもの(アルカリとマンガン、メーカーの 異なるもの、メーカーは同じでも商品が異なるものなど)を一緒に使用しないでくだ さい。発熱、発火、液漏れの原因になります。
・ 長時間使用しない場合は、乾電池を本体から抜いてください。乾電池が消耗し、乾電
池から液漏れが発生し、本体を損傷するおそれがあります。
電源を入れる
必要な接続をします。
Z
ヘッドフォンまたはオーディオ機器を接続してください。(→ 10 ページ )
オーディオ機器および SU200 のボリュームを下げてください。
X
[STANDBY/ON]( スタンバイ / オン ) スイッチを押して電源を入れます。
C
ディスプレイに「YAMAHA SU200」と表示した後、パッドプレイモード(→ 15 ページ ) になります。
もう 1 度押すと電源が切れます。
STANDBY ON
・ スイッチが「STANDBY 」の状態でも微電流が流れています。SU200 を長時間使
用しないときは必ず電源アダプターを抜いてください。また、乾電池を使用している 場合は、乾電池を本体から抜いてください。
V
VOLUME( ボリュームコントロール ) で音量を調整します。
オーディオ機器のボリュームも上げてください。
VOLUME
SU200 の電源を切るときは、オーディオ機器の電源を切るかボリュームを下げてから切
B
ります。
電源の準備
13

SU200 のしくみ

SU200 は以下の 3 つのブロックから構成されています。
● サンプラー部
マイクまたは CDプレーヤーなどから入力した音をサンプリングしたり、サンプルを加工 / 編 集したりするブロックです。
● エフェクト /フィルター部
サンプラー部から出力された音に対して、さまざまな変化を付け加えるブロックです。 SU200 では、一般的なものからサンプラーならではの斬新なものまで、6 タイプのエフェク トを搭載しています。
● コントローラー部
サンプルを鳴らすためのパッド、エフェクトをかけるためのリボンコントローラーやエフェク トコントローラーなど、リアルタイム演奏に必要な操作子のブロックです。
CD MD
サンプリング
LOOP TR
SU200 のしくみ
14
ループ
トラック
プレイ
PLAY
BANK BANK BANK
サンプラー部
コントローラー部
エフェクト/
フィルター部
1
EFFECT
CONTROL
2
メモリー構成
SU200 では、最大 24 個(8 パッド× 3 バンク)のサンプルをデジタルデータとして本体メモ リーに記憶できます。また、それらをメモリーカード ( スマートメディア ) に保存することができ ます。( → 42 ページ参照 )
バンクC
バンクB
バンクA
メモリーカード
・サンプル
・ゲート/ トリガー...............................................28ページ
・ワンショット/ ループ........................................29ページ
・ノーマル/ リバース............................................29 ページ
・スタートポイント/ エンドポイント.................30 ページ
モード
SU200 は、パネル設定によりさまざまな状態 ( モード )になりますが、主に以下の3 つに分ける ことができます。
● パッドプレイモード
電源を入れた時の状態です。 パッドを鳴らしたり編集したりします。 各章での操作説明は、SU200がこのパッドプレイモードにあることを前提にしています。
● サンプリングモード
LCD 画面の REC が点灯した状態です。 [REC] ボタンを押してこのモードに入ります。 サンプリングをするためのモードで、[EXIT] ボタンで抜けることができます。
● ジョブモード
[JOB] ボタンをオンにした状態です。 パッドや、メモリーカードに関する設定を行なうモードです。
・ パネル操作をしているうちに、SU200 の状態 ( モード ) がわからなく場合があるか
もしれません。その場合は、[EXIT]ボタンを何回か押してください。電源を入れた時 の状態 ( パッドプレイモード )に戻ることができます。
SU200 のしくみ
15
BANK BANK BANK

クイックスタート

サンプルを鳴らしてみましょう

SU200 では、工場出荷時に全部のパッドにサンプルが入っています。ここではパッドを押すこと でサンプルを鳴らしてみましょう。
必要な接続をします。
Z
ヘッドフォンまたはオーディオ機器を接続をしてください。(→ 10 ページ)
[STANDBY/ON]( スタンバイ /オン ) スイッチを押して電源を入れます。
X
ディスプレイに「YAMAHA SU200」と表示した後、パッドプレイモード(→ 15 ページ ) になります。
Q
u
c k
もう 1 度押すと電源が切れます。
i
・ スイッチが「STANDBY 」の状態でも微電流が流れています。SU200 を長時間使
用しないときは必ず電源アダプターを抜いてください。また、乾電池を使用している 場合は、乾電池を本体から抜いてください。
STANDBY ON
パッドを押すと、サンプルが鳴ります。
C
S
t
● たとえば、パッド 1 を押してみましょう。
パッド 1 が光り、ドラム のリズムパターンが何回も繰り返して再生されます。 パッド 1 から指を離すと再生はストップします。
a
r t
● 次に、パッド 8 を押してみましょう。
パッド 8 が光り、シンバルの音が鳴ります。
パッド 1 のように同じパターンが何回も繰り返して再生されることを「ループ再生」といいま す。それに対してパッド 8 のような再生を「ワンショット再生」といいます。この 2 種類の設 定は自由に変更することができます。(→ 29 ページ参照)
クイックスタート
16
・ SU200 には 8 個のパッドがありますが、バンクを切り替えること
ができますので全部で 24個 (8 パッド× 3 バンク ) のサンプルを 鳴らすことができます。ここではバンク A を例に説明しています。
・ SU200 の最大同時発音数は 6 音です。ただし、ハイグレードのサ
ンプルを発音中には 2 音になります。また、スクラッチ効果やタイ ム効果をかけた場合( →次ページ )は発音数が減る場合があります。

エフェクトやフィルターをかけてみましょう

鳴っているサンプルに対して、さまざまな効果をかけることができます。 パネル上部のエフェクトコントロールノブやリボンコントローラーを使ってみましょう。
・ ハイグレードのサンプルを発音中には、エフェクトやスクラッチは効果しません。
エフェクト (EFFECT)
パッドを鳴らします。
z
x
かけたいエフェクトをオンにする。
パターンでサウン
サンプルを 新たなフレーズ
に組み替える。
歪ませた音を さらにLO-FI に
できる。
・ 最後に押したパッドナンバーが、ディスプレイ右下部に表示されます。このパッドの
サンプルに対してエフェクトがかかることになります。
ドをカットする。
LOOP
REMIX
DIST/ LO-FI
サンプルのBPMに合っ た間隔で効果する。
リアルタイムにテンポを 変えることができます。
→ 37ページ参照
スクラッチ (SCRATCH)
… エフェクトコントロールノブを回してみましょう。
c
エフェクトコントロールノブを回す。
独特の変調で金属的 サウンドにさせる。
SLICE
DELAY FILTER
TECH MOD
レゾナンス付きの 強力なフィルター。
TIME
EFFECT TYPE
LOOP REMIX
SLICE
TECHMOD
DIST/LO-FI
DELAY
FILTER
VOLUME
たとえば、[FILTER] ボタンをオンに すると、エフェクトコントロールノブ
1 で RESONANCE( レソナンス)、2 で CUTOFF( カットオフ ) をコント
ロールできます。 もう 1 度 [FILTER] ボタンを押すと、
オフになります。
TYPE
TYPE
LFO
LO-FI
DELAY LEVEL
RESONANCE
… リボンコントローラーをこすってみましょう。
A-3
REC TRGLVLDATA
EFFECT
1
CONTROL
VARI
GATE TIME
MOD SPEED
DRIVE
TIME
CUTOFF
2
Q
u
i c k
S
t
a
r t
リボンコントローラーのリボン面を指でこする ことによって、DJ にはおなじみのスクラッチ効 果をサンプルに対してかけることができます。
z
パッドを 鳴らします。
SCRATCH
スクラッチボタンにパッドをアサイン
・ [SCRATCH] ボタンがオフの時にリボンコントローラーをこすると、エフェクトコン
トロールノブ2 と同じ機能をします。
c
リボンコントローラーを こすると、パッド 3 のサ ンプルがスクラッチ効果 をともなって鳴ります。
[SCRATCH] ボタン
v
をもう一度押すと、 オフになります。
x
[SCRATCH] ボタンを 押します。
クイックスタート
17

ループトラックプレイをしてみましょう

異なる BPM( テンポ )の複数のパッドを、同じ BPMにして ( 同期させて ) 同時に鳴らすことがで きます。
・ サンプルによっては、ループトラックプレイによりノイズを発生する場合があります。
Z
[LOOP TR PLAY](ループトラックプレイ ) ボタンを押します。
複数のパッドが同時に光り、何回も繰り返して再生されます。これを「ループトラックプレイ」 といいます。
Q
u
LOOP TR
PLAY
ここで鳴っているサンプルのパッドは「ループ再生」に、鳴っ ていないパッドは「ワンショット再生」に設定されています。
(→ 29ページ)
X
鳴っている ( 光っている ) パッドを押してみましょう。
パッドの光が消え、サンプルもミュート ( 消音 ) されます。
i
LoopTr
132
S
c k
a
もう一度パッドを押すと、サンプルが再び鳴ります。 つまり、ミキサーの MUTE ボタンと同じ働きをするわけです。
BPM( テンポ ) を変えてみましょう。
C
–1/NO+1/YES
t
その他のパッドを押してみましょう。
V
r t
ループトラックプレイしていない (「ワンショット再生」に設定してある ) パッドを押してその サンプルを鳴らすこともできます。
B
もう 1 度、[LOOP TR PLAY](ループトラックプレイ )ボタンを押すと、サンプル再
BPM
生はストップします。
LOOP TR
PLAY
ループトラックを止めた状態で、パッド 1, 2, 3, 4, 5 を別々に押してみましょう。 それぞれが違う BPM( テンポ ) で鳴っていることがおわかりいただけると思います。ループトラッ
クプレイでこれらを同時に鳴らすと同じ BPM( テンポ )で鳴らす、つまり同期させることができる わけです。
また、MIDI IN 端子に MIDI 機器を接続し、ジョブモードの MIDI 画面で「EXT」に設定すると、サ ンプルの再生を外部 MIDIクロックに同期させることができます。
または
3 〜 4 回押す。
LoopTr
120
クイックスタート
18

オーディオインにエフェクトやフィルターをかけてみましょう

オーディオインにエフェクトやフィルターをかけてみましょう。 CD プレイヤー、MD プレイヤーなどを SU200 を通して鳴らすことができます。パッド 1 〜 8 のサンプルと一緒にお好みのサウンドやフレーズをミックスして鳴らすだけでなく、SU200 のエ フェクトやフィルターをかけることができます。
Z
必要な接続をします。
SU200 の電源を切った状態で、CD プレイヤーなどを接続をしてください。( → 10 ページ )
X
オーディオ機器、SU200 の電源を入れます。
C
オーディオ機器の再生をスタートさせ、[AUDIO IN](オーディオイン) パッドを押 します。
オーディオソース(元になる音)
L R
8888888
Press LOOP TR PLAY Button Play PAD 1 8
–1/NO+1/YES
PAD
3.3V
CARD
EFFECT TYPE
LOOP REMIX
SLICE
TECHMOD
DIST/LO-FI
DELAY
FILTER
VOLUME
LOOP REMIX
DIST/
LO-FI
REC
END POINT
TYPE
VARI
TYPE
GATE TIME
LFO
MOD SPEED
LO-FI
DRIVE
DELAY LEVEL
TIME
RESONANCE
CUTOFF
REC TRGLVLDATA
EFFECT
2
1
CONTROL
TECH
SLICE
MOD
DELAY FILTER SCRATCH
START STOP
DELETE
POINT
EXTRACT
CLEAR
CARD
DC INLINE INPUT
STANDBY ON
TIME
STEREO OUTPUT L R
EFFECTS
under the knobs
BPM
LOOP TR
RESMPL
PLAY
ONE SHOT
NORMAL
START
LOOP
REVERSE
POINT
GRADE
PHONES MIC INPUT MIDI IN
~~~~~~
~~~~~
SAMPLING UNIT
PAD PLAY Play PAD 1 8
LOOP TRACK PLAY
Select
BANK A C
EFFECT
LOOP REMIX Turn KNOB 1,2
Select
JOB EXIT
BANK
BANK BANK
GATE
TRIGGER
STEREO/MONO
SCALE
TIME STRETCH COPY PAD VOL SAVE DELETE MIDILOAD
スピーカーからオーディオソースの音が鳴ります。 もう一度パッドを押すと、オフになります。
Q
u
i c k
L R
8888888
Press LOOP TR PLAY Button Play PAD 1 8
–1/NO+1/YES
ONE SHOT
PAD
3.3V
CARD
EFFECT TYPE
LOOP REMIX
SLICE
TECHMOD
DIST/LO-FI
DELAY
FILTER
VOLUME
LOOP REMIX
DIST/ LO-FI
START
REC
END
POINT
POINT
CLEAR
CARD
TYPE
VARI
TYPE
GATE TIME
LFO
MOD SPEED
LO-FI
DRIVE
DELAY LEVEL
TIME
RESONANCE
CUTOFF
REC TRGLVLDATA
EFFECT
2
1
CONTROL
TECH
SLICE
MOD
DELAY FILTER SCRATCH
STOP
DELETE
EXTRACT
DC INLINE INPUT
STANDBY ON
TIME
STEREO OUTPUT
L R
EFFECTS
under the knobs
BPM
LOOP TR
RESMPL
PLAY
NORMAL
START
REVERSE
POINT
LOOP
GRADE
PHONES MIC INPUT MIDI IN
~~~~~~
オーディオソース(元になる音)
V
エフェクトコントロールやリボンコントローラーを使ってみましょう。
~~~~~
SAMPLING UNIT
PAD PLAY Play PAD 1 8
LOOP TRACK PLAY
Select BANK A C
Select
EFFECT LOOP REMIX Turn KNOB 1,2
JOB EXIT
BANK
BANK BANK
GATE TRIGGER
STEREO/MONO
SCALE
TIME STRETCH COPY PAD VOL SAVE DELETE MIDILOAD
方法はパッド 1 〜 8 の場合と同様です。( → 17 ページ ) オーディオソースの音にエフェクト、フィルターがかかります。
REC TRGLVLDATA
EFFECT
CONTROL
2
1
・ Loop Remix, Slice, TIME( リアルタイム ), Scratchの効果はオーディオインにかか
りません。
・ ハイグレードのサンプルを発音中には、オーディオソースの音にエフェクト、フィル
ターはかかりません。
クイックスタート
S
t
a
r t
19

サンプリングをしてみましょう

T
あなたの声をサンプリングして、パッドで鳴らしてみましょう。
Z
マイクを接続します。( → 10 ページ )
PHONES
MIC INPUT
メモリープロテクトをオフにします。( → 51 ページ )
X
Q
C
鳴っているパッドをすべてオフにしてから [REC]ボタンを押して、サンプリング
u
i
モードに入ります。
S
c k
a
REC
Which 
Pad?
t
V
r t
・ この状態で [EXIT] ボタンを押すと、サンプリングモードを抜けます。
サンプリングするパッドを選択します。
BANK
BANK BANK
GATE
TRIGGER
STEREO/MONO
ONE SHOT
LOOP
GRADE
LOOP TR
PLAY
NORMAL REVERSE
RESMPL REC
START POINT
END
POIN
Press 
Start
・ すでにサンプルが録音されているパッドを選ぶと、「Delete B - 1?」のように録音済
みのサンプルを消去 (Delete= デリート ) することを確認するメッセージが表示され ます。[+1/YES] ボタンを押すとサンプルは消去されます。
クイックスタート
20
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