取扱説明書
ご使用の前に、必ずよくお読みください。
ここ に示した注意事項は、製品を安全に正しくで使用 いただき、お客様やほかの方々への危害や財産への損 害を未然に防止するためのものです。 お読みになったあとは、本製品を使用される方がいつ でも見られる所に必ず保管してください。
誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容 を、危害や損害の大きさと切迫の程度により区分して 掲載しています。
本製品や取扱説明書に表示されている記号には、 次のような意味があります。
注意喚起を示す記号 | |
---|---|
禁止を示す記号 | ♥ |
行為を指示する記号 | 0 |
そのまま使用を続けると、感電や火災、または故障 のおそれがあります。至急、お買い上げの販売店ま たはヤマハ修理で相談センターに直検や修理をで依 頼ください。
雷源は本製品に表示している雷源電圧で使 用する。
誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。
故障、発熱、火災などの原因になります。 付属の電源コードは日本国内専用(125Vまで)です。
付属の電源コードをほかの製品に使用しな い。 故障、発熱、火災などの原因になります。
電源プラグのほこりをきれいに拭き取る。 感雷やショートのおそれがあります。 必要に応じて、定期的にほどりを拭き取ってくださ
電源プラグは根元まで確実に差し込む。 火災やショートのおそれがあります。
電源プラグに容易に手の届く位置に設置し、異常を 感じた場合にはすぐに雷源を切り、雷源プラグをつ ンセントから抜いてください。また、電源を切った 状態でも電源プラグをコンセントから抜かないかぎ り雷源から完全に遮断されません。雷源プラグに容 易に手が届き、操作できるように設置してご使用く
長時間使用しないときは、必ずコンセント から雷源プラグを抜く。 火災や故障の原因になります。
雷が鳴りだしたときは、本製品や電源プラ グに触らない。 感電の原因になります。
ントに差し込む前に行う。 • 接地接続の取り外しは、必ず主電源プラ グをコンセントから抜いた状態で行う。 電源コードには、アース線が付いています。必ずアー
• 接地接続は必ず、主電源プラグをコンセ
ス線を接地接続してから、電源プラグをコンセント に差し込んでください。確実に接地接続しないと、感 電や火災、または故障の原因になります。
確実に接地接続しないと、感雷や火災、または故障 必 ず 妾地接続の原因になります。
分解禁止
りません。
• 浴室や雨天時の屋外など湿気の多いとこ ろで使用しない。
内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または 故障の原因になります。
ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 感電のおそれがあります。
本製品の近くで、火気を使用しない。 火災の原因になります。
電源を入れたり切ったりする前に、必ず本 製品や接続している機器の音量(ボリューム) を最小にする。
聴覚障害、感雷または機器の損傷の原因になること があります。
オーディオシステムの雷源を入れるときは、 本製品をいつも最後に入れる。雷源を切る ときは、本製品を最初に切る。
必ず実行 聴覚障害やスピーカーの損傷の原因になることがあ ります。
医療機器の近くなど、電波の使用が制限 された区域で使用しない。
• 心臓ペースメーカーや除細動器の装着部 分から15cm以内で使用しない。
本製品が発生する雷波が動作に影響を与えるおそれ があります。
注意「傷害を負う可能性が想定される」 る」内容です。
電源プラグを抜くときは、電源コードを持 たずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。 電源コードが破損して、感電や火災の原因になるこ とがあります。
付属のスピーカーアレイをほかの製品で使 用しない (STAGEPAS 1Kなど)。 故障、発熱、火災などの原因になることがあります。
不安定な場所や振動の多い場所に置かない。 本製品が転倒して故障したり、けがをしたりする原 因になります。
本製品の通風孔(放熱用スリット)をふさが ない。 内部の温度上昇を防ぐため、本製品の背面には通風孔
があります。通風孔をふさぐと、製品内部に熱がこも り、故障や火災の原因になることがあります。
放熱のため、本製品を設置する際は、 布やテーブルクロスをかけない。 • 天面以外を上にして設置しない。 • 風通しの悪い狭いところへは押し込まない。
製品内部に熱がこもり、故障や火災の原因になること があります。本製品の周囲に上30 cm、左右30 cm、 背面30 cmly Lのスペースを確保してください。
設置後は必ず安全性を確認する。定期的に 安全点検を実施する。 落下や転倒して、けがをする可能性があります。
取扱説明書で指示された方法で組み立てて 設置する。 落下や転倒して、けがや破損の原因になります。
本製品を移動するときは、必ずすべての接 続ケーブルを外した上で行う。 ケーブルをいためたり、お客様やほかの方々が転倒 したりするおそれがあります。
本製品を1人で無理に持ち上げると、腰を痛めたり、 必ず実行 本製品が落下して破損したり、お客様やほかの方々 がけがをしたりする原因になります。
スピーカーのリアパネルを壁に押しつけない。 スピーカーを壁に押し付けると、電源プラグやス ピーカーケーブルが壁に接触し、電源コードが外れ てショートするなど、故障や火災の原因となるおそ れがあります。
本製品をお手入れをするときは、必ずコン セントから雷源プラグを抜く。 感電の原因になることがあります。
本製品の通風孔に手や指を入れない。 けがをするおそれがあります。
本製品の上にのったり重いものをのせたり しない。
本製品が破損したり、けがをしたりする原因になり ます。
音がひずんだ状態では本製品を使用しない。
本製品が発熱し、火災の原因になることがあります。
変色/変質する原因になります。
バランス出力をアンバランス機器に接続する場合 は、各機器間のグラウンド電位を合わせる。 グラウンド電位が合っていないと、故障の原因になります。アンバランス(不平衡)機器接続ケーブルの 配線はピン3: コールドとピン1: グラウンドを接続してお使いください。
XLRタイプコネクターのピン配列は、以下のとおりです(IEC60268規格に基づいています)。 1: グラウンド(GND)、2: ホット(+)、3: コールド(-)
本製品は、リサイクル可能な部品を含んでいます。 廃棄される際には、廃棄する地方自治体にお問い合わせください。
データが破損したり失われた場合の補償や、不適切 な使用や改造により故障した場合の補償はいたしか ねますので、ご了承ください。
高調波電流規格 JIS C 61000-3-2 適合品
本製品の使用周波数帯では、電子レンジなどの産業・科学・医療用機器のほか、工場の製造ライン等で使用され ている移動体識別用の構内無線局(免許を要する無線局)および特定小電力無線局(免許を要しない無線局)並 びにアマチュア無線局(免許を要する無線局)が運用さ れています。
「2.4」…… 2.4 GHz帯を使用する無線設備 「FH」…… 変調方式は周波数ホッピング(FH-SS 方式) 「8」……… 想定干渉距離が80 m以内
......... 全帯域を使用し、かつ移動体識別装置の帯域 を回避可能
本製品は、電波法に基づく認証を受けた無線機器を 搭載しています。
Bluetooth®のワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標であり、ヤマハ株式会社 はこれらのマークをライセンスに基づいて使用してい ます。その他の商標およびトレードネームは、それぞれ の所有者に帰属します。
機種名(品番)、製造番号(シリアルナンバー)、電源条件など の情報は、製品のリアパネルにある銘板または銘板付近に 表示されています。製品を紛失した場合などでもご自身の ものを特定していただけるよう、機種名と製造番号につい ては以下の欄にご記入のうえ、大切に保管していただくこ とをお勧めします。
機種名
(rear_ja_02)
安全上のご注意2 |
---|
使用上のご注意5 |
お知らせ5 |
はじめに7 |
特長7 |
STAGEPAS Controller について7 |
同梱品7 |
オプション品7 |
各部の名称と機能8 |
トップパネル8 |
リアパネル10 |
クイックスタートガイド12 |
スピーカーアレイ / スペーサーを
組み立てる12 |
ミキサーにマイク / 楽器 / |
オーディオ機器をつなぐ12 |
スピーカーから音を出す12 |
本製品やパワードスピーカー DXL1K を |
組み合わせて使う14 |
ステレオ再生する14 |
ステレオ冉王9る | 4 |
---|---|
インプットチャンネルを拡張する14 | 4 |
Bluetooth ® Audio を再生する15 |
---|
Bluetooth
®
機器を登録する
(ペアリング)15 |
Bluetooth ® 機器を接続する15 |
Bluetooth
®
機器の音声ファイルを
再生する15 |
Bluetooth ® 機器との接続を切断する 15 |
STAGEPAS Controller から
リモートコントロールする16 |
STAGEPAS Controller を接続する16 |
STAGEPAS Controller を切断する16 |
STAGEPAS Controller の設定を
保持する16 |
STAGEPAS 1K mkll を初期化する17 |
片付けと保管17 |
困ったときは18 |
一般仕様19 |
入力仕様 |
出力仕様 |
寸法図21 |
フロック図22 |
このたびは、ヤマハ STAGEPAS 1K mkll をお買い求め いただきまして、まことにありがとうございます。本製 品は、音楽イベントやライブなどで使用するポータブル PA システムです。この取扱説明書では、ライブやイベ ントで音響を担当する方に PA システムを設置、接続し て音を出すときに、必要な一連の操作方法を説明してい ます。本製品のさまざまな機能を十分にご活用いただく ために、ご使用の前にこの取扱説明書を必ずお読みくだ さい。また、お読みになったあとも、大切に保管してく ださい。
STAGEPAS Controller は、STAGEPAS 1K mkll を スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末から Bluetooth を通じてリモートコントロールするためのア プリケーションソフトウェアです。 STAGEPAS 1K mkll のパラメーターをコントロールし たり、メーターやインジケーターをモニターしたりでき ます。また、音楽プレーヤーの機能も搭載しており、弾 き語りに便利な "Cued Mode" 機能(曲の頭でスタン バイする)も利用できます。
STAGEPAS Controller のダウンロード方法につきましては、ヤマハプロオーディオサイトをご参照ください。 https://www.yamahaproaudio.com/
・サブウーファー 1台 ・専用カバー 1枚
• スピーカーアレイ 1台 • スペーサー 2本
• 専用台車 DL-SP1K
ソケット
ミキサー部
保護回路が作動すると占灯(赤)します。以下の場 合に保護回路が作動し、スピーカーへの出力が ミュートされます。
• 雷源をオンにした場合 :ノイズ防止のため、数秒 間、保護回路が作動します。正常に起動するとイン ジケーターが消灯します。
保護回路が作動した場合、アンプ部の温度が下がる まで待つか、電源を入れ直すと復帰します。復帰し ない場合は、ヤマハ修理ご相談センター(23ペー ジ)にお問い合わせください。
(28)の[|/○](電源)スイッチをオンにすると 点灯 (緑) します。
③ [REVERB] ツマミ (チャンネル 1 ~ 3) (個)の[REVERB]スイッチがオンの状能で、各 チャンネルのリバーブの量を調節します。
中心(FLAT)から左に回すと、低域を減衰(カッ ト)します。右に回すと、低域と高域を増幅(ブー スト) します。
過大入力で信号がクリップしたときに点灯(赤)し ます。点灯したときは、各入力チャンネルの | FVFL を下げるか、[MIC/LINF] スイッチを LINF に切り替えてください。
各チャンネルの音量を調節します。ノイズを減らす ために、使わないチャンネルのツマミは最小「〇」 にしておいてください。
マイクなどの入力信号のレベルが低い機器を接続し たチャンネルは [MIC] ( ■ )、電子楽器やオーディ オ機器などの入力信号のレベルが高い機器を接続し たチャンネルは「LINF」(=)にします。
(Hi-Z) スイッチ (チャンネル 2~3)
電池を使わないエレクトリックアコースティックギ ターやエレクトリックベースなどの、 パッシブピッ クアップの楽器を接続するときにスイッチをオンに すると、D(ダイレクトボックス)なしで直接ミキ サーに接続できます。この機能はフォーンでの入力 時のみ有効です。
Bluetooth Audio 接続のオン / オフを切り替えま す。また、ペアリング (Bluetooth 機器の登録) (15ページ)で使用します。 LED は以下の状態を示します。
LED | ステータス |
---|---|
消灯 | Bluetooth スタンバイ状態 |
点灯 | Bluetooth 接続状態 |
ゆっくり点滅 | Bluetooth 端末サーチ状態 |
早く点滅 | Bluetooth ペアリング待機状態 |
STAGEPAS 1K mkll は、最大 8 台の Bluetooth 機器 とペアリング(登録)できます。9 台めの Bluetooth 機 器とのペアリングが成功すると、接続した日時がもっとも 古い Bluetooth 機器の登録情報が削除されます。
スイッチをオンにすると、チャンネル1~3に一 定レベルよりも大きい信号が入力されている間、ST チャンネルの音量が自動的に下がります。マイクで アナウンスをする場合に、BGM の音量を自動で下 げたいときに使用します。 オンにすると | FD が点灯(橋) します。
スピーカーから出力する音声をモノラル(MONO) かステレオ(STFREO)か選択できます。スイッチ を押すたびに、MONO と STEREO が切り替わりま す。STEREO を選択した場合、ステレオ入力され たLチャンネルの信号は本製品から出力し、Rチャ ンネルの信号は [I INK] 出力端子を経由してもう ] 台の STAGEPAS 1K mkll から出力します。 STEREO を選択すると LED が点灯(橙)します。
ステレオミニタイプのプラグに対応した端子です。 オーディオ機器などを接続します。Bluetooth 機器 からの信号が常にミックスされ、ST IN チャンネル に入力されます。
(28)の[MONITOR] 出力端子から出力される信号 レベルを調節します。[MAIN | FVFI ] ツマミの影響 は受けません。
スイッチをオンにすると IFD が点灯して、リバー ブ(残響音/エコー)をかけることができます。
リバーブの種類と長さを設定します。ツマミを右に 回すほど、選んでいるリバーブの残響時間が長くな ります。
HALL: ホールなどの広い空間の響きをシミュレー トレたリバーブです。
PIATE: 鉄板の響きをシミュレートしたリバーブで す。硬めで明るい残響感が得られます。
BOOM: 小さな空間(部屋)の響きをシミュレート したリバーブです。
ECHO: ボーカル用途に最適なエコーです。
全体の音の音圧を整え、周波数バランスを調節しま す。センター位置(MUSIC)を基本として 左 (SPEECH) に回すと低音域が抑えられ、生楽器 での弾き語りやスピーチに適した特性になります。 右(CLUB)に回すと高音域と低音域が強調され、 音源再生に適した特性になります。
スピーカーから出力される音量と [LINK] 出力端子 への信号レベルを連動して調節します。各チャンネ ルの音量バランスを変化させることなく、全体の音 量だけを調節します。リミッターがかかったとき に、[LIMIT] LED が点灯(赤)します。
XLR タイプのプラグに対応した端子です。 STAGEPAS 1K mkll の [LINK] 出力端子と2台め (STAGEPAS 1K mkll または DXL1K) の [LINK] 入力端子を接続します(14ページ「ステレオ再生 する」参照)。
外部のミキサーなどからラインレベルの信号を入力 する場合は、この端子を使用することをおすすめし ます。
この端子に入力した信号は直接スピーカーから出力されます。
音量、音質のコントロールはできませんので、接続する STAGEPAS 1K mkll またはミキサーで調整してください。
フットスイッチ(ヤマハ FC5 などのアンラッチタ イプ)を接続します。リバーブのオン / オフを足元 でできますので、ワンマンパフォーマンスのときに 便利です。
フォーンタイプのプラグに対応した端子です。電子 楽器、エレクトリックアコースティックギター、 CD プレーヤー、ポータブルオーディオプレーヤー などラインレベルの機器を接続します。 L/MONO だけにケーブルを挿せばモノラル入力に なります。L/MONO と R と両方にケーブルを挿せ ばステレオ入力になります。Bluetooth 機器からの 信号が常にミックスされ、ST IN チャンネルに入力 されます。
XLR タイプのプラグに対応した端子です。ミックス された信号を、別の STAGEPAS 1K mkll に出力 します。[LINK] 出力端子からの出力は、もう 1 台 の STAGEPAS 1K mkll の [LINK] 入力端子に接続 してください。別のパワードスピーカーを接続する こともできます(9 ページ ① [MONO/ST MODE] スイッチ / LED 参照)。
XLR タイプのプラグに対応した端子です。モニター 用のパワードスピーカーなどを接続します。モノラ ルミックスされた信号が出力されます。出力レベル は、(13)の MONITOR ツマミで調節します。レ コーダーに接続してライブを録音したり、ライブ中 継を配信する際に便利です。
本製品内部の冷却ファン用の通風孔です。使用時は ふさがないようにしてください。
🙆 [AC IN] 端子
付属の電源コードを接続します。まず本体と電源 コードを接続し、次に電源プラグをコンセントに差 し込みます。 電源コードを接続したり、取り外したりする前に必 ず電源をオフにしてください。
本体の電源をオン(I) / オフ(○) します。音源 (外部機器)、本体、[MONITOR] 出力端子や [LINK] 出力端子に接続した機器の順に電源をオンし てください。電源をオフにするときは、逆の順にオ フにしてください。
電源スイッチがオフの状態でも微電流が流れています。長時間使用しないときは、必ず電源コードを電源コンセントから抜いてください。
電源のオン / オフを連続してすばやく切り替えると誤動作の原因になることがあります。電源をオフにしてから再度 オンにする場合は、5 秒以上の間隔を空けてください。
スペーサーを使用するなどして、観客の耳と同じ高さに スピーカーアレイを設置します。グリルがついているも のがスピーカーアレイです。
スピーカーアレイとスペーサーを、 スピーカーアレイソケットに1本 ずつ奥までしっかり差し込みます。 スペーサーは必要に応じた本数を使用 してください。
スピーカーアレイやスペーサーはソケット にしっかりと差し込んでください。端子が 十分に接触しないと音が出ない原因となり ます。
接続をする前に、[LEVEL] ツマミは反時計方向に回し、 音量を最小にしてください。
■ 接続例
マイクや楽器などをミキサーの入力端子に接続します。
電源スイッチがオフになっていることを確認します。
3. 付属の電源コードのプラグを本体リアパネルの [AC IN]端子に接続します。
4. 電源コードのもう一端のプラグを電源コンセントに接続します。
電源スイッチがオフの状態でも微電流が流れています。長時間使用しないときは必ず電源コードを電源コンセントから抜いてください。
MAIN LEVEL (赤のツマミ) とLEVEL (白の ツマミ) を「O」に下げます。
EQ (緑のツマミ)をセンター位置「FLAT」 に、MODE (黄色のツマミ)を「MUSIC」に 合わせます。
マイクを接続したチャンネルのMIC/LINEス イッチはMIC(量)に、楽器やオーディオ機 器などを接続したチャンネルはLINE(一)に します。
楽器やオーディオ機器などの電源をオンにして から、本体の電源をオンにします。 [POWER] LED が点灯します。
PROTECT POWER
9. MAIN LEVELを適切な音量に調節します。
10. マイクや楽器で音を出しながら、LEVELで各 チャンネルの音量を調節します。
11. MAIN LEVELで全体の音量を調節します。
音が出れば、準備は完了です。音が出ない場合は、「困ったときは」(18ページ)のチェック項目をご確認ください。
電源をオフにするときは、スピーカーから大きなノイズが出な いようにするため、本体→楽器やオーディオ機器の順で電源を オフにしてください。
いったん LEVEL で該当するチャンネルの音量を「O」に 下げます。MIC/LINE スイッチを LINE(一)に切り替 えてから、徐々に LEVEL を上げて音量を調節します。
いったん LEVEL で該当するチャンネルの音量を「O」に 下げます。MIC/LINE スイッチを MIC(■)に切り替え てから、徐々に LEVEL を上げて音量を調節します。
STAGEPAS 1K mkll を 2 台組み合わせる、または 2 台目にパワードスピーカー DXL1K を組み合わせると、 ステレオ再生できます。
LチャンネルのSTAGEPAS 1K mkllの [LINK]出力端子と、Rチャンネルの STAGEPAS 1K mkllまたはDXL1Kの [LINK]入力端子を接続します。
入力チャンネルはLチャンネル側の STAGEPAS 1K mkllを使用してください。
R チャンネル側の STAGEPAS 1K mkll または DXL1K の入力端子(チャンネル1~3、ST)に接続した信号 は、R チャンネル側のスピーカーのみから再生されます。
LチャンネルのSTAGEPAS 1K mkllの [MONO/ST MODE]スイッチを押して、 STEREOモードに切り替えます。
STEREO モードでは LED が点灯します。
2 台の STAGEPAS 1K mkll を相互接続することで チャンネル数を倍に拡張できます。 それぞれの STAGEPAS 1K mkll はモノラルとして動作 します。
2台のSTAGEPAS 1K mkllの間で、[LINK] 入力端子と[LINK]出力端子を双方向に接続し ます。
[MONO/ST MODE]スイッチを押して、 2台ともMONOモードに切り替えます。
MONO モードのときは LED は消灯しています。
STAGEPAS 1K mkll (1 台め)
STAGEPAS 1K mkll (2 台め)
モバイル端末などの Bluetooth 機器に保存されている音 声ファイルを STAGEPAS 1K mkll で再生します。
Bluetooth 機器を使って初めて接続する場合は、ペアリ ングが必要になります。ペアリングとは Bluetooth 機器 どうしをあらかじめ登録することです。 一度ペアリングすると、Bluetooth 接続を切断してもそ れ以降は簡単に再接続できます。
ST
Bluetooth機器側のBluetooth機能をオンにします。
詳しい操作方法は Bluetooth 機器の取扱説明書を ご覧ください。
Bluetooth機器側でBluetooth機器の接続リストが表示されたら、リストから「STAGEPAS 1K mkll AUDIO」を選びます。
NOTE
STAGEPAS Controller の Device Name 設定で名称を 変更できます。
ペアリングが完了すると、 Bluetooth 接続し、 ③(Bluetooth) LED が点灯します。
ST
Bluetooth がスタンバイ状態でも、Bluetooth 機器側の 以下の操作により接続できます。
Bluetooth 機器を操作して曲を再生します。 ST チャンネルに入力されます。 Bluetooth 機器側の音量を大きめに設定してから、ST [LEVEL] ツマミでチャンネルの音量を調整することをお すすめします。
スマートフォンなどの Bluetooth 機器で音声ファイ ルを再生しているときに、電話やメールなどの着信が 入ると、音声ファイルの再生が一時停止される場合が あります。 一時停止を防ぐには「機内モード」に設定してから、
一時停止を防くには「機内モート」に設定してから、 Bluetooth を ON に設定してください。
Bluetooth 機器との接続を切断するには、次のいずれかの操作を行います。
電源をオフにするときは、Bluetooth 機能がオフ
() (Bluetooth) LED が消灯) になっていることを確認して ください。Bluetooth 機能がオンの状態で電源をオフにする と、ペアリング登録情報を失う場合があります。
Bluetooth 対応のスマートフォンやタブレットなどのモ バイル端末上で、本製品のパラメーターを操作したり、 メーターやクリップ情報を表示したりできます。
STAGEPAS Controller の操作方法については、 「STAGEPAS Controller ユーザーガイド」をご参照く ださい。
STAGEPAS Controller をインストールした端末を接続 します。Bluetooth Audio で接続する機器と異なる機器 からもコントロールできます。
1. STAGEPAS Controllerを起動します。
コントロール対象の STAGEPAS がハイライト表示されます。
接続を行いたい機器がリストに表示されない場合にはリフ レッシュボタンを押して再度検索を実施してください。
初回のみ本製品本体の Bluetooth ボタンを押します。
また、同時に初期 PIN の設定も行います(設定しないと接続ができません)。
ー度接続した機器を次回接続するときは、手順2、手順3は不 要です。
Controller で設定した状態が維持されます。
Last Memory ResumeをON にすると、 STAGEPAS Controllerで設定した内容が保 持されます。
ON:電源を入れ直しても以前の設定が保持されま す。だだし、パネルの操作子の位置とはズレます。 OFF:電源を入れ直すと設定が初期状態に戻りま す。パネルの操作子の位置とパラメーター値が一致 します。
STAGEPAS Controller から設定したパラメーターや、 Bluetooth のペアリング(登録)情報をリセットしたい ときなど、工場出荷時の状態に戻したいときは、以下の 操作で初期化できます。
初期化実行中は、[POWER] LED、[DUCKER] LED および 🏵 (Bluetooth) LED が点滅します。
3. 初期化が完了すると、自動的に再起動します。
初期化すると、以下のようにパラメータが変化します。
パラメーター | 設定 |
---|---|
REVERB | |
EQ | |
REVERB TYPE/TIME | 撮作了の位置 |
MODE | 採作すの位置 |
MONITOR LEVEL | |
MAIN LEVEL | |
REVERB ON/OFF | 初期值 (OFF) |
MONO/ST MODE | 初期值 (MONO) |
BLUETOOTH CONTROL MODE | 初期值 (OFF) |
Bluetooth Audio のペアリング
(登録)情報 |
すべてクリア |
DUCKER ON | 初期值 (OFF) |
DUCKER* | 初期値 |
CHANNEL LEVEL* | 初期値 (OdB) |
PAN* | 初期值 (CENTER) |
REVERB LEVEL* | 初期値 (89(–3dB)) |
BT NOISE GATE* | 初期値(ノーマル) |
DEVICE NAME* |
初期値
(STAGEPAS 1K mkll) |
SCENE* |
SCENE No. 1 ~ 8
はクリア |
PASSCODE* | 無効 |
* STAGEPAS Controller でのみコントロールできるパ ラメーター
1. STAGEPAS 1K mkllに付属の専用カバーを 上からかけます。
ロゴマークのついている側のサイドポケットに スピーカーアレイとスペーサーを収納します。
カバー上部のフラップを開くと、本体のハンドルを そのまま掴んで持ち運びができます。
オプションの専用台車 DL-SP1K については、「DL-SP1K 取扱説明書」をご参照ください。
□ 電源コードを奥までしっかり差し込みましたか?
□ 本製品の通風孔をふさいでいませんか? 放熱が不十分で本製品に熱がこもると、過熱保護のため電源が切れます。冷却用の通風を確保してから、再度電源を入れてください。
外部機器のボリュームを上げてみてください。
□ 2.4GHz帯の電磁波を発するもの(ワイヤレスマイクの送信機、無線LAN機器、電子レンジなど)がそばにありませんか? STAGEPAS 1K mkllを電磁波を発するものから離して設置してください。 Bluetooth機器が無線LAN機能も搭載している場合は、無線LAN機能をオフにし、Bluetooth機能のみをオンにしてください。
上記を確認しても、症状が改善しない場合は、ヤマハ修 理ご相談センターにお問い合わせください。
システムタイプ | パワードサブウーファー+ラインアレイスピーカー |
---|---|
再生周波数带域(-10 dB) | 37 Hz ~ 20 kHz |
公称指向角度(水平 × 垂直) | 170° × 30° |
クロスオーバー周波数 | 240 Hz |
最大出力音圧(実測値ピーク、IEC ノイズ @1m) | 125 dB SPL |
電源電圧 | 100 V、50/60 Hz |
消費電力 | 25 W(ldle)、91 W(1/8 出力) |
寸法 (W×H×D) | システム(最大)334×2,000×418 mm |
質量 | 23.0 kg |
ミキシングチャンネル数 | 5 | |
---|---|---|
3モノマイク / ライン + 2モノ / 1 ステレオ ライン | ||
LINK IN (MONO) | ||
Bluetooth オーディオ入力 | A2DP (SBC、AAC) | |
コンテンツ保護方式 | SCMS-T | |
Bluetooth バージョン | Ver 5.0 | |
周波数範囲 | 2,402 ~ 2,480 MHz | |
無線出力 | Class 1 | |
無線最大出力電力(EIRP) | 15 dBm (32 mW) | |
チャンネル機能 | Hi-Z スイッチ:CH2/3 | |
1-knob EQ : CH/1/2/3/ST | ||
EQ / エフェクター | MODE (SPEECH/MUSIC/CLUB) | |
4 タイプリバーブ(HALL/PLATE/ROOM/ECHO):CH1/2/3 | ||
————————————————————————————————————— | LINK OUT (MONO/R) | |
MONITOR OUT (MONO) | ||
め部コントロール | リバーブフットスイッチ | |
STAGEPAS Controller (iOS/Android アプリ) |
定格出力 | Dynamic | 1100 W(サブウーファー:500 W、スピーカーアレイ:600 W) |
---|
形式 | スピーカーアレイ | :密閉型 |
---|---|---|
サブウーファー | : バスレフ型 | |
コンポーウント | スピーカーアレイ | :1.5"(3.8 cm)コーン×10 |
サブウーファー | : 12" (30 cm) コーン | |
スピーカーアレイ | : 67×582×86 mm | |
寸法(W×H×D) | スペーサー(1 本あたり) | ):67×555×86 mm |
サブウーファー | :334×550×418 mm | |
スピーカーアレイ | : 1.8 kg | |
質量 | スペーサー(1 本あたり) | ) : 0.6 kg |
サブウーファー | : 20.0 kg |
付属品 | 電源コード×1、3芯-2芯変換アダプター×1、専用カバー×1、取扱説明書 |
---|---|
別売アクセサリー | DL-SP1K(専用台車) |
*本書は、発行時点での最新仕様で説明しています。最新版は、ヤマハウェブサイトからダウンロードできます。
—般什様
3 + | 海合 | 入力レベル*1 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
入力端子 | 端子仕村 | ŧ | SW | SW |
スカゴ 週日
インピーダンス インピーダンス |
感度 *2 | ノミナル*3 |
最大ノンク
リップ |
|
VI D | - | MIC | 3 k0 (Balance) | 150 O Mice/Lines | –50 dBu | –36 dBu | –10 dBu | ||
CH IN1 | VID コンボ | - | LINE | 5 K12 (Dalalice) | 130 12 Miles/ Ellies | –24 dBu | –10 dBu | +16 dBu | |
Phone | I | МІС | 10 k0 (Balanco) | 150 O Mios/Linos | –44 dBu | –30 dBu | –4 dBu | ||
FIIUIIC | - | LINE | 10 KM (Balance) 150 M Mics/Lines | –18 dBu | –4 dBu | +22 dBu | |||
VID | - | MIC | MIC 2 k0 (Palance) 15 | 150 O Micc/Linco | –50 dBu | –36 dBu | –10 dBu | ||
- ALN | - | LINE | 130 12 MICS/ LINES | –24 dBu | –10 dBu | +16 dBu | |||
CH 1N2_2 | OFF MIC | 10 k0 (Ralanco) 150 0 Micc/Lines | -44 dBu | –30 dBu | –4 dBu | ||||
GH INZ-3 | ALR コン州 | Phone | LINE | 150 12 MICS/ LINES | –18 dBu | –4 dBu | +22 dBu | ||
FIIUIIE | ON | MIC | 1 MΩ | 10 k0 Linoo | –44 dBu | –30 dBu | –4 dBu | ||
UN | LINE (Unbalance) -18 dB | (Unbalance) | –18 dBu | –4 dBu | +22 dBu | ||||
CT IN | Phone (TS | i) *4 | - | - |
10 kΩ
(Unbalance) |
150 Ω Lines | –18 dBu | –4 dBu | +22 dBu |
31 M | STEREO m | STEREO mini | - |
10 kΩ
(Unbalance) |
150 Ω Lines | –18 dBu | –4 dBu | +22 dBu | |
LINK IN | XLR-3-31 夕 | イプ | - | _ | 20 kΩ (Balance) | 150 Ω Lines | +10 dBu | _ | +24 dBu |
*1. 0 dBu=0.775 Vrms
*2. INPUT VOLUME=MAX
*3. INPUT VOLUME=ノミナル (Center position)
*4. フォーン:アンバランス型
出力端子 端子仕様 | 禮之什堆 | 出力インピーダンス | 滴合インピーダンフ | 出力レベル *1 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
通日イノヒーノノス | ノミナル | 最大ノンクリップ | ||||
LINK OUT [MONO/R] | XLR-3-31 タイプ | 75 Ω | 10 kΩ | +10 dBu | +24 dBu | |
MONITOR OUT [MONO] | XLR-3-31 タイプ | 75 Ω | 3 k Ω | +10 dBu | +24 dBu |
*1. 0 dBu=0.775 Vrms
■ サブウーファー
■ スピーカーアレイ
0
単位 : mm
お問い合わせや修理のご依頼は、お買い上げ店、または 次のお問い合わせ窓口までご連絡ください。
(土曜、日曜、祝日およびセンター指定休日を除く) オンラインサポート https://ip.vamaha.com/support/
※固定電話は全国市内通話料金でご利用いただけます。 通話料金は音声案内で確認できます。
FAX 03-5762-2125 東日本(北海道/東北/関東/甲信越/東海) 06-6649-9340 西日本(北陸/近畿/四国/中国/九州/沖縄)
東日本サービスセンター 〒143-0006 東京都大田区平和島2丁目1-1 JMT 京浜 E 棟 A-5F FAX 03-5762-2125
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保証と修理についての詳細は下記のとおりです。
本書に保証書が掲載されています。購入を証明する書類 (レシート、売買契約書、納品書など)とあわせて、大切に 保管してください。
保証書をご覧ください。保証書記載内容に基づいて修理させていただきます。お客様に製品を持ち込んでいただくか、 サービスマンが出張修理にお伺いするのかは、製品ごとに 定められています。
ご要望により有料にて修理させていただきます。 使用時間や使用環境などで劣化する下記の有寿命部品など は、消耗劣化に応じて交換が必要となります。有寿命部品 の交換は、お買い上げ店またはヤマハ修理ご相談センター までご連絡ください。
フェーダー、ボリューム、スイッチ、接続端子など
製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間は、 製造終了後8年です。
本書をもう一度お読みいただき、接続や設定などをご確認 のうえ、お買い上げの販売店またはヤマハ修理ご相談セン ターまでご連絡ください。修理をご依頼いただくときは、 製品名、モデル名などとあわせて、製品の状態をできるだ け詳しくお知らせください。
本製品(搭載プログラムを含む)のご使用により、お客様 に生じた損害(事業利益の損失、事業の中断、事業情報の 損失、そのほかの特別損失や逸失利益)については、当社 は一切その責任を負わないものとします。また、いかなる 場合でも、当社が負担する損害賠償額は、お客様がお支払 いになったこの商品の代価相当額をもって、その上限とし ます。
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