DIGITAL PIANODIGITAL PIANO
SCLP-320SCLP-320
取扱説明書
組み立て説明については巻末をご参照ください。
JA
安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害
を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたしま
す。
お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
記号表示について
■
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
〜しない でくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
■
「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す
るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
この表示の欄は、「死亡す
る可能性または重傷を負
警告
本体に表示されている注意マークについて
■
本体には、次の注意マークが付いています。
これは、以下の内容の注意を喚起するものです。
「感電防止のため、パネルやキャビネットを外さないでください。この製品の内部には、お客様が修理/交換
できる部品はありません。点検や修理は、必ずお買い上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品サービ
ス拠点にご依頼ください。」
う可能性が想定される」
内容です。
感電の恐れあり
キャビネットをあけるな
注意
注意
この表示の欄は、「傷害を
負う可能性または物的損
害が発生する可能性が想
定される」内容です。
2
SCLP-320 取扱説明書
(1)B-20
1/4
警告
電源 / 電源コード
電源は必ず交流100Vを使用する。
エアコンの電源など交流200Vのものがあります。誤って接
続すると、感電や火災のおそれがあります。
必ず実行
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこりをきれい
に拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
必ず実行
電源コード/プラグは、必ず付属のものを使用する。
他の電源コード/ プラグを使用すると、発熱や感電の原因に
なります。
必ず実行
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、無理に曲
げたり、傷つけたりしない。また、電源コードに重いものを
のせない。
禁止
電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。
分解禁止
この製品の 内部を開け た
り、内部の部 品を分解 し
たり改造したりしない。
禁止
感電や火災、けが、または
故障の原因になります。
水に注意
本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かない。
また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用しな
い。
内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故障の原
因になります。入った場 合は、すぐに電源スイッチを切り、
電源プラグをコンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器
店または 巻末のヤマ ハ電気音 響製品サー ビス拠点に 点検を
ご依頼ください。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
火に注意
本体の上にろうそくなど火気のあるものを置かない。
ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になります。
異常に気づいたら
電源コード /プラグがいたんだ場合、または、使用中に音が
出なくなったり異常なにおいや煙が出たりした場合は、すぐ
に電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、お買い
上げの楽 器店または 巻末のヤ マハ電気音 響製品サー ビス拠
点に点検をご依頼ください。
電源 / 電源コード
電源プラグを抜くときは、電源コードを持たずに、必ず電源
プラグを持って引き抜く。
電源コードが破損して、感電や火災の原因になることがあり
必ず実行
必ず実行
ます。
長期間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコ
ンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
注意
(1)B-20
2/4
たこ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して火災の原因
になることがあります。
組み立て
組み立てる前に、必ず本書の組み立て方の説明をよくお読み
ください。
手順どおりに正しく組み立てないと、楽器が破損したりお客
様がけがをしたりする原因になります。
SCLP-320 取扱説明書
3
設置
使用時の注意
禁止
禁止
禁止
必ず実行
必ず実行
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近く
など極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いと
ころ、また、ほこりや振動の多いところで使用しない。
本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したりする原
因になります。
テレビやラジオ、ス
テレオ、携帯電話な
ど他の電気製品の近
くで使用しない。
楽器本体またはテレ
ビやラジオなどに雑
音が生じる場合があ
ります。
不安定な場所に置かない。
本体が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけがをした
りする原因になります。
本体を移動するときは、必ず電源コードなどの接続ケーブル
をすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒したりするお
それがあります。
この機器を電源コンセントの近くに設置する。
電源プラグに容易に手の届く位置に設置し、異常を感じた場
合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセント
から抜いてください。また、電源スイッチを切った状態でも
微電流が流 れていま す。この製品を 長時間使 用しないと き
は、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
キー カバー で指 などを はさ まない ように 注意 する。また、
キーカバーや本体のすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
キーカバーやパネル、鍵盤のすき間から金属や紙片などの異
物を入れない。
感電、ショート、火災や故障 の原因になることがあります。
入った場合は、すぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコ
ンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器店または巻末の
ヤマハ電気音響製品サービス拠点に点検をご依頼ください。
本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品などを
置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色/変質する原因になります。
本体の上にの ったり重いもの
をのせた りしない。また、ボ
タンやスイ ッチ、入出力端子
などに無理な力を加えない。
本体が破損 したり、お客様や
他の方々がけ がをしたりする
原因になります。
大きな音量で長時間ヘッド
フォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
接続
必ず実行
手入れ
禁止
必ず実行
他の 機器と接続す
る場合は、すべての
機器 の電源を切っ
た上で行な う。ま
た、電源を入れたり
切った りする 前に、
必ず機器のボ
リュ ームを最小に
する。さらに、演奏
を始 める場合も必
ず両機器のボ
リュ ームを最小に
し、演奏しながら徐々にボリュームを上げていき適切な音量
にする。
感電または機器の損傷の原因になることがあります。
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学
ぞうきんなどは使用しない。
本体のパネルや鍵盤が変色/ 変質する原因になります。お手
入れには、乾いた柔らかい布、もしくは水を固くしぼった柔
らかい布をご使用ください。
水滴がついたらすぐに拭きとる。
極端に温湿度が変化すると、本体表面に水滴がつく ( 結露す
る) ことがあります。水滴をそのまま放置する と、木部が水
分を吸収し て変形す る原因にな ります。水滴 がついた場 合
は、柔らかい布ですぐに拭きとってください。
イス
不安定な場所に置かない。
イスが転倒して、お客様や他の方々がけがをする原因になり
ます。
イスで遊んだり、イスを踏み台にしたりしない。
このイスは楽器演奏用です。イスを遊び道具や踏み台にする
と、イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする
原因になります。
イスには二人以上ですわらない。
イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする原因
になります。
イスのネジを定期的に締め直す。
イスを長期間使用すると、イスのネジがゆるむことがありま
す。ネジがゆるんだ場合は、付属のスパナで締め直してくだ
さい。
イスの脚で床やたたみを傷つけないよう注意する。
イスの脚 でフローリ ングの床 やたたみを 傷つけるこ とがあ
ります。イスの下にマットを敷くなどして、床やたたみを保
護されることをおすすめします。
イスを手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学
ぞうきんなどは使用しない。
変色/変質する原因になります。お手入れには、乾いた柔らか
い布、または水を固くしぼった柔らかい布をご使用ください。
4
SCLP-320 取扱説明書
(1)B-20
3/4
データの保存
作成したデータの保存とバックアップ
自分で録音 した曲のデ ータは故障 や誤操作な どのために 失
われることがあります。大切なデータはコンピューター側に
保存してください(P30)。
必ず実行
● データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。
● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。
電源スイッチを切った状態でも微電流が流れています。
音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時と場所によっては、大変気になるものです。隣近所への配慮を充分にいたしましょう。静かな夜間には小さな音でもよ
く通り、特に低音は床や壁などを伝わりやすく、思わぬところで迷惑をかけてしまうことがあります。夜間の演奏には特に気を配りま
しょう。窓を閉めたり、ヘッドフォンをご使用になるのも一つの方法です。お互いに心を配り、快い生活環境を守りましょう。
(1)B-20
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SCLP-320 取扱説明書
5
準 備
準
この楽器のさまざまな機能を十分に活用するために、この取扱説明書をよくお読みになってからご使用ください。
備
取扱説明書について
取扱説明書について
この取扱説明書は、以下のように構成されています。
取扱説明書 ( 本書 )
準 備 最初にお読みください。
本 編 楽器の使い方を詳しく説明しています。
付 録 「仕様」などを掲載しています。
クイックオペレーションガイド ( 別紙 )
ボタンや鍵盤に割り当てられた機能の操作を詳しく説明しています。
このたびはヤマハ電子ピアノ SCLP-320 をお買いもとめいただき、まことにありがとうございます。
なお、読み終わったあとも、不明な点が生じた場合に備えて、
保証書とともに大切に保管していただきますようお願いいたします。
データリスト
ミディ
「MIDI
データフォーマット」や「MIDI
アルライブラリーからダウンロードできます。インターネットに接続して以下のウェブサイトを開き、「モデル名か
ら検索」テキストボックスにモデル名 (「SCLP-320」など ) を入力して「検索」ボタンを押します。
ヤマハマニュアルライブラリー
http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/
ミディ
インプリメンテーションチャート」など MIDI
ミデ ィ
に関する資料が、ヤマハマニュ
表記上の決まり
【 】の意味
【 】 : パネル上にあるボタン類を示します。この場合、ボタン、ジャック(端子)といった言葉は省略します。
たとえば、音量のつまみは、文章中で [ 音量 ] と表記します。
の意味
○○○ ※※※ ○○○の操作を行なった結果、※※※の状態になることを示しています。
(操作の結果を示します。)
※ この取扱説明書に掲載されているイラストは、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる
場合があります。
この製品は、ヤマハ ( 株 ) が著作権を有する著作物やヤマハ ( 株 ) が第三者から使用許諾を受けている著作物を内蔵ま
たは同梱しています。その著作物とは、すべてのコンピュータープログラムや、伴奏スタイルデータ、MIDI データ、
WAVE データ、音声記録データ、楽譜や楽譜データなどのコンテンツを含みます。ヤマハ ( 株 ) の許諾を受けること
なく、個人的な使用の範囲を越えて上記プログラムやコンテンツを使用することについては、著作権法等に基づき、
許されていません。
6
● ヤマハ ( 株 ) および第三者から販売もしくは提供されている音楽 / サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題に
ならない場合を除いて、権利者に無断で複製または転用することを禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談さ
れるなどのご配慮をお願いします。
●Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
●MIDI は社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
● その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。
SCLP-320 取扱説明書
付属品(お確かめください)
準
・ 保証書
・ 取扱説明書(本書)
・ クイックオペレーションガイド(別紙)
・ ピアノで弾く名曲 50 選(楽譜集)
・ ヘッドフォン
・ 固定イス
・ 電源コード
調律について
この楽器は調律の必要がありません。
お引っ越しの際は
通常の荷物と一緒にお運びいただけます。組み立てた状態でも、組み立てる前の部品に分解した状態でも問題あり
ませんが、本体は立てかけたりせず、必ず水平に置いてお運びください。また、大きな振動、衝撃を与えないでく
ださい。組み立てた状態でお運びいただいた場合は、設置の際、各部のネジのゆるみを確認し、ゆるんでいる場合
は締め直してください。
備
付属品
SCLP-320 取扱説明書
7
準
備
特長
特長
AWM ダイナミックステレオサンプリング
ヤマハ電子ピアノ SCLP-320 は、ヤマハ独自のサンプリング音源システム「AWM ダイナミックステレオサン
プリング」による豊かな音色を備えた電子ピアノです。「AWM」とは、楽器そのものの音をデジタル録音し、
精度の高いデジタルフィルター技術を加え、リアルに再現するヤマハのサンプリング方式です。
6 種類のピアノ音色
この楽器には 6 種類のピアノ音色が内蔵されています。これらのピアノ音色はヤマハフルコンサートグランド
ピアノ CFIIIS からサンプリングし、調整されたものです。曲の雰囲気に合わせて、お好みのピアノ音色で演
奏をお楽しみいただけます。また、ピアノ音のうち 5 音色は、CFIIIS から新たにサンプリングされています。
新サンプリングの音色は、立ち上がりが速く輪郭がはっきりし、弾きごたえのある音に仕上がっています。さ
らに鍵盤を弾く強さに応じて複数の波形がサンプリングされており(ダイナミックサンプリング)、より生楽器
らしいダイナミックな表現を実現します。
グレードハンマー(GH)鍵盤
低音部は重く、高音部は軽く、鍵域により鍵盤の重さを変えてグランドピアノのタッチ感に近付けた「グレー
ドハンマー(GH)鍵盤」による自然な弾き心地が得られます。連打性にも優れており、表現力を向上させています。
8
SCLP-320 取扱説明書
目 次
準
備
準 備
取扱説明書について ...................................6
付属品...........................................................7
特長...............................................................8
各部の名称と機能 ....................................10
ご使用前の準備 ........................................12
キーカバーについて ........................................... 12
譜面立てについて ...............................................12
電源コードを接続する .......................................13
電源を入れる....................................................... 13
音量(ボリューム)調節....................................14
ヘッドフォンを使う場合....................................14
本 編
MIDI 機器の接続 ..................................... 26
ミディ
MIDI
って何? ..................................................... 26
ミディ
MIDI
でできること ............................................ 26
コンピューターと接続する............................... 27
MIDI に関する設定をする ...................... 28
ミディ
MIDI
送信 / 受信チャンネルの設定 ................. 28
ローカルコントロールオン / オフの設定........ 28
プログラムチェンジ送受信オン / オフ
の設定.................................................................. 29
コントロールチェンジ送受信オン / オフ
の設定.................................................................. 29
コンピューターと楽器間でデータを送受信
する ........................................................... 30
楽器からユーザーソングデータ / 楽器の設定
データを送信(バックアップ)する................ 30
コンピューターからユーザーソングデータ / 楽
器の設定データを楽器に読み込む.................... 31
バックアップデータと初期化
( イニシャライズ ) の方法.................................. 31
目 次
デモ曲を聞く ............................................15
ピアノ 50 曲(プリセットソング)
を聞く........................................................16
音色を楽しむ ............................................17
音色を選ぶ...........................................................17
ペダルを使う....................................................... 18
ダンパーレゾナンス ........................................... 18
音に残響を付ける(リバーブ).......................... 19
2 つの音色を重ねる(デュアル)....................... 20
キー(調)を変える(トランスポーズ)..........21
音の高さを微調整する .......................................21
メトロノームを使う ........................................... 22
タッチ感を変える ...............................................23
演奏を録音 ( 記録 ) する .........................24
録音した演奏を再生する....................................25
録音した演奏を消去する....................................25
困ったときは............................................ 32
付 録
SCLP-320 の組み立て方 ..................... 33
別売品のご紹介 ........................................ 37
仕様 ........................................................... 37
索引 ........................................................... 38
保証とアフターサービス......................... 42
SCLP-320 取扱説明書
9
準
各部の名称と機能
備
各部の名称と機能
本体底面
PHONES
フォーンズ
【PHONES
ヘッドフォンで練習ができます。(P14)
】
【電源】
電源スイッチです。電源のオン / オフを切
り替えます。(P13)
【デモ / ソング】
音色ごとのデモ曲やピアノ 50 曲 ( プリセットソン
グ)を聞くことができます。(P15)
【メトロノーム】
メトロノームの機能を利用できます。(P22)
【録音】
自分の演奏を録音できます。(P24)
【再生】
録音した演奏を再生できます。(P25)
【ピアノ / ボイス】
グランドピアノをはじめとした 10 種類の音色か
ら一つの音色を選択できます。(P17)
また、2つの音色を重ねて使ったり(P20)、リバーブ
の種類を選んだりする (P19) こともできます。
プラス マイナス
【+】/【−
音色ごとのデモ曲やピアノ 50 曲から聞きたい一
曲を選択できます。(P15、16)
音色やテンポを変更することもできます。(P17、22)
【音量】
音量を調節できます。(P14)
】
10
SCLP-320 取扱説明書
準
備
各部の名称と機能
本体右側 ( 高音側 )
ミディ
MIDI
ミディ
MIDI
とができます。
→ MIDI
本体背面側
MIDI
INOUT
アウト
【INイン/OUT
】
機器を接続して、MIDI
ミディ
機器の接続 (P26)
ペダル
【PEDAL
】
ペダルコードを接続します。(P35)
本体左側 ( 低音側 )
PEDAL
ミデ ィ
を活用するこ
本体底面
エーシーイン
【AC IN
】
電源コードを接続します。(P13)
ペダル
音を響かせたいとき、音質を柔らか
くしたいときなどに使用します。
→ペダルを使う (P18)
SCLP-320 取扱説明書
11
準
備
ご使用前の準備
ご使用前の準備
キーカバーについて
開けるとき
少し持ち上げて、奥へ押し込みます。
閉めるとき
手前に引いて、静かに降ろします。
手や指をはさまないように注意
キーカバーを開閉するときは、両手で静かに行ない、途中で手を離さないでください。
また、ご自分や周りの方、特にお子様などが、キーカバーの端と本体の間に手や指をはさまないようご注意ください。
キーカバーを開けるとき、キーカバーの上に金属や紙片などを置かないでください。本体の内部に落ちて取り出せなくなり、感
電、ショート、発火や故障などの原因になります。楽器内部に物が入ってしまった場合は、お買い上げ店、または巻末のヤマハ
電気音響製品サービスにご相談ください。
譜面立てについて
立てるとき
1. 譜面立てを、止まるまで手前に起こします。
2. 譜面立て裏にある左右の 2 つの金具を、下向きに開きます。
3. 金具が固定される位置まで、譜面立てを戻します。
倒すとき
1. 譜面立てを、止まるまで手前に起こします。
2. 譜面立て裏にある左右 2 つの金具を、上向きに閉じます。
3. 譜面立てに手を添えて、ゆっくり戻します。
譜面立ては、金具が固定されない位置で使用または放置しな
いでください。
また、譜面立てを倒す時は、途中で手を離さないでください。
12
SCLP-320 取扱説明書
電源コードを接続する
以下の説明をよくお読みいただき、正しく接続してください。
準
エーシー イン
1. 電源コードの本体側のプラグを【ACIN
】に差し込みます。【ACIN
エーシー イン
】の位置は「各部の名称と機能」
(P11) でご確認ください。
2. コンセント側 ( 家庭用 AC100V) のプラグを差し込みます。
12
(底面)
電源は必ず AC100V を使用してください。
長時間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコンセントから電源プラグを抜いてください。
電源を入れる
備
ご使用前の準備
鍵盤右の【電源】を押すと、電源が入ります。
この楽器前面左の電源ランプが点灯します。
【電源】
電源ランプ
電源を切るときは、もう一度【電源】を押します。
この楽器前面左の電源ランプが消灯します。
電源ランプについて…
電源を切り忘れてキーカバーを閉めてしまった場合でも、電源ランプの点灯が、電源が入ったままであることを知らせて
くれます。
電源スイッチを切った状態でも微電流が流れています。楽器を長時間使用しないときは必ずコンセントから電源プラグを抜いて
ください。
SCLP-320 取扱説明書
13
準
備
音量(ボリューム)調節
鍵盤左の【音量】で調節します。実際に鍵盤を弾いて音を出しながら、音量を調節してください。
ご使用前の準備
ヘッドフォンを使う場合
ヘッドフォンを【PHONES
【PHONES
で演奏を楽しむこともできます。
大きな音量で長時間使用しないでください。
聴覚障害の原因になります。
フォーンズ
フォーンズ
】端子は 2 つありますので、ヘッドフォンを 2 本接続して 2 人
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。
聴覚障害の原因になります。
】端子に接続して使います。
大きくなる小さくなる
底面
ヘッドフォンハンガー
ヘッドフォンハンガーを取り付けると、この楽器にヘッドフォンを掛けること
ができます。
付属のネジ(4 × 10mm)2 本で、図のように取り付けてください。
ヘッドフォンハンガーにヘッドフォン以外のものを掛けないでください。本体
またはヘッドフォンハンガーが破損する場合があります。
PHONES
ステレオフォーンプラグ
(標準)
14
SCLP-320 取扱説明書