
DIGITAL PIANODIGITAL PIANO
SCLP-320SCLP-320
取扱説明書
組み立て説明については巻末をご参照ください。
JA

安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害
を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたしま
す。
お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
記号表示について
■
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
〜しない でくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
■
「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す
るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
この表示の欄は、「死亡す
る可能性または重傷を負
警告
本体に表示されている注意マークについて
■
本体には、次の注意マークが付いています。
これは、以下の内容の注意を喚起するものです。
「感電防止のため、パネルやキャビネットを外さないでください。この製品の内部には、お客様が修理/交換
できる部品はありません。点検や修理は、必ずお買い上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品サービ
ス拠点にご依頼ください。」
う可能性が想定される」
内容です。
感電の恐れあり
キャビネットをあけるな
注意
注意
この表示の欄は、「傷害を
負う可能性または物的損
害が発生する可能性が想
定される」内容です。
2
SCLP-320 取扱説明書
(1)B-20
1/4

警告
電源 / 電源コード
電源は必ず交流100Vを使用する。
エアコンの電源など交流200Vのものがあります。誤って接
続すると、感電や火災のおそれがあります。
必ず実行
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこりをきれい
に拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
必ず実行
電源コード/プラグは、必ず付属のものを使用する。
他の電源コード/ プラグを使用すると、発熱や感電の原因に
なります。
必ず実行
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、無理に曲
げたり、傷つけたりしない。また、電源コードに重いものを
のせない。
禁止
電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。
分解禁止
この製品の 内部を開け た
り、内部の部 品を分解 し
たり改造したりしない。
禁止
感電や火災、けが、または
故障の原因になります。
水に注意
本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かない。
また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用しな
い。
内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故障の原
因になります。入った場 合は、すぐに電源スイッチを切り、
電源プラグをコンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器
店または 巻末のヤマ ハ電気音 響製品サー ビス拠点に 点検を
ご依頼ください。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
火に注意
本体の上にろうそくなど火気のあるものを置かない。
ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になります。
異常に気づいたら
電源コード /プラグがいたんだ場合、または、使用中に音が
出なくなったり異常なにおいや煙が出たりした場合は、すぐ
に電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、お買い
上げの楽 器店または 巻末のヤ マハ電気音 響製品サー ビス拠
点に点検をご依頼ください。
電源 / 電源コード
電源プラグを抜くときは、電源コードを持たずに、必ず電源
プラグを持って引き抜く。
電源コードが破損して、感電や火災の原因になることがあり
必ず実行
必ず実行
ます。
長期間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコ
ンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
注意
(1)B-20
2/4
たこ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して火災の原因
になることがあります。
組み立て
組み立てる前に、必ず本書の組み立て方の説明をよくお読み
ください。
手順どおりに正しく組み立てないと、楽器が破損したりお客
様がけがをしたりする原因になります。
SCLP-320 取扱説明書
3

設置
使用時の注意
禁止
禁止
禁止
必ず実行
必ず実行
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近く
など極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いと
ころ、また、ほこりや振動の多いところで使用しない。
本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したりする原
因になります。
テレビやラジオ、ス
テレオ、携帯電話な
ど他の電気製品の近
くで使用しない。
楽器本体またはテレ
ビやラジオなどに雑
音が生じる場合があ
ります。
不安定な場所に置かない。
本体が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけがをした
りする原因になります。
本体を移動するときは、必ず電源コードなどの接続ケーブル
をすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒したりするお
それがあります。
この機器を電源コンセントの近くに設置する。
電源プラグに容易に手の届く位置に設置し、異常を感じた場
合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセント
から抜いてください。また、電源スイッチを切った状態でも
微電流が流 れていま す。この製品を 長時間使 用しないと き
は、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
キー カバー で指 などを はさ まない ように 注意 する。また、
キーカバーや本体のすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
キーカバーやパネル、鍵盤のすき間から金属や紙片などの異
物を入れない。
感電、ショート、火災や故障 の原因になることがあります。
入った場合は、すぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコ
ンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器店または巻末の
ヤマハ電気音響製品サービス拠点に点検をご依頼ください。
本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品などを
置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色/変質する原因になります。
本体の上にの ったり重いもの
をのせた りしない。また、ボ
タンやスイ ッチ、入出力端子
などに無理な力を加えない。
本体が破損 したり、お客様や
他の方々がけ がをしたりする
原因になります。
大きな音量で長時間ヘッド
フォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
接続
必ず実行
手入れ
禁止
必ず実行
他の 機器と接続す
る場合は、すべての
機器 の電源を切っ
た上で行な う。ま
た、電源を入れたり
切った りする 前に、
必ず機器のボ
リュ ームを最小に
する。さらに、演奏
を始 める場合も必
ず両機器のボ
リュ ームを最小に
し、演奏しながら徐々にボリュームを上げていき適切な音量
にする。
感電または機器の損傷の原因になることがあります。
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学
ぞうきんなどは使用しない。
本体のパネルや鍵盤が変色/ 変質する原因になります。お手
入れには、乾いた柔らかい布、もしくは水を固くしぼった柔
らかい布をご使用ください。
水滴がついたらすぐに拭きとる。
極端に温湿度が変化すると、本体表面に水滴がつく ( 結露す
る) ことがあります。水滴をそのまま放置する と、木部が水
分を吸収し て変形す る原因にな ります。水滴 がついた場 合
は、柔らかい布ですぐに拭きとってください。
イス
不安定な場所に置かない。
イスが転倒して、お客様や他の方々がけがをする原因になり
ます。
イスで遊んだり、イスを踏み台にしたりしない。
このイスは楽器演奏用です。イスを遊び道具や踏み台にする
と、イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする
原因になります。
イスには二人以上ですわらない。
イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする原因
になります。
イスのネジを定期的に締め直す。
イスを長期間使用すると、イスのネジがゆるむことがありま
す。ネジがゆるんだ場合は、付属のスパナで締め直してくだ
さい。
イスの脚で床やたたみを傷つけないよう注意する。
イスの脚 でフローリ ングの床 やたたみを 傷つけるこ とがあ
ります。イスの下にマットを敷くなどして、床やたたみを保
護されることをおすすめします。
イスを手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学
ぞうきんなどは使用しない。
変色/変質する原因になります。お手入れには、乾いた柔らか
い布、または水を固くしぼった柔らかい布をご使用ください。
4
SCLP-320 取扱説明書
(1)B-20
3/4

データの保存
作成したデータの保存とバックアップ
自分で録音 した曲のデ ータは故障 や誤操作な どのために 失
われることがあります。大切なデータはコンピューター側に
保存してください(P30)。
必ず実行
● データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。
● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。
電源スイッチを切った状態でも微電流が流れています。
音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時と場所によっては、大変気になるものです。隣近所への配慮を充分にいたしましょう。静かな夜間には小さな音でもよ
く通り、特に低音は床や壁などを伝わりやすく、思わぬところで迷惑をかけてしまうことがあります。夜間の演奏には特に気を配りま
しょう。窓を閉めたり、ヘッドフォンをご使用になるのも一つの方法です。お互いに心を配り、快い生活環境を守りましょう。
(1)B-20
4/4
SCLP-320 取扱説明書
5

準 備
準
この楽器のさまざまな機能を十分に活用するために、この取扱説明書をよくお読みになってからご使用ください。
備
取扱説明書について
取扱説明書について
この取扱説明書は、以下のように構成されています。
取扱説明書 ( 本書 )
準 備 最初にお読みください。
本 編 楽器の使い方を詳しく説明しています。
付 録 「仕様」などを掲載しています。
クイックオペレーションガイド ( 別紙 )
ボタンや鍵盤に割り当てられた機能の操作を詳しく説明しています。
このたびはヤマハ電子ピアノ SCLP-320 をお買いもとめいただき、まことにありがとうございます。
なお、読み終わったあとも、不明な点が生じた場合に備えて、
保証書とともに大切に保管していただきますようお願いいたします。
データリスト
ミディ
「MIDI
データフォーマット」や「MIDI
アルライブラリーからダウンロードできます。インターネットに接続して以下のウェブサイトを開き、「モデル名か
ら検索」テキストボックスにモデル名 (「SCLP-320」など ) を入力して「検索」ボタンを押します。
ヤマハマニュアルライブラリー
http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/
ミディ
インプリメンテーションチャート」など MIDI
ミデ ィ
に関する資料が、ヤマハマニュ
表記上の決まり
【 】の意味
【 】 : パネル上にあるボタン類を示します。この場合、ボタン、ジャック(端子)といった言葉は省略します。
たとえば、音量のつまみは、文章中で [ 音量 ] と表記します。
の意味
○○○ ※※※ ○○○の操作を行なった結果、※※※の状態になることを示しています。
(操作の結果を示します。)
※ この取扱説明書に掲載されているイラストは、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる
場合があります。
この製品は、ヤマハ ( 株 ) が著作権を有する著作物やヤマハ ( 株 ) が第三者から使用許諾を受けている著作物を内蔵ま
たは同梱しています。その著作物とは、すべてのコンピュータープログラムや、伴奏スタイルデータ、MIDI データ、
WAVE データ、音声記録データ、楽譜や楽譜データなどのコンテンツを含みます。ヤマハ ( 株 ) の許諾を受けること
なく、個人的な使用の範囲を越えて上記プログラムやコンテンツを使用することについては、著作権法等に基づき、
許されていません。
6
● ヤマハ ( 株 ) および第三者から販売もしくは提供されている音楽 / サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題に
ならない場合を除いて、権利者に無断で複製または転用することを禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談さ
れるなどのご配慮をお願いします。
●Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
●MIDI は社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
● その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。
SCLP-320 取扱説明書

付属品(お確かめください)
準
・ 保証書
・ 取扱説明書(本書)
・ クイックオペレーションガイド(別紙)
・ ピアノで弾く名曲 50 選(楽譜集)
・ ヘッドフォン
・ 固定イス
・ 電源コード
調律について
この楽器は調律の必要がありません。
お引っ越しの際は
通常の荷物と一緒にお運びいただけます。組み立てた状態でも、組み立てる前の部品に分解した状態でも問題あり
ませんが、本体は立てかけたりせず、必ず水平に置いてお運びください。また、大きな振動、衝撃を与えないでく
ださい。組み立てた状態でお運びいただいた場合は、設置の際、各部のネジのゆるみを確認し、ゆるんでいる場合
は締め直してください。
備
付属品
SCLP-320 取扱説明書
7

準
備
特長
特長
AWM ダイナミックステレオサンプリング
ヤマハ電子ピアノ SCLP-320 は、ヤマハ独自のサンプリング音源システム「AWM ダイナミックステレオサン
プリング」による豊かな音色を備えた電子ピアノです。「AWM」とは、楽器そのものの音をデジタル録音し、
精度の高いデジタルフィルター技術を加え、リアルに再現するヤマハのサンプリング方式です。
6 種類のピアノ音色
この楽器には 6 種類のピアノ音色が内蔵されています。これらのピアノ音色はヤマハフルコンサートグランド
ピアノ CFIIIS からサンプリングし、調整されたものです。曲の雰囲気に合わせて、お好みのピアノ音色で演
奏をお楽しみいただけます。また、ピアノ音のうち 5 音色は、CFIIIS から新たにサンプリングされています。
新サンプリングの音色は、立ち上がりが速く輪郭がはっきりし、弾きごたえのある音に仕上がっています。さ
らに鍵盤を弾く強さに応じて複数の波形がサンプリングされており(ダイナミックサンプリング)、より生楽器
らしいダイナミックな表現を実現します。
グレードハンマー(GH)鍵盤
低音部は重く、高音部は軽く、鍵域により鍵盤の重さを変えてグランドピアノのタッチ感に近付けた「グレー
ドハンマー(GH)鍵盤」による自然な弾き心地が得られます。連打性にも優れており、表現力を向上させています。
8
SCLP-320 取扱説明書

目 次
準
備
準 備
取扱説明書について ...................................6
付属品...........................................................7
特長...............................................................8
各部の名称と機能 ....................................10
ご使用前の準備 ........................................12
キーカバーについて ........................................... 12
譜面立てについて ...............................................12
電源コードを接続する .......................................13
電源を入れる....................................................... 13
音量(ボリューム)調節....................................14
ヘッドフォンを使う場合....................................14
本 編
MIDI 機器の接続 ..................................... 26
ミディ
MIDI
って何? ..................................................... 26
ミディ
MIDI
でできること ............................................ 26
コンピューターと接続する............................... 27
MIDI に関する設定をする ...................... 28
ミディ
MIDI
送信 / 受信チャンネルの設定 ................. 28
ローカルコントロールオン / オフの設定........ 28
プログラムチェンジ送受信オン / オフ
の設定.................................................................. 29
コントロールチェンジ送受信オン / オフ
の設定.................................................................. 29
コンピューターと楽器間でデータを送受信
する ........................................................... 30
楽器からユーザーソングデータ / 楽器の設定
データを送信(バックアップ)する................ 30
コンピューターからユーザーソングデータ / 楽
器の設定データを楽器に読み込む.................... 31
バックアップデータと初期化
( イニシャライズ ) の方法.................................. 31
目 次
デモ曲を聞く ............................................15
ピアノ 50 曲(プリセットソング)
を聞く........................................................16
音色を楽しむ ............................................17
音色を選ぶ...........................................................17
ペダルを使う....................................................... 18
ダンパーレゾナンス ........................................... 18
音に残響を付ける(リバーブ).......................... 19
2 つの音色を重ねる(デュアル)....................... 20
キー(調)を変える(トランスポーズ)..........21
音の高さを微調整する .......................................21
メトロノームを使う ........................................... 22
タッチ感を変える ...............................................23
演奏を録音 ( 記録 ) する .........................24
録音した演奏を再生する....................................25
録音した演奏を消去する....................................25
困ったときは............................................ 32
付 録
SCLP-320 の組み立て方 ..................... 33
別売品のご紹介 ........................................ 37
仕様 ........................................................... 37
索引 ........................................................... 38
保証とアフターサービス......................... 42
SCLP-320 取扱説明書
9

準
各部の名称と機能
備
各部の名称と機能
本体底面
PHONES
フォーンズ
【PHONES
ヘッドフォンで練習ができます。(P14)
】
【電源】
電源スイッチです。電源のオン / オフを切
り替えます。(P13)
【デモ / ソング】
音色ごとのデモ曲やピアノ 50 曲 ( プリセットソン
グ)を聞くことができます。(P15)
【メトロノーム】
メトロノームの機能を利用できます。(P22)
【録音】
自分の演奏を録音できます。(P24)
【再生】
録音した演奏を再生できます。(P25)
【ピアノ / ボイス】
グランドピアノをはじめとした 10 種類の音色か
ら一つの音色を選択できます。(P17)
また、2つの音色を重ねて使ったり(P20)、リバーブ
の種類を選んだりする (P19) こともできます。
プラス マイナス
【+】/【−
音色ごとのデモ曲やピアノ 50 曲から聞きたい一
曲を選択できます。(P15、16)
音色やテンポを変更することもできます。(P17、22)
【音量】
音量を調節できます。(P14)
】
10
SCLP-320 取扱説明書

準
備
各部の名称と機能
本体右側 ( 高音側 )
ミディ
MIDI
ミディ
MIDI
とができます。
→ MIDI
本体背面側
MIDI
INOUT
アウト
【INイン/OUT
】
機器を接続して、MIDI
ミディ
機器の接続 (P26)
ペダル
【PEDAL
】
ペダルコードを接続します。(P35)
本体左側 ( 低音側 )
PEDAL
ミデ ィ
を活用するこ
本体底面
エーシーイン
【AC IN
】
電源コードを接続します。(P13)
ペダル
音を響かせたいとき、音質を柔らか
くしたいときなどに使用します。
→ペダルを使う (P18)
SCLP-320 取扱説明書
11

準
備
ご使用前の準備
ご使用前の準備
キーカバーについて
開けるとき
少し持ち上げて、奥へ押し込みます。
閉めるとき
手前に引いて、静かに降ろします。
手や指をはさまないように注意
キーカバーを開閉するときは、両手で静かに行ない、途中で手を離さないでください。
また、ご自分や周りの方、特にお子様などが、キーカバーの端と本体の間に手や指をはさまないようご注意ください。
キーカバーを開けるとき、キーカバーの上に金属や紙片などを置かないでください。本体の内部に落ちて取り出せなくなり、感
電、ショート、発火や故障などの原因になります。楽器内部に物が入ってしまった場合は、お買い上げ店、または巻末のヤマハ
電気音響製品サービスにご相談ください。
譜面立てについて
立てるとき
1. 譜面立てを、止まるまで手前に起こします。
2. 譜面立て裏にある左右の 2 つの金具を、下向きに開きます。
3. 金具が固定される位置まで、譜面立てを戻します。
倒すとき
1. 譜面立てを、止まるまで手前に起こします。
2. 譜面立て裏にある左右 2 つの金具を、上向きに閉じます。
3. 譜面立てに手を添えて、ゆっくり戻します。
譜面立ては、金具が固定されない位置で使用または放置しな
いでください。
また、譜面立てを倒す時は、途中で手を離さないでください。
12
SCLP-320 取扱説明書

電源コードを接続する
以下の説明をよくお読みいただき、正しく接続してください。
準
エーシー イン
1. 電源コードの本体側のプラグを【ACIN
】に差し込みます。【ACIN
エーシー イン
】の位置は「各部の名称と機能」
(P11) でご確認ください。
2. コンセント側 ( 家庭用 AC100V) のプラグを差し込みます。
12
(底面)
電源は必ず AC100V を使用してください。
長時間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコンセントから電源プラグを抜いてください。
電源を入れる
備
ご使用前の準備
鍵盤右の【電源】を押すと、電源が入ります。
この楽器前面左の電源ランプが点灯します。
【電源】
電源ランプ
電源を切るときは、もう一度【電源】を押します。
この楽器前面左の電源ランプが消灯します。
電源ランプについて…
電源を切り忘れてキーカバーを閉めてしまった場合でも、電源ランプの点灯が、電源が入ったままであることを知らせて
くれます。
電源スイッチを切った状態でも微電流が流れています。楽器を長時間使用しないときは必ずコンセントから電源プラグを抜いて
ください。
SCLP-320 取扱説明書
13

準
備
音量(ボリューム)調節
鍵盤左の【音量】で調節します。実際に鍵盤を弾いて音を出しながら、音量を調節してください。
ご使用前の準備
ヘッドフォンを使う場合
ヘッドフォンを【PHONES
【PHONES
で演奏を楽しむこともできます。
大きな音量で長時間使用しないでください。
聴覚障害の原因になります。
フォーンズ
フォーンズ
】端子は 2 つありますので、ヘッドフォンを 2 本接続して 2 人
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。
聴覚障害の原因になります。
】端子に接続して使います。
大きくなる小さくなる
底面
ヘッドフォンハンガー
ヘッドフォンハンガーを取り付けると、この楽器にヘッドフォンを掛けること
ができます。
付属のネジ(4 × 10mm)2 本で、図のように取り付けてください。
ヘッドフォンハンガーにヘッドフォン以外のものを掛けないでください。本体
またはヘッドフォンハンガーが破損する場合があります。
PHONES
ステレオフォーンプラグ
(標準)
14
SCLP-320 取扱説明書

本 編
デモ曲を聞く
この楽器には、音色ごとに 1 曲ずつデモ曲が入っています。聞いてみましょう。
操作
音色の特徴をつかむには
「音色を 選ぶ」(P17)をご覧 くださ
い。
本
1. 電源を入れる
(まだ電源を入れていない場合)【電源】を押します。
2. デモ曲をスタートする
【デモ / ソング】を押します。
今選ばれている音色の音色紹介デモ曲がスタートします。
3. 選曲と再生スタート
デモ曲の再生中に【+】または【−】を押すと、デモ曲を切り替えることがで
きます。
10 曲ある音色紹介デモ曲から 1 曲を直接選曲するには【デモ / ソング】を押
したまま C1 〜 A1 鍵盤のどれかを押します。
デモ曲の再生がスタートします。デモ曲は、ストップするまで「別の音
色のデモ曲」→「ピアノ 50 曲(プリセットソング)」→「最初の音色の
デモ曲」の順で連続して再生されます。
テンポの調節
デモ曲再生中に【メトロノーム】を押
したまま【+】または【−】を押 すとテ
ンポが変更できます。
デモ曲再生 中にメト ロノーム(P22)
を使っている場合は、【+】または【−】
を押すとテンポが変更できます。
鍵盤でテンポを設定する こともでき
ます。(P22)
デモ曲は MIDI
【デモ / ソング】を押したまま【+】
または【−】を押してもデ モ曲を選
曲できます。
音量の調節
デモ曲を聞きなが ら【音量】で音量
を調節します。
ミディ
送信されません。
編
デモ曲を聞く
左端の鍵盤
C1 A1
デモ曲
すべての音色 (10 音色 ) に、その音色にふさわしいデモ曲が割り当てられてい
ます。「音色を選ぶ」(P17)を参照ください。
下記デモ曲は、原曲から編集 / 抜粋されています。
下記以外の曲は、オリジナル曲です。( 2008 Yamaha Corporation)
鍵盤 音色名 曲名 作曲者
C1 CF コンサートグランド 1 乙女の祈り T. バダジェフスカ
C #1CFブライトグランド 1 幻想即興曲 F.F. ショパン
D1 CF メロウグランド 1 アラベスク 第 1 番 C.A. ドビュッシー
D #1CFブライトグランド 2 エリーゼのために L.V. ベートーベン
E1 CF メロウグランド 2 愛の夢 第 3 番 F. リスト
F1 CF コンサートグランド 2 トルコ行進曲 ( ピアノ ソナタ 第 11 番 K.331 より ) W.A. モーツァルト
G1 ハープシコード フランス組曲 第 5 番 ジーグ BWV.816 J. S. バッハ
G #1 チャーチオルガン トリオ ソナタ 第 6 番 BWV.530 J. S. バッハ
4. 再生ストップ
【デモ / ソング】を押します。
SCLP-320 取扱説明書
15

ピアノ 50 曲(プリセットソング)を聞く
この楽器には、音色のデモ曲の他にピアノ 50 曲の演奏データ(演奏情報)が入っています。付属の『ピアノ
で弾く名曲 50 選』の楽譜集には、ピアノ 50 曲の楽譜が掲載されていますので、ご活用ください。
本
操作
1. ピアノ曲選択と再生スタート
編
ピアノ 50 曲(プリセットソング)を聞く
C2 〜 C #6 鍵盤(以下参照)には 50 曲の曲番号が割り当てられています。
【デモ / ソング】を押したまま C2 〜 C #6 鍵盤のどれかを押して、再生する曲
を選びます。
ピアノ曲の再生がスタートします。
ピアノ 50 曲を連続再生する場合は、【デモ / ソング】を押したまま D6 鍵盤を
押します。
1曲目 10曲目 20曲目 30曲目 40曲目 50曲目(C #6)
ピアノ曲の再生中に【+】または【−】を押すと、ピアノ曲を切り替えること
ができます。
音量の調節
ピアノ曲を聞きながら【音量】で音量を調節します。
2. 再生ストップ
再生をストップする場合は、【デモ / ソング】を押します。
・続いて他の曲を再生する場合は、操作 1 に戻ります。
C2 C4C3 C5
連続再生
(D6)
右端の鍵盤
(C7)
ソングとは
この楽器 では、演奏 データ を総
称して「ソング(SONG)」と呼
んでいま す。デモ曲 やピア ノ曲
も演奏データです。
再生に合わせて、自分で鍵盤を弾くこ
ともできます。音色も変えられます。
テンポのリセット(再設定)
新しい曲を選ぶと(ま たは、連続再
生で新しい曲がスタ ートすると)テ
ンポは自動的にその曲の 固有のテン
ポにリセットされます。
テンポの調節
ピアノ 曲再 生中に【メ トロ ノーム】
を押したま ま【+】または【−】を
押すとテンポが変更できます。
ピアノ曲再生 中にメトロ ノーム
(P22)を使っている場合は、【+】ま
たは【−】を押すとテンポ が変更で
きます。
鍵盤でテンポを設定する こともでき
ます。(P22)
リバーブは新しい曲 を選ぶと(また
は、連続再生で新しい曲 がスタート
すると)その曲に合った リバーブの
種類になります。
ピアノ50曲は、MIDI
ミディ
送信されません。
16
SCLP-320 取扱説明書

音色を楽しむ
音色を選ぶ
操作
本
【ピアノ / ボイス】を押して離すと CF コンサートグランド1が選ばれます。
【ピアノ / ボイス】を押したあと【+】または【−】を押すたびに音色が切り替わります。
また、【ピアノ / ボイス】を押したまま C1 〜 A1 鍵盤のどれかを押して直接音色を選
ぶことができます。
音色の特徴をつかむには
音色ごとのデモ曲を聞い てみてくだ
さい。(P15)
ボイスとは
ボイス
「VOICE
」には、「声」や「音」な
どの意味があります。
【音量】で音量を調節しながら演奏してください。
D 1F 1G 1
C 1
左端の鍵盤
鍵盤 音色名 音色紹介
C1 CF コンサートグランド 1* フルコンサートグランドピアノ「CFIIIS」からサンプリングしました。クラシックはもち
C #1CFブライトグランド 1* CF コンサートグランド 1 より明るくクリアな音色です。音数を多く使用する曲調にお薦
D1 CF メロウグランド 1* CF コンサートグランド 1 より深みのある、まろやかな音色です。バラードやゆったりと
D #1CFブライトグランド 2* CF コンサートグランド 1 より明るく、歯切れの良い音色です。音数を多く使用する曲調、
E1 CF メロウグランド 2* CF コンサートグランド 1 より深みがあり、明るさを併せ持った落ち着いた響きが特徴の
F1 CF コンサートグランド 2 明るく、広がりのあるクリアなフルコンサートグランドピアノ音色です。軽快なクラシッ
F #1 エレクトリックピアノ 金属片をハンマーでたたいて発音させる電気ピアノの音です。弱く弾いた時はやわらかく、
G1 ハープシコード バロック音楽でよく使われる楽器です。タッチによって音量は変わらず、鍵盤を離した時
G #1 チャーチオルガン バッハの「トッカータとフーガ」で有名なパイプオルガンのフルカプラーの音です。
A1 ストリングス 広がりのある弦楽アンサンブルの音です。ピアノとのデュアルに向いています。
C1 D1 E1 F1 G1 A1
ろんどんなジャンルの曲調にも合う、スタンダードな音色です。
めです。
した曲調にお薦めです。
華やかさを表現したい曲調にお薦めです。
音色です。バラードやゆったりとした曲調にお薦めです。
ク音楽、ポピュラー音楽にお薦めです。
強く弾くと芯のある音がします。
には独特の発音があります。オクターブ上の音がミックスされた音で , より華やかさが感じ
られます。
音色を選ぶと、その音色 に合ったリ
バーブ(P19)が自動的に選ばれます。
編
音色を楽しむ
* 新サンプリングの「ピュア CF ボイス」です。
SCLP-320 取扱説明書
17

ペダルを使う
本
編
音色を楽しむ
ペダルには、右のペダル(ダンパーペダル)とまん中
のペダル(ソステヌートペダル)、左のペダル(ソフ
トペダル)があります。これらはピアノ演奏で使われ
ます。
右のペダル(ダンパーペダル)
このペダルを踏んでいる間、鍵盤から指を離しても弾
いた音を長く響かせることができます。
ダンパーペダルはハーフペダル機能に対応していま
す。
ダンパーレゾナンス(下記参照)がオンの状態でダン
パーペダルを踏むと、グランドピアノのような共鳴効
果が得られます。
まん中のペダル(ソステヌートペダル)
このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だ
けを、鍵盤から指を離しても長く響かせることができ
ます。ペダルを踏んだあとに弾いた音には効果はかか
りません。
ここでダンパーペダルを踏むと、
このとき押さえていた鍵盤とその
あと弾いた音すべてが長く響く
ここでソステヌートペダルを踏む
と、このとき押さえていた鍵盤の
音だけが長く響く
ダンパーペダルが効かない
ペダルコー ドのプラ グが【PEDAL
端子に差し込まれていな いと思われ
ます。確実 に差 し込ん でく ださい。
(P35 の手順 6)
ハーフペダル機能とは
ペダルの 踏み加減 で音の伸 び具
合が調節 できる 機能で す。ペダ
ルを踏み こむほど 音が長く 伸び
ます。
ペダルを 踏んで音 が響きす ぎた
とき、踏み込 んだ状 態から ペダ
ルを少し 戻して音 の響きを 抑え
る(音の濁りを減らす) ことがで
きます。
オルガンやストリングスの音色では
ソステヌートペダルを踏むと、音が減
衰せず、踏んでいる間鳴り続けます。
ペダルは一般的なアコー スティック
ピアノ同様経年変化によ って変色す
ることがあります。その 際はピアノ
用コンパウンドを楽器店 などでお買
い求めいただき、使用上 の注意をよ
くご確認のうえご使用ください。
ペダル
】
左のペダル(ソフトペダル)
このペダルを踏んでいる間、ペダルを踏んだあとに弾いた音量をわずかに下げ、音の響
きを柔らかくすることができます。(ペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音には
効果はかかりませんので、効果をかけたい音を弾く直前に踏みます。)
ダンパーレゾナンス
ダンパーレゾナンスがオンの状態でダンパーペダルを踏むと、ダンパーの残響音が付
加され、ピアノのダンパーペダルを踏んだときに近い効果が得られます。初期設定では
オンになっています。ダンパーレゾナンスの設定は、楽器全体にかかります。
操作
[ ピアノ / ボイス ] ボタンを押したまま、G #2鍵盤を押すと、ダンパーレゾナンスがオン
になります。
オフにするときは、[ ピアノ / ボイス ] ボタンを押したまま、G2 鍵盤を押します。
左端の鍵盤
G2
(OFF)
G 2
(ON)
ダンパーレゾナンスの初期設定:オン
18
SCLP-320 取扱説明書

音に残響を付ける(リバーブ)
コンサートホールやライブハウスで演奏しているような残響効果をかけることができます。また、その深さ
(かかり具合)を変えることもできます。
操作
【ピアノ / ボイス】を押したまま C2 〜 E2 鍵盤のどれかを押して、リバーブの種類を選
びます。
オフにするときは、[ ピアノ / ボイス ] ボタンを押したまま、E2 鍵盤を押します。
D 2
C 2
左端の鍵盤
鍵盤 リバーブの種類 説明
C2 ルーム 部屋の中にいるような響きになります。
C #2 ホール 1 小さいコンサートホールにいるような響きになります。
D2 ホール 2 大きいコンサートホールにいるような響きになります。
D #2 ステージ ステージにいるような響きになります。
E2 オフ リバーブはかかりません。
C2 D2 E2
深さ(かかり具合)の設定
【ピアノ / ボイス】を押したまま C3 〜 G #4 鍵盤のどれかを押して、リバーブの深さを設
定します。設定範囲は 0 〜 20 です。
G #4: 深さ 20
本
編
音色を楽しむ
初期設定
音色ごとにリバーブ の種類(オフも
含む)や深さが設定されています。
左端の鍵盤
C3: 深さ 0
右の鍵盤ほどリバーブの深さを深く設定できます。
A4
【ピアノ / ボイス】を押したまま A4 鍵盤を押すと、その音色に最適なリバーブの深さに
なります。
深さ 0 :効果なし
深さ 20 : 深さ最大
SCLP-320 取扱説明書
19

本
編
音色を楽しむ
2つの音色を重ねる(デュアル)
2 種類の 音色を重ねて鳴らすこ とができます。重ねて鳴らすことにより厚み のある音を作り出した りするこ
とができます。
操作
1. デュアルモードに入る
【ピアノ / ボイス】を押したまま、C1 〜 A1 鍵盤のうち 2 つの鍵盤を同時に
(または、ひとつの鍵盤を押したままもう一方の鍵盤を)押して、重ねて鳴ら
す2つの音色を選びます。
音色の割り当てについては、「音色を選ぶ」(P17)をご参照ください。
左端の鍵盤
上記の設定で選んだ 2 つの音色のうち、左側の鍵盤に割り当てられた音色を第
1 音色、同様に右側の鍵盤に割り当てられた音色が第 2 音色になります。
C1 A1
デュアル= 2 つ
デュアルで同じ音色を設 定すること
はできません。
デュアルのときのリバーブ
第1音色のリバーブの種類が、優先
されます。(第 1 音色のリバーブがオ
フの時は、第 2 音色に設定されてい
るリバーブの種類になります。)
第1音色、第 2 音色はそれぞれ、以下のようにさまざまな設定ができます。
オクターブシフトの設定
音程を 1 オクターブ上下にシフトさせます。第1 音色と第 2 音色で別々に設定
できます。音の響き方が違ってきます。
【ピアノ / ボイス】を押したまま C5 〜 F5 鍵盤のどれかを押します。
C5 F5
右端の鍵盤
C5:- 1(第 1 音色)、C #5:0(第 1 音色)、D5:+1(第 1 音色)
D #5:- 1(第 2 音色)、E5:0(第 2 音色)、F5:+1(第 2 音色)
音色の音量バランスの設定
片方の音をメインにしてもう片方の音を薄く重ねるなど、2 音色の音量バラン
スを設定します。
【ピアノ / ボイス】を押したまま F #5〜F #6 鍵盤のどれかを押します。
設定値が +6 に近付くほど第 1 音色の音量が大きくなります。設定値が 0 で同
音量です。
F 5C6
F 6
20
2. デュアルモードを抜ける
【ピアノ / ボイス】を押したまま C1 〜 A1 鍵盤のどれかを押します。
SCLP-320 取扱説明書
-6 -4 -2
-5
-3 -1 0 +2 +4 +5
+1 +3 +6
右端の鍵盤

キー(調)を変える(トランスポーズ)
弾く鍵盤を変えずに、ほかの楽器や歌う人の声の高さにキー(調)を合わせることができます。半音単位で
トランスポーズを設定できます。
たとえばトランスポーズを「5」に設定すると、「ド」の鍵盤を弾いたときに「ファ」の音が出ることになり、
「ハ長調」の弾きかたで「ヘ長調」の演奏になります。
操作
本
【デモ / ソング】と【ピアノ / ボイス】を同時に押したまま F #2〜F #3 鍵盤のどれか
を押してトランスポーズを設定します。
左端の鍵盤
F 2
-6 -4 -2 +1
-5 -3 -1 0 +2 +4 +5
キーを下げる
C3
標準キー
F 3
+3 +6
キーを上げる
トランスポーズ:移調する
移調:曲全体 の音の 高さを 上げ
たり下 げたり して キー(調)を
変えること。
C3 鍵盤を押すと標準の音の高さになります。F #2〜B2鍵盤を押すと半音単位でキーが
下がり、C #3〜F #3 鍵盤を押すと半音単位でキーが上がります。
音の高さを微調整する
楽器全体の音の高さを微調整する機能です。合奏のときや、CD の再生に合わせて演奏するときなど、ほか
の楽器や CD の再生音などと音の高さを正確に合わせたい場合に使います。
操作
音の高さを上げる(0.2Hz 単位)
A-1、B-1、C0 鍵盤を同時に押したまま C3 〜 B3 鍵盤のどれかを押します。
音の高さを下げる(0.2Hz 単位)
A-1、B-1、C #0 鍵盤を同時に押したまま C3 〜 B3 鍵盤のどれかを押します。
Hz とは
音の高さを示す単位です。(音の
高さは音 波の振動 数によっ て決
まります。1 秒間に何回振動する
かという数値の単位がHz です。)
編
音色を楽しむ
初期設定に戻す
A-1、B-1、C0、C #0 鍵盤を同時に押したまま C3 〜 B3 鍵盤のどれかを押します。
音の高さを
上げる
B-1
A-1 C0
下げる
B-1
A-1 C 0
初期設定に戻す音の高さを
C0B-1
A-1 C 0
C3 B3
設定範囲:427.0 〜 453.0 Hz
初期設定:440.0 Hz
SCLP-320 取扱説明書
21

本
編
音色を楽しむ
メトロノームを使う
この楽器は、メトロノーム(ピアノの練習でよく使われる正確なテンポを刻む道具)を備えています。ご使
用ください。
操作
1. メトロノームを鳴らす
[ メトロノーム ] を押します。
メトロノームが鳴り出します。
拍子の設定
【メトロノーム】を押したまま C3 〜 F3 鍵盤のどれかを押します。
D 3
3
C
D3
E3
C3
C3: 拍子なし、C #3: 2/4、D3: 3/4、D #3: 4/4、E3: 5/4、F3: 6/4
F3
右端の鍵盤
テンポの調節
つ上げ下げすることができます。また、【+】と【−】を同時に押すと、テン
ポを初期設定に戻せます。
[ メトロノーム ] を押しながら以下の鍵盤を押して、テンポを調節することも
できます。
A #4( テンポを 10 ずつ下げる )
C #5( テンポを1ずつ上げる)
右端の鍵盤
D5( テンポを 10 ずつ上げる )B4( テンポを1ずつ下げる )
C5( 初期設定に戻す )
テンポを数値入力する
テンポ値を 32 〜 280(1 分間の拍数)で直接指定することもできます。以下
の鍵盤にはそれぞれ数値が割り当てられているので、たとえばテンポを 95 に
設定したい場合は、[ メトロノーム ] を押したまま、C4(0)、A4(9)、F4(5) の順
番で鍵盤を押します。
テンポの初期設定:120メトロノームが鳴っている状態で【+】または【−】を押すと、テンポを 1 ず
22
SCLP-320 取扱説明書
024579
C4 A4F4
8631
右端の鍵盤

音量の調節
メトロノームの音量を設定します。
【メトロノーム】を押したまま C1 〜 G2 鍵盤のどれかを押して音量を設定しま
す。
メトロノームが鳴ってい ない状態の
ときは、【メトロノーム】と【+】と
【−】を同時に押してテンポを初期設
定に戻します。
左端の鍵盤
C1 G2
右の鍵盤ほど音量を大きく設定できます。
2. メトロノームを止める
【メトロノーム】を押します。
メトロノームが止まります。
タッチ感を変える
鍵盤を弾く強さに対する音の強弱の付き方 (タッチ感 )を 4種類から選びます。
使う音色や演奏する曲、好みによって使い分けてください。
鍵盤 タッチ感の種類 説明
A6 フィックス 弱く弾いても強く弾いても鳴る音の強弱は変わりません。
A #6 ソフト 弱く弾いても強く弾いても鳴る音の強弱の差が少ない設定です。
B6 ミディアム 標準的なピアノタッチです。
(工場出荷時はこの設定になっています)
C7 ハード ピアニッシモからフォルテッシモまで表現豊かな演奏ができま
す。この設定では強く弾かないと大きな音がでません。
本
編
音色を楽しむ
オルガンなど一部の音色 ではタッチ
がかかりません。
操作
【ピアノ / ボイス】を押しながら A6 〜 C7 の鍵盤を押してタッチ感度を設定します。
C7A6
SCLP-320 取扱説明書
23

本
編
演奏を録音 ( 記録 ) する
演奏を録音 ( 記録 ) する
この楽器では、録音機能を使って自分の演奏を 1 曲録音できます。
この楽器で録音した曲を「ユーザーソング」と呼びます。
自分の演奏を録音 / 再生してみましょう。
「録音」と「記録」
カセットテープに録音するのと楽器内の録音機能を使って録音 ( 記録 ) するのとで
は、録音されるデータの形式が異なります。
カセットテープでは音そのものが「録音」されますが、楽器内の録音機能では音その
ものではなく、「どの音をどのタイミングで弾いたか、また音色はなにか、テンポはい
くつで…」という情報が「記録」されます。再生時は記録された情報どおりに、「音源」
部が鳴ります。
この楽器の録音機能を使った「録音」は、本来「記録」というべきですが、広義に捉え
て、本書では一般的に理解しやすい「録音」という言葉を使います。ただし、特に区別
してご理解いただきたい場合は、「記録」という場合もあります。
ユーザーソン グはスタンダ ードミディ
ファイル (SMF) として保存されます。
(
P31
)
ユーザーソン グを他の機器 に転送して
使用するとき は、ミュージ ックソフト
ダウンローダー(
録音済みのパートを消さないために
すでにこの楽器に演奏が 録音されて
いるときは、【再生】のランプが点灯
します。このまま録音 すると、それ
までの録音データは消え てしまいま
すのでご注意ください。
P30
)が必要です。
操作
1. 録音する音色 ( とそのほかの設定 ) を選ぶ
【ピアノ / ボイス】を押したまま C1 〜 A1 鍵盤のどれかを押して演奏したい音
色を選びます。(P17)
必要に応じてそのほかの設定(リバーブなど)も選んでください。
【音量】は弾きやすい音量に設定してください。再生のときにも【音量】で音
量を調節することができます。
2. 録音モードに入る
【録音】を押します。
【録音】のランプが点滅します。
録音を中止する場合は、もう一度【録音】を押します。
デモ曲が鳴っ ているときは 録音モード
に入ることができません。
演奏記憶容量
この楽器に演奏を録音できる容量は、
100KB(およそ 11,000 音符 ) です。
録音済みのユーザーソングの設定
を変えたい場合は
音色やそのほかの設定を選び【録音】を
押して録音モードに入りま す。
弾かずに
【録音】を押して録音を終了
します。
テンポの変更 は、録音モー ドに入った
あとで行なってください。
録音したユー ザーソングは コンピュー
ターに保存することができます。
またコンピュ ーターから読 み込んで再
生することもできます。(P31)
録音の準備に時間がかか ることがあ
ります。準備がで きたら
ランプが点滅します ので、それまで
お待ちください。
鍵盤を
【録音】
の
24
3. 録音の開始
鍵盤を弾くと録音が始まります。
または【再生】を押しても録音が始まります。
【録音】のランプが点灯し、【再生】のランプが現在のテンポのタイミン
グで点滅します。
4. 録音の終了
【録音】を押します。
SCLP-320 取扱説明書
楽器が内部のメモリー にデータを書
き込 んで いる と き(【録音】と【再 生】
のラン プが点 滅中)は電源を切らな
いでください。
録音中のデータだけでなく、すべての
記憶内容が失われる原因になります。

録音した演奏を再生する
操作
1. 演奏の開始
【再生】を押します。
【再生】のランプが現在のテンポのタイミングで点滅します。
2. 再生ストップ
ユーザーソングの再生が終了すると、自動的に再生前の状態に戻ります。
再生途中にストップする場合は、【再生】を押します。
テンポの調節
ユーザーソングを再 生中に【メトロ
ノーム】を押したま ま【+】または
【−】を押 すと テン ポが変 更で きま
す。
ユーザーソング再生中に メトロノー
ム(P22)を使っている場合は、【+】
または【−】を押すとテン ポが変更
できます。
鍵盤でテンポを設定する こともでき
ます。(P22)
本
編
演奏を録音 ( 記録 ) する
録音した演奏を消去する
録音したユーザーソングを消去します。
操作
1. 録音モードに入る
【録音】を押します。
【録音】のランプが点滅します。
ユーザーソングの消去を中止する場合はもう一度【録音】を押します。
2. 消去
【再生】を押してそのまま【録音】を押します。
データが消去されました。
消去を中止した場合も、音色など
ユーザーソングの設 定は、録音モー
ドに入った時の設定に変 更されます
のでご注意ください。(P24)
SCLP-320 取扱説明書
25

MIDI 機器の接続
本
編
MIDI 機器の接続
ミデ ィ
この楽器には MIDI
端子がついています。MIDI
ミデ ィ
機能を使って他の楽器やコン
ピューターとデータを送受信することにより音楽の幅を広げることができま
す。
ミディ
MIDI
ミディ
MIDI
(Musical Instrument Digital Interface) は、電子楽器間で演奏情報(どの
鍵盤を押したかなど)のやりとりができる世界共通の規格です。
ミディ
MIDI
端子のある電子楽器同士を MIDI
でいろいろな演奏の情報や設定の情報などを送受信できます。
1 つの楽器で演奏するよりも高度な演奏も可能になります。
って何?
ミディ
ケーブルでつなげることで、違う楽器間
MIDI
INOUT
ミディ
MIDI
機器の中でも、機種ごとに送受
ミデ ィ
信できるMIDI
はないため、接続している MIDI
間で共通に扱えるデータ や命令だけ
が送受信できることになります。
共通に扱えるデータ や命令は、各機
種の「MIDI
チャート」(本書P6「データリスト」
を参照 ) を照合して調べることがで
きます。
ミディ
MIDI
(別売り)が必要です。楽器店などで
お買い求めください。
長いケーブルを使用 すると、送受信
のエラ ーが起 こる場 合があ ります。
ケーブルは15m以内のものをご使用
ください。
外部機器を接続する 場合は、この楽
器の電源を切った状態で 接続してく
ださい。その後、「外部機器→この楽
器」の順に電源を入れてください。
データの内容が同じで
ミディ
インプリメンテーション
機器の接続には、MIDI
ミディ
ミディ
機器
ケーブル
ミディ
MIDI
ミディ
MIDI
機能を使えば、他の MIDI
ターへのご自分で録音した曲データ(ユーザーソングデータ)の送信などがで
きます。
ミディ
●他のMIDI
お使いの楽器
● コンピューターと接続して MIDI
コンピューター
でできること
ミデ ィ
機器との演奏情報のやりとりや、コンピュー
機器と接続して演奏情報を送受信する
MIDI OUT
端子
MIDI IN
端子
ミディ
USB 端子
別売りの USB-MIDI
インターフェース
(ヤマハ UX16 など)
別売りの
MIDI ケーブル
データを送受信する
MIDI IN
OUT
IN
端子
MIDI OUT
端子
MIDI IN
端子
MIDI OUT
端子
MIDI 機器
お使いの楽器
この楽器から音色デモやピアノ 50 曲
のソングデータは送信できません。
ユーザーソングデータの 送受信につ
いての詳細は、(「コンピューターと
楽器 間で デー タ を送受信する」
(P30))をご覧ください。
26
SCLP-320 取扱説明書

コンピューターと接続する
ミディ
コンピューターをこの楽器の MIDI
ミディ
MIDI
データを送受信できるようになります。
ご自分で録音した曲のデータ(ユーザーソングデータ)や楽器の設定データ
(バックアップデータ)をコンピューターに保存するときにご利用ください。
コンピューターと接続する場合は、最初に、この楽器とコンピューターの電源を切った状
態でケーブル接続を行ない、その後コンピューター→ 楽器の順番で、電源を入れてくだ
さい。
コンピューターの USB 端子と楽器を接続する例
コンピューターの USB 端子と、楽器の MIDI
ス(ヤマハ UX16 など)を使用して接続します。
楽器をコンピューターで使用するには、コンピューターに USB-MIDI
しくインストールする必要があります。USB-MIDI
どから USB ケーブルを通じて楽器に MIDI
スソフトなどに MIDI
詳しくは、USB インターフェース機器に付属の取扱説明書をご参照ください。
ミディ
信号を送信するためのソフトウェアです。
端子につなげば、コンピューターとの間で
ミディ
端子を別売の USB-MIDI
ミディ
ミデ ィ
ドライバーは、シーケンスソフトな
信号を送信したり、逆に楽器からシーケン
ミディ
インターフェー
ミディ
ドライバーを正
この楽器を音源とし て使う場合、こ
の楽器にない音色が使わ れている演
奏データは、正しく再生されません。
コンピューターと楽器間でMIDI
タを送 受信 するた めに は、コン
ピューター側にアプリケ ーションソ
フトが必要です。
シーケンスソフトと は、楽器の演奏
を演奏データ(MIDI
記録するアプリケーショ ンソフトで
す。このアプリケーショ ンソフトを
利用するとビックバンド やオーケス
トラの演奏を一人で作り 上げること
ができます。
ミディ
ミデ ィ
デー
データ ) として
本
編
MIDI 機器の接続
コンピューター
MIDI
INOUT
OUT
IN
お使いの楽器
ミディ
USB-MIDI
インターフェースを使用してこの楽器とコンピューターを接続し
てみましょう
楽器の電源を切ってから、USB-MIDI
を楽器の MIDI
を楽器の MIDI
ミディINイン
ミディ
OUT
端子に、USB-MIDI
アウト
端子に接続します。
ミディ
インターフェースの MIDI
ミディ
インターフェースの MIDI
これでこの楽器とコンピューターが接続できました。
楽器の電源をオンにして、コンピューターとの間でユーザーソングデータなどを送受
信してみましょう。
ヤマハ UX16 を使った接続について詳しくは、UX16 に付属の取扱説明書をご参照くだ
さい。
ミディ
ミディINイン
アウト
OUT
ケーブル
ケーブル
コンピューターと楽器間で MIDI
ミディ
データを送受信するためには、コンピューター側にア
プリケーションソフトが必要です。
SCLP-320 取扱説明書
27

本
MIDI に関する設定をする
ミディ
MIDI
に関する各種設定や操作を行ないます。
ミディ
MIDI
送信/受信チャンネルの設定
ミディ
MIDI
楽器どうしで、演奏情報を送受信するためには送信側と受信側でMIDI
編
(1〜 16 チャンネル)を合わせておく必要があります。ここでこの楽器から MIDI
を送受信するときのチャンネルを設定します。
MIDI に関する設定をする
操作
ミディ
MIDI
【デモ / ソング】と【ピアノ / ボイス】を同時に押したまま C1 〜 E2 鍵盤の任意のど
れかを押します。
ミディ
MIDI
【デモ / ソング】と【ピアノ / ボイス】を同時に押したまま C4 〜 F5 鍵盤の任意のど
れかを押します。
送信チャンネルの設定
受信チャンネルの設定
ミデ ィ
チャンネル
ミデ ィ
E2
送信
D 2
12 13 15
24 7911 14 16
1356810
ミディ
MIDI
チャンネル設定
C1 C4 F5
24 7911 14 16
1356810
ミディ
MIDI
チャンネル設定
12 13 15
受信
E5
1+2
(C4–F5)
OFF
ALL
データ
デュアルのときの第 2 音色は
ここ で設 定 したチャンネルの次の
チャンネルで送信されます。(第 1 音
色は、ここで設定したチ ャンネルで
送信されます。)ただ し、上記設定
チャンネルをOFFオフに設定した場合は
送信されません。
ミディ
MIDI
受信チャンネルが「ALL」
の場合は
「マルチティンバー」と呼ばれる仕様
になっており、外部 MIDI
信される複数のチャンネ ルのデータ
を、同時に受信します。複 数のチャ
ンネルを使って作られた 演奏データ
を、この楽器で受信して 再生させる
ことができます。
ミディ
MIDI
受信チャンネ ルが「1+2」
の場合は
シーケンサーなどの外部MIDI
ら受信するデータのうち 1、2チャン
ネルのデータだけ を受信し、この楽
器本体で再生することができます。
ミディ
機器から送
ミディ
機器か
ローカルコントロールオン / オフ
の設定
通常、この楽器の鍵盤を弾くと本体内部の「音源」から音が出ます。この状態は「ローカ
ルコントロールオン」と呼ばれます。「ローカルコントロールをオフ」にすると、「鍵盤」
と「音源」が切り離され、鍵盤を弾いてもこの楽器からは音が出なくなります。一方、鍵
盤を弾いた演奏データは MIDI
ミデ ィ
送信されますので、この楽器の音を鳴らさずに MIDI
続した外部の音源を鳴らしたいときなどに、ローカルコントロールをオフにします。
操作
【デモ/ ソング】と【ピアノ / ボイス】を同時に押したまま C6 鍵盤を押します。C6 鍵盤を
押すたびにローカルコントロールオン / オフが設定されます。
C6
右端の鍵盤
ミデ ィ
接
本体のパネル設定や 手弾き音は、送
信さ れて く るプログラムチェンジ
(音色 切り 替え)な どのチ ャン ネル
メッセージから影響を受けません。
デモ曲 / ピアノ 50 曲(プリセット
ソング)の再生データは MIDI
れません。
ローカルをオフにすると 楽器本体か
ら音が出なくなります。
ミディ
送信さ
28
SCLP-320 取扱説明書

プログラムチェンジ送受信オン /
オフの設定
ミディ
MIDI
で送信側の機器から受信側の機器の音色を切り替える情報をプログラムチェンジ
と言います。たとえばこの楽器からプログラムチェンジを送信すると MIDI
部機器の音色を切り替えることができます。(この楽器のパネル上で音色を切り替えた
ときに、切り替えた音色のプログラムチェンジナンバーが送信されます。)逆に MIDI
続した外部機器から送信されたプログラムチェンジをこの楽器が受信すると、同時に
受信しているMIDI
色は切り替わりません。)
このプログラムチェンジの送受信をする場合(MIDI
を連動させたい場合)はオンに、送受信をしない場合(MIDI
ミディ
の演奏データの音色が切り替わります。(このとき鍵盤での手弾き音
ミディ
接続した外部機器と音色切り替え
ミディ
接続した外部機器と音色切
ミデ ィ
接続した外
ミデ ィ
接
り替えを連動させたくない場合)はオフにします。
操作
【デモ/ ソング】と【ピアノ / ボイス】を同時に押したまま C #6 鍵盤を押します。C #6鍵盤
を押すたびにプログラムチェンジ送受信オン / オフが設定されます。
C 6
右端の鍵盤
各音 色の プ ログラムチェンジナン
バーについては「MIDI
マット」(本書 P6「データリスト」
を参照)をご覧ください。
ミディ
データフォー
本
編
MIDI に関する設定をする
コントロールチェンジ送受信オン
/ オフの設定
コントロールチェンジデータとは、MIDI
パーペダルの情報)に関するデータのことです。
この楽器からコントロールチェンジを送信するとMIDI
トロールすることができます。(この楽器でダンパーペダルを操作をしたときなどにコ
ントロールチェンジが送信されます。)逆にMIDI
トロールチェンジをこの楽器が受信すると、同時に受信している MIDI
それに反応します。(このとき鍵盤での手弾き音は影響を受けません)。
このコントロールチェンジの送受信をする場合はオンに、送受信をしない場合はオフ
にします。
操作
【デモ / ソング】と【ピアノ / ボイス】を同時に押したまま D6 鍵盤を押します。
D6 鍵盤を押すたびにコントロールチェンジ送受信オン / オフが設定されます。
ミデ ィ
データのうち、演奏表現など(たとえば、ダン
ミディ
接続した外部機器の演奏をコン
ミディ
接続した外部機器から送信されたコン
D6
ミデ ィ
の演奏データが
この楽器がコントロール チェンジと
して扱える情報については「MIDI
データフォーマット」(本書P6「デー
タリスト」を参照 ) をご覧ください。
ミディ
右端の鍵盤
SCLP-320 取扱説明書
29

コンピューターと楽器間でデータを
送受信する
本
編
コンピューターと楽器間でデータを送受信する
自分で録音したソングデータ(ユ ーザ ーソ ン グデ ータ)と楽 器の 設 定データ(バッ ク
アップデータ)は、コンピューターに送信(バックアップ)することができます。また、コ
ンピューターにバックアップしたデータをもう一度楽器に読み込んで演奏することも
できます。
この操作をするためには、下記 URL からミュージックソフトダウンローダーをダウン
ロードし、ご使用のコンピューターにインストールする必要があります。
http://www.yamaha.co.jp/download/msd/
ミュージックソフトダウンローダーを使用するために必要なコンピューターシステム
●
・OS:Windows 2000/XP Home Edition/XP Professional/Vista
※ XP、Vista は 32bit 版のみ対応、64bit 版には非対応です。
・ CPU : 500MHz 以上の Intel
・ メモリー : 256MB 以上
・ ハードディスク : 128MB 以上の空き領域 (512MB 以上推奨 )
・ ディスプレイ : 800 × 600 HighColor(16-bit)
・ その他 : Microsoft
ること
®
楽器からユーザーソングデータ /
®
Pentium ®および Celeron ®ファミリー
Internet Explorer ®5.5 以上がインストールされてい
ミュージックソフトダウ ンローダー
のソ フ トウ ェ アは、無 料 で ダウ ン
ロードできます。
楽器の設定データを送信(バック
アップ)する
● 楽器からコンピューターへ送信できるデ−タ
・ ユーザーソングデータ: USERSONG1.MID
・ バックアップデータ : SCLP-320.BUP
(楽器の設定データ)
ユーザーファイルをコンピューターに送信する方法は、ミュージックソフトダウン
ローダーについているヘルプ「コンピューターと電子楽器の間でデータを転送する」を
ご参照ください。
データ送信中は電源を切ったり、電源プラグを抜き差ししないでください。送信中のデー
タが保存されないだけではなく、フラッシュメモリーの動作が不安定になり、メモリー内
容が電源入 / 切時にすべて消える可能性があります。
ユ ーザーソングのファイル名
「USERSONG1.MID」を変更すると、
変更したファイルはこの 楽器で認識
できなくなります。
30
SCLP-320 取扱説明書

コンピューターからユーザーソン
グデータ / 楽器の設定データを楽
器に読み込む
● コンピューターから楽器に読み込めるデ−タ
・ ユーザーソングデータ: USERSONG1.MID
・ バックアップデータ : SCLP-320.BUP
(楽器の設定データ)
コンピューターからデータ(ユーザーファイル)を楽器に読み込む方法は、ミュージッ
クソフトダウンローダーについているヘルプ「コンピューターと電子楽器の間でデー
タを転送する」をご参照ください。ユーザーソングの再生方法は、「録音した演奏を再
生する」(P25)をご参照ください。
データ送信中は電源を切ったり、電源プラグを抜き差ししないでください。送信中のデー
タが保存されないだけではなく、フラッシュメモリーの動作が不安定になり、メモリー内
容が電源入 / 切時にすべて消える可能性があります。
バックアップデータと初期化
( イニシャライズ ) の方法
フラッシュメモリーへのデータバックアップ
下記の項目は楽器のフラッシュメモリーに保存されます。
これらは電源を切っても記憶されています。
バックアップデータ
メトロノームの音量
メトロノームの拍子
タッチ感度
チューニング
初期化 ( イニシャライズ ) の方法
この操作をすると、データが初期化(工場出荷時の状態になります)されます。
初期化を行なうと、自分で録音した曲 ( ユーザーソング ) は消去されますのでご注意くだ
さい。
右端の鍵盤(C7)を押しながら電源を入れます。
データが初期化されます。
SMF
(スタンダードMIDI
代表的な シーケン スフォー マッ
ト(演奏データを記録する形式 )
の一つで す。「MIDI
呼ば れる こ ともあります。ファ
イルの拡張子は .MID です。
SMF フォーマットでセーブされ
た曲(ソ ング)データは、SMF 対
応の音楽 ソフトや シーケン サー
で手軽に再生できます。
SMF Format0 の MIDI
楽器に読み込めます が、そのデータ
がこの楽器にない機能を 使用してい
る場合は、データどおり に再生でき
ません。
ユーザーソングのデータ は楽器のフ
ラッシュメモリーに保存されます。
ミュージックソフトダウ ンローダー
の動作中、本体の【録音】と【再生】
のランプが点灯します。
楽器の操作をするた めには、ミュー
ジックソフトダウンロー ダーの画面
を閉 じて 終 了させる必要がありま
す。
ユーザーソングのファイ ル名を変え
ると、楽器に読み込ん だ後、再生で
きません。
メトロノームの音量 / 拍子、タッチ
感度、チューニングのバ ックアップ
データは「SCLP-320.BUP」という
ファ イ ル名 で 保存 さ れ ます。こ の
バッ クア ッ プデータをコンピュー
ターとの間で送受信する ことができ
ます。
この楽器が、何らかの原 因で操作不
能にな った り、誤動作 した 場合は、
一旦電源を切り、初期化 を行なって
ください。
ミディ
ミデ ィ
ミディ
ファイル )
ファイル」と
データはこの
本
編
コンピューターと楽器間でデータを送受信する
C7
右端の鍵盤
初期化実行中(【録音】と【再生】のランプ点滅中)は電源を切らないでください。
SCLP-320 取扱説明書
31

困ったときは
現象 考えられる原因 解決法
本
編
困ったときは
本体の電源が入らない。 電源プラグが差し込まれていません(本
体側と家庭用コンセント側)。
本体から雑音が出る。 本体の近くで携帯電話を使っています
(または呼び出し音が鳴っています)。
全体的に音が小さい。まったく
音が出ない。
ダンパーペダルが効かない。 ペダルコードのプラグが【PEDAL
特定の音域でピアノ音色の音の
高さ、音質がおかしい。
【音量】が下がっています(MIN 側になっ
ています )。
ヘッドフォンを接続しています。 ヘッドフォンのプラグを抜いてくだ
ローカルコントロールがオフになって
います。
ペダル
】端
子に差し込まれていません。
ピアノ音色では、ピアノ本来の音をでき
る限り忠実に再現しようとしておりま
す。その結果、音域により倍音が強調さ
れて聞こえるなど、音の高さや音域が異
質に感じる場合があります。
電源プラグを本体と家庭用(AC100V)
コンセントに、確実に差し込んでくださ
い。(P13)
本体の近くでは、携帯電話の電源を切っ
てください。本体の近くで携帯電話を
使ったり、呼び出し音が鳴ったりする
と、雑音が出る場合があります。
【音量】を上げてください。(P14)
さい。(P14)
ローカルコントロールをオンにしてく
ださい。(P28)
ペダルコードのプラグを【PEDAL
子に確実に差し込んでください。(P35)
異常ではありません。
ペダル
】端
鍵盤を弾くと、機構音がカタカ
タ鳴る。
この楽器の鍵盤機構は、ピアノの鍵盤機
構をシミュレートして設計されていま
す。ピアノの場合でも機構音は実際に出
ているものです。
異常ではありません。
32
SCLP-320 取扱説明書

付 録
SCLP-320 の組み立て方
部品をまちがえたり、向きをまちがえないように注意して、手順どおりに組み立ててください。
組み立ては、必ず 2 人以上で行なってください。
平らな場所で組み立ててください。
必ず付属のネジ(または指定されたサイズのネジ)をご使用ください。
サイズの違うネジを使用すると、製品の破損や故障の原因になります。
ネジは各ユニット固定後、ゆるみがないようきつく締め直してください。
解体するときは、組み立てと逆の手順で行なってください。
ネジのサイズに合ったプラス (+) のドライバーを用意してください。
付
録
すべての部品を取り出し、部品がそろっているか確かめ
てください。
A
DE
B
C
電源コード
裏側にペダルコードが
束ねてあります。
ネジセット
長いネジ(6 × 20mm):4 本
先のとがったネジ(4 ×20mm):4 本
1 DとEにCを仮留めする。
1-1 ペダルコードをほどきます。
外したビニールひもは、手順6で使用します。
1-2 C の両端に D と E を合わせて置きます。
1-3 長いネジ(6 × 20mm)で仮留めします。
E
1-3
1-2
C
SCLP-320 の組み立て方
D
L
短いネジ(6 × 16mm):4 本
細いネジ(4 × 12mm):2 本
ヘッドフォンハンガーセット
細いネジ(4 × 10mm):2 本 ヘッドフォンハンガー
コードホルダー: 2 個
1-1
SCLP-320 取扱説明書
33

2 B を固定する。
モデルによっては、B の裏表で色が違う場合があり
ます。
この場合は、演奏者側から見たときに B の色と D、
E の色が同じになる向きで、B を取り付けます。
4 A を乗せる。
必ず本体底面の端から 10cm 以上
内側を持って乗せる。
付
録
SCLP-320 の組み立て方
2-1 B の下側を足のふちにのせてから、上側をは
めます。
2-2
上側を、細いネジ(4 ×12mm)で仮留めします。
2-3 DとEの下部を左右から押しながら、下側の
左右を、先のとがったネジ(4 × 20mm)で
固定します。
2-4 下側の残り 2ヵ所を先のとがったネジ(4 ×
20mm)で固定します。
2-5 仮留めした上側のネジ(手順 2-2)をきつく
締め直します。
2-1
裏板の下側を
足のふちに乗せる
E
2-3
2-4
2-2, 2-5
B
R
2-3
A
10cm
E
指をはさんだり、本体を落としたりしないよう、
十分ご注意く ださ い。
指定した位置以外を持たないでください。
以上
R
B
D
5 A を固定する。
5-1 前面から見て、A の張り出し部分が左右均等
D
L
になるように調整します。
5-2 前面から、短いネジ(6×16mm)で固定します。
5-1
A
A の張り出し
部分
3 C を締め直す。
C を仮留めしたネジ(手順 1-3)をきつく締め直し
ます。
B
C
3
A
5-2
34
SCLP-320 取扱説明書

6
ペダルコードと電源コード
6-1 ペダルコードのプラグを背面からペダル端子
に差し込みます。
6-2 コードホルダーを貼り付け、ペダルコードを
固定します。
6-3 ペダルコードを、ビニールひもで束ねます。
6-4
電源コードのプラグを背面から差し込みます。
を接続する。
8 ヘッドフォンハンガーを固定する。
付属のネジ(4 × 10mm)2 本で、図のように取り
付ける。
6-4
6-3
PEDAL
6-1
PHONES
付
録
SCLP-320 の組み立て方
6-2
7 アジャスターを回す。
アジャスターを回して、床にぴったりつける。
SCLP-320 取扱説明書
35

付
録
SCLP-320 の組み立て方
■ 組み立て後、必ず以下の点をチェックしてください。
・ 部品が余っていませんか?
→組み立て手順を再確認してください。
・ 部屋のドアなどがこの楽器にあたりませんか?
→この楽器を移動してください。
・ この楽器がぐらぐらしませんか?
→ネジを確実に締めてください。
・ ペダルを踏むと、ペダルボックスがガタガタしませ
んか?
→アジャスターを回して床にぴったりつけてく
ださい。
・ ペダルコード、電源コードのプラグが、確実に本体
に差し込まれていますか?
→確認してください。
・ 使用中に本体がきしむ、横ゆれする、ぐらぐらする
などの症状がでたら、組み立て図に従って各部のネ
ジを締め直してください。
組み立て後、本体を移動するときは、必ず本体の底面
を持ってください。
天板やキーカバーを持たないでください。本体が破損
したり、お客様がけがをしたりする原因になります。
キーカバー
天板
36
SCLP-320 取扱説明書

別売品のご紹介
ミディ
ヘッドフォン HPE-160 USB-MIDI
インターフェース UX16
IN
OUT
USB パソコンと MIDI
ンターフェースです。
ミデ ィ
機器を接続できる USB-MIDI
仕様
SCLP-320
鍵盤 グレードハンマー (GH)鍵盤
鍵盤数 88 鍵(A-1 〜 C7)
タッチ感度 ハード / ミディアム / ソフト / フィックス
音源 AWM ダイナミックステレオサンプリング
最大同時発音数 128
音色数 10
効果 ダンパーレゾナンス、リバーブ
コントロール デュアル、メトロノーム、トランスポーズ
ペダル ダンパー ( ハーフペダル対応 )、ソステヌート、ソフト
デモ 各音色デモ曲、ピアノ曲 50 曲
録音機能 1 曲 100KB(約 11,000 音符)
録音 / 再生フォーマット スタンダードミディファイル (SMF) Format0
付属端子 MIDI 端子(IN/OUT)、PHONES(ヘッドフォン)端子× 2
メインアンプ 20W × 2
スピーカー 楕円(12cm × 6cm)× 2
定格電源 100V、50/60Hz
消費電力 50W
寸法 [ 間口×奥行き×高さ ]
( )内は譜面立てを立てた場合
装備 キーカバー、譜面立て
質量 45.5kg
保証書、取扱説明書(本書)、ピアノで弾く名曲 50 選(楽譜集)
付属品
クイックオペレーションガイド、ヘッドフォン、固定イス
1387mm × 424mm × 818mm
(1387mm × 424mm × 972mm)
電源コード
ミディ
イ
付
録
別売品のご紹介 / 仕様
・ 仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
SCLP-320 取扱説明書
37

索引
・ この取扱説明書の全体の流れを見たい場合は、「目次」P9 をご覧ください。
付
録
索引
記号・数字・ABC 順
+/−
..................................................................................................10, 15
2 つの音色を重ねる
AC IN
..........................................................................................................11
AWM
..............................................................................................................8
AWM ダイナミックステレオサンプリング
MIDI
............................................................................................................. 26
MIDI IN/OUT
............................................................................. 20
..................................8
..........................................................................................11
MIDI インプリメンテーションチャート →
データリスト
MIDI 送信 / 受信チャンネルの設定
MIDI データフォーマット → データリスト
.........................................................................................6
...............................................28
..........................6
Musicsoft Downloader (MSD) →
ミュージックソフトダウンローダー
PEDAL
....................................................................................................... 11
PHONES
SMF ( スタンダード MIDI
............................................................................................10, 14
ミディ
ファイル )
....................................... 30
........................................... 31
あいうえお順
あ
アフターサービス → 保証とアフターサービス
イス → 固定イス
イニシャライズ
音に残響を付ける
音の高さの微調整
お引っ越しのときは
音色
..............................................................................................................17
音色一覧
音量
....................................................................................................17
.......................................................................................................10, 14
音量調節(メトロノーム)
................................................................................7
...................................................................................... 31
.................................................................................. 19
.................................................................................. 21
................................................................................7
................................................................. 23
................ 42
コンピューター
コンピューターと楽器間でデータを送受信する
......................................................................................27
..................... 30
さ
再生
.......................................................................................................10, 25
再生(デモ曲)
再生(ピアノ 50 曲)
再生(ユーザーソング)
仕様
..............................................................................................................37
初期化
スタンダード MIDI
スタンド
選曲(ピアノ 50 曲)
ソステヌートペダル → まん中のペダル
ソフトペダル → 左のペダル
.........................................................................................15
............................................................................16
......................................................................25
.........................................................................................................31
ミデ ィ
ファイル
.......................................................................................... 33 ‐ 36
............................................................31
............................................................................16
..............................18
......................................................18
た
ダイナミックサンプリング
タッチ感度の設定
..................................................................................23
ダンパーペダル → 右のペダル
ダンパーレゾナンス
調律
................................................................................................................ 7
データリスト
............................................................................................. 6
データを送受信する
デモ / ソング
......................................................................... 10, 15 ‐ 16
デモ演奏 → デモ曲
デモ曲
.........................................................................................................15
デモ曲一覧
................................................................................................ 15
デュアル → 2 つの音色を重ねる
電源
..............................................................................................................10
テンポ
.........................................................................................................22
トランスポーズ → キー(調)を変える
................................................................. 8
.................................................18
.............................................................................18
.............................................................................30
........................................................................15
.............................................20
..............................21
38
か
楽譜立て → 譜面立て
キーカバー
................................................................................................ 12
キー(調)を変える
組み立て方
..................................................................................... 33 ‐ 36
鍵盤蓋 → キーカバー
ご使用前の準備
固定イス
困ったときは
...................................................................................... 12
.......................................................................................................7
........................................................................................... 32
コントロールチェンジ送受信オン / オフの設定
SCLP-320 取扱説明書
...................................................................12
............................................................................. 21
...................................................................12
....................29
な
音色
..............................................................................................................17
は
パーソナルコンピューター → コンピューター
ハーフペダル
パソコン → コンピューター
バックアップデータ
ピアノ / ボイス
ピアノ 50 曲
........................................................................................... 18
......................................................27
...............................................................27, 30, 31
...............................................................................10, 17
............................................................................................16
................ 27

左のペダル
拍子設定(メトロノーム)
フォーンズ → ヘッドフォン
付属品
2 つの音色を重ねる
蓋 → キーカバー
譜面立て
プリセットソング → ピアノ 50 曲
................................................................................................ 18
................................................................. 22
..................................................... 14
............................................................................................................7
............................................................................. 20
............................................................................. 12
....................................................................................................12
........................................ 16
プログラムチェンジ送受信オン / オフの設定
ペダル
..................................................................................................18, 35
ヘッドフォン
ヘッドフォンハンガー
別売品
ボイス(VOICE) → 音色
保証とアフターサービス
ボリューム調節 → 音量調節
........................................................................................... 14
................................................................. 14, 33
.........................................................................................................37
............................................................ 17
...................................................................42
..................................................... 14
.........................29
付
録
ま
マスターボリューム → 音量調節
まん中のペダル
右のペダル
ミディ
.........................................................................................................26
...................................................................................... 18
................................................................................................ 18
ミュージックソフトダウンローダー
メトロノーム
....................................................................................10, 22
............................................ 14
............................................ 30
や
ユーザーソング
ユーザーソングデータ
...................................................................................... 24
..........................................................27, 30,31
ら
リバーブ → 音に残響を付ける
ローカルコントロールオン / オフの設定
録音
................................................................................................10, 24, 25
................................................. 19
................................... 28
索引
SCLP-320 取扱説明書
39

付
録
MEMO
40
SCLP-320 取扱説明書

MEMO
付
録
SCLP-320 取扱説明書
41

保証とアフターサービス
サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、また
はお近くのヤマハ電気音響製品サービス拠点にご連絡く
ださい。
●保証書
本機には保証書がついています。
保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・お
買い上げ日」などの記入をお確かめのうえ、大切に保管し
てください。
●保証期間
付
お買い上げ日から本体は1年間、ヘッドフォンは6カ月です。
●保証期間中の修理
保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保証
録
保証とアフターサービス
書をご覧ください。
●保証期間経過後の修理
修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修理
させていただきます。
下記の部品については、使用時間や使用環境などにより劣
化しやすいため、消耗に応じて部品の交換が必要となりま
す。消耗部品の交換は、お買い上げ店またはヤマハ電気音
響製品サービス拠点へご相談ください。
消耗部品の例
ボリュームコントロール、スイッチ、ランプ、リレー
類、接続端子、鍵盤機構部品、鍵盤接点、フロッピー
ディスクドライブなど
●補修用性能部品の最低保有期間
製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間
は、製造打切後 8 年です。
●修理のご依頼
まず本書の「困ったときは」をよくお読みのうえ、もう一
度お調べください。
それでも異常があるときは、お買い上げの販売店、または
最寄りのヤマハ電気音響製品サービス拠点へ修理をお申
し付けください。
●製品の状態は詳しく
修理をご依頼いただくときは、製品名、モデル名などとあわ
せて、故障の状態をできるだけ詳しくお知らせください。
■ヤマハ電気音響製品サービス拠点
(修理受付および修理品お持込み窓口)
◆修理のご依頼 / 修理についてのご相談窓口
ヤマハ電気音響製品修理ご相談センター
受付時間 月曜日〜金曜日 9:00 〜 19:00
土曜日 9:00 〜 17:30
(祝祭日および弊社休業日を除く)
ナビダイヤル
(全国共通番号)
(IP 電話、携帯電話などからおかけに
なる場合 TEL 053-460-4830)
FAX 053-463-1127
◆修理品お持込み窓口
受付時間 月曜日〜金曜日 9:00 〜 17:45
(浜松サービスステーションは 8:45 〜 17:30)
(祝祭日および弊社休業日を除く)
* お電話は、電気音響製品修理ご相談センターでお受け
します。
北海道サービスステーション
〒 064-8543
札幌市中央区南 10 条西 1 丁目 1-50 ヤマハセンター内
FAX 011-512-6109
首都圏サービスセンター
〒 143-0006
東京都大田区平和島 2 丁目 1-1
京浜トラックターミナル内 14 号棟 A-5F
FAX 03-5762-2125
浜松サービスステーション
〒 435-0016
浜松市東区和田町 200 ヤマハ ( 株 ) 和田工場内
FAX 053-462-9244
名古屋サービスセンター
〒 454-0058
名古屋市中川区玉川町2丁目1-2 ヤマハ(株)名古屋倉庫 3F
FAX 052-652-0043
大阪サービスセンター
〒 564-0052
吹田市広芝町 10-28 オーク江坂ビルディング 2F
FAX 06-6330-5535
0570-012-808
※ 一般電話・公衆電話からは、市内
通話料金でご利用いただけます。
42
九州サービスステーション
〒 812-8508
福岡市博多区博多駅前 2 丁目 11-4
FAX 092-472-2137
* 名称、住所、電話番号などは変更になる場合があります。
SCLP-320 取扱説明書

国内営業本部ピアノ企画部企画グループ
〒108-8568 東京都港区高輪2-17-11 TEL03-5488-6795
PA・DMI事業部
EKBマーケティング部CL・PKグループ
〒430-8650 静岡県浜松市中区中沢町10-1 TEL053-460-3275
クラビノーバ・ポータブル楽器インフォメーションセンター
受付日: 月曜日〜土曜日(祝日およびセンターの休業日を除く)
受付時間: 10:00〜18:00(土曜日は10:00〜17:00)
フリー
ダイヤル
0120-834-808
(IP電話、携帯電話などからおかけになる場合TEL053-460-5272)
サポート: http://www.yamaha.co.jp/support/
電子ピアノ/キーボードのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/product/epiano-keyboard/
ヤマハマニュアルライブラリー
http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/
あなたの音楽生活をフルサポート ミュージックイークラブ
http://www.music-eclub.com/
お客様サポート&サービス
http://www.yamaha.co.jp/support/
※名称、住所、電話番号、URLなどは変更になる場合があります。
SCLP-320 取扱説明書
43

U.R.G., Pro Audio & Digital Musical Instrument Division, Yamaha Corporation
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