DIGITAL PIANO
J-8000
取扱説明書
JA
安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害
を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたしま
す。
お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
記号表示について
■
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
〜しないでくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
■
「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す
るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
この表示の欄は、「死亡す
る可能性または重傷を負
警告
本体に表示されている注意マークについて
■
本体には、次の注意マークが付いています。
これは、以下の内容の注意を喚起するものです。
「感電防止のため、パネルやキャビネットを外さないでください。この製品の内部には、お客様が修理/交換
できる部品はありません。点検や修理は、必ずお買い上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品サービ
ス拠点にご依頼ください。」
う可能性が想定される」
内容です。
注意
感電の恐れあり
キャビネットをあけるな
注意
この表示の欄は、「傷害を
負う可能性または物的損
害が発生する可能性が想
定される」内容です。
2
J-8000 安全上のご注意
1/4
(1)B-16
警告
電源 / 電源コード
電源は必ず交流100Vを使用する。
エアコンの電源など交流200Vのものがあります。誤って接
続すると、感電や火災のおそれがあります。
必ず実行
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこりをきれい
に拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
必ず実行
電源コード/プラグは、必ず付属のものを使用する。
他の電源コード/ プラグを使用すると、発熱や感電の原因に
なります。
必ず実行
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、無理に曲
げたり、傷つけたりしない。また、電源コードに重いものを
のせない。
禁止
電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。
分解禁止
この製品の 内部を開け た
り、内部の部 品を分解 し
たり改造したりしない。
禁止
感電や火災、けが、または
故障の原因になります。
水に注意
本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かない。
また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用しな
い。
禁止
禁止
感電や火災、または故障の原因になります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
火に注意
本体の上にろうそくなど火気のあるものを置かない。
ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になります。
禁止
異常に気づいたら
電源コード /プラグがいたんだ場合、または、使用中に音が
出なくなったり異常なにおいや煙が出たりした場合は、すぐ
に電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く。
必ず実行
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、お買い
上げの楽 器店または 巻末のヤ マハ電気音 響製品サー ビス拠
点に点検をご依頼ください。
電源 / 電源コード
電源プラグを抜くときは、電源コードを持たずに、必ず電源
プラグを持って引き抜く。
電源コードが破損して、感電や火災の原因になることがあり
必ず実行
必ず実行
ます。
長期間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコ
ンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
注意
禁止
(1)B-16
2/4
たこ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して火災の原因
になることがあります。
安全上のご注意
J-8000
3
組み立て
手入れ
必ず実行
設置
禁止
禁止
禁止
必ず実行
必ず実行
組み立てる前に、必ず本書の組み立て方の説明をよくお読み
ください。
手順どおりに正しく組み立てないと、楽器が破損したりお客
様がけがをしたりする原因になります。
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近く
など極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いと
ころ、また、ほこりや振動の多いところで使用しない。
本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したりする原
因になります。
テレビやラジオ、ス
テレオ、携帯電話な
ど他の電気製品の近
くで使用しない。
楽器本体またはテレ
ビやラジオなどに雑
音が生じる場合があ
ります。
不安定な場所に置かない。
本体が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけがをした
りする原因になります。
本体を移動するときは、必ず電源コードなどの接続ケーブル
をすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒したりするお
それがあります。
この機器を電源コンセントの近くに設置する。
電源プラグに容易に手の届く位置に設置し、異常を感じた場
合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセント
から抜いてください。
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学
ぞうきんなどは使用しない。
本体のパネルや鍵盤が変色/ 変質する原因になります。お手
禁止
入れには、乾いた柔らかい布、もしくは水を固くしぼった柔
らかい布をご使用ください。
使用時の注意
キー カバー で指 などを はさ まない ように 注意 する。また、
キーカバーや本体のすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
禁止
キーカバーやパネル、鍵盤のすき間から金属や紙片などの異
物を入れない。
感電、ショート、火災や故障 の原因になることがあります。
禁止
禁止
禁止
禁止
入った場合は、すぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコ
ンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器店または巻末の
ヤマハ電気音響製品サービス拠点に点検をご依頼ください。
本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品などを
置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色/変質する原因になります。
本体の上にの ったり重いもの
をのせた りしない。また、ボ
タンやスイ ッチ、入出力端子
などに無理な力を加えない。
本体が破損 したり、お客様や
他の方々がけ がをしたりする
原因になります。
大きな音量で長時間ヘッド
フォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
接続
必ず実行
他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を切った上
で行なう。また、電源を入れたり切ったりする前に、必ず機
器のボリュームを最小にする。さらに、演奏を始める場合も
必ず両機器のボリュームを最小にし、演奏しながら徐々にボ
リュームを上げていき適切な音量にする。
感電または機器の損傷の原因になることがあります。
(1)B-16
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4
安全上のご注意
J-8000
イス
禁止
禁止
禁止
不安定な場所に置かない。
イスが転倒して、お客様や他の方々がけがをする原因になり
ます。
イスで遊んだり、イスを踏み台にしたりしない。
このイスは楽器演奏用です。イスを遊び道具や踏み台にする
と、イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする
原因になります。
イスには二人以上ですわらない。
イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする原因
になります。
イスのネジを定期的に締め直す。
イスを長期間使用すると、イスのネジがゆるむことがありま
す。ネジがゆるんだ場合は、付属のスパナで締め直してくだ
必ず実行
必ず実行
禁止
データの保存
コンピュー コンピューターから読み込んだソングデータや自分で録音し
必ず実行
さい。
イスの脚で床やたたみを傷つけないよう注意する。
イスの脚 でフローリ ングの床 やたたみを 傷つけるこ とがあ
ります。イスの下にマットを敷くなどして、床やたたみを保
護されることをおすすめします。
イスを手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学
ぞうきんなどは使用しない。
変色/変質する原因になります。お手入れには、乾いた柔らか
い布、または水を固くしぼった柔らかい布をご使用ください。
データの保存とバックアップ
たソングデータは故障や誤操作などのために失われることが
あります。大切なデータは、コンピューター側に保存してく
ださい。(P33 )
● データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。
● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。
* この製品は、JIS C 61000-3-2 に適合しています。
音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時と場所によっては、大変気になるものです。隣近所への配慮を充分にいたしましょう。静かな夜間に
音のエチケット音のエチケット
音のエチケット
は小さな音でもよく通り、特に低音は床や壁などを伝わりやすく、思わぬところで迷惑をかけてしまうことがありま
す。夜間の演奏には特に気を配りましょう。窓を閉めたり、ヘッドフォンをご使用になるのも一つの方法です。お互
いに心を配り、快い生活環境を守りましょう。
(1)B-16
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安全上のご注意
J-8000
5
準
備
ごあいさつ
このたびはヤマハ J-8000 をお買いもとめいただき、まことにありがとうございます。
この楽器のさまざまな機能を十分に活用するために、この取扱説明書をよくお読みになってからご使用ください。
なお、読み終わったあとも、不明な点が生じた場合に備えて、
保証書とともに大切に保管していただきますようお願いいたします。
取扱説明書(本書)について
取扱説明書(本書)は、「準備」「本編」「付録」の 3 部構成になっています。
準 備 最初にお読みください。
本 編 楽器の使い方を詳しく説明しています。
付 録 「MIDI
表記上の決まり
【 】の意味
ミディ
データフォーマット」などの資料を掲載しています。
【 】: パネル上にあるボタン類を示します。この場合、ボタン、ジャ ック(端子)といった言葉は 省略し
ます。たとえば、マスターボリュームのつまみは、文章中で【MASTER VOLUME】
マスター ボリューム
と表記します。
の意味
○○○ ※※※ ○○○の操作を行なった結果、※※※の状態になることを示しています。
(操作の結果を示します。)
※ この取扱説明書に掲載されているイラストは、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる
場合があります。
この製品は、ヤマハ(株)が著作権を有する著作物やヤマハ(株)が第三者から使用許諾を受 けている著作物を内蔵
または同梱しています。その著作物とは、すべての コンピュータープログラム や、MIDI データ、WAVE データなど
のコンテンツを含みます。ヤマハ(株)の許諾を受けることなく、個人的な使用の範囲を越 えて上記プログラムやコ
ンテンツを使用することについては、著作権法等に基づき、許されていません。
● ヤマハ ( 株 ) および第三者から販売もしくは提供されている音楽 / サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題に
ならない場合を除いて、権利者に無断で複製ま たは転用することは禁じられています 。ご使用時には、著作権の専門 家にご相談さ
れるなどのご配慮をお願いします。
● Macintosh は、米国および他の国々で登録された Apple Computer, Inc. の商標です。
● Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
● 「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会( AMEI)の登録商標です。
● その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。
6
取扱説明書(本書)について
J-8000
目 次
準
準 備
取扱説明書(本書)について ................................... 6
目次 ............................................................................... 7
目的別目次 ................................................................... 8
付属品(お確かめください)..................................... 9
この楽器でこんなことができます ......................... 10
ご使用前の準備 .........................................................11
キーカバーについて .................................................11
譜面立てについて .....................................................11
電源を入れる .............................................................12
音量(ボリューム)調節 .........................................12
ヘッドフォンを使う場合 .........................................13
本 編
各部の名前 ................................................................. 16
デモ曲を聞く ............................................................. 17
ピアノ 50 曲(プリセットソング)を聞く ........... 18
コンピューターから読み込んだソングを聞く ..... 19
音色を楽しむ ............................................................. 20
・ 音色を選ぶ .................................................................20
・ ペダルを使う .............................................................21
・ 音に残響を付ける(リバーブ)...............................22
・ 2 つの音色を重ねる(デュアル)............................23
・ キー(調)を変える(トランスポーズ)...............24
・ 音の高さの微調整 .....................................................24
・ メトロノームを使う .................................................25
・ タッチ感度を設定する .............................................26
演奏を録音 ( 記録 ) する .......................................... 27
・ 録音した演奏を再生する .........................................28
ミディ
MIDI
機器の接続 ......................................................29
ミディ
・ MIDI
って何? ..........................................................29
ミディ
・ MIDI
・ コンピューターと接続する .....................................30
ミディ
MIDI
に関する設定をする ......................................31
・ MIDI
・ ローカルコントロールオン / オフの設定............. 31
・ プログラムチェンジ送受信オン / オフの設定 .....32
・ コントロールチェンジ送受信オン / オフの設定 .32
コンピューターと楽器間でソングデータを送受信
する ............................................................................. 33
・ コンピューターからソングデータを楽器に
・ 楽器からソングデータをコンピューターに送信す
・ バックアップデータと初期化 ( イニシャライズ )
困ったときは ............................................................. 35
でできること .................................................29
ミディ
送信 / 受信チャンネルの設定 ......................31
読み込む .....................................................................33
る .................................................................................33
の方法 .........................................................................34
付 録
ミディ
MIDI
データフォーマット ......................................38
ミディ
MIDI
インプリメンテーションチャート ..............41
別売品のご紹介 .........................................................42
仕様 ............................................................................. 42
J-8000 の組み立て方 ................................................. 43
索引 ............................................................................. 46
保証とアフターサービス ......................................... 47
備
本
編
付
録
J-8000 目次
7
準
目的別目次
備
●聞く
・音色ごとのデモ曲が聞きたい ....................................................................................................................「デモ曲を聞く」(P17 )
・「ピアノで弾く名曲 50 選」の曲が聞きたい ..........................................「ピアノ 50 曲(プリセットソング)を聞く」(P18 )
・録音した演奏を聞きたい ........................................................................................................「録音した演奏を再生する」(P28 )
・コンピューターから読み込んだソングを聞きたい ........................「コンピューターから読み込んだソングを聞く」(P19 )
●弾く
・ペダルを使いたい ........................................................................................................................................「ペダルを使う」(P21 )
・演奏するキーを変えたい ..............................................................................「キー(調)を変える(トランスポーズ)」(P24 )
・他の楽器や CD の音楽に合わせて演奏したい.................................................................................「音の高さの微調整」(P24 )
・音の強弱の付き方を変えたい ....................................................................................................「タッチ感度を設定する」(P26 )
●音色を変える
・音色を変えたい ................................................................................................................................................「音色を選ぶ」(P20 )
・コンサートホールで弾いているような音にしたい ..................................................「音に残響を付ける(リバーブ)」(P22 )
・2 つの音色を重ねたい ................................................................................................「2 つの音色を重ねる(デュアル)」(P23 )
●練習する
・正確なテンポで練習したい ............................................................................................................「メトロノームを使う」(P25 )
●録音する
・演奏を録音したい .....................................................................................................................「演奏を録音 ( 記録 ) する」(P27 )
●他の機器と接続して使う
ミディ
・MIDI
・コンピューターとつなぎたい ............................................................................................「コンピューターと接続する」(P30 )
・自分の演奏したデータをコンピューターに送信したい...... ...「楽器からソングデータをコンピューターに送信する」(P33 )
・コンピューターに あるソングデータ を楽器に読み 込みたい......「コンピューターからソングデータを楽器に読み込む」(P33 )
って何?.........................................................................................................................................「MIDI
ミディ
機器の接続」(P29 )
●組み立てる
・この楽器の組み立て、解体をしたい .............................................................................................「J-8000 の組み立て方」(P43 )
8
J-8000
目的別目次
付属品(お確かめください)
・保証書
準
・取扱説明書(本書)
・クイックオペレーションガイド
・ピアノで弾く名曲 50 選(楽譜集)
・ヘッドフォン
・ヘッドフォンハンガーセット
・専用イス
・鍵盤布カバー
・ネジセット
調律について
この楽器は調律の必要がありません。
備
お引っ越しのときは
通常の荷物と一緒にお運びいただけます。組み立てた状態でも、組み立てる前の部品に分解した状態でも問題あり
ませんが、本体は立てかけたりせず、必ず水平に置いてお運びください。また、大きな振動、衝撃を与えないでく
ださい。
付属品(お確かめください)
J-8000
9
準
この楽器でこんなことができます
備
ヤマハデジタルピアノ J-8000 は、ヤマハ独自のサンプリング音源システム「AWM ステレオサンプリング」による豊かな
音色と、鍵域により鍵盤の重さを変えてグランドピアノのタッチ感に近付けた「グレードハンマー鍵盤」による自然な弾
き心地を備えた電子ピアノです。
ピアノ音色のうち、グランドピアノ 1/2 の音色は、フルコンサートグランドピアノから新たにサンプリングしました。エレ
クトリックピアノ 1 の音色は、鍵盤を弾く強さに応じて複数の波形をサンプリングしています(ダイナミックサンプリング)。
フォーンズ
【PHONES】
ヘッドフォンで練習ができま
す。(P13)
........
PHONES
ミディ イン アウト
MIDI【IN/OUT】
ミディ
MIDI機器を接続して、MIDIを活用することができます。(P29〜30)
ミディ
→MIDI機器の接続(P29)
..
MIDI
ミディ
PEDAL
ペダル
........
INOUT
【PEDAL】
ペダルコードを接続します。
(P44)
デモ ソング
【DEMO/SONG】
音色ごとのデモ曲やピアノ50曲(プリセッ
トソング )を聞くことができます 。(P17)
ピアノ ボイス
【PIANO/VOICE】
グランドピアノをはじめとした10種類の音
色から一つの音色を選択できます。(P20)
また、2つの音色を重ねて使ったり(P23)、
リバ ーブ の 種 類を選 ん だりする(P22)こと
もできます 。
レコード
【REC】
自分の演奏を録音できます。(P2 7 )
プレイ
【PLAY】
録音した演奏を再生できます。(P2 8 )
........
........
【SELECT】
........
........
........
音色ごとのデモ曲やピアノ50曲から聞きたい
一 曲を選 択 できます 。(P1 7 、18)
曲の停止中は、音 色を 選 択できます 。(P2 0 )
【METRONOME】
メトロノーム の 機 能を利 用 できます 。(P25)
【MASTERVOLUME】
音 量を調 節 できます 。(P12)
POWER
セレクト
メトロノーム
マスターボリューム
10
この楽器でこんなことができます
J-8000
ご使用前の準備
準
キーカバーについて
開けるとき
少し持ち上げて、奥へ押し込みます。
閉めるとき
手前に引いて、静かに降ろします。
キーカバーを開閉するときは、両手で静かに行ない、途中で手を離さないでください。
また、ご自分や周りの方、特にお子様などが、キーカバーの端と本体の間に手や指をはさまないようご注意ください。
キーカバーを開けるとき、キーカバーの上に金属や紙片などを置かないでください。本体の内部に落ちて取り出せなくなり、
感電、ショート、発火や故障などの原因になります。楽器内部に物が入ってしまった場合は、お買い上げ店、または巻末の
ヤマハ電気音響製品サービスにご相談ください。
譜面立てについて
備
手や指をはさまないように注意
立てるとき
1. 譜面立てを、止まるまで手前に起こします。
2. 譜面立て裏にある左右の 2 つの金具を、下向きに開きます。
3. 金具が固定される位置まで、譜面立てを戻します。
倒すとき
1. 譜面立てを、止まるまで手前に起こします。
2. 譜面立て裏にある左右 2 つの金具を、上向きに閉じます。
3. 譜面立てに手を添えて、ゆっくり戻します。
譜面立ては、金具が固定されない位置で使用または放置しないでください。
また、譜面立てを倒す時は、途中で手を離さないでください。
ご使用前の準備
J-8000
11
準
備
電源を入れる
1. 電源コードを接続する
最初に本体側のプラグを差し込み、次にコンセント側(家庭用 AC100V)のプラグを差し込みます。
12
(底面)
2.
電源を入れる
本体パネルの右の【POWER
この楽器前面左の電源ランプが点灯します。
パワー
】を押すと、電源が入ります。
パワー
【POWER】
電源ランプ
電源を切るときは、もう一度【POWER
パワー
】を押します。
この楽器前面左の電源ランプが消灯します。
電源ランプについて…
電源を切り忘れてキーカバーを閉めてしまった場合でも、電源ランプで電源が入っているかを確認できます。
音量(ボリューム)調節
本体パネル左の【MASTER VOLUME
大きな音量で長時間使用しないでください。
聴覚障害の原因になります。
マスター ボリューム
】で調節します。実際に鍵盤を弾いて音を出しながら、音量を調節してください。
小さくなる
大きくなる
12
ご使用前の準備
J-8000
ヘッドフォンを使う場合
ヘッドフォンを【PHONES
フォーンズ
【PHONES
】端子は 2 つありますので、ヘッドフォンを 2 本接続して 2 人
で演奏を楽しむこともできます。
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。
聴覚障害の原因になります。
フォーンズ
】端子に接続して使います。
準
備
底面
PHONES
ステレオフォーンプラグ
(標準)
ヘッドフォンハンガー
この楽器には、取り付け式のヘッドフォンハンガーが同梱され
ています。ヘッドフォンハンガーを取り付けると、この楽器に
ヘッドフォンを掛けることができます。
付属のネジ(4×10mm)2本で、図のように取り付けてください。
ヘ ッドフ ォンハン ガーに ヘッドフ ォン以 外のもの を掛け ない
でください。本体またはヘッドフォンハンガーが破損する場合
があります。
PHONES
ご使用前の準備
J-8000
13
14
J-8000
●この楽器の使い方を詳しく説明しています。
................................................................. 16
デモ曲を聞く............................................................. 17
ピアノ 50 曲(プリセットソング)を聞く........... 18
コンピューターから読み込んだソングを聞く..... 19
音色を楽しむ..............................................................20
音色を選ぶ .......................................................................... 20
ペダルを使う..................................................................... 21
音に残響を付ける(リバーブ)........................................ 22
2 つの音色を重ねる(デュアル)..................................... 23
キー(調)を変える(トランスポーズ)........................ 24
音の高さの微調整.............................................................. 24
メトロノームを使う .......................................................... 25
タッチ感度を設定する..................................................... 26
演奏を録音(記録)する......................................... 27
録音した演奏を再生する ................................................ 28
ミディ
MIDI
機器の接続 ......................................................29
ミディ
MIDI
って何?.................................................................. 29
ミディ
でできること..........................................................29
MIDI
コンピューターと接続する.............................................. 30
ミディ
MIDI
に関する設定をする.......................................31
ミディ
MIDI
送信 / 受信チャンネルの設定............................... 31
ローカルコントロールオン / オフの設定...................... 31
プログラムチェンジ送受信オン / オフの設定.............. 32
コントロールチェンジ送受信オン / オフの設定.......... 32
コンピューターと楽器間でソングデータ
を送受信する............................................................. 33
コンピューターからソングデータを楽器に読み込む ........33
楽器からソングデータをコンピューターに送信する .. 33
バックアップデータと初期化(イニシャライズ)
の方法 .................................................................................. 34
困ったときは..............................................................35
J-8000
15