Yamaha IPA 8200 User Manual [ja]

安全上のご注意

ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
 〜しない でくださいという「禁止」を示します。 
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
警告
電源は必ず交流100V を使用する。
エアコンの電源など交流200Vのものがあります。誤って接 続すると、感電や火災のおそれがあります。
必ず実行
電源コードは、必ず付属のものを使用する。
故障、発熱、火災などの原因になります。
必ず実行
電源コードをストーブなどの熱器 具に近づけたり、無 理に曲 げたり、傷つけた りしない。また、電源コードに重いも のをの せない。
禁止
電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。
この表示の欄は、「死亡す る可能性または重傷を負 う可能性が想定される」 内容です。
警告
接続
必ず実行
分解禁止
禁止
この表示の欄は、「傷害を 負う可能性または物的損
注意
害が発生する可能性が想 定される」内容です。
アース(接地)を確実に行なう。
電源コ ードには、感電を防 ぐための アース線 があります。電 源プラグをコンセント に差し込む前に、必ず アース線をアー ス接続 してくださ い。確実 にアース 接続しな いと、感電 の原 因になります。また、アース 線を外す場合は、必 ず電源プラグ をコンセントから抜いたあとで行なってください。
この機器の内部を開け たり、内部の部品を分 解したり改造し たりしない。
感電や火災、けが、または 故障の 原因 になり ます。異常 を感じ た 場合など、点検や修理は、必ずお 買い上げの販売店また は巻末の ヤマハ修理ご相談セン ターにご 依頼ください。
IPA8200 取扱説明書
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水に注意
この機器の 上に花瓶や 薬品など液 体の入った ものを置か な い。また、浴室や雨 天時の屋 外など湿 気の多い ところで使 用 しない。
禁止
禁止
内部に水な どの液体 が入ると、感電や 火災、ま たは故障の 原 因になります。入 った場合は、すぐに 電源スイッチを切り、電 源プラグをコンセントから抜いた 上で、お買い上げの 販売店 または巻末 のヤマハ修 理ご相談セ ンターに点 検をご依頼 く ださい。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
長期間使用しないときや落雷のお それがあるときは、必ずコ ンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
必ず実行
電源プラグ を抜くと きは、電 源コード を持たずに、必ず電 源 プラグを持って引き抜く。
電源コードが破損して、感電や火災の原因になること があり
必ず実行
ます。
必ず実行
必ず実行
注意
禁止
禁止
禁止
電源コードやプラグが いたんだ場合、または 使用中に音が出 なくなったり異常なに おいや煙が出たりした場合は、すぐに 電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、または故障のおそれがあり ます。至急、お買い上 げの販売 店または巻 末のヤマ ハ修理ご相 談センター に点検 をご依頼ください。
この 機器を 落とす など して破 損した 場合 は、すぐ に電 源ス イッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、または故障のおそれがあり ます。至急、お買い上 げの販売 店または巻 末のヤマ ハ修理ご相 談センター に点検 をご依頼ください。
風通しの悪い狭いところに押し込めたりしない。
EIA 標準のラック以外にこの機器を入れる場合は、この機器 を壁や他の機器から左右に 5cm、後ろに 10cm、上に10cm 以上離 してくださ い。機器 内部に熱 がこもり、故障や火 災の 原因になることがあります。
直射日 光のあたる 場所(日 中の車内 など)や ストーブの 近く など極端に温度が高く なるところ、逆に温度 が極端に低いと ころ、また、ほこりや振動の多いところで使用しない。
この機器のパネルが変 形したり、内部の部品 が故障したりす る原因になります。
不安定な場所に置かない。
この機器が転倒して故 障したり、お客様や他 の方々がけがを したりする原因になります。
設置
必ず実行
必ず実行
必ず実行
この機器を移動するときは、必ず電源コードなどの接 続ケー ブルをすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒したり するお それがあります。
この機器を電源コンセントの近くに設置する。
電源プラグに容易に手の届く位置 に設置し、異常を感 じた場 合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコン セント から抜いて ください。また、電源スイ ッチを切 った状態で も 微電流 が流れ てい ます。この製品を長時間使 用し ないと き は、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
この機器を EIA 標準のラックにマウントする場合は、5ペー ジの「ラックマウント時の注意」をよく読んでから設置する。
放熱が不十 分だと機 器内部に 熱がこも り、火災や 故障、誤動 作の原因になることがあります。
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禁止
禁止
禁止
この機器の通風孔をふさがない。
内部の温度上昇を防ぐため、この機器のフロントパネル/リア パネルに は通風孔が あります。特に、こ の機器 をひっく り返 したり、横倒し や前後逆さ まにした りしない。機器内部 に熱 がこもり、故障や火災の原因になることがあります。
テレビ やラジオ、ステレオ、携帯電 話など他 の電気製品 の近 くで使用しない。
この機器 またはテレ ビやラジ オなどに雑 音が生じる 場合が あります。
塩害や腐食性ガスが発生する場所に設置しない。
故障の原因になります。
IPA8200 取扱説明書
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接続
他の機器と接続する場合は、すべての電源を切った上 で行な う。また、電源を入れたり切ったりす る前に、必ず機器 の音量
(ボリューム)を最小にする。
必ず実行
必ず実行
感電、聴力障害または機器の損傷になることがあります。
スピーカーの接続は、必ず電源を切った上で行 なう。また、ス ピーカーの接続には、スピーカー接続専用のケーブル を使用 する。
火災または感電の原因になることがあります。
使用時の注意
スピーカー の故障を 防ぐため に、電源 を入れると きは、最後 にこの機器の電源を入れる。また、電 源を切るときは、最初に この機器の電源を切る。
必ず実行
機器の周囲温度が極端に変化する ( 機器の移動時や急激な冷 暖房下など) と、結露することがあります。そ のまま使用する と故障の原因になることがありま すので、電源を入れ ずに数
必ず実行
時間放置し、結露がなくなってから使用してください。
この機器の通風孔のすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
禁止
この機器 の通風孔の すき間か ら金属や紙 片などの異 物を入 れない。
感電、ショ ート、火災や故障の原因にな ること があ ります。
禁止
禁止
禁止
禁止
入った 場合は、すぐに電源 スイッチ を切り、電源プラグ をコ ンセントから抜いた上 で、お買い上げの販売 店または巻末の ヤマハ修理ご相談センターに点検をご依頼ください。
大きな音量で長時間スピーカーを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
この機 器の上にの ったり重 いものをの せたりし ない。また、 ボタンやスイッチ、入出力端子などに無理な力を加えない。
この機器が破損したり、お客様や他の方々が けがをしたりす る原因になります。
この機器はスピーカー再生以外の用途には使用しない。
故障の原因になることがあります。
● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。
スイッチ、ボリュームコントロール、接続端子などの消耗部品は、使用時間により劣化しやすいため、消耗に応じて部品の交換が必要になります。 消耗部品の交換は、お買い上げの販売店または巻末のヤマハ修理ご相談センターにご相談ください。
この製品は、JIS C 61000-3-2 に適合しています。
● この取扱説明書に掲載されている会社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
● この取扱説明書に掲載されているイラストは、すべて操作説明のためのものです。したがって実際の仕様と異なる場合があります。
IPA8200 取扱説明書
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はじめに

このたびはヤマハ パワーアンプリファイアー IPA8200 をお買い求めいただきまし
て、まことにありがとうございます。IPA8200の優れた機能を十分に発揮させると
ともに、末永くご愛用いただくために、この取扱説明書をご使用の前に必ずお読みく
ださい。また、ご一読いただいたあとも、不明な点が生じた場合に備えて、大切に保
管いただきますようお願いいたします。
特長
■ 200W@4Ω×8の省スペース高効率マルチチャンネルパワーアンプ
■ 用途に応じて切り替え可能なSTEREO/PARALLEL/BRIDGEモード
■ 施工性に優れたユーロブロック入力端子とバリアストリップ出力端子を装備
■ カットオフ周波数(20Hz/55Hz)が切り替え可能なハイパスフィルターを装備
■3ポジション( +4dBu, 26dB, 32dB)の入力感度 / ゲイン切り替えスイッチを装備

ラックマウント時の注意

この機器が動作保障する室温は0〜 40℃です。この機器だけを EIA 標準のラックにマウントする場合は、複数台 を隙間なくマウントしてご使用いただけます。この機器を他の機器と一緒にEIA標準のラックにマウントする場 合、各機器からの熱でラック内の温度が上昇し、十分な性能を発揮できないことがあります。この機器に熱がこ もらないように、必ず以下の条件でラックにマウントしてください。
・ 他社製パワーアンプなどの発熱しやすい機器と一緒にマウントする場合は、他の機器との間を1U以上空けてく
ださい。また、このスペースは通風パネルを取り付けたり、開放したりして、十分な通気を確保してください。
・ ラックの背面を開放して、ラックを壁や天井から10cm 以上離し、十分な通気を確保してください。ラック背
面を開放できない場合は、ラックに市販のファンキットなどの強制換気装置を取り付けてください。ファンキッ トを取り付けた場合は、ラックの背面を閉じた方が放熱効果が大きくなることもあります。詳しくはラックおよ びファンキットの取扱説明書をご参照ください。
IPA8200 取扱説明書
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