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JA
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安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財
産への損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
■
記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
〜しな いでくださ いという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を 示します。
「警告」と「注意」について
■
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程
度を明示するために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
2
この表示の欄は、「死亡す
警告
る可能性または重傷を負
う可能性が想定される」
内容です。
注意
この表示の欄は、「傷害を
負う可能性または物的損
害が発生する可能性が想
定される」内容です。
この製品の内部には、お客様が修理 / 交換できる部品はありません。点検や修理は、必ずお買い
上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点にご依頼ください。
警告
電源 / 電源アダプター
電源は必ず交流 100V を使用する。
エアコンの電源など交流 200V のものが
あります。誤って接続すると、感電や火災
必ず実行
のおそれがあります。
電源アダプターは、必ず指定のもの(PA3C)を使用する。
(異なっ た電源ア ダプタ ーを使用 すると)
必ず実行
故障、発熱、火災などの原因になります。
(3)-12
電源プラグにほこりが付着している場合は、
ほこりをきれいに拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
電源アダ プターコ ードをス トーブな どの
熱器具に近づけたり、無理に曲げたり、傷
つけたりしない。また、電源コードに重い
ものをのせない。
電源アダプターコードが破損し、感電や火
災の原因になります。
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分解禁止
この製品の内部を開けたり、内部の部品を
分解したり改造したりしない。
感電や火災、けが、または故障の原因にな
禁止
ります。異常を感じた場合など、点検や修
理は、必ずお買い上げの楽器店または巻末
の ヤマハ電 気音響製 品サービ ス拠点に ご
依頼ください。
水に注意
本 体の上に 花瓶や薬 品など液 体の入っ た
ものを置かない。また、浴室や雨天時の屋
外など湿気の多いところで使用しない。
禁止
感電や火災、または故障の原因になります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
火に注意
本体の上 にろうそ くなど火 気のある もの
を置かない。
ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因
になります。
異常に気づいたら
電源アダプターコード/プラグがいたんだ
場合、または、使用中に音が出なくなった
り異常なにおいや煙が出たりした場合は、
すぐに電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、または故障のおそれがありま
す。至急、お買い上げの楽器店または巻末
のヤマハ 電気音響 製品サー ビス拠点 に点
検をご依頼ください。
注意
電源 / 電源アダプター
電源プラグを抜くときは、電源アダプター
コードを持たずに、必ず電源プラグを持っ
て引き抜く。
必ず実行
電源アダプターコードが破損して、感電や
火災の原因になることがあります。
長 期間使用 しないと きや落雷 のおそれ が
あるときは、必ずコンセントから電源プラ
グを抜く。
必ず実行
感電や火災、故障の原因になることがあり
ます。
(3)-12
たこ足配線をしない。
音質が 劣化 したり、
コンセント部が異
常発熱して火災の
原因になることが
あります。
設置
直射日光のあたる場所(日中の車内など)
やストー ブの近く など極端 に温度が 高く
なるとこ ろ、逆に温 度が極端 に低い とこ
ろ、また、ほこりや振動の多いところで使
用しない。
本体のパネルが変形したり、内部の部品が
故障したりする原因になります。
テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など
他の電気製品の近くで使用しない。
楽器本体ま
たはテレビ
やラジオな
どに雑音が
生じる場合
があります。
3
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不安定な場所に置かない。
本体が転倒して故障したり、お客様や他の
方々がけがをしたりする原因になります。
禁止
本 体を移動 すると きは、必ず電 源アダ プ
タ ーコード などの接 続ケーブ ルをすべ て
外した上で行なう。
必ず実行
コードをいためたり、お客様や他の方々が
転倒したりするおそれがあります。
こ の機器を 電源コン セントの 近くに設 置
する。
電 源プラグ に容易に 手の届く 位置に設 置
必ず実行
し、異常を感じた場合にはすぐに電源プラ
グをコンセントから抜いてください。
接続
他の機器と接続する場合は、すべての機器
の電源を切った上で行なう。また、電源を
入れたり切ったりする前に、必ず機器のボ
必ず実行
リュームを最小にする。さらに、演奏を始
め る場合も 必ず両機 器のボリ ュームを 最
小にし、演奏しながら徐々にボリュームを
上げていき適切な音量にする。
感 電または 機器の損 傷の原因 になるこ と
があります。
手入れ
本体を手入れするときは、ベンジンやシン
ナー、洗剤、化学ぞうきんなどは使用しない。
本体のパネルや鍵盤が変色 / 変質する原
因になります。お手入れには、乾いた柔ら
かい布をご使用ください。
使用時の注意
パネルの すき間か ら金属や 紙片など の異
物を入れない。
感電、ショート、火 災や故障の原因になるこ
とがあります。入った場合は、すぐに電源プ
ラグをコンセントから抜いた上で、お買い上
げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製
品サービス拠点に点検をご依頼ください。
本体上に ビニール 製品やプ ラスチッ ク製
品、ゴム製品などを置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色/変質する原因
になります。
本体の上に のったり
重いものを のせたり
しない。ま た、ボタ
ンやスイ ッチ、入出
力端子など に無理な
力を加えない。
本体 が 破 損し た り、
お客様や他 の方々が
けがをした りする原
因になります。
大きな音量で長時
間ヘッドフォンを
使用しない。
聴覚障害の原因に
なります。
● データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。
● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
* この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会 (VCCI) の基準に基づくクラス B 情報技術装置です。
この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラ ジオやテレビジョン受信機に近
接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。取扱説明書に 従って正しい取り扱いをしてく
ださい。
4
(3)-12
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音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時と場所によっては、大変気になるものです。隣近所への配慮を充分にいたしましょう。静か
な夜間には小さな音でもよく通り、特に低音は床や壁などを伝わりやすく、思わぬところで迷惑をかけてし
まうことがあります。夜間の演奏には特に気を配りましょう。窓を閉めたり、ヘッドフォンをご使用になる
のも一つの方法です。お互いに心を配り、快い生活環境を守りましょう。
ご注意
・ 取扱説明書の著作権はすべてヤマハ株式会社が所有します。
・ 付属の Cubase LE、HALion SE、GrooveAgentSE の著作権は、Steinberg Media Technologies
GmbH 社が所有します。
・ 付属のソフトウェアおよび取扱説明書の一部または全部を無断で複製、改変することはできません。
・ 付属のソフトウェアおよび取扱説明書を運用した結果およびその影響については、一切責任を負いかねます
のでご了承ください。
・ 付属のソフトウェアの CD-ROM は、オーディオ用ではありません。一般のオーディオ用 CD プレーヤーで
は絶対に使用しないでください。
・ ヤマハ ( 株 ) および第三者から販売もしくは提供されている音楽 / サウンドデータは、私的使用のための複
製など著作権法上問題にならない場合を除いて、権利者に無断で複製また は転用することを禁じられていま
す。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。
・ この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際
の仕様と異なる場合があります。
・ アプリケーションのバージョンアップなどに伴うシステムソフトウェアおよび一部の機能や仕様の変更につ
いては、別紙または別冊で対応させていただきます。
・ Windowsは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
・ Macintoshは、米国および他の国々で登録された Apple Computer, Inc. の商標です。
・ FireWireおよび FireWire シンボルは、米国および他の国々で登録された Apple Computer, Inc. の商標で
す。FireWire ロゴは、Apple Computer, Inc. の商標です。
・ 「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会 (AMEI) の登録商標です。
・ Steinberg、Cubase 、HALion、GrooveAgent は、Steinberg Media Technologies GmbH 社の登録
商標です。
・ その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。
・ 仕様および外観は改良のため予告なく変更することがあります。
5
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はじめに
このたびは、ヤマハ MOBILE AUDIO INTERFACE GO44 をお買いあげいただきまして、まこ
とにありがとうございます。
GO44 はスタジオ品質でマルチチャンネル入出力が可能な IEEE1394 (FireWire ®) 接続タイプ
のオーディオ /MIDI インターフェースです。IEEE1394 (FireWire) 端子を装備したコンピュー
ターと接続して、パワフルなデジタルオーディオをお楽しみください。
GO44 の優れた機能を使いこなしていただくために、この取扱説明書をご活用いただきますよう
お願い申し上げます。また、ご一読いただいたあとも不明な点が生じた場合に備えて 、大切に保
管されますよう重ねてお願い申し上げます。
目次
パッケージの内容..........................................................................................7
付属ソフトについて......................................................................................7
電源の準備 .....................................................................................................7
ソフトウェアのインストール − Windows の場合..................................8
動作環境...................................................................................................8
インストール前の準備............................................................................8
ドライバーとコントロールパネルのインストール .............................9
GO44 を Windows で既定のオーディオデバイスにするには .....11
ソフトウェアのインストール− Macintosh の場合 .............................12
動作環境................................................................................................12
コントロールパネルのインストール..................................................12
GO44 を Mac OS X で既定のオーディオデバイスにするには...12
各部の名称と機能.......................................................................................13
フロントパネル ....................................................................................13
リアパネル............................................................................................13
I/O ケーブル.........................................................................................14
ドライバーについて...................................................................................16
Windows ドライバー ......................................................................... 16
Mac OS X ドライバー .......................................................................18
GO44 コントロールパネルについて ......................................................19
メイン画面............................................................................................19
ASIO コントロールパネル (Windows のみ ) .................................. 21
SCENES パネル..................................................................................21
ABOUT 画面 ........................................................................................ 22
仕様..............................................................................................................23
動作環境 ......................................................................................................24
トラブルシューティング ( 困ったときは・・・ )........................................ 25
本製品のユーザーサポートサービス ......................................................27
6
Page 7
パッケージの内容
GO44 のパッケージには、次のものが同梱さ
れています。箱を開けたらまず同梱品を確認
してください。
● GO44 本体
● 電源アダプター (PA-3C)
● I/O ケーブル
● GO44 取扱説明書
付属ソフトについて
同梱の CD-ROM(2 枚 ) には以下の付属ソフ
ト ( ドライバー ) が入っています。
「TOOLS for GO44/GO46」CD-ROM
● ドライバー/ コントロールパネル インストー
ラー (Windows)
● コントロールパネルインストーラー
(Macintosh)
● GO44 取扱説明書 (PDF マニュアル )
● VST インストゥルメント (VSTi)
HALion SE (Windows/Macintosh)
Groove A gent SE (Windows/Macintosh)
「Cubase LE」CD-ROM
● Cubase LE (Windows/Macintosh)
● CD-ROM 2 枚
(Windows/Macintosh ハイブリッドCD)
● IEEE1394 (FireWire)
ケーブル (6 ピン− 6 ピン )
● IEEE1394 (FireWire)
変換アダプター(4ピン−6ピン)
NOTE
・ Cubase LE (Windows) のインストールに必要な
Cubase LE のシリアル番号は、CD-ROM の使用許
諾シートに記載されています。
・ Cubase LE をインストールするときは、インター
ネットに接続した状態で行ない、すべての項目を入力
してください。
・ Macintosh の場合は、「Cubase LE.pkg」のアイコ
ンをダブルクリックしてインストールします。
VSTi をインストールするには、「TOOLS for GO44/
・
GO46」CD-ROM から以下のファ イルを ダブ ルク
リックしてください。
Windows: VSTi Set¥Setup VSTi Set.exe
Macintosh: VSTi Set¥
Setup VSTi Set
.pkg
電源の準備
この製品に電源スイッチはありません。電源アダプターを接続すると電源が入ります。6 ピン−
6 ピンの IEEE1394 (FireWire) ケーブルの場合、ケーブルを通して GO44 に電源が供給され
るため電源アダプターは不要です。ただし、電源不足によって動作が不安定になるこ とがあるた
め、付属の電源アダプターをご使用になることをおすすめします。また、ノートパソコンでご使
用の場合、電源アダプターを使用すればバッテリーの消耗を防げます。お使いのコンピューター
の IEEE1394 (FireWire) 端子が 4 ピンの場合は、GO44 に電源が供給されません。必ず付属
の電源アダプターを使用してください。
7
Page 8
ソフトウェアのインストール
− Windows の場合
NOTE
インストールを行なうときは、GO44 をコンピューターに接続しない状態で開始し、以下の手順
で実行してください。
動作環境
GO44 は、Windows XP Professional/Home Edition の SP (Service Pack) 1 と SP2 で
のみお使いいただけます。その他の Windows バージョンには対応していません。バージョンを
確認するには、[ スタート ] メニュー→ [ コントロールパネル ] を選択し、[ システム ] をダブル
クリックします。
japan/) から入手できます。通常は無償で提供されます。
・ 詳しくは梱包箱、またはこの取扱説明書 (PDF マニュアル P.24) でご確認ください。
・ コントロールパネルに [ システム ] アイコンが表示されない場合は、画面左上の「クラシック表示に切り替
Service Pack はマイクロソフトのホームページ(http://www.microsoft.com/
NOTE
最新の動作環境は下記 URL でご確認できます。
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm
える」をクリックして、すべてのコントロールパネルとアイコンを表示させます。
インストール前の準備
[ スタート ] メニューから [ コントロールパネル ] をクリックします。[ システム ] →
[ ハードウェア ] → [ ドライバーの署名 ] → [ ドライバー署名オプション ] で「無視−ソフトウェ
アをインストールし、確認を求めない」の左側にあるラジオボタンにチェックを入れて、[OK] を
クリックします。
8
NOTE
インストールが終了したら、上記の設定を元に戻してください。
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ソフトウェアのインストール − Windows の場合
ドライバーとコントロールパネルのインストール
1. CD-ROM ドライブに付属の CD-ROM「TOOLS for GO44/GO46」を挿入します。
2.
「マイコンピュータ」から CD-ROM ドライブを開き、[GO44Driver] →[GO44 Setup.exe]
の順にダブルクリックし、インストールウィザードを起動します。
3. インストールウィザードで使用する言語を選択し、[Next] をクリックします。
Welcome メッセージが表示されたら、もう一度 [Next] をクリックします。
NOTE
ここでは、英語 (English) を選択したときの画面を使って説明します。言語として日本語を選択
することはできませんが、以下の手順通りに操作すれば、正常にインストールが行なわれます。
4. インストール先を変えたい場合は、[Change] をクリックした上でフォルダーを指定しま
す。そのあと [Next] をクリックします。
9
Page 10
ソフトウェアのインストール − Windows の場合
5. [Install] をクリックすると、インストールが開始されます。
6. 以下のメッセージが表示されたら、付属のケーブルを使って GO44 とコンピューターの
IEEE1394 (FireWire) 端子を接続し、[OK] をクリックします。GO44 が新しいハード
ウェアとして認識され、ドライバーのインストールが開始されます。
7. 「Yes, I want to restart my computer now.」の左側にあるラジオボタンにチェックを
入れます。[Finish] をクリックしてコンピューターが再起動されたら、インストールが完了
します。
10
Page 11
ソフトウェアのインストール − Windows の場合
8. ドライバーがインストールされると、「デバイスマネージャ」に GO44 が追加されます。
「デバイスマネージャ」は、[ スタート ] → [ コントロールパネル ] → [ システム ] → [ ハー
ドウェア ] で [ デバイスマネージャ ] をクリックすると表示されます。
GO44 を Windows で既定のオーディオデバイスに
するには
[ スタート ] → [ コントロールパネル ] → [ サウンドとオーディオデバイス ] で [ オーディオ ] タ
ブをクリックし、既定のデバイスを GO44 に設定します。GO44 を Windows の既定のデバイ
スに設定した場合、レベルの調節は GO44 のコントロールパネルでのみ可能です。Windows の
ミキサーは無効になります。
11
Page 12
ソフトウェアのインストール
− Macintosh の場合
動作環境
GO44 は、Mac OS 10.3.4 (OS X) 以降でのみお使いいただけます。
NOTE
コントロールパネルのインストール
GO44 は、OS X の CoreAudio や CoreMIDI のドライバーを使用するため、専用ドライバーを
インストールする必要はありません。付属のケーブルを使って GO44 とコンピューターの
IEEE1394 (FireWire) 端子を接続するだけで使用可能になります。ただし、ルーティング ( 出
力端子への信号の割り当て ) やサンプリング周波数の切り替えなどの GO44 の優れた機能を使い
こなしていただくために、以下の手順でコントロールパネルをインストールしてください。
1. CD-ROM ドライブに付属の CD-ROM「TOOLS for GO44/GO46」を挿入します。
2. CD-ROM ドライブをダブルクリックし、[GO44Driver] → [GO44 Setup.pkg] の順に
開きインストールウィザードを起動します。
3. Welcome メッセージが表示されたら、[Continue] をクリックします。
4.
インストール先として、MacOS がインストールされているドライブを選択し、[Continue]
をクリックします。
5. [Install] をクリックすると、インストールが開始されます。
6. [Restart]をクリックします。コンピューターが再起動されたらインストールが完了します。
NOTE
詳しくは梱包箱、またはこの GO44 取扱説明書 (PDF マニュアル P.24) でご確認ください。
最新の動作環境は下記 URL でご確認できます。
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm
コントロールパネルの使用方法は、PDF マニュアル (P.19) をご参照ください。
GO44 を Mac OS X で既定のオーディオデバイスに
するには
[ システム環境設定 ] → [ サウンド ] で [ 出力 ] タブをクリックし、「サウンドを出力する装置の選
択」を GO44 に設定します。
12
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各部の名称と機能
フロントパネル
1 2
A
PHONES( ヘッドフォン ) 端 子
ステレオヘッドフォンを接続する 1/4" ステレオフォーン端子です。GO44 コントロールパ
ネル (P.19) を使えば、OUTPUT 1/2 端子 ( リアパネルを参照 ) とは別のオーディオチャン
ネルをモニターすることもできます。
B
ボリュームコントロール
PHONES 端子の出力レベルを調節します。右方向に回すと出力レベルが大きくなり、左方向
に回すと出力レベルが小さくなります。
リアパネル
3 5 4 6 7
C
DC IN( ディーシーイン ) 端子
付属の電源アダプター (PA-3C) を接続します。
D
IEEE1394 (FireWire) 端子
付属の IEEE1394 (FireWire) ケーブルを接続する端子です。GO44 をコンピューターに接
続するのに利用します。
E
MIDI/DIGITAL 端子
付属の I/O ケーブル (P.14) を接続する端子です。I/O ケーブル経由で、デジタルオーディオ
や MIDI の入出力が行なえます。
13
Page 14
各部の名称と機能
INPUT 1/2( インプット 1/2) 端子
F
高品位なアナログ信号が入力可能な、バランス / アンバランス対応の 1/4" フォーン端子で
す。これらの端子の入力レベルは、HIGH、MID、LOWの 3 種類から選べます。詳しい設定
方法については、GO44 コントロールパネル (P.19) をご参照ください。
OUTPUT 1/2( アウトプット 1/2) 端子
G
メイン出力を行なうバランス / アンバランス対応の 1/4" フォーン端子です。音楽再生に適し
た 2.0Vrms のアナログ出力が行なえます。ミキサー、パワードスピーカー、アンプなどを
接続できます。
I/O ケーブル
14
8 9 J K
H
MIDI IN( ミディイン ) 端子
MIDI キーボードや DAW コントローラーなどの MIDI 機器を接続するのに利用します。MIDI
機器を接続する場合、この端子と MIDI機器の MIDI OUT 端子を MIDI ケーブルで接続します。
I
MIDI OUT( ミディアウト ) 端子
シンセサイザーや音源モジュールなどの MIDI 機器を接続する端子です。MIDI 機器を接続す
る場合、この端子と MIDI 機器の MIDI IN 端子を MIDI ケーブルで接続します。MIDI シーケ
ンスソフトウェアを使えば、MIDI IN から入力されたデータをそのまま出力する THRU( ス
ルー ) 機能が使えます。
Page 15
各部の名称と機能
DIGITAL IN( デジタルイン ) 端子
J
オーディオ信号をデジタル入力するコアキシャル ( 同軸 ) タイプのデジタルオーディオ端子で
す。対応可能な量子化ビットおよびサンプルレートは、 最高 24 ビット /96kHz です。デジ
タル入力された信号は、GO44 コントロールパネル (P.19) のミキサーで調節できます。
デジタル録音する場合、お使いの機器 ( たとえば DAT レコーダーとコンピューター ) のサン
プルレートを一致させる必要があります。また、S/PDIF 規格 ( 民生用デジタルオーディオの
規格 ) には、オーディオ信号の他にデジタルオーディオ同士を同期させるワードクロックとい
う信号が含まれています。GO44 のコントロールパネルの MASTER CLOCK 欄の設定を
[EXTERNAL] に設定すれば、GO44 は入力されたデジタル信号に自動的に同期します。
Cubase などのアプリケーションには、ハードウェアのクロックソースを内部 (Internal) か
ら外部 (External または S/PDIF など ) に切り替える機能がありますが、この切り替えは
GO44 には反映されません。
NOTE
DIGITAL OUT( デジタルアウト ) 端子
K
オーディオ信号をデジタル出力するデジタルオーディオ端子です。対応可能な量子化ビット
およびサンプルレートは、最高 24 ビット /96kHz です。デジタル出力を行なうには、GO44
コントロールパネルで、デジタル出力するソースを選択します。デジタル出力するソースと
して [NON AUDIO] を選択すれば、AC3 や DTS も再生できます。[NON AUDIO] の選択
中、AC3 や DTS の信号はアナログ出力されることはありません。
接続には、必ずデジタルオーディオ専用の RCA ピンケーブルを使用してください。
15
Page 16
ドライバーについて
Windows ドライバー
GO44 は、汎用性の高い 2 種類のオーディオドライバーに対応しており、様々なアプリケーショ
ンで利用できます。これらのオーディオドライバーは、8 ビット〜 24 ビットのビットレート、
32kHz 〜 192kHz のサンプルレート (デジタル入出力は最高 96kHz) に対応しています。
MME ドライバー
Windows の MME ドライバーは、GO44 のすべてのチャンネルに対応したマルチチャンネルド
ライバーです。オーディオの入出力チャンネルは、GO44 コントロールパネルで設定できます。
たとえば、入力チャンネルは「GO44(GO44 (1)) In 1」、出 力チャンネルは 「GO44(GO44
(1)) MC Out」などと表示されます。
ASIO ドライバー
ASIO (Audio Streaming Input Output) は、Steinberg 社が開発したオーディオドライバーの
規格です。ASIO ドライバーは、録音 / 再生時のレイテンシー ( オーディオ信号の遅延 ) が低いこ
とが特長です。96kHz 以上のサンプルレートでも、最適化された高速のシステムでは 5ms 以下
のレイテンシーを実現できます。また、複数の入出力を持つサウンドカードや、ダイレクトモニ
タリング、マルチクライアント機能 (ASIO 2.0 以上 ) にも対応しています。ASIO を使用するア
プリケーションをご利用の場合、GO44 用の ASIO ドライバーは「ASIO GO4x」などと表示さ
れます。
16
Cubase LE
Page 17
ドライバーについて
Cubase の場合、入力は「Line 1/2 left GO44」や「SPDIF left GO44」などと表示されま
す。また使用可能な「バス」や「チャンネル」などの出力は「Multichannel 1 GO44」や「SPDIF/
AC3 left GO44」
などと表示されます。
Cubase LE
MIDI ドライバー
GO44 の MIDI IN/MIDI OUT 端子を使用するためのドライバーです。アプリケーション上では、
「GO44(GO44 (1)) Midi In 1」(MIDI 入力 )、「GO44(GO44 (1)) Midi Out 1」(MIDI 出力 )
と表示されます。
NOTE
Windows Media Player などのアプリケーションを使って MIDIファイルを再生する場合、GO44
に接続したシンセサイザー / 音 源モジュールを演奏することもできます。これを行なうには、サウ
ンドとオーディオデバイスのプロパティのオーディオ ([ スタート ] → [ コントロールパネル] →
[ サウンドとオーディオデバイス ] で [ オーディオ ]タ ブをクリック ) を表示させ、[MIDI 音楽の再
生 ] の 規定のデバイスとして GO44 を選びます。
17
Page 18
ドライバーについて
Mac OS X ドライバー
GO44 は、Mac OS X に含まれる CoreAudio や CoreMIDI のドライバーで利用できます。こ
のため、専用ドライバーをインストールする必要はありません。
システムサウンドなどを GO44 から出力したい場合は、システム環境設定のサウンドを出力する
装置の選択 ([ システム環境設定 ] → [ サウンド ] で [ 出力 ] タブをクリック→ [ サウンドを出力す
る装置の選択 ]) を表示させ、規定のオーディオデバイスとして GO44 を選択します。
また、Cubase などの DAW ソフトウェアでは、 CoreAudio/CoreMIDI のドライバーを使って
GO44 が利用できます。バッファーサイズ ( オーディオシステムへのアクセスを加速するための
メモリー領域 ) も DAW
側で設定できます。
18
Cubase LE
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GO44 コントロールパネルについて
GO44 コントロールパネルは、GO44 を使いこなす上でもっとも重要なソフトウェアです。レ
ベルの調節、信号出力端子への割り当て ( ルーティング )、ワードクロックの設定など、GO44
のすべての設定はこのコントロールパネルで行なうことができます。
NOTE
メイン画面
内蔵デジタルミキサーの操作、サンプルレートの設定、出力端子への信号の割り当てなど、GO44
の主要な操作が行なえる画面です。
ここからはWindows 版の画面を使って説明をしますが、Windows 版/Macintosh版ともに操作
可能な項目は基本的に同じです。
NOTE
DAW ソフトウェアなどを使用している場合、レベルの調節は DAWソフトウェア側で行なった方
がいいでしょう。こうしておけば、作成した楽曲データにレベル情報を含め、一元管理できます。
ANALOG IN/DIGITAL IN( アナログイン / デジタルイン ) 欄
ANALOG IN 欄ではアナログ入力チャンネル、DIGITAL IN 欄ではデジタル入力チャンネルのレ
ベルを調節できます。フェーダーをドラッグすると、そのフェーダーに対応するチ ャンネルのレ
ベルを調節できます。また、[MUTE] ボタンをクリックすると、そのボタンに対応するチャンネ
ルをミュートできます。
ANALOG IN 欄では、INPUT 1/2 端子の入力レベルを設定できます。これを行なうには、
ANALOG IN 欄上 部のプルダ ウンメニュー から、利用した い入力レベル の設定 (HIGH、MID、
LOW) を選びます。マイクなどレベルの低い機器を接続する場合には「HIGH」、キーボードなど
レベルの高い機器を接続する場合には「LOW」を選択します。
各入力チャンネルは、2 つのモノラルチャンネルとして利用したり、モノラルチャンネルを連結
し、ステレオチャンネルとして利用したり ( ステレオリンク機能 ) できます。ステレオリンク機
能の有効 / 無効を切り替えるには、[PAIR] ボタンをクリックします。ステレオリンクが有効な
間、フェーダーや [MUTE] ボタンの動作が連動します。
なお DIGITAL IN 欄は、DIGITAL IN 端子から信号が入力され、MASTER CLOCK 欄 (P.20) の
設定を「EXTERNAL」に設定するまで無効 ( グレー表示 ) となります。
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GO44 コントロールパネルについて
DAW IN 1/2、DAW IN 3/4、DAW IN 5/6 欄
DAW ソフトウェアなどから出力された信 号のレベルを調節で きます。ANALOG IN/DIGITAL
IN 欄と同様に、6 つのチャンネルは、それぞれ 2 つのモノラルチャンネルとして利用したり、「ス
テレオリンク機能」([PAIR] ボタン ) を使ってステレオチャンネルとして利用したりできます。ス
テレオリンクが有効な間は、フェーダーや [MUTE] ボタンの動作が連動します。
デジタルミキサーでミックスされた信号を出力するには、ROUTING 欄で出力端子にデジタルミ
キサーの出力 (DIGITAL MIXER) を割り当てる必要があります。もしすべての出力端子にデジタ
ルミキサー以外の出力を割り当てている場合は、デジタルミキサーの操作内容は無効となります。
MASTER( マスター ) 欄
デジタルミキサーの全体の音量を調節します。Windows の場 合は、ステレオリンク機能を使っ
て、フェーダーや [MUTE] ボタンの動作を連動させることができます。
MASTER CLOCK( マスタークロック ) 欄
GO44 が動作するサンプルレートを設定します。デジタル入力を利用しない場合は、[INTERNAL]
ボタンを クリックし、右側のプル ダウンメニューを 使って動作する サンプルレート (32kHz 〜
192kHz) を選びます。
DAT などの外部機器をデジタル入力端子に接続した場合は、[EXTERNAL] ボタンをクリックし
ます。現在同期しているサンプルレートは、[EXTERNAL] ボタンの右側に表示されます。ワー
ドクロック信号が入力されていない場合は、「------」と表示されます。
NOTE
・ サンプルレートを 192kHz にした場合、オーディオ入力は ANALOG IN のみ、オーディオ出力は DAW
IN 1/2 のみ利用できます。
・ サンプルレートを 192kHz にした場合は、MIDI 入出力を使用しないでください。ノイズや音飛びの原因
となります。
ROUTING( ルーティング ) 欄
OUTPUT 1/2、PHONES、DIGITAL OUT の各端子から出力する信号を選択します。各出力端
子には、GO44 に入力されるすべての信号 (DAW 1/2、DAW 3/4、DAW 5/6、ANALOG IN、
DIGITAL IN、DIGITAL MIXER) の中から 1 つを選んで割り当てることができます*。左側の 3 つ
のメニューを使って出力端子に割り当てる信号 ( ペア化された 2 チャンネル ) を選択できます。
「DIGITAL MIXER」を選択すると、GO44のデジタルミキサーの出力が割り当てた出力端子へと
送られます。そのほかの信号を選んだ場合、その信号は割り当てた出力端子から直接出力されます。
* DIGITAL OUT 端子では、割り当てる信号として NON AUDIO
を選 択す る こ とも 可能 です 。NON AUDIO を選 択す ると 、
DIGITAL OUT 端子からのみ AC3/DTSの信号が出力されます。
SETTINGS 欄
ASIO ドライバーの設定を行なう ASIO コントロールパネル、コントロールパネルの設定を保存
するシーンパネル、システム関連の情報を表示する ABOUT 画面を呼び出します。
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Page 21
GO44 コントロールパネルについて
ASIO コントロールパネル (Windows のみ )
ASIO ドライバーを利用したときのレイテンシー ( オーディオ信号の遅延 ) を調節します。ASIO
コントロールパネルを表示するには、メイン画面 SETTINGS 欄の [ASIO] ボタンをクリックし
ます。
レイテンシーの設定値が低すぎる場合 ( 特に高いサンプルレートで使用しているとき )、ノイズや
音飛びなどシステム全体の動作に支障をきたすことがあります。もし問題が起こる場合は、レイ
テンシーの値を大きくしてください。
コンピューターの処理能力が高いほど、レイテンシーの値を低くすることができます。たとえば、
処理能力の高いコンピューターの場合、サンプルレートを 96kHz に設定しても、5ms 以下のレ
イテンシーで利用できます。
Cubase などの ASIO 対応のアプリケーションでは、アプリケーション側でさらに細かいオプ
ション設定が行なえます。
SCENES パネル
シーンの保存 / 呼び出しを行ないます。シーンとは、GO44 コントロールパネルの設定を一括し
て保存したファイルです (MASTER CLOCK 欄 (P.20) を除く )。シーンを保存しておけば、必
要なときにそのファイルを呼び出すだけで保存時の状態に戻せます。Windows の場合、メイン
画面 SETTINGS 欄 の [SCENES] ボ タ ンをクリックするとこのパネルが表示されます。
Macintosh の場合、GO44 の「File」メニューから「SCENES」を選ぶとこのパネルが表示さ
れます。
シーンをセーブするには、[SAVE] ボタンの左側にシーンの名前を入力し、[SAVE] ボタンをク
リックします。保存済みのシーンの呼び出しや削除を行なうには、左下に表示されるシーンの中
から 1 つを選択し、[LOAD] ボタン ( シーンを呼び出す場合 ) または [DELETE] ボタン ( シーン
を削除する場合 ) をクリックします。
21
Page 22
GO44 コントロールパネルについて
ABOUT 画面
コントロールパネル、オーディオドライバー、ファームウェアおよびオペレーティ ングシステム
に関する情報を表示します。Windows の場合、 メイン画面 SETTINGS 欄の [ABOUT] ボタン
をクリックするとこの画面が表示されます。
NOTE
Macintosh の場合は、メイン画面のヤマハロゴ上にマウスカーソルを合わせると、画面下側に
コントロールパネルなどのバージョンが表示されます。
22
Page 23
仕様
■一般仕様
量子化ビット数 8/16/24
サンプリング周波数 (kHz) 32/44.1/48/88.2/96/192
周波数特性 20Hz 〜 20kHz
ダイナミックレンジ 109dB (Input(Mid)/44.1kHz 時)
消費電力 6W
■入出力仕様
アナログ入力 形状 定格入力 解像度
INPUT 1/2
アナログ出力 形状 定格出力 最大出力 解像度
OUTPUT 1/2
PHONES
TRS Phone
(Balanced)
TRS Phone
(Balanced)
TRS Phone
(Stereo)
− 3dBu (Low)
+ 4dBu (Mid)
+ 8dBu (High)
+ 4dBu + 8dBu
― + 16dBu
24bit ADC
up to 192kHz
24bit DAC
up to 192kHz
24bit DAC
up to 192kHz
デジタル入出力 形状 フォーマット 解像度 補足
DIGITAL IN
DIGITAL OUT
IEEE1394
(FireWire)
MIDI IN/OUT 5pin DIN MIDI ― ―
RCA Pin
(Coaxial)
RCA Pin
(Coaxial)
IEEE1394
6Pin
IEC60958
(Consumer)
IEC60958
(Consumer)
IEEE1394 ―
24bit, up to
96kHz
24bit, up to
96kHz
―
AC3 and DTS
Pass Through
6INPUT/4OUTPUT
Channel (To PC)
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動作環境
GO44
NOTE
・ お使いの OS によっては、下記の仕様以上の条件を
満たす必要があります。
・ 各社 DAW (Digital Audio Workstation) の動作環
境については、そ れぞれの取扱 説明書をご参 照くだ
さい。
・ 最新の動作環境は下記 URL でご確認できます。
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm
Windows
対応 OS
CPU
必要メモリー
IEEE1394 (FireWire) 端子を搭載したもの
* IEEE1394(FireWire) 端子を搭載したコンピュー
ターが必要です。搭載していない場合は、PCMCIA
または PCI カードなどを別途ご用意ください。
Macintosh
対応 OS Mac OS X 10.3.4 以降
CPU
必要メモリー
Windows XP Professional/
Home Edition (SP1 または SP2)
Pentium III 800MHz 以上
(Pentium 4 2GHz 以上推奨)
256MB以上(512MB以上推奨)
(*)
G4 800MHz 以上
(G5 1.8GHz 以上推奨 )
256MB以上(512MB以上推奨)
CUBASE LE
Windows
対応 OS
CPU
必要メモリー
ハ ードディス
ク空き容量
Windows 2000/Windows XP
Professional/Home Edition
Pentium III 500MHz 以上
(Pentium III 1GHz 以上推奨 )
256MB以上(512MB以上推奨)
1GB 以上
Macintosh
対応 OS Mac OS X 10.3.3 以降
CPU G4 450MHz 以上
必要メモリー
ハ ードディス
ク空き容量
256MB以上(512MB以上推奨)
1GB 以上
HALion SE/Groove Agent SE
Windows
対応 OS
CPU
必要メモリー
ハ ードディス
ク空き容量
Windows XP Professional/
Home Edition
Pentium III 800MHz 以上
(Pentium 4 2.8GHz以上推奨)
384MB以上(512MB以上推奨)
512MB 以上
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Macintosh
対応 OS Mac OS X 10.3 以降
CPU
必要メモリー
ハ ードディス
ク空き容量
G4 867MHz 以上
(G5 Dual 1.8GHz 以上推奨 )
384MB 以上 (512MB 以上推奨)
512MB 以上
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トラブルシューティング
( 困ったときは・・・ )
■ GO44 本体の電源が入らない
・ 付属の電源アダプターが電源コンセントに正しく接続されていますか ?
・ 4ピン−6ピンのIEEE1394 (FireWire)変換アダプターでGO44とコンピューター(IEEE1394
(FireWire) 端子が 4 ピンタイプ ) を接続した場合は、付属の電源アダプターを使用してくださ
い。(P.7)
■正常に動作しない
・ IEEE1394 (FireWire)リピーターハブをお使いではありませんか ? お使いの場合は、IEEE1394
(FireWire) ケー ブル をコ ンピ ュー ター に 直接 接続 して お試 しく ださ い。また、IEEE1394
(FireWire) 端子が複数ある場合は、他の IEEE1394 (FireWire) 端子もお試しください。
・ 他の IEEE1394 (FireWire) 機器も接続している場合は、GO44 だけを接続して問題がないか
確認してください。
・ お使いのコンピューターは、動作環境を満たしていますか? (P.24)
・ (Windows) ドライバーをアンインストールしてから、もう一度インストールしてみてくださ
い。
■ドライバーがインストールできない (Windows)
・ お使いのコンピューターは、動作環境を満たしていますか? (P.24)
・ ドライバーをもう一度インストールしてみてください。
■「新しいハードウェアの検出ウィザード」メッセージが表示される (Windows)
・ ドライバーはインストールされていますか ?(P.8)
・「検索ウィザード」をキャンセルしてから、ドライバーをもう一度インストールしてみてくださ
い。
■音がでない / 音が小さい
・ スピーカーやヘッドフォンなどは正しく接続されていますか ?
・ アンプなどの外部機器の電源は入っていますか ?
・ 外部機器からの信号は入力されていますか ?
・ 音源、オーディオ機器、アプリケーション、OS( コンピューター ) などの音量設定は上がって
いますか ?
・ OS( コンピューター ) または GO44 コントロールパネルの設定で、出力がミュート ( 消音 ) に
なっていませんか ?
・ 外部機器との接続ケーブルは断線していませんか ?
・ ワードクロックの設定は本機と外部機器の双方で正しいですか ?(P.20)
・ Cubase LE などの DAW ソフトウェア上でオーディオデータの出力先を設定していますか ?
設定方法については、DAW ソフトウェア付属のマニュアルをご覧ください。
・ IEEE1394 (FireWire) ケーブルを抜いて、しばらく待ってから接続し直してください。
■音が歪む
・ お使いのコンピューターは動作環境を満たしていますか ?(P.24)
・ 入力レベルは適切なレベルに設定されていますか ?(P.19)
・ 外部機器との接続ケーブルは断線していませんか ?
・ ワードクロックの設定は本機と外部機器の双方で正しいですか ?(P.20)
・ オーディオデータは適切なレベルで録音されていますか ?
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トラブルシューティング ( 困ったときは・・・ )
■ノイズが発生する
・ (Windows) ASIO Driver のレイテンシーの設定は適切ですか ?(P.21 )
・ (Windows) Hyper Threading が有効になっているコンピューターで Cubase LE をご使用す
る場合、Cubase LE で次の設定をしてください。[ デバイス ] → [ デバイスの設定 ] → [VST
Multitrack] → [ 詳細設定 ] で、[ マルチプロセッサー対応 ] の左にあるチェックボックスをオ
フにしてください。
・ (Windows) BIOS で H yper Threading または SpeedStep をオフにしてみてください。
・ ワードクロックの設定は本機と外部機器の双方で正しいですか ?(P.20)
・ コンピューターで使用している内蔵ハードディスクの速度が遅いと録音 / 再生に問題が発生す
る原因となります。
・ 使用時に、LAN、USB、ミニジャックなどの端子にケーブルを接続したり、ケーブルを抜いた
りするとノイズが発生したり、データが途切れたりすることがあります 。使用時は、抜き差し
をしないでください。
・ サンプルレート ( ワードクロック ) は適切ですか ? コンピューターの性能によっては、サンプ
ルレートが高いとノイズの原因となります。(P.20)
・ サンプルレートが 192kHz のときに MIDI 入出力を利用すると、ノイズや音飛びが発生するこ
とがあります。サンプルレートが 192kHz のときは、MIDI 入出力を行なわないでください。
・ IEEE1394 (FireWire) ケーブルを抜いて、しばらく待ってから接続し直してください。
■レジューム / サスペンドができない
・ 作業中データへの悪影響を防ぐため、DAW や MIDI シーケンスソフトウェアのご使用中に、レ
ジュームやサスペンドは行なえません。ソフトウェアを終了させてからレジューム / サスペン
ドを行なってください。
26
Page 27
本製品のユーザーサポートサービス
■ユーザー登録のお願い
弊社では、ユーザーの方々をサポ ートし、関連情報
をご提供するために、本製品をご購入 いただいたお
客様にユーザー登録をお願いしております。
ユーザー登録手続きは、下記ヤマハホ ームページよ
りお願いします。
ヤマハホームページ
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/
* ユーザー登録には、製品本体のシリアル番号 (SER No.)
が必要になります。
■住所 / 氏名 / メールアドレスの変更 ( 同一
使用者の範囲内 )
ご登録いただいた「ご住所」、「お名前」、「メールア
ドレス」などを変更された場合は、上 記ヤマハホー
ムページよりお手続きください。
■質問の受付
ヤマハデジタル製品は、常に新技術 / 高機能を搭載
し技術革新を進める一方、お使いにな る方々の負担
とわずらわしさを軽減できるような 製品づくりを進
めております。また取扱説明書の 記載内容も、より
わかりやすく使いやすいものにするため、研究 / 改
善いたしております。
しかし、一部高機能デジタル製品 では、取扱説明書
だけでは説明しきれないほどのいろ いろな知識や経
験を必要としてしまうものがあります。
実際の操作に関して、基本項目は取扱 説明書に解説
いたしておりますが、「記載内容が理解できない」、
「手順通りに動作しない」、「記載が見つからない」と
いったさまざまな問題が起こる場合があります。
その よう なお客 様へ の一助 とな るよう、弊 社で は
CBX インフォメーションセンターを開設いた して
おります。
お気軽にご利用いただきますようご 案内申し上げま
す。
お問い合わせの際には、「製品名」、「シ リアル番号
(SER No.)」をお知らせください。
CBX インフォメーションセンター
● TEL : 053-460-1667
● 受付日 : 月曜日〜土曜日
(祝日およびセンターの休業日を除く)
● 受付時間 : 10:30 〜 19:00
http://www.yamaha.co.jp/support/contact/
syndtm.html
Cubase LEおよび Steinberg社製 VSTインストゥ
ルメントのサポートにつきましては、Steinberg 社
のホームページ ( 英語 / 世界共通 ) で行なっており
ます。Steinberg 社のホームページでは、製品に関
するサポート情報や最新アップデー タのダウンロー
ド、FAQ などを公開しております。Cubase LE の
[ ヘルプ (Help)] メニューから Steinberg 社のホー
ムページにア クセスできます。( ヘルプメニ ューに
は、Cubase LE の PDF マニュアルや追加情報な
ども掲載されています。)
■営業窓口
国内楽器営業本部 LM 営業部 企画推進室
〒 108-8568 東京都港区高輪 2-17-11
LM 営業部 各地区お問い合わせ先
LM 北海道
〒 064-8543 札幌市中央区南 10 条西 1 丁目 1 -50
LM 東京
〒 108-8568 東京都港区高輪 2-17-11
LM 名古屋
〒 460-8588 名古屋市中区錦 1-18-28
LM 大阪
〒 542-0081 大阪市中央区南船場 3-12-9
LM 九州
〒 812-8508 福岡市博多区博多駅前 2-11-4
PA ・ DMI 事業部 MP推進部 マーケティンググループ
〒 430-8650 静岡県浜松市中沢町 10-1
(ヤマハセンター)
(心斎橋プラザビル東館)
ヤマハデジタル楽器・DTM 製品ホームページ
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/
ヤマハマニュアルライブラリー
http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/
あなたの音楽生活をフルサポート
ミュージックイークラブ
http://www.music-eclub.com/
お客様サポート & サービス
http://www.yamaha.co.jp/support/
* 名称、住所、電話、URL などは変更になる場合
があります。
TEL. (03) 5488-5430
TEL. (011)512-6113
TEL. (03) 5488-5471
TEL. (052) 201-5199
TEL. (06) 6252-5231
TEL. (092) 472-2130
TEL. (053) 460-2432
27
Page 28
■保証とアフターサービス
サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、
またはお近くのヤマハ電気音響製品 サービス拠点に
ご連絡ください。
●保証書
本機には保証書がついています。
保証書は販売店がお渡ししま すので、必ず「販売店
印・お買 い上げ日」な どの記入を お確かめ のうえ、
大切に保管してください。
●保証期間
お買い上げ日から1年間です。
●保証期間中の修理
保証書記載内容に基づいて修理い たします。詳しく
は保証書をご覧ください。
●保証期間経過後の修理
修理すれば使用できる場合は、ご希望 により有料に
て修理させていただきます。
下記の部品については、使用時間によ り劣化しやす
いため、消耗に応じて部品の交換が必要となります。
消耗部品の交換は、お買い上げ店また はヤマハ電気
音響製品サービス拠点へご相談ください。
消耗部品の例
ボリュームコントロール、スイッチ、ランプ、リ
レー類、接続端子など
●補修用性能部品の最低保有期間
製品の機能を維持するために必要な 部品の最低保有
期間は、製造打切後8年です。
●修理のご依頼
まず 本書の「困っ たときは」をよ くお読み のうえ、
もう一度お調べください。それでも異 常があるとき
は、お買い上げの販売店、または最寄 りのヤマハ電
気音響製品サービス拠点へお申し付けください。
●製品の状態は詳しく
修理をご依頼いただくときは、製 品名、モデル名な
どとあわせて、故障の状態をできるだ け詳しくお知
らせください。
■ヤマハ電気音響製品サービス拠点
(修理受付および修理品お持込み窓口)
◆修理のご依頼 / 修理についてのご相談窓口
ヤマハ電気音響製品修理受付センター
受付時間 月曜日〜金曜日 9:00 〜 19:00
ナビダイヤル
(全国共通番号)
FAX (053)463-1127
◆修理品お持込み窓口
受付時間 月曜日〜金曜日 9:00 〜 1 7:45
(祝祭日および弊社休業日を除く)
* お電話は、電気音響製品修理受付センターでお
北海道サービスステーション
〒 064-8543 札幌市中央区南 10 条西 1 丁目 1 -50
首都圏サービスセンター
〒 143-0006 東京都大田区平和島 2 丁目1-1 京浜ト
浜松サービスステーション
〒 435-0016 浜松市和田町 200
名古屋サービスセンター
〒 454-0058 名古屋市中川区玉川町 2 丁目1-2
大阪サービスセンター
〒 564-0052 吹田市広芝町 10-28
九州サービスステーション
〒 812-8508 福岡市博多区博多駅前 2 丁目11-4
土曜日 9:00 〜 17:30
(祝祭日および弊社休業日を除く)
受けします。
ヤマハセンター内
ラックターミナル内 14 号棟 A-5F
ヤマハ ( 株 )和田工場内
ヤマハ ( 株 )名古屋倉庫 3F
オーク江坂ビルディング 2F
0570-012-808
※一般電話・公衆電話から
は、市内通話料金でご利用
いただけます。
FAX (011)512-6109
FAX (03)5762-2125
FAX (053)462-9244
FAX (052)652-0043
FAX (06)6330-5535
FAX(092)472-2137
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* 名称、住所、電話番号などは変更になる場合があります。
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© 2006 Yamaha Corporation