安全にお使いいただくため、ご使用の前にこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 またお読みになったあと、いつでも見られるところに必ず保管してください。
絵表示 この取扱説明書および製品への表示では、製品を安全 に正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産 への損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示をして います。
内容をよく理解してから本文をお読みください。
絵表示の例
注意(危険・警告を含む)を促す事項 決しておこなってはいけない禁止事項 シずおこなっていただく強制事項
設置されるとき | ご使用になるとき | ||
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中に入ったりすると、火炎・感電の原因にな
ります。 ● 電源コード の上に重い物をのせないでくださ い。コードに傷が付くと、火炎・感電の原因 となります。とくに、敷物などで覆われた |
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に主電源が遮断されていませんので、機器を電 | 使用中に異常が発生したとき | ||
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コネクターの極性について | 携帯電話からの影響について |
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◆ XLRタイプコネクターのピン配列は次のとおりです。
1:シールド(GND)、2:ホット(+)、3:コールド(-) これは、IEC60268規格に基づいています。 |
◆ この機器のすぐ近くで携帯電話を使用すると、本機にノイ
ズが入ることがあります。そのようなときは、少し離れた 場所で携帯電話をご使用ください。 |
摩擦部品の交換 | 音量セッティング |
◆ スイッチ・ボリューム・接続端子などの部品は、磨耗部品
といわれ、使用とともに性能が劣化します。劣化の進行度 合は、使用環境などによって大きく異なりますが、劣化そ のものを避けることはできません。劣化した磨耗部品の交 換は、販売店へご相談ください。 |
◆ イコライザーやボリュームを全て最大にするようなセッティングはやめてください。もしこのようにセットした場合、入力側に接続する機器およびスピーカーの条件により発振したり、スピーカーを破損する原因となりますので注意してください。 |
ヤマハプロオーディオウェブサイト: http://proaudio.yamaha.co.jp/
このたびはYAMAHA PAシステム6212MAをお買い求めいただきまして、まことにあり がとうございます。システム6212MAはパワードミキサーEMX62Mと2台のスピーカー BR12で構成されたPA用システムです。システム6212MAの優れた機能を十分に発揮させ るとともに、末永くご愛用いただくために、この取扱説明書をご使用の前に必ずお読みく ださい。お読みになったあとは保証書とともに保管してください。
また、すぐに音を出したいという方のために、5ス テップのクイックガイドも用意しました。
・トータルで200W相当の大出力が得られます。
はじめに | 4 |
---|---|
特長 | 4 |
クイックガイド | 5 |
各部の名称と機能 | 8 |
コントロール部 | 8 |
入出力部 | 12 |
リアパネル | 14 |
設置 | 14 |
各機器の接続 | 15 |
EMX62Mの基本操作 | 16 |
接続 | 16 |
モニター | 16 |
デジタルエフェクトの使用 | 16 |
ラックマウント(オプション) | 17 |
故障かな?と思ったら | 18 |
EMX62M 仕様 | |
一般仕様 | |
入力仕様 | |
出力仕様 | |
寸法図 | |
ブロック/レベルダイアグラム | |
以下のSTEP1~5は、EMX62MとBR12を使って、最 も基本的な接続と操作を説明しています。 必要に応じてこの後に続く「各部の名称と機能」、 「EMX62Mの基本操作」をご覧頂くことで、さらに 快適にお使い頂けます。
EMX62M後部のSPEAKERS 1にBR12を、SPEAKERS 2にもう一台のBR12をそれぞれ付属のスピーカー ケーブルで接続します。
EMX62M
以下のような接続はEMX62Mの内蔵パワーアンプを 破損しますので絶対に行なわないでください。
本機の電源がオフになっていることを確認してく ださい。
チャンネル1~4のいずれかのLow-Z端子に接続し ます。
コンデンサータイプのマイクを使用する場合 パネル右上のPHANTOMスイッチをオンにします。
PHANTOMスイッチ
CDプレーヤー、MDプレーヤー、カセットデッキの接続 BGM再生用のCDプレーヤーなどを2TR IN端子に 接続します。接続する機器の入出力についてはそれ ぞれの機器の取扱説明書をご覧ください。
エレクトリックアコースティックギター/エレキ ベースはSuper Hi-Z端子に接続します。
1と2のどちらの端子に接続しても、また両方に接続しても構いません。
EMX62M
・ ギターエフェクターやベースエフェクターを使用す る場合はHi-Z端子、LINE端子に接続します。ただし同 じチャンネルのHi-Z端子とLow-Z端子を同時に使用で きないので、すでにLow-Z端子にマイクを接続してあ るチャンネルには接続できません。
シンセサイザー、ドラムマシン、エレキギターを接続したプロセッサーなど、電子楽器はLINE端子に 接続します。通常は以下のように電子楽器の出力端 子(L/MONO, Rなど)とステレオで接続します。
接続する機器が多い場合は以下のようにモノラル で接続します。
接続機器が多い場合はHi-Z端子やSuper Hi-Z端子にも 接続できます。ただし同じチャンネルのHi-Z端子と Low-Z端子を同時に使用できないので、すでにLow-Z 端子にマイクを接続してあるチャンネルには接続で きません。
FMX62M
注意:
EMX62M
注意:LIMITERインジケーターが長く点灯し続けると内蔵アンプやスピーカーを破損する原因となりますのでご注意ください。
パネル右上のYAMAHA SPEAKER PROCESSINGス イッチをオンにすると低音が補正されます。
各チャンネルの入力信号に対するイコライゼー ション(周波数特性)や音量、エフェクト、モニター 出力レベルなどを調整します。
2バンドイコライザーで、各チャンネルの高域、低域 を調整します。ツマミの位置が"▼"のときにフラッ トな特性となります。ツマミを右に回すと該当周波 数帯域がブーストされ、左に回すとカットされま す。
各帯域は、下記の基準周波数にて最大可変幅± 15dBでコントロールします。
HIGH: 10kHz ±15dB(シェルビング) LOW: 100Hz ±15dB(シェルビング)
② MONITOR(モニター)コントロール 各チャンネルからMONITORバスに送り出す信号のレベルをコントロールします。 MONITORバスの信号は、MONITOR OUTPUT端子 (入出力部価)に送られます。
この信号は、各チャンネルのLEVELコントロール ④の手前でMONITORバスに入るので、LEVELコ ントロールの設定には影響を受けません。
③ EFFECT(エフェクト)コントロール 各チャンネルからEFFECTバスに送り出す信号の レベルをコントロールします。
EFFECTバスの信号は、内蔵デジタルエフェクトと EFFECT OUT端子(入出力部④)の両方に送られま す。
各チャンネルのLEVELコントロール④後の信号に エフェクトを加えるので、EFFECTバスの信号はそ のチャンネルのLEVELコントロールの影響を受け ます。
チャンネル信号をEFFECTバスに送るには、この EFFECTコントロールとLEVELコントロール④の 両方を上げる必要があります。
各チャンネルからMAINバスと内蔵パワーアンプ に送り出す信号のレベルを調整します。
MAINバスの信号はMAIN OUTPUT端子(入出力部 (9)、SPEAKERS 1、2端子(リアパネル①)、PHONES 端子(入出力部①)に送られます。
入力信号を30dB減衰させます。ラインレベルの機器をチャンネル1~4に接続したり、マイク入力に歪が生じたりした場合は、このスイッチをオンにしてください。(スイッチを押し込んだ状態でオンとなります。)
内蔵デジタルエフェクトをオン/オフし、エフェク トタイプを選択します。
⑥ エフェクト選択スイッチ(VOCAL REVERB、 LARGE HALL、SMALL HALL)
内蔵デジタルエフェクトのタイプを選択します。
内蔵デジタルエフェクトのオン/オフを切り替え るスイッチです。スイッチをオンにするとインジ ケーターが点灯し、EFFECTバスの信号が内蔵デジ タルエフェクトで処理され、MAINバスとMONITOR バスに送られます。エフェクト音のミックスレベル は、メイン部とモニター部のEFFECT RTNコント ロール(9)、(5)で調節します。
内蔵デジタルエフェクトは、別売のフットスイッチ をFOOT SW端子に接続すれば足元でオン、オフで きます。
ここでは、MASTER、AUX IN、2TR IN、MAIN EFFECT RTNの各コントロールのレベル設定とイ コライザーの調節を行います。また、LIMITERイン ジケーターとMAINバス出力のレベルを表示する インジケーターもあります。
MAIN出力信号の周波数特性を調整する、7バンド のグラフィックイコライザーで各周波数帯域で最 大±12dBのカット/ブーストができます。 このグラフィックイコライザーの設定は、スピー カーに出力される信号、MAIN OUTPUT端子(入出 力部⑨)、PHONES端子(入出力部⑪)から出力され る信号に反映されます。
内蔵デジタルエフェクトからMAINバスに送られ るエフェクト信号のレベルを調整します。信号はそ の後MAIN OUTPUT端子(入出力部⑨)から出力さ れます。
AUX IN端子からMAINバスに送られる信号レベル を調整します。信号はその後MAIN OUTPUT端子 (入出力部⑨)から出力されます。
① 2TR INコントロール
2TR IN端子からMAINバスに送られる信号レベル を調整します。信号はその後MAIN OUTPUT端子 (入出力部⑨)から出力されます。
12 MASTERコントロール
MAINバス信号の出力レベルを調整します。
この設定は、SPEAKERS 1、2端子(リアパネル①)と MAIN OUTPUT端子(入出力部⑨)、PHONES端子 (入出力部⑪)に出力されるMAINバス信号に反映 されます。
(13) レベルメーター
MAIN OUT 端子(入出力部⑨)から出力される信号 のレベルを表示します。
注意:SPEAKERS 1、2 端子(リアパネル①)から 出力される信号は、MAIN OUT 端子の出力信号 が内蔵パワーアンプを通って出力されます。信 号のレベルは、LIMITER インジケーター(④でご 確認ください。
SPEAKERS 1、2 端子からの出力(パワーアンプの出力)が最大になると、インジケーターが点灯します。
注意:LIMITER インジケーターが長い間点滅す ると、パワーアンプに過大な負荷がかかり、故障 の原因となります。信号の最大入力時に一瞬点 灯するレベル以下に、MASTER コントロール(2) で信号のレベルを下げてください。
MONITORバスの音色とレベルを調整し、内蔵デジ タルエフェクトのミックスレベルを設定します。
15 EFFECT RTNコントロール
内蔵デジタルエフェクトからMONITORバスに送 られるエフェクト信号のレベルを調整します。信号 はその後、MONITOR OUTPUT端子(入出力部⑩)か ら出力されます。
MONITORバス信号の出力レベルを調整します。 この設定は、MONITOR OUTPUT端子(入出力部⑩) に出力されるMONITORバス信号に反映されます。
・スピーカー保護のために、パワーアンプ内蔵機器(本機も含む)の電源を切った状態で、ファンタム電源をオン/オフしてください。また、本機のモニター部とメイン部の(2)MASTERコントロールを、すべて最小にしておくことをおすすめします。 ・ファンタム電源が不要なときは、必ずこのスイッチをオフにしておいてください。また、ファンタム電源をオンにする場合は、コンデンサーマイク以外の機器がLo-ZXLRタイプの入力端子(チャンネル1~4)に接続されていないことを確認してください。外部機器の故障の原因になる場合があります。ただし、バランス型
ダイナミックマイクは、接続されていても問題
ありません。
スピーカーの低域を補正します。同梱スピーカー BR12と接続して本機を使用するときはオンにしま す。スピーカーBR12の低域を最適にブーストしま す。BR12以外のスピーカーを本機で使用するとき はオンで試聴して低域のバランスを確かめてから オン/オフを設定します。
■ POWERスイッチ、インジケーター
19 POWER ON、OFFスイッチ、インジケーター 本機の電源をオン/オフします。オンにすると点灯 します。
注意: |
・他の機器(マイクも含む)と接続する場合は、す |
べての機器の電源を切った状態で行なってく |
ださい。また電源を入れたり切ったりするとき |
は、必ずすべての機器の音量(ボリューム)を最 |
小にしてください。 |
・スピーカーから大きなノイズが発生しないよ |
うにするため、音源に近い機器から順に電源を |
入れてください。 |
例: 音源→ 本機(パワーアンプ) |
電源をオフにするときは、上記の逆の順序にな |
ります。 |
両端子のピン配線:
Low-Z端子(XLRタイプ) | Hi-Z端子(TRS フォーン) |
---|---|
ピン1:アース | スリーブ:アース |
ピン2:ホット(十) | チップ:ホット(十) |
ピン3:コールド(一) | リング:コールド(一) |
注意: チャンネル1~4のHi-Z入力端子とLow-Z入 力端子を同一チャンネル内で同時には使用する ことはできません。入力音源に適したどちらか 一方の端子のみをご使用ください。 ファンタム電源はチャンネル1~4まとめて同時 にオン/オフされるため、PHANTOMスイッチ (コントロール部①)をオンにする場合は、コン デンサーマイク以外の機器は必ずHi-Zに接続し てください。
② LINE 1、2入力端子
チャンネル5に入力する2つのフォーン端子です。2 つともアンバランス型で、シンセサイザーやドラム マシンなどのラインレベル機器に対応します。2つ の入力は同時に使用できます。
チャンネル6に入力する2つのフォーン端子です。2 つともアンバランス型で、エレクトリックアコース ティックギターやエレキベースなどのハイイン ピーダンス機器に適しています。また、シンセサイ ザーやドラムマシンなどのラインレベル機器にも 対応しています。2つの入力は同時に使用できます。
④ EFFECT OUT (エフェクト出力)端子 EFFECTバスの信号を出力するフォーン端子です。
外部エフェクターの入力端子に接続します。
ヤマハFC5などのオプションのフットスイッチを 接続します。接続したフットスイッチで本機の内蔵 デジタルエフェクトをオン、オフできます。フット スイッチを使用するにはデジタルエフェクト部の ONスイッチ(コントロール部⑦)を必ずONにしま す。
外部機器からの信号をMAINバスに送るフォーン 端子です。例えば外部エフェクターの出力端子に接 続します。
外部機器からの信号をMAINバスに送るRCAピン 端子です。例えばカセットデッキ、DAT、MDなどの ステレオL/R出力端子に接続します。
MAINバス信号を出力するRCAピン端子です。出力 される信号はメイン部の内蔵グラフィックイコラ イザー、MASTERコントロールを通過する前の MAINバス信号です。例えばカセットデッキ、DAT、 MDなどのステレオL/R入力端子に接続します。
MAINバス信号を出力するフォーン端子です。出力 される信号はメイン部の内蔵グラフィックイコラ イザー、MASTERコントロールを通過した後の MAINバス信号です。例えば大きなミキサー、出力 がもっと大きなパワーアンプなどの入力端子に接 続します。
MONITORバス信号を出力するフォーン端子です。 出力される信号は、モニター部のMASTERコント ロールを通過した後のMONITORバス信号です。例 えばパワードモニタースピーカーの入力端子に接 続します。
MAINバス信号を出力する端子です。出力される信号は、メイン部の内蔵グラフィックイコライザー、 MASTERコントロールを通過した後のMAINバス 信号です。ステレオヘッドフォンを接続してモニ ターします。
スピーカーを接続して、本機内蔵のパワーアンプで 増幅したMAINバスの信号を出力するフォーン端 子です。1、2両端子は内部でパラレル接続されてい て同じ信号が出力されます。付属のスピーカーケー ブルでBR12をEMX62Mに接続します。下のイラス トをご覧ください。
注意 :接続するスピーカーのトータルインピー ダンスを4~8Ωで使用します。インピーダンス が4~8Ωの1台のスピーカーを1、2どちらかの端 子に接続するか、1台が8~16Ωのスピーカー2台 をそれぞれの端子に接続します。この端子には 決してスピーカー以外の機器を接続しないでく
ださい。
付属の電源コードのソケット側をここに接続しま す。プラグ側を本書仕様のページに記載されている 電源条件に合ったコンセントに接続します。
本機は、後面下部吸気・後面上部排気による強制冷 却方式になっておりますので、放熱空気流を妨げな いように設置してください。
マイクロフォン、楽器などを接続する前に、EMX62Mと 接続する機器の電源が全てオフになっていることを確 認します。また本機の各チャンネルのLEVELコントロー ル、メイン部のMASTERコントロール、モニター部の MASTERコントロールが全て下がっているかを確認し ます。
マイクロフォン、楽器にケーブルを接続し、ケーブ ルのもう一端を適宜Low-Z/Hi-Z端子(チャンネル1 ~4)、LINE端子(チャンネル5)またはSuper Hi-Z端 子(チャンネル6)にしっかりと差し込みます。
注意: ラインレベルの機器をチャンネル1~4に接続す るときは、PADスイッチをオンにしてください。 チャンネル1~4のLow-Z端子とHi-Z端子は同時に使 用できません。
注意:電源を切る時はこの逆で、まず本機の電源から オフにします。
各チャンネルのLEVELコントロールはそのチャンネル のMONITORコントロールには影響しないので、パワー ドモニタースピーカーを接続すればメイン部のミック スとは別個のミックスを作ることができます。
本機はデジタルエフェクトを内蔵しており、ボーカルや 楽器にリバーブやアンビエンスを加えることができま す。
注意: EFFECT RTNをいっぱいまで下げてもエフェク トサウンドが歪む場合は、各チャンネルのEFFECTコ ントロールを下げてください。
オプションのラックマウントキット RK-88 を使用 すれば、本機をラックにマウントできます。
本機をラックヘマウントする場合には、通風性を充 分考慮したうえででマウントしてください。(密閉 ラックは特に避けてください。)
また、本機を含む複数台をラックへマウントする場 合には、ミキサー間に1U以上のスペースをあけて ください。ミキサー間の空きスペースにブランクパ ネルを使用される場合には、通風性が考慮された穴 あきタイプのブランクパネルをご使用ください。 尚、本機取付けには7Uのスペースが必要となりま す。また、取付後はラック前面から62mm出た状態 になります。
2 ラックマウント金具を、ラックマウントキットに付 属のネジ3本で本機側面に固定します。
3 反対側の金具も同様に取り付けます。
この機器で考えられる異常動作の症状と原因、およびそれらの対処方法は次のとおりです。
症状 | 原因 | 処置 | ||
---|---|---|---|---|
スピーカーから音が
出なくなった |
POWERインジ
ケーターが、点 灯している。 |
この機器のアンプにかかる負荷
が大きすぎたので、アンプの保 護回路が作動しました。 過負荷の原因としては、チャン ネルコントロール部やメイン部 での過大なレベル設定・放熱の ための通風状態の不適切・接続 しているスピーカーの負荷イン ピーダンスの不足などの可能性 などがあります。 |
|
|
その他 | 機器間の接続が緩んだ。 |
接続を点検し、不良個所があれば、修正してくだ
さい。 |
||
その他 |
故障の可能性があります。お買上げ店にご相談く
ださい。 |
|||
スピーカーの音のバ
ランスがおかしい。 |
スピーカーの高
域が出ない。 |
過大入力によりスピーカーの保
護回路が作動しました。 |
EMX62Mの電源を切るか、音量を下げてください。数秒から数十秒で自動的に復帰します。
電源を再び入れるか音量を上げて、高域が出ていることを確認し、保護回路が動作しない音量でご 使用ください。 |
Q: 内蔵エフェクトがかかりません。 |
A: デジタルエフェクト部のONスイッチは押されてい
ますか?チャンネル部のEFFECTコントロールツマ ミと、メイン部のEFFECT RTNコントロールツマミ は調節されていますか? |
---|---|
A: 各チャンネルのイコライザー(LOW)ツマミが、マイ
ナス方向へ調節されていませんか? |
|
Q: シンセサイザーのステレオアウトをチャンネル6の
Super Hi-Z端子へ接続し、音声を入力したがモニ ター音がステレオにならない。 |
A: Super Hi-Z(あるいはLINE)の1、2端子は、同時使用す
ることは可能ですが、内部の回路はモノラルですの で、1、2の信号は混ざってモノラルで出力されます。 |
Q: EFFECT OUT端子から外部エフェクターへ送って、
エフェクトのかかった音をAUX IN端子へ戻しても、 ミキサーへ信号が入力されない。 |
A: メイン部のAUX INコントロールは右へ回してあり
ますか? |
Q: MONITOR—OUT PUT端子から、外部のパワードス
ピーカーへ接続しているのですが、モニター部の MASTERコントロールを回しても信号がスピー カーの方へ送られません。 |
A: インプットチャンネルのMONITORコントロールツ
マミは調節されていますか? |
Q: 入力端子のLow-ZとHi-Z端子は、同時に使用できますか? |
A: Low-ZとHi-Z入力端子を同一チャンネル内で同時に
使用することはできません。 |
Q: スピーカー1台の接続は可能ですか? |
A: 可能です。スピーカーはインピーダンス4~8Ωをご
使用ください。 |
■ 一般仕様
最大出力 |
135W/8Ω @0.5% THD at 1kHz (SPEAKERS OUT)
200W/4Ω @0.5% THD at 1kHz (SPEAKERS OUT) 175mW/40Ω @0.5% THD at 1kHz (PHONES OUT) |
周波数特性 |
20Hz~20kHz +1dB, -3dB @1W output into 8Ω (SPEAKERS OUT)
20Hz~20kHz +1dB, -3dB @+4dB output into 10kΩ (MAIN OUT, MONITOR OUT, EFFECT OUT) |
全高調波歪率 |
<0.5% @20Hz~20kHz, 100W output into 4Ω (SPEAKERS OUT)
<0.3% @20Hz~20kHz, +14dB output into 10kΩ (MAIN OUT, MONITOR OUT, EFFECT OUT) |
ー124dB入力換算ノイズ、ー68dB残留ノイズ(SPEAKERS OUT) | |
ー88dB残留ノイズ (MAIN OUT, MONITOR OUT) | |
-79dB(83dB S/N) (MAIN OUT, MONITOR OUT) | |
マスターレベルコントロール:ノミナル/全チャンネルレベルコントロール:最小レベル | |
ハム&ノイズ | -69dB(73dB S/N) (MAIN OUT, MONITOR OUT) |
(Rs=150Ω, 20Hz~20kHz BPF) | マスターレベルコントロール:ノミナル/1チャンネルレベルコントロール:ノミナル |
ー75dB(79dB S/N)(EFFECT OUT)
全チャンネルレベルコントロール:最小レベル |
|
-69dB(73dB S/N) (EFFECT OUT) | |
1チャンネルレベルコントロール:ノミナル | |
66dB CH IN (Lo-Z) → EFFECT OUT (CH1~4) | |
48dB CH IN (Lo-Z) → REC OUT (CH1~4) | |
最大電圧ゲイン | 56dB CH IN (Hi-Z)→MAIN OUT, MONITOR OUT (CH1~4) |
26dB LINE IN→MAIN OUT (CH5)
26dB ALIX IN→MAIN OUT |
|
22dB 2TR IN→MAIN OUT | |
46dB Super Hi-Z IN→MAIN OUT (CH6) | |
クロストーク(1kHz) | 65dB入力CH間、65dB入出力間 |
最大可変幅±15dB | |
入力チャンネルイコライザー特性 |
HIGH 10kHz シェルビンクタイフ*1
LOW 100Hz シェルビングタイプ*1 |
*1 シェルビングタイプのターンオーバー/ロールオフ周波数:最大可変幅に対し3dB | |
下がったポイント | |
メーター | 5ポイントLEDメーター(-10、-5、0、+3、+6dB)MAIN OUT |
グラフィックイコライザー |
7バンド(125、250、500、1k、2k、4k、8kHz)MAIN OUT
最大可変幅 土12dB |
内蔵デジタルエフェクト | 3プログラム(VOCAL REVERB、LARGE HALL、SMALL HALL) |
ファンタム電源 | +15V(バランス入力) |
リミッター | コンプ:THD≧0.5% (SPEAKERS OUT) |
LIMITインジケーター | オン: THD≧0.5%(SPEAKERS OUT) |
電源スイッチオン/オフ ミュート | |
| 保護回路(パワーアンプ)
| |
DC検知
温度(ビートシンク温度>00°C) |
反(ビードノン)反至900)
デジタルエフェクトミュート・オン/オフ |
|
オプション | BK-88 FC5 |
電道 | 100V AC 50/60Hz |
│ ~ ☆ ☆ ↓ / | 110W |
482×305×328mm | |
102/0007/0201111 | |
り馮品 | |電源コート、スピーカーケーノル(2本)、取扱説明書 |
入力 | ノミナル | 入力レベル | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
へた
人力端子 PAD |
PAD | インピーダンス | インピーダンス | 感度*1 | ノミナルレベル | 最大ノンクリップレベル | 使用コネクター |
CH INPUT (Lo-Z) OFF (CH1~4) ON | OFF | 50~600Ω Mics | -62dB(0.616mV) | -50dB(2.45mV) | -20dB(77.5mV) | ||
3K 12 | 600Ω Lines | -32dB(19.5mV) | -20dB(77.5mV) | +10dB(2.45V) | XLR3-31 ダイ フィ | ||
CH INPUT (Hi-Z) OFF
(CH1~4) ON |
OFF | (0) 0 | 50~600Ω Mics | -52dB(1.95mV) | -40dB(7.75mV) | -10dB(245mV) | フォーンジャック |
ON | ΤΟΚΩ | 600Ω Lines | -22dB(61.6mV) | -10dB(245mV) | +20dB(7.75V) | (TRS) • 2 | |
LINE (CH5) (1~2) | 10k Ω | 600Ω Line | -22dB(61.6mV) | -10dB(245mV) | +20dB(7.75V) | フォーンジャック³ | |
Super Hi-Z (CH6) (1 | ~2) | 470k Ω | 1kΩ | -42dB(6.16mV) | -30dB(24.5mV) | 0dB(0.775V) | フォーンジャック³ |
AUX IN | 10k Ω | 600Ω Line | -22dB(61.6mV) | -10dB(245mV) | +20dB(7.75V) | フォーンジャック っ | |
2TR IN(1~2) | 10kΩ | 600Ω Line | -22dBV(79.4mV) | -10dBV(316mV) | +17.8dBV(7.76V) | RCAピンジャック 3 |
*1 入力感度・最大ゲイン設定時に定格出力が得られる最小レベル
*2. バランス型
*3. アンバランス型
• 0dB=0.775Vrms, 0dBV=1Vrms
出力 |
ノミナル
インピーダンス |
出力し | |||
---|---|---|---|---|---|
出刀端子 | インピーダンス | ノミナル | 最大ノンクリップレベル | 使用コネクター | |
SPEAKERS OUT(1, 2) | 0.1 Ω | 4/8Ω Speaker | 40W/4 Ω | 200W/4Ω | フォーンジャック |
MAIN OUT | 600 Ω | 10kΩ Lines | +4dB(1.23V) | +20dB(7.75V) | フォーンジャック |
MONITOR OUT | 600 Ω | 10kΩ Lines | +4dB(1.23V) | +20dB(7.75V) | フォーンジャック |
EFFECT OUT | 600 Ω | 10kΩ Lines | +4dB(1.23V) | +20dB(7.75V) | フォーンジャック |
PHONES OUT | 35 Ω | 40Ω Phones | 33mW | 175mW | フォーンジャック |
REC OUT(1, 2) | 600 Ω | 10kΩ Lines | -10dBV(316mV) | +10dBV(3.16V) | RCAピンジャック |
・ フォーンジャック、RCAピンジャック・アンバランス型
• 0dB=0.775Vrms, 0dBV=1Vrms,
単位:mm
高調波ガイドライン適合品
仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
■ ブロック/レベルダイアグラム
この商品には保証書がついています。販売店でお渡していますから、ご住所・お名前・お買上げ年月日・販売店名など所定 事項の記入および記載内容をおたしかめの上、大切に保管して ください。
保証書は当社がお客様に保証期間内の無償サービスをお約 束するもので、この商品の保証期間はお買上げ日より1年です。
保証期間内の転居や、ご贈答用に購入された場合などで、記 載事項の変更が必要なときは、事前・事後を問わずお買上げ販 売店かお客様ご相談窓口、またはヤマハ電気音響製品サービス 拠点へご連絡ください。継続してサービスできるように手配いた します。
この商品(搭載プログラムを含む)の使用または使用不能に より、お客様に生じた損害(事業利益の損失、事業の中断、事業 情報の損失、その他の特別損失や逸失利益)については、当社は 一切その責任を負わないものとします。また、如何なる場合でも、 当社が負担する損害賠償額は、お客様がお支払になったこの商 品の代価相当額をもって、その上限とします。
「故障かな?」と思われる症状のときは、この説明書をもう一度 よくお読みになり、電源・接続・操作などをおたしかめください。そ れでもなお改善されないときには、お買上げ販売店へご連絡く ださい。調整・修理いたします。
調整・修理に際しては保証書をご用意ください。保証規定により、調整・修理サービスをいたします。また、故障した製品をお持ちいただくか、サービスにお伺いするのかも保証書に書かれています。
修理サービスは保証期間が過ぎた後も引き続きおこなわれ、 そのための補修用性能部品が用意されています。性能部品とは 製品の機能を維持するために不可欠な部品のことをいい、PA製 品ではその最低保有期間は製造打切後8年です。この期間は経 済産業省の指導によるものです。
ヤマハPA製品に関するご質問・ご相談はお客様ご相談窓口 へ、アフターサービスについてのお問合わせはヤマハ電気音響 製品サービス拠点へおよせください。
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EM営業統括部企画推進室(プロオーディオ) 〒108-8568 東京都港区高輪2-17-11 TEL 03-5488-5472 PA・DMI事業部MP営業部営業課 〒430-8650 浜松市中沢町10-1 TEL 053-460-2432
北海道サービスステーション | 〒064-8543 | 札幌市中央区南十条西1-1-50 ヤマハセンター内 | TEL 011-512-6108 |
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仙 台サービスステーション | 〒984-0015 | 仙台市若林区卸町5-7 仙台卸商共同配送センター 3F | TEL 022-236-0249 |
首都圏サービスセンター | 〒143-0006 | 東京都大田区平和島2-1-1 京浜トラックターミナル14号棟A-5F | TEL 03-5762-2121 |
浜 松サービスステーション | 〒435-0016 | 浜松市和田町200 ヤマハ(株)和田工場6号館2階 | TEL 053-465-6711 |
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大 阪サービスセンター | 〒565-0803 | 吹田市新芦屋下1-16 ヤマハ(株)千里丘センター内 | TEL 06-6877-5262 |
四 国サービスステーション | 〒760-0029 | 高松市丸亀町8-7 (株)ヤマハミュージック神戸 高松店内 | TEL 087-822-3045 |
九 州サービスステーション | ₹812-8508 | 福岡市博多区博多駅前2-11-4 | TEL 092-472-2134 |
本 社/ CSセンター | ₹435-8650 | 浜松市中沢町10-1 | TEL 053-465-1158 |
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