Yamaha AVANT GRAND N-3, AVANT GRAND N-2 User Manual [es]

取扱説明書
ご使用の前に必ず4〜7ページの「安全上のご注意」をお読みください。
N3:製品の組み立てやお引越しの際は、AvantGrandの正規取扱店に
ご依頼ください。(組み立て手順は41ページ参照)
JA
ハイブリッドピアノ
100年以上の時を経て得たピアノづくりの経験と、 21世紀の最新技術がひとつに融け合い、今の時代に
ふさわしいピアノが誕生しました。
専用グランドピアノアクションとピアノ鍵盤による本物のタッチ感
グランドピアノの豊かな表現力は、繊細なタッチ感とレスポンス により支えられています。ヤマハがグランドピ アノ づくりで培ったその技術を応用し、Avant Grand専用グランドピアノアクションは完成しました。これはグランドピ アノのアクションと同様、ハンマーが弦を下から打つしくみで す。ハンマーの動きや、それぞれのハンマーの重 量配 分をきめ細かに調整することにより、滑らかな弾き心地を実現しました。 また鍵盤はグランドピアノと同じ木製鍵盤で、白鍵部分には「ニューアイボリー II」を採用しました。これはヤマハが 独自に開発した新素材で、天然象牙にきわめて近いタッチ感を 持ち、速いパッセージを弾くときには軽やか に、遅い パッセージを弾くときにはしっかりとした手ごたえを感じられます。 アコースティックグランドピアノに限りなく近い滑らかで自然なタッチ感をお楽しみいただけます。
臨場感あふれるグランドピアノ音色
グランドピアノ音色は、独自のサンプリング音源システム4chマルチサンプリングを採用。グラン ドピアノならでは の豊かな音の響きを、弾く人のポジションにいちばん心地 よく届くようにするため、左、右、センター、そして リア の4か所での新しいサンプリング方式です。 また、スピーカーシステムも音源に対応した4chのスピーカーシステムを採用しています。それぞ れのスピーカーに は、ひとつずつ専用アンプを搭載。これは、各帯域の音の干渉を避け るとともに、それぞれの音のニュアンスを より 自然に表現するためのぜいたくな音響システムです。 さらにN3には譜面立てを倒した位置にフラットパネルタイプの新たな共鳴体を搭載しています。これはグランドピア ノを弾いたときに演奏者が感じる音の立ち上がりをより精緻に 再現するためのもので、特に高音域を弾いたと きにリ アルな音の反応が得られます。
グランドピアノに迫る弾きごたえを実現
臨場感あふれる豊かな音に、よりグランドピアノらしさを引き立たせる振動機能(TRS: Tactile Response System) をプラス。鍵盤に触れている手や、ペダルを踏んでいる足から感じ る振動を再現し、グランドピアノらしい弾き ごた えを増しています。この機能はオン/オフが切り替え可能で、振動のレベルも3段階で調節できます。
音量調節が自由自在
演奏する時間や状況に合わせて、音の大小を自由に調節でき ます。また、ヘッドフォンを使用すれば、周囲のか たに 気がねなく演奏できます。ヘッドフォン使用時にも振動機能により アコースティックグランドピアノの弾き心 地が再 現できます。
2
取扱説明書
目次
安全上のご注意................................................................. 4
基本編
簡単な準備だけでピアノ演奏を楽しめます。さっそく音を出して みましょう。
各部の名前.......................................................................... 8
音を出してみましょう.................................................... 10
ペダルを使う.................................................................... 14
ヘッドフォン( 別売)を使う ............................................. 14
譜面立てを使う................................................................ 15
応用編
演奏を録音するなど、楽器を便利に使いこなすための機能を説明 しています。
プリセットソング(内蔵曲) を聞く ................................ 16
楽器を使いこなす ........................................................... 18
音色を選ぶ........................................................................ 18
音色デモ曲を聞く............................................................ 19
メトロノームを使う ........................................................ 20
タッチ感を変える( タッチ) ............................................. 22
体感振動を調節する(TRS) ............................................. 23
音に残響を付ける( リバーブ) ......................................... 23
キー (調)を変える( トランスポーズ) ............................. 24
音の高さを微調整する( チューニング) .......................... 25
音律( 調律法)を選ぶ ......................................................... 26
演奏を録音(記録) する ................................................... 27
本体に録音した曲を再生する......................................... 28
録音した曲をUSBフラッシュメモリーに保存する .... 29
USBフラッシュメモリー内の曲を聞く ....................... 31
USBフラッシュメモリーのフォーマット(初期化 ).... 33
バックアップデータと楽器の初期化 ............................ 34
内部メモリーへのデータバックアップ ......................... 34
初期化( イニシャライズ)の方法 ..................................... 34
外部機器と接続する .......................................................35
端子について.................................................................... 35
MIDIについて ................................................................. 37
コンピューターと接続する............................................. 37
ローカルコントロールオン/オフの設定をする............ 38
付録
メッセージ一覧などの資料やクイックオペレーションガイドを掲 載しています。
メッセージ一覧................................................................39
困ったときは....................................................................40
N3の組み立て方 .............................................................41
仕様 ...................................................................................43
索引 ...................................................................................44
クイックオペレーションガイド.....................................45
保証とアフターサービス ................................................47
付属品(お確かめください)
□ 保証書 □ 取扱説明書( 本書) □ 電源コード □ コードホルダー (3個 ) □ キーカバー □ 高低自在イス □ ユーザー登録のご案内*
* ユーザー登録の際に記載されているプロダクト ID
(PRODUCT ID) が必要です。
基 本 編
応 用 編
付 録
データリスト
「MIDI データフォーマット」や「MIDI インプリメンテーションチャート」など MIDI に関する資料が、ヤマハマニュアルライブラリーからダウンロー
ドできます。インターネットに接続して以下のウェブサイトを開き、「モデル名から検 索」テキストボックスにモデル名 (「N3」など ) を入力して
「検索」ボタンを押します。
ヤマハマニュアルライブラリー
http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/
・*この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる場合があります。 ・*本体のイラストは、断りのない限りN3 のものを使用します。
N3/N2
取扱説明書
3
安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたしま す。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
 〜しないでくださいという「禁止」を示します。 
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
この表示の欄は、「死亡す る可能性または重傷を負
警告
本体に表示されている注意マークについて
本体には、次の注意マークが付いています。
これは、以下の内容の注意を喚起するものです。
「感電防止のため、パネルやキャビネットを外さないでください。この製品の内部には、お客様が修理/交換
できる部品はありません。点検や修理は、必ずお買い上げの楽器店または巻末のヤマハ修理ご相談センター にご依頼ください。」
う可能性が想定される」 内容です。
感電の恐れあり
キャビネットをあけるな
注意
注意
この表示の欄は、「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生する可能性が想 定される」内容です。
4
取扱説明書
(1)B-22
1/4
警告
電源 / 電源コード
電源は必ず交流100Vを使用する。
エアコンの電源など交流200Vのものがあります。誤って接 続すると、感電や火災のおそれがあります。
必ず実行
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこりをきれい に拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
必ず実行
電源コード/プラグは、必ず付属のものを使用する。
他の電源コード/ プラグを使用すると、発熱や感電の原因に なります。
必ず実行
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、無理に曲 げたり、傷つけたりしない。また、電源コードに重いものを
のせない。
禁止
電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。
分解禁止
この製品の 内部を開け た り、内部の部 品を分解 し
たり改造したりしない。
禁止
感電や火災、けが、または 故障の原因になります。
水に注意
本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かない。 また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用しな
い。
禁止
禁止
内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故障の原 因になります。入った場 合は、すぐに電源スイッチを切り、
電源プラグをコンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器 店または 巻末のヤマ ハ修理ご 相談センタ ーに点検をご依頼
ください。
ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
火に注意
本体の上にろうそくなど火気のあるものを置かない。
ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になります。
禁止
異常に気づいたら
電源コード /プラグがいたんだ場合、または、使用中に音が 出なくなったり異常なにおいや煙が出たりした場合は、すぐ
に電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く。
必ず実行
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、お買い 上げの楽 器店または 巻末のヤ マハ修理ご 相談センターに点
検をご依頼ください。
電源 / 電源コード
電源プラグを抜くときは、電源コードを持たずに、必ず電源 プラグを持って引き抜く。
電源コードが破損して、感電や火災の原因になることがあり
必ず実行
必ず実行
ます。
長期間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコ ンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
注意
禁止
2/4
(1)B-22
たこ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して火災の原因 になることがあります。
N3/N2
取扱説明書
5
組み立て (N3)
手入れ
必ず実行
設置
禁止
禁止
禁止
必ず実行
必ず実行
組み立てる前に、必ず本書の組み立て方の説明をよくお読み ください。
手順どおりに正しく組み立てないと、楽器が破損したりお客 様がけがをしたりする原因になります。
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近く など極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いと
ころ、また、ほこりや振動の多いところに置かない。
本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したりする原 因になります。
テレビやラジオ、ス テレオ、携帯電話な
ど他の電気製品の近 くで使用しない。
楽器本体またはテレ ビやラジオなどに雑
音が生じる場合があ ります。
不安定な場所に置かない。
本体が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけがをした りする原因になります。
本体を移動するときは、必ず電源コードなどの接続ケーブル をすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒したりするお それがあります。
この機器を電源コンセントの近くに設置する。
電源プラグに容易に手の届く位置に設置し、異常を感じた場 合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセント
から抜いてください。また、電源スイッチを切った状態でも 微電流が流 れていま す。この製品を 長時間使 用しないとき
は、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
本体のほこりや汚れは、柔らかい布で軽く拭き取る。
強く拭くと、ほこりの粒子で本体の表面に傷がつく場合があ ります。
必ず実行
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学 ぞうきんなどは使用しない。
本体のパネルや鍵盤が変色/ 変質する原因になります。お手
禁止
必ず実行
入れには、乾いた柔らかい布、もしくは水を固くしぼった柔 らかい布をご使用ください。
水滴がついたらすぐに拭きとる。
極端に温湿度が変化すると、本体表面に水滴がつく ( 結露す る)ことがあります。水滴をそのまま放置すると、木部が水
分を吸 収して変形 する原因 になります。水 滴がついた場合 は、柔らかい布ですぐに拭きとってください。
使用時の注意
鍵盤蓋で指などをはさまないように注意する。また、鍵盤蓋 や本体のすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
禁止
鍵盤蓋やパネル、鍵盤のすき間から金属や紙片などの異物を 入れない。
感電、ショート、火災や故障 の原因になることがあります。
禁止
禁止
入った場合は、すぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコ ンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器店または巻末の
ヤマハ修理ご相談センターに点検をご依頼ください。
本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品などを 置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色/変質する原因になります。
本体の表面に金属、陶器、その他硬い物を当てない。
表面にひびが入ったり、はがれたりする場合があります。
接続
必ず実行
他の 機器と接続す る場合は、すべての
機器 の電源を切っ た上で行な う。ま
た、電源を入れたり 切った りする 前に、
必ず機器のボ リュ ームを最小に
する。さらに、演奏 を始 める場合も必
ず両機器のボ リュ ームを最小に
し、演奏しながら徐々にボリュームを上げていき適切な音量 にする。
感電または機器の損傷の原因になることがあります。
(1)B-22
3/4
禁止
禁止
禁止
本体の上にの ったり重いもの をのせた りしない。また、ボ
タンやスイ ッチ、入出力端子 などに無理な力を加えない。
本体が破損 したり、お客様や 他の方々がけ がをしたりする
原因になります。
大きな音量で長時間ヘッド フォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
6
取扱説明書
イス
禁止
禁止
禁止
禁止
必ず実行
不安定な場所に置かない。
イスが転倒して、お客様や他の方々がけがをする原因になり ます。
イスで遊んだり、イスを踏み台にしたりしない。
このイスは楽器演奏用です。イスを遊び道具や踏み台にする と、イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする
原因になります。
イスには二人以上ですわらない。
イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする原因 になります。
イスにすわったままでイスの高さを調節しない。
イスにすわったままイスの高さを調節すると、高低調節機構 に無理な力が加わり、高低調節機構がこわれたりお客様がけ
がをしたりする原因になります。
イスのネジを定期的に締め直す。
イスを長期間使用すると、イスのネジがゆるむことがありま す。ネジがゆるんだ場合は、付属のスパナで締め直してくだ
さい。
イスの脚で床やたたみを傷つけないよう注意する。
イスの脚 でフローリ ングの床 やたたみを 傷つけることがあ ります。イスの下にマットを敷くなどして、床やたたみを保
必ず実行
禁止
護されることをおすすめします。
イスを手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学 ぞうきんなどは使用しない。
変色/変質する原因になります。お手入れには、乾いた柔らか い布、または水を固くしぼった柔らかい布をご使用ください。
データの保存
作成したデータの保存とバックアップ
本体に録 音したソン グデータ は電源を切 っても保持されま すが、故障や誤操作などの ために失われることがあります。
大切なデータは、USBフラッシュメモリーなどのUSB記憶
必ず実行
USB記憶装置のバックアップ
必ず実行
装置に保存してください(29ページ)。
データを保存した USB 記憶装置の万一の事故に備えて、大 切なデータは予備の USB記憶装置にバッ クアップとして保
存されることをおすすめします。
● データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。
● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。
・ この製品は、JIS C 61000-3-2 に適合しています。
この製品は、ヤマハ ( 株 ) が著作権を有する著作物やヤマハ ( 株 ) が第三者から使用許諾を受けている著作物を内蔵または同梱しています。その著作 物とは、すべてのコンピュータープログラムや、伴奏スタイルデータ、MIDI データ、WAVE データ、音声記録データなどのコンテンツを含みます。
ヤマハ ( 株 ) の許諾を受けることなく、個人的な使用の範囲を越えて上記プログラムやコンテンツを使用することについては、著作権法等に基づき、 許されていません。
・ ヤマハ ( 株 ) および第三者から販売もしくは提供されている音楽 / サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならない場合を除いて、権利者に無断で複製ま
たは転用することを禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。 ・MIDI は社団法人音楽電子事業協会 (AMEI) の登録商標です。 ・ その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。
移動と設置
本体は立てかけたり、裏 返したりせず、必ず水平 にしてお運びくださ い。また、大きな振動、衝撃を与えないでください。お引越しの際は、
専門の業者にご依頼ください。
ここを持たないでください。
注意
本体を移動するときは、必ず本体の底面を持ってください。そのとき底面左側 の操作パネル部分は持たないようご注意ください。本体が破損したり、お客様
がけがをしたりする原因になります。
N3:より安全にお使いいただくため、また床面の保護のため、キャスターを固
定する受け皿「インシュレーター」のご使用をおすすめします。
N2:屋根を開閉するために、本体を壁から離して設置してください(背面:
15cm以上、側面:10cm以上)。また、設置後に本体がぐらつく場合は、付 属のフェルトをご利用ください。詳しくはフェルトに付属の説明をご覧ください。
ここを持って ください。
操作パネルを持たない でください。
調律について
この楽器は調律の必要がありません。 ただし、タッチに違和感を感じた場合には、お買い上げ店、または巻末のヤマハ修理ご相談センターにご相談ください。
音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時と場所によっては、大変気にな るものです。隣近所への配慮を充分にいたしまし ょう。静かな夜間には小さな音でもよく通り、特に 低音は床や壁などを伝わりやすく、思わぬところで迷惑をかけてしまうことがあります。夜間の演奏には特に気を配りましょう。窓を閉めたり、ヘッ
ドフォンをご使用になるのも一つの方法です。お互いに心を配り、快い生活環境を守りましょう。
(1)B-22
4/4
N3/N2
取扱説明書
7
基 本 編
基本編
概観
[AC INイン]端子
(10ページ)
N3
<本体底面>
<本体底面>
<本体底面 >
端子部
(9ページ)

各部の名前

>
後ろ脚側
屋根 (11、13ページ)
つきあげぼう
突上棒 (11ページ)
譜面立て (15ページ)
電源スイッチ
(12ページ)
本体右側
(高音)
N2
電源スイッチ
(12ページ)
本体右側
(高音)
<本体正面 >
<
<
端子部
(9ページ)
<本体底面>
端子部
(9ページ)
>
本体左側 (低音)
>
本体左側 (低音)
s
操作パネル
(9ページ)
屋根(11、13ページ)
操作パネル
(9ページ)
鍵盤蓋 (10、13ページ)
ペダル (14ページ)
譜面立て (15ページ)
鍵盤蓋 (10、13ページ)
< 本体背面>
[AC INイン]端子
(10ページ)
本体左側
(低音)
8
<
端子部
(9ページ)
取扱説明書
>
t
本体右側 (高音)
ペダル (14ページ)
注意
操作パネル
各部の名前
er t yuio!0 !1
w
q
q w e r
t y u i o !0 !1
マスターボリューム
[MASTER VOLUME
画面 ................................................................ 下記参照
レコード
[RECORD
プレイ /ストップ
[PLAY/STOP [+]/[−]ボタン
[DEMO/SONG
[PIANO/VOICE
[TRS]ボタン ...............................................23ページ
リバーブ
[REVERB [METRONOME
ファンクション
[FUNCTION
]ボタン...................................... 27ページ
デモ /ソング
ピアノ /ボイス
]ボタン ...................................... 23ページ
メトロノーム
]ボタン...............24、26、38ページ
]つまみ .................. 12ページ
]ボタン.. 16、19、28、31ページ
.. 16、19、28、31ページ
]ボタン
]ボタン............................ 18ページ
]ボタン............................ 20ページ
操作パネルは、本体左側の底面に 手をかけて引き出します。
操作パネルを引き出すとき、[MASTER VOLUME] つまみを 引っ張らないでください。
基 本 編
●画面
通常は、選ばれているソング*の番号が 表示されます(ソングが選ばれていない と何も表示されません。)
d01
(ソング番号)
詳しくは、各機能の説明をご覧ください。また、メッセージ一覧(39ページ )もご参照ください。
*ソングとは: 本書では、演奏データを総称して「ソング(SONG)」と呼んでいます。プリセットソング(16ページ)や音色デモ曲 (19
ページ)、ユーザーソング(28ページ)、USBソング(31ページ)のことを指しています。
各機能の設定を変更すると、その結果が 表示されます。しばらくするとソング番 号の表示に戻ります。
0 d01
(設定値) (ソング番号) (TRSまたはリバーブの値)
[TRS]ボタンまたは [REVERB]ボタン を押している間は、TRSまたはリバー ブの設定値が表示されます。
t02
端子部
!2 !3 !4 !5 !6
フォーンズ
[PHONES
!2 !3
USB [TO DEVICE
トゥーデバイス
]端子 ............................................14ページ
]端子..............................35ページ
ミディ
MIDI
!4 !5
AUX INイン[L/L+R] [R]端子 ........................... 36ページ
AUX OUT
!6
アウト
[INイン] [OUT
アウト
]端子 .................................. 37ページ
[L/L+R] [R]端子...................... 36ページ
N3/N2
取扱説明書
9
基 本 編

音を出してみましょう

1
電源コードを接続する
1-1
電源コードの本体側のプラグを[AC INイン]端子に差し込みます。[AC IN] 端子の位置は「各部の名前」(8ページ) でご確認ください。
[AC IN]端子
1-2 付属のコードホルダーを貼り付け、電源コードを固定します。
コードホルダー取り付け例
N3 N2
1-3 コンセント側(家庭用AC100V)のプラグを差し込みます。
警告
電源は必ずAC100Vを使用してください。
警告
電源コードは必ず付属のものをお使いください。他の電源コードを使用すると、発熱や感電の原因になります。
2
鍵盤蓋を開ける
本体正面のくぼみに手を掛け、鍵盤蓋を持ち上げます。
注意
手や指をはさまないように注意
注意
鍵盤蓋を開閉するときは、両手で静かに行ない、途中で手を離さないでください。また、ご自分や周りの方、特にお子様などが、鍵盤蓋の端と本体 の間に手や指をはさまないようご注意ください。
注意
鍵盤蓋を開けるとき、鍵盤蓋の上に金属や紙片などを置かないでください。本体の内部に落ちて取り出せなくなり、感電、ショート、発火や故障な どの原因になります。本体の内部に物が入ってしまった場合は、お買い上げ店、または巻末のヤマハ修理ご相談センターにご相談ください。
10
取扱説明書
音を出してみましょう
3
屋根を開ける
N3
屋根の突上棒は長短の2種類あります。お好みの角度で使い分けてください。
注意
屋根を開閉するときは、必ず大人が行なってください。また、ご自分や周りの方、特にお子様などが、手や指をはさまないようご注意ください。
基 本 編
3-1 屋根の右側に両手をかけ、持ち上げます。 3-2 突上棒を起こし、屋根にある受け皿に突上棒が入
るように屋根をゆっくり下ろします。
長い突上棒は内側の受け皿に、短い突上棒は外側の受け皿に合わせます。
長い 突上棒
注意
外側の受け皿に長い突上棒を入れないでください。屋根が落ちて、本体が破損したり、お客様がけがをしたりする原因になります。
ここを持ってください。
ここを持たないでください。
短い 突上棒
注意
突上棒がしっかりと屋根の受け皿に入っているかご確認ください。しっかり入っていないと屋根が落ちて、本体が破損したり、お客様がけがをした りする原因になります。
注意
屋根を開けているときは、ご自分や周りの方が、突上棒に触れないようにご注意ください。また、楽器を移動するときは、屋根を閉めてください。 屋根が落ちて、本体が破損したり、お客様がけがをしたりする原因になります。
注意
屋根を開閉するときは、ご自分や周りの方、特にお子様などが、手や指をはさまないようご注意ください。
3-1 譜面立てを手前に起こします(15ページ)。
3-2 屋根の横に手をかけ、止まるまで持ち上げます。
N2
N3/N2
取扱説明書
11
基 本 編
音を出してみましょう
4
電源を入れる
本体底面の左側にある電源スイッチを押して電源を入れます。
本体前面の左側にある[POWER
注意
電源スイッチを入れてから、楽器が完全に起動するまで( 約8秒間)は、鍵盤を押さないでください。鍵盤の音が正常に出なくなることがあります。
鍵盤を弾く
5
鍵盤を弾いて、音を出してみましょう。
パワー
]ランプが点灯します。
ランプが点灯
電源スイッチ
音量を調節する
音量は、本体パネル左の[MATER VOLUME てください。
TRS(23ページ)がオンになっている場合は、音量を最小にしても多少音が出ます。
注意
大きな音量で長時間使用しないでください。聴覚障害の原因になります。
6
電源を切る
電源スイッチを切ります。
[POWER]ランプが消えます。
注意
電源スイッチを切った状態でも微電流が流れています。楽器を長時間使用しないときは必ずコンセントから電源プラグを抜いてください。
マスターボリューム
] つまみで調節します。実際に鍵盤を弾いて音を出しながら、音量を調節し
小さくなる 大きくなる
12 • N3/N2
取扱説明書
7
屋根を閉める
7-1 突上棒を押さえながら、ゆっくりと屋根を持ち上 げます。
7-2 屋根を支えながら、突上棒を下ろします。
7-3 屋根をゆっくりと下ろします。
いったん屋根を持ち上げたあと、ゆっくり下ろします。
N3
N2
ここを持ってください。
音を出してみましょう
ここを持たないでください。
基 本 編
8
鍵盤蓋を閉める
鍵盤蓋に手を掛け、静かに下ろします。
注意
手や指をはさまないように注意
N3/N2
取扱説明書
13
音を出してみましょう

ペダルを使う

基 本 編
ペダルには、右のペダル(ダンパーペダル)とまん中のペダル(ソステヌートペダル) 、左 のペダル(ソフトペダル)があります。これらはピアノ演奏で使われます。
右のペダル(ダンパーペダル)
このペダルを踏んでいる間、鍵盤から指を離して も弾いた音を長く響かせることができます。ダン
パーペダルはハーフペダル機能に対応していま す。
ここでダンパーペダルを踏むと、この とき押さえていた鍵盤とそのあと弾い
た音すべてが長く響く
まん中のペダル(ソステヌートペダル)
このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音 だけを、鍵盤から指を離しても長く響かせること
ができます。ペダルを踏んだあとに弾いた音には 効果はかかりません。
ここでソステヌートペダルを踏むと、 このとき押さえていた鍵盤の音だけが
長く響く
ハーフペダル機能とは
ペダルの踏み加減で音の伸び具合が 調節できる機能です。ペダルを踏み
こむほど音が長く伸びます。 ペダルを踏んで音が響きすぎたと
き、踏み込んだ状態からペダルを少 し戻して音の響きを抑える(音の濁
りを減らす)ことができます。
左のペダル(ソフトペダル)
このペダルを踏んでいる間、ペダルを踏んだあとに弾いた音量をわずかに下げ、音の響 きを柔らかくすることができます(ペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音には効
果はかかりませんので、効果をかけたい音を弾く直前に踏みます)。

ヘッドフォン(別売)を使う

ヘッドフォンを使う場合は、楽器本体底面の左側 にある[PHONES ンを接続すると自動的にスピーカーから音が出な くなります。 [PHONES]端子は2 つありますので、ヘッドフォ
ンを2本接続して2 人で演奏を楽しむこともできま す。
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。聴覚障 害の原因になります。
フォーンズ
]端子に接続します。ヘッドフォ
注意
ステレオフォーン プラグ(標準 )
ヘッドフォンを接続すると、TRS はいったんオフになります(23ペー
ジ)。
TRS(23ページ)がオンになってい る場合は、ヘッドフォンを接続して
いても、ヘッドフォン以外からも多 少音が出ます。
14
取扱説明書

譜面立てを使う

音を出してみましょう
立てるとき
1
屋根の手前部分を持ち上げ、後ろへゆっくり倒 します。
譜面立てを手前に起こします。
2
譜面立ては、35度と 70度の位置で固定され ます。お好みの角度で止めてください。
3
譜面受けを手前に開きます。
倒すとき
譜面受けを閉じます。
1
N3
基 本 編
譜面立てを止まるまで手前に起こします。
2
35度の位置からは、いったん 70度に立てて から、さらに手前に起こします。
3
譜面立てに手を添えて、ゆっくり倒します。
立てるとき
1
譜面立てを手前に起こします。
2
譜面立て裏にある左右2つの金具を下ろしま す。
3
金具が固定される位置まで、譜面立てを戻しま す。
倒すとき
譜面立てを手前に起こします。
1
譜面立て裏にある左右2つの金具を上げます。
2 3
譜面立ては、金具が固定されない位置で使用または放置しないでく ださい
譜面立てに手を添えて、ゆっくり倒します。
注意
N2
N3/N2
取扱説明書
15
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