Yamaha AUDIOGRAM6 User Manual [ja]

USB AUDIO INTERFACE
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取扱説明書
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安全上のご注意

ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財 産への損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
 〜しない でくださいという「禁止」を示します。 
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程 度を明示するために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
警告
分解禁止
この機器の内部を開けたり、内部の部 品を分解した り改造したりしない。
感電 や火災、けが、ま たは故障の 原因にな ります。
禁止
異常を感じた場合など、点検や修 理は、必ずお買い 上げの販売店または巻末のヤマハ電 気音響製品サー
ビス拠点にご依頼ください。
この表示の欄は、「死亡す る可能性または重傷を負 う可能性が想定される」 内容です。
警告
水に注意
禁止
この表示の欄は、「傷害を 負う可能性または物的損
注意
この機器の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを 置かない。また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多
いところで使用しない。
内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または 故障の原因になります。入った場合は、すぐに USB
ケーブルをこの機器から抜き、お買い上げの販売店 または巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点に点
検をご依頼ください。
濡れた手で USB ケーブルを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
害が発生する可能性が想 定される」内容です。
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禁止
AUDIOGRAM 6 取扱説明書
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注意
設置
必ず実行
禁止
禁止
禁止
禁止
この機器を移動するときは、必ず USB ケーブルな どの接続ケーブルをすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方 々が転倒した りするおそれがあります。
ボリュームコントロールをすべて最 大には設定しな い。
接続した機器によっては、発振したり スピーカーを 破損したりする原因になることがあります。
直射日光のあたる場所(日中の車 内など)やストー ブの近くなど極端に温度が高くな るところ、逆に温
度が極端に低いところ、また、ほこり や振動の多い ところで使用しない。
この機器のパネルが変形したり、内部 の部品が故障 したりする原因になります。
不安定な場所に置かない。
この機器が転倒して故障したり、お客 様や他の方々 がけがをしたりする原因になります。
テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話 など他の電気 製品の近くで使用しない。
この機器またはテレビやラジオなど に雑音が生じる 場合があります。
接続
他の機器と接続する場合は、すべての電源を切った 上で行なう。また、電源を入れたり切ったりする前
に、必ず機器の音量(ボリューム)を最小にする。
必ず実行
感電、聴力障害または機器の損傷になることがあり ます。
使用時の注意
スピーカーの故障を防ぐために、電源を入れるとき は、最後にモニタースピーカーの電源を入れる。ま
た、電源を切るときは、最初にモニタースピーカー
必ず実行
禁止
禁止
の電源を切る。
この機器のパネルのすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
この機器のパネルのすき間から金属や紙片などの異 物を入れない。
感電、ショート、火災や故障の原因になることがあ ります。入った場合は、すぐに USB ケーブルをこ
の機器から抜き、お買い上げの販売店または巻末の ヤマハ電気音響製品サービス拠点に点検をご依頼く
ださい。
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AUDIOGRAM 6 取扱説明書
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禁止
禁止
大きな音量で長時間ヘッドフォン / スピーカーを使 用しない。
聴覚障害の原因になります。
この 機器の 上にの ったり 重い ものを のせた りしな い。また、ボタンやスイッチ、入出力端子などに無
理な力を加えない。
この機器が破損したり、お客様や他の方々がけがを したりする原因になります。
MIC/INST 端子 (XLR タイプ ) のピン配列は、以下のとお りです。(IEC60268 規格に基づいています) 1: グラウンド(GND)、2: ホット(+)、3 : コールド(−)
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3
●データが破損したり失われたり した場合の補償はいたし かねますので、ご了承ください。
●不適切な使用や改造により故障 した場合の保証はいたし かねます。
使用後は、コンピューターの電源を切る、または USB ケーブル をコンピューターから抜き、必ず電源を切りましょう。
スイッチ、ボリュームコントロール、接続端子などの消耗部品は、 使用時間 により劣化しやすいため、消耗に応じて部品の交換が必
要になり ます。消耗部品の交換は、お買い上げの販売店または巻 末のヤマハ電気音響製品サービス拠点にご相談ください。
* この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会 (VCCI) の基
準に基づくクラス B 情報技術装置です。この装置は、家庭環境で 使用することを目的としていますが、この装置がラジオやテレビ ジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすこ とがあります。取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてくださ い。
音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時と場所 によっては、大変気になるものです。隣近所への配 慮を充分にいたしまし ょう。静かな夜間には小さな音でもよ く通り、特に低音は床や壁などを伝わりやすく、思わぬところで迷惑をかけてしまうことがあります。夜間の演奏には特に気を配りま しょう。窓を閉めたり、ヘッドフォンをご使用になるのも一つの方法です。お互いに心を配り、快い生活環境を守りましょう。
・ヘッドフォンをご使用になる場合は、耳をあまり刺激しないよう適度な音量でお楽しみください。
・仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
■ ご注意
・ 取扱説明書の著作権はすべてヤマハ(株)が所有します。 ・ 付属のソフトウェアの著作権は、Steinberg Media Technologies GmbH社が所有します。 ・ 巻末にこのソフトウェアのご 使用条件が記載されています。このソフトウェアをインストールする前に、必ずこのご使用条件をお読みく
ださい。ディスクの包装を解かれた場合は、このソフトウェアのご使用条件に同意したことになります。 ・ このソフトウェアおよび取扱説明書の一部または全部を無断で複製、改変することはできません。 ・ このソフトウェアおよび取扱説明書を運用した結果およびその影響については、一切責任を負いかねますのでご了承ください。 ・ このソフトウェアが入っているディスクは、オーディオ/映像用ではありません。コンピューター以外の機器では絶対に使用しないでくだ
さい。 ・ アプリケーションのバージョンアップなどに伴うシステムソフトウェアおよび一部の機能や仕様の変更については、別途ご案内させてい
ただきます。
この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる場合があります。
この製品は、ヤマハ ( 株 ) が著作権を有する著作物やヤマハ ( 株 ) が第三者から使用許諾を受けている著作物を内蔵または同梱しています。 その著作物とは、すべてのコンピュータープログラムや、音楽データなどのコンテンツを含みます。ヤマハ ( 株 ) の許諾を受けることなく、
個人的な使用の範囲を越えて上記プログラムやコンテンツを使用することについては、著作権法等に基づき、許されていません。
ヤマハ ( 株 ) および第三者から販売もしくは提供されている音楽/ サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならな い場合を除いて、権利者に無断で複製または転用することを禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配
慮をお願いします。
・ Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。 ・ Macまたは Macintoshは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。 ・ その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。
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はじめに

このたびは、コンピューターレコーディングシステムAUDIOGRAM 6をお買い求めいただきまして、ま ことにありがとうございます。AUDIOGRAM 6は、オーディオデータの転送を可能にしたUSBオーディ オインターフェースと音楽制作をサポートするソフトウェアCubase AI が同梱されています。簡単なセッ トアップや操作でコンピューター録音や本格的な音作りが実現できます。
AUDIOGRAM 6の優れた機能を十分に発揮させるとともに、末永くご愛用いただくために、この取扱説 明書をご使用の前に必ずお読みください。お読みになったあとは、保証書とともに保管してください。
特長
USBケーブル1本でコンピューターと接続
............................... 89ページ
付属のUSBケーブルを使ってコンピューターと AUDIOGRAM本体を簡単に接続できます。オーディ オデータ(2チャンネル)を USB経由でコンピューター からAUDIOGRAM 本体、AUDIOGRAM本体からコ ンピューターの双方向に送れます。(サンプリング周波 数 44.1/48 kHz)
ドライバーインストール不要 ........89ページ
コンピューターのOSに標準で付属されているドライ バーが使用できるので、ドライバーをインストールす る必要はありません。
DAWソフトウェア Cubase AI付属
............................... 89ページ
付属のソフトウェアCubase AIを使うと、手軽にハー ドディスクレコーディングを楽しむことができます。
コンプレッサー ...........................97ページ
マイクや生楽器( ギター )などの入力にコンプレッサー をかけると、音声信号のピークを圧縮して音を歪ませ ずに全体の音量を上げることができます。
目次
はじめに...................................... 86
特長 ................................................................. 86
目次 ................................................................. 86
動作環境.......................................................... 87
セットアップ例 ............................ 88
クイックガイド ............................ 89
1. Cubase AI をインストールする............. 89
2. 接続する .................................................... 89
3. 電源を入れる.............................................90
4. 音量を調整する......................................... 90
5. Cubase AI に録音する ............................ 91
6. Cubase AI でミックスダウン ................ 95
各部の名称と機能 ......................... 96
入力された信号の流れ................................... 97
困ったときは? ............................. 98
ユーザーサポートサービスの
ご案内 .......................................100
ファンタム電源(+48 V) .............97ページ
PHANTOM +48Vスイッチをオンにすると、イン プットチャンネル1の端子にファンタム電源を供給す ることができます。外部電源の必要なコンデンサーマ イクも手軽に接続できます。
付属品
・ Cubase AI 4 DVD-ROM ・ USBケーブル ・ 取扱説明書(本書)
*保証書は本書102ページに記載されています。
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AUDIOGRAM 6 取扱説明書
サービスについて .......................101
保証書 .......................................102
仕様一覧....................................104
一般仕様....................................................... 104
寸法図........................................................... 104
ブロック図................................................... 105
同梱ディスクについて.................116
ソフトウェアのご使用条件 ..........117

動作環境

NOTE
・ 最新の動作環境については、下記のURL をご参照ください。
NOTE
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/smtg/
はじめに
AUDIOGRAM 接続時の コンピューターの動作環境
Windows Vista
パソコン本体 USB端子を標準装備したWindows
対応パソコン
対応 OS Windows Vista CPU 1GHz以上のIntel Core/Pentium/
Celeronファミリーのプロセッサー
必要メモリー 1GB以上
Windows XP
パソコン本体 USB端子を標準装備したWindows
対応パソコン
対応 OS Windows XP Professional/XP
Home Edition
CPU 750MHz以上のIntel Core/
Pentium/Celeronファミリーのプロ セッサー
必要メモリー 96MB以上(128MB以上推奨 )
Macintosh
パソコン本体 USB端子を標準装備したMacintosh
コンピューター
対応 OS Mac OS X 10.3.3以上
CPU G3/300MHz以上のCPU、Intel製
のCPUを搭載したMacintoshコン ピューター
必要メモリー 128MB以上
Cubase AI 4の動作環境
Windows
対応 OS
CPU Intel Pentium 1.4GHz以上を搭載し
必要メモリー 512MB以上 オーディオイン
ターフェース
ハードディスク 空き容量
Macintosh
対応 OS Mac OS X 10.4以降 CPU Power Mac G4 1GHz/Core Solo
必要メモリー 512MB以上 ハードディスク
空き容量
・ インストールには DVDドライブが必要になります。
・ソフトウェア ライセ ンス を有効 にす るため、イ ン
Windows XP Professional SP1以上/ XP Home Edition SP1以上
Windows Vista (32 bit)
たコンピューター
Windows DirectX/ASIO 対応
1GB以上
1.5GHz以上
1GB以上
ターネットに接続した状態 でインストールしてくだ さい。
AUDIOGRAM 6 取扱説明書
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セットアップ例

コンデンサータイプのマイク を接続する場合は、
PHANTOM +48V スイッチ (★)をON ()にする。
マイク
エレキギター
パワードモニタースピーカー
ステレオ出力機器 (キーボードなど)
CDプレーヤー
ヘッドフォン
USBケーブル
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マイクなどのレベルが低い 入力信号を接続する場合は
エレキギター、ベースギ ターなどを接続する場合は Cubase AI
コンピューター
AUDIOGRAM 6 取扱説明書

クイックガイド

このクイックガイドは、Cubase AI のインストールからCubase AI を使っての録音やミックスダウンま での操作手順を説明しています。この取扱説明書の各部の名称と機能(96 ページ ) や Cubase AI に付属 のマニュアル(PDF形式) とあわせてご活用ください。
Step
1
Cubase AIをインストールする
インストールの過程で「スタインバーグ・エンドユーザー・ライセンス契約 書」が表示されますが、その
重要!
契約書は、巻末のソフトウェア使用許諾契約に置き換えられるために、意味の ないものです。必ず巻末 の「ソフトウェアのご使用条件」をお読みいただき、同意される場合のみインストールしてください。
コンピューターを起動し、管理者権限のあるアカウントでログオンします。
1
DVD-ROMドライブに付属の DVD-ROMを挿入します。
2
Windowsの場合は、「Cubase AI 4 for Windows」フォルダーの「CubaseAI4.msi」を、
3
Macintoshの場合は、「Cubase AI 4 for MacOS X」フォルダーの「CubaseAI4.mpkg」のア イコンをダブルクリックします。
画面の指示にしたがって、Cubase AIをインストールします。
・ Cubase AIを継続してご使用いただくために、ユーザー登録とソフトウェアライセンス認証が必要で
NOTE
Step
2
接続するすべての機器(コンピューターを除く)
1
の電源をオフ(STANDBY)にして、本体の LEVELコントロール、MASTER LEVELコ ントロールおよびDAWコントロールを最小に します。
す。登録と認証は、インターネットに接続した状態で Cubaseを起動したときに行なえます。起動時 に表示される「今すぐ登録」ボタンをクリックし、表示されたすべての項目を入力してください。登 録と認証をされない場合は、インストール後、一定期間のみご使用いただけます。
接続する
DAW コントロール
インプットチャンネル1と2 をモノラルチャン
4
ネルとして使用する場合はMONO/STEREO スイッチをMONO ( )、ステレオチャンネ ルとして使用する場合はSTEREO ( )にし ます。
コンデンサーマイクを使用 する場合は、AUDIO-
GRAMのPHANTOM +48Vスイッチをオン( )
にします。
LEVEL コントロール
楽器やマイクなどを接続します。
2
接続については、セットアップ例 (88ページ )や 各部の名称と機能 (96ページ)をご覧ください。
インプットチャンネル1、2の場合、接続した
3
機器に応じてMIC/INST切り替えスイッチを 切り替えます。
マイクを接続した場合はMIC ( )、ギターな どを接続した場合はINST ( )にします。
MASTER LEVELコントロール
AUDIOGRAM 6 取扱説明書
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