USB AUDIO INTERFACE
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安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への
危害や財産への損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
記号表示について
■
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
〜しな い でくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
■
「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと
切迫の程度を明示するために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
警告
分解禁止
この表示の欄は、「死亡す
る可能性または重傷を負
う可能性が想定される」
内容です。
この機器の内部を 開けたり、内部の 部品
を分解したり改造したりしない。
感電や火災、けが、ま たは故障の原因に
なります。異常を 感じた場合など、点検
や修理は、必ずお買い 上げの販売店 また
は巻末のヤマハ電 気音響製品サービ ス拠
点にご依頼ください。
(5)-10
警告
水に注意
1/3
この表示の欄は、「傷害を
注意
禁止
禁止
AUDIOGRAM 3 取扱説明書
負う可能性または物的損
害が発生する可能性が想
定される」内容です。
この機器の上に花瓶や薬品など液体の
入ったものを置か ない。また、浴室や雨
天時の屋外など湿気の 多いところで使用
しない。
内部に水などの液 体が入ると、感電や火
災、または故障の原因 になります。入っ
た場合は、すぐに USB ケーブルをこの
機器から抜き、お買い 上げの販売店また
は巻末のヤマハ電気音 響製品サービス拠
点に点検をご依頼ください。
濡れた手で USB ケーブルを抜き差しし
ない。
感電のおそれがあります。
103
注意
設置
必ず実行
この機器を移動するときは、必ず USB
ケーブルなどの 接続ケーブルをす べて外
した上で行なう。
コードをいため たり、お客様や他 の方々
が転倒したりするおそれがあります。
ボリュームコン トロールをすべて 最大に
は設定しない。
接続した機器によって は、発振したりス
ピーカーを破損 したりする原因に なるこ
とがあります。
直射日光のあたる場所(日中の車内など)
やストーブの近 くなど極端に温度 が高く
なるところ、逆に温度が極 端に低いとこ
ろ、また、ほ こりや振動の 多いところで
使用しない。
この機器のパネルが変 形したり、内部の
部品が故障したりする原因になります。
不安定な場所に置かない。
この機器が転倒して故 障したり、お客様
や他の方々がけ がをしたりする原 因にな
ります。
テレビやラジオ、ステレオ、携帯 電話な
ど他の電気製品の近くで使用しない。
この機器または テレビやラジオな どに雑
音が生じる場合があります。
接続
他の機器と接続する場 合は、すべての電
源を切った上で行なう 。また、電源を入
れたり切ったりする前 に、必ず機器の音
必ず実行
量(ボリューム)を最小にする。
感電、聴力障 害または機器 の損傷になる
ことがあります。
使用時の注意
スピーカーの故障を防ぐために、電源を
入れる ときは、最後にモニター スピー
カーの電源を入れる。また、電 源を切る
必ず実行
ときは、最初 にモニタース ピーカーの電
源を切る。
この機器のパネルのすき間に手や指を入
れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
禁止
この機器のパネルのすき間から金属や紙
片などの異物を入れない。
感電、シ ョート、火災や故障の 原因にな
ることがあります。入った 場合は、すぐ
禁止
にUSB ケーブルをこの機器から抜き、お
買い上げの販売店または巻末のヤマハ電
気音響製品サービス拠点に点検をご依頼
ください。
大きな音量で長時間ヘッドフォン/ スピー
カーを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
禁止
104
AUDIOGRAM 3 取扱説明書
(5)-10
2/3
この機器の上にのったり重いものをのせ
たりしない。また、ボタンやスイッチ、入
出力端子などに無理な力を加えない。
この機 器が破損したり、お客様 や他の
禁止
方々がけがをしたりす る原因になりま
す。
MIC/INST 端子 (XLR タイプ ) の ピン配列は、以
下のとおりです。
(IEC60268 規格に基づいています)
1: グラウンド(GND)、2 : ホット(+)、3 : コ ー
ルド(−)
21
3
●データが破損したり失われたりした場合の補償
はいたしかねますので、ご了承ください。
●不適切な使用や改造により故障した場合の保証
はいたしかねます。
使用後は、コンピューターの電源を切る、または USB
ケーブルをコンピューターから抜き、必ず電源を切り
ましょう。
スイッチ、ボリュームコントロール、接続端子などの
消耗部品は、使用時間により劣化しやすいため、消耗
に応じて部品の交換が必要になります。消耗部品の交
換は、お買い上げの販売店または巻末のヤマハ電気音
響製品サービス拠点にご相談ください。
*この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会
(VCCI) の基準に基づくクラス B 情報技術装置です。
この装置は、家庭環境で使用することを目的としてい
ますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近
接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあ
ります。取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてく
ださい。
音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時と 場所によっては、大変気になるもの です。隣近所への配慮を充分に いたしましょう。静かな
夜間には小さ な音でもよく 通り、特に低音は床や壁などを伝わりやすく、思わぬ ところで迷惑 をかけてしま
うことがあります。夜間の演奏 には特に気を配りまし ょう。窓を閉めたり、ヘッドフォンをご使用 になるのも
一つの方法です。お互いに心を配り、快い生活環境を守りましょう。
・ ヘッドフォンをご使用になる場合は、耳をあまり刺激しないよう適度な音量でお楽しみください。
■ ご注意
・ 取扱説明書の著作権はすべてヤマハ(株)が所有します。
・ 付属のソフトウェアの著作権は、Steinberg Media Technologies GmbH社が所有します。
・巻末にこのソフトウェ アのご使用条件が記載されてい ます。このソ フトウェアをインストールする 前に、必ずこ
のご使用条件をお読み ください。ディスクの包装を解かれた場合は、このソフトウェアのご使用 条件に同意した
ことになります。
・ このソフトウェアおよび取扱説明書の一部または全部を無断で複製、改変することはできません。
・このソフトウェアおよび取扱説明書を運用した結果およびその影響については、一切責任を負いかねますので
ご了承ください。
・ このソフトウェアが入っているディスクは、オーディオ / 映像用ではありません。コンピューター以外の機器で
は絶対に使用しないでください。
・アプリケーションのバ ージョンアップなどに伴うシステム ソフトウェアおよび一部の機能 や仕様の変更につい
ては、別途ご案内させていただきます。
この取扱説明 書に掲載され ているイラス トや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様
と異なる場合があります。
この製品は、ヤマハ(株) が著作権を有する著作物やヤマハ( 株) が第三者から使用許諾を受けている著作物を内蔵ま
たは同梱して います。その著作物と は、すべてのコンピュータープログラムや、音楽データなどのコ ンテンツを含
みます。ヤマハ( 株) の許諾を受けることなく、個人的な使用の範囲を越えて上記プログラムやコンテンツを使用す
ることについては、著作権法等に基づき、許されていません。
ヤマハ( 株 ) および第三者から販売もしくは提供されている音楽/ サ ウンドデータは、私的使用のための複製など著
作権法上問題にならな い場合を除いて、権利者に無断で複製ま たは転用することを禁じら れています。ご使用時に
は、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。
・Windowsは、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
・ MacまたはMacintoshは、米国および他の国々で登録された Apple Inc.の商標です。
・ その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。
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AUDIOGRAM 3 取扱説明書
105
はじめに
このたびは、コンピューターレコーディングシステムAUDIOGRAM 3 をお買い求めいた
だきまして、まことにありがとうございます。AUDIOGRAM 3は、オーディオデータの転
送を可能にしたUSBオーディオインターフェースと音楽制作をサポートするソフトウェア
Cubase AI が同梱されています。簡単なセットアップや操作でコンピューター録音や本格
的な音作りが実現できます。
AUDIOGRAM 3の優れた機能を十分に発揮させるとともに、末永くご愛用いただくため
に、この取扱説明書をご使用の前に必ずお読みください。お読みになったあとは、保証書と
ともに保管してください。
特長
USBケーブル1本で
コンピューターと接続........ 109ページ
付属のUSB ケーブルを使ってコンピュー
ターとAUDIOGRAM 本体を簡単に接続で
きます。オーディオデータ (2チャンネル)
をUSB経由でコンピューターから
AUDIOGRAM本体、 AUDIOGRAM本体か
らコンピューターの双方向に送れます。(サ
ンプリング周波数 44.1/48 kHz)
ドライバーインストール不要
........................................ 109ページ
コンピューターの OSに標準で付属されて
いるドライバーが使用できるので、ドライ
バーをインストールする必要はありません。
DAWソフトウェア
Cubase AI付属.............. 109ページ
付属のソフトウェアCubase AIを使うと、
手軽にハードディスクレコーディングを楽
しむことができます。
ファンタム電源(+48 V) ... 119ページ
PHANTOM +48Vスイッチをオンにする
と、インプットチャンネル 1の端子にファ
ンタム電源を供給することができます。外
部電源の必要なコンデンサーマイクも手軽
に接続できます。
付属品
・ Cubase AI 4 DVD-ROM
・ USBケーブル
・ 取扱説明書(本 書)
* 保証書は本書 126ページに記載さ
れています。
目次
はじめに..................................106
特長 ................................................. 106
目次 ................................................. 106
動作環境 ......................................... 107
セットアップ例 ........................ 108
クイックガイド ........................ 109
1. Cubase AI を
インストールする..................... 109
2. 接続する.................................... 109
3. 電源を入れる............................. 110
4. 音量を調整する......................... 111
5. Cubase AI に録音する ........... 111
6. Cubase AI で
ミックスダウン......................... 117
各部の名称と機能..................... 119
入力された信号の流れ............. 120
困ったときは ? ........................ 121
ユーザーサポートサービスの
ご案内.....................................124
サービスについて..................... 125
保証書.....................................126
仕様一覧..................................128
一般仕様.................................... 128
寸法図........................................ 128
ブロック図 ................................ 129
同梱ディスクについて............... 140
106
ソフトウェアのご使用条件 ........ 141
AUDIOGRAM 3 取扱説明書
はじめに
動作環境
最新の動作環境については、下記の URLをご参照ください。
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/smtg/
AUDIOGRAM接続時のコンピューターの動作環境
Windows Vista
パソコン本体 .....USB端子を標準装備したWindows 対応パソコン
対応OS...............Windows Vista
CPU....................1GHz以上のIntel Core/Pentium/Celeronファミリーのプロセッサー
必要メモリー .....1GB以上
Windows XP
パソコン本体 .....USB端子を標準装備したWindows 対応パソコン
対応OS...............Windows XP Professional/XP Home Edition
CPU....................750MHz以上の Intel Core/Pentium/Celeronファミリーのプロセッサー
必要メモリー .....96MB以上(128MB以上推奨)
Macintosh
パソコン本体 .....USB端子を標準装備したMacintoshコンピューター
対応OS...............Mac OS X 10.3.3以上
CPU....................G3/300MHz以上のCPU、Intel製のCPUを搭載したMacintoshコンピュー
必要メモリー .....128MB以上
ター
Cubase AI 4の動作環境
Windows
対応OS............................................Windows XP Professional SP1以上/
XP Home Edition SP1 以上/Windows Vista (32 bit)
CPU.................................................Intel Pentium 1.4GHz 以上を搭載したコンピューター
必要メモリー ..................................512MB以上
オーディオインターフェース .......Windows DirectX/ASIO対応
ハードディスク空き容量............... 1GB以上
Macintosh
対応OS............................................Mac OS X10.4 以降
CPU.................................................Power Mac G4 1GHz/Core Solo 1.5GHz以上
必要メモリー ..................................512MB以上
ハードディスク空き容量............... 1GB以上
・ インストールにはDVD ドライブが必要になります。
・ ソフトウェアライセンスを有効にするため、インターネットに接続した状態でインストールして
ください。
AUDIOGRAM 3 取扱説明書
107
セットアップ例
コンデンサータイプのマイク
を接続する場合は、
PHANTOM +48V スイッチ
(★)をON ()にする。
マイク
ステレオ出力機器
(キーボードなど )
オーディオシステム
ヘッドフォン
108
マイクなどのレベルが低い
入力信号を接続する場合は
エレキギター、ベースギター
などを接続する場合は
AUDIOGRAM 3 取扱説明書
USBケーブル
Cubase AI
コンピューター
クイックガイド
このクイックガイドは、Cubase AI のインストールからCubase AIを使っての録音やミッ
クスダウンまでの操作手順を説明しています。この取扱説明書の各部の名称と機能 (119
ページ)や Cubase AIに付属のマニュアル (PDF 形式)とあわせてご活用ください。
Step
1
Cubase AIをインストールする
インストールの過程で「スタインバーグ・エンドユーザー・ライセンス契約書」が表示されま
重要!
すが、その契約書は、巻末のソフトウェア使用許諾契約に置き換えられるために、意味のな
いものです。必ず巻末の「ソフトウェアのご使用条件」をお読みいただき、同意される場合
のみインストールしてください。
コンピューターを起動し、管理者権限のあるアカウントでログオンします。
1
DVD-ROMドライブに付属のDVD-ROMを挿入します。
2
Windowsの場合は、「Cubase AI 4 for Windows」フォルダーの「CubaseAI4.msi」
3
を、Macintoshの場合は、「Cubase AI 4 for MacOS X」フォルダーの
「CubaseAI4.mpkg」のアイコンをダブルクリックします。
画面の指示にしたがって、Cubase AI をインストールします。
Cubase AIを継続してご使用いただくために、ユーザー登録とソフトウェアライセンス認証
が必要です。登録と認証は、インターネットに接続した状態でCubaseを起動したときに行
なえます。起動時に表示される「今すぐ登録」ボタンをクリックし、表示されたすべての項
目を入力してください。登録と認証をされない場合は、インストール後、一定期間のみご使
用いただけます。
Step
コンデンサーマイクを使用
する場合はAUDIOGRAM
のPHANTOM +48V ス
イッチをオン( )にします。
接続するすべての機器(コンピューターを除く)の電源をオフ(STANDBY) にして、本体の
1
LEVELコントロールおよびOUT LEVELコントロールを最小にします。
楽器やマイクなどを接続します。
2
接続については、セットアップ例(108ページ) や各部の名称と機能(119ページ)をご覧ください。
インプットチャンネル1の場合、接続した機器に応じてMIC/INST切り替えスイッチを切り
3
替えます。
マイクを接続した場合はMIC ( )、ギターなどを接続した場合はINST ( )にします。
2
接続する
OUT LEVELコントロールLEVELコントロール
AUDIOGRAM 3 取扱説明書
109
クイックガイド
Step
3
電源を入れる
スピーカーから大きなノイズが発生しないようにするため、楽器、マイク、CDプレーヤーなどの
音源に近い機器から順に電源をオンにします。
楽器やマイクの電源を入れます。
1
チャンネル1 にコンデンサーマイクを接続した場合は、PHANTOM +48Vスイッチをオン
2
()にしてください。
ファンタム電源を入れる場合は、下記の点に注意してください。
・ ファンタム電源が不要なときは、必ず PHANTOM +48Vスイッチをオフ
おいてください。
・ ファンタム電源をオンにする場合は、コンデンサーマイク以外の機器 (XLRタイプ )が
MIC/INST 端子に接続されていないことを確認してください。外部機器の故障の原因に
なります。ただし、バランス型ダイナミックマイクや出力端子がフォーンタイプの楽器
は接続されていても問題ありません。
・ スピーカー保護のために、オーディオシステム (モニタースピーカー )の電源がオフの状
態で、ファンタム電源をオン /オフしてください。また、OUT LEVELコントロールは、
最小にしておくことをおすすめします。大音量が出て、聴力障害または機器の損傷にな
ることがあります。
付属のUSBケーブルを使ってコンピューターと本体を接続します。
3
本体の電源がオンになり、POWERインジケーターが点灯します。
USB 端子ご使用時の注意
USB端子とコンピューターを接続するときは、以下のことを行なってください。
以下のことを行なわないと、コンピューターやAUDIOGRAM 本体が停止(ハングアップ)
して、データが壊れたり、失われたりするおそれがあります。コンピューターや本体が
停止したときは、アプリケーションやコンピューターを再起動してください。
・ USB 端子とコンピューターを接続する前に、コンピューターの省電力 ( サスペンド /
スリープ /スタンバイ/ 休止) モードを解除してください。
・ USB ケーブルの抜き差しをする前に、コンピューターのすべてのアプリケーションを
終了させてください。
・ USB ケーブルの抜き差しは、6秒以上間隔を空けて行なってください。
()
にして
110
USBケーブルをUSB端子から抜き差しする場合は、OUT LEVELコントロールを最小にし
てください。
NOTE
はじめてコンピューターのUSB端子に接続した場合や、以前接続したUSB端子と違う端子
に接続した場合は、ドライバーのインストール画面が表示されることがあります。その場合
は、インストールが完了するまでお待ちください。
オーディオシステム( モニタースピーカー)の電源を入れます。
4
AUDIOGRAM 3 取扱説明書