Yamaha 01X User Manual [ja]

ユーザー登録カードに必要事項をご記入の上、CBXインフォメーションセンターにお送りください。ユーザー登録手続を完了された方に 限り、ユーザーサポートサービスを行なわせていただきます。ユーザー登録カードとシリアル番号予備シールは、CD-ROMと同じ袋に 入っています。
ご注意
CD-ROMには、コピーできないようプロテクトがかけられています。お客様がこのCD-ROM/ソフトウェアの複製を試みた結果生じた損害について は、ヤマハ株式会社は一切責任を負いかねますので、ご了承ください。
このソフトウェアのCD-ROMは、オーディオ用ではありません。一般のオーディオ用CDプレーヤーでは絶対に使用しないでください。
・ このソフトウェアおよびインストールガイドの著作権はすべてヤマハ株式会社が所有します。
・ 巻末にこのソフトウェアのソフトウェア使用許諾契約が記載されています。ソフトウェアをインストールする前に、必ずこのライセンス契約を
・ このソフトウェアおよびインストールガイドの一部または全部を無断で複製、改変することはできません。
・ このソフトウェアおよびインストールガイドを運用した結果およびその影響については、一切責任を負いかねますのでご了承ください。
・ 各ソフトウェアおよびmLAN使用時の01Xの動作環境については、下記URLに最新情報が掲載されています。
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/
・ mLANドライバーなどのソフトウェアは、改良のため予告なしにバージョンアップすることがあります。
最新ソフトウェアは、下記URLからダウンロードできます。
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/dl/
・ 市販の音楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならない場合を除いて、権利者に無断で複製または転用すること
を禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。
・ OMS ™および は、Opcode Systems, Inc.の商標です。
・ Adobe、Adobeのロゴ、AcrobatおよびAcrobatのロゴは、Adobe Systems Incorporatedの商標です。
・「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
・「ソフトシンセサイザー」はヤマハ株式会社の商標です。
・ その他、このインストールガイドに掲載されている会社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
・ アプリケーションのバージョンアップなどに伴うシステムソフトウェアおよび一部の機能や仕様の変更については、別紙または別冊で対応させ
ていただきます。
Windowsユーザーの方へ
・ インストールの途中でコンピューターの画面に以下のメッセージが表示されるまで、01Xの電源を入れないでください。
・ インストールの終了後、お使いの環境(DAW/オーディオシーケンサー )に合わせてオーディオドライバーの種類を選択してください。
詳しくはmLAN Driver Setup(10ページ)のModeをご参照ください。
TOOLS for 01X/Plug-in Effect インストールガイド
1
目次
CD-ROMについて ..................................................................................... 2
データの対応OS(オペレーティングシステム) ...................................2
CD-ROMの活用手順.............................................................................. 2
Windowsユーザーの方へ .........................................................................3
CD-ROMの内容 .....................................................................................3
01X/ソフトウェアの動作環境.............................................................5
ソフトウェアのインストール................................................................ 6
MIDIポートの設定 (アプリケーションを単独で起動する場合) ..... 15
Macintoshユーザーの方へ ................................................................... 17
CD-ROMの内容 .................................................................................. 17
01X/ソフトウェアの動作環境..........................................................18
ソフトウェアのインストール............................................................. 18
CD-ROMについて
データの対応OS(オペレーティングシステム)
デモソングの再生/リモートコントロールの設定 ............................... 24
SQ01 .................................................................................................. 24
Cubase SX/SL................................................................................. 27
Logic ................................................................................................... 27
Digital Performer ............................................................................ 28
SONAR(英語版のみ)......................................................................... 28
メッセージ一覧 ....................................................................................... 29
トラブルシューティング........................................................................ 29
付属アプリケーションソフトウェアのユーザーサポートサービス .. 31
このCD-ROMのデータは、WindowsとMacintoshに対応しています。WindowsとMacintoshではデータの内容やインストール方法が異なります。 以下、各OSに対応した説明をお読みください。
→Windows →3〜16ページ、24ページ以降をお読みください。 →Macintosh →17ページからお読みください。
CD-ROMの活用手順
CD-ROMを開封する前に、巻末の「ソフトウェアのご使用条件」をお読みください。
1
ユーザー登録を行ないます。........................................................................................... 31ページ
2
お使いのコンピューターで同梱ソフトウェアが動作することを確認します。.......... Windows 5ページ、Macintosh 18ページ
3
ドライバーをインストールします。............................................................................... WIndows 6ページ、Macintosh 18ページ
4
ソフトウェア(Studio Managerなど)をインストールします。.................................Windows 3、13ページ、Macintosh 17、22ページ
5
ソフトウェアを起動します。
これ以降の操作については、各ソフトウェアの取扱説明書(オンラインヘルプ/PDFマニュアル)をご参照ください。
・ PDFマニュアルをご覧になるには、コンピューターにAcrobat Readerがインストールされている必要があります (Windows 6ページ 、Macintosh 18ページ) 。
こんなときは
・サンプリングレート(ワードクロック)を変更したい ...................9、20ページ
・mLANの送受信チャンネル数を設定したい................................. 9、20ページ
・mLANドライバーの設定を変更したい.........................................10ページ
・レイテンシーを設定したい............................................................. 11ページ
・SQ01のオンラインマニュアルを使いたい ................................. 16ページ
・対応しているDAWを確認したい................................................... 24ページ
・ドライバーがインストールできない .............................................29ページ
・ドライバーの削除、再インストールがしたい.............................. 6、12、21ページ
・mLANによる通信ができない ........................................................29ページ
TOOLS for 01X/Plug-in Effect インストールガイド
2
Windowsユーザーの方へ
CD-ROMの内容
Windows用のソフトウェアとソングデータが2枚のCD-ROMに納められています。TOOLS for 01Xからインストールをはじめます。
●TOOLS for 01X
フォルダー名 ソフト名 説明
Acroread Acrobat Reader
StudioManager Studio Manager
Sq01 SQ01 V2
AudioMixer
Audio Mixer (SQ01 V2プラグイン)
*1
*1
TWE Wave Editor TWE
MltPartEditor
mLAN
NIdemo
Multi Part Editor for MOTIF-RACK
*1
mLAN Driver mLAN Tools
B4 (Demo) Pro-53 (Demo)
*2
*2
デモソング
DemoSong
・SQ01 V2 ・Cubase SX/SL ・SONAR2 (英語版用)
*1*2
*1*3
アプリケーションソフトのPDFマニュアルをコンピューター上で閲覧できるようにします。
・コンピューターの[F1]ボタンを押すと、オンラインヘルプを起動できます。
01Xのミキサー (INTERNALモード)のさまざまな設定をコンピューターで編集/管理するソフトウェアです。 SQ01のプラグインとして使用した場合は、SQ01のソングデータと一緒にStudio Managerの設定を保存できま す。プラグインで使用するか、単独で使用するかにかかわらず、01Xとのデータの送受信にはmLAN MIDI Port
4を使用します(Studio Manager PDF取扱説明書参照)。 ・[Help]メニューから[Manual]を選択すると、PDFマニュアルを表示できます。 ・「StudioManager」フォルダーの「Setup.exe」をダブルクリックし、画面の指示に従ってインストールして
ください。
本格的な音楽制作をお楽しみいただけるよう、オーディオミキサー機能を大幅に強化したシーケンスソフトSQ01
のバージョンアップ版です。プラグインソフトのホストアプリケーションとしても機能します。ASIO(Steinberg
Audio Stream In/Out Interface)ドライバー (ASIO mLAN)で使用します。01Xとのリモートデータの送受信に
はmLAN MIDI Port 1を使用します(24ページ)。 ・各ウィンドウの[ヘルプ]メニューから[オンラインマニュアル]または[キーワード]を選択すると、オンラインマ
ニュアル(16ページ)を起動できます。
・インストール手順は13ページをご参照ください。
オーディオのミキサーソフトウェアです。SQ01のプラグインとして使用します(単独では使えません)。ASIOドライ
バー (ASIO mLAN)で使用します。SQ01をインストールするときに続けてインストールできます。
お持ちのコンピューターで波形データ(.WAVまたは.AIFF)の編集ができる波形エディターです。mLAN Driver
Setup(10ページ)の「ASIO/WDM」でModeを「WDM (2CH)+ASIO」に設定して使用します。 ・[スタート]→[すべてのプログラム]→[YAMAHA TWE]→[Wave Editor TWEマニュアル]でPDFマニュアルを表
*1
示できます。
・SQ01をインストールするときに続けてインストールできます。TWEだけをインストールしたい場合は、
「TWE」フォルダーの「Setup.exe」をダブルクリックし、画面の指示に従ってインストールしてください。
ヤマハTONE GENERATOR MOTIF-RACKをマルチ音源として使用する場合に、パートパラメーターやエフェク
トなどさまざまなパラメーターをコンピューター上で編集できるエディターです。01XによるMOTIF-RACKのリ
モートコントロールを可能にします。単独で使用する場合は、01Xとのデータの送受信にはmLAN MIDI Port 5
を使用します。 ・コンピューターの[F1]ボタンを押すと、PDFマニュアルを起動できます。 ・「MltPartEditor」フォルダーの「Setup.exe」をダブルクリックし、画面の指示に従ってインストールしてく
ださい。
01XとコンピューターをmLAN接続して使用するのに必要なソフトウェアです。01Xの電源を切った状態でイン
ストールを開始します(6ページ)。
Native Instruments社のVSTプラグインソフトウェア音源のデモ版です。 ・「NIdemo」フォルダーの中で、インストールしたいプラグインソフト名のついた実行ファイル(***Setup.exe)
をダブルクリックし、画面の指示に従ってインストールしてください。
01Xをリモートコントローラーとして使用する際の各DAW(デジタルオーディオワークステーション)のデモソン
グ(曲)データです(24ページ)。付属のプラグインエフェクトを使用したソングですので、下記ソフトエフェクトの
*2
効果を確認することもできます(SONARを除く)。
*2
●Plug-in Effect
・VST規格に対応したプラグインソフトです。 ・[スタート]→[(すべての)プログラム]→[YAMAHA VST Plugins]→各ソフトウェア→[オンラインマニュアル]でPDFマニュアルを表示できます。 ・VSTプラグインエフェクトのインストール手順は14ページをご参照ください。
フォルダー名 ソフト名 内容
01X Channel
*1
Module
Pitch Fix
*1
VST
Vocal Rack
Final Master
*1 これらのソフトウェアには電子マニュアルが付いています。 *2 このソフトウェアはヤマハではサポートしません。
*3 SONAR(英語版のみ対応)と使用するときは、スタンドアローンとして起動してください。
*1
*1
01Xの各チャンネルに搭載されているEQ(イコライザー )とダイナミクス効果をコンピューターのCPUパワーを
使って実現するソフトウェアです。Studio Managerを使って、01Xと設定データをやりとりできます。
ボーカルのピッチ(音の高さ)編集を行なうためのソフトウェアです。ボーカルのピッチを修正するだけでなく、声
質を変更することもできます。Pitch FixをホストアプリケーションからのMIDI情報でコントロールすることも可
能です。ホストアプリケーション上での設定方法についても、Pitch Fix取扱説明書PDFをご参照ください。
ボーカルレコーディング用のマルチエフェクターです。ハイパスフィルター、コンプレッサー、3バンドイコライ
ザーなどの様々なエフェクトが用意されています。
マスタリング用のマルチエフェクターです。コンプレッサーとリミッター、ソフトクリップ機能が用意されてお
り、3バンドの帯域分割処理が可能です。
TOOLS for 01X/Plug-in Effect インストールガイド
3
■Open Plug-in Technologyについて
Studio Manager for 01 XやMulti Part Editor for MOTIF-RACKは単独のアプリケーションソフトウェアですが、WindowsではOpen Plug-in Technology(オープンプラグインテクノロジー )対応のソフトウェアのプラグインソフトとして使うこともできます。
Open Plug-in Technology(以下OPT)は、シーケンサーなどの音楽用ソフトウェアからMIDI機器をコントロールするためのソフトウェアプラグイ ンフォーマットです。たとえば、シンセサイザ−、プラグインボードの音色エディターや、ミキサーをコントロールするエディターなどを、別々に
起動させるのではなく、OPTに対応したアプリケーションの中で動作させることができます。アプリケーションごとにMIDIドライバーの設定など をする必要がなくなり、音楽制作をより快適でシームレスに行なう環境を実現します。
● ホストアプリケーションのOPT対応レベル
OPT対応のホストアプリケーションは、以下の3つのレベルに分けられます。
レベル1(PANELS)のホストアプリケーションでは、プラグインソフトウェアの基本的な機能をサポートしており、代表的な例 としては、コンピューター上でプラグインソフト(エディターなど)のパネルを使って音色エディットができます。
レベル2(PROCESSORS)のホストアプリケーションでは、プラグインソフトウェアからMIDIデータを受信するなど、レベル1 よりも一歩進んだエディットができます。プラグインソフトウェアの多くの機能をサポートしていますが、一部対応していない
機能(イベント挿入など)があります。
レベル3(VIEWS)のホストアプリケーションでは、プラグインソフトウェアが持っているすべての機能が動作します。ヤマハの シーケンスソフトSOLやSQ01はOPTレベル3(VIEWS)に対応しています。
Studio Manager for 01X動作表
Studio Manager for 01Xは、以下のように動作します。
ホストアプリケーション対応レベル Studio Manager for 01Xの動作
動作可否 機能制限の内容
VIEWS(レベル3) 動作する なし
PROCESSORS(レベル2) 動作する なし
PANELS(レベル1) 動作する オフライン編集のみ可能
Studio Manager for 01Xはレベル2(PROCESSORS)、レベル3(VIEWS)のホストアプリケーションではすべての機能が動作します。 レベル1(PANELS)のホストアプリケーションではオフライン編集のみ可能です。
・ ホストアプリケーション側に対応する機能がない場合は、期待どおりに動作しない場合があります。
対応レベルは、OPTのロゴで確認できます(ホストアプリケーションのバージョン情報などに表示されます)。
Multi Part Editorの動作については、エディターに付属のPDFマニュアルをご参照ください。
TOOLS for 01X/Plug-in Effect インストールガイド
4
01X/ソフトウェアの動作環境
01XをmLANで使用したり、付属のソフトウェアをお使いいただくには、以下のコンピューター環境が必要です。
・ お使いのOSによっては、下記の仕様以上の条件を満たす必要があります。
・ 下記以外の付属ソフトウェアは、動作環境が異なる場合があります。詳しくは、各ソフトウェアのオンラインマニュアルなどをご覧ください。
・ 各社DAWの動作環境については、それぞれの取扱説明書をご参照ください。
□ 01X(mLAN Driver/mLAN Toolsの動作環境を含む)
この動作環境は、mLAN Driver/mLAN Tools、オーディオシーケンサー、プラグ インエフェクトを含んだ総合的なものです。
OS :Windows XP Professional/XP Home Edition コンピューター :Intel Pentium/Celeronファミリーのプロセッサーを搭載
・推奨動作環境 (*2)
コンピューター :Intel Pentium 4 2.2GHz以上 メモリー :512MB以上
ハードディスク :500MB以上の空き容量、高速なハードディスク
・最低動作環境 (*3)
コンピューター :Intel Pentium 1.2GHzまたはIntel Celeron 1.7GHz
メモリー :384MB以上 ハードディスク :500MB以上の空き容量、高速なハードディスク
*1 IEEE 1394 (FireWire) 端子またはi.LINK端子を搭載したコンピュータが必
要です。搭載していない場合は、PCMCIAまたはPCIカードなどを別途ご用意 ください。
詳細な動作環境や推奨のPCMCIA, PCIカードについては
をご覧ください。
*2 上記推奨動作環境は標準的なシーケンスソフトウェアにて、下記のオーディオ
/MIDIを録音/再生しながら、同梱のソフトエフェクトなどを使用した場合で す。お使いのシーケンスソフトウェアにより異なる場合があります。
*3 上記最低動作環境は標準的なシーケンスソフトウェアにて、下記のオーディオ
/MIDIを再生しながら、同梱のソフトエフェクトなどを使用した場合です。お 使いのシーケンスソフトウェアにより異なる場合があります。
・ 使用できるPCI/PCMCIAインターフェースカードの数は2つまでです。コン
ピューターに内蔵のIEEE 1394インターフェースを使用している場合は、IEEE 1394 PCI/PCMCIAインターフェースカードは1枚のみ使用できます。
・ ノートPCをご使用の場合、ノートPCの制約により、内蔵IEEE 1394が使用で
きないことがあります。このようなときは、PCMCIAカードをご使用ください。
したコンピューター S400 (転送スピード400Mbps)のIEEE 1394 (FireWire)
端子またはi.LINK端子を搭載したもの (*1)
以上
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm
Fs=44.1kHz/24bit Audio Driver 24 In/18 Outアクティブ
MIDI Driver 4 In/4 Out (リモートコントロール/オート メーションを含む)
Audio x 12トラック再生 Audio x 2トラック録音
MIDI x 16トラック再生 MIDI Remote Control/Automation
Send Plug-in Soft Effect 2系統 Insert Plug-in Soft Effect 10系統
Plug-in Soft Synthesizer 3系統 Latency 5msec以下
Fs=44.1kHz/16bit Audio Driver 8 In/2 Outアクティブ
MIDI Driver 1 In/1 Out (リモートコントロール/オート メーション)
Audio x 12トラック再生 MIDI Remote Control/Automation
Send Plug-in Soft Effect 2系統 Insert Plug-in Soft Effect 6系統
Plug-in Soft Synthesizer なし Latency 50msec程度
□ SQ01 V2/Audio Mixer
OS :Windows XP Professional/XP Home Edition/2000/
コンピューター :500MHz以上のIntel Pentium/Celeronファミリーのプロ
・Windows XPをご使用の場合は750MHz以上が必要です。
・ 付属プラグインエフェクト使用時は1GHz以上が必要です。
メモリー :256MB以上 ハードディスク :300MB以上の空きスペース
ディスプレイ :1024×768ドット以上
Me/98
セッサーを搭載したコンピューター
□ Studio Manager
OS :Windows XP Professional/XP Home Edition/2000/
コンピューター :433MHz以上のIntel Pentium/Celeronファミリーのプロ
メモリー :128MB以上 ハードディスク :20MB以上の空きスペース
ディスプレイ :1024×768ドット、256色以上
・ ディスプレイ解像度設定が1024×768の場合、[スタート→設定→タスクバー
とスタートメニューのプロパティ]でタスクバーの「自動的に隠す」をオンにし てください。
Me/98SE
セッサーを搭載したコンピューター
(1280×1024ドット High Color 16ビット推奨)
□ TWE V2.4.4
OS :Windows XP/NT/2000/Me/98/95 コンピューター :166MHz以上のIntel Pentium/Celeronファミリーのプロ
メモリー :24MB以上 ハードディスク :平均アクセスタイム30ms以下
ディスプレイ :800×600ドット以上 256色以上
セッサーを搭載したコンピューター
□ Multi Part Editor for MOTIF-RACK
OS :Windows 98/Me/2000/XP Home Edition/XP
コンピューター :166MHz以上のIntel Pentium/Celeronファミリーのプロ
メモリー :32MB以上 ハードディスク :32MB以上の空きスペース
ディスプレイ :1024×768ドット以上
Professional
セッサーを搭載したコンピューター
□ Plug-in Effect
OS :Windows XP Professional/XP Home Edition/2000/
Me/98SE/98
mLANを使用するときは、コンピューターの起動後に、タスクバー のmLANアイコン(mLAN Manager)を 右クリックして、mLANを ONにしてください(10ページ)。
TOOLS for 01X/Plug-in Effect インストールガイド
5
ソフトウェアのインストール
ここで説明のないソフトウェアのインストールについては、「CD­ROMの内容」(3ページ)をご参照ください。
mLAN Driver/mLAN Toolsのインストール
mLAN TOOLSは、mLANの各種の設定をコンピューター上で行なうため のソフトウェアです。
mLAN Driverは、DAW(デジタルオーディオワークステーション)と01X の間でオーディオデータやリモートコントロール情報をはじめとするMIDI
信号をmLANケーブルを通じてやりとりするためのソフトウェアです。 次の手順でインストールします。
アンインストール(アプリケーションの削除)
次の方法でインストールしたソフトウェアを削除することができ ます。
[スタート](→[設定])→[コントロールパネル]→[プログラムの追加 と削除]→[インストールと削除]で、削除したい項目を選択し、[追
加と削除]をクリックします。 ダイアログが表示されますので、画面の指示に従って削除を実行
してください。
・ ご使用のOSによりメニュー名やボタン名などが異なる場合があります。
・ mLANソフトウェアのアンインストールには以下の2項目の削除が必要
です。1→2の順に削除してください。
1. Install mLAN for 01X
2. mLAN Tools 2.0
・ プラグインエフェクトのアンインストールについては15ページをご参照
ください。
お使いのCD-ROMドライブのドライブ名(D:、E:、Q:など)をあらか じめご確認ください。ドライブ名は「マイコンピューター」の中の CD-ROMアイコンの下に表示されています。(CD-ROMドライブの ルートディレクトリーはそれぞれD:¥、E:¥、Q:¥などになります。)
Acrobat Readerのインストール
各アプリケーションに付属のPDFマニュアルをコンピューター上で見るた めに、あらかじめこのソフトウェアをインストールする必要があります。
・ エラーメッセージが表示されたときは29ページをご参照ください。
インストール前の準備
1
01XのMIDI IN/OUTに接続されているMIDI機器の接続ケーブルをすべ て外しておきます。
01XをコンピューターのIEEE 1394(FireWIre/i.LINK)端子にハブを
2
使わず直接つなぎ、01X以外のIEEE 1394機器は、コンピューターか ら外します。
01Xの電源が切れているのを確認します。
3
コンピューターを起動して、administrator権限のあるアカウントでロ
4
グインします。
mLANを使用する際は、コンピューターの省電力(サスペンド/ スリープ/スタンバイ/休止)モードや省電力モードに入る設定は
使用しないでください。
・ データレート規格がS200(お使いの機器のリアパネルまたは取扱説明書の「仕
様」参照)のmLAN機器をお使いの場合は、あらかじめ古いmLAN Toolsをア ンインストールしておいてください(ヤマハのmLAN製品をご使用の場合は、
左記の「アンインストール」をご参照ください。その他のmLAN製品をご使用 の場合は、それぞれの機器に付属の取扱説明書をご参照ください。)。
5
[スタート]→[コントロールパネル]をクリックします。コントロールパ ネルが下のような表示のときは、画面左上の「クラシック表示に切り替
える」をクリックします。すべてのコントロールパネルとアイコンが表 示されます。
・ CD-ROMに搭載されているバージョン以前のAcrobat Readerがすでにコンピュー
ターにインストールされている場合は、このバージョンをインストールする前に、 前のバージョンのものをアンインストールしてください。
1
「Acroread」フォルダーをダブルクリックします。
4種類の言語のフォルダーが表示されます。
「Japanese」フォルダーをダブルクリックします。
2
「AcroReader**JPN.exe」(**にはバージョンを示す数字が入ります)
という実行ファイルが表示されます。
・.exeファイル名は、変更される場合があります。
3
「AcroReader**JPN.exe」をダブルクリックします。
Acrobat Readerのセットアップダイアログが表示されます。
画面の指示に従ってインストールを実行します。
4
インストール後、コンピューター上(デフォルトではProgram Files)に Acrobatのフォルダーが追加されます。
操作については[ヘルプ]メニューの[Readerのヘルプ]をご参照くださ い。
TOOLS for 01X/Plug-in Effect インストールガイド
6
[システム]→[ハードウェア]→[ドライバーの署名]→[ドライバー署名オ
6
プション]で「無視ーソフトウェアをインストールし、確認を求めない (I)」の左側にあるラジオボタンにチェックを入れて、[OK]をクリック
します。
mLANソフトウェア用インストーラーの起動
インストーラーは、以下の2つのソフトのインストールを行ないます。
・mLAN Tools 2.0 ・Install mLAN for 01X
・ インストールの中止には、必ずキャンセルボタンやクローズボタンを使用してくだ
さい。[CTR]+[ALT]+[DEL]を使用して中止したり、インストールの途中で電源を オフにしたりすると、アンインストールが正常にできなくなる原因となります。
「mLAN」フォルダーをダブルクリックします。
11
「Setup.exe」などのファイルが表示されます。
・ インストールが終了したら、ここでの設定を元に戻してください。
7
([システム]→[ハードウェア]→)[デバイスマネージャ ]の「1394バス ホストコントローラ」に「!」や「×」マークがついていないことを確
認します。「!」や「×」マークがついている場合は、mLAN(IEEE 1394/i.LINK)が使用できない設定になっています。詳細については、
お使いのコンピューターの取扱説明書をご参照ください。
8
[OK]をクリックしてシステムのプロパティを閉じてから、画面右上の
「X」をクリックしてコントロールパネルを閉じます。
アプリケーションを終了し、使っていないウィンドウをすべて閉じま
9
す。
10
付属のCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入します。
12
「Setup.exe」をダブルクリックします。
13
いくつか確認のメッセージが表示されますので、問題なければ[OK] をクリックします。インストールの準備が終わると、「ようこそ」と
いう画面が表示されます。
mLAN Tools 2.0のインストール
14
[次へ]をクリックします。mLAN TOOLSのインストール開始画面が 表示されます。
15
[次へ]をクリックします。「インストール先の選択」画面が表示され ますので、mLAN TOOLSをインストールするドライブとフォル
ダー名を決めます。自動的にインストール先が選択されています。 インストールするドライブとフォルダー名を変えたい場合は、[参照]
ボタンをクリックしてインストール先のフォルダーを選択します(ド ライブ: ¥フォルダー名)。インストール先を確認/選択したら[次へ]を クリックします。
・ 通常はインストール先を変更する必要はありません。
16
ドライブとフォルダー名(ディレクトリー )を確認して、[次へ]をク リックします。インストールが開始されます。
・ インストールを中断するには、[キャンセル]をクリックしてください。
・ インストール中、「ロゴテストに合格していません」というメッセージが表示
された場合は、「続行」をクリックします。インストールを中止する必要はあ りません(この先の手順でも同様です)。メッセージが表示されない場合はその
まま次の手順に進みます。
17
インストールが完了すると、インストール完了のメッセージが表示 されます。
[完了]をクリックします。
・ Waiting画面については、9ページをご参照ください。
TOOLS for 01X/Plug-in Effect インストールガイド
7
mLAN Bus Driver(mLAN Stream Driver)のインス トール
Install mLAN for 01X(mLANソフトウェア)のインス トール
「新しいハードウェアの検出ウィザード」が自動的に表示されます。
18
「ソフトウェアを自動的にインストールする(推奨)(I)」の左側にある
ラジオボタンにチェックを入れて、[次へ]をクリックします。インス トールが始まります。
インストールが完了すると、インストール完了のメッセージが表示
19
されます。 [完了]をクリックします。
インストールの準備が終わると、「ようこそ」という画面が表示されます。 [次へ]をクリックします。
20
「インストール先の選択」画面で、インストールするドライブとフォ
ルダー名を決めます。自動的にインストール先が選択されます。イ ンストールするドライブとフォルダー名を変えたい場合は、[参照]ボ
タンをクリックしてインストール先のフォルダーを選択してくださ い(ドライブ: ¥フォルダー名)。
・ 通常はインストール先を変更する必要はありません。
ドライブとフォルダー名(ディレクトリー )を確認して、[次へ]をク
21
リックします。 インストールが開始されます。
・ インストールを中断するには、[キャンセル]をクリックしてください。
22
01Xの電源を入れるよう求めるメッセージが表示されますので、 01Xの電源を入れます。
23
インストールが完了すると、インストール完了のメッセージが表示 されます。
[完了]をクリックします。
・ Waiting画面については、9ページをご参照ください。
TOOLS for 01X/Plug-in Effect インストールガイド
8
mLAN Driverの使用に必要なポートの登録
「新しいハードウェアの検出ウィザードの開始」が自動的に表示され
24
ます。
mLAN AUTO W.CLKの設定(01X)
mLAN Driverがインストールされると、mLAN Auto Connector
27
が起動しますので01XのmLAN AUTO W.CLK(オートワードクロッ ク)を次の手順でENABLE(有効)にして、mLAN AUTO Connector
からの設定を受信できる状態にします。01Xでの設定は、mLAN Auto Connectorでの接続後に行なうこともできます。
「ソフトウェアを自動的にインストールする(推奨)(I)」の左側にある
ラジオボタンにチェックを入れて、[次へ]をクリックします。インス トールが始まります。
・「新しいハードウェアの検出ウィザードの開始」画面の表示には、多少時間が
かることがあります。
Waiting画面
インストールの最中に01Xの接続などが検出されると、 Windows XPによってインストーラーに並行して、「新しいハー
ドウェアの検出ウィザードの開始」が自動的に表示されます。こ のことをインフォメーションするのがWaiting画面です。
セットアップタイプの画面で選択したオーディオドライバーの種 類によって、Waiting画面が表示される回数は異なります。
例)
01Xの設定
27-1
27-2
27-3
27-4
・ 01Xのユーティリティの設定は、システムバックアップ(01X取扱説明書参照)
をしないかぎり、電源を切ると失われます。ここでの設定を次回、電源を入れ たときにも有効にするには、[SHIFT]+[UTILITY]でシステムバックアップを実
行してください。
01Xの[UTILITY]ボタンを押してUTILITYモードに入りま す。
W.CLK (チャンネルノブ3)を押して、mLAN AUTO W.CLK画面を開きます。
UTILITY mLAN AUTO W.CLK [INT : 48 kHz] 1/2 ENABLE/DISABLE
ENABLE(チャンネルノブ1)を押します。
確認のメッセージ(ENABLE SURE?)が表示されますので、 チャンネルノブ8を押して実行します。
・ すでにENABLE(有効)になっているときは、確認のメッセージは表示
されません。次の手順にお進みください。
mLAN Auto Connectorによる設定
28
mLANを使用する環境に応じてmLAN Auto Connectorの設定を選 択します。
・「新しいハードウェアの検出ウィザードの開始」画面で誤操作した場合や
(例:間違ってキャンセルを押してしまい、インストールを抜けてしまっ た場合など)何らかの理由でウィザードが正しく終了しなかった場合など
以外は、Waiting画面を閉じないでください。ウィザード画面が正常に終 了すると、Waiting画面は自動的に閉じます。
・ Waitng画面を[CTRL]+[ALT]+[DEL]の操作で閉じないでください。
Tools for 01Xのインストールが、異常終了してしまいます。
25
インストールが完了すると、インストール完了のメッセージが表示 されます。
[完了]をクリックします。
26
Waiting画面が消えるまで、
・ Waiting画面は「新しいハードウェアの検出ウィザードの開始」画面に隠れて
いることがあります。その場合は、「新しいハードウェアの検出ウィザードの 開始」画面を移動して、画面が重ならないようにしてください。
24
25
-
の手順を繰り返します。
Sample Rate ......... サンプリング周波数(ワードクロックの周波数)
を選択します
From 01X to PC .. 01XからコンピューターへのmLANオーディ
オ送信チャンネル数を選択します
From PC to 01X .. コンピューターから01XへのmLANオーディ
オ送信チャンネル数を選択します
・ mLAN Auto Connectorを使ってmLAN接続する際に、ノイズが発生するこ
とがあります。mLAN Auto Connectorで「接続」操作を行なうときは、出 力を絞ってください。
・ mLAN Driver Setup (10 ページ)のModeでASIO+WDMを選択した
とき「From PC to 01X」は、4CH+2CHのように表示されます。 前の数字(4CH)はASIOで扱うチャンネル数で、この4チャンネルのう
ちのうしろの2チャンネルは、01Xのモニター入力17/18チャンネル (96kHz/88.2kHz時は9/10チャンネル)に接続されます。後の数字
はWDMで扱うチャンネル数で、01Xの15/16チャンネル (96kHz/
88.2kHz時は7/8チャンネル)に入力されます。2CH+2CHを選択 した場合は、01Xのモニター入力には接続しません。
・ ASIOのみ、またはWDMのみのときは6CHのように表示され、う
しろの2チャンネルがモニター入力に接続されます。
TOOLS for 01X/Plug-in Effect インストールガイド
9
・ 01Xへのモニターに入力した音を聞くには、[MONITOR A/B]ボタン
を使用します(01X取扱説明書96ページ参照)。
・ 01XのLAYERが17-24(mLAN)のときに、96kHzに設定すると、
LAYER[1-8]に移動し、チャンネル1が選ばれます。
・ インストール後、ここでの設定を変更したい場合は、タスクバーのmLANアイ
コンを右クリックして、mLAN Auto Connectorを起動します。
mLANをオンにしたとき
mLANの起動中にメッセージが表示されます。
01X mLAN Control Panelの設定
mLAN Auto Connectorの画面で[Setup]をクリックすると、 01X mLAN Control Panelが開きます。
01XのワードクロックがmLAN上でスレーブになっていて、その ワードクロックが変動する場合、元の設定から新しい設定に緩や
かに移るか、速く移るかを設定できます。
Slow.... ワードクロックが緩やかに移りかわります。通常はSlow
で使用します
Fast.....ワードクロックが速やかに移りかわります(ジッターノイ
ズが比較的多くなります)
29
[接続]をクリックします。正しく接続されると、mLAN Auto Connectorが終了し、01Xがスレーブの状態でmLANによる通信が
開始されます。
・ 接続がうまくいかなかったときは、タスクバーのmLANアイコンを右クリック
してmLAN Auto Connectorを再起動し、もう一度[接続]をクリックしてくだ さい。
・ コンピューターを再起動する必要はありません。
インストール後の確認
タスクバー
mLAN Manager (mLANアイコン)が追加されます。右クリックでメ ニューが表示されます。
キャンセルする場合は、mLAN Startの画面で[キャンセル]をクリックし ます。mLANを使用する場合は、タスクバーのmLANアイコン(mLAN
Manager)を右クリックして、[ON]を選択します。
デバイスマネージャー
1
[スタート]メニューから[コントロールパネル]を選択します。
2
[システム]アイコンをダブルクリックして、「システムのプロパティ」
を表示させます。
[ハードウェア]のタブを選び[デバイスマネージャ]をクリックしま
3
す。
4
「サウンド、ビデオ、およびゲームのコントローラ」の左側の[+]
マークをクリックし、「YAMAHA 01X-mLAN」「YAMAHA mLanBus」表示があることを確認します。
インストール後の設定変更
インストール後のmLANに関する設定変更は、mLAN Driver Setup画面 で行ないます。
mLAN Driver Setup (タスクバーのmLANアイコンを右クリック→Driver Setup)
mLAN通信の設定や送受信の確認をするための画面です。設定を変更する 場合は、mLANを使用しているアプリケーション(DAWなど)を終了してく
ださい。
・ ワードクロック(サンプルレート)、使用するチャンネル数を変更するには、タスク
バーのmLANアイコンを右クリックしてAuto Connectorを起動します。
ON............................................ mLANを使用できる状態にします(mLAN
Startを起動します)。
OFF .......................................... mLANを終了します(mLAN Stopを起動し
ます)。mLANを使用しないときに、コン ピューターの負荷を軽くできます。
Driver Setup ........................ mLAN Driver Setup(右記参照)を起動しま
す。
Auto Connector for 01X. mLAN Auto Connectorを起動します。イ
ンストール後に設定を変更する場合に起動し ます。
EXIT......................................... mLAN ON/OFFの状態はそのままで、タス
クバーからmLANのアイコンを削除します。 再度表示させるには、[スタート]→[(すべて
の)プログラム]→[スタートアップ]から [mLAN Manager]を選択します。
・ mLAN Driver Setup(右記参照)を使って、mLANによるデータの送受信が正常に
行なわれているかを確認することができます。
TOOLS for 01X/Plug-in Effect インストールガイド
10
q w
e
r
u
q
1394 Adapter Card ID
コンピューターに装着されているIEEE 1394(FireWire/i.LINK)インター フェースカードのIDが表示されます。カードが複数装着されている場合に
は、設定の対象となるカードを選択します。mLANドライバーが認識して いないカードは表示されません。
・ お使いのカードによっては、正しいベンダー (メーカー )名が表示されないことがあ
ります。
y t
Loading...
+ 22 hidden pages