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本書の見かた
操作説明(3章~7章)の基本的な読みかたについて説明しています。
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Page 3

お知りになりたいことをさがすときは
次のような方法で検索されますと、すばやくさがせます。
■ タイトルからさがす
♦ 総合目次
♦ 各章のはじめの目次
♦ ヘッダー
■ 取り付け位置、警告灯・表示灯からさがす
♦ イラスト目次 → 1-2ページ
■ ブザー音からさがす
♦ 警告ブザーが鳴ったときは → 1-16ページ
■ 名称からさがす
♦ さくいん → 9-1ページ
■ 4WD車特有の記載をさがす
♦ 4WD車を運転するときは → 2-28ページ
♦ タイヤチェーン → 6-13ページ
♦ けん引してもらうときは → 7-36ページ
■ オイルや、交換部品をさがす
♦ お車との上手なつきあいかた → 6-1ページ
♦ 万一のとき → 7-1ページ
♦ サービスデータ → 8-1ページ
Page 4

ご愛車に関するメモ
記入される記号・番号は、車検証、IDプ
レートをご覧ください。
ご 愛 車 の メ モ
車名および
車両型式
車名:
型式:
車台番号
エンジン型式
□K12B型
□M16A型
車体色記号
営業機種記号
トランス
ミッション
□マニュアルミッション
□
オートマチックミッション(※)
ナンバープレート
(自動車登録番号)
ご購入年月日
年 月 日
※本書で「オートマチック車」と記載さ
れている場合、「CVT車」を示していま
す。
IDプレート(1)
助手席ドアを開いた所に貼付してありま
す。
(1)
71L020010
(2) (3)
TYPE
CHASSIS NO.
ENGINE
COLOR
(4)
(6)
(5)
(7)
(2) 車両型式 (3) 車台番号
(4) エンジン型式 (5) 車体色記号
(6) 車体色と内装色の組み合せコード
(7) 営業機種記号(補助記号)
70K212
Page 5

総合目次
1
2
3
クイックガイド
イラスト目次 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1-2
警告ブザーが鳴ったときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1-16
必読!安全なドライブのために
必読! 安全なドライブのために ・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-2
運転する前に
ドアの開閉 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-2
警報装置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-15
ウインドーの開閉 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-18
各部の調節 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-22
シートの調節 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-27
シートベルト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-37
SRSエアバッグ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-50
メーター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-63
スイッチの使いかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-89
4
運転するときは
エンジン始動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4-2
パーキングブレーキ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4-12
チェンジレバー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4-13
オートマチック車 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4-15
クルーズコントロール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4-27
ABS ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4-30
®
ESP
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4-32
アイドリングストップシステム ・・・・・・・・・・・・・・・ 4-36
Page 6

5
装備の取扱い
エアコン、ヒーター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-2
オーディオ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-11
その他の装備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-43
1
2
3
6
7
8
9
お車との上手なつきあいかた
お手入れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6-2
寒冷時の取扱い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6-8
万一のとき
パンク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-2
バッテリーあがり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-21
ヒューズ切れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-23
電球切れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-28
オーバーヒート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-34
その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-35
サービスデータ
サービスデータ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8-1
さくいん
4
5
6
7
8
9
さくいん ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9-1
0-2
Page 7

クイックガイド/イラスト目次
クイックガイド
■外観
1
(2) (3)
標準車
(1)
1. イラスト目
イラスト目次
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
(9) (10)
スポーツ車
お車のタイプにより、異なる装備も含んでいます。
(12)(11) (13) (14)
(15)
71L3101
1-2
Page 8

クイックガイド/イラスト目次
(1) リヤワイパー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-96
(2) ハイマウントストップランプ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-31
(3) アンテナ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-11
(4) ルーフモールカバー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-60
(5) ボンネット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-44
(6) ヘッドライト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-89、7-30
(7) フロントワイパー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-95
(8) 燃料給油口(フューエルリッド)・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-43
(9) 番号灯 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-33
(10)バックドア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3-4
(11)リヤコンビネーションランプ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-33
(12)フォグランプ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3-92、7-31
(13) LEDイルミネーション・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-90
(14)ドアミラー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-23
(15)ドア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3-3
1
1-3
Page 9

クイックガイド/イラスト目次
■ 内装1
(1) (2) (3) (8)(4) (5) (6) (7) (9)
1
(10) (11) (13) (15)(14)(12)
お車のタイプにより、異なる装備も含んでいます。
1-4
71L3102
Page 10

クイックガイド/イラスト目次
(1) ルームミラー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-22
(2) フロントマップランプ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-49
(3) サンバイザー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-46
(4) ドアミラー角度調節スイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-23
ドアミラー格納スイッチ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-23
パワーウインドースイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-18
(5) アシストグリップ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-56
(6) 室内灯 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-47
(7) SRSカーテンエアバッグ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-51
(8) シートベルト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-37
(9) ラゲッジシェルフ(荷室カバー)・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-58
(10)セレクトレバー(オートマチック車)・・・・・・・・・・・・・ 4-15
チェンジレバー(マニュアル車)・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4-13
クラッチスタートシステム(マニュアル車)・・・・・・・・・4-9
(11)前席シート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-27
(12)パ-キングブレ-キ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4-12
1
(13)SRSサイドエアバッグ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-50
(14)後席シート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-30
(15)ラゲッジルームランプ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-48
1-5
Page 11

クイックガイド/イラスト目次
■内装2
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (8)(7)
1
(9) (11)(10)
お車のタイプにより、異なる装備も含んでいます。
(12)
(13)(13)
71L3103
1-6
Page 12

クイックガイド/イラスト目次
(1) 助手席ドリンクホルダー(プッシュ式)・・・・・・・・・・・ 5-52
(2) インパネトレー(助手席)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-50
(3) 助手席SRSエアバッグ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-50
(4) インパネアッパーボックス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-50
(5) オーディオ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-11
(6) ステアリングオーディオスイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・ 5-41
(7) 運転席SRSエアバッグ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-50
ホーンスイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-96
(8) クルーズコントロールスイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4-27
(9) グローブボックス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-51
(10)エアコン、ヒーター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-2
(11)アクセサリーソケット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-49
(12)ボンネットオープナー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-44
(13)シートヒータースイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-29
1
1-7
Page 13

クイックガイド/イラスト目次
■ 運転席まわり
(1) (2) (3) (5)(4) (6) (7)
1
お車のタイプにより、異なる装備も含んでいます。
1-8
(9)(8) (11) (12)(10) (13)
71L3104
Page 14

クイックガイド/イラスト目次
(1) 非常点滅表示灯スイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-94
(2) ワイパー/ウォッシャースイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・ 3-94
(3) インフォメーションディスプレイ ・・・・・・・・・・・・・・・ 3-75
(4) パドルシフトスイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4-18
(5) メーター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-63
警告灯・表示灯 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-66
(6) ライトスイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-89
方向指示器スイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-93
(7) エンジンスイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4-2
(8) リヤデフォッガースイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-97
ドアミラーヒータースイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-26
デアイサースイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-98
(9) テレスコピック&チルトステアリング ・・・・・・・・・・・ 3-27
(10)ESP® OFFスイッチ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4-34
(11)アイドリングストップシステムOFFスイッチ ・・・・・ 4-44
(12)フォグランプスイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-92
1
(13)光軸調整ダイヤル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-92
1-9
Page 15

クイックガイド/イラスト目次
■ 警告灯・表示灯
エネチャージ非装備車
1
Ɔ
(25)
(14)
(11)
Ɔ
(20) (16)(19) (18)
(1)Ɔ(8)
(5)
Ɔ
Ɔ
(12)
Ɔ
Ɔ
(15)
(6)
(3)Ɔ(13)(2) (9)Ɔ(7)
(10)
Ɔ
(23) (24)
(22)
Ɔ
Ɔ
(21)
Ɔ
(4)
71L3105
エネチャージ装備車
※
(13)
(8)
※※
(7)
(17)
(23) (24)
(6)
※
(12)
(16)
※
(9)
(15)(15)
km/h
x1000
RPM
(2) (1)
(3)
※
(11)
※
(19)(18)
(20)
(27) (26)
(22)
※
※※
お車のタイプにより、異なる装備も含んでいます。
1-10
(21)
※
(5)
※
※
(4)
(14)
(10)
※
71L31101
Page 16

クイックガイド/イラスト目次
• 警告灯が点灯または点滅し続けた場合は、車両またはシステムの異常が考え
られます。次の参照先をよくお読みのうえ、スズキサービス工場で点検を受
けてください。
→ 3-66ページ(警告灯・表示灯の見かた)
1
• ※印の警告灯・表示灯は、エンジンスイッチを にしたときに初期点灯するのが
正常です。点灯しない場合は、スズキサービス工場で点検を受けてください。
ON
• アイドリングストップシステム装備車には、特有の点灯条件があります。
→ 4-36ページ(アイドリングストップシステム)
警告灯 色 警告灯名
(1) ※ 赤 ブレーキ警告灯
(2) 赤 シートベルト警告灯
(3) ※ 赤 SRSエアバッグ警告灯
(4) オレンジ 燃料残量警告灯
(5) ※ オレンジ ABS警告灯
(6) ※ オレンジ
オートレベリング警告灯
(タイプ別装備)
(7) ※ オレンジ エンジン警告灯
(8) ※ オレンジ パワーステアリング警告灯
(9) ※ 赤 油圧警告灯
(10) ※ 赤 充電警告灯
1-11
Page 17

クイックガイド/イラスト目次
警告灯 色 警告灯名
(11) ※ オレンジ
トランスミッション警告灯
(オートマチック車)
1
(12) ※ オレンジ イモビライザー警告灯
(13) 赤 半ドア警告灯
(14) オレンジ 携帯リモコン電池消耗警告灯
表示灯 色 表示灯名
(15) 緑 方向指示器表示灯
(16) 青 ヘッドライト上向き(ハイビーム)表示灯
(17) 緑
ライト点灯表示灯
(タイプ別装備)
(18) 緑 プッシュ表示灯
(19) オレンジ ACC表示灯
(20) オレンジ IG ON表示灯
(21) ※ オレンジ
(22) ※ オレンジ
ESP
(タイプ別装備)
ESP
(タイプ別装備)
1-12
®
OFF表示灯
®
作動表示灯
Page 18

クイックガイド/イラスト目次
表示灯 色 表示灯名
(23) 緑
(24) 緑
(25) ※ 緑
(26) ※ 緑
(27) ※ オレンジ
CRUISE表示灯
(クルーズコントロール装備車)
1
SET表示灯
(クルーズコントロール装備車)
エコドライブインジケーター
(タイプ別装備)
アイドリングストップ表示灯
(タイプ別装備)
アイドリングストップシステムOFF表示灯
(タイプ別装備)
1-13
Page 19

クイックガイド/イラスト目次
■キー
1
お車のタイプにより、異なる装備も含んでいます。
キー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3-2
ドア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3-3
キーレスエントリー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3-8
携帯リモコン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-10
キーレスプッシュスタートシステム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4-4
71L3107
エンジンのかけかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4-8
1-14
Page 20

■荷室
クイックガイド/イラスト目次
(1) (2) (3)
1
(4) (6)(5)
71L3108
お車のタイプにより、異なる装備も含んでいます。
(1) フロアボード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7-2
(2) ホイールナットレンチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7-2
(3) ジャッキバー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7-2
(4) タイヤパンク応急修理セット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7-3
(5) けん引フック ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-2、7-37
(6) ジャッキ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-2、7-16
1-15
Page 21

クイックガイド/警告ブザーが鳴ったときは
1.
は
警告ブザーが鳴ったときは
■ 全車共通
1
いつ ブザー音
いずれかの
ドアを開け
たとき
エンジン
スイッチを
にした
ON
ピー、ピー、
(約10秒間、
室内ブザー)
ピー、ピー、
(4回、室内
ブザー)
とき
エンジン
スイッチが
のとき
ON
エンジンを
かけようと
したとき
ポーン
(1回、室内
ブザー)
ピー、ピー、
(約2秒間、
室内/車外
ブザー)
すべての
ドアを
閉めたとき
メーター/
インパネ
2秒間隔で点滅
約8秒間
小刻みに点滅
点灯
点滅
原因と対処方法
セキュリティアラームの警報が作動してい
ます。エンジンスイッチを にすると、
ON
警報を途中で停止できます。
→ 3-15ページ(セキュリティアラーム)
駐車時にセキュリティアラームの警報が作
動したことを示しています。盗難にあって
いないか車の中を確認してください。
→ 3-15ページ(セキュリティアラーム)
燃料の残量が少なくなっています。すみや
かに給油してください。
→ 3-68ページ(燃料残量警告灯)
携帯リモコンが車内にない、またはリモコ
ンの電池切れが考えられます。リモコンを
車内にもどすか、リモコンをエンジンス
イッチにあててください。
→ 4-7ページ
(携帯リモコン車外持ち出し警告)
→ 4-8ページ(エンジンのかけかた)
1-16
Page 22

クイックガイド/警告ブザーが鳴ったときは
いつ ブザー音 メーター 原因と対処方法
走行中 ピー、ピー、
(約95秒間、
室内ブザー)
ピピピッ、
ピピピッ、
(室内ブザー)
ポーン
(1回、室内
ブザー)
運転席ドア
を開けたと
き
リクエスト
スイッチを
押したとき
ピーーー
(室内ブザー)
ピッ、ピッ、
(室内ブザー)
ピー、ピー、
(室内ブザー)
ピー
(約2秒間、
車外ブザー)
点滅
点灯
点灯
点灯(※)
-
点灯
いずれか点灯
-
運転者がシートベルトを着用していませ
ん。安全な場所に停車して、ベルトを着用
してください。
→ 3-38ページ
(シートベルト警告ブザー)
パーキングブレーキが解除されていません。
パーキングブレーキを解除してください。
→ 4-13ページ(パーキングブレーキ解除
忘れ警告ブザー)
いずれかのドアが完全に閉まっていませ
ん。安全な場所に停車して、完全に閉めて
ください。
→ 3-71ページ(半ドア警告灯)
ヘッドライトや車幅灯が点灯しています。
これらを消してください。
→ 3-90ページ
(ライト消し忘れ警告ブザー)
故障などで、エンジンスイッチを
(OFF)にもどしていずれかのドアを開けて
もハンドルがロックされていません。スズ
キサービス工場で点検を受けてください。
→ 4-12ページ
(ハンドルロック未作動警告ブザー)
エンジンスイッチが になっていま
す。 (OFF)にもどしてください。
LOCK
→ 4-12ページ(エンジンスイッチもどし
忘れ警告ブザー)
エンジンスイッチが または に
なっています。 (OFF)にもどして
ください。
→ 3-13ページ(リクエストスイッチ未作
動警告ブザー)
携帯リモコンが車内にあります。リモコン
を車外に持ち出してください。
いずれかのドアが完全に閉まっていませ
ん。完全に閉めてください。
LOCK
1
LOCK
ACC
ACC ON
点灯
※アイドリングストップシステム装備車
1-17
Page 23

クイックガイド/警告ブザーが鳴ったときは
いつ ブザー音 メーター 原因と対処方法
ピー
(約2秒間、
車外ブザー)
点灯
1
携帯リモコ
ンのロック
スイッチを
押したとき
■ オートマチック車のみ
いずれかのドアが完全に閉まっていませ
ん。完全に閉めてください。
→ 3-8ページ(キーレスエントリー)
いつ
停車中/
後退中
ブザー音
(室内ブザー)
ピー、ピー、
メーター 原因と対処方法
セレクトレバーが に入っています。セ
レクトレバーの位置を確認してください。
→ 4-21ページ( (リバース)ポジ
ション警告ブザー)
表示
■ マニュアルモード付CVT車のみ
→ 4-18ページ(マニュアルモードの使いかた)
いつ
パドルシフ
トスイッチ
を操作した
とき
ブザー音
(室内ブザー)
ピピッ
メーター 原因と対処方法
希望するギヤポジションに変速されていま
―
せん。車速に見あった適切なギヤポジショ
ンを選択してください。
R
R
1-18
Page 24

クイックガイド/警告ブザーが鳴ったときは
■ アイドリングストップシステム装備車のみ
→ 4-36ページ(アイドリングストップシステム)
いつ
エンジンの
自動停止中
ブザー音
(室内ブザー)
ピー、ピー、
ピー、ピー、
(約5秒間)
メーター 原因と対処方法
ボンネットを開けたため、エンスト状態
(※)になりました。エンジンを再始動する
ときは、次の手順で対処してください。
①パーキングブレーキをしっかりとかけ、
-
セレクトレバーを に入れます。
②ボンネットを完全に閉めます。
③エンジンスイッチを操作して再始動しま
す。
→ 4-8ページ(エンジンのかけかた)
次のいずれかの操作をしたため、エンジン
が自動で再始動しました。
P
• 運転席シートベルトを外す
• 運転席ドアを開ける
発進する前に、ドアを閉め、シートベルト
を着用してください。また、車外に出ると
きは、事前に次の手順を実施してください。
いずれか点灯
①パーキングブレーキをしっかりとかけ、
セレクトレバーを に入れます。
②長時間停車するときや車から離れるとき
は、エンジンスイッチを操作してエンジ
ンを停止します。
→ 4-10ページ
P
(エンジンを止めるときは)
1
※エンスト状態になると、上記以外にも次の警告灯が点灯します。
・パワーステアリング警告灯、油圧警告灯、充電警告灯
→ 3-66ページ(警告灯・表示灯の見かた)
1-19
Page 25

1-20
Page 26

必読! 安全なドライブのために
2. 必読!
安全なドライブのために
とくに重要な項目ですのでしっかりお読
みください。
安全運転が第一
お車に装備されているシートベルト、SRSエアバッグ
システム、ABS(アンチロックブレーキシステム)
などの安全装備も、乗員の安全確保には限界がありま
す。法定速度を厳守するとともに、スピードを控えめ
にして安全運転に心がけてください。
出発の前に(お車の確認)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-2
荷物を積むときは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-6
お子さまを乗せるときは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-7
運転席にすわって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-11
エンジンをかけるときは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-13
走行するときは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-14
駐車するときは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-19
給油するときは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-22
オートマチック車を運転するときは・・・・・・・・・・・・・・ 2-23
SRSエアバッグ車を運転するときは ・・・・・・・・・・・・・・ 2-25
4WD車を運転するときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-28
こんなことにも注意して・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-29
エコドライブをしましょう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-33
2
2-1
Page 27

必読! 安全なドライブのために
ドライブのために
出発の前に(お車の確認)
車検を受けるときの注意
日常点検を確実に
2
車の走行距離、使用状態から判断した
適切な時期に実施してください。
→ メンテナンスノート(日常点検)
こんな症状に気づいたときは
64L20180
ESP®装備車をテスターに載せる場合
は、次のことをお守りください。
®
• ESP
詳細については、スズキ販売店または
スズキ代理店にご相談ください。
OFF スイッチを操作して、ト
ラクションコントロールおよびスタ
ビリティコントロールを作動停止の
状態にします。
→ 4-34ページ
(ESP
®
OFFスイッチ)
タイヤの空気圧をチェック
• 定期的に点検・調整してください。
この車の指定空気圧は、運転席ドア
の開口部に貼付してある「空気圧ラ
ベル」(1)で確認できます。
→ メンテナンスノート(日常点検)
2-2
80J009
次のような場合はスズキサービス工
場で点検を受けてください。
•地面に油や液の漏れたあとが残っ
ている
•ブレーキ液が不足している
•いつもと違うにおい、音、振動が
ある
•ハンドルやブレーキを操作したと
きの感じがいつもと違う
(1)
64L20010
• 空気圧が不足したまま走行すると、
タイヤの両端が摩耗する原因となり
ます。また、燃費が悪くなります。
• 偏平タイヤ(185/55R16 83V, 195/
45R17 81W)は、見た目では空気圧
の不足がわかりにくいので注意が必
要です。
Page 28

必読! 安全なドライブのために
バッテリーについて
空気圧が極端に低いまま走行する
と、タイヤがバースト(破裂)して
思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
72J20040
指定空気圧を守らないと車の性能が
十分に発揮できず、次のようなこと
が起きるおそれがあり、思わぬ事故
につながったり、故障の原因となっ
たりするおそれがあります。
•走行安定性が悪化する
•ブレーキをかけたときの制動距離
が伸びる
•ABS および ESP
の場合、正確なタイヤ回転速度が検
出できなくなって正常に作動しな
くなる
®
(タイプ別装備)
•4WD 車では、その性能が十分に発
揮できないばかりでなく、駆動系
部品に悪影響をあたえる
この車は、次のバッテリーを搭載して
います。
• 鉛バッテリー(全車共通)
車の電源供給に使用されています。
• リチウムイオンバッテリー
(エネチャージ装備車のみ)
車の電装品に電気を供給するために
使用されています。
→ 4-45ページ(エネチャージ)
(1)
(2)
(1) 鉛バッテリー
(2) リチウムイオンバッテリー
各バッテリーについて、次の「鉛バッ
テリー」および「リチウムイオンバッ
テリー」をお読みいただき、正しい取
扱いをしてください。
72M00153
• バッテリーは少しずつ放電します。
バッテリーあがりを防ぐためには、
1 か月に一度は連続して 30 分以上走
行して充電する必要があります。
2
2-3
Page 29

必読! 安全なドライブのために
■ 鉛バッテリー
鉛バッテリーの液面を点検する
液面が下限(2)より下にあるとき
は、バッテリー補充液を上限(1)ま
で補充してください。バッテリー液が
不足すると、バッテリーの寿命を縮め
るおそれがあります。
2
→ メンテナンスノート(日常点検)
•バッテリー液が不足すると、発熱し
て爆発のおそれがあります。
•バッテリー端子を外して再び接続す
るときは、確実に締め付けてくださ
い。ゆるみがあると、火災や故障の
原因となります。
(1)
(2)
アイドリングストップシステム装備
車は、高性能な専用の鉛バッテリー
を使用していますので、次のことを
お守りください。守らないとアイド
リングストップシステムが正常に作
動しなくなったり、バッテリーの寿
命が短くなったりするおそれがあり
ます。
•バッテリーを交換するときは、指
定のバッテリーを使用する(指定
外のものを使用しない)
→ 8-3ページ(サービスデータ)
•バッテリー端子から電気製品の電
源をとらない
80J1267
■ リチウムイオンバッテリー
タイプ別装備
エネチャージ装備車専用のバッテリー
で助手席下にあります。
• リチウムイオンバッテリーは点検不
要です。
• リチウムイオンバッテリーの交換ま
たは廃棄については、スズキ販売店
またはスズキ代理店にご相談くださ
い。
2-4
Page 30

リチウムイオンバッテリーの取扱い
を誤ると、火災や感電などを起こし
たり、故障の原因となったりするお
それがあるため、次のことをお守り
ください。
•取り外したり分解したりしない
•水などで濡らさない
•強い衝撃をあたえない
•上に乗ったり、荷物を載せたりしな
い
•バッテリー端子を外したり、端子
から電気製品の電源をとらない
71L3201
必読! 安全なドライブのために
排気管も点検
2
80J011
排気管に穴やひび割れがないか、とき
どき点検してください。
排気管に漏れがあると、排気ガスが
車内に侵入して一酸化炭素中毒のお
それがあります。異常を感じたとき
は、スズキサービス工場で点検を受
けてください。
2-5
Page 31

必読! 安全なドライブのために
荷物を積むときは
荷物の積みすぎは、車体や走行に悪影
響をおよぼします。
•燃料や薬品が入った容器、スプレー
2
缶などを車内に持ち込まないでくだ
さい。引火や爆発のおそれがありま
す。
•インパネの上に物を置かないでくだ
さい。運転視界をさまたげたり、発
進時や走行中に動いたりして、安全
運転のさまたげになるおそれがあり
ます。また、万一の事故で助手席
SRS エアバッグが正常に作動しな
かったり、助手席 SRS エアバッグ
がふくらんだときに飛ばされたりし
て、けがのおそれがあります。
80J021
•車内に荷物を積み重ねないでくださ
い。また、ラゲッジシェルフにもの
を載せないでください。視界のさま
たげになるばかりでなく、急ブレー
キで荷物が飛び出し、思わぬ事故に
つながるおそれがあります。
80J022
•動物を乗せるときは、動きまわらな
いように注意してください。運転の
さまたげになったり、急ブレーキの
ときなどに思わぬ事故につながった
りするおそれがあります。
2-6
80J070
Page 32

お子さまを乗せるときは
いつもより慎重に安全を確保
し、スピードを控えめに安全
運転を心がけましょう。
必読! 安全なドライブのために
•後席のお子さまが走行中にドアを開
けないように、チャイルドプルーフ
をご使用ください。
→ 3-7ページ
(チャイルドプルーフ)
お子さまは後席に乗せる
51K0188
• できるだけ大人が隣にすわり、お子
さまを見守ってください。
• 助手席に乗せるとお子さまの不意の
動作が気になったり、お子さまがい
たずらしたりして、運転のさまたげ
になるおそれがあります。
• お子さま用シートは、お子さまの年
齢や体格にあった適切なものを選ん
でください。
→ 2-8 ページ(お子さま用シート
の使用について)
→ 3-44ページ(お子さま用シート
の選択について)
•お子さま用シートを必要としないお
子さまをやむをえず助手席に乗せる
ときは、次のことをお守りくださ
い。
・助手席を一番後ろに下げてくださ
い。助手席を前に出している
と、助手席 SRS エアバッグが作
動したときの強い衝撃で重大な
傷害を受けるおそれがありま
す。
・SRSサイド/カーテンエアバッグ
(タイプ別装備)が作動したと
きの強い衝撃で、重大な傷害を
受けるおそれがあります。お子
さまが窓から手を出したり、ド
アにもたれかかったりしないよ
うにしてください。
80J062
•お子さまがアームレストやシート下
のレール部など車内の可動部に手や
足などを近付けないように注意して
ください。はさまれてけがをするお
それがあります。
2
2-7
Page 33

必読! 安全なドライブのために
お子さまもシートベルトを着用
シートベルトで遊ばせない
•ひざの上にお子さまを抱かないでく
ださい。しっかり抱いていても、衝
突のときなどに十分にささえること
2
ができず、お子さまが重大な傷害を
受けるおそれがあります。
80J081
•必ずシートベルトを着用させてくだ
さい。
80J028
お子さまをシートベルトで遊ばせな
いでください。ベルトを身体に巻き
つけるなどして遊んでいるときに、
窒息など重大な傷害を受けるおそれ
があります。万一の場合は、ハサミ
でベルトを切断してください。
•一本のシートベルトを二人以上で使
用しないでください。
•シートベルトが首やあごにかかると
きや、腰骨にかからないようなお子
さまには、チャイルドシートやジュ
ニアシートをご使用のうえ、後席に
乗せてください。シートベルトを正
しく使用しないと、お子さまが重大
な傷害を受けるおそれがあります。
お子さま用シートの使用につ
いて
• 次のようなお子さま用シートは、助
手席で使用することができません。
後席に取り付けてください。
・ベビーシートなどの後ろ向きお子
さま用シート
・ジュニアシート
2-8
• 安全のため、チャイルシートも後席
に取り付けてください。
80J082
•首がすわっていないお子さま、ひと
りすわりのできないお子さまには、
ベビーシートをご使用のうえ、後席
に乗せてください。
Page 34

必読! 安全なドライブのために
• お子さま用シートは、お子さまの年
齢や体格にあった適切なものを選ん
でください。
→ 3-44ページ(お子さま用シート
の選択について)
• 助手席サンバイザーの両面には、助
手席 SRS エアバッグ装備車にお子さ
ま用シートを取り付ける場合の禁止
事項などを示した警告ラベルが貼ら
れています。お子さま用シートをご
使用の前に、2-27ページの「助手席
SRS エアバッグに関する警告ラベ
ル」を必ずお読みください。
• この車には、次のタイプのお子さま
用シートを取り付けることができま
す。
・シートベルトで固定するタイプの
お子さま用シート
→ 3-43ページ(お子さま用シー
トのシートベルトによる固定)
・ISOFIXタイプのお子さま用シート
→ 3-32 ペ ージ(ISOFIX 対応
チャイルドシ-ト固定専用金
具)
• お子さま用シートの種類によって
は、この車に正しく取り付けられな
いものがあります。使用する前に、
お子さま用シートに付属の取扱説明
書をよく読み、取り付け方法や取扱
いなどについてご確認ください。
• お子さま用シートには、スズキ純正
品をおすすめします。詳しくは、ス
ズキ販売店またはスズキ代理店にご
相談ください。
• お子さま用シートを使用していて
も、お子さまの安全の確保には限界
があります。スピードは控えめにし
て、安全運転に心がけてください。
•助手席には、ベビーシートなどの後
ろ向きお子さま用シートを取り付け
ないでください。助手席 SRS エア
バッグがふくらむと、お子さま用
シートの背面に強い衝撃が加わり、
生命に関わる重大な傷害を受けるお
それがあります。
•やむをえず助手席にチャイルドシー
トを取り付けるときは、助手席を一
番後ろに下げ、前向きに取り付けて
ください。
2
80J027
•SRSサイド/カーテンエアバッグ
(タイプ別装備)が作動したときの
強い衝撃で、重大な傷害を受けるお
それがあります。お子さまが窓から
手を出したり、ドアにもたれかかっ
たりしないようにしてください。
2-9
Page 35

必読! 安全なドライブのために
•走行する前に、お子さま用シートが
確実に固定され、ガタつき、ゆるみ
などがないことを確認してくださ
い。
•お子さま用シートを取り付けたシー
2
トの背もたれを倒さないでくださ
い。お子さま用シートが適切に固定
されなかったり、衝突したときなど
に体がシートベルトの下に滑り込ん
だりして、重大な傷害を受けるおそ
れがあります。
•万一の事故でお子さま用シートに
強い衝撃を受けた場合は、外観に異
常がなくても再使用しないでくだ
さい。いざというときに性能を十分
発揮できないおそれがあります。
お子さま用シートは、使用していな
いときでもしっかりとシートに取り
付けるか、荷室に収納してください。
シートから取り外したまま客室内に
放置すると、ブレーキをかけたときな
どに乗員やものに当たるおそれがあ
ります。
ドアやウインドーの開閉、
シートの調節は大人が行なう
お子さまの手足や首をはさまないように、
大人が開閉や調節を行なってください。
80J029
パワーウインドーは、お子さまが自
分で操作しないように、ウインドー
ロックスイッチをご使用ください。
→ 3-19ページ
(ウインドーロックスイッチ)
窓から顔や手を出さない
2-10
80J030
お子さまが手や顔などを出さないよ
うに注意してください。急ブレーキ
で重大な傷害を受けたり、転落した
りするおそれがあります。また、車
外のものなどに当たって重大な傷害
を受けるおそれがあります。
Page 36

必読! 安全なドライブのために
車から離れるときは お子さまを荷室に乗せない
車から離れるときは、お子さまだけ
を車内に残さないでください。
•お子さまのいたずらで、車の発進
や火災などの事故を起こすおそれ
があります。
•炎天下の車内は高温になり、お子
さまが熱射病にかかるおそれがあ
ります。エアコンをつけていて
も、車内にお子さまだけを残さな
いでください。
荷室は人が乗る構造になっていませ
ん。お子さまを乗せないでください。
急ブレーキなどで思わぬ事故につな
がるおそれがあります。
道路上での停車中も、お子さまを荷
室で遊ばせないでください。
2
63J20180
80J032
運転席にすわって
ハンドル、シート、ミラーの
調節は走行前に
80J014
2-11
Page 37

必読! 安全なドライブのために
•走行中にハンドルの調節やシートの
調節、ルームミラーやドアミラーの
調節をしないでください。ハンドル
操作を誤ったり、前方不注意となっ
たりして、思わぬ事故につながるお
2
それがあります。
→ 3-27 ページ(テレスコピック
&チルトステアリング)
→ 3-27ページ(前席シート)
→ 3-22ページ
(ルームミラー、ドアミラー)
•背もたれを必要以上に倒さないでく
ださい。ヘッドレストやシートベル
トが本来の機能を発揮できません。
シートベルトは正しく着用
運転席の足元付近にものを置
かない
64L20030
空き缶などを足元に放置しないでく
ださい。ペダル操作ができなくなっ
て思わぬ事故につながるおそれがあ
ります。
2-12
65J106
•走行前にシートベルトを正しく着用
してください。
•助手席や後席の同乗者全員にシート
ベルトを着用させてください。
→ 3-37ページ
(シートベルトについて)
車にあったフロアマットを
適切に使用する
64L20040
Page 38

ペダル操作のさまたげになって思わ
ぬ事故につながるおそれがあります
ので、次のことをお守りください。
•足元の形に合わないフロアマット
を使わない
•フロアマットを重ねて敷かない
•フロアマットは固定具などで確実
に固定する
スズキ純正フロアマットの例
71L20020
※運転席側のフロア(カーペット
下)には、スズキ純正フロアマッ
トに付属する固定具を取り付け
る穴があります。
この車専用のスズキ純正フロアマッ
トのご使用をおすすめします。
必読! 安全なドライブのために
エンジンをかけるときは
換気が悪いところでエンジン
をかけたままにしない
2
80J010
•車庫の中など、換気が悪いところで
エンジンをかけたままにすると、一
酸化炭素中毒のおそれがあります。
•エンジンをかけた状態で、バックド
アを開けたままにしないでくださ
い。排気ガスが車内に侵入します。
•車内で排気ガスのにおいがしたとき
は、すべての窓を全開にし、エアコ
ン、ヒーターの内外気切替えを外気
導入に切り替え、ファンを強にして
換気します。換気してもにおいが消
えないときは、すみやかにスズキ
サービス工場で点検を受けてくださ
い。
2-13
Page 39

必読! 安全なドライブのために
窓越しのエンジンスイッチ操
作はしない
2
•周囲の安全をしっかりと確認してか
ら発進してください。
•バックミラーだけでは後方の安全が
十分に確認できません。車を後退さ
せるときは、車から降りて自分の目
で後方を確認してください。
71L20040
運転席にすわり、ブレーキペダルを踏
んでからエンジンを始動してくださ
い。
窓越しのエンジンスイッチ操作はし
ないでください。思わぬ事故につな
がるおそれがあります。
→ 4-8ページ(エンジンのかけかた)
走行するときは
周囲をよく確認してから発進
する
エンジン始動直後の空ぶかし
や急発進、急加速をしない
80J064
エコドライブのため、空ぶかしや急発
進、急加速はしないでください。
→ 2-33ページ
(エコドライブをしましょう)
エンジン始動直後は暖まっていない
ので、空ぶかしや急発進、急加速を
すると、エンジン故障の原因となり
ます。
2-14
80J025
Page 40

必読! 安全なドライブのために
携帯電話やナビゲーションな
どに気を取られないで
85K2114
•運転者は、走行中に自動車電話や携
帯電話などを操作しないでください。
電話の操作に気を取られ、思わぬ事故
につながるおそれがあります。
•運転者は、走行中にテレビを見た
り、ナビゲーションやオーディオな
どを操作したりしないでください。
前方不注意で思わぬ事故につながる
おそれがあります。
ブレーキペダルに足を乗せた
まま走行しない
ブレーキ部品が早く摩耗したり、ブ
レーキ装置が過熱したりして、効き
が悪くなるおそれがあります。
クラッチペダルに足を乗せた
まま走行しない
マニュアル車
64L20060
2
ハンドルの中に手を入れてス
イッチなどを操作しない
80J034
ハンドル操作のさまたげになり、思
わぬ事故の原因となります。
クラッチが早く摩耗したり過熱した
りして、思わぬ事故につながるおそ
れがあります。
必要以上に長い時間、半クラッチ操作
を行なわないでください。
2-15
Page 41

必読! 安全なドライブのために
走行中はニュートラルにしない
2
• ブレーキペダルが重く感じたら?
車には、エンジンの負圧を利用して
ブレーキペダルを踏む力を軽減する
ブレーキ倍力装置がついています。
エンジンの負圧が低下していると、
ブレーキペダルを踏んだときに重く
感じることがありますが、異常では
ありません。そのままペダルを強く
踏んでください。
• ブレーキから金属音(キーキー音)
80J035
緊急時以外は、走行中にチェンジレ
バーまたはセレクトレバーをニュー
トラルにしないでください。エンジ
ンブレーキがまったく効かないた
め、思わぬ事故の原因となります。
こんなときどうする?
が聞こえたら?
すみやかにスズキサービス工場で点
検を受けてください。ディスクブレー
キのパッド(スズキ純正部品)には、
走行中に金属音が発生することで使
用限度(交換時期)近くまで摩耗した
ことを警報する機能があります。
金属音が発生したまま走行を続けな
いでください。ブレーキが効かなく
なり、事故につながるおそれがあり
ます。
2-16
• 警告灯が点灯したら?
ただちに安全な場所に停車して処置
をしてください。
→ 3-66ページ
(警告灯・表示灯の見かた)
• 床下に強い衝撃を受けたら?
ただちに安全な場所に停車し、ブレー
キ液や燃料が漏れていないか、排気
管などに異常がないか点検してくだ
さい。異常が見つかったときは、スズ
キ販売店またはスズキ代理店にご連
絡ください。
• タイヤが突然パンクしたら?
ハンドルをしっかり握り、慎重にブ
レーキをかけて徐々にスピードを落
とし、安全な場所に停車してくださ
い。
→ 7-2ページ(パンク)
長い下り坂ではエンジンブ
レーキを使用する
長い下り坂ではエンジンブレーキ(※)
を併用してください。アクセルペダル
から足を離し、走行速度にあわせて次
のようにします。
■ マニュアル車
ギヤを1速ずつシフトダウンします。
→ 4-13ページ
(チェンジレバーの操作)
■ マニュアルモードなしCVT車
S(スポーツ)モードスイッチを ON に
するか、セレクトレバーを にシフ
トダウンします。
L
Page 42

必読! 安全なドライブのために
■ マニュアルモード付CVT車
パドルシフトスイッチ(-側)を操作し
て、適切なギヤポジションにシフトダウ
ンします。
→ 4-15ページ
(セレクトレバーの操作)
※エンジンブレーキとは、走行中にア
クセルペダルから足を離したときに
起こるブレーキ効果のことをいいま
す。エンジンブレーキは低速ギヤほ
どよく効きます。
ʁʟʒ
ʊɰʽ
80J1003
ブレーキペダルを踏み続けると、ブ
レーキ装置が過熱してブレーキが効
かなくなるおそれがあります。
横風が強いときは
2
72J20330
トンネルの出口や橋の上、大型トラッ
クが通り過ぎるときなどに、横風を受
けて車が横に流されることがありま
す。あわてずハンドルをしっかり握
り、徐々にスピードを落として進路を
立て直してください。
滑りやすい路面ではゆっくり
走る
ᄉǽǽ
ӏᣱǽǽ
ʠʶ˂ɷ
ʙʽʓʵ
༜Ƚɲʽʂʽʠʶ˂ɷ
80J039
濡れた路面や凍結路、積雪路などで
は、急発進、急加速、急ブレーキ、急
ハンドル、急激なエンジンブレーキ
など「急」のつく運転はしないでく
ださい。スリップ事故につながるお
それがあります。
2-17
Page 43

必読! 安全なドライブのために
水たまりを高速で通り抜けな
冠水した場所は走行しない
い
2
80J042
72J20350
水たまりや濡れた路面を高速で走行
すると、タイヤと路面の間に水の膜
ができ、タイヤが浮いた状態になる
ことがあります。これをハイドロプ
レーニング現象といい、ハンドルや
ブレーキがまったく効かなくなって
思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
水たまりを走行したあとや洗
車後はブレーキの効きを確認
万一、冠水した場所を走行したとき
は、ブレーキの効きを確かめながら安
全な場所に停車し、スズキ販売店また
はスズキ代理店にご連絡ください。ま
た、次の項目などについて点検を受け
てください。
• ブレーキの効き具合
• エンジン、トランスミッション、デ
ファレンシャルなどのオイル量およ
び質の変化(オイルが白濁している
場合は、水が混入していますのでオ
イル交換が必要です)
• ベアリング、ジョイント部などの潤
滑不良
2-18
72J20360
• 周囲の安全を確かめてから低速でブ
レーキペダルを数回踏み、ブレーキ
の効きを確かめてください。
• ブレーキの効きが悪いときは、効き
が回復するまで低速で繰り返しブ
レーキペダルを軽く踏み、ブレーキ
装置のしめりを乾かしてください。
冠水した場所や、深い水たまりを走
行しないでください。エンスト、電
装品のショート、エンジン破損など
の原因になります。
スタック(立ち往生)したと
きは
• ぬかるみや砂地などで、駆動輪が空
転して脱出できなくなることをス
タックといいます。
Page 44

必読! 安全なドライブのために
• 前進と後退を繰り返すときは、駆動
装置などが損傷するおそれがあるた
め、次のことに注意してください。
・ は、セレクト
オートマチック車
レバーを確実に入れてからアクセ
ルを軽く踏んでください。
・数回行なっても脱出できないとき
は、操作を中止してください。
• タイヤの下に石や木を入れると脱出
しやすくなります。
®
• ESP
装備車では、トラクションコン
トロールが脱出に適さないときがあ
ります。そのようなときは、ESP
OFFスイッチを操作して、トラクショ
ンコントロールを作動停止の状態に
してください。
→ 4-32ページ
脱出しようとする前に、周囲の安全
を十分に確認してください。勢いよ
く発進して事故を起こすおそれがあ
ります。
タイヤを高速で空転させないでくだ
さい。タイヤが異常に過熱して破損
したり、駆動装置が損傷したりする
おそれがあります。
(ESP
®
装備車の取扱い)
駐車するときは
パーキングブレーキをしっか
りとかけて
■ 平らな場所に駐車するときは
®
(1)
(1) パーキングブレーキレバー
ブレーキペダルを踏んだまま、
1
パーキングブレーキをしっかり
とかけます。
→ 4-12ページ
(パーキングブレーキの操作)
オートマチック車
2
トレバーを に入れます。
マニュアル車
バーを R(リバース)または1
速に入れます。
・ ブレーキペダルからゆっくり
と足を離し、車が動き出さな
いことを確認してください。
→ 4-15ページ
→ 4-13ページ
P
は、チェンジレ
(セレクトレバーの操作)
(チェンジレバーの操作)
2
80J1037
は、セレク
80J043
2-19
Page 45

必読! 安全なドライブのために
•平らな場所に少しの間駐車するとき
でも、安全のため、セレクトレバー
を に入れるか、チェンジレバー
P
をRまたは1速に入れてください。
•寒冷時にパーキンングブレーキをか
2
けると、凍結して解除できなくなる
おそれがあります。坂道を避け、平
らな場所に駐車してください。
→ 6-12ページ
(パーキングブレーキ)
車を移動するときはエンジン
をかけて
坂道を利用して惰性で車を移動しな
いでください。ハンドルをまわすと
きやブレーキペダルを踏むときに強
い力が必要となって、思わぬ事故を
起こすおそれがあります。
■ 坂道に駐車するときは
、 は、平らな場所で駐車すると
1 2
きと同じ操作です。
• は、下り坂ではチェン
マニュアル車
ジレバーを R(リバース)、上り坂
では1速に入れてください。
市販品の輪止めや石などでタイ
3
ヤを固定し、車が動き出さない
ようにしてください。
急な坂道には駐車しないでくださ
い。無人で車が動き出すなど、思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
エンジンをかけたまま仮眠し
ない
72J20400
•周囲の状況や風向きで排気ガスが車
内に侵入し、一酸化炭素中毒のおそ
れがあります。
•無意識にセレクトレバーやチェンジ
レバーを動かしたり、アクセルペダ
ルを踏み込んだりして、思わぬ事故
を起こすおそれがあります。
•無意識にアクセルペダルを踏み続け
ると、エンジンや排気管が過熱して
火災のおそれがあります。
2-20
Page 46

必読! 安全なドライブのために
燃えやすいものの近くに駐車
しない
80J046
枯れ草、紙くず、ベニヤ板などの可燃
物の近くに車を止めないでください。
排気管や排気ガスが高温になるため、
火災のおそれがあります。
車から離れるときはエンジン
を止めてドアを施錠
車内にパソコンや携帯電話な
どを放置しない
盗難にあったり、水分や湿気または温
度変化などにより故障したりするおそ
れがあります。
2
ライターやメガネなどを放置
しない
80J1004
80J3093
少しの間でも車から離れるときは、現
金や貴重品を車内に放置しないでくだ
さい。盗難のおそれがあります。
エンジンをかけたまま車から離れな
いでください。火災や盗難など思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
•炎天下で駐車するときは、車内にラ
イターやスプレー缶、プラスチック
製品(メガネやカード、CD ケース
など)や炭酸飲料缶を放置しないで
ください。車内が高温になるため、
ライターやスプレー缶の自然発火や
爆発による火災、メガネやカード、
CD ケースなどの変形やひび割れ、
炭酸飲料缶の破裂を起こすおそれが
あります。
•操作部が露出しているライターやス
プレー缶をグローブボックスや小物
入れなどに入れたり、床やシートの
すきまに落としたままにしたりしな
いでください。荷物を押し込んだと
きやシートを動かしたときに、ガス
が噴出して火災につながるおそれが
あります。
2-21
Page 47

必読! 安全なドライブのために
給油するときは
→ 5-43ページ(燃料給油口)
火気に気をつけて
2
必ず次のことをお守りください。
•エンジンを止めてください。
•給油中はドアや窓を閉めてください。
•ガソリンは引火性が高いため、タ
バコなどの火気は厳禁です。
80J020
セルフスタンドで給油すると
きは
セルフスタンドで給油するときは必
ず次のことをお守りください。
•フューエルキャップを開ける前
に、車体または給油機の金属部分
に手を触れて、身体の静電気(※)
を除去してください。身体に静電
気を帯びていると、放電による火
花で燃料に引火し、やけどのおそ
れがあります。
また、給油中は車内にもどらない
でください。再び帯電するおそれ
があります。
•給油口には、静電気除去を行なっ
た方以外の人を近づけないでくだ
さい。
※空気が乾燥すると、身体に多く
の静電気が帯電します。また、
かさね着をすると、繊維の摩擦
により静電気が発生します。と
くに乾燥する季節は注意してく
ださい。
2-22
•フューエルキャップはゆっくりと
ゆるめ、空気が抜ける音が止まっ
たらキャップを開けます。急に開
けると燃料タンク内の圧力が急激
に抜け、燃料が吹き出すおそれが
あります。
•給油口に給油ノズルを止まるとこ
ろまで確実に差し込んでくださ
い。ノズルを確実に差し込まない
と、燃料が吹きこぼれるおそれが
あります。
•給油ノズルのレバーを止まるとこ
ろまで確実に引いてください。
Page 48

必読! 安全なドライブのために
•給油ノズルの自動停止(オートス
トップ)機能が作動したら、給油を
終了してください。自動停止後に継
ぎ足し給油をすると、燃料があふれ
出るおそれがあります。
ፕȡᠴȪ
ፈบᇣඨ
80J1005
※給油機によっては、早期に自動停
止機能が作動して給油できない
場合があります。スタンド従業
員の指示にしたがってくださ
い。
•燃料をこぼさないようにしてくださ
い。こぼれた場合は、ただちにやわ
らかい布などでふき取ってくださ
い。火災など思わぬ事故につながる
おそれがあります。また、そのまま
放置すると、塗装のしみ、変色、ひ
び割れの原因となります。
•給油後は、給油ノズルを確実にもと
の位置にもどし、フューエルキャッ
プをしっかりと閉めてください。
キャップが確実に閉まっていない
と、燃料が漏れたり、火災が発生し
たりするおそれがあります。
•燃料は人体に有害な物質を含んでい
ます。気化した燃料を吸い込まない
でください。
•そのほか、スタンドに掲示されてい
る注意事項をお守りください。
無鉛ガソリン以外は使用しな
い
• 有鉛ガソリンや粗悪ガソリン、そ
のほかの燃料(アルコール系、軽
油など)を使用すると、エンジン
や燃料配管系などに悪影響をおよ
ぼします。
• スポーツ車は、無鉛プレミアムガ
ソリン(無鉛ハイオク)を使用し
てください。万一、無鉛プレミア
ムガソリンが入手できないとき
は、一時的に無鉛レギュラーガソ
リンも使用することができます
が、継続的な使用はエンジンに悪
影響をあたえるおそれがありま
す。
オートマチック車を
運転するときは
オートマチック車には特有の操作上の
注意があります。4-15ページの「オー
トマチック車」もあわせてお読みいた
だき、正しい取扱いをしてください。
※本書で「オートマチック車」と記載さ
れている場合、「CVT車」を示してい
ます。
2
2-23
Page 49

必読! 安全なドライブのために
クリープ現象に注意して
エンジンをかけて停車しているとき、
セレクトレバーが 以外に入って
いると、アクセルペダルを踏まなくて
も車がゆっくり動きます。これをク
リープ現象といいます。
P N
2
•セレクトレバーを 以外に入
れているときは、ブレーキペダルを
しっかり踏んでください。
P N
•エンジン始動直後やエアコン作動時
は、クリープ現象が強くなることが
あります。とくにしっかりブレーキ
ペダルを踏んでください。
CVT車もクリープ現象があります。
ペダルの踏み間違いに注意
アクセルペダルとブレーキペダルを
踏み間違えると、思わぬ事故につな
がります。
ペダルの踏み間違いを防ぐため、エン
ジンをかける前にアクセルペダルとブ
レーキペダルを実際に足で踏んで、位
置を確認してください。
ブレーキペダルは右足で踏む
(1)
(2)
2-24
R
(リバース)ポジション
警告ブザー
セレクトレバーを に入れると室内
で警告ブザーが鳴り、セレクトレバー
が に入っていることを運転者に知
R
らせます。
(リバース)ポジション警告ブ
R
ザーは、車外の人に車の後退を知ら
せるためのものではありません。
R
64L20140
(1) ブレーキペダル
(2) アクセルペダル
左足では適切なブレーキ操作ができま
せん。ブレーキペダルは右足で踏む習
慣をつけてください。
セレクトレバーを操作すると
きは
• 前進と後退を繰り返すときなどは、
セレクトレバーを に入れたこと
を忘れることがあります。車を後退
させたあとは、すぐに から
に入れる習慣をつけてください。
R
R N
Page 50

必読! 安全なドライブのために
• 切り返しなどで前進と後退を繰り返
すときは、完全に停車してからセレ
クトレバーを操作してください。
アクセルペダルを踏んだままでセレ
クトレバーを操作しないでください。
急発進して事故を起こすおそれがあ
ります。
セレクトレバーの位置は目で
確認
始動時や降車時は 、前進時は 、
後退時は にあることを目で確認し
てください。
R
P D
車から離れるときは
71L20010
SRSエアバッグ車を
運転するときは
SRS エアバッグシステムの効果を発揮
させるために、3-50 ページの「SRS
エアバッグ」もあわせてお読みいただ
き、正しい取扱いをしてください。
2
シートベルトは必ず着用
65J106
SRSエアバッグシステムは、シート
ベルトに代わるものではありませ
ん。シートベルトと併用すること
で、その効果を発揮するシートベル
トの補助拘束装置です。したがって
SRSエアバッグシステムが装備され
ている車であっても、シートベルト
を必ず着用してください。
エンジンをかけたまま車から離れな
いでください。万一、セレクトレ
バーが 以外に入っていると、車
がひとりでに動き出すおそれがあり
ます。また、車に乗り込むときに
誤ってセレクトレバーを動かしたり
アクセルペダルを踏み込んだりし
て、思わぬ急発進のおそれがありま
す。
P
着座姿勢
瞬時にふくらむ運転席・助手席 SRS エ
アバッグにより強い衝撃を受けるおそ
れがあるため、運転者および助手席の
同乗者は、シートに奥深くすわり、背も
たれに背中を軽くつけてください。ま
た、シートを前方に出しすぎないよう
にシートの位置を調節してください。
2-25
Page 51

必読! 安全なドライブのために
SRS エアバッグシステムを
正常に機能させるために
2
•ハンドルやインパネに、顔や胸など
を近づけたり、足を置いたりしない
でください。SRS エアバッグが作
動したときの強い衝撃で、重大な傷
害を受けるおそれがあります。
•SRSサイド/カーテンエアバッグ
(タイプ別装備)が作動したときの
強い衝撃で、重大な傷害を受けるお
それがあります。窓から手を出した
り、ドアにもたれかかったりしない
でください。また、後席に乗るとき
は、前席の背もたれを抱えないでく
ださい。
80J014
66K20540
•ハンドルを交換する、ハンドルの
パッド部にステッカーを貼る、色を
ぬる、カバーで覆うなどの改造をし
ないでください。
•インパネ上面には、ステッカーを
貼ったり色をぬったりしないでくだ
さい。また、アクセサリーや芳香
剤、ETC 車載器やポータブルカー
ナビなどを取り付けたり置いたり、
傘などを立てかけたりしないでくだ
さい。
•フロントガラスやルームミラーにア
クセサリー(スズキ純正用品を除く)
などを取り付けないでください。
•SRS サイドエアバッグ装備車の場
合、前席にシートカバーを取り付け
るときは、専用のスズキ純正シート
カバーを使用してください。純正の
80J061
専用品以外のものを使用すると、
SRS サイドエアバッグが正常に作
動しなくなり、重大な傷害につなが
るおそれがあります。
2-26
Page 52

必読! 安全なドライブのために
•SRS サイド/カーテンエアバッグ
(タイプ別装備)が作動したときに、
ものが飛散したり正常にふくらまな
くなったりして、重大な傷害につな
がるおそれがあります。ドア付近に
カップホルダーやハンガーなどのア
クセサリー用品を取り付けたり、傘
などを立てかけたりしないでくださ
い。
80J063
助手席 SRS エアバッグに関
する警告ラベル
助手席サンバイザーの両面には、次の
警告ラベルが貼られています。このラ
ベルは、助手席 SRS エアバッグが作動
したときにお子さま用シートにあたえ
る影響と、お子さま用シートの取り付
けに関する禁止事項を示しています。
この車の助手席にお子さま用シートを
取り付ける場合は、警告ラベルの説明
および参照先の項目をよくお読みにな
り、適切に取り付けてください。
72M00150
2
2-27
Page 53

必読! 安全なドライブのために
警告ラベルの説明
シンボルマーク
2
助手席には、ベビーシートなどの後
ろ向きお子さま用シートを取り付け
ないでください。助手席 SRS エア
バッグがふくらむと、お子さま用
シートの背面に強い衝撃が加わり、
生命に関わる重大な傷害を受けるお
それがあります。
シンボルマークの意味
助手席SRSエアバッグ
装備車の助手席に、後
ろ向きのお子さま用
シートを取り付けて、
お子さまを乗せること
を禁止
助手席SRSエアバッグ
がふくらむと、後ろ向
きお子さま用シートお
よびお子さまに強い衝
撃が加わることを表示
詳しくは、取扱説明書
(本書)を読むことを
指示
→ 2-8 ページ(お子
さま用シートの使
用について)
→ 3-44 ペ ージ(お
子さま用シートの
選択について)
4WD車を運転するときは
4WD車には特有の操作上の注意があり
ます。正しい取扱いをしてください。
路面の状況に注意して走行する
4WD 車は、雪道、急坂 路、砂 地、
ぬかるみなどのタイヤがスリップし
やすい路面で優れた走行性能を発揮
しますが、万能ではありません。ま
た、オフロード(不整地)、ラリー
専用車ではありません。次のことを
お守りください。
•砂地やぬかるみなど、タイヤが空
転しやすいところでは連続走行し
ないでください。
•ブレーキ性能は2WD 車と比べてほ
とんど差がありません。滑りやすい
路面での走行には十分車間距離を
とってください。アクセル、ハンド
ル、ブレーキの操作も、2WD車と
同様に慎重に行なってください。
•渡河走行や水中走行をしないでく
ださい。
2-28
お子さま用シートの取り付け
→ 2-8 ページ(お子さま用シートの
使用について)
→ 3-44ページ(お子さま用シートの
選択について)
80J042
Page 54

こんなことにも注意して
マッチ、タバコの火は確実に
消す
80J067
•マッチ、タバコの火は確実に消し、
吸いがらを入れた灰皿(別売り)は
完全に閉めてください。
•灰皿(別売り)の中に吸いがらをた
めすぎたり、紙など燃えやすいもの
を入れたりしないでください。
必読! 安全なドライブのために
2
外装部品に力をかけすぎない
スポイラー、リヤバンパー、サイドス
カートなどに強い力をかけないでく
ださい。破損するおそれがあります。
段差などに注意して
次のような場合は、バンパーまたは
車両下部が破損するおそれがありま
す。十分注意してください。
•路肩など段差がある場所への乗り
入れ
•わだちやくぼみなどがある道路の
走行
2-29
Page 55

必読! 安全なドライブのために
植込み型心臓ペースメーカーなどをご使用の方へ
•植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器(ICD)を使用している方
は、キーレスプッシュスタートシステム装備車の各発信機(下図参照)から約22
cm以内の範囲に、植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器(ICD)
2
が近づかないようにしてください。電波が植込み型心臓ペースメーカーおよび植
込み型除細動器(ICD)の作動に影響をあたえるおそれがあります。
•植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器(ICD)以外の医療用電気
機器を使用している方は、キーレスプッシュスタートシステム装備車の電波が医
療用電気機器の作動に影響をあたえる場合があるため、医療用電気機器製造業者
などへ影響を確認してください。
•詳しくは、スズキ販売店またはスズキ代理店にお問い合わせください。
(1)
(3)
(1) 前席ドア車外発信機(ドアハンドル内)(※イラストは助手席ドア側)
(2) 荷室発信機(テールエンドトリム内)
(3) 車室内発信機(リヤ側ドリンクホルダー下)
(4) バックドア車外発信機(ナンバープレート取り付け部奥)
(2)
(4)
71L20030
2-30
Page 56

不正改造はしない
64L20170
•この車に適さない部品を取り付けた
り、自己流のエンジン調整や配線を
したりしないでください。思いがけ
ない火災や事故を起こしたり、不正
改造になったりすることがあります。
•無線機、オーディオ、ETC 車載器な
どの電気製品の取り付け、取り外し
をするときは、スズキ販売店または
スズキ代理店にご相談ください。ま
た、バッテリー端子から電気製品の
電源をとったり、アース線を直接つ
なげたりしないでください。電子部
品のはたらきをさまたげたり、火
災、故障、バッテリーあがりなどを
起こしたりするおそれがあります。
•ホイール、ホイールナットは指定の
スズキ純正品以外を使用しないでく
ださい。走行中にナットがゆるんで
ホイールが外れるなど、思わぬ事故
につながるおそれがあります。ま
た、燃費や走行安定性が悪化した
り、故障の原因となったりします。
必読! 安全なドライブのために
ディスチャージヘッドライト装備車
では、次のような改造をするとオー
トレべリング機能(自動光軸調整機
能)が正常に作動しなくなるおそれ
があります。
•サスペンションの改造(車高やサ
スペンションの硬さ変更
•指定サイズ以外のタイヤやホイー
ルの装着
部品の取り付け、取り外し、
修理をするときは
SRSエアバッグ、シートベルトプリ
テンショナーは、その機能に影響を
あたえる部品に手を加えると、思い
がけないときに作動したり、必要な
ときに正常に作動しなかったりする
ことがあります。
次のような場合は、システムに悪影
響をおよぼします。事前にスズキ販
売店またはスズキ代理店にご相談く
ださい。
•ハンドルの取り外し、ハンドルま
わりの修理など
•インパネまわり、センターコンソー
ル付近の修理および電気配線の修
理
•オーディオ用品などの取り付け
•ダッシュボード周辺の板金塗装お
よび修理
•前席シートの交換およびシートま
わりの修理
•フロントピラー、バックピラーお
よびルーフサイドまわりの修理
•センターピラーまわりの修理
2
2-31
Page 57

必読! 安全なドライブのために
アクセサリーの取り付けに気
をつけて
エンジンオイルを交換すると
きは
■ 定期的に交換する
• 標準的な使用方法では、エンジンオイ
ルは15,000 kmごと、または12か月
ごとのどちらか早い方で交換し、エン
2
ジンオイルフィルターは 15,000 km
ごとに交換してください。
• 厳しい条件(シビアコンディショ
80J069
窓ガラスにアクセサリーを取り付け
ないでください。アクセサリーや吸
盤が視界をさまたげたり、吸盤がレ
ンズのはたらきをして火災を起こし
たりするおそれがあります。また、
SRSエアバッグが作動したときに、
アクセサリーが飛んでけがのおそれ
があります。
ン)で使用した場合は、標準的な場
合より早めの交換が必要です。
→ メンテナンスノート
交換時期を守ってください。劣化し
たオイルや目詰まりしたフィルター
は、エンジン故障や異音の原因とな
ります。交換については、スズキ販
売店またはスズキ代理店へお申し付
けください。
2-32
飲み物などをこぼしたときは
車内に水などをかけたり、飲み物な
どをこぼしたりしないでください。
次のような部品が故障したり、火災
の原因になったりするおそれがあり
ます。万一、飲み物などをこぼした
場合は、すみやかにスズキサービス
工場で点検を受けてください。
•SRSエアバッグシステム
•ナビゲーションまたはオーディオ
•スイッチ、配線などの電気部品
•セレクトレバー、シートベルト
バックルなどの可動部分
54M3143
Page 58

■ エンジンオイルの規格/粘度
使用するエンジンオイルにより燃費な
どの性能は左右されるため、次の表1、
表 2 をそれぞれ満たすオイルを使用し
てください。オイルは、スズキ純正オ
イルのご使用をおすすめします。
→ 8-1ページ(サービスデータ)
表1
ಐ ɴɮʵᑤ
ÓÎ¯ÇÆµ
ÁÐÉᴥƆ±ᴦ¯
ЙМУБГᴥƆ²ᴦ
表2
規格 全車共通
SAE粘度(※3) 0W-20
※1 API 規格とは、アメリカ石油協会が
定めた規格で、エンジンオイルの
品質グレードを表しています。
※2 ILSAC 規格とは、国際潤滑油標準
化認証委員会が定めた自動車用エ
ンジンオイルの規格で、API 規格
をベースに省燃費・耐久性などの
性能がさらに優れたオイルである
ことを示します。
※3 SAE 粘度とは、潤滑油の粘度を定
めた規格です。左側の数字(W の
付く数字)は低温時の粘度を意味
し、この数字が小さいほど寒さに
強くエンジンの始動性が良いこと
を示します。右側の数字は高温時
の粘度を意味し、この数字が大き
いほど熱に強くエンジンの保護性
能に優れています。
ÓÍ¯ÇÆ´
ÓÌ¯ÇÆ³
ᯚ
必読! 安全なドライブのために
0W-20は新車時に充填されている燃
費性能に優れたオイルです。
2
エコドライブをしましょう
→ 3-73ページ
(エコドライブインジケーター)
タイヤの空気圧を適正に
• タイヤの空気圧が低いとガソリンを
多く消費します。適正な空気圧にし
てください。
• この車の指定空気圧は、運転席ドア
の開口部に貼付してある「空気圧ラ
ベル」(1)で 確認 のう え、調 整 し
てください。
(1)
64L20010
不要な荷物は積まない
燃費が悪化したりタイヤが早く摩耗し
たりするなど、車に悪影響があります。
2-33
Page 59

必読! 安全なドライブのために
暖機運転は適切に
次のような場合は、数十秒から数分程
度の暖機運転を行なってから、走行を
開始してください。
• 長期間お車を使用しなかったとき
• 寒冷地などで極低温(- 10 ℃以下を
2
目安)にあるとき
上記以外の場合はエコドライブのた
め、エンジンを始動したら、すみやか
に走行を開始してください。
エンジン始動直後は暖まっていない
ので、空ぶかしや急発進、急加速を
すると、エンジン故障の原因となり
ます。
状況によって異なりますが、一般的に
暖機運転によって、5 分間で 160 mL
程度の燃料を消費するといわれていま
す。
空ぶかしをしない
80J064
燃料を消費するだけで、何の効果もあ
りません。
車速に応じたギヤで走行する
低速ギヤを使って高いエンジン回転で
走行すると燃費が悪くなります。走行
速度に応じた正しいギヤをお使いくだ
さい。
2-34
急発進、急加速、急ブレーキ
など「急」のつく運転はしな
い
80J259
Page 60

2-35
Page 61

3. 運転する前に
● ドアの開閉
キー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-2
ドア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-3
キーレスエントリー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-8
携帯リモコン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-10
● 警報装置
セキュリティアラーム(警報装置) ・・・・・・・・・・・ 3-15
● ウインドーの開閉
パワーウインドー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-18
● 各部の調節
ルームミラー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-22
ドアミラー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-23
テレスコピック&チルトステアリング ・・・・・・・・・ 3-27
● シートの調節
前席シート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-27
後席シート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-30
● シートベルト
シートベルトについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-37
シートベルトの着用のしかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-39
シートベルトの取扱いとお手入れ ・・・・・・・・・・・・・ 3-40
シートベルトプリテンショナー(前席のみ) ・・・ 3-41
シートベルト可変フォースリミッター
(前席のみ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-42
お子さま用シートのシートベルトによる固定 ・・・ 3-43
お子さま用シートの選択について ・・・・・・・・・・・・・ 3-44
Page 62

運転する前に
● SRSエアバッグ
SRSエアバッグ車を運転するときは ・・・・・・・・・・・ 3-50
SRSエアバッグシステムの取扱い ・・・・・・・・・・・・・ 3-54
SRSエアバッグシステムの作動 ・・・・・・・・・・・・・・・ 3-56
SRSエアバッグ警告灯 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-61
廃棄と廃車 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-61
イベントデータレコーダー(EDR)とは ・・・・・・・・ 3-61
● メーター
メーターの見かた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-63
警告灯・表示灯の見かた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-66
マルチインフォメーションディスプレイ
(エネチャージ非装備車) ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-75
マルチインフォメーションディスプレイ
(エネチャージ装備車) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-81
3
● スイッチの使いかた
ライトスイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-89
フォグランプスイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-92
光軸調整ダイヤル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-92
方向指示器スイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-93
非常点滅表示灯スイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-94
ワイパー/ウォッシャースイッチ ・・・・・・・・・・・・・ 3-94
ホーンスイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-96
リヤデフォッガースイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-97
デアイサースイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-98
安全運転が第一
お車に装備されているシートベルト、SRSエアバッグ
システム、ABS(アンチロックブレーキシステム)
などの安全装備も、乗員の安全確保には限界がありま
す。法定速度を厳守するとともに、スピードを控えめ
にして安全運転に心がけてください。
3-1
Page 63

運転する前に/ドアの開閉
ドアの開閉
キー
• キーはドアの施錠・解錠に使えます
が、エンジンの始動・停止には使えま
せん。エンジンの始動・停止には携帯
リモコンをご使用ください。
→ 4-8ページ(エンジンのかけかた)
• キーを紛失したり、車内に閉じ込めた
りしないように注意してください。
• 携帯リモコン(1)が2個、リモコンに
格納可能なキー(3)が2本ついていま
3
す。
→ 3-10ページ(携帯リモコン)
(2)
(1)
(2) 作動表示灯
• リモコンに格納されているキー(3)
は、ロック解除レバー(4)を § 方向
に引きながら取り出します。
(3)
71L30010
リモコンキーを航空機内へ持ち込む場
合は、機内で操作ボタンを押さないで
ください。また、バッグなどに入れる
ときは、簡単に操作ボタンが押されな
いように収納してください。操作ボタ
ンが押されると、電波が発信され、航
空機の運航に支障をきたすおそれがあ
ります。
※リモコンキーは、航空機内での使用
が制限される電子機器に該当しま
す。
•携帯リモコンには、キーを格納して
ください。リモコンの電池が消耗し
ているときや故障したときなどに、
ドアの施錠・解錠ができなくなるお
それがあります。
•盗難などを防ぐため、キーを紛失し
たときは、すみやかにスズキ販売店
またはスズキ代理店にご相談くださ
い。
•キーのご購入については、スズキ販
売店またはスズキ代理店にご相談く
ださい。
(5) 適合証明マーク
3-2
(3)
(4)
(5)
キーナンバープレート
キーナンバープレート(2)には、キー
作成時に必要なキーナンバー(1)が打
刻されています。
(1)
57L30001
(2)
80J1008
Page 64

•お客様以外の方にキーナンバーを知
られないよう、キーナンバープレー
トは車両以外の場所に、大切に保管
してください。万一、キーを紛失し
たときは、スズキ販売店またはスズ
キ代理店にキーナンバーを伝えてご
相談ください。
•お車をおゆずりになるときは、次に
所有される方のために、キーナン
バープレートをお車のキーとともに
お渡しください。
運転する前に/ドアの開閉
ドア
•ドアを閉めるときは、シートベルト
や荷物などをはさまないようにして
ください。半ドア状態になって、走
行中にドアが開くおそれがありま
す。
•エンジンをかけた状態で、バックド
アを開けたままにしないでくださ
い。排気ガスが車内に侵入して、一
酸化炭素中毒のおそれがあります。
•火災や盗難などの事故防止のため、
車から離れるときは、エンジンを止
めドアを施錠してください。
•ドアの開閉は、お子さまではなく大
人が 行ない、手、足、頭などをはさ
まないように気をつけてください。
•ドアを開けるときは、後ろからの車
に注意してください。とくに風が強
い日は注意してください。
•バックドアを開けるときは、完全に
開けてください。開けかたが不十分
な場合、思わぬときに閉まって、け
がのおそれがあります。
•エンジンがかかっているときは、排
気管の真後ろでバックドアを開閉し
ないでください。やけどなどのおそ
れがあります。
3
セキュリティアラームのセット状態お
よびドアの開けかたによっては、警報
が作動する場合があります。
→ 3-15ページ
(セキュリティアラーム)
3-3
Page 65

運転する前に/ドアの開閉
キー操作による車外からの
施錠・解錠
→ 3-8ページ(キーレスエントリー)
→ 3-10ページ(携帯リモコン)
■ 運転席ドア
キーを差し込んで車の前方向にまわすと
解錠、後ろ方向にまわすと施錠できます。
3
ஃ᧭
■ バックドア
運転席ドアにキーを差し込んで、車の前
方向にまわすと解錠、後ろ方向にまわす
と施錠できます。
• バックドアを開けるときは、解錠後、
バックドアオープナースイッチ(1)
を押しながらドアを持ち上げます。
ᜓ᧭
71L30020
バックドアを閉めるときは
ドア下面右側の手かけ部(2)を持って
引き下げます。最後はドアを外側から手
で、少し勢いをつけて押し付けます。
(2)
71L30040
• バックドアオープナースイッチを押し
たあと、ドアを少し開け、すぐに閉め
た場合、完全に閉まらず半ドア状態に
なります。もう一度バックドアを開
け、しばらくしてから閉め直してくだ
さい。
バックドアをささえているダンパース
テー(3)の損傷や作動不良を防ぐた
め、次のことをお守りください。ス
テーが円滑に動かなくなったり、バッ
クドアを開けたときに保持できなく
なったりするおそれがあります。
•ステーのロッド部(ドア開閉時に摺
動する棒部分)に傷をつけたり、泥
やビニール片、テープなどの異物を
付着させたりしないでください。
•ステーに手をかけたり、ものをかけ
たりしないでください。
3-4
(1)
ஃ᧭
ᜓ᧭
71L30030
Page 66

(3)
71L30050
車内からの施錠・解錠
■ 前席ドア、後席ドア
ドアを閉めてロックレバー(1)を施錠
側(車の前方向)にすると施錠、解錠側
(車の後ろ方向)にすると解錠できます。
運転する前に/ドアの開閉
■ バックドア
故障や鉛バッテリーあがりなどでバック
ドアが解錠できないときは、スズキサー
ビス工場で点検を受けてください。
緊急を要するときは、次の手順で解錠し
てください。
後席の背もたれを倒すなどして、作
1
業スペースを確保します。
→ 3-34ページ
(背もたれの倒しかた)
ジャッキバーの先端やマイナスドラ
2
イバー(市販品)など先が細く平た
いもので、エマージェンシーレバー
(1)を押したままバックドアを内
側から押し開きます。
バックドアを閉めると、再び施錠さ
れます。
3
ஃ᧭
ᜓ᧭
(1)
71L30060
•解錠時、ロックレバーの赤い表示が
見えます。目安としてください。
•運転席ドアのロックレバーには、パ
ワードアロック機能がありません。
→ 3-6ページ(パワードアロック)
(1)
71L30070
•エマージェンシーレバーを指などで
操作しないでください。けがのおそ
れがあります。
•バックドアを内側から押し開くとき
は、車の後ろに人がいないことやも
のがないことを確認してください。
バックドアが勢いよく開き、人やも
のに当たるおそれがあります。
3-5
Page 67

運転する前に/ドアの開閉
キーを使わない施錠
•「キーを使わない施錠」をするとき
は、キーが手元にあるか確認してく
ださい。キーを閉じ込むおそれがあ
ります。
•次のような状況では、「キーを使わ
ない施錠」ができない場合がありま
す。
・携帯リモコンが車内にある
3
・エンジンスイッチが または
のとき
ON
→ 3-14 ページ(携帯リモコン閉じ
込み防止機能)
ACC
■ 前席ドア、後席ドア
ロックレバー(1)を施錠側(車の前方
向)にして、ドアを閉めると施錠できま
す。
施錠
後席ドア
施錠
(1)
71L30090
「キーを使わない施錠」は、ドアを閉
めるときにドアハンドルを引く必要が
ありません。
キーまたはパワードアロック
スイッチ操作によるパワード
アロック
前席ドア
→ 3-8ページ(キーレスエントリー)
→ 3-10ページ(携帯リモコン)
3-6
(1)
71L30081
運転席ドアをキーまたはパワードアロッ
クスイッチ(1)操作で施錠・解錠する
と、助手席/後席/バックドアも同時に
施錠・解錠します。
ஃ᧭
ᜓ᧭
71L30100
Page 68

ᣉ㍤
(1)
⸃㍤
71LN0303
運転する前に/ドアの開閉
チャイルドプルーフによる
施錠・解錠
車内から後席ドアが開かないようにでき
ます。お子さまなどによるドア誤開放を
防止するために使用してください。
• 後席ドアにあるレバー(1)を LOCK
(開かない)の位置にして、ドアを閉
めます。車内からはドアが開きませ
ん。
• 外からドアを開けることは可能です。
3
エンジンスイッチが のときは、
キー操作で助手席/後席ドアの施錠が
できません。
ON
■ ドアロック解除機能
衝突などで SRS エアバッグが作動する
と、自動的にすべてのドアロックを解除
します。
• SRS サイド/カーテンエアバッグ(タ
イプ別装備)が作動したときも、ドア
ロック解除機能が作動します。
エアバッグが作動したときでも、ドア
ロックモーターの配線やモーター自体
が損傷した場合は、ドアロック解除機
能が作動しません。
ХОМПГЛ
ᴥᩒȢᴦ
(1)
ÌÏÃË
ᴥᩒȞȽȗᴦ
71L30120
万一、車内から開ける場合は、窓から
手を出して外側のドアハンドルをご使
用ください。
3-7
Page 69

運転する前に/ドアの開閉
キーレスエントリー
車から約2 m以内の範囲で、携帯リモコ
ンのロックスイッチ・アンロックスイッ
チを押すと、すべてのドアを施錠・解錠
できます。
• 施錠したときは、ドアハンドルを引い
て施錠されているか確認してくださ
い。
3
(1) 携帯リモコン
(2) ロックスイッチ
(3) アンロックスイッチ
(4) 作動表示灯
(4)
(1)
(2)
(3)
71L30140
•次のようなときは、キーレスエント
リーが作動しません。
・いずれかのドアが開いていると、
施錠できません。(解錠はできま
す)車外ブザーが“ピー”と約2秒
間鳴ります。
・エンジンスイッチが または
のとき。
ON
ACC
•キーレスエントリーの作動距離は、周
囲の影響で変わることがあります。ま
た、強い電波などが発生している場所
では、キーレスエントリーが作動しな
いことがあります。
•少しの間でも車から離れるときは、
現金や貴重品を車内に放置しないで
ください。盗難のおそれがあります。
•携帯リモコンでドアの施錠・解錠が
できないときは、キーを使って施
錠・解錠をしてください。
•キーレスエントリーが正しい距離で
作動しないときは、電池の消耗が考
えられます。
→ 6-6ページ
(携帯リモコンの電池交換)
火災や盗難などの事故防止のため、車
から離れるときは、エンジンを止めて
ドアを施錠してください。
3-8
•携帯リモコンを必要以上に操作する
と、電池の消耗が早まります。
Page 70

アンサーバック機能
キーレスエントリーによるドアの施錠・
解錠を知らせる機能です。
アンサー
バック
機能
非常点滅
表示灯1回点滅2回点滅
室内灯
(スイッチが
DOOR位置)
初期設定
(工場出荷時)
ロック
(施錠)
アンロック
(解錠)
約15秒間点灯2回点滅約15秒間
設定切替え時
アンロック
ロック
(施錠)
(解錠)
点灯
運転する前に/ドアの開閉
•アンサーバック機能の設定切替え
(カス タ マ イ ズ)については、スズ
キ販売店またはスズキ代理店にご相
談ください。
•キーレスプッシュスタートシステム
装備車は、リクエストスイッチで施
錠・解錠したときにも、アンサーバッ
ク機能が作動します。また、次の合図
が別々にカスタマイズできます。
・非常点滅表示灯/室内灯による合
図
・車外ブザーによる合図
3
• キーレスエントリーの作動と同時に室
内灯を点灯または点滅させたい場合
は、室内灯スイッチをDOOR位置にし
ます。
• 室内灯が約 15 秒間点灯したあとは、
徐々に減光しながら消灯します。
→ 5-47ページ(室内灯)
• キーレスプッシュスタートシステム装
備車の場合、車外ブザーも鳴ります。
アンサー
バック
機能
車外
ブザー1回吹鳴2回吹鳴
初期設定
(工場出荷時)
ロック
(施錠)
アンロック
(解錠)
設定切替え時
アンロック
ロック
(施錠)
(解錠)
タイマーロック機能
盗難防止のため、自動的にドアを施錠す
る機能です。
• キーレスエントリーで解錠したあと、
約 30 秒以内にいずれのドアも開けな
かったときに自動的にドアを施錠しま
す。
• タイマーロック機能が作動すると、セ
キュリティアラームが自動的にセット
されます。(警報なしモードを除く)
→ 3-15ページ
(セキュリティアラーム)
キーレスプッシュスタートシステム装
備車は、リクエストスイッチで解錠し
たときにも、タイマーロック機能が作
動します。
3-9
Page 71

運転する前に/ドアの開閉
携帯リモコン
すべてのドアが閉まっているときに、前
席ドアまたはバックドアにあるリクエス
トスイッチを押すと、所持している携帯
リモコンが車両と電波で通信を開始し、
照合がとれるとドアの施錠・解錠が可能
となります。
また、そのほかに次の機能があります。
• キーレスエントリー
→ 3-8ページ(キーレスエントリー)
3
• エンジンスイッチによる始動および電
源の切替え
→ 4-4 ページ(キーレスプッシュス
タートシステム)
• イモビライザー(車両盗難防止装置)
→ 4-3ページ
(イモビライザーシステム)
携帯リモコンが発信する電波が、携帯
電話やほかのリモコンなどの無線通信
機器に影響をあたえることがありま
す。
必要以上に携帯リモコンやリクエスト
スイッチ、エンジンスイッチの操作を
しないでください。
・近くにテレビ塔や発電所、放送局
など強い電波やノイズを発生する
設備がある
・携帯電話、無線機などの無線通信
機器やノートパソコンなどと一緒
に所持している
・携帯リモコンが金属製のものと接
していたり、覆われたりしている
・近くで他車のキーレスエントリー
が使用されている
・コインパーキングに駐車している
(車両検出用の電波の影響がある
ため)
携帯リモコン(1)が 2 個、リモコンに
格納可能なキー(3)が 2 本ついていま
す。
(2)
(1)
(3)
71L30010
(2) 作動表示灯
•携帯リモコンは運転者が所持し、管
理してください。車内にリモコンを
置き忘れないでください。
•盗難などを防ぐため、携帯リモコン
を紛失したときは、すみやかにスズ
キ販売店またはスズキ代理店にご相
談ください。
•携帯リモコンは車両と通信すると
き、外的影響を受けやすい微弱な電
波を使用しています。次のような使
用環境では、正常に作動しないこと
があります。
3-10
Page 72

• リモコンに格納されているキー(3)
は、ロック解除レバー(4)を
に引きながら取り出します。
(3)
(5) 適合証明マーク
携帯リモコンの分解(電池交換時を除
く)や修理、改造をしないでくださ
い。発火や感電、けがのおそれがあり
ます。また、法律により処罰されるこ
とがあります。
§ 方向
(4)
(5)
57L30001
運転する前に/ドアの開閉
•適合証明マークの消去、改ざんをし
ないでください。法律により処罰さ
れることがあります。
•携帯リモコンには、キーを格納してく
ださい。リモコンの電池が消耗してい
るときや故障したときなどに、ドアの
施錠・解錠ができなくなるおそれがあ
ります。
•1 台の車両で、4 個の携帯リモコンま
で登録できます。
•電池の寿命は使用状況によりますが
約2年です。
→ 6-6ページ
(携帯リモコンの電池交換)
•携帯リモコンは、車両と通信するため
に常時受信動作をしています。強い電
波を受信し続けたとき、電池を著しく
消耗することがあります。(テレビや
パソコンなどの強い電波を発信する
電化製品の近くに置いたときなど)
•携帯リモコンのご購入、暗証コードの
登録については、スズキ販売店または
スズキ代理店にご相談ください。
3
携帯リモコンには、精密な電子部品が
組み込まれています。電子部品の故障
を防ぐため、次のことをお守りくださ
い。
•インパネの上などの高温になるよう
な場所に置かない
•落下させるなどして、強い衝撃をあ
たえない
•水洗いをしたり、水中に入れたりし
ない
•磁気を帯びたキーホルダーなどをつ
けない
•テレビやオーディオなど磁気を帯び
た機器の近くに置かない
•電気医療機器(マイクロ波治療器や
低周波治療器など)の近くに置いた
り、身につけたまま治療を受けたり
しない
3-11
Page 73

運転する前に/ドアの開閉
■ 携帯リモコン電池消耗警告灯
メーターパネル内にあります。
• 携帯リモコンの電池切れが近いと、エ
ンジンスイッチを にしたときに
約 15 秒間点灯します。電池を交換し
てください。
3
→ 3-66ページ
(警告灯・表示灯の見かた)
→ 6-6ページ
(携帯リモコンの電池交換)
ON
70K122
(2)
(1) 前席ドアのリクエストスイッチ
(2) バックドアのリクエストスイッチ
(1)
71L30150
設定の切替え(カスタマイズ)をする
と、点灯しなくすることもできます。
設定の切替えについては、スズキ販売
店またはスズキ代理店にご相談くださ
い。
リクエストスイッチによる
ドアの施錠・解錠
すべてのドアが閉まっているときに、所
持している携帯リモコンが「リクエスト
スイッチの作動範囲」(3-13 ページ参
照)に入っていると、リクエストスイッ
チを押すごとに、すべてのドアを施錠・
解錠できます。
•施錠したときは、ドアハンドルを引い
て施錠されているか確認してくださ
い。
火災や盗難などの事故防止のため、車
から離れるときは、エンジンを止めド
アを施錠してください。
•次のようなときは、リクエストス
イッチが作動しません。
・いずれかのドアが開いている
・エンジンスイッチが または
のとき
ON
ACC
•リクエストスイッチでドアの施錠・
解錠をすると、アンサーバック機能
やタイマーロック機能が作動します。
→ 3-9ページ
(アンサーバック機能)
→ 3-9ページ
(タイマーロック機能)
•少しの間でも車から離れるときは、
現金や貴重品を車内に放置しないで
ください。盗難などのおそれがあり
ます。
3-12
Page 74

運転する前に/ドアの開閉
リクエストスイッチの作動範
囲(車外)
前席ドアまたはバックドアのリクエスト
スイッチ付近から半球状に周囲約80 cm
以内です。
ጙ¸°ãí
ጙ¸°ãí
ͽӦኰٍ
ጙ¸°ãí
ͽӦኰٍ
71L30160
•「リクエストスイッチの作動範囲」
で携帯リモコンを所持していても、
次のような状況にあるとリモコンが
検知されず、リクエストスイッチが
作動しない場合があります。
・携帯リモコンの電池が消耗してい
る
・携帯リモコンが強い電波やノイズ
の影響を受けている
・携帯リモコンが金属製のものと接
していたり、覆われたりしている
・携帯リモコンがドアに近づきすぎ
ている
・携帯リモコンが地面の近くや高い
位置にあったり、お尻のポケット
の中などにあったりして、リクエ
ストスイッチから離れている
•リクエストスイッチの作動は、携帯
リモコンが作動範囲にあるドアのみ
となります。例えば、運転席ドアの
作動範囲にリモコンがあると、運転
席ドアにあるリクエストスイッチは
作動しますが、助手席ドアおよび
バックドアにあるリクエストスイッ
チは作動しません。
•車内に予備の携帯リモコンがある
と、そのリモコンが検知され、リク
エストスイッチが正常に作動しなく
なるおそれがあります。
リクエストスイッチ未作動警
告ブザー
次のようなときは車外ブザーが“ピー”
と約 2 秒間鳴って、リクエストスイッチ
が未作動であることを警告します。
• エンジンスイッチが または
の状態で、すべてのドアを閉め、
ON
リクエストスイッチを押したとき
• エンジンスイッチを (OFF)
にしたあと、次のような状況でリクエ
ストスイッチを押したとき
・携帯リモコンを車内に置き忘れてい
る
・いずれかのドアが開いている
→ 3-71ページ(半ドア警告灯)
エンジンスイッチを (OFF)に
して携帯リモコンを車外に持ち出し、す
べてのドアを完全に閉めたことを確認し
てから、再度リクエストスイッチを押し
てください。
ACC
LOCK
LOCK
3
3-13
Page 75

運転する前に/ドアの開閉
携帯リモコン閉じ込み防止機能
「キーを使わない施錠」(3-6 ページ参
照)で、携帯リモコンを閉じ込んでしま
うのを防止する機能です。
• 携帯リモコンを車内に置き忘れた状態
で、次のような施錠操作をすると自動
的にすべてのドアが解錠されます。
・運転席または助手席のドアを開け
て、運転席ドアのパワードアロック
3
スイッチで施錠操作をしたとき
・運転席ドアを開けて、運転席ドアの
ロックレバーで施錠操作をしたとき
・助手席ドアを開けて、助手席ドアの
ロックレバーで施錠操作をしたとき
•「キーを使わない施錠」をするとき
は、携帯リモコンが手元にあるか確
認してください。リモコンを閉じ込
むおそれがあります。
•エンジンスイッチが または
のときは、携帯リモコンの位置
ON
に関係なく、携帯リモコン閉じ込み
防止機能が作動します。
ACC
•鉛バッテリーが完全にあがっている
ときや接続されていないときは、携
帯リモコン閉じ込み防止機能は作動
しません。
リクエストスイッチ未作動警告
ブザー/携帯リモコン閉じ込み
防止機能の検知範囲(車内)
「車内の検知範囲」(1)は、インパネ
の上などを除く車室内です。
(1)
71L30170
•「車内の検知範囲」に携帯リモコン
があっても、次のような状況にある
とリモコンが検知されず、リクエス
トスイッチ未作動警告ブザーや携帯
リモコン閉じ込み防止機能が作動し
ない場合があります。
・携帯リモコンの電池が消耗している
・携帯リモコンが強い電波やノイズ
の影響を受けている
・携帯リモコンが金属製のものと接
していたり、覆われたりしている
・携帯リモコンが次のような小物入
れの中にある
・グローブボックス
・ドアポケット
・インパネアッパーボックス
・コンソールボックス
・インパネボックス
・インパネトレー(助手席)
・携帯リモコンがメーターパネルの
手前やサンバイザー、床や荷室
(ラゲッジシェルフの上を含む)
にある
•「車内の検知範囲」に携帯リモコン
がなくても、次のような状況にある
とリモコンが検知され、リクエスト
スイッチ未作動警告ブザーや携帯リ
モコン閉じ込み防止機能が作動する
場合があります。
・車外に携帯リモコンがあっても、
ドアに近づきすぎている
・携帯リモコンがインパネの上にある
3-14
Page 76

置
セキュリティアラーム
(警報装置)
運転する前に/警報装置
セキュリティアラームのセッ
トのしかた(警報モード時)
セキュリティアラームは、ドアをリクエ
ストスイッチまたはキーレスエントリー
で施錠すると、約 20 秒後にセットされ
ます。
セット状態にて、リクエストスイッチま
たはキーレスエントリー以外のもの
(※)で解錠し、いずれかのドアを開け
ると、警報が作動して周囲に異常を知ら
せます。
※キーやロックレバー、パワードアロッ
クスイッチを含む
• 工場出荷時は、<警報モード>になっ
ています。任意で<警報なしモード>
に切り替えてください。
→ 3-16ページ
(モード設定の切替えのしかた)
• 警報を誤作動させたときは
→ 3-16ページ(警報の停止のしかた)
•セキュリティアラームは、一定の条
件下で警報を発する機能です。室内
への侵入を防ぐ機能はありません。
•アラームのセット中は、ドアを必ずリ
クエストスイッチまたはキーレスエ
ントリーで解錠してください。キーを
使ってドアを解錠すると、警報が作動
します。
•車を貸すときや、セキュリティアラー
ムを知らない方が運転するときは、作
動についてよく説明するか、アラーム
を<警報なしモード>に切り替えて
ください。誤って警報を作動させる
と、周囲への迷惑になります。
•アラームをセットしていても、現金
や貴重品を車内に放置しないでくだ
さい。盗難のおそれがあります。
ドアをリクエストスイッチまたはキーレ
スエントリーで施錠してください。セ
キュリティアラームインジケーター(1)
が小刻みに点滅し、約20秒後にアラーム
がセットされます。
セット中は、セキュリティアラームイン
ジケーターが約2秒間隔で点滅します。
3
(1)
71L30180
•警報の思わぬ作動を防ぐため、車内に
人が残っているときはアラームを
セットしないでください。車内の人が
ロックレバーやパワードアロックス
イッチで解錠し、いずれかのドアを開
けた場合にも警報が作動します。
•すべてのドアをキーまたはロックレ
バー、パワードアロックスイッチで
施錠すると、アラームがセットされ
ません。
•タイマーロック機能が作動すると、
アラームが自動的にセットされます。
(警報なしモード時を除く)
→ 3-9ページ
(タイマーロック機能)
3-15
Page 77

運転する前に/警報装置
セキュリティアラームの解除
のしかた
ドアをリクエストスイッチまたはキーレ
スエントリーで解錠してください。ア
ラームが解除され、セキュリティアラー
ムインジケーターが消灯します。
警報の停止のしかた
3
警報を誤作動させたときは、次のような
操作をすると警報を途中で停止できま
す。
• エンジンスイッチを にする
ON
• ドアをリクエストスイッチまたはキー
レスエントリーで解錠する
•警報を停止した場合でも、ドアをリク
エストスイッチまたはキーレスエン
トリーで施錠すると、約20 秒後にア
ラームが再びセット状態となります。
•アラームセット状態または警報作動
状態で鉛バッテリー端子を外すと、警
報が停止します。ただし、再度バッテ
リー端子を接続すると、警報が作動し
ます。
•警報が終了しても、アラームの解除
をせずにいずれかのドアを開ける
と、再び警報が作動します。
セキュリティアラームモード
<警報モード>と<警報なしモード>の
2 つのモードがあります。警報の作動は
次のようになります。
<警報モード>(工場出荷時)
非常点滅表示灯が約 40 秒間点滅すると
ともに、室内ブザーが約10秒間断続的に
鳴ります。室内ブザーが鳴り終えると、
ホーンが約30秒間断続的に鳴ります。
作動中は、セキュリティアラームインジ
ケーターも点滅します。
<警報なしモード>
警報は作動しません。
モード設定の切替えのしかた
セキュリティアラームが解除されている
状態で、次の手順で切り替えてくださ
い。
運転席にすわり、運転席ドアを開け
1
閉めします。エンジンスイッチを
にし、すべてのドアが閉まっ
ON
ているか確認します。
• いずれかのドア、バックドアおよ
びボンネットが開いていると、半
ドア警告灯が点灯します。
→ 3-71ページ
(半ドア警告灯)
駐車時に警報が作動した場合
盗難などにより警報が作動した場合、エ
ンジンスイッチを にすると、セキュ
リティアラームインジケーターが約 8 秒
間小刻みに点滅し、室内ブザーが 4 回鳴
ります。盗難にあっていないか車の中を
確認してください。
3-16
ON
ロックレバー(1)を解錠側(車の
2
後ろ方向)にします。ライトスイッ
チをOFF(2)の位置にします。
Page 78

運転する前に/警報装置
ᜓ᧭
(1)
71L30190
(2)
72M2025
• 上図のライトスイッチは代表例です。
お車のタイプにより異なります。
→ 3-89ページ(ライトスイッチ)
※次の から までの一連の手順は、
3
4
15秒以内に完了してください。
ライトスイッチを の位置にま
3
わし、OFFの位置にもどします。こ
の操作を4往復行ないます。
´
ÏÆÆ
72M2026
パワードアロックスイッチ(2)の
4
施錠側(車の前方向)を押し、解錠
側(車の後ろ方向)を押します。こ
の操作を3往復行ないます。
³
ஃ᧭
3
(2)
(2)パワードアロックスイッチ
ᜓ᧭
71L3312
3-17
Page 79

運転する前に/ウインドーの開閉
前記の手順を行なうと、モード設定が次
表の順で切り替わります。また、設定確
認ブザーの回数によって設定状態が確認
できます。
モード設定状態 設定確認ブザー
警報なしモード 1回
警報モード 4回
• から までの操作が正しく行なわ
3 4
3
れなかったり、15 秒以内にできな
かったりしたときは、モード設定が切
り替わらず、設定確認ブザーが鳴りま
せん。はじめからやり直してくださ
い。
セキュリティアラーム
インジケーター(1)
• セキュリティアラームが<警報モー
ド>のときに、ドアをリクエストス
イッチまたはキーレスエントリーで施
錠すると、小刻みに点滅して約 20 秒
後にセキュリティアラームがセットさ
れます。
セット中は、2秒間隔で点滅します。
• 駐車時に警報が作動していると、エン
ジンスイッチを にしたときに約8
秒間小刻みに点滅します。
ON
• 車体の電子制御システムに異常がある
と、エンジンスイッチが のとき
に約15秒間、1秒間隔で点滅します。
スズキサービス工場で点検を受けてく
ださい。
ウインドーの開閉
ON
パワーウインドー
エンジンスイッチが のときに、パ
ワーウインドースイッチ(1)を操作す
ると、ウインドーの開閉ができます。
ON
3-18
(1)
71L30180
ᩐɑɞ
ᩒȢ
(1)
80J1268
Page 80

•パワーウインドーは強い力で開閉し
ます。閉めるときは手や首をはさま
ないように注意してください。
•窓から手を入れてパワーウインドー
スイッチを操作しないでください。
手や首をはさむおそれがあります。
ウインドーガラスを開閉するときは、
ガラスに触れないでください。巻き込
まれるおそれがあります。
運転する前に/ウインドーの開閉
■ ウインドーロックスイッチ
運転席ドアにあるウインドーロックス
イッチ(1)を押し込むと、助手席/後
席ウインドーの開閉ができなくなりま
す。
• ロックを解除するときは、スイッチを
もう一度押します。
ʷʍɹᜓ
3
ʷʍɹ
(1)
鉛バッテリー保護のため、エンジンが
かかっているときにウインドーを開閉
してください。
走行中に後席ウインドーだけを開けて
いると、耳を圧迫するような音が発生
する場合があります。これは開いてい
るウインドー周辺の気圧変動にともな
う現象で、異常ではありません。空の
ビンなどの口に、横から息を吹きかけ
たときに音が鳴る現象と同じです。
後席ウインドーを開けたままでこの音
を軽減したい場合は、次のような方法
があります。
•前席ウインドーも開ける。
•後席ウインドーの開き具合を変え
る。例えばウインドーが全開なら半
開にする。
71L30220
お子さまにはパワーウインドースイッ
チを操作させないでください。お子さ
まが誤って操作すると、重大な傷害に
つながるおそれがあります。お子さま
を乗せているときは、ウインドーロッ
クスイッチを 位置にしてく
ださい。
ウインドーロックスイッチが
位置のときでも、運転席ウインドーは
開閉できます。
ロック
ロック
3-19
Page 81

運転する前に/ウインドーの開閉
運転席での開閉
各席のウインドーの開閉ができます。
(1)
(3)
(2)
3
(4)
(1) 運転席ウインドースイッチ
(オート機構付)
(2) 助手席ウインドースイッチ
(3) 右後席ウインドースイッチ
(4) 左後席ウインドースイッチ
■ 運転席ウインドーの開閉
(オート機構付)
• ウインドースイッチを軽く操作する
と、操作している間だけ開閉します。
スイッチから手を離すと、ウインドー
はその位置で止まります。
• ウインドースイッチを強く操作する
と、オート機構が作動してスイッチか
ら手を離しても自動で全開または全閉
します。
途中で止めたいときは、操作した方向
と逆の方向に軽く操作します。
71L30230
■ 運転席ウインドーのオフディ
レイタイマー機能
運転席ウインドーは、エンジンスイッチ
を の位置から または
ON ACC LOCK
(OFF)にしたあとでも、30 秒以内は開
閉が可能です。
•30 秒以内でも、運転席ドアを開けて
閉めると、運転席ウインドーの開閉
ができません。
•運転席ウインドーの開閉が可能な間
は、運転席ウインドースイッチの
“AUTO”の文字が点灯しています。
■ 助手席/後席ウインドーの開閉
ウインドースイッチを操作している間だ
け開閉します。スイッチから手を離す
と、ウインドーはその位置で止まりま
す。
■ はさみ込み防止機構
運転席ウインドーには安全装置として、
はさみ込み防止機構があります。
• オート機構を作動させて自動で閉めて
いるときに、異物をはさみ込むなどし
てウインドーに一定以上の負荷がかか
ると、ウインドーの動く方向が反転
し、少し開いて停止します。(過負荷
検知方式)
3-20
はさまれる異物の形状や硬さ、はさま
れかたによっては過負荷検知されず、
はさみ込み防止機構が作動しない場合
があります。重大な傷害を受けるおそ
れがありますので、十分に注意して開
閉操作を行なってください。
Page 82

はさみ込み防止機構は、スイッチを引
き上げ続けた状態では作動しません。
また、閉まりきる直前は、はさみ込み
を検知できない領域があります。指な
どをはさまないように気をつけてくだ
さい。
•ウインドーの故障で、はさみ込み防
止機構が作動し、自動で閉めること
ができない場合があります。この場
合、運転席ウインドースイッチを引
き上げ続けると、完全に閉めること
ができます。
•悪路などを走行中にウインドーを自
動で閉めると、衝撃や荷重がウイン
ドーに加わって、はさみ込み防止機
構が作動することがあります。
運転する前に/ウインドーの開閉
エンジンを始動します。
1
運転席ウインドースイッチを押し続
2
け、ウインドーを完全に開けます。
運転席ウインドースイッチを引き上
3
げ続け、ウインドーを完全に閉めま
す。
そのままスイッチを2 秒以上引き上
4
げ続けます。
運転席ウインドーが自動開閉できる
5
ようになったか確認します。
はさみ込み防止機構は、必ず初期設定
してください。初期設定が完了するま
では、はさみ込み防止機構が作動しま
せん。
3
■ はさみ込み防止機構の初期設
定のしかた
鉛バッテリー端子やヒューズ(7-23
ページ参照)を外すなどして、パワーウ
インドーシステムへの電源供給を一度
絶ってしまうと、運転席ウインドーが自
動で開かなくなるとともに自動で閉めた
ときに、はさみ込み防止機構が作動しな
くなってしまいます。
この場合、次の手順ではさみ込み防止機
構の初期設定を行なってください。ま
た、運転席ウインドーが自動で開くこと
も閉めることもできなくなった場合も、
同様に初期設定を行なってください。
• 手順 ~ を何度繰り返しても運転
1 4
席ウインドーが自動開閉できない場
合、システムの異常が考えられます。
スズキサービス工場で点検を受けてく
ださい。
3-21
Page 83

運転する前に/各部の調節
各部の調節
助手席、後席での開閉
自席のウインドーだけ開閉できます。
• ウインドースイッチを操作している間
だけ開閉します。スイッチから手を離
すと、ウインドーはその位置で止まり
ます。
• お子さまを乗せているときは、運転席
ドアのウインドーロックスイッチを
位置にしてください。
ロック
→ 3-19ページ
3
(5) 助手席/後席ウインドースイッチ
※イラストは助手席ドアを代表していま
(ウインドーロックスイッチ)
(5)
(※)
す。
ルームミラー
ミラー全体を動かして、角度を調節しま
す。
必ず走行前に調節してください。走行
中に調節すると、前方不注意で思わぬ
事故につながるおそれがあります。
防眩式ルームミラー
通常はレバー(1)を車の前方向に押し
た状態で使用し、角度の調節もこの位置
で行ないます。後続車のライトがまぶし
いときは、レバーを手前に引くとライト
の反射が弱まります。
71L30240
᩻ᅏ
ᣮࢠ
(1)
3-22
ウインドーロックスイッチが
位置のときは、助手席/後席ウイン
ドーの開閉ができません。
ロック
71L30251
Page 84

運転する前に/各部の調節
ドアミラー
角度の調節
■ ドアミラー角度調節スイッチ
エンジンスイッチが または
のときに使用できます。
角度調節スイッチ(1)を、調節し
1
たいミラーの側へまわします。
角度調節スイッチを操作して、上下
2
左右にミラーを動かします。
˹
ACC ON
(1)
ծࡿ
71L30260
格納
狭い場所で駐車するときなどに、ドアミラー
を車の後ろ方向に倒すことができます。
ಐጞ
ᣮࢠ
71L30270
• 上図のドアミラーは代表例です。お車
のタイプにより異なります。
•ドアミラーを倒したまま走行しない
でください。後方の確認ができず、
事故を起こすおそれがあります。
•
ドアミラーは車体より張り出していま
す。ドアミラーを車外の人やものにあ
てないように気をつけてください。
3
必ず走行前に調節してください。走行
中に調節すると、前方不注意で思わぬ
事故につながるおそれがあります。
調節後は、角度調節スイッチを中立の
位置へもどしてください。
■ ドアミラー格納スイッチ
エンジンスイッチが または
のときに使用できます。
ACC ON
• 格納スイッチを押すごとに、格納と通
常の位置に切り替わります。
71L30280
3-23
Page 85

運転する前に/各部の調節
ಐጞʃɮʍʋɁৰ
ᣮࢠ
ಐጞ
•動いているドアミラーに触れないで
3
ください。手などをはさんでけがの
おそれがあります。また、ドアミ
ラー故障の原因となります。
•格納スイッチでドアミラーを格納し
たときは、手でドアミラーを通常の
位置にもどさないでください。ドア
ミラーの固定が不完全になるため、
走行中の振動や走行風などでドアミ
ラーが動くおそれがあります。
その場合は、スイッチを通常の位置
に押して、確実にドアミラーを固定
してください。
80J1023
リモート格納ミラー
タイプ別装備
ドアミラー格納スイッチが通常の位置に
あるときは、ドアの施錠やエンジンス
イッチの操作と連動して、ドアミラーが
自動的に格納と通常の位置に切り替わり
ます。
• リクエストスイッチまたはキーレスエ
ントリーでドアを施錠すると、自動的
にドアミラーが格納されます。
→ 3-8ページ
(キーレスエントリー)
→ 3-10ページ(携帯リモコン)
• 通常の位置にもどすときは、エンジン
スイッチを または にしま
す。
ACC ON
• 工場出荷時は、作動する設定になって
います。任意で停止に切り替えてくだ
さい。
→ 3-25 ページ(リモート格納ミ
ラーの停止・作動の切替えのしか
た)
エンジンスイッチが または
の位置にあるときは、手でドア
ON
ミラーを操作しないでください。ドア
ミラー故障の原因となります。
ACC
•ドアミラーを手で動かすと、エンジ
ンスイッチを または に
したときに、ドアミラーが動き出す
ことがあります。
ACC ON
•格納スイッチが通常の位置で、ドアミ
ラーが車の前方向に倒れていると、エ
ンジンスイッチを または
にしたときに、ドアミラーがさらに車
の前方向に倒れてしまいます。ドアミ
ラーをもとの状態にもどすときは、一
度格納操作をしてください。
3-24
ACC ON
ドアミラーが凍結するような寒冷時
は、リモート格納ミラーの機能を停止
してください。凍結したまま動作を繰
り返すと、故障の原因となります。
→ 6-10ページ
(ドアミラーの凍結)
Page 86

•ドアをキー、ロックレバーまたはパ
ワードアロックスイッチで施錠する
と、ドアミラーが自動的に格納され
ません。
•ドアミラー格納スイッチが格納の位
置にあるときは、エンジンスイッチ
を または にしたとき
ACC ON
に、ドアミラーが自動的に通常の位
置にもどりません。
•タイマーロック機能が作動すると、
ドアミラーが自動的に格納されま
す。
→ 3-9ページ
(タイマーロック機能)
■ リモート格納ミラーの停止・
作動の切替えのしかた
エンジンスイッチが (OFF)の
位置にある状態で、次の手順で切り替え
てください。
運転席にすわり、運転席ドアを開け
1
閉めして、すべてのドアが閉まって
いるか確認します。
LOCK
運転する前に/各部の調節
ロックレバー(1)を解錠側(車の
2
後ろ方向)にします。
解錠
(1)
71L31301
※次の から までの一連の手順は、
3 4
15秒以内に完了してください。
ロックレバー(1)を施錠側(車の
3
前方向)にし、解錠側(車の後ろ方
向)にもどします。この操作を 4 往
復行ないます。
施錠
4往復
解錠
3
• いずれかのドア、バックドアおよ
びボンネットが開いていると、半
ドア警告灯が点灯します。
→ 3-71ページ
(半ドア警告灯)
(1)
71L31302
携帯リモコンで施錠・解除操作をする
と設定が切り替わりません。必ずロッ
クレバーを操作してください。
3-25
Page 87

運転する前に/各部の調節
携帯リモコンの操作部を 3 回押しま
4
す。
• 操作部はロック/アンロックス
イッチのどちらでも結構です。
• 設定切替え中は、操作部を押して
もドアの施解錠は行なわれませ
ん。
ドアミラーヒータースイッチ
タイプ別装備
ドアミラーヒーターは、リヤデフォッ
ガーと連動します。
→ 3-97ページ
(リヤデフォッガースイッチ)
(2)
3
(3)
(2) 操作部(ロックスイッチ)
(3) 操作部(アンロックスイッチ)
前記の手順を行なうと、リモート格納ミ
ラーの設定が次表の順で切り替わりま
す。また、設定確認ブザーの回数によっ
て設定状態が確認できます。
リモート格納
ミラーの設定状態
停止 1回
作動 2回
設定確認ブザー
ドアミラーヒーター装備車には、左右
のドアミラー鏡面に マークが付い
ています。
َɂծϫɥᇉȬǿ
71L31303
71L30290
• から までの操作が正しく行なわ
3 4
れなかったり、15 秒以内にできな
かったりしたときは、設定が切り替わ
らず、設定確認ブザーが鳴りません。
はじめからやり直してください。
3-26
Page 88

テレスコピック&チルト
ステアリング
ハンドルの前後・高さ調節
運転する前に/シートの調節
シートの調
前席シート
→ 5-56ページ(アームレスト)
→ 2-11 ページ(ハンドル、シート、
ミラーの調節は走行前に)
ハンドルの固定を解除します。
1
• 片手でハンドルをささえながら、
ハンドル下のレバーを押し下げま
す。
ハンドルを前後・上下に動かし、適
2
切な位置に調節します。
調節後は、ハンドルを固定します。
3
• その位置でハンドルを押さえたま
ま、レバーをもとの位置まで確実
にもどします。
ِް
•シートを調節するときは、手足をは
さんだり、身体にあてたりしないよ
うに気をつけてください。
→ 2-11ページ(ハンドル、シート、
ミラーの調節は走行前に)
•シートを調節したあとは、シートを
前後にゆするなどして、確実に固定
されているか確認してください。
正しい運転姿勢
正しい運転姿勢がとれるように、次のこと
に注意してシートを調節してください。
• 背もたれと腰の間にすきまのないよう
にシートに深くすわります。
• ペダル類を踏み込んだときに、ひざが
伸びきらないで余裕があるようにシー
トを前後に調節します。
• 背中を背もたれに軽くつけ、ハンドル
を握ったときにひじが軽く曲がる程度
に背もたれの角度を調節します。
3
ᝩኮ
調節後はハンドルを前後・上下にゆ
すって、確実に固定されているか確認
してください。
71L30300
ɅȫȟᢌȢȟ
ɝʙʽʓʵͽ
ȟഒȾᚐȽțɞ
ɅȩȟɆȠɜȭʤʊ
ʵ᭒ɥᡍɓȻȠȾͺᛀ
ȟȕɞ
ᑔ˹ɥᑔɕȲɟ
ȾᢌȢȷȤɞ
ʁ˂ʒȾ
ȢȬɢɞ
80J177
3-27
Page 89

運転する前に/シートの調節
背もたれの角度調節
背もたれと背中の間にクッションなど
を入れないでください。正しい運転姿
勢がとれないばかりか、シートベルト
やヘッドレストの効果が十分に発揮さ
れないおそれがあります。
前後位置の調節
3
スライドレバーを引き上げたまま、シー
トを前後に動かします。
• 上図のシートは代表例です。お車のタ
イプにより異なります。
71L3313
• 後方へ倒すときは、リクライニングレ
バーを引き上げたまま、背中で軽く押
します。
• 前方へ起こすときは、背中を少し浮か
せて、リクライニングレバーを引き上
げます。
71L3314
背もたれを必要以上に倒さないでくだ
さい。シートベルトや SRS エアバッ
グシステムが本来の効果を発揮できま
せん。
シートの下にものを置かないでくださ
い。(助手席のシートアンダートレー
内を除く)ものがはさまって、次のよ
うなことが起きるおそれがあります。
•シートが固定されない
•エネチャージ装備車の助手席下にあ
るリチウムイオンバッテリーを損傷
する
→ 2-3ページ
(バッテリーについて)
3-28
背もたれから離れてリクライニングレ
バーを操作すると、背もたれが急に起
きあがって前方に倒れることがありま
す。手などを添えて操作してください。
高さ調節(運転席のみ)
運転席シート右横のレバーを繰り返し操
作します。
Page 90

運転する前に/シートの調節
• レバーを引き上げると、シート全体が
高くなるとともに前方に動きます。
• レバーを押し下げると、シート全体が
低くなるとともに後方に動きます。
71L3315
ヘッドレストの高さ調節と
取り外し・取り付け
■ 高さの調節
走行前に、ヘッドレスト中央の高さが耳
の位置になるように調節し、しっかりと
固定します。背が高い人は、固定できる
範囲で一番高い位置にしてお使いくださ
い。
• 高くするときは、ヘッドレストを手で
持ち上げます。
• 低くするときは、ロックボタン(1)
を押したままヘッドレストを押し下げ
ます。
■ 取り付けかた
ヘッドレストの前後の向きを間違えない
ように、固定される位置まで差し込み、
高さの調節をします。
(1)
71L30350
(1) ロックボタン
ヘッドレストは、しっかりと固定してく
ださい。また、ヘッドレストを前後逆に
取り付けないでください。ヘッドレスト
が本来の効果を発揮できません。
ヘッドレストを前後逆に取り付けると、
ヘッドレストの高さ調節ができません。
運転席・助手席シートヒー
タースイッチ
タイプ別装備
エンジンスイッチが のときに使用
できます。
ON
3
■ 取り外しかた
ロックボタン(1)を押したまま引き抜
きます。
ヘッドレストを外したまま、走行しな
いでください。
• スイッチを押すと、シート内にある
ヒーターが作動して、スイッチ内の表
示灯(3)が点灯します。
もう一度押すとヒーターが切れます。
• シートが適温になったら、スイッチを
切ってください。
• アームレスト(タイプ別装備)がスイッ
チ操作や表示灯の点灯確認のさまたげ
になる場合があります。必要に応じて、
アームレストを収納してください。
→ 5-56ページ(アームレスト)
3-29
Page 91

運転する前に/シートの調節
(2)
(1) 運転席シートヒータースイッチ
3
(2) 助手席シートヒータースイッチ
(3)
(1)
•長時間ヒーターを使用すると、低温
やけど(水ぶくれなど)の原因にな
ります。
•毛布や座ぶとんなど、保温性の高い
ものをシートにかけないでください。
過熱の原因となります。
•シートの上に重い荷物を置いたり、針
や釘などをシートに刺したりしないで
ください。
•シートをお手入れするときは、ベン
ジン、ガソリンおよびアルコールな
どの溶剤を含む洗浄液を使用しない
でください。シート表面やヒーター
が損傷する原因となります。
→ 6-4ページ(内装のお手入れ)
•水やジュースなどをこぼしたとき
は、すみやかにやわらかい布などで
ふき取り、十分に乾かしてからご使
用ください。
•鉛バッテリー保護のため、エンジン
がかかっているときに使用してくだ
さい。
71L30360
ヒーターには、自動的にスイッチが切
れるタイマー機能がありません。
また、スイッチを切らないと、エンジ
ンスイッチを にするたびにヒー
ターが自動的に入ります。
ON
後席シート
ヘッドレストの高さ調節と
取り外し・取り付け
■ 使用時の高さ調節
使用時の高さ調節は、前席シートと同様
です。3-29ページをお読みください。
使用時
(1)
71L30370
(1) ロックボタン
3-30
Page 92

■ 収納時の位置
収納するときは、ロックボタン(1)を
押したままヘッドレストを一番下まで押
し下げます。
収納時
(1)
71L30861
■ 取り外しかた
背もたれを前方へ少し倒し、ロックボタ
ンを押したまま引き抜きます。
→ 3-34ページ
(背もたれの倒しかた)
運転する前に/シートの調節
•ヘッドレストは、しっかり固定して
ください。また、ヘッドレストを前後
逆に取り付けないでください。ヘッ
ドレストが本来の効果を発揮できま
せん。
ヘッドレストを前後逆に取り付ける
と、ヘッドレストの高さ調節ができ
ません。
•お子さま用シートを取り付けるとき
は、お子さま用シートがヘッドレス
トに当たるのを防ぐため、ヘッドレ
ストを固定できる範囲で一番高い位
置に調節するか取り外してくださ
い。
ヘッドレストが当たった状態ではお
子さま用シートが確実に固定されな
いため、衝突のときなどにお子さま
が重大な傷害を受けるおそれがあり
ます。
3
ヘッドレストを外したまま、後席に人を
乗せないでください。
取り外したヘッドレストは、客室内に
放置しないでください。急ブレーキを
かけたときなどに乗員やものなどに当
たって、思わぬ事故につながるおそれ
があります。
■ 取り付けかた
ヘッドレストの前後の向きを間違えない
ように、固定される位置まで差し込み、
高さの調節をします。
3-31
Page 93

運転する前に/シートの調節
ISOFIX 対応チャイルドシ-ト
固定専用金具
後席の左右席には、ECE R44(※1)の
基準に適合した ISOFIX(※2)タイプの
お子さま用シ-ト(別売り)を固定する
ための専用金具が装備されています。
• 座面と背もたれのすきまにある金具
が、ISOFIX対応チャイルドシート固定
用アンカー(以下ISOFIXアンカーと略
す)です。
3
• 背もたれの裏側にある金具が、チャイ
ルドシート固定用テザーアンカー(以
下テザーアンカーと略す)です。
※1 ECE R44とは、お子さま用シートに
関する国際法規です。
※2 ISOFIX とは、お子さま用シ-トの
固定装置の大きさや取り付け方法を
統一した国際標準化機構【ISO(※
3)】の規格です。
※3 ISO とは、International Organiza-
tion for Standardization(イン
ターナショナル オーガニゼイショ
ン フォー スタンダーディゼイショ
ン)の略です。
• お子さま用シートは、お子さまの年齢
や体格に合った適切なものを選んでく
ださい。
→ 3-44 ページ(お子さま用シート
の選択について)
• ISOFIXタイプのお子さま用シ-トは、
シ-トベルトで固定する必要がありま
せん。
• シ-トベルトで固定するお子さま用シ
-トを取り付けるときは、3-43 ペー
ジの「お子さま用シートのシートベル
トによる固定」をお読みください。
■ 固定のしかた
ラゲッジシェルフを外します。
1
→ 5-58ページ
(ラゲッジシェルフ)
ISOFIX アンカー(1) の位置を確認し
2
ます。
• 座面と背もたれのすきまにありま
す。
(1)
<スズキ純正用品の場合>
ISOFIXタイプの
ベビーシート
(後ろ向きに固定)
ISOFIXタイプの
チャイルドシート
(前向きに固定)
3-32
ISOFIX
アンカー
○
(使用)○(使用)
○
(使用)○(使用)
テザー
アンカー
(1)
71L20301
(1) ISOFIXアンカー
Page 94

運転する前に/シートの調節
テザーアンカー(2) の位置を確認し
3
ます。
• 背もたれの裏側にあります。
(2)
(2) テザーアンカー
後席のヘッドレスト (3) は、お子さ
4
ま用シ-トに当たらない高さに調節
するか取り外します。
→ 3-29ページ(ヘッドレストの高
さ調節と取り外し・取り付け)
(3)
71L20302
71L20310
リクライニング機構付後席の場合、
5
背もたれを前側で固定します。
座席が確実に固定されているか確認
6
します。
お子さま用シートに付属の取扱説明
7
書にしたがって、お子さま用シート
のコネクター(4)をISOFIX アンカー
(1)へ差し込みます。
(1)
(4)
71L20311
• 上図のシートは代表例です。お車のタ
イプにより異なります。
テザ-ベルトを使用する場合、次の
8
ようにしてテザーアンカーへ取り付
けます。
• ヘッドレストを取り付けていると
きは、図(代表例)のように持ち
上げたヘッドレストと背もたれの
間を通す
テザーベルト1本の場合
3
ヘッドレストを調節してもお子さま用
シートに当たる場合は、ヘッドレスト
を取り外してください。ヘッドレスト
に当たった状態ではお子さま用シート
が確実に固定されないため、衝突のと
きなどにお子さまが重大な傷害を受け
るおそれがあります。
80J1315
3-33
Page 95

運転する前に/シートの調節
テザーベルト2本の場合
3
お子さま用シ-トを前後左右にゆ
9
すって、確実に取り付けられている
か確認します。
ラゲッジシェルフをもとにもどしま
10
す。
•お子さま用シ-トを取り付けるとき
は、ISOFIXアンカーやテザ-アンカ
-周辺にシートベルトや異物などが
ないか確認してください。シ-トベ
ルトなどがかみ込むと、お子さま用
シ-トが正しく固定されず、衝突の
ときなどにお子さまが重大な傷害を
受けるおそれがあります。
•荷物の固定などに、ISOFIXアンカー
やテザ-アンカ-を使用しないでく
ださい。アンカ-が曲がったり損傷
したりすると、お子さま用シ-トが
正しく固定されず、衝突のときなど
にお子さまが重大な傷害を受けるお
それがあります。
80J3080
背もたれの倒しかた
背もたれを前へ倒すと、荷室が広く使え
ます。
倒した背もたれの上や荷室に人を乗せ
ないでください。ブレ-キや加速、衝
突のときなどに、投げ出されてけがの
おそれがあります。
背もたれを動かすときは、手足をはさ
んだり、身体に当てたりしないように
気をつけてください。
■ 倒しかた
ヘッドレストは一番低い位置へ調節
1
します。
後席左右のシートベルトを図のよう
2
にベルトガイド(1)にかけ、背も
たれを動かすときに、ベルトをかみ
込まないようにします。
(1)
3-34
71L20303
• 上図のベルトガイドは代表例です。お
車のタイプにより異なります。
Page 96

シートベルトの傷つき防止のため、
シートベルトはベルトガイドにかけて
ください。
シートベルトのバックルは、背もた
3
れを倒すときのじゃまにならないよ
う、図のようにホルダー内に収納し
ます。
71L20304
背もたれ肩部のロックレバー(2)
4
を引いたまま、背もたれを前方へ倒
します。
• 背もたれを倒すときに、後席の
ヘッドレストが前席に当たる場合
は、前席を前に動かしてくださ
い。
運転する前に/シートの調節
(3)
(4)
(3)背もたれ固定用フック
(4)ロック部品
•背もたれ裏のロック部品に指などを
入れないでください。けがのおそれ
があります。
•荷物の固定などに、背もたれ裏の
ロック部品や背もたれ固定用フック
を使用しないでください。また、
ロック部品やフックに砂などの異物
を付着させないでください。ロック
部品が損傷したりフックが曲がった
りして、背もたれが固定できなくな
るおそれがあります。
71L20306
3
(2)
71L20305
• 上図のロックレバーは代表例です。お
車のタイプにより異なります。
■ 起こしかた
背もたれを起こし、固定される位置まで
背もたれを車の後ろ方向へ押し付けま
す。
• 背もたれ肩部のロックレバー横に赤色
の表示が出ていないことを確認しま
す。
3-35
Page 97

運転する前に/シートの調節
背もたれの角度調節
•ロックレバー横に赤色の表示が出て
いる状態では、背もたれはロックさ
れていません。
•背もたれを起こしたあとは、背もた
れを前後にゆすったり、背もたれを
一度前に倒し再び起こしたりして、
背もたれが確実に固定されているか
確認してください。背もたれの固定
が不確実な場合、走行中に突然背も
たれが前に倒れ、思わぬけがをする
3
おそれがあります。
リクライニング機構付後席
固定(ロック)
赤色の表示
(アンロック)
リクライニング機構なし後席
固定(ロック)
赤色の表示
(アンロック)
71L20307
タイプ別装備
2段階に調節できます。
• 後方へ倒すときは、ロックレバー(1)
を引いたまま、背もたれを押します。
• 前方へ起こすときは、ロックレバーを
引いたまま、背もたれを前に引きます。
調節後は、ロックレバー横に赤色の表示
(2)が出ていないことを確認します。
(1)
(2)
71L20309
•ロックレバー横に赤色の表示が出て
いる状態では、背もたれはロックさ
れていません。
•調節後は背もたれを前後にゆするな
どして、背もたれが確実に固定され
ているか確認してください。背もた
れの固定が不確実な場合、走行中に
突然背もたれが前に倒れ、思わぬけ
がをするおそれがあります。
3-36
71L20308
Page 98

シートベルト
シートベルトについて
運転する前に/シートベルト
お子さまもシートベルトを着用
正しい姿勢でシートにすわり、正しく
シートベルトを着用しないと、シートベ
ルトが本来の効果を発揮できません。
シートベルトを着用するときは、次のこ
とに注意してください。
• シートを正しい位置に調節し、上体を
起こして奥深くすわります。
• ベルトがねじれないように着用します。
• 腰ベルトは、腰のできるだけ低い位置
にかけます。
•
肩ベルトは、首と肩先の中央にかけます。
• ベルトがねじれていないことを確認
し、たるみを取り除きます。
→ 3-27ページ(正しい運転姿勢)
ʁ˂ʒɥᝩኮȪǾ˨Ͷɥ
ᠭȦȪȹܝȢȬɢɞ
ᑈɁ˹܄ȾȞȤǾ
ȲɞɒǾɀȫɟɥɞ
→ 2-7ページ(お子さまを乗せるときは)
お子さまをシートベルトで遊ばせない
でください。ベルトを身体に巻きつけ
るなどして遊んでいるときに、窒息な
ど重大な傷害を受けるおそれがありま
す。万一の場合は、ハサミでベルトを
切断してください。
80J028
3
ᒂɁȺȠɞȳȤͲȗͱᏚȾȞȤǾ
Ȳɞɒɥɞ
70K216
•走行前にシートベルトを正しく着用
してください。走行中に着用したり
調節したりすると、思わぬ事故を起
こすおそれがあります。
•背もたれを必要以上に倒さないでく
ださい。また、洗たくばさみやクリッ
プなどでベルトをたるませないでく
ださい。シートベルトが本来の効果
を発揮できません。
•助手席や後席の同乗者全員にシート
ベルトを着用させてください。
妊娠中や疾患のある方は
•妊娠中の方、疾患がある方もシート
ベルトを着用してください。ただし、
衝突のときに局部的に強く圧迫され
るおそれがありますので、医師に相
談して注意事項を確認してください。
•妊娠中の方は、腰ベルトを腹部を避
けて腰部のできるだけ低い位置にか
けます。肩ベルトは、首と肩先の中
央から腹部を避けて胸部にかかるよ
うに着用してください。
3-37
Page 99

運転する前に/シートベルト
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3
シートベルト警告ブザー
運転席のシートベルト着用忘れを防止す
るためのブザーです。
• エンジンをかけて走行を開始してか
ら、最初に車速が約 15 km/h 以上に
なったときに運転者がシートベルトを
着用していないと、メーター内のシー
トベルト警告灯が点灯から点滅に切り
替わるとともに、シートベルト警告ブ
ザーが断続的に鳴ります。
→ 3-67ページ(シートベルト警告灯)
シートベルトの長さ調節
3 点式シートベルトは、長さ調節が必要
ありません。身体の動きにあわせてベル
トが伸縮し、強い衝撃を受けたときは自
動的にベルトがロックされて身体を固定
します。
肩ベルトの高さ調節
80J075
前席のみ
身体の大きさにあわせて、ショルダーア
ンカー(2)の高さ調節ができます。
• 上に調節するときは、アンカーをその
まま適切な位置まで持ち上げます。
• 下に調節するときは、ロックレバー(1)
を引いたままアンカーを下げ、適切な
位置でレバーをはなします。
• 調節後は、アンカーを下に引いて固定
されているか確認します。
(1)
•運転者がベルトを着用すると、警告
灯は 消灯します。また、警告 ブザー
が鳴っているときは、ブザーも止ま
ります。
•警告ブザーは運転者がベルトを着用
しなくても、約95 秒間鳴り続けたあ
とに止まります。ただし、警告灯は
点滅から点灯に切り替わったまま、
エンジンスイッチを または
(OFF)にするまで消灯しま
LOCK
せん。
3-38
ACC
(2)
80J3021
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シートベルトの着用のしかた
■ 着用のしかた
タングプレート(1)とシートベル
1
トをつかみ、ベルトをゆっくりと引
き出します。
ベルトのねじれを取ります。
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運転する前に/シートベルト
タングプレート(1)をバックル(2)
2
の差し込み口にまっすぐになるよう
に合わせて、カチッという音がする
までしっかりと差し込みます。
• 右側後席用のバックルとの間違い
防止のため、後席中央席のシート
ベルトのバックルには、
CENTERの表示があります。
3
(1)
80J1147
ベルトがロックされていて引き出せな
いときは、いったんゆるめてから再度
引き出します。それでも引き出せない
場合は、一度ベルトを強く引いてから
ゆるめ、再度ゆっくりと引き出してく
ださい。
(1)
(2)
80J1148
腰ベルトを、腰のできるだけ低い位
3
置にかけます。
肩ベルトを、首と肩先の中央にかけ
4
ます。
ベルトがねじれていないことを確認
5
し、たるみを取り除きます。
■ 外すときは
バックルのボタン(3)を押します。
シートベルトが自動的に巻きもどされま
すので、ベルトやタングプレートに手を
添え、ゆっくりともどしてください。
(3)
65J294
3-39