BR 500, 550, 600
取扱説明書 2 - 17
3
7
11
8
9
10
6
5
4
#
1
2
20
13
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18
19
15
14
0000097079_002
BR 550 /BR 600
BR 500
日本語
目次
1 ごあいさつ.................................................. 2
2 はじめに......................................................2
3 概要.............................................................2
4 安全に関する重要事項................................ 3
5 ブロワーの運転のための準備..................... 7
6 ブロワーの組み立て....................................7
7 使用者に合わせたブロワーの調整.............. 8
8 燃料の混合とブロワーへの給油..................9
9 エンジンの始動と停止.............................. 10
10 ブロワーの点検.........................................11
11 ブロワーの運転.........................................11
12 作業後....................................................... 12
13 運搬...........................................................12
14 保管...........................................................12
15 清掃...........................................................13
16 整備...........................................................13
17 修理...........................................................13
18 トラブルシューティング.......................... 13
19 技術仕様....................................................14
20 スペアパーツおよびアクセサリー............ 15
21 廃棄...........................................................16
22 EC 適合証明書.......................................... 16
23 UKCA 適合宣言.........................................16
1 ごあいさつ
お客様各位
STIHL 製品をご購入いただき、誠にありがとうご
ざいます。弊社では、お客様のご要望を満たす高
品質の製品を開発し、製造しております。弊社の
製品は、極端な条件下においても高い信頼性が発
揮されるよう設計されております。
STIHL 社は上質なサービスでも定評があります。
弊社販売店は、お客様にご満足いただける助言や
商品説明だけでなく、広範なサービスサポートも
提供しております。
STIHL 社は天然資源を持続可能かつ責任ある方
法で利用することに尽力しており、この方針を明
示しています。本取扱説明書は、製品の長きに渡
る耐用年数において、お客様が STIHL 製品を安
全かつ環境に優しい方法で使用するのに役立つ
よう考えられています。
弊社をご愛顧いただきまして有難うございます。
今後とも STIHL 製品をご愛用いただきますよう
お願い申し上げます。
オリジナルの取扱説明書の翻訳
0000009368_003_J
重要!初めて使用する前に取扱説明書をお読み
ください。取扱説明書は、必要なときに参照でき
るよう安全な場所に保管してください。
2 はじめに
2.1 本書内の警告表示
警告
■ 重傷または死亡の原因となるおそれのある危
険を示しています。
► 記載されている対策を講じると、重傷また
は死亡事故を防ぐことができます。
注記
■ 物的損害の原因となるおそれのある危険を示
しています。
► 記載されている対策を講じると、物損事故
を防ぐことができます。
無塩素漂白紙使用
印刷インクには植物油が使用され、紙はリサイクル可能です。
2.2 本文中の記号
この記号は、本取扱説明書の章を示します。
3 概要
3.1 ブロワー
© ANDREAS STIHL AG & Co. KG 2022
0458-452-4321-I. VA0.M21.
Dr. Nikolas Stihl
2 0458-452-4321-I
4 安全に関する重要事項 日本語
1 マスターコントロールレバー
エンジンを作動/停止するために使用します。
スロットルをロックする目的にも使用しま
す。
2 スパークプラグ
エンジン内の混合気に点火します。
3 スパークプラグターミナル
イグニッションリードをスパークプラグに接
続します。
4 マフラー
ブロワーの騒音を低減します。
5 チョークレバー
始動手順に従う際に使用します。
6 スターターグリップ
エンジンのクランキング用に使用します。
7 手動燃料ポンプ
エンジンを始動しやすくします。
8 エアフィルター
エンジン吸気を濾過します。
9 燃料タンクキャップ
燃料タンクの蓋。
10 フィルターカバー
エアフィルター用カバー
11 キャブレター調整スクリュー
キャブレターの調整用。
12 シールド
ブロワー内部の可動部品からオペレーターを
保護します。
13 ハンドル
ブロワーの吊り下げ用に使用します。
14 キャリングストラップ
ブロワーの重量を肩と背中で分散させます。
15 コントロールハンドル
ブロワーの操作と制御のために使用します。
16 スロットルトリガー
エンジン回転数を制御します。
17 ブロワーチューブ
ブロワーチューブは、噴気を導きます。
18 ノズル
ノズルは噴気を導き、制御します。
19 スロットルケーブル
スロットルトリガーをエンジンに接続しま
す。
20 スロットルケーブルリティナー
スロットルケーブルを所定の位置で固定しま
す。
# 機械番号付き銘板
3.2 記号
ブロワーに表示されている記号の意味:
製品の騒音を比較する目的に使用可能
な、指令 2000/14/EC に基づく dB(A)単
位の音響出力レベル保証値。
この記号は、燃料タンクを示していま
す。
この記号は、手動燃料ポンプを示していま
す。
エンジン作動時、スライドコントロールレ
バーはこの位置にあります。
スライドコントロールをこの位置に合
わせると、エンジンが停止します。
エンジンは、ギアシフトレバーがこの位置
のときに始動します。
ギアシフトレバーがこの位置のときは、エ
ンジンは始動準備状態になります。
シャッターは、この位置では冬季モードに
設定されています。
シャッターは、この位置では夏季モードに
設定されています。
本製品は、家庭ごみと一緒に廃棄しないで
ください。
4 安全に関する重要事項
4.1 警告記号
ブロワー上の警告標示の意味:
安全上の注意事項を順守し、必要な予
防措置を講じてください。
取扱説明書をよく読み、理解し、保管
してください。
保護メガネとイヤープロテクターを着
用してください。
飛散物に関する安全面での助言に従い、
関連する安全策を講じてください。
排気ガスは吸い込まないでください。
ブロワーに引き込まれないよう、長髪
は結んでまとめてください。
安全な距離を維持してくださ
い。
0458-452-4321-I 3
日本語 4 安全に関する重要事項
4.2 用途
STIHL BR 500、BR 550、BR 600 ブロワーは、
葉、草、紙などを噴気で清掃する目的に設計され
ています。
警告
■
設計された目的以外でブロワーを使用すると、
重傷または致命傷や物的損害につながるおそ
れがあります。
►
ブロワーは必ず本取扱説明書に従って使用
してください。
4.3 使用者が満たすべき条件
警告
■ 指導を受けていない使用者は、ブロワーの使用
に伴う危険の認識や認知ができません。使用
者または他の人員が重傷または致命傷を負う
おそれがあります。
► 取扱説明書をよく読み、理解し、保
管してください。
4.4 衣服と装備
警告
■
長髪は、作業中にブロワーに引き込まれるおそ
れがあります。それにより重傷を負うおそれ
があります。
► ブロワーに吸い込まれないよう、長
髪は結び、肩の上でまとめてくださ
い。
■ 作業中は、物体が高速で飛散することがありま
す。それにより負傷するおそれがあります。
► 確実にフィットする保護メガネを着
用してください。European
Standard(欧州基準) EN 166 または
日本の基準に従って試験され、認証
マークの付いた適切な保護メガネが
販売されています。
►
長ズボンを着用してください。
■ 操作中は騒音が発生します。騒音は聴力障害
の原因になるおそれがあります。
► イヤープロテクターを着用してくだ
さい。
► ブロワーを譲渡する場合、必ず本取扱説明
書を一緒に手渡してください。
► 使用者が以下の必要条件を満たしているか
確認してください:
十分な休息を取っている。
–
ブロワーを使用するために適切な身体
–
的および精神的状態にある。身体的、感
覚的または精神的な能力に限界がある
ために本機を使用できない使用者は、責
任者の監督下または責任者からの指導
を受けた上でのみ本機を使用すること
ができます。
使用者はブロワーの使用に伴う危険を
–
認識し、認知することができる。
成人に達しているか、国の規制に従い、
–
監督下で職業訓練を受けた。
使用者は、初めてブロワーを使用する前
–
に STIHL サービス店またはその他の経
験豊富な使用者から指導を受けた。
アルコール類、薬剤、または麻薬などの
–
影響を受けていない。
► ご不明な点は、STIHL サービス店へお問い
合わせください。
■ ブロワーのイグニッションシステムは、電磁界
を発生します。その電磁界がペースメーカー
に干渉する場合があります。それにより重傷
または致命傷を負うおそれがあります。
►
使用者がペースメーカーを着用している場
合、ペースメーカーが影響を受けないこと
を確認してください。
4 0458-452-4321-I
■ 作業中は、粉塵が巻き上げられることがありま
す。巻き上げられた粉塵は気道を傷付け、アレ
ルギー反応を引き起こすおそれがあります。
►
粉塵が発生するときは:防塵マスクを着用
してください。
■ 不適切な衣服は木々、茂み、ブロワーにからま
るおそれがあります。適切な衣服を着用しな
いと、重傷を負うおそれがあります。
►
体にぴったりフィットする衣服を着用して
ください。
► スカーフや装身具は外してください。
■ 不適切な履物を履くと、滑るおそれがありま
す。それにより負傷するおそれがあります。
► 靴底が滑らず、頑強な作りの、足が露出し
ない靴を着用してください。
4.5 作業エリアと周辺環境
警告
■
見物人、子供、動物は、ブロワーまたは飛散物
の危険を認識していないだけでなく、そうした
危険を認知できません。それにより見物人、子
供、動物が重傷を負ったり、物的損害につなが
ったりするおそれがあります。
► 見物人、子供、動物は作業エ
リアから 15 m の範囲内に入
らせないでください。
► 器物から 15 m の間隔を維持してください。
► ブロワーを無人のまま放置しないでくださ
い。
► 子供がブロワーで遊ばないよう注意してく
ださい。
4 安全に関する重要事項 日本語
■ エンジン作動中はマフラーから高温の排気ガ
スが排出されます。高温の排気ガスによって
可燃物が引火し、火災が生じるおそれがありま
す。
►
排気ガスは可燃物から十分に離してくださ
い。
4.6 安全に関する条件
以下の条件が満たされていれば、ブロワーは安全
な状態にあります:
ブロワーが損傷していない。
–
ブロワーが清潔な状態になっている。
–
ブロワーから燃料が漏れていない。
–
燃料タンクキャップが密閉されている。
–
操作部が正常に作動し、改造されていない。
–
摩耗限界を超えていない。
–
STIHL 純正アクセサリーが装着されている。
–
アクセサリーが適切に取り付けられている。
–
警告
■ 安全な状態にない場合、部品が正常に作動しな
くなり、安全装置が働かなくなり、燃料が漏れ
出すおそれがあります。重傷または致命傷を
負うおそれがあります。
►
損傷したブロワーは絶対に使用しないでく
ださい。
► ブロワーから燃料が漏れている場合は、ブ
ロワーを使用しないでください。STIHL サ
ービス店にサポートを依頼してください。
►
燃料タンクキャップを閉めます。
► ブロワーが汚れた場合、ブロワーを清掃し
ます。
► 操作部が正常に作動しない場合、ブロワー
を使用しないでください。
► このブロワーモデル用に設計された STIHL
純正アクセサリーに適合します。
► アクセサリーは、本取扱説明書またはアク
セサリーに付属する取扱説明書に従って装
着してください。
►
送風機の開口部に物を差し込まないでくだ
さい。
► 摩耗するか、損傷したラベルは交換してく
ださい。
► ご不明な点は、STIHL サービス店へお問い
合わせください。
4.7 混合燃料と給油
警告
■
本ブロワーにはガソリンと 2 ストロークエン
ジンオイルの混合燃料が必要です。混合燃料
とガソリンは、可燃性が極めて高い液体です。
混合燃料またはガソリンが裸火や高温の物体
に触れると、火災や爆発が生じるおそれがあり
ます。重傷や致命傷を負ったり、器物が損壊し
たりするおそれがあります。
►
混合燃料とガソリンは、熱源や炎から保護
してください。
► 混合燃料やガソリンは、こぼさないでくだ
さい。
► 燃料をこぼした場合は、布で拭き取り、ブ
ロワーの全部品とその周辺部が乾くまでは
エンジンを始動しないでください。
►
喫煙しないでください。
► 火気の近くでは給油しないでください。
► 必ずエンジンを切り、冷ましてから、燃料
を給油してください。
► 給油場所から 3 m 以上離れた場所でエンジ
ンを始動します。屋外に限ります。
■ 燃料/ガソリンの気化ガスには毒性がありま
す。
► 燃料/ガソリンの気化ガスは吸い込まないで
ください。
► 換気の良い場所で給油してください。
■ 作業中、ブロワーは高温になります。燃料が膨
張し、タンク内の圧力が高まります。燃料タン
クキャップを開けると、霧状の燃料が吹き出す
おそれがあります。漏れ出た燃料は、引火する
おそれがあります。それにより重傷を負うお
それがあります。
►
ブロワーを冷ましてからタンクキャップを
慎重に開けてください。
■ 燃料やガソリンが付着した衣服は、引火しやす
くなります。重傷や致命傷を負ったり、器物が
損壊したりするおそれがあります。
►
衣服に燃料またはガソリンが付着したとき
は:着替えてください。
■ 混合燃料、ガソリン、および 2 ストロークエン
ジンオイルは、環境に有害です。
► 燃料、ガソリン、または 2 ストロークエン
ジンオイルは、こぼさないでください。
► 混合燃料、ガソリン、および 2 ストローク
エンジンオイルは、地域の規制と環境要件
に従って処分してください。
■
皮膚に付着するか、目に入ると、混合燃料、ガ
ソリン、または 2 ストロークエンジンオイルは
炎症を引き起こすことがあります。
►
混合燃料、ガソリン、および 2 ストローク
エンジンオイルには触れないでください。
► 皮膚に付着したときは、大量の水と石鹸で
付着した部分を洗浄してください。
► 眼に入ったときは、大量の水で 15 分以上洗
眼し、医師の診察を受けてください。
■ ブロワーのイグニッションシステムは、火花を
発生します。引火や爆発が起きやすい環境下
では、エンジン外部の火花によって火災や爆発
が生じるおそれがあります。重傷や致命傷を
負ったり、器物が損壊したりするおそれがあり
ます。
►
スパークプラグは、本取扱説明書に従って
使用してください。
0458-452-4321-I 5
日本語 4 安全に関する重要事項
► スパークプラグを差し込み、確実に締め付
けます。
► スパークプラグターミナルを接続し、確実
に押し込みます。
■ 不適切なガソリンまたは不適切な 2 ストロー
クエンジンオイルから成る混合燃料を使用す
るか、ガソリンと 2 ストロークエンジンオイル
の混合比率が不適切な混合燃料を使用すると、
ブロワーが損傷するおそれがあります。
►
燃料は、本取扱説明書に従って混合してく
ださい。
■ ガソリンと 2 ストロークエンジンオイルの混
合燃料は、長期にわたって保管すると分離する
か、劣化することがあります。分離した混合燃
料を使用すると、ブロワーが損傷するおそれが
あります。
►
ブロワーに給油する前に、燃料を十分に混
合してください。
► 混合してから 30 日以内のガソリンと 2 ス
トロークエンジンオイルの混合燃料を使用
してください (STIHL MotoMix の場合は、5
年以内に使用してください)。
4.8 作業時
警告
■ エンジンを適切な方法で始動しないと、使用者
がブロワーの制御を失うことがあります。そ
れにより重傷を負うおそれがあります。
►
取扱説明書に従ってエンジンを始動してく
ださい。
■ 特定の条件下では、使用者は作業に集中できな
くなることがあります。それによりつまずい
たり、転倒したり、重傷を負ったりするおそれ
があります。
►
常に冷静に作業を計画してください。
► 明るさと視界が不十分な場合、ブロワーを
使用しないでください。
► ブロワーは一人で操作してください。
► 肩の高さ以上で作業を行わないでくださ
い。
► 障害物に注意してください。
► 地面に立ち、バランスを保ちます。高所で
作業を行う必要がある場合は、昇降式の移
動作業台または安定した足場を使用してく
ださい。
►
疲労を感じたときは、休憩を取ってくださ
い。
► ブロワーは追い風になる方向に向けて使用
してください。
■ エンジン作動中は排気ガスが排出されます。
排気ガスは、吸い込むと有害です。
► 排気ガスは吸い込まないでください。
► ブロワーは換気の良い場所で使用してくだ
さい。
► 吐き気、頭痛、視覚障害、聴覚障害、めま
いが生じた場合、作業を中止し、医師の診
察を受けてください。
■
作業中は、物体が高速で飛散することがありま
す。それにより人や動物が負傷したり、物的損
害につながったりするおそれがあります。
► 噴気を人、ペット、器物に向けない
でください。
■ エンジン作動中にイヤープロテクターを着用
している場合、音が聞こえにくくなります。
► 常に冷静に作業を計画してください。
■ 作業中にブロワーの挙動が変化したか、異常が
感じられた場合は、ブロワーは危険な状態にな
っているおそれがあります。それにより重傷
を負ったり、物的損害につながったりするおそ
れがあります。
►
作業を中止し、STIHL サービス店に連絡し
てください。
■ 使用中にブロワーが振動することがあります。
► 休憩を取ってください。
► 血行障害の兆候が現れた場合、医師の診察
を受けてください。
■ 巻き上げられた粉塵によってブロワーが静電
気を帯びることがあります。特定の条件下 (例
えば乾燥した環境下) では、ブロワーが突然放
電し、火花が発生することがあります。引火や
爆発が起きやすい環境下では、火花によって火
災や爆発が起きることがあります。重傷や致
命傷を負ったり、器物が損壊したりするおそれ
があります。
► 引火または爆発が起きやすい環境下では、
作業しないでください。
■ 緊急時は使用者がパニックに陥り、キャリング
システムを背中から降ろさないことがありま
す。それにより重傷を負うおそれがあります。
►
キャリングシステムの降ろし方を練習して
ください。
4.9 運搬
警告
■
ブロワーは、輸送中に倒れたり、ずれたりする
おそれがあります。負傷したり、器物が損壊し
たりするおそれがあります。
►
エンジンを切ります。
► 転倒したり、ずれたりしないよう、ブロワ
ーを固定ストラップ、ベルトまたはネット
で固定します。
■
使用後は、マフラーとエンジンが高温になって
いる場合があります。火傷を負う危険性があ
ります。
►
ブロワーを背負います。
6 0458-452-4321-I
1
3
2
4
5
00000098493_002
5 ブロワーの運転のための準備 日本語
►
4.10 保管
警告
■
子供はブロワーの危険の認識や認知ができず、
重傷を負うおそれがあります。
► エンジンを切ります。
► ブロワーは子供の手の届かない場所に保管
してください。
■ 水分によってブロワーの電気接点と金属部品
が腐食することがあります。ブロワーが損傷
するおそれがあります。
►
ブロワーは清潔かつ乾燥した状態で保管し
てください。
4.11 清掃、整備、修理
コントロールハンドルを取り付けます、
6.1。
►
ノズルを取り付けます、 6.3。
►
ブロワーに給油します、 8.2。
►
バックパックを装着します、 7.1。
►
コントロールハンドルを調整します、 7.3。
►
ブロワーチューブを調整します、 7.4。
►
操作部を点検します、 10.1。
► 上記の作業を行うことができない場合は、ブロ
ワーを使用しないでください。STIHL サービ
ス店にお問い合わせください。
6 ブロワーの組み立て
6.1 コントロールハンドルの取り付
け
警告
■ 清掃、整備、または修理時にエンジンを作動さ
せておくと、ブロワーが偶発的に作動し始める
おそれがあります。それにより重傷を負った
り、物的損害につながったりするおそれがあり
ます。
►
エンジンを切ります。
► スパークプラグターミナルを抜き取りま
す。
■ 使用後は、マフラーとエンジンが高温になって
いる場合があります。それにより火傷を負う
おそれがあります。
►
マフラーとエンジンが冷えるまで待ちま
す。
■ 強力な洗剤、高圧洗浄機、または尖った物体を
使用して清掃すると、ブロワーが損傷するおそ
れがあります。ブロワーを本取扱説明書に従
って清掃しないと、部品が適切に機能しなくな
るか、安全装置が作動しなくなるおそれがあり
ます。人は深刻な負傷を負う可能性がありま
す。
►
ブロワーは、本取扱説明書に従って清掃し
てください。
■ ブロワーを本書に従って整備しないと、部品が
正常に機能しなくなるか、安全装置が働かなく
なるおそれがあります。その結果、重傷または
致命傷を負うおそれがあります。
►
この取扱説明書に記載されたとおりに、送
風機を点検または修理する。
5 ブロワーの運転のための準
備
5.1 ブロワーの使用準備
次の手順に従ってから作業を開始してください:
►
ブロワーが安全な状態にあるか確認します、
4.6。
►
ブロワーを掃除します、 15.1。
►
ブロワーチューブを取り付けます、 6.2。
0458-452-4321-I 7
► コントロールハンドル (1) をブロワーチュー
ブ (3) に通します。
► スクリュー (2) を差し込み、確実に締め付けま
す。
► ブッシング (4) をスロットルケーブルホルダ
ー (5) に通します。
カチッという音がしてブッシングがかみ合い
ます。
6.2 ブロワーチューブの取り付け
►「スロットルケーブルホルダー付きクランプ」
(2)をマニホールド (1)に通します。
► 蛇腹ホース (3) をエルボー (1) に押し込みま
す。
蛇腹ホース (3) をマニホールド (1) と面一にし
ます。
►「スロットルケーブルホルダー付きクランプ」
(2) を止まるまで蛇腹ホース (3) に押し込みま
す。スクリュー穴 (5) を下向きにしてくださ
い。
7
6
3
9
8
10
0000098512_001
13
14
12
11
BR 500
BR 550 / BR 600
13
14
12 11
0000097563_001
日本語 7 使用者に合わせたブロワーの調整
► スクリュー (4) を差し込み、確実に締め付けま
す。
► 穴 (4) と突起 (3) を合わせます。
► ノズル (1) を押し、ブロワーチューブ (2) に取
► クランプ (6) をブロワーチューブ (7) に通しま
す。
► ブロワーチューブ (7) を蛇腹ホース (3) に止ま
るまで押し込みます。
► ハンドル (10) が上を向くようブロワーチュー
ブ (7) の位置を合わせます。
► クランプ (6) を止まるまで蛇腹ホース (3) に押
し込みます。スクリュー穴 (9) を下向きにし
てください。
► スクリュー (8) を差し込み、確実に締め付けま
り付けます。
ノズル (1) がはまります。
ノズルを再び取り外す必要はありません。
7 使用者に合わせたブロワー
の調整
7.1 キャリングシステムの装着と調
整
► ブロワーを背負います。
す。
► ストラップ (1) を調整し、バックパッドを背中
に密着させます。
腰ベルトの装着と調整
市場によっては、腰ベルトは付属品に含まれてい
ます。
► ブロワーを背負います。
► ペグ (13) をスロット (12) に合わせます。
► ブロワーチューブ (11) をブロワーチューブ
(14) の作業がしやすい位置まで押し込みます。
► はまるまでブロワーチューブ (11) を回転させ
ます。
6.3 ノズルの取り付け
► エンジンを切ります。
8 0458-452-4321-I
► 腰ベルトのバックル (1) を閉じます。
8 燃料の混合とブロワーへの給油 日本語
8 燃料の混合とブロワーへの
給油
8.1 燃料の混合
本ブロワーには、ガソリンと 2 ストロークエンジ
ンオイルを 50:1 の比率で混合した混合燃料が必
要です。
STIHL 社では STIHL MotoMix(モトミックス) の
► 腰ベルトが腰にたるみなく接触し、バックパッ
ドが背中に密着するまでストラップを締め付
けます。
7.2 キャリングシステムを降ろす
► エンジンを切ります。
► ベルトを緩めます。
► 装着されている場合は、腰ベルトのバックルを
外します。
► ブロワーを背中から降ろします。
7.3 コントロールハンドルの調整
► スクリュー (1) を緩めます。
► コントロールハンドル (2) を作業がしやすい
位置に合わせます。
► スクリュー (1) 締め付け、コントロールハンド
ル (2) がブロワーチューブ上を回転しない状
態にします
7.4 ブロワーチューブの調整
使用者の身長と作業状況に合うよう、ブロワーに
は 3 段階の調整機能が搭載されています。調整
位置は、ブロワーチューブにマークされていま
す。
► エンジンを切ります。
使用をお勧めしています。
ご自身で燃料を混合する場合は、STIHL 2 ストロ
ークエンジンオイルまたは JASO FB、JASO FC、
JASO FD、ISO-L-EGB、ISO-L-EGC あるいは
ISO-L-EGD に準拠する他の高性能エンジンオイ
ルを使用してください。
機械が寿命に達するまでの全期間で排ガス基準
が満たされるよう、STIHL 社では STIHL HP
Ultra(ウルトラ) 2 ストロークエンジンオイルま
たは同等の高性能エンジンオイルの使用を指定
しています。
► ガソリンのオクタン価が 90 RON 以上で、エタ
ノール濃度が 10%以下 (ブラジルでは 27%以
下) のガソリンを使用してください。
► 使用する 2 ストロークエンジンオイルが要件
を満たしているか確認してください。
► 燃料の必要量に応じて、50:1 の混合比でガソ
リンと 2 ストロークエンジンオイルの適正量
を割り出します。混合燃料の例:
20 ml の 2 ストロークエンジンオイルと 1 L
–
のガソリン
60 ml の 2 ストロークエンジンオイルと 3 L
–
のガソリン
100 ml の 2 ストロークエンジンオイルと 5
–
L のガソリン
► 承認された清潔な燃料容器にまず 2 ストロー
クエンジンオイルを入れ、次にガソリンを加え
ます。
► 燃料を補充する前に混合する。
8.2 ブロワーへの給油
► エンジンを切ります。
► 燃料タンクキャップが上を向くようにブロワ
ーを平らな面に置きます。
► 湿らせた布で燃料タンクキャップとその周囲
を掃除します。
► ブロワーチューブを適切な位置に合わせます。
0458-452-4321-I 9
日本語 9 エンジンの始動と停止
► 取り外しが可能な状態になるまでタンクキャ
ップを反時計回りにまわします。
► 燃料タンクキャップを取り外します。
9.2 エンジンの始動準備
► 適切な始動手順を選択します。
► ブロワーを平坦な面に置きます。
注記
■ 照明や直射日光を当てたり、極端な温度にさら
したりすると、燃料の分離や劣化が加速するこ
とがあります。分離したり古くなった混合燃
料で使用すると、送風機が破損することがあり
ます。
►
燃料を補充する前に混合する。
► 30 日以上 (STIHL MotoMix の場合は 5 年以
上) 保管した混合燃料は使用しないでくだ
さい。
►
給油時は燃料をこぼさないよう注意し、燃料
の液面とタンク上端の間に 15 mm 以上の隙
►
マスターコントロールレバー (1) を
動かします。
► 手動燃料ポンプ (2) を 6 回以上押します。
間を確保してください。
►
チョークレバー (3) を の位置に動かします。
► タンク開口部に燃料タンクキャップを載せま
す。
► タンクキャップを時計回りにまわし、手で確実
に締め付けます。
燃料タンクが密閉されます。
9 エンジンの始動と停止
9.1 適切な始動手順の選択
エンジンに始動準備が必要になる状況は?
以下の条件が満たされているときは、エンジンの
► 左手をエンジンに載せてブロワーを地面に押
し付け、ベースプレートに右足を載せます。
► かみ合った感じがするまで、右手でスターター
グリップをゆっくりと引きます。
► エンジンが初爆し、停止するまでスターターグ
リップを素早く引き、スターターロープを巻き
込む動作を数回繰り返します。
9.3 エンジンの始動
► 適切な始動手順を選択します。
► ブロワーを平坦な面に置き、ブローパイプを床
面に載せます。
始動準備を行う必要があります:
エンジンが周囲温度の場合。
–
►
エンジンの始動準備を行い、 9.2 エンジンを
始動させる、 9.3。
始動準備なしにエンジンを始動できる状況は?
以下の条件が満たされているときは、始動準備な
しにエンジンを始動できます:
1 分以上運転し、短時間の休憩を取るためだけ
–
にエンジンを切った場合。
初回加速時にエンジンがストールした場合。
–
燃料タンクが空になったためエンジンがスト
–
ールした場合。
►
エンジンを始動します,
9.3。
►
マスターコントロールレバー (1) を
動かします。
► 手動燃料ポンプ (3) を 6 回以上押します。
10 0458-452-4321-I
の位置へ
の位置へ
10 ブロワーの点検 日本語
エンジンが停止します。
► ブロワーを使用しないでください。STIHL
サービス店にお問い合わせください。
マスターコントロールレバーが故障してい
ます。
10.2 ノズルの点検
► エンジンを切ります。
►
チョークレバー (4) を
の位置に動かします。
► 左手をエンジンに載せてブロワーを地面に押
し付け、ベースプレートに右足を載せます。
► かみ合った感じがするまで、右手でスターター
グリップをゆっくりと引きます。
► エンジンが始動するまで、スターターグリップ
を素早く引き、スターターロープを巻き込む動
作を数回繰り返します。
► スロットルトリガー (2) を軽く握ります。
チョークレバー (4) が
の位置に戻ります。エ
ンジンがアイドリング回転数で作動します。
9.4 エンジンを切ります。
► ブロワーチューブの摩耗マークが見えるかど
うか点検します。
► ブロワーチューブの摩耗マークが見えない場
合、ブロワーを使用しないでください。STIHL
サービス店にサポートを依頼してください。
► ご不明な点は、STIHL サービス店へお問い合わ
せください。
11 ブロワーの運転
11.1 ブロワーの保持と取り回し
►
マスターコントロールレバー (1) を の位置
へ動かします。
エンジンが停止し、マスターコントロールレバ
ー (1) が の位置に戻ります。
► エンジンが停止しない場合:
►
チョークレバーを の位置に動かします。
エンジンが停止します。
► ブロワーを使用しないでください。STIHL
サービス店にお問い合わせください。
マスターコントロールレバーが故障してい
ます。
► ブロワーを背負います。
► 右手でコントロールハンドルを握ってブロワ
ーを保持します。親指をコントロールハンド
ルにかけてください。
11.2 ブロワーの使用法
10 ブロワーの点検
10.1 操作部の点検
エンジンを切ります。
► エンジンの始動
►
マスターコントロールレバーを
かします。
エンジンが停止します。
► エンジンが停止しない場合:
►
チョークレバーを
0458-452-4321-I 11
の位置に動かします。
の位置に動
► ノズルを地面に向けます。
► 制御しながらゆっくりと前進します。
5
4
3
2
1
0000-GXX-B954-A1
日本語 12 作業後
11.3 冬季モードの設定方法
+ 10℃以下の温度でエンジンを作動させると、キ
ャブレターが凍結することがあります。キャブ
レターがエンジン周囲の暖気によってさらに暖
機されるよう、シャッターを冬季モード に設定
してください。
注記
■ + 10℃を超える温度下でエンジンを冬季モー
ドで使用すると、エンジンがオーバーヒートす
ることがあります 。
►
設定を夏季モード に変更してください。
► エンジンを切ります。
► スクリュー (1) を取り外します。
► フィルターカバー (2) とエアフィルター (3) を
取り外します。
► エアフィルター (3) 周辺部を湿らせた布また
は柔らかいブラシで掃除します。
► スクリュー (4) を緩めます。
13 運搬
13.1 ブロワーの運搬
► エンジンを切ります。
ブロワーの持ち運び
► ブロワーを背負い、右手で操作ハンドルを保持
して運搬するか、ハンドルを保持して運搬しま
す。
ブロワーの車両輸送:
► ブロワーをベルクロストラップでバックプレ
ートのハンドルに取り付けます。
► 倒れたり、ずれたりしないよう、直立させてブ
ロワーを固定してください。
14 保管
14.1 ブロワーの保管
► エンジンを切ります。
► ブロワーをベルクロストラップでバックプレ
►
フラップ (5) を冬季モードの位置 にセットし
ます。
► スクリュー (4) を完全に締め付けます。
► エアフィルター (3) を差し込み、フィルターカ
バー (2) を取り付けます。
► スクリュー (1) を挿入し、締め付けます。
12 作業後
12.1 作業終了時
► エンジンを切ります。
► ブロワーが冷めるまで待ちます。
► ブロワーが濡れた場合は、ブロワーを乾かしま
す。
► ブロワーを掃除します。
ートのハンドルに取り付けます。
► ブロワーは、次の条件を満たすように保管して
ください:
ブロワーを子供の手の届かない場所に保管
–
する。
ブロワーを清潔で乾燥した状態にする。
–
► ブロアを 30 日以上保管する場合
► 燃料タンクキャップを開けます。
► 燃料タンクを空にします。
► 燃料タンクキャップを閉めます。
► 手動燃料ポンプが装着されている場合は、手
動燃料ポンプを 5 回以上押します。
► エンジンを始動し、停止するまでアイドリン
グさせます。
12 0458-452-4321-I
15 清掃 日本語
15 清掃
15.1 ブロワーの清掃
► エンジンを切ります。
► ブロワーが冷めるまで待ちます。
► 湿らせた布でブロワーを掃除します。
► 通気口を塗装用のはけで掃除します。
► シールドを塗装用のはけや柔らかいブラシで
掃除します。
15.2 スパークプラグの清掃
► エンジンを切ります。
► ブロワーが冷めるまで待ちます。
► STIHL サービス店にバルブクリアランスの点
検と必要に応じた調整を依頼してください。
100 運転時間毎
► スパークプラグを交換します。
150 運転時間毎
► STIHL サービス店に燃焼室の清掃を依頼して
ください。
毎月
► STIHL サービス店に燃料タンクの清掃を依頼
してください。
► STIHL サービス店に燃料タンクのピックアッ
プボディの清掃を依頼してください。
毎年
► STIHL サービス店にブロワーの点検を依頼し
てください。
► STIHL サービス店に燃料タンクのピックアッ
プボディの交換を依頼してください。
16.2 スロットルケーブルの調整
► スパークプラグターミナル (1) を引き抜きま
す。
► スパークプラグ (2) 周辺が汚れている場合は、
布でスパークプラグ (2) 周辺を清掃してくだ
さい。
► スパークプラグ (2) を取り外します。
► スパークプラグ (2) を布で掃除します。
► スパークプラグ (2) が腐食している場合は、新
しいスパークプラグ (2) を取り付けてくださ
い。
► スパークプラグ (2) を取り付け、確実に締め付
けます。
► スパークプラグターミナル (1) を奥まで押し
込みます。
16 整備
16.1 整備間隔
整備間隔は、周囲条件と作業条件によって変化し
ます。STIHL 社では次の間隔による整備をお勧
めしています:
エンジンの出力が低下しているか、始動に大きな
力が必要なときは
► スロットルトリガー (1) を握り、そのまま保持
します。
► 抵抗が感じられるまでスクリュー (2) を時計
回りにまわします。
► ネジ(2)を時計回りにもう半回転させます。
17 修理
17.1 ブロワーの修理
ユーザーがブロワーを修理することはできませ
ん。
► ブロワーが損傷している場合、ブロワーを使用
しないでください。STIHL サービス店にサポ
ートを依頼してください。
18 トラブルシューティング
18.1 ブロワーのトラブルシューティング
大半の不具合は、原因が同一の場合があります。
► 以下の措置を行ってください:
0458-452-4321-I 13
► エアフィルターを交換します。
► スパークプラグを掃除するか、交換します。
► ブロワーを冬季または夏季用に調整します。
► アイドリング回転数を調整します。
3
2
1
3
2
1
0000-GXX-C456-A1
日本語 19 技術仕様
► 不具合が解消されない場合は、下記の対応策を講じてください。
不具合 原因 処置
エンジンが始動しない燃料タンクに十分な
エンジンのアイドリ
ングが不安定。
アイドリング回転中
にエンジンがストー
ルする。
エンジンが最大回転
数に達しない。
燃料が入っていない。
キャブレターが過熱
している。
キャブレターが凍結
している。
キャブレターが凍結
している。
キャブレターが凍結
している。
スロットルケーブル
の調整が不適切。
18.2 エアフィルターの交換
エアフィルターは清掃できません。損傷したり、
エンジン出力が低下したりした場合は、エアフィ
ルターを交換してください。
► エンジンを切ります。
► 燃料を混合し、ブロワーに給油します。
► ブロワーが冷めるまで待ちます。
► 手動燃料ポンプを 10 回以上押してからエンジンを始
動します。
► ブロワーを+10℃まで暖機します。
► ブロワーを+10℃まで暖機します。
► ブロワーを+10℃まで暖機します。
► スロットルケーブルを調整してください。
アイドリング時にエンジンが不安定になるか、ス
トールする場合
► エンジンが滑らかに回転するようになるまで、
アイドリング回転数調整スクリュー (LA) を時
計回りにゆっくりまわします。
19 技術仕様
19.1 STIHL BR 500 ブロワー
排気量:64.8 cm³
–
ISO 8893 に準拠したエンジン出力:2 kW (2.7
–
HP)@5,300 rpm
ISO 11681 に準拠したアイドリング回転数:
–
2,500 rpm
承認されているスパークプラグ:
–
NGK CMR6H (STIHL 供給)
► スクリュー (1) を取り外します。
► フィルターカバー (2) を取り外します。
► エアフィルター (3) 周辺部を湿らせた布また
は柔らかいブラシで掃除します。
► エアフィルター (3) を取り外します、。
► 新しいエアフィルター (3) を差し込み、フィル
ターカバー (2) を再取り付けします。
► スクリュー (1) を挿入し、締め付けます。
18.3 アイドリング回転数の調整
► エンジンの始動
► スロットルを約 1 分間開閉させ、エンジンを暖
機します。
14 0458-452-4321-I
–
Bosch USR 4AC (STIHL 供給)
–
スパークプラグの電極ギャップ:0.5 mm
–
吹き出し力: 22 N
–
最大風速:93 m/s
–
平均風速:77 m/s
–
風量:925 m³/h
–
最大風量 (ブロワーチューブアッセンブリな
–
し):1380 m³/h
乾燥重量:10.4 kg
–
燃料タンク容量:1400 cc (1.4 l)
–
19.2 STIHL BR 550 ブロワー
排気量:64.8 cm³
–
ISO 8893 に準拠したエンジン出力:2.5 kW
–
(3.4 HP)@6,000 rpm
ISO 11681 に準拠したアイドリング回転数:
–
2,500 rpm
承認されているスパークプラグ:
–
NGK CMR6H (STIHL 供給)
–
Bosch USR 4AC (STIHL 供給)
–
スパークプラグの電極ギャップ:0.5 mm
–
吹き出し力: 27 N
–
20 スペアパーツおよびアクセサリー 日本語
最大風速:113 m/s
–
平均風速:94 m/s
–
風量:930 m³/h
–
最大風量 (ブロワーチューブアッセンブリな
–
し):1490 m³/h
乾燥重量:10.1 kg
–
燃料タンク容量:1400 cc (1.4 l)
–
19.3 STIHL BR 600 ブロワー
排気量:64.8 cm³
–
ISO 8893 に準拠したエンジン出力:2.8 kW
–
(3.8 HP)@7,200 rpm
ISO 11681 に準拠したアイドリング回転数:
–
2,500 rpm
承認されているスパークプラグ:
–
NGK CMR6H (STIHL 供給)
–
Bosch USR 4AC (STIHL 供給)
–
スパークプラグの電極ギャップ:0.5 mm
–
吹き出し力: 32 N
–
最大風速:106 m/s
–
平均風速:89 m/s
–
風量:1150 m³/h
–
最大風量 (ブロワーチューブアッセンブリな
–
し):1720 m³/h
乾燥重量:10.3 kg
–
燃料タンク容量:1400 cc (1.4 l)
–
19.4 音圧・音響・振動レベル
騒音の音圧レベルの K 値は、2 dB(A) です。騒音
の音響出力レベルの K 値は、2 dB(A) です。振動
レベルの K 値は、2 m/s² です。
STIHL 社は、イヤーマフの着用をお勧めしていま
す。
BR 500
DIN ISO 22868 に準拠して測定した音圧レベ
–
ル L
:90 dB(A)
peq
DIN EN ISO 22868 に準拠して測定した音響出
–
力レベル LwA:100 dB(A)
DIN EN ISO 22867 に準拠して測定した振動レ
ベル ahv、eq
標準バージョン:コントロールハンドル:
–
1.4 m/s²
バイクハンドル付きバージョン:コントロー
–
ルハンドル:1.6 m/s²
バイクハンドル付きバージョン:左ハンド
–
ル:1.9 m/s²
BR 550
DIN ISO 22868 に準拠して測定した音圧レベ
–
ル L
:98 dB(A)
peq
DIN EN ISO 22868 に準拠して測定した音響出
–
力レベル L
DIN EN ISO 22867 に準拠して測定した振動レ
ベル ahv、eq
標準バージョン:コントロールハンドル:
–
1.6 m/s²
0458-452-4321-I 15
:108 dB(A)
weq
バイクハンドル付きバージョン:コントロー
–
ルハンドル:1.4 m/s²
バイクハンドル付きバージョン:左ハンド
–
ル:2.1 m/s²
BR 600
DIN ISO 22868 に準拠して測定した音圧レベ
–
ル L
:100 dB(A)
peq
DIN EN ISO 22868 に準拠して測定した音響出
–
力レベル L
DIN EN ISO 22867 に準拠して測定した振動レ
ベル ahv, eq
標準バージョン:コントロールハンドル:
–
1.8 m/s²
バイクハンドル付きバージョン:コントロー
–
ルハンドル:2.5 m/s²
バイクハンドル付きバージョン:左ハンド
–
ル:2.1 m/s²
振動に関する事業主への指令 2002/44/EC の遵
守に関しては、www.stihl.com/vib をご覧くださ
い。
:108 dB(A)
weq
19.5 REACH
REACH は EC の規定で、化学物質 (Chemical
substances) の登録 (Registration)、評価
(Evaluation)、認可 (Authorisation)規制を意味しま
す。
REACH 規定の遵守に関する詳細については、
www.stihl.com/reach をご覧ください。
19.6 排気ガス
欧州連合の型式承認手続きで測定された CO2値
は、製品別技術データで www.stihl.com/co2 に明
記されています。
CO2測定値は、代表的なエンジンを実験室で標準
的な試験手順に従って測定した結果であり、特定
のエンジンの性能を明示的、暗示的に保証する数
値ではありません。
適用される排気ガス規制の要件は、本書に記載さ
れている方法で機械を使用し、整備することによ
って満たされます。型式認定は、エンジンを改造
すると無効になります。
20 スペアパーツおよびアクセ
サリー
20.1 スペアパーツおよびアクセサリ
ー
これらの記号は、STIHL 純正のスペア
パーツと STIHL 純正のアクセサリーに
付けられています。
STIHL 社では、STIHL 純正の交換部品とアクセサ
リーの使用をお勧めしています。
日本語 21 廃棄
STIHL 社は市場に出回っている商品を継続的に
調査しておりますが、他社製スペアパーツとアク
セサリーの信頼性、安全性、適性を判断すること
はできません。そのため、STIHL 社はそうした部
品の使用を許可しておりません。
STIHL 純正の交換部品と STIHL 純正のアクセサ
リーは、STIHL サービス店から入手することがで
きます。
21 廃棄
21.1 ブロワーの廃棄
廃棄に関する情報については、最寄りの行政機関
または STIHL サービス店へお問い合わせくださ
い。
不適切な廃棄は、健康被害や環境汚染の原因にな
るおそれがあります。
► 現地の規制に従い、パッケージを含む STIHL
製品を適切な回収場所へ持ち込み、リサイクル
してください。
► 家庭ごみと共に廃棄しないでください。
22 EC 適合証明書
22.1 STIHL BR 500、550、600 ブロ
ワー
ANDREAS STIHL AG & Co. KG
Badstraße 115
D-71336 Waiblingen
Germany (ドイツ)
は、独占的な責任下で下記の製品が
型式:ブロワー
–
メーカー:STIHL
–
型式:BR 500、BR 550、BR 600
–
シリーズ番号:4282
–
指令 2011/65/EU、2006/42/EC、2014/30/EU、お
よび 2000/14/EC の仕様に適合しており、製造の
時点で有効であった次の規格のバージョンに準
拠して開発および製造されたことを保証いたし
ます:EN ISO 12100、EN 15503、EN 55012、
および EN 61000-6-1
音響出力レベルの測定値と保証値は、2000/14/EC
の補遺条項 V 規定に準拠しています。
BR 500
音響出力レベル測定値:100 dB(A)
–
音響出力レベル保証値:102 dB(A)
–
BR 550、BR 600
音響出力レベル測定値:108 dB(A)
–
音響出力レベル保証値:110 dB(A)
–
技術資料の保管場所:ANDREAS STIHL AG &
Co. KG Produktzulassung
製造年と機械番号は、ブロワーに表示されていま
す。
Waiblingen, 15.07.2021
ANDREAS STIHL AG & Co. KG
代理人
Dr. Jürgen Hoffmann、Director Product
Certification & Regulatory Affairs(製品認証&規制
担当ディレクター)
23 UKCA 適合宣言
23.1 STIHL BR 500、550、600 ブロ
ワー
ANDREAS STIHL AG & Co. KG
Badstraße 115
D-71336 Waiblingen
Germany (ドイツ)
は、独占的な責任下で下記の製品が
型式:ブロワー
–
メーカー:STIHL
–
型式:BR 500、BR 550、BR 600
–
シリーズ番号:4282
–
英国の規制である The Restriction of the Use of
Certain Hazardous Substances in Electrical and
Electronic Equipment Regulations 2012, Supply
of Machinery (Safety) Regulations 2008, Supply
of Machinery (Safety) Regulations 2008 と Noise
Emission in the Environment by Equipment for
use Outdoors Regulations 2001 の関連する条項
に適合し、製造の時点で有効であった次の規格の
バージョンに準拠して製造されたことを保証い
たします - EN ISO 12100, EN 15503, EN 55012,
EN 61000-6-1。
音響出力レベルは、測定値と確保数値共に英国の
規制 Noise Emission in the Environment by
Equipment for use Outdoors Regulations 2001,
Schedule 8 に基づいています。
BR 500
音響出力レベル測定値:100 dB(A)
–
音響出力レベル保証値:102 dB(A)
–
BR 550、BR 600
音響出力レベル測定値:108 dB(A)
–
音響出力レベル保証値:110 dB(A)
–
16 0458-452-4321-I
23 UKCA 適合宣言 日本語
技術資料の保管場所:ANDREAS STIHL AG &
Co. KG.
製造年と機械番号は、ブロワーに表示されていま
す。
Waiblingen, 15.07.2021
ANDREAS STIHL AG & Co. KG
代理人
Dr. Jürgen Hoffmann、Director Product
Certification & Regulatory Affairs(製品認証&規制
担当ディレクター)
0458-452-4321-I 17
日本語 23 UKCA 適合宣言
18 0458-452-4321-I
23 UKCA 適合宣言 日本語
0458-452-4321-I 19
www.stihl.com
*04584524321I*
0458-452-4321-I
*04584524321I*
0458-452-4321-I