3-856-370-02 (2)
テレビチューナー
ユニット
取扱説明書
お買い上げいただき、ありがとうございます。
警告
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱
いかたを示しています。この取扱説明書と別冊の「安全のために」をよく
お読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、
いつでも見られるところに必ず保存してください。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、火災や人
身事故になることがあります。
取り付ける テレビを見る
はじめに
充電したバッテリーをハンディカムに取り付けておきます。
ハンディカムのバッテリーで本機も動きます。
チャンネル+/ーボタン
シーク選局ボタン
画面表示ボタン
ブースター入/切スイッチ
本機は、インテリジェントアクセサリーシュー付きの液晶ハンディカ
ム専用のテレビチューナーユニットです。
TGV-7
Sony Corporation ©1997 Printed in Japan
この純正マークは、ソニー(株)のビデオ機器関連
商品が純正製品であることを表わすマークです。
ソニー(株)のビデオ機器をお求めの際は、純正
マークもしくはソニーロゴタイプが表示されてい
るビデオ機器関連商品をご購入されることをおす
すめします。
このマークの商品は、ソニー(株)のビデオ機器の
インテリジェントアクセサリーシューシステム
に対応しています。このシステムを搭載したビデ
オ機器とアクセサリーを組み合わせることによ
り、目的に合わせた効果的な撮影が簡単に行えま
す。
テレビチューナーユニットのシューネジをゆるめる。
1
本機をハンディカムに押し付けながら、シューコンタクトをハン
2
ディカムのアクセサリーシューに差し込む。
シューネジを締める。
3
A/V接続ケーブルのプラグを、ハンディカムの同じ色の端子につな
4
ぐ。
チャンネルを自動設定する
テレビを見るために、チャンネルを設定します。
本機は、放送を受信して自動的にチャンネルを設定します。
ハンディカムの電源スイッチを「ビデオ」にする。
1
本機の電源ランプが点灯します。
チャンネル+/ーボタンで見たいチャンネルを選ぶ。
2
ロッドアンテナの角度と方向を調節する。
3
外部アンテナをつないだ場合は、ロッドアンテナを調節する必要はありません。
ハンディカムで音量や明るさを調節する。
4
くわしくは、ハンディカムの取扱説明書をご覧ください。
見たい番組のチャンネルがわからないときは
「チャンネルを順番に選局する」をご覧ください。
画像が見づらいときは
ブースター入/切スイッチを「切」にします。
通常は、「入」にしてお使いください。
ラストチャンネルメモリー機能について
本機は、最後に見ていたチャンネルを記憶します。次に電源を入れたときは、前に見ていたチャ
ンネルを自動的に受信します。
チャンネルを表示する
画面表示ボタンを押します。現在のチャンネルが表示されます。
各部のなまえ
A/V接続ケーブル
自動チャンネル
設定ボタン
シーク選局ボタン
画面表示ボタン
シューネジ
ロッドアンテナ
音声切換スイッチ
チャンネル+/−ボタン
ブースター入/切スイッチ
外部アンテナ端子
シューコンタクト
自動チャンネル設定ボタン
シークボタン
ハンディカムの電源スイッチを「ビデオ」にする。
1
本機の電源ランプが点灯します。
ハンディカムの画面に「自動チャンネル設定ボタンをおしてください」と表示されます。
ロッドアンテナを引き出してから立てて、いっぱいにのばす。
2
外部アンテナをつないだ場合は、ロッドアンテナを立てる必要はありません。
自動チャンネル設定ボタンを押す。
3
受信できるチャンネルが自動的に設定されます。
チャンネルが設定されると(約2分後)、画面に設定されたチャンネルが表示されます。
設定されたチャンネルは、記憶されますので、テレビを見る度に設定し直す必要はありま
せん。
外部アンテナ端子
電源ランプ
ご注意
表示されるチャンネル番号は、実際のチャンネル番号と異なることがあります。
チャンネルを順番に選局する−シーク選局−
シーク選局を使うと、受信できるチャンネルが順番に選局されます。見たい番組のチャンネルが
わからないときや、車などで移動しているときに便利です。
シーク選局ボタンを押して、画面に「シーク」を表示させる。
1
メイン
シーク12
チャンネル+/ーボタンを押す。
2
+またはーボタンを1回押すごとに、受信できるチャンネルを探し、自動的に止まりま
す。
シーク選局を解除する
シーク選局ボタンを押して、「シーク」表示を消します。
ご注意
ハンディカムの電源を切ると、シーク選局は解除されます。
ステレオ放送や二重音声放送を見る
使い終わったら 使用上のご注意
ステレオ放送を見る
音声切換スイッチを「ステレオ」(主または副)にする。
雑音が多くて聞きにくいときは
音声切換スイッチを「モノラル」にします。
音声はモノラルになりますが、雑音は軽減されます。
ご注意
ハンディカムがモノラルの場合は、音声切換スイッチを「ステレオ」にしても聞こえる音声はモノラルです。
二重音声放送を見る
二重音声放送を受信すると、そのときに選ばれている音声が「メイン」または「サブ」と表示されま
す。表示は数秒後に消えます。
音声切換スイッチで聞きたい音声を選ぶ。
主音声を聞くときは、「主」にします。
副音声を聞くときは、「副」にします。
二重音声放送を受信しているときに、音声切換スイッチを「モノラル」にすると
主音声が聞こえます。画面に表示はでません。
ロッドアンテナの太い部分から順番に縮めてたおし、
1
元に戻す。
A/V接続ケーブルをはずす。
2
シューネジをゆるめる。
3
本機をハンディカムに押し付けながら、
4
アクセサリーシューからシューコンタ
クトを引き抜く。
付属のキャリングポーチに入れる。
5
故障かな?と思ったら
操作について
● ハンディカムに取り付けて持ち運ぶときは、ハンディカムを持ってください。
● ハンディカムに取り付けていないときは、付属のキャリングポーチに入れておいてください。
● ロッドアンテナを調節するときは、本機に手を添えてください。
● ぶつけたり、落としたりしないでください。無理な力が加わると、故障の原因になります。
● 布などに包んで使用しないでください。内部の温度が上昇し、故障の原因になります。
● 次のようなところで使用したり、置いたりしないしないでください。
ー 湿気の多いところ
ー 雨などの水滴のかかるところ
ー ほこりの多いところ
ー 激しい振動のあるところ
ー AMラジオやチューナーの近く(雑音が発生するところがあります。)
ー 強い磁気が発生するところ
ー 直射日光のあたる場所で窓を閉めきった車の中
ー 極端に寒いところ
● 海辺で使用するときは、海水や砂がかからないようにご注意ください。内部に海水や砂が入る
と故障の原因になり、修理できなくなることがあります。
● 内部に異物が入ったときは、ただちに使用を止め、ソニーのサービスセンターにご連絡くださ
い。
シューコンタクトについて
● 本機の電源は、カメラからシューコンタクトを経由して供給されますので、シューコンタクト
は常に清潔にしておいてください。
● シューコンタクトに直接触れないでください。
● ショートの原因になりますので、金属に触れないようにご注意ください。
お手入れ
汚れがひどいときは、水または水で薄めた中性洗剤溶液で湿らせた布をかたくしぼって、汚れを
拭き取ってください。シンナーや、ベンジン、アルコールなどは、表面の仕上げをいためること
がありますので、使用しないでください。
テレビ番組を録画する
ハンディカムの取扱説明書もあわせてご覧ください。
ハンディカムの電源スイッチを「ビデオ」にする。
1
チャンネル+/ーボタンで、録画したいチャンネルを選ぶ。
2
ハンディカムにカセットを入れて、録画ボタンを押す。
3
録画が始まります。録画停止などの操作は、ハンディカムで行います。
ステレオ放送を録画する
音声切換スイッチを「ステレオ」(主または副)にする。
ステレオ放送はステレオで、モノラル放送はモノラルで録画します。音声切換スイッチを「モノ
ラル」にすると、ステレオ放送もモノラルで録画します。
修理にお出しになる前にもう一度点検してみましょう。それでも正常に動作しないときは、お買
い上げ店、またはソニーのサービス窓口、お客様ご相談センターにお問い合わせください。
テレビ番組が映らない
●ハンディカムの電源スイッチが「カメラ」になっている。→「ビデオ」にする。
画像がきれいに映らない
●テレビ電波が弱い。→ロッドアンテナを調節するか屋外アンテナをつなぐ。
●テレビ塔の近くなどで画像が乱れる。→ブースター入/切スイッチを「切」にする。
画像が、二重三重になる
山やビルで反射した電波がアンテナに飛び込み、二重像を生ずることがあります。→アンテナの
位置、方向、高さを調節する。
はん点や点模様がはしる
ヘヤードライヤー、車、バイクなどからのノイズが原因。→原因となっているものを遠ざける。
チャンネルを変えられない
録画中は、チャンネルを変えられません。→変えるときは、まず録画を停止または一時停止して
から、チャンネルを変える。
保証書とアフターサービス
保証書
● この製品には保証書が添付されていますので、お買い上げの際お受け取りください。
● 所定事項の記入および記載内容をお確かめのうえ、大切に保存してください。
● 保証期間は、お買い上げ日より1年間です。
アフターサービス
調子が悪いときはまずチェックを
「故障かな?と思ったら」の項を参考にして故障かどうかをお調べください。
それでも具合の悪いときはサービスへ
お買い上げ店、または添付の「サービス窓口・ご相談窓口のご案内」にあるお近くのソニーサービ
ス窓口にご相談ください。
保証期間中の修理は
保証書の記載内容に基づいて修理させていただきます。詳しくは保証書をご覧ください。
二重音声放送を録画する
音声切換スイッチを「主」または「副」にする。
選んだ音声を録画します。「モノラル」にすると、主音声だけを録画します。
屋外アンテナにつなぐ
室内でお使いのときに、ロッドアンテナを調節しても満足のいく画像や音声にならないときや、
テレビ番組を録画するときは、屋外アンテナを接続することをおすすめします。アンテナにはい
ろいろな種類があり、取り付けには多少技術が必要ですから、なるべくお買い上げ店にご依頼く
ださい。
VHFアンテナ
他のテレビ
外部アンテナ端子へ
アンテナ接続
コード(付属)
UHFアンテナ
混合機
画面表示ボタンを押しても、チャンネルが表示されない
録画中はチャンネルを表示できません。
本機が動作しない
ハンディカムとの接続がしっかりされていない。→きちんと接続する。
主な仕様
受信チャンネル
アンテナ入力端子
電源電圧
消費電力 約
動作温度
保存温度 ー
最大外形寸法 約
質量 約
付属品 アンテナ接続コード
サービス窓口・ご相談窓口のご案内(
本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。ご了承ください。
VHF:1〜12
UHF:13 〜 62
VHF/UHF: 75
DC7.2V
1.4W
0℃〜40
20℃〜60
130×55×70 mm (幅/高さ/
190
安全のために(
℃
g
チャンネル
チャンネル
Ωミニジャック
℃
(1
部)
1
奥行き
)
本)、キャリングポーチ(1個)、保証書(1部)、
部)、取扱説明書(1部)、
1
保証期間経過後の修理は
修理によって機能が維持できる場合は、ご要望により有料修理させていただきます。
部品の保有期間について
当社はテレビチューナーユニットの補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)を
製造打ち切り後最低8年間保有しています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていただ
きます。保有期間が経過した後も、故障箇所によっては修理可能の場合がありますので、お買い
上げ店かサービス窓口にご相談ください。
ご相談になるときは、次のことをお知らせください。
● 型名
● 故障の状況 できるだけ詳しく
● 購入年月日
● 本機を修理にお持ちになるときは、接続しているハンディカムもあわせてお持ちください。
TGV-7
アンテナ端子へ
分配器
BO-20A(別売り)