REMOTE CONTROL PANEL
RCP-920
RCP-921
*3-096-914-03*
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、火災や
人身事故になることがあります。
このオペレーションマニュアルには、事故を防ぐための重要な注意事項と
製品の取り扱いかたを示してあります。このオペレーションマニュアルを
よくお読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、
いつでも見られるところに必ず保管してください。
OPERATION MANUAL [Japanese/English]
1st Edition (Revised 2)
日本語
安全のために
ソニー製品は安全に充分配慮して設計されています。しかし、電気製品はまちがった
使い方をすると、火災や感電などにより死亡や大けがなど人身事故につながることが
あり、危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
4 ページの注意事項をよくお読みください。
定期点検を実施する
長期間安全に使用していただくために、定期点検を実施することをおすすめします。
点検の内容や費用については、ソニーのサービス担当者または営業担当者にご相談く
ださい。
故障したら使用を中止する
ソニーのサービス担当者、または営業担当者にご連絡ください。
万一、異常が起きたら
異常な音、におい、煙が出たら
m
a 接続ケーブルを抜く。
b ソニーのサービス担当者、または営業担当者に修理を依頼する。
警告表示の意味
オペレーションマニュアルおよび
製品では、次のような表示をして
います。表示の内容をよく理解し
てから本文をお読みください。
この表示の注意事項を守らないと、
火災や感電などにより死亡や大け
がなど人身事故につながることが
あります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
炎が出たら
m
すぐに接続ケーブルを抜き、消火する。
2
目次
警告....................................................................................................................... 4
使用上のご注意............................................................................................................ 4
概要.............................................................................................................................. 5
特長 .................................................................................................................. 5
システム構成例 ................................................................................................ 6
イーサネットシステム接続時のご注意 ............................................................ 8
各部の名称と働き ........................................................................................................ 9
操作パネル ....................................................................................................... 9
コネクターパネル........................................................................................... 16
メニューの構成と基本操作........................................................................................ 17
基本操作 ......................................................................................................... 17
メニュー画面の基本構成................................................................................ 18
メニュー遷移図 .............................................................................................. 20
メニュー項目.................................................................................................. 21
初期設定 .................................................................................................................... 26
RCP-920/921 の動作環境の設定 ..................................................................... 26
LCD ディスプレイの調整 ......................................................................................... 38
仕様............................................................................................................................ 39
JP
目次
3
警告
使用上のご注意
液晶画面の輝点・滅点について
本機の液晶パネルは有効画素 99.99%以上の非常に精密度
の高い技術で作られていますが、画面上に黒い点が現れた
り(画素欠け)、常時点灯している輝点(赤、青、緑など)
や滅点がある場合があります。また、液晶パネルの特性
上、長期間ご使用の間に画素欠けが生じることもありま
す。これらの現象は故障ではありませんので、ご了承の上
本機をお使いください。
外装をはずさない、改造しな
い
外装をはずしたり、改造したりすると、
感電の原因となります。
内部の調整や設定および点検を行う必要
がある場合は、必ずサービストレーニン
グを受けた技術者にご依頼ください。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災や感電の原因とな
ることがあります。
万一、水や異物が入ったときは、すぐに
接続ケーブルを抜いて、ソニーのサービ
ス担当者または営業担当者にご相談くだ
さい。
油煙、湯気、ほこりの多い場
所では設置・使用しない
上記のような場所で設置・使用すると、
火災や感電の原因となります。
4
警告 / 使用上のご注意
概要
特長
リモートコントロールパネル RCP-920/921 は、ソニーのス
タジオ / 中継用 CCD カラービデオカメラ BVP/HDC シ
リーズの調整機能を、カメラコントロールユニット CCU/
HDCU を介してリモートコントロールするためのコント
ロールパネルです。本機は、専用のケーブルで CCU/
HDCU(または CCU/HDCU に接続したカメラコマンド
ネットワークユニット CNU-700)に接続することにより、
CCU/HDCU(CNU-700) から最大 200m 離して使用するこ
とができます。
カメラの SLS/ECS/ シャッター機能をコントロール
CCD カメラの SLS(スローシャッター)、ECS(Extended
ClearScan:拡張クリアスキャン )や電子シャッター機能
の ON/OFF、ECS 周波数やシャッタースピードの切り換
えが可能です。
専用ケーブル接続とイーサネット接続
カメラコントロールユニットと本機との間は、1 本の接続
ケーブル(CCA-5)ですべての信号の送受信を確実に行うこ
とができます。また、イーサネットケーブルでも接続する
ことができます。本機には接続ケーブルを介して接続先か
ら電源が供給されます。
他のコントロールパネルとのパラレルコントロールが可能
マスターセットアップユニット MSU-900/950 など、他の
コントロールパネルとの同時コントロールが可能です。
RCP-920 と RCP-921 では、アイリス / マスターブラック調
整部の構成・形状が異なるだけで、他の機能は共通です。
アイリス / マスターブラック調整部は、RCP-920 ではジョ
イスティック( レバー )タイプ、RCP-921 ではつまみに
なっています。
RCP-920/921 の主な特長は次のとおりです。
カメラの基本的オペレーションに適した操作性
本機は、カメラの基本的オペレーションに必要なコント
ロール機能を備えています。操作ボタン、調整つまみな
ど、機能および使う頻度に応じてパネル上に配置されてい
ます。また、自照式ボタンの点滅や点灯の状態により、操
作状況がわかるようになっています。
さらに、誤操作するとカメラの動作やセットアップに重大
な影響を及ぼすボタンの周囲にはガードを付けるなど、さ
まざまな機能を簡単かつ正確に操作できるようになってい
ます。
オートセットアップ機能のコントロール
マイクロコンピューター制御でカメラの各調整項目を自動
的に調整するオートセットアップをコントロールする機能
を備えています。各種のレベルを、同時または個別に自動
調整することができます。
19 インチのラックに 4 台取り付け可能
本機は、19 インチの EIA 標準ラックに 4 台並べて取り付
けることができます。
シーンファイル機能のコントロール
ペイントメニューなどを使い、撮影シーンに合わせて調整
したデータを、シーンファイルとしてカメラ内に最大 5 つ
保存しておくことができます。また、必要に応じてシーン
ファイルを呼び出して、シーンに合った撮影条件を簡単に
再現することができます。
概要
5
システム構成例
コマンドケーブルシステム(HDC シリーズの場合)
HDC1000
HDC1000
HDC1500
HDCU1000
(+HKCU1001/HKCU1003)
または
HDCU1500
(+HKCU1001/HKCU1003)
HDCU1000
(+HKCU1001/HKCU1003)
または
HDCU1500
(+HKCU1001/HKCU1003)
HDCU1000
(+HKCU1001/HKCU1003)
PIX/WF
VCS-700
CCU(1 〜 6)
CNU-700 RCP(1 〜 6)
VCS
MSU-900 シリーズ
HDC1500
または
HDCU1500
(+HKCU1001/HKCU1003)
HDCU1000
(+HKCU1001/HKCU1003)
または
HDCU1500
(+HKCU1001/HKCU1003)
CCU/CNU
REMOTE
CCA-5 ケーブル
CCU/CNU
REMOTE
CCU/CNU
REMOTE
RCP-920/921
CCA-5 ケーブル
CCU/CNU
REMOTE
6
概要
イーサネットシステム(HDC シリーズの場合)
HDC1000
HDC1000
HDC1500
HDCU1000
(+HKCU1001/HKCU1003)
または
HDCU1500
(+HKCU1001/HKCU1003)
HDCU1000
(+HKCU1001/HKCU1003)
または
HDCU1500
(+HKCU1001/HKCU1003)
HDCU1000
(+HKCU1001/HKCU1003)
ビデオスイッチャー
1)
PoE
ングハブ
対応スイッチ
MSU-900 シリーズ
HDC1500
または
HDCU1500
(+HKCU1001/HKCU1003)
HDCU1000
(+HKCU1001/HKCU1003)
RCP-920/921
または
HDCU1500
(+HKCU1001/HKCU1003)
イーサネットストレートケーブル
(カテゴリ 5 以上)
1)PoE は PoweroverEthernet の略です。
スイッチングハブの電源供給に関して
RCP-920/921 は最大 14 W に設定されていますので、ハ
ブ側の電源供給能力は、14 W ×接続 RCP の台数で考え
てください。
概要
7
イーサネットシステム接続時のご注意
イーサネットケーブルを使い、本機をシステムに接続する
場合は、本機をアースに接地してください。
アースの接地には以下の方法があります。
• 本機のフランジをネジ止めする。
• 本機の底面に安全アースを接続する。
本機のフランジをネジ止めするには
フランジ
フランジ
調整卓など
2
取りはずしたネジで安全アースを取り付ける。
ご注意
ネジは付属されていません。設置先に応じてご用意くださ
い。
本機の底面に安全アースを接続するには
1
本機裏面のアース接続用のネジをはずす。
8
概要
各部の名称と働き
操作パネル
STANDARD ボタン
コントロール選択部
電源 / 出力信号選択部
CLOSE ボタン
AUTOSETUP 部
カメラ /CCU 機能 ON/OFF ボタン
ペイント調整部
シーンファイル操作部
フィルターコントロール部
マスターゲイン制御部
SHUTTER 制御部
RCP-920
RCP-921
CALL ボタン
PANELACTIVE ボタン
OPT インジケーター
ALARM インジケーター
NET
DETAIL
OFF
IRIS
WORK
RELATIVE AUTO
KNEE
OFF
MASTER
BLACK
D EXT
EXT
IRIS/MB
ACTIVE
SENS
CLOSE OPEN
COARSE
ホワイトバランス / ブラックバランス調整部
カメラナンバー / タリー表示部
NETWORK インジケーター
アイリス / マスターブラック調整部(14、15 ページ )
拡張カメラ /CCU 機能 ON/OFF ボタン
アイリス / マスターブラック調整部(15 ページ )
IRIS
REMOTE CONTROL PANEL
RCP-
921
各部の名称と働き
9
1 STANDARD( 標準 )ボタン
押すと、ビデオカメラの各種設定がビデオカメラに保存さ
れているリファレンスファイルデータ値になり、ボタンが
数秒間点灯します。
ボタンが点灯している間にもう一度押すと、点灯する前の
状態に戻ります。
2 コントロール選択部
TEST( テスト ):ビデオ回路チェック用のテスト信号( の
こぎり波形 )
BARS( カラーバー ):カラーバー信号
ご注意
BARS ボタンが点灯している場合は、BARS ボタンの機能
が優先します。TEST を選択するときは、BARS ボタンを
押して消灯させてください。
4 CLOSE( アイリスクローズ )ボタン
押して点灯させると、絞りがクローズします。もう一度押
すとボタンは消灯し、クローズが解除されます。
a PARA( 同時コントロール )ボタン
他のコントロールパネルとの同時コントロール状態に設定
されていると点灯します。
このボタンが点灯しているときは、PANELACTIVE ボタ
ンが消灯している場合でも、アイリス / マスターブラック
調整部と CLOSE ボタンを除く本機のすべてのボタン / 調
整部が有効です。
ボタンを押して消灯させると、同時コントロールが解除さ
れます。
b MASTER( マスター)ボタンと SLAVE( スレーブ )ボ
タン
マスター / スレーブモードで、複数のカメラのホワイトバ
ランスを同時に調整するとき、マスター機、スレーブ機を
指定します。
本機でコントロールしているカメラをマスターにするとき
は MASTER ボタンを押して点灯させ、スレーブにすると
きは SLAVE ボタンを押して点灯させます。
どちらのボタンも、もう一度押すと消灯します。
3 電源 / 出力信号選択部
5 AUTOSETUP( オートセットアップ )部
カメラの自動調整を行います。
AUTO SETUP
SKIN DTL
AUTO HUE
LEVEL
START/
BREAK
WHITE BLACK
a 自動調整項目選択ボタン
押して点灯させ、自動調整する項目を選択します。
SKINDTLAUTOHUE( スキンディテールオートヒュー):
スキントーンディテールオートヒュー
LEVEL( レベル ):ガンマバランス、ニーポイント、マス
ターブラックレベルなど
b START/BREAK( 自動調整開始 / 中止 )ボタン
このボタンを押すと、点灯している項目選択ボタンに対応
する項目の自動調整が実行されます。
調整中はボタンが点灯し、調整が完了すると消灯します。
自動調整実行中にこのボタンを押すと、自動調整が中止さ
れ、ボタンが点滅します。もう一度ボタンを押すと点滅が
止まります。
a CAMPW( カメラ電源 )ボタン
押して点灯させると、ビデオカメラに電源が供給されま
す。( ボタンを押してから、カメラが立ち上がって通信可
能になるまでの間は、高速で点滅します。)
もう一度押すと点滅に変わり、カメラへの電源供給が遮断
されます。
b テスト信号出力選択ボタン
押して点灯させると、カメラのテスト信号発生器が作動
し、対応する信号が出力されます。
10
各部の名称と働き
c WHITE( ホワイトバランス自動調整 )ボタン
押すと、ホワイトバランスが自動調整されます。
調整中はボタンが点灯し、調整が完了すると消灯します。
自動調整実行中にもう一度このボタンを押すか、START/
BREAK ボタンを押すと、自動調整が中止され、ボタンが
点滅します。もう一度ボタンを押すと点滅が止まります。
d BLACK( ブラックバランス自動調整 )ボタン
押すと、ブラックバランス、ブラックセットが自動調整さ
れます。
調整中はボタンが点灯し、調整が完了すると消灯します。
自動調整実行中にもう一度このボタンを押すか、START/
BREAK ボタンを押すと、自動調整が中止され、ボタンが
点滅します。もう一度ボタンを押すと点滅が止まります。
ご注意
自動調整中にエラーが発生した場合は、点灯させたボタン
が点滅します。
6 カメラ /CCU 機能 ON/OFF ボタン
ビデオカメラや CCU/HDCU の機能を、本機から ON/
OFF することができます。
工場出荷時は、7 個のボタンにそれぞれ次のスイッチ機能
が割り当てられ、1 個は空きになっています。
押して点灯させると ON、もう一度押して消灯させると
OFF になります。
.5600K:5600K の電気色温度補正機能
AUTOKNEE( オートニー ):オートニー機能。ON では、
ハイライトが入ると自動的にニーが働きます。
SKINDETAIL( スキンディテール ):スキントーンディ
テール機能
DETAILGATE( ディテールゲート ):スキントーンディ
テールゲート機能。ON では、スキントーンディテール
の調整範囲がモニター上に白く表示されます。
SAT( サチュレーション ):サチュレーション機能
BLACKGAMMA( ブラックガンマ ):ブラックガンマ
機能
CHARACTER( 文字情報 ):自己診断表示機能。
CCU/HDCU の CHARACTEROUTPUT 端子に接続した
モニターに、CCU/HDCU の自己診断内容を表示します。
この内容は、PIX1OUTPUT のビデオ信号にもミックスさ
れて出力されます。
表示はボタンを押すたびに次のように切り替わります。
7 ペイント調整部
a 液晶画面
調整項目などを表示します。
b CLEAR(クリア)ボタン
1秒以上押し続けると、表示されている調整項目の手動調
整値がクリアされ、標準値に戻ります。(標準値はユー
ザーが任意に設定できます。)
c ENTER(エンター)ボタン
メニューや調整項目などを選択や決定するときに押しま
す。
d ペイント調整つまみ(ロータリーエンコーダー)
選択されたペイント調整項目の値を変更できます。
e MENUUP/DOWN ボタン
メニューのページ送りに使います。v を押すと前のページ
に、V を押すと次のページに移動します。
8 シーンファイル操作部
自己診断内容は、このボタンが消灯していても必要に応じ
て自動的に表示されます。
a SCENEFILES( シーンファイル選択 )ボタン
STORE ボタン点滅時 :これらのボタンの 1 つを押して点
灯させると、その番号のファイルに現在の調整値が保
存されます。
STORE ボタン消灯時 :これらのボタンの 1 つを押して点
灯させると、その番号のファイルが呼び出されます。
もう一度押してボタンを消灯させると、ファイル呼び
出し前の状態に戻ります。
各部の名称と働き
11
b STORE( シーンファイル登録 )ボタン
シーンファイルを登録するとき、このボタンを押して点滅
させてから、SCENEFILES ボタンでシーンファイルの番
号を選択します。ファイル登録が終了すると、このボタン
は消灯します。
登録を途中で中止するときは、SCENEFILES ボタンを押
す前に、もう一度このボタンを押して消灯させます。
I フィルターコントロール部
CCND
a ND フィルター選択ボタン
一度押すと点灯します。点灯中はボタンを押すたびに、
ND フィルターが次のように切り替わります。(下記のフィ
ルターは参考例です。お使いのカメラによって異なりま
す。)
v:1t2t3t4t5t1t...
V:5t4t3t2t1t5t...
ボタンを押し続けると連続して変わります。
ご注意
1 と 4 のボタンは、いずれかひとつを押せばすべてが点灯
し、ND フィルター、CC フィルターともに切り換えが可能
になります。
J マスターゲイン制御部
MASTERGAIN( マスターゲイン調整 )ボタンと表示部
被写体の照度に応じて映像出力信号の利得( ゲイン )を調
整します。設定値( 単位 dB)が表示部に表示されます。
利得は、v( アップ )ボタンを押すたびに大きくなり、
V( ダウン )ボタンを押すたびに小さくなります。ボタンを
押し続けると連続して変わります。
K SHUTTER 制御部
b ND フィルターディスプレイ
現在選択されている ND フィルターに対応する番号を表示
します。(下記のフィルターは参考例です。お使いのカメ
ラによって異なります。)
1: 素通し
2: 1/4ND
3: 1/8ND
4: 1/16ND
5: 1/64ND
c CC( 色温度変換 )フィルターディスプレイ
現在選択されている CC フィルターに対応する記号を表示
します。(下記のフィルターは参考例です。お使いのカメ
ラによって異なります。)
A: クロスフィルター
B: 3200K( 素通し )
C: 4300K
D: 6300K
E: 8000K
d CC( 色温度変換 )フィルター選択ボタン
一度押すと点灯します。点灯中はボタンを押すたびに、CC
フィルターが次のように切り替わります。(下記のフィル
ターは参考例です。お使いのカメラによって異なります。)
v:AtBtCtDtEtAt...
V:EtDtCtBtAtEt...
ボタンを押し続けると連続して変わります。
a ON(オン)ボタン
カメラの SLS 機能、シャッター機能、または ECS 機能を
ON/OFF します。このボタンを押して点灯させると ON、
もう一度押して消灯させると OFF になります。
b SLS/SHUTTER/ECS インジケーター
選択されている機能に対応するインジケーターが点灯しま
す。機能の選択はメニューで行います。
SLS:スローシャッターモード
SHT:シャッターモード
ECS:ECS(拡張クリアスキャン)モード
L ホワイトバランス / ブラックバランス調整部
12
各部の名称と働き
a FLARE( フレアバランス調整モード )ボタン
BLACK/FLARE つまみの調整モードを切り換えます。押
して点灯させるとフレアバランス調整モードになり、もう
一度押して消灯させるとブラックバランス調整モードにな
ります。
b ABSOLUTE( 絶対値モード )ボタン
このボタンを押して点灯させると、WHITE、BLACK、
FLARE、BLACKGAMMA および DETAIL の各つまみに
よる手動調整値が、相対値モードから絶対値モードに切り
替わります。
次の場合は、自動的に相対値モード(消灯)になります。
• オートセットアップ( レベル、ホワイト、ブラック )終了
時
• シーンファイルを呼び出したとき
• FLARE ボタンを押して、フレアバランス調整モードとブ
ラックバランス調整モードを切り換えたとき
• マスターセットアップユニット(MSU)の RCPAssign
設定によって、コントロールする CCU/HDCU が変更さ
れたとき
また、PANELACTIVE ボタンが消灯しているときや、
PARA、MASTER、SLAVE ボタンのいずれかが点灯して
いるときは、常に相対値モードになり、このボタンは機能
しません。
レッドタリー信号とグリーンタリー信号が同時に入力され
た場合は、背景の左半分が赤、右半分が緑に点灯します。
N NETWORK(ネットワーク)インジケーター
イーサネットシステム接続時の状態を表示します。
点灯:コントロール機器(CCU/HDCU)との接続が正常。
点滅:コントロール機器(CCU/HDCU)と接続できない。
消灯:カメラネットワークに接続できていない、または、
イーサネットシステムの接続設定がされていない。
O ALARM( アラーム )インジケーター
システムに異常が発生し、カメラヘッドや CCU/HDCU で
自己診断機能が動作すると、赤く点灯します。
P OPT(オプティカル)インジケーター
光伝送のカメラシステムへの接続時に、光信号の受信状態
(受信レベル)を表示します。
CAM インジケーターには CCU/HDCU からカメラへの受
信状態が、CCU インジケーターにはカメラから CCU/
HDCU への受信状態が表示されます。
緑:受信状態が良好。
オレンジ:受信レベルが低下している。
赤:受信レベルが著しく低下している。
消灯:
通信に異常が発生している、または光伝送ではない。
c WHITE( ホワイトバランス手動調整 )つまみ
ホワイトバランス手動調整用のつまみで、左から順に R、
G、B 信号を調整します。
d BLACK/FLARE(ブラックバランス/フレアバランス手
動調整 )つまみ
FLARE ボタン消灯時はブラックバランスを調整し、
FLARE ボタン点灯時はフレアバランスを調整します。左
から順に R、G、B 信号を調整します。
e スペアボタン
将来の拡張用です。
f DETAIL( ディテール調整 )つまみ
ディテールレベルを調整します。
g BLACKGAMMA( ブラックガンマ調整 )つまみ
ブラックガンマを調整します。
M カメラナンバー / タリー表示部
本機でコントロールしているカメラのナンバーを、オレン
ジ色で表示します。
カメラにレッドタリー信号が入力されると、背景が赤く点
灯し、ナンバーは黒で表示されます。グリーンタリー信号
が入力されると背景が緑に点灯し、ナンバーは黒で表示さ
れます。
Q PANELACTIVE( パネルアクティブ )ボタン
押して点灯させると、本機に接続したカメラシステムをコ
ントロールできる状態( パネルアクティブ状態 )になりま
す。このとき IRIS/MBACTIVE ボタンも同時に点灯しま
す。また、消灯させるとパネルはロックされ、誤作動防止
になります。
R CALL( コール )ボタン
押すとビデオカメラにコール信号が送出され、カメラ側の
CALL ボタンが点灯します。また、カメラのタリーランプ
と CCU/HDCU のレッドタリーランプは、それぞれ点灯し
ていた場合は消灯し、消灯していた場合は点灯します。
カメラ側で CALL ボタンが押されると、本機の CALL ボ
タンが点灯し、ブザーが鳴ります。
S 拡張カメラ /CCU 機能 ON/OFF ボタン(RCP-921 の
み)
a KNEEOFF(ニーオフ)ボタン
ニー機能を OFF にしたいときに押して点灯させます。
各部の名称と働き
13
b DETAILOFF(ディテールオフ)ボタン
ディテール機能を OFF にしたいときに押して点灯させま
す。
アイリス / マスターブラック調整部(RCP-920)
a EXT インジケーター
b スペアボタン
c スペアボタン
将来の拡張用です。
c AUTOボタン
d IRIS/MBACTIVEボタン
e IRISRELATIVE ボタン
f IRIS 表示部
g MASTERBLACK
RELATIVE ボタン
h MASTERBLACK 表示部
a EXT( レンズエクステンダー )インジケーター
EXT:レンズエクステンダーを使用しているときに点灯し
ます。
DEXT:デジタルエクステンダー機能を持つカメラで機能
が ON になると点灯します。
b スペアボタン
将来の拡張用です。
i SENSつまみ
j COARSEつまみ
k マスターブラック調整リング
l IRIS レバー兼プレビュースイッチ
e IRISRELATIVE( アイリス相対値モード )ボタン
IRIS/MBACTIVE ボタン点灯時にこのボタンを押して点
灯させると、絞りの手動調整のモードが絶対値モードから
相対値モードに切り替わります。
絶対値モードに戻すときは、もう一度ボタンを押して消灯
させます。
IRIS/MBACTIVE ボタン消灯時は、自動的に相対値モー
ドになり、このボタンは機能しません。
c AUTO( 自動絞り )ボタン
押して点灯させると、レンズの絞りが入力光に応じて自動
的に調整されます。
ボタン点灯時は、絞りの自動調整の基準値を± 1F の範囲
で微調整することができます。
もう一度押すと消灯し、絞りの手動調整が可能になりま
す。
d IRIS/MBACTIVE( アイリス / マスターブラックアク
ティブ )ボタン
押して点灯させると、本機で絞りと CLOSE ボタンによる
制御、マスターブラックの調整が行えます。
PANELACTIVE ボタンを押すと、このボタンも同時に点
灯します。
14
各部の名称と働き
f IRIS( アイリス )表示部
絞りの設定値をF ナンバーで表示します。レンズをクロー
ズすると「CL」が表示されます。
g MASTERBLACKRELATIVE(マスターブラック相対
値モード )ボタン
IRIS/MBACTIVE ボタン点灯時に、このボタンを押して
点灯させると、マスターブラックの調整が絶対値モードか
ら相対値モードに切り替わります。
絶対値モードに戻すときは、もう一度ボタンを押して消灯
させます。
IRIS/MBACTIVE ボタン消灯時は、自動的に相対値モー
ドになり、このボタンは機能しません。
h MASTERBLACK( マスターブラック )表示部
マスターブラックの設定を、−99 〜 +99 で表示します。
i SENS( アイリス調整範囲 )つまみ
絶対値モードで絞りの手動調整を行うとき使用します。相
対値モードでは、このつまみは機能しません。
◆「アイリス調整機能」表(15 ページ)を、あわせてご覧くださ
い。
j COARSE( アイリス粗調整 )つまみ
絞りの手動調整を行うとき使用します。
◆「アイリス調整機能」表(15 ページ)を、あわせてご覧くださ
い。
AUTO ボタン点灯時は、絞りの自動調整の基準値を微調整
( ± 1F)します。
軸方向に押すと、EXTI/O 端子のプレビュー用キー信号を
出力します。
◆「アイリス調整機能」表(15 ページ)を、あわせてご覧くださ
い。
押す
軸方向
OPEN
k マスターブラック調整リング
マスターブラックの手動調整を行います。
CLOSE
スロット方向
MASTERBLACK 表示部に設定値が表示されます。
l IRIS( アイリス調整 )レバー兼プレビュースイッチ
AUTO ボタン消灯時に、スロット方向に動かすと、レンズ
の絞りを手動で調整できます。
アイリス調整機能
相対値モード
(IRISRELATIVE ボタン点灯)
IRIS レバー(RCP-920)
IRIS つまみ(RCP-921)
COARSE つまみ OPEN から CLOSE までの全範囲を相対値で調整する。 CLOSE 側の下限を設定する。
SENS つまみ 機能しない。 COARSE つまみで設定した CLOSE 側を基準にして、
OPEN から CLOSE までの約 1/4 の範囲を相対値で調整
する。
SENS つまみと COARSE つまみで設定した可変範囲内で
絞りを調整する。
OPEN 側の上限を設定する。
(IRISRELATIVE ボタン消灯)
絶対値モード
アイリス / マスターブラック調整部(RCP-921)
a EXT インジケーター
d IRIS/MBACTIVEボタン
f IRIS表示部
h MASTERBLACK表示部
e IRISRELATIVEボタン
c AUTOボタン
i SENSつまみ
b スペアボタン
j COARSEつまみ
k IRISつまみ
l アイリスゲージ
m MASTERBLACK つまみ
各部の名称と働き
15
1 〜 0 の機能は、RCP-920 と共通です。
k IRIS( アイリス調整 )つまみ
AUTO ボタン消灯時は、レンズの絞りを手動調整します。
AUTOIRIS ボタン点灯時は、絞りの自動調整の基準値を
微調整 ( ± 1F)できます。
◆「アイリス調整機能」表(15 ページ)を、あわせてご覧くださ
い。
l アイリスゲージ
白いマーカーラインが、IRIS つまみのクリック位置になり
ます。ゲージを回して使用頻度の高い位置にマーカーライ
ンを合わせておくと、IRIS つまみの設定基準として使用で
きます。
ゲージは 360°回転しますので、クリック位置が不要の場
合は、マーカーラインがつまみの回転範囲の外になるよう
に設定してください。
m MASTERBLACK( マスターブラック調整 )つまみ
マスターブラックの手動調整を行います。
MASTERBLACK 表示部に設定値が表示されます。
b CCU/CNUREMOTE( カメラコントロールユニット /
カメラコマンドネットワークユニットリモート )端子
(8 ピン、マルチコネクター、凹 )
カメラコントロールユニットの RCP/CNU 端子、またはカ
メラコマンドネットワークユニットの RCP 端子に接続し
ます。
c AUXREMOTE( 補助リモート )端子(8ピン、マルチコ
ネクター、凹 )
RCP-700/701 を接続します。
ご注意
AUXREMOTE 端子には、電源が出力されているため、リ
モートコントロールパネル(RCP)以外は接続しないでく
ださい。
d EXT I/O 端子 (10 ピン、凸 )
プレビュー信号を出力します。
コネクターパネル
d EXTI/O 端子
c AUXREMOTE 端子
b CCU/CNUREMOTE 端子
a (ネットワーク)端子
a (ネットワーク)端子 (RJ-45 型 8 ピン )
イーサネット接続時に使用します。
ネットワークケーブル(シールドタイプ、カテゴリー 5 以
上)を使用し、ネットワーク(10BASE-T/100BASE-TX)
のハブと接続します。この端子より、IEEE802.3af 準拠の
電源供給装置(PoE 方式のハブなど)からの電源供給がで
きます。
ご注意
安全のために、周辺機器を接続する際は、過大電圧を持つ
可能性があるコネクターをこの端子に接続しないでくださ
い。
接続については本書の指示に従ってください。
16
各部の名称と働き
コンフィギュレーションメニュー
メニューの構成と基本操作
RCP-920/921 では、メニュー操作により、システム機器の
調整などさまざまな機能に対応します。
基本操作
工場出荷時の設定では、電源が供給されると液晶画面にペ
イントメニューの 1 ページ目が表示されます。それ以降
は、最後に表示されたペイントメニューのページが表示さ
れます。
◆ その他の画面からの切り換え方法については「メニュー遷移
図」(20 ページ)をご覧ください。
ペイントメニュー
1
メニューを表示させる。
電源が供給されるとペイントメニューが表示されます。
ペイントメニューの他のページを表示させたい場合は、
ペイント調整部の MENUUP/DOWN ボタンの v また
は V を押して切り換えてください。
2
項目を設定・調整する。
各設定・調整項目に対応するペイント調整つまみを回
して、希望の値に調整(または希望の設定を選択)し
てください。
ご注意
以下の場合、ペイントメニューで操作できない項目があり
ます。
1
コンフィギュレーションメニューを表示させる。
ENTER ボタンを押してペイントメニューのトップ画
面を表示させます。
さらに ENTER ボタンを 1 秒以上押し続けると、コン
フィギュレーションメニューのトップ画面が表示され
ます。
2
設定したい項目がある画面を表示させる。
右側のペイント調整つまみを回して表示させたい設
定・調整画面の項目にカーソルを合わせ、ENTER ボ
タンを押してください。選択した設定・調整画面が表
示されるので、必要に応じて v または V で設定・調整
画面を切り換えてください。
3
項目を選択する。
ペイント調整つまみを回して設定したい項目にカーソ
ルを合わせ、ENTER ボタンを押してください。
カーソルの形状が「?」に変わります。
4
項目を設定・調整する。
右側のペイント調整つまみを回して希望の値に調整
(または希望の設定を選択)し、ENTER ボタンを押し
てください。変更が反映され、カーソルの形状が「>」
に戻ります。
メモ
画面内に「SET」という項目があるページでは、確定
処理をするまでページ内の変更が反映されません。変
更を反映させるには、「SET」にカーソルを合わせ、
ENTER ボタンを 2 回押してください。
ボタンの状態 操作できない項目
ABSOLUTE ボタン:点灯 WHITE
COLORTEMP
DETAILLEVEL
ABSOLUTE ボタン:点灯
FLARE ボタン:消灯
ABSOLUTE ボタン:点灯
FLARE ボタン:点灯
ABSOLUTE ボタン:点灯
SD ボタン:消灯
ABSOLUTE ボタン:点灯
SD ボタン:点灯
1)
いずれかのスペアボタンに、SD 機能を割り当てている場合。
スペアボタンには、コンフィギュレーションメニューの SW
ASSIGN 画面で SD 機能を割り当てることができます。
1)
1)
BLACK
FLARE
DETAILLEVEL
SDDETAILLEVEL
メニューの構成と基本操作
17
メニュー画面の基本構成
ペイントメニュー
トップ画面
各設定・調整
画面の名称が
表示されます。
回すと、カーソルが移動します。
設定・調整画面
例:ニー調整画面(ペイントメニューのトップ画面から
KNEE を選択したとき)
各設定・調
整項目と設
定値が表示
されます。
押すと、LCD が消灯します。
押すと、選択されている設定・調整画面に移動します。
LCD 消灯時に押すと、復帰します。
1秒以上押すと、表示されている設定・調整項目の
手動調整値が標準に戻ります。
押すと、ペイントメニューのトップ画面に戻ります。
押すと、ペイントメニュー内の前後の設定・調整画
面に移動します。
回すと、各ペイント調整つまみに対応する設定・
調整項目の設定値が変更されます。
コンフィギュレーションメニュー
設定・調整画面
例:VRSETTING 画面
各設定・調
整項目と設
定値が表示
されます。
回すと、カーソルが移動します。設定項目が 1 画面分以上ある場合は、項目表示がスクロールします。
設定・調整項目が選択されているときは、設定・調整項目の設定が変更されます。
押すと、コンフィギュレーションメニューのトップ画面に
戻ります。調整中の場合はデータが調整前に戻ります。
押すと、カーソルが合っている設定・調整項目が選択され、
カーソルが「?」に変わります。
設定・調整項目が選択されているときは、設定の変更が反映
され、カーソルが「>」に変わります。
押すと、メニュー内の前後の設定・調整画面に移動します。
18
メニューの構成と基本操作
SET 項目がある画面
SET 項目がある設定・調整画面では、設定を変更したあと
に確定することで変更が反映されます。確定せずに別の画
面に移動した場合、変更内容は反映されません。
例:ETHERNETIF 画面
連続した数値を入力する場合
例:CNSSETTING 画面
ここにカーソルが合った状態で ENTER を押すとカーソルが
「?」に変わります。再度 ENTER を押すと「>」に戻り、設定
が確定します。
押すと、メニュー内の前後の設定・調整画面に移動します。
この項目では、各数値を個別に設定します。最初の数値を設定
し ENTER を押すと、次の数値を設定できる状態に変わりま
す。最後の数値まで設定して ENTER を押すと、選択が解除さ
れカーソルが「>」に戻ります。
押すと、メニュー内の前後の設定・調整画面に移動します。
回すと、選択された項目の数値が変更されます。
メニューの構成と基本操作
19
メニュー遷移図
メニュー
ペイントメニュー
v/V でページを切り換え
電源 ON
ENTER
CLEAR
ENTER
ENTER 長押し
コンフィギュレーションメニュー
v/V でページを切り換え
v/V でページを切り換え
ENTER
CLEAR
(LCD 表示 OFF)
LCD の表示およびバックライト
が OFF になります。
20
メニューの構成と基本操作
メニュー項目
◆ 各機能の詳細については、接続されているカメラや CCU のオペレーションマニュアルをご覧ください。
ペイントメニュー
1次メニュー 2 次メニュー 操作/調整項目 設定値 機能 工場出荷時
TOPMENU
SELECTMENU
KNEE Point − マスターニーポイント調整 −
Slope − マスターニースロープ調整 −
Sat − ニーサチュレーション調整 −
GAMMA R − Rch ガンマ調整 −
Master − マスターガンマ調整 −
B − Bch ガンマ調整 −
FLARE R − Rch フレア調整 −
G − Gch フレア調整 −
B − Bch フレア調整 −
BLACK R − Rch ブラック調整 −
G − Gch ブラック調整 −
B − Bch ブラック調整 −
SHUTTER Mode − シャッターモード選択 −
−−− −
1)
Speed
DETAIL Level − ディテールレベル調整 −
Limit − ディテールリミット調整 −
Crisp − クリスプニング調整 −
SAT Saturation − サチュレーションレベル調整 −
−−− −
−−− −
STPGAM Step
WHITE R − Rch ホワイト調整 −
CTEMP − − − −
PHASE HCoarse − H位相調整 −
SKINDTL Level − スキンディテールレベル調整 −
SDDTL Level − SD ディテールレベル調整 −
AUTOIRIS Level − オートアイリスレベル調整 −
1)
−−− −
−−− −
G − Gch ホワイト調整 −
B − Bch ホワイト調整 −
Bal − 色温度補正 −
C.Temp − 色温度調整 −
HFine − H位相ファイン調整 −
SC − SC位相調整 −
−−− −
−−− −
Limit − SD ディテールリミット調整 −
Crisp − SD ディテールクリスプニング調整 −
Ratio − オートアイリス APL レシオ調整 −
Gain − オートアイリスゲイン調整 −
− 選択されたペイントメニューの一覧 KNEE/GAMMA/FLARE/
SHUTTER/DETAIL/SAT
−
− ステップガンマ選択 −
シャッタースピード /ECS 周波数 / スローシャッター
フレーム数選択
−
メニューの構成と基本操作
21
1次メニュー 2 次メニュー 操作/調整項目 設定値 機能 工場出荷時
SSM − − − −
−−− −
SELECTMENU
(続き)
M.WHITE MasterWhite
FlickerReduce ON/OFF SuperMotion フリッカーリダクション機能の設定 −
Gain
Master
WhiteGain
マスターホワイトゲインの調整 −
−−− −
−−− −
1) 設定値のみ表示。項目名は表示されていません。
コンフィギュレーションメニュー
1次メニュー 2 次メニュー 操作/調整項目 設定値 機能 工場出荷時
LCD
SETTING
MENU
CUSTOMIZE
SETTING
SWASSIGN
VRRELMODE
1)
SET
RCPNo.SET RCPNo. 1 〜 24 RCP 本体のシステムナンバー(RCP ナン
PREVIEW CONTACT ON/OFF RCP 本体の EXTI/O コネクターよりプレ
BRIGHT 0 〜 99 LCD のバックライトの明るさ設定 50
CONTRAST 0 〜 99 LCD のコントラストの設定 50
ペイントメニュートップ画面に表示する項目
の設定
1)
SW01 5600K/ATKNEE/
SW02 ATKNEE
SW03 SKINDTL
SW04 DTLGATE
SW05 SAT
SW06 B.GAM
SW07 −
SKINDTL/DTL
GATE/SAT/B.GAM/
IRISREL/SD/KNEE
OFF/GAMOFF/DTL
OFF/W.CLPOFF/
CLOSE/SDDTLOFF/
SEQ
各ボタンへの機能の割り付け設定 5600K
SW08 −
SW09 IRISREL
2)
SW10
2)
SW11
2)
SW12
2)
SW13
WHITE 1/1、1/2、1/4 のいず
相対値モード時のホワイトの可変範囲の設定 1/2
れかを選択
BLACK(FLARE) 1/1、1/2、1/4 のいず
れかを選択
DETAIL 1/1、1/2、1/4 のいず
相対値モード時のブラック(フレア)の可変
範囲の設定
相対値モード時のディテールの可変範囲の設定1/2
れかを選択
B.GAM 1/1、1/2、1/4 のいず
れかを選択
相対値モード時のブラックガンマの可変範囲
の設定
バー)の設定
3)
ビュー信号を出力する機能の設定
CCU ON/OFF CCU よりプレビュー信号を出力する機能の設定OFF
KNEE/
GAMMA/
FLARE/
SHUTTER/
DETAIL/SAT
KNEEOFF
DTLOFF
−
−
1/2
1/2
−
ON
2)
22
メニューの構成と基本操作
S-BUS ON/OFF S-BUS システム側にプレビュー信号を出力す
る機能の設定
OFF
1次メニュー 2 次メニュー 操作/調整項目 設定値 機能 工場出荷時
LED
BRIGHTNESS
SWITCH/LED 0 〜 99 照光スイッチおよび LED の明るさ設定 50
TALLY 0 〜 99 タリー表示部の明るさ設定 50
7SEGMENT 0 〜 99 7 セグメント LED(MASTERGAIN/ND/
50
CCFILTER/IRIS/MASTERBLACK)の明
るさ設定
BUZZER
VOLUME
SWITCH 0 〜 99 RCP のスイッチを押したときの操作確認音量
の設定
50
CALL 0 〜 99 CALL 時のブザー音量の設定 50
TIME DATE XXXX/XX/XX 日付の設定 −
TIME XX:XX 時刻の設定 −
TIMEZONE COUNTRY 地域の設定 (GMT)London
SECURITY
MODE
CNSSETTING
MODE NORMAL/ENGINEER セキュリティレベルの設定 NORMAL
SET − モード決定入力 −
1)
CNSMODE LEGACY/BRIDGE/
MCS
カメラネットワークシステムへの接続モード
設定
LEGACY
LEGACY:従来の 700Protocol ケーブルでの
接続システム
BRIDGE:ネットワークを使用した一対一の
接続モード
MCS:ネットワークを使用したマルチカメラ
システムモード
SETTING
(続き)
(Submode)
LEGACY:無し
BRIDGE:
CONNECT
MCS:M/C
CONNECT:
PASSIVE/ACTIVE/
SEMI-AT
ブリッジモードでのサブモード設定
PASSIVE:接続を待つモード
ACTIVE:接続を行うモード
SEMI-AT:700Protocol で接続されている機
器から PASSIVE/ACTIVE を半自動で設定
SEMI-AT
するモード
M/C:
マルチカメラシステムモードのサブモード設定CLIENT
CLIENT
MASTERIPADDR xxx.xxx.xxx.xxx マルチカメラシステムモードの Master の IP
0.0.0.0
アドレス設定
TARGETIPADDR xxx.xxx.xxx.xxx ブリッジモードの接続先の IP アドレス設定 0.0.0.0
1)
ETHERNETIF
ETHERNET ON/OFF イーサネット接続機能の ON/OFF の設定 OFF
AUTONEGO ON/OFF オートネゴシエーション機能の ON/OFF の設定ON
CONDITION
AUTOMDIX ON/OFF オート MDI/MDIX 機能の ON/OFF の設定 ON
4)
TCP/IP
SETTING
1)
SPEED
DUPLEX
MDI/MDIX
4)
4)
IPADDRESS xxx.xxx.xxx.xxx IP アドレスの設定 0.0.0.0
SUBNETMASK xxx.xxx.xxx.xxx サブネットマスクの設定 0.0.0.0
DEFAULT
10M/100M 回線速度の設定 100M
HALF/FULL 回線の前二重/半二重の設定 FULL
MDI/MDIX MDI/MDIX の設定 MDI
xxx.xxx.xxx.xxx デフォルトゲートウェイの設定 0.0.0.0
GATEWAY
1)
ALLRESET
ALLRESET − コンフィギュレーションメニューでの設定値
をすべて工場出荷状態に戻す
ShutterDisplay Angle ON/OFF シャッター表示を角度で表示する機能の ON/
OFF 設定
HARDWARE
INFO
Modelname − 機種名の表示 −
SerialNo. − シリアルナンバーの表示 −
Mac-address − Mac アドレスの表示 −
メニューの構成と基本操作
−
OFF
23
1次メニュー 2 次メニュー 操作/調整項目 設定値 機能 工場出荷時
SOFTWARE
INFO
RCPDATA/
TIME
CNSSETTING
MainVersion − メインプログラムのバージョンの表示 −
MainReleaseDate − メインプログラムの作成日付の表示 −
MainComment − メインプログラムの ROM コメントの表示 −
PLDVersion − PLD プログラムのバージョンの表示 −
Date − 日付設定の表示 −
Time − 時刻設定の表示 −
TimeZone − 地域設定の表示 −
1)
CONNECT − カメラネットワークシステムへの接続状態の表示−
CONDITION
(続き)
ETHERNET
1)
IF
TCP/IP
SETTING
1)
CNSMODE − カメラネットワークシステムへの接続モード
の表示
RCPNo. − RCP 本体のシステムナンバー(RCP ナン
バー)の表示
TARGET/
MASTERIPADDR
LINK − イーサネットの接続状況の表示 −
ETHERNET − イーサネット機能の有効 / 無効設定の表示 −
AUTONEGO − オートネゴシエーション機能の ON/OFF の
AUTOMDIX − オート MDI/MDIX 機能の ON/OFF の設定
SPEED − 現在の回線速度の表示 −
DUPLEX − 現在の全二重 / 半二重状態の表示 −
MDI/MDIX − 現在の MDI/MDIX 状態の表示 −
IPADDR − 割り当てられている IP アドレスの表示 −
SUBNETMASK − 設定されているサブネットマスクの表示 −
DEFAULT
GATEWAY
− 接続先 IP アドレスの設定
BRIDGE:TARGETIPADDR
MCS:MASTERIPADDR
設定の表示
の表示
− 設定されているデフォルトゲートウェイの表示−
−
−
−
−
−
1)SECURITYMODE 画面の MODE で ENGINEER が選択されているときのみ表示および設定変更ができます。
2)RCP-921 のみ。
3)CNSSETTING の CNSMODE が MCS のときのみ有効です。
4)AUTONEGO が ON の時は、AUTO 固定となります。
24
メニューの構成と基本操作