Sony PVM-A250, PVM-A170 Service Manual

Professional
4-488-665-03(1)
Video Monitor
「CD-ROMマニュアルの使いかた」(2ページ)をご覧ください。
The supplied CD-ROM includes the Operating Instructions for the PVM­A250/A170 (English, French, German, Italian, Spanish, Simplified Chinese, Traditional Chinese, Korean, and Japanese versions). For more details, see “Using the CD-ROM Manual” on page 10.
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、 火災や人身事故になることがあります。
この「ご使用になる前に」には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを示してあります。 この「ご使用になる前に」をよくお読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、 いつでも見られるところに必ず保管してください。
PVM-A250
ご使用になる前に 
Before Using This Unit_______
Sony Corporation Printed in Japan
PVM-A170
© 2013 Sony Corporation
日本語
操作方法について詳しくは、付属のCD-ROMに収録 されている取扱説明書をご覧ください。
CD-ROMマニュアルの使いかた
AdobeReaderがインストールされたコンピューター で、取扱説明書を閲覧できます。 AdobeReaderは、Adobeのウェブサイトから無償で ダウンロードできます。
1
CD-ROMに収録されているindex.htmlファイルを開く。
2
読みたい取扱説明書を選択してクリックする。
警告表示の意味
この説明書および製品では、次のような表示をし ています。表示の内容をよく理解してから本文を お読みください。
この表示の注意事項を守らないと、火災や感電な どにより死亡や大けがなど人身事故につながるこ とがあります。
◆ CD-ROMが破損または紛失した場合は、お買い上げ店ま たはソニーのサービス窓口経由で購入できます。
安全のために
ソニー製品は正しく使用すれば事故が起きないように、 安全には充分配慮して設計されています。しかし、電気 製品はまちがった使いかたをすると、火災や感電などに より死亡や大けがなど人身事故につながることがあり、 危険です。 事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
3〜6ページの注意事項をよくお読みください。製品全般 の安全上の注意事項が記されています。 6ページの「使用上のご注意」もあわせてお読みください。
定期点検をする
長期間安全に使用していただくために、定期点検を実施 することをおすすめします。点検の内容や費用について は、ソニーのサービス窓口にご相談ください。
この表示の注意事項を守らないと、感電やその他 の事故によりけがをしたり周辺の物品に損害を与 えたりすることがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
行為を指示する記号
故障したら使わない
すぐに、お買い上げ店またはソニーのサービス窓口にご 連絡ください。
万一、異常が起きたら
煙が出たら
異常な音、においがしたら内部に水、異物が入ったら
製品を落としたり、キャビネットを破損したときは
電源を切ります。電源コードや接続コードを抜きます。お買い上げ店またはソニーのご相談窓口までご相談く
ださい。
2
警告
変換プラグアダプター
アース線
安全アースを接続する
安全アースを接続しないと、感電の原因と なることがあります。 次の方法でアースを接続してください。
電源コンセントが3極の場合
付属の電源コードを使用することで安全 アースが接続されます。
電源コンセントが2極の場合
付属の3極→2極変換プラグを使用し、変 換プラグから出ているアース線を建物に 備えられているアース端子に接続してく ださい。
電源コードを傷つけない
電源コードを傷つけると、火災や感電の原 因となることがあります。
設置時に、製品と壁やラック、棚などの
間に、はさみ込まない。
電源コードを加工したり、傷つけたりし
ない。
重いものをのせたり、引っ張ったりしな
い。
熱器具に近づけたり、加熱したりしない。電源コードを抜くときは、必ずプラグを
持って抜く。 万一、電源コードが傷んだら、お買い上げ 店またはソニーのサービス窓口に交換をご 依頼ください。
電源コードのプラグおよびコネク ターは突き当たるまで差し込む
まっすぐに突き当たるまで差し込まないと、 火災や感電の原因となります。
内部を開けない
内部には電圧の高い部分があり、キャビ ネットや裏ぶたを開けたり改造したりする と、火災や感電の原因となることがありま す。内部の調整や設定、点検、修理はお買 い上げ店またはソニーのサービス窓口にご 依頼ください。
安全アースを取り付けることができない場 合は、お買い上げ店またはソニーのサービ ス窓口にご相談ください。
油煙、湯気、湿気、ほこりの多い場 所では設置・使用しない
上記のような場所に設置すると、火災や感 電の原因となります。 取扱説明書に記されている使用条件以外の 環境での使用は、火災や感電の原因となり ます。
通気孔をふさがない
通気孔をふさぐと内部に熱がこもり、火災 や故障の原因となることがあります。風通 しをよくするために次の項目をお守りくだ さい。
壁から10cm以上離して設置する。密閉された狭い場所に押し込めない。毛足の長い敷物(じゅうたんや布団など)
の上に設置しない。
布などで包まない。あお向けや横倒し、逆さまにしない。
本体のハンドルを持って運搬する
(PVM-A250のみ)
モニターを運ぶときは、必ず本体のハンド ルを持ってください。落下して、けがの原 因となることがあります。
警告
3
注意
専用ブレーカーまたはスイッチを設 ける
万一、異常が起きた場合は火災や感電の原 因となることがあります。 ご使用の際は、本機の近くの容易に接近で きる屋内配線内に専用ブレーカーまたはス イッチを設けるか、または本機の使用中で も容易に抜き差しできるコンセントに電源 コードを接続してください。
DC入力端子に規格以外の入力電圧 をかけない(PVM-A170のみ)
DC入力端子に規格以外の入力電圧をかける と火災や感電の原因となることがあります。
表示された電源電圧で使用する
製品の表示と異なる電源電圧で使用すると、 火災や感電の原因となります。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災や感電の原因となる ことがあります。 万一、水や異物が入ったときは、すぐに電 源を切り、電源コードや接続コードを抜い て、お買い上げ店またはソニーのサービス 窓口にご相談ください。
設置は専門の工事業者に依頼する
設置については、必ずお買い上げ店または ソニーのサービス窓口にご相談ください。 壁面や天井などへの設置は、本機と取り付 け金具を含む重量に充分耐えられる強度が あることをお確かめください。 充分な強度がないと、落下して、大けがの 原因となります。 また、1年に一度は、取り付けがゆるんでな いことを点検してください。
不安定な場所に設置しない
ぐらついた台の上や傾いたところに設置す ると、倒れたり落ちたりしてけがの原因と なることがあります。 また、設置・取り付け場所の強度を充分に お確かめください。
スタンド取り付け、取りはずしの際 はモニターを横にする
別売スタンドの取り付け、取りはずしの際 にはテーブルの上などにモニターの画面を 下にして置いてから行ってください。モニ ターを立てたままスタンドの取り付け、取 りはずしを行うとモニターが転倒、落下し てけがの原因となることがあります。
コード類は正しく配置する
電源コードや接続コードは、足に引っかけ ると本機の落下や転倒などによりけがの原 因となることがあります。 充分注意して接続・配置してください。
転倒、移動防止の処置をする
モニターをラックに取り付け・取りはずし するときは、転倒・移動防止の処置をしな いと、倒れたり、動いたりして、けがの原 因となることがあります。 安定した姿勢で注意深く作業してください。 また、ラックの設置状況、強度を充分にお 確かめください。
密閉環境に設置する際は注意する
本機をラックやモニター棚に収納した際、 上下および周辺の機器によりモニター周辺 の通気孔が妨げられ動作温度が上がり、故 障や発熱の原因となる可能性があります。 本機の動作条件温度0℃から35℃を保つよう に上下に1U(4.4cm)以上の隙間をあけ、 また周辺機器との隙間を充分にとり、通気 孔の確保や通気ファンの設置などの配慮を してください。
注意
4
直射日光の当たる場所や熱器具の近 くに設置・保管しない
内部の温度が上がり、火災や故障の原因と なることがあります。
ぬれた手で電源プラグをさわらない
ぬれた手で電源プラグを抜き差しすると、 感電の原因となることがあります。
接続の際は電源を切る
電源コードや接続コードを接続するときは、 電源を切ってください。感電や故障の原因 となることがあります。
お手入れの際は、電源を切って電源 プラグを抜く
電源を接続したままお手入れをすると、感 電の原因となることがあります。
移動の際は電源コードや接続コード を抜く
コード類を接続したまま本機を移動させる と、コードに傷がついて火災や感電の原因 となることがあります。
ハンドルの取付は確実に行う
(PVM-A170のみ)
付属のハンドルの取付ネジがゆるんでいる と本体の落下によりけがをすることがあり ます。取付ネジは確実に締めつけてくださ い。また定期的に取付ネジがゆるんでいな いことを点検してください。
定期的に内部の掃除を依頼する
長い間、掃除をしないと内部にホコリがた まり、火災や感電の原因となることがあり ます。1年に一度は、内部の掃除をお買い上 げ店またはソニーのサービス窓口にご依頼 ください(有料)。 特に、湿気の多くなる梅雨の前に掃除をす ると、より効果的です。
付属の電源コードを使う
付属の電源コードを使わないと、火災や感 電の原因となることがあります。
ハンドルの取付ネジを定期的に確認 する(PVM-A250のみ)
ハンドルの取付ネジがゆるんでいると本体 の落下によりけがをすることがあります。 定期的に取付ネジがゆるんでいないことを 点検してください。
注意
5
その他の安全上のご注意
使用上のご注意
警告
設置の際には、容易にアクセスできる固定配線内に専用 遮断装置を設けるか、使用中に、容易に抜き差しできる、 機器に近いコンセントに電源プラグを接続してください。 万一、異常が起きた際には、専用遮断装置を切るか、電 源プラグを抜いてください。
機器を水滴のかかる場所に置かないでください。また水 の入った物、花瓶などを機器の上に置かないでください。
注意
付属の電源コードは本機の専用品です。 他の機器には使用できません。
警告
イヤホンやヘッドホンを使用するときは、音量を上げす ぎないようにご注意ください。 耳を刺激するような大きな音量で長時間続けて聞くと、 聴力に悪い影響を与えることがあります。
本機をラックに設置するときは、ラックと本機の間に、 上下に1U(4.4cm)以上、左右に1.0cm以上の空間を確保 してください。
ご注意
安全のために、周辺機器を接続する際は、過大電圧を持 つ可能性があるコネクターを以下のポートに接続しない でください。
PARALLELREMOTE(パラレルリモート)端子SERIALREMOTE(シリアルリモート)端子
上記のポートについては取扱説明書の指示に従ってくだ さい。
ご注意
SERIALREMOTEケーブルご使用の際は、輻射ノイズに よる誤動作を防ぐため、シールドタイプのケーブルを使 用してください。
画面について
画面を太陽にむけたままにすると、画面を傷めてしまい
ます。窓際や室外に置くときなどはご注意ください。
画面を強く押したり、ひっかいたり、上にものを置いた
りしないでください。画面にムラが出たり、パネルの故 障の原因になります。
使用中に画面やキャビネットがあたたかくなることがあ
りますが、故障ではありません。
焼き付きについて
一般に、有機ELパネルは、その特性上、焼き付き、輝 度低下などが発生することがあります。 これらは故障ではありませんので、ご了承の上本機をお 使いください。
長時間の表示で焼き付きが発生しやすい画像
画面縦横比16:9以外のマスク処理された画像カラーバーや長時間静止した画像設定や動作状態を示す文字やメッセージなどの表示センターマーカー、セーフエリアマーカーなどの表示
焼き付きを軽減するには
文字表示やマーカー表示を消す
MENUボタンを押して、文字表示を消します。接続し た機器の文字表示やマーカー表示を消すには、接続した 機器を操作してください。詳しくは、接続した機器の取 扱説明書をご覧ください。
電源をこまめに切る
長時間使用しないときは、電源を切ってください。
スクリーンセーバーについて
本機には、焼き付きを軽減するためのスクリーンセー バー機能が内蔵されています。ほぼ静止した画像を表示 したまま10分以上経過すると、自動的にこの機能が働き、 画面の輝度を下げます。
壁やラックへの設置については、ソニーのサービス窓口 にお問い合わせください。
その他の安全上のご注意/使用上のご注意
6
長時間の使用について
固定された画像や静止画などを長時間連続して表示した 場合や、高温環境下で連続運用した場合は、有機ELパネ ルの構造上および材料の特性上、残像や焼き付き、しみ、 すじ、輝度低下などが発生することがあります。
特に、アスペクト変更などで表示エリアよりも狭いサイ ズで表示し続けた場合、パネル劣化の進行が早まるおそ れがあります。 静止画などの長時間連続表示、または密閉された空間や 空調機器の吹き出し口付近など高温多湿環境下における 連続運用を避けてください。
モニター使用時に輝度を少し下げたり、モニター未使用 時に電源を切ったりするなどして、上記のような現象を 未然に防ぐことをおすすめします。
結露
本機を寒いところから急に暖かいところに持ち込んだと きなど、機器表面や内部に水滴がつくことがあります。 これを結露といいます。結露が起きたときは電源を切り、 結露がなくなるまで放置し、結露がなくなってからご使 用ください。結露時のご使用は機器の故障の原因となる 場合があります。
廃棄するときは
輝点・滅点について
本機の有機ELパネルは有効画素99.99%以上の非常に精密 度の高い技術で作られていますが、画面上に黒い点が現 れたり(画素欠け)、常時点灯している輝点(赤、青、緑 など)や滅点がある場合があります。また、有機ELパネ ルの特性上、長期間ご使用の間に画素欠けが生じること もあります。 これらの現象は故障ではありませんので、ご了承の上本 機をお使いください。
画面の取り扱いとお手入れについて
画面には、反射による映りこみを抑えるため、特殊な表 面処理を施しています。誤ったお手入れをした場合、性 能を損なうことがありますので、次のことを必ずお守り ください。また、画面は傷つきやすいので固い物などで こすったり、たたいたり、物をぶつけたりしないでくだ さい。
お手入れをする前に、必ず電源プラグをコンセントから
抜いてください。
画面には特殊な表面処理をしているので、シールなどの
粘着物は絶対に貼らないでください。
画面には特殊な表面処理をしているので、なるべく直接
手で触れないようにしてください。
画面の汚れは、クリーニングクロスなどの乾いた柔らか
い布でそっと拭いてください。
画面の汚れがひどいときは、クリーニングクロスやメガ
ネ拭きなどの柔らかい布に、水で薄めた中性洗剤を少し 含ませて軽く拭いてください。
クリーニングクロスにゴミなどが付着したまま強く拭く
と、画面に傷が付くことがあります。
アルコールやベンジン、シンナー、酸性洗浄液、アルカ
リ性洗浄液、研磨剤入り洗浄液、化学ぞうきんなどは、 画面を傷めますので絶対に使用しないでください。
画面の表面からほこりを取り除くときは、ブロアーをお
使いください。
一般の廃棄物と一緒にしないでください。
ごみ廃棄場で処分されるごみの中にモニターを捨てない でください。
使用済みのモニターは、国または地域の法令に従って廃
棄してください。
使用上のご注意
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