PROFESSIONAL DISC DRIVE UNIT
PDW-U1
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になることがあります。
このオペレーションマニュアルには、事故を防ぐための重要な注意事項と製品
の取り扱いかたを示してあります。このオペレーションマニュアルをよくお読
みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、いつでも見
られるところに必ず保管してください。
OPERATION MANUAL
[Japanese/English]
2nd Edition (Revised 2)
日本語
安全のために
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、火災
や感電などにより死亡や大けがなど人身事故につながる
ことがあり、危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
5 〜 7 ページの注意事項をよくお読みください。
定期点検を実施する
長期間安全に使用していただくために、定期点検を実施
することをおすすめします。点検の内容や費用について
は、ソニーのサービス担当者または営業担当者にご相談
ください。
故障したら使用を中止する
ソニーのサービス担当者、または営業担当者にご連絡く
ださい。
万一、異常が起きたら
異常な音、におい、煙が出たら
m
1 電源を切る。
2 電源コードや接続ケーブルを抜く。
3 ソニーのサービス担当者、または営業担当者に修理を
依頼する。
警告表示の意味
オペレーションマニュアル
および製品では、次のよう
な表示をしています。表示
の内容をよく理解してから
本文をお読みください。
この表示の注意事項を守ら
ないと、火災や感電などに
より死亡や大けがなど人身
事故につながることがあり
ます。
この表示の注意事項を守ら
ないと、感電やその他の事
故によりけがをしたり周辺
の物品に損害を与えたりす
ることがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
行為を指示する記号
炎が出たら
m
すぐに電源を切り、消火する。
安全のために
2
目次
警告................................................................................. 5
注意................................................................................. 6
その他の安全上のご注意 .........................................................7
第 1 章 概要
1-1特長.............................................................................. 8
1-2使用例 ..........................................................................9
1-3付属ソフトウェア ......................................................10
1-3-1ソフトウェア一覧.................................................. 10
1-3-2動作環境................................................................ 11
第 2 章 各部の名称と働き
2-1前面パネル................................................................. 13
2-2後面パネル................................................................. 14
第 3 章 準備
3-1ソフトウェアのインストール ....................................16
3-1-1Windows の場合.................................................... 16
3-1-2Macintosh の場合 .................................................. 17
JP
3-2接続と設定................................................................. 18
3-2-1コンピューターとの接続....................................... 18
3-3電源の準備................................................................. 19
3-4ディスクの取り扱い ..................................................19
3-4-1読み出し・書き込み可能なディスク..................... 19
3-4-2取り扱い上の注意.................................................. 19
3-4-3誤消去を防止するには .......................................... 20
3-4-4ディスクを出し入れするには................................ 20
3-4-5電源が供給されない状態でディスクを取り出すには
.................................................................................. 21
目次
3
3-4-6メディア保護機能.................................................. 22
第 4 章 ファイルを扱う
4-1概要............................................................................ 23
4-1-1ディレクトリー構造 .............................................. 23
4-1-2ファイル操作の項目 .............................................. 24
4-2ファイルアクセスの準備 ..........................................27
4-3ファイルアクセスの操作 ..........................................28
第 5 章 ソフトウェアを使う
5-1ユーティリティーソフトウェアの起動と終了 ........... 29
5-1-1起動する................................................................ 29
5-1-2終了する................................................................ 30
5-2ProxyBrowsingSoftwarePDZ-1 の起動と終了
(Windows のみ) .................................................30
5-2-1起動する................................................................ 30
5-2-2終了する................................................................ 31
5-3XDCAMViewerPDZ-VX10 の起動と終了
(Windows のみ) .................................................31
5-3-1起動する................................................................ 31
5-3-2終了する................................................................ 32
4
5-4XDCAMTransferPDZK-P1 の起動と終了
(Macintosh のみ)...............................................32
5-4-1起動する................................................................ 32
5-4-2終了する................................................................ 32
付録
使用上のご注意................................................................... 33
結露について ................................................................. 33
仕様..................................................................................... 33
目次
電源コードを傷つけない
電源コードを傷つけると、火災や感電の原因となることが
あります。
• 設置時に、製品と壁やラック、棚などの間に、はさみ込
んだりしない。
• 電源コードを加工したり、傷つけたりしない。
• 重いものをのせたり、引っ張ったりしない。
• 熱器具に近づけたり、加熱したりしない。
• 電源コードを抜くときは、必ずプラグを持って抜く。
万一、電源コードが傷んだら、お買い上げ店またはソニー
のサービス窓口に交換をご依頼ください。
油煙、湯気、湿気、ほこりの多い場所には設置し
ない
上記のような場所や取扱説明書に記されている使用条件以
外の環境に設置すると、火災や感電の原因となることがあ
ります。
電源コードのプラグおよびコネクターは突き当た
るまで差し込む
真っ直ぐに突き当たるまで差し込まないと、火災や感電の
原因となります。
警告
5
指定の電源コードを使う
指定以外の電源コードを使用すると、火災や感電の原因となる
ことがあります。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災や感電の原因となります。
万一、水や異物が入ったときは、すぐに電源を切り、電源コー
ドや接続コードを抜いて、ソニーのサービス担当者または営業
担当者にご相談ください。
不安定な場所に設置しない
ぐらついた台の上や傾いたところに設置すると、倒れたり落ち
たりしてけがの原因となることがあります。また、設置・取り
付け場所の強度を充分にお確かめください。
製品の上に乗らない、重い物を載せない
倒れたり、落ちたり、壊れたりして、けがの原因となることが
あります。
分解や改造をしない
分解や改造をすると、火災や感電、けがの原因となること
があります。
内部の点検や修理は、お買い上げ店またはソニーのサービ
ス窓口にご依頼ください。
指定の電源で使用する
付属の AC アダプターでお使いください。
付属以外の製品でのご使用は、火災の原因となります。
コード類は正しく配置する
電源コードや接続ケーブルは、足に引っかけると本機の落下や
転倒などによりけがの原因となることがあります。十分注意し
て接続・配置してください。
6
注意
その他の安全上のご注意
日本国内で使用する電源コードセットは、電気用品安全法
で定める基準を満足した承認品が要求されます。ソニー推
奨の電源コードセットをご使用ください。
警告
設置の際には、容易にアクセスできる固定配線内に専用遮断
装置を設けるか、使用中に、容易に抜き差しできる、機器に
近いコンセントに電源プラグを接続してください。
万一、異常が起きた際には、専用遮断装置を切るか、電源プ
ラグを抜いてください。
注意
ここに規定した以外の手順による制御および調整は、危険な
レーザー放射の被爆をもたらします。
レーザー特性
波長 400 〜 410nm
発振形態 連続
レーザー出力 135mW(max.ofpulsepeak)、65mW
ご注意
(max.ofCW)
本機は「クラス1レーザー製品」です。
その他の安全上のご注意
7
第 1 章 概要
概要
1-1 特長
PDW-U1 は、ノンリニア編集機と接続し
て、ビデオ / オーディオのデータの読み
出しと書き込みができる小型・軽量の
ディスクドライブです。ノートタイプコ
ンピューターとの組み合わせによる
フィールドでの使用や、ノンリニア編集
機との組み合わせによる安価な映像制作
システムの構築に最適です。
本機の特長は以下のとおりです。
すべての XDCAM フォーマット
に対応
XDCAM
MPEGHD422、MPEGHD、MPEG
IMX、DVCAM のすべてのフォーマット
およびビットレートの読み出しおよび書
き込みに対応しています。
1)XDCAM はソニー株式会社の商標です。
2 層ディスクに対応
従来の 1 層ディスク(23.3GB)に加え
て、2 層ディスク(50GB)にも対応しま
す。
USB インターフェースによる IT
フレンドリーシステム
インターフェースには、汎用性の高い
High-SpeedUSB(USB2.0)を採用して
1)
シリーズが採用する、
第章
1
いるため、コンピューターに簡単に接続
できます。コンピューターから外部ドラ
イブのデータファイルを読み込んだり、
外部ドライブへデータファイルを書き込
んだりするのと同じ感覚で使用すること
ができます。
高速な転送速度を実現
新開発オプティカルドライブの搭載によ
り、ノンリニア編集システムから高速な
アクセス(読み出し最大速度 120Mbps/
書き込み最大速度 84Mbps)が可能です。
付属のソフトウェアによってプ
レビューや簡易編集が可能
付属ソフトウェア XDCAMViewerPDZVX10(Windows 用)を使えば、簡単に
素材をプレビューできます。さらに、付
属の ProxyBrowsingSoftwarePDZ-1
(Windows 用)を使うことで、簡易編集
やメタデータの付加が可能になります。
また、付属の XDCAMTransferPDZKP1(Macintosh 用)により、アップルの
ビデオ編集ソフトウェア FinalCutPro
で XDCAM 素材を使用することができ
るようになります。
1) FinalCutProは、米国およびその他の国で登
録されている Apple,Inc.の商標です。
1)
8
1-1特長
小型、軽量のフィールド仕様
フィールドに携行できるよう小型、軽量
設計になっています。また、耐衝撃性が
高く、防塵性にすぐれた外装およびフ
レーム構造を採用しています。
ユーティリティーソフトウェア
によるコンピューターからのメ
ニュー操作
付属のユーティリティーソフトウェア
を、本機と接続するコンピューターにイ
ンストールすることによって、コン
ピューターから各種メニューの操作や設
定、バージョンアップなどを行うことが
できます。
1-2 使用例
次図は、XDCAM カムコーダーで収録し
た素材を、本機に接続したコンピュー
ターで読み出しおよび書き込みを行うシ
ステムの例です。
XDCAM
カムコーダー
プロフェッショナル
ディスク
DC IN
第 1 章 概要
PDW-U1
読み出し / 書き込み
ノートタイプコンピューター
DC 電源
1-2使用例
9
1-3 付属ソフトウェア
第 1 章 概要
1-3-1 ソフトウェア一覧
本機には、以下のソフトウェアが付属し
ています。
ソフトウェア 対象 OS 機能 参照ページ
XDCAMDrive
Software
ユーティリティー
ソフトウェア
ProxyBrowsing
SoftwarePDZ-1
XDCAMViewer
PDZ-VX10
XDCAMTransfer
PDZK-P1
Windows/
Macintosh
Windows/
Macintosh
Windows プロフェッショナルディスクに記録したクリッ
Windows プロフェッショナルディスクに記録された素材
Macintosh プロフェッショナルディスクに記録された素材
本機に接続したコンピューター上で、ビデオや
オーディオのデータをファイルとして扱うこと
ができます。
本機に接続したコンピューター上で、以下の機
能を実行できます。
• 機器情報の表示
• ディスクのフォーマットや修復
• ファームウェアの更新
• 各種の設定
プを整理できます。撮影されたクリップを再生
し、後に行う編集作業のために、編集素材とし
て適切な部分を選択してマークを付けておくこ
とができます。さらに、PDZ-1 上で、マークをつ
けたショット周辺の映像やクリップを並べて、
簡単な編集リストを作成することもできます。
また、プロフェッショナルディスク機器に接続
して、収録中のクリップに対してマークやコメ
ントを付けることもできます。
(MXF ファイル)の映像や音声を再生し、確認
できます。プロキシ AV データだけでなく、素
材をオリジナル画質のままで再生することもで
きます。また、MXF ファイルのメタデータ情報
やスタートタイムコードなどを確認できます。
(MXF ファイル)を、アップルの映像編集ソフ
トウェアFinalCutPro で扱うことができます。
16
16、29、ヘル
プ
16、28、30、
ヘルプ
16、31、ヘル
プ
17、28、32、
ヘルプ
1-3付属ソフトウェア
10
1-3-2 動作環境
付属のソフトウェアを動作させるには、
次の条件を備えたコンピューターを用意
してください。
Windows
項目 ソフトウェア 条件
プロセッサー XDCAMDriveSoftware IntelCore2Duo2.66GHz 以上
ユーティリティーソフトウェア
XDCAMViewerPDZ-VX10 IntelPentium43GHz 以上または IntelCore
Duo1.83GHz 以上
ProxyBrowsingSoftwarePDZ-1 PentiumM1GHz 以上
メモリー XDCAMDriveSoftware 1GB 以上
ユーティリティーソフトウェア
XDCAMViewerPDZ-VX10
ProxyBrowsingSoftwarePDZ-1 512MB 以上
HDD の空き容量XDCAMDriveSoftware 100MB 以上
ユーティリティーソフトウェア 20MB 以上
XDCAMViewerPDZ-VX10 100MB 以上
ProxyBrowsingSoftwarePDZ-1 • インストール時:100MB 以上
• プロキシ AV データ用:約 1.4GB/90 分(素
材を保存するための Work フォルダー用)
ディスプレイ XDCAMDriveSoftware ―
ユーティリティーソフトウェア
XDCAMViewerPDZ-VX10 解像度:1024 × 768 ピクセル以上
ProxyBrowsingSoftwarePDZ-1 • 解像度:1024 × 768 ピクセル以上
• カラー:XGA16 ビット以上
OS XDCAMDriveSoftware MicrosoftWindowsXPProfessionalService
ユーティリティーソフトウェア
XDCAMViewerPDZ-VX10
ProxyBrowsingSoftwarePDZ-1 MicrosoftWindowsXPProfessionalService
Pack2 以降または MicrosoftWindowsVista
Business32 ビット版 /Ultimate32 ビット版
以降
Pack1 以降または MicrosoftWindowsVista
Business32 ビット版 /Ultimate32 ビット版
以降
第 1 章 概要
1-3付属ソフトウェア
11
項目 ソフトウェア 条件
Web ブラウザーXDCAMDriveSoftware ―
第 1 章 概要
その他 XDCAMDriveSoftware 本機との接続には、High-SpeedUSB ホスト
a)コンピューターが DirectX9.0c に対応した
GPU を備えている場合、再生のパフォーマン
スが向上します。
ユーティリティーソフトウェア
XDCAMViewerPDZ-VX10
ProxyBrowsingSoftwarePDZ-1 InternetExplorer6.0ServicePack1 以上
コントローラが必要です。
ユーティリティーソフトウェア Hi-SpeedUSB(USB2.0)
XDCAMViewerPDZ-VX10 DirectX9.0c 以上
ProxyBrowsingSoftwarePDZ-1 • DirectX8.1b 以上
• ConvertToASF を実行する場合には、
WindowsMediaPlayer9.0 以上が必要で
す。
a)
Macintosh
項目 条件
プロセッサー IntelCore2Duo2GHz 以上または IntelXeon2GHz 以上
メモリー 1GB 以上
ハードディスクの
空き容量
ディスプレイ 解像度:1280 × 1024 ピクセル以上
OS MacOSXv10.5.6 以降
その他 High-SpeedUSB(USB2.0)対応
2GB 以上
◆ AppleFinalCutPro をお使いのときは、最新
の XDCAMTransferPDZK-P1 と併せてご使
用ください。
◆ 各ソフトウェアについて、詳しくは 29 ページ
をご覧ください。
ご注意
上記の動作環境について以下の点にご注
意ください。
• すべてのコンピューターについて動作
を保証するものではありません。
1-3付属ソフトウェア
12
• XDCAMDriveSoftwareはPowerPCお
よび MacOSX10.4 には対応していま
せん。
• PowerPC採用の Mac および MacOSX
10.4.11 をご使用の場合、XDCAM
TransferPDZK-P1 は読み取り専用で
す。
各部の名称と働き
2-1 前面パネル
第章
2
ご注意
ACCESS インジケーター点滅中に後面の
1(電源)ボタンをオフにしたり電源
コードを抜いたりしないでください。
ディスク内のデータが破壊される恐れが
あります。
第 2 章 各部の名称と働き
1
2
3
4
5
6
a (電源)インジケーター
後面の 1(電源)ボタンがオンに設定さ
れているとき、緑で点灯します。
b ACCESS(アクセス)インジケー
ター
コンピューターからディスクにアクセス
しているとき、青で点滅します。後面の
1(電源)ボタンを押してオフにする
と、本機はスタンバイ状態へ移行しま
す。
ACCESS
ERROR/ALARM
DISC IN
7
Z EJECT
c ERROR/ALARM(エラー / ア
ラーム)インジケーター
本機に異常が発生すると、次表のように
赤で点灯または点滅します。
インジケーター 意味
点灯 結露が発生した。
0.25 秒間隔で点滅 エラー(主にハード
ウェアに起因する異常)
が発生した。
1 秒間隔で点滅 上記以外のアラームが
発生した。
ご注意
アラームの内容によっては、インジケー
ターが 5 秒間だけ点滅または点灯する場
合があります。
◆ 本機で発生したアラームは、ユーティリ
ティーソフトウェアのアラームログで確認す
ることができます。詳しくは、ユーティリ
ティーソフトウェアのヘルプをご覧ください。
◆ インジケーターが 0.25 秒間隔で点滅してい
て、かつアラームログで確認できない異常は、
故障の可能性があります。このような場合は、
ソニーのサービス担当者にご連絡ください。
2-1前面パネル
13
異常な状態が解消されると、インジケー
ターは消灯します。
d DISCIN(ディスクイン)インジ
ケーター
本機にディスクが挿入されているとき、
緑で点灯します。
第 2 章 各部の名称と働き
e マニュアルイジェクト機構部
本機に電源が供給されない状態でディス
クを取り出すとき、この部分のカバーを
開け、十字穴付きネジを反時計方向に回
します。
◆ 詳しくは、「3-4-5電源が供給されない状態で
ディスクを取り出すには」(21 ページ)をご
覧ください。
f EJECT(ディスク排出)ボタン
ディスクを取り出します(20 ページ参
照)。
ご注意
• このボタンはディスクアクセス中は無
効になります。ディスクアクセスを停
止してから取り出すか、コンピュー
ターからの操作でディスクを取り出し
てください。
• 本機を Macintosh に接続しているとき
は、このボタンは無効になります。
g ディスク挿入部
ラベル面を右側にしてディスクを挿入し
ます(20 ページ参照)。
2-2 後面パネル
1
2
DC IN 12V
3
45
a 1(電源)ボタン
本機の可動状態とスタンバイ状態を切り
換えます。
b USB 端子(Hi-SpeedUSB 対応)
付属の USB ケーブルを使ってコン
ピューターに接続します。
ご注意
USB 端子を使って接続したコンピュー
ターの映像 / 音声が出力されないとき
は、USB ケーブルを外して、もう一度
まっすぐに接続し直してください。
2-2後面パネル
14
c DC 電源入力端子
付属の AC アダプターと電源コード(別
売)を使って AC 電源に接続します。
d 盗難防止キー取り付け穴
市販の盗難防止キーを取り付けることが
できます。
◆ 盗難防止キーの使いかたについては、ご使用
になる盗難防止キーに付属の説明書をご覧く
ださい。
e ケーブルクランパー
AC アダプターのケーブルを固定するた
めに使用します。
図のようにケーブルクランパーにケーブ
ルを挟み込んでください。
DC IN 12V
第 2 章 各部の名称と働き
2-2後面パネル
15
準備
3-1 ソフトウェア
のインストール
第 3 章 準備
本機を使用するためには、本機を接続す
るコンピューターに各ソフトウェアをあ
らかじめインストールしておきます。
◆ 各ソフトウェアの機能については、10 ページ
をご覧ください。
◆ 各ソフトウェアの動作環境については、11
ページをご覧ください。
3-1-1 Windows の場合
XDCAMDriveSoftware と
ユーティリティーソフトウェア
をインストールするには
付属の PDW-U1CD-ROM をコンピュー
ターの CD-ROM ドライブに入れ、CDROM の XDCAMDriveSoftware フォル
ダー内に収録されている Setup.exe ファ
イルを実行してください。順次表示され
る指示に従って操作すると、XDCAM
DriveSoftware に続いて、ユーティリ
ティーソフトウェアがインストールされ
ます。
第章
3
ご注意
バージョンの古い XDCAMDrive
Software がインストールされている場
合、アンインストールが必要です。新し
いバージョンをインストールする前に、
コントロールパネルの「プログラムの追
加と削除」から、SonyXDCAMDrive
Software を削除し、必ずコンピューター
を再起動してください。
ProxyBrowsingSoftware
PDZ-1 をインストールするには
付属の XDCAMApplicationSoftware
CD-ROM をコンピューターの CD-ROM
ドライブに入れ、CD-ROM の PDZ-1
フォルダー内に収録されている
Setup.exe ファイルを実行してください。
◆ 詳しくは、PDZ-1 の ReadMe をご覧くださ
い。
XDCAMViewerPDZ-VX10
をインストールするには
付属の XDCAMApplicationSoftware
CD-ROM をコンピューターの CD-ROM
ドライブに入れ、CD-ROM の PDZVX10 フォルダー内に収録されている
Setup.exe ファイルを実行してください。
◆ 詳しくは、PDZ-VX10 のヘルプをご覧くださ
い。
3-1ソフトウェアのインストール
16
3-1-2 Macintosh の場
合
XDCAMDriveSoftware と
ユーティリティーソフトウェア
をインストールするには
付属の PDW-U1CD-ROM をコンピュー
ターの CD-ROM ドライブに入れ、CDROM の Macintosh フォルダー内に収録
されている XDCAMDrive
Software.dmg を解凍してから、インス
トールパッケージを実行してください。
順次表示される指示に従って操作する
と、XDCAMDriveSoftware とユーティ
リティーソフトウェアがインストールさ
れます。
XDCAMTransferPDZK-P1
をインストールするには
付属の XDCAMApplicationSoftware
CD-ROM をコンピューターの CD-ROM
ドライブに入れ、CD-ROM の PDZK-P1
フォルダー内に収録されているXDCAM
Transfer.pkg ファイルを実行してくださ
い。
第 3 章 準備
◆ 詳しくは、PDZK-P1 のヘルプをご覧くださ
い。
3-1ソフトウェアのインストール
17
3-2 接続と設定
3-2-1 コンピューターとの接続
本機とコンピューターを接続することに
よって、ユーティリティーソフトウェア
や他の付属のソフトウェアを使用するこ
とができます。
第 3 章 準備
ご注意
• あらかじめ、XDCAMDriveSoftware
(16 ページ参照)をインストールする
必要があります。
接続例
ノートタイプコンピューター
1:USB ケーブル
USB 端子へ
• Windows 搭載のコンピューターに接続
されている PDW-U1 の接続を解除す
る場合は、コンピューター側で「ハー
ドウェアの安全な取り外し」を実行後
にケーブルを抜いてください。
USB
DC IN 12V
1
PDW-U1
3-2接続と設定
18
3-3 電源の準備
本機は AC アダプターを電源として使用
します。
本機後面の DC 電源入力端子(14 ペー
ジ)に付属の電源コードと AC アダプ
ターを接続します。
ご注意
本機は、USB ケーブルを通じて給電する
ことはできません。
3-4 ディスクの取
り扱い
3-4-1 読み出し・書き込
み可能なディスク
本機では、以下の ProfessionalDisc(プ
ロフェッショナルディスク)の読み出し
および書き込みが可能です。
• PFD23(容量 23.3GB)
• PFD23A(容量 23.3GB)
• PFD50DLA(容量 50.0GB)
ご注意
本機では、以下のディスクの読み出しお
よび書き込みはできません。
• Blu-rayDisc
• ProfessionalDiscforData
3-4-2 取り扱い上の注意
第 3 章 準備
取り扱いかた
プロフェッショナルディスクはカート
リッジに収納されているため、ほこりや
指紋を気にせずに手軽に取り扱えるよう
に設計されています。ただし、落下等に
より強い衝撃をカートリッジに与える
と、破損、ディスクへの傷の原因となる
こともあります。傷などがつくと、録画
できなくなったり、録画した内容を再生
できなくなることがありますので、取り
扱いには充分注意し、大切に保管してく
ださい。
• カートリッジ内のディスクには直接触
れないでください。
3-3電源の準備/3-4ディスクの取り扱い
19
• 故意にシャッターを開けると破損の原
因になります。
• カートリッジを分解しないでくださ
い。
• インデックスシールは付属のシールを
推奨します。正しい位置にお貼りくだ
さい。
ディスク下面 記録禁止タブ
保管のしかた
• 直接日光が当たるところなど、温度の
第 3 章 準備
高いところや湿度の高いところには置
かないでください。
• カートリッジにほこりなどが入る可能
性のあるところには放置しないでくだ
さい。
• カートリッジはケースに入れて保存し
てください。
お手入れのしかた
• カートリッジ表面についたほこりやゴ
ミは、乾いた布で軽くふき取ってくだ
さい。
• 結露した場合は、十分乾いてからご使
用ください。
3-4-3 誤消去を防止する
には
ディスクの記録内容を誤って消してしま
うのを防ぐには、次図のようにディスク
下面(ラベル面の裏側)にある記録禁止
タブを矢印の方向に設定しておきます。
SAVE
記録禁止タブの
設定
SAVE SAVE
記録可の状態
このつめを矢印の方向に
スライドさせる。
記録禁止の状態
3-4-4 ディスクを出し入
れするには
ディスクの出し入れは、後面パネルの
1(電源)ボタンをオンにしてインジ
ケーターを点灯させた状態で、次図に示
すように行ってください。
3-4ディスクの取り扱い
20
DISCIN インジケーター
挿入するには
ラベル面を右側に
して挿入する。
ディスクが引き込
まれます。
2
前面パネルのマニュアルイジェクト
機構部のカバーを図のように反時計
方向に回転させる。
このとき、カバーを必要以上に回転
させないよう注意してください。
取り出すには
EJECT ボタンを押
す。
ディスクが挿入されているとき、DISCIN イ
ンジケーターが点灯します。
ご注意
本機を Macintosh に接続しているとき、
フォーマットされていないディスクを本
機に挿入した場合は、ユーティリティー
ソフトウェアの U1Utility メニューから
「イジェクト」を選択してディスクを排
出してください。
3-4-5 電源が供給されな
い状態でディスクを取り
出すには
電源が供給されない場合、EJECT ボタ
ンを押してもディスクを取り出すことが
できなくなります。このような場合は、
緊急の処置として以下のように手動で取
り出してください。
3
ネジの位置をよく確認し、プラスド
ライバーを使用して、ディスクが排
出されるまで反時計方向にネジを回
す。
ディスクを取り出した後、ネジを元
に戻す必要はありません。電源を入
れることにより、再び通常どおり動
作するようになります。
4
カバーを元に戻す。
第 3 章 準備
1
本機の電源を切る。
3-4ディスクの取り扱い
21
3-4-6 メディア保護機能
本機にはメディア保護機能が搭載されて
います。
メディア保護機能とは
本機にディスクが挿入されている状態
で、後面の 1(電源)ボタンを押してオ
フにした場合や、電源コードを抜くなど
して AC 電源が断たれた場合に、自動的
にスタンバイオフモードに移行し、ディ
第 3 章 準備
スクエラーを防ぐ機能です。
3-4ディスクの取り扱い
22