レコーダー
IC
取扱説明書
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取
り扱いかたを示しています。この取扱説明書をよくお読みのうえ、
製品を安全にお使いください。
お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してく
ださい。
ICD-SX35/SX45/SX55
©2004 Sony Corporation
安全のために
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
•
故障したら使わない
•
万一異常が起きたら、お買い上げ店またはソニーサービス窓口に修
•
理を依頼する
警告表示の意味
この取扱説明書では、次のような表示をしてい
ます。表示の内容をよく理解してから本文をお
読みください。
注意を促す記号
この表示の注意事項を守らないと、火災・感
電・破裂などにより死亡や大けがなど人身事故
が生じます。
この表示の注意事項を守らないと、火災・感電
などにより死亡や大けがなど人身事故の原因と
なります。
この表示の注意事項を守らないと、感電やその他の事故によりけがを
したり周辺の家財に損害を与えたりすることがあります。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(
くクラス
としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用さ
れると、受信障害を引き起こすことがあります。取扱説明書に従って正しい
取り扱いをしてください。
情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的
B
行為を禁止する記号
)の基準に基づ
VCCI
2
目次
・ ・ .........................................................................
準備
準備
乾電池を入れる ......................................................................................
1:
乾電池を交換する時期 ................................................................................
準備
時計を合わせる ....................................................................................
2:
基本的な使いかた
用件を録音する ................................................................................................
マイクの設定をする .................................................................................
録音中の便利な機能を使う(録音モニター/デジタル
外部マイクや他の機器を使って録音する ........................................................
外部マイクで録音する ..............................................................................
他の機器の音声を録音する .......................................................................
本機の音声を他の機器で録音する ............................................................
録音した用件を聞く .........................................................................................
表示窓の見かた ................................................................................................
表示を切り換える ............................................................................................
表示を消す ................................................................................................
いろいろな再生のしかた
小さな音も聞きやすい大きさで再生する−デジタルボイスアップ機能 .........
再生スピードを調節する−
ブックマークを設定する .................................................................................
指定した区間を繰り返し聞く−
用件の編集
録音済みの用件に追加または上書き録音する .................................................
録音済みの用件に追加録音する ...............................................................
録音済みの用件の途中から上書き録音する .............................................
録音した用件を消去する .................................................................................
件ずつ消去する ......................................................................................
1
フォルダの中身を一度に消去する ............................................................
用件をふたつに分ける/つなげる−用件分割/用件結合 ...............................
用件をふたつに分ける (用件分割)...........................................................
用件をつなげる (用件結合).....................................................................
(デジタル・ピッチ・コントロール機能)...
DPC
リピート .................................................
A-B
VOR
)..................
(次ページへ続く)
5
8
9
11
13
16
17
19
19
19
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41
42
42
44
3
目次(つづき)
用件を別のフォルダに移動する .......................................................................
用件に優先順位をつけて並べ換える−重要マーク ..........................................
停止中に重要マークを付ける ...................................................................
再生中に重要マークを付ける ...................................................................
その他の機能
希望の時刻に再生を始める−アラーム再生 .....................................................
録音/再生ランプを消す ....................................................................................
誤操作を防止する− ホールド機能 ..................................................................
追加録音/上書き録音できるようにする ........................................................
設定を変える− メニュー一覧 .........................................................................
パソコン接続キットを使う ..............................................................................
家庭用電源につないで使う ..............................................................................
その他
使用上のご注意 ................................................................................................
故障かな?と思ったら .....................................................................................
こんなときは ............................................................................................
エラー表示一覧 .........................................................................................
システム上の制約 .....................................................................................
主な仕様 ...........................................................................................................
各部のなまえ ...................................................................................................
保証書とアフターサービス ..............................................................................
索引 ..................................................................................................................
本製品の不具合により、録音ができなかった場合、および録音内容が破損または消去
•
された場合、録音内容の補償についてはご容赦ください。
本製品を使用したことによって生じた金銭上の損害、逸失利益および第三者からのい
•
かなる請求につきましても、当社は一切その責任を負いかねます。
本機は、ドルビーラボラトリーズの米国及び外国特許に基づく許諾製品です。
•
録り直しの聞かない録音の場合は、必ず事前にためし録りをしてください。
•
あなたが録音したものは個人として楽しむなどのほかは、著作権法上、権利者に無断
•
で使用できません。
45
46
46
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48
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57
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60
60
63
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65
66
68
69
この説明書は
なります。また、
4
ICD-SX35、ICD-SX45、ICD-SX55
ICD-SX55にはAC
パワーアダプターが付属されています。
共用です。各セットは、録音時間が異
下記の注意事項を守らないと火災・感電に
より死亡や大けがの原因となります。
運転中は使用しない
自動車、オートバイなどの運転をしながらイ
•
ヤーレシーバーなどを使用したり、細かい操作
をしたり、表示画面を見ることは絶対におやめ
ください。交通事故の原因となります。
また、歩きながら使用するときも、事故を防
•
ぐため、周囲の交通や路面状況に充分ご注意
ください。
内部に水や異物を落とさない
水や異物が入ると火災や感電の原因となりま
す。万一、水や異物が入ったときは、すぐに電
池を抜き、お買い上げ店またはソニーサービス
窓口にご相談ください。
湿気やほこり、油煙、湯気の多い場所や、
直射日光のあたる場所には置かない
火災や感電の原因となることがあります。
とくに風呂場では絶対に使用しないでください。
国内専用機は海外で使用しない
パワーアダプターは、日本国内専用です。
AC
交流
で、異なる電源電圧で使用すると、火災・感電
の原因となります。
の電源でお使いください。海外など
100V
指定以外のACパワーアダプター、コードな
どを使わない
破裂・液漏れや、過熱などにより、火災、けが
や周囲の汚損の原因となります。
雷が鳴りだしたら、電源プラグに触れない
感電の原因となります。
パワーアダプターは、
*AC
ICD-SX55
にのみ付属しております。
5
下記の注意事項を守らないとけがをしたり周辺の家財に
損害を与えたりすることがあります。
内部を開けない
感電の原因となることがあります。内部の点検
や修理はお買い上げ店またはソニーサービス窓
口にご相談ください。
大音量で長時間つづけて聞きすぎない
耳を刺激するような大きな音量で長時間つづけ
て聞くと、聴力に悪い影響を与えることがあり
ます。とくに
注意ください。呼びかけられて返事ができるく
らいの音量で聞きましょう。
イヤーレシーバー
で聞くときにご
はじめからボリュームを上げすぎない
突然大きな音がでて耳を痛めることがありま
す。
ぬれた手でACパワーアダプターを
さわらない
感電の原因となることがあります。
通電中のACパワーアダプターに長時間
ふれない
長時間皮膚がふれたままになっていると、低温
やけどの原因となることがあります。
本体やACパワーアダプターを布団などで
おおった状態で使わない
熱がこもってケースが変形したり、火災の原因
となることがあります。
パワーアダプターは、
*AC
6
ICD-SX55
にのみ付属しております。
電池についての安全上のご注意
液漏れ・破裂・発熱・発火・誤飲による大けがや失明を避けるため、下記の
ことを必ずお守りください。
乾電池が液漏れしたときは
乾電池の液が漏れたときは素手で液をさわらない
液が本体内部に残ることがあるため、お客様ご相談センターまたはソニーサ
ービス窓口にご相談ください。
液が目に入ったときは、失明の原因になることがあるので目をこすらず、す
ぐに水道水などのきれいな水で充分洗い、ただちに医師の治療を受けてくだ
さい。
液が身体や衣服についたときも、やけどやけがの原因になるので、すぐにき
れいな水で洗い流し、皮膚に炎症やけがの症状があるときには医師に相談し
てください。
小さい電池は飲み込む恐れがあるので、乳幼児の手の届くところに置かな
•
い。万が一飲み込んだ場合は、窒息や胃などへの障害の原因になるので、直
ちに医師に相談する。
機器の表示に合わせて+と−を正しく入れる。
•
充電しない。
•
火の中に入れない。分解、加熱しない。
•
コイン、キー、ネックレスなどの金属類と一緒に携帯・保管しない。ショー
•
トさせない。
液漏れした電池は使わない。
•
使い切った電池は取りはずす。長時間使用しないときも取りはずす。
•
新しい電池と使用した電池、種類の違う電池を混ぜて使わない。
•
火のそばや直射日光のあたるところ・炎天下の車中など、高温の場所で使
•
用・保管・放置しない。
外装のビニールチューブをはがしたり傷つけたりしない。
•
指定された種類以外の電池は使用しない。
•
7
B
準備
準備
電池ぶたを矢印の方向へずらして開ける。
1
2
単4形アルカリ乾電池(付属)を2本入れ、ふたを閉める。
お買い上げのあと、初めて電池を入れたときや、電池を抜いたまま長
時間お使いにならなかった後に電池を入れたときには、日付表示が点
滅します。「準備
になり、時計を合わせてください。
乾電池を入れる
1:
時計を合わせる」(12ページ)の手順4〜6をご覧
2:
電池ぶたは落としたり、無理な力
を加えたりするとはずれることが
あります。そのときは上の図のよ
うにはめ直してください。
8
乾電池を交換する時期
電池の残量がなくなってくると、表示窓の表示でお知らせします。
P ご注意
電池を交換する際、消耗した電池を抜いてから3分以内に新しい電池を入
•
れないと、時計設定画面(日付表示が点滅)に戻ってしまったり、日付・
時刻が正しく表示されないことがあります。この場合は時計を合わせ直
してください。録音した内容やアラーム設定は消えません。
本機にはマンガン電池はお使いになれません。
•
付属のACパワーアダプター(
•
ーアダプター
AC-E30L
電池の残量表示
本とも新しい電池に交換してください。
:2
m
右の画面が表示され、操作が
:
できなくなります。
ICD-SX55
使用時は、電池残量表示は表示されません。
のみ)または別売りのACパワ
準
備
乾電池の持続時間(ソニーアルカリ乾電池
録音モード:STモード
録音時: 約12時間 約14時間 約16時間 約20時間
再生時: 約9時間 約9時間 約11時間 約13時間
*
連続使用時の場合。
*
音量レベルが中間付近で内蔵スピーカーで再生した場合。
*
電池持続時間は使用条件によって短くなる場合があります。
STLP
モード
LR03(SG
SP
モード
)使用時)
モード
LP
(次ページへ続く)
9
準備
乾電池を入れる(つづき)
1:
アクセス中のご注意
画面上に「
ACCESS
」表示が出ている間
や、本体上部の録/再ランプがオレンジ
に点滅している間は、メモリーへアクセ
ス中です。アクセス中は、乾電池をはずしたり、ACパワーアダプター
を抜いたりしないでください。データが破損するおそれがあります。
P ご注意
用件数が多いと、「
が、故障ではありません。表示が消えるまでお待ちください。
ACCESS
」表 示が長時間表示されることがあります
充電式の電池を使用する場合のご注意
本機では、充電式の電池も使用できます。
•
充電池で満充電状態でも、本機に入れたときにバッテリー残量表示がフル状
•
態を示さない場合があります。
電池の持続時間は、アルカリ乾電池よりも短くなります。
•
充電池を充電する際に本機から電池を抜く必要があるため、その間に別の充
•
電池または乾電池を入れておかないと、充電のたびに時計設定が初期状態に
戻ってしまいます。
充電器は常温で使用してください。
•
充電池および充電器は、以下の製品をご利用ください。
•
充電式ニッケル水素電池:
–
充電式ニッケル水素電池専用急速充電器:
–
NH-AAA-4BC
BCG-34HRD
日本国内での充電式電池の廃棄について
ニッケル水素充電池は、リサイクルできます。不要にな
ったニッケル水素充電池は、金属部にセロハンテープな
どの絶縁テープを貼って充電式電池リサイクル協力店へ
お持ちください。
充電式電池の回収・リサイクルおよびリサイクル協力店
については有限責任中間法人
http://www.jbrc.net/hp/contents/index.html
JBRC
ホームページ
を参照
してください。
10
準備
時計を合わせる
2:
アラーム機能を使用したり、録音した日時を記録するためには、本機の時
計合わせをしておく必要があります。
お買い上げのあと、初めて電池を入れたときや、電池を抜いたまま長時間
お使いにならなかったあとに電池を入れたときは、日時表示が点滅しま
す。手順4から始めてください。
シーソーキー
上( >)
に押す
メニュー
側に倒す
中央(x•B)
を押す
下( .)
に押す
1 シーソーキーをメニュー側に
倒す。
メニュー画面が表示されます。
2 シーソーキーを上下(>/
.)に押して「
を選ぶ。
3 シーソーキー(x
時計設定画面が表示されます。
「年」の数字が点滅します。
SET DATE
B)を押す。
•
」
準
備
(次ページへ続く)
11
準備
時計を合わせる(つづき)
2:
4 年月日を合わせる。
1シーソーキーを上下(>/.)
に押して「年」の数字を選ぶ。
2シーソーキー(x•B)を押す。
「月」の数字が点滅します。
3同様にして、「月」「日」を合わせ
る。
4シーソーキー(x•B)を押す。
「時」の数字が点滅します。
5 時分を合わせる。
1シーソーキーを上下(>/.)
に押して「時」の数字を選ぶ。
2シーソーキー(x•B)を押す。
「分」の数字が点滅します。
3同様にして、「分」を合わせる。
4シーソーキー(x•B)を押す。
メニュー画面に戻ります。
P ご注意
シーソーキー(x•B)を押さずに1分
以上たつと、時計合わせがキャンセル
され、通常の表示に戻ります。
6 シーソーキーをメニュー側に
倒す。
メニュー設定が終了し、通常の表
示に戻ります。
1 時計設定後、3秒以上何も操作をしない
と、現在時刻表示(29ページ)となりま
す。
12
B基本的な使いかた
用件を録音する
つのフォルダ(A、B、C)にそれぞれ99件まで用件を録音できま
3
す。録音には、次の3通りの方法があります。
一番最後の部分に録音する
•
録音済みの用件に追加録音する(37ページ)
•
上書き録音する(38ページ)
•
ここでは、一番最後の部分に自動的に録音する方法を説明します。
5月1日11:30
2日14時A
約束
用件
用件
最大録音可能時間
最大録音時間は、全フォルダ合わせて下記のようになります。ひとつ
のフォルダに最大録音時間まで録音することもできます。
ICD-SX35 2時間50
ICD-SX45 5時間50
ICD-SX55 11時間45分22時間40
モード:ステレオ標準モード
*ST
モード:モノラル標準モード
*** SP
P ご注意
より良い音質で録音したいときは、STモードまたは
•
いください。録音モードの切り換えかたは、
録音を始める前に必ず電池残量表示(9ページ)を確認してください。
•
長時間録音途中の電池交換を避けたいときは、付属のACパワーアダプ
•
ター(
をお使いください(58ページ)。
録音モードを混在して録音した場合、最大録音時間は任意に変化します。
•
タッチノイズとこすれ音が録音されることがあります。
•
さんと
1
1
モード
ST
ICD-SX55
月1日
12:00 5月2日10:00
5
ケイコに
電話
用件
2
用件
2
* STLP
分5時間35分
分
のみ)または別売りのACパワーアダプター
日までにB銀行
4
用件
用件
モード
11時間15
振り込み
3
3
** SP
分
分
** STLP
**** LP
空きスペース
月4日
に録音
9:00
5
田中さんに祝電
を打つこと
用件
用件
4
4
最後の部分に録音される。
モード
8時間50
17時間50
35時間55
モード:ステレオ長時間モード
モード:モノラル長時間モード
ページをご覧ください。
55
*** LP
分
分
分
STLP
モード
****
23時間40
分
47時間35
95時間50
モードをお使
AC-E30L
分
分
13
基
本
的
な
使
い
か
た
用件を録音する(つづき)
1
録音したいフォルダを選ぶ
シーソーキーをフォルダ側に何度か倒し
て、録音したいフォルダ(A、B、C)を 表
示させる。
選択されたフォルダ
2
録音を始める
1
内蔵
マイク
停止中にz録音/一時停止ボタンを押す。
z録音/一時停止ボタンは、録音中ずっと押
し続ける必要はありません。
2 内蔵マイクに向かって話す。
録音モード表示
メモリー残量表示
録/再ランプ(録音中は赤
く点灯)
メニューの「
に設定しているときは消灯し
ます(
52
P ご注意
•
•
」を「
LED
ページ)。
録/再ランプが赤またはオレンジに点灯・点滅中は電池をはずしたり、
パワーアダプターを抜いたりしないでください。データが破損する
AC
おそれがあります。
録音中、本機に手などがあたったり、こすったりすると雑音が録音され
てしまうことがあります。ご注意ください。
OFF
」
用件番号
カウンター表示
メニューで設定した表示(29ペー
ジ)が表示されます。
マイク感度表示
14
3
録音を止める
x停止ボタンを押す。
今録音した用件のはじめで停止します。
次に録音するとき、フォルダが同じ場合は、
手順1は省略できます。
その他の操作
録音を一時停止する*z録音/一時停止ボタンを押す。
録音一時停止中は録/再ランプが赤く点滅し、
「
録音一時停止を もう一度z録音/一時停止ボタンを押す。
解除する 先ほど録音していた用件に続けて録音することができ
今録音したばかりの シーソーキー(x•B)を押す。
用件を聞く 録音が解除され今録音した用件のはじめから聞くこと
早戻し(レビュー) 録音中 または録音一時停止中にシーソーキーを下
再生する (.)に 押す。
録音を一時停止して約1時間たつと、録音一時停止は解除され、録音停止にな
*
ります。
」(録音一時停止)表示が点滅します。
PAUSE
ます。(録音一時停止後、録音を続けず、停止すると
きは、x停止ボタンを押します。)
ができます。
録音が解除され今録音したところが早戻し(レ
ビュー)再生されます。シーソーキーを元に戻すと、
戻したところから再生が始まります。続けて上書き録
ページ)をしたいときなどに便利です。
音(
38
基
本
的
な
使
い
か
た
(次ページへ続く)
15
用件を録音する(つづき)
マイクの設定をする
特定の方向の音を中心に録音する
指向性スイッチを「入」にすると、マイク
を向けた方向の音を中心に録音できま
す。講演や会議での発表者など、特定の
方向の音を録音する場合に便利です。
P ご注意
指向性スイッチは、本機の録音モードが
ノラル長時間)モードの場合のみ働きます。音声の音場感を重視する
(ステレオ)モードまたは
性スイッチの入
録音モードについては、
全方向の音を録音する
指向性スイッチを「切」にします。内蔵マイクの方向による違いはあ
りません。
内蔵マイクの感度を切り換えるには
メニューの中で、「
それぞれに特徴を持った2つのマイク感度から、お使いの場面に合わ
せた感度を選んでください。録音中でもマイク感度の設定はできま
す。
: 会議室での録音など、遠くの音や小さい音を録音するときに使
H
用します。
: 口述録音など、マイクを口元に近づけて録音したり、近くの音
L
や大きい音を録音するときに使用します。
/
STLP
切にかかわらずステレオ録音されます。
SENS
ページをご覧ください。
55
(マイク感度)」を設定します(55ページ)。
SP
(ステレオ長時間)モードの場合は、指向
指向性スイッチを
「入」にする
(モノラル標準)またはLP(モ
ST
16
録音中の便利な機能を使う(録音モニター/
デジタル
録音中の音を聞くには—録音モニター
録音中は、付属または別売りの
に差し込むと、録音中の音をつないだ
きます。モニター音は音量+/−ボタンで調節できます。(録音レベルは
一定です。)
P ご注意
録音モニター中に音量を上げすぎたり、
すぎたりすると、
う音(ハウリング)が生じることがあります。
音がしたとき自動的に録音を始めるには—デジタル
メニューの中で、
(56ページ)。
メニューで
•
押すと、「
マイクで拾う音が一定レベル以下まで小さくなると、「
•
「
PAUSE
• VOR
の音を拾うと、
するには、メニューで
P ご注意
VOR
換えてください。マイク感度を切り換えても思いどおりに録音できないと
きや、大切な録音をするときは、
VORを「on
VOR
」が点滅して、
録音一時停止状態のときにマイクが一定レベル以上の大きさ
機能は周囲の環境に左右されます。状況に合わせてマイク感度を切り
)
VOR
イヤーレシーバー
VOR
録音中に
VOR
」が表示されて
VOR
イヤーレシーバー
イヤーレシーバー
イヤーレシーバー
の音を内蔵マイクが拾い、ピーッとい
(自動音声録音スタート)機能を設定できます
録音の設定を変更することもできます。
」に設定してからz録音/一時停止ボタンを
録音が始まります。
VOR
録音一時停止状態になります。
VOR
録音が再開されます。
VORを「OFF
」に設定してください。
VORを「OFF
をヘッドホンジャック
からモニターで
を本体に近づけ
機能
VOR
」と
VOR
録音を完全に停止
VOR
」に設定してください。
基
本
的
な
使
い
か
た
(次ページへ続く)
17
用件を録音する(つづき)
メモリー残量表示について
残量が減ると、表示ブロックがひとつずつ消えていきます。残り録音
可能時間が5分を切ると、メモリー残量表示が点滅します。
さらに残り録音可能時間が1分を切ると、残り時間表示も点滅します
(29ページの表示モードの設定には関係なく残り時間表示となりま
す)。
メモリ−がいっぱいになると、自動的に録音が止まり、「ピピピピ」と
いう警告音が鳴り、「
要な用件をいくつか消去してください(39ページ)。
P ご注意
メニューで「
プ音は鳴りません。
BEEP」(56
」が表示されます。録音を続けるには、不
FULL
ページ)を「
」に設定しているときは、ビー
OFF
18
外部マイクや他の機器を使って録音する
外部マイクや他の機器(テープレコーダーやMDなど)の音声を本機
で録音できます。お使いになる機器により、次のように接続します。
外部マイクで録音する
本機のマイクジャックにマイクロホ
ンをつなぎます。
外部マイクをつなぐと、内蔵マイクは
自動的に切れ、外部マイクの音を録音
します。プラグインパワー対応のマイ
クを使うと、マイクの電源は本機から
供給されます。
1 お使いになれるマイク
ソニー製エレクトレットコンデンサーマイクロホン(ステレオマイク)
ECM-CS10
(別売り)をお使いいただけます。
外部マイク
(ステレオ)
他の機器の音声を録音する
他の機器の音声を録音するには、本機のマイク感度を「H」に設定
し、マイクジャックと他の機器(テープレコーダーなど)の音声出力
端子(ステレオミニプラグ)を、別売りのソニー製オーディオコード
を使ってつなぎます。オーディオコードの型番については、別紙の
「
知っ得
ICD
P ご注意
レコーダーへの入力に抵抗なしオーディオコードを使用すると音声がゆ
IC
がんで録音されることがあります。抵抗入りオーディオコードをお使いく
ださい。
」をご覧ください。
Q&A
基
本
的
な
使
い
か
た
(次ページへ続く)
19
外部マイクや他の機器を使って録音する(つづき)
本機の音声を他の機器で録音する
他の機器で本機の音声を録音する場合は、本機の
と他の機器の音声入力端子(ステレオミニプラグ)を、別売りのソニ
ー製オーディオコードを使ってつなぎます。
ステレオミニプラグの
音声出力/入力端子へ
ヘッドホンジャック
テープレコーダー
など
接続方法の詳細やオーディオコードの型番については、別紙の「
知っ得
」をご覧ください。
Q&A
20
ICD
録音した用件を聞く
あらかじめ録音してある用件を選んで聞くときは、手順1から操作してくだ
さい。今録音したばかりの用件を聞くには、手順3から行ってください。
1
フォルダを選ぶ
2
用件番号を選ぶ
シーソーキーを上下(>/.)に押して、聞きたい
用件の番号を表示させる。
上( >)に押す:次の用件へ
•
下( .)に押す:前の用件へ
•
選んだ用件番号
フォルダ内の総用件数
シーソーキーをフォルダ側に何度か倒して
再生したい用件の入ったフォルダを表示さ
せる。
選択されたフォルダ
カウンター表示
メニューで設定した表
示(29ページ)が表示
されます。
(次ページへ続く)
基
本
的
な
使
い
か
た
21
録音した用件を聞く(つづき)
3
再生を始める
ヘッドホンジャック
1 シーソーキー(x•B)を押す。
2 音量ボタン+/−で音量を調節する。
カウンター表示
メニューで設定した表示(29ページ)
が表示されます。
メニューの「
録/再ランプ(再生中
は緑に点灯*)
つの用件の再生が終わると、次の用件のはじめで停止します。
1
フォルダ内の最後の用件の再生が終わると、その用件のはじめに戻っ
て停止します。
高音質で再生するには
イヤーレシーバー
•
付属または「主な仕様」(65ページ)に記載されている別売りのステ
レオイヤーレシーバーをヘッドホンジャックにつないでください。
スピーカーからは音が出なくなります。
外部スピーカーで聞く
•
別売りのアクティブスピーカーをヘッドホンジャックにつないでく
ださい。
で聞く
*
ときは消灯します(
LED
」を「
52
」に設定している
OFF
ページ)。
22