2-541-883-05 (1)
リングライト
取扱説明書
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取
り扱いかたを示しています。この取扱説明書をよくお読みのうえ、
製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、いつでも見
られるところに必ず保管してください。
HVL-RLA
© 2004 Sony Corporation Printed in Japan
特長
近接撮影用リングライト
•
マクロ撮影時に効果的なライティングが可能です。
ライティングに変化をつける多彩な演出が可能です。
•
すべてを点灯させた均一なライティングで無影撮影ができます。
•
片側点灯で被写体のコントラストを生かして、立体感を強調した撮影
•
ができます。
安全のために
ソニー製品は安全に充分配慮して設計されています。しかし、ま
ちがった使いかたをすると、感電などにより人身事故になること
があり危険です。事故を防ぐために次のことを必ずお守りくださ
い。
●安全のための注意事項を守る
●故障したら使わずに、ソニーの相談窓口に相談する
●万一、異常が起きたら
1 リングライトの電源を
リングライトが熱くなる
変なにおい、煙が出た場合は
b
警告表示の意味
取扱説明書では、次のような表示をしています。表示の内容を
よく理解してから本文をお読みください。
この表示の注意事項を守らないと、火災・感電・事故など
により死亡や大けがなど人身事故になることがあります。
この表示の注意事項を守らないと、感電やその他の事故に
よりけがをしたり周辺の家財に損害を与えたりすることが
あります。
注意を促す記号 行為を禁止する記号
下記の注意を守らないと、感電により大けが
の原因となります。
分解しない
内部には電圧の高い部分があり、分解したりすると
感電の原因となります。
内部の点検や部品の交換はソニーの相談窓口にご相
談ください。
点灯部を人の目に近づけて点灯させない
強力な光は目を痛める恐れがあります。
切る。
2 ソニーの相談窓口に相
談する
。
3と#の向きを正しく入れてください。
•
電池を使い切ったとき、長期間使用しないときは、取り
•
出しておいてください。
電池の電極と本機の電池、電池蓋の電池端子部は時々乾い
•
た布などで汚れを拭き取ってください。
電極や電極端子部に皮脂などの汚れがあると、動作時間が
極端に短くなることがあります。
もし電池の液が漏れたときは、電池ケース内の漏れた液をよくふ
きとってから、新しい電池をいれてください。万一、液が身体や
衣服についたときは、水でよく洗い流してください。
主な仕様
照度
•
推奨撮影距離
•
推奨電池 単3形アルカリ乾電池(4本使用)、
•
電池寿命 単3形アルカリ乾電池
•
外形寸法 操作部 約64×78×
•
質量 約
•
動作温度
•
同梱物 リングライト(1)、アダプターリング(2)、ポーチ(1)、
•
本機の仕様および外観は改良のため予告なく変更することがありますが、
ご了承ください。
150Lx
以上(
0.3 m Hi
モード)
0.1 m〜0.5 m
単3形ニッケル水素電池(4本使用)
モードで約40分
単3形ニッケル水素電池
常温時(
*
単3形アルカリ乾電池は低温の場合、電池寿命が短くな
ることがあります。
リング部 約
180 g
5 ℃〜40
印刷物一式
電池は同梱されておりません。
*
℃)
25
(最大突起部は含まず)
124×141×24 mm(幅/高さ/
(最大突起部は含まず)
(操作部+リング部、電池含まず)
℃
Hi
モードで約
Hi
79 mm(幅/高さ/
分
110
奥行き)
奥行き)
保証書とアフターサービス
保証書
この製品には保証書が添付されていますので、お買い上げの際お買い上
•
げ店でお受け取りください。
所定事項の記入および記載内容をお確かめのうえ、大切に保存してくだ
•
さい。
保証期間は、お買い上げ日より1年間です。
•
アフターサービス
調子が悪いときはまずチェックを
この取扱説明書をもう一度ご覧になってお調べください。
使用上のご注意
本機はビデオカメラにはご使用できません。
•
温度の低い場所で使用する場合は、常温時(
•
が短くなるなど電池の性能が低下しますので、予備の新しい電池を準
備されることをおすすめします。ただし、低温のため性能の低下した
電池でも常温にもどれば性能は回復します。
℃以上になるような高温の場所に放置したり保管したりしないでく
• 60
ださい。高温になると内部構造に悪影響があります。(特に夏季の自動
車内での置き忘れにご注意ください。)
クローズアップレンズ併用時、広角(W)側で四隅が暗くなる(ケラ
•
レ)ことがあります。そのような場合は、ズーム倍率を望遠(T)側 へ
移動させケラレのない位置を選んでください。
デジタルスチルカメラに本機を取り付けたまま机の上などに置いた場
•
合、本機の外周が当たるなどしてデシタルスチルカメラが傾き不安定
になりますので取り扱いにご注意ください。
本機をデジタルスチルカメラに装着した状態で、本機のみを持って持
•
ち上げないでください。デジタルスチルカメラが落下する恐れがあり
ます。
リング部と操作部をつなぐケーブルは固定していますので、引っ張ら
•
ないでください。
℃)に比べて点灯時間
25
故障かな?と思ったら
修理にお出しになる前に、もう一度点検してください。それでも正常に
動作しないときは、ソニーの相談窓口にご相談ください。
こんなときは つぎのようにしてください。
点灯しない
本機の
•
•
•
POWER
いるか確認してください。
電池の3、#を確認してください。
電池を新しいものに交換してください。
スイッチが「ON」になって
お手入れ
リングライトをデジタルスチルカメラから取りはずし、柔らかい布でか
らぶきしてください。汚れがひどいときは、中性洗剤溶液を少し含ませ
た布でふいてから、もう一度からぶきしてください。シンナー、ベンジ
ン、アルコールなどは表面の仕上げを傷めますので使わないでくださ
い。
電池についての安全上のご注意
漏液、発熱、発火、破裂などを避けるため、下記のことを必ずお守りくださ
い。
火の中にいれないでください。ショートさせたり、分解、
•
加熱しないでください。
一次電池は充電しないでください。
•
指定された種類の電池を使用してください。
•
古い電池と新しい電池、種類、メーカーの異なる電池は
•
一緒に使わないでください。
電池交換の場合は電源を切り、数分待ってから取り出して
•
ください。電池によっては、発熱する場合があります。取
り出す際はご注意ください。
金属類で3、#がショートすると発熱、発火する危険があ
•
ります。
それでも具合の悪いときは
ソニーの相談窓口にご相談ください。
保証期間中の修理は
保証書の記載内容に基づいて修理させていただきます。
詳しくは保証書をご覧ください。
保証期間経過後の修理は
修理によって機能が維持できる場合は、ご要望により有料修理させていた
だきます。
部品の保有期間について
当社ではリングライトの補修用性能部品(製品の機能を維持するために必
要な部品)を、製造打ち切り後最低8年間保有しています。この部品保有期
間を修理可能の期間とさせていただきます。保有期間が経過したあとも、
故障箇所によっては修理可能の場合がありますので、ソニーの相談窓口に
ご相談ください。
ご相談になるときは、次のことをお知らせください。
品名:
•
•
•
HVL-RLA
故障の状態:できるだけ詳しく
購入年月日
各部のなまえ
電池蓋
操作部
POSITION
LEVEL
スイッチ
スイッチ
POWER LED
解除ボタン
リング部
POWER
固定ツマミ
スイッチ
電池の入れかた
電池はソニー製単3形アルカリ乾電池、単3形ニッケル水素電池4本をご使
用ください。それ以外では正常に動作しないことがあります。
形ニッケルマンガン乾電池と単3形マンガン乾電池はご使用になら
*単3
ないでください。
電池蓋を開ける。
1
電池4本を電池ケース内の表示にしたがって正し
2
くいれる。
電池蓋を閉じる。
3
1
ご注意
電池は必ず4本とも同じ種類のものをご使用ください。
•
電池の3#は必ず確認していれてください。誤った入れかたをすると、
•
点灯しません。
使い切った単3形ニッケル水素電池と充電した単3形ニッケル水素電池
•
を一緒に使用しないでください。
本取扱説明書では、デジタルスチルカメラ
ています。
+
–
2
DSC-F828
–
–
+
+
+
–
3
を使用して説明し
DSC-V3
別売のアダプターリング(
1
をお使いのかたへ
VAD-VHA
)を取り付
ける。(手順1)
以下のアクセサリーに付属していますアダプターリングもご使用で
きます。
テレエンドコンバージョンレンズ(
花形レンズフード(
アダプターリングをしっかりと取り付ける。
2
LSF-VHA
VCL-DEH17VA
)
)、
(手順2)
操作部をデジタルスチルカメラのアドバンスト
3
アクセサリーシューにしっかりと取り付ける。
(手順3)
アダプターリングにリング部を取り付ける。
4
(手順4)
リング部の解除ボタンの位置を上にして取り付けてください。
*
3
2
1
4
使いかた
詳しくはお使いのデジタルスチルカメラの取扱説明書をご覧ください。
デジタルスチルカメラの
1
「
」に する。
ON
デシタルスチルカメラのモードダイヤルを「オー
2
POWER
ト」以外に設定する。
デジタルスチルカメラのフラッシュを「 (発光禁
3
止)」にする。
操作部の
4
デジタルスチルカメラのホワイトバランスを「
5
POWER
スイッチを「ON」にする。
(ワンプッシュセット)」にする。
デジタルスチルカメラをマクロ撮影に設定する。
6
クローズアップレンズ(別売)をご使用の場合は、マクロ撮影する設
定の必要はありません。
本機を被写体に向け、撮影する。
7
デジタルスチルカメラに本機を取り付けていると、重みでレンズ部が
安定しません。左手でレンズ部をささえて撮るか、三脚のご使用をお
すすめします。
ご注意
操作部の
•
なおしてください。
本機をデジタルスチルカメラに装着した状態で、本機のみを持って持ち
•
上げないでください。デジタルスチルカメラが落下する恐れがありま
す。
スイッチを切り換えた場合、ホワイトバランスを設定し
LEVEL
スイッチを
お願い
ニッケル水素電池はリサイクルできます。不要になった電池
は、金属部にセロハンテープなどの絶縁テープを貼って充電
ニッケル
水素電池
充電式電池の回収・リサイクルおよびリサイクル協力店については
有限責任中間法人
http://www.jbrc.net/hp/contents/index.html
を参照してください。
式電池リサイクル協力店へお持ちください。
ホームページ
JBRC
本機を取り付ける前に
アダプターリングは、お使いになるデジタルスチルカメラの取扱説明書
でご確認ください。
花形レンズフード、フィルターなどを取り付けている場合は取りはず
•
してください。
レンズからレンズキャップを取りはずしてください。
•
取り付けかた
アダプターリングをしっかりと取り付ける。
1
(手順1)
操作部をデジタルスチルカメラのアドバンストア
2
クセサリーシューにしっかりと取り付ける。
(手順2)
アダプターリングにリング部を取り付ける。
3
(手順3)
リング部の解除ボタンの位置を上にして取り付けてください。
*
ご注意
アダプターリングを取り付けるとき、レンズ部をキズつけないよう取り
付けてください。
取りはずしかた
リング部の解除ボタンを押してアダプターリング
1
から取りはずす。
操作部をデジタルスチルカメラのアドバンストア
2
クセサリーシューから取りはずす。
アダプターリングを取りはずす。
3
DSC-V3
ださい。
リングライトのアダプターリングに取り付いたアダプターリング(別
売)を取りはずすときは、アダプターリング(別売)に柔らかい布など
をあて、ゆっくりゆるめてください。(イラスト参照)
をお使いの場合は、別売アダプターリングも取りはずしてく
下記の注意事項を守らないとけがを
することがあります。
リングライトの点灯とスイッチに
ついて
操作部の
•
点灯時間はのびます。
バッテリーエンド後、
•
場合がありますが、故障ではありません。
POWER LED
緑色の点灯の場合
•
電池は充分あります。
赤色の遅い点滅の場合(バッテリープリエンド)
•
新しい電池を用意してください。
使用する電池の種類により点滅時間が変わります。
*
赤色の早い点滅の場合(バッテリーエンド)
•
リングライトが消灯します。
電池が消耗しています。
新しい電池と交換してください。
スイッチを「LO」にすると照度は約半分になりますが、
LEVEL
POWER
スイッチを再度「ON」にすると点灯する
について
3
2
1