Sony HVL-ML20M User Manual [ja]

3-074-595-02 (1)
取り扱い上のご注意
陸上での点灯は1分以内にしてください。
フロントケースが変形して水漏れの原因となることがあります。
海中撮影後は
使用状態(バックルを締めた状態)のまま、真水にしばらく浸して塩分を充分に取り除いてください。その 後、水道水などでよく洗い、柔らかい布で拭いてください。 シンナー、ベンジン、アルコールなどは、表面を傷めますので使わないでください。
運搬するときは
不用意な点灯を避けるため、バッテリーをはずして運搬してください。
保管するときは
高温、多湿、炎天下、極寒、その他ナフタリン、しょうのうの入った場所での保管は、機材を傷めますので 避けてください。
スイッチに磁石が収納されています。
磁気カードを近付けないでください。
リチウムイオン電池は、リサイクルできます。不要になったリチウムイオン電池は、金属部にセロハン テープなどの絶縁テープを貼ってリサイクル協力店へお持ちください。 充電式電池の回収・リサイクルおよびリサイクル協力店については 有限責任中間法人
http://www.jbrc.net/hp/contents/index.html
を参照してください。
JBRC
ホームページ
安全のために
ソニー製品は安全に充分配慮して設計されています。しかし、まちがった使いかたをすると、火災などに より人身事故になることがあり危険です。事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
●安全のための注意事項を守る
●故障したら使わずに、テクニカルインフォメーションセンターに修 理を依頼する
●万一、異常が起きたら
変な音やにおい、 煙が出た場合は
,
警告表示の意味
取扱説明書では、次のような表示をしています。表示の内容をよく理解してから本文をお読みくださ い。
この表示の注意事項を守らないと、火災・感電などにより死亡や大けがなど人身事故の原因と なります。
この表示の注意事項を守らないと、感電やその他の事故によりけがをしたり周辺の家財に損害 を与えたりすることがあります。
注意を促す記号 行為を禁止する記号
1 電源を切る 2 テクニカルインフォメーションセ
ンターに修理を依頼する
電池についての安全上のご注意
この項目はバッテリー(乾電池および充電池)にのみ適用となります。
下記の注意事項を守らないと火災・破裂により死亡大けがなどの 人身事故が生じます。
指定された充電器以外で充電しない。
火の中に入れない。ショートさせたり、分解しない。電子レンジやオーブンで加熱しない。コインやヘア
ピン、ネックレスなどの金属類と一緒に携帯、保管しない(ショートすることがあります)。 火のそばや炎天下、高温になった車の中などで充電したり、放置したりしない。
水・海水・牛乳・清涼飲料水・石鹸水などの液体で濡れたバッテリーを充電したり、使用したりしない。
下記の注意事項を守らないと火災・感電などにより死亡大けがの 原因となります。
火のそばや炎天下などに放置したり、充電しない。— 危険防止の保護回路が壊れることがあります。
ハンマーなどでたたいたり、踏み付けたり、落下させるなどの強い衝撃を与えない。
乾電池は充電しない。
指定された種類の電池を使用する。
電池は幼児の手の届かないところに保管してください。万一飲み込んだ場合には、ただちに医師にご相談
ください。
下記の注意事項を守らないと、
家財に損害
乾電池は+と−の向きを正しく入れる。
電池を使い切ったとき、長時間使用しないときは、取り出しておく。
新しい乾電池と使用した乾電池、種類の違う乾電池を混ぜて使わない。
プラグの付いたバッテリーパックは、ぬれた手でさわらない(感電の原因となることがあります)。
を与えたりすることがあります。
感電
やその他の
事故
により
けが
をしたり周辺の
水中ビデオライト
取扱説明書
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らない と、火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事 項と製品の取り扱いかたを示しています。この取扱説 明書をよくお読みのうえ、製品を安全にお使いくださ い。お読みになったあとは、いつでも見られるところ に必ず保管してください。
主な仕様
材質 プラスチック( 防水構造 耐圧 水深 電源 バッテリーパック ランプ ハロゲンランプ
連続照射時間 バッテリー 連続照射時間(分)
リング圧着式、2バックル
O
75 m
ABS、PC
まで
20W 1
NP-QM91 75 NP-QM71 45
色温度 ランプ寿命 平均約 水中照射距離 最大外形寸法 単位:
質量 約 付属品
本機の仕様および外観は改良のため予告なく変更することがありますが、ご了承ください。
3 200 K
時間
100
(水の透明度により若干変わります。)
2 m
242
(アームを含む、バッテリーパックを含まず)
1.7 kg
リング(1)
O
シリコングリス(1) バッテリークッション(1) 取扱説明書(1) 保証書(1)
)、ガラス
NP-QM91、NP-QM71
mm
223145
下記の注意事項を守らないと、火災感電により
死亡大けがの原因となります。
点灯したまま放置しない
火災の原因となります。使用しないときは必ず電源スイッチを「 ださい。
点灯中と消灯直後のランプにさわらない
ランプおよびその周辺は非常に高温になるのでやけどの恐れがあります。ランプの交換や 収納は充分に冷えてから行ってください。
指定以外のランプは使用しない
火災の原因となります。
紙や布など燃えやすいものを近付けない
火災の原因となります。
アルコールやベンジンなどの揮発性・引火性の高い薬品を近付けたり、ライ トの近くに置いたりしない
発火、発煙の恐れがあります。
潜水中の使用は周囲の状況を把握し、安全に充分注意を払う
注意を怠ると、潜水事故の原因となります。
下記の注意事項を守らないと、けがをしたり周辺の家財損害を与えたり することがあります。
点灯中はランプを直接見ない
強力な光は目をいためる恐れがあります。
陸上で運ぶときに落とさない
けがの原因となることがあります。
衝撃を与えない
ガラスの部分が割れてけがの原因となることがあります。
」の位置にしてく
LOCK
HVL-ML20M
Sony Corporation ©2002 Printed in Japan
保証書とアフターサービス
保証書について
この製品には保証書が添付されていますので、お買い上げの際お受け取りください。
所定事項の記入および記載内容をお確かめのうえ、大切に保存してください。
保証期間は、お買い上げ日より1年間です。
アフターサービスについて
調子が悪いときはまずチェックを
この取扱説明書をもう1度ご覧になってお調べください。
それでも具合の悪いときは
テクニカルインフォメーションセンターにご相談ください。
保証期間中の修理は
保証書の記載内容に基づいて修理させていただきます。詳しくは保証書をご覧ください。
保証期間経過後の修理は 修理によって機能が維持できる場合は、ご要望により有料修理させていただきます。
耐水圧試験、および耐水圧試験にかかわる修理は日数がかかります。また、ご要望により耐水圧試験を行う 場合は有料となります。
ご相談になるときは次のことをお知らせください。
型名:
HVL-ML20M
故障の状態:できるだけ詳しく
購入年月日
お問い合わせ 窓口のご案内
電話のおかけ間 違いにご注意く ださい。
テクニカルインフォメーションセンター
ご使用上での不明な点や技術的なご質問のご相談、および修理受付の窓口です。
製品の品質には万全を期しておりますが、万一不具合が生じた場合は、
「テクニカルインフォメーションセンター」までご連絡ください。
修理に関するご案内をさせていただきます。また修理が必要な場合は、 お客様のお宅まで指定宅配便にて集荷にうかがいますので、まずお電話ください。
●ナビダイヤル・・・  (全国どこからでも市内通話料でご利用いただけます)
●携帯電話・  (ナビダイヤルが使用できない場合はこちらをご利用ください)
受付時間: 月〜金曜日 午前9時〜午後8時
お電話される際に、本機の型名( より迅速な対応が可能になります。
0570-00-0066
でのご利用は・・・
PHS
土、日曜日、祝日 午前9時〜午後5時
0466-38-0253
HVL-ML20M
)をお知らせください。
ソニー株式会社 〒
108-0075
 東京都港区港南
1-7-1
A
1
2
3
4
5
B
2
5
カチッ
バッテリー取りはずしレバー
3
6-
1
6
7 8
9
0
qa qs
バッテリー クッション
各部のなまえA
1
電源スイッチ 7 バッテリーホルダー
2
バックル 8 フロントケース
3
角度固定つまみ 9 ガード
4
アーム 0 フロントガラス
5
アーム固定つまみ qa ハロゲンランプ
6
リアケース
qs
オー
O
リング
撮影前の準備B
リングに異常がないかチェック
バッテリー(別売り)を充電する。
1
ソニービデオカメラ用バッテリー
NP-QM71
バッテリーの充電については、ビデオカメラの 取扱説明書を参照してください。
ご注意
本機は、 れません。
バッテリーを取り付ける。
2
バッテリーをはめ込んでから、矢印の方向へ カチッと音がするまでずらします。
取りはずすには
バッテリー取りはずしレバーを押しながら、 取り付けたときの操作と反対の方向にずらし ます。
バッテリークッションを取り付け
3
る。
誤って衝撃を与えた場合、バッテリーがはずれ ることがありますので、クッションを図のよう に差し込んでください。
をご使用ください。
NP-FM30、NP-FM50
NP-QM91
ではお使いにな
O
4
する。
フロントケースとリアケースの
5
マークを合わせて、バックル
(2か所)を締める。
手で上から押し付けながらバックルを締め ます。
アームを取り付ける。
6
1 角度固定つまみを左に回してはずす。 2 アームを差し込み、角度固定つまみを右に
回して固定する。
アームを差し込む方向を変えることに よって2種類の取り付けができます。
マリンパック(別売り)に取り
7
付ける。
1 アーム固定つまみをゆるめる。 2 アクセサリーシューに差し込む。
アーム固定つまみを締める。
ランプを交換するにはD
交換用ランプ(
フロントケースとリアケースをはず
1
し、バッテリーを取りはずす。
ランプソケットを取り出す。
2
ランプソケットのレバーを解除位置まで回し て、ゆっくりとフロントケースから取り出して ください。
ランプを抜き取る。
3
点灯中に切れたランプは高温になっています。 冷えてから抜き取ってください。
リングの取り扱い
O
リング(オーリング)とは?
O
リングは、水中カメラや時計、ダイビング機器などに使われている防水パッキンの一種です。
•O
リングを使ってマリンパックなどの機器の防水性を保ちます。
•O
リングの防水の仕組み
O
1-518-691-11
)はソニーサービス窓口でお買い求めください。
交換用ランプを差し込む。
4
交換用ランプは直接手で触れずに、ポリエチレ ン袋や乾いた布でくるんで取り付けてくださ い。指紋などの汚れが付くと、点灯したとき煙 が出たり、ランプ寿命を短くします。万一、手 を触れた場合はきれいに拭いてください。 ランプを強く押し込まないでください。
ランプソケットを取り付ける。
5
ランプソケットをゆっくりとフロントケースに 差し込み、レバーをロック位置まで回して固定 します。
リング
O
リング
O
リングの溝を点検する
O
3
砂粒や乾いて固まった塩が入りこんでいる場合があるので、エアースプレーで吹き飛ばしたり、綿棒を使って、 丁寧に取り除いてください。綿棒の糸くずが入らないように、ご注意ください。
リングの反対側の接触面も同様に点検する
O
4
リングに青いチューブのグリスを塗る
O
5
リングに米粒大のグリスを、指の腹で全体に薄く均一に塗ってください。
•O
紙や布は、繊維が付着することがあるので、使わないでください。
リングの表面には、いつも薄くグリスがついているようにしてください。グリスはOリングを保護し、
•O
摩耗を防ぎます。 グリスを塗り終えたOリングは、机上などに置かずにそのまま溝にセットしてください。
リングを溝にセットする
O
6
以下の点に注意して、Oリングを溝に均等に入れてください。
−Oリングにゴミなどが付着していないか
−Oリングがねじれていないか
−Oリングを無理に引っ張らない
−Oリングがはみ出していないか
良い例
最終チェック
取りつけられたOリングに以下の不具合がないか、もう一度確認してください。
−Oリングがねじれていないか
−Oリングにゴミなどが付着していないか
−Oリングがはみ出していないか
−Oリングに傷やつぶれがないか
水漏れの確認方法
リングの交換後は、ご使用の機器を収納する前に、マリンパックを閉じて、水中(約
O
沈めて、水漏れがないことを確認してください。
悪い例
15cm
)に 約3分間
C
6-
マーク
2
3
7
1
2
2
1
マリンパック
(別売り)
ライトを点灯するには
位置にある電源スイッチの白丸を、押し下げ
LOCK
ながら左に回し に合わせます。
LOCK
F
F
O
/
N
O
LOCK
F
F
O
/
N
O
ライトを消すには
電源スイッチを右に回して、白丸を 戻します。
角度を調節するにはC
角度固定つまみをゆるめる。
1
ライトを上下に動かして、被写体に
2
光が当たるようにする。
角度固定つまみを締める。
3
撮影前のチェックリスト
撮影前に、電源スイッチをONにしてライトが点灯するかお確かめください。
バッテリー
ランプ
リング
O
バックル
充分充電されていますか?
切れていませんか?
ランプソケットにきちんと差し込んでありますか?
傷やヒビ割れはありませんか?
ゴミや砂、毛髪などが付いていませんか?
溝に正しくはまっていますか?
か所ともきちんと締まっていますか?
•2
LOCK
位置まで
水がすきまから入らないように、ゴムと面が接触して防水する。
水水
水圧でOリングがつぶされると、接触面が大きくなり、押しつけられる力もさらに強くなる。
リングのメンテナンスは非常に重要です。正しく取り扱わないと、水没の原因になり
O
ます。
リングの取り扱いかた
O
O
リングのセッティングは、砂やほこりのない場所で行ってください。
O
1
2
リングがOリング接触面と均等で途切れなく接触することによって防水します。
O
リングをセッティングする
リングを取りはずす
O
先のとがったものや金属などは、マリンパックの溝やOリングにキズをつける恐れがありますので、使用しな いでください。
リングを点検する
O
以下の点を充分確認して、柔らかい布かティッシュペーパーで必ず取り除いてください。
 −ゴミ、砂粒、毛髪、ほこり、塩、糸くずなどが付着していないか
−古いグリスが残っていないか
▲ゴミ ▲砂粒 ▲毛髪 ▲ほこり
ご注意
砂地の海底で撮影したときや、砂の上にカメラを置いたときは、Oリングをはずして点検してください。
予備のOリングは必ず持っていきましょう。 現地でOリングに不具合が生じても、慌てずにすみます。
お手入れ
使い終わったら
使い終わったら、必ず下記の処置を行ってください。
−バックルを締めた状態で真水で洗い、塩分や砂を落とす。
−バックルを締めた状態で30分程度、真水につける。 塩分がついたままにしておくと、金属部分やOリングを傷め水漏れの原因になります。
−サンオイルなどが付着したときは、ぬるま湯でよく洗い流す。 付着したまま放置していると、マリンパック表面の変色やダメージの原因になります。
−マリンパック内部は、乾いた柔らかい布でふき、水洗いはしない。
使い終わったら、毎回Oリングを取りはずして、Oリングの点検をしてください。
リングの溝に海水が入ったまま乾燥してしまうと、塩の結晶ができてしまい、Oリングの機能を損な
O
う恐れがあります。
シンナー、ベンジン、アルコールなどは表面の仕上げを傷めますので、使わないでください。
保管するときは
リングの劣化を防ぐため、お買い上げ時についているスペーサーを取りつけてください。
•O
リングにホコリがつかないようにしてください。
•O
リングに青いチューブのグリスを薄く塗って溝に入れ、風通しのよいところに保管してください。バックルは
•O
締めないでください。 高温、寒冷、多湿な場所や、ナフタリン、樟脳などを入れている場所での保管は、機材を傷めますので避けてく
ださい。
リングの保管方法について
O
リングの機能を維持するために、高温になる場所や直射日光の当たる場所を避けて保管してください。
•O
予備のOリングは重いものの下にならないようにしてください。変形の原因になります。
リングの寿命について
O
リングは1年程度使用したら新しいものに交換してください。
O
キズやヒビがなくても変形や摩擦により、防水性能は落ちてきます。ひび割れやゆがみ、つぶれ、ささくれ、 キズ、砂かみなどの状態がでたら、新しいものと交換してください。
D
23
ランプソケット
解除位置 ロック位置 レバー
交換用ランプ
ポリエチレン袋など
使い終わったら
ご注意
海中撮影をしたあとは、使用状態(バックルを締めた状 態)のまま、真水にしばらく浸して塩分を充分に取り除 いてから行ってください。
使用状態のまま、水道水などでよく
1
洗う。
ビデオライト本体および手に付いた
2
水分を充分に拭く。
ケースを開ける場合は、必ず乾いた手で行って ください。水滴がケース内部に落ちると故障の 原因になります。
バックル(2か所)をはずす。
3
フロントケースとリアケースをはず
4
す。
バッテリーを取りはずす。
5
▲塩 ▲糸くず
目に見えないゴミなどが付着していることもあるので、指先でなぞって点検してください。
リングを拭き取る際、布やティッシュペーパーの繊維が残らないように気をつけてください。
•O
リングにヒビ割れ、ゆがみ、つぶれ、ささくれ、キズ、砂かみなどがないか確認し、ある場合は必ず交換
•O
してください。
▲ヒビ割れ ▲ゆがみ ▲つぶれ ▲ささくれ
▲キズ ▲砂かみ
グリスについて グリスは付属の青いチューブのグリスをお使いください。 黄色いチューブのグリスや他社のグリスをご使用になると、Oリングを傷め、水漏 れします。
リングとグリスは
O
お近くのソニーサービス窓口でお求めいただけます。
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