Sony HKSP-008HD User Manual

Operation Software for Frame Synchronizer

HKSP-008HD

User’s Guide

Universal Control Panel

UCP-8060

1st Edition Software Version 1.00 and Later

[Japanese/English]

権利者の許諾を得ることなく、このソフトウェアおよび取扱説明書の内容の全部または一部を複写すること、およびこのソフトウェアを賃貸に使用することは、著作権法上禁止されております。

ソフトウェアを使用したことによるお客様の損害、または第三者からのいかなる請求についても、当社は一切その責任を負い兼ねます。

万一、製造上の原因による不良がありましたらお取り替えいたします。それ以外の責はご容赦ください。

このソフトウェアは、指定された装置以外には使用できません。

このソフトウェアの仕様は、改良のため予告なく変更することがありますが、ご了承ください。

NOTICEFORUSERS

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日本語

概要............................................................................................................................................................4

オペレーションソフトウェアの最新バージョンについて...................................4

各部の名称と働き...................................................................................................................................5

メニュー....................................................................................................................................................7

メニューの構成................................................................................................. 7

メニュー項目の機能..........................................................................................8

操作.........................................................................................................................................................12

オペレーションソフトウェアの起動と終了......................................................12

調整項目の選択...............................................................................................12

調整値の設定 ..................................................................................................13

オプションメニューの設定..............................................................................13

ステータス表示...............................................................................................16

ロック機能......................................................................................................16

エラーおよび警告表示.......................................................................................................................16

概要

本ソフトウェアは、フレームシンクロナイザー HKSP‑ 008HD 用のオペレーションソフトウェアです。ユニバーサルコントロールパネル UCP‑8060 にインストールして、ネットワーク上から複数の HKSP‑008HD をコントロールすることができます。

オペレーションソフトウェアの最新バージョンについて

オペレーションソフトウェアの最新バージョンの入手方法は、ソニーの営業担当にお問い合わせください。

◆ インストール方法については、UCP‑8060 の Operation Manual をご覧ください。

概要

各部の名称と働き

c ステータスインジケーター

b システムインジケーター

d 表示窓

e タイトルバー

f ステータスエリア

g リストエリア h 調整値表示エリア

SYSTEM

a メモリースティック

スロット

m タスクバー n セレクトＬ，Ｒボタン

l ステージパスエリア

k ファンクションボタン

j ジョグＬ，Ｒボタン

i ジョグローラー

a メモリースティックスロット

メモリースティックの挿入口です。ラベル面を上にして挿入します。

UCP-8060

o 調整つまみ

f ステータスエリア

HKSP‑008HD が装着されているスロット番号やエラー表示など、現在のステータスを表示します。

◆ 詳しくは、UCP‑8060の OperationManual をご覧ください。

b システムインジケーター

赤、オレンジまたは緑色に点灯し、システムの動作状態を表示します。

c ステータスインジケーター

メモリ−スティックスロットへのアクセス状態や、接続したシステムの状態を赤、オレンジまたは緑色の点灯、点滅で表示します。

d 表示窓

メニューやデータを表示します。画面はタッチパネルになっています。表示されている項目に触れて選択することができます。

e タイトルバー

現在表示されている画面の名称を表示します。

g リストエリア

このソフトウェアでコントロールできる項目がボタンとして表示されます。コントロールしたいボタンに触れると、その項目を選択することができます。

h 調整値表示エリア

調整つまみ 1、2、3、4 に割り当てられているパラメーターとその調整値を表示します。表示されている調整値は、対応する調整つまみを回して調整することができます。また、調整したい調整値表示エリアに触れると数字入力画面が表示され、数値を入力して調整することもできます。

i ジョグローラー

前後に回転し、項目の選択や数字の変更をします。またローラーを押すと、選択した項目を決定します。

j ジョグＬ、Ｒボタン

左側をジョグ L ボタン、右側をジョグ R ボタンと呼びます。押して、メニュー階層の移動などに使用します。

各部の名称と働き

k ファンクションボタン

上からファンクションボタン 1、2、..5 と呼びます。操作の状態により、緑、オレンジ、赤に点灯します。

l ステージパスエリア

メニューのパスを表示します。

m タスクバー

セレクトＬ、Ｒボタンで実行できる項目やキーボードアイコンなどが表示されます。

n セレクトＬ、Ｒボタン

左側をセレクト L ボタン、右側をセレクト R ボタンと呼びます。タスクバーの各スイッチに対応する位置に表示される機能を実行します。

o 調整つまみ

上から調整つまみ 1、2、3、4 と呼びます。パラメーターの調整などに使用します。

各部の名称と働き

メニュー

メニューの構成

このオペレーションソフトウェアのメニューは次のような構成になっています。

Slot1 Slot2 Slot3 Slot4 Slot5 Slot6 Slot7 Slot Slot8 Slot9 Slot10 Slot11 Slot12 Slot13 Slot14 Slot15 Slot16

Setup Input Warning Video Warning ON OFF

Ref Warning ON OFF

Output Field Mode Interpolation Repeat

Audio Channel 9-16ch 1-8ch

Trs Mode Through Re-Generate

Input Ref Input Ref Local Ref B Ref A

Ref Format HDTV SDTV

Format 1080i/50 1035i/60 1035i/59.94 1080i/60 1080i/59.94 1080p/25sF 1080p/30sF 1080p/29.97sF 1080p/24sF 1080p/23.98sF 720p/60 720p/59.94 1080p/24 1080p/23.98

Store Direct Store Freeze Store

Cancel Freeze Freeze Mode Field2

Field1 Frame

Test Image Ramp Color Bar

Auto Freeze Black Image Test Image Frame Memory Video Input OFF

Manual Freeze Black Image Test Image Frame Memory Video Input Normal

Delay Audio Delay Frame Word Clear Transparent ON OFF Video H-Phase Line Clock Clear

Video Delay Frame Line Clock Clear

Mode FS2 FS1 LS FDL

メニュー

メニュー項目の機能

Slot

コントロールしたい HKSP‑008HD が装着されているスロットを選択します。

Setup

入出力の設定を行います。

InputWarning

入力信号のワーニング出力の設定を行います。

Output

HDTVSDI 出力信号の設定を行います。

VideoWarning

HDTVSDI ビデオ信号が入力されていない場合、または設定したフォーマットと一致しない場合にワーニングを出力するかどうか選択します。

ON：ワーニングを出力します。 OFF：ワーニングを出力しません。

RefWarning

動作モードが LS（ラインシンクロナイザー）、FS（フレームシンクロナイザー）1、または FS2 モードのとき、リファレンス信号が入力されていない場合、または設定したフォーマットと一致しない場合にワーニングを出力するかどうか選択します。

ON：ワーニングを出力します。 OFF：ワーニングを出力しません。

ご注意

動作モードが FDL（固定ディレイ）モードのボタンは暗く表示され、選択できません。

FieldMode

HDTVSDI ビデオ入力信号のフリーズ画像またはフレームメモリー画像を出力している場合、フィールド画像信号処理の種類を選択します。

Interpolation：補間処理 Repeat：リピート処理

ご注意

HDTVSDI ビデオ信号フォーマットの設定が P または PsF モードの場合は、設定に関係なくフレーム画像を出力し、この項目は表示されません。

AudioChannel

HDTVSDI ビデオ入力信号に多重化されたデジタルオーディオ信号のうち、信号処理するチャンネルを選択します。

9 − 16ch：9 〜 16 チャンネル 1−8ch：1 〜 8 チャンネル

ご注意

動作モードが FS1 またはFS2 で、Transparent が OFF のときに表示されます。

TrsMode

動作モードが LS モードのとき、HDTVSDI ビデオ出力信号の TRS コードの処理を選択します。 Through：入力ビデオ信号の TRS コードをそのまま出力します。入

力ビデオ信号が同期可能範囲外にある場合でもライン方向だけ同期させることができます。

Re‑Generate：外部リファレンス信号から作られた TRS コードにす

べて置き換えます。

ご注意

動作モードが FDL、FS1 または FS2 モードのときは表示されません。

メニュー

Setup（続き）

Input

HDTVSDI 入力信号の設定を行います。

RefInput

リファレンス信号入力端子を選択します。

RefLocal：HKSP‑008HD のコネクターパネルの REFIN 入力端子 RefB：PFV‑SP3300または PFV‑SP3100 のコネクターパネルの

REFINB 入力端子

RefA：PFV‑SP3300 または PFV‑SP3100 のコネクターパネルの

REFINA 入力端子

RefFormat

リファレンス入力信号のフォーマットを選択します。

HDTV：3 値シンク信号 SDTV：ブラックバースト信号

Format

HDTVSDI ビデオ入力信号のフォーマットを選択します。

1080i/50：1080 ライン、50Hz、インターレース 1035i/60：1035 ライン、60Hz、インターレース 1035i/59.94：1035 ライン、59.94Hz、インターレース 1080i/60：1080 ライン、60Hz、インターレース 1080i/59.94：1080 ライン、59.94Hz、インターレース 1080p/25sF：1080 ライン、25Hz、プログレッシブ・セグメン

テッド・フレーム

1080p/30sF：1080 ライン、30Hz、プログレッシブ・セグメン

テッド・フレーム

1080p/29.97sF：1080 ライン、29.97Hz、プログレッシブ・セ

グメンテッド・フレーム

1080p/24sF：1080 ライン、24Hz、プログレッシブ・セグメン

テッド・フレーム

1080p/23.98sF：1080 ライン、23.98Hz、プログレッシブ・セ

グメンテッド・フレーム

720p/60：720 ライン、60Hz、プログレッシブ 720p/59.94：720 ライン、59.94Hz、プログレッシブ 1080p/24：1080 ライン、24Hz、プログレッシブ 1080p/23.98：1080 ライン、23.98Hz、プログレッシブ

Store

HDTVSDI ビデオ入力信号をフレームメモリーにストアします。一度画像をフリーズしてからその画像をストアする FREEZE モードと、ボタンを押した時点の画像をストアする ONTHE FLY モードがあります。

Mode

本機の用途を決める動作モードを選択します。

FS2：フレームシンクロナイザー 2 モード FS1：フレームシンクロナイザー 1 モード LS：ラインシンクロナイザーモード FDL：固定ディレイモード

DirectStore

ONTHEFLY モード。ボタンを押した時点の画像をフレームメモリーにストアします。

Freeze

FREEZE モード。画像をフリーズしてフレームメモリーにストアします。ボタンを押したときの画像がストアされます。

Store：フリーズした画像をフレームメモリーにストアします。 Cancel：フリーズを解除し、Direct Store と Freeze を選択する画面に戻ります。

ご注意

動作モードが LS または FDL モードのときは、タッチパネルのボタンは暗く表示され、選択できません。

メニュー

Freeze

フリーズ画像に関する設定を行います。

FreezeMode

HDTVSDI ビデオ入力信号のフリーズ画像またはフレームメモリー画像の種類を選択します。

Field2：フィールド 2 画像 Field1：フィールド 1 画像 Frame：フレーム画像

ご注意

HDTVSDI ビデオ信号フォーマットの設定が P または PsF モードの場合は、設定に関係なくフレーム画像になり、この項目は表示されません。

TestImage

マニュアルまたはオートフリーズ時に出力するテスト信号を選択します。

Ramp：ランプ信号 ColorBar：カラーバー信号

AutoFreeze

オートフリーズの ON/OFF と、ON の場合の出力画像を選択します。HDTVSDI ビデオ入力信号が途切れた場合に、選択した画像が出力されます。VideoInput または FrameMemory を選択した場合は、フリーズモードで選択した画像が出力されます。

BlackImage：ブラック信号を出力します。 TestImage：テスト信号を出力します。テスト信号の種類は、TestImage で選択します。 FrameMemory：フレームメモリーにストアされた画像を出力します。 VideoInput：動作モードが FS1 または FS2 モードのとき、HDTVSDI ビデオ入力信号をフ

リーズして出力します。動作モードが FDL または LS モードのときは表示されません。

OFF：オートフリーズしません。ブラック信号が出力されます。

ご注意

HDTVSDI ビデオ信号フォーマットの設定が P または PsF の場合は、フリーズモードの設定に関係なくフレーム画像が出力されます。

ManualFreeze

マニュアルフリーズモードについて設定します。VideoInput または FrameMemory を選択した場合は、出力する信号をさらに選択します。

BlackImage：ブラック信号を出力します。 TestImage：テスト信号を出力します。テスト信号の種類は、TestImage で選択します。 FrameMemory：フレームメモリーにストアされた画像を出力します。タッチパネルから

Frame、Field1 または Field2 モードを選択すると、選択した画像が直接出力されます。

VideoInput：動作モードが FS1 または FS2 モードのとき、HDTVSDI ビデオ入力信号をフ

リーズして出力します。タッチパネルを押した後に Frame、Field1 または Field2 モードを選択すると、選択した信号が直接出力されます。

Normal：マニュアルフリーズしません。

ご注意

･ HDTVSDI ビデオ信号フォーマットの設定が P または PsF の場合は、フレーム画像固定とな

りフィールド画像の選択は表示されません。･動作モードが FDL または LS モードのときは VideoInput は表示されません。･ FrameMemory、VideoInput で、Frame、Field1 または Field2 を選択すると、フリーズ

モードの設定が変更されます。

メニュー

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各部の名称と働き

メニュー

メニューの構成

メニュー項目の機能

オペレーションソフトウェアの最新バージョンについて