FM/AM
コンパクトディスク
プレーヤー
取扱説明書
お買い上げいただきありがとうございます。
本機は、安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故の原因となります。
この取扱説明書および「取り付けと接続」には、事故を防ぐ
ための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを示していま
す。この取扱説明書および「取り付けと接続」をよくお読み
のうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあ
とは、いつでも見られるところに必ず保管してください。
3-261-845-01 (2)
CDX-R3300
CDX-R3300S
2004 Sony Corporation
安全のために
本機は、まちがった使いかたをすると、火災や感電などによ
り人身事故の原因となります。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
この取扱説明書および「取り付けと接続」の注意事項をよく
お読みください。
警告表示の意味
取扱説明書および「取り付
けと接続」では、次のよう
な表示をしています。表示
の内容をよく理解してから
本文をお読みください。
道路交通法に従って安全運転する
運転者は道路交通法に従う義務があります。前方注意をおこ
たるなど、安全運転に反する行為は違法であり、事故やけが
の原因となります。
運転者は走行中に操作をしない。
•
車外の音が聞こえる程度の音量で聞く。
•
定期的に点検する
度は、電源コードに傷みがないか、振動により配線が
1年に1
はずれていないか、接続部分が車体と接触していないか、な
どを点検してください。
故障したら使わない
動作がおかしくなったり、キャビネットや電源コードなどが
破損しているのに気づいたら、すぐにお買い上げ店またはソ
ニーサービス窓口に修理をご依頼ください。
万一、異常が起きたら
変な音・においがしたら、
煙が出たら
1 安全な場所に車
2 電源を切る
b
3 お買い上げ店ま
を止める
たはソニーサー
ビス窓口に修理
を依頼する
この表示の注意事項を守ら
ないと、火災・感 電などに
より死亡や大けがなど人身
事故の原因となります。
この表示の注意事項を守ら
ないと、感電やその他の事
故によりけがをしたり自動
車に損害を与えたりするこ
とがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
行為を指示する記号
2
安全のために
目次
・ ..............................
について....................................
CD
について ..................................
MP3
はじめに........................................
まず、本機をリセットする ...........
・ラジオの聞きかた................
CD
各部のなまえ.................................
カードリモコンの操作 ..................
時計を合わせる .............................
CD/MP3
CD/MP3
繰り返し聞く
(リピート再生)..........................
曲順を変えて聞く
(シャッフル再生).......................
ラジオ
放送局を自動で登録する ...............
放送局を手動で登録する ...............
を聞く .............................
12
12
14
16
18
20
21
25
26
27
29
4
サウンドの設定
7
9
イコライザーを使う
)........................................
(
EQ3
音のバランスを設定する
(バランス)(フェダー)
(ローパスフィルター)
(サブウーファー)(
その他の操作
音や表示などの設定を換える ........
ロータリーコマンダー(別売り)の
操作 ............................................
使用上のご注意 ....................................
故障かな?.............................................
保証書とアフターサービス ..................
主な仕様...............................................
索引 ...................................................
ATT
)...........
30
32
33
35
38
41
45
46
47
目次
3
下記の注意事項を守らないと火災・
により死亡や大けがの原因
感電
となります。
取り付けはお買い上げ店に依頼する
本機の取り付けには専門知識が必要です。
万一、ご自分で取り付けるときは、「取り
付けと接続」の説明に従って、正しく取り
付けてください。正しい取り付けをしない
と、火災や感電の原因となります。
内部に水や異物を落とさない
水や異物が入ると火災や感電の原因となり
ます。万一、水や異物が入ったときは、す
ぐに電源を切り、お買い上げ店またはソ
ニーサービス窓口にご相談ください。
規定容量のヒューズを使う
ヒューズを交換するときは、必ずヒューズ
に記された規定容量のアンペア数のものを
お使いください。規定容量を超えるヒュー
ズを使うと、火災の原因となります。
分解や改造をしない
火災や感電、事故の原因となります。
内部の点検や修理はお買い上げ店またはソ
ニーサービス窓口にご依頼ください。
警告・注意
4
下記の注意を守らないとけがをしたり自動車に損害を与
えたりすることがあります。
ディスク挿入口に手を入れない
内部で手をはさまれ、けがの原因となるこ
とがあります。
運転中の音量は、車外の音が聞こえ
る程度にする
運転中の音量は、車外の音が聞こえる程度
でご使用ください。
車外の音が聞こえない状態で運転すると、
事故の原因となることがあります。
警告・注意
5
電池についての安全上のご注意
電池の使い方を誤ると、液漏れ・発熱・破裂・発火・誤飲による大けがや失明の原因と
なるので、次のことを必ず守ってください。
電池の液が目に入ったときは、失明の原因となるので、こすらずにすぐに多量の水道水
•
などのきれいな水で充分に洗った後、医師の治療を受ける。
電池の液をなめた場合には、すぐにうがいをして医師に相談する。
•
乳幼児の手の届かないところに置く。万一、飲み込んだ場合は、すぐに医師に相談する。
•
火の中に入れたり、加熱、分解、改造しない。
•
電池の(+)と(−)を正しく入れる。
•
ショートの原因となるので、金属製のコインやキー、ネックレス、ヘアピンなどと一緒
•
に持ち運んだり、保管しない。
電池は充電しない。
•
電池に液漏れや異臭があるときは、すぐに火気から遠ざける。
•
電池に直接はんだ付けをしない。
•
保管する場合および廃棄する場合は、テープなどで端子部を絶縁する。
•
皮膚に障害を起こすおそれがあるので、テープなどで貼り付けない。
•
電池を落下させたり、強い衝撃を与えたり、変形させない。
•
直射日光の強い所や炎天下の車内などの高温・多湿の場所に放置、保管しない。
•
電池を水などで濡らさない。
•
警告・注意
6
について
CD
の取り扱い
CD
ディスクの汚れや、ゴミ、キズ、そりなど
が、音とびなど誤動作の原因となることがあ
ります。いつまでも美しい音で楽しめるよう
に、次のことにご注意ください。
記録面に触れない
ように持つ。
ディスクに紙などを
貼らない。
キズをつけない。
こんなディスクは使わないでください
本体内部にディスクが貼り付いて故障の原因
となったり、大切なディスクにもダメージを
与えることがあります。
中古やレンタルCDでシールなどののりが
•
はみ出したり、シールをはがしたあとにの
りが付着しているもの。
また、ラベル面に印刷さ
れているインクにべたつ
きのあるもの。
レンタルCDでシールな
•
どがめくれているもの。
ラベルやシールを貼付したディスクは使わな
いでください。
次のような故障の原因となることがありま
す。
― ラベルやシールが本機内ではがれ、ディ
スクが取り出せなくなります。
― 高温によってラベルやシールが収縮して
ディスクが湾曲してしまうため、信号の
読み取りができなくなります。(再生でき
ない、音とびがするなど)
本機では円形ディスクのみお使いいただけま
す。円形以外の特殊な形状(星形やハート
形、カード型など)をしたディスクを使用す
ると、本機の故障の原因となることがありま
す。
8cmCD
本機では、
8cmCD
ので、使用しないでください。
について
8cmCD
アダプターも故障の原因となります
の再生はできません。
次のページへつづく
お手持ちのディスクに飾
•
り用のラベルやシールを
貼ったもの。
CD
について
7
について(つづき)
CD
保存
ディスクケースまたはマガ
ジンに入れ、直射日光が当
たるところなど高温の場
所、湿度の高いところを避
けて保管してください。
特に夏季、直射日光下で閉
めきった車のシート、ダッシュボードの上な
どはかなりの高温になりますので、絶対に放
置しないでください。
お手入れ
演奏する前に、演奏面についたホコリやゴ
ミ、指紋などを別売りのク
リーニングクロスで矢印の方
向へふきとってください。
ベンジン、アナログ式レコー
ド盤用のクリーナーは使用し
ないでください。
静電気防止剤なども、逆に
ディスクを傷めることがありますので、使用し
ないでください。
著作権保護技術対応音楽ディスクについ
てのご注意
本製品は、コンパクトディスク(CD)規格に
準拠した音楽ディスクの再生を前提として、
設計されています。最近、いくつかのレコー
ド会社より著作権保護を目的とした技術が搭
載された音楽ディスクが販売されています
が、これらの中にはCD規格に準拠していな
いものもあり、本製品で再生できない場合も
あります。
CD-R/CD-RW
本機はお客様が編集された下表にある
•
(レコーダブル)および
R
タブル)ディスクを再生することができま
す。ただし、録音に使用したレコーダーや
ディスクの状態によっては再生できない場
合があります。
オーディオ
ファイル
MP3
ファイナライズ処理(通常のCDプレー
•
ヤーで再生できるようにする処理)をして
いない
CD-R/CD-RW
本機は
•
•
CD-ROM、CD-R、CD-RW
れる
MP3
す。
セッションの追加が可能な
も再生できます。
についてのご注意
(リライ
CD-RW
CD
は再生できません。
ファイルを再生することができま
CD-R/CD-RW
CD-
に含ま
について
CD
8
MP3
について
MP3(MPEG1 Audio Layer3
の略)は音声
圧縮技術に関する標準フォーマットです。
を使用すれば、元のファイルを約
MP3
1/10
のサイズに圧縮します。
人間の聴覚特性に基づいて、聴きとることの
できない音声、不可聴帯域を圧縮していま
す。
ディスクについてのご注意
本機は
が編集された
RW
とができます。
ディスクは
Joliet、Romeo
のが再生可能です。
本機ではマルチセッション対応で記録した
ディスクをご使用になれます。
ISO9660
CD-ROM
理フォーマットの国際標準です。
ISO9660
関する規制があります。
レベル1:ファイル名は
レベル2:ファイル名は最大半角31文字(区切り文
拡張フォーマット
Joliet
Romeo
MP3
形式の
CD-ROM
(レコーダブル)、
CD-R
あるいはお客様
CD-
(リライタブル)ディスクを再生するこ
ISO9660
のレベル1、レベル2、
準拠でフォーマットされたも
フォーマット
のファイルおよびフォルダーに関する論
フォーマットには、次のようなレベルに
形式(名前は半角英文大
8.3
文字と半角数字、
子は3文字)。
フォルダーは名前が8文字以下で、階層
は8つ以下。
字、
と拡張子を含む)。フォルダーは
“.”
名前が半角31文字以下で、階層は8つ以
下。
: ファイル名、フォルダー名は最大で32文
字。
:ファイル名、フォルダー名は最大で半角
文字。
64
“_”で8
文字以下、拡張
マルチセッション
マルチセッションは、データの追加ができる「トラッ
ク・アット・ワンス」を採用した記録方式です。
従来のCDでは、制御部のリード・インでスタート
し、リード・アウトで終了します。
マルチセッション対応CDは各セグメントがひとつ
のセッションのように機能し、各セグメントにリー
ド・インとリード・アウトがあります。
CD-Extra
Mixed CD:1
ご注意
•
•
• MP3
•
• 320kbps
: セッション1のトラックに音声(オー
ディオCDデータ)を、セッション
のトラックにデータを記録するフォー
マット。
つのセッション内のトラック1に
データを、トラック2以降に音声
(オーディオCDデータ)を記録する
フォーマット。
ファイル名、フォルダー名は
、レベル2に準拠していないと、正しく表示さ
1
れない場合があります。
ファイルに名前をつけるときは、ファイルの最後
に拡張子「
形式以外のファイルに拡張子「
けると、そのファイルを再生してしまうため、雑
音や故障の原因となります。
次のようなディスクは再生開始までに時間がかか
る場合があります。
― 多くの階層や複雑な構成で記録したディスク
― マルチセッションで記録したディスク
― セッションの追加が可能なディスク
る
MP3
あります。
」を付けてください。
.MP3
などの高ビットレートで記録されてい
ファイル再生時には、音とびする場合が
ISO9660
.MP3
次のページへつづく
2
のレベル
」を付
MP3
について
9
について(つづき)
MP3
マルチセッションで記録したディスクを再生す
る場合のご注意
マルチセッションで記録したディスクでは、すべて
のデータが再生されないことがあります。
最初のセッションの1番目のトラックが、オー
•
ディオCDデータの場合:
最初のセッションのオーディオCDデータのみ通
常に再生し、その他のデータはとばします。
番目以降のセッションのデータは、すべてとば
2
します。
最初のセッションの1番目のトラックが、オー
•
ディオCDデータでない場合:
―ディスク内に
み再生し、オーディオCDデータを含むその他
のデータはとばします。
―ディスク内に
」と表示し、オーディオCDデータを
MUSIC
含むすべてのデータが再生されません。
ファイルがあれば、
MP3
ファイルがなければ、「
MP3
MP3
NO
MP3
フォルダーおよび
次の通りです。
の
ファイルの再生順序
MP3
1
1
2
6
ファイルの再生順序は
フォルダー
(アルバム)
ファイル
MP3
(トラック)
2
3
3
4
5
5
6
7
7
4
10
MP3
について
8
8
第1階層 第2階層 第3階層 第4階層 第5
(ルート)
9
階層
ご注意
ファイルを含まないフォルダーは無視しま
• MP3
す。
ディスクに含まれるフォルダーは
•
す。(ルートフォルダー、ファイルの入っていな
いフォルダーも含みます。)
ディスクに含まれる
•
は合わせて最大
ファイル名、フォルダー名の文字数が多い場合
は、
個以下になることがあります。
300
ファイル、フォルダー
MP3
個までです。
300
150
個までで
ちょっと一言
同一階層内のフォルダーやファイルはライティング
ソフトによってディスクに書き込まれた順序で再生
します。一般的には名前の数字・アルファベット順
に書き込まれるため、フォルダー名・ファイル名の
はじめに数字(01、02など)をつけることで再生順
序を指定できることがあります。
あなたが[放送やレコード、録音物、録画
物、実演などを]録音したものは、個人と
して楽しむほかは、著作権法上、権利者に
無断では使用できません。
MP3
について
11
はじめに
本機はCDと
•
:音楽用
CD
ファイル:
MP3
準拠して記録している)、マルチセッション対応
ラジオ:
好みの音質に調整可能な3バンドイコライザーカーブ(
•
運転感覚で操作できるロータリーコマンダー(別売り)に対応。
•
この取扱説明書では、本機の使いかたの他に、付属のカードリモコンおよび別売りのソニー製
ロータリーコマンダーを接続した場合の操作方法についても説明しています。
FM/AM
、ラジオに対応。
MP3
CD/
音楽用
CD-R/
音楽用
CD-RW/CD TEXT
CD-ROM/CD-R/CD-RW(ISO9660
レベル1/レベル2、
)機能搭載。
EQ3
Joliet、Romeo
まず、本機をリセットする
初めて使うときや、自動車のバッテリーを交
換したとき、接続を変えたときは、
ボタンを押す必要があります。
まずフロントパネルを取り外し(13ページ)、
ボタンをつま楊枝の先などで押してく
RESET
ださい。
ただし、針のような物で強く押すと故障の原
因となります。
RESET
RESET
に
ご注意
• RESET
• RESET
• RESET
12
ボタンを押すと、時刻などの登録した内
容が消えることがあります。その場合は、登録し
直してください。
ボタンを押してから約10秒間、本機は初
期設定動作を行います。その間にCDを入れると
正常にリセットされないことがありますので、初
期設定動作中はCDを入れないでください。
ボタンを押したり、
と、自動的にデモンストレーションが表示されま
す。デモンストレーションを表示したくない場合
は、「
ださい(34ページ)。
はじめに/まず、本機をリセットする
」(デモモード)を「
DEMO
ボタンを押す
OFF
OFF
」にしてく
フロントパネルについて
本機のフロントパネルは取り外すことができます。
取り外しかた
必ず、
ら、 を押して手前に引いて外します。
ご注意
取り外したフロントパネルは直射日光の当
•
たる高温のところ、湿度の高いところなど
には置かないでください。変形するおそれ
があります。
フロントパネルの表示窓や挿入口の上部を
•
押したり、強い力をあたえないでくださ
い。変形による故障の原因となります。
フロントパネルを取り外して保管するとき
•
は、必ずケース(付属)に入れてください。
そのまま放置すると、落下による破損や故
障およびキズになるおそれがあります。
ボタンを押して電源を切ってか
OFF
T
C
E
J
E
/
N
E
P
O
OFF
ボタン
取り付けかた
フロントパネルのA部分と本体のB部分を合
わせます。フロントパネルの左側も合わせて
カチッとはまるまで押します。
T
C
E
J
/E
N
E
P
O
は
じ
め
に
/
ま
ず
︑
本
機
を
リ
セ
ッ
ト
す
る
まず、本機をリセットする
13
CD
・ラジオの聞きかた
CD
を聞く
本機は
8cmCD
8cmCD
の再生はできません。
アダプターも故障の原因になりますので使用しないでください。
1 シャッターを下げる
2
ラベル面を上にして入れます。
自動的に再生が始まります。
を入れる
CD
止める/電源を切る
音量を調節する
ディスクが入っているときは
SOURCE
すると再生が始まります。
表示を切り換えるには
DSPL
ディスクを取り出すには
16
聞きたいところを探す
(手動サーチ)
SEEK
続けて、聞きたいと
ころで離します。
CD
14
ボタンを押して「CD」表示に
ボタンを押します。
ページをご覧ください。
ボタンを押し
・ラジオの聞きかた
先に進める
前に戻す
3 シャッター
を上げる
曲の頭出しをする
(自動選曲センサー(
ボタンをと
SEEK
ばしたい曲の数だ
け短く押します。
))
AMS
次の曲へ進む
曲の頭や前
の曲へ戻す
ラジオを聞く
1 ラジオ受信にする
SOURCE
ボタンを押す。
音量を調節する
2 聞きたいバンド
を選ぶ
ボタン押すごとに
MODE
FM1 t FM2 t AM1 t AM2
と切り換わります。
止める/電源を切る
C
D
・
ラ
ジ
オ
の
聞
き
か
た
3 聞きたい放送局
を選ぶ
放送局を登録してあるときに選ぶこと
ができます。
くわしくは27〜29ページをご覧くだ
さい。
自動選局で受信する(自動選局)
ボタンを聞きたい放送局を受信するま
SEEK
で繰り返し短く押します。
次の放送局を探す
前の放送局を探す
希望の放送局を受信する(手動選局)
ボタンを押し続け、聞きたい放送局の
SEEK
周波数になったところで離します。
高い周波数の
放送局を探す
低い周波数の
放送局を探す
・ラジオの聞きかた
CD
15