Sony BVM-X300 Service Manual

Professional
4-566-073-03(1)
Video Monitor
付属のCD-ROMには、BVM-X300の取扱説明書(日本語、英語)が記 録されています。詳しくは、「CD-ROMマニュアルの使いかた」(2ペー ジ)をご覧ください。
The supplied CD-ROM includes the Operating Instructions for the BVM­X300 (English and Japanese versions). For more details, see “Using the CD-ROM Manual” on page 10.
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、 火災や人身事故になることがあります。
この「ご使用になる前に」には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを示してあります。 この「ご使用になる前に」をよくお読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、 いつでも見られるところに必ず保管してください。
BVM-X300
Software Version 1.1
ご使用になる前に 
Before Using This Unit_______
© 2015 Sony Corporation
日本語
操作方法について詳しくは、付属のCD-ROMに収録 されている取扱説明書をご覧ください。
CD-ROMマニュアルの使いかた
AdobeReaderがインストールされたコンピューター で、取扱説明書を閲覧できます。 AdobeReaderは、Adobeのウェブサイトから無償で ダウンロードできます。
1
CD-ROMに収録されているindex.htmlファイルを開く。
2
読みたい取扱説明書を選択してクリックする。
警告表示の意味
この説明書および製品では、次のような表示をし ています。表示の内容をよく理解してから本文を お読みください。
この表示の注意事項を守らないと、火災や感電な どにより死亡や大けがなど人身事故につながるこ とがあります。
◆ CD-ROMが破損または紛失した場合は、お買い上げ店ま たはソニーのサービス窓口経由で購入できます。
安全のために
ソニーの製品は正しく使用すれば事故が起きないように、 安全には充分配慮して設計されています。しかし、電気 製品はまちがった使いかたをすると、火災や感電などに より死亡や大けがなど人身事故につながることがあり、 危険です。 事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
3〜6ページの注意事項をよくお読みください。製品全般 の安全上の注意事項が記されています。 6ページの「使用上のご注意」もあわせてお読みください。
定期点検をする
長期間安全に使用していただくために、定期点検を実施 することをおすすめします。点検の内容や費用について は、ソニーのサービス窓口にご相談ください。
この表示の注意事項を守らないと、感電やその他 の事故によりけがをしたり周辺の物品に損害を与 えたりすることがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
行為を指示する記号
故障したら使わない
すぐに、お買い上げ店またはソニーのサービス窓口にご 連絡ください。
万一、異常が起きたら
煙が出たら
異常な音、においがしたら内部に水、異物が入ったら
製品を落としたり、キャビネットを破損したときは
電源を切ります。電源コードや接続コードを抜きます。お買い上げ店またはソニーのご相談窓口までご相談く
ださい。
2
警告
変換プラグアダプター
アース線
安全アースを接続する
安全アースを接続しないと、感電の原因と なることがあります。 次の方法でアースを接続してください。
電源コンセントが3極の場合
付属の電源コードを使用することで安全 アースが接続されます。
電源コンセントが2極の場合
付属の3極→2極変換プラグを使用し、変 換プラグから出ているアース線を建物に 備えられているアース端子に接続してく ださい。
電源コードを傷つけない
電源コードを傷つけると、火災や感電の原 因となることがあります。
設置時に、製品と壁やラック、棚などの
間に、はさみ込まない。
電源コードを加工したり、傷つけたりし
ない。
重いものをのせたり、引っ張ったりしな
い。
熱器具に近付けたり、加熱したりしない。電源コードを抜くときは、必ずプラグを
もって抜く。 万一、電源コードが傷んだら、お買い上げ 店またはソニーのサービス窓口に交換をご 依頼ください。
内部を開けない
内部には電圧の高い部分があり、キャビ ネットや裏蓋を開けたり改造したりすると、 火災や感電の原因となることがあります。 内部の調整や設定、点検、修理はお買い上 げ店またはソニーのサービス窓口にご依頼 ください。
安全アースを取り付けることができない場 合は、お買い上げ店またはソニーのサービ ス窓口にご相談ください。
油煙、湯気、湿気、ほこりの多い場 所では設置・使用しない
上記のような場所に設置すると、火災や感 電の原因となります。 取扱説明書に記されている使用条件以外の 環境での使用は、火災や感電の原因となり ます。
電源コードのプラグ及びコネクター は突き当たるまで差し込む
真っ直ぐに突き当たるまでさしこまないと、 火災や感電の原因となります。
通気孔をふさがない
通気孔をふさぐと内部に熱がこもり、火災 や故障の原因となることがあります。風通 しをよくするために次の項目をお守りくだ さい。
壁から10cm以上離して設置する。密閉された狭い場所に押し込めない。毛足の長い敷物(じゅうたんや布団など)
の上に設置しない。
布などで包まない。あお向けや横倒し、逆さまにしない。
ファンエラーが起きている状態で使 用しない
本機では、ファンになんらかの異常が起き ると前面パネルの電源スイッチのインジ ケーターランプが赤で点滅します。このま ま使用を続けると内部に熱がこもり火災の 原因になることがあります。ソニーのサー ビス窓口にご連絡ください。
警告
3
注意
専用ブレーカーまたはスイッチを設 ける
万一、異常が起きた場合は火災や感電の原 因となることがあります。 ご使用の際は、本機の近くの容易に接近で きる屋内配線内に専用ブレーカーまたはス イッチを設けるか、または本機の使用中で も容易に抜き差しできるコンセントに電源 コードを接続してください。
表示された電源電圧で使用する
製品の表示と異なる電源電圧で使用すると、 火災や感電の原因となります。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災や感電の原因となる ことがあります。 万一、水や異物が入ったときは、すぐに電 源を切り、電源コードや接続コードを抜い て、お買い上げ店またはソニーのサービス 窓口にご相談ください。
設置は専門の工事業者に依頼する
設置については、必ずお買い上げ店または ソニーのサービス窓口にご相談ください。 壁面や天井などへの設置は、本機と取り付 け金具を含む重量に充分耐えられる強度が あることをお確かめください。 充分な強度がないと、落下して、大けがの 原因となります。 また、1年に一度は、取り付けがゆるんでな いことを点検してください。
不安定な場所に設置しない
ぐらついた台の上や傾いたところに設置す ると、倒れたり落ちたりしてけがの原因と なることがあります。 また、設置・取り付け場所の強度を充分に お確かめください。
コード類は正しく配置する
電源コードや接続コードは、足に引っかけ ると本機の落下や転倒などによりけがの原 因となることがあります。 充分注意して接続・配置してください。
転倒、移動防止の処置をする
モニターをラックに取り付け・取り外しす るときは、転倒・移動防止の処置をしない と、倒れたり、動いたりして、けがの原因 となることがあります。 安定した姿勢で注意深く作業してください。 また、ラックの設置状況、強度を充分にお 確かめください。
密閉環境に設置する際は注意する
本機をモニター棚に収納した際、上下及び 周辺の機器によりモニター周辺の通気孔が 妨げられ動作温度が上がり、故障や発熱の 原因となる可能性があります。 本機の動作条件温度0℃から35℃を保つよう に上下に100mm以上の隙間をあけ、また周 辺機器との隙間を充分にとり、通気孔の確 保や通気ファンの設置などの配慮をしてく ださい。
直射日光の当たる場所や熱器具の近 くに設置・保管しない
内部の温度が上がり、火災や故障の原因と なることがあります。
ぬれた手で電源プラグをさわらない
ぬれた手で電源プラグを抜き差しすると、 感電の原因となることがあります。
注意
4
接続の際は電源を切る
電源コードや接続コードを接続するときは、 電源を切ってください。感電や故障の原因 となることがあります。
お手入れの際は、電源を切って電源 プラグを抜く
電源を接続したままお手入れをすると、感 電の原因となることがあります。
移動の際は電源コードや接続コード を抜く
コード類を接続したまま本機を移動させる と、コードに傷がついて火災や感電の原因 となることがあります。
定期的に内部の掃除を依頼する
長い間、掃除をしないと内部にホコリがた まり、火災や感電の原因となることがあり ます。1年に一度は、内部の掃除をお買い上 げ店またはソニーのサービス窓口にご依頼 ください(有料)。 特に、湿気の多くなる梅雨の前に掃除をす ると、より効果的です。
スタンドの取り付け、取り外しの際 はモニターを横にする
スタンドの取り付け、取り外しの際には テーブルの上などにモニターの画面を下に して置いてから行ってください。モニター を立てたままスタンドの取り付け、取り外 しを行うとモニターが転倒、落下しけがの 原因になることがあります。
モニターの表面をさわらない
モニターの表面は大変あつくなります。通 電中は手や身体を触れないでください。や けどの原因となります。
ディスプレイ画面を長時間継続して 見ない
ディスプレイなどの画面を長時間継続して 見続けると、目が疲れたり、視力が低下す るおそれがあります。 ディスプレイ画面を見続けて体の一部に不 快感や痛みを感じたときは、すぐに本機の 使用をやめて休息してください。 万一、休息しても不快感や痛みがとれない ときは、医師の診察を受けてください。
付属の電源コードを使う
付属の電源コードを使わないと、火災や感 電の原因となることがあります。
本体のハンドルを持って運搬する
モニターを運ぶときは、必ず本体のハンド ルを持ってください。落下して、けがの原 因となることがあります。
重いモニターは、2人以上で開梱・ 運搬する
モニターは見た目より重量があります。開 梱・運搬は、けがや事故を防ぐため、必ず2 人以上で行ってください。1人で行うと腰を 痛めることがあります。
注意
5
その他の安全上のご注意
使用上のご注意
警告
設置の際には、容易にアクセスできる固定配線内に専用 遮断装置を設けるか、使用中に、容易に抜き差しできる、 機器に近いコンセントに電源プラグを接続してください。 万一、異常が起きた際には、専用遮断装置を切るか、電 源プラグを抜いてください。
機器を水滴のかかる場所に置かないでください。また水 の入った物、花瓶などを機器の上に置かないでください。
注意
付属の電源コードは本機の専用品です。 他の機器には使用できません。
警告
イヤホンやヘッドホンを使用するときは、音量を上げす ぎないようにご注意ください。 耳を刺激するような大きな音量で長時間続けて聞くと、 聴力に悪い影響を与えることがあります。
設置時には、通気やサービス性を考慮して設置スペース を確保してください。
ファンの排気部や通気孔をふさがない。通気のために、セット周辺に空間をあける。作業エリアを確保するため、セット後方は、40cm以上
の空間をあける。 机上などの平面に設置する場合は、上に10cm以上の空間 を確保してください。なお、セット後方はサービス性を 考慮し40cm以上の空間を確保することを推奨します。
ご注意
安全のために、周辺機器を接続する際は、過大電圧を持 つ可能性があるコネクターをLAN(10/100)端子に接続し ないでください。 接続については取扱説明書の指示に従ってください。
ご注意
LANケーブルご使用の際は、輻射ノイズによる誤動作を 防ぐため、シールドタイプのケーブルを使用してくださ い。
画面について
画面を太陽にむけたままにすると、画面を傷めてしまい
ます。窓際や室外に置くときなどはご注意ください。
画面を強く押したり、ひっかいたり、上にものを置いた
りしないでください。画面にムラが出たり、パネルの故 障の原因になります。
使用中に画面やキャビネットがあたたかくなることがあ
りますが、故障ではありません。
焼き付きについて
一般に、有機ELパネルは、その特性上、焼き付き、輝 度低下などが発生することがあります。 これらは故障ではありませんので、ご了承の上本機をお 使いください。
長時間の表示で焼き付きが発生しやすい画像
HDR表示の静止した画像画面縦横比17:9以外のマスク処理された画像カラーバーや長時間静止した画像設定や動作状態を示す文字やメッセージなどの表示センターマーカー、セーフエリアマーカーなどの表示
◆ HDR(HighDynamicRange)表示の詳細は、取扱説明書をご 覧ください。
焼き付きを軽減するには
文字表示やマーカー表示を消す
MENUボタンを押して、文字表示を消します。接続し た機器の文字表示やマーカー表示を消すには、接続した 機器を操作してください。詳しくは、接続した機器の取 扱説明書をご覧ください。
高輝度表示が含まれる固定画像や静止画、またはタイム
コード、マーカー、ロゴなどを長時間連続して表示しな いでください。100%以下の低い信号レベルで表示する ことを検討してください。
電源をこまめに切る
長時間使用しないときは、電源を切ってください。
スクリーンセーバーについて
本機には、焼き付きを軽減するためのスクリーンセー バー機能が内蔵されています。ほぼ静止した画像を表示 したまま10分以上経過すると、自動的にこの機能が働き、 画面の輝度を下げます。
その他の安全上のご注意/使用上のご注意
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