Saeco Idea Cappuccino Instruction And Maintenance Manual

CAPPUCCINO
Ver3.05.00
目次
1- マニュアル紹介 ……………… 2
2- マシン インフォメーション ……………… 3
3- 安全のために ……………… 4 4- 各部の名称 ……………… 5
カチーノ&コーヒー抽出ユニット
……………… 7
5- 操作説明 ……………… 8 a 各抽出キー・抽出ユニットの機能 ……………… 8 b マシンの立ち上げ ……………… 10 c
各ドリンクの抽出、お湯・スチームの使用
……………… 11 コーヒーの抽出 ……………… 11 カフェ・ラテ&カプチーノ&泡立ちミルク ……………… 11 粉コーヒー ……………… 12 ライトコーヒー ……………… 12 ピッチャー ……………… 12 お湯の使用 ……………… 13 スチームの使用 ……………… 14
d 抽出量の設定 ……………… 14
コーヒー抽出ボタン ……………… 14 ピッチャーボタン ……………… 14 給湯ボタン ……………… 15 ミルク抽出ボタン ……………… 15 ミルクの泡立ち調節について ……………… 16 ミルクの温度調節について ……………… 16
e グラインダーについて ……………… 16 6- メンテナンス ……………… 17
はじめに ……………… 17
7- プログラムモードの説明 ……………… 18
毎日のお手入れ ……………… 22
8-
様々なディスプレイ・メッセージ
……………… 25
9- トラブルシューティング ……………… 27
1
はじめに
このマニュアルはマシンと一緒に大切に保管してください。
このマニュアルを無くしたり破損した場合は、サービスセンターにご連絡ください。
表示マークの説明
マシンを操作する人、及びマシン自体にとって危険な状況を警告します。
専門の技術を持ったサービスエンジニアによって行われるべき操作を示します。
正しい操作を行う上で必要な事項が説明されます。
 1-マニュアルの紹介 
このマニュアルは、マシンの正しい使用方法およびそのメンテナンスに関連する情報が
記述されていますので、マシンをお使いになる前によくお読みください。 このマニュアルは、モジュラー・イデアカプチーノ(以下イデアカプチーノと記す)を
対象にしています。
重要
このマニュアルでは、強調したい事柄が、下のマークと共に示されます。
危険
サービスエンジニア
重要
2
 2-マシン インフォメーション 
注意事項
不適切な使用をされた場合のマシンの損傷、および人への危害に対して製造元は一切
責任を負いかねます。
以下は、不適切な使用例です。  - このマニュアルの記述内容と異なった使い方を行った場合  - マシンや部品を改造して使用した場合  - マシンを屋外で使用した場合
その他の危険
スチームや熱湯の使用においては、やけど等の危険がありますので特にご注意ください。
マシンの識別
それぞれのマシンには、個体の識別のためにIDプレートが付いています(図1-A参照)。 IDプレートには、以下の内容が記されています。
・ 製造者名 ・ シリアルナンバー ・ CEマーク ・ 製造年 ・ マシンモデル名 ・ 仕様
サービスセンターにご連絡の際は、 フロントドア裏側のプレートをご覧ください。
・マシンは、屋内の安定した場所に適切に設置してください。
・マシンを常に正常な状態に保つ為に、以下の点にご注意ください。
周辺温度 10℃~40℃
最高湿度 90
重要
重要
3
仕様
 3-安全のために 
安全ルール
・ 毎日のお手入れは、メインスイッチを切るか、電源プラグを抜いた状態で行ってください。 ・ マニュアルを無視してマシンのいかなる部品や装置も改造しないでください。すべて保証対象外となります。 ・ マシンに直接水をかけることはおやめください。故障の原因となります。
  このマニュアルにおいて、サービスエンジニアが行うように記述されている操作は、   ユーザーは実行しないでください。
安全装置について
・ コーヒー、給湯、スチームそれぞれの回路は、安全バルブによって、過度の圧力から保護されています。 ・ 各ボイラーは、サーモスタットによりオーバーヒートしないように保護されています。 ・ コーヒーかす入れ、及びフロントドアは、マイクロスイッチが位置を感知します。  これらのうち1つでもきちんとセットされていなければ、マシンをロックし、使用できない状態になります。
 そして、ディスプレイに上手くセットされていない部品の絵と名称が表示されます。
電源
AC200V 単相 (三相可) 50/60Hz
モデル
外寸
モジュラー/イデア・カプチーノ
63 kg
W527mm × D540mm × H690mm
重量
給水方式
水道直結型
3250W
ボイラー容量
消費電力
電源コード長さ
約 1.5 m
豆ホッパー容量
約 2.1 kg
かす入れ容量
最大 70 杯
給湯/スチーム用: 1.7L    コーヒー用: 0.5L
危険
H
W
W D D
527
540
690
4
4-各部の名称
 1 左側パネル 15 フロントドア  2 ガラスパネル 16 カス入れ  3 バックパネル 17 スチームノズル  4 カップウォーマー 18 メインスイッチ  5 粉コーヒー投入口 19 グラインダー調整ダイヤル  6 ホッパー 20 グラインダーユニット  7 右側パネル 21 カウンター  8 コントロールパネル 22 カプチーノ&コーヒー抽出ユニット  9 給湯ノズル用ゴムプロテクター 23 抽出ユニットカバー 10 クランプ 24 泡立ち調整レバー 11 給湯ノズル 25 ミルク温度調整ダイヤル 12 スチームノブ 26 ミルクディスペンサー 13 ドリップトレイ 27 ブルーイングユニット(抽出器) 14 スチームノズル用ゴムプロテクター 28 パウダートレイ
図1
5
コントロールパネル
 A B   C    D  E  H   G   F J   I K
 A 1スモールカップボタン G  カフェラテボタン  B 2スモールカップボタン H  カプチーノボタン  C 1ラージカップボタン I  給湯ボタン  D 2ラージカップボタン J  ハートボタン  E ピッチャーボタン K  オプションボタン  F 泡立ちミルクボタン L  液晶ディスプレイ
カプチーノ抽出ユニット
カプチーノ抽出ユニットは、以下の部品から 構成されています。全て取り外し可能です。
23 抽出ユニットカバー 24 泡立ち調整レバー 25 ミルク温度調整ダイヤル 26 ミルクディスペンサー 30 ミルクチューブ 31 コネクター 32 固定フォーク 33 カプチナトーレキャップ 34 カプチナトーレ本体
図2
図3
6
コーヒー抽出ユニット
A 抽出口トップカバー B ブルーイングユニット接続部 C 抽出口カバー
D 抽出ノズル E サポート
カプチーノ&コーヒー抽出ユニット
カプチーノ&コーヒー抽出ユニットは、カップ等に合わせて,高さ(70mm~155mm)を変える事ができます。
スチームノズル/給湯ノズル
スチームノズル/給湯ノズルを動かす場合は、ゴムのプロテクター部分を持って動かしてください。
金属部分は非常に熱くなりますので、絶対に素手で触らないようにご注意ください。
危険
155mm 70mm
図4
7
 5-操作説明 
 a-各抽出キー・抽出ユニットの機能
メインスイッチ( 図
1-18 )
"I"のマーク … マシンの電源をONにするときにスイッチを押します。
(スイッチの赤いランプが点灯します) ""のマーク マシンの電源をOFFにするときにスイッチを押します。 (Iマークスイッチのランプが消灯します)
各コーヒー抽出ボタン( 図2-A~E )
軽くワンタッチすると、それぞれ設定された量のコーヒー豆を挽き抽出します。 抽出量をお好みに設定することもできます。 *詳しくは、p.14をご参照ください。
ハートボタン( 図
2-J)
1回押すと、粉コーヒーを使用してコーヒーを抽出する準備をします。 ②2回押すと、ライトコーヒーを抽出する準備をします。
オプションボタン(図2-K
給湯ボタン(図2-I)とピッチャーボタン(図2-E)の選択を確定するときに使用しま す。 * 詳しくは、p.12~13をご参照ください。
給湯ボタン(図2-I
軽くワンタッチすることにより、給湯ノズルからの給湯およびその停止を行います。 お好みの湯量を設定することも可能です。
*詳しくは、p.15をご参照ください。
ピッチャーボタン(図
2-E)
多量のコーヒーを抽出するときに使用します。 お好みの抽出量にプログラムが可能です。 * 詳しくは、p.14をご参照ください。
カウンター(図1-21
コーヒーが抽出された回数を表示します。
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