Roland S-4000-SP User Manual [ja]

取扱説明書

主な特長

S-4000-SP は RSS S-4000 デジタル・スネーク・システムための、REAC スプ リッターです。この REAC スプリッターを使えば、以下のことが可能となります。
REAC ケーブルを 100m 単位で延長することができます。
マスターREAC機器の入力オーディオを、スプリットREAC 機器に分配すること
ができます。
S-4000-SPは、2 つの独立した内蔵スプリッター(各 5ポート)で構成されていま す。これら 2 つの内蔵スプリッターは、REAC 機器の MAIN ポートと BACKUP ポートそれぞれの専用スプリッターとして使い分けることができます。これによ り、REAC 接続を二重化したシステム構築ができます。
2つの独立した内蔵電源が 2 つの内蔵スプリッターそれぞれに電源を供給するた め、なんらかの事情で片方の電源が遮断されたり、故障した場合でも、継続して 使用することが可能です。
04451078 07-11-2N
*04451078-02*
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.3 〜 4)と
「使用上のご注意」(P.5)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分
ご理解いただくためにも、取扱 説明書をよくお読み ください。取扱説明書は 必要なと きにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
ローランド株式会社
2006 
©
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
2
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
このマークは、注意喚起シンボルです。取扱説明書 などに、一般的な注意、警告、危険の説明が記載さ れていることを表わしています。
このマークは、機器の内部に絶縁されていない「危 険な電圧」が存在し、感電の危険があることを警 告しています。
マークについて この機器に表示されているマークには、次のような意味があります。
以下の指示を必ず守ってください
図記号の例
取扱いを誤った場合に、使用者が 傷害を負う危険が想定される場合 および物的損害のみの発生が想定 される内容を表わしています。  ※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大 損害を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が 死亡または重傷を負う可能性が想 定される内容を表わしています。
は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、
の中に描かれています。
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜 くこと」を表わしています。
警告
注意
注意の意味について警告と
 は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま す。 具体的な注意内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を 表わしています。
 は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい ます。 具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
注意:
感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。 この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品 はありません。 修理は、お買い上げ店または保証書封筒裏面に記載のサー ビスステーションに依頼してください。
注意
感電の恐れがあります。
キャビネットをあけないでください。

安全上のご注意

001
● この機器を使用する前に、以 下の指示と取扱説 明書をよく読んでください。
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002a
● この機器を分解 したり、改造 したりしな いでく ださい。
警告 警告
007
● この機器を、ぐらつく 台の上や傾い た場所に設 置しないでくださ い。必ず安定した 水平な場所
に設置してください。
..............................................................................................................
008a
● 電源プラグは、必ず AC100V の電源コンセント に差し込んでください。
..............................................................................................................
003
● 修理/部品の交換 などで、取扱説明 書に書かれ ていないことは、絶 対にしないで ください。必
ずお買い上げ店また は保証書封筒裏 面に記載の サービスステーションに相談してください。
..............................................................................................................
004
● 次のような場所での 使用や保存はし ないでくだ さい。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場
所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)
や湿度の高い場所
○ 雨に濡れる場所 ○ ホコリの多い場所
○ 振動の多い場所
..............................................................................................................
..............................................................................................................
008e
● 電源コードは、必ず付 属のものを使 用してくだ さい。また、付属の電源 コードを他 の製品に使
用しないでください。
..............................................................................................................
009
● 電源コードを無理 に曲げたり、電源 コードの上 に重いものを載せ たりしないで ください。電源
コードに傷がつ き、ショートや 断線の結果、火 災や感電の恐れがあります。
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3
警告
011
● この機器に、異 物(燃えや すいも の、硬貨、針 金など)や液体(水、ジ ュース など)を絶 対に
入れないでください。
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012a
● 次のような場合は、直ちに電源を切って電源 コードをコンセントから 外し、お買い上げ店ま
たは保証書封筒裏面に記載のサービスステー ションに修理を依頼してください。
○ 電源コードやプラグが破損したとき ○ 煙が出たり、異臭がしたとき
○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりし
たとき
○ 機器が(雨などで)濡れたとき ○ 機器に異常や故障が生じたとき
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013
● お子様のいるご家庭で使 用する場合、お子様の 取り扱いやいたずらに注 意してください。必ず
大人のかたが、監視/指導してあげてください。
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014
● この機器を落とし たり、この機器に 強い衝撃を 与えないでください。
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015
● 電源は、タコ足配線な どの無理な配 線をしない でください。特に、電源 タップを使用 している
場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を 超えると発熱し、コードの被覆が溶けることがあります。
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016
● 外国で使用する場合は、お買 い上げ店または保 証書封筒裏面に記載のサー ビスステーションに
相談してください。
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024
● 電源コードのア ースを確実に 取り付けて くださ い。感電の恐れがあります(P.9)。
注意
101a
● この機器は、風通しのよ い、正常な通気が保た れている場所に設置して、使用してください。
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102b
● 電源コードを機器 本体やコンセン トに抜き差し するときは、必ずプラグを持ってください。
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103a
● 定期的に電源プラ グを抜き、乾いた 布でゴミや ほこりを拭き取 ってくださ い。また、長時間使
用しないときは、電源 プラグをコン セントから 外してください。電源 プラグとコン セントの間
にゴミやほこりが たまると、絶縁不 良を起こし て火災の原因になります。
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104
● 接続したコードやケー ブル類は、繁雑にならな いように配慮してください。特に、コードやケー
ブル類は、お子様の手が届 かないように配慮し てください。
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106
● この機器の上に乗 ったり、機器の上 に重いもの を置かないでください。
..............................................................................................................
107b
● 濡れた手で電源コ ードのプラグ を持って、機器 本体やコンセントに抜き差ししないでくださ
い。
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108a
● この機器を移動す るときは、電源プ ラグをコン セントから外し、外部 機器との接続 を外してく
ださい。
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109a
● お手入れをすると きには、電源を切 って電源プ ラグをコンセントから外してください(P.10)。
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110a
● 落雷の恐れがある ときは、早めに電 源プラグを コンセントから外してください。
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026
● 本機の上に水の入った容器(花びんなど)、殺 虫 剤、香水、アルコール類、マニキュア、スプレー
缶などを置かないでく ださい。また、表面に付 着した液体は、すみやかに乾 いた柔らかい布で
拭き取ってください。
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4
..............................................................................................................
118c(変更)
取り外したラック・マウント・アングル取付ネジ や付属の REAC カバー、ゴム足は、小さなお子
様が誤って飲み込 んだりすること のないようお 子様の手の届かないところへ保管してください。
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使用上のご注意

電源について
301
● 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのイン バーター制御の 製品やモー ターを使った 電気製品が接続 されているコン セントと同 じコンセント に接続しないで ください。電気製品の使用状況によっては、電源ノイズに より本機が誤動 作したり、雑 音が発生す る恐れがありま す。電源コンセントを分けることが難しい場合は、電源ノ イズ・フィルターを取り付けてください。
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐた め、必ずすべての機器の電源を切ってください。
308(変更)
● 本機には電源スイッチがありません。電源を切る必要があ るときは、コンセントからプラグを抜いてください。その ため、電源コードのプラグを差し込むコンセントは、この 機器にできるだけ近い、すぐ手の届くところのものを使用 してください。
設置について
352a
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ 画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあり ます。この場合は、この機器を遠ざけて使用してください。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着信 時や発信時、通話時 に本機か ら雑音が出 ることがありま す。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、も しくは電源を切ってください。
355b
● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつく
(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の原因
になりますので、数時間放置し、結露がなくなってから使 用してください。
360
● 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては本機のゴ ム足が、設置した台などの表面を変色または変質させるこ とがあります。 ゴム足の下にフェルトなどの布を敷くと、安心してお使い いただけます。この場合、本機が滑って動いたりしないこ とを確認してからお使いください。
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞っ た布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいときは、 中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布 で乾拭きしてください。
402
● 変色や変形の原 因となる ベンジン、シン ナーおよびアル コール類は、使用しないでください。
修理について
451a
● お客様がこの機器を分解、改造された場合、以後の性能に ついて保証できなくなります。また、修理をお断りする場 合もあります。
453a
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持 するために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有して います。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていた だきます。なお、保 有期間が 経過した 後も、故障箇所に よっては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、 または最寄りの 保証書封筒 裏面に記載 のサービスステー ションにご相談ください。
その他の注意について
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子 などに過度の力を加えないでください。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラ グを持ってください。
557
● この機器は多少発熱することがありますが、故障ではあり ません。
558b
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないよ うに、特に夜間は、音量に十分注意してください。
559a
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダン ボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
559c
● この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、各 市町村のゴミの分別基準に従って行ってください。
add
● この製品は、住宅環境以外で使用するクラス A 機器です。 住宅環境で使用する場合は、電波障害を発生させる恐れが あり、利用者が適切な対策を講ずることが必要とされるこ とがあります。この場合は、ケーブル接続部にフェライト コアを入れるなどの対策をしてください。 具体的な対策方法については、お問合せの窓口までお問合 せください。
add
● この製品は、住宅環境以外で使用するクラス A 機器です ので、クラス B に適合したデジタル・スネーク・システ ムなどと接続して使用する場合は、そのシステム全体とし てクラス A 機器に類別されます。住宅環境で使用する場 合は、電波障害を発生させる恐れがあり、利用者が適切な 対策を講ずることが必要とされることがあります。この場 合は、ケーブル接続部にフェライトコアを入れるなどの対 策をしてください。 具体的な対策方法については、お問合せの窓口までお問合 せください。
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