Roland PM-1 User Manual [ja]

取扱説明書
このたびは、ローランド・パーソナル・モニター・アンプ PM-1 をお買い上げいただ き、まことにありがとうございます。
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に
安全上のご注意(P.2 〜 3) 使用上のご注意(P.4 〜 5)
をよくお読みください。
また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読 みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いて ください。
主な特長
● 30cm(12 インチ)スピーカーとツイーターを搭載した 2 ウェイ方式、60W のハ イ・パワー出力です。
● 本体にスタンドを内蔵し、手軽にデジタル・パーカッションを取り付けて演奏する ことができます。
● パーカッション・サウンド・モジュールやデジタル・パーカッションに対応した、 高音質設計です。
入力部に 4チャンネル・ミキサーを搭載。CH1はマイク入力に対応し、XLR コネク
● ターも装備しています。CH4 はモニター機能を装備しています。
● 演奏者へのモニター機能を重視したキャビネット形状を採用しています。
● 優れた可搬性と豊富な機能により、パーソナル・ユースからステージ・モニターま で幅広く対応します。
※ デジタル・パーカッションをスタンドに取り付けて使用するには、別売のオール・
パーパス・クランプ・セット APC-33 が必要です。
©
 2002 ローランド株式会社 
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。

安全上のご注意

安全上のご注意
マークについて この機器に表示されているマークには、次のような意味があります。
注意
感電の恐れがあります。
キャビネットをあけないでください。
感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。
注意:
この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品 はありません。 修理は、お買い上げ店またはローランド・サービスに 依頼してください。
火災・感電・傷害を防止するには
注意の意味について警告と
取扱いを誤った場合に、使用者が
警告
注意
死亡または重傷を負う可能性が想 定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が 傷害を負う危険が想定される場合 および物的損害のみの発生が想定 される内容を表わしています。  ※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大 損害を表わしています。
このマークは、機器の内部に絶縁されていない「危 険な電圧」が存在し、感電の危険があることを警 告しています。
このマークは、注意喚起シンボルです。取扱説明書 などに、一般的な注意、警告、危険の説明が記載さ れていることを表わしています。
図記号の例
 は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま す。 具体的な注意内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を 表わしています。
 は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい ます。 具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
は、強制(必ずすること)を表わしていま
す。 具体的な強制内容は、
す。
の中に描かれていま
以下の指示を必ず守ってください
警告 警告
001
● この機器を使用する前に、以下の指示と取扱説 明書をよく読んでください。
..............................................................................................................
002a
● この機器を分解したり、改造したりしないでく ださい。
..............................................................................................................
003
● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれ ていないことは、絶対にしないでください。必
ずお買い上げ店またはローランド・サービスに 相談してください。
..............................................................................................................
004
● 次のような場所での使用や保存はしないでくだ さい。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場
所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)
○ 雨に濡れる場所 ○ ホコリの多い場所
○ 振動の多い場所
..............................................................................................................
007
● この機器を、ぐらついた台の上や傾いた場所に 設置しないでください。必ず安定した水平な場
所に設置してください。
..............................................................................................................
008a
● 電源プラグは、必ず AC100V の電源コンセント に差し込んでください。
..............................................................................................................
2
警告
008e
● 電源コードは、必ず付属のものを使用してくだ さい。
注意
101a
● この機器は、風通しのよい、正常な通気が保た れている場所に設置して、使用してください。
..............................................................................................................
009
● 電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上 に重いものを載せたりしないでください。電源
コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火 災や感電の恐れがあります。
..............................................................................................................
010
● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アン プ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設
定によっては永久的な難聴になる程度の音量に なります。大音量で、長時間使用しないでくだ
さい。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直 ちに使用をやめて専門の医師に相談してくださ
い。
..............................................................................................................
011
● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針 金など)や液体(水、ジュースなど)を絶対に
入れないでください。
..............................................................................................................
012a
● 次のような場合は、直ちに電源を切って電源 コードをコンセントから外し、お買い上げ店ま
たはローランド・サービスに修理を依頼してく ださい。
○ 電源コードやプラグが破損したとき ○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりし
たとき
○ 機器が(雨などで)濡れたとき ○ 機器に異常や故障が生じたとき
..............................................................................................................
013
● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様の 取り扱いやいたずらに注意してください。必ず
大人のかたが、監視/指導してあげてください。
..............................................................................................................
014
● この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を 与えないでください。
..............................................................................................................
102a
● 電源コードをコンセントに抜き差しするとき は、必ず電源プラグを持ってください。
..............................................................................................................
103a
● 長時間使用しないときは、電源プラグをコンセ ントから外してください。
..............................................................................................................
104
● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にならな いように配慮してください。特に、コードやケー
ブル類は、お子様の手が届かないように配慮し てください。
..............................................................................................................
106
● この機器の上に乗ったり、機器の上に重いもの を置かないでください。
..............................................................................................................
107a
● 濡れた手で電源コードのプラグを持って、コン セントに抜き差ししないでください。
..............................................................................................................
108a
● この機器を移動するときは、電源プラグをコン セントから外し、外部機器との接続を外してく
ださい。
..............................................................................................................
109a
● お手入れをするときには、電源を切って電源プ ラグをコンセントから外してください。
..............................................................................................................
110a
● 落雷の恐れがあるときは、早めに電源プラグを コンセントから外してください。
..............................................................................................................
119
● 本体背面のカバーは高温になりますので、やけ どしないよう注意してください。
..............................................................................................................
015
● 電源は、タコ足配線などの無理な配線をしない でください。特に、電源タップを使用している
場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を 超えると発熱し、コードの被覆が溶けることが
あります。
..............................................................................................................
016
● 外国で使用する場合は、お買い上げ店または ローランド・サービスに相談してください。
..............................................................................................................
..............................................................................................................
3

使用上のご注意

291a
2 〜 3 ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。
電源について
301
● 雑音を発生する装置(モーター、調光器など)や消費電力 の大きな機器とは、別のコンセントを使用してください。
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐた め、必ずすべての機器の電源を切ってください。
308
● 完全に電源を切る必要があるときは、この機器の電源ス イッチを切った後、コンセントからプラグを抜いてくださ い。そのため、電源コードのプラグを差し込むコンセント は、この機器にできるだけ近い、すぐ手の届くところのも のを使用してください。
設置について
351
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを持 つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがありま す。この場合は、この機器との間隔や方向を変えてくださ い。
352a
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ 画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあり ます。この場合は、この機器を遠ざけて使用してください。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着信 時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがありま す。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、も しくは電源を切ってください。
354b
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め切っ た車内などに放置しないでください。また、至近距離から 照らす照明器具(ピアノ・ライトなど)や強力なスポッ ト・ライトで長時間同じ位置を照射しないでください。変 形、変色することがあります。
355
● 故障の原因になりますので、雨や水に濡れる場所で使用し ないでください。
356
● 本機の上にゴム製品やビニール製品などを長時間放置し ないでください。変形、変色することがあります。
357
● 本機の上に水の入った容器(花びんなど)、殺虫剤、香水、 アルコール類、マニキュア、スプレー缶などを置かないで ください。また、表面に付着した液体は、すみやかに乾い た柔らかい布で拭き取ってください。
359
● 本機にシールなどを貼らないでください。はがす際に外装 の仕上げを損なうことがあります。
お手入れについて
401a+401b
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞っ た布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいときは、 中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布 で乾拭きしてください。同じ所ばかり強くこすると、仕上 げを損なう恐れがあります。
402
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアル コール類は、使用しないでください。
● カーペット部の通常のお手入れには、毛の硬いブラシをお 使いください。
修理について
451a
● お客様がこの機器を分解、改造された場合、以後の性能に ついて保証できなくなります。また、修理をお断りする場 合もあります。
453a
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持 するために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有して います。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていた だきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇所に よっては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、 または最寄りのローランド・サービスにご相談ください。
その他の注意について
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子 などに過度の力を加えないでください。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラ グを持ってください。
557
● この機器は多少発熱することがありますが、故障ではあり ません。
558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないよ うに、特に夜間は、音量に十分注意してください。ヘッド ホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけます。
559a
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダン ボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
562
● 接続には、当社ケーブル(PCS シリーズなど)をご使用 ください。他社製の接続ケーブルをご使用になる場合は、 次の点にご注意ください。
○ 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本
機との接続には、抵抗入りのケーブルを使用しない でください。音が極端に小さくなったり、全く聞こ えなくなる場合があります。ケーブルの仕様につき ましては、ケーブルのメーカーにお問い合わせくだ さい。
4
● 運搬/収納時には、AC コードを本体背面のコード・フックで固定してください。
fig.05
● 使用時は図 Aのように設置してください。図 B のように設置した状態では使用しないでください。
fig.05a
(図A)
使用上のご注意
(図B)
5

各部の名称と働き

1
2
3
4 5

フロント・パネル

fig.20a
1. ボリュームつまみ
各チャンネルの音量を調節します。右に回すほど音量が大きくなります。
CH1
マイク入力レベル(-50dBu)からサウンド・モジュールなどのライン入力レベル(-20dBu) までに対応しています。
CH2、CH3
サウンド・モジュールなどのライン入力レベル(-20dBu)に対応しています。
CH4(モニター機能)
サウンド・モジュールなどのライン入力レベル(-20dBu)に対応しています。 CH4 に入力された信号は LINE OUT ジャック(9)へは出力されずに、本体スピーカーまた
はヘッドホンから出力されます。 メイン PA からのトーク・バックや、シーケンサーとの同期演奏でのクリック音を演奏者だ
けがモニターする場合などに使用します。
2. EQUALIZER(イコライザー)
2 バンドのイコライザーを装備し、多彩な音づくりが可能です。
BASS つまみ
低音域の音質を調節します。
TREBLE つまみ
高音域の音質を調節します。
3. MASTER(マスター)
本体スピーカー出力またはヘッドホン出力の信号をコントロールします。
VOLUME つまみ
音量を調節します。
PHONES ジャック
ヘッドホンを接続します。ヘッドホンを接続すると本体スピーカーからは音を出力しません。 ※ ヘッドホンを接続するときや抜くときは、必ず MASTER VOLUMEつまみを0にしてください。 ※ PHONES ジャックはステレオ・プラグに対応していますが、音声出力はモノです。
4. パワー・インジケーター
電源をオンにすると点灯します。
5. POWER(パワー)スイッチ
電源をオン/オフします。 ※ 電源をオン/オフするときは、必ずPM-1および各接続機器の音量つまみを0にしてください。 ※ この機器は回路保護のため、電源をオンしてからしばらくは動作しません。
電源をオンするときにスピーカーから音がすることがありますが故障ではありません。
6

リア・パネル

fig.20b
6. CH1 インプット・ジャック
マイク入力レベル(-50dBu)からライン入力レベル(-20dBu)に対応した入力
端子です。
標準ジャックに加えて、マイク接続に便利なバランス対応の XLRコネクターを装
備しています。
マイク、デジタル・パーカッション、サウンド・モジュールなどの入力機器を接
続します。
7. CH2、CH3 インプット・ジャック
ライン入力レベル(-20dBu)に対応した標準ジャックの入力端子です。
デジタル・パーカッション、サウンド・モジュールなどの入力機器を接続します。
8. CH4 インプット・ジャック(モニター機能)
ライン入力レベル(-20dBu)に対応した標準ジャックの入力端子です。
デジタル・パーカッション、サウンド・モジュールなどの入力機器や、PA からの
トーク・バックなどを接続します。
入力された信号は LINE OUT ジャック(9)へは出力されずに、本体スピーカー
またはヘッドホンから出力されます。
メイン PA からのトーク・バックや、シーケンサーとの同期演奏でのクリック音
を演奏者だけがモニターする場合などに使用します。 ※ LINE OUT ジャック(9)を使用しないときは、その他のチャンネルと同等に使用
できます。
6
7
8 9
9. LINE OUT(ライン・アウト)ジャック
+4dBu の出力レベルに対応した標準ジャックの出力端子です。
ミキサーやレコーダーなどを接続します。 ※ CH4 インプット・ジャック(8)に入力された信号は出力されません。
7

接続のしかた

fig.10
マイク
(リア・パネル) (フロント・パネル)
パーカッション・パッド
インプット
アウトプット
アウトプット
レコーダー
アウトプット
ドラム音源
ステレオ
ヘッドホン
ミキサー
※ 他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破
損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電
源を切ってください。PM-1の各チャンネルのボリューム
つまみおよび MASTER VOLUME つまみを 0 にしてくだ
さい。 ※ XLR コネクターのピン配置は次のようになっています。
接続するときは、接続機器のピン配置を確認のうえ、接
fig.21
(アース) (ホット) (コールド)
※ マイクとスピーカーの位置によっては、ハウリング音
(キーンという音)が出ることがあります。その場合は、
以下のように対処してください。
1. マイクの向きを変える
2. マイクをスピーカーから遠ざける
3. 音量を下げる
8

電源を入れる/切る

接続のしかた
正しく接続したら、必ず次の手順で電源を投入してください。 手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損す る恐れがあります。
※ 電源を切るときは、各機器の音量を絞ってから、電源を入
れるときと逆の手順で電源を切ります。
PM-1および各接続機器の音量つまみがすべて0になって
1.
いることを確認します。
2.
PM-1 の各チャンネルのインプット・ジャックに接続され
ている機器の電源を入れます。

接続例および音量設定

PM-1のミキサー機能とモニター機能を駆使した、ステー ジ・モニター・ユースの接続例です。 マイクはマイク入力レベル対応の CH1 に入力します。 SPD-20 やドラム音源などの音源機器は、CH2、CH3に 入力します。 CH4 にミキサーからのトーク・バックなどを入力し LINE OUT には出ないようにします。 以上のように接続すると、複数の音源を同時に演奏でき るうえ、PA からのトーク・バックを PM-1 からだけ聴 くことができるシステムを構築できます。
PM-1 の電源を入れます。
3.
4.
PM-1のLINE OUTジャックにミキサーを接続している場 合は、ミキサーの電源を入れます。
5.
各機器の音量を調節します。
※ この機器は回路保護のため、電源をオンにしてからしばら
くは動作しません。また急に大音量が出ることを防ぐた め、必ず音量を絞ってから電源をオンにしてください。電 源をオンにするときにスピーカーから音がすることがあ りますが故障ではありません。
アウトプット
SPD-20
マイク
PM-1 を最も良い音で演奏するために、音量設定を以下 のように行います。
各チャンネルに入力している音が適度に聞こえるよ
1.
うに MASTER VOLUME つまみをを操作して、音量
バランスが調整できるようにします。
fig.12
各チャンネルのボリュームつまみを調節して、各チャ
2.
ンネル間の音量バランスを調節します。
EQUALIZER を操作して、好みの音質に調節します。
3.
※ この状態で歪んだ音がするときは、各チャンネルのボ
リュームつまみやインプット・ジャックに接続してい
る機器の音量つまみを絞ります。
4.
MASTER VOLUMEつまみを操作して、必要な音量に
調整します。
インプット
ミキサー
CH2
CH4LINEOUT
モニター アウト
CH1
CH3
アウトプット
ドラム音源
パワー・アンプ
アウトプット
9

スタンドのご使用について

警告
● 転倒の危険性がありますので、本体内蔵のスタンドは SPD-20やHPD-15 以外の取り付け目的では使用しないでください。
● SPD-20 や HPD-15 をスタンドに固定するときは、必ずオール・パーパス・クランプ・セット APC-33(別売)をご使用ください。

スタンドの固定と高さの調節

梱包時、スタンドは本体から外されています。スタンドをご 使用になるときは以下の手順でスタンドを本体にセットして ください。
fig.13
スタンド2
スタンド固定ネジ2
スタンド差込口
1.
スタンド固定ネジ 1 を緩めます。
2.
スタンド 1を本体のスタンド差込口にセットした後、スタ
ンド固定ネジ 1 を締めます。
スタンド固定ネジ 2 を緩めます。
3.
スタンド 2 をスタンド 1 のスタンド差込口にセットした
4.
後、スタンド固定ネジ 2 を締めます。
以上でスタンドのセットは完了です。
スタンド1
スタンド固定ネジ1
スタンドの高さは、以下の手順に従って調節してください。 ※ 必ず SPD-20 や HPD-15 をスタンドから取り外した状態
で作業してください。 スタンド固定ネジ1を緩め、スタンド1の高さを調節します。
1.
スタンド1の高さを決めた後にスタンド固定ネジ1を締め
2.
ます。
3.
スタンド 2 を手で持ちながらスタンド固定ネジ2 を緩め、 スタンド 2 の高さを調節します。
4.
スタンド2の高さを決めた後にスタンド固定ネジ2を締め ます。
5.
全体の高さが決まった後に、SPD-20や HPD-15 を取り付 けた APC-33 をスタンドに取り付けます。
演奏中の落下を防ぐために、スタンド固定ネジ 1,2 は確実 に締め付けてください。
fig.15a
SPD-20や HPD-15 の取り 付け角度はAPC-33で調節 します。 それそれのネジを緩め角 度を調節します。角度を決 定したらそれぞれのネジ を締めてください。 締め金具とアーム部にそ れぞれついている凹凸部 をしっかりと噛み合わせ るようにしてネジを締めてください。 凹凸部がしっかりと噛み合った状態で固定しないと演奏中に 角度が変わったりずれたりして、傷害や機器の故障の原因と なります。
左右角度調節ネジ
10
スタンドのご使用について
SPD-20 や HPD-15 を
警告
● SPD-20 や HPD-15 を図 C のように本体正面に取り付け
る場合は、スタンドの高さは 120cm(最大)まで伸ばし
てご使用できます。
● 図 D のように本体正面以外に SPD-20 や HPD-15 を取り
付ける場合は、スタンドの高さは 80cm 以下にしてご使
用ください。
● 本体を移動したり保管するときは、スタンドを最も短い状
態に収納してから移動や保管をしてください。
● 誤った状態で使用すると、転倒による傷害や機器の破損な
どの原因になります。
fig.06
高さ120cm(最大) までご使用できます。
高さ80cm以下で ご使用ください。
スタンドに取り付けるときは
SPD-20 や HPD-15 をスタンドに取り付けるときは、APC­33 を使用してスタンドに取り付け固定します。

SPD-20 を APC-33 に取り付ける ときは

1.
fig.22
2.
fig.23
市販されている六角レンチ(4mm)を使用して、SPD- 20 底面の 4 本のネジを取りはずします。
手順 1 ではずした 4 本のネジを使ってオール・パーパス・ クランプ(APC-33)のスタンド・ホルダーを SPD-20 の
底面に取り付けます。
(図C) (図D)
APC-33 に付属のネジは使用できません。
11
スタンドのご使用について

HPD-15 を APC-33 に取り付ける ときは

HPD-15 を APC-33に取り付けるときは、APC-33 に付属の 35mm のネジをお使いください。他のものを使うと故障の原 因になります。
fig.14
広い方
狭い方

APC-33 をスタンドに取り付ける ときは

APC-33 をスタンドに取り付けるときは、以下の手順で取り 付けてください。
金具 Aと金具 B でスタンドをはさみます。
1.
ネジ Cを適度な位置まで締めます。このとき図のように金
2.
具 Aと金具 B の V字型にカットされた部分にスタンドを セットして取り付けてください。
3.
ネジ Dをセットしてしっかりと締めます。このとき金具 A と金具 Bが平行になるように調整してください。
4.
APC-33をスタンドに固定した後にSPD-20やHPD-15を 軽く手で揺らしても、がたつきのないことを確認してから
演奏中の落下を防ぐために、スタンドは必ず金具 Aと金具 B の V 字型にカットされた部分にセットし、ネジ C とネジ D を しっかりと締めてください。
fig.15
金具A
ネジC
ネジD
APC-33 はスタンドの端から十分に距離を保って取り付けて ください。
金具B
スタンド
12

主な仕様

PM-1:パーソナル・モニター・アンプ
●定格出力
スピーカー出力 60 W
●規定入力レベル(@1 kHz)
インプット
チャンネル 1(マイク/ライン)-50 dBu 〜 -20 dBu
チャンネル 2,3(ライン) -20 dBu
チャンネル 4(モニター) -20 dBu
●規定出力レベル(@1 kHz)
ライン・アウト +4 dBu ※ 0 dBu = 0 .775 Vrms
●スピーカー
30 cm ×1 ツィーター× 1
●コントロール
チャンネル 1(マイク/ライン)ボリュームつまみ チャンネル 2(ライン)ボリュームつまみ チャンネル 3(ライン)ボリュームつまみ チャンネル 4(モニター)ボリュームつまみ イコライザー
ベースつまみ
トレブルつまみ マスター・ボリュームつまみ 電源スイッチ
●インジケーター
パワー
●接続端子
チャンネル 1インプット・ジャック(XLRタイプ、標準タイプ) チャンネル 2インプット・ジャック(標準タイプ) チャンネル 3インプット・ジャック(標準タイプ) チャンネル 4インプット・ジャック(標準タイプ) ライン・アウト・ジャック(標準タイプ) ヘッドホン・ジャック(ステレオ標準タイプ/音声はモノ出力)
●電源
AC100V(50 Hz/60 Hz)
●消費電力
52 W
●外形寸法
630(幅)× 490(奥行)× 565(高さ)mm
(内蔵スタンド収納時)
630(幅)× 490(奥行)× 1200(高さ)mm
(内蔵スタンド最大時)
●質量
22 kg
●付属品
保証書 取扱説明書
●別売品
オール・パーパス・クランプ・セット APC-33
※ 本体内蔵のスタンドにデジタル・パーカッションを取り付
けて演奏する場合は、必ずオール・パーパス・クランプ・ セット APC-33 を使用してスタンドに取り付けてくださ い。
※ 製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更するこ
とがあります。
13
Memo...
Memo...
取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。 If you should require an English Owner’s Manual (at a modest fee),
please contact an authorized Roland distributor.
xxxxxxxx ’00-xx-xx-xxx
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