
取扱説明書
このたびは、ローランド・パーソナル・モニター・アンプ PM-1 をお買い上げいただ
き、まことにありがとうございます。
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に
•
安全上のご注意(P.2 〜 3)
使用上のご注意(P.4 〜 5)
•
をよくお読みください。
また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読
みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いて
ください。
主な特長
● 30cm(12 インチ)スピーカーとツイーターを搭載した 2 ウェイ方式、60W のハ
イ・パワー出力です。
● 本体にスタンドを内蔵し、手軽にデジタル・パーカッションを取り付けて演奏する
ことができます。
● パーカッション・サウンド・モジュールやデジタル・パーカッションに対応した、
高音質設計です。
入力部に 4チャンネル・ミキサーを搭載。CH1はマイク入力に対応し、XLR コネク
●
ターも装備しています。CH4 はモニター機能を装備しています。
● 演奏者へのモニター機能を重視したキャビネット形状を採用しています。
● 優れた可搬性と豊富な機能により、パーソナル・ユースからステージ・モニターま
で幅広く対応します。
※ デジタル・パーカッションをスタンドに取り付けて使用するには、別売のオール・
パーパス・クランプ・セット APC-33 が必要です。
©
2002 ローランド株式会社
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。

安全上のご注意
安全上のご注意
マークについて この機器に表示されているマークには、次のような意味があります。
注意
感電の恐れがあります。
キャビネットをあけないでください。
感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。
注意:
この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品
はありません。
修理は、お買い上げ店またはローランド・サービスに
依頼してください。
火災・感電・傷害を防止するには
注意の意味について警告と
取扱いを誤った場合に、使用者が
警告
注意
死亡または重傷を負う可能性が想
定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が
傷害を負う危険が想定される場合
および物的損害のみの発生が想定
される内容を表わしています。
※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大
損害を表わしています。
このマークは、機器の内部に絶縁されていない「危
険な電圧」が存在し、感電の危険があることを警
告しています。
このマークは、注意喚起シンボルです。取扱説明書
などに、一般的な注意、警告、危険の説明が記載さ
れていることを表わしています。
図記号の例
は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま
す。
具体的な注意内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を
表わしています。
は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい
ます。
具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
●は、強制(必ずすること)を表わしていま
す。
具体的な強制内容は、
す。
●の中に描かれていま
以下の指示を必ず守ってください
警告 警告
001
● この機器を使用する前に、以下の指示と取扱説
明書をよく読んでください。
..............................................................................................................
002a
● この機器を分解したり、改造したりしないでく
ださい。
..............................................................................................................
003
● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれ
ていないことは、絶対にしないでください。必
ずお買い上げ店またはローランド・サービスに
相談してください。
..............................................................................................................
004
● 次のような場所での使用や保存はしないでくだ
さい。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場
所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)
や湿度の高い場所
○ 雨に濡れる場所
○ ホコリの多い場所
○ 振動の多い場所
..............................................................................................................
007
● この機器を、ぐらついた台の上や傾いた場所に
設置しないでください。必ず安定した水平な場
所に設置してください。
..............................................................................................................
008a
● 電源プラグは、必ず AC100V の電源コンセント
に差し込んでください。
..............................................................................................................
2

警告
008e
● 電源コードは、必ず付属のものを使用してくだ
さい。
注意
101a
● この機器は、風通しのよい、正常な通気が保た
れている場所に設置して、使用してください。
..............................................................................................................
009
● 電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上
に重いものを載せたりしないでください。電源
コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火
災や感電の恐れがあります。
..............................................................................................................
010
● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アン
プ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設
定によっては永久的な難聴になる程度の音量に
なります。大音量で、長時間使用しないでくだ
さい。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直
ちに使用をやめて専門の医師に相談してくださ
い。
..............................................................................................................
011
● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針
金など)や液体(水、ジュースなど)を絶対に
入れないでください。
..............................................................................................................
012a
● 次のような場合は、直ちに電源を切って電源
コードをコンセントから外し、お買い上げ店ま
たはローランド・サービスに修理を依頼してく
ださい。
○ 電源コードやプラグが破損したとき
○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりし
たとき
○ 機器が(雨などで)濡れたとき
○ 機器に異常や故障が生じたとき
..............................................................................................................
013
● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様の
取り扱いやいたずらに注意してください。必ず
大人のかたが、監視/指導してあげてください。
..............................................................................................................
014
● この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を
与えないでください。
..............................................................................................................
102a
● 電源コードをコンセントに抜き差しするとき
は、必ず電源プラグを持ってください。
..............................................................................................................
103a
● 長時間使用しないときは、電源プラグをコンセ
ントから外してください。
..............................................................................................................
104
● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にならな
いように配慮してください。特に、コードやケー
ブル類は、お子様の手が届かないように配慮し
てください。
..............................................................................................................
106
● この機器の上に乗ったり、機器の上に重いもの
を置かないでください。
..............................................................................................................
107a
● 濡れた手で電源コードのプラグを持って、コン
セントに抜き差ししないでください。
..............................................................................................................
108a
● この機器を移動するときは、電源プラグをコン
セントから外し、外部機器との接続を外してく
ださい。
..............................................................................................................
109a
● お手入れをするときには、電源を切って電源プ
ラグをコンセントから外してください。
..............................................................................................................
110a
● 落雷の恐れがあるときは、早めに電源プラグを
コンセントから外してください。
..............................................................................................................
119
● 本体背面のカバーは高温になりますので、やけ
どしないよう注意してください。
..............................................................................................................
015
● 電源は、タコ足配線などの無理な配線をしない
でください。特に、電源タップを使用している
場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を
超えると発熱し、コードの被覆が溶けることが
あります。
..............................................................................................................
016
● 外国で使用する場合は、お買い上げ店または
ローランド・サービスに相談してください。
..............................................................................................................
..............................................................................................................
3

使用上のご注意
291a
2 〜 3 ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。
電源について
301
● 雑音を発生する装置(モーター、調光器など)や消費電力
の大きな機器とは、別のコンセントを使用してください。
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐた
め、必ずすべての機器の電源を切ってください。
308
● 完全に電源を切る必要があるときは、この機器の電源ス
イッチを切った後、コンセントからプラグを抜いてくださ
い。そのため、電源コードのプラグを差し込むコンセント
は、この機器にできるだけ近い、すぐ手の届くところのも
のを使用してください。
設置について
351
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを持
つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがありま
す。この場合は、この機器との間隔や方向を変えてくださ
い。
352a
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ
画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあり
ます。この場合は、この機器を遠ざけて使用してください。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着信
時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがありま
す。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、も
しくは電源を切ってください。
354b
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め切っ
た車内などに放置しないでください。また、至近距離から
照らす照明器具(ピアノ・ライトなど)や強力なスポッ
ト・ライトで長時間同じ位置を照射しないでください。変
形、変色することがあります。
355
● 故障の原因になりますので、雨や水に濡れる場所で使用し
ないでください。
356
● 本機の上にゴム製品やビニール製品などを長時間放置し
ないでください。変形、変色することがあります。
357
● 本機の上に水の入った容器(花びんなど)、殺虫剤、香水、
アルコール類、マニキュア、スプレー缶などを置かないで
ください。また、表面に付着した液体は、すみやかに乾い
た柔らかい布で拭き取ってください。
359
● 本機にシールなどを貼らないでください。はがす際に外装
の仕上げを損なうことがあります。
お手入れについて
401a+401b
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞っ
た布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいときは、
中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布
で乾拭きしてください。同じ所ばかり強くこすると、仕上
げを損なう恐れがあります。
402
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアル
コール類は、使用しないでください。
● カーペット部の通常のお手入れには、毛の硬いブラシをお
使いください。
修理について
451a
● お客様がこの機器を分解、改造された場合、以後の性能に
ついて保証できなくなります。また、修理をお断りする場
合もあります。
453a
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持
するために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有して
います。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていた
だきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇所に
よっては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、
または最寄りのローランド・サービスにご相談ください。
その他の注意について
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子
などに過度の力を加えないでください。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラ
グを持ってください。
557
● この機器は多少発熱することがありますが、故障ではあり
ません。
558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないよ
うに、特に夜間は、音量に十分注意してください。ヘッド
ホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけます。
559a
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダン
ボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
562
● 接続には、当社ケーブル(PCS シリーズなど)をご使用
ください。他社製の接続ケーブルをご使用になる場合は、
次の点にご注意ください。
○ 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本
機との接続には、抵抗入りのケーブルを使用しない
でください。音が極端に小さくなったり、全く聞こ
えなくなる場合があります。ケーブルの仕様につき
ましては、ケーブルのメーカーにお問い合わせくだ
さい。
4

● 運搬/収納時には、AC コードを本体背面のコード・フックで固定してください。
fig.05
● 使用時は図 Aのように設置してください。図 B のように設置した状態では使用しないでください。
fig.05a
(図A)
使用上のご注意
(図B)
5

各部の名称と働き
フロント・パネル
fig.20a
1. ボリュームつまみ
各チャンネルの音量を調節します。右に回すほど音量が大きくなります。
CH1
マイク入力レベル(-50dBu)からサウンド・モジュールなどのライン入力レベル(-20dBu)
までに対応しています。
CH2、CH3
サウンド・モジュールなどのライン入力レベル(-20dBu)に対応しています。
CH4(モニター機能)
サウンド・モジュールなどのライン入力レベル(-20dBu)に対応しています。
CH4 に入力された信号は LINE OUT ジャック(9)へは出力されずに、本体スピーカーまた
はヘッドホンから出力されます。
メイン PA からのトーク・バックや、シーケンサーとの同期演奏でのクリック音を演奏者だ
けがモニターする場合などに使用します。
2. EQUALIZER(イコライザー)
2 バンドのイコライザーを装備し、多彩な音づくりが可能です。
BASS つまみ
低音域の音質を調節します。
TREBLE つまみ
高音域の音質を調節します。
3. MASTER(マスター)
本体スピーカー出力またはヘッドホン出力の信号をコントロールします。
VOLUME つまみ
音量を調節します。
PHONES ジャック
ヘッドホンを接続します。ヘッドホンを接続すると本体スピーカーからは音を出力しません。
※ ヘッドホンを接続するときや抜くときは、必ず MASTER VOLUMEつまみを0にしてください。
※ PHONES ジャックはステレオ・プラグに対応していますが、音声出力はモノです。
4. パワー・インジケーター
電源をオンにすると点灯します。
5. POWER(パワー)スイッチ
電源をオン/オフします。
※ 電源をオン/オフするときは、必ずPM-1および各接続機器の音量つまみを0にしてください。
※ この機器は回路保護のため、電源をオンしてからしばらくは動作しません。
電源をオンするときにスピーカーから音がすることがありますが故障ではありません。
6

リア・パネル
fig.20b
6. CH1 インプット・ジャック
マイク入力レベル(-50dBu)からライン入力レベル(-20dBu)に対応した入力
端子です。
各部の名称と働き
標準ジャックに加えて、マイク接続に便利なバランス対応の XLRコネクターを装
備しています。
マイク、デジタル・パーカッション、サウンド・モジュールなどの入力機器を接
続します。
7. CH2、CH3 インプット・ジャック
ライン入力レベル(-20dBu)に対応した標準ジャックの入力端子です。
デジタル・パーカッション、サウンド・モジュールなどの入力機器を接続します。
8. CH4 インプット・ジャック(モニター機能)
ライン入力レベル(-20dBu)に対応した標準ジャックの入力端子です。
デジタル・パーカッション、サウンド・モジュールなどの入力機器や、PA からの
トーク・バックなどを接続します。
入力された信号は LINE OUT ジャック(9)へは出力されずに、本体スピーカー
またはヘッドホンから出力されます。
メイン PA からのトーク・バックや、シーケンサーとの同期演奏でのクリック音
を演奏者だけがモニターする場合などに使用します。
※ LINE OUT ジャック(9)を使用しないときは、その他のチャンネルと同等に使用
できます。
6
7
8
9
9. LINE OUT(ライン・アウト)ジャック
+4dBu の出力レベルに対応した標準ジャックの出力端子です。
ミキサーやレコーダーなどを接続します。
※ CH4 インプット・ジャック(8)に入力された信号は出力されません。
7

接続のしかた
fig.10
マイク
(リア・パネル) (フロント・パネル)
パーカッション・パッド
インプット
アウトプット
アウトプット
レコーダー
アウトプット
ドラム音源
ステレオ
ヘッドホン
ミキサー
※ 他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破
損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電
源を切ってください。PM-1の各チャンネルのボリューム
つまみおよび MASTER VOLUME つまみを 0 にしてくだ
さい。
※ XLR コネクターのピン配置は次のようになっています。
接続するときは、接続機器のピン配置を確認のうえ、接
続してください。
fig.21
(アース)
(ホット)
(コールド)
※ マイクとスピーカーの位置によっては、ハウリング音
(キーンという音)が出ることがあります。その場合は、
以下のように対処してください。
1. マイクの向きを変える
2. マイクをスピーカーから遠ざける
3. 音量を下げる
8

電源を入れる/切る
接続のしかた
正しく接続したら、必ず次の手順で電源を投入してください。
手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損す
る恐れがあります。
※ 電源を切るときは、各機器の音量を絞ってから、電源を入
れるときと逆の手順で電源を切ります。
PM-1および各接続機器の音量つまみがすべて0になって
1.
いることを確認します。
2.
PM-1 の各チャンネルのインプット・ジャックに接続され
ている機器の電源を入れます。
接続例および音量設定
PM-1のミキサー機能とモニター機能を駆使した、ステー
ジ・モニター・ユースの接続例です。
マイクはマイク入力レベル対応の CH1 に入力します。
SPD-20 やドラム音源などの音源機器は、CH2、CH3に
入力します。
CH4 にミキサーからのトーク・バックなどを入力し LINE
OUT には出ないようにします。
以上のように接続すると、複数の音源を同時に演奏でき
るうえ、PA からのトーク・バックを PM-1 からだけ聴
くことができるシステムを構築できます。
PM-1 の電源を入れます。
3.
4.
PM-1のLINE OUTジャックにミキサーを接続している場
合は、ミキサーの電源を入れます。
5.
各機器の音量を調節します。
※ この機器は回路保護のため、電源をオンにしてからしばら
くは動作しません。また急に大音量が出ることを防ぐた
め、必ず音量を絞ってから電源をオンにしてください。電
源をオンにするときにスピーカーから音がすることがあ
りますが故障ではありません。
アウトプット
SPD-20
マイク
PM-1 を最も良い音で演奏するために、音量設定を以下
のように行います。
各チャンネルに入力している音が適度に聞こえるよ
1.
うに MASTER VOLUME つまみをを操作して、音量
バランスが調整できるようにします。
fig.12
各チャンネルのボリュームつまみを調節して、各チャ
2.
ンネル間の音量バランスを調節します。
EQUALIZER を操作して、好みの音質に調節します。
3.
※ この状態で歪んだ音がするときは、各チャンネルのボ
リュームつまみやインプット・ジャックに接続してい
る機器の音量つまみを絞ります。
4.
MASTER VOLUMEつまみを操作して、必要な音量に
調整します。
インプット
ミキサー
CH2
CH4LINEOUT
モニター
アウト
CH1
CH3
アウトプット
ドラム音源
パワー・アンプ
アウトプット
メイン・スピーカー
9

スタンドのご使用について
警告
● 転倒の危険性がありますので、本体内蔵のスタンドは SPD-20やHPD-15 以外の取り付け目的では使用しないでください。
● SPD-20 や HPD-15 をスタンドに固定するときは、必ずオール・パーパス・クランプ・セット APC-33(別売)をご使用ください。
スタンドの固定と高さの調節
梱包時、スタンドは本体から外されています。スタンドをご
使用になるときは以下の手順でスタンドを本体にセットして
ください。
fig.13
スタンド2
スタンド固定ネジ2
スタンド差込口
1.
スタンド固定ネジ 1 を緩めます。
2.
スタンド 1を本体のスタンド差込口にセットした後、スタ
ンド固定ネジ 1 を締めます。
スタンド固定ネジ 2 を緩めます。
3.
スタンド 2 をスタンド 1 のスタンド差込口にセットした
4.
後、スタンド固定ネジ 2 を締めます。
以上でスタンドのセットは完了です。
スタンド1
スタンド固定ネジ1
スタンドの高さは、以下の手順に従って調節してください。
※ 必ず SPD-20 や HPD-15 をスタンドから取り外した状態
で作業してください。
スタンド固定ネジ1を緩め、スタンド1の高さを調節します。
1.
スタンド1の高さを決めた後にスタンド固定ネジ1を締め
2.
ます。
3.
スタンド 2 を手で持ちながらスタンド固定ネジ2 を緩め、
スタンド 2 の高さを調節します。
4.
スタンド2の高さを決めた後にスタンド固定ネジ2を締め
ます。
5.
全体の高さが決まった後に、SPD-20や HPD-15 を取り付
けた APC-33 をスタンドに取り付けます。
演奏中の落下を防ぐために、スタンド固定ネジ 1,2 は確実
に締め付けてください。
fig.15a
SPD-20や HPD-15 の取り
付け角度はAPC-33で調節
します。
それそれのネジを緩め角
度を調節します。角度を決
定したらそれぞれのネジ
を締めてください。
締め金具とアーム部にそ
れぞれついている凹凸部
をしっかりと噛み合わせ
るようにしてネジを締めてください。
凹凸部がしっかりと噛み合った状態で固定しないと演奏中に
角度が変わったりずれたりして、傷害や機器の故障の原因と
なります。
上下角度調節ネジ
左右角度調節ネジ
10

スタンドのご使用について
SPD-20 や HPD-15 を
警告
● SPD-20 や HPD-15 を図 C のように本体正面に取り付け
る場合は、スタンドの高さは 120cm(最大)まで伸ばし
てご使用できます。
● 図 D のように本体正面以外に SPD-20 や HPD-15 を取り
付ける場合は、スタンドの高さは 80cm 以下にしてご使
用ください。
● 本体を移動したり保管するときは、スタンドを最も短い状
態に収納してから移動や保管をしてください。
● 誤った状態で使用すると、転倒による傷害や機器の破損な
どの原因になります。
fig.06
高さ120cm(最大)
までご使用できます。
高さ80cm以下で
ご使用ください。
スタンドに取り付けるときは
SPD-20 や HPD-15 をスタンドに取り付けるときは、APC33 を使用してスタンドに取り付け固定します。
SPD-20 を APC-33 に取り付ける
ときは
1.
fig.22
2.
fig.23
市販されている六角レンチ(4mm)を使用して、SPD- 20
底面の 4 本のネジを取りはずします。
手順 1 ではずした 4 本のネジを使ってオール・パーパス・
クランプ(APC-33)のスタンド・ホルダーを SPD-20 の
底面に取り付けます。
(図C) (図D)
APC-33 に付属のネジは使用できません。
11

スタンドのご使用について
HPD-15 を APC-33 に取り付ける
ときは
HPD-15 を APC-33に取り付けるときは、APC-33 に付属の
35mm のネジをお使いください。他のものを使うと故障の原
因になります。
fig.14
広い方
狭い方
APC-33 をスタンドに取り付ける
ときは
APC-33 をスタンドに取り付けるときは、以下の手順で取り
付けてください。
金具 Aと金具 B でスタンドをはさみます。
1.
ネジ Cを適度な位置まで締めます。このとき図のように金
2.
具 Aと金具 B の V字型にカットされた部分にスタンドを
セットして取り付けてください。
3.
ネジ Dをセットしてしっかりと締めます。このとき金具 A
と金具 Bが平行になるように調整してください。
4.
APC-33をスタンドに固定した後にSPD-20やHPD-15を
軽く手で揺らしても、がたつきのないことを確認してから
ご使用ください。
演奏中の落下を防ぐために、スタンドは必ず金具 Aと金具 B
の V 字型にカットされた部分にセットし、ネジ C とネジ D を
しっかりと締めてください。
fig.15
金具A
ネジC
ネジD
APC-33 はスタンドの端から十分に距離を保って取り付けて
ください。
金具B
スタンド
12

主な仕様
PM-1:パーソナル・モニター・アンプ
●定格出力
スピーカー出力 60 W
●規定入力レベル(@1 kHz)
インプット
チャンネル 1(マイク/ライン)-50 dBu 〜 -20 dBu
チャンネル 2,3(ライン) -20 dBu
チャンネル 4(モニター) -20 dBu
●規定出力レベル(@1 kHz)
ライン・アウト +4 dBu
※ 0 dBu = 0 .775 Vrms
●スピーカー
30 cm ×1
ツィーター× 1
●コントロール
チャンネル 1(マイク/ライン)ボリュームつまみ
チャンネル 2(ライン)ボリュームつまみ
チャンネル 3(ライン)ボリュームつまみ
チャンネル 4(モニター)ボリュームつまみ
イコライザー
ベースつまみ
トレブルつまみ
マスター・ボリュームつまみ
電源スイッチ
●インジケーター
パワー
●接続端子
チャンネル 1インプット・ジャック(XLRタイプ、標準タイプ)
チャンネル 2インプット・ジャック(標準タイプ)
チャンネル 3インプット・ジャック(標準タイプ)
チャンネル 4インプット・ジャック(標準タイプ)
ライン・アウト・ジャック(標準タイプ)
ヘッドホン・ジャック(ステレオ標準タイプ/音声はモノ出力)
●電源
AC100V(50 Hz/60 Hz)
●消費電力
52 W
●外形寸法
630(幅)× 490(奥行)× 565(高さ)mm
(内蔵スタンド収納時)
630(幅)× 490(奥行)× 1200(高さ)mm
(内蔵スタンド最大時)
●質量
22 kg
●付属品
保証書
取扱説明書
●別売品
オール・パーパス・クランプ・セット APC-33
※ 本体内蔵のスタンドにデジタル・パーカッションを取り付
けて演奏する場合は、必ずオール・パーパス・クランプ・
セット APC-33 を使用してスタンドに取り付けてくださ
い。
※ 製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更するこ
とがあります。
13

Memo...

Memo...

取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。
If you should require an English Owner’s Manual (at a modest fee),
please contact an authorized Roland distributor.
xxxxxxxx ’00-xx-xx-xxx