
フェライト・コアの取り付けかた
M-10MX をお使いになる前に必ずフェライト・コアを取り付けてください。
M-10MXのコアキシャル端子にデジタル機器を接続する場合には、付属のフェライト・コアを取り付けてください。
電磁ノイズ防止用ですので取り外さないでください。
取扱説明書
fig.ferraite-1
1.
フェライト・コアをコアキシャル・ケーブルに
取り付けます。
※ 必ず、M-10MX の間近に取り付けてください。
fig.ferraite-2
2.
コアキシャル・ケーブルをフェライト・コアに
1 周巻き付けます。
fig.ferraite-3
3.
カチッと音がするまで押し込みます。
※ フェライト・コアを取り付けるとき、指などを挟まないようにご注意ください。
※ フェライト・コアを閉めるとき、ケーブルを無理に挟まないでください。
フェライト・コア
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』(P.13 〜 P.14)、『使用上のご
注意』(P.15)をよくお読みください。
また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。
取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。
If you should require an English Owner’s Manual (at a modest fee), please contact an authorized Roland
distributor.
©
2006 ローランド株式会社
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
04455167 1MP
2

各部の名称と働き
SENS つまみ
入力感度を調節して、各チャンネルをノ
イズやひずみのない状態でミキシング
するための入力レベルを決めます。
SENS つまみは、右に回すと感度が高く
(入力レベルが大きく)なり、左 に回す
と感度が低く(入力レベルが小さく)な
ります。
1 〜 6 の標準ジャックにマイクを接続
したときは、SENS つまみを右方向に回
してMIC付近に合わせます。
キーボードなどのライン機器を接続し
たときは、SENS つまみを左方向に回し
てLINE付近に合わせます。
※ SENS つまみは、チャンネルの L/R
入力を同時に変化させます。
チャンネル・ボリュームつまみ
各チャンネルの音量を調 節しま
す。通常はマーキング位置 で使
用します。
※ チャンネル・ボリュームつまみは、チャン
ネルの L/R 入力を同時に変化させます。
プラグイン・パワー対応
INPUT ジャック
(ステレオ・ミニ・ジャック)
プラグイン・パワー対応のステレオ・マ
イクを接続するジャックです。
接続したマイクの音はチャンネル 1/2
に入力されます。背面の INPUT 1/2
ジャックに機器を接続した場合は、両方
の音がミックスされます。
※ モノ・マイクは使えません。
※ このジャックに入力した音に SENS
1/2 つまみは効きません。
VOLUME つまみ
接続したマイクからの入 力音量を調節
します。
つまみを左一杯に回すと、音量を絞るこ
とができます。
OVERLOAD インジケーター
ミキシングされた信号が大きすぎる場合に点灯します。ひんぱんに
点灯する場合は、各チャンネルの SENS つまみを左に回して、入
力レベルを下げてください。(P.9)
※ クリッピング・レベル(ひずみ始めるレベル)の 6dB 手前で点
灯します。
ヘッドホン・ジャック
(ステレオ・ミニ・ジャック)
ステレオ・ヘッド ホンを接続し ま
す。
VOLUME つまみ
ヘッドホンの音量を調節します。
※ ヘッドホンの音量は、MAIN ボ
リュームつまみで変化 すること
はありません。
DIGITAL OUTPUT
コネクター/ジャック
OUTPUTジャックの出力と同
じオーディオ 信号をデジ タル
出力します。
オプティカル とコアキシ ャル
の 2 種類の端子があり、同時
に利用することもできます。
※ POWER SAVE スイッチが
オンになっているときは、
出力されません。
POWER スイッチ
電源のオン/オフを切り替えます。
AC アダプターを使うときはスイッ
チをDC IN、電池を使うときは
スイッチをBATTにすると、電
源がオンになって POWER インジ
ケーターが点灯します。
OUTPUT ジャック
ミキシングされ た信号を出力 するジャ ックです。標準ジ ャックと
RCA ピン・ジ ャックを装備しており、両方 のジャックに接続して
別々に出力することもできます。モノ標準プラグのケーブ ルを使っ
たアンバランス接続だけでなく、ステレオ標準プラグを使 ったバラ
ンス接続ができる TRS 仕様となっています。
※ バラ ンス接続する場合 は、接続機器 の入力端子が以下 の極性に
なっていることを確認してください。機器によって は、HOT と
COLDの極性が逆になっていることがあります。ご注意ください。
DC IN(AC アダプター)
ジャック
付属の AC アダプターを接続しま
す。
POWER インジケーター
電源がオンになると点灯します。
※ 電池での使用時、インジケーター
の明るさで電池の消耗状況を確
認できます。インジケーターが暗
くなったり点灯しなくなったと
きは、電池を交換してください。
INPUT ジャック
チャンネル 1 〜 4、5、6(標準ジャック)
MAIN ボリュームつまみ
各チャンネルの入力がミキシングさ
れた後の、全体の音量を調節します。
※ MAIN ボリュームつまみで音量を
下げても、ヘッドホン・ジャック
の出力レベルは変化しません。
電子楽器やマイクの接続に適しています。マイクなどのモノラル機器を
接続する際は、L(MONO) に接続してください。
チャンネル 5、6、7 〜 10(RCA ピン・ジャック)
コンピューター・ミュージック製品や CD/MD プレーヤーなどのオー
ディオ機器を接続します。
チャンネル 5/6 では、標準ジャック/ RCA ピン・ジャックの両方に接
続し、同時に利用することもできます。
SAMPLE RATE 切り替えスイッチ
DIGITAL OUTPUT から出力するデジタル・オーディオ
信号のサンプリング周波数(サンプル・レイト)を 44.1/
48/96kHz の中から選ぶことができます。
裏面
(TRS 標準/ RCA ピン・ジャック)
(標準ジャック、RCA ピン・ジャック)
POWER SAVE スイッチ
「パワー・セーブ」機能をオン/オフします。
こ の 機 能 を オ ン に す る と、DIGITAL
OUTPUT からのデジタル出力がオフ(出
力しない)になり、電力の消費が抑えられ
ます。
3
4

ブロック・ダイアグラム
INPUT 7/8
INPUT 5/6
INPUT 5/6
SENS
SENS
SENS
SENS
SENS
VOLUME
SENS
R
L
L
R
ダイナミック・マイク
音源
キーボード
付属
ACアダプター
ステレオ
ヘッドホン
音源
ミキサー
RLR
L
デジタル・パワード・モニター
コアキシャル
ケーブル
コンピューター
オーディオ・インターフェース
光ケーブル
SAMPLERATE切り替え
スイッチを96kHzに設定
すると、より高音質にな
ります。
TRSバランス
SAMPLE RATE切り替えスイッチで、本機のサンプル・レイトを
オーディオ・インターフェースのサンプル・レイトに合わせてく
ださい。
本機を別のミキサーのサブ・
ミキサーとしてお使いになる
場合は、OUTPUTL,Rジャッ
クと、別のミキサーの入力端
子を接続します。
モノラル仕様のダイ
ナミック・マイクを
使用する場合は、チ
ャンネル1(MIC)
または3(MIC)に
接続してください。
ステレオ・ミニ
プラグイン・
パワー対応
標準タイプ
標準タイプ
標準タイプ
RCA
RCA
RCA
CHANNEL
VOLUME
CHANNEL
VOLUME
CHANNEL
VOLUME
CHANNEL
VOLUME
CHANNEL
VOLUME
Bus L
Bus R
PHONES
VOLUME
MAIN
VOLUME
ステレオ・ミニ
PHONES
TRSインピーダンス・バランス
MAIN OUTPUT
RCA
COAXIAL
DIGITAL OUTPUT
OPTICAL
接続
例 1)DTMP での音のミックス/切り替え
※「DTMP」(デスクトップ・メディア・プロダクション)とは、パソコンを使った新しい映像・音楽の楽しみ方
のことです。
fig.002
主な特長
M-10MX は、軽量・小型ながらマルチメディアに対応した10チャンネル入力(ステレオ 5 チャンネル)の
ミキサーです。定番のミキシングはもちろん、ビデオ編集での音声ミキシングなどにも活用できます。
豊富な入出力端子
入出力端子として、標準ジャックと RCA ピン・ジャッ
クを装備。マイク、電子楽器、オーディオ機器など、あ
らゆる機器の接続を可能にしています。
また、プラグイン・パワー対応のマイクを接続する専用
の入力端子(ステレオ・ミニ)も装備しています。
2 電源方式
電源として、付属の AC アダプターまたは電池を使うこ
とができます。
スイッチの切り替えで、どちらの電源で使うかを選ぶこ
とができます。
デジタル出力
2 種類のデジタル出力端子(光(オプティカル)、コア
キシャル)も装備。ミキシングされたサウンドを、24
ビット/ 96kHz のデジタル・オーディオ信号として出
力します。
またサンプリング周波数は、44.1/48/96kHz に切り
替え可能です。
ヘッドホン端子
個人練習や夜間の使用に便利な、ヘッドホン端子を装備
しています。
5
※ M-10MX の電源を入れる/切るときは、必ず MAIN ボリュームおよびデジタル・パワード・モニターの音量を
絞ってください。
6

例 2)ビデオの音声編集
R
L
RR
LL
携帯オーディオ・プレーヤー
付属ACアダプター
CDプレーヤー
MDプレーヤー
ステレオ
ヘッドホン
携帯型
MDプレーヤー/レコーダー
SAMPLE RATE切り替えスイッチで、本機のサンプル・レイトをMDプ
レーヤー/レコーダーのサンプル・レイトに合わせてください。
パワード・モニター
携帯レコーダー
L
R
さまざまなオーディオ機器からの音を、バランスよく、同時にアフレコする
※ アフレコとは、「アフター・レコーディング」の略で、あらかじめ収録された映像に、あとから音楽・効果音・
ナレーションなどの音声信号を録音することを意味する用語として使われています。
fig.001
CDプレーヤー携帯オーディオ・プレーヤービデオ・カメラビデオ・デッキ
ダイナミック
マイク
映像信号
例 3)オーディオ機器のミックス
fig.001a
付属ACアダプター
プラグイン・パワー対応
ステレオ・マイク
R
L
LL
L
R
RR
ステレオ
ヘッドホン
接続時の注意
※ マイクとスピーカーの位置によっては、ハウリング
音(キーンという音)が出ることがあります。その
場合は以下のように対処してください。
1. マイクの向きを変える。
2. マイクをスピーカーから遠ざける。
3. 音量を下げる。
※ 他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーな
どの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量をし
ぼり、電源を切ってから接続してください。
※ 抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、INPUT
ジャックに接続した機 器の音量が小さ くなること
があります。このときは、抵抗の入っていない接続
ケーブル(ローランド:PCS シリーズなど)をご
使用ください。
7
8

操作
電池の入れかた
正しく接続したら(P.6 〜 P.8)、必ず次の手順で電源を投入してください。手順を間違えると、誤動作をした
りスピーカーなどが破損する恐れがあります。
1.
本体(M-10MX)と、接続するす べての機
器の電源をオフにします。
2.
各機器を接続します。
3.
チャンネル 1L/2R、3L/4R、5L/6R にマイ
クを接続している場合は、そのチャンネルの
SENS つまみをMICに合わせます。
マイク以外の機器を接続している場合は、
SENS つまみをLINEに合わせます。
4.
チャンネル・ボリュームつまみをマーキング
位置に合わせます。
fig.003
5.
MAIN ボリュームつまみを- ∞の位置に
合わせます。
※ MAIN ボリューム、ヘッドホン・ボリュームの音
量を絞って から電 源を入れてく ださい。音量 を
絞っても、電源を入れるときに音がすることがあ
りますが、故障ではありません。
fig.004
6.
各ジャック に接続して いる機器の電 源をオ
ンにします。
7.
電源スイッチをDC INまたはBATT
にします。
8.
MAIN ボリュームつまみをゆっくり右に回
し、適当な位置にセットします。
9.
1〜 6チャンネルの音量を SENSつまみで調
節します。
※ 使わないチャンネルは、音量を絞ってください。
※ 信号の最大入力時にOVERLOADインジケーター
が一瞬点灯するように調節すると、ノイズやひず
みの少ないミキシングができます。
fig.005
各チャンネ ルの音量 バランスを、チ ャンネ
10.
ル・ボリュームつまみで調整します。
fig.0051
本機は付属の AC アダプターでの使用を基本としていますが、市販の単 3 乾電池を取り付けると、電池での動作が
可能となります。
1.
POWER スイッチをOFFにします。
2.
本体を裏返します。
※ 本体を裏 返す際は、ボタン、つまみなどを破損し
ないように、新聞や雑誌などを重ねて本体の四隅
や両端に敷いてください。また、その際、ボタン、
つまみなどが破損しないような位置に配置してく
ださい。
※ 本体を裏返 す際は、落下や転倒を引き起こさない
よう取り扱いにご注意ください。
3.
電池カバーをはずします。
fig.006
図のように、電池をバッテリー・ケースに入れ
4.
ます。
fig.007
※ 新しい電池と一度使用した電池や種 類の違う電池
を混ぜて使用しないでください。液漏れの原因と
なります。
※ 電池の+(プラス)と−( マイナス)を間違わな
いように入れてください。
5.
電池カバーを取り付けます。
電池での使用時、電池が消耗してくると POWER イ
ンジケーターが暗くなります。その場合は、早めに新
しい電池に交換してください。
電池をお使いの場合、デジタル出力を使わないと
きは、POWER SAVE スイッチ(P.4)をON
にしてください。
電力の消費を抑えて、より長時間お使いいただけ
ます。
11.
MAIN ボリュームつまみで、全体の音量を調
節します。
9
※ 電池交換の際は、単 3 アルカリ電池を 4 本使用し
てください。
10

故障と思う前に
主な仕様
原因 対処
INPUT ジャック、OUTPUT ジャック、ジャックに接続した機器の音が小さい
抵抗入りの接続ケーブルを使用していませんか?
DIGITAL OUTPUT から信号が出力されない
POWER SAVE スイッチ(P.4)がONになって
いませんか?
電源が入らない(POWER インジケーターが点灯しない)
POWER スイッチの位置は正しいですか?
電池の入れかたは正しいですか? 電池の向きを確認してください。
AC アダプターが正しく接続されていますか?
電池が消耗していませんか? 新しい電池と交換してください。
音が歪む、音が割れる
適切な音量になっていますか?
ノイズが多い
使っていないチャンネルの音量を絞っていますか?
プラグイン・パワー対応 INPUT ジャックに接続したマイクの音が、L 側からしか聞こえない
ステレオ仕様のマイクを接続していますか?
ハム(ブーンというノイズ)が聞こえる
複数の機器を同時に接続することで、グランドの経路
がループ(輪のような)状態となり、ノイズを拾うこ
とによって発生しているものと考えられます。
抵抗の入っていない接続ケーブル(ローランド:PCS
シリーズなど)をご使用ください。
「パワー・セーブ」機能がオンになっているときは、電
力の消費を抑えるためにDIGITAL OUTPUTからデジ
タル・オーディオ信号が出力されなくなります。
AC アダプターを使うときはDC IN、電池を使うと
きはBATTに合わせます。
AC アダプターのプラグが確実に差し込まれているか
を確認してください。
SENS つまみ、チャンネル・ボリュームつまみ、MAIN
ボリュームつまみを回して、適切な音量になるように
調節してください(P.9)。
使っていないチャンネルは、SENS つまみ、チャンネ
ル・ボリュームつまみを回して、音量を絞ってくださ
い。
プラグイン・パワー対応 INPUT ジャックはステレオ
入力に対応しています。
モノ・マイクは使えません。
•
•
電池でお使いください。
デジタル対応のモニター(MA-15D、DS シリーズ
など)をお使いの場合は、光ケーブルを使って接続
してください。
M-10MX:10 チャンネル(5 ステレオ)ミキサー
入力チャンネル数 10 チャンネル入力/ 2 チャンネル出力
AD 変換 サンプリング周波数:44.1/48/96kHz、信号処理:24 ビット
96.0kHz:20Hz 〜 40kHz (+1/-2dB)
周波数特性
残留ノイズ・レベル -86dBu 以下(IHF-A、typ.)
規定入力レベル
規定出力レベル
接続端子
電源 DC9V(AC アダプター)、単 3 形(アルカリ乾電池)× 4
消費電流
外形寸法 181.2(幅)× 107.5(奥行)× 54.0(高さ)mm
質量 393g(本体のみ)
付属品
※ 0dBu = 0.775Vrms
製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
48.0kHz:20Hz 〜 22kHz (+1/-2dB)
44.1kHz:20Hz 〜 20kHz (+1/-2dB)
インプット・ジャック 1 〜 6(標準タイプ):-50 〜 +4dBu
インプット・ジャック 1 〜 2
(ステレオ・ミニ・タイプ(プラグイン・パワー)):-40 〜 +10dBu
インプット・ジャック 5 〜 10(RCA ピン・タイプ):-2dBu
※ 最大入力レベル:規定入力レベル+ 12dB
-2dBu
※ 最大出力レベル= + 10dBu
インプット・ジャック 1 〜 6(標準タイプ)
インプット・ジャック 1 〜 2(ステレオ・ミニ・タイプ(プラグイン・パワー))
インプット・ジャック 5 〜 10(RCA ピン・タイプ)
メイン・アウトプット・ジャック(L、R)(TRS 標準タイプ(インピーダンス・バ
ランス)、RCA ピン・タイプ)
デジタル出力コネクター (オプティカル・タイプ、コアキシャル・タイプ)
DC IN (AC アダプター)ジャック
ヘッドホン・ジャック(L、R)(ステレオ・ミニ・タイプ)
250mA
※ 連続使用時の電池の寿命(使用状態によって異なります)
アルカリ電池:約 6 時間(パワー・セーブ・モード=オン)
約 4 時間(パワー・セーブ・モード=オフ)
取扱説明書、AC アダプター、ローランド ユーザー登録カード、保証書、
フェライト・コア
11
12

安全上のご注意
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
注意の意味について警告と
取扱いを誤った場合に、使用者が
警告
注意
死亡または重傷を負う可能性が想
定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が
傷害を負う危険が想定される場合
および物的損害のみの発生が想定
される内容を表わしています。
※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大
損害を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
警告 警告
001
● この機器を使用 する前に、以下の指示と取扱説
明書をよく読んでください。
....................................................................................................
002c
● この機器および AC アダプターを分解したり、改
造したりしないでください。
....................................................................................................
003
● 修理/部品の 交換などで、取扱説明書に書 かれ
ていないことは、絶対にしないでくだ さい。必
ずお買い上げ店またはローランド・サービ スに
相談してください。
....................................................................................................
004
● 次のような場 所での使用や保存はしないで くだ
さい。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖
房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近 く(風呂場、洗面台、濡れた床 など)や
湿度の高い場所
○ 雨に濡れる場所
○ ホコリの多い場所
○ 振動の多い場所
....................................................................................................
007
● この機器を、ぐら つく台の上や傾いた場所 に設
置しないでください。必ず安定した水平な 場所
に設置してください。
....................................................................................................
図記号の例
は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま
す。
具体的な注意内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を
表わしています。
は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい
ます。
具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
●は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜
くこと」を表わしています。
008c
● AC アダプターは、必ず付属のものを、AC100V
の電源で使用してください。
.....................................................................................................
008e
● 電源コード は、必ず付属のものを使用してくだ
さい。また、付属の電源コードを他の製 品に使
用しないでください。
.....................................................................................................
009
● 電源コード を無理に曲げたり、電源コードの上
に重いものを載せたりしないでくだ さい。電源
コードに傷がつき、ショートや断線 の結果、火
災や感電の恐れがあります。
.....................................................................................................
010
● この機器を 単独で、あるいはヘッドホン、アン
プ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設
定によっては永久的な難聴になる程度の 音量に
なります。
大音量で、長時間使用しないでください。万一、
聴力低下や耳鳴りを感じたら、直ちに使 用をや
めて専門の医師に相談してください。
.....................................................................................................
011
● この機 器に、異物(燃えやすいもの、硬 貨、針
金など)や液体(水、ジュースな ど)を絶対に
入れないでください。
.....................................................................................................
●の中に描かれています。
012b
● 次のような場合は、直ちに電源を切って AC ア
ダプターをコンセントから外し、お買い上げ店
またはローランド・サービスに修理を依頼して
ください。
○ AC アダプター本体、電源コード、またはプラグが
破損したとき
○ 煙が出たり、異臭がしたとき
○ 異物が内部に入 ったり、液体がこぼれたりしたと
き
○ 機器が(雨などで)濡れたとき
○ 機器に異常や故障が生じたとき
....................................................................................................
013
● お子様のいるご 家庭で使用する場合、お子様の
取り扱いやいたずらに注意してください。必ず
大人のかたが、監視/指導してあげてください。
....................................................................................................
014
● この機器を落 としたり、この機器に強い衝 撃を
与えないでください。
....................................................................................................
015
● 電源は、タコ足配 線などの無理な配線をし ない
でください。特に、電源タップを使用して いる
場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を
超えると発熱し、コードの被覆が溶けるこ とが
あります。
....................................................................................................
016
● 外国で使用する場合は、お買い上げ店または
ローランド・サービスに相談してください。
....................................................................................................
019
● 電池は、充 電、加熱、分解したり、ま たは火 や
水の中に入れたりしないでください。
....................................................................................................
101b
● この機器と AC アダプターは、風通しのよい、正
常な通気が保たれている場所に設置して、使用
してください。
....................................................................................................
102c
● AC アダプターを機器本体やコンセントに抜き
差しするときは、必ずプラグを持ってください。
....................................................................................................
注意
103b
● 定期的に AC アダプターを抜き、乾いた布でプ
ラグ部分のゴミやほこりを拭き取ってくださ
い。また、長時間使用しないときは、AC アダプ
ターをコンセントから外してください。
AC アダプターとコンセン トの間にゴミやほこ
りがたまると、絶縁不良を起こして火災 の原因
になります。
.....................................................................................................
104
● 接続したコー ドやケーブル類は、繁雑にならな
いように配慮してください。特に、コードやケー
ブル類は、お子様の手が届かないように配慮し
てください。
.....................................................................................................
106
● この機器の 上に乗ったり、機器の上に重いもの
を置かないでください。
.....................................................................................................
107c
● 濡れた手で AC アダプターのプラグを持って、機
器本体やコンセントに抜き差ししないで くださ
い。
.....................................................................................................
108b
● この機器を移動するときは、AC アダプターをコ
ンセントから外し、外部機器との接続を 外して
ください。
.....................................................................................................
109b
● お手入れをするときには、電源を切って AC ア
ダプターをコンセントから外してください。
.....................................................................................................
110b
● 落雷の恐れがあるときは、早めにAC アダプター
をコンセントから外してください。
.....................................................................................................
111(選択)
● 電池の使いかたを 間違えると、破裂したり、液
漏れしたりします。次のことに注意してくださ
い(P.10)。
1
○ 電池の + と - を間違えないように、指示どおり入
れてください。
2
○ 新しい電池と一度 使用した電池や、違う種類の電
池を混ぜて使用しないでください。
3
○ 長時間使用しない ときは、電池を取り出しておい
てください。
5
○ 液漏れを起こした 場合は、柔らかい布で電池ケー
スについた液をよく ふきとってから新しい電池を
入れてください。ま た、漏れた液が身体についた
場合は、皮膚に炎症 を起こす恐れがあります。ま
た眼に入ると危険で すのですぐに水でよく洗い流
してください。
6
○ 電池を、金属性のボ ールペン、ネックレス、ヘア
ピンなどと一緒に 携帯したり、保管したりしない
でください。
.....................................................................................................
112
● 使用済みの 電池は、各市町村のゴミ分別収集の
しかたに従って、捨ててください。
.....................................................................................................
13
14

使用上のご注意
291a
P.13 〜 P.14 に記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。
電源、電池のセットや交換について
301
● 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのイン
バーター制御の製品やモーターを使った電気製品が接続さ
れているコンセントと同じコンセントに接続しないでくだ
さい。電気製品の使用状況によっては、電源ノイズにより
本機が誤動作したり、雑音が発生する恐れがあります。電
源コンセントを分けることが難しい場 合は、電源ノイズ・
フィルターを取り付けてください。
302
● AC アダプターを長時間使用すると AC アダプター本体が
多少発熱しますが、故障ではありません。
303a
● この機器は消費電流が大きいため、AC アダプターの使用
をお薦めします。電池で使用する場合はアルカリ電池を使
用してください。
304a
● 電池のセットや交換は、誤動作やスピーカーなどの破損を
防ぐため、他の機器と接続する前にこの機器の電源を切っ
た状態で行なってください。
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐた
め、必ずすべての機器の電源を切ってください。
設置について
351
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを持
つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがありま
す。この場合は、この機器との間隔や方向を変えてくださ
い。
352a
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ
画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあり
ます。この場合は、この機器を遠ざけて使用してください。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着信
時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあります。
この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、もしく
は電源を切ってください。
354a
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め切っ
た車内などに放置しないでください。変形、変色すること
があります。
355b
● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつく
(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の原因に
なりますので、数時間放置し、結露がなくなってから使用
してください。
360
● 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては本機のゴ
ム足が、設置した台などの表面を変色または変質させるこ
とがあります。
ゴム足の下にフェルトなどの布を敷くと、安心してお使い
いただけます。この場合、本機が滑って動いたりしないこ
とを確認してからお使いください。
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞っ
た布で汚れを拭き取って ください。汚れが激 しいとき は、
中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布
で乾拭きしてください。
402
● 変色や変形の原 因となる ベン ジン、シンナー およびア ル
コール類は、使用しないでください。
修理について
451c
● お客様がこの機器や AC アダプターを分解、 改造された場
合、以後の性能について保証できなくなります。また、修
理をお断りする場合もあります。
453a
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持
するために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有してい
ます。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていただ
きます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇所によっ
ては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、また
は最寄りのローランド・サービスにご相談ください。
その他の注意について
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子
などに過度の力を加えないでください。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラ
グを持ってください。
558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないよ
うに、特に夜間は、音量に十分注意してください。ヘッド
ホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけます。
559a
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダン
ボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
559c
● この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、各
市町村のゴミの分別基準に従って行ってください。
562
● 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本機との
接続には、抵抗入りのケーブ ルを使用しない でくださ い。
音が極端に小さくなったり、まったく聞こえなくなる場合
があります。抵抗の入っていない接続ケーブル(ローラン
ド:PCS シリーズなど)をご使用ください。
他社製の接続ケーブルをご使用になる場合、ケーブルの仕
様につきましては、ケーブルのメーカーにお問い合わせく
ださい。
927
● 設置条件によっては本体や接続されたマイクの金属部に触
れると違和感を覚えたりざらつくような感じになるときが
あります。これは人体に全く害のない極微量の帯電による
ものですが、気になる方は、必要に応じて電池でご使用く
ださい。
ローランド製品全般に関するお問い合わせ先
デジタル・ピアノ、シンセサイザー、デジタル・レコーダー、BOSSエフェクターなど
お客様相談センター
050-3101-2555
コンピューター・ミュージック関連製品に関するお問い合わせ先
オーディオ&MIDIインターフェース、DTM音源モジュール、DTMソフトウェアなど
DTMホットライン
電話受付時間: 午前10時〜午後5時(日曜および弊社規定の休日を除く)
※IP電話からおかけになって繋がらない場合には、お手数ですが、電話番号の前に0000
(ゼロ4回)をつけてNTTの一般回線からおかけいただくか、携帯電話をご利用ください。
※上記窓口の名称、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。
050-3101-2570
修理に関するお問い合わせ先
商品をお求めの販売店か、保証書封筒裏面にある「修理の窓口」
(サービスの窓口)に記載のサービスステーションへご相談ください。
最新サポート情報
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ローランド・サポート
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http://www.roland.co.jp/cs/
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’06.04.01現在
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