Roland KR-5, KR-7 MIDI IMPLEMENTATION

/
取扱説明書
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」
(P.2、3)と「使用上のご注意」(P4、5)をよくお読みください。また、こ
の機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお 読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手 元に置いてください。
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
©
 2002 ローランド

安全上のご注意

安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
このマークは、注意喚起シンボルです。取扱説明書 などに、一般的な注意、警告、危険の説明が記載さ れていることを表わしています。
このマークは、機器の内部に絶縁されていない「危 険な電圧」が存在し、感電の危険があることを警 告しています。
マークについて この機器に表示されているマークには、次のような意味があります。
以下の指示を必ず守ってください
図記号の例
取扱いを誤った場合に、使用者が 傷害を負う危険が想定される場合 および物的損害のみの発生が想定 される内容を表わしています。  ※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大 損害を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が 死亡または重傷を負う可能性が想 定される内容を表わしています。
は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、
の中に描かれています。
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜 くこと」を表わしています。
警告
注意
注意の意味について警告と
 は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま す。 具体的な注意内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を 表わしています。
 は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい ます。 具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
注意:
感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。 この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品 はありません。 修理は、お買い上げ店またはローランド・サービスに 依頼してください。
注意
感電の恐れがあります。
キャビネットをあけないでください。
001
●この機器を使用 する前に、以 下の指示と 取扱説 明書をよく読んでください。
..............................................................................................................
002a
●この機器を分解 したり、改造 したりしな いでく ださい。
..............................................................................................................
003
●修理/部品の交 換などで、取 扱説明書に 書かれ ていないことは、絶対にしないでください。必
ずお買い上げ店またはローランド・サービスに 相談してください。
..............................................................................................................
004
●次のような場所 での使用や保 存はしない でくだ さい。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場
所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)
や湿度の高い場所
○ 雨に濡れる場所 ○ ホコリの多い場所
○ 振動の多い場所
..............................................................................................................
警告 警告
2
007
●この機器を、ぐらついた台の上や傾いた場所に 設置しないでください。必ず安定した水平な場
所に設置してください。
..............................................................................................................
008a
● 電源プラグは、必ず AC100V の電源コンセント に差し込んでください。
..............................................................................................................
008e
●電源コードは、必ず付属のものを使用してくだ さい。また、付属の電源コードを他の製品に使
用しないでください。
..............................................................................................................
009
●電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上 に重いものを載せたりしないでください。電源
コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火 災や感電の恐れがあります。
..............................................................................................................
警告
注意
010
この機器を 単独で、あるい はヘッド ホン、アン
プ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設 定によっては永久的な難聴になる程度の音量に なります。大音量で、長時間使用しないでくださ い。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直ちに 使用をやめて専門の医師に相談してください。
..............................................................................................................
011
●この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針 金など)や液体(水、ジュースなど)を絶対に 入れないでください。
..............................................................................................................
012a
● 次のような場合は、直ちに電源を切って電源 コードをコンセントから外し、お買い上げ店ま たはローランド・サービスに修理を依頼してく ださい。
○ 電源コードやプラグが破損したとき ○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりし
たとき ○ 機器が(雨などで)濡れたとき ○ 機器に異常や故障が生じたとき
..............................................................................................................
013
●お子様のいるご 家庭で使 用する場合、お 子様の 取り扱いやいたずらに注意してください。必ず 大人のかたが、監視/指導してあげてください。
..............................................................................................................
014
●この機器を落と したり、この 機器に強い 衝撃を 与えないでください。
..............................................................................................................
015
●電源は、タコ足配線 などの無 理な配線を しない でください。特に、電源タップを使用している 場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を 超えると発熱し、コードの被覆が溶けることが あります。
..............................................................................................................
016
● 外国で使用する場合は、お買い上げ店または ローランド・サービスに相談してください。
..............................................................................................................
026
● 本機の上に水の入った容器(花びんなど)、殺虫 剤、香水、アルコール類、マニキュア、スプレー 缶などを置かないでください。また、表面に付 着した液体は、すみやかに乾いた柔らかい布で 拭き取ってください。
注意
101a
●この機器は、風通 しのよい、正 常な通気 が保た れている場所に設置して、使用してください。
..............................................................................................................
102b
●電源コードを機 器本体やコン セントに抜 き差し するときは、必ずプラグを持ってください。
..............................................................................................................
103a
●定期的に電源プラグを抜き、乾いた布でゴミや ほこりを拭き取ってください。また、長時間使 用しないときは、電源プラグをコンセントから 外してください。電源プラグとコンセントの間 にゴミやほこりがたまると、絶縁不良を起こし て火災の原因になります。
..............................................................................................................
104
●接続したコードやケーブル類は、繁雑にならな いように配慮してください。特に、コードやケー ブル類は、お子様の手が届かないように配慮し てください。
..............................................................................................................
106
●この機器の上に乗ったり、機器の上に重いもの を置かないでください。
..............................................................................................................
107b
●濡れた手で電源コードのプラグを持って、機器 本体やコンセントに抜き差ししないでくださ い。
..............................................................................................................
108d(選択)
●この機器を移動するときは以下のことを確認し た後、必ず 2 人以上で水平に持ち上げて運んで ください。このとき、手をはさんだり、足の上 に落とさないように注意してください。 ○ 機器本体とスタンドを固定しているノブ・ボ
ルトがゆるんでいないか、確認する。ゆるん
でいる場合は、しっかり固定する。 ○ 電源コードを外す。 ○ 外部機器との接続を外す。 ○ スタンドのアジャスティング・ボルトを上げ
る(P.18)。 ○ フタを閉じる。 ○ 譜面立てを倒す。
..............................................................................................................
109a
●お手入れをするときには、電源を切って電源プ ラグをコンセントから外してください(P.16)。
..............................................................................................................
110a
●落雷の恐れがあるときは、早めに電源プラグを コンセントから外してください。
..............................................................................................................
116
● フタの開け閉めは、指などをはさまないように、 注意して行なってください(P.17)。小さいお子 様が使用されるときは、大人のかたが介添えし てください。
..............................................................................................................
117(選択)
●ピアノ椅子を使用するときは、必ず次の事項を 守ってください。 ○ 椅子で遊んだり、踏み台にしない。 ○2人以上で腰掛けない。 ○ 腰掛けたままで、高さ調節しない。 ○ ピアノ 椅子 の脚を 止め てい るボル トが 緩ん
でいたら、腰掛けない。(緩みがあるときは 随時付属の工具で締め直してください)
..............................................................................................................
118
●スタンドに取り付けられているネジを外した場 合は、小さなお子様が誤って飲み込んだりする ことのないようお子様の手の届かないところへ 保管してください。
..............................................................................................................
3

使用上のご注意

291a
2、3 ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。
電源について
301
● 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのイ ンバーター制御の製品やモーターを使った電気製品が接
続されているコンセントと同じコンセントに接続しない でください。電気製品の使用状況によっては、電源ノイ
ズにより本機が誤動作したり、雑音が発生する恐れがあ ります。電源コンセントを分けることが難しい場合は、
電源ノイズ・フィルターを取り付けてください。
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐ ため、必ずすべての機器の電源を切ってください。
308
● 電源スイッチを切った後、本機上の LCD や LED などは 消えますが、これは主電源から完全に遮断されているわ
けではありません。完全に電源を切る必要があるときは、 この機器の電源スイッチを切った後、コンセントからプ
ラグを抜いてください。そのため、電源コ−ドのプラグ を差し込むコンセントは、この機器にできるだけ近い、
すぐ手の届くところのものを使用してください。
設置について
351
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを 持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがあ
ります。この場合は、この機器との間隔や方向を変えて ください。
352a
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレ ビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることが
あります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してく ださい。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着 信時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあり
ます。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、 もしくは電源を切ってください。
353
● この機器はフロッピー・ディスク・ドライブが搭載され ていますので、次の点に注意してください。詳細は、「フ
ロッピー・ディスクをお使いになる前に」をご覧くださ い(P.5)。
○ スピーカーなどの強い磁界の発生する場所には近づ
けない ○ この機器を極端に傾けない ○ フロッピー・ディスク・ドライブ動作中は、振動を
与えたり移動したりしない
354b
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め 切った車内などに放置しないでください。また、至近距
離から照らす照明器具(ピアノ・ライトなど)や強力な スポット・ライトで長時間同じ位置を照射しないでくだ
さい。変形、変色することがあります。
355
● 故障の原因になりますので、雨や水に濡れる場所で使用 しないでください。
356
● 本機の上にゴム製品やビニール製品などを長時間放置し ないでください。変形、変色することがあります。
358
● 鍵盤の上に物を置いたままにしないでください。発音し なくなるなどの故障の原因になります。
359
● 本機にシールなどを貼らないでください。はがす際に外 装の仕上げを損なうことがあります。
お手入れについて
401b
● お手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞った布 で汚れを拭き取ってください。木目にそって全体を均一
の力で拭きます。同じ所ばかり強くこすると、仕上げを 損なう恐れがあります。
402
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアル コール類は、使用しないでください。
● 本機のペダルは真鍮製です。 真鍮は酸化し、黒ずむ性質があります。酸化した場合の
お手入れは、市販の金属みがきをご使用ください。
修理について
451a
● お客様がこの機器を分解、改造された場合、以後の性能 について保証できなくなります。また、修理をお断りす
る場合もあります。
453b
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維 持するために必要な部品)を、製造打切後 8 年間保有し
ています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせて いただきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇
所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上 げ店、または最寄りのローランド・サービスにご相談く
ださい。
その他の注意について
551
● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、 失われることがあります。失っても困らないように、大
切な記憶内容はバックアップとしてフロッピー・ディス クに保存しておいてください。
552(*** は、複数になる場合もあります)
● フロッピー・ディスク、本体メモリーの失われた記憶内 容の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端 子などに過度の力を加えないでください。
554
● ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでくださ い。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プ ラグを持ってください。
557
● この機器は多少発熱することがありますが、故障ではあ りません。
558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからない ように、特に夜間は、音量に十分注意してください。
ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけ ます。
4
使用上のご注意
559b
● 輸送や引っ越しをするときは、機器を緩衝材などで十分 に梱包してください。そのまま移動すると、傷、破損、
故障などの原因となります。
560
● 譜面立てを使用するときは、譜面立てに強い力を加えな いでください。
562
● 接続には、当社ケーブル(PCS シリーズなど)をご使用 ください。他社製の接続ケーブルをご使用になる場合は、
次の点にご注意ください。 ○ 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本
機との接続には、抵抗入りのケーブルを使用しない でください。音が極端に小さくなったり、全く聞こ えなくなる場合があります。ケーブルの仕様につき ましては、ケーブルのメーカーにお問い合わせくだ さい。
565
● ペットなどの小動物を本機上(特に鍵盤の上)に載せた ままで鍵盤蓋を開閉しないでください。本機の構造上、
ペットなどの小動物が内部へ入ってしまうことがありま す。そのような場合は、直ちに電源を切って電源コード
をコンセントから外し、お買い上げ店またはローラン ド・サービスにご相談ください。
フロッピー・ディスクをお使いにな る前に
フロッピー・ディスク・ドライブの取り扱い
602
● 外部からの振動を受けない、しっかりした水平な場所に 設置してください。極端に傾けると、ディスク・ドライ
ブの動作に悪影響を与えることがあります。
603
● 極端に湿度の違う場所に移動すると、ディスク・ドライ ブに水滴がつくことがあります。このまま使用すると故
障の原因になりますので、数時間放置してから使用して ください。
604
● ディスクを挿入するときは、確実に奥まで入れてくださ い。ディスクを取り出すときは、イジェクト・ボタンを
奥まで押してください。万一ディスクが引っ掛かった場 合は、無理に取り出さないでください。
605b 変形
● 読み込み/書き込み中は、ディスクを取り出さないでく ださい。ディスクの磁性面に傷がつき、使用できなくな
ります。(データの読み込み/書き込み時は、ディスク・ ドライブのランプが明るく点灯します。通常はやや暗く
点灯、または消灯しています。)
606
● 電源を入れたり切ったりするときは、ディスクをディス ク・ドライブから抜いてください。
607
● ディスクはディスク・ドライブに対して水平になるよう にして、無理な力を加えずに挿入してください。無理に
挿入すると、ディスク・ドライブのヘッドが破損するこ とがあります。
608
● ディスク・ドライブにフロッピー・ディスク以外のもの
(針金、硬貨、別の種類のディスクなど)を入れないでく
ださい。ディスク・ドライブの故障の原因になります。
フロッピー・ディスクの取り扱い
651
● ディスクはフィルムに磁性体を塗布した円盤状の記憶媒 体です。磁性面には非常に高密度でデータが記憶されま
すので、取り扱いについては次の点に注意してください。 ○ 磁性面に触れない
○ ホコリの多い場所で使用しない ○ 直射日光の当たる場所や、閉め切った自動車の中な
どに放置しない(保存温度 : 10 〜 50 ℃)
○ スピーカーなどの強い磁界を発生する場所やものに
近づけない
652
● ディスクには、書き込んだデータを誤って消さないよう に保護するプロテクト・タブがあります。書き込み操作
を行なうとき以外は、プロテクト・タブをプロテクトの 位置にしておいてください。
裏面
ライト (書き込み可能)
プロテクト・タブ
653
● ディスクのラベルは、しっかりと貼り付けてください。 ディスク・ドライブの中ではがれると、ディスクが取り
出せなくなります。
654
● ディスクは、傷めたり、チリ、ホコリなどが付かないよ う保管には十分注意してください。チリ、ホコリなどが
付いたディスクを使用すると、ディスクが破損したり、 ディスク・ドライブの故障の原因になります。
655
● 本機の演奏データが入ったディスクを、プロテクト・タ ブがライトの状態で、他の機種(HP-G シリーズ、MT
シリーズ、KR シリーズ、ATELIER シリーズ、PR-300 を除く)やコンピューターなどでディスク操作(内容確
認、セーブ、削除など)をすると、以降、本機のディス ク・ドライブで使用できなくなる場合があります。他の
機種やコンピューターで、演奏データの内容確認やロー ドをする場合は、ディスクのプロテクト・タブをプロテ
クトの状態で行なってください。
203
※ GS( )は、ローランド株式会社の登録商標です。
※ XGlite( )は、ヤマハ株式会社の登録商標です。
207
※ Apple、Macintosh は、米国 Apple Computer, Inc. の米
国及びその他の国における登録商標です。
210
※ IBM、IBM PC は、米国 International Business
Machines Corporation の米国及びその他の国における 登録商標です。
※ PC-9800 シリーズは、日本電気株式会社の商標です。
215a
※ MIDI は社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標
です。
220
※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録
商標です。
プロテクト (書き込み禁止)
5

はじめに

主な特長

○ 豊かな響きと幅広い表現力を持つピアノ音色
このたびは、ローランド・デジタル・インテリジェント・ピアノ KR-7/5 をお買い上げ いただき、誠にありがとうございます。
KR-7/5 は、本格的なピアノ演奏はもちろん、簡単な操作で自動伴奏などの多彩な機能 を楽しめるインテリジェント・ピアノです。
本機を存分にお楽しみいただき、いつまでも良い状態でご愛用いただくためにも、この 取扱説明書をよくお読みいただけるようお願い申し上げます。
ハンマーが弦をたたく音までもリアルに再現するステレオ・サンプリング・ピアノ音源 を採用し、高品位なコンサート・グランドピアノの音色を実現しています。 KR-7 は最大同時発音数 128 音、KR-5 は最大同時発音数 64 音で、ペダルを多用した 演奏にも余裕で対応できます。
また、KR-7 では、新スピーカー・システム「グランドピアノ・プレゼンス」により、 奥行感・立体感のあるサウンドが得られます。
○ グランドピアノの弾き心地を追求
低音域は重く、高音域は軽く、グランドピアノのタッチを再現したプログレッシブ・ハ ンマー・アクション鍵盤を採用。さらに、KR-7 では、グランドピアノでそっと打鍵し たときに起こる特有のクリック感(脱進感)まで忠実に再現しています(エスケープメ ント機構)。
また、十分な踏みごたえと、きめ細かな演奏表現を実現するペダルを採用しています。
○ メイン・ボタンでやりたいことが簡単に実現
曲の再生、楽譜表示、自動伴奏、音色選択など KR の主な機能は、画面の両側のメイ ン・ボタンで簡単に操作できます。
[曲を選ぶ/聴く]ボタンで選べる内蔵曲はピアノ練習曲から最新ヒット曲まで 250 曲
以上。すべての内蔵曲はもちろん、自分で録音した曲やフロッピー・ディスクの曲も
[楽譜を見る]ボタンを押して楽譜表示することができます。 [自動伴奏で曲を弾く]ボタンでは、弾きたい曲を選ぶと、その曲に合った自動伴奏の
設定を呼びだし、コード譜を見ながら、伴奏をつけて演奏することができます。 600 音色以上の内蔵音色からおすすめの音色を選べる[いろいろな音色で弾く]ボタ
ン、内蔵のポピュラー曲をロックやジャズなどいろいろなジャンルにアレンジを変えて 聴くことのできる[アレンジをかえて聴く]ボタン(KR-7)、コードもリズムもバッ ク・バンドにおまかせのセッション感覚で演奏を楽しむことができる[バンドでセッ ションする]ボタン(KR-7)など、KR を使って多彩な演奏を楽しむことができます。
6
○ 豊かな音楽性を育てる多彩な練習支援機能
音名や指番号も表示できる楽譜表示、今演奏している音符を教えてくれるバウンシン グ・ボールに加え、指定した区間を繰り返し練習したり、片手ずつの再生・録音も簡単 にでき、電子ピアノならではの効果的な練習を行うことができます。
また、演奏につまづいたときにペダルを踏むと演奏を止めたり戻したりできる「おたす けペダル」や画面の音符にタッチすると音で確認することのできる「おんぷにタッチ」 など、練習に役立つ機能を搭載しています。
小さいお子さまにも楽しみながら楽器に触れることのできる「ワンダーランド」には、 リズム感や聴音能力を育てる「ゲーム」機能もあります。
○ 自然なテンポ感を養う「リズム・パートナー」
音色や拍の刻みかた(パターン)を変えることのできる多彩なメトロノーム機能に加 え、リズム機能を搭載。リズムに合わせて自然なテンポ感で演奏することができます。
○ 楽譜や歌詞を大きく表示できる外部ディスプレイ接続端子(KR-7)
KR-7 では、外部ディスプレイ用の接続端子を搭載しました。 楽譜や歌詞を大きな画面に表示すれば、みんなでアンサンブルを楽しむこともできま
す。
○ 見やすい位置に調節できる譜面立て(KR-7)
前後の位置調整や角度の調整が可能になった譜面立てに加え、厚みのある譜面でもペー ジがめくれてしまわない譜面押さえを装備しました。

取扱説明書の読みかた

はじめに
KR-7/5 の取扱説明書は、クイック・スタートと取扱説明書 す。
はじめに、 ドの接続や電源の入れかたをご説明しています。
KR の電源を入れたら、
クイック・スタート
心に、KR の主な機能を使って演奏をお楽しみいただけます。 取扱説明書では、KR の演奏機能を使いこなすための基本操作から、KR を使って伴奏
や曲を作るための応用操作までご説明しています。

本文中の表記について

この取扱説明書では、操作方法を簡潔に説明するために、次のように表記しています。
[ ]で囲まれた文字は、ボタン名を表し、ワンタッチ[ピアノ]ボタン、のように表
記します。 本文中は KR-7 の画面やパネル図を使用しています。そのため、KR-5 と一部異なること
があります。
< >で囲まれた文字は、画面上の文字を表し、<戻る>、のように表記します。 タッチ・パネルに指で触れることを、「タッチする」と表記します。
文章の先頭に、 や※マークが付いているものは注意文です。必ずお読みくださ い。
本文中の(P.**)は参照ページを表しています。
の2冊から構成されていま
取扱説明書(本書)の「演奏する前に」をお読みください。KR の電源コー
クイック・スタートをお読みください。
を読みながら操作していただくと、「メイン・ボタン」の操作を中
7

各部の名称と働き

KR-7

※ この取扱説明書の本文中に掲載されているパネル図は、KR-7 のものを使用しています。
5 11 12 13 159 108 19 2120
4
2 3 6 72317 1814
Power
1
1.
[Power(電源)]スイッチ
電源をオン/オフします(P.17)。
[ボリューム]つまみ
2.
全体の音量を調節します(P.18)。
[ブリリアンス]つまみ
3.
音の明るさを調節します(P.18)。
4.
[ワンダーランド/ゲーム]ボタン
楽しみながら楽器に触れることができます。
→別冊の「クイック・スタート」をご覧ください。

音量バランス

[パート・バランス]ボタン
5.
演奏パートごとに音量バランスを調節します(P.65)。
[音量バランス]つまみ
6.
鍵盤を弾く音と、曲や伴奏の音量バランスを調節します
(P.65)。
7.
[お気に入り演奏設定]ボタン
選んでいる機能やボタンの状態を登録します(P.110)。

デジタル音響

8.
[リバーブ]ボタン
音に響きをつけます(P.29)。
9.
[アドバンスト 3D]ボタン
伴奏の音に立体的な広がりをつけます(P.30)。
[イコライザー]ボタン
10.
イコライザーで音質を調節します(P.32)。
[スタイル編成]ボタン
11.
パフォーマンス・パッドで伴奏スタイルのアレンジを変えます
(P.60)。
12.
[フレーズ]ボタン
パフォーマンス・パッドで短いフレーズを演奏します(P.61)。
16 22
13.
[ユーザー機能]ボタン
パフォーマンス・パッドに機能を割り当てます(P.145)。

パフォーマンス・パッド

[1]-[4]
14.
11. 〜 13. のボタンによって働きが変わります。
伴奏スタイル・ボタン
15.
自動伴奏の伴奏スタイルを選びます(P.52)。
[ユーザー]ボタンで、自分で作ったユーザー・スタイルや
ディスクに保存した伴奏スタイルを選びます(P.53)。
16.
フィルイン・ボタン
自動伴奏にフィルインを入れて、伴奏パターンを変えます
(P.59)。
[バリエーション]ボタン
[オリジナル]ボタン
17.
[イントロ/エンディング]ボタン
自動伴奏のイントロやエンディングを演奏します(P.56)。
18.
[スタート/ストップ]ボタン
自動伴奏をスタート/ストップします(P.56)。

リズム・パートナー

[メトロノーム]ボタン
19.
内蔵のメトロノームを鳴らします(P.42)。 カウントの設定をします(P.149)。
拍ランプ
20.
メトロノームや、選んでいる伴奏スタイルまたは曲のテンポに 合わせて点灯します。
[リズム]ボタン
21.
リズム・パターンを鳴らします(P.46)。
22.
テンポ[−][+]ボタン
テンポを調節します。
[−]と[+]ボタンを同時に押すと、基本のテンポに戻ります。
8
各部の名称と働き
30 32 40 4131 3824 25
26 27 28

23. メイン・ボタン

→別冊の「クイック・スタート」をご覧ください。
[曲を選ぶ/聴く]、[ディスク]ボタン
内蔵曲やディスクの曲を選びます(P.67)。
[アレンジを変えて聴く]ボタン
[自動伴奏で曲を弾く]ボタン
[楽譜を見る]ボタン
曲の楽譜を表示します(P.72)。 練習機能を使うことができます(P.76)。
[バンドでセッションする]ボタン
[いろいろな音色で弾く]ボタン
タッチ・パネル
24
画面にタッチしてさまざまな操作をします(P.20)。
25.
コントラストつまみ
画面の明るさを調節します(P.20)。
26.
ダイヤル
画面上で選んでいる項目の値を変更します。
27.
[−][+]ボタン
画面上で選んでいる項目の値を変更します。
ワンタッチ・ボタン
28.
[ピアノ]ボタン
ピアノ演奏の設定にします(P.22)。
[自動伴奏]ボタン
自動伴奏で演奏する設定にします(P.49)。
[自動ハーモニー]ボタン
29.
鍵盤で弾いている音にハーモニーをつけます(P.62)。
29 33 34 35 3637 39

録音/再生

31.
[メニュー]ボタン
曲の再生や録音、編集の機能を選びます(P.115、P.132)。
トラック・ボタン
32.
トラックごとに曲を再生したり、演奏を録音したりします
(P.84、P.99)。
[曲の頭]ボタン
33.
曲の再生を始める位置を、曲の先頭に戻します。
34.
[再生/停止]ボタン
曲の再生や録音をスタート/ストップします。
35.
[録音]ボタン
録音待機状態にします(P.94、P.115)。
36.
[巻戻し]ボタン
曲を巻戻します。
[早送り]ボタン
37.
曲を早送りします。
[トランスポーズ]ボタン
38.
鍵盤の音や再生する曲を移調します(P.88)。
[ボーカル・エフェクト]ボタン
39.
マイクからの音声にさまざまな効果をかけます(P.35)。
40.
ディスク・ドライブ
フロッピー・ディスクを挿入して、曲の再生(P.67)や保存
(P.104)をします。
41.
イジェクト・ボタン
ディスク・ドライブからフロッピー・ディスクを取り出します
(P.102)。
30.
音色ボタン
鍵盤で演奏する音色を選びます(P.23)。
9
各部の名称と働き

KR-5

※ この取扱説明書の本文中に掲載されているパネル図は、KR-7 のものを使用しています。
5 8 9 11 15 1716
4
2 3 6 71913 1410
Power
1
1.
[Power]スイッチ
電源をオン/オフします(P.17)。
[ボリューム]つまみ
2.
全体の音量を調節します(P.18)。
[ブリリアンス]つまみ
3.
音の明るさを調節します(P.18)。
4.
[ワンダーランド/ゲーム]ボタン
楽しみながら楽器に触れることができます。
→別冊の「クイック・スタート」をご覧ください。

音量バランス

[パート・バランス]ボタン
5.
演奏パートごとに音量バランスを調節します(P.65)。
[音量バランス]つまみ
6.
鍵盤を弾く音と、曲や伴奏の音量バランスを調節します
(P.65)。
7.
[お気に入り演奏設定]ボタン
選んでいる機能やボタンの状態を登録します(P.110)。
8.
[リバーブ]ボタン
音に響きをつけます(P.29)。
9.
[スタイル編成/ユーザー機能]ボタン
パフォーマンス・パッドの働きを選びます。 伴奏スタイルのアレンジを変えたり(P.60)、パフォーマン ス・パッドに機能を割り当てます(P.145)。
12 18
11.
伴奏スタイル・ボタン
自動伴奏の伴奏スタイルを選びます(P.52)。
[ユーザー]ボタンで、自分で作ったユーザー・スタイルや
ディスクに保存した伴奏スタイルを選びます(P.53)。
フィルイン
12.
自動伴奏にフィルインを入れて、伴奏パターンを変えます
(P.59)。
[バリエーション]ボタン
[オリジナル]ボタン
[イントロ/エンディング]ボタン
13.
自動伴奏のイントロやエンディングを演奏します(P.56)。
14.
[スタート/ストップ]ボタン
自動伴奏をスタート/ストップします(P.56)。

リズム・パートナー

15.
[メトロノーム]ボタン
内蔵のメトロノームを鳴らします(P.42)。 カウントの設定をします(P.149)。
16.
拍ランプ
メトロノームや、選んでいる伴奏スタイルまたは曲のテンポに 合わせて点灯します。
[リズム]ボタン
17.
リズム・パターンを鳴らします(P.46)。
テンポ[−][+]ボタン
18.
テンポを調節します。
[−]と[+]ボタンを同時に押すと、基本のテンポに戻ります。

パフォーマンス・パッド

[1]、[2]
10.
9. のボタンによって働きが変わります。
10
各部の名称と働き
26 28 35 3627 3420 21
22 23 24

19. メイン・ボタン

→別冊の「クイック・スタート」をご覧ください。
[曲を選ぶ/聴く]、[ディスク]ボタン
内蔵曲やディスクの曲を選びます(P.67)。
[自動伴奏で曲を弾く]ボタン
[楽譜を見る]ボタン
曲の楽譜を表示します(P.72)。 練習機能を使うことができます(P.76)。
[いろいろな音色で弾く]ボタン
タッチ・パネル
20
画面にタッチしてさまざまな操作をします(P.20)。
21.
コントラストつまみ
画面の明るさを調節します(P.20)。
22.
ダイヤル
画面上で選んでいる項目の値を変更します。
25
29 30 31 3233

録音/再生

27.
[メニュー]ボタン
曲の再生や録音、編集の機能を選びます(P.115、P.132)。
トラック・ボタン
28.
トラックごとに曲を再生したり、演奏を録音したりします
(P.84、P.99)。
[曲の頭]ボタン
29.
曲の再生を始める位置を、曲の先頭に戻します。
30.
[再生/停止]ボタン
曲の再生や録音をスタート/ストップします。
31.
[録音]ボタン
録音待機状態にします(P.94、P.115)。
32.
[巻戻し]ボタン
曲を巻戻します。
[早送り]ボタン
33.
曲を早送りします。
23.
[−][+]ボタン
画面上で選んでいる項目の値を変更します。
ワンタッチ・ボタン
24.
[ピアノ]ボタン
ピアノ演奏の設定にします(P.22)。
[自動伴奏]ボタン
自動伴奏で演奏する設定にします(P.49)。
[自動ハーモニー]ボタン
25.
鍵盤で弾いている音にハーモニーをつけます(P.62)。
26.
音色ボタン
鍵盤で演奏する音色を選びます(P.23)。
[トランスポーズ]ボタン
34.
鍵盤の音や再生する曲を移調します(P.88)。
ディスク・ドライブ
35.
フロッピー・ディスクを挿入して、曲の再生(P.67)や保存
(P.104)をします。
36.
イジェクト・ボタン
ディスク・ドライブからフロッピー・ディスクを取り出します
(P.102)。
11
各部の名称と働き

リア・パネル

KR-7
1234
5
KR-5
1234
MIDI Out/In 端子
1.
外部 MIDI 機器と接続して演奏情報をやりとりします
(P.156)。
※ 本体底面にも MIDI In 端子があります。2 つの MIDI In 端子を、同
時に使用することはできません。
Pedal 端子
2.
専用スタンドのペダル・コードを接続します(P.16)。
3.
Input 端子
他の音源機器やオーディオ機器と接続し、本機のスピーカーか ら他の機器の音を出すことができます(P.160)。

本体底面

Computer(コンピューター)端子
1
Computer
PC-2 PC-1
MIDI In
Mac MIDI
2
3
Phones
4
MIDI In 端子
3.
外部 MIDI 機器と接続して演奏情報をやりとりします
(P.156)。
※ 本体背面にも MIDI In 端子があります。2 つの MIDI In 端子を、同
時に使用することはできません。
4.
Phones 端子
ヘッドホンを接続します(P.18)。
1.
コンピューターと接続して演奏情報をやり とりすることができます(P.161)。
コンピューター・スイッチ
2.
接続したコンピューターの種類によって、 Mac / PC-1 / PC-2 を切り替えます。ま た、MIDI 端子とコンピューター端子の接 続を切り替えます(P.161)。
※ MIDI端子とコンピューター端子を同時に使
用することはできません。
Output 端子
4.
オーディオ機器などに接続すると迫力のある音が楽しめます。 またテープ・レコーダーなどに接続して演奏をカセット・テー プに録音することができます(P.160)。
Ext Display 端子(KR-7)
5.
外部ディスプレイと接続します。楽譜画面や歌詞を表示するこ とができます(P.19)。
KR-5KR-7
5
5
6
7
7
5.
Mic In(マイク)端子
マイクを接続します(P.19)。
6.
Echo(マイク・エコー)つまみ(KR-5)
マイクのエコーを調節します(P.19)。
Volume(マイク音量)つまみ
7.
マイクの音量を調節します(P.19)。
12
目次
安全上のご注意.................................................................................... 2
使用上のご注意.................................................................................... 4
はじめに ........................................................... 6
主な特長................................................................................................6
取扱説明書の読みかた....................................................................... 7
本文中の表記について................................................................7
各部の名称と働き .............................................. 8
KR-7.......................................................................................................8
KR-5.................................................................................................... 10
リア・パネル..................................................................................... 12
本体底面............................................................................................. 12
演奏する前に...................................................16
ペダル・コードを接続する............................................................ 16
スピーカー・ケーブルを接続する(KR-7)...............................16
電源コードを接続する.................................................................... 16
譜面立てを立てる(KR-5)............................................................16
譜面立てを立てる(KR-7)............................................................16
譜面立ての位置を調節する ....................................................17
譜面立てを倒す ......................................................................... 17
譜面押さえを使う .....................................................................17
譜面立てをはずす .....................................................................17
フタを開ける/閉める.................................................................... 17
電源を入れる/切る ........................................................................ 17
ペダルについて................................................................................. 18
音の大きさや明るさを調節する ................................................... 18
ヘッドホンをつなぐ ........................................................................ 18
マイクを接続する ............................................................................ 19
外部ディスプレイを接続する(KR-7)....................................... 19
接続のしかた ............................................................................. 19
タッチ・パネルについて................................................................ 20
画面の明るさを調節する......................................................... 20
主な画面............................................................................................. 21
ピアノ画面 ................................................................................. 21
基本画面...................................................................................... 21
主なアイコンの使いかた......................................................... 21
第1章 演奏する..............................................22
ピアノ演奏をする(ワンタッチ・ピアノ)................................. 22
いろいろな音で演奏する(音色ボタン)..................................... 23
打楽器の音や効果音を鳴らす ................................................ 24
キーワードで音色を検索する(音色検索)......................... 25
2 つの音を重ねて演奏する(レイヤー)..................................... 26
鍵盤の右手側と左手側を別の音で演奏する(スプリット).... 27
音の高さをオクターブ単位で変える
(オクターブ・シフト)............................................................. 28
音に響きをつける(リバーブ)......................................................29
伴奏の音に立体的な広がりをつける(アドバンスト 3D)
(KR-7)........................................................................................ 30
好みの音質に調節する(イコライザー)(KR-7).............32
各音色や声に効果をかける............................................................ 34
音にさまざまな効果をかける(エフェクト)..................... 34
マイクの声に効果をかける(ボーカル・エフェクト)
(KR-7)........................................................................................ 35
ミュージックデータに合わせてカラオケをする............... 41
メトロノームやリズムを鳴らす(リズム・パートナー)........ 42
メトロノームを鳴らす............................................................. 42
メトロノームの設定を変える................................................ 43
リズムを鳴らす......................................................................... 46
リズムの設定を変える............................................................. 46
第2章 自動伴奏 ............................................. 48
伴奏スタイルと自動伴奏................................................................ 48
自動伴奏を使って演奏する(ワンタッチ自動伴奏)................49
コードについて......................................................................... 50
簡単な指使いでコードを押さえる
(コード・インテリジェンス)................................................ 50
コードの押さえかたを画面で確認する(コード検索)..... 51
伴奏スタイルを選ぶ(伴奏スタイル・ボタン)........................ 52
ディスクの伴奏スタイルを選ぶ............................................ 53
キーワードで伴奏スタイルを検索する(スタイル検索).54
伴奏スタイルのリズム・パートだけ鳴らす............................... 55
伴奏のテンポを調節する................................................................ 55
伴奏をスタート/ストップする ................................................... 56
鍵盤を弾くと同時に伴奏をスタートする(シンクロ)..... 56
自動伴奏をストップする......................................................... 57
イントロの終わりにカウント音を鳴らす
(カウントダウン)..................................................................... 58
伴奏に変化をつける ........................................................................ 59
伴奏パターンを変える(フィルイン・ボタン)................. 59
伴奏スタイルの楽器構成を変える(スタイル編成)......... 60
フレーズを鳴らす(フレーズ)(KR-7).............................. 61
右手で弾いた音にハーモニーをつける(自動ハーモニー).... 62
伴奏を鳴らしながら左手で弾いた音を鳴らす(左手音色).... 63
伴奏をつけてピアノ演奏する(ピアノ・スタイル自動伴奏)64
パートごとに音量のバランスを調節する(音量バランス).... 65
伴奏と鍵盤の音量バランスを変える
(音量バランスつまみ)............................................................. 65
演奏パートごとに音量を調節する(パート・バランス).65
第3章 曲の再生/練習機能 ............................. 67
曲を再生する..................................................................................... 67
キーワードで曲を検索する(曲検索).................................. 69
曲をお気に入りに登録する............................................................ 70
お気に入りの曲を削除する....................................................71
13
目次
楽譜を表示する................................................................................. 72
音符にタッチして音を確認する(おんぷにタッチ)......... 73
楽譜表示の詳細設定をする ....................................................74
楽譜を画像データとして保存する(KR-7)........................ 75
練習機能を使って曲を練習する(KR-7)................................... 76
テンポを調節する ............................................................................ 79
ボタンを押す間隔でテンポを決める(タップ・テンポ).80
声のカウントでテンポを決める
(ボーカル・タップ・テンポ)(KR-7)................................ 82
一定のテンポで再生する(テンポ・ミュート)................. 82
カウント音をつけてタイミングを合わせる(カウントイン)83
特定のパートの音を鳴らさない(トラック・ボタン)............ 84
マークをつけて繰り返し練習する(マーク)............................. 85
曲中にマークをつける............................................................. 85
マークの位置から再生する ....................................................86
マークを取り消す .....................................................................86
マークを移動する .....................................................................86
同じところを繰り返し再生する ............................................ 87
鍵盤の音や再生した曲を移調する(トランスポーズ)............ 88
曲再生の詳細設定 ............................................................................ 90
曲再生時の音色セットを変える(再生モード)................. 90
歌詞を表示しない(歌詞自動表示)...................................... 91
SMF 再生時のトラック・ボタンに割り当てるパートを
変える(トラック・アサイン)..............................................92
第4章 演奏の録音と保存 ...............................93
新しい曲(New Song)を録音する............................................ 94
伴奏をつけて録音する.................................................................... 96
曲に合わせて録音する.................................................................... 98
トラック・ボタンを選んで録音する(録音をやり直す)........ 99
録音した演奏を消去する..............................................................100
特定のトラックの演奏を消去する......................................100
録音の止めかたを変える..............................................................100
弱起の曲を録音する ......................................................................101
フロッピー・ディスクの使いかた .............................................102
ディスクの入れかた/取り出しかた..................................102
ディスクの初期化(フォーマット)....................................102
曲を保存する...................................................................................104
保存した曲を消す ..........................................................................107
ディスクの曲を「お気に入り」にコピーする(KR-7)........108
「お気に入り」に保存されている曲をディスクに
コピーする(KR-7)...............................................................109
ディスクの演奏設定セットをユーザー・メモリーにコピーする
(KR-7).............................................................................................113
ユーザー・メモリーに保存されている演奏設定セットを
ディスクにコピーする(KR-7)...........................................114
ペダルで「お気に入り演奏設定」を切り替える ....................114
お気に入り演奏設定の切り替えと同時に PC ナンバーを
送信する...........................................................................................114
 第 6 章 曲を作る/編集する ....................... 115
16 パートを使って多重録音する
(16 トラック・シーケンサー)...................................................115
16 トラック・シーケンサー画面........................................115
各パートの設定を変更する..................................................116
音楽ジャンルに合わせて各パートの音色を決める
(音色セット)...........................................................................117
演奏を録音する.......................................................................117
録音方法を変える(録音モード)...............................................118
録音済みの音を消しながら録音する(リプレース).......119
録音済みの音に重ねて録音する(ミックス)...................119
同じ区間を繰り返し録音する(ループ)............................120
ある区間の録音をやり直す(パンチ・イン)...................121
コードを入力して伴奏を作る(コード・シーケンサー)......122
鍵盤を弾かずにコードを入力する......................................123
曲を編集する...................................................................................123
編集機能の基本操作...............................................................123
編集の取り消し.......................................................................124
小節をコピーする...................................................................124
リズム・パターンをコピーしてリズム・パートを作る.125
音のばらつきを揃える...........................................................125
小節を削除する.......................................................................126
空白の小節を挿入する...........................................................126
パートごとに移調する...........................................................127
小節を空白にする...................................................................127
パートを入れ替える...............................................................128
1つ1つの音符を修正する..................................................128
曲の途中の音色変更を修正する..........................................129
曲の途中で拍子の変わる曲を作る(ビート・マップ)..........129
録音した曲のテンポを変える......................................................130
曲の途中でテンポを変える..........................................................130
曲を聴きながらテンポを変える..........................................130
ある小節からテンポを変える..............................................131
第7章 伴奏スタイルを作る .......................... 132
第5章 お気に入り演奏設定の登録 ................. 110
演奏設定を登録する ......................................................................110
登録した演奏設定を呼び出す......................................................111
お気に入り演奏設定の呼び出しかたを変える .................111
演奏設定セットを保存する..........................................................111
保存した演奏設定セットを読み込む..................................112
保存した演奏設定を消す..............................................................113
14
オリジナルの伴奏スタイルを作る(ユーザー・スタイル)..132
内蔵スタイルを組み合わせて新しいスタイルを作る
(スタイル・コンポーザー)(KR-7)..................................132
自分で作った曲からスタイルを作る
(スタイル・コンバーター)..................................................134
ユーザー・スタイルを保存する .................................................137
保存したユーザー・スタイルを消す..................................138
目次
ディスクのスタイルをユーザー・メモリーにコピーする
(KR-7)..............................................................................................139
ユーザー・メモリーに保存されているスタイルをディスク
にコピーする(KR-7)...........................................................139
第8章 いろいろな設定 ................................. 140
ピアノ演奏の設定を変える..........................................................140
設定方法....................................................................................140
共鳴音を調節する(レゾナンス)........................................140
調律方法を変える(調律).....................................................141
弾く強さによって発音のタイミングを変える
(ハンマー・レスポンス)(KR-7)......................................142
共鳴音の調節をする(押鍵共鳴)(KR-7)........................142
鍵盤のタッチ感を変える
(キー・タッチ).......................................................................143
自動伴奏の設定を変える..............................................................143
設定方法....................................................................................143
鍵盤が分かれる位置を変える(スプリット・ポイント)144 伴奏スタイルを変えても音色やテンポが変わらないように
する(ワンタッチ設定).........................................................144
ペダルやパフォーマンス・パッドに機能を割り当てる
(ペダル設定/ユーザー機能)..............................................145
ベンド・レンジを変える(ペダル設定)............................147
コードの鳴りかたや指定のしかたを変える
(自動伴奏設定).......................................................................148
小節の途中にマークをつける......................................................148
カウントイン、カウントダウンの設定を変える ....................149
カウントインの設定...............................................................149
カウントダウンの設定...........................................................149
その他の設定...................................................................................150
設定方法....................................................................................150
基準ピッチを変える(チューニング)................................150
画面に表示される言語を変える(言語)............................150
電源投入時の画面表示を変える
(オープニング・メッセージ)..............................................151
外部ディスプレイで表示する設定を変える
(外部ディスプレイ)(KR-7)...............................................151
本体や外部ディスプレイに表示する画像を設定する
(ユーザー画像表示)(KR-7)...............................................152
拍ランプを消す(拍ランプ)................................................153
電源を切っても設定を記憶させておく
(メモリー・バックアップ)..................................................153
工場出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)...153 タッチ・パネルの位置調整をする(タッチ・パネル)...154
「お気に入り」を初期化する(KR-5)........................................154
ユーザー・メモリーを初期化する(KR-7).............................154
デモを自動でスタートする..........................................................155
ピアノ演奏以外できないようにする(パネル・ロック)......155
第9章 外部機器との接続 ........................... 156
MIDI 機器と接続する .....................................................................156
接続端子....................................................................................156
接続の手順...............................................................................157
MIDI 楽器とアンサンブルをする(MIDI アンサンブル).......157
MIDI の設定 .....................................................................................158
MIDI 送信チャンネルを選ぶ( 送信チャンネル)..............158
鍵盤と内蔵音源を切り離す(ローカル・コントロール)158
音色の切り替え情報を送る(プログラム・チェンジ/
バンクセレクト MSB /バンクセレクト LSB)..............159
録音した演奏データを MIDI 機器に送信する
(曲の MIDI アウト)........................................................................159
オーディオ機器と接続する..........................................................160
接続端子....................................................................................160
接続の手順...............................................................................160
コンピューターと接続する..........................................................161
MIDI 端子に接続する .............................................................161
コンピューター端子に接続する..........................................161
接続端子....................................................................................161
接続の手順...............................................................................161
資料 ............................................................ 164
故障かな?と思ったら ..................................................................164
エラー表示一覧...............................................................................167
音色一覧(KR-7)...........................................................................168
音色一覧(KR-5)...........................................................................170
ドラム・セット一覧 ......................................................................172
効果音セット一覧 ..........................................................................176
エフェクト一覧...............................................................................177
伴奏スタイル一覧(KR-7)..........................................................178
伴奏スタイル一覧(KR-5)..........................................................179
コードの押さえかた一覧..............................................................180
内蔵曲一覧.......................................................................................182
リズム・パターン一覧 ..................................................................186
記憶される設定一覧 ......................................................................187
使用できるミュージックデータ .................................................188
本機で使用できるミュージックデータ..............................188
本機の音源について...............................................................188
MIDI インプリメンテーション・チャート ...............................189
主な仕様...........................................................................................190
索引 ............................................................ 192
15

演奏する前に

KR-7背面
スピーカー・ ケーブル
スピーカー端子
ツメ
(2)
(2)
(1)
演奏する前に

ペダル・コードを接続する

ペダル・コードを、本体背面の Pedal 端子に差し込みま
す。
fig.00-01
スピーカー・ケーブルを接続する
(KR-7)
図のように、スタンドのスピーカー・ボックスからでて
いるスピーカー・ケーブルを、本体背面側の底面にある スピーカー端子に接続します。
スピーカー・ケーブルは、カチッというまで差し込んで ください。

電源コードを接続する

付属の電源コードを、本体底面の AC インレットに差し
込み、次に、コンセントに差し込みます。
電源コードは、必ず付属のものをお使いください。
fig.00-02

譜面立てを立てる(KR-5)

fig.00-10(譜面立て)
本機の上に水の入った容器(花瓶など)、殺虫剤、香水、アルコー ル類などを置かないでください。 本機のスピーカーは、本体上面に、上向きに装備されていますの で、液体などがスピーカー部に付着すると、故障や事故の原因にな
ります。
スピーカー
譜面立てを静かに起こし、図のように固定します。
1.
後ろに倒すときは、譜面立てを手で支え、金具を折り曲
2.
げてからゆっくりと倒します。
譜面立てに無理な力を加えないでください。

譜面立てを立てる(KR-7)

1.
譜面立てを両手で持ち、前に起こします。
2.
譜面立て背面の支えで譜面立てを固定します。
譜面立ての角度を 3 段階で調節できます。
1
2
16
演奏する前に
演奏する前に

■ 譜面立ての位置を調節する

譜面台を両手で持ち、手前に引き出して位置を調節しま
す。

■ 譜面立てを倒す

1.
譜面台を両手で持ち、止まるまでゆっくりと奥に押し込 みます。
2.
譜面立て背面の支えを上げて、譜面立てをゆっくりと倒
します。

■ 譜面押さえを使う

譜面押さえを立てて、楽譜のページを押さえることができま す。
使用しないときは、譜面押さえを倒しておきます。

フタを開ける/閉める

フタを開けるときは、フタを両手で持って軽く持ち上
げ、奥にスライドさせます。
フタを閉めるときは、ゆっくりと手前に引き、止まった
ところで静かに下におろします。
fig.00-05
指をはさまないように注意して、フタを開け閉めしてください。小 さなお子さまが使用される場合は、大人の方が介添してください。
ピアノの移動は、危険防止のため必ずフタを閉じた状態で行なって ください。

電源を入れる/切る

■ 譜面立てをはずす

本機の譜面立てを取りはずすことができます。 ノートパソコンなどを本機にのせて使用することができま
す。
譜面立てを起こして、ネジを 3 カ所はずします。
ネジは、十円玉などのコインを使ってはずすことができ ます。
必ず次の手順で電源を入れたり、切ったりしてください。手順を間 違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損する恐れがありま す。
電源を入れるときは、[ボリューム]つまみを左いっぱ
いに回してから、[Power(電源)]スイッチを押しま す。
電源が入り、本機前面左の Power ランプが点灯します。
数秒後に、鍵盤を弾いて音を出せるようになります。
[ボリューム]つまみで音量を調節してください。
本機は、回路保護のため電源をいれてからしばらくは動作しませ ん。
fig.00-06.j
Powe r
譜面立てからはずしたネジは、なくしたり、小さなお子さまが誤っ て飲み込んだりしないよう、ご注意ください。
Powerランプ
電源を切るときは、[ボリューム]つまみを左いっぱい
に回してから、[Power(電源)]スイッチを押します。
本機前面左の Power ランプが消灯し、電源が切れます。
17
演奏する前に
演奏する前に

ペダルについて

ペダルには、次のような働きがあり、主にピアノ演奏のとき に使います。
fig.00-08.j
ソフト・ペダル
ソステヌート・ペダル
ダンパー・ペダル(右のペダル)
このペダルを踏んでいる間、鍵盤から指を離しても音が切れ ずに長い余韻が続きます。
ペダルを踏む深さによって余韻の長さが微妙に変わります。 アコースティック・ピアノでは、ダンパー・ペダルを踏んだ
ときに、弾いた鍵盤の音が他の弦に共鳴して豊かな響きと広 がりが加わります。
本機では、この共鳴音(シンパセティック・レゾナンス)を 再現しています。
ダンパー・ペダルを踏んだときの共鳴量を変えることができます。
「共鳴音を調節する(レゾナンス)」(P.140)をご覧ください。
ソステヌート・ペダル(真ん中のペダル)
このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけに余韻 を与えます。
ダンパー・ペダル

音の大きさや明るさを調節する

[ボリューム]つまみを回して全体の音量を調節します。
[ブリリアンス]つまみを回して音の明るさを調節しま
す。
fig.00-07.j
小さく 大きく 落ち着いた音
明るい音

ヘッドホンをつなぐ

本機にはヘッドホン端子が 2 つあります。2 人で同時にヘッ ドホンを使うことができますので、レッスン時や連弾曲を演
奏する時などに便利です。また、夜間でも周囲を気にせずに 演奏を楽しむことができます。
ヘッドホンを本体左下面の Phones 端子に差し込みま
す。
ヘッドホンを接続すると、本体スピーカーからは音が出 なくなります。
ヘッドホンの音量は、本体の[ボリューム]つまみで調 節します。
fig.00-04.j
ヘッドホン端子×2
ソフト・ペダル(左のペダル)
このペダルを踏んだまま鍵盤を弾くと、音の響きが柔らかく なります。
ペダルを踏む深さによって、音の柔らかさが微妙に変わりま す。
アジャスターについて
本機を移動したときや、ペダルが不安定に感じるときは、ペ ダルの下部にあるアジャスターを次のように調節してくださ
い。 ○ アジャスターを回して下げ、確実に床にあたるように調
節してください。床との間に隙間があると、ペダルを破 損する原因になります。特にカーペットの上などに設置
する場合は、床面を強く押しつけるように調節してくだ さい。
fig.00-09.j
アジャスター
P h o n e
s
ヘッドホンはステレオ・タイプのものをお使いください。
ヘッドホンご使用上の注意
コードの断線の原因になりますので、ヘッドホンは、本 体またはプラグ部分を持って取り扱ってください。
接続の際、使用機器の音量が上がっているとヘッドホン
を壊す恐れがあります。音量を最小にしてから接続して ください。
過大入力で使用すると、耳を痛めるだけでなく、ヘッド ホンにも無理がかかります。適当な音量でお楽しみくだ さい。
18
演奏する前に
演奏する前に

マイクを接続する

マイク端子にマイクを接続して、カラオケや弾き語りをする ことができます。
fig.00-28(マイク&本体)
Volume(マイク音量) つまみ
Echo(マイク・エコー) つまみ(KR-5)
MicIn(マイク端子)
本体右下面の Mic In 端子に、マイクを接続します。
1.
マイク端子の手前にある Volume(マイク音量)つまみ
2.
を回して、音量を調節します。
Echo(マイク・エコー)つまみでエコーのかかり具合
3.
を調節します(KR-5)。
KR-7 には Echo(マイク・エコー)つまみはありませ ん。KR-7 でマイクのエコーを調節するときは、「エコー
を調節する(エコー)」(P.36)をご覧ください。
外部ディスプレイを接続する
(KR-7)
本機にコンピューター用などの外部モニターを接続して、大 きな画面で楽譜や歌詞を表示したり、お好きな画像を表示さ
せることができます。 外部ディスプレイの設定については「外部ディスプレイで表
示する設定を変える(外部ディスプレイ)(KR-7)」
(P.151)をご覧ください。画像の表示については、「本体や
外部ディスプレイに表示する画像を設定する(ユーザー画像 表示)(KR-7)」(P.152)をご覧ください。
本機に接続できるディスプレイ
一般に VGA モニターやマルチ・スキャン・モニターとして 販売されているものであればほとんどの機種を接続すること
ができますが、以下の仕様をご確認のうえ、接続してくださ い。
解像度 640 x 480 ドット
水平走査周波数 31.5kHz 垂直走査周波数 60Hz
接続コネクター 3 列 15 ピン D-Sub タイプ
信号 アナログ方式
マイクご使用上の注意
夜間や早朝にご使用の際には、音量にご注意ください。 本体とマイクを接続するときは音量を下げてください。
音量が大きいとスピーカーから雑音が出ることがありま す。
マイクとスピーカーの位置によっては、ハウリング音
(キーンという音)が出ることがあります。その場合は、
以下のように対処してください。
- マイクの向きを変える
- マイクをスピーカーから遠ざける
- 音量を下げる
ご使用のディスプレイが、上記の周波数に対応していることをご確 認ください。上記の周波数に対応していないディスプレイを使用す ると、画像が流れて正常に映し出されなかったり、場合によっては ディスプレイが破損することがあります。

■ 接続のしかた

他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐ ため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってくださ い。
fig. 接続図(KR の接続端子アップとディスプレイ)
D-sub15ピン
(ミニ)
KR-7背面
ExtDisplay端子
1.
本機と接続するディスプレイの電源を切ります。
2.
別売りのディスプレイ・ケーブルで、本機の Ext
Display 端子と外部ディスプレイを接続します。
ディスプレイ・ケーブル
D-sub15ピン
(ミニ)
(別売)
外部ディスプレイ
3.
本機の電源を入れます。
4.
接続したディスプレイの電源を入れます。
19
演奏する前に
ディスプレイを置く位置
演奏する前に
外部ディスプレイの取扱いについては、お使いのディスプレイの取 扱説明書をご覧ください。
譜面立てを外して、正面にディスプレイを置くこともできます。譜 面立ての外しかたは、「譜面立てをはずす」(P.17)をご覧くださ い。
本機にディスプレイを乗せてお使いの場合は、次のことにご注意く ださい。
設置の際にディスプレイが安定して設置されていることを確認
のうえ、ご使用ください。 譜面台の可動部分にディスプレイの台座を乗せないでくださ
い。ディスプレイの台座が、下図の点線内におさまるものをご 使用ください。

タッチ・パネルについて

本機ではタッチ・パネルを採用しています。 タッチ・パネルは、画面にタッチする(軽く触れる)だけ
で、さまざまな操作をすることができます。
タッチ・パネルは指で軽く触れるだけで動作します。強く押した り、固いもので押したりすると、タッチ・パネルを破損することが あります。力の入れすぎには十分注意して、必ず、指で操作してく ださい。
タッチ・パネルは周囲環境の変化や時間経過とともにポイントがず れて、タッチしたところとは別の位置を認識したりするようになる ことがあります。そのようなときには「タッチ・パネルの位置調整 をする(タッチ・パネル)」(P.154)の手順に従って、ポイントの 修正をしてください。
タッチ・パネルの上に物を置いたままにしないでください。

■ 画面の明るさを調節する

画面の横にあるコントラストつまみで明るさを調節しま
本機に乗せてお使いの場合は、液晶(LCD)ディスプレイをお 勧めします。ブラウン管(CRT)ディスプレイをお使いの場合
は、ディスプレイが安定して設置されていることを十分にご確 認ください。
電源の切り方
電源を切るときは、次の順番で行ってください。
本機の音量を最小にします。
1.
本機の電源を切ります。
2.
接続しているディスプレイの電源を切ります。
3.
す。
fig.00-29-1(ピアノ画面)
20
演奏する前に
テンポ
曲名または
伴奏スタイル名
拍子 小節
自動伴奏の設定に なっているとき、
表示されます。
選んでいる音色名 が表示されます。
演奏する前に

主な画面

■ ピアノ画面

電源を入れた直後は、以下の「ピアノ画面」が表示されま す。詳しくは P.22 をご覧ください。
fig.00-29-1(ピアノ画面)

■ 基本画面

次のような画面を「基本画面」といいます。
fig.00-29-1(ピアノ画面)

■ 主なアイコンの使いかた

本機では、基本画面以外のさまざまな画面を使って操作しま す。画面に表示される立体的なボタンのようなものを「アイ
コン」といいます。アイコンにタッチすると、さまざまな設 定ができます。
各画面で共通の主なアイコンには、次のようなものがあり、 画面下段に表示されます。
機能によって、複数ページで構成されてい るものがあります。このアイコンにタッチ すると、画面の次ページや前ページを表示 することができます。
現在行っている設定をキャンセルしたり、 表示されている画面を終了するときにタッ チします。通常、<戻る>に数回タッチす ると、基本画面に戻ります。
歌詞情報を含んだ内蔵曲やミュージック データを選ぶとピアノ画面または基本画面 に表示されます。 このアイコンにタッチすると、歌詞を表示 します。
通常、<戻る>に数回タッチすると、この画面が表示されま す。
また、次の操作でも基本画面が表示されます。
ワンタッチ[自動伴奏]ボタンを押す。
基本画面が表示され、自動伴奏の設定になります。 ワンタッチ[ピアノ]ボタンを押してから、いずれかの
音色ボタンを押し、<戻る>にタッチする。
本書では、画面を使用して機能説明をしていますが、工場出荷時の 設定(音色名など)と本文中の画面上の設定は一致していません。 あらかじめご了承ください。
21

第1章演奏する

画面の<機能設定>にタッチ
本機はアコースティック・ピ アノの動作を忠実に再現して いるため、高音部の 1.5 オク ターブ程度の範囲はダンパー・ ペダルに関係なく音が最後ま で延び、また、音色も違って 聞こえます。ダンパー・ペダ ルの影響を受けない範囲は、 キー・トランスポーズ(P.88) の設定によっても変化します。
歌詞情報を含んだ内蔵曲や

ピアノ演奏をする(ワンタッチ・ピアノ)

ボタン 1 つで、ピアノ演奏に最適な設定にすることができます。
fig.panel
1章 第
1.
ワンタッチ[ピアノ]ボタンを押します。
次のような「ピアノ画面」が表示されます。
fig.d-piano.eps60
ワンタッチ[ピアノ]ボタンを押すと、それまでのパネルの設定にかかわらず、 次のような設定になります。
鍵盤が右側と左側に分かれていたとき(P.27)は、1 つの鍵盤に戻ります。 ペダルの働きは、通常のペダルの働きに戻ります(P.18)。
グランドピアノの音色が選ばれます。
エフェクトは、「シンパセティック・レゾナンス」になります(P.34)。
ピアノの音色を調節してみましょう
画面のピアノの大屋根にタッチして、屋根を開け閉めするように指でなぞるか、
グランドピアノの大屋根の開き具合による音の反響を再現しています。
22
または にタッチすると、ピアノの音色が変化します。
すると、ピアノ演奏の設定を 変えることができます。詳し くは、「ピアノ演奏の設定を変 える」(P.140)をご覧くださ い。
ミュージックデータを選ぶと ピアノ画面または基本画面に
>が表示されま
す。タッチすると、歌詞を表 示します。

いろいろな音で演奏する(音色ボタン)

内蔵されている音色について
本機は多くの楽器の音や効果音を内蔵しています。様々な音楽ジャンルの曲に 合った音で演奏をお楽しみください。
内蔵しているさまざまな種類の音を「音色」といいます。音色は 6 つの音色グ ループに分けられ、それぞれ音色ボタンに割り当てられています。
fig.panel
1.
いずれかの音色ボタンを押して、音色グループを選びます。
押した音色ボタンのランプが点灯します。
画面には、そのグループに含まれる音色名が表示されます。
fig.d-tonesel.eps60
第1章演奏する
は、「音色一覧」(P.168、 P.170)をご覧ください。
第 1章
このような画面を「音色選択画面」と言います。
<試聴>にタッチすると、その音色をフレーズで確認することができます。
<エフェクト>にタッチすると、それぞれの音色に効果をかけることができます
(P.34)。
<音色検索>にタッチすると、条件を選んで音色を検索することができます(P.25)。
2.
音色名にタッチして、音色を選びます。
鍵盤を弾くと選んだ音色が鳴ります。
[−][+]ボタンまたはダイヤルを使うと自動でページを切り替えて音色を選ぶ
ことができます。
3.
<戻る>にタッチします。
基本画面または元の画面に戻ります。
にタッチすると、ページが切り替わり、次の選択肢が表示されます。
23
第1章演奏する
ドラム・セットによって、鍵

■ 打楽器の音や効果音を鳴らす

打楽器の音や、パトカーの音や動物の声などの効果音を、鍵盤から鳴らすことが できます。
fig.panel
1章 第
1.
[いろいろな音色で弾く]ボタンを押して、ランプを点灯させます。
2.
<ドラム>または<効果音>にタッチします。
fig.d-drum.eps60
鍵盤を弾くと、1 つ 1 つの鍵から違う音が鳴ります。
また、画面にタッチして音を出すこともできます。
<戻る>に数回タッチします。
3.
基本画面または元の画面に戻ります。
盤に割り当てられている音の 組み合わせが違います。「ドラ ム・セット一覧」(P.172)、
「効果音セット一覧」(P.176)
をご覧ください。
24

■ キーワードで音色を検索する(音色検索)

条件検索では、選んだすべて の条件を満たす音色を検索し ます。
楽器の種類や音楽ジャンルから条件に合った音色を検索することができます。
また、音色名の頭文字から、音色を検索することができます。
いずれかの音色ボタンを押します。
1.
音色選択画面が表示されます。
<音色検索>にタッチします。
2.
次のような「音色検索画面」が表示されます。
fig.d-tonesrch.eps60
条件検索画面 文字検索画面
第1章演奏する
第 1章
タッチすると、画面が切り替わります。
その 1 条件で検索する
<カテゴリー>または<ジャンル>にタッチして、[−][+]ボタンやダ
3.
イヤルで検索する条件を選びます。
<検索開始>にタッチします。
4.
検索結果が表示されます。
音色名にタッチして、音色を選んでください。
<戻る>にタッチすると音色検索画面に戻ります。
その 2 音色名で検索する
<文字検索>にタッチします。
3.
<条件検索>にタッチすると「その 1」の条件検索の画面が表示されます。
検索する 1 文字を決めます。
4.
検索する 1 文字を入力します。例えば<ア>のアイコンにタッチするごとに、入 力する文字がア→イ→ウ→エ ... と切り替わります。
<ア -0 >にタッチと、カタカナと数字が切り替わります。
選んだ 1 文字が画面中央に表示されます。
<検索開始>にタッチします。
5.
検索結果が表示されます。
音色名にタッチして、音色を選んでください。
<戻る>に数回タッチすると、基本画面または元の画面に戻ります。
25
第1章演奏する
歌詞情報を含んだ内蔵曲や
音色選択画面のオクターブ<
2 つの音色の音量バランスを

2 つの音を重ねて演奏する(レイヤー)

1 つの鍵盤で、2 つの音色を重ねて演奏することを「レイヤー演奏」といいます。
例えば、ピアノとストリングスの音色を重ねて鳴らすことができます。
fig.layer.j
レイヤー演奏:選んだ2つの音色を重ねて鳴らす
グランドピアノ1
1章 第
基本画面下部の<レイヤー>にタッチします。
1.
fig.d-layer.eps60(基本からレイヤー画面へ)
ストリングス
ミュージックデータを選ぶと
レイヤー演奏になる前に鳴っていた音色と下段に表示された音色が重なって鳴り ます。
このとき、上段に表示されている音色を「右手音色」、下段に表示されている音色
(重ねた音色)を「レイヤー音色」といいます。
音色を変える
変更する音色名にタッチします。
2.
タッチした音色名が白く反転します。
3.
音色ボタンを押して、音色を選びます(P.23)。
4.
音色を選んだら<戻る>にタッチします。
基本画面に戻ります。
レイヤーを解除する
5.
<レイヤー>にタッチします。
<レイヤー>アイコンが黒く反転し、レイヤー演奏が解除されます。
鍵盤を弾くと、画面に表示されている音色だけが鳴ります。
基本画面に< >が表
示されます。タッチすると、 歌詞を表示します。
−><+>にタッチすると、 レイヤー音色の音の高さがオ クターブ単位で変わります。 詳しくは「音の高さをオク ターブ単位で変える(オク ターブ・シフト)」(P.28)を ご覧ください。
変えることができます。「パー トごとに音量のバランスを調 節する (音量バランス)」
(P.65)をご覧ください。
26
鍵盤の右手側と左手側を別の音で演奏する
スプリット・ポイントは変え
歌詞情報を含んだ内蔵曲や ミュージックデータを選ぶと
基本画面に< >が表
示されます。タッチすると、 歌詞を表示します。
音色選択画面のオクターブ<
鍵盤右手側と鍵盤左手側の音
(スプリット)
ある鍵を境に、鍵盤を右手側と左手側に分けて、それぞれで違う音色を鳴らすこ とを「スプリット演奏」といいます。スプリット演奏のとき、境になる鍵を「ス プリット・ポイント」といいます。
スプリット・ポイントの鍵は、鍵盤左手側に含まれます。スプリット・ポイント は、電源を入れた時には「F#3」に設定されます。
fig.split.j
スプリット演奏:鍵盤の右側と左側で違う音色を鳴らす
スプリット・ポイント
アコースティック・ベース
基本画面の<スプリット>にタッチします。
1.
fig.d-split.eps60
グランドピアノ1
第1章演奏する
第 1章
ることができます「鍵盤が分 かれる位置を変える (スプ リット・ポイント)」(P.144) をご覧ください。
鍵盤右手側はスプリット演奏になる前に鳴っていた音色、鍵盤左手側は画面左側 に表示された音色が鳴ります。
このとき、右側に表示されている音色を「右手音色」、左側に表示されている音色 を「左手音色」といいます。
音色を変える
2.
変更する音色名にタッチします。
タッチした音色名が白く反転します。
3.
音色ボタンを押して、音色を選びます(P.23)。
4.
音色を選んだら、<戻る>にタッチします。
基本画面に戻ります。
スプリットを解除する
5.
<スプリット>にタッチします。
<スプリット>アイコンが黒く反転し、スプリット演奏が解除されます。
鍵盤を弾くと、画面に表示されている音色だけが鳴ります。
−><+>にタッチすると、 左手音色の音の高さがオク ターブ単位で変わります。詳 しくは「音の高さをオクター ブ単位で変える(オクターブ・ シフト)」(P.28)をご覧くだ さい。
量バランスを、変えることが できます「演奏パートごとに 音量を調節する(パート・バ ランス)」(P.65)をご覧くだ さい。
27
第1章演奏する
鍵盤が右手側と左手側に分か
鍵盤全体で一つの音色が鳴っ ているとき、または、レイ ヤー演奏の右手音色には、オ クターブ・シフトは使えませ ん。
レイヤー演奏とスプリット演奏を同時にオンにする
レイヤー演奏とスプリット演奏をどちらもオンにすると、鍵盤を右手側と左手側 に分け、右手側では 2 つの音色を重ねて演奏することができます。
fig.d-layersplit.eps60
1章 第

■ 音の高さをオクターブ単位で変える(オクターブ・シフト)

レイヤー演奏(P.26)やスプリット演奏(P.27)をしているときに、音の高さを オクターブ単位で変えることができます。この機能を「オクターブ・シフト」と いいます。
れているときにダンパーペダ ルを踏むと、鍵盤右側の音に だけ余韻がかかります。左側 の音に余韻をかけたい場合は
「ペダルやパフォーマンス・
パッドに機能を割り当てる (ペダル設定/ユーザー機能)」 (P.145)をご覧ください。
例えば、レイヤー演奏時に、一方の音色の音の高さを変えて、重ねて鳴らすこと ができます。スプリット演奏時には、鍵盤左手側の音の高さを鍵盤右手側の音の 高さにあわせることができます。
1.
基本画面で<レイヤー>または<スプリット>にタッチします。
レイヤー演奏またはスプリット演奏になります。
2.
オクターブ・シフトする音色名にタッチします。
タッチした音色を変更します。
3.
音色ボタンを押して、音色選択画面を表示します。
fig.d-octshift.eps60
画面下部のオクターブ<−>または<+>にタッチして、音の高さを調節
4.
します。
<+>にタッチするたびに、1 オクターブずつ高くなります。 <−>にタッチするたびに、1 オクターブずつ低くなります。 音の高さは、2 オクターブ低い音(-2)から 2 オクターブ高い音(+2)まで変え られます。
<戻る>にタッチすると、基本画面または元の画面に戻ります。
28

音に響きをつける(リバーブ)

( 画面は KR-7)
本機は、鍵盤で弾く音に「リバーブ効果」(残響)をかけることができます。
リバーブ効果をかけると、コンサート・ホールなどで演奏しているような心地よ い響きが得られます。
fig.panel
1.
[リバーブ]ボタンを押して、ボタンのランプを点灯させます。
次のような「リバーブ画面」が表示されます。
fig.d-reverb.eps60
第1章演奏する
第 1章
2.
アイコンにタッチして、演奏空間を選びます。
表示
荒野 残響のない広い空間です ルーム 小さい部屋 ラウンジ 大きめの部屋 スタジオ レコーディングスタジオ 体育館 体育館 ホール 大型のコンサートホールの残響 ドーム ドーム球場 洞窟 洞窟内の長い残響がつきます。 GS ルーム 1 GS ルーム 2 GS ルーム 3 GS ホール 1 GS ホール 2
GS プレート
GS ディレイ 山びこのように反射音の遅れた音が加わります。 GS パンディレイ 反射音が左右にパンニング(移動)します。
室内での残響を再現したリバーブです。 きれのよい、広がりのある残響が得られます。
ホールでの残響を再現しています。 GS ルームより奥行き感のある響きが得られます。
プレート・エコー(金属板の振動を利用した残響)を再現し ています。
解説
KR-7 のみ
29
第1章演奏する
スライダーを最も左側にする
すべてのパートがオフのとき
アイコンの下のスライダーにタッチして、効果のかかり具合を調節します。
3.
右側に動かすと効果が深くなり、左側に動かすと浅くなります。
[−][+]ボタンまたはダイヤルでも、スライダーを動かすことができます。
[−][+]ボタンを同時に押すと、スライダーが初期設定に戻ります。
<戻る>にタッチすると、リバーブ効果がかかったまま、画面だけが元に戻ります。
効果を解除する
[リバーブ]ボタンを押して、ボタンのランプを消灯させます。
4.
1章 第
リバーブ効果が解除されます。

■ 伴奏の音に立体的な広がりをつける(アドバンスト 3D) (KR-7)

自動伴奏(P.48)や内蔵曲、ミュージックデータに合わせて演奏しているときに、 演奏に立体的な広がりをつけることができます。この効果のことを「アドバンスト 3D」といい、伴奏の音につつみ込まれるような心地よさを得ることができます。
fig.panel
と、効果はかからなくなりま す。そのときは、[リバーブ] ボタンを押しても、ボタンの ランプは消灯しています。
1.
[アドバンスト 3D]ボタンを押して、ボタンのランプを点灯させます。
次のような「アドバンスト 3D 画面」が表示されます。
fig.d-adv3d.eps60
オン オフ
アイコンにタッチすると、パートごとにオン/オフが切り替わります。
2.
オンにしたパートの音に立体的な広がりがつきます。
<戻る>にタッチすると、アドバンスト 3D 効果がかかったまま、画面だけが元 に戻ります。
効果を解除する
[アドバンスト 3D]ボタンを押して、ボタンのランプを消灯させます。
3.
アドバンスト 3D 効果が解除され、すべてのパートに効果がかからなくなります。
は、[アドバンスト 3D]ボタ ンを押しても、ボタンのラン
プは消灯しています。
30
Loading...
+ 170 hidden pages