
'07.10.01現在(Roland)
製品に関するお問い合わせ先
050-3101-2555
ローランド・ホームページ
http://www.roland.co.jp/
電話受付時間: 月曜日〜土曜日 10:00〜17:30(年末年始を除く)
※IP電話からおかけになって繋がらない場合には、お手数ですが、電話番号の前に0000
(ゼロ4回)をつけてNTTの一般回線からおかけいただくか、携帯電話をご利用ください。
※上記窓口の名称、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。
お問い合わせの窓口
最新サポート情報
製品情報、イベント/キャンペーン情報、サポートに関する情報など
ローランドお客様相談センター
201a
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.3)と「使用上のご注意」(P.5)をよくお
読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。
取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
202
2008 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
©
文中の表記について
操作ボタンは、[ENTER]のように[ ]で囲んで表記します。
(P.**)は参照ページを表しています。
マークは以下のとおりです。
注意文です。必ずお読みください。
設定や機能のメモ情報です。必要に応じてお読みください。
作のヒント情報です。必要に応じてお読みください。
参照情報です。必要に応じてお読みください。
用語説明です。必要に応じてお読みください。

安全上のご注意
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
注意の意味について警告と
取扱いを誤った場合に、使用者が
警告
注意
死亡または重傷を負う可能性が想
定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が
傷害を負う危険が想定される場合
および物的損害のみの発生が想定
される内容を表わしています。
※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大
損害を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
警告
002d
● この機器および ACアダプターを分解したり(取
扱説明 書に 記載さ れて いる指 示(P.18)を除
く)、改造したりしないでください。
..............................................................................................................
003
● 修理/部品の交換 などで、取扱説明 書に書かれ
ていないことは、絶 対にしないで ください。必
ずお買い上げ店また はお客様相談セ ンターに相
談してください。
..............................................................................................................
004
● 次のような場所での 使用や保存はし ないでくだ
さい。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場
所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)
や湿度の高い場所
○ 雨に濡れる場所
○ ホコリの多い場所
○ 振動の多い場所
..............................................................................................................
005
● この機器の設置には、ローラ ンドが推奨するス
タンド(型番:KS-12)を使用してください。
..............................................................................................................
006
● この機器の設置にスタンド(型番:KS-12)を
使用する場合、ぐらつ くような所や 傾いた所に
スタンドを設置し ないでくださ い。安定した水
平な所に設置して ください。機器を 単独で設置
する場合も、同様に安 定した水平な 所に設置し
てください。
..............................................................................................................
図記号の例
は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま
す。
具体的な注意内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を
表わしています。
は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい
ます。
具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
●は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜
くこと」を表わしています。
008c
● AC アダプターは、必ず付属のものを、AC100V
の電源で使用してください。
..............................................................................................................
008e
● 電源コードは、必ず付 属のものを使 用してくだ
さい。また、付属の電源 コードを他 の製品に使
用しないでください。
..............................................................................................................
009
● 電源コードを無理 に曲げたり、電源 コードの上
に重いものを載せ たりしないで ください。電源
コードに傷がつ き、ショートや 断線の結果、火
災や感電の恐れがあります。
..............................................................................................................
010
● この機器を単独 で、あるいはヘ ッドホン、アン
プ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設
定によっては永久 的な難聴になる 程度の音量に
なります。大音量で、長 時間使用し ないでくだ
さい。万一、聴力低下 や耳鳴りを 感じたら、直
ちに使用をやめて 専門の医師に相 談してくださ
い。
..............................................................................................................
011
● この機器 に、異物(燃え やすいもの、硬貨、針
金など)や液 体(水、ジュー スなど)を絶対に
入れないでください。
..............................................................................................................
●の中に描かれています。
3

警告
012b
● 次のような場合は、直ちに電源を切って AC ア
ダプターをコンセントか ら外し、お買い上げ店
またはお客様相談センター に修理を依頼してく
ださい。
○ AC アダプター本体、電源コード、またはプ
ラグが破損したとき
○ 煙が出たり、異臭がしたとき
○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりし
たとき
○ 機器が(雨などで)濡れたとき
○ 機器に異常や故障が生じたとき
..............................................................................................................
013
● お子様のいるご家庭で使 用する場合、お子様の
取り扱いやいたずらに注 意してください。必ず
大人のかたが、監視/指導してあげてください。
..............................................................................................................
014
● この機器を落とし たり、この機器に 強い衝撃を
与えないでください。
..............................................................................................................
015
● 電源は、タコ足配線な どの無理な配 線をしない
でください。特に、電源 タップを使用 している
場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を
超えると発熱し、コー ドの被覆が溶 けることが
あります。
..............................................................................................................
016
● 外国で使用する場合は、お買 い上げ店またはお
客様相談センターに相談してください。
..............................................................................................................
022b
● 基板(SRX シリーズ)を取り付ける前に、機器
本体の電源を切って AC アダプターをコンセン
トから外してください(P.19)。
..............................................................................................................
023
● CD-ROM を、一般のオーディオ CD プレーヤー
で再生しないで下 さい。大音量によ って耳を痛
めたり、スピーカーを破損する恐れがあります。
注意
101b
● この機器と AC アダプターは、風通しのよい、
正常な通気が保たれてい る場所に設置して、使
用してください。
..............................................................................................................
101c
● 本製品は当 社製のス タンド(KS-12)とのみ、
組み合わせて使用できるよう設計されていま
す。他のスタンドと組み合 わせて使うと、不安
定な状態となって落下や 転倒を引き起こし、け
がをするおそれがあります。
..............................................................................................................
102c
● AC アダプターを機器本体やコンセントに抜き
差しするときは、必ずプラグを持ってください。
103b
● 定期的に AC アダプターを抜き、乾いた布でプ
ラグ部分のゴミやほこりを拭き取ってくださ
い。また、長時間使用しないときは、AC アダプ
ターをコンセントから外してください。AC アダ
プターとコンセン トの間にゴミや ほこりがたま
ると、絶縁不良を起こ して火災の原 因になりま
す。
..............................................................................................................
104
● 接続したコードやケー ブル類は、繁雑にならな
いように配慮してください。特に、コードやケー
ブル類は、お子様の手が届 かないように配慮し
てください。
..............................................................................................................
106
● この機器の上に乗 ったり、機器の上 に重いもの
を置かないでください。
..............................................................................................................
107c
● 濡れた手で AC アダプターのプラグを持って、機
器本体やコンセン トに抜き差しし ないでくださ
い。
..............................................................................................................
108b
● この機器を移動するときは、AC アダプターをコ
ンセントから外し、外 部機器との接 続を外して
ください。
..............................................................................................................
109b
● お手入れをするときには、電源を切って AC ア
ダプターをコンセ ントから外し てください
(P.19)。
..............................................................................................................
110b
● 落雷の恐れがあるときは、早めにAC アダプター
をコンセントから外してください。
..............................................................................................................
115a
● 指定の基板(SRX シリーズ)だけを取り付け、
指定されたネジだけを外してください(P.18)。
..............................................................................................................
118c
● 取り外したネジや 付属の六角レ ンチは、小さな
お子様が誤って飲 み込んだりする ことのないよ
うお子様の手の届 かないところへ 保管してくだ
さい。
..............................................................................................................
120
● ファンタム電源供給の 必要なコンデンサー・マ
イクロホンを接続した とき以外は、ファンタム
電源を必ずオフにしてください。ダイナミック・
マイクロホンやオーディ オ再生装置などにファ
ンタム電源を供給すると故障の原因になりま
す。マイクロホンの仕様 については、お使いの
マイクロホンの取扱説明書をお読みください。
(本機のファンタム電源:DC 48V、10mA Max)
..............................................................................................................
..............................................................................................................
4
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使用上のご注意
電源について
301
● 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのイ
ンバーター制御の製品やモーターを使った電気製品が接
続されているコンセントと同じコンセントに接続しない
でください。電気製品の使用状況によっては、電源ノイ
ズにより本機が誤動作したり、雑音が発生する恐れがあ
ります。電源コンセントを分けることが難しい場合は、
電源ノイズ・フィルターを取り付けてください。
302
● AC アダプターを長時間使用すると AC アダプター本体
が多少発熱しますが、故障ではありません。
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐ
ため、必ずすべての機器の電源を切ってください。
設置について
351
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを
持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがあ
ります。この場合は、この機器との間隔や方向を変えて
ください。
352a
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレ
ビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることが
あります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してく
ださい。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着
信時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあり
ます。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、
もしくは電源を切ってください。
354a
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め
切った車内などに放置しないでください。変形、変色す
ることがあります。
355b
● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつ
く(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の
原因になりますので、数時間放置し、結露がなくなって
から使用してください。
358
● 鍵盤の上に物を置いたままにしないでください。発音し
なくなるなどの故障の原因になります。
360
● 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては本機の
ゴム足が、設置した台などの表面を変色または変質させ
ることがあります。
ゴム足の下にフェルトなどの布を敷くと、安心してお使
いいただけます。この場合、本機が滑って動いたりしな
いことを確認してからお使いください。
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く
絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいと
きは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔
らかい布で乾拭きしてください。
402
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアル
コール類は、使用しないでください。
修理について
451d
● お客様がこの機器や AC アダプターを分解(取扱説明書
に記載されている指示(P.18)を除く)、改造された場
合、以後の性能について保証できなくなります。また、
修理をお断りする場合もあります。
452
● 修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあ
ります。大切な記憶内容は、USB メモリーに保存する
か、記憶内容をメモしておいてください。修理するとき
には記憶内容の保存に細心の注意を払っておりますが、
メモリー部の故障などで記憶内容が復元できない場合も
あります。失われた記録内容の修復に関しましては、補
償も含めご容赦願います。
453a
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維
持するために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有し
ています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせて
いただきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇
所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上
げ店、またはお客様相談センターにご相談ください。
その他の注意について
551
● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、
失われることがあります。失っても困らないように、大
切な記憶内容はバックアップとして USB メモリーに保
存しておいてください。
552
● 本体メモリー、USB メモリーの失われた記憶内容の修
復に関しましては、補償を含めご容赦願います。
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端
子などに過度の力を加えないでください。
554
● ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでくださ
い。
555
● ディスプレイから多少音がすることがありますが、故障
ではありません。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プ
ラグを持ってください。
558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからない
ように、特に夜間は、音量に十分注意してください。
ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけ
ます。
559a
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダ
ンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
559c
● この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、
各市町村のゴミの分別基準に従って行ってください。
561
● エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの(別
売:EV-5)をお使いください。他社製品を接続すると、
本体の故障の原因になる場合があります。
5
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使用上のご注意
562
● 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本機と
の接続には、抵抗入りのケーブルを使用しないでくださ
い。音が極端に小さくなったり、まったく聞こえなくな
る場合があります。抵抗の入っていない接続ケーブル
(ローランド:PCS シリーズなど)をご使用ください。
他社製の接続ケーブルをご使用になる場合、ケーブルの
仕様につきましては、ケーブルのメーカーにお問い合わ
せください。
563
● この商品を権利者の許諾なく賃貸等に使用することを禁
じます。また、無断複製することは法律で禁じられてい
ます。
566a
● D ビーム・コントローラーの有効範囲は、強い直射日光
の下では極端に小さくなってしまいます。屋外で D ビー
ム・コントローラーを使用するときはご注意ください。
566b
● D ビーム・コントローラーは周辺の明るさによって感度
が変化します。期待どおりの動作をしないときは感度を
調節しなおしてください。
USB メモリーの取り扱い
704
● USB メモリーは、確実に奥まで差し込んでください。
705
● USB メモリーの端子の部分に触れたり、汚したりしな
いでください。
708
● USB メモリーは精密な電子部品で作られていますので、
取り扱いについては次の点に注意してください。
○ 静電気による破損を防ぐため、取り扱う前に身体に
帯電している静電気を放電しておく。
○ 端子部に手や金属で触れない。
○ 曲げたり、落としたり、強い衝撃を与えたりしない。
○ 直射日光の当たる場所や、閉め切った自動車の中な
どに放置しない。(保存温度:-25 度〜 85 度)
○ 水に濡らさない。
○ 分解や改造をしない。
CD-ROM の取り扱い
801
● ディスクの裏面(信号面)に触れたり、傷をつけたりし
ないでください。データの読み出しがうまくいかないこ
とがあります。ディスクの汚れは、市販の CD 専用ク
リーナーでクリーニングしてください。
著作権について
851
● 第三者の著作物(音楽作品、映像作品、放送、実演、そ
の他)の一部または全部を、権利者に無断で録音、録画
あるいは複製し、配布、販売、貸与、上演、放送などを
行うことは法律で禁じられています。
853
● 第三者の著作権を侵害する恐れのある用途に、本機を使
用しないでください。あなたが本機を用いて他者の著作
権を侵害しても、弊社は一切責任を負いません。
204
※ Microsoft、Windows は、米国 Microsoft
Corporation の米国及びその他の国における登録商標で
す。
206e
※ 本書では Microsoft Corporation のガイドラインに
従って画面写真を使用しています。
206j
※ Windows ®の正式名称は、Microsoft ®Windows
operating system です。
207
※ Apple、Macintosh は、米国 Apple Inc. の米国及びそ
の他の国における登録商標です。
209
※ Mac OS は、米国 Apple Inc. の登録商標です。
210
※ IBM、IBM PC は、米国 International Business
Machines Corporation の米国及びその他の国における
登録商標です。
213
※ Pentium は、米国 Intel Corporation の登録商標です。
214
※ MMX は、米国 Intel Corporation の登録商標です。
215a
※ MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標
です。
215b
※ GM( )、GM2( )は、社団法人 音楽電
子事業協会(AMEI)の登録商標です。
217
※ Iomega は、米国 Iomega Corporation の登録商標で
す。
220
※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録
商標です。
233
※ VST は、Steinberg Media Technologies AG. の商標
です。
238
※ MPEG Layer-3 オーディオ圧縮技術は、Fraunhofer IIS
社と THOMSON multimedia 社よりライセンスを得て
います。
®
6
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目次
安全上のご注意 ................................................................................ 3
使用上のご注意 ................................................................................ 5
はじめに 13
各部の名称と働き ...........................................................................14
フロント・パネル.............................................................................................................................................. 14
リア・パネル...................................................................................................................................................... 16
演奏する前に .................................................................................18
ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付ける.......................................................................... 18
ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付けるときの注意................................................................. 18
ウェーブ・エクスパンション・ボードの取り付けかた ................................................................................ 18
取り付けたウェーブ・エクスパンション・ボードを確認する..................................................................... 19
接続........................................................................................................................................................... 19
AC アダプターを接続する ............................................................................................................................... 19
外部機器を接続する .......................................................................................................................................... 20
ペダルを接続する.............................................................................................................................................. 21
携帯オーディオ・プレイヤーを接続する ....................................................................................................... 21
電源を入れる/切る................................................................................................................................ 22
電源を切るときは.............................................................................................................................................. 22
音量を調節する........................................................................................................................................ 22
ディスプレイ表示の濃さを調節する([LCD CONTRAST]つまみ)............................................ 22
付属の USB メモリー・プロテクターの使いかた .............................................................................. 22
クイック・スタート 23
デモ・ソングを聴く........................................................................24
鍵盤を弾く ....................................................................................25
ピアノ・モードで演奏する([PIANO MODE])............................................................................... 25
音色を選ぶ ....................................................................................28
音色(パッチ)を選ぶ............................................................................................................................ 28
いろいろな音色で弾く(カテゴリー・グループ・ボタン).......................................................................... 28
リストから音色を選ぶ ...................................................................................................................................... 29
よく使う音色を登録して選ぶ(FAVORITE)................................................................................................ 30
音色を試聴する([PREVIEW])..................................................................................................................... 30
複数の音色を鳴らす................................................................................................................................ 31
鍵盤を 2 つの音域に分けて別々の音色で演奏する([SPLIT])................................................................. 31
スプリット・ポイントを変える....................................................................................................................... 32
音色を重ねて演奏する([DUAL])................................................................................................................. 32
音色をリアルタイムに変える................................................................................................................. 33
ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバーで音色を変える..................................................................... 33
音の高さをオクターブ単位で変える(OCTAVE[DOWN][UP])......................................................... 33
鍵域を半音単位で移動する([TRANSPOSE])........................................................................................... 34
つまみで音色を変化させる(SOUND MODIFY) ........................................................................................ 35
7
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目次
リファレンス 37
1 章 概要 ....................................................................................38
JUNO-STAGE の構成 .......................................................................................................................... 38
基本構成 ............................................................................................................................................................. 38
パッチ・モードとパフォーマンス・モード ................................................................................................... 38
エフェクト.......................................................................................................................................................... 40
メモリーについて.............................................................................................................................................. 41
JUNO-STAGE の基本操作................................................................................................................... 42
音源モードを切り替える .................................................................................................................................. 42
ファンクション・ボタンの働き....................................................................................................................... 43
値を変更する...................................................................................................................................................... 43
数値を入力する([NUMERIC])..................................................................................................................... 44
名前を付ける...................................................................................................................................................... 44
2 章 音色を選ぶ...........................................................................45
パッチを選ぶ............................................................................................................................................ 45
パッチ・モードでパッチを選ぶ............................................................................................................. 45
VALUE ダイヤルでパッチを選ぶ ................................................................................................................... 45
パッチ・リストで選ぶ ...................................................................................................................................... 46
パッチ・ナンバーで選ぶ([NUMERIC])..................................................................................................... 46
ペダルで選ぶ(PATCH SELECT ペダル)................................................................................................... 46
パッチを試聴する([PREVIEW])....................................................................................................... 47
よく使うパッチとパフォーマンスを登録する/呼び出す(FAVORITE)....................................... 47
パッチとパフォーマンスをフェイバリットに登録する ................................................................................ 47
フェイバリットを呼び出す............................................................................................................................... 48
リストでフェイバリットを登録する/呼び出す/編集する ........................................................................ 48
ボタンひとつでフェイバリットを切り替える([FAVORITE UP/ASSIGNABLE])............................. 48
ペダルでフェイバリットを選ぶ(PATCH SELECT ペダル).................................................................... 48
パフォーマンス・モードで演奏する..................................................................................................... 49
パフォーマンスを選ぶ ...................................................................................................................................... 49
パートを選ぶ...................................................................................................................................................... 50
パートのパッチを選ぶ ...................................................................................................................................... 50
音色を重ねて演奏する([DUAL])................................................................................................................. 51
鍵盤を 2 つの音域に分けて別々の音色で演奏する([SPLIT])................................................................. 51
スプリット・ポイントを変える....................................................................................................................... 51
3 章 多彩な演奏機能 ....................................................................52
鍵盤の設定を変える................................................................................................................................ 52
音の高さをオクターブ単位で変える(OCTAVE[DOWN][UP])......................................................... 52
鍵域を半音単位で移動する([TRANSPOSE])........................................................................................... 52
調律をアラビア音階などに変更する (Scale Tune) .................................................................................... 53
鍵盤のタッチ感を変える .................................................................................................................................. 54
音の高さをリアルタイムに変化させる(ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバー).............. 54
[S1][S2]に機能を割り当てる......................................................................................................... 55
ポルタメントをコントロールする ................................................................................................................... 55
モノフォニック・シンセサイザーにする ....................................................................................................... 55
ギターのダブル・チョーキング奏法をする ................................................................................................... 55
オルガンのロータリー・エフェクトのスピードを変える ............................................................................ 55
8
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D ビーム・コントローラーで音を変化させる ..................................................................................... 56
SOLO SYNTH(ソロ・シンセ).................................................................................................................... 57
ACTIVE EXPRESS(アクティブ・エクスプレッション)......................................................................... 57
ASSIGNABLE(アサイナブル)..................................................................................................................... 57
つまみで音色を変化させる(SOUND MODIFY) ............................................................................. 58
つまみが効かないようにする([LOCK])...................................................................................................... 59
ペダルに機能を割り当てる(コントロール・ペダル)........................................................................ 59
アルペジオ演奏をする([ARPEGGIO])............................................................................................ 60
アルペジオ機能について .................................................................................................................................. 60
アルペジオ機能を使って演奏する ................................................................................................................... 60
アルペジオの設定.............................................................................................................................................. 61
アルペジオ・スタイルを作る........................................................................................................................... 62
作成したアルペジオ・スタイルを保存する(WRITE)................................................................................. 63
コード・メモリー機能を使う([CHORD MEMORY])................................................................... 64
コード・メモリー機能について....................................................................................................................... 64
コード・メモリー機能を使って演奏する ....................................................................................................... 64
オリジナルのコード・フォームを作る ........................................................................................................... 65
作成したコード・フォームを保存する(WRITE)........................................................................................ 65
目次
V-LINK を使う([V-LINK])................................................................................................................. 66
V-LINK とは?................................................................................................................................................... 66
接続例 ................................................................................................................................................................. 66
V-LINK をオン/オフする ............................................................................................................................... 66
V-LINK の設定(V-LINK SETUP)................................................................................................................ 67
4 章 ソング・プレーヤーを使う ....................................................68
音楽ファイルを再生する(SONG PLAYER).................................................................................... 68
再生可能な SMF /オーディオ・ファイル .................................................................................................... 69
ソングを選んで再生する([SONG LIST]).................................................................................................. 69
プレイリストを選んで再生する....................................................................................................................... 71
曲順を変更する.................................................................................................................................................. 72
プレイリストからソングを削除する ...............................................................................................................72
プレイリストの変更を保存する(WRITE).................................................................................................... 73
ソングに合わせて演奏する([C. CANCEL/MINUS ONE])..................................................................... 73
携帯オーディオ・プレイヤーを接続する(EXT INPUT ジャック)........................................................... 73
リズム・パターンを演奏する([RHYTHM PATTERN])............................................................... 74
リズム・パターンを鳴らす............................................................................................................................... 74
リズム・パターンをエディットする ...............................................................................................................75
リズム・パターンを作る .................................................................................................................................. 76
リズム・パターンを保存する(WRITE)........................................................................................................ 77
リズム・グループを作る .................................................................................................................................. 77
作ったリズム・グループを保存する(WRITE)............................................................................................ 78
テンポに合わせたクリック音をモニターする(SONG/CLICK OUT ジャック).......................... 78
9

目次
5 章 音に効果をかける .................................................................79
エフェクトをかける................................................................................................................................ 79
各モードでのエフェクトの扱い....................................................................................................................... 79
エフェクトのオン/オフ(エフェクト・スイッチ)...................................................................................... 79
エフェクトの設定のしかた............................................................................................................................... 79
パッチ・モードでエフェクトをかける................................................................................................. 80
信号の流れとパラメーター(EFFECT ROUTING)..................................................................................... 80
パフォーマンス・モードでエフェクトをかける.................................................................................. 82
信号の流れとパラメーター(EFFECT ROUTING)..................................................................................... 82
マルチエフェクトの設定(MFX1 〜 3).............................................................................................. 84
マルチエフェクトを MIDI でコントロールする( MFX1 〜 3 CTRL)...................................................... 84
マルチエフェクトの組み合わせの設定(MFX STRUCTURE)....................................................... 86
コーラスの設定をする(CHORUS).................................................................................................... 86
リバーブの設定をする(REVERB)..................................................................................................... 86
6 章 マイクを使って演奏する........................................................87
マイクを接続する.................................................................................................................................... 87
マイクの音量を調節する .................................................................................................................................. 87
マイクにリバーブ効果をかける....................................................................................................................... 87
コンデンサー・マイクを使う........................................................................................................................... 87
ボコーダーを使う.............................................................................................................................................. 87
7 章 外部 MIDI 機器と接続する ....................................................88
MIDI とは ................................................................................................................................................. 88
MIDI 端子について ............................................................................................................................................ 88
MIDI チャンネルとマルチティンバー .................................................................................................. 88
JUNO-STAGE をマスター・キーボードにする(MIDI コントローラー・モード)..................... 89
送信チャンネルを設定する............................................................................................................................... 89
MIDI コントローラー・モードの詳細設定をする.......................................................................................... 89
外部 MIDI 機器から JUNO-STAGE を鳴らす ................................................................................... 90
受信チャンネルを設定する............................................................................................................................... 90
音色切り替え情報の受信スイッチを設定する................................................................................................ 90
外部 MIDI 機器と同期させる .................................................................................................................91
同期情報を送信する .......................................................................................................................................... 91
パソコンと MIDI 情報をやりとりする ................................................................................................. 92
USB ドライバをインストールする................................................................................................................. 92
USB ドライバを設定する ................................................................................................................................ 93
JUNO-STAGE エディター/ライブラリアン/プレイリスト・エディターを使う ...................... 93
JUNO-STAGE エディター/ライブラリアン/プレイリスト・エディターをパソコンに
インストールする.............................................................................................................................................. 93
8 章 パッチの詳細設定 .................................................................94
パッチの設定のしかた............................................................................................................................ 94
グラフィカルに表示してエディットする(ZOOM EDIT).......................................................................... 94
すべてのパラメーターを表示してエディットする(PRO EDIT).............................................................. 95
10
パッチを初期化する................................................................................................................................ 96
パッチ(トーン)の設定をコピーする................................................................................................. 96
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作ったパッチを保存する([WRITE])................................................................................................. 97
パッチ・パラメーターの働き................................................................................................................. 98
パッチ全体に共通の設定 .................................................................................................................................. 98
波形や音の高さを変化させる........................................................................................................................ 103
フィルターで音の明るさを変える(TVF/TVF Envelope)..................................................................... 106
音量を設定する(TVA/TVA Envelope)................................................................................................... 108
マトリックス・コントロール/その他の設定............................................................................................. 110
音にゆらぎを付ける/出力に関する設定 .................................................................................................... 113
パッチにかけるエフェクトの設定(Effects/MFX/MFX Control/Chorus/Reverb)...................... 115
ピアノ・モードの詳細設定 ................................................................................................................. 116
鍵盤のタッチを設定する(Key Touch).................................................................................................... 117
大屋根の開き具合を変える(Lid State)................................................................................................... 117
共鳴音のかかり具合を調節する(Resonance)........................................................................................ 118
エレクトリック・ピアノのエフェクトを選ぶ(EFFECT)....................................................................... 118
ピアノ・モードの設定の保存........................................................................................................................ 119
9 章 リズム・セットの詳細設定 ................................................. 120
リズム・セットの設定のしかた.......................................................................................................... 120
グラフィカルに表示してエディットする(ZOOM EDIT)....................................................................... 120
すべてのパラメーターを表示してエディットする(PRO EDIT)........................................................... 121
目次
リズム・セットを初期化する..............................................................................................................122
リズム・セット(リズム・トーン)の設定をコピーする............................................................... 122
作ったリズム・セットを保存する([WRITE])............................................................................... 123
リズム・セット・パラメーターの働き.............................................................................................. 124
リズム・セット全体に共通の設定 ................................................................................................................ 124
波形や音の高さを変化させる........................................................................................................................ 125
WAVE MIX パラメーター............................................................................................................................. 127
フィルターで音の明るさを変える(TVF/TVF Envelope)..................................................................... 128
音量を設定する(TVA/TVA Envelope)................................................................................................... 130
出力に関する設定(OUTPUT).................................................................................................................... 131
リズム・セットにかけるエフェクトの設定(Effects/MFX/MFX Control/Chorus/Reverb)....... 131
10 章 パフォーマンスの詳細設定............................................... 132
パフォーマンスの設定をする..............................................................................................................132
パフォーマンスを初期化する..............................................................................................................132
パートに割り当てているパッチをエディットする........................................................................... 133
作ったパフォーマンスを保存する([WRITE])............................................................................... 133
パフォーマンスの設定画面とパラメーター ...................................................................................... 134
音を鳴らすパートを選ぶ(キーボード・スイッチ)................................................................................... 134
各パートの鍵域を設定する(キー・レンジ)............................................................................................... 134
D ビームやコントローラーに関する設定をする ........................................................................................ 135
MIDI チャンネル(パート)ごとにメッセージの受信をオン/オフする ................................................ 138
音量やパンなど音の設定をする(PART MIXER).................................................................................... 139
特定のパートの演奏を消す(ミュート)...................................................................................................... 139
パートの詳細設定をする(PART VIEW).................................................................................................. 140
11
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目次
11 章 その他の設定.................................................................. 144
ユーザー・データを USB メモリーに保存する ...............................................................................144
保存できるデータの種類 ............................................................................................................................... 144
データを USB メモリーに保存する(User Backup)............................................................................. 144
USB メモリーに保存したデータを JUNO-STAGE に戻す(User Restore).................................... 144
システム設定(System)................................................................................................................... 145
システム設定のしかた ................................................................................................................................... 145
システム設定を保存する(WRITE)............................................................................................................ 145
システム・パラメーターの働き.......................................................................................................... 146
System Menu[2(GENERAL)]............................................................................................................ 146
System Menu[3(KBD/CTRL)].......................................................................................................... 147
System Menu[4(MIDI/SYNC)]......................................................................................................... 150
System Menu[5(CLICK/PLAYER)]................................................................................................. 151
System Menu[6(D BEAM)]............................................................................................................... 152
マイク・インプットの詳細設定(Mic Input Setting)................................................................. 154
マイナス・ワンの詳細設定(Minus One Setting)...................................................................... 154
ユーティリティ(Utility)...................................................................................................................155
ユーザー・データをバックアップする(User Backup)......................................................................... 155
バックアップしたデータを戻す(User Restore)................................................................................... 155
工場出荷時の設定に戻す(Factory Reset)............................................................................................. 155
USB メモリーを初期化する(USB Memory Format).......................................................................... 155
デモ・ソングを再生する(Demo Play).......................................................................................... 156
資料 157
故障かな?と思ったら......................................................................................................................... 158
エラー・メッセージ一覧..................................................................................................................... 162
エフェクト一覧..................................................................................................................................... 163
パフォーマンス一覧............................................................................................................................. 192
パッチ 一覧 ........................................................................................................................................... 193
リズム・セット一覧............................................................................................................................. 200
ウェーブフォーム一覧......................................................................................................................... 209
アルペジオ・スタイル一覧 ................................................................................................................. 213
リズム・グループ一覧......................................................................................................................... 214
リズム・パターン 一覧........................................................................................................................ 215
MIDI インプリメンテーション ........................................................................................................... 217
MIDI インプリメンテーション・チャート ........................................................................................243
主な仕様 ................................................................................................................................................ 244
索引........................................................................................................................................................ 245
12
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はじめに
13

各部の名称と働き
フロント・パネル
fig.Front.eps
3
1
2
1
USB MEMORY(USB メモリー)端子
USB メモリー(別売)を差し込むスロットです。
931
※ USB メモリーは挿入方向や表裏に注意し、確実に奥まで差し込んで
ください。また無理な挿入はしないでください。
※ USB メモリーは、JUNO-STAGE の電源を入れてから接続してくだ
さい。また、本体の電源を入れた状態で、絶対に USB メモリーを抜
かないでください。
2
VOLUME つまみ
リア・パネルの OUTPUT ジャックと PHONES ジャックから出力され
る全体の音量を調節します。(P.22)
D BEAM コントローラー
D ビ ーム・コントローラーをオン/オフします。D ビーム・コントロー
ラーに手をかざして、音にいろいろな効果をかけます。(P.56)
[SOLO SYNTH]
モノフォニック・シンセサイザーとして機能します。(P.57)
[ACTIVE EXPRESS]
アクティブ・エクスプレッションとして機能します。(P.57)
[ASSIGNABLE]
さまざまなパラメーターや機能を割り当てて、音色をリアルタイムに変化
させます。(P.57)
4
MIC IN
[REVERB]
MIC INPUT ジャックから入力された音にかけるリ バーブをオン/オフ
します。(P.87)
MIC VOLUME つまみ
MIC INPUT ジャックから入力された音の音量を調節します。(P.87)
5
MODE
[PATCH]
パッチ・モードにします。(P.45)
[PERFORM]
パフォーマンス・モードにします。(P.49)
[PART SELECT]
各パートに選ばれているパッチを、パートごとに表示します。(P.50)
[MENU]
メニューを表示します。システム設定や、ユーティリティーなどを選びます。
[MIDI CONTROLLER]
MIDI コントローラー・モードにします。外部 MIDI 音源をコントロール
します。(P.89)
4 6
5
8
7
[PREVIEW]
ボタンを押している間、現在選んでいる音色を試聴できます。(P.47)
[PIANO MODE]
ピアノ・モードにします。ピアノ演奏に最適な設定になります。
(P.25、P.116)
6
KEYBOARD
[SPLIT]
鍵域を右側と左側に分けて、別々の音色(パッチ)で演奏する「スプリッ
ト」にします。(P.51)
[DUAL]
2 つの音色(パッチ)を重ねて演奏する「デュアル」にします。(P.51)
[ARPEGGIO]
アルペジオをオン/オフします。
ボタンを押してオンにすると、設定画面が開きます。(P.60)
[CHORD MEMORY]
コード・メモリーをオン/オフします。
ボタンを押してオンにすると、設定画面が開きます。(P.64)
[V-LINK]
V-LINK のオン/オフを切り替えます。
オンになるのと同時に設定画面になります。(P.66)
[TRANSPOSE]
[TRANSPOSE]を押しながら[−][+]を押すと、鍵域が半音単位で
変わります。(P.52)
OCTAVE[DOWN /−][UP /+]
鍵域をオクターブ単位で変更します。(P.52)
7
[EDIT]
パッチやリズム・セット、エフェクトの詳細設定をします。(P.79、P.94、
P.120)
[WRITE]
変更した内容を本体メモリーに保存します。(P.73、P.97、P.123、
P.133、P.145)
[FAVORITE UP/ASSIGNABLE]
フェイバリットを次のナンバーに切り替えます。(P.48)
他の機能を割り当てることもできます。(P.148)
FAVORITE[ON/OFF]
フェイバリット機能をオン/オフします。(P.47)
FAVORITE[BANK]
このボタンがオンのとき、[RHYTHM / 0]〜[BASS / 9]でフェイ
バリットのバンクを選びます。(P.47)
[NUMERIC]
このボタンがオンのとき、[RHYTHM / 0]〜[BASS / 9]で数値を
入力します。(P.44)
14

fig.Front.eps
9
各部の名称と働き
10 11
8
ディスプレイ
操作に応じていろいろな情報を表示します。
PATCH/PERFORM NUMBER ディスプレイ
現在選ばれているパッチまたはパフォーマンスのナンバーを表示します。
[RHYTHM / 0]〜[BASS / 9]
(カテゴリー・グループ・ボタン)
パッチ・モードで、パッチのカテゴリーを選びます。(P.46)
ファンクション・ボタン
([KBD/ORG / 2]〜[VOCAL/PAD / 7])
ディスプレイの下に並んだ 6 個のボタンは、エディット画面などで、さ
まざまな機能を実行するボタンになります。
画面によってその働きが異なります。(P.43)
9
[DEC][INC]
値を変更します。片方のボタンを押しながら、もう一方のボタンを押すと
値が速く変わります。
また、[SHIFT]を押しながらこのボタンを押すと、値の変化が大きくな
ります。(P.43)
[][][][](カーソル・ボタン)
カーソル位置を上下左右に移動します。(P.43)
VALUE ダイヤル
値を変更します。[SHIFT]を押しながらVALUE ダイヤルを回すと、値
が大きく変わります。(P.43)
[SHIFT]
他のボタンと組み合わせて、いろいろな機能を実行します。(P.43)
[EXIT]
元の画面に戻ったり、開いているウィンドウを閉じます。
画面によっては、実行中の機能を中断します。
[ENTER / LIST]
値の確定や操作の実行に使います。
また、パッチやパフォーマンスのリストを表示します。(P.46、P.49)
[SONG LIST]
USB メモリーを接続しているとき、ソングリストを表示します。(P.69)
LEVEL[ ][]
リズム・パターンまたは、ソングの音量を調節します。(P.69、P.74)
[RHYTHM PATTERN]
リズム・パターンのオン/オフをします。(P.74)
[][][][]
[RHYTHM PATTERN]がオフのときは、ソングを選んだり、ソングの
再生位置を移動します。(P.69)
[RHYTHM PATTERN]がオンのときは、リズム・パターンを切り替え
ます。(P.74)
[STOP]
演奏をストップします。(P.69、P.74)
[PLAY]
演奏をスタートします。( P.69、P.74)
[TAP TEMPO]
テンポの設定をします。(P.60、P.70、P.74)
11
SOUND MODIFY
[LOCK]
このボタンをオンにすると、以下のつまみが効かなくなります。(P.59)
ENVELOPE[ATTACK][RELEASE]つまみ
リアルタイムに音色を変えたり、パラメーター値の変更をしたりします。
(P.58)
[CUTOFF][RESONANCE]つまみ
リアルタイムに音色を変えたり、パラメーター値の変更をしたりします。
(P.58)
MASTER EQ[LOW][HIGH]つまみ
全体の音質を調節します。
[LOW]つまみで音の低域を、[HIGH]つまみで音の高域を調節します。
(P.59)
[REVERB]つまみ
全体の音にかかるリバーブのかかり具合を調節します。(P.59)
10
SONG PLAYER
EXT INPUT ジャック
携帯オーディオ・プレイヤーなどを接続します。(P.73)
926a
※ 抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、EXT INPUT ジャックに接
続した機器の音量 が小さくなることがあります。このときは、抵抗
の入っていない接続ケーブル(ローランド: PCS シリーズなど)を
ご使用ください。
[C. CANCEL/MINUS ONE]
センター・キャンセルまたはマイナス・ワンをオン/オフします。(P.73)
12
[S1][S2](アサイナブル・スイッチ)
さまざま なパラメーターや機能をこれらのボタ ンに割り
当てることができます。(P.55)
ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバー
ピッチ(音の 高さ)を変化させたり、ビブラートを かけ
たりします。(P.54)
15

各部の名称と働き
リア・パネル
fig.Rear.eps
1 2 3 4 5 6 8 9 10 11
1
[LCD CONTRAST]つまみ
ディスプレイの濃さを調節します。(P.22)
2
MIDI 端子(OUT、IN)
他の MIDI 機器と MIDI メッセージの送受信をするときに接続する端子で
す。(P.88)
3
PEDAL
PATCH SELECT ジャック
ペダル・スイ ッチ(別売:DP シリーズなど)を接続して、パッチやパ
フォーマンスを切り替えます。(P.21)
CONTROL ジャック
エクスプレッション・ペダル(別売:EV-5)を接続して、さまざまなパ
ラメーターや機能を割り当てることができます。
925
※ エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの(別売:EV-5)を
お使いください。他社 製品を接続すると、本体の故障の原因になる
場合があります。
HOLD ジャック
ペダル・スイッチ(別売:DP シリーズなど)を接続して、ホールド・ペ
ダルとして使います。(P.21)
また、ハーフ・ペダル対応に設定することもできますので、ダンパー・ペ
ダル(別売:DP-10)を接続すれば、ピアノ音色を使った演奏での微妙
なペダル・ワークによるコントロールができます。
7
12
5
OUTPUT ジャック(R、L /MONO)
アンプやミキサーに音声信号をステレオで出力します。モノで出力すると
きには L 側に接続してください。(P.20)
6
PHONES ジャック
ヘッドホン(別売)を接続します。(P.20)
7
SONG/CLICK OUT ジャック
ヘッドホン(別売)を接続します。または、アンプやミキサーに音声信号
をステレオで出力します。
SMF のソングを再生しているとき、テンポに合わせてクリック音を出力
します。(P.78)
8
USB MIDI 端子
JUNO-STAGEとパソコンをUSBケーブルで接続する端子です。(P.92)
コード・フック
AC アダプターのコードを固定します。(P.19)
10
DC IN ジャック
AC アダプターを接続します。(P.19)
必ず付属の AC アダプターを接続してください。
4
MIC INPUT ジャック
マイクを接続します。(P.87)
XLR タイプと標準タイプのプラグに対応しています。
922
※ 本 機はバランス(XLR/TRS)タイプの端子 を装備しており、次の
ように配線されて います。接続する機器の配線をご確認のうえ、接
続してください。
fig.XLRTRSJack.eps
COLD
TIP
HOT
RING
ダイナミック
コンデンサ
COLD
SLEEVE
GND
標準(バランス、アンバランス)、
XLR
※「MIC INPUT SETTING」の
「Phantom Power」をオフに
してください。(P.154)
XLR(ファンタム電源 48V 対応)
※「MIC INPUT SETTING」の
「Phantom Power」をオンに
してください。(P.154)
GND
3
HOT
21
規定入力レベル:
-50dBu
(MIC VOLUME
つまみが MAX の
とき)
11
[POWER]スイッチ
電源をオン/オフします。(P.22)
12
機能接地端子
927
設置条件によっては本体や接続されたマイク、ギターなどの金属部に触れ
ると、違和感を覚えたりざらつくような感じになるときがあります。これ
は人体に まったく害のない極微量 の帯電によるものですが、気 になる方
は、必要に応じ、接地端子を使って外部のアースか大地に接地してご使用
ください。接地した場合、設置条件によってはわずかにハム(うなり)が
混じる場合があります。なお接続方法がわからないときはお客様相談セン
ターにご相談ください。
接続してはいけないところ
•
水道管(感電の原因になります)
•
ガス管(爆発や引火の原因になります)
•
電話線のアースや避雷針(落雷のとき危険です)
16

MEMO
17

演奏する前に
ウェーブ・エクスパンション・
ボードを取り付ける
JUNO-STAGE は、別 売の ウェーブ・エク スパ ンション・ボー ド
(SRX シリーズ:別売)を 2 枚取り付けることができます。
ウェーブ・エクスパン ション・ボード には、ウェーブ(波形)デー
タ、パッチ、リズム・セットが記録されており、JUNO-STAGE に
取り付けることによって音色を増やすことができます。
ウェーブ・エクスパンション・ボードを
取り付けるときの注意
901
● この基板は、静電気により部品が破壊される恐れがあります。
基板を取り扱うときは、次の点に注意してください。
1
○ 基板を持つときは、あらかじめ何らかの金属に触れて、体
や衣類にたまっている静電気を放電してください。
2
○ 基板を持つときは、基板の縁を持ち、部品やコネクターの
部分に直接手を触れないでください。
● 使用するプラス・ドライバーは、ネジの頭に合ったものを使っ
てください(No.2 のドライバー)。ネジの頭に合っていない
と、ネジの頭をつぶしてしまうことがあります。
● ネジを外すときは、反時計方向にドライバーを回してください。
ネジを締めるときは、時計方向にドライバーを回してください。
fig.Screw.j
締まるゆるむ
ウェーブ・エクスパンション・ボードの
取り付けかた
ウェーブ・エクスパンシ ョン・ボードは底面 のカバーを外して取り
付けます。
1.
ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付ける前に、JUNOSTAGE と接続機器の電源を切り、AC アダプターおよび接続
しているケーブルをすべて外します。
2.
JUNO-STAGE の、次の図で指定されたネジだけを外して、カ
バーを取り外します。
fig.Exp1.j
JUNO-STAGE:底面
取り外すネジ
928
本体を裏返す際は、ボタン、つまみなどを破損しないように、新
聞や雑誌などを重ねて本体の 四隅や両端に敷いて ください。ま
た、その際、ボタン、つまみなどが 破損しないような 位置に配
置してください。
929
● ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付けるときは、指
定されたネジだけを外してください。
● 外したネジは、JUNO-STAGE 内部に落とさないように注意し
てください。
● 外した本体裏のカバーをそのまま放置しておくことはおやめく
ださい。ウェーブ・エクスパンション・ボードの取り付けが終
わったら、必ず元通りに取り付けてください。
● 取り付け開口部で手を切らないように注意してください。
911
● 回路部やコネクター部には手を触れないでください。
912
● 基板を無理に押し込まないでください。装着しにくい場合、
いったん基板を外してやり直してください。
913
● 取り付けを終えたら、正しく取り付けられていることを再度確
認してください。
本体を裏返す際は、落下や転倒 を引き起こさないよ う取扱いに
ご注意ください。
fig.Exp2
3.
次の図のように、スロットの コネクターにウェー ブ・エクスパ
ンション・ボードのコネクターを差し込み、同時に基板ホルダー
をウェーブ・エクスパンション・ボードの穴にはめ込みます。
fig.Exp3.j
基板ホルダー
取り付ける前に
図のような向きに
合わせます
コネクター
18

4.
ウェーブ・エクスパンション・ボー ドに付属の固定用具 で基板
ホルダーを LOCK 方向に回し、ウェーブ・エクスパンション・
ボードを固定します。
fig.Exp4.j
固定用具
LOCK
演奏する前に
接続
AC アダプターを接続する
1.
[POWER]スイッチが、オフになっていることを確認します。
2.
付属の電源コードを付属の AC アダプターに接続します。
3.
AC アダプターを JUNO-STAGE の DC IN ジャックに接続し、
電源コードを電源コンセントに差し込みます。
手順 2 で外したネジで、カバーを元通りに取り付けます。
5.
取り付けたウェーブ・エクスパンション・
ボードを確認する
ウェーブ・エクスパンシ ョン・ボードの取 り付けが終わったら、次
に、取り付けたウェーブ・エ クスパンショ ン・ボードが正しく認識
されるかを確認しましょう。
P.22 に従って電源を入れます。
1.
[MENU]を押します。
2.
Top Menu ウィンドウが開きます。
3.
[][ ]を押して「1. System」を選び、[ENTER]を押
します。
4.
[7(INFORMATION)]を押します。
SYSTEM INFORMATION 画面が表示されます。
fig.SRXInfo70
DCIN
コンセントへ
電源コード
•
AC アダプターは、インジケーター(図参照) のある面が上に
なるように置いてください。
AC アダプターをコンセントに接続すると、 インジケーターが
•
点灯します。
924
AC アダプターのコードは図のようにコード・ フックに固定し
•
てください。誤ってコードを引っ張ってしまっても、プラグが
抜けて電源が切れてしまうことや DC IN ジャックに無理な力
が加わることを防ぐことができます。
fig.CordHook.j.eps
コード・フック
ACアダプターの
コード
インジケーター
ACアダプター
(付属)
5.
[2(SRX)]を押します。
取り付けたウェーブ・エクスパン ション・ボードの型番 が表示
されていることを確認してください。
型番が表示されない場合、ウェ ーブ・エクスパンシ ョン・ボー
ドが正しく認識されていない可能性があります。『電源を切ると
きは』(P.22)に従って電源を切り、ウェーブ・エクスパンショ
ン・ボードを正しく取り付け直してください。
SYSTEM INFORMATION 画面を抜けるときは、[EXIT]また
6.
は、[7(EXIT)]を押します。
ACアダプターへ
19

演奏する前に
ステレオ・ヘッドホン
モニター・スピーカー
(アンプ内蔵)
パワー・アンプ
ミキサーなど
ACアダプター
コンセントへ
外部機器を接続する
JUNO-STAGE は、アンプやスピーカーを内蔵していません。音を出すにはキーボード・アンプやモニター・ス
ピーカー、ステレオ・セットなどのオーディオ機器、またはヘッドホンをご用意ください。
JUNO-STAGE の性能を最大限に活かすため、ス テレオでの使用をおすすめします。モノで使用されると きは、
OUTPUT ジャックの「L/MONO」に接続してください。
921
fig.Connect.j
※ オーディオ・ケーブルは付属していません。別途ご用意ください。
他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を 絞った
状態で電源を切ってください。
924
20

演奏する前に
ペダルを接続する
ホールド・ペダル
ペダル・スイッチ(別売:DP シリーズ)をリア・パネルの HOLD
ジャックに接続します。
ペダルを踏んでいる間、鍵盤から手を離しても音が持続します(ホー
ルド)。
fig.HoldPdl.eps(文章の右側に配置)
コントロール・ペダル
エクスプレッション・ペダルやペダル・スイッチ(別売:EV-5、DP
シリーズ)をリア・パネルの CONTROL ジャックに接続します。
ペダルで音量/音色の変 化、さまざまな機能 のコントロールができ
ます。
fig.CtrlPdl.eps(文章の右側に配置)
パッチ・セレクト・ペダル
ペダル・スイッチ(別売:FS-5U など)をリア・パネルの PATCH
SELECT ジャックに接続します。
ペダルでパッチを切り替えることができます。
PATCH SELECT ジャックには、ステレオ・ケーブル(別売:PCS-
31 など)でペダル・スイッチを 2 個接続することができます。
fig.PatchPdl.eps
詳しくは、『Patch Select』( P.147)をご覧ください。
Roland
ペダルの設定につ いては、『Control Pedal Assign』(P.147)を
ご覧ください。
エクスプレッション・ペ ダルやペダル・ス イッチは、必ず指定のも
の(別売:EV-5、DP シリーズ)をお使いください。他社製品を接
続すると、本体の故障の原因になる場合があります。
携帯オーディオ・プレイヤーを接続する
MP3 プレイヤーなどのオーディオ機器を、フロント・パネルの EXT
INPUT ジャックに接続して再生することができます。
付属のケーブルとパッドの使いかた
付属のケーブルとパッドは、お手持ちの携帯オーディオ機器を
JUNO-STAGE と接続するときにお使いいただけます。
ご使用の際は、パッドに付属の「『MUSIC PLAYER PAD』取り扱
い上の注意」をよくお読みください。
fig.MP3player.eps
ミュージック・プレイヤー・
ケーブル(付属)
携帯
オーディオ・
プレーヤー
EXTINPUT
ジャック
ミュージック・
プレイヤー・パッド
(付属)
21

演奏する前に
電源を入れる/切る
941
正しく接続したら、必ず次の手順で電源を投入してください。手
順を間違えると、誤動作をしたり スピーカーなどが破損 する恐
れがあります。
1.
電源を入れる前に、以下を確認します。
•
正しく接続されていますか?
•
JUNO-STAGE および接続している機器の音量は最小になって
いますか?
2.
JUNO-STAGE のリア・パネルにある[POWER]スイッチを
オンにします。
942
この機器は回路保護のため、電源 をオンしてからしばら くは動
作しません。
ピッチ・ベンド・レバー操作時の 誤動作を防ぐため、電 源投入
時にはピッチ・ベンド・レバーに触れないようにしてください。
fig.Bender2.j
音量を調節する
fig.volume.epsj
1.
[VOLUME]つまみで音量を調節します。
左に回すと音が小さくなり、右に回すと音が大きくなります。
接続している機器も適当な音量に調節してください。
ディスプレイ表示の濃さを調節する
([LCD CONTRAST]つまみ)
電源を入れた直後や長 時間使用した後、ま たは設置条件などによっ
て、ディスプレイの文字 が見づらくなる ことがあります。このよう
なときは、リア・パネルの[LCD CONTRAST]つまみを回して調
節してください。
接続している機器の電源をオンにします。
3.
鍵盤を弾いて音を聴きながら、JUNO-STAGE の音量と接続し
4.
ている機器の音量を少しずつ上げて調節します。
fig.Volume
電源を切るときは
1.
電源を切る前に、以下を確認します。
•
JUNO-STAGE および接続している機器の音量は最小になって
いますか?
•
作った音色データなどは保存しましたか?
付属の USB メモリー・プロテ
クターの使いかた
付属の USB メモリー・プロテクターは、JUNO-STAGE に接続し
た USB メモリーの盗難防止にお使いいただけます。
fig.CoverLock.eps
ご注意
● 必ず付属のネジを使ってください。
● ネジを締める/外すときは、必ず付属の六角レンチを使ってくだ
さい。ネジの頭に合っていないと、ネジの頭をつぶしてしまうこ
とがあります。
● ネジを締めるときは、締めつけ過ぎないようご注意ください。六
角レンチが空回りして、ネジの頭をつぶしてしまうことがありま
す。
● ネジを締めるときは、時計方向 に六角レン チを回してください。
ネジを外すときは、反時計方向に六角レンチを回してください。
fig.screw-j.eps
締まるゆるむ
2.
接続している機器の電源をオフにします。
3.
JUNO-STAGE の[POWER]スイッチをオフにします。
22
● 取り外したネジは小さなお子様が誤って飲み込んだりすることの
ないようお子様の手の届かないところへ保管してください。

クイック・スタート
23

クイック・スタート
デモ・ソングを聴く
デモ・ソングを聴いてみましょう。
fig.panel-demo.eps
1
『電源を入れる/切る』(P.22)にしたがって、JUNO-STAGE の電源を入れます。
fig.disp-demo.eps
2
[PLAY]を押します。
DEMO PLAY 画面が表示されます。
デモ・ソングの再生が始まります。
3
演奏を止めるときは、[STOP]または[EXIT]
を押します。
DEMO MENU 画面が表示されます。
カーソル・ボタンでカーソルを移動し、再生するデモ・ソングを選ぶこともできます。
4
[EXIT]を押すと、DEMO MENU 画面を抜けます。
No. 曲名 作曲者 コピーライト
1 JS-GetUp! Scott Tibbs © 2008 Roland Corporation
2 LAURENS 坂上 暢 © 2008 Roland Corporation
3 Earth View Gundy Keller © 2008 Roland Corporation
ご注意
ご注意
メモ
これらのデモ・ソングを個人で楽しむ以外に権利者の許諾なく使用することは、法律で禁じられて
います。
デモ・ソングの演奏データは、MIDI OUT 端子からは出力されません。
USB メモリーを接続しているときは、[MENU]から DEMO MENU 画面を表示し、デモ・ソン
グを再生します。詳しくは『デモ・ソングを再生する(Demo Play)』(P.156)をご覧ください
24

鍵盤を弾く
ピアノ・モードで演奏する([PIANO MODE])
ピアノ演奏をしてみましょう。
[PIANO MODE]を押すと、JUNO-STAGE はピアノ演奏に最適な「ピアノ・モード」になります。
音色は、アコースティック・ピアノか、エレクトリック・ピアノのいずれかを選び、さらに、それぞれの音色をより
細かく設定することができます。
fig.panel-piano.eps
■ クイック・スタート
ご注意
1
[PIANO MODE]を押します。
PIANO MODE 画面が表示され、ピアノ・ モードになります。
fig.disp-acpiano.eps
2
[2(AC.PIANO)]または[3(EL.PIANO)]
[PIANO MODE]を押してピアノ・モードにすると、エディット中のパッチやパフォーマンスの
設定は失われます。残しておきたい設定は、保存しておいてください。(P.97、P.133)
を押します。
[2(AC.PIANO)]を押したときは、ピアノ音色で演奏す
る設定になります。
fig.disp-elpiano.eps
[3(EL.PIANO)]を押したときは、エレクトリック・ピ
アノ音色で演奏する設定になります。
3
カーソル・ボタンで、カーソルをパッチ・ネームに移動します。
メモ
JUNO-STAGE では、演奏する音色のことを「パッチ」といいます。
パッチ・カテゴリー パッチ・ネーム
4
VALUE ダイヤル、または[DEC][INC]でパッチを選びます。
ピアノ・モードでは、ピアノ系の音色を選ぶことができます。
ヒント
5
ピアノ・モードを抜けるときは、[7(EXIT)]または[EXIT]を押します。
[PIANO MODE]を押して、ボタンを消灯させることでも、ピアノ・モードを抜けます。
カーソル・ボタンで、パッチ・カテゴリーにカーソルを移動して、VALUE ダイヤル、または[DEC]
[INC]で「PNO」(ピアノ音色)か「EP」(エレクトリック・ピアノ音色)を切り替えることができます。
25

クイック・スタート
鍵盤を弾く
■ リストからパッチを選ぶ
ピアノ・モードで選ぶことのできるパッチをリスト表示することができます。
fig.disp-pianolist.eps
1
[2(AC.PIANO)]または[3(EL.PIANO)]を押します。
2
3
PIANO MODE 画面で、[6(LIST)]を押します。
VALUE ダイヤル、または[DEC][INC]でパッチを選び、[6(SELECT)]を押します。
PIANO MODE 画面に戻ります。
ヒント
メモ
[PREVIEW]を押すと、パッチの種類(カテゴリー)ごとに用意された最適なフレーズで、パッチ
の音を確認することができます。
[7(WRITE)]を押すと、現在選んでいるパッチを、電源を入れ直してからピアノ・モードにした
ときに最初に選ばれるパッチとして記憶することができます。
■ ピアノ音色を調節する
PIANO MODE 画面では、大屋根の開き具合や、共鳴音のかかり具合を調整して、ピアノ音色に変化をつけること
ができます。
1
PIANO MODE 画面で、[2(AC.PIANO)]を
押します。
カーソル・ボタンで、変更する値にカーソルを移動します。
2
VALUE ダイヤル、または[DEC][INC]で、値を変更します。
3
パラメーター 説明 設定値
FULL OPEN、
OPEN HIGH、
Lid State 大屋根の開き具合による音の変化を調節します。
アコースティック・ピアノでは、ダンパー・ペダルを踏ん
Resonance
だときに、弾いた鍵盤の音が他の弦に共鳴して、豊かな響
きと広がりが加わります。この共鳴音のかかり具合を調節
します。
OPEN MID、
OPEN LOW、
CLOSED、
FULL CLOSED
0〜127
26
参照
メモ
現在選んでいるパッチをより細かく変更することができます。詳しくは、『8 章 パッチの詳細設
定』(P.94)をご覧ください。
[WRITE]を押して、LidState や Resonance の設定を現在選んでいるパッチに保存することが
できます。保存のしかたは、『作ったパッチを保存する([WRITE])』(P.97)をご覧ください。

鍵盤を弾く
■ エレクトリック・ピアノ音色にかけるエフェクトを選ぶ
エレクトリック・ピアノによく使われるエフェクトを選ぶことができます。選択しているエフェクトによって、設定
できるパラメーターが異なります。
PIANO MODE 画面で、[3(EL.PIANO)]を
1
押します。
エフェクト名
2
カーソル・ボタンでエフェクト名(「EFFECT」の下)にカーソルを移動します。
3
VALUE ダイヤル、または[DEC][INC]で、エフェクトを変更します。
エフェクト名 説明
THRU エフェクトをかけません。
Tremolo 音量を周期的に動かします。音が揺れて聞こえます。
Chorus 音に立体的な広がりと厚みを持たせることができます。
Phaser 音にうねりがつきます。
EQ 高域、中域、低域の音質を調節します。
Speaker
スピーカーのタイプとスピーカーの音を録るマイクのセッティングをシミュレートし
ます。
■ クイック・スタート
エフェクトのパラメーターについて、詳しくは、『エフェクト一覧』(P.163)をご覧ください。
参照
メモ
現在選んでいるパッチをより細かく変更することができます。詳しくは、『8 章 パッチの詳細設
定』(P.94)をご覧ください。
[WRITE]を押して、エフェクトの設定を現在選んでいるパッチに保存することができます。保存
のしかたは、『作ったパッチを保存する([WRITE])』(P.97)をご覧ください。
■ ホールド・ペダルを使って演奏する
PEDAL HOLD ジャックに接続したペダル・スイッチ(別売:DP シリーズ)を使うと、ペダルを踏んでいる間は、
鍵盤から手を離しても音を持続させること(ホールド)ができます。
参照
接続については、『ホールド・ペダル』(P.21)をご覧ください。
27

クイック・スタート
音色を選ぶ
音色(パッチ)を選ぶ
JUNO-STAGE では、演奏する音色を「パッチ」と呼びます。
JUNO-STAGE には、「ピアノ」「ギター」「ブラス」など、さまざまなパッチが内蔵されています(プリセット・
パッチ)。また、オリジナルのパッチを作ることもできます(ユーザー・パッチ)。
ここでは、内蔵されているプリセット・パッチを使って演奏します。
いろいろな音色で弾く(カテゴリー・グループ・ボタン)
プリセット・パッチは、「ピアノ」「ギター」などのカテゴリー・グループごとに、[RHYTHM]〜[BASS](カテ
ゴリー・グループ・ボタン)に割り当てられています。カテゴリー・グループの中で、さらにいくつかのカテゴリー
に分かれてパッチが割り当てられています。
ここでは、カテゴリー・グループ・ボタンを使って、パッチを選んでみましょう。
fig.panel-patch.eps
fig.disp-patchplay.eps
1
[PATCH]を押します。
PATCH PLAY 画面が表示されます。
[RHYTHM]〜[BASS]のいずれ
2
パッチ・
グループ
パッチ・
ナンバー
パッチ・タイプ
かひとつを押して、カテゴリー・グループを選びます。
ヒント
3
VALUE ダイヤル、または[DEC][INC]でパッチを選びます。
鍵盤を弾くと、選んだパッチが鳴ります。
[PIANO]、[KBD/ORG]、[VOCAL/PAD]は 2 回連続で押すと、同じカテゴリー・グループ内
の別のカテゴリーを選ぶことができます。
パッチ・カテゴリー
28

音色を選ぶ
■ エクスパンション・ボードのパッチを選ぶ
JUNO-STAGE は、別売のウェーブ・エクスパンション・ボードを 2 枚まで取り付けてパッチを選ぶことができます。
参照
1
[PATCH]を押します。
PATCH PLAY 画面が表示されます。
カーソル・ボタンで、カーソルをパッチ・グループに移動します。
2
VALUE ダイヤル、または[DEC][INC]で、「XP-A」または「XP-B」を選びます。
3
メモ
4
カーソル・ボタンで、カーソルをパッチ・ナンバーに移動します。
5
VALUE ダイヤル、または[DEC][INC]でパッチを選びます。
エクスパンション・ボードの取り付けかたは、『ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付け
る』(P.18)をご覧ください。
パッチ・グループ パッチ・ナンバー/ネーム
パッチ・タイプが「Patch」になっていることを確認します。「Rhythm」になっているときは、
「Rhythm」にカーソルがある状態で、VALUE ダイヤルを回すか、[DEC]を押して、「Patch」
にしてください。
■ クイック・スタート
リストから音色を選ぶ
1
[PATCH]を押します。
PATCH PLAY 画面が表示されます。
2
カーソル・ボタンで、カーソルをパッチ・ナンバーに移動します。
fig.disp-patchlist.eps
3
[ENTER/LIST]を押します。
PATCH LIST 画面が表示されます。
4
[][ ]で、カテゴリーを選択します。
ヒント
5
VALUE ダイヤル、または[DEC][INC]でパッチを選び、[ENTER]を押します。
パッチが選ばれて、PATCH PLAY 画面に戻ります。
[ENTER]を押さずに[EXIT]を押すと、パッチを変更せずに PATCH PLAY 画面に戻ります。
カテゴリー・グループ・ボタン([RHYTHM]〜[BASS])を押して、カテゴリー・グループを
選ぶこともできます。
カテゴリー・グループカテゴリー
29

クイック・スタート
音色を選ぶ
よく使う音色を登録して選ぶ(FAVORITE)
ライブ演奏でよく使う音色を「フェイバリット」に登録しておき、それを即座に呼び出すことができます。
フェイバリットは、[0]〜[9]の 10 個のボタンに登録しておくことができます。
■ パッチを登録する
1
[PATCH]を押します。
2
3
([0]〜[9])を押します。
PATCH PLAY 画面が表示されます。
登録したいパッチを選びます。
FAVORITE[ON/OFF]を押しながら、登録するナンバーに対応するボタン
選んだフェイバリット・ナンバーにパッチが登録されます。
■ 登録したパッチを呼び出す
1
FAVORITE[ON/OFF]を押して、ボタンを点灯させます。
2
[0]〜[9]でフェイバリットを選びます。
登録しておいたパッチが選ばれます。
参照
フェイバリットについて詳しくは、『よく使うパッチとパフォーマンスを登録する/呼び出す
(FAVORITE)』(P.47)をご覧ください。
音色を試聴する([PREVIEW])
PATCH PLAY 画面で[PREVIEW]を押すと、ボタンを押している間、パッチの種類(カテゴリー)ごとに用意
されたフレーズが再生されます。選んだパッチを最適なフレーズで確認することができます。
PATCH LIST 画面でも、[PREVIEW]を押すと、カーソルのあるパッチでフレーズが再生されます。
参照
[PREVIEW]を押したときのフレーズの鳴りかたを変更したいときは、『Preview』(P.146)を
ご覧ください。
30