取扱説明書
このたびはローランド・グルーブボックス D2 をお買い上げいただきまして、ありがとうございます。
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2 〜 3)と「使用
上のご注意」(P.4)をよくお読みください。 また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただく
ためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができ
るよう、手元に置いてください。
まずは音を鳴らしてみよう!
2
3
1
[ ]ボタンを押して、パターンをスタートさせます。
1.
[VINYL]ボタンを押します。
2.
3.
D-FIELD 上で、円を描くように指を回します。
※ MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
©
2001 ローランド 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
安全上のご注意
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
注意の意味について 警告と
取扱いを誤った場合に、使用者が
警告
注意
死亡または重傷を負う可能性が想
定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が
傷害を負う危険が想定される場合
および物的損害のみの発生が想定
される内容を表わしています。
※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大
損害を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
警告
001
● この機器を使用する前に、以下の指示と取扱説
明書をよく読んでください。
..............................................................................................................
002c
● この機器および AC アダプターを分解したり、改
造したりしないでください。
..............................................................................................................
003
● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれ
ていないことは、絶対にしないでください。必
ずお買い上げ店またはローランド・サービスに
相談してください。
..............................................................................................................
004
● 次のような場所での使用や保存はしないでくだ
さい。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場
所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)
や湿度の高い場所
○ 雨に濡れる場所
○ ホコリの多い場所
○ 振動の多い場所
..............................................................................................................
007
● この機器を、ぐらついた台の上や傾いた場所に
設置しないでください。必ず安定した水平な場
所に設置してください。
..............................................................................................................
008c
● AC アダプターは、必ず付属のものを、AC 100
V の電源で使用してください。
..............................................................................................................
図記号の例
は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま
す。
具体的な注意内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を
表わしています。
は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい
ます。
具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
●は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、● の中に描かれています。
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜
くこと」を表わしています。
009
● 電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上
に重いものを載せたりしないでください。電源
コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火
災や感電の恐れがあります。
..............................................................................................................
010
● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アン
プ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設
定によっては永久的な難聴になる程度の音量に
なります。大音量で、長時間使用しないでくだ
さい。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直
ちに使用をやめて専門の医師に相談してくださ
い。
..............................................................................................................
011
● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針
金など)や液体(水、ジュースなど)を絶対に
入れないでください。
..............................................................................................................
012c
● 次のような場合は、直ちに電源を切って AC ア
ダプターをコンセントから外し、お買い上げ店
またはローランド・サービスに修理を依頼して
ください。
○ AC アダプター本体や電源コードが破損した
とき
○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりし
たとき
○ 機器が(雨などで)濡れたとき
○ 機器に異常や故障が生じたとき
..............................................................................................................
2
警告
013
● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様の
取り扱いやいたずらに注意してください。必ず
大人のかたが、監視/指導してあげてください。
..............................................................................................................
014
● この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を
与えないでください。
..............................................................................................................
015
● 電源は、タコ足配線などの無理な配線をしない
でください。特に、電源タップを使用している
場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を
超えると発熱し、コードの被覆が溶けることが
あります。
..............................................................................................................
016
● 外国で使用する場合は、お買い上げ店または
ローランド・サービスに相談してください。
..............................................................................................................
101b
● この機器と AC アダプターは、風通しのよい、正
常な通気が保たれている場所に設置して、使用
してください。
..............................................................................................................
102d
● AC アダプターを機器本体やコンセントに抜き
差しするときは、必ず AC アダプターの本体や
プラグを持ってください。
..............................................................................................................
103b
● 長時間使用しないときは、AC アダプターをコン
セントから外してください。
..............................................................................................................
104
● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にならな
いように配慮してください。特に、コードやケー
ブル類は、お子様の手が届かないように配慮し
てください。
..............................................................................................................
106
● この機器の上に乗ったり、機器の上に重いもの
を置かないでください。
..............................................................................................................
107d
● 濡れた手で AC アダプターの本体やプラグを
持って、機器本体やコンセントに抜き差ししな
いでください。
..............................................................................................................
108b
● この機器を移動するときは、AC アダプターをコ
ンセントから外し、外部機器との接続を外して
ください。
..............................................................................................................
109b
● お手入れをするときには、電源を切って AC ア
ダ プターをコ ンセントか ら外してく ださい
(P.11)。
..............................................................................................................
110b
● 落雷の恐れがあるときは、早めに AC アダプター
をコンセントから外してください。
..............................................................................................................
3
使用上のご注意
291a
2 〜 3 ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。
電源について
301
● 雑音を発生する装置(モーター、調光器など)や消費電
力の大きな機器とは、別のコンセントを使用してくださ
い。
302
● AC アダプターを長時間使用すると AC アダプター本体
が多少発熱しますが、故障ではありません。
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐ
ため、必ずすべての機器の電源を切ってください。
設置について
352
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレ
ビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることが
あります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してく
ださい。
354a
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め
切った車内などに放置しないでください。変形、変色す
ることがあります。
355
● 故障の原因になりますので、雨や水に濡れる場所で使用
しないでください。
その他の注意について
551
● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、
失われることがあります。失っても困らないように、大
切な記憶内容はバックアップとして他の MIDI 機器
(シーケンサーなど)に保存しておいてください。
552
● 他の MIDI 機器(シーケンサーなど)の失われた記憶内
容の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端
子などに過度の力を加えないでください。
554
● ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでくださ
い。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プ
ラグを持ってください。
558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからない
ように、特に夜間は、音量に十分注意してください。
ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけ
ます。
559a
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダ
ンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く
絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいと
きは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔
らかい布で乾拭きしてください。
402
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアル
コール類は、使用しないでください。
修理について
451c
● お客様がこの機器や AC アダプターを分解、改造された
場合、以後の性能について保証できなくなります。また、
修理をお断りする場合もあります。
453
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維
持するために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有し
ています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせて
いただきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇
所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上
げ店、または最寄りのローランド・サービスにご相談く
ださい。
4
目次
使用上のご注意.........................................................................................4
D2 の特長..................................................................................................8
この取扱説明書の読みかた.......................................................................9
文中の表記について........................................................................................................................... 9
各部の名称とはたらき、接続のしかた...................................................10
トップ・パネル.............................................................................................................................................10
リア・パネル..................................................................................................................................................11
電源の入れかた/切りかた.........................................................................................................................11
第 1 章 D2 の概要.................................................................................12
D2 の基本構成...............................................................................................................................................12
シーケンサー部について.................................................................................................................12
音源部について..................................................................................................................................12
D-FIELD について .............................................................................................................................12
英数字の表示のしかた.................................................................................................................................13
値を大きく変更する操作.............................................................................................................................13
データの保存について.................................................................................................................................13
製品出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット).........................................................................14
第 2 章 パターンを演奏する.................................................................15
パターン演奏の基本.....................................................................................................................................15
パターン・ナンバーの表示.............................................................................................................15
パターンの選びかた.........................................................................................................................15
パターンを再生する.........................................................................................................................15
BPM(テンポ)を変える................................................................................................................16
パートやリズム・トーンをミュートする....................................................................................16
音色(パッチ/リズム・セット)を選ぶ................................................................................................18
パッチを保存する.........................................................................................................................................18
各パートの設定を変更する(パート・エディット).............................................................................19
パターンを保存する.....................................................................................................................................20
第 3 章 D-FIELD について....................................................................21
D-FIELD とは?.............................................................................................................................................21
D-FIELD の基本的な使いかた....................................................................................................................22
機能の選びかた..................................................................................................................................22
指を離した位置を記憶させる(ホールド)..................................................................................22
SOUND モードの音量を設定する.................................................................................................22
D-FIELD の設定を変更する ............................................................................................................22
SOUNDモード .............................................................................................................................................23
フレーズを再生する(RPS:リアルタイム・フレーズ・シーケンス)................................23
コード進行に合わせて即興演奏をする(ADLIB:アドリブ).................................................24
ターンテーブル風の特殊な効果をかける(VINYL-FX:ヴァイナルエフェクト).............25
色々なミュート効果をかける(ASSIGN 1:MUTE-FX:ミュート・エフェクト)..........25
アルペジオ演奏をする(ASSIGN 1:ARPEGGIATOR 1:アルペジエーター 1)...........26
アルペジオ演奏をする(ASSIGN 1:ARPEGGIATOR 2:アルペジエーター 2)...........27
STYLE/MOTIF/BEAT PATTERN 対応表 .............................................................................................29
パターンを呼び出す(ASSIGN 1:PATTERN CALL:パターン・コール).....................30
パッチの音色を試聴する(ASSIGN 1:PATCH PREVIEW:パッチ・プレビュー)......31
単音の効果音を鳴らす(ASSIGN 1:SOLO SYNTH:ソロ・シンセ)..............................31
リズム楽器/音階を演奏する(ASSIGN 1:KEYBOARD PAD:キーボード・パッド)
XY モード ......................................................................................................................................................33
音の明暗を変化させる/音にクセをつける(FILTER)...........................................................33
音に特殊な効果をかける(MFX)..................................................................................................33
2 パートの音量、定位を変える(X-FADER).............................................................................34
...32
5
目次
音を時間的に変化させる(ASSIGN 2:エンベロープ)..........................................................34
音を周期的に変化させる(ASSIGN 2:LFO)...........................................................................36
音の高さやビブラートの深さを変える(ASSIGN 2:ベンダー).........................................36
パターンのノリを変える(ASSIGN 2:クォンタイズ)..........................................................37
リバーブのかかり具合を変える(ASSIGN 2:リバーブ)......................................................39
ディレイのかかり具合を変える(ASSIGN 2:ディレイ)......................................................39
外部 MIDI機器をコントロールする(ASSIGN 2:エクスターナル・コントロール)......39
SPIN モード ..................................................................................................................................................40
ターンテーブルのように音を変化させる(VINYL).................................................................40
テンポを変える(BPM)..................................................................................................................40
スネア・ロールを鳴らす(SD ROLL)........................................................................................41
鳴っている音数を変える(ASSIGN 3:STEP MUTE:ステップ・ミュート).................41
音の定位を変化させる(ASSIGN 3:PAN:パン)..................................................................41
第 4 章 音に特殊な効果をかける(エフェクト)..................................42
リバーブ(残響効果)...................................................................................................................................42
リバーブのオン/オフをする.........................................................................................................42
詳細な設定をする..............................................................................................................................42
ディレイ(エコー効果)...............................................................................................................................43
ディレイのオン/オフをする.........................................................................................................43
詳細な設定をする..............................................................................................................................43
マルチエフェクト(MFX)..........................................................................................................................44
マルチエフェクトのオン/オフをする........................................................................................44
詳細な設定をする..............................................................................................................................44
第5章
フレーズを組み合わせて違うパターンを作る(メガミックス)
フレーズを組み替える.................................................................................................................................58
D-FIELD によるメガミックス ........................................................................................................58
組み替えたパターンを保存する................................................................................................................59
...58
第 6 章 オリジナルのパターンを作成する ...........................................60
パターンを作成する.....................................................................................................................................60
演奏しながら録音する(リアルタイム・レコーディング).....................................................60
1 音ずつ入力する(ステップ・レコーディング)......................................................................62
パターンを編集する(パターン・エディット).....................................................................................65
パターン・エディットの基本操作................................................................................................65
パターンをコピーする(パターン・コピー)..............................................................................66
不要な情報を消去する(イレース)..............................................................................................67
不要な小節を削除する(デリート・メジャー)..........................................................................67
空の小節を挿入する(インサート・メジャー)..........................................................................67
移調する(トランスポーズ)...........................................................................................................67
音の強さを変える(チェンジ・ベロシティー)..........................................................................68
音の長さを変える(チェンジ・ゲート・タイム)......................................................................68
タイミングを微妙にずらす(シフト・クロック)......................................................................68
余分なデータを間引く(データ・シン)......................................................................................68
クォンタイズのかかったパターンをつくる(エディット・クォンタイズ)........................68
パターンを保存する.........................................................................................................................68
第 7 章 ソングの演奏と作成.................................................................69
ソングを再生する.........................................................................................................................................69
ソングを作成する(ソング・レコーディング).....................................................................................70
不要なステップを削除する(ステップ・デリート).................................................................70
ステップを挿入する(ステップ・インサート)..........................................................................71
ソングを編集する(ソング・エディット)..............................................................................................71
ソングを消去する(ソング・クリア)..........................................................................................71
ソングをコピーする(ソング・コピー)......................................................................................72
ソングを保存する..............................................................................................................................72
6
第 8 章 環境設定と MIDI を使った応用................................................73
使用環境を設定する(システム)..............................................................................................................73
音源に関する設定..............................................................................................................................73
シーケンサーに関する設定.............................................................................................................74
MIDI 送信に関する設定....................................................................................................................76
送信データ一覧..................................................................................................................................76
MIDI 受信に関する設定....................................................................................................................77
MIDIを使った応用操作................................................................................................................................78
MIDI とは?........................................................................................................................................78
外部 MIDI機器と組み合わせて使う..............................................................................................79
外部 MIDI機器と同期する...............................................................................................................80
データを外部シーケンサーに保存する(バルク・ダンプ).....................................................81
故障かな?と思ったら............................................................................82
エラー・メッセージ一覧 ........................................................................83
プリセット・パッチ一覧 ........................................................................84
プリセット・リズム・セット一覧..........................................................86
目次
プリセット・パターン一覧.....................................................................92
RPS パターン一覧..................................................................................94
RPS セット一覧......................................................................................95
パターン作成者のプロフィール..............................................................96
ウェーブフォーム一覧............................................................................97
MIDI インプリメンテーション................................................................98
主な仕様................................................................................................110
索引.......................................................................................................111
7
D2 の特長
感性を自由自在に表現できる D-FIELD コントローラー
新開発の「D-FIELD コントローラー」をパネル中央に配置。SOUND/XY/SPIN の 3 つのモードを備え、触れたり、上下左
右にこすったり、ターンテーブル感覚で指を回したりすることで、フレーズやサウンドを縦横無尽に操り、これまでにない
演奏表現が可能となります。
高性能シンセサイザー音源
サウンドの要となる音源部には、MC-505 と同等の高性能シンセサイザー・モジュールを搭載。鋭いフィルター、ADSR 方
式のエンベロープなどの豊富なパラメーターを、D-FIELD コントローラーを駆使して変化させて音作りが行えます。また、
最大 8 パートのマルチ・ティンバー音源としても使えます。
シーンをリードする最新パターンと音色群
テクノ、ハウス、ヒップホップなど、即戦力となる 157 種類のプリセット・パターンと 232 種類の RPS 素材用パターン
(オリジナルのものと、プリセット・パターンより抜粋した 1 トラック・データ)を内蔵。これ一台でほとんどのジャンル
に対応できます。そして、TB-303、TR-808/909、JUNO、JUPITER など、ダンス・シーンには欠かせない厳選された
600 種類の音色と 30種類のリズム・セットを用意。シーンにマッチしたサウンドをお楽しみいただけます。また、自分で
作ったオリジナルの音色やパターンを本体メモリーに保存して、いつでも呼び出すことができます。
リミックス感覚でオリジナル・パターンを作ることができるメガミックス
MC-505 で好評のメガミックス機能を更にパワー・アップ。ドラム、ベースなどのパートごとにフレーズを呼び出してミッ
クスすることで、オリジナルのパターンを作ることが可能。D-FIELD コントローラーや VALUE ダイヤルで素早くパターン
を作成することができます。
新感覚のステップ・レコーディング
新感覚のステップ・レコーディングを採用。パネル上の 32 個のランプで入力ポイントを決定、REC FUNCTION と DFIELDコントローラーを駆使してその場でエディット。いちからのオリジナル・パターン作成が、より簡単に行えます。他
にも、D-FIELD コントローラーの操作をそのままレコーディングできる D-FIELD レコーディングや、外部キーボードなど
から MIDI を使用してのリアルタイム・レコーディングも可能です。
8
この取扱説明書の読みかた
D2の取扱説明書は、次のような構成になっています。
第 1 章 D2 の概要
D2 の音源やシーケンサーの構成と、表示や操作に関する基本的な説明です。D2 をよく理解するためにも必ずお読みください。
第 2 章 パターンを演奏する
D2の使いかたの基本となる、パターンの再生のしかたやテンポの変えかた、ミュートのしかたなどについて説明していま
す。必ずお読みください。
第 3 章 D-FIELD の使いかた
D-FIELD コントローラーの使いかたについて説明しています。必ずお読みください。
第 4 章 音に特殊な効果をかける
第1 章 第2章 第3章 第4 章 第5章 第6章 第7 章 第8章 資料
各エフェクトの種類や、使いかたについて説明しています。エフェクトを使うときにお読みください。
第 5 章 フレーズを組み合わせて違うパターンを作る(メガミックス)
メガミックスを使ったフレーズの組み合わせかたについて説明しています。メガミックスでパターンを作るときにお読みく
ださい。
第 6 章 オリジナルのパターンを作成する
パターンの録音のしかたや、録音した演奏情報の修正のしかたについて説明しています。パターンを録音するときにお読み
ください。
第 7 章 ソングの演奏と作成
ソングの再生、録音、編集のしかたについて説明しています。ソングを使うときは必ずお読みください。
第 8 章 環境設定と MIDI を使った応用
チューニングや同期のしかたなど、全体に関わる使用環境の設定や、外部 MIDI 機器との組み合わせかたについて説明して
います。必要に応じてお読みください。
資料
思ったように動作しないときや、操作中にエラー・メッセージが表示されたときにお読みください。その他、パターン一覧
や MIDI インプリメンテーションなどの資料があります。
文中の表記について
この取扱説明書中の[ ]で囲った文字や記号は、パネル面のボタンやダイヤルを表します。
(例)[EDIT]:エディット・ボタン
9
各部の名称とはたらき、接続のしかた
トップ・パネル
fig.TopPanel
12 3 4
5
6
VOLUME つまみ
1.
D2全体の音量を調節します。
ビート・スキャン・ランプ
2.
パターンやソングの、小節内での再生/録音位置などを
表示します。
7
8
9
10
11
12
D-FIELD
7.
指先で表面に触れることにより色々な効果を得ます
(P.21)。
8.
WRITE ボタン
変更した設定を保存するときに使います。
DISPLAY ボタン
3.
画面表示を切り替えます。ボタンを押すたびに、BPM、
パッチ・ナンバー、D-FIELD に関する情報、元の画面
(パターン・ナンバー表示画面など)の順で表示が切り
替わります。
4.
VALUE ダイヤル、ENTER/EXIT ボタン
パターンやソングを切り替えたり(P.15、P.69)、設定
を変更するときに使います。
5.
パート・ボタン
各パートの音を鳴らす/鳴らさないを切り替えたり
(P.16)、設定を変更するパートを選ぶ(P.19)ときな
どに使います。
6.
REC FUNCTION ボタン
パターンを録音するときに、入力する音の設定をします
(P.63)。
10
SYSTEM ボタン
9.
D2 全体の設定を変更するときに使います(P.73)。
モード・ボタン
10.
パターン・モード(P.15)、ソング・モード(P.69)、
メガミックス・モード(P.58)を切り替えます。
エフェクト・スイッチ
11.
リバーブ(P.42)、ディレイ(P.43)、マルチエフェク
ト(P.44)のオン/オフを切り替えます。
12.
シーケンサー・セクション
パターンやソングの再生/録音をします(P.15、
P.69)。
各部の名称とはたらき、接続のしかた
リア・パネル
※ 他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、
必ずすべての機器の音量を絞り、電源を切った状態で行ってください。
fig.RearPanel
1 23 4 5 6
ACアダプター
コード・フック
ステレオ・ヘッドホン
POWER スイッチ
1.
電源をオン/オフします。
AC アダプター・ジャック
2.
付属の AC アダプターを接続します。
※ AC アダプターのコードは図のようにコード・フッ
クに固定してください。誤ってコードを引っ張って
しまっても、プラグが抜けて電源が切れてしまうこ
とや、AC アダプター・ジャックに無理な力が加わ
ることを防ぐことができます。
3.
MIDI コネクター(IN、OUT)
D2で外部の音源を鳴らしたり、外部シーケンサーで
D2の音源を鳴らすときや、設定データの保存、読み込
みに使います。
※ MIDI 機器との接続については、「第 8 章 環境設定
と MIDI を使った応用」(P.73)をご覧ください。
電源の入れかた/切りかた
ミキサー、アンプなどへ
OUTPUT ジャック(L、R)
4.
ミキサー、アンプなどに接続します。
ヘッドホン・ジャック
5.
ステレオ・ヘッドホンを接続します。ヘッドホンを接続
しても、OUTPUT ジャックからは音が出力されます。
盗難防止用ロック( SECURITY LOCK)
6.
市販の盗難防止用セキュリティー・ワイヤーなどを接続
することができます。
盗難防止用ロックは、キーケーブルロック等のセキュリ
ティー・ワイヤーに対応しています。日本国内総販売代
理店は、以下のとおりです。
日本ポラデジタル株式会社
〒 104-0032 東京都中央区八丁堀 1 丁目5 番 2 号はごろもビル
Tel: 03-3537-1070
Fax: 03-3537-1071
※ 正しく接続したら、必ず次の手順で電源を投入してくだ
さい。手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーな
どが破損する恐れがあります。
D2および各接続機器の音量がすべて0になっていること
1.
を確認します。
D2の電源を入れます。
2.
アウトプット・ジャックに接続した機器の電源を入れます。
3.
4.
各機器の音量を調節します。
※ この機器は回路保護のため、電源をオンしてからしばら
くは動作しません。
電源を切るときは
電源を切るときは、各機器の音量を絞ってから、電源を入れ
るときと逆の手順で電源を切ります。
11
第 1 章 D2 の概要
D2 の基本構成
ここでは、D2の基本となるシーケンサー部、音源部、コン
トローラー部の概要を説明します。
fig.1-01.j
シーケンサー部
再生
レコーディング
D-FIELDコントローラー
シーケンサー部について
シーケンサー とは、演奏情報を記録したり、記録した演奏情
報を再生したりする演奏装置です。
音源部
演奏
音源部について
音源は音を発生させる部分です。D2 の D-FIELD やシーケン
サーからの情報により、音を鳴らすことができます。また、外
部 MIDI 機器からの演奏情報で音源を鳴らすこともできます。
D2 の音源部は最大 64音を同時に発音できますので、複数
パートの演奏にも余裕をもって対応できます。
パッチ
パッチは、ピアノ、ギターなどの 1 つ 1 つの楽器に相
当するものです。D2 はあらかじめ用意されたパッチが
600 種類用意されていますので、これらを選ぶだけであ
らゆるサウンドが楽しめます。
リズム・セット
リズム・セットは、各楽器が音階ごとに割り当てられて
います。各楽器の音階は鳴らしません。プリセット・リ
ズム・セットはあらかじめ 30 種類用意されています。
(例)
fig.1-02
SNARE
HI-HAT CRASH
演奏のレコーディング/再生
D2には、あらかじめ用意されたパターン( プリセッ
ト・パターン)が 157 種類用意されています。これら
を再生して簡単にパターン・プレイを楽しむことができ
ます。
また、これらのパターンを利用したり、いちから作り上
げるなどして、オリジナルのパターンを作成することが
できます。
複数パートの同時再生
D2は複数の音色(パッチ)を同時に鳴らすことができ
ます。例えば、下のようなパート構成の場合、ドラム、
ベース、ピアノ、ギターが同時に演奏され、バンド演奏
のような合奏ができる構成になっています。
パート R リズム(ドラム)・セット
パート 1 ギター
パート 2 ベース
パート 3 ピアノ
演奏データの編集
シーケンサーはカセット・テープや MD とは異なり、演
奏をデータとして記録します。そのため、簡単に演奏
データを編集することができるので、オリジナルのパ
ターンを手軽に作成できます。
KICK
TOM
パート
パートは、バンドやオーケストラに例えると 1 人 1 人の
演奏者に相当します。[R]、[1]〜[7]の 8 つのパー
トがあり、パッチを 7 つとリズム・セットを 1 つ使っ
て、最大同時に 8 つの演奏を鳴らすことができます。
エフェクター
エフェクターはパッチやリズム・セットにいろいろな音
色効果をつけることができます。リバーブ(残響効果)、
ディレイ(エコーのような効果)、マルチエフェクト
(イコライザー、コンプレッサーなど、25種類から選択
できるエフェクト)の 3 つを同時に使用できます。
D-FIELD について
D-FIELD とは、パネル上のコントローラーのことです。DFIELD をリアルタイムに操作することによって、演奏や音の
鳴りかたに変化を与えることができます。さらに、RPS、
アルペジエーターなどの演奏にも使うことができます
(P.21 〜 P.41)。
12
第 1 章 D2 の概要
英数字の表示のしかた
D2のディスプレイは、英数字を以下のように表示します。
fig.1-03.j
A
B C D E F G H I J K L M N
大文字
小文字
O P Q R S T U V W X Y Z
大文字
小文字
1 2 3 4 5 6 7 8 9 0
値を大きく変更する操作
[DISPLAY]を押しながら[VALUE]を回すと、値が大き
く変化します。
パッチ(P.18)を選ぶときにこの操作を行うと、カテゴ
リー(音色の分類)の先頭のパッチが選ばれます。
fig.1-04.j
データの保存について
設定を変更したり演奏をレコーディングしたあと、その結果
を残しておくためには保存の操作を行ってください。この操
作を行わずに電源を切ると、設定やレコーディング内容は失
われます。
保存について詳しくは、以下のページをご覧ください。
•
パッチ→「パッチを保存する」(P.18)
パターン→「パターンを保存する」(P.20)
•
ソング→「ソングを保存する」(P.72)
•
•
アルペジオ・スタイル
→「アルペジオ演奏をする」(P.26)の「詳細な設定を
する」手順 4
保存には数秒かかります。保存が完了するまでは電源を切ら
ないでください。故障の原因になります。
以下の設定は、変更すると自動的に保存されるため、
保存の操作は必要ありません。
RPS セット
•
→「D-FIELD にフレーズを登録する」(P.23)
•
パターン・セット
→「D-FIELD にパターンを登録する」(P.30)
•
メガミックス・セット
→「メガミックスに使うパートを登録する」(P.30)
第1 章
押しながら
パターン(P.15)やパッチ(P.18)を選ぶときに、[EXIT]
を押しながら[VALUE]を回すと、バンクを切り替えるこ
とができます。
fig.1-05.j
回す
押しながら
回す
保存には数秒かかります。保存が完了するまでは電源を切ら
ないでください。故障の原因になります。
13
第 1 章 D2 の概要
製品出荷時の設定に戻す
(ファクトリー・リセット)
D2の設定を、製品出荷時の設定に戻すことができます。
ファクトリー・リセットには約 2 分かかります。
「Factry」と表示されている間は、絶対に電源を切らない
でください 。メモリーの内容が壊れることがあります。
ファクトリー・リセットを実行すると、本体ユーザー・
メモリーのデータは失われます。D2の本体内に消した
くないデータがあるときは、バルク・ダンプ(P.81)の
操作で外部 MIDI シーケンサーなどにデータを保存して
ください。
[WRITE]を押しながら[SYSTEM]を押します。
1.
「Factry」と表示が点滅します。
[ENTER]を押します。
2.
「SurE」(実行してもよろしいですか?)と表示されます。
3.
[ENTER]を押します。
「Factry」と表示され、ファクトリー・リセットが実行
されます。
※ 中止するときは[EXIT]を押します。
ファクトリー・リセットが完了すると、電源をオンにしたと
きと同じ画面で自動的に立ち上がります。
14
第 2 章 パターンを演奏する
パターン演奏の基本
D2 のパターン とは、最大 8 パート分の音色(パッチやリズム・
セット)で構成された 1 〜 32 小節の演奏のことをいいます。
D2はパターンを連続して再生し、その再生方法に変化をつ
けていくシーケンサーです。このようなシーケンサーをパ
ターン・シーケンサー といいます。
D2には、157 種類のプリセット・パターン(あらかじめ準
備されたパターン)が内蔵されています。さらに、自分で作
成したパターンを保存しておくためのエリア(ユーザー・パ
ターン)が 100 個用意されています。
パターンを再生するには、[PATTERN]を押してパ
ターン・モードにしておきます。
パターン・ナンバーの表示
fig.A01A05
CURRENTディスプレイ(左)には、現在再生しているパ
ターン(カレント・パターン )のバンクとナンバーが表示さ
れます。
NEXT ディスプレイ(右)には、次に再生されるパターン
(ネクスト・パターン )のバンクとナンバーが表示されます。
パターンの選びかた
パターン停止中に[VALUE]を回して選びます。
•
[DISPLAY]を押しながら[VALUE]を回すと、パ
ターン・ナンバーが 10 ずつ切り替わります。
•
[EXIT]を押しながら[VALUE]を回すと、バンクが切
り替わります。
パターンを再生する
下図のボタンを使って再生操作をしてください。
fig.2-01.j
前の小節に
戻ります
再生、レコーディング
を停止します
※[ ]、[]
D-FIELD ファンクション「VINYL」を選ぶと(P.40)、
[] 、[ ]は使用できません。
パターンを連続して再生する
パターンを再生中に次のパターンを選ぶと、今のパターンの
演奏が終了したところですぐ次のパターンが演奏されます。
これにより、連続してパターンを再生し続けることができま
す。演奏の BPM(テンポ)は最初に再生したパターンの
BPM で決まります。
パターン再生中に、[VALUE]を回してネクスト・パ
1.
ターンを選びます。
次の小節に
進みます
の各ボタンは、再生中でも使用できます。
レコーディング
で使用します
再生します
第2章
〜
A01 〜 A100 プリセット・パターン(バンク A)
〜
B01 〜 B100 プリセット・パターン(バンク B)
〜
C01 〜 C100 プリセット・パターン(バンク C)
〜
D01 〜 D89 プリセット・パターン(バンク D)
〜
U01 〜 U100 ユーザー・パターン
※ プリセット・パターン B58 〜 D89 は、RPS(P.23)
用のパターンです。
NEXT ディスプレイが点滅します。
2.
[ENTER]を押して確定します。
NEXT ディスプレイの点滅が点灯に変わります。
カレント・パターンの再生が終わると、選んだパターン
の再生が始まります。
※ パターンの再生が終わる直前になると、CURRENT ディ
スプレイ(但し DISPLAY のランプが 3 つとも消灯して
いるとき)と[PATTERN]が点滅します。この間、次
のパターンに移る準備に入っているので、パターンの変
更はできません。
15
第 2 章 パターンを演奏する
パターンに設定されたテンポで演奏する
それぞれのパターンに設定された BPM(標準テンポ )で再
生するには、停止中にパターンを選んでから再生をはじめま
す。そのパターンに最適な BPM で演奏を聴くことができま
す。
BPM(テンポ)を変える
BPM は、20.0 〜 240.0 の範囲で設定できます。
一部のプリセット・パターンは、BPM を上げすぎると演奏
のもたりを生じることがあります。
VALUE ダイヤルで変える
BPM の値を指定して再生します。再生したい BPM が決
まっているときに便利です。
1.
[DISPLAY]を数回押して、BPM のランプを点灯させます。
2.
[VALUE]を回して BPM を変更します。
[DISPLAY]を押しながら[VALUE]を回すと、BPM
•
が 1 ずつ変わります。
パートやリズム・トーンをミュートする
パート・ボタンのランプは、パート(リズム楽器)ごと
のミュートの状態を以下のように表示します。
•
点灯:パートを再生可能な状態です。
点滅:パートをミュートしている状態です。
•
消灯:パートに演奏が記録されていません。
•
(レコーディングしてデータが入ると点灯します。)
パートごとにミュートする
パート R、1 〜 7 のそれぞれをパートごとにミュート(消
音)することができます。
1.
[PART MUTE]を押します。
[PART MUTE]が点灯し、パート・ボタン[R]、[1]
〜[7]が、パート・ミュート機能のボタンになります。
ミュートしたいパートの[R]、[1]〜[7]のボタンを
2.
押して点滅させます。
そのパートの音がミュートされます。
ミュートを解除するには、ミュートしたパートのボタン
3.
をもう一度押して点灯させます。
3.
設定し終えたら、[EXIT]を押すと元の表示に戻ります。
D-FIELD で変える
D-FIELD で BPMを決めることができます。値がわからなく
ても、自分のリズム感覚で設定できます(P.40)。
※ プリセット・パターンのパート 1 には演奏データは入っ
ていません。パターンに合わせて、D-FIELD で演奏をす
る(P.24)のに使用すると便利です。
※ RPS 用プリセット・パターンは、RPS で使用するため
にパート 1(またはパート R)のみ演奏が入っています。
※ 各パートのミュートの状態を変えて、ユーザー・パター
ンに保存することができます(P.20)。
16
第 2 章 パターンを演奏する
リズム・トーンごとにミュートする
パート R の中で使われている楽器は個別にミュート(消音)
できます。バス・ドラム(BD)、スネア・ドラム(SD)と
いった、楽器の種類でまとめてミュートします。
[PARTSELECT]と[PART MUTE]を同時に押します。
1.
[PART SELECT]と[PART MUTE]が点灯し、パー
ト・ボタン[R]、[1]〜[7]が、リズム・トーン・
ミュート機能のボタン([BD]〜[OTHERS])になり
ます。
ミュートしたいリズム楽器の[BD]〜[OTHERS]の
2.
ボタンを押して点滅させます。
そのリズム楽器がミュートされます。
3.
ミュートを解除するには、ミュートしたパートのボタン
をもう一度押して点灯させます。
各ボタンがミュートするリズム・グループ
BD: バス・ドラム
•
•
SD: スネア・ドラム
•
HH: ハイハット
CLP: ハンド・クラップ
•
CYM: シンバル
•
•
TOM/PERC:タムタム/パーカッション
ミュートの状態を次のパターンにも使用
する(ミュート・リメイン)
ミュートの状態はそのままで次のパターンを再生します。例
えば、パート R は鳴らさないまま次のパターンを再生した
い場合などに便利です。
[PART MUTE]を押しながら[HOLD]を押します。
1.
[PART MUTE]が点滅します。
※ 再度[PART MUTE]を押しながら[HOLD]を押す
と、この機能は解除されます。
2.
[VALUE]を回して、ネクスト・パターンを選びます。
しばらくすると、パート・ミュートの設定はそのままで
選んだパターンが再生されます。
※ ミュート・リメインは自動的に解除されます。
D-FIELD によるミュート
D-FIELD を使うと、以下のミュートができます(P.25)。
すべてのパートを一度にミュートする
•
•
特定の 1 パートだけを再生状態にする
•
ミュート中のパートと再生中のパートを逆にする
特定の 1 パートだけをフェード・イン/アウトさせる
•
すべてのパートをフェード・イン/アウトさせる
•
•
バス・ドラムとベースだけを再生状態にする
第2章
HIT: ヒット/ワンショットの SFX など
•
OTHERS:その他の楽器
•
※ リズム・グループがどの楽器をミュートするのか知りた
いときは?
→「プリセット・リズム・セット一覧」(P.86)
※ パート・ミュートでパート R をミュートすると、リズ
ム・トーンごとのミュート設定に関係なく、すべてのリ
ズム・トーンをミュートできます。
17
第 2 章 パターンを演奏する
音色(パッチ/リズム・セット)
を選ぶ
D2のパターン演奏は最大 8 つのパートで成り立っていて、
各パートごとにパッチ(パート 1 〜 7 はパッチ、パート R
はリズム・セット)が選べます。
音色を変更するには、まず対象になるパートを選びます。
パッチを選ぶパートを決めます。
1.
[PART SELECT]を押します。
今選ばれているパート(カレント・パート )のパート・
ボタンが点灯します。
パッチを変更したいパートのパート・ボタン[R]、[1]
2.
〜[7]を押します。
押したボタンのパートがカレント・パートになり、パー
ト・ボタンが点灯します。
パッチを選びます。
[DISPLAY]を数回押して、PATCH のランプを点灯させ
3.
ます。
[VALUE]を回してパッチを選びます。
4.
パッチを保存する
D-FIELD のフィルター(P.33)、エンベロープ(P.34)、
LFO(P.36)の操作で変更した音色を、パッチに保存する
ことができます。
[DISPLAY]を押して、パッチ選択画面にします。
1.
2.
音色のパラメーターを変更します。
3.
[WRITE]を押します。
保存先のパッチを指定する画面が表示されます。
4.
[VALUE]を回して。保存先のパッチを選びます。
ここで選んだパッチに保存します。前に保存してあった
パッチは消去されますので、間違えないように選んでく
ださい。
5.
[ENTER]を押します。
「SurE」(保存してもよろしいですか?)と表示されます。
保存するなら[ENTER]を押します。
6.
※ 中止するときは[EXIT]を押します。
•
[DISPLAY]を押しながら[VALUE]を回すと、カテゴ
リーの先頭のパッチ(またはリズム・セット)に切り替
わります。
[EXIT]を押しながら[VALUE]を回すと、バンクが切
•
り替わります。
設定し終えたら、[EXIT]を押すと元の表示に戻ります。
5.
パート R
〜
R-A 01 〜 26 プリセット・リズム・セット(バンク A)
R-B 01 〜 04 プリセット・リズム・セット(バンク B)
R-U 01 〜 20 ユーザー・リズム・セット
パート 1 〜 7
〜
P-A 001 〜 128 プリセット・パッチ(バンク A)
P-B 001 〜 128 プリセット・パッチ(バンク B)
P-C 001 〜 128 プリセット・パッチ(バンク C)
P-D 001 〜 128 プリセット・パッチ(バンク D)
パラメーターを変更したパッチを保存しないで別のパッチに
切り替えたり、電源を切ったりすると、その変更内容は失わ
れます。
P-E 001 〜 088 プリセット・パッチ(バンク E)
P-U 001 〜 256 ユーザー・パッチ
18
第 2 章 パターンを演奏する
各パートの設定を変更する(パート・エディット)
各パートごとの設定を変更して、パターンの鳴りかたを変えることもできます。
まず、設定を変更するパートを決めます。
[PART SELECT]を押します。
1.
今選ばれているパート( カレント・パート)のパート・ボタンが点灯します。
パッチを変更したいパートのパート・ボタン[R]、[1]〜[7]を押します。
2.
押したボタンのパートがカレント・パートになり、パート・ボタンが点灯します。
設定を変更します。
[PART SELECT]を押しながら[EDIT]を押します。
3.
4.
[ENTER]を押してパラメーターを選びます。
[ENTER]を押すたびにパラメーターが切り替わります。
LEVEL → PAN → KEYSHIFT → REVERB → DELAY → MFX SW → SEQ OUT → LEVEL → …
第2章
[VALUE]を回して設定します。
5.
終了するときは[EXIT]を押します。
6.
画面表示 パラメーター 説明 設定値
LEVEL
(パート・レベル)
PAN
(パート・パン)
KEY SHIFT
(パート・キー・シフト)
REVERB
(パート・リバーブ・レベル)
DELAY
(パート・ディレイ・レベル)
MFX SW
(パート MFXスイッチ)
SEQ OUT
(シーケンサー・アウトプッ
ト・アサイン)
パートの音量を設定します。 0〜127
パートの左右の定位を設定しま
す。
パートの移調を設定します。 -48〜0〜48
L64 〜 0 〜 R63
パートのリバーブの強さを設定し
ます。
パートのディレイの強さを設定し
ます。
パートでマルチエフェクトを使う
か使わないかを設定します。
※ D-FIELD モード・ボタン
[MFX]とパート・ボタン
[R]、[1]〜[7]を使って設
定することもできます
(P.33)。
シーケンサーから音源への出力先
を設定します。
0〜127
0〜127
OFF、ON、RHY
※ RHY はリズム・パートにのみ設定できま
INT:内部音源へ出力します。
EXT:MIDI OUT 端子へ出力します。
BOTH:上記両方へ同時に出力します。
す。RHY に設定すると、リズム・セット
の各トーンごとの設定に従って、マルチエ
フェクトがかかります。リズム・パートで
ONに設定すると、すべてのトーンでマル
チエフェクトがかかります。
19
第 2 章 パターンを演奏する
パターンを保存する
パターンのセットアップ・パラメーター の設定ができたら、
そのパターンをユーザー・パターンとして保存しておきま
しょう。
レコーディングや編集をしたパターンを保存しないで別のパ
ターンを編集したり、ソング・モードに切り替えたり、電源
を切ったりすると、その編集内容は失われます。
※ パターンの保存は、パターン停止中に行ってください。
[PATTERN]を押して、パターン・モードにします。
1.
2.
[WRITE]を押します。
保存先のパターンを指定する画面が表示されます。
[VALUE]を回して、保存先のパターンを選びます。
3.
ここで選んだパターンに保存します。前に保存してあっ
たパターンは消去されますので、間違えないよう選んで
ください。
[ENTER]を押します。
4.
「SurE」(保存してもよろしいですか?)と表示されます。
セットアップ・パラメーターについて
D2でパターンごとに記憶させておくことのできるパラ
メーターは次のとおりです。これらのパラメーターをま
とめてセットアップ・パラメーター と呼びます。
•
標準テンポ(P.16)
パッチ/リズム・セット *(P.18)
•
•
パート・レベル *(P.19)
•
パート・パン *(P.19)
パート・キー・シフト *(P.19)
•
パート・リバーブ・レベル *(P.19)
•
•
パート・ディレイ・レベル *(P.19)
パート MFX スイッチ *(P.19)
•
シーケンサー・アウトプット・アサイン *(P.19)
•
•
リバーブの各設定(P.42)
•
ディレイの各設定(P.43)
マルチエフェクトの各設定(P.44)
•
•
パート・ミュートの状態 *(P.16)
•
リズム・ミュートの状態(P.17)
5.
保存するなら[ENTER]を押します。
※ 中止するときは[EXIT]を押します。
*印は、パートごとに設定できるパラメーターです。
20
第 3 章 D-FIELD について
D-FIELD とは?
D-FIELD は、指先で表面に触れることにより色々な効果を得ることのできるコントローラーです。
指を触れた位置や動かし方によって、効果を変化させることができます。
D-FIELD には、大きく分けて 3 つの使いかたがあります。
SOUND モード
8 分割された D-FIELD のそれぞれを押さえたり、D-FIELD の表面を上下左右にこすることにより、フレーズを再生したり音を
鳴らしたりすることができます。
fig.3-01
•
RPS (リアルタイム・フレーズ・シーケンス)
8 分割された D-FIELD を押さえることでフレーズを再生します。
ADLIB (アドリブ)
•
ソロやアルペジオを演奏できます。
VINYL-FX(ヴァイナルエフェクト)
•
バックスピンなど、DJ プレイに適した効果を演出できます。
ASSIGN 1(アサイン 1)
•
第3章
ミュート操作やアルペジオの演奏などができます。
XY モード
D-FIELDの表面を上下左右にこすることにより、2 つのパラメーターを同時にコントロールして音色を変化させることができます。
fig.3-02
FILTER(フィルター)
•
カットオフ周波数とレゾナンスを同時にコントロールして音色を変化させます。
MFX(マルチエフェクト)
•
エフェクトのパラメーターをコントロールして音色を変化させます。
•
X-FADER (クロスフェーダー)
パターン中の任意の 2 パートをクロスフェードさせます。
•
ASSIGN 2 (アサイン 2)
音のピッチや音色、音量、パターンのノリなどのコントロールができます。
SPIN モード
D-FIELD の表面で円を描くことにより、パターンの鳴りかたをターンテーブルのようにコントロールすることができます。
fig.3-03
•
VINYL (ヴァイナル)
パターンを、ターンテーブルのように正方向再生/逆再生/停止させます。
•
BPM
BPM(テンポ)を変化させます。
SD ROLL (スネア・ドラム・ロール)
•
スネア・ロールの速さをコントロールします。
ASSIGN 3(アサイン 3)
•
ステップ・ミュートやパン(定位)のコントロールができます。
•
D-FIELDに触れるときは、1 本の指で1 カ所だけに触れてください。2 カ所以上に触れると、その中間に触れたと認識されます。
D-FIELDの端の部分を強く押さえすぎると、反応しないことがあります。
•
鋭利なもので D-FIELD の表面を突いたりしないでください。故障の原因になります。
•
21
第 3 章 D-FIELD について
D-FIELD の基本的な使いかた
機能の選びかた
1.
D-FIELD ファンクション・ボタン[RPS]〜[ASSIGN 3]
の中から、使いたい機能のボタンを押して点灯させます。
点灯したボタンの機能が選ばれます。
[ASSIGN 1 〜 3]については、ボタンを押しながら
2.
[VALUE]を回すことで、さらに機能を選べます。
ASSIGN 1 に選べる機能
ミュート・エフェクト
アルペジエーター 1
アルペジエーター 2
パターン・コール
パッチ・プレビュー
ソロ・シンセ
指を離した位置を記憶させる(ホールド)
[HOLD]を押して点灯させると、D-FIELDから指を離して
も、その位置で押さえ続けているのと同じ効果が得られます。
もう一度押して消灯させると、指を離した状態になります。
RPS でフレーズを鳴らし続けたり、フィルターや MFX で変
化させた音色をそのまま持続させたいときに便利です。
ホールドの使えない機能があります。ホールドの使えない機
能が選ばれているときは[HOLD]を押しても点灯しません。
RPS と組み合わせると、[HOLD]が点滅する場合がありま
す。詳しくは「RPS のホールド(P.23)」をご覧ください。
SOUND モードの音量を設定する
REC FUNCTION ボタン[VELOCITY]を押しながら
[VALUE]を回します。
[ADLIB]、[ASSIGN 1(AP1、AP2、PRV、PAD)]で
鳴らす音のベロシティーを設定できます。
キーボード・パッド
ASSIGN 2 に選べる機能
エンベロープ
LFO
ベンダー
クォンタイズ
リバーブ
ディレイ
エクスターナル・コントロール
ASSIGN 3 に選べる機能
ステップ・ミュート
設定値:1 〜 127
D-FIELD の設定を変更する
設定を変更したい D-FIELD ファンクション・ボタン
1.
[RPS]〜[ASSIGN 3]を押さえたままにします。
パラメーターが表示されます。
2.
[VALUE]を回して設定を変更します。
※ [ASSIGN 1 〜 3]では機能選択になります。
※ VINYL-FX の設定は固定のため、[VALUE]を回しても
変更できません。
[ADLIB]、[ASSIGN 1(AP2、PCL、SYN)]、[MFX]、[X-
FADER]、[ASSIGN 2(BND 以外)]では、さらに以下の操
作が行えます。
1.
D-FIELD ファンクション・ボタンを押さえたままにします。
2.
[ENTER]を押して、パラメーターを選びます。
パン
※ それぞれの機能については P.25 〜 P.41 をご覧くださ
い。
22
[VALUE]を回して設定を変更します。
3.
各設定に関しては、次ページ以降の説明をご覧ください。
第 3 章 D-FIELD について
SOUND モード
フレーズを再生する(RPS:リアル
タイム・フレーズ・シーケンス)
8 分割された D-FIELD のそれぞれに割り当てたフレーズを、
押さえている間鳴らし続けます。
8 分割された D-FIELD のそれぞれに登録されたフレーズを、
1 つの RPSセットという単位で扱います。RPS セットの内
容はあとから自由に登録し直すことができ、30 セット保存
しておくことができます。RPS セットはパターン再生中に
切り替えることもできます。
画面表示 説明 設定値
TYPE RPS セットを選び
ます。
→「D-FIELD の設定を変更する」(P.22)
RPS のホールド
D-FIELD から指を離してもフレーズの再生を続けること
(ホールド)ができます。
すべてのフレーズをホールドする
•
1.
[HOLD]を押して点灯させます。
1〜30
D-FIELD にフレーズを登録する
自分が気に入ったフレーズや、よく使うフレーズを 1 つの
RPS セットにまとめて登録しておくと便利です。
パターン停止中に、割り当てたいフレーズのあるパター
1.
ンを選びます。
2.
[PART MUTE]を押して、RPSに登録したい 1つのパー
ト以外はすべて、ミュート・ボタンでミュートします。
3.
[RPS]を押しながら[VALUE]を回して、フレーズを
登録する RPS セットを選びます。
[RPS]を押しながら、パターンを割り当てたい番号の
4.
D-FIELD を押さえます。
< RPSを登録するときの注意>
※ 8 分割された D-FIELD のそれぞれに、複数のパートの
フレーズを登録することはできません。必ず、登録した
いフレーズが入ったパート以外はすべてミュート状態に
して登録してください。複数のパートがミュートされて
いない状態で登録の操作をすると、「noASGn」とメッ
セージがディスプレイに表示されます。
第3章
2.
D-FIELD を押さえてフレーズを鳴らします。
D-FIELD の同じ部分をもう一度押すと、そのフレーズを
停止させることができます。
フレーズごとにホールドする/しないを決める
•
1.
[HOLD]を押しながら D-FIELD を押さえて、フレーズを
鳴らします。
[HOLD]が点滅し、D-FIELDの同じ部分をもう一度押
すまで、そのフレーズの再生が続きます。
ホールドしたいフレーズは、手順 1 と同様に[HOLD]
2.
を押しながら D-FIELD を押さえて鳴らします。
フレーズが重なって再生されます。
3.
ホールドしたくないフレーズは、D-FIELD のみを押さえ
て鳴らします。
指を離すと、そのフレーズの再生は停止します。
※ 手順 1、2 で[HOLD]を押しながら D-FIELD を押さえ
るかわりに、D-FIELD を押さえてフレーズを鳴らしなが
ら[HOLD]を押しても同じ動作になります。
[HOLD]を押して消灯させると、すべてのフレーズを停止
させることができます。
※ ユーザー・パターンのフレーズを RPS に登録した場合、
フレーズを登録したあとで、登録したフレーズが入って
いるパターンの演奏データの内容を変更すると、RPS
で再生したときのフレーズも同じように変更されるので
注意してください。たとえば、登録したフレーズが入っ
ているパターンの演奏データを消去してしまうと、その
フレーズを RPS で再生しても音は鳴らなくなります。
※ MFX を使っているパートのフレーズを登録した場合、
RPS 再生時の MFX の設定は、そのときに選ばれている
パターンの MFX の設定がそのまま使われます。そのた
め、RPS 再生時の音の鳴りかたが元のフレーズと異な
る場合があります。
※ リズム・パートのフレーズを登録した場合、RPS 再生
時はリズム・ミュートの設定は無視されます。
※ 各フレーズは、8 分割された D-FIELD のそれぞれに対
応した専用の RPS パート 1 〜 8 で再生されますが、リ
ズム・パートを元に登録されたフレーズは、現在選ばれ
ているパターンのリズム・パートで再生されます。その
ため、登録元のパターンとは異なるリズム・セットで鳴
る場合があります。パターンが切り替わって違うリズ
ム・セットが選ばれると、RPS で鳴らすリズム・セッ
トも変わります。
23
第 3 章 D-FIELD について
コード進行に合わせて即興演奏をする(ADLIB:アドリブ)
D-FIELD の下半分のいずれかを押さえてから、指を左右に動かすとアドリブ演奏ができます。発音しながら指を上に動かすと、
モジュレーションがかかります。
Modulation
Pitch
fig.3-05
fig.3-04
画面表示 説明 設定値
TYPE 音の鳴りかたを選びます。 MAN(MANUAL):
音階、音の長さを自由に演奏できます。
ARP(ARPEGGIO):
自動でアルペジオ演奏をします。
X スケール(音階)を設定し
ます。
Y 演奏する音域をオクターブ
単位で上下します。
Scale 1 〜 Scale 9
-3 〜 3
→「D-FIELD の設定を変更する」(P.22)
詳細な設定をする
1.
[ADLIB]を押しながら[EDIT]を押します。
[ENTER]を押してパラメーターを選びます。
2.
[VALUE]を回して設定を変更します。
3.
画面表示 パラメーター 説明 設定値
TYPE
(タイプ)
STYLE
(スタイル)
MOTIF
(モチーフ)
BEAT PATTERN
(ビート・パターン)
SHUFFLE RATE
(シャッフル・レイト)
ACCENT RATE
(アクセント・レイト)
OCTAVE RANGE
(オクターブ・レンジ)
ROOT
(ルート)
SCALE
(スケール)
OCTAVE SHIFT
(オクターブ・シフト)
音の鳴りかたを選びます。 MAN(MANUAL):
ARP(ARPEGGIO):
TYPE が「ARPEGGIO」のときの音の鳴りかた
を選びます。
コードの構成音の鳴る順番を設定します。
アクセントの位置や音の長さのパターンを設定
します。
裏拍の発音タイミングを変化させて、シャッフ
ルのリズムを作ることができます。50%のとき
は等間隔で音が鳴ります。値を大きくするにつ
れて、付点音符のような弾んだ感じになります。
※ ビート・パターンの設定値が 1/4 のときは、
シャッフル・レイトの値を大きくしても
シャッフルはかかりません。
アクセントの強さや音の長さを変化させて、ア
ルペジオに抑揚を付けます。値を大きくするほ
どグルーブ感が出てきます。
アルペジオの音域をオクターブ単位で設定しま
す。値を 0 より小さくすると、指定したコード
の音域から下の音域で演奏されます。
コードのルート音を設定します。 C〜B
スケール(音階)を設定します。 Scale 1 〜 Scale 9
演奏する音域をオクターブ単位で上下します。 -3 〜 3
「アルペジオの設定」(P.28)をご覧
ください。
※ アルペジオの設定は、アドリブ、ア
50 〜 90(%)
0〜100
-3 〜 3
音階、音の長さを自由に演奏でき
ます。
自動でアルペジオ演奏をします。
ルペジエーター1、2に共通です。
24
第 3 章 D-FIELD について
ターンテーブル風の特殊な効果をかける(VINYL-FX:ヴァイナルエフェクト)
8 分割された D-FIELD のそれぞれを押さえることにより、効果音が鳴らせます。
fig.3-06
No. 機能 説明
1 POWER OFF
(パワー・オフ)
2 REVERSE
(リバース)
3 PITCH DOWN
(ピッチ・ダウン)
4 PITCH UP
(ピッチ・アップ)
5 BPM HALF
(BPMハーフ)
6 BPM DOUBLE
(BPMダブル)
7 RETURN TO TOP
(リターン・トゥ・トップ)
8 BACK SPIN
(バック・スピン)
ターンテーブルで再生したまま電源を切ったときのように、テンポが遅くな
りピッチ(音の高さ)が下がります。最後は演奏が停止します。
完全に停止してからもう一度再生するときは[ ]を押します。
リズム・パートの音が逆再生されます。
全パートのピッチが低くなっていきます。
全パートのピッチが高くなっていきます。
BPM が 1/2 になります(最小 20)。
BPM が 2 倍になります(最大 240)。
パターンの先頭に戻って再生されます。
ターンテーブルを逆回転させたときのような音が鳴ります。
第3章
色々なミュート効果をかける(ASSIGN 1:MUTE-FX:ミュート・エフェクト)
fig.MUT---
8 分割された D-FIELD のそれぞれを押さえることにより、色々なミュート操作が行えます。
fig.3-07
No. 機能 説明
1 DEFAULT
(デフォルト)
2 ALL MUTE ON
(オール・ミュート・オン)
3 SOLO
(ソロ)
4 REVERSE
(リバース)
5 FADE OUT
(フェード・アウト)
6 FADE IN
(フェード・イン)
7 ALL CROSSFADE
(オール・クロスフェード)
8 KICK & BASS
(キック・アンド・ベース)
※ D-FIELD No.5 〜 7 の効果は、指を離しても元の状態には戻らずにフェード・イン/アウトしていきます。
詳細な設定をする
[ASSIGN 1]を押しながら[EDIT]を押します。
1.
パターンに記録されているミュートの状態に戻ります。
すべてのパートがミュートされます。
カレント・パート以外のパートがミュートされます。
現在のミュートの状態が反転します。
カレント・パートの音量が徐々に小さくなります。
カレント・パートの音量が徐々に大きくなります。
現在のミュートの状態が徐々に反転します。
リズム・グループの BD(バス・ドラム)とパート 2(ベース)
以外の音がミュートされます。
[VALUE]を回して設定を変更します。
2.
画面表示 パラメーター 説明 設定値
FADE TIME
(フェード・タイム)
D-FIELD No.5 〜 7 の効果で、音量の変化
にかかる時間を設定します。
1.0 〜 10.0(s)
25
第 3 章 D-FIELD について
アルペジオ演奏をする
(ASSIGN 1:ARPEGGIATOR 1:アルペジエーター 1)
fig.AP1---
アルペジオの鳴りかたをあらかじめ設定しておき、D-FIELD を押さえる位置の左右でルート音を、上下でコードを変化させるこ
とができます。
画面表示 説明 設定値
TYPE なし なし なし
X なし ルート音 ルート音(固定)
Y なし コード コード(固定)
詳細な設定をする
[ASSIGN 1]を押しながら[EDIT]を押します。
1.
[ENTER]を押してパラメーターを選びます。
2.
[VALUE]を回して設定を変更します。
3.
画面表示 パラメーター 説明 設定値
STYLE
(スタイル)
MOTIF
(モチーフ)
BEAT PATTERN
(ビート・パターン)
SHUFFLE RATE
(シャッフル・レイト)
ACCENT RATE
(アクセント・レイト)
OCTAVE RANGE
(オクターブ・レンジ)
OCTAVE SHIFT
(オクターブ・シフト)
音の鳴りかたを選びます。 「アルペジオの設定」
(P.28)をご覧ください。
コードの構成音の鳴る順番を設定します。
アクセントの位置や音の長さのパターンを設定します。
裏拍の発音タイミングを変化させて、シャッフルのリズム
を作ることができます。50%のときは等間隔で音が鳴り
ます。値を大きくするにつれて、付点音符のような弾んだ
感じになります。
※ ビート・パターンの設定値が 1/4 のときは、シャッフ
ル・レイトの値を大きくしてもシャッフルはかかりま
せん。
アクセントの強さや音の長さを変化させて、アルペジオに
抑揚を付けます。値を大きくするほどグルーブ感が出てき
ます。
アルペジオの音域をオクターブ単位で設定します。値を 0
より小さくすると、指定したコードの音域から下の音域で
演奏されます。
演奏する音域をオクターブ単位で上下します。 -3 〜 3
※ アルペジオの設定は、
アドリブ、アルペジ
エーター 1、2 に共通で
す。
50 〜 90(%)
0〜100
-3 〜 3
気に入ったアルペジオが出来たら、ユーザー・スタイルに保存します。
[WRITE]を押します。
4.
アルペジオ・スタイルの保存先を指定する画面が表示されます。
5.
[VALUE]を回して、保存先のアルペジオ・スタイルを選びます。
[ENTER]を押します。
6.
「SurE」(保存してもよろしいですか?)と表示されます。
7.
保存するなら[ENTER]を押します。
※ 中止するときは[EXIT]を押します。
26
変更したアルペジオの設定をユーザー・スタイ
ルに保存しないで他のスタイルに切り替えると、
その設定は失われます。
第 3 章 D-FIELD について
アルペジオ演奏をする
(ASSIGN 1:ARPEGGIATOR 2:アルペジエーター 2)
fig.AP2---
あらかじめ設定したルート音とコードでアルペジオ演奏をします。D-FIELD を押さえる位置で、アルペジオの鳴りかたを変化さ
せることができます。
画面表示 説明 設定値
TYPE なし なし なし
X 指を左右に動かしたときに
変化するパートを選びます。
Y 指を上下に動かしたときに
変化するパートを選びます。
→「D-FIELD の設定を変更する」(P.22)
OFF、STYLE、MOTIF、BEAT PATTERN、SHUFFLE RATE、
ACCENT RATE、OCTAVE RANGE
※ X、Yに同じパラメーターを選ぶことはできません。
詳細な設定をする
1.
[ASSIGN 1]を押しながら[EDIT]を押します。
2.
[ENTER]を押してパラメーターを選びます。
[VALUE]を回して設定を変更します。
3.
画面表示 パラメーター 説明 設定値
STYLE
(スタイル)
MOTIF
(モチーフ)
BEAT PATTERN
(ビート・パターン)
SHUFFLE RATE
(シャッフル・レイト)
ACCENT RATE
(アクセント・レイト)
OCTAVE RANGE
(オクターブ・レンジ)
ROOT
(ルート)
CHORD
(コード)
OCTAVE SHIFT
(オクターブ・シフト)
音の鳴りかたを選びます。 「アルペジオの設定」
(P.28)をご覧ください。
コードの構成音の鳴る順番を設定します。
アクセントの位置や音の長さのパターンを設定します。
裏拍の発音タイミングを変化させて、シャッフルのリズム
を作ることができます。50%のときは等間隔で音が鳴り
ます。値を大きくするにつれて、付点音符のような弾んだ
感じになります。
※ ビート・パターンの設定値が 1/4 のときは、シャッフ
ル・レイトの値を大きくしてもシャッフルはかかりま
せん。
アクセントの強さや音の長さを変化させて、アルペジオに
抑揚を付けます。値を大きくするほどグルーブ感が出てき
ます。
アルペジオの音域をオクターブ単位で設定します。値を 0
より大きくすると、指定したコードの音域から上の音域で
演奏されます。値を 0 より小さくすると、指定したコー
ドの音域から下の音域で演奏されます。
コードのルート音を設定します。 C〜B
コードの種類を選びます。 Major、minor、7th、m7、
演奏する音域をオクターブ単位で上下します。 -3 〜 3
※ アルペジオの設定は、
50 〜 90(%)
0〜100
-3 〜 3
M7、mM7、6th、m7-5、
dim、sus4、7sus4、aug
第3章
アドリブ、アルペジ
エーター 1、2 に共通で
す。
気に入ったアルペジオが出来たら、ユーザー・スタイルに保存します。
→前ページ「詳細な設定をする」の手順 4 以降をご覧ください。
27
第 3 章 D-FIELD について
アルペジオの設定
アルペジオ・スタイル
最初にアルペジオ・スタイル を選びます。スタイルを選ぶと「モチーフ」、「ビート・パターン」、「シャッフル・レイト」、「アク
セント・レイト」の 4 項目が最適な値に設定されるので、好みに応じてアクセント・レイトやオクターブ・レンジなどを調節し
て演奏パターンを作ります。
STYLE 説明
1/4 4 分音符の間隔でリズムを刻みます。
1/6 3 連 4 分音符の間隔でリズムを刻みます。
1/8 8 分音符の間隔でリズムを刻みます。
1/12 3 連 8 分音符の間隔でリズムを刻みます
1/16 16 分音符の間隔でリズムを刻みます。
1/32 32 分音符の間隔でリズムを刻みます。
PORTAMENTO A、B ポルタメント効果を伴ったスタイルです。
GLISSANDO グリッサンドのスタイルです。
SEQUENCE A 〜 D シーケンス・パターンのようなスタイルです。
ECHO やまびこのようなスタイルです。
BASS 1 〜 4 ベースの演奏に適したスタイルです。
RHYTHM GUITAR 1〜 5 ギターのカッティングのスタイルです。
3 FINGER ギターのスリー・フィンガーのスタイルです。
STRUMMING GUITAR ギターで、コードを弾き上げ(下ろし)たようなスタイルです。
PIANO BACKING、CLAVI CHORD 鍵盤楽器のバッキングのスタイルです
WALTZ、SWING WALTZ 3 拍子のスタイルです。
REGGAE レゲエ風のスタイルです。
PERCUSSION 打楽器に適したスタイルです。
HARP ハープ演奏のようなスタイルです。
SHAMISEN 三味線の演奏のようなスタイルです。
BOUND BALL ボールが弾んだようなスタイルです。
RANDOM 音の鳴る順番がランダムなスタイルです。
BOSSA NOVA ボサ・ノヴァのギターのカッティングのスタイルです。BPM を速くするとサンバとしても使えます。
SALSA サルサの典型的スタイルです。
MAMBO マンボの典型的スタイルです。
LATIN PERCUSSION
SAMBA サンバの典型的スタイル。リズム・パターンやベース・ラインに使えます。
TANGO タンゴの典型的リズム・スタイルです。
HOUSE ハウス系ピアノ・バッキングのスタイルです。
LIMITLESS 各パラメーターの設定を制限なく自由に組み合わせられます。
USER STYLE 1 〜 10 設定を変更して、保存しておくためのユーザー・スタイルです。
Claves、Cowbell、Clap、Bongo、Conga、Agogoなどのラテン系打楽器用のリズム・スタイルです。
モチーフ
コードの構成音の鳴る順番を設定します。
※ 現在選んでいるアルペジオのスタイルによって、設定できる値が異なります。各スタイルで設定できる値については、
次ページの「STYLE/MOTIF/BEAT PATTERN 対応表」をご覧ください。
MOTIF 説明
SINGLE UP 低い方から順番に 1 音ずつ鳴ります。
SINGLE DOWN 高い方から順番に1 音ずつ鳴ります。
SINGLE UP&DOWN 低い方から高い方へ、さらに折り返して低い方へ順番に 1 音ずつ鳴ります。
SINGLE RANDOM ランダムに1 音ずつ鳴ります。
DUAL UP 低い方から順番に 2 音ずつ鳴ります。
DUAL DOWN 高い方から順番に 2 音ずつ鳴ります。
DUAL UP&DOWN 低い方から高い方へ、さらに折り返して低い方へ順番に2 音ずつ鳴ります。
DUAL RANDOM ランダムに 2 音ずつ鳴ります。
TRIPLE UP 低い方から順番に 3 音ずつ鳴ります。
TRIPLE DOWN 高い方から順番に 3 音ずつ鳴ります。
TRIPLE UP&DOWN 低い方から高い方へ、さらに折り返して低い方へ順番に3 音ずつ鳴ります。
TRIPLE RANDOM ランダムに 3 音ずつ鳴ります。
NOTE ORDER 鍵を押さえた順番に鳴ります。押さえる順番を工夫すればメロディー・ラインを作ることができます。32 音まで
記憶することができます。※ 外部 MIDI 機器からアルペジオを鳴らすときのみ有効です。
GLISSANDO 最低音と最高音の間を、半音ずつ上昇、下降を繰り返しながら鳴ります。
CHORD コードの音がすべて同時に鳴ります。
BASS+CHORD 1 〜 5 最低音と、それ以外の音をコードで鳴らします。
BASS+UP 1 〜 8 最低音と、それ以外の音を分散させて鳴らします。
BASS+RND 1 〜 3 最低音と、それ以外の音をランダムに鳴らします。
TOP+UP 1 〜 6 最高音と、それ以外の音を分散させて鳴らします。
BASS+UP+TOP 最高音と最低音と、それ以外の音を分散させて鳴らします。
28
第 3 章 D-FIELD について
ビート・パターン
アクセントの位置や音の長さが変わりますので、ビート(リズム)が変わります。
※ 現在選んでいるアルペジオのスタイルによって、設定できる値が異なります。各スタイルで設定できる値については、
このページの「STYLE/MOTIF/BEAT PATTERN 対応表」をご覧ください。
ビート・パターンの種類
1/4、1/6、1/8、1/12、1/16 1 〜 3、1/32 1 〜 3、PORTA 1 〜 26、SEQ-A 1 〜 7、SEQ-B 1 〜 5、SEQ-C 1 〜 2、SEQ-D 1 〜 8、
ECHO 1 〜 3、MUTE 01 〜 16、STRUM 1 〜 8、REGGAE 1 〜 2、REF 1〜 2、PERC 1 〜 4、WALKBS、HARP、BOUND、RANDOM、
BOSSA NOVA、SALSA 1 〜 4、MAMBO 1 〜 2、CLAVE、REV CLA、GUIRO、AGOGO、SAMBA、TANGO 1 〜 4、HOUSE 1 〜 2
STYLE/MOTIF/BEAT PATTERN 対応表
Style Motif Beat Pattern
1/4 all 1/ 4
1/6 all 1/ 6
1/8 all 1/ 8
1/12 all 1/12
1/16 all 1/161 - 3
1/32 SINGLE UP, SINGLE DOWN, SINGLE UP&DOWN,SINGLE RANDOM, DUALUP, DUAL
DOWN, DUAL UP&DOWN, DUAL RANDOM, NOTE ORDER, GLISSANDO, BASS+UP 1- 8,
BASS+RND 1 - 3, TOP+UP 1 - 6
PORTAMENTO A all PORTA 1 - 11
PORTAMENTO B all PORTA 12 - 26
GLISSANDO GLISSANDO 1/161 - 3,1/32 1 - 3
SEQUENCE A all SEQ-A 1- 7
SEQUENCE B all SEQ-B 1- 5
SEQUENCE C SINGLE UP,SINGLE DOWN, SINGLE UP&DOWN,SINGLE RANDOM, DUALUP, DUAL
DOWN, DUAL UP&DOWN, DUAL RANDOM, NOTE ORDER, GLISSANDO, BASS+UP 1- 8,
BASS+RND 1 - 3, TOP+UP 1 - 6
SEQUENCE D all SEQ-D 1 - 8
ECHO SINGLE UP, SINGLE DOWN, SINGLE UP&DOWN, SINGLE RANDOM, DUALUP,
DUAL DOWN, DUAL UP&DOWN, DUAL RANDOM, NOTE ORDER
BASS 1 BASS+UP 2 SEQ-A 1,SEQ-C 1
BASS 2 BASS+UP 5, TOP+UP5 MUTE 02,03
BASS 3 BASS+UP 5, TOP+UP5 MUTE 02,03
BASS 4 SINGLE UP, SINGLE DOWN, SINGLE UP&DOWN, SINGLE RANDOM, NOTE ORDER,
GLISSANDO
RHYTHM GTR 1 SINGLE UP, SINGLE DOWN, SINGLE UP&DOWN, SINGLE RANDOM, DUALUP, DUAL
DOWN, DUALUP&DOWN,DUAL RANDOM, NOTE ORDER, BASS+UP 1- 8, BASS+RND 1- 3,
TOP+UP 1 - 6
RHYTHM GTR 2 CHORD MUTE 07,13, 14
RHYTHM GTR 3 CHORD MUTE 08,12, 15
RHYTHM GTR 4 CHORD MUTE 09,10, 11, 16
RHYTHM GTR 5 SINGLE UP, SINGLE DOWN STRUM 1 - 6
3 FINGER BASS+UP+TOP SEQ-A 7
STRUMMING GTR SINGLE UP,SINGLE DOWN STRUM 7, 8
PIANO BACKING CHORD MUTE 12,REF 2
CLAVI CHORD BASS+CHORD4, BASS+CHORD 5 MUTE 05,06
WALTZ BASS+CHORD2, BASS+UP 2,BASS+RND 2, TOP+UP 2 1/ 6,1/12
SWING WALTZ BASS+CHORD2, BASS+UP 2,BASS+RND 2, TOP+UP 2 1/161 - 3
REGGAE CHORD, BASS+CHORD 1 REGGAE1 - 2
PERCUSSION SINGLE UP,SINGLE DOWN, SINGLE UP&DOWN, SINGLE RANDOM, DUALUP, DUAL
DOWN, DUALUP&DOWN,DUAL RANDOM, NOTE ORDER, BASS+UP 1- 8, BASS+RND 1- 3,
TOP+UP 1 - 6
HARP SINGLE UP, SINGLE DOWN, SINGLE UP&DOWN, GLISSANDO HARP
SHAMISEN TOP+UP 4 -6 SEQ-A 2
BOUND BALL SINGLE UP, SINGLE DOWN, SINGLE UP&DOWN, SINGLE RANDOM, DUALUP,
DUAL DOWN, DUAL UP&DOWN, DUAL RANDOM, NOTE ORDER, GLISSANDO
RANDOM SINGLE RANDOM, DUAL RANDOM, BASS+RND 1 - 3 1/4,1/6,1/8,1/12,1/16 1-3, 1/321-
BOSSA NOVA all BOSSA NOVA
SALSA all SALSA1 - 4
MAMBO all MAMBO1 - 2
LATIN PERCUSSION SINGLE UP, SINGLE DOWN, SINGLE UP&DOWN, SINGLE RANDOM, DUALUP, DUAL
DOWN, DUAL UP&DOWN, DUAL RANDOM, NOTE ORDER, GLISSANDO
SAMBA all SAMBA
TANGO all TANGO 1 - 4
HOUSE all HOUSE 1 - 2
LIMITLESS all all
1/321 - 3
SEQ-C 1 - 2
ECHO 1 - 3
WALKBS
MUTE 01,04
PERC1 - 4
BOUND
3, RANDOM
CLAVE, REV CLA,
GUIRO, AGOGO
第3章
29
第 3 章 D-FIELD について
パターンを呼び出す(ASSIGN 1:PATTERN CALL:パターン・コール)
fig.PCL---
8 分割された D-FIELD を、パターンを選択するためのボタンとして使用できます。
8 分割された D-FIELD のそれぞれに登録されたパターンを、1 つのパターン・セットという単位で扱います。パターン・セット
の内容はあとから自由に登録し直すことができ、20 セット保存しておくことができます。パターン・セットはパターン再生中
に切り替えることもできます。
メガミックス・モードでパターン・コールを行うと、メガミックス・セットに登録されたパートが選ばれます。
画面表示 説明 設定値
TYPE パターン・セット
を選びます。
→「D-FIELD の設定を変更する」(P.22)
D-FIELD にパターンを登録する
自分が気に入ったパターンや、よく使うパターンを 1 つのパターン・セットにまとめて登録しておくと便利です。
1〜20
割り当てたいパターンを選びます。
1.
[ASSIGN 1]の TYPE に「PCL」を選びます。
2.
3.
[ASSIGN 1]を押しながら[ENTER]を押してパターン・セットの選択画面にし、[ASSIGN 1]を押したまま[VALUE]
を回して、フレーズを登録するパターン・セットを選びます。
4.
[ASSIGN 1]を押しながら、パターンを割り当てたい D-FIELD を押さえます。
D-FIELD とパターンの組み合わせが確定します。
メガミックスに使うパートを登録する(メガミックス・セット)
メガミックス(P.58)に使いたいパートを 1 つのメガミックス・セットにまとめて登録しておくと便利です。メガミックス・
セットは、通常のパターン・セットとは別に 20 セット保存しておくことができます。
割り当てたいパートのあるパターンを選びます。
1.
[MEGAMIX]を押して、メガミックス・モードにします。
2.
3.
[PART MUTE]を押して、登録したい 1 つのパート以外はすべて、ミュート・ボタンでミュートします。
4.
[ASSIGN 1]の TYPE に「PCL」を選びます。
5.
[ASSIGN 1]を押しながら[ENTER]を押してメガミックス・セットの選択画面にし、[ASSIGN 1]を押したまま
[VALUE]を回して、パートを登録するメガミックス・セットを選びます。
6.
[ASSIGN 1]を押しながら、パートを割り当てたい D-FIELD を押さえます。
D-FIELD とパートの組み合わせが確定します。
※ 8 分割された D-FIELD のそれぞれに、複数のパートを登録することはできません。必ず、登録したいパート以外はすべて
ミュート状態にして登録してください。複数のパートがミュートされていない状態で登録の操作をすると、「noASGn」と
メッセージがディスプレイに表示されます。
30
第 3 章 D-FIELD について
パッチの音色を試聴する(ASSIGN 1:PATCH PREVIEW:パッチ・プレビュー)
fig.PRV---
8 分割された D-FIELD のそれぞれを押さえると、各パートの音色が鳴ります。
D-FIELD 8 を押さえると、リズム・パートの音が鳴ります。
※ 鳴る音のノート・ナンバー(音の高さ)は、REC FUNCTION(P.63)の[NOTE NUMBER]を押しながら[VALUE]を
回して変更することができます。
[DISPLAY]を押して「D-FIELD」にすると、鳴っているパートとノート・ナンバーを確認できます。
単音の効果音を鳴らす(ASSIGN 1:SOLO SYNTH:ソロ・シンセ)
fig.SYN---
D-FIELD を押さえると音が鳴り、左右に動かすと音の高さが、上下に動かすと音量が変わります。
画面表示 説明 設定値
TYPE ソロ・シンセの音
色を設定します。
X なし ピッチ (固定)
Y なし レベル (固定)
→「D-FIELD の設定を変更する」(P.22)
詳細な設定をする
[ASSIGN 1]を押しながら[EDIT]を押します。
1.
[ENTER]を押してパラメーターを選びます。
2.
3.
[VALUE]を回して設定を変更します。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
SOUND
(サウンド)
OCTAVE RANGE
(オクターブ・レンジ)
REVERB SEND LEVEL
(リバーブ・センド・レベル)
DELAY SEND LEVEL
(ディレイ・センド・レベル)
1〜30
ソロ・シンセの音色を設定します。 1〜30
音域をオクターブ単位で設定します。 -4〜 4
リバーブのかかり具合を調節します。 0〜127
ディレイのかかり具合を調節します。 0〜127
第3章
※ ソロ・シンセの音色は、それぞれ以下のパッチの音色です。
No. Patch No. Patch No. Patch
1 P-E001: SOLO Saw 11 P-A030: Square Lead1 21 P-B005: Saw Stack 1
2 P-E003: Fright Saw 12 P-A040: PortaSynLead 22 P-B006: Saw Stack 2
3 P-E006: SOLO PWM 13 P-A042: Beep Mod 23 P-B012: Good Bean
4 P-E007: SOLO Square 14 P-A045: JU2 SubOsc 1 24 P-B014: Mega 5th
5 P-E008: Square Lead4 15 P-A054: Sine Tone 25 P-B025: Sweep Pad 2
6 P-E012: SOLO Choir 16 P-A057: Big Up Massv 26 P-B045: Atmosphere 2
7 P-E013: SOLO Sin 17 P-A064: Dark SawLead 27 P-B094: Cal + After
8 P-E015: Sweep Beep 18 P-A068: Voc Saw 28 P-C005: P5 Noise
9 P-E037: Saw Stack 3 19 P-A112: NU-NRG Bass 29 P-C050: Pop Organ
10 P-E063: Powerful Org 20 P-B001: Strong Brass 30 P-C098: Hush Brass
31
第 3 章 D-FIELD について
リズム楽器/音階を演奏する
(ASSIGN 1:KEYBOARD PAD:キーボード・パッド)
fig.PAD---
8 分割された D-FIELD のそれぞれを押さえると、カレント・パートの任意の 8つの音を鳴らすことができます。
パート R のみ、他のパートと異なるノート・ナンバーを設定できるため、パート R にはドラム・セットの各楽器を、他のパー
トでは音階を割り当てるといった使いかたが可能です。
鳴る音(ノート・ナンバー)を設定をする
1.
[PART SELECT]を押して、パートを選びます。
[ASSIGN 1]を押しながら[EDIT]を押します。
2.
3.
D-FIELD を押さえて、ノート・ナンバーを割り当てたい D-FIELD を選びます。
表示例
パート R、D-FIELD No.1、ノート・ナンバー36
パート 1 〜 7、D-FIELD No.5、ノート G4
[VALUE]を回して、ノートを設定します。
4.
※ パート R で D-FIELDに割り当てるノート・ナンバーについては「プリセット・リズム・セット一覧」(P.86)をご覧くださ
い。
5.
終了するときは[EXIT]を押します。
32
第 3 章 D-FIELD について
XY モード
音の明暗を変化させる/音にクセをつける(FILTER)
指を触れる位置で、カレント・パートの音の明るさが変化します。左右に動かすとカットオフ周波数 が変化します。上に動かす
とカットオフ周波数付近の周波数成分が強調され(レゾナンス )、クセのある音色になります。
画面表示 説明 設定値
TYPE フィルターの種類を
選びます。
※ 初期設定は、カレ
ント・パターンの
カレント・パート
に選ばれている
パッチで設定され
ているフィルター
になります。
X なし カットオフ周波数 カットオフ周波数(固定)
Y なし レゾナンス レゾナンス(固定)
→「D-FIELD の設定を変更する」(P.22)
OFF:
フィルターがかかりません。
LPF(ロー・パス・フィルター):
指を右方向に動かすほど、本来の波形の音に近づき、音が明るくなります。
左方向に動かすほど、高い周波数成分が削られ、音が柔らかくなります。
※ 大きく左に動かすと、波形によっては音が出なくなる場合もあります。
BPF(バンド・パス・フィルター):
指を右方向に動かすほど、高い周波数成分の音だけが出ます。左方向に動かす
ほど、低い周波数成分の音だけが出ます。
HPF(ハイ・パス・フィルター):
指を右方向に動かすほど、低い周波数成分が削られ、音が鋭くなります。左
方向に動かすほど、本来の波形の音に近づきます。
※ 大きく右に動かすと、波形によっては音が出なくなる場合もあります。
PKG(ピーキング・フィルター):
指を右方向に動かすほど、高い周波数成分の音が強調されます。左方向に動かす
ほど、低い周波数成分の音が強調されます。
第3章
音に特殊な効果をかける(MFX)
マルチエフェクト(P.44)の任意のパラメーターを 2 つ同時にコントロールすることができます。
※ [MFX]が消灯しているときは効果がありません。[MFX]を押して点灯させてください。
画面表示 説明 設定値
TYPE マルチエフェクトのタイプを選びます。 「マルチエフェクトのタイプ(P.44)」をご覧ください。
X 指を左右に動かしたときに変化するパラメー
ターを選びます。
Y 指を上下に動かしたときに変化するパラメー
ターを選びます。
→「D-FIELD の設定を変更する」(P.22)
Xまたは Yの設定中に、D-FIELD ファンクション・ボタンの[MFX]を押しながら各パート・ボタンを押すことで、パート
MFX スイッチ(P.19)のオン/オフを切り替えられます。マルチエフェクトがオンになっているパートは、パート・ボタンが
点灯します。
詳細な設定をする
D-FIELD モード・ボタン[MFX]を押しながら[EDIT]を押します。
1.
[ENTER]を押してパラメーターを選びます。
2.
各エフェクトの説明(P.45 〜 P.57)をご覧ください。
※ タイプを変更すると、設定値の後ろに「X」「Y」と
書かれているパラメーターが自動的に選ばれます
(X = 左右、Y = 上下)。
※ X、Y に同じパラメーターを選ぶことはできません。
[VALUE]を回して設定を変更します。
3.
パラメーターと設定については、各エフェクトの説明(P.45 〜 P.57)をご覧ください。
33
第 3 章 D-FIELD について
2 パートの音量、定位を変える(X-FADER)
任意の 2 パートの音量や定位を同時にコントロールすることができます。
画面表示 説明 設定値
TYPE 音量、定位のどちらをコントロールするか決めます。 LEV(LEVEL)、PAN
X 指を左右に動かしたときに変化するパートを選びます。 P-r、P-1〜 P-7
※ X、Y に同じパートを選
Y 指を上下に動かしたときに変化するパートを選びます。
→「D-FIELD の設定を変更する」(P.22)
Xまたは Yの設定中に[X-FADER]を押しながら各パート・ボタンを押すことでも、コントロールするパートを選ぶことがで
きます。(このとき、選ばれているパート・ボタンが点滅します。)
TYPE が「LEVEL」のとき、音量がパターンでの設定値より大きくなることはありません。
ぶことはできません。
音を時間的に変化させる(ASSIGN 2:エンベロープ)
fig.ENV---
カレント・パートのピッチ、音質、音量の時間変化をコントロールすることができます。
画面表示 説明 設定値
TYPE なし なし なし
X 指を左右に動かしたときに変化
するパラメーターを選びます。
Y 指を上下に動かしたときに変化
するパラメーターを選びます。
→「D-FIELD の設定を変更する」(P.22)
ENVELOPE とは?
ピッチ、フィルター、アンプの時間変化を設定するパラメーターです。下の図のように、
音の鳴り始めから鳴り終わりまでの変化を設定することができます。
fig.3-11
Pitch
Filter (Cutoff Frequency)
Level
+
Attack
Decay Release
OFF、
PITCH DEPTH、PITCH ATTACK TIME、PITCH DECAY TIME、
PITCH SUSTAIN LEVEL、PITCH RELEASE TIME、
FILTER DEPTH、FILTER ATTACK TIME、FILTER DECAY TIME、
FILTER SUSTAIN LEVEL、FILTER RELEASE TIME、
AMP ATTACK TIME、AMP DECAY TIME、AMP SUSTAIN LEVEL、
AMP RELEASE TIME
※ X、Y に同じパラメーターを選ぶことはできません。
0
Note On Note Off
34
Sustain
Time
第 3 章 D-FIELD について
詳細な設定をする
[ASSIGN 2]を押しながら[EDIT]を押します。
1.
2.
[ENTER]を押してパラメーターを選びます。
3.
[VALUE]を回して設定を変更します。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
PITCH ENVELOPE
(ピッチ・エンベロープ)
FILTER ENVELOPE
(フィルター・エンベロープ)
AMP ENVELOPE
(アンプ・エンベロープ)
DEPTH
(デプス)
ATTACK TIME
(アタック・タイム)
DECAY TIME
(ディケイ・タイム)
SUSTAIN LEVEL
(サスティン・レベル)
RELEASE TIME
(リリース・タイム)
DEPTH
(デプス)
ATTACK TIME
(アタック・タイム)
DECAY TIME
(ディケイ・タイム)
SUSTAIN LEVEL
(サスティン・レベル)
RELEASE TIME
(リリース・タイム)
ATTACK TIME
(アタック・タイム)
DECAY TIME
(ディケイ・タイム)
SUSTAIN LEVEL
(サスティン・レベル)
RELEASE TIME
(リリース・タイム)
ピッチ変化の幅を調節します。- に設定するとエンベロープの
形が反転し、逆方向にピッチ変化します。
前ページの「ENVELOPE とは?」をご覧ください。 0〜127
音質変化の幅を調節します。- に設定するとエンベロープの形
が反転し、逆方向に音質が変化します。
前ページの「ENVELOPE とは?」をご覧ください。 0〜127
前ページの「ENVELOPE とは?」をご覧ください。 0〜127
-12 〜 12
0〜127
-63 〜 63
0〜127
-63 〜 63
0〜127
0〜127
0〜127
0〜127
0〜127
0〜127
第3章
35
第 3 章 D-FIELD について
音を周期的に変化させる(ASSIGN 2:LFO)
fig.LFO---
LFO(Low Frequency Oscillator)は音に周期的な変化を与えるものです。ピッチやカットオフ周波数、音量を周期的に変化さ
せ、ビブラート、ワウ、トレモロ、オート・パンなどの効果をつけることができます。
※ パート R には効果がありません。
画面表示 説明 設定値
TYPE LFO の波形を選びます。 TRI、SIN、SAW、SQR、TRP、S-H、RND、CHS
X 指を左右に動かしたときに変化
するパラメーターを選びます。
Y 指を上下に動かしたときに変化
するパラメーターを選びます。
OFF、PITCH、FILTER、AMP、PAN、RATE
※ X、Y に同じパラメーターを選ぶことはできません。
→「D-FIELD の設定を変更する」(P.22)
LFO の波形
fig.3-12
TRI SIN SAW SQR TRP S-H RND CHS
詳細な設定をする
[ASSIGN 2]を押しながら[EDIT]を押します。
1.
2.
[ENTER]を押してパラメーターを選びます。
3.
[VALUE]を回して設定を変更します。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
LFO LFO の波形を選びます。 TRI、SIN、SAW、SQR、
TRP、S-H、RND、CHS
PITCH DEPTH
(ピッチ・デプス)
FILTER DEPTH
(フィルター・デプス)
AMP DEPTH
(アンプ・デプス)
PAN DEPTH
(パン・デプス)
RATE
(レイト)
ピッチが周期的に揺れてビブラート効果を作ります。+と で揺れが逆になります。
カットオフ周波数が周期的に揺れてワウ効果を作ります。+
と - で揺れが逆になります。
音量が周期的に揺れてトレモロ効果を作ります。+と - で揺
れが逆になります。
パン(定位)が周期的に揺れてオート・パン効果を作りま
す。+ と - で揺れが逆になります。
揺れの速さを設定します。 0〜127
-63 〜 63
-63 〜 63
-63 〜 63
-63 〜 63
音の高さやビブラートの深さを変える(ASSIGN 2:ベンダー)
fig.BND---
D-FIELD の中央より右を押さえるとカレント・パートのピッチが高く、左を押さえると低くなります。中央より上、あるいは下
を押さえると、ビブラートがかかります。
画面表示 説明 設定値
TYPE なし なし なし
X なし ピッチ ピッチ(固定)
Y なし ビブラート ビブラート(固定)
※ パート R には効果がありません。
36
第 3 章 D-FIELD について
パターンのノリを変える(ASSIGN 2:クォンタイズ)
fig.QTE---
パターンの演奏データのノリを変更します。パターンの各演奏データの演奏タイミングやベロシティー(音量)が変更され、元
のパターンとは違うノリの演奏にすることができます。
fig.3-14
D-FIELD を押さえる位置の左右で演奏タイミングを変更することができます。
タイプに「GROOVE」が選ばれているときは、押さえる位置の上下でベロシティーも変更することができます。
画面表示 説明 設定値
TYPE クォンタイズのタイプを選びます。 OFF、GRID、SHUFFLE、GROOVE
X なし タイミング タイミング(固定)
Y なし ベロシティー(TYPEがGROOVE のときのみ) ベロシティー(固定)
→「D-FIELD の設定を変更する」(P.22)
詳細な設定をする
[ASSIGN 2]を押しながら[EDIT]を押します。
1.
[ENTER]を押してパラメーターを選びます。
2.
3.
[VALUE]を回して設定を変更します。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
TYPE が GRID のとき
TYPE が SHUFFLE のとき
TYPE が GROOVE のとき
TYPE
(タイプ)
TEMPLATE
(テンプレート)
TIMING
(タイミング)
TEMPLATE
(テンプレート)
TIMING
(タイミング)
TEMPLATE
(テンプレート)
TIMING
(タイミング)
VELOCITY
(ベロシティー)
クォンタイズのタイプを選びます。 OFF:
クォンタイズをかけません。
GRID:
パターンの演奏タイミングを補正して、テン
プレートで指定した音符に合わせます。
SHUFFLE:
パターンの裏拍の演奏タイミングをずらし
て、シャッフルやスイングのような跳ねたリ
ズムにします。
GROOVE:
パターンの演奏タイミングとベロシティーを
指定したテンプレートに近付け、色々なグ
ルーブ感を持たせることができます。
タイミングを揃える音符を設定します。 32、16T、16、8T、8、4T、4
補正の強さを設定します。値を大きくする
ほど正確なタイミングに補正されます。
タイミングを揃える音符を設定します。 16、8
裏拍の跳ね具合を設定します。「50」で跳
ねが無い状態になります。一般に 60 〜 66
付近で心地よいシャッフル感が得られます。
テンプレートを選びます。 1〜71
タイミング補正の強さを設定します。値を
大きくするほどテンプレートのタイミング
に近くなります。
ベロシティー補正の強さを設定します。値
を大きくするほどテンプレートのベロシ
ティーに近くなります。
0〜100
0〜100
※ 次ページの「GROOVE テンプレート一覧」参照
0〜100
0〜100
第3章
37
第 3 章 D-FIELD について
クォンタイズは、ノート・メッセージのみを補正し、そのほ
かのメッセージは補正しません。そのため、ピッチ・ベンド
のようなリアルタイムに音色に変化を与えるメッセージがパ
ターンに録音されている場合、クォンタイズの設定によって
はクォンタイズをかけるとメッセージのタイミングがずれ
て、正しく演奏されないときがあります。クォンタイズをか
けるときは、リアルタイムに変化を与えるメッセージが録音
されていないパターンを使うようにしてください。
GROOVE テンプレート一覧
16Beat Dance 系
01:DANCE-NM-L.AC ジャスト/ダイナミクス小
02:DANCE-NM-H.AC ジャスト/ダイナミクス大
03:DANCE-NM-L.SW ジャスト/軽くスイング
04:DANCE-NM-H.SW ジャスト/強くスイング
05:DANCE-HV-L.AC 後ノリ/ダイナミクス小
06:DANCE-HV-H.AC 後ノリ/ダイナミクス大
07:DANCE-HV-L.SW 後ノリ/軽くスイング
08:DANCE-HV-H.SW 後ノリ/強くスイング
09:DANCE-PS-L.AC 前ノリ/ダイナミクス小
10:DANCE-PS-H.AC 前ノリ/ダイナミクス大
11:DANCE-PS-L.SW 前ノリ/軽くスイング
12:DANCE-PS-H.SW 前ノリ/強くスイング
16Beat Fusion 系
13:FUSON-NM-L.AC ジャスト/ダイナミクス小
14:FUSON-NM-H.AC ジャスト/ダイナミクス大
15:FUSON-NM-L.SW ジャスト/軽くスイング
16:FUSON-NM-H.SW ジャスト/強くスイング
17:FUSON-HV-L.AC 後ノリ/ダイナミクス小
18:FUSON-HV-H.AC 後ノリ/ダイナミクス大
19:FUSON-HV-L.SW 後ノリ/軽くスイング
20:FUSON-HV-H.SW 後ノリ/強くスイング
21:FUSON-PS-L.AC 前ノリ/ダイナミクス小
22:FUSON-PS-H.AC 前ノリ/ダイナミクス大
23:FUSON-PS-L.SW 前ノリ/軽くスイング
24:FUSON-PS-H.SW 前ノリ/強くスイング
16Beat Reggae 系
25:REGGE-NM-L.AC ジャスト/ダイナミクス小
26:REGGE-NM-H.AC ジャスト/ダイナミクス大
27:REGGE-NM-L.SW ジャスト/軽くスイング
28:REGGE-NM-H.SW ジャスト/強くスイング
29:REGGE-HV-L.AC 後ノリ/ダイナミクス小
30:REGGE-HV-H.AC 後ノリ/ダイナミクス大
31:REGGE-HV-L.SW 後ノリ/軽くスイング
32:REGGE-HV-H.SW 後ノリ/強くスイング
33:REGGE-PS-L.AC 前ノリ/ダイナミクス小
34:REGGE-PS-H.AC 前ノリ/ダイナミクス大
35:REGGE-PS-L.SW 前ノリ/軽くスイング
36:REGGE-PS-H.SW 前ノリ/強くスイング
8Beat Pops 系
37:POPS-NM-L.AC ジャスト/ダイナミクス小
38:POPS-NM-H.AC ジャスト/ダイナミクス大
39:POPS-NM-L.SW ジャスト/軽くスイング
40:POPS-NM-H.SW ジャスト/強くスイング
41:POPS-HV-L.AC 後ノリ/ダイナミクス小
42:POPS-HV-H.AC 後ノリ/ダイナミクス大
43:POPS-HV-L.SW 後ノリ/軽くスイング
44:POPS-HV-H.SW 後ノリ/強くスイング
45:POPS-PS-L.AC 前ノリ/ダイナミクス小
46:POPS-PS-H.AC 前ノリ/ダイナミクス大
47:POPS-PS-L.SW 前ノリ/軽くスイング
48:POPS-PS-H.SW 前ノリ/強くスイング
8Beat Rhumba 系
49:RHUMB-NM-L.AC ジャスト/ダイナミクス小
50:RHUMB-NM-H.AC ジャスト/ダイナミクス大
51:RHUMB-NM-L.SW ジャスト/軽くスイング
52:RHUMB-NM-H.SW ジャスト/強くスイング
53:RHUMB-HV-L.AC 後ノリ/ダイナミクス小
54:RHUMB-HV-H.AC 後ノリ/ダイナミクス大
55:RHUMB-HV-L.SW 後ノリ/軽くスイング
56:RHUMB-HV-H.SW 後ノリ/強くスイング
57:RHUMB-PS-L.AC 前ノリ/ダイナミクス小
58:RHUMB-PS-H.AC 前ノリ/ダイナミクス大
59:RHUMB-PS-L.SW 前ノリ/軽くスイング
60:RHUMB-PS-H.SW 前ノリ/強くスイング
その他
61:SAMBA 1 サンバ(パンデイロなど用)
62:SAMBA 2 サンバ(スルド、チンバ用)
63:AXE 1 アシェ(カイシャ用)
64:AXE 2 アシェ(スルド用)
65:SALSA 1 サルサ(カスカラ用)
66:SALSA 2 サルサ(コンガ用)
67:TRIPLETS 3連符
68:QUITUPLETS 5連符
69:SEXTUPLETS 6連符
70:7 AGAINST 2 2拍 7 連符
71:LAGGING TRI もたりのある 3 連符
38
第 3 章 D-FIELD について
リバーブのかかり具合を変える(ASSIGN 2:リバーブ)
fig.REV---
※ [REVERB]が消灯しているときは効果がありません。[REVERB]を押して点灯させてください。
画面表示 説明 設定値
TYPE リバーブのタイプを選びます。 ROOM1、ROOM2、STAGE1、STAGE2、
HALL1、HALL2
X 指を左右に動かしたときに変化
するパラメーターを選びます。
Y 指を上下に動かしたときに変化
するパラメーターを選びます。
→「D-FIELD の設定を変更する」(P.22)
詳細な設定をする
1.
D-FIELD ファンクション・ボタン[ASSIGN 2]を押しながら[EDIT]を押します。
[ENTER]を押してパラメーターを選びます。
2.
[VALUE]を回して設定を変更します。
3.
パラメーターと設定については、リバーブの説明(P.42)をご覧ください。
リバーブの説明(P.42)をご覧ください。
※ X、Y に同じパラメーターを選ぶことはできません。
第3章
ディレイのかかり具合を変える(ASSIGN 2:ディレイ)
fig.DLY---
※ [DELAY]が消灯しているときは効果がありません。[DELAY]を押して点灯させてください。
画面表示 説明 設定値
TYPE ディレイのタイプを選びます。 SHORT、LONG
X 指を左右に動かしたときに変化
するパラメーターを選びます。
Y 指を上下に動かしたときに変化
するパラメーターを選びます。
→「D-FIELD の設定を変更する」(P.22)
詳細な設定をする
1.
D-FIELD ファンクション・ボタン[ASSIGN 2]を押しながら[EDIT]を押します。
2.
[ENTER]を押してパラメーターを選びます。
[VALUE]を回して設定を変更します。
3.
パラメーターと設定については、ディレイの説明(P.43)をご覧ください。
外部 MIDI 機器をコントロールする(ASSIGN 2:エクスターナル・コントロール)
fig.EXT---
ディレイの説明(P.43)をご覧ください。
※ X、Y に同じパラメーターを選ぶことはできません。
外部の MIDI 機器にコントロール・チェンジ信号を送信します。
画面表示 説明 設定値
TYPE 送信する MIDI チャンネルを選びます。 CH1 〜 CH16
X 指を左右に動かしたときに変化するコントロー
ラー・ナンバーを選びます。
Y 指を上下に動かしたときに変化するコントロー
ラー・ナンバーを選びます。
1 〜 5、7 〜 31、64 〜 95
※ X、Y に同じコントローラー・ナ
ンバーを選ぶことはできません。
→「D-FIELD の設定を変更する」(P.22)
39
第 3 章 D-FIELD について
SPIN モード
D-FIELD 上で指を回すことで、色々な効果が得られます。
ターンテーブルのように音を変化させる(VINYL)
ターンテーブルを手で回したときのようにテンポやピッチを変化させたり、パターンの逆再生ができます。
指で描く円の大きさで音量を変化させることもできます。
画面表示 説明 設定値
効果を選びます。 TTE(TURNTABLE EMULATION)、MAN(MANUAL):
指を回す速さでテンポやピッチが、描く円の大きさで音量が変化します。
SR1(SCRATCH 1)、SR2(SCRATCH 2):
指の動きに合わせて、ターンテーブルのスクラッチ奏法の音が鳴ります。左に大きく回す
と、バックスピンの音が鳴ります。「SCRATCH 2」は、パターンを再生したままでスク
ラッチ奏法の音が鳴ります。
→「D-FIELD の設定を変更する」(P.22)
※ 「TURNTABLE EMULATION(ターンテーブル・エミュレーション)」はターンテーブルの動作を再現しているのに対し、
「MANUAL(マニュアル)」は D-FIELD を押さえる位置によって、パターンのどの部分を再生するかを選んでいます。両者
の効果は似ていますが、ニュアンスが若干異なります。
※ テンポ、ピッチ、音量は、変化する/しないをそれぞれ独立して設定できます。
→「D-FIELD BPM SW/D-FIELD PITCH SW / D-FIELD LEVEL SW」(P.75)
D-FIELD ファンクション「VINYL」を選ぶと、[] 、[ ]は使用できません。
•
パターンを連続して再生する(P.15)場合、ネクスト・パターンを選択して[ENTER]を押すと、パターンが切り替わる
•
まで「VINYL」の効果は得られなくなります。
テンポを変える(BPM)
指を回す速さ、または D-FIELD を叩くタイミングでテンポ(BPM)を変化させます。
画面表示 説明 設定値
→「D-FIELD の設定を変更する」(P.22)
BPMの決めかた
を選びます。
BPM:
右に回すとテンポが速く、左に回すと遅くなります。指を離すと元のテンポに戻ります。
TAP:
D-FIELD を 3 回叩くと、その叩いたテンポに設定されます。元のテンポには戻りません。
40
第 3 章 D-FIELD について
スネア・ロールを鳴らす(SD ROLL)
スネア・ドラムのロールを鳴らします。指を回す速さでロールの速さが変化します。
指で描く円の大きさで音量を変化させることもできます。
画面表示 説明 設定値
ロールの速さの
変化のしかたを
選びます。
→「D-FIELD の設定を変更する」(P.22)
※ ロールで鳴らす音色を変更することができます。→「SD ROLL NOTE NUMBER」(P.73)
※ 音量の変化をオン/オフすることができます。→「D-FIELD LEVEL SW」(P.75)
AUT(AUTO):
曲のテンポに合わせて、ロールの速度が段階的に変化します。
指を回す速度 停止:8 分音符、低速:16 分音符、高速:32 分音符
MAN(MANUAL):
曲のテンポに関係なく、指を回す速度に合わせてロールの速度が変化します。
鳴っている音数を変える(ASSIGN 3:STEP MUTE:ステップ・ミュート)
fig.SMT---
左に回すと鳴っている音数が徐々に少なくなります。そこから右に回すと、徐々に音数が多くなります。
キックやベースなどの低音パートは、比較的最後まで残ります。
音の定位を変化させる(ASSIGN 3:PAN:パン)
fig.PAN---
カレント・パートの音の定位と音量が変化します。
画面表示 説明 設定値
TYPE なし なし なし
X なし パン パン(固定)
Y なし レベル レベル(固定)
第3章
41
第 4 章 音に特殊な効果をかける(エフェクト)
リバーブ(残響効果)
リバーブは音に残響や余韻を与え、奥行きのある音像を作り出すエフェクトです。コンサート・ホールで演奏を聴いているよう
な効果があります。ここでは、リバーブに関する設定をします。
リバーブのオン/オフをする
[REVERB]を押して点灯させるとオン、消灯させるとオフになります。
※ 他の設定に関わらず、すべてのパートで効果をオン/オフできます。
パートごとのリバーブのかかり具合を調節する
「各パートの設定を変更する(P.19)」の「パート・リバーブ・レベル」についての説明をご覧ください。
詳細な設定をする
[REVERB]を押しながら[EDIT]を押します。
1.
※ D-FIELD モード ASSIGN 2 が「REVERB」になっている場合、D-FIELD モード・ボタン[ASSIGN 2]を押しながら
[EDIT]を押すことでも、設定画面に入ることができます。
2.
[ENTER]を押してパラメーターを選びます。
3.
[VALUE]を回して設定を変更します。
終了するときは[EXIT]を押します。
4.
画面表示 パラメーター 説明 設定値
TYPE
(リバーブ・タイプ)
TIME
(リバーブ・タイム)
HF DAMP
(HFダンプ)
REVERB LEVEL
(リバーブ・レベル)
MFX TO REV LEVEL
(マルチエフェクト・
トゥ・リバーブ・レベル)
タイプを選びます。 ROOM1:残響が短く、密度の濃いリバーブ
ROOM2:残響が短く、密度の薄いリバーブ
STAGE1:後部残響音の多いリバーブ
STAGE2:初期反射の強いリバーブ
HALL1:響きの澄んだリバーブ
HALL2:豊かな響きのリバーブ
残響の続く時間を設定します。 0〜127 X
残響音の高域成分をカットする周波
数を設定します。周波数が低いほど
高域成分がカットされ、やわらかな
残響音になります。
8 つのパート(パート R、パート 1
〜 7)全体のリバーブのかかり具合
を設定します。
マルチエフェクトの音にかけるリ
バーブのかかり具合を設定します。
各パートのパート・リバーブ・レベ
ルに関係なく、パートごとにマルチ
エフェクトの設定がオンになってい
るパートに対して、均等にリバーブ
をかけます。
200(Hz)〜 8.00(kHz)、BYPASS
※「BYPASS」にすると高域成分をカット
しません。
0〜127 Y
0〜127
※ マルチエフェクトのスイッチがオフに
なっているパートには効果はありません。
→「パート MFX スイッチ」(P.19)
※ 設定値の後ろに「X」、「Y」と書かれているパラメーターは、D-FIELD でリバーブのコントロールをする(P.39)場合に選ばれるパラメー
ターです。「X」は左右、「Y」は上下に指を動かしたときに変化します。
42
第 4 章 音に特殊な効果をかける(エフェクト)
ディレイ(エコー効果)
ディレイは、音にやまびこのような効果をつけるエフェクトです。ソロ・フレーズや細かいリズムのフレーズにかけると効果的
です。ここでは、ディレイに関する設定をします。
ディレイのオン/オフをする
[DELAY]を押して点灯させるとオン、消灯させるとオフになります。
※ 他の設定に関わらず、すべてのパートで効果をオン/オフできます。
パートごとのディレイのかかり具合を調節する
「各パートの設定を変更する(P.19)」の「パート・ディレイ・レベル」についての説明をご覧ください。
詳細な設定をする
[DELAY]を押しながら[EDIT]を押します。
1.
※ D-FIELD モード ASSIGN 2 が「DELAY」になっている場合、D-FIELD モード・ボタン[ASSIGN 2]を押しながら[EDIT]
を押すことでも、設定画面に入ることができます。
[ENTER]を押してパラメーターを選びます。
2.
3.
[VALUE]を回して設定を変更します。
4.
終了するときは[EXIT]を押します。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
TYPE
(ディレイ・タイプ)
TIME
(ディレイ・タイム)
FEEDBACK
(フィードバック・レベル)
HF DAMP
(HFダンプ)
OUTPUT
(アウトプット)
DELAY OUTPUT LEVEL
(ディレイ・アウトプッ
ト・レベル)
MFX TO DLY LEVEL
(マルチエフェクト・
トゥ・ディレイ・レベル)
※ 1: 16(16 分音符)、8T(8 分 3 連符)、16.(付点 16 分音符)、8(8 分音符)、4T(4分 3 連符)、8.(付点 8 分音符)、4(4 分音符)、
2T(2 分 3 連符)、4.(付点 4 分音符)、2(2 分音符)
※ 設定値の後ろに「X」、「Y」と書かれているパラメーターは、D-FIELD でディレイのコントロールをする(P.39)場合に選ばれるパラメー
ターです。「X」は左右、「Y」は上下に指を動かしたときに変化します。
タイプを選びます。 SHORT、LONG
元の音が鳴ってから、ディレイ音が鳴るまでの時間(繰
り返す音の間隔)を設定します。
※ D2 では、ディレイ・タイムを 1 秒より長くすること
はできません。BPMに同期させている状態でディレ
イ・タイムが 1 秒を越えてしまうような音符を選ぶ
と、ディレイ・タイムは 1/2 の長さになり、半分の
間隔でディレイ音が鳴ります。さらに 1/2 の長さで
も 1 秒を超えてしまうような場合は、ディレイ・タ
イムは 1/4 の長さになります。
ディレイ音の繰り返す量を、原音との比で設定します。 0 〜 98(%) Y
残響音の高域成分をカットする周波数を設定します。周
波数が低いほど高域成分がカットされ、やわらかな残響
音になります。「BYPASS」にすると高域成分をカット
しません。
ディレイをかけたあと、どこへ出力するかを設定しま
す。LINE にするとリアパネルの OUTPUT 端子へ、REV
にするとリバーブへ、BOTH は OUTPUT 端子とリバー
ブの両方に出力します。
8 つのパート(パート R、パート 1 〜 7)全体のディレ
イ音の音量を設定します。
MFX 音にかけるディレイ音の音量を設定します。各
パートのパート・ディレイ・レベルに関係なく、パート
ごとにマルチエフェクトの設定がオンになっているパー
トに対して、均等にディレイをかけます。
0.1 〜 275(ms)
(TYPE = SHORT)
200(ms)〜1.0(s)、
音符(※ 1)
(TYPE = LONG)
200(Hz)〜 8.00
(kHz)、BYPASS
LINE、REV、BOTH
0〜127
0〜127
※ マルチエフェクトの
スイッチがオフに
なっているパートに
は効果はありませ
ん。(P.19)
第4 章
X
43
第 4 章 音に特殊な効果をかける(エフェクト)
マルチエフェクト(MFX)
マルチエフェクト(MFX)には 25 種類のエフェクト・タイ
プがあり、選んだエフェクト・タイプによってさまざまな効
果をつけることができます。ここでは MFX に関する設定を
します。
マルチエフェクトのオン/オフをする
[MFX]を押して点灯させるとオン、消灯させるとオフにな
ります。
※ 他の設定に関わらず、すべてのパートで効果をオン/オ
フできます。
パートごとにマルチエフェクトをかける
「各パートの設定を変更する(P.19)」の「パート MFX ス
イッチ」についての説明をご覧ください。
パート・ボタンによるマルチエフェクトのオン/オフ
D-FIELD モード・ボタン[MFX]を押しながら各パート・
ボタンを押すことでも、各パートごとのマルチエフェクトの
オン/オフを切り替えることができます。
D-FIELD モード・ボタン[MFX]を押しているときにパー
ト・ボタンの点灯しているパートは、マルチエフェクトがオ
ンになっています。
※ この方法では、リズム・パートの MFX スイッチを
「RHY」に設定することはできません。「RHY」から
「OFF」には設定できますが、「OFF」からは常に「ON」
になります。
マルチエフェクトのタイプ
No. MFX TYPE 説明
1 4BAND EQ 音質を変える
2 SPECTRUM 音にクセをつける
3 ENHANCER 音にメリハリをつける
4 OVERDRIVE 音をマイルドに歪ませる
5 DISTORTION 過激に音を歪ませる
6 Lo-Fi 「ロー・ファイ」風の音にする
7 NOISE GENERATOR いろいろなノイズを加える
8 RADIO TUNING ラジオのチューニングの効果を
つける
9 PHONOGRAPH 古いレコードのような効果をつ
ける
10 COMPRESSOR 音の粒をそろえる
11 LIMITER 音量のばらつきを抑える
12 SLICER 音を連続的にカットする
13 TREMOLO 周期的に音量を変える
14 PHASER 音をうねらせる
15 CHORUS 音に広がりや厚みをつける
16 SPACE-D 透明感のある広がりをつける
17 TETRA CHORUS コーラス音を重ねて広がりをつ
ける
18 FLANGER 音に金属的な響きをつける
19 STEP FLANGER ピッチを段階的に変えながら金
属的な響きをつける
20 SHORT DELAY 音にエコー効果をつける
21 AUTO PAN 自動的に定位を変える
22 FB PITCH SHIFTER ピッチをずらす
23 REVERB 音に響きをつける
24 GATE REVERB 音の響きを鋭くカットする
25 ISOLATOR 特定の音域をカットする
※ 各エフェクトの設定に関しては、次ページ以降の説明を
ご覧ください。
詳細な設定をする
1.
[MFX]を押しながら[EDIT]を押します。
※ D-FIELD モード・ボタン[MFX]を押しながら[EDIT]
を押すことでも、設定画面に入ることができます。
[VALUE]を回してマルチエフェクトのタイプを選びま
2.
す。
[ENTER]を押してパラメーターを選びます。
3.
[VALUE]を回して設定を変更します。
4.
5.
終了するときは[EXIT]を押します。
44
第 4 章 音に特殊な効果をかける(エフェクト)
※ 設定値の後ろに「X」、「Y」と書かれているパラメーターは、D-FIELDでマルチエフェクトのコントロールをする(P.33)
場合に選ばれるパラメーターです。「X」は左右、「Y」は上下に指を動かしたときに変化します。
1. 4BAND EQ(4 バンド EQ:音質を変える)
fig.MFXEQ
4 バンド(高域、中域× 2、低域)のステレオ・イコライザーです。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
LOW FREQ
(ロー・フリケンシー)
LOW GAIN
(ロー・ゲイン)
HIGH FREQ
(ハイ・フリケンシー)
HIGH GAIN
(ハイ・ゲイン)
PEAK1 FREQ
(ピーキング 1 フリケンシー)
PEAK1 Q
(ピーキング 1Q)
PEAK1 GAIN
(ピーキング 1 ゲイン)
PEAK2 FREQ
(ピーキング 2 フリケンシー)
PEAK2 Q
(ピーキング 2Q)
PEAK2 GAIN
(ピーキング 2 ゲイン)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
低域の基準周波数を選びます。 200、400(Hz)
低域の音量の出具合を設定します。 -15 〜 15
高域の基準周波数を選びます。 4.00、8.00(kHz)
高域の音量の出具合を設定します。 -15 〜 15
中域 1 の基準周波数を選びます。 200(Hz)〜8.00(kHz)
中域 1 の変化帯域の幅を設定します。設定値が
大きいほど、変化範囲が狭くなります。
中域 1 の音量の出具合を設定します。 -15 〜 15 X
中域 2 の基準周波数を選びます。 200(Hz)〜8.00(kHz)
中域 2 の変化帯域の幅を設定します。設定値が
大きいほど、変化範囲が狭くなります。
中域 2 の音量の出具合を設定します。 -15 〜 15 Y
4 バンド EQ からの出力音量を設定します。 0〜127
0.5 〜 8.0
0.5 〜 8.0
第4 章
2. SPECTRUM(スペクトラム:音にクセをつける)
fig.MFXSPE
フィルターの一種で、特定の周波数のレベルを増減させて音色を変えます。イコライザーとよく似ていますが、音色にクセをつ
けたいときは、スペクトラムのほうがより特徴のある音が作れます。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
LOW-HIGH GAIN
(ロー・ハイ・ゲイン)
MIDDLE GAIN
(ミドル・ゲイン)
BAND WIDTH
(バンド・ウィズ)
OUTPUT PAN
(アウトプット・パン)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
500Hz と 8kHz の音量の出具合を設定します。 -15 〜 15 X
1.25kHz の音量の出具合を設定します。 -15 〜 15 Y
音量を変化させる帯域幅を各バンド共通で設定
します。
スペクトラムから出力される音の定位を設定し
ます。
スペクトラムからの出力音量を設定します。 0〜127
1〜5
L64 〜 R63
45
第 4 章 音に特殊な効果をかける(エフェクト)
3. ENHANCER(エンハンサー:音にメリハリをつける)
fig.MFXENH
高域の倍音成分をコントロールすることにより、音にメリハリをつけ、音のヌケをよくします。
アンサンブルの中で、他の音に埋もれてしまった音を前面に出したいときや、もっと音の輪郭をはっきりさせたいときなどに使
うと効果的です。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
SENS
(センス)
MIX
(ミックス・レベル)
LOW GAIN
(ロー・ゲイン)
HIGH GAIN
(ハイ・ゲイン)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
エンハンサーのかかり具合を設定し
ます。
エンハンサーで生成された倍音を原
音に混ぜ合わせる割合を設定します。
低域の音量の出具合を設定します。 -15 〜 15 X
高域の音量の出具合を設定します。 -15 〜 15
エンハンサーからの出力音量を設定
します。
0〜127
0〜127 Y
0〜127
4. OVERDRIVE(オーバードライブ:音をマイルドに歪ませる)
fig.MFXodr
真空管アンプのゲインを上げたときに得られる、やわらかな歪みを作り出します。アンプ・シミュレーターも入っており、ギ
ター・アンプで鳴らしているような自然な歪みが得られます。ギターやシンセ・ベースの音にかけると効果的です。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
INPUT LEVEL
(インプット・レベル)
DRIVE
(ドライブ)
AMP TYPE
(アンプ・タイプ)
OUTPUT PAN
(アウトプット・パン)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
入力信号を調節します。 0〜127
音の歪み具合を設定します。歪み具
合といっしょに音量も変わります。
ギター・アンプの種類を選びます。 SMALL:小型アンプ
オーバードライブから出力される音
の定位を設定します。
オーバードライブからの出力音量を
設定します。
0〜127 Y
BUILTIN:ビルト・イン・タイプのアンプ
2STACK:大型 2 段積みアンプ
3STACK:大型 3 段積みアンプ
L64 〜 R63 X
0〜127
46
第 4 章 音に特殊な効果をかける(エフェクト)
5. DISTORTION(ディストーション:過激に音を歪ませる)
fig.MFXDST
オーバードライブよりも、さらに激しい歪みが得られます。アンプ・シミュレーターも入っており、ギター・アンプで鳴らして
いるような自然な歪みが得られます。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
INPUT LEVEL
(インプット・レベル)
DRIVE
(ドライブ)
AMP TYPE
(アンプ・タイプ)
OUTPUT PAN
(アウトプット・パン)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
入力信号を調節します。 0〜127
音の歪み具合を設定します。歪み具
合といっしょに音量も変わります。
ギター・アンプの種類を選びます。 SMALL:小型アンプ
ディストーションから出力される音
の定位を設定します。
ディストーションからの出力音量を
設定します。
0〜127 Y
BUILTIN:ビルト・イン・タイプのアンプ
2STACK:大型 2 段積みアンプ
3STACK:大型 3 段積みアンプ
L64 〜 R63 X
0〜127
6. LO-FI(ロー・ファイ:「ロー・ファイ」風の音にする)
fig.MFXNSE
わざと音質を悪くしたような、ロー・ファイな効果をつけます。特にリズム・セットにかけると効果的です。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
BIT DOWN
(ビット・ダウン)
SAMPLE RATE DOWN
(サンプル・レート・ダウン)
POST GAIN
(ポスト・ゲイン)
LOW GAIN
(ロー・ゲイン)
HIGH GAIN
(ハイ・ゲイン)
OUTPUT
(アウトプット)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
音質を落とします。設定値が大きいほど、音質が悪
くなります。
出力信号を荒くします。設定値が小さいほど、音が
荒くなります。
出力信号を調節します。 0、+6、+12、+18
低域の音量の出具合を設定します。 -15〜 15
高域の音量の出具合を設定します。 -15〜 15
出力のしかたを設定します。「MONO」にするとモ
ノラルで出力されます。
ロー・ファイからの出力音量を設定します。 0〜127
0〜7 X
32、16、8、4 Y
MONO、STEREO
第4 章
47
第 4 章 音に特殊な効果をかける(エフェクト)
7. NOISE(ノイズ・ジェネレーター:いろいろなノイズを加える)
fig.MFXNSE
ロー・ファイ効果に加えて、ハム・ノイズ、ピンク・ノイズ、ディスク・ノイズなど、さまざまなノイズを発生させます。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
NOISE TYPE
(ノイズ・タイプ)
NOISE LEVEL
(ノイズ・レベル)
NOISE FILTER
(ノイズ・フィルター)
LO-FI LEVEL
(Lo-Fi レベル)
OUTPUT PAN
(アウトプット・パン)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
発生させるノイズの種類を選びます。 1〜18
ノイズの音量を設定します。 0〜127 Y
ノイズの音質を調節します。ノイズをカッ
トしないときは「BYPASS」に設定します。
設定値が大きいほど原音が荒くなります。 0〜127
ノイズ・ジェネレーターから出力される音
の定位を設定します。
ノイズ・ジェネレーターからの出力音量を
設定します。
200(Hz)〜 8.00(kHz)、
BYPASS
L64 〜 R63
0〜127
X
○のついているノイズが各タイプで発生します。
NOISE TYPE 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
ハム・ノイズ(50Hz) ○ ○ ○ ○ ○ ○
ハム・ノイズ(60Hz) ○ ○ ○ ○ ○ ○
ピンク・ノイズ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
ディスク・ノイズ(45 回転) ○ ○ ○ ○ ○ ○
ディスク・ノイズ(33 回転) ○ ○ ○ ○ ○ ○
ランダムに発生するディスク・ノイズ
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
8. RADIO TUNING(ラジオ・チューニング:ラジオのチューニングの効果をつける)
fig.MFXRTN
ラジオでチューニングしているような効果をつけることができます。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
RADIO DETUNE
(ラジオ・デチューン)
NOISE LEVEL
(ノイズ・レベル)
LOW GAIN
(ロー・ゲイン)
HIGH GAIN
(ハイ・ゲイン)
OUTPUT
(アウトプット)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
チューニングする周波数を設定します。 0〜127 X
チューニング・ノイズの音量を設定します。 0〜127 Y
低域の音量の出具合を設定します。 -15 〜 15
高域の音量の出具合を設定します。 -15 〜 15
出力のしかたを設定します。「MONO」にす
るとモノラルで出力されます。
ラジオ・チューニングからの出力音量を設
定します。
MONO、STEREO
0〜127
48
第 4 章 音に特殊な効果をかける(エフェクト)
9. PHONOGRAPH(フォノグラフ:古いレコードのような効果をつける)
fig.MFXPHO
こもったような音質とディスク・ノイズで、古いレコード・プレイヤーで音楽を再生しているような効果をつけます。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
10. COMPRESSOR(コンプレッサー:音の粒をそろえる)
fig.MFXCMP
DISC TYPE
(ディスク・タイプ)
DISC NOISE LEVEL
(ディスク・ノイズ・レベル)
DEPTH
(デプス)
OUTPUT PAN
(アウトプット・パン)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
ディスク・ノイズの種類を選びます。 LP:33回転のレコード
EP:45回転のレコード
SP:78 回転のレコード
ディスク・ノイズの音量を設定します。 0〜127 Y
音質を調節します。設定値が大きいほど高域と
低域がカットされ、中域が強調されます。
フォノグラフから出力される音の定位を設定し
ます。
フォノグラフからの出力音量を設定します。 0〜127
0〜20 X
L64 〜 R63
大きなレベルの音を抑え、小さなレベルの音を持ち上げることで、音の粒立ちをそろえます。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
ATTACK
(アタック)
SUSTAIN
(サステイン)
POST GAIN
(ポスト・ゲイン)
LOW GAIN
(ロー・ゲイン)
HIGH GAIN
(ハイ・ゲイン)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
音を入力したときの、音の立ち上がり時間を設
定します。
小さなレベルの音を持ち上げて、一定の音量に
達するまでの時間を設定します。
出力信号の調節をします。 0、+6、+12、+18
低域の音量の出具合を設定します。 -15〜 15
高域の音量の出具合を設定します。 -15〜 15
コンプレッサーからの出力音量を設定します。 0〜127
0〜127 X
0〜127 Y
第4 章
11. LIMITER(リミッター:音量のばらつきを抑える)
fig.MFXLMT
指定した音量レベルよりも大きな音を圧縮し、音の歪みを抑えます。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
THRESHOLD
(スレッショルド・レベル)
RATIO
(コンプレッション・レシオ)
RELEASE
(リリース)
POST GAIN
(ポスト・ゲイン)
OUTPUT PAN
(アウトプット・パン)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
圧縮を始める音量レベルを設定します。 0〜127 Y
圧縮率を設定します。 1.5:1、2:1、4:1、100:1 X
音量がスレッショルド・レベル以下になって
から効果がなくなるまでの時間を設定します。
出力信号の調節をします。 0、+6、+12、+18
リミッターから出力される音の定位を設定し
ます。
リミッターからの出力音量を設定します。 0〜127
0〜127
L64 〜 R63
49
第 4 章 音に特殊な効果をかける(エフェクト)
12. SLICER(スライサー:音を連続的にカットする)
fig.MFXSLI
音を連続的にカットすることで、普通に音を鳴らしているだけで、バッキング・フレーズを刻んでいるような効果を作り出しま
す。特に持続音にかけると効果的です。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
TIMING PATTERN
(タイミング・パターン)
ACCENT PATTERN
(アクセント・パターン)
ACCENT LEVEL
(アクセント・レベル)
ATTACK
(アタック)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
RATE
(レイト)
音をカットするタイミングを決めます。 34 種類 X
アクセントの位置を決めます。 16 種類
アクセントの音量を調節します。設定値が大
きいほど、抑揚のついた音になります。
音の立ち上がりの速さを調節します。設定値
が大きいほど、立ち上がりが速くなります。
スライサーからの出力音量を設定します。 0〜127
カットする音符の単位を選びます。 4、2、1
0〜127 Y
1〜10
13. TREMOLO(トレモロ:周期的に音量を変える)
fig.MFXTRM
音量を周期的に変化させて、トレモロ効果を作り出します。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
※ 1: 16(16 分音符)、8T(8 分 3 連符)、16.(付点 16 分音符)、8(8 分音符)、4T(4分 3 連符)、8.(付点 8 分音符)、4(4 分音符)、
2T(2 分 3 連符)、4.(付点 4 分音符)、2(2 分音符)、1T(全音 3 連符)、2.(付点 2 分音符)、1(全音符)
※ 2: 2M(2 小節)、3M(3 小節)、4M(4 小節)、8M(8 小節)、16M(16小節)
LFO TYPE
(LFO タイプ)
DEPTH
(デプス)
LOW GAIN
(ロー・ゲイン)
RATE
(レイト)
HIGH GAIN
(ハイ・ゲイン)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
音を揺らせるための波形を選びます。 TRI、TRP、SIN、SAW1、
SAW2、SQR
揺れの深さを設定します。 0〜127 Y
低域の音量の出具合を設定します。 -15 〜 15
揺れの周期を設定します。設定値に音符または小節
を選んだときは、設定した音符や小節の間隔で、レ
イトがパターンの BPMに同期します。
高域の音量の出具合を設定します。 -15 〜 15
トレモロからの出力音量を設定します。 0〜127
0.1 〜 10.0(Hz)、
音符(※ 1)、小節(※ 2)
X
50
第 4 章 音に特殊な効果をかける(エフェクト)
14. PHASER(フェイザー:音をうねらせる)
fig.MFXPHA
原音に位相をずらした音を加えることで音にうねりを与え、回転感や奥行き感が得られます。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
MANUAL
(マニュアル)
DEPTH
(デプス)
RESONANCE
(レゾナンス)
RATE
(レイト)
MIX
(ミックス・レベル)
OUTPUT PAN
(アウトプット・パン)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
※ 1: 16(16 分音符)、8T(8 分 3 連符)、16.(付点 16 分音符)、8(8 分音符)、4T(4分 3 連符)、8.(付点 8 分音符)、4(4 分音符)、
2T(2 分 3 連符)、4.(付点 4 分音符)、2(2 分音符)、1T(全音 3 連符)、2.(付点 2 分音符)、1(全音符)
※ 2: 2M(2 小節)、3M(3 小節)、4M(4 小節)、8M(8 小節)、16M(16小節)
音をうねらせる基準の周波数を設定します。 100(Hz)〜 8.00(kHz)
うねりの深さを設定します。 0〜127 Y
基準の周波数付近の周波数成分を強調します。 0〜127
うねりの周期を設定します。設定値に音符または小
節を選んだときは、設定した音符や小節の間隔で、
レイトがパターンの BPMに同期します。
位相をずらした音に原音を混ぜ合わせる割合を調節
します。
フェイザーから出力される音の定位を設定します。 L64 〜 R63
フェイザーからの出力音量を設定します。 0〜127
0.1 〜 10.0(Hz)、
音符(※ 1)、小節(※ 2)
0〜127
X
第4 章
15. CHORUS(コーラス:音に広がりや厚みをつける)
fig.MFXCHO
複数の音源の音が同時に鳴っているような効果(コーラス効果)をつけ、音に広がりと厚みを与えます。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
PRE DELAY
(プリ・ディレイ・タイム)
DEPTH
(デプス)
PHASE
(フェイズ)
RATE
(レイト)
FILTER TYPE
(フィルター・タイプ)
CUTOFF
(カットオフ・フリケンシー)
BALANCE
(エフェクト・バランス)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
※ 1: 16(16 分音符)、8T(8 分 3 連符)、16.(付点 16 分音符)、8(8 分音符)、4T(4分 3 連符)、8.(付点 8 分音符)、4(4 分音符)、
2T(2 分 3 連符)、4.(付点 4 分音符)、2(2 分音符)、1T(全音 3 連符)、2.(付点 2 分音符)、1(全音符)
※ 2: 2M(2 小節)、3M(3 小節)、4M(4 小節)、8M(8 小節)、16M(16小節)
原音が鳴ってから、コーラス音が鳴るま
での時間を設定します。
揺れの深さを設定します。 0〜127 Y
音の広がり具合を設定します。設定値が
大きいほど、音が左右に広がります。
揺れの周期を設定します。設定値に音符
または小節を選んだときは、設定した音
符や小節の間隔で、レイトがパターンの
BPM に同期します。
コーラス音にかけるフィルターの種類を
選びます。
フィルターの基準周波数設定します。 200(Hz)〜 8.00(kHz)
コーラス音の割合を設定します。設定値
が「0」のとき、コーラス音は出力され
ません。
ステレオ・コーラスからの出力音量を設
定します。
0.0 〜 100
0〜180
0.1 〜 10.0(Hz)、
音符(※ 1)、小節(※ 2)
OFF:フィルターを使用しません。
LPF:基準周波数より上の周波数
帯域をカットします。
HPF:基準周波数より下の周波数
帯域をカットします。
0 〜 100(%)
0〜127
X
51
第 4 章 音に特殊な効果をかける(エフェクト)
16. SPACE-D(スペース D:透明感のある広がりをつける)
fig.MFXSPD
コーラスの一種で、通常のコーラスに比べて変調感がなく、透明感のあるコーラス効果が得られます。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
PRE DELAY
(プリ・ディレイ・タイム)
DEPTH
(デプス)
PHASE
(フェイズ)
RATE
(レイト)
LOW GAIN
(ロー・ゲイン)
HIGH GAIN
(ハイ・ゲイン)
BALANCE
(エフェクト・バランス)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
※ 1: 16(16 分音符)、8T(8 分 3 連符)、16.(付点 16 分音符)、8(8 分音符)、4T(4分 3 連符)、8.(付点 8 分音符)、4(4 分音符)、
2T(2 分 3 連符)、4.(付点 4 分音符)、2(2 分音符)、1T(全音 3 連符)、2.(付点 2 分音符)、1(全音符)
※ 2: 2M(2 小節)、3M(3 小節)、4M(4 小節)、8M(8 小節)、16M(16小節)
原音が鳴ってから、コーラス音が鳴るまでの時間
を設定します。
揺れの深さを設定します。 0〜127 Y
音の広がり具合を設定します。設定値が大きいほ
ど、音が左右に広がります。
揺れの周期を設定します。設定値に音符または小
節を選んだときは、設定した音符や小節の間隔
で、レイトがパターンの BPM に同期します。
低域の音量の出具合を設定します。 -15 〜 15
高域の音量の出具合を設定します。 -15 〜 15
コーラス音の割合を設定します。設定値が「0」
のときは、コーラス音は出力されません。
スペース D からの出力音量を設定します。 0〜127
0.0 〜 100
0〜180
0.1 〜 10.0(Hz)、
音符(※ 1)、小節(※ 2)
0 〜 100(%)
X
17. TETRA CHORUS(テトラ・コーラス:コーラス音を重ねて広がりをつける)
fig.MFXTCH
4 相のコーラス音を重ねて、通常のコーラスよりもさらに厚みと広がりのある音が得られます。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
※ 1: 16(16 分音符)、8T(8 分 3 連符)、16.(付点 16 分音符)、8(8 分音符)、4T(4分 3 連符)、8.(付点 8 分音符)、4(4 分音符)、
2T(2 分 3 連符)、4.(付点 4 分音符)、2(2 分音符)、1T(全音 3 連符)、2.(付点 2 分音符)、1(全音符)
※ 2: 2M(2 小節)、3M(3 小節)、4M(4 小節)、8M(8 小節)、16M(16小節)
PRE DELAY
(プリ・ディレイ・タイム)
DEPTH
(デプス)
PRE DELAY DEVI
(プリ・ディレイ・デビエーション)
RATE
(レイト)
DEPTH DEVI
(デプス・デビエーション)
PAN DEVI
(パン・デビエーション)
BALANCE
(エフェクト・バランス)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
原音が鳴ってから、コーラス音が鳴るまでの時
間を設定します。
揺れの深さを設定します。 0〜127
各コーラス音のプリ・ディレイの差を調節します。0〜20
揺れの周期を設定します。設定値に音符または
小節を選んだときは、設定した音符や小節の間
隔で、レイトがパターンの BPMに同期します。
各コーラス音の揺れの深さの差を調節します。 -20 〜 20
各コーラス音の定位の差を調節します。設定値
が大きいほど、音が左右に広がります。
コーラス音の割合を設定します。設定値が「0」
のとき、コーラス音は出力されません。
テトラ・コーラスからの出力音量を設定します。 0〜127
0.0 〜 100
0.1 〜 10.0(Hz)、
音符(※ 1)、小節(※ 2)
0〜20 Y
0 〜 100(%)
X
52
第 4 章 音に特殊な効果をかける(エフェクト)
18. FLANGER(フランジャー音に金属的な響きをつける)
fig.MFXFLN
機械的で鋭い音のうねりを作り出します。音に金属的な響きをつけたり、ジェット機の上昇/下降音のような効果をつけること
ができます。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
※ 1: 16(16 分音符)、8T(8 分 3 連符)、16.(付点 16 分音符)、8(8 分音符)、4T(4分 3 連符)、8.(付点 8 分音符)、4(4 分音符)、
2T(2 分 3 連符)、4.(付点 4 分音符)、2(2 分音符)、1T(全音 3 連符)、2.(付点 2 分音符)、1(全音符)
※ 2: 2M(2 小節)、3M(3 小節)、4M(4 小節)、8M(8 小節)、16M(16小節)
PRE DELAY
(プリ・ディレイ・タイム)
DEPTH
(デプス)
FEEDBACK
(フィードバック・レベル)
RATE
(レイト)
PHASE
(フェイズ)
FILTER TYPE
(フィルター・タイプ)
CUTOFF
(カットオフ・フリケンシー)
BALANCE
(エフェクト・バランス)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
原音が鳴ってから、フランジャー音が鳴
るまでの時間を設定します。
揺れの深さを設定します。 0〜127
フランジャー音を再び入力に戻すときの
割合を設定します。
揺れの周期を設定します。設定値に音符
または小節を選んだときは、設定した音
符や小節の間隔で、レイトがパターンの
BPM に同期します。
音の広がり具合を設定します。設定値が
大きいほど、音が左右に広がります。
フランジャー音にかけるフィルターの種
類を選びます。
フィルターの基準周波数設定します。 200(Hz)〜 8.00(kHz)
フランジャー音の割合を設定します。設
定値が「0」のとき、フランジャー音は
出力されません。
ステレオ・フランジャーからの出力音量
を設定します。
0.0 〜 100
0 〜 98(%) Y
0.1 〜 10.0(Hz)、
音符(※ 1)、小節(※ 2)
0〜180
OFF:フィルターを使用しません。
LPF:基準周波数より上の周波数
帯域をカットします。
HPF:基準周波数より下の周波数
帯域をカットします。
0 〜 100(%)
0〜127
X
第4 章
53
第 4 章 音に特殊な効果をかける(エフェクト)
19. STEP FLANGER
(ステップ・フランジャー:ピッチを段階的に変えながら金属的な響きをつける)
fig.MFXSTF
音のピッチが段階的に変化するフランジャーです。ピッチの変化周期を BPM に同期させることもできます。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
PRE DELAY
(プリ・ディレイ・タイム)
DEPTH
(デプス)
FEEDBACK
(フィードバック・レベル)
RATE
(レイト)
PHASE
(フェイズ)
BALANCE
(エフェクト・バランス)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
STEP RATE
(ステップ・レイト)
※ 1: 16(16 分音符)、8T(8 分 3 連符)、16.(付点 16 分音符)、8(8 分音符)、4T(4分 3 連符)、8.(付点 8 分音符)、4(4 分音符)、
2T(2 分 3 連符)、4.(付点 4 分音符)、2(2 分音符)、1T(全音 3 連符)、2.(付点 2 分音符)、1(全音符)
※ 2: 2M(2 小節)、3M(3 小節)、4M(4 小節)、8M(8 小節)、16M(16小節)
※ 3: 16(16 分音符)、8T(8 分 3 連符)、16.(付点 16 分音符)、8(8 分音符)、4T(4分 3 連符)、8.(付点 8 分音符)、4(4 分音符)、
2T(2 分 3 連符)、4.(付点 4 分音符)、2(2 分音符)
原音が鳴ってから、フランジャー音が鳴るまでの
時間を設定します。
揺れの深さを設定します。 0〜127
フランジャー音を再び入力に戻すの割合を設定し
ます。
揺れの周期を設定します。設定値に音符または小
節を選んだときは、設定した音符や小節の間隔で、
レイトがパターンの BPM に同期します。
音の広がり具合を設定します。設定値が大きいほ
ど、音が左右に広がります。
フランジャー音の割合を設定します。設定値が
「0」のとき、フランジャー音は出力されません。
ステップ・フランジャーからの出力音量を設定し
ます。
ピッチ変化の周期を設定します。設定値に音符を
選んだときは、設定した音符の間隔で、ステッ
プ・レイトがパターンの BPM に同期します。
0.0 〜 100
0 〜 98(%)
0.1 〜 10.0(Hz)、
音符(※ 1)、小節(※ 2)
0〜180
0 〜 100(%)
0〜127
0.05 〜 10.0(Hz)、
音符(※ 3)
X
Y
20. SHORT DELAY(ショート・ディレイ:音にエコー効果をつける)
fig.MFXSDL
左右独立にディレイ・タイムを設定できるショート・ディレイです。また、ディレイ音の定位を BPM に同期させて移動させる
ことができます。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
TIME L
(ディレイ・タイム・レフト)
TIME R
(ディレイ・タイム・ライト)
HF DAMP
(HFダンプ)
FEEDBACK
(フィードバック・レベル)
LOW GAIN
(ロー・ゲイン)
HIGH GAIN
(ハイ・ゲイン)
BALANCE
(エフェクト・バランス)
元の音が鳴ってから、左のディレイ音が鳴るまで
の時間を設定します。
元の音が鳴ってから、右のディレイ音が鳴るまで
の時間を設定します。
ディレイ音の高域成分をカットする周波数を設定
します。周波数が低いほど高域成分がカットさ
れ、やわらかな残響音になります。高域成分を
カットしないときは「BYPASS」に設定します。
ディレイ音の繰り返しの回数を設定します。 0 〜 98(%)
低域の音量の出具合を設定します。 -15 〜 15
高域の音量の出具合を設定します。 -15 〜 15
ディレイ音の割合を設定します。設定値が「0」
のときは、ディレイ音は出力されません。
0.1 〜 190 Y
0.1 〜 190 X
200(Hz)〜 8.00
(kHz)、BYPASS
0 〜 100(%)
54
第 4 章 音に特殊な効果をかける(エフェクト)
画面表示 パラメーター 説明 設定値
※ 1: 16(16 分音符)、8T(8 分 3 連符)、16.(付点 16 分音符)、8(8 分音符)、4T(4分 3 連符)、8.(付点 8 分音符)、4(4 分音符)、
2T(2 分 3 連符)、4.(付点 4 分音符)、2(2 分音符)、1T(全音 3 連符)、2.(付点 2 分音符)、1(全音符)
※ 2: 2M(2 小節)、3M(3 小節)、4M(4 小節)、8M(8 小節)、16M(16小節)
AUTO PAN
(オート・パン)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
ディレイ音の定位を BPM に同期して移動させます。OFF、音符(※ 1)、
小節(※ 2)
ショート・ディレイからの出力音量を設定しま
す。
0〜127
21. AUTO PAN(オート・パン:自動的に定位を変える)
fig.MFXAPN
音の定位を自動的に移動させます。バスドラムなどの低音のタイミングに合わせて音を左右に振ったり、パターンの BPM に同
期して定位を変えたりすることができます。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
※ 1: 16(16 分音符)、8T(8 分 3 連符)、16.(付点 16 分音符)、8(8 分音符)、4T(4分 3 連符)、8.(付点 8 分音符)、4(4 分音符)、
2T(2 分 3 連符)、4.(付点 4 分音符)、2(2 分音符)、1T(全音 3 連符)、2.(付点 2 分音符)、1(全音符)
※ 2: 2M(2 小節)、3M(3 小節)、4M(4 小節)、8M(8 小節)、16M(16小節)
LFO TYPE
(LFO タイプ)
BASS SENS
(ベース・センス)
DEPTH
(デプス)
RATE
(レイト)
LOW GAIN
(ロー・ゲイン)
HIGH GAIN
(ハイ・ゲイン)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
定位を左右に振るための波形を選びま
す。
低音のタイミングに合わせて定位を変え
たいときに設定します。
パンニングのかかり具合を設定します。 0〜127 Y
定位を移動させる周期を設定します。設
定値に音符または小節を選んだときは、
設定した音符や小節の間隔で、レイトが
パターンの BPMに同期します。
※ ベース・センスの設定値が
「MODE2」のときは、レイトの設定
は無効です。
低域の音量の出具合を設定します。 -15〜 15
高域の音量の出具合を設定します。 -15〜 15
オート・パンからの出力音量を設定します。0〜127
TRI、TRP、SIN、SAW1、SAW2、
SQR
OFF:
レイトで設定した周期で定位が移動
MODE1:
低音のタイミングに合わせてレイト
の値が大きくなる
MODE2:
低音のタイミングに合わせて定位が
移動
0.1 〜 10.0(Hz)、
音符(※ 1)、小節(※ 2)
第4 章
X
55
第 4 章 音に特殊な効果をかける(エフェクト)
22. FB PITCH SHIFTER(フィードバック・ピッチ・シフター:ピッチをずらす)
fig.MFXFPS
原音のピッチをずらして重ねます。オクターブ上や 5 度上の音を重ねて演奏したり、微妙にピッチをずらした音を重ねてコーラ
ス効果を得ることができます。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
COARSE
(コース・ピッチ)
FINE
(ファイン・ピッチ)
OUTPUT PAN
(アウトプット・パン)
PRE DELAY
(プリ・ディレイ・タイム)
MODE
(ピッチ・シフター・モード)
FEEDBACK
(フィードバック・レベル)
LOW GAIN
(ロー・ゲイン)
HIGH GAIN
(ハイ・ゲイン)
BALANCE
(エフェクト・バランス)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
原音からずらすピッチの高さを半音単位で設定します。 -24〜 12 X
原音からずらすピッチを 2 セント単位で設定します。 -100 〜 100
ピッチ・シフト音の定位を設定します。 L64 〜 R63
原音が鳴ってから、ピッチ・シフト音が鳴るまでの時間
を設定します。
ピッチ・シフトのさせかたを設定します。設定値が大き
いほど反応が遅くなり、音揺れも少なくなります。
ピッチ・シフト音を再び入力に戻すときの割合を設定し
ます。
低域の音量の出具合を設定します。 -15〜 15
高域の音量の出具合を設定します。 -15〜 15
ピッチ・シフト音の割合を設定します。設定値が「0」
のとき、ピッチ・シフト音は出力されません。
フィードバック・ピッチ・シフターからの出力音量を設
定します。
0.0 〜 100
1〜5
0 〜 98(%)
0 〜 100(%) Y
0〜127
23. REVERB(リバーブ音に響きをつける)
fig.MFXREV
音に残響や余韻を与え、奥行きのある音像を得ることができます。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
TYPE
(リバーブ・タイプ)
TIME
(リバーブ・タイム)
HF DAMP
(HFダンプ)
BALANCE
(エフェクト・バランス)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
リバーブの基本となるタイプを次
の 6 種類から選びます。
残響が続く時間を設定します。 0〜127 X
残響音の高域成分をカットする周
波数を設定します。周波数が低い
ほど高域成分がカットされ、やわ
らかな残響音になります。
高域成分をカットしないときは
「BYPASS」に設定します。
残響音の割合を設定します。
設定値が「0」のとき、残響音は
出力されません。
リバーブからの出力音量を設定し
ます。
ROOM1:残響が短く、密度の濃いリバーブ
ROOM2:残響が短く、密度の薄いリバーブ
STAGE1:後部残響音の多いリバーブ
STAGE2:初期反射の強いリバーブ
HALL1:響きの澄んだリバーブ
HALL2:豊かな響きのリバーブ
200(Hz)〜 8.00(kHz)、BYPASS
0 〜 100(%) Y
0〜127
56
第 4 章 音に特殊な効果をかける(エフェクト)
24. GATE REVERB(ゲート・リバーブ:音の響きを鋭くカットする)
fig.MFXGTR
リバーブの一種で、残響音の余韻を途中でカットします。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
TYPE
(ゲート・リバーブ・
タイプ)
TIME
(ゲート・リバーブ・
タイム)
BALANCE
(エフェクト・バランス)
OUTPUT LEVEL
(アウトプット・レベル)
ゲート・リバーブの基本となるタイプを
次の 4 種類から選びます。
残響音が鳴りはじめてから、消えるまで
の時間を設定します。
残響音の割合を設定します。設定値が
「0」のとき、残響音は出力されません。
ゲート・リバーブからの出力音量を設定
します。
NORMAL:通常のゲート・リバーブ
REVERSE:逆回転のリバーブ
SWEEP1:残響音が右から左へ移動
SWEEP2:残響音が左から右へ移動
5〜330 X
0 〜 100(%) Y
0〜127
25. ISOLATOR(アイソレーター:特定の音域をカットする)
fig.MFXISO
音量をカットする度合いが非常に大きなイコライザーで、各音域の音量をカットすることにより特殊な効果が得られます。
各パラメーターは、主に次のような楽器に効果があります。
LOW: バス・ドラム、ベース
•
•
MID: ボイス等
•
HIGH: シンバル等の高音楽器
画面表示 パラメーター 説明 設定値
LOW GAIN
(ロー・ゲイン)
MID GAIN
(ミドル・ゲイン)
HIGH GAIN
(ハイ・ゲイン)
PAN
(パン)
LEVEL
(レベル)
低域の音量を設定します。 0〜127 X
中域の音量を設定します。 0〜127
高域の音量を設定します。 0〜127 Y
アイソレーターから出力される音の定位を設定します。 L64 〜 R63
アイソレーターからの出力音量を決めます。 0〜127
第4 章
57
第 5 章 フレーズを組み合わせて違うパターンを作る(メガミックス)
メガミックスは、パターンを再生しながら、あるパートの演
奏データを別のパターンの演奏データに差し替える機能で
す。リミックス感覚で各楽器パートのフレーズを組み合わせ
て、全く別のパターンを作ることができます。
fig.5-01
PATTERN
A21
MEGAMIX
C16
B14
A21
A21
A25
A21
A22
A15
※ この図はメガミックスの概念を解りやすく説明した例で
す。実際のパターンのフレーズが図のようになっている
わけではありません。
フレーズを組み替える
※ メガミックスは、パターン再生中/停止中のどちらでも
行えます。
1.
[PATTERN]を押して、パターン・モードにします。
[VALUE]を回して、パターンを選びます。
2.
3.
[MEGAMIX]を押して、メガミックス・モードにします。
4.
[PART SELECT]を押します。
選んだパートのパート・ボタンが消灯します。
※ 手順 7 でカレント・パートと同じパートを選んだ場合、
カレント・パートのパート・ボタンが点滅から点灯に変
わります。
選んだパートの演奏データがカレント・パートに入り、現在
鳴っているパターンが一周した時点で演奏が切り替わります。
パート R とパート 1 〜 7 との間でメガミックスを行うこと
はできません。
※ メガミックス・モードから抜けても、別のパターン
を選ばないかぎり、メガミックスを行った状態を保
持しています。このとき、[MEGAMIX]が点滅し
ます。
※ メガミックスを行った状態のままパターンの録音を
することはできません。録音をしたい場合はパター
ンを保存(次ページ)してから行ってください。
※ メガミックスの結果、再生されるパターンの拍子と
小節数は、リズム・パートのパターンの拍子と小節
数に依存します。また、メガミックス中は各パート
のミュートの状態はそのまま保持されます。
※ 演奏データの入っていないパートに変更すると、そ
のパートは何も演奏されません。プリセット・パ
ターンでは、どのパターンを選んでもパート 1 には
演奏データが入っていません。また、その他のパー
トでも、差し替えたパートに必ず演奏データが入っ
ているとは限らないので、ご注意ください。
今選ばれているパート(カレント・パート)のパート・
ボタンが点灯します。
差し替えたいパートのパート・ボタン[R]、[1]〜
5.
[7]を押して、カレント・パートにします。
6.
[VALUE]を回して、組み合わせたい演奏データのある
パターンを選びます。
7.
パート・ボタン[R]、[1]〜[7]を押して、組み合わ
せたい演奏データのあるパートを選びます。
カレント・パートのパート・ボタンが点灯し、選んだ
パートのパート・ボタンが点滅します。
※ カレント・パートと同じパートを選んだ場合、カレン
ト・パートのパート・ボタンが点滅します。
8.
[ENTER]を押します。
※ 中止するときは[EXIT]を押します。
カレント・パートのパート・ボタンは点灯したままで、
58
D-FIELD によるメガミックス
D-FIELD モード ASSIGN 1 が「PCL(パターン・コール)」
に設定されている状態でメガミックス・モードにすると、8
分割された D-FIELD のそれぞれに割り当てたパートの演奏
データを呼び出すことができます。
詳しくは「メガミックスに使うパートを登録する(メガミッ
クス・セット)」(P.30)をご覧ください。
第 5 章 フレーズを組み合わせて違うパターンを作る(メガミックス)
組み替えたパターンを保存する
メガミックスで気に入ったパターンができあがったら、それ
をユーザー・パターンとして保存しておくことができます。
保存されたパターンは、他のパターンと同じように通常のパ
ターン再生中に呼び出すことができます。
レコーディングや編集をしたパターンを保存しないで別のパ
ターンを編集したり、ソング・モードに切り替えたり、電源
を切ったりすると、その編集内容は失われます。
※ パターンの保存は、パターン停止中に行ってください。
1.
メガミックスでパターンを作ります。
[ ]を押してパターン再生を停止します。
2.
[WRITE]を押します。
3.
保存先のパターンを指定する画面が表示されます。
[VALUE]を回して、保存先のパターンを選択します。
4.
ここで選んだパターンに保存します。前に保存してあっ
たパターンは消去されますので、間違えないよう選んで
ください。
5.
[ENTER]を押します。
「SurE」(保存してもよろしいですか?)と表示されます。
メガミックスでパターンを作るときのコツ
メガミックスで組み合わせたパターン同士の拍子や小節
数が異なると、うまく演奏がつながって聴こえない場合
があります。メガミックスでパターンを組み合わせると
きは、小節数と拍子が同じパターンを組み合わせるのが
よいでしょう。
メガミックスでパターンを差し替えると、差し替えるフ
レーズによっては、ミックス後の各パート間の音量のバ
ランスが著しく変わってしまう場合があります。このよ
うなときは、パート・レベル(P.19)を調節し直してか
らパターンを保存するとよいでしょう。
多くのプリセット・パターンでは、各パートの編成は以
下のようになっています。
パート R ドラム
パート 1 D-FIELD 演奏用
(演奏データは入っていません)
パート 2 ベース
パート 3 〜 7 コード、リード、その他
これを参考にして、たとえばベースを差し替えたいとき
はパート 2、ドラムを差し替えたいときはパート R と
いったように、パートの演奏データを差し替えていくと
よいでしょう。
また、ユーザー・パターンを作るときも、上記と同じよ
うな編成で作っておくと、メガミックスするときに使い
やすくなります。
第5章
6.
保存するなら[ENTER]を押します。
※ 中止するときは[EXIT]を押します。
保存が終了すると、保存先のパターン番号が表示されます。
パート R とパート 1 〜 7 との間でメガミックスを行う
ことはできません。
59
第 6 章 オリジナルのパターンを作成する
パターンを作成する
テープ・レコーダーや MD レコーダーに録音するような方法(リアルタイム・レコーディング )か、簡単なボタン操作でレコー
ディングできる方法(ステップ・レコーディング )でオリジナルのパターンを作成できます。
※ レコーディングや編集をしたパターンを保存しないで別のパターンを編集したり、ソング・モードに切り替えたり、電源を
切ったりすると、その編集内容は失われます。→パターンを保存する(P.20)
演奏しながら録音する(リアルタイム・レコーディング)
6.
D2の D-FIELD、あるいは外部 MIDI キーボードを使った
(P.79)演奏をレコーディングします。
1.
[PATTERN]を押して、パターン・モードにします。
[VALUE]を回して作成するパターン番号を選びます。
2.
[PART SELECT]を押します。
3.
4.
パート・ボタン[R]、[1]〜[7]を押して、録音した
いパートをカレント・パートにします。
録音するパートは、レコーディング中に切り替えること
もできます。
5.
パッチを選びます。
→音色(パッチ/リズム ・セット)を選ぶ(P.18)
[ ]を押します。
[ ]が点灯して REC STANDBY モードになります。
7.
パターンの設定を行います。
[ENTER]を押してパラメーターを選び、[VALUE]を回
して設定します。「パターン設定一覧」をご覧ください。
8.
[ ]を押して、リアルタイム・レコーディングを開始
します。
D-FIELD の操作などでの演奏が録音されます。
レコーディングを終了するには、[ ]を押します。
9.
パターン設定一覧(リアルタイム・レコーディング/ステップ・レコーディング共通)
画面表示 パラメーター 説明 設定値
LENGTH
(レングス)
COUNT IN
(カウント・イン)
LOOP REST
(ループ・レスト)
METRONOME
(メトロノーム)
INPUT QUANTIZE
TEMPLATE
(インプット・クォンタ
イズ・テンプレート)
INPUT QUANTIZE
TIMING
(インプット・クォン
タイズ・タイミング)
※ 1: リアルタイム・レコーディング時にのみ有効なパラメーターです。
※ 2: 32(32 分音符)、16T(16 分 3 連符)、16(16 分音符)、8T(8 分 3 連符)、8(8 分音符)、4T(4 分 3 連符)、4(4 分音符)
パターンの長さ(小節数)を設定します。 1〜32
レコーディング開始前のカウントの小節数を設定し
ます。「OFF」に設定するとカウントが入りません。
「NTE」に設定すると、最初に D-FIELD を操作した
ときにレコーディングがスタートします(※ 1)。
ON にすると、パターンの先頭に戻る前に 1 小節の
空白小節を挟みます。最終小節終端のフレーズが先
頭小節にまでレコーディングされるのを防ぐのに便
利です(※ 1)。
メトロノームを鳴らす/鳴らさないを設定します。
ステップ・レコーディング中にメトロノームを鳴ら
したい場合は「ALL」に設定してください。
レコーディングした結果をテンプレートのタイミング
に揃えます。演奏する最小の刻みを音符で指定します
(※1)。
インプット・クォンタイズの度合いを指定します。値
を大きくするほど正確なタイミングに補正されます
(※ 1)。
OFF、1、2、
NTE(WAIT NOTE)
OFF、ON
OFF:
メトロノームを鳴らしません。
ALL:
動作に関係なく、常に鳴ります。
REC(REALTIME REC ONLY):
リアルタイム・レコーディング
時にのみ鳴ります。
PLY(PLAY&REC):
再生時とリアルタイム・レコー
ディング時に鳴ります。
OFF、音符(※ 2)
0〜100
60
第 6 章 オリジナルのパターンを作成する
リアルタイム・レコーディング時の表示
CURRENTディスプレイは録音している小節と拍を、NEXT
ディスプレイはパターン全体の小節数を表示します。
(例)3小節目の 2 拍目、パターンの長さ 8 小節
小節内での録音している位置(グリッド )は、ビート・ス
キャン・ランプの点灯でも確認できます。
リアルタイム・レコーディングできる D-FIELD ファ
ンクション
音をレコーディングできるもの
[ADLIB]
•
[ASSIGN 1(AP1、AP2、PRV、PAD)]
•
•
[SD ROLL]
効果をレコーディングできるもの
[FILTER]
•
•
[MFX]
[X-FADER]
•
[ASSIGN 2(QTE、EXT以外)]
•
•
[ASSIGN 3(PAN)]
録音中に不要なデータを消す
(リアルタイム・イレース)
[EXIT(ERASE)]を押しながら下記のボタンを押すと、押
している間に再生されている各情報がカレント・パートから
消去されます。
[EXIT]+[ ] すべての演奏データを消去します。
[EXIT]+ [EDIT] すべてのコントロール情報などを消
去します。
[EXIT]+[NOTE
NUMBER]
[EXIT]+[VELOCITY] すべての音符を消去します。
[EXIT]+外部鍵盤 押さえた鍵の最低音と最高音の間に
外部鍵盤を接続して録音するときは、オート・チャンネル
(P.77)を「ON」に設定してください。
選ばれているノート・ナンバーの音
を消去します。
ある音を消去します。
リアルタイム・レコーディング中のパー
ト・エディット
リアルタイム・レコーディング中にパート・エディット
(P.19)を行うと、エディット操作も録音されます。
この機能を使うと、パターン再生時にレベルやパンなどの変
化を再現することができます。
レコーディング状態のまま試し弾きをす
る(リハーサル)
リアルタイム・レコーディングを停止することなく、一時的
に録音しない状態にできます。これにより、試し弾きと録音
を交互に何度も行うことができ、かつ録音と停止の操作を繰
り返す手間を省くことができます。
1.
リアルタイム・レコーディング中に[ ]を押します。
[ ]が点滅し、リハーサル状態になります。この状態
での演奏は録音されません。
試し弾きを終えたら、再度[ ]を押します。
2.
[ ]が点灯し、通常のリアルタイム・レコーディング
状態に戻ります。
第6章
61
第 6 章 オリジナルのパターンを作成する
1 音ずつ入力する
(ステップ・レコーディング)
[PATTERN]を押して、パターン・モードにします。
1.
[VALUE]を回して作成するパターン番号を選びます。
2.
3.
[PART SELECT]を押します。
4.
パート・ボタン[R]、[1]〜[7]を押して、録音した
いパートをカレント・パートにします。
録音するパートは、レコーディング中に切り替えること
もできます。
5.
[ ]を押します。
[ ]が点灯してREC STANDBY モードになります。
6.
パターンの設定を行います。
[ENTER]を押してパラメーターを選び、[VALUE]を
回して設定します。「パターン設定一覧」(P.60)をご覧
ください。
[ ]を押して、ステップ・レコーディングを開始します。
7.
ステップ・レコーディング時の表示
CURRENT ディスプレイは録音している小節と拍を、NEXT
ディスプレイは音符入力位置(グリッド )にある音(イベン
ト )のノート・ナンバー(高さ)/ベロシティー(強さ)/
デュレーション(長さ)を表示します。
(例)2 小節目の 3 拍目、音の高さ C4
※ イベントの位置がそのグリッドと次のグリッドの間にあ
る場合、拍の後ろにドットが表示されます。
※ イベントのないグリッドでは、NEXT ディスプレイに
「---」と表示されます。
[HOLD]を押さえると、CURRENTディスプレイは 1拍を
96 分割した中での位置(ティック)を表示します。
(例)3 拍目の 7 ティック目、音の高さ E5
ビート・スキャン・ランプの点滅位置でも、グリッドを確認
できます。
fig.BeatScan.j
音符を入力します。「音符の入力のしかた」をご覧くだ
さい。
8.
レコーディングを終了するには、[ ]を押します。
外部鍵盤を接続して録音するときは、オート・チャンネル
(P.77)を「ON」に設定してください。
点滅
音の長さの表示のしかた
既に入力された音符では、[NOTE TYPE]と[GATE
TIME]のどちらの表示も、音の長さ(デュレーション )に
なります。
NEXT ディスプレイの1 桁目が音を鳴らし続ける拍数、2 〜
3 桁目がティックを表します。
(例)1 小節目の 1 拍目が、2 拍と 35 ティック分の長さ
デュレーションが 9 拍と 95 ティックよりも長い場合は、
CURRENT ディスプレイも使って表示します。
(例)13拍と 58ティック
REC FUNCTIONの[NOTE NUMBER]で指定されている
高さの音のみ、表示されます。
62
第 6 章 オリジナルのパターンを作成する
音符の入力のしかた
音符を入力する位置を移動する
[VALUE]を回すとグリッド単位で移動します。
[HOLD]を押しながら[VALUE]を回すと、ティック単位
で移動します。
小節の端に達すると、次(前)の小節に移ります。
入力する音符を設定する
REC FUNCTIONボタン[NOTE NUMBER]〜[GATE
TIME]を押しながら、[VALUE]またはD-FIELD で、新し
く入力する音の高さ/強さ/長さを設定します。
[NOTE NUMBER]
+[VALUE]
[VELOCITY]+
[VALUE]
[NOTE TYPE]+
[VALUE]
[GATE TIME]+
[VALUE]
※ 1: 32(32 分音符)、16T(16 分 3 連符)、16(16 分音符)、
8T(8 分 3 連符)、8(8 分音符)、4T(4 分 3 連符)、
4(4 分音符)、2(2 分音符)、1(全音符)
D-FIELD での音符の設定
ノート・ナンバー、ベロシティー、ゲート・タイムは、DFIELD上で指を左右に動かして設定します。
音符の種類は、8 分割された D-FIELD のそれぞれを押さえ
ることで設定します。
音の高さを設定します。 C-(C-1)〜
音の強さ(ベロシ
ティー)を設定します。
音符の種類を設定します。
音を伸ばす時間(ゲー
ト・タイム)を設定し
ます。
fig.Pad
No. 機能
1 32(32 分音符)
2 16T(16 分 3 連符)
3 16(16 分音符)
4 8T(8 分 3 連符)
5 8(8 分音符)
6 4T(4 分 3 連符)
7 4(4 分音符)
8 2(2 分音符)
G9
1〜127
音符(※ 1)
5 〜 200(%)
D-FIELD を使った音符の入力
ステップ・レコーディング中に、8 分割された D-FIELD の
それぞれを押さえることで、より効率的にレコーディングで
きます。
fig.Pad
No. 機能 説明
1 REST
(レスト)
2 ENTER
(エンター)
3 ERASE
(イレース)
4 TIE
(タイ)
5 PREV NOTE
(PREV ノート)
6 NEXT NOTE
(NEXTノート)
7 SEARCH BWD
(サーチ BWD)
8 SEARCH FWD
(サーチ FWD)
現在のティックに休符を入力して、次
のティックに進みます。
現在のティックに音符を入力して、次
のティックに進みます。
現在のティックにある音符を消去しま
す。
直前に入力した音符の長さを、現在の
REC FUNCTION の設定だけ延ばします。
現在のティックの直前にある、同じ
ノート・ナンバーの音符に移動しま
す。
現在のティックの直後にある、同じ
ノート・ナンバーの音符に移動します。
ノート・ナンバーに関係なく、現在の
ティックの直前にある音符に移動しま
す。
ノート・ナンバーに関係なく、現在の
ティックの直後にある音符に移動しま
す。
ステップ・レコーディング中のパート・
エディット
ステップ・レコーディング中にパート・エディットを行う
と、パートの設定は変更されますが、エディット操作は録音
されません。
第6章
音符を入力/消去する
[ENTER]を押すと、REC FUNCTION で設定した音符が現
在のグリッド(ティック)に入力されます。
[EXIT(ERASE)]を押すと、現在のグリッド(ティック)
にある音符が消去されます。
※ REC FUNCTIONの[NOTE NUMBER]で指定されて
いる高さの音のみ、消去されます。
63
第 6 章 オリジナルのパターンを作成する
入力した音符を修正する
(ノート・エディット)
既に入力した音符の高さや強さ、長さを変更することができ
ます。
ステップ・レコーディング中に[VALUE]または D-
1.
FIELD(P.63)を使って、修正したい音符の位置に移動
します。
REC FUNCTION ボタン[NOTE NUMBER]〜[GATE
2.
TIME]のいずれか 1 つを押しながら[EDIT]を押します。
押していた REC FUNCTION ボタンと NEXT ディスプレ
イの表示が点滅して、ノート・エディット・モードにな
ります。
3.
[VALUE]を回して値を変更します。
点滅している以外の REC FUNCTION ボタンを押すと、
4.
そのパラメーターを変更できるようになります。
5.
手順 3、4 を繰り返して、音符を修正します。
ノート・エディットを終了するときは、[ENTER]か
6.
[EDIT]を押します。
入力した音符の位置を修正する
既に入力した音符の位置をずらしたり(ムーブ・ノート)、
別の位置にコピー(コピー・ノート)することができます。
ステップ・レコーディング中に[VALUE]または D-
1.
FIELD(P.63)を使って、移動(コピー)したい音符の
位置に移動します。
[EDIT]を押します。
2.
3.
[VALUE]を回して、音符を移動するかコピーするかを
選びます。
音符を移動します。
音符をコピーします。
[ENTER]を押します。
4.
グリッド指定画面になります。
(例)1 小節目の 2 拍目、86 ティック目
REC FUNCTIONボタンの点滅が点灯に変わります。
REC FUNCTIONの[NOTE NUMBER]で音の高さを切り
替えることにより、和音の構成音をそれぞれ独立してエ
ディットすることができます。
2 つのグリッドの間にある音符については、前側のグリッド
のビート・スキャン・ランプが点灯(または点滅)します
が、そのグリッドで[EDIT]を押すと「noEdit」と表示さ
れます。その場合、D-FIELD 5 〜8 の機能(P.63)を使っ
て音符を選んでください。
5.
[VALUE]を回して移動(コピー)する位置を指定します。
[DISPALY]を押しながら[VALUE]を回すと、グ
リッド単位で指定できます。
[EXIT]を押しながら[VALUE]を回すと、拍単位で指
定できます。
6.
位置を決めたら[ENTER]を押します。
「SurE」(移動、またはコピーしてもよろしいですか?)
と表示されます。
移動(コピー)してよければ[ENTER]を押します。
7.
※ 手順 3 〜 7 の途中で[EXIT]を押すと、1つ前の画面
に戻ります。
2 つのグリッドの間にある音符については、前側のグリッド
のビート・スキャン・ランプが点灯(または点滅)します
が、そのグリッドで[EDIT]を押すと「noEdit」と表示さ
れます。その場合、D-FIELD 5 〜8 の機能(P.63)を使っ
て音符を選んでください。
64
第 6 章 オリジナルのパターンを作成する
パターンを編集する
(パターン・エディット)
パターンの演奏データを小節単位で編集することをパター
ン・エディットといいます。パターンの演奏データの内容を
修正したり、いろいろなパターンを組み合わせて全く別のパ
ターンを作ったりすることができます。
※ パターンの編集は、パターンを停止してから行ってくだ
さい。
エディットを実行したパターンのデータは、そのまま電源を
切ると失われます。作成したパターンを保存しておきたいと
きは、必ずパターン・ライトの操作を行ってください。
→「パターンを保存する」(P.20)
ユーザー・パターンを初期化する
(パターン・イニシャライズ)
ユーザー・パターンを演奏データが何も入っていない状態
(空パターン)に初期化します。
1.
[VALUE]を回して、初期化するユーザー・パターンを
選びます。
パターン・エディットの基本操作
[PATTERN]を押して、パターン・モードにします。
1.
[VALUE]を回して、エディットするパターンを選びます。
2.
3.
[EDIT]を押します。
4.
[VALUE]を回して、編集機能を選びます。
[ENTER]と[EXIT]でパラメーターを選びます。
5.
[ENTER]を押すと次のパラメーターに進み、[EXIT]
を押すと戻ります。
6.
[VALUE]を回して、バリューを設定します。
7.
手順 5 〜 6 を繰り返してエディットを続けます。
最後のパラメーターを設定し終わると、「SurE」(実行
8.
してもよろしいですか?)と表示されます。
9.
実行するなら[ENTER]を押します。
※ エディットを中止するときは[ ]を押します。
2.
[EXIT]を押しながら[PATTERN]を押します。
「SurE」(初期化してもよろしいですか?)と表示され
ます。
3.
実行するなら[ENTER]を押します。
※ 中止するときは[EXIT]を押します。
第6章
65
第 6 章 オリジナルのパターンを作成する
パターンをコピーする(パターン・コピー)
fig.PTNCPY
あるパターンを別のパターンにコピーします。
画面表示 パラメーター 説明 設定値
SOURCE
(ソース)
TOP/END
(トップ/エンド)
DESTINATION
(ディスティネー
ション)
MEASURE
(メジャー)
TIMES
(タイムス)
MODE
(モード)
コピーするデータを選びます。
データをコピーするパートのパート・ボタン[R]、[1]〜
[7]を押して点灯させます。
コピーする小節の範囲を設定します。CURRENT ディスプレイ
が先頭小節、NEXT ディスプレイが最終小節です。
※ ソースが「SETUP」のときは表示されません。
コピー先のパターンを指定します。
コピー元のパートが 1 つだけの場合、パート・ボタンを押して
点灯させることで、コピー先のパートを選ぶことができます。
コピー先のパターンの何小節目にコピーするかを設定します。 001 〜 END
コピーする回数を設定します。 1 〜 32(最大)
コピー先のデータを、コピー元のデータと置き換えるか、ミッ
クスするかを設定します。
ALL:
PHRASE:
SETUP:
001 〜 END
A01 〜 U00
REPLACE、MIX
すべての演奏データ
音符情報のみ
セットアップ・パラ
メーター(P.20)のみ
コピー先(ディスティネーション)のパートを指定できるのは、コピー元(ソース)のパートが 1パートだけの場合のみです。
※
コピー元のパートが 2 パート以上あるときは、それぞれ同じパートにコピーされます。
※ 同一パターン内で、あるパートのデータを別のパートにコピーする場合、一度に 1 パートしか選ぶことができません。
パート R とパート 1 〜 7 との間でコピーを行うことはできません。
66
第 6 章 オリジナルのパターンを作成する
不要な情報を消去する(イレース)
fig.PTNERS
パターンの一部(あるいは全部)のデータを消去します。
画面表示 説明 設定値
消去する小節の範囲を設定
します。
CURRENT ディスプレイが
先頭小節、NEXTディスプ
レイが最終小節です。
001 〜
END
データを消去するパートのパート・ボタン[R]、[1]〜
[7]を押して点灯させます。
不要な小節を削除する
(デリート・メジャー)
fig.PTNDEL
パターンの不要な小節を削除し、前後をつなぎ合わせます。
あるパートにおいて、削除した範囲の後ろにデータがある場
合、そのパートの演奏データの長さだけが短くなります。削
除の対象にすべてのパートを指定したときは、削除の結果、
パターン自体の長さが短くなります。
fig.7-01
123456
空の小節を挿入する
(インサート・メジャー)
fig.PTNINS
パターンの中の、指定した小節と次の小節の間に空白小節を
挿入します。途中に演奏を加えたいときは、この操作で空白
小節を挿入してから演奏を録音します。挿入される小節の拍
子は、挿入位置の前の拍子と同じになります。
fig.7-02
122345
1 23456
画面表示 説明 設定値
CURRENT ディスプレイ
何小節目に挿入するかを
設定します。
※ 上図の例の場合、ステッ
プ 2 を選びます。
NEXT ディスプレイ
挿入する小節の数を設定
します。
※ 挿入するとパターンが
32 小節を超えるような
数は設定できません。
小節を挿入するパートのパート・ボタン[R]、[1]〜[7]
を押して点灯させます。
001 〜
END
1〜32
12345
画面表示 説明 設定値
削除する小節の範囲を設定
します。
CURRENT ディスプレイが
先頭小節、NEXTディスプ
レイが最終小節です。
001 〜
END
小節を削除するパートのパート・ボタン[R]、[1]〜[7]
を押して点灯させます。
移調する(トランスポーズ)
fig.PTNTPS
パターンの各パートのノート・ナンバー(音の高さ)をずら
します。± 2 オクターブの範囲で移調できます。
画面表示 説明 設定値
移調する量を指定します。1
増やす(減らす)ごとに半
音づつ増加(減少)します。
移調するパートのパート・ボタン[R]、[1]〜[7]を押し
て点灯させます。
-24 〜
0〜24
第6章
67
第 6 章 オリジナルのパターンを作成する
音の強さを変える
(チェンジ・ベロシティー)
fig.PTNCVL
パターンに録音されているノートのベロシティー(強さ)を
変更します。大きい値にすると、強く弾いたことになりま
す。音を強くしたり弱くしたりするときに使います。
画面表示 説明 設定値
ベロシティーを変更す
る量を指定します。
ベロシティーを変更するパートのパート・ボタン[R]、[1]
〜[7]を押して点灯させます。
※ 変更の結果、127 より大きい(または 1より小さい)
ベロシティーになるものは、127(または 1)に変換さ
れます。
-99 〜 0 〜
99
音の長さを変える
(チェンジ・ゲート・タイム)
fig.CGT
余分なデータを間引く
(データ・シン)
fig.PTNDTH
ビッチ・ベンドやコントロール・チェンジなどのデータは連
続的に値を変化させるため、思った以上にデータ量が多くな
ります。データ・シンでは、このようなデータを間引くこと
によって、聴感上影響を与えない程度にデータ量を減らしま
す。これにより、本体メモリーを有効に使うことができま
す。
画面表示 説明 設定値
データを間引く量を指
定します。
データを間引くパートのパート・ボタン[R]、[1]〜[7]
を押して点灯させます。
0〜99
クォンタイズのかかったパターンをつ
くる(エディット・クォンタイズ)
fig.PTNQTE
パターンに録音されているノートのゲート・タイム(音符の
鳴っている長さ)を変更します。全体の演奏をスタッカート
ぎみにしたり、テヌートぎみにしたりするときに使います。
画面表示 説明 設定値
ゲート・タイムを変更
する量を指定します。
ゲート・タイムを変更するパートのパート・ボタン[R]、
[1]〜[7]を押して点灯させます。
-99 〜 0 〜
99
タイミングを微妙にずらす
(シフト・クロック)
fig.PTNSCK
パターンに録音されている演奏データのタイミングをクロッ
ク単位(1 拍長の 1/96)で前後に移動します。全体の演奏
を微妙にずらしたいときに使います。
画面表示 説明 設定値
シフト・クロックの量
を指定します。
-99 〜 0 〜
99
D-FIELD の ASSIGN 2:クォンタイズ(P.37)で変更され
た発音タイミングに従って、パターンの演奏データを修正し
ます。
通常のクォンタイズは演奏データの内容は変更せずに、再生
するパターンの発音タイミングだけを変更します。エディッ
ト・クォンタイズをすると、クォンタイズのかかった状態の
データをつくることができます。
画面表示 説明
クォンタイズを修正します。
※ クォンタイズ(P.37)でGRID、
SHUFFLE、GROOVE を選択してお
きます。(これらが選択されていな
いと、データは修正されません。)
ここでの設定でエディット・クオン
タイズが実行されます。
クォンタイズをかけるパートのパート・ボタン[R]、[1]
〜[7]を押して点灯させます。
パターンを保存する
気に入ったパターンができたら、そのパターンをユーザー・
パターンとして保存しておきましょう。
保存のしかたについては、P.20 をご覧ください。
タイミングを変更するパートのパート・ボタン[R]、[1]
〜[7]を押して点灯させます。
68
レコーディングや編集をしたパターンを保存しないで別のパ
ターンを編集したり、ソング・モードに切り替えたり、電源
を切ったりすると、その編集内容は失われます。
第 7 章 ソングの演奏と作成
ソングを再生する
パターンを演奏順に、いくつかつなぎ合わせたものをソング
といいます。
ソングを再生させると、パターンが順番に自動的に切り替わ
るので、自分でパターンを選ぶ必要がありません。1 個のソ
ングには最大 50 パターンまで演奏順を登録しておくことが
できます。
[SONG]を押して、ソング・モードにします。
1.
現在選ばれているソングの番号が NEXT ディスプレイ
に表示されます。
2.
[VALUE]を回して、再生するソングを選びます。
3.
[ ]を押すとソングの再生が始まります。
ソングの再生が始まると、パターンの再生時と同じよう
に、ディスプレイにカレント・パターンとネクスト・パ
ターンの番号が表示されます。また、BPM の変更も、
パターンを再生するときと同じ操作でできます(→
「BPM(テンポ)を変える(P.16)」)。
<再生中のステップとパターン番号の表示>
ソング再生中に[ENTER]を押します。
1.
CURRENT ディスプレイに再生中のステップ、NEXT
ディスプレイにそのパターン番号が表示されます。
[ENTER]か[EXIT]を押します。
2.
元の画面に戻ります。
※ この画面は[ ][ ]でステップを移動しても表
示されます。
<再生中のパターン番号と小節、拍の表示>
ソング再生中に[ ]を押します。
1.
CURRENT ディスプレイに再生中のパターン番号、
NEXT ディスプレイに小節と拍が表示されます。
[ ]から指を離します。
2.
元の画面に戻ります。
4.
[ ]を押すとソングの再生を停止します。
<ソング再生時の注意>
ソングにはパターンの演奏データが記録されるのではなく、
録音したパターンの演奏順だけが記録されています。そのた
め、ソングに登録しているパターンを変更するとソングの演
奏も変更されます。もし、パターンの演奏情報をすべて削除
してしまった場合は、そのパターンが選ばれた時点で再生が
停止してしまいます。
<早送りと巻き戻し>
[ ]を押すたびに、次のパターンの先頭に移動します。
[ ]を押すたびに、前のパターンの先頭に移動します。
ソング停止中に[ ]を押すと、ソングの先頭に戻ります。
第7 章
69
第 7 章 ソングの演奏と作成
ソングを作成する
(ソング・レコーディング)
パターンを一つずつ入力して、パターンの再生順序を入力し
ていきます。パターンの並び順に番号があり、この番号のこ
とをステップ といいます。
1.
[SONG]を押して、ソング・モードにします。
[VALUE]を回して、作成するソング番号を選びます。
2.
[ ]を押します。
3.
[ ]が点灯してSONG REC モードになります。
[VALUE]を回して、このステップで演奏するパターン
4.
を選びます。
5.
必要に応じて、各パートのミュートやパッチなどのセッ
トアップ・パラメーター(P.20)を変更します。
6.
[ENTER]を押して、次のステップへ進みます。
•
テンポ(BPM)は、先頭のステップでのみ入力/
変更可能です。
•
ソング途中でのテンポ変更はできません。
不要なステップを削除する
(ステップ・デリート)
ソングの不要なステップを削除し、前後をつなぎ合わせます。
fig.7-01
123456
12345
[SONG]を押して、ソング・モードにします。
1.
[VALUE]を回して、ステップを削除するソングを選び
2.
ます。
[ ]を押します。
3.
[ ]が点灯して SONG REC モードになります。
7.
手順 4〜 6を繰り返して、ステップ2 以降のパターンを入
力していきます。
8.
最後のステップを入力したら、[ ]を押して終了します。
<パターンを試聴する>
録音中にパターンを選んだあと[ ]を押している間、パ
ターンを試聴することができます。
<セットアップ・パラメーターを変更して登録する>
ソング・レコーディング中に、各パートのミュートやエフェ
クトの設定など、セットアップ・パラメーター(P.20)を
変更した状態で[ENTER]を押すと、その状態のまま登録
することができます。これは、登録する各パターンのセット
アップ・パラメーターをソング・データとして記憶しておく
もので、元パターンは何も影響を受けません。
この機能を使って、1 つのパターンのミュートの状態を変え
たり、MFX のタイプを変えたりして、同じパターンを展開
させながらソングを作ることができます。
4.
[] [ ]を押して、削除したいステップを表示さ
せます。
5.
[EDIT]を押して、以下の画面を表示させます。
[ENTER]を押します。
6.
「SurE」(削除してもよろしいですか?)と表示されます。
7.
削除するなら[ENTER]を押します。
※ 中止するときは[EXIT]を押します。
8.
[ ]を押して、通常のソング・モードに戻ります。
<ステップを修正する>
数ステップレコーディングしたあと、SONG REC モードで
[] [ ]を押すと、ステップを移動することができます。
70
第 7 章 ソングの演奏と作成
ステップを挿入する
(ステップ・インサート)
ソングの途中にステップを挿入し、以降のステップを 1 つ
後ろにずらします。
fig.7-02
122345
1 23456
1.
[SONG]を押して、ソング・モードにします。
[VALUE]を回して、ステップを挿入するソングを選び
2.
ます。
[ ]を押します。
3.
[ ]が点灯してSONG REC モードになります。
4.
[] [ ]を押して、パターンを挿入したいステッ
プを表示させます。
上図の例の場合、ステップ 2 を選びます。
ソングを編集する
(ソング・エディット)
※ ソングの編集は、ソングを停止してから行ってください。
ソングを消去する(ソング・クリア)
入力したすべてのステップを空の状態にします。ソングを最
初から作りたいときに便利です。
1.
[SONG]を押して、ソング・モードにします。
[VALUE]を回して、ステップを消去するソングを選び
2.
ます。
3.
[EDIT]を押します。
「SnG CLr」と表示されます。
4.
[ENTER]を押します。
「SurE」(消去してもよろしいですか?)と表示されます。
[EDIT]を押します。
5.
[VALUE]を回して、以下の画面を表示させます。
6.
7.
[ENTER]を押します。
「SurE」(挿入してもよろしいですか?)と表示されます。
挿入するなら[ENTER]を押します。
8.
※ 中止するときは[EXIT]を押します。
[VALUE]を回してパターンを選んだり、セットアッ
9.
プ・パラメーター(P.20)の変更を行います。
[ ]を押して、通常のソング・モードに戻ります。
10.
消去するなら[ENTER]を押します。
5.
※ 中止するときは[EXIT]を押します。
第7 章
71
第 7 章 ソングの演奏と作成
ソングをコピーする
(ソング・コピー)
ソングのデータを別のソングにコピーすることができます。
[SONG]を押して、ソング・モードにします。
1.
[VALUE]を回して、コピー元になるソングを選びます。
2.
3.
[EDIT]を押します。
4.
[VALUE]を回して、「SnG CPy」を表示させます。
[ENTER]を押します。
5.
コピー先のソングを指定する画面が表示されます。
6.
[VALUE]を回して、コピー先のソングを選びます。
ここで選んだ番号にソングをコピーします。前に保存し
てあったソングは消去されますので、間違えないよう選
んでください。
ソングを保存する
気に入ったソングができたら、そのソングをユーザー・ソン
グとして保存しておきましょう。
設定を変更した状態でソングを保存しておきたい場合は、以
下の手順で保存しておいてください。
1.
[SONG]を押して、ソング・モードにします。
2.
[WRITE]を押します。
保存先のソングを指定する画面が表示されます。
3.
[VALUE]を回して、保存先のソングを選びます。
ここで選んだ番号にソングを保存します。前に保存して
あったソングは消去されますので、間違えないよう選ん
でください。
[ENTER]を押します。
4.
「SurE」(保存してもよろしいですか?)と表示されます。
7.
[ENTER]を押します。
「SurE」(コピーしてもよろしいですか?)と表示されます。
8.
コピーするなら[ENTER]を押します。
※ 中止するときは[EXIT]を押します。
保存するなら[ENTER]を押します。
5.
※ 中止するときは[EXIT]を押します。
編集したソングは、電源をオフにするまでは記憶されていま
す。
72
第 8 章 環境設定と MIDI を使った応用
使用環境を設定する(システム)
チューニングや同期のしかたなど、全体に関わる使用環境の設定を行います。
※ パターンやソングの演奏中は、これらの各設定画面には入れません。
システム設定のパラメーターは、[EXIT]などで別の画面に切り替えるとき本体に保存されます。次回、D2に電源を入れると、
この設定値になります。
[SYSTEM]を押して、システム・エディット・モードにします。
1.
[SYSTEM]を押すたびに、「音源に関する設定」→「シーケンサーに関する設定」→「MIDI 送信に関する設定」→「MIDI
受信に関する設定」の順で切り替わります。
→→→→→ …
※ NEXT ディスプレイ下側のビート・スキャン・ディスプレイの点滅で、どの設定をしているか確認できます。
fig.8-1
[ENTER]を押して、設定するパラメーターを選びます。
2.
3.
[VALUE]を回して設定を変更します。
終了するときは[EXIT]を押します。
4.
音源に関する設定
画面表示 パラメーター 説明 設定値
MASTER TUNE
(マスター・チューン)
SD ROLL NOTE NUMBER
(スネア・ロール・ノート・ナンバー)
RESONANCE LIMITER RHYTHM
(レゾナンス・リミッター・リズム)
RESONANCE LIMITER NORMAL
(レゾナンス・リミッター・ノーマル)
音源のチューニングをします。表示の値は A4 鍵の
周波数です。
D-FIELD の SD ROLL で鳴らす楽器を選びます。カ
レント・パターンのパート R に選ばれているリズ
ム・セットの、ここで設定されたノート・ナンバー
の楽器が鳴ります。
→プリセット・リズム・セット一覧(P.86)
リズム・パートのレゾナンスの最大値を設定しま
す。設定値が大きいほど、可変範囲が広がります。
パート 1 〜 7 のレゾナンスの最大値を設定します。
設定値が大きいほど、可変範囲が広がります。
27.4(427.4)〜
40.0(440.0)〜
52.6(452.6)
(Hz)
35 〜 98
50 〜 127
50 〜 127
第8章
73
第 8 章 環境設定と MIDI を使った応用
シーケンサーに関する設定
画面表示 パラメーター 説明 設定値
SYNC MODE
(シンク・モード)
SYNC OUT
(シンク・アウト)
SONG LOOP MODE
(ソング・ループ・
モード)
SONG PLAY MODE
(ソング・プレイ・
モード)
内蔵シーケンサーの動作のしかたと、MIDI
クロックの送受信のしかたを設定します。
同期に関する MIDI メッセージを送信するか
どうかを設定します。
※ SYNC MODE が「SLAVE」に設定され
ている場合、SYNC OUT を「ON」にす
ることはできません。
※ D-FIELD ファンクションに「VINYL」が
選ばれているときは、SYNC OUT を
「ON」にしても、タイミング・クロック
(F8)とソング・ポジション・ポインタ
(F2)は出力されません。
ソングの再生のしかたを設定します。同じ
ソングを繰り返し再生したり、全ソングを
順番に再生したりすることができます。
ソングの次のステップに移るときに、パ
ターンのセットアップ・パラメーターを読
み込むかどうかの設定をします。
INT:
REMOTE:
SLAVE:
OFF:
ON:
OFF:
LOOP1:
ALL:
※ ALL でソングを再生するときは、ソン
MODE1:
MODE2:
内蔵シーケンサーは内部のテンポ・ク
ロックで動作します。外部から MIDI ク
ロックを受信しても無視します。
基本動作は「INT」と同じです。ただし、
外部 MIDI 機器からのスタート/ストッ
プ・メッセージで内蔵シーケンサーの再
生/停止をコントロールできます。
内蔵シーケンサーは外部 MIDI クロック
に同期します。外部 MIDI クロックを受
信していない場合は[ ]を押しても
パターン/ソングの再生はできません。
メッセージは送信されません。
MIDI OUT コネクターから以下のメッ
セージが送信されます。
・タイミング・クロック:F8
・スタート:FA
・コンティニュー:FB
・ストップ:FC
・ソング・ポジション・ポインタ:F2
通常の再生状態です。現在選ばれている
ソングを 1 回のみ再生します。
現在選ばれているソングを繰り返し再生
します。
全ソングを順番に繰り返し再生します。
グ間のつなぎ目をスムーズに再生でき
るよう、各ソングの最後に全パートが
ミュートされたパターン(再生しても
音が鳴らないパターン)を入れておく
ことをおすすめします。
次のステップに移るたびに、毎回セット
アップ・パラメーター、ミュート、リア
ルタイム・モデファイの設定を読み込み
ます。
今再生しているパターンと同じパターン
を次のステップで再生するときのみ、
セットアップ・パラメーター、ミュー
ト、リアルタイム・モデファイをそのま
ま引き継いで再生させることができま
す。
74
第 8 章 環境設定と MIDI を使った応用
画面表示 パラメーター 説明 設定値
RPS TRIGGER
QUANTIZE
(RPS トリガー・
クォンタイズ)
パターン再生中に RPSを使うとき、DFIELDを押すタイミングによっては、パ
ターンとフレーズの再生がずれてしまうこ
とがあります。D2 では用途に応じてフレー
ズの再生タイミングを設定することができ
るので、パターンにあわせて正確なタイミ
ングでフレーズを再生できます。
※ 設定値が「OFF」以外のときは、実際に
再生したいタイミングよりも少し早めに
D-FIELD を押すと、うまくパターンに同
期してフレーズを再生できます。
OFF:
D-FIELD を押すと、そのタイミングです
ぐにフレーズが再生されます。
16、8、4:
パターンを設定した音符単位に区切り、
D-FIELD を押すと次の音符のタイミング
でフレーズが再生されます。
MES:
パターンを 1 小節単位に区切り、D-
FIELD を押すと、次の小節の頭のタイミ
ングでフレーズが再生されます。
※ パターンが停止しているときは、上記
のどの設定を選んでいてもすぐにフ
レーズが再生されます。
TURNTABLE TOP
(ターンテーブル・
トップ)
D-FIELD BPM SW
(D-FIELD BPM ス
イッチ)
D-FIELD PITCH SW
(D-FIELD ピッチ・
スイッチ)
D-FIELD LEVEL SW
(D-FIELD レベル・
スイッチ)
D-FILED モードが VINYL(TTE、SR1)の
とき、指を離した際にパターンの先頭に戻
るかどうかを設定します。
D-FIELD モードが VINYL(TTE)のとき、
指で円を描く速さで BPMを変化させるか
どうかを設定します。
D-FIELD モードが VINYL(TTE、MAN)の
とき、指で円を描く速さでピッチ(音の高
さ)を変化させるかどうかを設定します。
D-FIELD モードが VINYL(TTE、MAN)、
SD ROLLのとき、指で描く円の大きさで音
量を変化させるかどうかを設定します。
OFF、ON
OFF、ON
OFF、ON
OFF、ON
第8章
75
第 8 章 環境設定と MIDI を使った応用
MIDI 送信に関する設定
画面表示 パラメーター 説明 設定値
TX MODE
(送信モード)
TX BULK
(バルク送信)
どのような MIDI 情報を外部に送信するかを設定し
ます。製品出荷時は「MODE1」に設定されていま
す。D2、MC-307、MC-505、JX-305 と MIDI 接
続する場合には、MODE2 に設定すると MODE1
に比べて送受信データ量が少なくなります。
※ MODE1、MODE2 で切り替わるコントロー
ラー・ナンバーについては、このページの「送
信データ一覧」をご覧ください。
内部の設定やカレント・パターンのデータをひと
まとめにして、外部に保存することができます。
詳しくは P.81 をご覧ください。
MODE1、MODE2
OFF:
データは送信されません。
PTN:
カレント・パターンのデータを送信します。
ALL:
すべてのデータを送信します。
送信データ一覧
Parameter TX MODE Value
MODE1(製品出荷時) MODE2
PITCH COARSE TUNE EXCLUSIVE CC#21 16 〜 112 (Center=64)
FILTER FILTER TYPE EXCLUSIVE CC#34 0〜4
AMPLIFIER TONE LEVEL EXCLUSIVE CC#36 0〜127
P-ENVELOPE DEPTH EXCLUSIVE CC#25 52 〜 76 (Center=64)
F-ENVELOPE DEPTH CC#81 CC#81 1 〜 127 (Center=64)
A-ENVELOPE A CC#73 CC#73 0〜127
LFO1 WAVEFORM EXCLUSIVE CC#15 0〜7
PORTAMENTO SW CC#65 CC#65 0 〜 63 (OFF), 64 - 127 (ON)
PART EDIT LEVEL CC#7 CC#7 0〜127
※ パターン再生中にこれらのパラメーターを変更すると、シーケンサーに記録されたデータは音源へ送られなくなります。
(パネル操作を優先して鳴らすためです。)別のパターンが呼び出されるまで、この状態は続きます。
FINE TUNE CC#77 CC#77 14 〜 114 (Center=64)
CUTOFF CC#74 CC#74 0〜127
RESONANCE CC#71 CC#71 0〜127
TONE PAN EXCLUSIVE CC#35 0 〜 127 (Center=64)
RND PAN EXCLUSIVE CC#37 0 (OFF), 63 (ON)
A EXCLUSIVE CC#26 0〜127
D EXCLUSIVE CC#27 0〜127
S EXCLUSIVE CC#39 1 〜 127 (Center=64)
R EXCLUSIVE CC#40 0〜127
A CC#82 CC#82 0〜127
D CC#83 CC#83 0〜127
S EXCLUSIVE CC#28 0〜127
R EXCLUSIVE CC#29 0〜127
D CC#75 CC#75 0〜127
S EXCLUSIVE CC#31 0〜127
R CC#72 CC#72 0〜127
RATE CC#16 CC#16 0〜127
P-DEPTH CC#18 CC#18 1 〜 127 (Center=64)
F-DEPTH CC#19 CC#19 1 〜 127 (Center=64)
A-DEPTH CC#80 CC#80 1 〜 127 (Center=64)
TIME CC#5 CC#5 0〜127
SOLO CC#126/127 CC#126/127 126=1 (ON), 127=0 (OFF)
PAN CC#10 CC#10 0 〜 127 (Center=64)
KEY SHIFT EXCLUSIVE CC#85 16 〜 112 (Center=64)
REVERB CC#91 CC#91 0〜127
DELAY CC#94 CC#94 0〜127
MFX SW EXCLUSIVE CC#86 0 (OFF), 1 (ON), 4 (RHY)
76
第 8 章 環境設定と MIDI を使った応用
MIDI 受信に関する設定
画面表示 パラメーター 説明 設定値
AUTO CHANNEL
(オート・チャンネル)
ARPEGGIO CTRL CH
(アルペジオ・コント
ロール・チャンネル)
RPS CTRL CH
(RPS コントロール・
チャンネル)
RX SYSEX
(レシーブ・システム・
エクスクルーシブ)
SOFT THRU
(ソフト・スルー)
DEVICE ID
(デバイス ID ナンバー)
RX BULK
(バルク受信)
外部 MIDI 機器からの MIDI 情報の受信のしかたを設定
します。
※ 製品出荷時は「OFF」に設定されています。
※ アルペジオ・コントロール・チャンネルや RPSコン
トロール・チャンネルで設定したチャンネルのノー
ト情報で、外部からアルペジオや RPSをコントロー
ルするときは「OFF」にします。
オート・チャンネルが「OFF」のとき、外部 MIDI 機器
からのどのチャンネルのノート情報でアルペジオをコン
トロールするかを設定します。設定したチャンネルの
ノート情報を外部から受信すると、そのノート情報を元
にアルペジオを作り、カレント・パートで鳴らすことが
できます。製品出荷時は「16」に設定されています。
※ オート・チャンネルが「ON」のとき、この設定は無
効です。
オート・チャンネルが「OFF」のとき、外部 MIDI 機器
からのどのチャンネルのノート情報で RPS をコント
ロールするかを設定します。設定したチャンネルのノー
ト情報を外部から受信すると、RPS を鳴らすことがで
きます。製品出荷時は「15」に設定されています。
※ オート・チャンネルが「ON」のとき、この設定は無
効です。
システム・エクスクルーシブを受信するかどうかを設定
します。設定値が「OFF」のときは、システム・エクス
クルーシブを受信しません。
「ON」にすると、MIDI IN コネクターで受信した MIDI
情報をそのまま MIDI OUT コネクターから送信します。
この設定は、2 台以上の D2 に別々のデータを送信する
ときにだけ必要な設定です。それ以外の場合は設定を変
更しないでください。デバイス ID ナンバーの製品出荷
時の設定は「17」です。
※ バルク・ダンプでデータを保存したときのデバイス
ID がわからなくなると、保存したバルク・データを
受信できなくなります。
外部機器に保存したデータを D2 に戻します。
詳しくは P.81 をご覧ください。
OFF:
ON:
OFF、1 〜 16
OFF、1 〜 16
OFF、ON
OFF、ON
17 〜 32
OFF:
PTN:
ALL:
外部 MIDI 機器から送信さ
れる MIDI データのチャン
ネルに従って、パートご
とに別々にパッチを鳴ら
すことができます。
外部 MIDI 機器の送信チャ
ンネルに関わらず、D2 で
選んでいるパートのパッチ
を鳴らすことができます。
データは受信されません。
カレント・パターンの
データを受信します。
すべてのデータを受信し
ます。
第8章
77
第 8 章 環境設定と MIDI を使った応用
MIDI を使った応用操作
MIDI とは?
D2は「MIDI」の演奏データを録音/再生し、また「MIDI」
の演奏データを受けとって音源が働き、音が出ます。
MIDI(ミディ:Musical Instrument Digital Interface) とは、
電子楽器やコンピューターの間で演奏などの情報をやり取り
できる統一規格です。MIDI コネクターを持った機器同士を
MIDI ケーブルで接続して、データを送ったり受けとったり
します。MIDI は、いまや電子楽器にとってなくてはならな
いものとなりました。MIDI なしでは外部キーボードで D2
の音を鳴らしたり、外部キーボードの演奏を D2 に録音、再
生させたりすることはできません。D2は、MIDI について詳
しい知識がなくても簡単に使えるようになっていますが、電
子楽器をより使いこなしていきたいかたのために、この章で
簡単に D2 の MIDI に関する説明をします。
MIDI 端子について
D2には 2 つの MIDI 端子があります。
•
MIDI OUT コネクター
外部の MIDI 機器に対して MIDI 情報を送信します。
MIDI IN から受信したデータをそのまま送信する端子と
して使用することもできます。(→「ソフト・スルー
(P.77)」)
MIDI IN コネクター
•
MIDI チャンネルについて
MIDI では、最大 16パートの演奏データを 1本の MIDI ケー
ブルでやりとりできます。これを可能にしているのが MIDI
チャンネルです。MIDI チャンネルを使うことで、たくさん
の情報の中から必要とする情報を選ぶことができます。
MIDI チャンネルには 1 から 16まであり、通常は送信側と
受信側の MIDI チャンネルを一致させてメッセージを伝えま
す。
D2 は、製品出荷時はオート・チャンネル(P.77)の設定が
オフになっています。これをオンにすると、外部 MIDI キー
ボードの送信チャンネルに関係なく、今選んでいるパートの
パッチを鳴らすことができます。
※ 各パートの送受信チャンネルの設定は次の通りです。各
パートのチャンネルの設定を変更することはできません。
パート R 10チャンネル
パート 1 1 チャンネル
パート 2 2 チャンネル
パート 3 3 チャンネル
パート 4 4 チャンネル
パート 5 5 チャンネル
パート 6 6 チャンネル
パート 7 7 チャンネル
RPS(製品出荷時) 15 チャンネル
アルペジエーター(製品出荷時) 16チャンネル
外部の MIDI 機器から送られてくる MIDI 情報を受信し
ます。MIDI 情報を受信した D2 は、音を出す、音色を
切り替えるなどの動作をします。
78
第 8 章 環境設定と MIDI を使った応用
外部 MIDI 機器と組み合わせて使う
外部 MIDI キーボードで D2 にレコーディ
ングする場合
外部 MIDI キーボードで演奏して、D2 にレコーディングす
る場合の設定です。
オート・チャンネルの設定を「ON」にします(P.77)。
fig.8-3
MIDI OUT MIDI Ch = 1–16
MIDI IN
D2 を使って外部 MIDI 機器を鳴らす
D2 は D-FIELD の操作を MIDI OUT 端子から送信することが
できます。また、D2 の各パートにレコーディングされた演
奏も外部へ送信できます。このとき、各パート R、1、... 、
7 の MIDI チャンネルは、順に MIDI チャンネル 10、1、2、
... 、7 のデータとして送信します。
受信する外部 MIDI 音源のチャンネルを 10、1、2、.... 、7
のいずれかに設定すれば、外部 MIDI 機器を鳴らすことがで
きます。
fig.8-4
MIDIIN MIDIOUT
MIDI音源
AUTO CHANNEL = ON
この設定により、D2で選んでいるパートが(外部 MIDI
キーボードの送信チャンネルに関係なく)レコーディング・
パートになります。
外部 MIDI シーケンサーの音源として D2
を鳴らす場合
オート・チャンネルの設定を「OFF」にします(P.77)。
(製品出荷時の設定は「OFF」になっています。)
この設定により、D2は複数の MIDI チャンネルのデータを
受信して同時に鳴らすことができます。
外部 MIDI シーケンサーの送信チャンネルを、D2 で鳴らし
たいパートの受信チャンネルに合わせます。たとえば、パー
ト 2 を鳴らしたい場合、パート 2 の受信チャンネルは「2」
なので、外部 MIDI シーケンサーの送信チャンネルを「2」
に合わせます。
外部音源の MIDI チャンネルを 10、1、2、... 、7 に設定し
1.
ます。
2.
D2 を再生するか、または D-FIELD を操作します。
D2
第8章
79
第 8 章 環境設定と MIDI を使った応用
外部 MIDI 機器と同期する
D2のシーケンサーと他のシーケンサーのタイミングを合わ
せて再生できます。これにより、さらに多くのパートを同時
に使った、大規模な演奏が可能です。
D2 の演奏に外部 MIDI シーケンサーを同
期させる
D2から送信される MIDI クロックに外部 MIDI シーケンサー
を同期させて、同時に再生させることができます。
ここでは、D2のパターンと外部 MIDI シーケンサーを同期
させてみましょう。(この例では、外部 MIDI 音源は外部
MIDI シーケンサーからの MIDI データで鳴らします。)
fig.8-5.j
MIDIIN MIDIOUT
外部 MIDI シーケンサーの演奏に D2 を同
期させる
外部 MIDI シーケンサーやハードディスク・レコーダーから
送信される MIDI クロックに同期させて、D2 のシーケン
サーを同時に再生することができます。ここでは、D2 のパ
ターンを同期させてみましょう。
fig.8-6.j
MIDIIN MIDIOUT
シーケンサー
D2 の設定をします
D2
シーケンサー
D2 の設定をします
シンク・アウトの設定を「ON」にします(P.74)。
1.
この設定により、同期信号が D2 の MIDI OUT から送信
されるようになります。
2.
使用するパターンの全パートのシーケンサー・アウト
プット・アサインの設定を「INT」にします(P.19)。
この設定により、D2 は MIDI OUT から MIDI クロックや
スタート、ストップの情報だけ出力するようになります。
外部シーケンサーの設定をします
3.
外部 MIDI シーケンサーを、外部からのMIDI クロックに
同期させる設定にします。
設定のしかたについては、外部 MIDI シーケンサーの取
扱説明書をご覧ください。
同期再生を始めます
D2 の[ ]を押すと、同期演奏が始まります。
4.
5.
同期演奏を止めたいときは、D2 の[ ]を押します。
外部 MIDI シーケンサーも停止します。
D2
シンク・モードの設定を「SLAVE」にします(P.74)。
1.
D2 の[ ]を 2 回押します。
2.
パターンの先頭に戻ります。
外部シーケンサーの設定をします
3.
外部 MIDI シーケンサーから MIDI クロックが送信される
ように設定します。
設定のしかたについては、外部 MIDI シーケンサーの取
扱説明書をご覧ください。
同期再生を始めます
外部 MIDI シーケンサーの[PLAY]ボタンを押すと、同
4.
期演奏が始まります。
5.
同期演奏を止めたいときは、外部 MIDI シーケンサー側の
[STOP]ボタンを押します。
※ 必要に応じて、外部 MIDI 機器から D2 へ演奏情報が送
られないように設定してください。(あるいは、D2で使
用している MIDI チャンネル 1、2、... 7、10 で送信し
ないよう設定してください。)この設定をしないと、外
部機器の演奏情報で D2 が鳴ります。
詳しくは、外部 MIDI 機器の取扱説明書を参照してください。
※ 外部 MIDI シーケンサーから送信される MIDI クロック
に同期せずに、パターンの再生/停止だけをコントロー
ルすることもできます。この場合、D2 のシンク・モー
ドの設定を「REMOTE」にしておきます(P.74)。
80
第 8 章 環境設定と MIDI を使った応用
データを外部シーケンサーに保存する
(バルク・ダンプ)
D2は、現在選んでいるパターンのデータ、あるいは記憶し
ているすべてのデータを、他の D2 に送信したり、外部
MIDI シーケンサー(ローランド MC-80 など)に送信して
保存することができます。このデータの送信をバルク・ダン
プ、受信を バルク・ロードといいます。
送信(バルク・ダンプ)のしかた
D2が記憶しているデータを、シーケンサーなどの外部 MIDI
機器へ送信して保存できます。
fig.8-7.j
MIDIIN MIDIOUT
受信(バルク・ロード)のしかた
外部 MIDI 機器に保存したデータを受信します。
fig.8-8.j
MIDIIN MIDIOUT
シーケンサー
1.
[SYSTEM]を数回押して MIDI 受信の設定画面にします。
D2
シーケンサー
[SYSTEM]を数回押して MIDI 送信の設定画面にします。
1.
[ENTER]を押してバルク・ダンプの設定画面にします。
2.
[VALUE]を回して「Ptn(カレント・パターンのデータを
3.
送信)」か「ALL(すべてのデータを送信)」を選びます。
[ENTER]を押します。
4.
「SurE」(送信してもよろしいですか?)と表示されます。
※ 中止するときは[EXIT]を押します。
接続した MIDI 機器を、データの受信ができる状態にします。
5.
6.
[ENTER]を押して送信を開始します。
D2
2.
[ENTER]を数回押してバルク・ロードの設定画面にします。
3.
[VALUE]を回して「Ptn(カレント・パターンのデータを
受信)」か「ALL(すべてのデータを受信)」を選びます。
4.
[ENTER]を押します。
「SurE」(受信してもよろしいですか?)と表示されます。
※ 中止するときは[EXIT]を押します。
[ENTER]を押して受信を開始します。
5.
接続した MIDI 機器からデータを送信します。
6.
データの受信が終了すると、元の画面に戻ります。
バルク・ロードに入ると、編集中のパターンの内容は変更さ
れます。手順 3 で「ALL」を選んだときは、内部のすべての
データが変更されます。
第8章
データの送信が終了すると、元の画面に戻ります。
バルク・ロード中は絶対に電源を切らないでください。メモ
リーの内容が壊れることがあります。
81
故障かな?と思ったら
音が出なくなったり、動作がおかしくなったりしたときは、まず以下の点を確認してください。
確認しても思ったように動作しないときは、お買い上げ店または最寄りのロ−ランド・サービスにご連絡ください。
※ 記録内容の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。
症状 原因 対応
音が鳴らない D2 および接続機器の電源が入っていない。 電源を入れる。
AC アダプターが正しく接続されているか確認する。
D2 および接続機器のボリュームが下がってい
る。
MIDI ケーブル、オーディオ・ケーブルが正しく
接続されていない。
該当するパートのパート・レベルが下がってい
る。
パート R の音が
鳴らない
音が途切れる 同時に鳴らそうとしている音数が多すぎる(最
不自然に鳴りつづ
ける音がある
D-FIELD に触れ
ても音が鳴らない
D-FIELD の効果
が得られない
リズム・トーンがすべてミュートされている。 リズム・トーンのミュートを解除する(P.17)。
大同時発音数 64)。
ディレイのタイムやフィードバック、アンプ・
エンベロープのリリース・タイムの設定値が大
きくなりすぎている。
D-FIELD ファンクションに、音の鳴らない機能
が選ばれている。
D-FIELD の押さえかたが弱い。 適度に力を入れて D-FIELD を押さえる。
D2 の状態が SYSTEM/EDIT/WRITE になっている。[EXIT]を数回押して、これらの状態から抜ける。
ボリュームを上げる。
正しく接続する(P.11)。
パート・レベルを上げる(P.19)。
同時に演奏する音数を減らす。
再生するパターンの音数を減らす。
これらの設定値を小さくする(P.43、P.35)。
音の鳴る機能(RPS、ADLIB など)を選ぶ(P.23
〜 P.32)。
シンク・モードの設定が「SLAVE」になっている。シンク・モードの設定を「INT」にする(P.74)。
D-FIELD から手
を離しても音が鳴
りっぱなしになる
リバーブ/ディレ
イ/ MFX がかか
らない
ピッチがずれているD2 または、外部 MIDI 音源のチューニングがず
パターン、ソング
が再生できない
パターンの演奏が
もたつく、よたる
パターンが切り替
わらない
正常な動作をしないパネルのボタンが押されたままの状態になって
[HOLD]が点灯している。 [HOLD]を押して消灯させる。
リバーブ/ディレイ/ MFX が「OFF」になって
いる。
リバーブ・レベル、各パートのパート・リバー
ブ・レベルの設定値が「0」になっている。
ディレイ・レベル、各パートのパート・ディレ
イ・レベルの設定値が「0」になっている。
MFX アウトプット・レベルが「0」になってい
る。各パートのパート MFX SW の設定値が
「OFF」になっている。
れている。
D2 の状態が SYSTEM/EDIT/WRITE になっている。[EXIT]を数回押して、これらの状態から抜ける。
シンク・モードの設定が「SLAVE」になっている。シンク・モードの設定を「INT」にする(P.74)。
パターンのデータ量が多すぎる。 不要な情報を取り除く。データ・シンで間引く
テンポが速すぎる。 テンポを遅くする(P.16)。
パターンを選ぶとき、CURRENTディスプレイ
が点滅している。
ソング・モード、またはメガミックス・モード
になっている。
[ENTER]が押されていない。 [ENTER]を押して決定する。
いる。
各エフェクトを「ON」にする(P.42、P.43、
P.44)。
設定値を上げる(P.42、P.19)。
設定値を上げる(P.43、P.19)。
MFX アウトプット・レベルを上げる。パート MFX
SW を「ON」に設定する(P.45 〜 P.57、P.19)。
チューニングの設定を確認する(P.73)。
(P.68)。
同じポジションにある、和音で入力されたノート情
報を、ムーブ・ノートで後ろにずらす(P.64)。
リズム・パート以外のパートの情報を、シフト・ク
ロックで後ろにずらす(P.68)。
CURRENTディスプレイが点滅していないときにパ
ターンを選ぶ(P.15)。
[PATTERN]を押してパターン・モードにする。
ボタンを押されていない状態にする。
82
エラー・メッセージ一覧
操作に誤りがあったり、操作どおりに正しく処理できなかったときは、エラー・メッセージが表示されます。
表示されたエラー・メッセージの指示に従って対応してください。
画面表示 意味 対応
内部システムに異常があります。 お買い上げ店または最寄りのローランド・サービス
にお問い合わせください。
ユーザー・メモリーの内容が壊れている可能
性があります。
再生中なので、その操作はできません。 [ ]を押して、演奏を停止してから操作してくださ
パターンがメガミックスされた状態なので、
その操作はできません。
ミュートしていないパートが複数あるので、
RPS セット(またはメガミックス・セット)
に登録できません。
エディットする項目がありません。 ([EDIT]を押しても変更できるパラメーターがない
パターンに演奏データが録音されていないの
で再生できません。
1 つのパターンで録音できる最大録音音数を
超えたため、これ以上パターンを録音できま
せん。
1 つのソングに録音できる最大パターン数を
超えたため、これ以上ソングを録音できませ
ん。
ユーザー・メモリーの容量が足りないため、
パターンを保存できません。
一度に大量の MIDI メッセージを受信したため
(またはパターンのデータが多すぎるため)、
D2がMIDI メッセージを処理できません。
MIDI ケーブルの接続に問題があります。 MIDI ケーブルの抜けや断線がないことを確認してく
ファクトリー・リセットを行ってみてください
(P.14)。それでもなおらないときは、お買い上げ店
または最寄りのローランド・サービスにお問い合わ
せください。
い。
パターンを保存するか選びなおしてください。
登録したいフレーズのパートを 1 つ決め、その他の
パートはすべてミュートしてください(P.23、
P.30)。
場合に表示されます。)
データの入っているパターンを選んでください。
録音中のパターンの不要なデータを消去してくださ
い(P.67)。
1 つのソングに録音できるパターン数は 50 個までで
す。それ以上のパターンは録音できません。
不要なパターンを初期化する(P.65)か、外部シー
ケンサーに保存(P.81)してください。
D2 に送信する MIDI メッセージの量を少なくしてく
ださい。
ださい。
資料
83
プリセット・パッチ一覧
Preset A
(CC#0 = 81, CC#32 = 0)
Name
No.
001 Lead TB 1
002 Dist TB 1
003 Dist Sqr TB
004 Dist TB 2
005 Dist TB 3
006 TB + Voco
007 Dist TB 4
008 Lead TB 2
009 Devil TB
010 Dual TB
011 HiLo303ModSw
012 Arpness TB
013 Acid Line
014 Dist TB 5
015 Lead TB 3
016 Lead TB 4
017 TB Tra Bass
018 Acid TB
019 Psyche-TB
020 TB + Sine
021 Hi-Pass TB
022 Moog Saw
023 OB Saw
024 MG Lead
025 Poly Key
026 Synth Pulse
027 Dual Profs
028 Axe of 80
029 MG Square
030 Square Lead1
031 Square Lead2
032 Square Lead3
033 Lucky
034 Synth Lead 1
035 Moon Lead
036 Rezo SynLead
037 Wspy Synth
038 Enorjizor
039 JP8 Sprang
040 PortaSynLead
041 Wah Lead
042 Beep Mod
043 Dist Lead 1
044 Freaky Fry
045 JU2 SubOsc 1
046 JU2 SubOsc 2
047 Froggy
048 Synth Lead 2
049 Singin’ MINI
050 Plastic Tone
051 SinusoidRave
052 Sine Me Up
053 Spooky Sine
054 Sine Tone
055 D50 Saw Lead
056 Dst Syn Lead
057 Big Up Massv
058 Warm SawLead
059 Hartnoll Era
060 Skegness 97
061 Simply June
062 The Brothers
063 Dist Lead 2
064 Dark SawLead
Name
No.
065 Dist Lead 3
066 Mosquito
067 Phazyn Vox
068 Voc Saw
069 VT Vox
070 Pure Voice
071 Robo Vox
072 Hallucinate
073 Seq.Synth
074 Analog Seq
075 Ana Punch
076 Atom Brain
077 Fooled MC
078 101 Bass 1
079 House Bass
080 101 Bass 2
081 202 Bass
082 Psycho Funk
083 Talking Line
084 Inside Bass
085 Bubble Bass
086 Bass Bleep
087 Wiggle Bass
088 Twist Bass
089 Octa Bass
090 BT’ s Sticky
091 MG Bass
092 FM Super Bs
093 Solid Bass
094 T Nite Bass
095 Front 505
096 Def Bass 1
097 Def Bass 2
098 Sine Bass 1
099 Sine Bass 2
100 RollModRezBs
101 Gate Me Buzz
102 System Bass
103 Spike Bass
104 Solid Goa
105 Rezo Bass
106 Blip Bass
107 Pizz Bass
108 Voco Bass
109 VoCoRoBo
110 Dust Bass
111 ArtCore Bass
112 NU-NRG Bass
113 TalkBox Bass
114 Incontinence
115 Bari Voice
116 Ac.Bass
117 E.Ac.Bass
118 Acid Jazz Bs
119 Soup’ s Bass
120 Fingered Bs
121
FingBsVeloSw
122
PickedBass 1
123
PickedBass 2
124
Fretless Bs
125
Phot Bass
126
Slap Bass
127
R&B B-Slides
128
Syn Stack 1
Preset B
(CC#0 = 81, CC#32 = 1)
Name
No.
001 Strong Brass
002 You Can Fly
003 Syn stack 2
004 Dawn Of Man
005 Saw Stack 1
006 Saw Stack 2
007 DLM Stack
008 DOC Stack
009 LN2 Stack
010 Bend Stack
011 Freedom
012 Good Bean
013 JP8000 5th
014 Mega 5th
015 5th Saw
016 4th Saw
017 Soundtrack
018 Rise Pad
019 Warm Pad
020 JP + OB Pad
021 Planet
022 Additive
023 Noise Pad
024 Sweep Pad 1
025 Sweep Pad 2
026 Alles Padde
027 Sky Light
028 Stargate MC
029 Middle Grow
030 AiRye Bread031 NU-NRG Org
032 Halo Pad
033 Str/Brs Pad
034 Syn Brs Pad
035 Simple Pad
036 OB Rezo Pad
037 Sweet Vocode
038 Thin Pad
039 Attack Pad
040 Metal Pad
041 Atmosphere
042 Fantasia
043 Feedbackwave
044 Pacifica
045 Atmosphere 2
046 Sub Atmosphe
047 Machine Pad
048 Detuned Pad
049 Scoop Pad
050 Psycho Trevo
051 Floating Pad
052 Fancy Pad
053 Strings 1
054 Strings 2
055 Old StringSW
056 Swim Strings
057 Eclip-Str
058 Slow Strings
059 OB Slow Str
060 Syn.Strings1
061 Syn.Strings2
062 OB Strings
063 Rhap Strings
064 Banded Jupe
Name
No.
065 NU-NRG Str
066
Violin
067
Contrabass
068
Tremolo Str
069
Pizzicato 1
070
Pizzicato 2
071
Pizz It
072
Guardians
073
Gat Passion
074
Syn Harp
075
Voice Oohs
076
Solo Vox
077
Syn Vox
078
Choir Aahs
079
Space Voice
080
Star Voice
081
Brightness
082
Vox Lead
083
Auhbient
084
Auh Luv Rave
085
PCM Life
086
Noisevox
087
Trance Voice
088
Effect Acer
089
Alternative
090
Hard Pure
091
Metal EF
092
Dly Tone
093
Osci Frog
094
Cal + After
095
8b Pad
096
SpaceHighway
097
Trek Storm
098
Abduction
099
1st Contact
100
Ice Cave
101
Rev Cord
102
Blue Random
103
Sync Tone
104
Seq Up
105
SawLFOSaw
106
Calculating
107
Touch EF
108
Welding
109
Press Machin
110
EF Tribe
111
Scratch Alt
112
Analog FX
113
Non TB
114
Nasty Filt
115
Psy-Ence
116
Music Hi
117
Uber Zone
118
Down Gown
119
For Giving
120
Sound Alarm
121
Acid Drone
122
X-Mod
123
X-FM/Org
124
X-FM Bass
125
Hard BD?
126
S&H Voc
127
X-TlkBxBass
128
X-Kick/TB
Preset C
(CC#0 = 81, CC#32 = 2)
Name
No.
001 X-Org/Nz
002 X-Pizz/Rng
003 White Noise
004 Pink Noise
005 P5 Noise
006 Toy Noise
007 Rezo Noise
008 Vinyl Noise
009 Tornado Jet
010 Smooth Jet
011
Sweep Noise
012
ModWhtSweep
013
Perk Breath
014
Pink Bomb
015
64voicePiano
016
Ac.Piano 1
017
Ac.Piano 2
018
Epic House
019
Hush Piano
020
Happy Piano
021
BPF Piano
022
Honky-tonk
023
NY Piano+Str
024
Voice Piano
025
Old E.Piano
026
E.Piano 1
027
E.Piano 2
028
Cool Rhodes
029
Psycho EP
030
Trip E.Piano
031
Rotary Rhode
032
EP-Organ
033
Harpsichord
034
Clavi
035
Digi Clavi
036
FM Clavi
037
AnalogClavi1
038
AnalogClavi2
039
Funky Clavi
040
RotaryOrg Sl
041
RotaryOrg Fs
042
Gospel Spin
043
L Org F
044
Organ 1
045
Lp-Hp Organ
046
Organ 2
047
Percsv Organ
048
Ballad B
049
FM Club Org
050
Pop Organ
051
Cheese Organ
052
Reed Organ
053
Telstar
054
Church Org
055
Organ Bass
056
Strict Organ
057
SmkyChrd Org
058
Sweep Organ
059
Accordion
060
Vibraphone
061
FM Marimba
062
Marimba
063
Xylophone
064
Balaphone
84
プリセット・パッチ一覧
No.
065
066
067
068
069
070
071
072
073
074
075
076
077
078
079
080
081
082
083
084
085
086
087
088
089
090
091
092
093
094
095
096
097
098
099
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
Name
Timpani
Steel Drum
Digi Bell
Acid Perc
MetaL-SD
Classy Pulse
Glockenspiel
Fanta Bell
Crystal
Tubular-Bell
Shank Bells
MKS-30 Melts
Trip Lead
Steel-Str.Gt
Clean Gtr
Jazz Gtr 1
Jazz Gtr 2
Muted Gtr
Lo-Fi Gtr
Terror Dome
Psycho-G
Dist Gtr Chd
Going Bald
Gt.Harmonic1
Gt.Harmonic2
Shafted Gtr
WahGT 2 Menu
Gtr Up
Gtr Down
Gtr Sweep
Orch Gtr
Brass
Bright Brass
Hush Brass
Synth Brass1
Synth Brass2
Synth Brass3
Syn Brs Lead
Obilator
OpenUp Brass
Brass Fall
Trumpet
MutedTrumpet
Soprano Sax
Alto Sax
Baritone Sax
SlideBiteSax
Sax & Tp
Tuba
Syn F.Horn
Oboe
Whistle
Ocarina
Recorder
Jazz SynLead
Solo Flute
Pan Flute
Bottle Blow
Funky Pipe
Breath Noise
Shakuhachi
Sitar 1
Sitar 2
Santur
Preset D
(CC#0 = 81, CC#32 = 3)
Name
No.
001 Kalimba
002 Bagpipes
003 PnoBendM7-m7
004 Org Chd m7
005 BalapChd 9th
006 Wah Gtr Hit
007 Orch Hit 1
008 Orch Hit 2
009 Rave-X-Tasy
010 Philly Hit 1
011 Philly Hit 2
012 Attack Hit
013 Funky Hit
014 Tekno ChdHit
015 Dist Hit
016 Glasgow Hit
017 Happy Hit
018 Scene Hit 1
019 Scene Hit 2
020 Drill Hit
021 Gaia Message
022 Rezo Perc
023 Syn Perc
024 MG Blip
025 Rev Blip
026 Air Blip
027 Radical Perc
028 Machine
029 Metal Hit
030 Tanz Devil
031 Headz Direkt
032 ShoppingCart
033 Noisy Drill
034 Thump Bounce
035 Tape Rewind
036 Stop
037 Ao!
038 Ha!
039 Seashore
040 Bird
041 Telephone
042 Helicopter
043 Applause
044 Gun Shot
045 Machine Gun
046 Laser Gun
047 Sci-Fi Laser
048 Breath
049 Rain
050 Siren
051 TR909 Tom
052 TR808 Tom
053 Syn Tom 1
054 Syn Tom 2
055 Old Syn Tom
056 Taiko
057 Slow Down
058 Boom Drop
059 B-Tom-D
060 Mr.Bong Bass
061 Friends of 0
062 Latin Perc
063 Bongo Fury
064 High Timbale
Name
No.
065 MutePandeiro
066 Open Surdo
067 Brazil Perc
068 Tablabaya
069 Mute Cuica
070 Long Whistle
071 Agogo
072 Short Tamb
073 808 Cowbell
074 CR78 Cowbell
075 CR78 Beat
076 Wind-Chime
077 Rim Shot
078 TR909 Rim
079 Hyoshigi
080 TR626 Shaker
081 727 Quijada
082 Real CH
083 TR909 OH
084 Syn OH
085 TR909 Crash
086 Reverse Cym.
087 Asian Gong
088 TR808 Clap
089 Down Clap
090 Clap Tail
091 Rap&Real Clp
092 Maddening
093
TR909 Snare
094
TR808 Snare
095
House Snare
096
Jungle Snr 1
097
Jungle Snr 2
098
TR808 Kick
099
Plastic BD
0100
Gate Kick
0101
Jungle Kick
0102
Scrtch/Vo Mn
0103
Flexi Vox Mn
0104
Hit Menu
0105
Indust Menu
0106
Tom Menu
0107
Percus1 Menu
0108
Percus2 Menu
0109
Cowbell Menu
0110
Shaker+ Menu
0111
Rim Menu
0112
Cymbal Menu
0113
CHH 1 Menu
0114
CHH 2 Menu
0115
PHH Menu
0116
OHH 1 Menu
0117
OHH 2 Menu
0118
Clap 1 Menu
0119
Clap 2 Menu
0120
Snare 1 Menu
0121
Snare 2 Menu
0122
Snare 3 Menu
0123
Snare 4 Menu
0124
Snare 5 Menu
0125
Snare 6 Menu
0126
Kick 1 Menu
0127
Kick 2 Menu
0128
Kick 3 Menu
Preset E
(CC#0 = 84, CC#32 = 0)
Name
No.
001 SOLO Saw
002 Stereo Saw
003 Fright Saw
004 Seq Strings
005 Delay Seq
006 SOLO PWM
007 SOLO Square
008 Square Lead4
009 Fbk 8000
010 Juno Lead
011 Dark Lead
012 SOLO Choir
013 SOLO Sin
014 PortaDetLead
015 Sweep Beep
016 Pow Lead
017 NonReality
018 HardTranceLd
019 Dist Reso TB
020 Dark TB
021 SpaceKhoomij
022 80s Bass
023 Mini Bass
024 Percus Bass
025 Filter Chop
026 Hard Bass
027 Solid Reso
028 Electro Bass
029 Master Bass
030 FX Bass
031 Sine Bass 3
032 Def Bass 3
033 DnB Dist Bs
034 PickedBass 3
035 Heavy PBass
036 Euro Stab
037 Saw Stack 3
038 Trance Riff
039
Galactic Stb
040
Devil Stab
041
Sweep Pad
042
Detroit Pad
043
Church Pad
044
Eternal Pad
045
Strong Orch
046
Mellow Str
047
Strings 3
048
Big Choir
049
Drop FX
050
Old Space
051
LaughMachine
052
Hicuts
053
Spaceship
054
FXM Blip
055
Wierd Mod
056
4Dimensions
057
LowdownBass
058
Radio Sweep
059
SF Noise
060
Clear Piano
061
Space Piano
062
Trip E.P 2
063
Powerful Org
064
E.Org Sweep
Name
No.
065
Digi Steel
066
OctoLimba
067
Alto Sax 2
068
Synth Brass4
069
DiscoAction
070
Dooomed Hit
071
Hard Rave
072
Analog Hash
073
PR riff
074
HardRock Hit
075
Retro SE 1
076
Retro SE 2
077
Reso Blip
078
Dark Rim
079
R&B Rim
080
Tabla Seq
081
Afro Attack
082
Cyber Cymbal
083
D&B Ride
084
Real Snap
085
TR909 Snare2
086
HipHop Snare
087
Nrg BD
088
Beats Kick
User: 001 〜 128
(CC#0 = 85, CC#32 = 0)
User: 129 〜 256
(CC#0 = 85, CC#32 = 1)
資料
85
プリセット・リズム・セット一覧
※ Rhythm Group 欄には、そのリズム・トーンをミュートするときに押すボタンを記載しています。
P: A 01 〜 26(CC#0 = 81、CC#32 = 0)、P: B 01 〜 04(CC#0 = 84、CC#32 = 0)、User: 01 〜 20(CC#0= 85、CC#32 = 0)
C2
C3
C4
C5
C6
C7
Note No.
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
Rhythm Group
BD
BD
TOM/PERC
SD
CLP
SD
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
BD
BD
TOM/PERC
SD
CLP
SD
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
CYM
CYM
CYM
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
HIT
HIT
HIT
HIT
HIT
HIT
OTHERS
OTHERS
OTHERS
OTHERS
OTHERS
CLP
BD
BD
SD
SD
P: A01 TR-909
Plastic BD 4
Plastic BD 3
TR808 Rim
TR909 Snr 1
TR909 Clap 2
TR909 Snr 3
TR707 Tom
TR909 CHH 2
TR707 Tom
TR909 PHH 2
TR707 Tom
TR909 OHH 1
TR909 Kick 4
TR909 Kick 2
TR909 Rim
TR909 Snr 2
TR909 Clap 1
TR909 Snr 3
TR909 Tom
TR909 CHH 1
TR909 Tom
TR909 OHH 2
TR909 Tom
TR909 OHH 2
TR909 Tom
TR909 Tom
TR909 Crash
TR909 Tom
TR909 Ride
TR909 Crash
TR909 Ride
Tambourine 2
NaturalCrash
TR808Cowbell
TR606 Cym 1
PC-2 Machine
Natural Ride
HiBongo Open
LoBongo Open
HiConga Mute
HiConga Open
LoConga Open
Hi Timbale
Lo Timbale
TR727 Agogo
TR727 Agogo
Cabasa Up
808 Maracas
Beam HiQ
Air Blip
MG Blip
Techno Scene
Air Gun
Tekno Hit
Come on!
Wao!
Ooh! 1
Canvas
JP8000 FBK
Funky Clap
TR808 Kick 1
Gabba Kick
Synth Snare
TR808 Snr 2
P: A02 TR-808
TR808 Kick 5
TR808 Kick 3
TR808 RimLng
TR808 Snr 8
TR909 Clap 1
TR808 Snr 9
TR606 Tom
TR808 CHH 2
TR606 Tom
TR808 PHH 2
TR606 Tom
TR808 OHH 2
TR808 Kick 1
TR808 Kick 4
TR808 Rim
TR808 Snr 6
TR808 Clap
TR808 Snr 2
TR808 Tom
TR808 CHH 1
TR808 Tom
TR808 CHH 2
TR808 Tom
TR808 OHH 1
TR808 Tom
TR808 Tom
TR606 Cym 1
TR808 Tom
TR606 Cym 1
TR909 Crash
TR909 Ride
CR78 Tamb
TR909 Crash
TR808Cowbell
TR909 Crash
CR78 Guiro
Natural Ride
TR808 Conga
TR808 Conga
TR808 Conga
TR808 Conga
TR808 Conga
Hi Timbale
Lo Timbale
TR727 Agogo
TR808 Claves
Cabasa Up
808 Maracas
Beam HiQ
Air Blip
Syn Hit
Techno Scene
Beam HiQ
PC-2 Machine
P5 Noise
Toy Gun 1
Syn Tom
Cup Cym
TR808 OHH 1
Hip Clap
TR808 Kick 2
TR909 Kick 4
CR78 Snare
TR808 Snr 3
P: A03 TR-606
TR808 Kick 3
Analog Kick
TR808 Rim
TR606 Snr 3
Cheap Clap
TR808 Snr 5
TR606 CmpTom
TR606 CHH 2
TR606 CmpTom
Hip PHH
TR606 CmpTom
TR606 DstOHH
TR606 Dst BD
TR606 Kick
Analog Rim
TR606 Snr 2
TR808 Clap
TR606 Snr 1
TR606 Tom
TR606 CHH 1
TR606 Tom
TR606 PHH 1
TR606 Tom
TR606 OHH
TR606 Tom
TR606 Tom
TR606 Cym 2
TR606 Tom
TR909 Ride
TR606 Cym 1
TR707 Ride
CR78 Tamb
TR909 Crash
TR808Cowbell
TR909 Crash
CR78 Guiro
Natural Ride
TR808 Conga
TR808 Conga
TR808 Conga
TR808 Conga
TR808 Conga
Hi Timbale
Lo Timbale
CR78 Beat
CR78 Beat
Cabasa Up
808 Maracas
Beam HiQ
Buzzer
Air Blip
Rezo Noise
Hyoshigi
Analog Bird
Retro UFO
PC-2 Machine
Syn Hit
Retro UFO
Thrill
Comp Clap
TR808 Kick 1
Plastic BD 4
TR909 Snr 3
CR78 Snare
P: A04 CR78&Cheaps
Toy Kick
Plastic BD 4
TR808 Rim
TR808 Snr 5
TR909 Clap 1
Deep Snare
MG Blip
TR808 CHH 1
MG Blip
TR606 PHH 2
MG Blip
TR606 OHH
TR606 Kick
Analog Kick
Analog Rim
TR808 Snr 1
TR808 Clap
CR78 Snare
TR606 Tom
DR55 CHH 1
TR606 Tom
CR78 CHH
TR606 Tom
CR78 OHH
TR606 Tom
TR606 Tom
TR606 Cym 1
TR606 Tom
TR606 Cym 1
Cup Cym
TR909 Ride
CR78 Tamb
TR909 Crash
CR78 Cowbell
TR909 Ride
TR808Cowbell
TR707 Ride
TR808 Conga
TR808 Conga
TR808 Conga
TR808 Conga
TR808 Conga
CR78 Beat
CR78 Beat
TR727 Agogo
TR727 Agogo
CR78 Guiro
808 Maracas
Syn Hit
Beam HiQ
Analog Bird
MG Attack
Tape Rewind
Air Blip
Reso FX
Ring Osc
MG Blip
MG White Nz
Rezo Noise
Cheap Clap
TR808 Kick 1
TR909 Kick 1
TR909 Snr 1
Sim Snare
P: A05 Techno 1
Plastic BD 3
Plastic BD 2
TR707 Rim
TR909 Snr 6
TR909 Clap 1
TR909 Snr 7
TR909 DstTom
TR909 CHH 2
TR909 DstTom
TR909 PHH 1
TR909 DstTom
TR909 OHH 2
TR909 Kick 5
TR909 Kick 4
TR909 Rim
TR909 Snr 4
Group Clap
TR909 Snr 5
TR909 Tom
TR909 CHH 1
TR909 Tom
TR909 PHH 2
TR909 Tom
TR909 OHH 3
TR909 Tom
TR909 Tom
TR909 Crash
TR909 Tom
TR707 Ride
TR909 Crash
Asian Gong
Tambourine 3
TR909 Crash
Cowbell
TR606 Cym 1
TR808Cowbell
Natural Ride
HiBongo LoFi
LoBongo LoFi
HiCnga Mt LF
HiCnga Op LF
LoConga LoFi
HiTimbale LF
LoTimbale LF
CR78 Beat
CR78 Beat
TechnoShaker
TR626 Shaker
Wao!
Come on!
Ooh! 1
MG White Nz
Bomb Noise
Wah Gtr 2b
Toy Gun 3
Toy Gun 3
Buzzer
Bomb Noise
Sea
Flange Snr
TR909 Dst BD
Plastic BD 4
Break Snare2
Ragga Rim 2
86
C2
C3
C4
C5
C6
C7
Note No.
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
Rhythm Group
BD
BD
TOM/PERC
SD
CLP
SD
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
BD
BD
TOM/PERC
SD
CLP
SD
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
CYM
CYM
CYM
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
HIT
HIT
HIT
HIT
HIT
HIT
OTHERS
OTHERS
OTHERS
OTHERS
OTHERS
CLP
BD
BD
SD
SD
P: A06 Techno 2
TR808 Kick 5
TR707 Kick 1
TR909 Rim
Real Snare
Down Clap
Rap Snare
TR808 Tom
TR808 CHH 2
TR808 Tom
TR808 PHH 1
TR808 Tom
TR808 OHH 1
TR909 Kick 2
Plastic BD 4
TR808 RimLng
TR909 Snr 4
Claptail
Funky Clap
TR707 Tom
Closed Hat
TR707 Tom
TR909 OHH 2
TR707 Tom
TR909 OHH 2
TR707 Tom
TR707 Tom
TR909 Crash
TR707 Tom
TR707 Ride
TR909 Crash
Asian Gong
Tambourine 2
TR909 Crash
TR808Cowbell
TR606 Cym 2
CR78 Tamb
Cup Cym
HiBongo Open
LoBongo Open
HiConga Mute
HiConga Open
LoConga Open
Hi Timbale
Lo Timbale
TR727 Agogo
TR727 Agogo
TechnoShaker
Maracas
Beam HiQ
Techno Scene
Thin Beef
Come on!
Ooh! 1
Wao!
Analog Bird
Retro UFO
Metal Sweep
Emergency
Tonality
TR909 Clap 1
Wet Kick
Hip Kick
TR909 Snr 5
Clap Snare 2
P: A07 Techno 3
Plastic BD 3
Plastic BD 4
Jungle Snr 2
TR808 Snr 7
Comp Clap
Indus Snare
Air Blip
CHH MENU 2
MG Blip
Jungle Rim 2
HIT MENU
TR909 OHH 2
KICK MENU 2
West Kick
Natural Rim
TR808 Snr 8
Comp Clap
MC Snare
Uuh Formant
TR606 PHH 2
Ooh Formant
CR78 CHH
Iih Formant
TR606 OHH
Can Tom
ElectricDunk
TR606 Cym 2
HiBongo LoFi
CYMBAL MENU
Cup Cym
TR909 Ride
Tambourine 4
CYMBAL MENU
CR78 Beat
Natural Ride
CR78 Beat
Cup Cym
HiBongo LoFi
HiBongo LoFi
HiBongo LoFi
HiCnga Mt LF
HiConga Mute
Triangle 2
ElectricDunk
Air Blip
MG Attack
TechnoShaker
808 Maracas
Reso FX
Beam HiQ
Toy Gun 3
MG Blip
Toy Gun 3
Air Blip
Reso FX
Emergency
MG Blip
MG Pink Nz
Jet Plane
Roll Snare
TR808 Kick 1
TR909 Kick 1
TR909 Snr 1
Urban RollSD
プリセット・リズム・セット一覧
P: A08 Hardcore
TR909 Kick 5
Gabba Kick
SideStiker
Jungle Snr 1
Fuzzy Clap
TR909 Snr 4
TR606 CmpTom
TR909 CHH 2
TR606 CmpTom
TR909 PHH 1
TR606 CmpTom
TR909 OHH 1
Amsterdam BD
TR909 Dst BD
Lo-Fi Rim
TR909 DstSnr
Funk Clap 2
TR909 DstSnr
TR909 DstTom
TR909 PHH 1
TR909 DstTom
TR909 PHH 2
TR909 DstTom
TR909 DstOHH
TR909 DstTom
TR909 DstTom
TR909 Crash
TR909 DstTom
TR707 Ride
TR909 Crash
Asian Gong
CR78 Tamb
NaturalCrash
TR808Cowbell
Jungle Crash
TR727Quijada
Natural Ride
HiBongo LoFi
LoBongo LoFi
HiCnga Mt LF
HiCnga Op LF
LoConga LoFi
HiTimbale LF
LoTimbale LF
TR727 Agogo
TR727 Agogo
TechnoShaker
Dance Shaker
Beam HiQ
Air Gun
ElectricDunk
Thin Beef
Drill Hit
TAO Hit
Rezo Noise
Toy Gun 1
Toy Gun 3
Gtr FX
Dist Synth
Funk Clap
TR909 Kick 2
Turbo Kick
Rage Snare
Big Trash SD
P: A09 Ambient
TR909 Kick 5
Wet Kick
Ragga Rim 1
DJ Snare
Comp Clap
SideStiker
TR707 Tom
Closed Hat
TR707 Tom
Pedal Hat 1
TR707 Tom
Real OHH
Wet Kick
TR808 Kick 3
TR808 RimLng
CR78 Snare
TR909 Clap 1
Beam HiQ
TR808 Tom
DR55 CHH 1
TR808 Tom
TR606 PHH 2
TR808 Tom
CR78 OHH
TR808 Tom
TR808 Tom
TR606 Cym 1
TR808 Tom
TR909 Ride
TR606 Cym 1
Asian Gong
Tambourine 3
TR606 Cym 2
CR78 Cowbell
NaturalCrash
TR808Cowbell
Natural Ride
HiBongo Open
LoBongo Open
HiConga Mute
HiConga Open
LoConga Open
Hi Timbale
Lo Timbale
TR727 Agogo
TR727 Agogo
TechnoShaker
808 Maracas
Air Blip
Wind Chime
Thrill
CR78 Beat
Retro UFO
Hyoshigi
Pizzy Techno
Org Chord
Feedbackwave
Stream
Bird
Claptail
TR808 Kick 1
JungleKick 2
TR808 Snr 2
Jungle Snr 1
P: A10 House 1
TR808 Kick 5
TR909 Kick 2
TR808 Rim
SNR MENU 1
CLAP MENU 1
TR909 Snr 6
TOM MENU
TR707 OHH
TR909 Tom
TR707 OHH
TR909 Tom
TR707 OHH
TR808 Kick 1
TR909 Kick 3
TR808 RimLng
Break Snare2
Claptail
TR909 Snr 4
TR808 Tom
TR909 CHH 1
TR808 Tom
OHH MENU 1
TR808 Tom
OHH MENU 1
TR707 Tom
TR707 Tom
TR909 Crash
TR707 Tom
TR909 Ride
NaturalCrash
Tambourine 2
Tambourine 1
TR909 Crash
TR707Cowbell
Cup Cym
TR808Cowbell
Natural Ride
HiBongo LoFi
LoBongo LoFi
HiConga Mute
HiConga Open
LoConga Open
HiTimbale LF
LoTimbale LF
TR727 Agogo
TR727 Agogo
808 Maracas
TR626 Shaker
TR606 CHH 1
TR727Quijada
Short Guiro
Long Guiro
TR808 Claves
Hyoshigi
Bomb Noise
Come on!
Triangle 1
Cup Cym
TR808 OHH 1
Hip Clap
TR808 Kick 2
TR909 Kick 4
CR78 Snare
TR808 Snr 3
資料
87
プリセット・リズム・セット一覧
C2
C3
C4
C5
C6
C7
Note No.
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
Rhythm Group
BD
BD
TOM/PERC
SD
CLP
SD
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
BD
BD
TOM/PERC
SD
CLP
SD
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
CYM
CYM
CYM
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
HIT
HIT
HIT
HIT
HIT
HIT
OTHERS
OTHERS
OTHERS
OTHERS
OTHERS
CLP
BD
BD
SD
SD
P: A11 House 2
Wet Kick
Plastic BD 2
TR808 Rim
Clap Snare 2
Group Clap
TR808 Snr 7
TR808 Tom
TR707 CHH
TR808 Tom
TR707 PHH
TR808 Tom
TR707 OHH
TR909 Kick 2
TR909 Kick 5
TR909 Rim
Break Snare2
TR909 Clap 1
TR909 Snr 4
TR707 Tom
TR909 CHH 1
TR707 Tom
TR909 PHH 1
TR707 Tom
TR909 OHH 3
TR707 Tom
TR707 Tom
TR909 Crash
TR707 Tom
TR909 Ride
NaturalCrash
Tambourine 3
Tambourine 4
TR909 Crash
TR707Cowbell
Cup Cym
TR808Cowbell
Natural Ride
HiBongo LoFi
LoBongo LoFi
HiCnga Mt LF
HiCnga Op LF
LoConga LoFi
HiTimbale LF
LoTimbale LF
TR727 Agogo
TR727 Agogo
Cabasa Up
TR626 Shaker
Belltree
TR727Quijada
Short Guiro
Long Guiro
TR808 Claves
Hyoshigi
Bomb Noise
Come on!
Ooh! 1
Wao!
Laugh
Claptail
TR808 Kick 1
Plastic BD 3
TR808 Snr 6
TR909 Snr 7
P: A12 Jungle
TR909 Kick 3
Lo-Fi Kick 2
SideStiker
Urban RollSD
Down Clap
Jungle Rim 1
Jungle Snr 2
Tight CHH
Jungle Snr 2
Tambourine 1
Jungle Snr 2
Cym OHH
TR909 Kick 5
JungleKick 2
Jungle Rim 2
Urban Snare
Jungle Rim 3
Jungle Snr 1
TR606 CmpTom
Real CHH
TR606 CmpTom
Jungle Hat
TR606 CmpTom
Hip OHH
TR606 CmpTom
TR606 CmpTom
Jungle Crash
TR606 CmpTom
Natural Ride
NaturalCrash
Asian Gong
Tambourine 3
TR606 Cym 1
Cowbell
TR909 Crash
CR78 Tamb
TR707 Ride
HiBongo LoFi
LoBongo LoFi
HiCnga Mt LF
HiCnga Op LF
LoConga LoFi
HiTimbale LF
LoTimbale LF
Open Surdo
Mute Surdo
TechnoShaker
TR626 Shaker
Beam HiQ
Air Blip
Thin Beef
Analog Bird
Tape Rewind
Wao!
Emergency
Toy Gun 3
Reso FX
Toy Gun 2
Toy Gun 1
Big Clap
TR808 Kick 2
Roll Kick
Roll Snare
Break Snare2
P: A13 Drum’n’Bass1
Roll Kick
Analog Kick
RaggaTightSD
Cross Snare
Roll Snare
Headz Snare
TR606 Tom
Pop CHH
TR606 Tom
Tambourine 3
TR606 Tom
Pop Hat Open
Plastic BD 1
Hip Kick
Scratch SD r
Break Snare2
Funky Clap
Ragga Snr 2
Kick Tom
Real CHH
Kick Tom
TR808 PHH 1
Kick Tom
TR606 OHH
Kick Tom
Kick Tom
TR909 Crash
Kick Tom
TR909 Ride
TR909 Crash
Asian Gong
Tambourine 2
TR909 Crash
CR78 Cowbell
TR606 Cym 2
TR808Cowbell
Natural Ride
HiBongo Open
LoBongo Open
HiConga Mute
HiConga Open
LoConga Open
Hi Timbale
Lo Timbale
TR727 Agogo
TR727 Agogo
Cabasa Up
Maracas
MG Blip
Air Blip
Hyoshigi
CR78 Guiro
Mt Pandeiro
Chenchen
Thrill
Retro UFO
Rezo Noise
Feedbackwave
Space Noise
Little Clap
TR808 Kick 2
TR909 Kick 1
Solid Snare
Flange Snr
P: A14 Drum’n’Bass2
TR909 Kick 3
Lo-Fi Kick 2
SideStiker
Urban RollSD
Down Clap
Jungle Snr 1
Jungle Snr 2
Tight CHH
Jungle Snr 2
Tambourine 1
Jungle Snr 2
Cym OHH
TR909 Kick 5
JungleKick 2
Jungle Rim 2
Urban Snare
Jungle Rim 3
Jungle Snr 1
TR909 DstTom
Real CHH
TR909 DstTom
Jungle Hat
TR909 DstTom
Hip OHH
TR909 DstTom
TR909 DstTom
Jungle Crash
TR606 CmpTom
Natural Ride
NaturalCrash
Asian Gong
Tambourine 3
TR606 Cym 1
Cowbell
TR909 Crash
CR78 Tamb
TR707 Ride
HiBongo LoFi
LoBongo LoFi
HiCnga Mt LF
HiCnga Op LF
LoConga LoFi
HiTimbale LF
LoTimbale LF
Open Surdo
Mute Surdo
Cabasa Up
Maracas
Beam HiQ
ElectricDunk
Bomb
Analog Bird
Tape Rewind
Wao!
Emergency
Toy Gun 3
Reso FX
Toy Gun 2
Toy Gun 1
Big Clap
TR808 Kick 2
Roll Kick
Roll Snare
Break Snare2
P: A15 Hip-Hop 1
Lo-Fi Kick 1
TR808 Kick 3
Solid Snare
HipJazz Snr
Funk Clap 2
R&B Snare
TR808 Tom
Pop CHH
TR808 Tom
Pedal Hat 1
TR808 Tom
Pop Hat Open
Break Kick
Hip Kick
Lo-Fi Rim
Jazz Snare
Funky Clap
East Snare
Natural Tom
Tight CHH
Natural Tom
Pedal Hat 2
Natural Tom
Hip OHH
Natural Tom
Natural Tom
TR909 Crash
Natural Tom
TR707 Ride
TR909 Crash
Cup Cym
Tambourine 3
Tambourine 4
TR808Cowbell
TR606 Cym 1
CR78 Cowbell
Natural Ride
HiBongo LoFi
LoBongo LoFi
HiCnga Mt LF
HiCnga Op LF
LoConga LoFi
HiTimbale LF
LoTimbale LF
TR727 Agogo
TR727 Agogo
Dance Shaker
808 Maracas
Scratch BD f
Scratch BD r
Scratch SD f
Scratch SD r
Scratch ALT
Vinyl Stop
Vinyl Noise
Kick it!
Ooh! 2
Ooh! 1
Laugh
Funk Clap
TR808 Kick 1
Dance Kick 1
Break Snare2
HH Soul Snr
88
プリセット・リズム・セット一覧
C2
C3
C4
C5
C6
C7
Note No.
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
Rhythm Group
BD
BD
TOM/PERC
SD
CLP
SD
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
BD
BD
TOM/PERC
SD
CLP
SD
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
CYM
CYM
CYM
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
HIT
HIT
HIT
HIT
HIT
HIT
OTHERS
OTHERS
OTHERS
OTHERS
OTHERS
CLP
BD
BD
SD
SD
P: A16 Hip-Hop 2
TR707 Kick 1
Optic Kick
TR808 RimLng
Headz Snare
Claptail
TR808 Snr 7
TR808 Tom
TR808 CHH 1
TR808 Tom
TR808 PHH 1
TR808 Tom
TR808 OHH 2
TR909 Kick 3
TR808 Kick 3
Gate Rim
Tiny Snare 2
Little Clap
R&B Snare
Natural Tom
Pop CHH
Natural Tom
Pedal Hat 1
Natural Tom
Pop Hat Open
Natural Tom
Natural Tom
NaturalCrash
Natural Tom
TR909 Ride
TR909 Crash
Cup Cym
Tambourine 4
TR909 Crash
Cowbell
TR606 Cym 1
TR808Cowbell
Natural Ride
HiBongo Open
LoBongo Open
HiConga Mute
HiConga Open
LoConga Open
Hi Timbale
Lo Timbale
TR727 Agogo
TR727 Agogo
TechnoShaker
808 Maracas
Scratch BD f
Scratch BD r
Scratch SD f
Scratch SD r
Scratch ALT
Funky Bass
Vinyl Noise
Philly Hit
Brass Fall
Ooh! 1
Ooh! 2
Finger Snap
TR808 Kick 1
Hazy Kick
TR606 Snr 2
Machine Snr
P: A17 Funk
TR707 Kick 2
West Kick
Lo-Fi Rim
Deep Snare
Funky Clap
Disco Snare
TR707 Tom
Tight CHH
TR707 Tom
Hip PHH
TR707 Tom
Funk OHH
Hazy Kick
Turbo Kick
SideStiker
Whack Snare
Funk Clap 2
Macho Snare
TR909 Tom
Real CHH
TR909 Tom
Pedal Hat 1
TR909 Tom
Cym OHH
TR909 Tom
TR909 Tom
NaturalCrash
TR909 Tom
TR909 Ride
TR909 Crash
Cup Cym
CR78 Tamb
TR909 Crash
TR707Cowbell
TR606 Cym 1
TR808Cowbell
Natural Ride
HiBongo Open
LoBongo Open
HiConga Mute
HiConga Open
LoConga Open
Hi Timbale
Lo Timbale
TR727 Agogo
TR727 Agogo
TechnoShaker
808 Maracas
Scratch BD f
Scratch BD r
Scratch SD f
Scratch SD r
Scratch ALT
Vinyl Stop
Vinyl Noise
Philly Hit
Brass Fall
Kick it!
Harmo Gtr
Big Clap
Plastic BD 2
TR909 Kick 5
DanceHall SD
Machine Snr
P: A18 Electro
TR808 Kick 1
TR808 Kick 5
TR808 RimLng
TR808 Snr 8
Down Clap
TR808 Snr 5
TR808 Tom
TR808 CHH 1
TR808 Tom
TR808 PHH 1
TR808 Tom
TR808 OHH 1
Ele Kick
TR707 Kick 2
TR707 Rim
ElectroSnr 2
TR707 Clap
Sim Snare
Deep Tom
Closed Hat
Deep Tom
Pedal Hat 1
Deep Tom
Open Hat
Deep Tom
Deep Tom
TR909 Crash
Deep Tom
TR707 Ride
NaturalCrash
Asian Gong
Tambourine 2
TR909 Crash
TR808Cowbell
TR606 Cym 1
TR727Quijada
Natural Ride
HiBongo Open
LoBongo Open
HiConga Mute
HiConga Open
LoConga Open
Hi Timbale
Lo Timbale
TR727 Agogo
TR727 Agogo
Cabasa Up
808 Maracas
Air Blip
Thin Beef
Back Hit
Analog Bird
Hoo
Metal Sweep
Emergency
Buzzer
Tonality
Ring Osc
Toy Gun 3
Hip Clap
Plastic BD 1
Lo-Fi Kick 1
Synth Snare
TR808 Snr 6
P: A19 Jazz
Lo-Fi Kick 1
Hip Kick
SideStiker
Deep Snare
Real Clap 1
HH Soul Snr
Natural Tom
Real CHH
Natural Tom
Pedal Hat 1
Natural Tom
Real OHH
Optic Kick
Video Kick
Gate Rim
Headz Snare
Big Clap
Cross Snare
TR707 Tom
Closed Hat
TR707 Tom
Bristol CHH
TR707 Tom
Cym OHH
TR707 Tom
TR707 Tom
NaturalCrash
TR707 Tom
TR909 Ride
NaturalCrash
Cup Cym
Tambourine 2
TR909 Crash
Cowbell
TR606 Cym 1
TR808Cowbell
Natural Ride
HiBongo Open
LoBongo Open
HiConga Mute
HiConga Open
LoConga Open
Hi Timbale
Lo Timbale
TR727 Agogo
TR727 Agogo
Cabasa Up
Maracas
TR727Quijada
Jingle Bell
Short Guiro
Long Guiro
TR808 Claves
Hyoshigi
Hyoshigi
Mute Cuica
Open Cuica
Triangle 1
Triangle 1
Finger Snap
TR808 Kick 1
TR909 Kick 1
R8 BrshSwill
R8 Brush Tap
P: A20 Brush
Video Kick
West Kick
Natural Rim
R&B Snare
Brush Slap 1
MC Snare
TR707 Tom
Pop CHH
TR707 Tom
Room CHH
TR707 Tom
Pop Hat Open
Hip Kick
Optic Kick
R8 BrshSwill
R8 Brush Tap
Brush Slap 2
R8 BrushRoll
Natural Tom
R8 Brush CHH
Natural Tom
Pedal Hat 1
Natural Tom
R8 OHH
Natural Tom
Natural Tom
NaturalCrash
Natural Tom
TR909 Ride
NaturalCrash
Cup Cym
Tambourine 2
TR606 Cym 1
Cowbell
TR909 Crash
TR808Cowbell
Natural Ride
HiBongo Open
LoBongo Open
HiConga Mute
HiConga Open
LoConga Open
Hi Timbale
Lo Timbale
TR727 Agogo
TR727 Agogo
Cabasa Up
Maracas
Whistle
Whistle
Short Guiro
Long Guiro
TR808 Claves
Hyoshigi
Hyoshigi
Mute Cuica
Open Cuica
Triangle 1
Triangle 1
Real Clap 1
TR909 Kick 2
TR707 Kick 1
Real Snare
Deep Snare
資料
89
プリセット・リズム・セット一覧
C2
C3
C4
C5
C6
C7
Note No.
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
Rhythm Group
BD
BD
TOM/PERC
SD
CLP
SD
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
BD
BD
TOM/PERC
SD
CLP
SD
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
CYM
CYM
CYM
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
HIT
HIT
HIT
HIT
HIT
HIT
OTHERS
OTHERS
OTHERS
OTHERS
OTHERS
CLP
BD
BD
SD
SD
P: A21 Disco
TR707 Kick 2
TR808 Kick 3
TR707 Rim
Real Snare
Real Clap 1
Fat Snare
TR707 Tom
Real CHH
TR707 Tom
Pedal Hat 1
TR707 Tom
Real OHH
Turbo Kick
TR707 Kick 1
TR808 RimLng
Deep Snare
Big Clap
TR707 Snare
Deep Tom
TR808 CHH 1
Kick Tom
Pop CHH
Deep Tom
TR707 OHH
Kick Tom
Deep Tom
NaturalCrash
Kick Tom
TR909 Ride
NaturalCrash
Cup Cym
Tambourine 2
TR909 Crash
Cowbell
TR606 Cym 1
TR808Cowbell
Natural Ride
HiBongo Open
LoBongo Open
HiConga Mute
HiConga Open
LoConga Open
Hi Timbale
Lo Timbale
TR727 Agogo
TR727 Agogo
Cabasa Up
Maracas
Triangle 1
Triangle 1
Beam HiQ
Back Hit
Back Hit
Philly Hit
Brass Fall
Rezo Noise
Iih Formant
Analog Bird
Emergency
Down Clap
TR808 Kick 1
TR909 Kick 1
TR909 Snr 3
TR808 Snr 5
P: A22 Ragga
Analog Kick
TR707 Kick 2
Gate Rim
Jungle Rim 1
Hip Clap
Ragga Snr 2
TR808 Tom
Bristol CHH
TR808 Tom
Pedal Hat 1
TR808 Tom
Cym OHH
Plastic BD 4
Video Kick
Beam HiQ
DanceHall SD
Little Clap
Ragga Rim 2
Deep Tom
TR707 CHH
Deep Tom
Pop CHH
Deep Tom
TR707 OHH
Deep Tom
Deep Tom
NaturalCrash
Deep Tom
TR909 Ride
NaturalCrash
Asian Gong
Tambourine 3
TR909 Crash
Cowbell
TR606 Cym 1
TR808Cowbell
TR707 Ride
HiBongo Open
LoBongo Open
HiConga Mute
HiConga Open
LoConga Open
Hi Timbale
Lo Timbale
TR727 Agogo
TR727 Agogo
TechnoShaker
808 Maracas
MG Attack
Air Blip
Syn Hit
TAO Hit
Chiki!
Hey!
Toy Gun 1
Toy Gun 2
Toy Gun 3
Reso FX
Emergency
Big Clap
TR808 Kick 1
TR909 Kick 1
HH Soul Snr
TR909 Snr 4
P: A23 Rock
Optic Kick
TR909 Kick 4
TR808 RimLng
Hash Snare
Funk Clap 2
DJ Snare
Kick Tom
TR909 CHH 2
Kick Tom
TR909 PHH 1
Kick Tom
TR909 OHH 1
TR909 Kick 5
Turbo Kick
SideStiker
Lo-Fi Snare
Claptail
Macho Snare
TR707 Tom
TR909 PHH 1
TR707 Tom
TR909 OHH 3
TR707 Tom
Cym OHH
TR707 Tom
TR707 Tom
TR909 Crash
TR707 Tom
TR909 Ride
TR909 Crash
Asian Gong
Tambourine 3
TR909 Crash
Cowbell
TR606 Cym 2
TR808Cowbell
Natural Ride
HiBongo LoFi
LoBongo LoFi
HiCnga Mt LF
HiCnga Op LF
LoConga LoFi
HiTimbale LF
LoTimbale LF
TR727 Agogo
TR727 Agogo
TR727Quijada
TR626 Shaker
Bounce
ElectricDunk
Iron Door
Drill Hit
Thrill
PCM Press
Dist TekGtr
Dist TekGtr
Dist TekGtr
Dist TekGtr
Gtr FX
Air Gun
TR909 Kick 2
Gabba Kick
ElectroSnr 2
Big Trash SD
P: A24 Industrial
TR909 Dst BD
Lo-Fi Kick 2
Drill Hit
Big Trash SD
Dist Swish
Rage Snare
Can Tom
Air Blip
Can Tom
Beam HiQ
Can Tom
TR909 DstOHH
Bomb
Iron Door
Thrill
PCM Press
Air Gun
PCM Press
TekRok Snare
Real PHH
TekRok Snare
TR909 PHH 1
TekRok Snare
TR909 DstOHH
TekRok Snare
TekRok Snare
Bomb Noise
TekRok Snare
TR909 Ride
Drill Hit
ElectricDunk
Mt Pandeiro
TR606 Cym 1
PC-2 Machine
TR909 Crash
Crash
Natural Ride
HiBongo LoFi
LoBongo LoFi
HiCnga Mt LF
HiCnga Op LF
LoConga LoFi
HiTimbale LF
LoTimbale LF
Analog Bird
Analog Bird
TechnoShaker
TR626 Shaker
One!
Two!
Three!
Kick it!
Wao!
Come on!
Fuzzy Clap
Roll Kick
Bomb
LoTimbale LF
TR909 DstOHH
Fuzzy Clap
TR909 Kick 2
Roll Kick
TR909 DstSnr
Flange Snr
P: A25 Ethnic
Open Surdo
Mute Surdo
Jungle Snap
Natural Rim
Big Clap
Jungle Snr 1
Jungle Snr 2
Mt Pandeiro
Jungle Snr 2
R8 Brush CHH
Jungle Snr 2
Metal Sweep
Afro Feet
Mute Surdo
Jungle Snap
Op Pandeiro
Real Clap 2
Hi Timbale
TablaBaya
Chenchen
TablaBaya
Tambourine 1
TablaBaya
Tambourine 4
TablaBaya
Udo
Asian Gong
Udo
Cup Cym
NaturalCrash
Cup Cym
Tambourine 2
TR606 Cym 1
Cowbell
NaturalCrash
CR78 Beat
Natural Ride
HiBongo LoFi
LoBongo LoFi
HiCnga Mt LF
HiCnga Op LF
LoConga LoFi
HiTimbale LF
LoTimbale LF
TR727 Agogo
TR727 Agogo
Cabasa Up
TR626 Shaker
Whistle
Whistle
Short Guiro
Long Guiro
TR808 Claves
Hyoshigi
AfroDrum Rat
Mute Cuica
Open Cuica
Triangle 2
Triangle 1
Real Clap 1
Boost Kick
Kick Ghost
Voice loop
Chiki!
90
プリセット・リズム・セット一覧
C2
C3
C4
C5
C6
C7
Note No.
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
Rhythm Group
BD
BD
TOM/PERC
SD
CLP
SD
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
BD
BD
TOM/PERC
SD
CLP
SD
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
HH
TOM/PERC
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
CYM
CYM
CYM
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
CYM
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
TOM/PERC
HIT
HIT
HIT
HIT
HIT
HIT
OTHERS
OTHERS
OTHERS
OTHERS
OTHERS
CLP
BD
BD
SD
SD
P: A26 Reverse
Ele Kick
Turbo Kick
TR909 Rim
TR606 Snr 2
Comp Clap
Real Snare
Can Tom
TR808 CHH 2
Can Tom
TR808 PHH 1
Can Tom
TR808 OHH 1
TR707 Kick 1
Plastic BD 3
TR707 Rim
TR909 Snr 4
TR707 Clap
Comp Clap
TR707 Tom
TR909 CHH 1
TR707 Tom
TR909 PHH 1
TR707 Tom
TR909 DstOHH
TR707 Tom
TR707 Tom
TR909 Crash
TR707 Tom
TR707 Ride
TR909 Crash
Asian Gong
Tambourine 2
TR909 Crash
TR808Cowbell
TR606 Cym 2
CR78 Tamb
Cup Cym
HiBongo Open
LoBongo Open
HiConga Mute
HiConga Open
LoConga Open
Hi Timbale
Lo Timbale
TR727 Agogo
TR727 Agogo
TechnoShaker
Maracas
Beam HiQ
Tape Rewind
Vinyl Stop
Come on!
One!
Pa!
Analog Bird
Retro UFO
Metal Sweep
Dst Solo Gtr
Emergency
Down Clap
Wet Kick
Hip Kick
TR909 Snr 5
Jazz Snare
P: B01 Trance
Plastic BD 4
Gabba Kick
Jungle Rim 3
Headz Snare
Fuzzy Clap
TekRok Snare
Deep Tom
TR909 CHH 2
Deep Tom
TR909 PHH 2
Deep Tom
TR909 DstOHH
Amsterdam BD
Hip Kick
Jungle Rim 1
TR606 Snr 1
Clap Snare 1
Indus Snare
TR606 Tom
TR909 PHH 1
TR606 Tom
TR909 PHH 2
TR606 Tom
TR909 DstOHH
TR606 CmpTom
TR606 CmpTom
TR909 Crash
HiTimbale LF
TR707 Ride
TR909 Crash
Natural Ride
TR707 Ride
NaturalCrash
Cup Cym
TR909 Ride
Triangle 1
Triangle 1
HiBongo LoFi
LoBongo LoFi
HiCnga Mt LF
HiCnga Op LF
LoConga LoFi
HiTimbale LF
LoTimbale LF
TR727 Agogo
TR727 Agogo
TechnoShaker
Dance Shaker
Beam HiQ
Dist Swish
PCM Press
Iron Door
MG Attack
Air Blip
Rezo Noise
Toy Gun 2
Buzzer
P5 Noise
Rezo Noise
SNR MENU 6
TR808 Kick 2
Turbo Kick
ElectroSnr 2
Synth Snare
P: B02 House 3
TR909 Kick 3
Plastic BD 2
TR808 RimLng
TR808 Snr 7
Real Clap 1
TR909 Snr 5
TR909 Tom
TR707 CHH
TR909 Tom
TR707 PHH
TR909 Tom
TR707 OHH
TR707 Kick 2
TR909 Kick 5
Lo-Fi Rim
Tiny Snare 2
TR909 Clap 1
TR909 Snr 4
TR707 Tom
TR909 CHH 1
TR707 Tom
TR909 PHH 1
TR707 Tom
TR909 OHH 3
TR707 Tom
TR707 Tom
NaturalCrash
TR707 Tom
TR909 Ride
NaturalCrash
Tambourine 3
Tambourine 1
TR909 Ride
CR78 Cowbell
Cup Cym
CR78 Beat
Natural Ride
HiBongo Open
LoBongo Open
HiConga Mute
HiConga Open
LoConga Open
Hi Timbale
Lo Timbale
TR727 Agogo
TR727 Agogo
Cabasa Up
TR626 Shaker
Wind Chime
TR727Quijada
Short Guiro
Long Guiro
Wood Block
Whistle
Beam HiQ
Drill Hit
Thin Beef
Dist Swish
Analog Bird
Big Clap
TR808 Kick 1
TR606 Dst BD
TR606 Snr 1
Whack Snare
P: B03 2step
TR909 Dst BD
Break Kick
Natural Rim
Cross Snare
Big Clap
Antigua Snr
TR909 Tom
Real CHH
TR909 Tom
Pedal Hat 1
TR909 Tom
Open Hat
Hip Kick
Hazy Kick
Scratch SD f
Hash Snare
Real Clap 1
Cross Snare
TR707 Tom
Real CHH
TR707 Tom
TR808 PHH 1
TR707 Tom
TR606 OHH
TR707 Tom
TR707 Tom
NaturalCrash
TR707 Tom
Natural Ride
NaturalCrash
TR909 Crash
Tambourine 3
TR707 Ride
TR808Cowbell
TR606 Cym 1
CR78 Beat
Cup Cym
HiBongo Open
LoBongo Open
HiConga Mute
HiConga Open
LoConga Open
Hi Timbale
Lo Timbale
TR727 Agogo
TR727 Agogo
Cabasa Up
TR626 Shaker
Beam HiQ
Philly Hit
ElectricDunk
TablaBaya
Tabla
Chenchen
Metal Sweep
Analog Bird
Wao!
Mute Cuica
Toy Gun 3
Big Clap
TR909 Kick 3
TR909 Kick 5
Jungle Rim 2
RaggaTightSD
P: B04 R&B
TR606 Dst BD
Dance Kick 1
Gate Rim
HH Soul Snr
Finger Snap
DJ Snare
TR606 Tom
Pop CHH
TR606 Tom
Pedal Hat 1
TR606 Tom
Pop Hat Open
Hip Kick
Wet Kick
Natural Rim
Whack Snare
Real Clap 2
Lo-Hard Snr
Natural Tom
Tight CHH
Natural Tom
Pedal Hat 2
Natural Tom
Open Hat
Natural Tom
Natural Tom
NaturalCrash
Natural Tom
Natural Ride
NaturalCrash
Cup Cym
Tambourine 3
Tambourine 4
TR707Cowbell
TR606 Cym 2
CR78 Cowbell
TR707 Ride
HiBongo LoFi
LoBongo LoFi
HiCnga Mt LF
HiCnga Op LF
LoConga LoFi
HiTimbale LF
LoTimbale LF
TR727 Agogo
TR727 Agogo
TR626 Shaker
Maracas
Scratch BD f
Scratch BD r
Scratch SD f
Scratch SD r
Scratch ALT
MG Blip
Philly Hit
Metal Sweep
Chiki!
Chenchen
Canvas
Cheap Clap
TR808 Kick 1
Turbo Kick
Real Snare
HipJazz Snr
資料
91
プリセット・パターン一覧
No. Pattern Name BPM Mes. Programmer
A01 EuroTrance 1 140 8 Roland Corporation
A02 EuroTrance 2 140 8 Roland Corporation
A03 EuroTrance 3 140 8 Hans-Joerg Scheffler
A04 EuroTrance 4 140 4 B.U.S
A05 EuroTrance 5 138 4 B.U.S
A06 EuroTrance 6 135 8 Roland Corporation
A07 EuroTrance 7 138 8 Hans-Joerg Scheffler
A08 EuroTrance 8 150 8 Hans-Joerg Scheffler
A09 EuroTrance 9 144 8 Roland Europe S.p.A.
A10 EuroTrance 10 138 4 B.U.S
A11 Progressive 1 140 4 B.U.S
A12 Progressive 2 138 8 B.U.S
A13 Progressive 3 138 4 B.U.S
A14 Progressive 4 140 4 B.U.S
A15 Progressive 5 138 8 B.U.S
A16 Progressive 6 130 8 Hans-Joerg Scheffler
A17 Psy Trance 1 145 4 MASA
A18 Psy Trance 2 140 4 MASA
A19 Psy Trance 3 136 4 MASA
A20 Psy Trance 4 143 4 Roland Corporation U.S.
A21 Psy Trance 5 145 4 MASA
A22 HardTrance 1 145 4 MASA
A23 HardTrance 2 140 4 MASA
A24 HardTrance 3 139 4 MASA
A25 HardTrance 4 138 8 MASA
A26 HardTrance 5 141 4 B.U.S
A27 Trance 1 140 4 MASA
A28 Trance 2 138 4 MASA
A29 Trance 3 136 4 MASA
A30 Trance 4 137 4 MASA
A31 Trance 5 136 4 MASA
A32 Trance 6 140 8 Roland Corporation U.S.
A33 Trance 7 130 4 Hans-Joerg Scheffler
A34 DetroitTechno 1 132 4 HEIGO TANI
A35 DetroitTechno 2 134 4 Cappadocia Productions
A36 DetroitTechno 3 135 8 Cappadocia Productions
A37 DetroitTechno 4 130 4 HEIGO TANI
A38 DetroitTechno 5 132 4 HEIGO TANI
A39 DetroitTechno 6 140 4 Roland Corporation
A40 Minimal 1 140 4 HEIGO TANI
A41 Minimal 2 140 4 HEIGO TANI
A42 Minimal 3 140 4 HEIGO TANI
A43 Minimal 4 140 4 HEIGO TANI
A44 Minimal 5 130 4 Roland Corporation
A45 Minimal 6 141 4 Cappadocia Productions
A46 Minimal 7 141 4 Cappadocia Productions
A47 New Electro 1 128 4 Cappadocia Productions
A48 New Electro 2 128 4 Bjoern Bojahr
A49 New Electro 3 130 4 Roland Corporation
A50 New Electro 4 155 4 Cappadocia Productions
No. Pattern Name BPM Mes. Programmer
A51 Ambient 1 100 4 Cappadocia Productions
A52 Ambient 2 80 4 Cappadocia Productions
A53 Ambient 3 98 4 HEIGO TANI
A54 Ambient 4 93 8 Cappadocia Productions
A55 NU-NRG 1 145 8 Roland Corporation
A56 NU-NRG 2 155 8 Roland Corporation
A57 NU-NRG 3 150 8 Roland Corporation
A58 NU-NRG 4 145 8 Roland Corporation
A59 NU-NRG 5 150 4 Hans-Joerg Scheffler
A60 EuroBeat 1 159 4 Roland Europe S.p.A.
A61 EuroBeat 2 159 8 Roland Europe S.p.A.
A62 EuroBeat 3 159 8 Roland Europe S.p.A.
A63 HappyHardcore 1 175 8 Roland Corporation
A64 HappyHardcore 2 175 8 Roland Europe S.p.A.
A65 HappyHardcore 3 175 4 HEIGO TANI
A66 Gabba 1 190 8 Roland Corporation
A67 Gabba 2 180 4 Roland Corporation
A68 Gabba 3 170 4 HEIGO TANI
A69 UK HardHouse 1 140 8 Roland Corporation
A70 UK HardHouse 2 135 8 Roland Corporation
A71
UK HardHouse 3 138 4 B.U.S
A72
UK HardHouse 4 138 8 B.U.S
A73
UK HardHouse 5 138 4 B.U.S
A74
UK HardHouse 6 138 4 B.U.S
A75
UK HardHouse 7 138 4 B.U.S
A76
UK HardHouse 8 128 4 Bjoern Bojahr
A77
US HardHouse 1 120 8 Roland Corporation
A78
US HardHouse 2 125 8 Roland Corporation
A79
US HardHouse 3 127 4 Roland Corporation U.S.
A80
US HardHouse 4 128 4 Bjoern Bojahr
A81
US HardHouse 5 128 4 Roland Corporation U.S.
A82
US HardHouse 6 136 4 Roland Corporation U.S.
A83
US HardHouse 7 136 4 Roland Corporation U.S.
A84
US HardHouse 8 130 4 Hans-Joerg Scheffler
A85
Chicago House 1 130 4 HEIGO TANI
A86
Chicago House 2 130 4 HEIGO TANI
A87
Filter Disco 1 132 8 HEIGO TANI
A88
Filter Disco 2 132 4 HEIGO TANI
A89
House 1 132 4 Hans-Joerg Scheffler
A90
House 2 130 4 Hans-Joerg Scheffler
A91
House 3 125 8 Hans-Joerg Scheffler
A92
House 4 130 4 Roland Corporation U.S.
A93
House 5 133 8 Roland Corporation U.S.
A94
House 6 130 4 Hans-Joerg Scheffler
A95
House 7 128 4 Bjoern Bojahr
A96
House 8 134 8 Hans-Joerg Scheffler
A97
House 9 125 4 Roland Corporation U.S.
A98
House 10 127 8 Roland Corporation U.S.
A99
House 11 128 4 Bjoern Bojahr
A00
House 12 128 4 Bjoern Bojahr
92
プリセット・パターン一覧
No. Pattern Name BPM Mes. Programmer
B01 House 13 128 4 Bjoern Bojahr
B02 Garage House 1 130 4 Roland Corporation
B03 Garage House 2 125 8 Hans-Joerg Scheffler
B04 Garage House 3 120 4 Hans-Joerg Scheffler
B05 Garage House 4 125 8 Hans-Joerg Scheffler
B06 Garage House 5 135 4 B.U.S
B07 Garage House 6 133 8 Roland Corporation U.S.
B08 2step 1 130 8 presto
B09 2step 2 132 8 presto
B10 2step 3 136 8 presto
B11 2step 4 136 8 presto
B12 2step 5 126 8 presto
B13 2step 6 130 4 Roland Corporation
B14 R&B 1 100 8 presto
B15 R&B 2 100 8 presto
B16 R&B 3 111 4 Roland Corporation U.S.
B17 R&B 4 103 4 Roland Corporation U.S.
B18 R&B 5 102 4 Roland Corporation U.S.
B19 R&B 6 135 8 Roland Corporation U.S.
B20 R&B 7 104 4 Roland Corporation U.S.
B21 R&B 8 100 4 Roland Corporation
B22 R&B 9 82 4 presto
B23 R&B 10 80 8 presto
B24 R&B 11 93 4 Roland Corporation
B25 R&B 12 110 8 presto
B26 R&B 13 78 8 Roland Corporation U.S.
B27 R&B 14 78 4 Roland Corporation U.S.
B28 HipHopEast 1 88 4 Roland Corporation U.S.
B29 HipHopEast 2 91 4 Roland Corporation U.S.
B30 HipHopEast 3 90 4 Cappadocia Productions
B31 HipHopEast 4 94 4 Roland Corporation U.S.
B32 HipHopEast 5 89 4 Cappadocia Productions
B33 HipHopEast 6 100 4 Roland Corporation U.S.
B34 HipHopEast 7 93 4 Roland Corporation
B35 HipHopEast 8 90 4 Roland Corporation
B36 HipHopEast 9 90 4 Roland Corporation
B37 HipHopEast 10 90 4 Roland Corporation
B38 G-Funk 1 91 4 Roland Corporation U.S.
B39 G-Funk 2 92 4 Roland Corporation U.S.
B40 G-Funk 3 98 4 Cappadocia Productions
B41 G-Funk 4 92 4 Roland Corporation U.S.
B42 Abstruct 1 96 4 Roland Corporation U.S.
B43 Abstruct 2 90 4 Roland Corporation
B44 Abstruct 3 85 4 Roland Corporation
B45 Abstruct 4 93 4 Roland Corporation
B46 Abstruct 5 78 4 Roland Corporation
B47 Abstruct 6 97 4 Roland Corporation
B48 Drum'n'Bass 1 156 16 presto
B49 Drum'n'Bass 2 165 8 presto
B50 Drum'n'Bass 3 180 8 Roland Corporation
No. Pattern Name BPM Mes. Programmer
B51 Drum'n'Bass 4 160 4 HEIGO TANI
B52 Drum'n'Bass 5 180 8 presto
B53 Drum'n'Bass 6 170 8 Roland Corporation
B54 Drum'n'Bass 7 160 8 presto
B55 Drum'n'Bass 8 173 8 presto
B56 Drum'n'Bass 9 170 4 HEIGO TANI
B57 Drum'n'Bass 10 165 8 HEIGO TANI
No.:パターン番号
Mes.:小節数
プリセット・パターンの著作権は当社が保有していま
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セット・パターンやそのフレーズを使用されることに関
しては当社の許諾を必要としません。ただし、プリセッ
ト・パターンやそのフレーズの一部または全部を複製
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負いません。
資料
93
RPS パターン一覧
No. Pattern Name
B58 Trance Drums 1
B59 Trance Drums 2
B60 Trance Drums 3
B61 Trance Drums 4
B62 Trance Drums 5
B63 Trance Drums 6
B64 Techno Drums 1
B65 Techno Drums 2
B66 Techno Drums 3
B67 Techno Drums 4
B68 Techno Drums 5
B69 Techno Drums 6
B70 Techno Drums 7
B71 Techno Drums 8
B72 Techno Drums 9
B73 House Drums 1
B74 House Drums 2
B75 House Drums 3
B76 House Drums 4
B77 House Drums 5
B78 House Drums 6
B79 House Drums 7
B80 2step Drums 1
B81 2step Drums 2
B82 R&B Drums 1
B83 R&B Drums 2
B84 R&B Drums 3
B85 R&B Drums 4
B86 HipHop Drums 1
B87 HipHop Drums 2
B88 HipHop Drums 3
B89 HipHop Drums 4
B90 DnB Drums
B91 Drums Fill 1
B92 Drums Fill 2
B93 Drums Fill 3
B94 Drums Fill 4
B95 Drums Fill 5
B96 Drums Fill 6
B97 Drums Fill 7
B98 Drums Fill 8
B99 Drums Fill 9
B00 Drums Fill 10
C01 Drums Fill 11
C02 Drums Fill 12
C03 Drums Fill 13
C04 Drums Fill 14
C05 Drums Fill 15
C06 Drums Fill 16
C07 Drums Fill 17
C08 Drums Fill 18
C09 Drums Fill 19
C10 Drums Fill 20
C11 Drums Fill 21
C12 Drums Fill 22
C13 Drums Fill 23
C14 Drums Fill 24
C15 Drums Fill 25
No. Pattern Name
C16 Drums Fill 26
C17 Drums Fill 27
C18 Drums Fill 28
C19 Perc Fill 1
C20 Perc Fill 2
C21 Perc Fill 3
C22 Noise Fill 1
C23 Noise Fill 2
C24 Trance Bass 1
C25 Trance Bass 2
C26 Trance Bass 3
C27 Trance Bass 4
C28 Trance Bass 5
C29 Techno Bass 1
C30 Techno Bass 2
C31 Techno Bass 3
C32 Techno Bass 4
C33 Techno Bass 5
C34 Techno Bass 6
C35 Techno Bass 7
C36 Techno Bass 8
C37 House Bass 1
C38 House Bass 2
C39 House Bass 3
C40 House Bass 4
C41 House Bass 5
C42 House Bass 6
C43 2step Bass
C44 R&B Bass
C45 HipHop Bass 1
C46 HipHop Bass 2
C47 HipHop Bass 3
C48 DnB Bass
C49 Synth Seq 1
C50 Synth Seq 2
C51 Synth Seq 3
C52 Synth Seq 4
C53 Synth Seq 5
C54 Synth Seq 6
C55 Synth Seq 7
C56 Synth Seq 8
C57 Synth Seq 9
C58 Synth Seq 10
C59 Synth Seq 11
C60 Synth Seq 12
C61 Synth Seq 13
C62 Kalimba Seq
C63 Synth Riff 1
C64 Synth Riff 2
C65 Synth Riff 3
C66 Synth Riff 4
C67 Synth Riff 5
C68 Synth Riff 6
C69 Synth Riff 7
C70 Synth Riff 8
C71 Synth Riff 9
C72 Synth Riff 10
C73 Synth Riff 11
No. Pattern Name
C74 Synth Riff 12
C75 Synth Riff 13
C76 Synth Riff 14
C77 Synth Riff 15
C78 Synth Riff 16
C79 Synth Riff 17
C80 Synth Riff 18
C81 Synth Riff 19
C82 Synth Riff 20
C83 Synth Riff 21
C84 Synth Riff 22
C85 Synth Riff 23
C86 Synth Riff 24
C87 Synth Riff 25
C88 Synth Riff 26
C89 Synth Riff 27
C90 Synth Riff 28
C91 Synth Riff 29
C92 Synth Riff 30
C93 Synth Riff 31
C94 Synth Riff 32
C95 Synth Riff 33
C96 Synth Riff 34
C97 Guitar Riff 1
C98 Guitar Riff 2
C99 Guitar Riff 3
C00 Organ Riff
D01 Hit Riff 1
D02 Hit Riff 2
D03 Hit Riff 3
D04 Hit Riff 4
D05 Hit Riff 5
D06 Hit Riff 6
D07 Perc Riff
D08 Synth Pad 1
D09 Synth Pad 2
D10 Synth Pad 3
D11 Synth Pad 4
D12 Synth Pad 5
D13 Synth Pad 6
D14 Synth Pad 7
D15 Synth Pad 8
D16 Synth Pad 9
D17 Synth Pad 10
D18 Synth Pad 11
D19 Synth Pad 12
D20 Synth Lead 1
D21
Synth Lead 2
D22
Synth Lead 3
D23
Synth Lead 4
D24
Synth Lead 5
D25
Synth Lead 6
D26
Synth Lead 7
D27
Synth Lead 8
D28
Synth Lead 9
D29
Synth Lead 10
D30
Synth Lead 11
D31
Synth Lead 12
No. Pattern Name
D32 Synth Lead 13
D33 Piano 1
D34 Piano 2
D35 Piano 3
D36 E.Piano 1
D37 E.Piano 2
D38 E.Piano 3
D39 E.Piano 4
D40 E.Piano 5
D41 E.Piano 6
D42 Organ
D43 Guitar 1
D44 Guitar 2
D45 Brass 1
D46 Brass 2
D47 Brass 3
D48 Voice 1
D49
Voice 2
D50
Voice 3
D51
Voice 4
D52
Scratch 1
D53
Scratch 2
D54
SFX 1
D55
SFX 2
D56
SFX 3
D57
D58
D59
D60
D61
D62
D63
D64
D65
D66
D67
D68
D69
D70
D71
D72
D73
D74
D75
D76
D77
D78
D79
D80
D81
D82
D83
D84
D85
D86
D87
D88
D89
SFX 4
SFX 5
SFX 6
SFX 7
SFX 8
SFX 9
SFX 10
SFX 11
SFX 12
SFX 13
SFX 14
SFX 15
SFX 16
SFX 17
SFX 18
SFX 19
SFX 20
SFX 21
SFX 22
SFX 23
SFX 24
SFX 25
SFX 26
SFX 27
SFX 28
SFX 29
SFX 30
SFX 31
SFX 32
SFX 33
SFX 34
SFX 35
SFX 36
94
RPS セット一覧
D-FIELD No. Pattern Name
1. Euro Trance
1 B58 Trance Drums 1
2 C24 Trance Bass 1
3 B91 Drums Fill 1
4 C63 Synth Riff 1
5 C70 Synth Riff 8
6 D20 Synth Lead 1
7 C60 Synth Seq 12
8 D54 SFX 1
2. Progressive
1 B59 Trance Drums 2
2 C25 Trance Bass 2
3 B92 Drums Fill 2
4 D08 Synth Pad 1
5 C71 Synth Riff 9
6 D21 Synth Lead 2
7 D34 Piano 2
8 D55 SFX 2
3. Psy Trance
1 B60 Trance Drums 3
2 C26 Trance Bass 3
3 B93 Drums Fill 3
4 D09 Synth Pad 2
5 C54 Synth Seq 6
6 D22 Synth Lead 3
7 C85 Synth Riff 23
8 D05 Hit Riff 5
4. Hard Trance
1 B61 Trance Drums 4
2 C27 Trance Bass 4
3 B94 Drums Fill 4
4 D10 Synth Pad 3
5 C72 Synth Riff 10
6 C80 Synth Riff 18
7 C61 Synth Seq 13
8 D56 SFX 3
5. Trance
1 B62 Trance Drums 5
2 C28 Trance Bass 5
3 B95 Drums Fill 5
4 C64 Synth Riff 2
5 D13 Synth Pad 6
6 C81 Synth Riff 19
7 C86 Synth Riff 24
8 D06 Hit Riff 6
6. Detroit Techno
1 B64 Techno Drums 1
2 C29 Techno Bass 1
3 B96 Drums Fill 6
4 D11 Synth Pad 4
5 C73 Synth Riff 11
6 D23 Synth Lead 4
7 D30 Synth Lead 11
8 D57 SFX 4
7. Minimal
1 B65 Techno Drums 2
2 C30 Techno Bass 2
3 B97 Drums Fill 7
4 C49 Synth Seq 1
5 C74 Synth Riff 12
6 C58 Synth Seq 10
7 C87 Synth Riff 25
8 D50 Voice 3
8. New Electro
1 B66 Techno Drums 3
2 C31 Techno Bass 3
3 C22 Noise Fill 1
4 C65 Synth Riff 3
5 D14 Synth Pad 7
6 C59 Synth Seq 11
7 C88 Synth Riff 26
8 D58 SFX 5
D-FIELD
No. Pattern Name
9. Ambient
1 B67 Techno Drums 4
2 C32 Techno Bass 4
3 B98 Drums Fill 8
4 C50 Synth Seq 2
5 D15 Synth Pad 8
6 C82 Synth Riff 20
7 D45 Brass 1
8 D59 SFX 6
10. NU-NRG
1 B68 Techno Drums 5
2 C33 Techno Bass 5
3 B99 Drums Fill 9
4 C66 Synth Riff 4
5 C75 Synth Riff 13
6 D24 Synth Lead 5
7 C89 Synth Riff 27
8 D60 SFX 7
11. Euro Beat
1 B69 Techno Drums 6
2 C34 Techno Bass 6
3 B00 Drums Fill 10
4 C51 Synth Seq 3
5 C55 Synth Seq 7
6 C83 Synth Riff 21
7 D35 Piano 3
8 D61 SFX 8
12. HappyHardcore
1 B70 Techno Drums 7
2 C35 Techno Bass 7
3 C01 Drums Fill 11
4 C52 Synth Seq 4
5 C76 Synth Riff 14
6 D25 Synth Lead 6
7 C90 Synth Riff 28
8 D62 SFX 9
13. Gabba
1 B71 Techno Drums 8
2 C36 Techno Bass 8
3 C02 Drums Fill 12
4 C97 Guitar Riff 1
5 C56 Synth Seq 8
6 D26 Synth Lead 7
7 D49 Voice 2
8 D63 SFX 10
14. UK HardHouse
1 B73 House Drums 1
2 C37 House Bass 1
3 C03 Drums Fill 13
4 C67 Synth Riff 5
5 C57 Synth Seq 9
6 D02 Hit Riff 2
7 D31 Synth Lead 12
8 D64 SFX 11
15. US HardHouse
1 B74 House Drums 2
2 C38 House Bass 2
3 C19 Perc Fill 1
4 C68 Synth Riff 6
5 C00 Organ Riff
6 D27 Synth Lead 8
7 C91 Synth Riff 29
8 D65 SFX 12
16. Chicago House
1 B75 House Drums 3
2 C39 House Bass 3
3 C04 Drums Fill 14
4 D48 Voice 1
5 C77 Synth Riff 15
6 D03 Hit Riff 3
7 D07 Perc Riff
8 D66 SFX 13
D-FIELD
No. Pattern Name
17. Filter Disco
1 B76 House Drums 4
2 C40 House Bass 4
3 C05 Drums Fill 15
4 C98 Guitar Riff 2
5 C78 Synth Riff 16
6 D04 Hit Riff 4
7 C92 Synth Riff 30
8 D67 SFX 14
18. House
1 B77 House Drums 5
2 C41 House Bass 5
3 C20 Perc Fill 2
4 D33 Piano 1
5 C79 Synth Riff 17
6 D18 Synth Pad 11
7 C93 Synth Riff 31
8 D51 Voice 4
19. Garage House
1 B78 House Drums 6
2 C42 House Bass 6
3 C06 Drums Fill 16
4 C53 Synth Seq 5
5 D40 E.Piano 5
6 D43 Guitar 1
7 D46 Brass 2
8 D68 SFX 15
20. 2step
1 B80 2step Drums 1
2 C43 2step Bass
3 C07 Drums Fill 17
4 D36 E.Piano 1
5 C62 Kalimba Seq
6 D44 Guitar 2
7 D47 Brass 3
8 D69 SFX 16
21. R&B
1 B82 R&B Drums 1
2 C44 R&B Bass
3 C23 Noise Fill 2
4 D37 E.Piano 2
5 C99 Guitar Riff 3
6 D42 Organ
7 C94 Synth Riff 32
8 D70 SFX 17
22. HipHop East
1 B86 HipHop Drums 1
2 C45 HipHop Bass 1
3 C08 Drums Fill 18
4 D38 E.Piano 3
5 D01 Hit Riff 1
6 D28 Synth Lead 9
7 D52 Scratch 1
8 D71 SFX 18
23. G-Funk
1 B87 HipHop Drums 2
2 C46 HipHop Bass 2
3 C09 Drums Fill 19
4 D39 E.Piano 4
5 D16 Synth Pad 9
6 D29 Synth Lead 10
7 C95 Synth Riff 33
8 D72 SFX 19
24. Abstruct
1 B88 HipHop Drums 3
2 C47 HipHop Bass 3
3 C10 Drums Fill 20
4 C69 Synth Riff 7
5 D17 Synth Pad 10
6 D19 Synth Pad 12
7 C96 Synth Riff 34
8 D53 Scratch 2
D-FIELD
No. Pattern Name
25. Drum'n'Bass
1 B90 DnB Drums
2 C48 DnB Bass
3 C11 Drums Fill 21
4 D12 Synth Pad 5
5 D41 E.Piano 6
6 C84 Synth Riff 22
7 D32 Synth Lead 13
8 D73 SFX 20
26. BreakBeats Collection
1 B83 R&B Drums 2
2 B72 Techno Drums 9
3 B89 HipHop Drums 4
4 B84 R&B Drums 3
5 B63 Trance Drums 6
6 B85 R&B Drums 4
7 B79 House Drums 7
8 B81 2step Drums 2
27. BreakBeats Collection2
1 B58 Trance Drums 1
2 B68 Techno Drums 5
3 B65 Techno Drums 2
4 B76 House Drums 4
5 B90 DnB Drums
6 B86 HipHop Drums 1
7 B82 R&B Drums 1
8 B67 Techno Drums 4
28. Fill Collection
1 C12 Drums Fill 22
2 C13 Drums Fill 23
3 C14 Drums Fill 24
4 C21 Perc Fill 3
5 C15 Drums Fill 25
6 C16 Drums Fill 26
7 C17 Drums Fill 27
8 C18 Drums Fill 28
29. FX Collection
1 D74 SFX 21
2 D75 SFX 22
3 D76 SFX 23
4 D77 SFX 24
5 D78 SFX 25
6 D79 SFX 26
7 D80 SFX 27
8 D81 SFX 28
30. FX Collection 2
1 D82 SFX 29
2 D83 SFX 30
3 D84 SFX 31
4 D85 SFX 32
5 D86 SFX 33
6 D87 SFX 34
7 D88 SFX 35
8 D89 SFX 36
No.:RPS パターン番号
資料
95
パターン作成者のプロフィール
B.U.S[build up swing]
Okada Hideki 1966 年生まれ。
1995 年に swell emotion という和製ハウスガラージユ
ニットでデビュー [dohb disk/epic]。ハウスクリエー
ターとしての腕を高く評価される。
その後パラトーンレーベルと契約。ソロプロジェクト
"B.U.S" としてアルバムを発表。プロパーながらラジオ、
TV 等でチャートイン、また、DJ TOMO、YO-C、DJ
Shinkawa らの高い評価を得る。さらに、YO-C のソロ・
アルバムのプロデューサーとしても活躍。
'98 にはデブラ・モーガン、Every Little Thing の remix
を手掛けるなど、今もっとも注目を浴びているハウスク
リエーターである。
Bjoern Bojahr
Bjoern Bojahrは、ドイツを拠点に活動する若手サウン
ド・デザイナー兼音楽プロデューサーであり、ドイツ語
版キーボード・マガジンでは中心的な評論家として高い
評価を得ている。長年、シンセサイザーに傾倒し、自身
のスタジオでマルチメディア作品を制作してきた。
E-mail: mail@bjoernbojahr.de
ハンス・ユルグ・シェフラー(Hans-Joerg Scheffler)
ヨーロッパでも有数の工業地帯であるルールバレーに生
まれ育った彼は、ごく自然に騒音やリズムに興味を抱い
てきた。現在、Digital Audio Design という会社を経営
し、ローランドのシンセサイザーやグルーブ・ボックス
のパッチやパターンを制作している。
Digital Audio Design 社の Web サイト:
http://www.DigitalAudioDesign.de/
谷 丙午
日本を代表するテクノ DJ "DJ WADA" とのテクノユニッ
ト "Co-Fusion"で活動し、サブライムレコードよりアル
バム等をリリースしている。
MASA
サイケデリック・トランス DJ /アーティスト
90 年代初頭から国内外のパーティーで精力的なライヴ/
DJ 活動を行なう。
また、クリエイターとしても数多くの作品をリリースし
ており世界中のアーティストとのコラボレーションも多
数。ほか CM /イベント/ビデオなどの音楽制作や効果
を担当。また Roland MC-505 や 307等の内蔵パターン
やプリセットサウンドなども作成。既成概念にとらわれ
ない 4 次元サウンドは聴く者を曲がらせる。
presto
・松浦直樹(まつうら なおき)
1983 年大学在学中より音楽活動を開始。ベーシストと
して多くのライブ、スタジオワーク等を行う。その後、
演奏活動を休止と同時に MIDI データの制作、プロ
デュースに関わる。現在は音楽、DTP 等デジタル・コン
テンツの制作を行う(有)プレストの代表兼プロデュー
サー。
Cappadocia Productions
(カッパドキア・プロダクションズ)
日本在住の電子音マニア。GIGAHERTZ というアート・
パフォーマンス・ユニットでも活動中。
これまでにも同社 MC シリーズなどの製品開発に関わ
る。
E-mail: RXN00541@nifty.ne.jp
96
ウェーブフォーム一覧
Group A
No Name No Name No Name No Name No Name No Name
001 TB Dst Saw
002 TB Dst Sqr 1
003 TB Dst Sqr 2
004 TB Reso Sqr1
005 TB Reso Sqr2
006 TB Saw
007 TB SolidSaw1
008 TB SolidSaw2
009 TB Square 1
010 TB Square 2
011 TB Sqr Decay
012 TB Natural
013 JP8000 Saw 1
014 JP8000 Saw 2
015 MG Saw
016 Synth Saw 1
017 JP-8 Saw
018 P5 Saw
019 Synth Saw 2
020 OB Saw
021 D-50 Saw
022 JP-6 Square
023 MG Square
024 P5 Square
025 JP-8 Pulse
026 JP-6 Pulse
027 MG Pulse
028 260 Pulse
029 JU-2 Sub OSC
030 Frog wave
031 Digiwave
032 FM Pulse
033 JP8000 PWM
034 JP8000 FBK
035 260 Sub OSC
036 Dist Synth
037 Dist Square
038 MG Triangle
039 Jungle Bass
040 260 Sine Bs
041 MC-202 Bass
042 SH-101 Bass
043 Octa Bass
044 Funky Bass
045 Poly Bass
046 MG Bass
047 FM Super Bs
048 Solid Bass
049 Organ Bass
050 Dirty Bass
051 Upright Bs
052 Ac Bass
053 Voco Bass
054 Fingered Bs
055 Pick Bass
056 Fretless Bs
057 Slap Bass
058 Juno Rave
059 Blaster
060 Fat JP-6
061 OB Strings
062 Orch Strings
063 Pizzy Techno
064 Choir
065 Syn Vox 1
066 Syn Vox 2
067 Syn Vox 3
068 Ac Piano
069 D-50 EP
070 E.Piano
071 Clavi
072 Full Stop
073 FM Club Org
074 E.Organ 1
075 E.Organ 2
076 Church Org
077 Power B fst
078 Power B slw
079 Org Chord
080 Tubular
081 Glockenspiel
082 Vibraphone
083 FantabellSub
084 DIGI Bell
085 Steel Drum
086 Marimba
087 Balaphone
088 Kalimba
089 Steel Gtr
090 Clean TC
091 Dst Solo Gtr
092 Dist TekGtr
093 Gtr FX
094 Harmo Gtr
095 Wah Gtr 1
096 Wah Gtr 2
097 Wah Gtr 2a
098 Wah Gtr 2b
099 Wah Gtr 2c
100 Wah Gtr 2d
101 Sitar
102 Brass
103 Trumpet
104 Mute Trumpet
105 Soprano Sax
106 Solo Sax
107 Baritone Sax
108 Brass Fall
109 Flute
110 Pan Flute
111 Shakuhachi
112 Bagpipe
113 Breath
114 Feedbackwave
115 Atmosphere
116 Rezo Noise
117 MG White Nz
118 P5 Noise
119 MG Pink Nz
120 Bomb Noise
121 Sea
122 Brush Noise
123 Space Noise
124 Scream
125 Jet Plane
126 Toy Gun 1
127 Crash
128 Toy Gun 2
129 Toy Gun 3
130 Emergency
131 Buzzer
132 Insect
133 Tonality
134 Ring Osc
135 Reso FX
136 SCRATCH MENU
137 Vinyl Noise
138 Scratch BD f
139 Scratch BD r
140 Scratch SD f
141 Scratch SD r
142 Scratch ALT
143 Tape Rewind
144 Vinyl Stop
145 HIT MENU
146 MG Blip
147 Beam HiQ
148 MG Attack
149 Air Blip
150 Org Click
151 Syn Hit
152 Techno Scene
153 Techno Chord
154 Dist Hit
155 Thin Beef
156 Tekno Hit
157 Back Hit
158 TAO Hit
159 Philly Hit
160 INDUST. MENU
161 Analog Bird
162 Retro UFO
163 PC-2 Machine
164 Hoo
165 Metal Sweep
166 Afro Feet
167 Bomb
168 Bounce
169 ElectricDunk
170 Iron Door
171 Dist Swish
172 Drill Hit
173 Thrill
174 PCM Press
175 Air Gun
176 VOICE MENU
177 One!
178 Two!
179 Three!
180 Kick it!
181 Come on!
182 Wao!
183 Shout
184 Ooh! 1
185 Ooh! 2
186 Voice loop
187 Pa!
188 Canvas
189 Punch
190 Chiki!
191 Hey!
192 Laugh
193 Aah Formant
194 Eeh Formant
195 Iih Formant
196 Ooh Formant
197 Uuh Formant
198 Dist Ooh Vox
199 Auh Voice
200 Stream
201 Bird
202 TOM MENU
203 TR909 Tom
204 TR909 DstTom
205 TR808 Tom
206 TR606 Tom
207 TR606 CmpTom
208 TR707 Tom
209 Syn Tom
210 Deep Tom
211 Can Tom
212 Kick Tom
213 Natural Tom
214 PERCUS MENU1
215 PERCUS MENU2
216 TR808 Conga
217 HiBongo Open
218 LoBongo Open
219 HiConga Mute
220 HiConga Open
221 LoConga Open
222 HiBongo LoFi
223 LoBongo LoFi
224 HiCnga Mt LF
225 HiCnga Op LF
226 LoConga LoFi
227 Timpani
228 Mute Surdo
229 Open Surdo
230 Hi Timbale
231 Lo Timbale
232 HiTimbale LF
233 LoTimbale LF
234 Tabla
235 TablaBaya
236 Udo
237 AfroDrum Rat
238 Chenchen
239 Op Pandeiro
240 Mt Pandeiro
241 Tambourine 1
242 Tambourine 2
243 Tambourine 3
244 Tambourine 4
245 CR78 Tamb
246 COWBELL MENU
247 TR808Cowbell
248 TR707Cowbell
249 CR78 Cowbell
250 Cowbell
251 TR727 Agogo
252 CR78 Beat
253 Triangle 1
254 Triangle 2
Group B
No Name No Name No Name No Name No Name No Name
001 SHKR+ MENU
002 808 Maracas
003 Maracas
004 Cabasa Up
005 TechnoShaker
006 TR626 Shaker
007 Dance Shaker
008 CR78 Guiro
009 Long Guiro
010 Short Guiro
011 Mute Cuica
012 Open Cuica
013 Whistle
014 TR727Quijada
015 Jingle Bell
016 Belltree
017 Wind Chime
018 RIM MENU
019 TR909 Rim
020 TR808 Rim
021 TR808 RimLng
022 TR707 Rim
023 Analog Rim
024 Natural Rim
025 Ragga Rim 1
026 Lo-Fi Rim
027 Wood Block
028 Jungle Snap
029 TR808 Claves
030 Hyoshigi
031 CHH MENU 1
032 CHH MENU 2
033 TR909 CHH 1
034 TR909 CHH 2
035 TR808 CHH 1
036 TR808 CHH 2
037 TR808 CHH 3
038 TR606 CHH 1
039 TR606 CHH 2
040 TR606 DstCHH
041 TR707 CHH
042 CR78 CHH
043 DR55 CHH 1
044 Closed Hat
045 Pop CHH
046 Real CHH
047 Bristol CHH
048 DR550 CHH 2
049 Tight CHH
050 Hip CHH
051 Room CHH
052 R8 Brush CHH
053 Jungle Hat
054 PHH MENU
055 TR909 PHH 1
056 TR909 PHH 2
057 TR808 PHH 1
058 TR808 PHH 2
059 TR606 PHH 1
060 TR606 PHH 2
061 TR707 PHH
062 Hip PHH
063 Tight PHH
064 Pedal Hat 1
065 Real PHH
066 Pedal Hat 2
067 OHH MENU 1
068 OHH MENU 2
069 TR909 OHH 1
070 TR909 OHH 2
071 TR909 OHH 3
072 TR909 DstOHH
073 TR808 OHH 1
074 TR808 OHH 2
075 TR606 OHH
076 TR606 DstOHH
077 TR707 OHH
078 CR78 OHH
079 Hip OHH
080 Pop Hat Open
081 Open Hat
082 Cym OHH
083 DR550 OHH
084 Funk OHH
085 Real OHH
086 R8 OHH
087 CYMBAL MENU
088 TR606 Cym 1
089 TR606 Cym 2
090 TR909 Ride
091 TR707 Ride
092 Natural Ride
093 Cup Cym
094 TR909 Crash
095 NaturalCrash
096 Jungle Crash
097 Asian Gong
098 CLAP MENU 1
099 CLAP MENU 2
100 TR909 Clap 1
101 TR909 Clap 2
102 TR808 Clap
103 TR707 Clap
104 Cheap Clap
105 Funk Clap
106 Little Clap
107 Real Clap 1
108 Real Clap 2
109 Funky Clap
110 Comp Clap
111 Hip Clap
112 Down Clap
113 Group Clap
114 Big Clap
115 Claptail
116 Clap Snare 1
117 Fuzzy Clap
118 Snap
119 Finger Snap
120 SNR MENU 1
121 SNR MENU 2
122 SNR MENU 3
123 SNR MENU 4
124 SNR MENU 5
125 SNR MENU 6
126 TR909 Snr 1
127 TR909 Snr 2
128 TR909 Snr 3
129 TR909 Snr 4
130 TR909 Snr 5
131 TR909 Snr 6
132 TR909 Snr 7
133 TR909 DstSnr
134 TR808 Snr 1
135 TR808 Snr 2
136 TR808 Snr 3
137 TR808 Snr 4
138 TR808 Snr 5
139 TR808 Snr 6
140 TR808 Snr 7
141 TR808 Snr 8
142 TR808 Snr 9
143 TR606 Snr 1
144 TR606 Snr 2
145 TR606 Snr 3
146 DanceHall SD
147 TR707 Snare
148 CR78 Snare
149 Clap Snare 2
150 Jngl Tiny SD
151 Jazz Snare
152 Headz Snare
153 Whack Snare
154 Rap Snare
155 Jungle Snr 1
156 Antigua Snr
157 Real Snare
158 Tiny Snare 1
159 Tiny Snare 2
160 Break Snare1
161 Break Snare2
162 MC Snare
163 East Snare
164 Phat Snare
165 Brush Slap 1
166 Brush Slap 2
167 Deep Snare
168 Fat Snare
169 Disco Snare
170 DJ Snare
171 Macho Snare
172 Hash Snare
173 Lo-Hard Snr
174 Indus Snare
175 Rage Snare
176 TekRok Snare
177 Big Trash SD
178 Ragga Rim 2
179 Gate Rim
180 SideStiker
181 HipJazz Snr
182 HH Soul Snr
183 Cross Snare
184 Jungle Rim 1
185 Ragga Snr 2
186 Upper Snare
187 Lo-Fi Snare
188 RaggaTightSD
189 Flange Snr
190 Machine Snr
191 Clap Snare 3
192 Solid Snare
193 Funk Clap 2
194 Jungle Rim 2
195 Jungle Rim 3
196 Jungle Snr 2
197 Urban Snare
198 Urban RollSD
199 R&B Snare
200 R8 Brush Tap
201 R8 BrshSwill
202 R8 BrushRoll
203 Sim Snare
204 ElectroSnr 1
205 ElectroSnr 2
206 Synth Snare
207 Roll Snare
208 KICK MENU 1
209 KICK MENU 2
210 KICK MENU 3
211 TR909 Kick 1
212 TR909 Kick 2
213 TR909 Kick 3
214 TR909 Kick 4
215 Plastic BD 1
216 Plastic BD 2
217 Plastic BD 3
218 Plastic BD 4
219 TR909 Kick 5
220 TR808 Kick 1
221 TR808 Kick 2
222 TR808 Kick 3
223 TR808 Kick 4
224 TR808 Kick 5
225 TR606 Kick
226 TR606 Dst BD
227 TR707 Kick 1
228 TR707 Kick 2
229 Toy Kick
230 Analog Kick
231 Boost Kick
232 West Kick
233 JungleKick 1
234 Optic Kick
235 Wet Kick
236 Lo-Fi Kick 1
237 Hazy Kick
238 Hip Kick
239 Video Kick
240 Tight Kick
241 Break Kick
242 Turbo Kick
243 Ele Kick
244 Dance Kick 1
245 Kick Ghost
246 Lo-Fi Kick 2
247 JungleKick 2
248 TR909 Dst BD
249 Amsterdam BD
250 Gabba Kick
251 Roll Kick
資料
97
MIDI インプリメンテーション
Model: D2(groovebox)
Date: Mar. 12, 2001
Version:1.00
===
記号 意味 設定範囲
n MIDI チャンネル 0H-6H,9H(ch.1 - ch.7,ch.10)
vv コントロール値 00H-7FH(0 - 127)
kk ノート・ナンバー 00H-7FH(0 - 127)
xx ON/OFF 切り替え 00H-3FH(0 - 63:OFF)、40H-7FH(64 - 127:ON)
===
1. 受信データ(音源セクション)
■チャンネル・ボイス・メッセージ
●ノート・オフ
ステータス 第2 バイト 第3バイト
8nH kkH vvH
9nH kkH 00H
vv =ノート・オフ・ベロシティー:00H - 7FH(0 - 127)
●ノート・オン
ステータス 第2 バイト 第3バイト
9nH kkH vvH
vv= ノート・オン・ベロシティー:01H-7FH(1- 127)
●ポリフォニック・アフタータッチ
ステータス 第2 バイト 第3バイト
AnH kkH vvH
vv =ポリフォニック・アフタータッチ: 00H - 7FH(0 - 127)
※ Aftertouch Controlの設定に応じて効果がかかります。
●コントロール・チェンジ
○ バンク・セレクト(コントローラー・ナンバー 0, 32)
ステータス 第2 バイト 第3バイト
BnH 00H mmH
BnH 20H llH
mm, ll=バンク・ナンバー:00 00H - 7F 7FH(bank.1 - bank.16384)
※ Receive Program Change Switch、または Receive Bank Select Switch がOFF のとき
には受信しません。
※ 各バンク・セレクトに対応するパッチは以下のとおりです。
Bank Select | Program No.| Group Patch No.
MSB | LSB | |
------+-----+------------+--------------------------------------- 81 | 0 | 001 - 128 | Preset A 001 - 128
81 | 1 | 001 - 128 | Preset B 001 - 128
81 | 2 | 001 - 128 | Preset C 001 - 128
81 | 3 | 001 - 128 | Preset D 001 - 128
84 | 0 | 001 - 088 | Preset E 001 - 088
85 | 0 | 001 - 128 | User 001 - 128
85 | 1 | 001 - 128 | User 129 - 256
※ 各バンク・セレクトに対応するリズム・セットは以下のとおりです。
Bank Select | Program No.| Group Patch No.
MSB | LSB | |
------+-----+------------+--------------------------------------- 81 | 0 | 1 - 26 | Preset A 01 - 26
84 | 0 | 1 - 4 | Preset B 01 - 04
85 | 0 | 1 - 20 | User 01 - 20
○ モジュレーション(コントローラー・ナンバー 1)
ステータス
BnH 01H vvH
※ Modulation Controlの設定に応じて効果がかかります。
○ データ・エントリー(コントローラー・ナンバー 6, 38)
ステータス
BnH 06H mmH
BnH 26H llH
mm, ll= RPN で指定されたパラメーターに対する値
mm =上位バイト(MSB), ll =下位バイト(LSB)
第2 バイト 第3バイト
第2 バイト 第3バイト
○ エクスプレッション(コントローラー・ナンバー 11)
ステータス
BnH 0BH vvH
※ パートの音量を調節します。
○ ホールド 1(コントローラー・ナンバー 64)
ステータス
BnH 40H xxH
○ ソステヌート(コントローラー・ナンバー 66)
ステータス
BnH 42H xxH
○ ソフト(コントローラー・ナンバー 67)
ステータス
BnH 43H xxH
○ ホールド 2(コントローラー・ナンバー 69)
ステータス
BnH 45H xxH
○ ポルタメント・コントロール(コントローラー・ナンバー 84)
ステータス
BnH 54H kkH
※ ポルタメント・コントロール直後に受信したノート・オンは、ソース・ノート・ナンバー
のピッチから連続的にピッチが変化して発音します。ソース・ノート・ナンバーと等し
いノート・ナンバーですでに発音しているボイスがある場合は、このボイスはポルタメ
ント・コントロール直後に受信したノート・オンで新たな音程にピッチが変化して発音
が継続され(レガート演奏が行なわれ)ます。
※ ポルタメント・コントロールによるピッチ変化の速さは Portamento Time の設定値で決
まります。
○ RPNMSB / LSB(コントローラー・ナンバー 100, 101)
ステータス
BnH 65H mmH
BnH 64H llH
mm =RPN で指定するパラメーター・ナンバーの上位バイト(MSB)
ll =RPN で指定するパラメーター・ナンバーの下位バイト(LSB)
<<< RPN >>>
コントロール・チェンジには、RPN(レジスタード・パラメーター・ナンバー)、すなわち
MIDI 規格で機能が定義されている拡張パラメーターがあります。実際の使用にあたっては、
まず RPN(コントローラー・ナンバー100 および101、順番はどちらからでもよい)を送
信して制御するパラメーターを指定し、その後データ・エントリー(コントローラー・ナン
バー 6, 38)で指定パラメーターの値を設定します。一旦 RPN のパラメーターが指定され
ると、その後同一チャンネルで受信するデータ・エントリーは全てそのパラメーターに対す
る値の変更とみなされます。誤動作を防止するために、必要なパラメーターとその値の設定
が終わったら、RPNヌルを設定することをお勧めします。
本機は、以下に示す RPNを受信します。
RPN Data entry
LSB MSB, LSB 解説
MSB,
00H, 00H mmH, --- ピッチ・ベンド・センシティビティー
00H, 01H mmH, llH マスター・ファイン・チューニング
00H, 02H mmH, --- マスター・コース・チューニング
7FH, 7FH ---, --- RPN ヌル
※ その他のコントローラー・ナンバーの機能は「送信データ一覧」(P.76) を参照して下さい。
第2 バイト 第3バイト
第2 バイト 第3バイト
第2 バイト 第3バイト
第2 バイト 第3バイト
第2 バイト 第3バイト
第2 バイト 第3バイト
第2 バイト 第3バイト
mm:00H - 0CH(0 - 12 半音)
ll:無視します(00Hとして処理します)
半音ステップで1 オクターブまで指定可能です。
※BendRange Up、Bend Range Down が同時に切り替わります。
※パートR では受信しません。
mm, ll:20 00H - 4000H - 60 00H(-8192 x 50 / 8192 - 0 - +8192
x 50 / 8192 cent)
※各パートのFine Tune が変わります。
mm:10H - 40H - 70H(-48 - 0 - +48 半音)
ll:無視します(00Hとして処理します)
※各パートのKey Shift が変わります。
RPN が指定されていない状態にします。RPN ヌルに設定後受信した
データ・エントリーは無視します。(RPN ヌルの設定にはデータ・エ
ントリーの送信は不要です。)既に設定済みの設定値は変化しません。
mm, ll:無視します。
98
MIDI インプリメンテーション
●プログラム・チェンジ
ステータス 第2 バイト
CnH ppH
pp =プログラム・ナンバー:00H - 7FH(prog.1 - prog.128)
●チャンネル・アフタータッチ
ステータス 第2 バイト
DnH vvH
※ Aftertouch Controlの設定に応じて効果がかかります。
●ピッチ・ベンド・チェンジ
ステータス 第2 バイト 第3バイト
EnH llH mmH
mm, ll=ピッチ・ベンド値:00 00H - 4000H - 7F 7FH(-8192 - 0 - +8191)
※ Pitch Bend Controlの設定に応じて効果がかかります。
■チャンネル・モード・メッセージ
●オール・サウンド・オフ (コントローラー・ナンバー 120)
ステータス 第2 バイト 第3バイト
BnH 78H 00H
※ このメッセージを受信すると、該当チャンネルの発音中の音を全て消音します。
●リセット・オール・コントローラー (コントローラー・ナ
ンバー 121)
ステータス 第2 バイト 第3バイト
BnH 79H 00H
※ このメッセージを受信すると、以下のコントローラーがリセット値に設定されます。
コントローラー
ピッチ・ベンド・チェンジ ± 0(中点)
ポリフォニック・アフタータッチ 0(オフ)
チャンネル・アフタータッチ 0(オフ)
モジュレーション 0(オフ)
エクスプレッション 127(最大)
ホールド 1 0(オフ)
ソステヌート 0(オフ)
ソフト 0(オフ)
ホールド 2 0(オフ)
RPN 未設定状態、設定済みのデータは変化しません
●オール・ノート・オフ(コントローラー・ナンバー 123)
ステータス 第2 バイト 第3バイト
BnH 7BH 00H
※ オール・ノート・オフを受信すると、該当チャンネルのオンになっているノートをすべ
てオフします。ただし、ホールド1 またはソステヌートがオンの場合は、それらがオフ
になるまで発音は終了しません。
●オムニ・オフ(コントローラー・ナンバー 124)
ステータス 第2 バイト 第3バイト
BnH 7CH 00H
※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行ないます。
●オムニ・オン(コントローラー・ナンバー 125)
ステータス 第2 バイト 第3バイト
BnH 7DH 00H
※ オール・ノート・オフを受信したときと同じ処理を行ないます。オムニ・オンにはなり
ません。
●モノ(コントローラー・ナンバー 126)
ステータス 第2 バイト 第3バイト
BnH 7EH mmH
mm =モノ数:00H - 10H(0- 16)
※ オール・ノート・オフおよびオール・サウンド・オフを受信したときと同じ処理を行な
い、Solo Switch が ONに切り替わります。
リセット値
●ポリ(コントローラー・ナンバー 127)
ステータス 第2 バイト 第3バイト
BnH 7FH 00H
※ オール・ノート・オフおよびオール・サウンド・オフを受信したときと同じ処理を行な
い、Solo Switch が OFFに切り替わります。
■システム・リアルタイム・メッセージ
●タイミング・クロック
ステータス
F8H
※ LFO のレイト及びエフェクターのレイトが同期します。
●アクティブ・センシング
ステータス
FEH
※ アクティブ・センシングを受信すると、それ以降のすべてのメッセージ間隔を監視する
状態になります。監視している状態では、メッセージ間隔が 420ms を超えると、オー
ル・サウンド・オフ/オール・ノート・オフ/リセット・オール・コントローラーを受
信したときと同じ処理をして、メッセージ間隔を監視しない状態に戻ります。
■システム・エクスクルーシブ・メッセージ
ステータス データ・バイト ステータス
F0H iiH, ddH, ......,eeH F7H
F0H: システム・エクスクルーシブ・メッセージのステータス
ii = ID ナンバー:
dd,..., ee =データ: 00H - 7FH(0- 127)
F7H: EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)。システム・エクスクルーシ
●ユニバーサル・ノンリアルタイム・システム・エクスクルー
シブ・メッセージ
○ アイデンティティー・リクエスト・メッセージ
ステータス データ・バイト ステータス
F0H 7EH, dev, 06H, 01H F7H
バイト
F0H エクスクルーシブ・ステータス
7EH ID ナンバー(ユニバーサル・ノンリアルタイム・メッセージ)
dev デバイス ID(dev:10H(17)-1FH(32))
06H サブID#1(General Information)
01H サブID#2(Identity Request)
F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
※ デバイスID は、7FH(Broadcast)にも対応しています。
※ アイデンティティー・リクエスト・メッセージを受信した場合、本機は所定のアイデン
ティティー・リプライ・メッセージを送信します。
●データ要求 1(RQ1)
相手の機器に対して「データを送れ」という要求をするメッセージです。アドレスとサイズ
で要求するデータの種類や量を指示します。データ要求メッセージを受信した場合、その機
器がデータを送ることのできる状態にあり、アドレスとサイズが適当なものであれば、要求
されたデータを「データ・セット 1(DT1)」メッセージで送信します。そうでない場合は
何も送信をしません。本機のデータ転送に使用するエクスクルーシブ・メッセージのモデル
IDは 00 0BHです。
ステータス
F0H 41H, dev, 00H, 0BH, 11H, aaH, bbH, F7H
バイト 解説
F0H エクスクルーシブ・ステータス
41H ID ナンバー(Roland)
dev デバイス ID(dev:10H - 1FH)
00H モデルID(D2)
0BH モデルID(D2)
どのメーカーのエクスクルーシブ・メッセージであるかの識別をするた
めのID ナンバー(マニファクチャラー ID)です。ローランドのマニファ
クチャラーID は 41H です。7EH と 7FH の IDナンバーは、ユニバーサ
ル・ノンリアルタイム・メッセージ(7EH)、ユニバーサル・リアルタ
イム・メッセージ(7FH)として MIDI 規格の拡張として使用されます。
ブ・メッセージの最終を表すステータスです。
解説
データ・バイト ステータス
ccH, ddH, ssH, ttH, uuH, vvH, sum
資料
99
MIDI インプリメンテーション
11H コマンドID(RQ1)
aaH アドレス上位バイト
bbH アドレス
ccH アドレス
ddH アドレス下位バイト
ssH サイズ上位バイト
ttH サイズ
uuH サイズ
vvH サイズ下位バイト
sum チェックサム
F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
※ アドレス、サイズ、チェックサムの設定のしかたは、「システム・エクスクルーシブ・
メッセージの例とチェックサムの計算」(P.107)をご覧ください。
※ RX SYSEX が OFFのときには受信しません。
●データ・セット 1(DT1)
実際のデータの転送を行なうメッセージで、機器に対してデータを設定したい場合に使用し
ます。
ステータス
F0H 41H, dev, 00H, 0BH, 12H, aaH, bbH, F7H
バイト 解説
F0H エクスクルーシブ・ステータス
41H ID ナンバー(Roland)
dev デバイス ID(dev:10H - 1FH)
00H モデルID(D2)
0BH モデルID(D2)
12H コマンドID(DT1)
aaH アドレス上位バイト
bbH アドレス
ccH アドレス
ddH アドレス下位バイト
eeH データ:送信するデータの本体。複数バイトのデータはアドレス順に
::
ffH データ
sum チェックサム
F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
※ アドレス、サイズ、チェックサムの設定のしかたは、「システム・エクスクルーシブ・
メッセージの例とチェックサムの計算」(P.107)をご覧ください。
※ 128バイトを越えるサイズのデータは128バイト以下のパケットに区切って送信してく
ださい。「データ・セット1」を続けて送る場合、パケット間は 20ms 以上の時間間隔を
あけてください。
※ RX SYSEX が OFFのときには受信しません。
本機はスケール・チューンの設定に限り、GS のエクスクルーシブを受信することができま
す。
データ・バイト ステータス
ccH, ddH, eeH, ... ffH, sum
送信します。
●データ・セット 1(DT1)
ステータス データ・バイト ステータス
F0H 41H, dev, 42H, 12H, aaH, bbH, F7H
バイト 解説
F0H エクスクルーシブ・ステータス
41H ID ナンバー(Roland)
dev デバイス ID(dev:10H - 1FH)
42H モデルID(GS)
12H コマンドID(DT1)
aaH アドレス上位バイト
bbH アドレス中位バイト
ccH アドレス下位バイト
ddH データ:送信するデータの本体。複数バイトの データはアドレス順に
::
eeH データ
sum チェックサム
F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
※ RX SYSEX が OFFのときには受信しません。
D2 は通常のシステム・エクスクルーシブ・メッセージの他にリアルタイム性が要求される
ものに関して専用のシステム・エクスクルーシブ・メッセージを持っています。
ccH, ddH, ... eeH, sum
送信します。
●データ・セット 1(DT1)
ステータス データ・バイト ステータス
F0H 41H, dev, 3AH, 12H, aaH, F7H
バイト 解説
F0H エクスクルーシブ・ステータス
41H ID ナンバー(Roland)
dev デバイス ID(dev:10H - 1FH)
3AH モデルID(D2 Quick)
12H コマンドID(DT1)
aaH アドレス(ステータス/チャンネル)
bbH アドレス/データ H
ccH データL
ddH データ E
sum チェックサム
F7H EOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)
※ アドレス、サイズ、チェックサムの設定のしかたは、「システム・エクスクルーシブ・
メッセージの例とチェックサムの計算」(P.107)をご覧ください。
※ 連続アドレスの送信はできません。
※ RX SYSEX が OFF のときには受信しません。
.............................................................................................................................................
bbH, ccH, ddH, sum
2. 送信データ(音源セクション)
■チャンネル・ボイス・メッセージ
●ノート・オフ
ステータス 第2 バイト 第3バイト
8nH kkH vvH
●ノート・オン
ステータス 第2 バイト 第3バイト
9nH kkH vvH
vv= ノート・オン・ベロシティー:01H-7FH(1- 127)
●コントロール・チェンジ
※ D-FIELD のエクスターナル・コントロールで設定したコントローラー・ナンバーを選ぶ
ことにより、任意のコントロールチェンジを送信することができます。
○ バンク・セレクト(コントローラー・ナンバー 0, 32)
ステータス
BnH 00H mmH
BnH 20H llH
mm, ll=バンク・ナンバー:00 00H - 7F 7FH(bank.1 - bank.16384)
※ Transmit Program Change Switch、またはTransmit Bank Select Switch が OFF のと
きには送信しません。
※ 各バンク・セレクトに対応するパッチおよびリズム・セットは「1. 受信データ(音源セ
クション)」を参照してください。
○ モジュレーション(コントローラー・ナンバー 1)
ステータス
BnH 01H vvH
○ エクスプレッション(コントローラー・ナンバー 11)
ステータス
BnH 0BH vvH
○ ホールド 1(コントローラー・ナンバー 64)
ステータス
BnH 40H xxH
○ ソステヌート(コントローラー・ナンバー 66)
ステータス
BnH 42H xxH
○ ソフト(コントローラー・ナンバー 67)
ステータス
BnH 43H xxH
○ ホールド 2(コントローラー・ナンバー 69)
ステータス
BnH 45H xxH
第2 バイト 第3バイト
第2 バイト 第3バイト
第2 バイト 第3バイト
第2 バイト 第3バイト
第2 バイト 第3バイト
第2 バイト 第3バイト
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