Roland C-190 User Manual [ja]

取扱説明書
ローランド C-190 ポータブル・オルガンをお買い上げいただきましてありがとうございます。C-190 は、 教会やホールなど、高品質のオルガンやオーケストラ音色が入ったポータブル楽器が必要なときのために 設計された、2 段鍵盤機能のシミュレーション機能つきの新しいオルガンです。
オルガン音色とオーケストラ音色の同時使用
C-190 には、ローランドが提供する、高品質のオルガン音色が入っています。その上、オルガン・セク ションに合わせて使うのに最適な楽器の音色を備えています。
76 鍵の鍵盤を 2 つのセクション(ディビジョン)に分け、2 段鍵盤のオルガンのように演奏することもで きます。
1 段鍵盤の楽器でありながら、C-190 では、モノフォニックのベース・オルガン・パートとポリフォニッ ク・オルガン・インストゥルメント・サウンドを鳴らすことができます。PEDAL パートでは、通常ベー ス・ラインを鳴らすことができますが、鍵盤で鳴らす低い音を 2 倍にすることができます。また、別売の MIDI ペダル・ユニットを C-190 に接続すると、足を使って PEDAL セクションを鳴らすことができます。
C-190 では、自分の演奏を簡単に録音することができます。
本書ではフロント・パネルにあるキーをすべて「ボタン」とよび、鍵盤だけを「キー」と呼んでいます。
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2)と「使用上のご注意」
(P.4)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書
をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
©
2005 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。

安全上のご注意

警告
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
注意の意味について警告と
取扱いを誤った場合に、使用者が
警告
注意
死亡または重傷を負う可能性が想 定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が 傷害を負う危険が想定される場合 および物的損害のみの発生が想定 される内容を表わしています。  ※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大 損害を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
警告
001
● この機 器を使用する前に、以 下の指示と取扱説 明書をよく読んでください。
..............................................................................................................
002c
● この機器および AC アダプターを分解したり、改 造したりしないでください。
..............................................................................................................
003
●修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれ ていないことは、絶対にしないでください。必
ずお買い上げ店またはローランド・サービスに 相談してください。
..............................................................................................................
004
●次のような場所での使用や保存はしないでくだ さい。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場
所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)
や湿度の高い場所
○ 雨に濡れる場所 ○ ホコリの多い場所
○ 振動の多い場所
..............................................................................................................
005
● この機器の設置には、ローランドが推奨するKS­C-190 を使用してください。
図記号の例
 は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま す。 具体的な注意内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を 表わしています。
 は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい ます。 具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜 くこと」を表わしています。
008c
●ACアダプターは、必ず付属のものを、AC100V の電源で使用してください。
..............................................................................................................
008e
●電源コードは、必ず付属のものを使用してくだ さい。また、付属の電源コードを他の製品に使
用しないでください。
..............................................................................................................
009
●電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上 に重いものを載せたりしないでください。電源
コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火 災や感電の恐れがあります。
..............................................................................................................
010
●この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アン プ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設
定によっては永久的な難聴になる程度の音量に なります。大音量で、長時間使用しないでくだ
さい。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直 ちに使用をやめて専門の医師に相談してくださ
い。
..............................................................................................................
011
●この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針 金など)や液体(水、ジュースなど)を絶 対に
入れないでください。
の中に描かれています。
..............................................................................................................
006
● この機器の設置に KS-C-190 を使用する場合、 ぐらつくような所や傾いた所に KS-C-190 を設
置しないでください。安定した水平な所に設置 してください。機器を単独で設置する場合も、同
様に安定した水平な所に設置してください。
..............................................................................................................
2
..............................................................................................................
警告
注意
012b
● 次のような場合は、直ちに電源を切って AC ア ダプターをコンセントから外し、お買い上げ店
またはローランド・サービスに修理を依頼して ください。
○ACアダプター本体、電源コード、またはプ
ラグが破損したとき
○ 煙が出たり、異臭がしたとき ○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりし
たとき
○ 機器が(雨などで)濡れたとき ○ 機器に異常や故障が生じたとき
..............................................................................................................
013
● お子様 のいるご家庭で使 用する場合、お子様の 取り扱いやいたずらに注意してください。必ず
大人のかたが、監視/指導してあげてください。
..............................................................................................................
014
●この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を 与えないでください。
..............................................................................................................
015
●電源は、タコ足配線などの無理な配線をしない でください。特に、電源タップを使用している
場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を 超えると発熱し、コードの被覆が溶けることが
あります。
..............................................................................................................
016
● 外国で使用する場合は、お買い上 げ店または ローランド・サービスに相談してください。
104
●接続したコードやケーブル類は、繁雑にならな いように配慮してください。特に、コードやケー
ブル類は、お子様の手が届かないように配慮し てください。
..............................................................................................................
106
●この機器の上に乗ったり、機器の上に重いもの を置かないでください。
..............................................................................................................
107c
● 濡れた手で AC アダプターのプラグを持って、機 器本体やコンセントに抜き差ししないでくださ
い。
..............................................................................................................
108b
● この機器を移動するときは、AC アダプターをコ ンセントから外し、外部機器との接続を外して
ください。
..............................................................................................................
109b
● お手入れをするときには、電源を切って AC ア ダ プターをコンセントから外してください
(P.9)。
..............................................................................................................
110b
● 落雷の恐れがあるときは、早めに AC アダプター をコンセントから外してください。
..............................................................................................................
注意
101b
● この機器と AC アダプターは、風通しのよい、正 常な通気が保たれている場所に設置して、使用
してください。
..............................................................................................................
101c
●本製品は当社製のスタン ド(KS-C-190)との み、組み合わせて使用できるよう設計されてい
ます。他のスタンドやカートと組み合わせて使 うと、不安定な状態となって落下や転倒を引き
起こし、けがをするおそれがあります。
..............................................................................................................
102c
●AC アダプターを機器本体やコンセントに抜き 差しするときは、必ずプラグを持ってください。
..............................................................................................................
103b
● 定期的に AC アダプターを抜き、乾いた布でプ ラグ部分のゴミやほこりを拭き取ってくださ
い。また、長時間使用しないときは、AC アダプ ターをコンセントから外してください。AC アダ
プターとコンセントの間にゴミやほこりがたま ると、絶縁不良を起こして火災の原因になりま
す。
..............................................................................................................
3

使用上のご注意

291a
2 ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。

電源について

301
本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのイン
バーター制御の製品やモーターを使った電気製品が接続さ れているコンセントと同じコンセントに接続しないでくだ さい。電気製品の使用状況によっては、電源ノイズにより 本機が誤動作したり、雑音が発生する恐れがあります。電 源コンセントを分けることが難しい場合は、電源ノイズ・ フィルターを取り付けてください。
302
AC アダプターを長時間使用すると AC アダプター本体が多
少発熱しますが、故障ではありません。
307
接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐた
め、必ずすべての機器の電源を切ってください。

設置について

352b
携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着信
時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあります。 この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、もしく は電源を切ってください。
354a
直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め切っ
た車内などに放置しないでください。変形、変色すること があります。
355b
極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつく
(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の原因に
なりますので、数時間放置し、結露がなくなってから使用 してください。
358
鍵盤の上に物を置いたままにしないでください。発音しな
くなるなどの故障の原因になります。
360
設置条件(設置面の材質、温度など)によっては本機のゴ
ム足が、設置した台などの表面を変色または変質させるこ とがあります。 ゴム足の下にフェルトなどの布を敷くと、安心してお使い いただけます。この場合、本機が滑って動いたりしないこ とを確認してからお使いください。

お手入れについて

401a
通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞っ
た布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいときは、 中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布 で乾拭きしてください。
402
変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアル
コール類は、使用しないでください。

修理について

451c
お客様がこの機器や AC アダプターを分解、改造された場
合、以後の性能について保証できなくなります。また、修 理をお断りする場合もあります。
452(改)
修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあり
ます。大切な記憶内容はメモしておいてください。修理す るときには記憶内容の保存に細心の注意を払っております が、メモリー部の故障などで記憶内容が復元できない場合 もあります。失われた記録内容の修復に関しましては、補 償も含めご容赦願います。
453a
当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持
するために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有してい ます。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていただ きます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇所によっ ては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、また は最寄りのローランド・サービスにご相談ください。

その他の注意について

551m(改)
記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、失
われることがあります。失っても困らないように、大切な 記憶内容はメモを取っておいてください。
552
本体メモリーの失われた記憶内容の修復に関しましては、
補償を含めご容赦願います。
553
故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子
などに過度の力を加えないでください。
556
ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラ
グを持ってください。
558a
音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないよ
うに、特に夜間は、音量に十分注意してください。ヘッド ホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけます。
559a
輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダン
ボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
559c
この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、各
市町村のゴミの分別基準に従って行ってください。
560
譜面立てを使用するときは、譜面立てに強い力を加えない
でください。
561
エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの(別売:
EV-5 / EV-7 / BOSS FV-300L)をお使いください。他社 製品を接続すると、本体の故障の原因になる場合がありま す。
562
接続には、当社ケーブル(PCS シリーズなど)をご使用く
ださい。他社製の接続ケーブルをご使用になる場合は、次 の点にご注意ください。
○ 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本機と
の接続には、抵抗入りのケーブルを使用しないでくださ い。音が極端に小さくなったり、全く聞こえなくなる場 合があります。ケーブルの仕様につきましては、ケーブ ルのメーカーにお問い合わせください。
215a
※ MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商
標です。
220
文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登
4
もくじ
安全上のご注意............................................................ 2
使用上のご注意............................................................ 4
1. 各部の名称と働き...........................6
フロント・パネル........................................................6
リア・パネル .................................................................. 8
ヘッドホン端子............................................................ 8
2. お使いの前に..................................9
アダプターを接続する ............................................... 9
電源を入れる/切る.................................................... 9
電源を切る............................................................ 9
音量を調節する............................................................ 9
ヘッドホン(別売)を接続する.............................10
デモ・ソングを聞く..................................................10
デモ・ソングを選ぶ .........................................10
3. オルガン音楽を演奏する..............12
MANUAL I ディビジョンを登録する ....................12
MANUAL II ディビジョンを追加する...................12
MANUAL I と II ディビジョンを他の鍵を
使って鳴らす..............................................................13
スプリット・ポイントを変える.....................13
トレミュラント..........................................................13
PEDAL ディビジョンを使う...................................14
左手でベース音だけを鳴らす.........................14
オプションのペダル・ユニットを使って
ベース音を鳴らす..............................................14
オルガンの他の音色を選ぶ .....................................15
ボイス・パレットの選択をする.....................15
7. 特別な機能 ...................................21
ウィンドチェスト・パンニング.............................21
音量とブリリアンスを変える .................................21
音色の音量を 1 つずつ変える ........................ 21
音色のティンバーを変える.............................22
タブに他の音を割り当てる .....................................23
C-190 を初期化する .................................................23
8. C-190 を MIDI 機器に接続する ....24
MIDI について.............................................................24
MIDI 端子について............................................24
接続をする ..................................................................24
C-190 が対応する MIDI 機能..................................25
C-190 で使うことができる MIDI チャンネル.25
9. 付録..............................................26
トラブルシューティング .........................................26
仕様...............................................................................27
4. オーケストラの音色を使う..........16
音色を選ぶ ..................................................................16
サステイン・ペダルを使う .....................................16
オーケストラ・メロディー機能.............................16
チャイム音を使う......................................................16
5. その他の機能................................17
リバーブをつける......................................................17
別のリバーブ・タイプを選ぶ.........................17
別のチューニングを選ぶ .........................................17
C-190 のチューニングをする ........................17
別のテンペラメントを使う.............................18
トランスポーズ(同じ指使いで他の音を鳴らす).. 18
自分の演奏を録音する .............................................19
録音 ......................................................................19
録音した曲を再生する .....................................19
オーディオ出力を使う .............................................19
6. C-190 のメモリーを使う..............20
設定をレジストレーションとして保存する ........20
メモリーの設定を読み込む .....................................20
設定をグローバル・エリアに保存する ................20
5

1. 各部の名称と働き

フロント・パネル

fig.C-190panel-1.eps
1 2 3 4 5 6 7
13121098 11
1.
[VOLUME]スライダー
このスライダーを使って、すべてのセクション
(PEDAL、MANUAL I、MANUAL II)の音量を調節しま
す。
[PEDAL]スライダー
2.
このスライダーで PEDAL パートの音量を調節します
(P.9)。
3.
[POWER SWITCH]ボタン
このボタンを押して、本体の電源を入れます。もう一度 押して、電源を切ります。
PEDAL タブ
4.
これらのタブで、オルガンのベース音(SUB BASS、 OCTAVE BASS、BOMBARDE)とオーケストラのベー
ス(ACC BASS、STRINGED、CELLO)を切り替えま す。
[MANUAL I]スライダー
5.
このスライダーで MANUAL I セクションの音量を調節 します(P.9)。
6.
MANUAL I タブ
[ORCHESTRA]ボタンが点灯していないときは、これ
らのタブでオルガン・レジスターのオンとオフを切り替 えます。すべてのレジスターをオンにすることができま
す。
[ORCHESTRA]ボタンが点灯しているときは、どれか
1 つを押して、そのタブに表示されている名前のオーケ ストラ音色を選ぶことができます。
8.
[TRANSPOSE]ボタン
このボタンを使って、鍵盤を移調(トランスポーズ)し ます。これで、自分の好きなキー(調)で演奏しなが
ら、別のキーで音を鳴らすことができます(P.18)。
[TUNE]ボタン
9.
お買い上げ時の設定では、A4=440Hz に設定されてい ます。A4=440Hz に設定されているときは、このボタ
ンは点灯しません。A4=440Hz 以外の設定にしたとき は、ボタンが点灯します。
チューニングを変えて、グローバル・エリアに設定を保 存することができます。
10.
[UP]/[DOWN]ボタン
これらのボタンで(たとえば、チューニング値やリバー ブ設定などの)設定を変えることができます。
通常はこれらのボタンにリバーブ・エフェクトが割り当 てられています。
[ORCHESTRA]ボタン
11.
このボタンを押して、本体のオーケストラ音色を選びま す。これらの音の 1 つをオルガンのレジストレーション
に加えることができます(P.16)。
12.
[SPLIT/SET]ボタン
このボタンには 2 つの機能があります。 ひとつは、MANUAL I と MANUAL II の間で、スプリッ
ト・ポイントを別の音に動かすことです([II/I]タブが オンのとき)。もうひとつは、8 つあるメモリー(2 バ
ンク× 4 か所)の中からどれかを選んで、自分の設定を 保存することです(P.13、P.20)。
7.
II/I タブ(カプラー)
C-190 には、「MANUAL I」(マニュアル I)と
「MANUAL II」(マニュアル II)という 2 つのディビジョ
ンがあります。このタブでこの 2 つのディビジョンを
(同じキーで)同時に鳴らすか、別のキー・レンジを
使って鳴らすかを選ぶことができます。
6
MEMORY ボタン(M 1/2、1 〜 4、0)
13.
C-190 には、4 つのメモリーと 2 つのバンク(合計 8 つのメモリー)があり、[M 1/2]ボタンと[1]〜[4]
ボタンを使ってアクセスすることができます。[0]ボタ ンを押すと、現在の設定をキャンセルして、すべてのレ
ジスターとオーケストラ音色がミュートされます。
fig.C-190panel-2.eps
1. 各部の名称と働き
14
18171615
MANUAL II タブ
14.
これらのタブを使うと、MANUAL I ディビジョンを使っ て鳴らす音に、別のボイスを重ねたり([II/I]インジ
ケーター点灯の場合)、鍵盤の右側で別の音を鳴らして 2 段目の手鍵盤のようにして使うことができます
(P.13)。
ご注意:MANUAL II ディビジョンの音量は別売のエク スプレッション・ペダルでのみ設定することができま
す。しかし、音量が調節できないのはこのディビジョン だけなので、他のディビジョンの音量を調節することで
バランスを取ることができます。
15.
REC ボタン
C-190 には、録音機能があります。このボタンを押す と、録音スタンバイ・モードになります。(そして、
[PLAY]ボタンを押して、録音を始めます。)4 つのソ
ング・メモリーがあります(P.19)。
[PLAY]ボタン
16.
このボタンの機能は、REC インジケーターによります。 点滅している場合は、[PLAY]ボタンを押すと新しい
曲の録音が始まります。REC インジケーターが消灯し ている場合には、[PLAY]ボタンを押すと、先に録音
した曲の再生ができます。[REC]ボタンと同時に押す と、C-190 がデモ・モードになります(P.10)。
17.
[REVERB]ボタン
このボタンを押して、デジタル・リバーブ・エフェクト のオン(インジケーター点灯)とオフを切り替えます
(P.17)。
18.
[WINDCHEST PANNING]ボタン
このボタンを使うと、オルガン音色のステレオ定位での 配置を設定することができます。4 つの設定(このボタ
ンの上にあるインジケーターとアイコンを参照)があ り、それぞれのオルガン・ボイスに好きなステレオ配置
を設定することができます(P.21)。
7
1. 各部の名称と働き

リア・パネル

fig.C-190panel-3.eps
1 2 3 4 5 6
1.
OUTPUT R、L/MONO 端子
C-190 には、すばらしい内蔵ステレオ・アンプとス ピーカー・システムがついているので、外部スピーカー
不要です。しかし、演奏時にホールや教会の PA システ ムに接続したいときや、バックグラウンドのノイズを入
れずに録音したいときもあるでしょう。そのような場合 に、この端子を使います。
EXP/SUST 端子
2.
この端子に別売の DP-2、DP-6、または BOSS FS-5U フット・スイッチを接続すると、鍵盤で鳴らしている音
をホールドすることができます。サステイン機能はオー ケストラ音色だけに使うことができます。
また、別売のローランド EV-5、FV-300L ペダルを接続 すると、この端子を使って MANUAL II ディビジョンの
音量を設定することができます。
MIDI 端子(PEDAL IN、PEDAL OUT)
3.
これらの端子を使って、他の楽器との間で MIDI 信号の 送信(OUT)と受信(IN)をすることができます。
PEDAL IN 端子に別売のローランド MIDI ペダル・ユ
ニット(PK-5A、PK-25 または PK-7)を接続すると、 ベース・セクション(「ペダル」といいます)を足で鳴
らすことができます。ここにペダル・ユニットを接続す ると、ペダル・セクションがポリフォニックになりま
す。
コード・フック
4.
アダプター・ケーブルを接続してから、端子右側にある コード・フックに巻きつけると、突然電源が切れてしま
うのを防ぐことができます。
DC IN 端子
5.
付属の AC アダプターを接続します。
破損や故障があった場合は、同じ PSB-4U モデルのも のと取りかえてください。その他のアダプターを使うと
C-190 に修復できなくなるほどの損傷を与える可能性 があります。
POWER SWITCH ボタン
6.
このボタンを 1 回押すと、本体のの電源が入ります。も う一度押すと、本体の電源が切れます。

ヘッドホン端子

C-190 には、ヘッドホン端子が 2 つあります。2 人で同時にヘッ
ドホンを使うことができますので、レッスン時や連弾曲を演奏する ときなどに便利です。また、夜間でも周囲を気にせずに演奏を楽し
むことができます。どちらかの端子にヘッドホンを接続する
と、本体スピーカーがオフになります。
ご注意:ヘッドホンは、ステレオ標準タイプのものをお使い ください。
ご注意:ヘッドホンはローランド製品をお使いください。他 のものを使用すると、十分な音量が得られないことがありま
す。
8
fig.HeadPhone.eps

2. お使いの前に

アダプターを接続する

ご注意:他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーな どの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態
で電源を切ってください。
付属の AC アダプターを本体リア・パネルにある
1.
DC IN 端子に接続します。
fig.Adaptor-C-190
AC アダプターのコー ドは図のようにコー
ド・フックに固定し てください。誤って
コードを引っ張って しまっても、プラグ
が抜けて電源が切れ てしまうことや、AC
アダプター・ジャッ クに無理な力が加わ
ることを防ぐことが できます。
[VOLUME]スライダー、音量を調節します。
ご注意:この機器は回路保護のため、電源をオンしてか らしばらくは動作しません。

■ 電源を切る

1.
[VOLUME]スライダーを一番下の位置まで下げ
ます。
[POWER SWITCH]ボタンを押して、電源を切り
2.
ます。

音量を調節する

C-190 には、3 つのスライダーがあります。[VOLUME]ス ライダーは、全体の音量を変えるのに使います。[PEDAL]
スライダーは、ベース音の音量を設定するのに使います。
[PEDAL]スライダーと[MANUAL I]スライダーを使う
と、MANUAL II セクションを使う場合でも、バランスを調 節することができます。
fig.Volume-C-190.j
2.
もうひとつの端子をコンセントに接続します。

電源を入れる/切る

C-190 にはアンプとスピーカーが内蔵されているため、他 の機器(外部スピーカーなど)を接続する必要はありませ
ん。
ご注意:正しく接続したら、必ず次の手順で電源を投入して ください。手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーな
どが破損する恐れがあります。
1.
[VOLUME]スライダーで、音量を一番下まで下
げます。
fig.Volume 0
全体の音量 ベース音の音量 MANUAL1の音量
別売の EV-5、EV-7、または BOSS FV-300L エクスプレッ ション・ペダルを購入し、EXP/SUST 端子に接続すると、
MANUAL II ディビジョンの音量も設定することができます
(または、ペダルを使ってスウェル効果を使うことができま
す)。
ご注意:エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの
(別売:EV-5 / EV-7/ BOSS FV-300L)をお使いくださ
い。他社製品を接続すると、本体の故障の原因になる場合が あります。
リア・パネルにある[POWER SWITCH]ボタン
2.
を押して、電源を入れます。
いずれか 1 つ以上のタブを押します。本体電源が入った 直後は、すべての音がオフになっているためです。
9
2. お使いの前に

ヘッドホン(別売)を接続する

本機にはヘッドホン端子が 2 つあります。2 人で同時にヘッドホン を使うことができますので、レッスン時や連弾曲を演奏するときな どに便利です。また、夜間でも周囲を気にせずに演奏を楽しむこと ができます。
ヘッドホンを 1 本だけ接続するときは、2 つあるヘッドホン端子の どちらに接続しても、ヘッドホンを使用することができます。
1.
[VOLUME]スライダーで、音量を一番下まで下
げます。
鍵盤の左側にある PHONES 端子にヘッドホンを接
2.
続します。
3.
[VOLUME]スライダーで、音量を調節します。
ご注意:ヘッドホンは、ステレオ標準タイプのものをお 使いください。
ご注意:ヘッドホンはローランド製品をお使いくださ い。他のものを使用すると、十分な音量が得られないこ
とがあります。
ヘッドホンを使うときの注意
コードの断線の原因になりますので、ヘッドホンは、本
体またはプラグ部分を持って取り扱ってください。 接続の際、使用機器の音量が上がっているとヘッドホン
を壊す恐れがあります。音量を最小にしてから接続して ください。
過大入力で使用すると、耳を痛めるだけでなく、ヘッド
ホンにも無理がかかります。適当な音量でお楽しみくだ さい。

デモ・ソングを聞く

■ デモ・ソングを選ぶ

C-190 のデモ・ソングは、4 つのバンクに入っていて、
[1]〜[4]のボタンでバンクを選ぶことができます。
[1]結婚式
Principal 8'
Spitzflöe 4'
Octave 2'
Mixture IV
Trompete 8'
Bourdon 8'
Gemshorn 8'
[2]オーケストラ
Principal 8'
Spitzflöte 4'
Octave 2'
Mixture IV
Trompete 8'
Bourdon 8'
Gemshorn 8'
「ローエングリン」より
結婚行進曲 アヴェ・マリア F. シューベルト 管弦楽組曲第 3 番第 2 曲
より「G 線上のアリア」 トリオ「主イエス・キリ
ストよ、われらを顧みた まえ」BWV655c
「真夏の夜の夢」より結
婚行進曲
「セルセ」よりラルゴ G.F. ヘンデル
アヴェ・マリア C. グノー
レクイエム・イントロイ トゥス
「水上の音楽」ホーンパイプG.F. ヘンデル
カンタータ「心と口と行 いと生活で」BWV147
オルガン協奏曲第 5 番ニ 短調アダージオ(ビバル ディーの作品による) BWV596
トッカータ オーボエ協奏曲より
アダージオ アレグロ・フィナーレ
R. ワーグナー
J.S. バッハ
J.S. バッハ
F. メンデルス ゾーン
W.A. モーツアルト
J.S. バッハ
J.S. バッハ
P.D. パラディーシ A. マルチェッロ
G.F. ヘンデル
C-190 には、28 曲のデモ・ソングがあり、自分で演奏する 前にデモ・ソングを聴くことができます。
[REC]ボタンと[PLAY]ボタンを同時に押します。
1.
fig.C-190Demo-1.eps
2.
[PLAY]ボタンを押すと、すべてのデモ・ソング
の再生が始まります。
もう一度押すと、再生が停止します。
3.
[REC]ボタンと[PLAY]ボタンを同時に押すと、
4.
デモ・モードが終了します。
10
[3]バラエティー
Principal 8'
Spitzflöte 4'
Octave 2'
Mixture IV
Trompete 8'
Bourdon 8'
Gemshorn 8'
[4]バッハ
Principal 8'
Spitzflöte 4'
オルガン協奏曲(ビバル ディーの作品による) アレグロ BWV978
大公の舞踏会 J.P. スヴェーリ
パッサカリア ハ短調 BWV582
トランペット・チューン 賛美歌 19 B. マルセロ 祈り アレグロ F.J. ハイデン
トッカータ ニ短調
( ドリア調 ) BWV 538a
前奏曲 イ短調 BWV 559a
J.S.Bach
ンク J.S. バッハ
H. パーセル
L.v. ベートーベン
J.S. バッハ
J.S. バッハ
2. お使いの前に
[4]バッハ
Octave 2'
Mixture IV
Trompete 8'
Bourdon 8'
Gemshorn 8'
上の表から、聞きたい曲を選びます。
1.
2.
[REC]ボタンと[PLAY]ボタンを同時に押しま
フーガ イ短調 BWV 559b コラール「朱なる神、い
ざ天の扉を開きたまえ」 BWV 617
コラール「アダムの罪に よりてすべて損なわれぬ」 BWV 638
コラール「主イエス・キ リスト、我汝を呼ぶ」 BWV 639
コラール「我らの救い 主、イエス・キリスト」 BWV626
J.S. バッハ J.S. バッハ
J.S. バッハ
J.S. バッハ
J.S. バッハ
す。
4 つのメモリー・ボタンが点滅します。
3.
MEMORY ボタン([1]〜[4]ボタン)を押して、 聞きたいデモ・ソングがあるバンクを選びます。
fig.C-190Demo-2.eps
ご注意:これらのデモ・ソングを個人で楽しむ以外に権 利者の許諾なく使用することは、法律で禁じられていま
す。
ご注意:デモ・ソングの演奏データは MIDI OUT 端子か らは出力されません。
例:モーツアルトのレクイエム・イントロトゥスを聞く には、[2]ボタンを押します。
点滅しているタブを押すと、聞きたいデモ・ソン
4.
グの再生が始まります。
レクイエム・イントロトゥスの場合は、[PRINCIPAL 8 ']ボタンを押します。
fig.C-190Demo-3.eps
[PLAY]ボタンを押すと(または、すぐ前のの手
5.
順で押したタブをオフにして)、デモ・ソングの再 生が停止します。
6.
[REC]ボタンと[PLAY]ボタンを同時に押すと、
デモ・モードが終了します。([O]ボタンを押し ても同じです。)
11

3. オルガン音楽を演奏する

C-190 では、オルガン・セクションとオーケストラ・セクションの 2 つのセクションを同時に使うことができます。まずは、 オルガン・セクションから説明します。
ORCHESTRA ボタンが点灯していたら、ボタンを
1.

MANUAL I ディビジョンを登録 する

ORCHESTRA ボタンが点灯していないときは、白いタブが チャーチ・オルガンのストップと同じ役目をします。これで、
どのランクの音を出すかを決めます。最低でも 1 つのタブ を押してください。そうでなければ、何も音が聞えません。
1.
ORCHESTRA ボタンが点灯していたら、オフにし ます。
MANUAL I タブの下の部分を押して、割り当てら
2.
れているレジスターをオンにします。
fig.C-190Playing-1.eps
押してオフにします。
2.
MANUAL I セクションの[II/I]タブ(カプラー) を押します。
fig.C-190Playing-2.eps
インジケーターが点灯して、MANUAL I レジストレー ションに 2 つめのディビジョンを追加できることを知ら
せます。これで、チャーチ・オルガンの 2 つのマニュア ルのカプリングを再現することができます。
タブのインジケーターがオンの場合は、そのレジスター が鳴るようになります。レジスターは、好みにより、い
くつでもオンにすることができます。
3.
必要であれば、(タブの左にある)スライダーを使っ て、MANUAL I ディビジョンの音量を変えます。
4.
インジケーターが点灯しているタブの上の部分を 押して、そのストップをもう一度オフにします。
ご注意:オルガンのストップには、SUSTAIN 機能を使 うことができません。別売のフットスイッチを EXP/
SUS 端子に接続しても、鳴らしている音をホールドす ることはできません。

MANUAL II ディビジョンを追 加する

C-190 には、MANUAL I ディビジョンに MANUAL II ディビ ジョンを追加することができます。(別の鍵を使って鳴らす
こともできます。下を参照) オンのときは、MANUAL II ディビジョンが、チャーチ・オ
ルガンのスウェル・マニュアルとして機能し、MANUAL I セクションをグレート・セクションのかわりとして使うこと
ができます。 まず、これらの 2 つのセクションをいっしょに鳴らす、カ
プラーの使いかたを説明します。
3.
MANUAL II タブの下の部分を押して、割り当てら れたレジスターをオンにします。
fig.C-190Playing-3.eps
タブのインジケーターが点灯したら、対応したレジス ターが聞こえるようになります。レジスターはいくつで
も好きなだけオンにすることができます。
また、MANUAL I レジスター([II/I]ボタン以外)をオ フにして、いくつかの MANUAL II レジスターのうちの
1 つだけを使って、チャーチ・オルガンのスウェル・マ ニュアルを再現をすることもできます。
4.
点灯しているタブの上の部分を押すと、ストップ がオフになります。
ご注意:SUSTAIN 機能は、オルガンのストップには使 うことができません。別売のフットスイッチを EXP/
SUS 端子に接続しても、鳴らしている音をホールドす ることはできません。
ご注意:[TREMULANT]レジスターは、それだけでは 使うことができません。最低でも MANUAL II レジス
ター 1 つと組み合わせなければなりません。PEDAL や MANUAL I の音には影響しません。
12

MANUAL I と II ディビジョンを 他の鍵を使って鳴らす

上にも書いてあるとおり、76 鍵盤の左半分に MANUAL I セ クションを割り当てて、右半分に MANUAL II セクションを
割り当てることができます。
fig.C-190Playing-4.eps
MANUAL I MANUAL II
ORCHESTRA ボタンが点灯していたら、ボタンを
1.
押してオフにします。
2.
MANUAL I セクションにある[II/I]タブ(「カプ ラー」)を押して、オフにします。
fig.C-190Playing-2.eps
3. オルガン音楽を演奏する
[SET]ボタンを押します。
1.
fig.C-190Playing-5.eps
2.
[SET]ボタンを押しながら、鍵盤をスプリットし
たい場所の鍵を押します。
設定可能な範囲は、上の図のとおりです。 押した鍵が MANUAL II セクションの一番低い音になり
ます。
3.
MANUAL I タブの下の部分を押して、割り当てら れたレジスターをオンにします。
タブのインジケーターが点灯したら、対応したレジス ターが聞こえるようになります。レジスターは好みによ
り、いくつでもオンにすることができます。
MANUAL II タブの下の部分を押して、割り当てら
4.
れたレジスターをオンにします。
レジスターは好みにより、いくつでもオンにすることが できます。
5.
鍵盤の左半分には MANUAL I ディビジョンが割り当て られ、右半分には MANUAL II ディビジョンが割り当て
られています。

■ スプリット・ポイントを変える

最初は、スプリット・ポイント(MANUAL I セクション が終わり、MANUAL II セクションが始まる音)が矢印
(▼)がついている場所にある C に設定されています。
工場設定とは別の音に変えたい場合は、次の手順で行い ます。

トレミュラント

「トレミュラント」では、ピッチ(ビブラート)、アンプリ
チュード(音量)、ティンバー(音質)が変わります。トレ ミュラントと使うと、ソロや小さいアンサンブルのコンビ
ネーションにあたたかみと表現力を与えることができます。 大きいクラシックのアンサンブルでにはあまりトレミュラン
トを使うことはありません。ロマンス派のアンサンブルで は、少し使う場合があります。ゴスペルや福音音楽では、広
く深いゆれのトレミュラントをよく使います。
C-190 には、MANUAL II セクションのためのトレミュラン ト機能があります。
fig.C-190Playing-6.eps
これは、そのディビジョンのストップだけに効果があり、1 つ以上のタブがオンになっている必要があります。
TREMULANT の状態はメモリーのひとつに保存することが できます。

PEDAL ディビジョンを使う

C-190 には PEDAL ディビジョンがあり、鍵盤や別売の PK­5A、PK-7、PK-25 ダイナミック MIDI ペダル・ユニットを
13
3. オルガン音楽を演奏する
使って鳴らすことができます。
鍵盤だけを使う場合は、PEDAL ディビジョンがモノフォ ニックになり、MANUAL I または II のストップを使って鳴
らす音の一番低い音が 2 倍になります。
ORCHESTRA ボタンが点灯していたら、ボタンを
1.
押してオフにします。
2.
PEDAL タブを使って、1 から 3 までで、いくつの ベース音を重ねるかを選びます。
fig.C-190Playing-7.eps
PEDAL タブは最低でも 1 つはオンにしなければなりま せん。
ベース音は E1 〜 B3 の範囲で鳴らした音だけに重なり ます。
fig.C-190Playing-8.eps
ベース音がモノフォニックで 鳴 る範囲
ベース音は、鳴らした音の中で一番低い音に対応します。 ご注意:MIDI ケーブルを本体リア・パネルの PEDAL IN
端子に接続すると、PEDAL パートを鍵盤から鳴らすこ とができなくなります。ケーブルの片方をペダル本体に
接続するか、ケーブルを端子から外してください。

■ 左手でベース音だけを鳴らす

MANUAL I レジスターを鳴らさずに、ベース音だけを鳴 らしたい場合は、鍵盤をスプリットして、MANUAL I タ
ブをすべてオフにします。方法は次のとおりです。
MANUAL I セクションにある[II/I]タブ(「カプ
1.
ラー」)を押して、オフにします。
fig.C-190Playing-2.eps
MANUAL II タブの下の部分を押して、割り当てら
3.
れたレジスターをオンにします。レジスターは、 好みにより、いくつでもオンにすることができま す。
4.
PEDAL タブを使って、ベース音に使いたいレジス トレーションを選びます。
fig.C-190Playing-7.eps
PEDAL ディビジョン(固定)のスプリット・ポイント のところまで、PEDAL 音だけが鳴るようになります。

■ 別売のペダル・ユニットを使って ベース音を鳴らす

C-190 の PEDAL レジスターは MIDI 経由で使うことが できます。一番便利な方法は、別売の PK-5A、PK-7、
PK-25 ダイナミック・ペダル・ユニットを使う方法で す。
次の手順で(PEDAL ディビジョンの)ベース音を使っ て、鍵盤からは使えないように設定することができま
す。
C-190 本体と PK の電源を切ります。
1.
PKの MIDI OUT ポートとC-190本体の PEDAL IN 端
2.
3.
PK の電源を入れます。
C-190 の電源を入れます。
4.
鍵盤と PK を使って演奏を始めます。
5.
ご注意:PEDAL ディビジョンをこのようにして使う場 合は、ポリフォニックになり、複数の音を同時に鳴らす
ことができるようになります。
点灯している MANUAL I タブの上の部分を押しま
2.
す。
これで MANUAL I ディビジョンがオフになります。
14

オルガンの他の音色を選ぶ

C-190 の音が鳴るストップには、別のボイスが搭載されて おり、「ボイス・パレット」機能を使った演奏で使うことが
できます。ボイス・パレットでは、とても大きな柔軟性を与 えることができます。たとえば、MANUAL I タブに割り当
てられている Rohrfl öte 4 'ランクのかわりに、Spitzfl öte 4 ランクを選んで、同じタブに割り当てることができます。
ボイス・パレットは、自由に使うことができる音色の数を大 きく増やすことができるところから名づけられました。これ
で、実際に楽器にあるタブの数よりも、使うことができる音 色の数が増えます。

■ ボイス・パレットの選択をする

1.
タブの下の部分を押しながら、MEMORY ボタン
([1]〜[4]ボタン)を確認します。
ボタンが点灯していたら、そのタブにランクが割り当て られていることを示します。
MEMORY ボタンが点灯していたら、そのボタンを使っ て、タブに他のランクを割り当てることができることを
示します。
2.
タブから指を離します。
MEMORY ボタンのいくつかは点灯し続けますが、1 つ は点灯したままになります。
ご注意:もし、間違ってタブを押し続けてしまい、 MEMORY ボタンが点滅し始めたら、ボタンまたはタブ
のどれかを押して、ボイス・パレット選択モードを終了 します。
MEMORY ボタンを押して、使いたいランクを選び
3.
ます。
ご注意:ボイス・パレット・ランクを選ぶには、タブを 押しながら MEMORY ボタン[0]〜[4]を押します。
それぞれのタブに割り当てられるものは以下のとおりで す。
3. オルガン音楽を演奏する
MANUAL I
Principal 8' [0]
Spitzflöte 4' [0] Rohrflöte 4' [1]
Octave 2' [0] Waldflöte 2' [1]
'
Mixture IV 1-1/3' [0] Sesquialtera II 1-1/3' [1]
Trompete 8' [0] Trompette 8' [1]
MANUAL II
Bourdon 8' [0]
Gemshorn 8' [0] Viole Celeste II 8' [1]
Prestant 4' [0] Koppelflöte 4' [1]
Quinte 2-2/3' [0] Doublette 2' [1]
Vox Humana 8' [0] Fagott 16' [1]
ご注意:ボイス・パレットで別のボイスを選べるように なっているストップでは、初期設定のボイスかボイス・
パレットのボイスのどちらかが鳴るようになります。た とえば、Vox Humana 8 'のストップでは Krummhorn 8 または Clarion 4 'voice のどちらかを選んで鳴らすこと
はできますが、両方を同時に鳴らすことはできません。
ご注意:23 ページの「タブに他の音を割り当てる」も 参照してください。
ご注意:新しい割り当ては、メモリーやグローバル・エ リアに保存することができます(P.20)。
Diapason 8' [1] Bourdon 8' [2]
Principal 4' [2]
Sifflet 1' [2]
Regal 8' [2] Trompete 4' [3]
Flute 8' [1] Geigen Principal 8' [2]
Salicional 8' [2] Gambe 16' [3]
Fugara 4' [2]
Tierce 1-1/3' [2] Scharff III 1' [3]
Krummhorn 8' [2] Hautbois 8' [3] Clarion 4' [4]
'
PEDAL
Subbass 16' [0]
OctaveBass 8' [0] Gedackt 8' [1]
Bombarde 16' [0] Trumpet 8' [1]
Principal Bass 16' [1] Violon Bass 16' [2]
Choral Bass 4' [2] Clarine 4' [3]
15

4. オーケストラの音色を使う

C-190 では、オーケストラ音色だけを鳴らしたり、オルガン音色と組み合わせて鳴らすことができます。オーケストラ音色はベ ロシティーに対応しています(鍵を押すときの力の強さで音量やティンバーが変わります)。
全部で 3 つのセクションがあります。鍵盤全体に広がる MANUAL I と MANUAL II と、ベース・パートを鳴らすこと
ができる PEDAL セクションです。 まず、MANUAL I または II の音色の選びかたを説明します。
1.
[ORCHESTRA]ボタンを押して、ボタンを点灯
させます。
fig.C-190Orchestral-1.eps
3 つのオーケストラ音色バンクがあります。PEDAL セ クションには 3 つ、MANUAL I セクションには 5 つ、
MANUAL II セクションには 5 つ+チャイムの音色があ ります。

サステイン・ペダルを使う

別売の DP-2、DP-6、BOSS FS-5U フットスイッチを C­190 の EXP/SUST 端子に接続すると、PEDAL、MANUAL
I、MANUAL II のセクションの音を、アコースティック・ピ アノと同じようにホールドさせることができます。

オーケストラ・メロディー機能

MANUAL II ディビジョンのオーケストラ音色と MANUAL I の音色を一緒に鳴らす(または鍵盤の別の範囲を使って
MANUAL I の音を鳴らす)ときには、MANUAL II を「メロ ディー・ボイス」として使うことができます。
そのボイス(MANUAL II セクションのどのオーケストラ音 色を選んでも)は、モノフォニックなので、コードを弾くこ
とができません。必ず、鍵盤の中で一番高い音(一番右)に なります。この機能の選びかたは次のとおりです。
[ORCHESTRA]ボタンを押して、点灯させます。
1.
fig.C-190Orchestral-1.eps
タブを押して、タブに表示されている音色を選び
2.
ます。(インジケーターが点灯します。)
fig.C-190Playing-7.eps
例:「N.GUITAR」を MANUAL I セクションに選ぶに は、[OCTAVE 2 ']タブを押します。(MANUAL II を
使ってチェンバロの音を加えるには、[BOURDON 8 '] タブを押します。
MANUAL I と II の音を重ねて(同時に)鳴らしたり、
([II/I]タブがオフになっていれば)他の鍵盤を使って
鳴らすことができます。PEDAL パートについては、オ ルガン・モードのときと同じです。
ご注意:各ディビジョンでは、一度に 1 つの音しか鳴ら すことができません。
3.
[ORCHESTRA]ボタンをもう一度押すと(ボタン
が消灯し)、オーケストラ選択モードが終了します。
オルガンのディビジョンにオーケストラの音を加えるこ とができるということを覚えておいてください。
使いたい MANUAL II オーケストラ音色を押して、
2.
インジケーターが点灯し始めるまで押し続けます。
演奏を始めます。MANUAL II で選んだ音の一番高
3.
い音が 2 重になっていることに気づくと思います。
4.
点灯しているインジケーターのすぐ上にあるタブ をもう一度押して、メロディー機能をオフにしま
す。

チャイム音を使う

C-190 には、いろいろなときに便利なチャイム音が搭載さ れています。(クリスマスの集会など)
MANUAL II[TREMULANT]タブに割り当てられます。
16

5. その他の機能

ご注意:レジストレーション・メモリーに設定を保存する方法は、P.20 を参照してください。

リバーブをつける

C-190 では鍵盤で鳴らした音にリバーブをつけることがで きます。リバーブ・エフェクトは、コンサート・ホールや教
会などで演奏しているような効果をつけることができます。
1.
[REVERB]ボタンが消灯している場合は、 [REVERB]ボタンを押します。(ボタンが点灯し
ます。)
fig.C-190Additional-1.eps
リバーブ・エフェクトを使いたいが、量が多すぎたり少 なすぎるように感じる場合はリバーブのデプスを変える
ことができます。
[DOWN]ボタンを押して、リバーブ・レベルを小
2.
さくし、[UP]ボタンを押して、大きくします。
fig.C-190Additional-2.eps

別のチューニングを選ぶ

■ C-190 のチューニングをする

チューニングをするのが難しいまたは不可能なアコース ティックの楽器の伴奏をすることがあるかもしれませ
ん。そのような場合は、C-190 の TUNE 機能を使って アコースティック楽器のチューニングに合わせることが
できます。
1.
[TUNE]ボタンを押しながら、[DOWN]ボタン
を押して、チューニングを下げます。
fig.C-190Additional-3.eps
C-190 の全体のチューニングは、432.8Hz まで下げる ことができます。この周波数は A4 のチューニングを指
します。
ご注意:[DOWN]ボタンと[UP]ボタンを同時に押す と、C-190 のリバーブ・デプスが元の設定に戻ります。
3.
リバーブ・エフェクトをオフにするには、
[REVERB]ボタンをもう一度押します。インジ
ケーターが消灯します。

■ 別のリバーブ・タイプを選ぶ

リバーブ・エフェクトをオンにします(上を参照)。
4.
インジケーターが点灯し始めるまで、[REVERB]
5.
ボタンを押し続けます。
6.
[DOWN]または[UP]ボタンを押して、別のリ
バーブ・タイプを選びます。
使うことができるタイプは、Plate、Small Ambient、 Room、Gothic Church、Church、Cathedral です。初
期設定は「Gothic Church」です。
[TUNE]ボタンを押しながら、[UP]ボタンを押
2.
して、チューニングを上げます。
fig.C-190Additional-4.eps
C-190 全体のチューニングは、445.2Hz まで上げるこ とができます。
3.
[TUNE]ボタンを押しながら、[DOWN]ボタン
と[UP]ボタンを押すと、チューニングが初期設 定(A4=440Hz)に戻ります。
[TUNE]ボタンは、チューニングが 440.Hz ではないと
きだけ点灯します。
ご注意:この設定はグローバル・エリアに保存すること ができます。
17
5. その他の機能

■ 別のテンペラメントを使う

他のデジタル楽器と同じで、C-190 も、1 オクターブ内 の2つの半音の間の距離(インターバル)が同じであ
る、西洋音楽の標準の調律法を使っています。これを
「平均律」といいます。
少し前までは、クラシックの西洋音楽では、他の調律法 も使われていました。それらの調律法の特徴は、オク
ターブの中の半音同士のインターバルの違いによって決 まります。C-190 では、5 つの調律法(「テンペラメン
ト」)の中から選ぶことができます。
1.
[0]ボタンを押しながら、次のボタンのどれかを押
します。
fig.C-190Additional-5.eps
ボタンの組み合わせ テンペラメント
[0]+[1] 中全音律 [0]+[2] ピタゴラス音階 [0]+[3] キルンベルガー [0]+[4] ヴェルクマイスター III [0]+[M1/2] 平均律(デフォルト)
中全音律:純正調調律法(「平均律」よりも純粋)を部 分的に妥協したもので、転調することができるように作 られています。2 つの隣り合った半音のインターバル
は、ピッチによって違います。このテンペラメントで は、慣れていない人にはずれているように聞こえるかも
しれません。 ピタゴラス音階:古代ギリシャで 4 度と 5 度の不明瞭
さを解決するために作られました。結果として、三和音 がフラットのように感じられますが、旋律ははっきりと
聞こえます。 キルンベルガー:このテンペラメントは比較的転調に耐
えられるようになっていて、すべての調で演奏すること ができます。
ヴェルクマイスター III:中全音律とピタゴラス音階の組 み合わせです。すべての調で演奏することができます。
[0]ボタンを押しながら、鳴らしたいキーに対応
2.
する鍵を押します。
他の楽器とアンサンブルするときは、キーによってピッ チが変わることがあります。他の楽器もオルガンで選ん
だピッチを使う必要があります。 ご注意:録音した演奏を鳴らすときは、ここで最後に選
んだ設定が使われます。

トランスポーズ(同じ指使いで他 の音を鳴らす)

鍵盤で同じ音を鳴らしながら、C-190 から別の音が出るよ うにすることができます。こうすると、シャープやフラット
がたくさんついているような(たくさん黒鍵を使う)、難し いキーで書かれている曲を簡単な方法で演奏することができ
ます。これは、自分はあるキーで演奏するのに慣れている が、他の人が別のキーを使いたいときなどに便利です。
TRANSPOSE 設定を変えるだけで対応できます。 ご注意:トランスポーズの設定は、設定を変更するか、C-
190 の電源を切るまで有効です。この設定は変えることが できません。
[TRANSPOSE]ボタンを押 しながら、ト ランスポーズ
させたい音のトニック(ルート音)の鍵を押します。
fig.C-190Additional-6.eps
[TRANSPOSE]ボタンが点灯します。
-- または --
[TRANSPOSE]ボタンを押しながら、[DOWN]または
[UP]ボタンでインターバルを選びます。これは、フィー
ドバックがないので、すこしやりにくい方法です。その ため、何回押したか自分で数えなけ ればなりません。1
回押すごとに 1 半音トランスポーズします。 通常のピッチに戻すには、[TRANSPOSE]ボタンを押し
ながら、C の鍵を押します(または[DOWN]ボタンと
[UP]ボタンを押します)。[TRANSPOSE]ボタンが消灯
します。
平均律:この調律法では、1 オクターブが 12 の均等な インターバルに分けられています。どのインターバルで
も、不明瞭さがほどんどありません。 中全音律とピタゴラス音階のテンペラメントについて
は、どのキーで鳴らしたいか指定する必要があります。
18
例:C で弾いて E で音を鳴らす
C の鍵を押したときに E の音が鳴るようにしたい場合は、
[TRANSPOSE]ボタンを押しながら E の鍵を押します。
ご注意:トランスポーズの設定は C-190 またはPK シリーズ足 鍵盤で弾いたときだけ有効です。MIDI IN 端子経由で受信した
5. その他の機能
ノート信号やレコーダーで再生した音には設定が使えません。

自分の演奏を録音する

C-190 での演奏を録音して、好きなときに再生することが できます。[1]〜[4]ボタンを使って選ぶことができる 4
つのメモリーがあります。
レコーダーは演奏に使った音符だけでなく、どの音色を使っ たのかを記録することができます。

■録音

1.
[REC]ボタンを押しながら(点滅を始めます) [1]〜[4]ボタンを押して、ソング・メモリーを
選びます。
fig.C-190Additional-7.eps

■ 録音した曲を再生する

新しく録音した曲(または以前録音した曲)を再生する には、次の手順で行います。
[PLAY]ボタンを押しながら、[1]〜[4]ボタン
1.
を押して、ソング・メモリーを選びます。
fig.C-190Additional-9.eps
ボタンが点灯しているメモリーを選ぶようにしてくださ い。ボタンが点灯しているのは、メモリーにデータが
入っていることを表します。
2.
[PLAY]をもう一度押して、再生を停止します。
ご注意:録音されたデータは本体の MIDI OUT から送信 することができません。
[REC]ボタンを押しているときに点灯しないボタンの
メモリーを選ぶようにしてください。そうでなければ、 そのメモリーに入っている録音が消されてしまいます。
[REC]ボタンから指を離します(点滅したまま)。
2.
3.
[PLAY]ボタンを押して、録音を始めます。
fig.C-190Additional-8.eps
4.
[PLAY](または[REC])をもう一度押して、録音を
停止します。
ご注意:これで、C-190 が録音を処理しますが、これ には 2 〜 3 秒かかります。データが保存されている間
は鍵盤を弾いても音が出ません。 ご注意:各ソングは 20,000 イベント(音符とデータ設
定)まで保存できます。

オーディオ出力を使う

C-190 には 2 つのオーディオ出力があり、2 つのことをす るのに便利です。
大きい会場での演奏で、C-190 の内蔵アンプ・システム
が十分でないと心配な場合や、C-190 を直接 PA システ ムに接続する必要がある場合
自分の演奏を(レコーダーを使ってまたはレコーダーを 使わずに)カセットや MD などに録音したい場合
そのような場合は、C-190 を次のように接続します。
fig.C-190Additional-10.eps
L
R
カセットデッキ、MDレコーダー、アンプ、ミキサー
外部機器が mono の場合は、OUTPUT L/MONO 端子だ けを使うようにしてください。
ご注意:端子を出力に接続しても、内蔵のアンプ・シス テムはオフになりません。
19

6. C-190 のメモリーを使う

C-190 の設定は 2 つのうちのどちらかの方法で保存することができます。グローバル・エリアを使うか、メモリーを選んで保 存します。グローバル・エリアの設定は C-190 の電源を入れると自動的に選ばれます。

設定をレジストレーションとして 保存する

C-190 には 2 × 4 メモリーがあり、パネル設定(「レジスト レーション」)を保存することができ、あとで簡単に設定を
呼び出すことができます。 メモリーへ保存できるものは次のとおりです。
選択したオルガン・レジストレーション 選択したオーケストラ音色
スプリット・ポイント
タブのボイス・パレットの割り当て
トレミュラント状態(オンまたはオフ) メロディー・オーケストラ設定
C-190 の出荷時は、これらの 8 つのメモリーには便利な設 定がすでに登録されていますが、自分のレジストレーション
設定で自由に上書きしてください。
[M1/2]を押して、メモリー・バンクを選びます。
1.
fig.C-190Memories-1.eps

メモリーの設定を読み込む

メモリーの設定を読み込むには、次の手順で行います。
必要であれば、[M1/2]ボタンを押して、呼び出
1.
したい設定が入っているバンクを選びます。
fig.C-190Memories-1.eps
[M1/2]消灯:バンク 1 を選択
[M1/2]点灯:バンク 2 を選択
[1]〜[4]ボタンを押して、対応したメモリーの
2.
レジストレーションを読み込みます。
[0]ボタンを押すと、すべての設定をキャンセルする (すべてのタブをオフにする)ことができます。
[M1/2]消灯:バンク 1 を選択 [M1/2]点灯:バンク 2 を選択
[SET]ボタンを押しながら、[1]〜[4]ボタン
2.
を押して、設定を保存したいメモリーを選びます。
fig.C-190Memories-2.eps
ご注意:以前に保存した設定は新しいレジストレーショ ンで上書きされます。

設定をグローバル・エリアに保存する

C-190 には、本体の電源を入れたときに自動的に設定を読 み込むことができるグローバル・エリアがあります。
グローバル・エリアに保存されるものは次の通りです。
スプリット・ポイント
リバーブの状態とデプス TUNE 設定
ウィンドチェスト・パンニング
ボイス設定(P.21) タブの割り当て(P.23)
1.
[SET]ボタンを押します。
fig.C-190Memories-3.eps
2.
[SET]ボタンを押しながら、[0]を押して、設定
をグローバル・エリアに保存します。
[0]ボタンが少しの間点灯し、設定が保存されたことを
示します。
20

7. 特別な機能

ここでは、時々しか使わない機能について説明します。これで、C-190 の細かい動作を決めることができます。
各設定の鍵盤と定位の関係は図の通りです。

ウィンドチェスト・パンニング

ウィンドチェスト・パンニングでは、オルガン・パイプをシ ミュレートするときのステレオ定位を指定することができま
す。(C-190 はデジタル楽器のため、パイプを持っていませ ん。)
使うことができる設定は、チャーチ・オルガンで一般的に使 うことができるパイプの並びかたを表します。
それぞれのオルガン・ボイスに次の設定ができます。設定は グローバル・エリアに保存することができます。(P.20 参照)
[WINDCHEST PANNING]ボタンを押します。
1.
fig.C-190Specialist-1.eps
fig.Chester
[WINDCHEST PANNING]ボタンをもう一度押し
4.
て、通常の動作に戻します。
これで、選んだランクのステレオ定位が変わります。グ ローバル・エリアに設定を保存するのを忘れないでくだ
さい。
ボタンが点灯します。すべてのタブのインジケーターが 消灯します。
パンニングを変えたいオルガン・ボイスのタブを
2.
押します。
fig.C-190Specialist-2.eps
これは、どのセクションのタブ(PEDAL、MANUAL I、 MANUAL II)でもかまいません。インジケーターが点滅
し始めます。
[DOWN]と[UP]ボタンを使って、4つの設定か
3.
ら1つ選びます。
fig.C-190Specialist-3.eps
ウィンドチェスト・パンニングを初期設定に 戻す
工場出荷時のパンニングに戻したいときは、[REC]ボタン を押しながら、C-190 の電源を入れます。(これで C-190
の設定を初期化します。)

音量とブリリアンスを変える

C-190 には 2 つの機能があり、オルガン音色またはオーケ ストラ音色の音量とブリリアンスを変えることができます。
変更はグローバル・エリアに保存することができます。

■ 音色の音量を 1 つずつ変える

あるオルガンまたはオーケストラ音色が他に比べて大き すぎる(または小さすぎる)と思ったときは、他の音の
音量を変えずに、その音量だけを小さく(または大きく) することができます。これは、バランス設定と言えます。
1.
[ORCHESTRA]ボタンを押して、オンまたはオ
フにします。
fig.C-190Specialist-4.eps
オルガン音色の音量を変えたいときは、オフにします。
オーケストラ音色の音量を変えたいときは、オンにします。
21
7. 特別な機能
[SET]ボタンを押しながら、設定を変えたい音色が
2.
割り当てられているのタブの下の部分を押します。
fig.C-190Specialist-5.eps
ここでは、[II/I]以外のどのタブでも押すことができま す。タブのインジケーター(または下にある割り当てら
れたオーケストラ音色のインジケーター)が点滅を始め ます。
3.
[DOWN]または[UP]ボタンを押して、音量を
変えます。
工場出荷時の設定に戻すには、両方のボタンを押しま す。

■ 音色の明るさを変える

オルガンまたはオーケストラ音色が明るすぎる(または落ち 着きすぎる)と思ったときに、ティンバーを変える方法は次
のとおりです。
1.
[ORCHESTRA]ボタンを押して、オンまたはオ
フにします。
オルガン音色のティンバーを変えるには、オフにしま す。オーケストラ音色のティンバーを変えるには、オン
にします。
2.
[SET]ボタンを押しながら、設定を変えたい音色
が割り当てられているのタブの上の部分を押しま す。
fig.C-190Specialist-7.eps
[0]を押して、設定モードを終了します。
4.
fig.C-190Specialist-6.eps
ここでは、[II/I]以外のどのタブでも押すことができま す。タブのインジケーター(または下にある割り当てら
れたオーケストラ音色のインジケーター)が点滅を始め ます。
[DOWN]または[UP]ボタンを押して、ティン
3.
バー(フィルター設定)を変えます。
工場出荷時の設定に戻すには、両方のボタンを押しま す。
4.
[0]を押して、設定モードを終了します。
fig.C-190Specialist-6.eps
22
7. 特別な機能

タブに他の音を割り当てる

C-190 には、各タブにたくさんの隠れたオルガン音色を 持っています。使いたいランクを手で割り当てたくないとき
は、工場出荷時の設定されてある 4 つのストップ設定のう ちから、1 つ選んで使うことができます。
ストップの設定は、「Classic」、「Romantic」、「Baroque」、
「Solo」があります。
1.
[M1/2]ボタンを押します。(4 つの MEMORY ボタ
ンが点滅を始めます。)
ボタンを押しながら、使いたい設定のメモリー・
2.
ボタンを押します。
[1]=Classic、[2]=Romantic、[3]=Baroque、 [4]=Solo
対応する設定は次のとおりです。
Classic
Subass 16'
Octavbass 8' Octavbass 8' Gedackt 8' Gedackt 8'
PEDAL
Bombarde 16'
ストップ設定
Romantic Baroque Solo
Principal­bass 16'
Choral Bass 4'Trumpet 8' Clarine 4'
Principal­bass 16'
Violonbass 16'

C-190 を初期化する

C-190 をいろいろと操作したあとで、工場出荷時の設定に 戻したいことがあるかもしれません。
「初期化」するというのは、8 つすべてのメモリー(バンク
M1 と M2 の[1]〜[4])を工場出荷時の設定と置き換え ることです。初期化すると、C-190 のソング・メモリーが
空になります。
C-190 を初期化する方法は次のとおりです。
C-190 の電源を切ります。
1.
2.
[REC]ボタンを押しながら、C-190 の電源を入れ
ます。
fig.C-190Specialist-8.eps
MEMORY インジケーター([1]〜[4])が消灯した ら、無事に初期化できたことを示します。
Principal 8' Diapason 8' Principal 8' Diapason 8'
Spitzflöte 4' Principal 4' Principal 4' Rohrflöte 4'
Octave 2' Octave 2' Waldflöte 2' Waldflöte 2'
Mixture IV 1-
MANUAL I
1/3'
Trompete 8' Trompette 8' Trompete 8' Regal 8'
Bourdon 8' Flute 8' Flute 8' Bourdon 8'
Gemshorn 8' Viola Celeste 8'Salicional 8' Salicional 8'
Prestant 4' Koppelflöte 4'Koppelflöte 4'Fugara 4'
MANUAL II
Quinte 2'-2/3' Quinte 2-2/3' Quinte 2-2/3' Tierce 1-1/3'
Vox Humana 8'Vox Humana 8'Hautbois 8' Hautbois 8'
ご注意:これらの割り当てはグローバル・エリアに保存する ことができます。
Mixture IV 1­1/3'
Mixture IV 1/ 3'
Sesquialtera II
'
1-1/3
23

8. C-190 を MIDI 機器に接続する

この章は、C-190 を外部 MIDI 機器と接続したい場合に読んでください。
C-190 を MIDI シーケンサーに接続したら(ローランド MT シリーズまたはシーケンサー・ソフトを入れたコンピューター)、 その機器を使って演奏を録音することができます。レコーダー・ソング・データは MIDI 経由では送信されません。
C-190 が内蔵シーケンサー付き MT シリーズ・モジュールに接続されていれば、C-190 の鍵盤を使って、MT に内蔵されてい るバラエティー豊かな音を鳴らすことができます。

MIDI について

MIDI(Musical Instrument Digital Interface の略)は、電子 機器とコンピューターとの間で演奏データのやりとりをする
ための基準として開発されました。
C-190 には、2 つの本物の MIDI 端子があり、外部機器と演 奏データのやりとりをすることができます。
これらの端子を使って、C-190 と他の機器を接続すると、 楽器の使いかたの幅をさらに広げることができます。
(PK シリーズのペダル・ユニットだけを PEDAL IN 端子に
接続するようにしてください。)

■ MIDI 端子について

MIDI IN 端子:MIDI ケーブル(別売)を使って、この
ポートと外部 MIDI 機器の MIDI OUT 端子を接続します。 外部機器から送信された MIDI メッセージをここで受信
します。その結果、C-190 で音を鳴らしたり、音色を 変えたり、その他の操作をすることができます。
MIDI OUT 端子:MIDI ケーブル(別売)を使って、この ポートと外部 MIDI 機器の MIDI IN 端子を接続します。
鍵盤で鳴らした演奏のデータや、別売のフット・スイッ チやエクスプレッション・ペダルを使ったデータなどの
その他のデータがここから外部 MIDI 機器に送信されま す。
ご注意:スピーカーやその他の機器の破損や故障を防ぐた め、音量を下げて、その他の機器の電源を切ってから接続を
するようにしてください。
1.
すべての機器の音量を一番下まで下げます。
C-190 とその他の機器の電源を切ります。
2.
3.
別売の MIDI ケーブルを使って、外部 MIDI 機器を、 C-190 の MIDI 端子に接続します。
接続例については、下の図を参照してください。また必 要に応じて設定をしてください。
4.
すべての機器の電源を入れます。
音量を調節します。
5.
シーケンサーと接続する
(ローランド MT シリーズ)
fig.MT-C-190
MTシリーズ
24
C-190
ご注意:MT-80 には MIDI OUT 端子がありません。
MIDI 音源と接続する
fig.MIDISoundModule
外部MIDI音源
C-190
8. C-190 を MIDI 機器に接続する

C-190 が対応する MIDI 機能

C-190 ではいろいろな MIDI メッセージ・タイプを送受信す ることができます。そのうちのいくつかはわかりやすいもの
ですが、中には MIDI 規格の作業についての洞察が必要なも のもあります。

■ C-190 で使うことができる MIDI チャンネル

C-190 では、MIDI メッセージの送受信に次の MIDI チャ ンネルを使うことができます。
オルガン音色 チャンネル
MANUAL I パート 12 MANUAL II パート 13 PEDAL パート 14
オーケストラ音色 チャンネル
PEDAL パート 3 MANUAL I パート 4 MANUAL II パート 5
これらのチャンネルは変更することができないので、使 いたい C-190 のパートのチャンネル番号に合わせて、
外部機器を設定するようにしてください。
ノート・メッセージ
C-190 では、鍵盤で押した鍵に相当するノート・メッセー ジの送受信をします。
プログラム・チェンジ、バンク・セレクト・ メッセージ
ORCHESTRA モードでは、使いたい音のタブを押すと、C­190 から、プログラム・チェンジ番号だけでなく、2 つのバ
ンク・ナンバー(バンク・セレクト MSB / LSB)も送信さ れます。そのような情報を受信すると、C-190 で対応した
音が選ばれます。 次の番号が認識されます。
CC00
(MSB)
MANUAL II HARPSI 08 04 11
BRASS 08 04 10 VIOLIN 08 04 04 OBOE 08 04 14 FLUTE 08 04 07 CHIMES 08 04 08
CC32 (LSB)
PC
コントロール・チェンジ
ORCHESTRA モードでは、別売の(EXP/SUS 端子に接続 した)サステイン・フット・スイッチが押されたり、離され
たりしたことを知らせる、CC64 メッセージの送受信をしま す。また、C-190 では、別売のエクスプレッション・ペダ
ルの動きを伝える CC11 メッセージの送受信もします。
その他、C-190 では、CC91 メッセージ(リバーブ・デプ ス設定)を送信することができます(P.17)。
ご注意:この取扱説明書巻末の MIDI インプリメンテーショ ン・チャートも参照してください。
SysEx メッセージ
C-190 では、複雑な構造を持つ SysEx メッセージも送信す ることができますが、これは MIDI 上級者だけに重要な情報
です。どのようなものなのかよく知らなくても、内蔵レコー ダーや外部シーケンサーを使って録音することができます。
詳細はお持ちのシーケンサーの取扱説明書を参照してくださ い。
外部シーケンサーで SysEx メッセージを受信することがで きる場合は、PEDAL、MANUAL I、MANUAL II タブの設定
を記録して、これらのデータを C-190 に送信して戻し、リ アルタイム・オートメーションすることができます。
SysEx メッセージは、[ORCHESTRA]ボタンが消灯してい る状態でタブの操作をすると送受信されます。
CC00
(MSB)
PEDAL
MANUAL I PIANO 08 04 01
AC BASS 08 04 12 STRINGED 08 04 13 CELLO 08 04 05
E. PIANO 08 04 02 GUITAR 08 04 03 STRINGS 08 04 09 CHOIR 08 04 06
CC32
(LSB)
PC
25

9. 付録

トラブルシューティング

故障かな?と思ったときは、まずお読みください。
ORCHESTRA インジケーターが点灯してい る状態でペダル音を選ぶと 1 オクターブ低い ほうへトランスポーズする音がある
C-190 の電源を入れることができない
AC アダプターが正しく接続されていますか?(9 ページ)
音が出ない
[VOLUME]スライダーが最小値に設定されていますか? (9 ページ)
ヘッドホンが接続されていませんか? ヘッドホンを接続しているときは、本体のスピーカーから音
は出ません。(10 ページ)
PEDAL 音が聞えない
[PEDAL]スライダーが最小値に設定されていますか? (9 ページ)
PEDAL タブのインジケーターが点灯していますか?
PEDAL IN 端子に MIDI ケーブルを接続しましたか? その場合は、PEDAL ディビジョンを PK シリーズ・ペダ
ル・ユニットから鳴らす必要があります。
オーケストラ音色が選べない
[ORCHESTRA]ボタンが点灯していますか?点灯していな
い場合は、ボタンを押してください。
オルガン音色が使えない
[ORCHESTRA]インジケーターが点灯していますか?点灯
していたら、ボタンを押して消灯してください。
これは通常の動作です。右と左でピッチが自然に配分される ようになっています。
スプリット・ポイントの左側で MANUAL I の 音を鳴らすことができない
[II/I]タブをオフにしてから、MANUAL I タブを 1 つ以上押
しましたか?
ベース音が違う/震えるまたは振動が起きる
ヘッドホンで聞いて問題がありますか?
大音量で再生すると、楽器自体や本体近くのものが共鳴する ことがあります。
また、部屋の中の蛍光灯やガラス戸などが振動することがあ ります。そのような共鳴を避けるには、次の点に注意してく
ださい。
壁から最低 10 〜 15cm 離して楽器を設置する
音量を下げる
共鳴しているものを遠ざける
ヘッドホンでも問題がある場合は、他の理由かもしれませ ん。ディーラーに問い合わせてください。
C-190 が外部機器に接続されているとき
C-190 と MIDI シーケンサーまたは外部機器との接続が正し く行われていますか?(24 ページ)
鍵盤を弾くと 2 つの音が出る
MANUAL II タブを押しましたか?(タブのインジケーター が点灯していますか?)点灯していたら、タブをオフにして
ください。
鍵盤のピッチが合っていない
[TUNE]設定は正しいですか?(17 ページ)
トランスポーズの設定は正しいですか?(18 ページ)
テンペラメント設定は正しいですか?(18 ページ)
C-190 が演奏に反応しない
デモ・モードを選びましたか?モードを終了してください。
(10 ページ)
26
仕様
9. 付録
トランスポーズ
-5 〜 +6 半音
C-190:ローランド・ポータブル・オルガン
鍵盤
76 鍵盤(オーケストラ音色は、ベロシティー・センス付き)
(ベロシティー・メッセージは、MIDI OUT 端子から常に送
信されます。)
音源&音色
PCM 音源、128 ボイス・ポリフォニー
新しくサンプルされた波形+ローランド・サウンド・ライブ ラリからの最高 PCM サンプル
PEDAL ディビジョン
Subbass 16', Principal Bass 16', Violon Bass 16',
OctaveBass 8', Gedackt 8', Bombarde 16', Trumpet 8',
Choral Bass 4', Clarine 4'
MANUAL I ディビジョン
Principal 8', Diapason 8', Bourdon 8', Spitzflöte 4', Rohrflöte 4',
Principal 4', Octave 2', Waldflöte 2', Mixture IV 1-1/3',
Sesquialtera II 1-1/3', Sifflet 1', Trompete 8', Trompette 8',
Regal 8', Trompete 4'
MANUAL II ディビジョン
Bourdon 8', Flute 8', Geigen Principal 8', Gemshorn 8', Viole
Celeste II 8', Salicional 8', Gambe 16', Prestant 4', Koppelflöte
4', Fugara 4', Quinte 2-2/3', Doublette 2', Tierce 1-1/3', Scharff
III 1', Vox Humana 8', Fagott 16', Krummhorn 8', Hautbois 8',
Clarion 4'
オーケストラ音色
14(PEDAL 3、MANUAL I 5、MANUAL II 6)
デジタル・エフェクト
デプス調節可能なリバーブ
レコーダー
1 トラック、ソング・メモリー 4、音符と設定の記録
接続
PEDAL IN 端子、MIDI 端子(IN / OUT)、OUTPUT 端子
(ステレオ:L/Mono-R)、EXP/SUST 端子、ヘッドホン端
子× 2
アンプ
10W + 10W rms スピーカー:10cm
電源
AC アダプター(PSB-4U)
外形寸法
1156(幅)× 108(高さ)× 347(奥行)mm
質量
11kg(本体のみ)
付属品
AC アダプター
別売品
スタンド :KS-C-190 (1145 x 670 x 390 mm/9kg)、 MIDI ペダル・ユニット:PK-5A/ PK-7A/ PK-25A
フットスイッチ:DP-2 / DP-6 / BOSS FS-5U エクスプレッション・ペダル:EV-5 / EV-7 / BOSS FV-
300L ヘッドホン:RH-25 / RH-50 / RH-200
デモ・ソング
28 曲(4 グループ:結婚式、オーケストラ、バッハ、バラ エティー)
パネル・コントローラー
VOLUME スライダー、PEDAL スライダー、MANUAL I ス ライダー、オレンジのインジケーター付きタブ 15、
TRANSPOSE ボタン、TUNE ボタン、UP/DOWN ボタン、 ORCHESTRA ボタン、SET/SPLIT ボタン、M1/2(メモ
リー・バンク選択)、2X4 レジストレーション用 MEMORY ボタン、REC ボタン、PLAY ボタン、REVERB ボタン、
WINDCHEST PANNING ボタン
※ 製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更する
ことがあります。
27
ローランド製品全般に関するお問い合わせ先
デジタル・ピアノ、シンセサイザー、デジタル・レコーダー、BOSSエフェクターなど
お客様相談センター
050-3101-2555
コンピューター・ミュージック関連製品に関するお問い合わせ先
オーディオ&MIDIインターフェース、DTM音源モジュール、DTMソフトウェアなど
DTMホットライン
電話受付時間: 午前10時〜午後5時(日曜および弊社規定の休日を除く)
※IP電話からおかけになって繋がらない場合には、お手数ですが、電話番号の前に0000  (ゼロ4回)をつけてNTTの一般回線からおかけいただくか、携帯電話をご利用ください。
※上記窓口の名称、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。
050-3101-2570
修理に関するお問い合わせ先
商品をお求めの販売店か、保証書封筒裏面にある「修理の窓口」 (サービスの窓口)に記載のサービスステーションへご相談ください。
最新サポート情報
よくある質問への回答、各種ソフトウェアのダウンロード、最新の動作確認情報など
ローランド・サポート
製品情報やイベント/キャンペーン情報など
ローランド・ホームページ
http://www.roland.co.jp/cs/
http://www.roland.co.jp/
'05.10.1現在
******** ’05-12-1
Loading...