Roland AT-60S, AT-90S, AT-80S MIDI IMPLEMENTATION [ja]

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本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
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取扱説明書
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(取扱説明書 P.2) と「使用上のご注意」(取扱説明書 P.4)をよくお読みください。また、この機器の優れた機
能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要な ときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
©
2001
 ローランド株式会社
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
1

安全上のご注意

安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
このマークは、注意喚起シンボルです。取扱説明書 などに、一般的な注意、警告、危険の説明が記載さ れていることを表わしています。
このマークは、機器の内部に絶縁されていない「危 険な電圧」が存在し、感電の危険があることを警 告しています。
マークについて
この機器に表示されているマークには、次のような意味があります。
注意:
感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。 この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品 はありません。 修理は、お買い上げ店またはローランド・サービスに 依頼してください。
注意
感電の恐れがあります。
キャビネットをあけないでください。
以下の指示を必ず守ってください
図記号の例
取扱いを誤った場合に、使用者が 傷害を負う危険が想定される場合 および物的損害のみの発生が想定 される内容を表わしています。  ※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大 損害を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が 死亡または重傷を負う可能性が想 定される内容を表わしています。
は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、
の中に描かれています。 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜 くこと」を表わしています。
警告
注意
注意の意味について警告と
 は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま す。 具体的な注意内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を 表わしています。
 は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい ます。 具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
警告
001
●この機器を使用する前に、以 下の指示と 取扱説 明書をよく読んでください。
..............................................................................................................
AT-60S
002a
●この機器を分解したり、改造 したりしな いでく ださい。
..............................................................................................................
AT-90S/80S
002b
●この機器を分解したり(取扱 説明書に記 載され ている指示(P.226)を除く)、改造したりしな
いでください。
..............................................................................................................
003
●修理/部品の交換などで、取 扱説明書に 書かれ ていないこと は、絶対にし ないでください。必
ずお買い上げ店 またはロ ーランド・サービスに 相談してください。
..............................................................................................................
004
●次のような場所での使用や保 存はしない でくだ さい。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場
所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)
や湿度の高い場所
○ 雨に濡れる場所 ○ ホコリの多い場所
○ 振動の多い場所
2
警告
007
●この機器を、ぐらつく台の上 や傾いた場 所に設
..............................................................................................................
008a
● 電源プラグは、必ず AC100V の電源コンセント
..............................................................................................................
009
●電源コードを無理に曲げ たり、電源コー ドの上
..............................................................................................................
010
●この機器を単独で、あるい はヘッド ホン、アン
..............................................................................................................
置しないでく ださい。必ず安 定した水平な場所 に設置してください。
に差し込んでください。
に重いものを 載せたりし ないでください。電源 コードに傷 がつき、ショー トや断線の結果、火
災や感電の恐れがあります。
プ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設 定によっては永 久的な難聴 になる程度の音量に
なります。大音 量で、長時間使 用しないでくだ さい。万一、聴力低 下や耳鳴 りを感じたら、直
ちに使用をやめ て専門の医 師に相談してくださ い。
警告
注意
011
● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針金 など)や液体(水、ジュースなど)を絶対に入れ
ないでください。
..............................................................................................................
012a
● 次のような場合は、直ち に電源を 切って 電源 コードをコンセ ントから 外し、お買い上げ店ま
たはローランド・サ ービスに 修理を依頼してく ださい。
○ 電源コードやプラグが破損したとき ○ 煙が出たり、異臭がしたとき ○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりし
たとき
○ 機器が(雨などで)濡れたとき ○ 機器に異常や故障が生じたとき
..............................................................................................................
013
●お子様のいるご家庭で使 用する場合、お 子様の 取り扱いやいた ずらに注 意してください。必ず
大人のかたが、監視/指導してあげてください。
..............................................................................................................
014
● この機 器を落としたり、この機器に強い衝撃を 与えないでください。
..............................................................................................................
015
●電源は、タコ足配線などの無 理な配線を しない でください。特に、電 源タップ を使用している
場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を 超えると発熱し、コ ードの被 覆が溶けることが
あります。
..............................................................................................................
016
● 外国で使用する場合は、お買い上げ店または ローランド・サービスに相談してください。
..............................................................................................................
AT-90S/80S
022a
●照明用の電球を取り付け る前に、機器本 体の電 源を切って電源 プラグをコン セントから外して
ください(P.17)。
..............................................................................................................
026
● 本機の上に水の入った容器(花びんなど)、殺虫 剤、香水、アルコール類、マニキュア、スプレー
缶などを置か ないでく ださい。また、表面に付 着した液体は、すみ やかに乾 いた柔らかい布で
拭き取ってください。
注意
101a
●この機器は、風通しのよい、正 常な通気 が保た れている場所に設置して、使用してください。
..............................................................................................................
102b
●電源コードを機器本体やコン セントに抜 き差し するときは、必ずプラグを持ってください。
..............................................................................................................
103a
●定期的に電源プラグを抜 き、乾いた布で ゴミや ほこりを拭き 取ってく ださい。また、長時間使
用しないときは、電 源プラグ をコンセントから 外してください。電 源プラグ とコンセントの間
にゴミやほこり がたまる と、絶縁不良を起こし て火災の原因になります。
104
●接続したコードやケーブ ル類は、繁雑に ならな いように配慮してください。特に、コードやケー
ブル類は、お子様 の手が届か ないように配慮し てください。
..............................................................................................................
106
●この機器の上に乗ったり、機 器の上に重 いもの を置かないでください。
..............................................................................................................
107b
●濡れた手で電源コードの プラグを持 って、機器 本体やコンセントに抜き差ししないでくださ
い。
..............................................................................................................
108d(選択)
●この機器を移動するときは 以下のこと を確認し た後、必ず 2 人以上で水平に持ち上げて運んで
ください。この とき、手をは さんだり、足の上 に落とさないように注意してください。
○ 機器本 体と スタンドを固定 しているネ ジが
ゆるんでいないか、確認する。ゆるんでいる 場合は、しっかり固定する。
○ 電源コードを外す。 ○ 外部機器との接続を外す。
○ フタを閉じる。 ○ 譜面立てを倒す。
..............................................................................................................
109a
●お手入れをするときには、電 源を切って 電源プ ラグをコンセントから外してください(P.17)。
..............................................................................................................
110a
●落雷の恐れがあるときは、早 めに電源プ ラグを コンセントから外してください。
..............................................................................................................
115a
●指定の電球だけを取り付 け、指定された ネジだ けを外してください(P.226)。
..............................................................................................................
116
● フタの開け閉めは、指などをはさまないように、 注意して行なってください(P.16)。小さいお子
様が使用され るときは、大人 のかたが介添えし てください。
..............................................................................................................
117(選択)
●オルガン椅子を使用する ときは、必ず次 の事項 を守ってください。
○ 椅子で遊んだり、踏み台にしない。 ○2人以上で腰掛けない。
○ オルガ ン椅 子の脚を止めて いるボルト が緩
んでいたら、腰掛けない。(緩みがあ るとき は随時付属の工具で締め直してください)
○ シート部分の開け閉めは、指などをはさまな
いように、注意して行っ てください。特 に、 折り畳み式 金具の 部分に指などを はさまな
いように、注意してください(P.20)。
..............................................................................................................
AT-90S/80S
118
● ネジや電球を外した場合は、小さな お 子様が 誤って飲み込ん だりするこ とのないようお子様
の手の届かないところへ保管してください。
3

使用上のご注意

291a
2、3 ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。
電源について
301
● 雑音を発生する装置(モーター、調光器など)や消費電 力の大きな機器とは、別のコンセントを使用してくださ
い。
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐ ため、必ずすべての機器の電源を切ってください。
308
● 電源スイッチを切った後、本機上の LCD や LED などは 消えますが、これは主電源から完全に遮断されているわ
けではありません。完全に電源を切る必要があるときは、 この機器の電源スイッチを切った後、コンセントからプ
ラグを抜いてください。そのため、電源コ−ドのプラグ を差し込むコンセントは、この機器にできるだけ近い、
すぐ手の届くところのものを使用してください。
設置について
351
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを 持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがあ
ります。この場合は、この機器との間隔や方向を変えて ください。
352
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレ ビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることが
あります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してく ださい。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着 信時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあり
ます。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、 もしくは電源を切ってください。
353
● この機器はフロッピー・ディスク・ドライブが搭載され ていますので、次の点に注意してください。詳細は、「フ
ロッピー・ディスクをお使いになる前に」をご覧くださ い(P.5)。
○ スピーカーなどの強い磁界の発生する場所には近づ
けない ○ この機器を極端に傾けない ○ フロッピー・ディスク・ドライブ動作中は、振動を
与えたり移動したりしない
354b
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め 切った車内などに放置しないでください。また、至近距
離から照らす照明器具(ピアノ・ライトなど)や強力な スポット・ライトで長時間同じ位置を照射しないでくだ
さい。変形、変色することがあります。
355
● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつ く(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の
原因になりますので、数時間放置し、結露がなくなって から使用してください。
356
● 本機の上にゴム製品やビニール製品などを長時間放置し ないでください。変形、変色することがあります。
358
● 鍵盤やペダル鍵盤の上に物を置いたままにしないでくだ さい。発音しなくなるなどの故障の原因になります。
359
● 本機にシールなどを貼らないでください。はがす際に外 装の仕上げを損なうことがあります。
お手入れについて
401b
● お手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞った布 で汚れを拭き取ってください。木目にそって全体を均一
の力で拭きます。同じ所ばかり強くこすると、仕上げを 損なう恐れがあります。
402
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアル コール類は、使用しないでください。
修理について
451a
● お客様がこの機器を分解、改造された場合、以後の性能 について保証できなくなります。また、修理をお断りす
る場合もあります(→ AT-60S)。
451b
● お客様がこの機器を分解(取扱説明書に記載されている 指示(P.5)を除く)、改造された場合、以後の性能につ
いて保証できなくなります。また、修理をお断りする場 合もあります(→ AT-90S/80S)。
452
● 修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあ ります。大切な記憶内容は、フロッピー・ディスクに保
存するか、記憶内容をメモしておいてください。修理す るときには記憶内容の保存に細心の注意を払っておりま
すが、メモリー部の故障などで記憶内容が復元できない 場合もあります。失われた記録内容の修復に関しまして
は、補償も含めご容赦願います。
453
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維 持するために必要な部品)を、製造打切後 8 年間保有し
ています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせて いただきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇
所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上 げ店、または最寄りのローランド・サービスにご相談く
ださい。
その他の注意について
551
● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、 失われることがあります。失っても困らないように、大
切な記憶内容はバックアップとしてフロッピー・ディス クに保存しておいてください。
552
● 本体メモリーやフロッピー・ディスクの失われた記憶内 容の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端 子などに過度の力を加えないでください。
554
● ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでくださ い。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プ ラグを持ってください。
557
● この機器は多少発熱することがありますが、故障ではあ りません。
4
使用上のご注意
558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからない ように、特に夜間は、音量に十分注意してください。
ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけ ます。
559b
● 輸送や引っ越しをするときは、機器を緩衝材などで十分 に梱包してください。そのまま移動すると、傷、破損、
故障などの原因となります。
560
● 譜面立てを使用するときは、譜面立てに強い力を加えな いでください。
562
● 接続には、当社ケーブル(PCS シリーズなど)をご使用 ください。他社製の接続ケーブルをご使用になる場合は、
次の点にご注意ください。 ○ 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本
機との接続には、抵抗入りのケーブルを使用しない でください。音が極端に小さくなったり、全く聞こ えなくなる場合があります。ケーブルの仕様につき ましては、ケーブルのメーカーにお問い合わせくだ さい。
565
● ペットなどの小動物を本機上(特に鍵盤の上)に載せた ままで鍵盤蓋を開閉しないでください。本機の構造上、
ペットなどの小動物が内部へ入ってしまうことがありま す。そのような場合は、直ちに電源を切って電源コード
をコンセントから外し、お買い上げ店またはローラン ド・サービスにご相談ください。
フロッピー・ディスクをお使いになる前に
フロッピー・ディスク・ドライブの取り扱い
602
● 外部からの振動を受けない、しっかりした水平な場所に 設置してください。極端に傾けると、ディスク・ドライ
ブの動作に悪影響を与えることがあります。
603
● 極端に湿度の違う場所に移動すると、ディスク・ドライ ブに水滴がつくことがあります。このまま使用すると故
障の原因になりますので、数時間放置してから使用して ください。
604
● ディスクを挿入するときは、確実に奥まで入れてくださ い。ディスクを取り出すときは、イジェクト・ボタンを
奥まで押してください。万一ディスクが引っ掛かった場 合は、無理に取り出さないでください。
605a
● 読み込み/書き込み中は、ディスクを取り出さないでく ださい。ディスクの磁性面に傷がつき、使用できなくな
ります。(データの読み込み/書き込み時は、ディスク・ ドライブのランプが明るく点灯します。通常はやや暗く
点灯、または消灯しています。)
606
● 電源を入れたり切ったりするときは、ディスクをディス ク・ドライブから抜いてください。
607
● ディスクはディスク・ドライブに対して水平になるよう にして、無理な力を加えずに挿入してください。無理に
挿入すると、ディスク・ドライブのヘッドが破損するこ とがあります。
608
● ディスク・ドライブにフロッピー・ディスク以外のもの
(針金、硬貨、別の種類のディスクなど)を入れないでく
ださい。ディスク・ドライブの故障の原因になります。
フロッピー・ディスクの取り扱い
651
● ディスクはフィルムに磁性体を塗布した円盤状の記憶媒 体です。磁性面には非常に高密度でデータが記憶されま
すので、取り扱いについては次の点に注意してください。 ○ 磁性面に触れない
○ ホコリの多い場所で使用しない ○ 直射日光の当たる場所や、閉め切った自動車の中な
どに放置しない(保存温度 : 10 〜 50 ℃)
○ スピーカーなどの強い磁界を発生する場所やものに
近づけない
652
● ディスクには、書き込んだデータを誤って消さないよう に保護するプロテクト・タブがあります。書き込み操作
を行なうとき以外は、プロテクト・タブをプロテクトの 位置にしておいてください。
裏面
ライト (書き込み可能)
プロテクト・タブ
653
● ディスクのラベルは、しっかりと貼り付けてください。 ディスク・ドライブの中ではがれると、ディスクが取り
出せなくなります。
654
● ディスクは、傷めたり、チリ、ホコリなどが付かないよ う保管には十分注意してください。チリ、ホコリなどが
付いたディスクを使用すると、ディスクが破損したり、 ディスク・ドライブの故障の原因になります。
655
● 本機の演奏データが入ったディスクを、プロテクト・タ ブがライトの状態で、他の機種(HP-G シリーズ、MT
シリーズ、KR シリーズ、ATELIER シリーズ、PR-300 を除く)やコンピューターなどでディスク操作(内容確
認、セーブ、削除など)をすると、以降、本機のディス ク・ドライブで使用できなくなる場合があります。他の
機種やコンピューターで、演奏データの内容確認やロー ドをする場合は、ディスクのプロテクト・タブをプロテ
クトの状態で行なってください。
※ GS( )は、ローランド株式会社の登録商標です。 ※ Microsoft、MS-DOS は、米国 Microsoft Corporation
の米国及びその他の国における登録商標です。
※ Apple、Macintosh は、米国 Apple Computer, Inc. の米
国及びその他の国における登録商標です。
※ IBM、IBM PC は、米国 International Business
Machines Corporation の米国及びその他の国における 登録商標です。
※ PC-9800 シリーズは、日本電気株式会社の商標です。 ※ MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標
です。
※ GM( )、GM2( )は、社団法人 音楽電子事
業協会(AMEI)の登録商標です。
※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録
商標です。
プロテクト (書き込み禁止)
5

はじめに

アトリエ・シリーズの基本コンセプト              
○充実したオルガン音色
オルガンの基本となるジャズ・オルガン、パイプ・オルガン、シアター・オルガンの音色が数多 く搭載されていますので、オルガン本来の魅力がお楽しみいただけます。
○リアルタイム操作重視の伝統に基づいたパネルレイアウト
座ってすぐに弾けるを基本コンセプトに、操作ボタンはクラシックオルガンの伝統に基づい
てパネル面に機能的に配置されているため、操作が簡単です。さらに、アトリエシリーズは全機 種同じ操作性を実現しているため、機種を変えた場合でもすぐに演奏することができます。
○そのまま使える高品位音色の搭載
充実したオルガン音色に加えて、ストリングスやブラスなどの高品位な音色を搭載しています。 そのため、個々の音色の面倒なエディット作業は必要なく、音色を選ぶだけで素晴らしい演奏が お楽しみいただけます。
○ピアノの演奏表現にも対応できる広い音域の下鍵盤とダンパーペダル
現代音楽の演奏には欠かせないピアノ。アトリエ・シリーズでは下鍵盤の音域を広くとることで ピアノの表現力を実現することができます。また、ピアノ演奏には欠かせないダンパーペダルや 微妙なタッチで音の強弱を表現できるイニシャル・タッチ機能を備えています。
さらに、全機種に高品位グランドピアノの音色を搭載しています。
○過去の音楽データ資産を無駄にしない設計思想
従来機種の操作性を受け継いでおり、モデルが変わってもすぐに弾くことができます。また、 データ互換性には十分配慮しているため、過去のソング・データやレジストレーション・データ も、そのまま活用することができます。
○世界のミュージック・スタイルを搭載
世界で長く親しまれてきた代表的な音楽のミュージック・スタイル(リズムと自動伴奏パター ン)が豊富に内蔵されているので、世界のいろいろな演奏を楽しむことができます。
○ミュージックデータの活用
フロッピー・ディスク・ドライブを搭載しているため、豊富な音楽資産である市販の SMF ミュージックデータが活用できます。アンサンブル演奏や自動演奏をお楽しみいただけます。
主な特長                           
○RSS リバーブ技術を用いた高品位アンビエンスにより包み込まれるような雰囲気を
実現
AT-90S/80S では、RSS アンビエンス用 AUX OUT を装備。本格的な RSS リバーブ・サウン ドが楽しめます。さらに、パネル面にスピーカーを搭載することにより、演奏する人もクリアな サウンドが楽しめます。
6
○新開発 V アレンジャー搭載。高品位なリズム音色とリアルな自動伴奏
まるでバック・バンドがそこに存在しているかのようなリアルなリズムと自動伴奏が楽しめま す。
○新開発のアクティブ・エクスプレッション音色を搭載
エクスプレッション・ペダルを踏み込むことによって、音量だけでなく、音色が変化したり、別 の音色が加わってくる音色を搭載しています。ピアニッシモからフォルティッシモまで、音色そ のものが強い音に変化するクレッシェンドや、ピアノのバックでストリングスが鳴ってくるな ど、ダイナミックな音色変化を表現することができます。
○「ミュージック・アシスタント」機能、「クイック・レジストレーション」機能搭載
曲のイメージを選択することにより、リズムや音色の適切なセッティングを簡単に呼び出すこと ができる「ミュージック・アシスタント」機能や、キーワードから、へクターオリベラをはじ め、一流のオルガニストが作った素晴らしいレジストレーションが選べる「クイック・レジスト レーション」機能を搭載しています。
○ヒューマン・ボイス、フレーズ
ATELIER-S シリーズでは、充実したオルガン音色に加えて、「Jazz Scat」などのヒューマン・ ボイスや「Amen」などのヒューマン・ボイス・フレーズを内蔵しています。
○ハーモニー・インテリジェンス
ロワー(下)鍵盤で弾いたコードに従って、アッパー(上)鍵盤で弾いた音色に自動的にハーモ ニーがつくハーモニー・インテリジェンス機能を搭載しています。より音色に厚みがついて、迫 力のある演奏をお楽しみいただけます。
はじめに
○ディスクのスタイルを本体に記憶可能
Rhythm[Disk]ボタンには、あらかじめリズム演奏が内蔵されていますが、これらのリズムを ミュージック・スタイル・ディスクのリズムに書き替えることができます。ミュージック・スタ イル・ディスクのリズムを本体に記憶すると、電源を切っても記憶したリズムは消えないので、 よく使うリズムは本体に読み込んでおくと便利です。
○76 鍵の余裕のロワー鍵盤
76 鍵の広い音域をスプリット(鍵盤の分割)して、ソロ・ボイスやペダル・ベース・ボイス、 パーカッションなどを鳴らすことができるので、表現力豊かな演奏を楽しめます。また、ロワー 鍵盤を最大 4 パートに分けることができるので、3 段マニュアル(手鍵盤)のオルガンに匹敵す る演奏表現が可能です。
また、ドラム/ SFX 機能を使って、ロワー鍵盤全体でドラム音や効果音を鳴らすこともできま す。
○新開発ジャズ・オルガン・タイプのフッテージ音源
フルート・タイプには各フィートの音量を調節できる新機能デジタル・ハーモニックバー機 能を搭載。アトリエ・シリーズの高品位音色に加えて、さらにジャズ・オルガンの多彩な音色 表現が可能になります。
○LCD 画面の譜表表示
大型 LCD 画面を搭載しているため、録音した演奏データやミュージックデータを譜表表示する ことができます。譜表を見ながら演奏したり、録音した曲を確認するときに大変便利です。
○歌詞表示のビデオ出力(AT-90S/80S)
テレビを接続して、SMF ミュージックデータの歌詞をテレビに表示することができます。
7
目次
安全上のご注意 ............................................................................................................................................... 2
使用上のご注意 ............................................................................................................................................... 4
はじめに....................................................................................................6
各部の名称 ..............................................................................................12
演奏する前に ..........................................................................................16
ペダル鍵盤を取り付ける(AT-90S).......................................................................................................16
フタの開け閉め .............................................................................................................................................16
譜面立ての立てかた.....................................................................................................................................16
電源コードを接続する.................................................................................................................................17
電源を入れる/切る.....................................................................................................................................17
電源を入れる......................................................................................................................................17
電源を切る..........................................................................................................................................17
ヘッドホンを使うとき.................................................................................................................................18
マイクを使うとき .........................................................................................................................................18
照明のつけかた(AT-90S/80S) ..............................................................................................................19
椅子について..................................................................................................................................................20
製品出荷時の設定に戻す.............................................................................................................................20
ディスプレイについて ............................................................................22
メイン画面とその周辺画面の働き ................................................................................................22
クイック・ガイド機能 .....................................................................................................................25
ミュージック・アシスタント機能 ................................................................................................28
第1章 音色を選んで演奏する .............................................................30
デモ曲を聴く..................................................................................................................................................30
音色を選ぶ......................................................................................................................................................32
音色とパートについて .....................................................................................................................32
アッパー/ロワー/ペダル・ベース音色選択ボタンの働き...................................................34
アッパー・ボイスとロワー・ボイスを選ぶ................................................................................35
ペダル・ベースのボイスを選ぶ.....................................................................................................36
ソロ・ボイスを選ぶ .........................................................................................................................37
[Others]ボタンで音色を選択する..............................................................................................38
ヒューマン・ボイスを使って演奏する ........................................................................................40
アクティブ・エクスプレッション音色を使って演奏する.......................................................42
オルガンの音をつくる(フッテージ)(AT-90S)................................................................................43
音量バランスを調節する.............................................................................................................................46
音の高さをオクターブ単位で変える........................................................................................................48
ロワー鍵盤全体でドラム音や効果音を鳴らす(ドラム /SFX).........................................................50
ドラム/効果音セットを変える.....................................................................................................51
ロワー・ボイスと打楽器音およびボイス・フレーズを同時に鳴らす(マニュアル・パーカッション)....52
マニュアル・パーカッション・セットを変える........................................................................53
ロワー鍵盤で押さえた鍵の音を持続させる............................................................................................54
第2章 リズム演奏を使う.....................................................................55
リズムを選ぶ..................................................................................................................................................55
[Disk]ボタンのリズムを使う.......................................................................................................55
リズムを鳴らす .............................................................................................................................................56
ボタンを押してリズムをスタートする ........................................................................................56
ロワー鍵盤やペダル鍵盤を弾くと同時にリズムをスタートする(シンクロ・スタート)57
リズムをストップする .....................................................................................................................58
リズムのテンポを変える.............................................................................................................................58
イントロの終わりにカウント音を鳴らす................................................................................................59
リズム演奏と自動伴奏を鳴らす ................................................................................................................59
8
リズム演奏や自動伴奏に変化をつける....................................................................................................60
伴奏のアレンジを変える(スタイル・オーケストレーター).................................................60
簡単な指使いでコードを押さえる ............................................................................................................61
リーディング・ベース機能を使う ............................................................................................................62
簡単に自動伴奏の設定をする
(ワンタッチ・プログラム機能)................................................................................................................64
ディスクのリズムを使う.............................................................................................................................66
フロッピー・ディスクの入れかた/取り出しかた ...................................................................66
ディスクのリズムを鳴らす.............................................................................................................67
ディスクのリズムを本体に記憶する ............................................................................................68
[Disk]ボタンに記憶されているリズムを製品出荷時の設定に戻す ....................................70
ワールド・スタイル・セットアップ・ディスクのリズムを本体に記憶する......................71
[World]ボタンに記憶されているリズムを製品出荷時の設定に戻す .................................73
第3章 レジストレーション・ボタンを使う........................................74
パネルの設定を登録する(レジストレーション).................................................................................74
レジストレーションを呼び出す ................................................................................................................75
レジストレーションの呼び出し方(DELAYED の場合).........................................................75
レジストレーションの呼び出し方(INSTANT の場合)..........................................................75
レジストレーションの呼び出しかたを切り替える ...................................................................76
パネル設定を切り換えるたびに自動的に登録する...............................................................................77
レジストレーションに名前をつける........................................................................................................78
フロッピー・ディスクの初期化(フォーマット).................................................................................80
レジストレーションをディスクに保存する............................................................................................82
ディスクに保存したレジストレーションを呼び出す...........................................................................85
セット単位で呼び出す .....................................................................................................................85
1 つずつ呼び出す..............................................................................................................................87
ディスクに保存されたレジストレーションを次々に呼び出す(Load Next)....................90
ディスクに保存したレジストレーションを消す ...................................................................................92
ディスクに保存したレジストレーションの順番を変える...................................................................94
AT-90/80/30 で作ったレジストレーションを使う............................................................................95
キーワードを選んで簡単にボイスを設定する(クイック・レジストレーション).......................98
目次
第4章 演奏機能を使う ......................................................................100
移調する(キー・トランスポーズ)....................................................................................................... 100
全体の音量をペダルで調節する(エクスプレッション・ペダル)................................................. 101
ダンパー・ペダルで音に余韻をつける................................................................................................. 101
ピッチ・ベンド効果とビブラート効果................................................................................................. 102
音の明るさを変える.................................................................................................................................. 102
フット・スイッチを使う.......................................................................................................................... 103
第5章 音にさまざまな効果をつける.................................................104
音にハーモニーをつける
(ハーモニー・インテリジェンス)(AT-90S).................................................................................... 104
Harmony Intelligence[Others]ボタン(AT-90S)............................................................ 105
音にハーモニーをつける(ハーモニー・インテリジェンス)(AT-80S/60S).......................... 107
ハーモニー・インテリジェンスの種類を変える(AT-80S/60S)..................................... 107
音にうねりをつける(ロータリー効果)...............................................................................................109
音に厚みをつける(コーラス効果)....................................................................................................... 110
音に余韻をつける(サスティン効果)................................................................................................... 111
音に残響をつける(リバーブ効果)....................................................................................................... 112
リバーブのタイプを変える.......................................................................................................... 113
ウォール・タイプを変える.......................................................................................................... 114
リバーブの深さを変える ..............................................................................................................115
ロータリー効果の速さを微調節する ......................................................................................... 117
ロータリー効果の明るさを変える ............................................................................................. 118
サスティンの長さを変える.......................................................................................................... 119
9
目次
第6章 ロワー鍵盤を効果的に使う ....................................................120
ロワー鍵盤の効果的な使いかた ............................................................................................................. 120
ロワー鍵盤でソロ・ボイスを鳴らす(Solo[To Lower]ボタン)............................................... 122
ロワー鍵盤でベース・ボイスを鳴らす([Bass Split]ボタン)..................................................... 123
ロワー鍵盤で弾いたコードのルート音でベース・ボイスを鳴らす(Pedal[To Lower]ボタン)........ 124
スプリット・ポイントを変える ............................................................................................................. 125
ソロ・スプリット・ポイントを変える(Solo Split Point)................................................. 125
ベース・スプリット・ポイントを変える(Bass Split Point)............................................126
第7章 演奏の録音と再生...................................................................127
録音/再生をする前に.............................................................................................................................. 127
トラック・ボタンとは .................................................................................................................. 127
トラック・ボタンを表示する...................................................................................................... 128
SMF ミュージックデータやディスクの演奏データを再生する...................................................... 128
演奏を録音する .......................................................................................................................................... 130
演奏データを再生する.............................................................................................................................. 131
特定のトラックの音を鳴らさないようにする(トラック・ミュート).........................................132
パートごとに録音する.............................................................................................................................. 133
録音し直す................................................................................................................................................... 134
演奏データを消去する.............................................................................................................................. 135
演奏データの名前を変える...................................................................................................................... 135
演奏データをディスクに保存する .........................................................................................................137
演奏データをディスクから本体に読み込む......................................................................................... 138
SMF ミュージックデータに演奏を重ねて録音する .......................................................................... 139
ディスクの演奏データを削除する .........................................................................................................140
演奏の一部を録音し直す(パンチ・イン・レコーディング)..........................................................141
ある区間を繰り返し重ねて録音する(ループ・レコーディング)................................................. 142
録音を始めるタイミングを合わせる(カウント・イン・レコーディング)................................. 143
譜表を表示する .......................................................................................................................................... 143
譜表の設定を変える ...................................................................................................................... 144
第8章 演奏データを編集する ...........................................................147
ある小節を消す .......................................................................................................................................... 147
トラックごとに演奏データを消す .........................................................................................................148
選んだ小節の中の情報を消す..................................................................................................................150
小節をコピーする ......................................................................................................................................152
音符のばらつきをそろえる...................................................................................................................... 153
第9章 リズム・パートを作る(リズム・エディット)......................155
リズム・エディット機能の手順.................................................................................................. 155
ドラム・セットを選ぶ .................................................................................................................. 156
リズム・パターンを作成する...................................................................................................... 157
リズム・パターンを並べてリズム・シーケンスを作る ........................................................161
リズム・シーケンスを曲のリズム・パートに変換する ........................................................164
リズム・パターンやリズム・シーケンス・データをディスクに保存する....................... 164
リズム・パターンやリズム・シーケンス・データをディスクから読み込む................... 166
第10章 いろいろな設定を変える......................................................168
音色や発音に関する設定.......................................................................................................................... 168
アフター・タッチのオン/オフを切り替える......................................................................... 168
アフター・タッチの効き具合を調節する................................................................................. 168
イニシャル・タッチのオン/オフを切り替える..................................................................... 169
ペダル・ベースの発音のしかたを変える................................................................................. 169
ソロ・ボイスの発音のしかたを変える .....................................................................................170
ソロ・ボイスとロワー・ボイスを重ねて鳴らす..................................................................... 170
演奏機能に関する設定.............................................................................................................................. 171
10
フット・スイッチの機能を切り換える .....................................................................................171
フット・スイッチでレジストレーションを切り換える ........................................................172
ダンパー・ペダルの有効な鍵盤を選ぶ .....................................................................................172
エクスプレッション・ペダルの働きかたを変える ................................................................ 173
エクスプレッション・ペダルの効き具合を変える ................................................................ 174
ピッチ・ベンド/ビブラート・レバーの有効な鍵盤を選ぶ................................................ 174
ピッチ・ベンドの最大変化幅を変える .....................................................................................175
リズムに関する設定.................................................................................................................................. 175
コード・インテリジェンスのオン/オフを切り替える ........................................................175
コード・ホールドのオン/オフを切り替える......................................................................... 176
リーディング・ベース機能を使う ............................................................................................. 176
イントロ・カウントダウンのカウント音を変える ................................................................ 177
レジストレーションに関する設定 .........................................................................................................177
アレンジャーの設定を呼び出すタイミングを変える ............................................................ 177
移調の設定を呼び出すタイミングを変える............................................................................. 178
コンポーザーに関する設定...................................................................................................................... 178
画面の歌詞表示のオン/オフを切り替える............................................................................. 178
曲を移調して再生する .................................................................................................................. 179
メトロノームの設定を変える...................................................................................................... 179
メトロノームの音量を変える...................................................................................................... 180
メトロノームの音を変える.......................................................................................................... 180
拍子の設定を変える ...................................................................................................................... 181
演奏データをチャンネルごとに消音する................................................................................. 181
その他の設定............................................................................................................................................... 182
基準ピッチを変える(マスター・チューニング)................................................................... 182
マイクのエコーを調整する.......................................................................................................... 183
PC ナンバーの送信を切り替える............................................................................................... 183
PC ナンバーを設定する................................................................................................................184
MIDI IN モード................................................................................................................................ 184
MIDI 送信チャンネルを選ぶ ........................................................................................................ 185
タッチ・パネルの位置調節をする ............................................................................................. 186
電源投入時に画像を表示させる.................................................................................................. 186
本体に記憶されている画像を消去する .....................................................................................188
目次
第11章 外部機器との接続.................................................................189
接続端子の名称と働き(AT-90S/80S)............................................................................................... 189
接続端子の名称と働き(AT-60S) .........................................................................................................190
オーディオ機器との接続.......................................................................................................................... 191
コンピューターと接続する...................................................................................................................... 192
MIDI 機器と接続する................................................................................................................................. 194
テレビを接続する ......................................................................................................................................195
テレビ方式を切り替える ..............................................................................................................195
外部スピーカーや外部リバーブ機器と接続してリバーブを広げる(AT-90S/80S のみ)......196
Aux Out のオン/オフ.................................................................................................................. 196
Aux Out モードを切り換える..................................................................................................... 196
故障かな?と思ったら.............................................................................................................................. 199
こんな表示が出たら.................................................................................................................................. 203
ボイス一覧(AT-90S/80S)................................................................................................................... 205
ボイス一覧(AT-60S).............................................................................................................................. 208
ドラム/ SFX セット一覧........................................................................................................................ 210
コードの押さえ方一覧.............................................................................................................................. 222
用語集........................................................................................................................................................... 224
照明の電球を取り替える.......................................................................................................................... 226
電源を切っても記憶される設定 ............................................................................................................. 230
MIDI インプリメンテーション・チャート ........................................................................................... 231
デモ曲一覧................................................................................................................................................... 232
索引............................................................................................................................................................... 237
11

各部の名称

Break
FullBasic
Advanced1Advanced
2
To
VariationToOriginal
Min
Max
Min
Max
Min
Max
Min
Max
Fast/ Slow
Hold
Lower1Lower2Lower
3
Theater Theater
12
Pipe Pipe Pipe
123
Full3Full2Full
1
French
Horn
Strings
BrassPiano
Harp
Harpsi
A.Guitar
Accordion
Harmonica
E.Piano
Vibes
Marimba
Theater
Organ1Organ2Octave
Up
Pipe Electric
Bass&
Cymbal
Octave
Up
String
Contrabass
Set
Sync Start
Stop
Start/
Intro/
Ending
Count
Down
Lower UpperPedal
Manual
Perc
Drums/
SFX
WorldBallad
March
Showtime
Disk
Swing
Latin
Acoustic
BigBand
Gospel
Contempo
Country Oldies
Waltz Trad
Traditional
HymnOrgan
Band
Big
HarpStrings Block
Theater
PipeFlute
Choir
Orchestral
Brilliance
Master Volume
Rotary Sound
On/Off
Min
Max
Mellow
Bright
Bender
Vibrato
Level Level Level
Alternate Alternate Alternate
Rotary Sound
Lower
Symphonic
Organ
SustainVoice
Lower
OrchestralOrgan
Pedal
TempoStyle Orchestrator
Program
One Touch
Lower
To
Bass Split
Fill In
Standard
Reverb SMF Rhythm Organ
Pedal
Orch
Accomp/
Power On
Footage Type
Harmony Intelligence
Power On
Lower Footage
Rhythm
Arranger On/ Off
Lower
1 2 3
Write
Manual
3 4 5
1211 16 13
1
2
22
17
19
18 20
25
24
23
[Power On]スイッチ → P.17
1.
パネル・スピーカー
2.
3.
Harmony Intelligence ボタン → P.104 〜 P.107 Footage Typeボタン(AT-90S のみ)→ P.43
4.
Lower Footage ボタン(AT-90S のみ)→ P.43
5.
6.
Upper Footage ボタン(AT-90S のみ)→ P.43
7.
Percussion ボタン(AT-90S のみ)→ P.43
Transpose[−][+]ボタン → P.100
8.
9.
コンポーザー → P.127
[Reset]ボタン [Play/Stop]ボタン [Rec]ボタン → P.130 [Song]ボタン [Registration]ボタン → P.85 [Demo]ボタン → P.30、P.128
10.
フロッピー・ディスク・ドライブ→ P.66、P.80、P.128
Part Balance[▲][▼]ボタン → P.46
11.
Part Balance ディスプレイ
ロワー・ボイス選択ボタン → P.35
12.
Lower Organ パート Lower Symphonic パート Lower Orchestral パート
[Alternate]ボタン
13.
タッチ・パネル → P.22
アッパー・ボイス選択ボタン → P.35
14.
Upper Organ パート Upper Symphonic パート Upper Orchestral パート
[Alternate]ボタン
ソロ・ボイス選択ボタン → P.37
15.
Solo パート [Alternate]ボタン [To Lower]ボタン → P.122
12
各部の名称
TheaterPipe Pipe Pipe Theater
12
Jazz1Jazz2Jazz
3
123
Full Full Full
123
Synth
Strings
Slow
Strings
Strings
Horn
French
Sax
Violin Trumpet
Flute
Oboe
Clarinet
BrassPiano
Vibes
Marimba
Accordion
Harmonica
A.Guitar
E.Piano
E.Guitar
Mandolin
Banjo
Harp
Harpsi
Fast
Decay
Choir
Level Level Level Level
Alternate Alternate Alternate Alternate To Lower
Orchestral
Rotary Sound
Upper
Symphonic
Organ
Solo
RegistrationSong
Composer
Reset
Rec
Play/ Stop
Demo
Transpose
RegistrationSong
Composer
Reset
Rec
Play/ Stop
Demo
Transpose
PercussionUpper Footage
Harmony Intelligence
4 5 6 7 8 9 10 11 12
Load Next
21
15
2
6
143
7 8 9 10
ペダル・ベース・ボイス選択ボタン → P.36
16.
Pedal Organ パート
17.
Pedal Orchestral パート [To Lower]ボタン → P.124 [Bass Split]ボタン → P.123
Lower
[Drums/SFX]ボタン → P.50 [Manual Perc]ボタン → P.52
18.
Lower Voice[Hold]ボタン → P.54
Sustain → P.111
19.
[Pedal]ボタン [Lower]ボタン [Upper]ボタン
リズム選択ボタン(Rhythm)→ P.55
20.
Style Orchestrator ボタン → P.60
Tempo[ ][ ]ボタン → P.58
Fill In[To Variation]ボタン → P.60
Fill In[To Original]ボタン → P.60
[Break]ボタン → P.60 [Intro/Ending]ボタン → P.56 〜 P.58 [Count Down]ボタン → P.59 [Sync Start]ボタン → P.57 [Start/Stop]ボタン → P.56、P.58
Arranger[On/Off]ボタン → P.59
[One Touch Program]ボタン → P.64
レジストレーション・ボタン
21.
[Write]ボタン → P.74 [Manual]ボタン → P.77
レジストレーション[1]〜[12]ボタン → P.74
[Load Next]ボタン → P.90
22.
[Master Volume]つまみ → P.17
23.
[Brilliance]つまみ → P.102
Rotary Sound → P.109
24.
[On/Off]ボタン [Fast/Slow]ボタン
[Bender/Vibrato]レバー → P.102
25.
13
各部の名称
Brilliance
Master Volume
Rotary Sound
On/Off
Min
Max
Mellow
Bright
Bender
Vibrato
Level Level Level
AlternateAlternate Alternate
Reverb SMF
Rhythm Organ
Pedal
Orch
Accomp/
Power On
Rhythm Style Orchestrator
Program
One Touch
Fill In
Pedal
SustainLower
Tempo
Standard
Upper
Lower
Split
To
Bass
Manual
Perc
LowerPedalHold
World
Latin
Disk
Ballad
ShowtimeMarch Acoustic
Waltz
Tra d
Swing
Big Band
Gospel
Country
Contempo
Oldies
Full
12
Advanced
Basic
Lower Voice
Drums
SFX
Orchestral
Organ
Arranger On Off
To
VariationToOriginal
Set
Sync Start
Stop
Start/
Intro/
Ending
Count Down
Organ1Organ
2
Pipe
Electric
String
Contrabass
Fast/ Slow
Lower1Lower2Lower
3
12
Pipe
Full
French
Horn
Strings
Choir
BrassPiano
Harp
Harpsi
A.Guitar
Accordion
Harmonica
E.Piano
Vibes
Marimba
Theater Theater
Symphonic
Organ
Rotary Sound
Lower
Orchestral
1 2 3
Write
Manual
18
21
19
20
87 12 9
1
2
13
15
14 16
[Power On]スイッチ → P.17
1.
パネル・スピーカー
2.
3.
Harmony Intelligence ボタン → P.107
Transpose[−][+]ボタン → P.100
4.
コンポーザー → P.127
5.
[Reset]ボタン [Play/Stop]ボタン [Rec]ボタン → P.130 [Song]ボタン [Registration]ボタン → P.85 [Demo]ボタン → P.30、P.128
6.
フロッピー・ディスク・ドライブ→ P.66、P.80、P.128
Part Balance[▲][▼]ボタン → P.46
7.
ロワー・ボイス選択ボタン → P.35
8.
Lower Organ パート
Lower Symphonic パート
Lower Orchestral パート [Alternate]ボタン
14
タッチ・パネル → P.22
9.
アッパー・ボイス選択ボタン → P.35
10.
Upper Organ パート Upper Symphonic パート Upper Orchestral パート
[Alternate]ボタン
11.
ソロ・ボイス選択ボタン → P.37
Solo パート [Alternate]ボタン [To Lower]ボタン → P.122
ペダル・ベース・ボイス選択ボタン → P.36
12.
Pedal Organ パート
Pedal Orchestral パート [To Lower]ボタン → P.124 [Bass Split]ボタン → P.123
Lower
13.
[Drums/SFX]ボタン → P.50 [Manual Perc]ボタン → P.52
各部の名称
Level Level Level Level
To L owe r
RegistrationSong
Composer
Reset
Rec
Play/ Stop
Demo
Transpose
Alternate Alternate Alternate Alternate
Harmony Intelligence
Synth
Strings
Slow
Strings
Strings
Horn
Choir
French
Sax
Tru m pet
Flute
BrassPiano
Vibes
Marimba
Accordion
Harmonica
Guitar
Harp
Harpsi
E.Piano
Theater
Jazz
Pipe
2
2
Full
Pipe
1
Full
1
Full
3
Symphonic
Organ
Rotary Sound
Upper
Orchestral
Solo
4 5 6 7 8
Load Next
2
3
4 5 6
11
2
103
17
Lower Voice[Hold]ボタン → P.54
14.
Sustain → P.111
15.
[Pedal]ボタン [Lower]ボタン [Upper]ボタン
16.
リズム選択ボタン(Rhythm)→ P.55
Style Orchestrator ボタン → P.60 Tempo[ ][ ]ボタン → P.58 Fill In[To Variation]ボタン → P.60
Fill In[To Original]ボタン → P.60 [Intro/Ending]ボタン → P.56 〜 P.58 [Count Down]ボタン → P.59 [Sync Start]ボタン → P.57 [Start/Stop]ボタン → P.56、P.58
Arranger[On/Off]ボタン → P.59 [One Touch Program]ボタン → P.64
レジストレーション・ボタン
17.
[Write]ボタン → P.74 [Manual]ボタン → P.77
レジストレーション[1]〜[8]ボタン → P.74
[Load Next]ボタン → P.90
18.
[Master Volume]つまみ → P.17
19.
[Brilliance]つまみ → P.102
Rotary Sound → P.109
20.
[On/Off]ボタン [Fast/Slow]ボタン
[Bender/Vibrato]レバー → P.102
21.
15

演奏する前に

(2)
(2)
(1)

ペダル鍵盤を取り付ける(AT-90S)

エクスプレッション・ペダル上部のボードに固定
1.
具で仮固定されているペダル・コードをはずしま す。
2.
ペダル・コードをペダル鍵盤の右側面にあるコネ クター(差し込み口)に接続します。
3.
ペダル鍵盤を確実に奥まで押し込んで、動かない ように設置します。
fig.00-21
指をはさまないように注意して、フタを開け閉めしてくだ さい。小さなお子さまが使用される場合は、大人の方が介
添えしてください。
オルガンの移動の際は、危険防止のため必ずフタを閉じた 状態で行ってください。
鍵盤の上に楽譜などを置いたままフタを閉めないでくださ い。

譜面立ての立てかた

fig.00-23
固定具は取り外さないでください。AT-90S を移動すると きは、必ずペダル・コードをたるまないようにまとめ、固
定具に固定してから移動してください。

フタの開け閉め

fig.00-22
1.
フタを開けるときは、両手でフタの取手を持って 軽く持ち上げ、奥にスライドさせます。
譜面立てを静かに起こします。
1.
2.
譜面立てを手で支え、金具を折り曲げてからゆっ くりと倒します。
○ AT-90S のみ
3.
譜面立てを引き出すときは、必ず両手で譜面台を 持ち、ゆっくりと手前に引き出します。
fig.00-24
フタを閉めるときは、必ず両手でフタの取手を持
2.
ち、ゆっくりと手前に引き、止まったところで静 かに下におろします。
16
音量大
音量大
音量小
音量小
Master
Volume
Min
Max
Max
Max
Max
Max
Min
Min
Min
Min
Harmony Intelligence

電源コードを接続する

パネル左側にある[Power On]スイッチが、オフ
1.
(上がった状態)になっていることを確認します。
fig. 00-27(電源スイッチの図)
上がった状態が
オフ
2.
付属の電源コードを AC インレット(本体背面)に 接続し、電源コンセントに差し込みます。
電源コードは付属のものをお使いください。
長期間ご使用にならない場合は、電源コードをコンセント から抜いてください。
演奏する前に
[Power On]スイッチを押して、電源を入れます。
2.
Power ランプが赤く点灯します。
fig. 00-27(電源スイッチの図)
Power On
回路保護のため、電源をオンにしてからしばらくは動作し ません。
3.
[Master Volume]つまみを動かしたり、エクスプ
レッション・ペダルを踏んで、適度な音量に調節 します。
[Master Volume]つまみは、「Max」方向に動かすと音
量が大きくなり、「Min」方向に動かすと音量が小さく なります。また、エクスプレッション・ペダルは踏み込
むと音量が大きくなり、戻すと小さくなります。
fig.00-28(エクスプレションペダルの図)
押し下げられた状態が
オン

電源を入れる/切る

正しく接続したら、必ず次の手順で電源を入れたり、切っ たりしてください。手順を間違えると、誤動作をしたりス
ピーカーなどが破損する恐れがあります。

■ 電源を入れる

電源を入れる前に、以下のことを確認します。
1.
電源コードが AC インレットに正しく接続されている。
電源コードが、しっかりとコンセントに差し 込まれてい る。
ロワー鍵盤左側の[Master Volume]つまみが、Min(最 小)の位置になっている。
fig.00-26
Max
Min
Master
Volume

■ 電源を切る

電源を切る前に、[Master Volume]つまみを Min
1.
(最小)の位置にします。
[Power On]スイッチを押して、電源を切ります。
2.
fig. 00-27(電源スイッチの図)
Power On
上がった状態が
オフ
17
演奏する前に
Phones

ヘッドホンを使うとき

本機にはヘッドホン端子がありますので、ヘッドホンを接続 すれば夜間でも周囲を気にせず演奏を楽しむことができま
す。
fig.00-29(全体図)
1.
ヘッドホンを、本体左下の[Phones](ヘッドホ ン)端子に接続します。
本体のスピーカーから音が出なくなり、ヘッドホンから のみ音がでます。
fig.00-30(ヘッドホン端子の図)

マイクを使うとき

本機にはマイク端子がありますので、弾き語りや、ミュー ジックデータ(別売)に合わせて歌うなど、マイクを使って
いろいろな場面で楽しむことができます。
fig.00-32(全体図 + ジャック・パネルの図)
1.
マイクを、本体左下の[Mic In](マイク)端子に 接続します。
マイクの音量は、[Mic Volume](マイク音量)つ
2.
まみで調節します。
2.
[Master Volume]つまみを動かしたり、エクスプ
レッション・ペダルを踏み込んで、ヘッドホンの 音量を調節します。
ヘッドホンはステレオ・タイプのものをお使いください。
ヘッドホン使用時の注意
fig.00-31(PL の注意マーク)
警告
コードの断線の原因になりますので、ヘッ ドホンは、本 体またはプラグ部分を持って取り扱ってください。
接続の際、使用機器の音量が上がっていると ヘッドホン
を壊す恐れがあります。音量を最小にしてか ら接続して ください。
過大入力で使用するとヘッドホンに無理がか かるだけで なく、耳を痛める原因になります。適当な音量 でお楽し
みください。
マイクのエコーのかかり具合を調節することができます
(P.183)。
マイクをご購入の際には、本機をお買い上げになった販売 店にご相談ください。
Input スイッチが「RSS」になっているとき(P.191)は、 マイクの音にも RSS リバーブがかかります。このときマイ
クの音量は、[Master Volume]つまみで調節します。
マイク使用時の注意
fig.00-31(PL の注意マーク)
警告
夜間や早朝にご使用の際には、音量にご注意ください。
本体とマイクを接続するときは、音量を下げてください。
音量が大きいとスピーカーから雑音が出 ることがありま す。
マイクとスピーカーの位置によっては、ハウリ ング音
(キーンという音)が出ることがあります。その場合は、
以下のように対処してください。
・マイクの向きを変える。 ・マイクをスピーカーから遠ざける。
・音量を下げる。
18
演奏する前に

照明のつけかた(AT-90S/80S)

電源投入後、鍵盤下左側の[Illumination]スイッチの手前 側を押します。
fig. 00-33(Illumination ボタンの図)
On
Illumination
AT-90S 本体の譜面立て、パネル照明、足もと
(鍵盤下)の照明が点灯します。
AT-80S 本体のパネル照明が点灯します。
照明の長時間使用時の注意
fig.00-31(PL の注意マーク)
警告
照明機器を長時間ご使用になりますと、照明用の電球および 電球付近の金属部分(左図参照)が熱くなりますので、手や
足を触れないようご注意ください。特に以下の部分にご注意 ください。
1.
パネル照明の電球(AT-90S、AT-80S)
○ AT-90S
fig.00-34(AT-90S 照明機器の説明図)
3
Illuminationスイッチ
○ AT-80S
fig.00-35(AT-80S 照明機器の説明図)
1
4
2
電球などに触れないようにしてください。フタを閉める ときは、必ず取手を持つようにしてください。
2.
フタの金属部分(AT-90S、AT-80S)
フタを閉めたあと、触れないようにしてください。
3.
譜面台(AT-90S のみ)
カバーに触れないようにしてください。
足もと(鍵盤下)の電球カバー(AT-90S のみ)
4.
カバー全体が熱くなります。足を触れないようにしてく ださい。
照明用の電球を取り替えることができます。 電球の取り替え方については、
(P.226)をご覧ください。
「照明の電球を取り替える」
1
Illuminationスイッチ
2
19
演奏する前に
Min
Max
Min
Max
Min
Max
Min
Max
Harmony Intelligence

椅子について

椅子のシート部分を開けて、中に楽譜などを入れることがで きます。
椅子使用時の注意
fig.00-31(PL の注意マーク)
警告
シート部分を開け閉めするときは、指をはさまないように注 意してください。
○ AT-90S
fig.00-36(椅子の開閉時の図)

製品出荷時の設定に戻す

AT-90S/80S/60S に記憶されている設定を、製品出荷時の 設定に戻すことができます。この機能のことを「ファクト
リー・リセット」といいます。
1.
ファクトリー・リセットをする前に、ディスク・ ドライブにフロッピー・ディスクがないことを確
認します。
メイン画面の< System >にタッチします。
2.
System(システム)画面が表示されます。
fig.00-37.eps
System 画面の< Utility>にタッチして、ユーティ
3.
リティー画面を開きます。
fig.00-38.eps
○ AT-80S/60S
fig.00-36(椅子の開閉時の図)
20
ユーティリティー画面の< Factory Reset >にタッ
4.
チします。
fig.00-39.eps
Rhythm[Disk]ボタンと[World]ボタン以外の設定を製 品出荷時の設定に戻したいときは、< Panel Reset >に
タッチします。
以下の方法を使って、製品出荷時の設定に戻すこと もできます。
1.
ファクトリー・リセットをする前に、ディ スク・ドライブにフロッピー・ディスクが
ないことを確認します。
2.
電源を切ります。
3.
[One Touch Program]ボタンを押しなが
ら、[Power On]スイッチを押して電源を 入れます。
fig.00-41
以下の画面が表示されるまで、[One Touch Program]ボタンを押し続けます。
fig.00-42
画面に「Executing...」と表示されているときは、決 して電源を切らないでください。
Power On
Program
One Touch
Set
Max
Max
Max
Max
Min
Min
Min
Min
Harmony Intelligence
画面に確認メッセージが表示されます。
fig.00-40.eps
<Cancel >にタッチするとファクトリー・リセットさ れずに、システム画面に戻ります。
5.
<OK>にタッチするとファクトリー・リセットが 始まり、製品出荷時の設定に戻ります。
演奏する前に
画面に「Executing...」と表示されているときは、決して電 源を切らないでください。
fig.00-40.eps
ファクトリー・リセットをすると、レジストレーション・ ボタンに記憶されていた設定も製品出荷時の設定に戻りま
す。レジストレーションを保存する場合は、「レジストレー
ションをディスクに保存する」
Rhythm[Disk]ボタンと[World]ボタンのみを製品出荷 時の設定に戻したいときは、70 ページ、73 ページを参照
してください。
(P.82)をご覧ください。
21

ディスプレイについて

本書では、ディスプレイ/
タッチ・パネルは指で軽く
タッチ・パネルは周囲環境 の変化や時間経過とともに ポイントがずれて、タッチ したところとは別の位置を 認識したりするようになる ことがあります。そのよう なときには「タッチ・パネ ルの位置調整をする」
ポイントの修正をしてくだ さい。
タッチ・パネルの上に物を
画面の明るさを調節するこ
2
7
8
11
14
10
13
16
9
6
1
3 4
1512
5
AT-90S/80S/60S ではタッチ・パネルを採用しています。タッチ・パネ ルとは、画面にタッチする(軽く触れる)だけで、さまざまな操作をする ことができます。

■ メイン画面とその周辺画面の働き

メイン画面
fig.00-06
画面を使用して機能説明を していますが、工場出荷時 の設定(音色名など)と本 文中のディスプレイ/画面 上の設定は一致していませ ん。あらかじめご了承くだ さい。
触れるだけで動作します。 強く押したり、固いもので 押したりすると、タッチ・ パネルが破損することがあ ります。力の入れすぎには 十分注意して、必ず、指で 操作してください。
番号 説明
1 テンポ
2 小節番号
3 拍子
バウンシング・ボール
4
リズム演奏や曲に合わせて、ボールが弾みます。
コード名
5
ロワー鍵盤で弾いたコード名を表示します。
表示切り換えボタン
リズム名/曲名/レジストレーション名の表示を切り換えます。
6
電源投入時には、リズム名が画面に表示されます。この表示を、ソング名や レジストレーション名の表示に切り替えることができます。
7 リズム名/曲名/レジストレーション名
22
移調の設定
8
移調(トランスポーズ)の設定を表示します。
主な音色名
9
アッパー鍵盤で鳴るボイス(音色)を表示します。
Music Assist
10
Music Assistant(ミュージックアシスタント)機能を使うときに押します
(P.28)。
置いたままにしないでくだ さい。
とができます。
Max
Max
Max
Max
Min
Min
Min
Min
Harmony Intelligence
番号 説明
Sound/Kbd
11
ボイス(音色)を選んだり、エフェクトかかり具合や鍵盤などの設定します。
Rhythm
12
本体のリズムを鳴らしたり、ディスクのリズムを鳴らす/本体に記憶するこ とができます。また、リズムに関する設定をします。
Registration
レジストレーションをディスクから本体に読み込んだり、ディスクに保存し
13
たりすることができます。また、レジストレーションに関する設定をするこ ともできます。
Rec/Play
14
曲を再生したり、録音したりすることができます。また、曲を再生しながら スコア画面を表示することもできます。
System
15
さまざまな設定をすることができます。
Quick Guide
16
クイック・ガイド機能を使うことができます(P.25)。
ディスプレイについて
主なアイコンについて
fig.00-06
ボタン 意味
機能によって、複数ページで構成されているものが あります。
<><><><>にタッチして、画 面の次ページや前ページを表示することができます。
表示されている画面を終了する(閉じる)ときに タッチします。通常、< >に数回タッチする
と、メイン画面に戻ります。
23
ディスプレイについて
サブ・ウィンドウのメ
サブ・ウィンドウの< Exit >にタッチすると、サブ・ ウィンドウが閉じます。
Min
Max
Min
Max
Min
Max
Min
Max
Harmony Intelligence
サブ・ウィンドウについて
メイン画面の< Sound/Kbd >や< Registration >、各画面の< Utility >などにタッチすると、以下のような画面が開きます。
以下のような画面をサブ・ウィンドウといいます。
fig.00-06
fig.00-06
ニューにタッチすると、サ ブ・ウィンドウが閉じて、 選んだメニュー画面が開き
ます。
値を設定するためのサブ・ウィンドウ
System(システム)画面などで設定を変えるとき、以下のような画面が 表示されます。
<> <>
fig.00-06
24
工場出荷時の設定に戻します。
値を変更します。
他の画面が開いているとき
Max
Max
Max
Max
Min
Min
Min
Min
Harmony Intelligence

■ クイック・ガイド機能

AT-90S/80S/60S には、さまざまな機能を簡単に呼び出す「クイック・ ガイド機能」があります。「クイック・ガイド画面」を表示させている間 に、鍵盤やボタン、フット・スイッチなどを押すと、それらに関連する設
定画面にジャンプします。
ディスプレイについて
1.
2.
メイン画面を表示します。
は、< Exit >にタッチして 開いている画面を閉じてく ださい。
メイン画面の< Quick Guide >にタッチします。
Quick Guide(クイック・ガイド)画面が表示されます。
fig.00-13
3.
クイック・ガイド画面が表示されている間に、ボタンや鍵盤、 ペダル、フット・スイッチなどを押します。
押したボタンや鍵盤、ペダル、フット・スイッチなどに関連した機能を設
定する画面にジャンプします。
4.
5.
ジャンプした画面で、それぞれの設定をします。
設定が終わったら、< Exit >にタッチして画面を閉じます。
メイン画面が表示されます。
25
ディスプレイについて
Min
Max
Min
Max
Min
Max
Min
Max
Harmony Intelligence
Index(インデックス)メニュー
Quick Guide(クイック・ガイド)画面の< index >にタッチすると、イ ンデックス・メニューを呼び出すことができます。
インデックス・メニュー画面でキー・ワードにタッチすると、そのキー・
ワードに関する設定画面にジャンプすることができます。
1.
メイン画面の< Quick Guide >にタッチします。
fig.
Quick Guide(クイック・ガイド)画面が表示されます。
fig.00-13
26
2.
Quick Guide 画面が表示されている間に、< index >にタッチ します。
以下のような画面が表示されます。
fig.
Max
Max
Max
Max
Min
Min
Min
Min
Harmony Intelligence
ディスプレイについて
3.
A〜Wのアルファベットにタッチして、キーワードの頭文字を 選びます。
fig.
Quick Guide index(クイック・ガイド・インデックス)画面が開いて、 キーワードが表示されます。
fig.
4.
5.
6.
キーワードにタッチします。
キーワードに関する設定画面が表示されます。
開いた設定画面で設定を変更します。
< Exit >にタッチします。
27
ディスプレイについて
他の画面が開いているとき
Min
Max
Min
Max
Min
Max
Min
Max
Harmony Intelligence

■ ミュージック・アシスタント機能

世界の有名な曲の中から選りすぐった曲に合ったパネル設定が内蔵されて います。
曲のイメージに合ったキーワードを選んで、簡単にリズム演奏やメロ ディーの音色などを呼び出すことができます。キーワードを選んだら、鍵
盤を弾いて演奏を始めましょう。
1.
2.
メイン画面を表示します。
fig.
メイン画面の< Music Assist >にタッチします。
は、< Exit >にタッチして 開いている画面を閉じてく ださい。
Music Assistant(ミュージック・アシスタント)画面が表示されます。
28
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