Orient SDE00001W0, SDA02002W0 User Manual

日本語
自動巻き ( 手巻き付 ) 機械式時計
取扱説明書
この度は、当社製品をお買い上げいただきありがとうございました。 この時計を末永くご愛用いただくため 、 本取扱説明書をよくお読みの上、 正しくご使用下さいますようお願い申しあげます。 尚 、 この取扱説明書はお手元に保管し 、 必要に応じてご覧下さい 。
◆安全上のご注意
ご使用になられる方や他の人への危害及び財産の損害を未然に防ぐため、 次の表示で区分されている内容につきましては必ずお守り下さい。
… この表示の欄は 、 表示内容と異なった使い方をしたとき
警告警告
『死亡または重傷などを負う可能性が想定される』内 容です 。
… この表示の欄は 、 表示内容と異なった使い方をしたとき
注意注意
『人的傷害または物的損害のみが発生する可能性が想 定される』内容です 。
日本語
1
◆製品の特徴
日本語
この時計は 、 自動巻(手巻き付)機械式時計です 。
1
秒針停止装置が付いています。
2
てんぷを衝撃から守る、耐震軸受を使用しています。
3
24 時針を用いて、他の都市の時刻を表示できます。
4
 (デュアルタイム機能) ※ DJ(40P) のみ
曜日はレトログラード式表示です。※ DE(40A) のみ
5
◆製品仕様
キャリバー
DA 40R - - - -
DE 40A 針表示 針表示 - -
DG 405 - - - - -
DJ 40P - 針表示 -
EJ 40G - -
EL 40N - - -
(1)振 動数…21,600 振動/1時間 (2)精度日差…+ 25 秒〜− 15 秒 (3)駆動方式…ぜんまい巻 (4)石  数…22 石 (5)持続時間…40 時間以上(最大巻上げ時)
パワー
リザーブ機能日付 曜日 24 時針
2
秒針 停止 機能
クリック
ボタン
※製品仕様はキャリバー No. によって異なります。  キャリバー No. はケース裏蓋に刻印されていますケース No.上2桁をご
参照ください。
 ( 例 )ケース No. : 
※精度日差は室温において、ぜんまいを全巻にし、文字板上で静置した状態
で、24 時間経過した時の日差 ( 進み、遅れ ) です。
※自動巻機械時計の特性上、ご使用になる条件(携帯時間・時計の姿勢・腕
の動き・ぜんまいの巻き上げ具合等)によっては、精度日差の範囲を超え る場合があります。
※製品仕様は改良のため予告なく、変更することがあります。
DJ02-C0
上2桁
上2桁
日本語
3
◆各部の名称とはたらき
日本語
A: 時針 B: 分針 C: 秒針 D: 日付 / 日針 E: 曜日 / 曜針 F: パワーリザーブ G: 24 時針 H: りゅうず I: クリックボタン J: 文字板
< DJ(40P) >
< DJ(40P) >
F
F
J
J
A
A
C
C
G
G
4
< DE(40A) >
< DE(40A) >
B
B
F
F
D
D
A
A D
D
H
H
C
C
E
E
H
H
B
B
J
J
< EJ(40G) >
< EJ(40G) >
F
F
A
A
4
4 0
0
3
3
0
0
20
20
C
C
< DA(40R) >
< DA(40R) >
F
F
A
A
4
4
0
0
3
3
0
0
20
20
C
C
※モデルにより、りゅうず・クリックボタン・日付・曜日・パワーリザーブ
針等の位置が異なるものがあります。
※最初に表示される曜日が異なるものがあります。※ DE(40A)) のみ
B
B
I
I
0
0
01
01
H
H
D
D
J
J
B
B
H
H
0
0
0
0
1
1
J
J
< EL(40N) >
< EL(40N) >
F
F
4
4
A
A
0
0
03
03
20
20
C
C
< DG(405) >
< DG(405) >
A
A
C
C
B
B
H
H
0
0
0
0
1
1
D
D
J
J
B
B
H
H
J
J
日本語
5
◆自動巻 ( 手巻き ) 機構について
日本語
この時計は自動巻(手巻き付)機械時計です。
1
ぜんまいは時計を腕に付けている間、腕の動きでぜんま
2
いを自然に巻き上げることができます。
 また、りゅうずを回してぜんまいを巻くこともできます。
止まっている時計をご使用になるときは 、 時計を振るか、
3
りゅうずを回してぜんまいを巻いて始動させて下さい 。 秒針が動き出したら日付、曜日 ( 日付、曜日表示のある モデル )、時刻を合わせてください。
ぜんまいを巻く際にはりゅうずを通常位置で右(時計回り)にゆっくり
4
回して下さい。  なお、りゅうずは左回り(反時計回り)では空転するようになっています。  止まっている状態からは、りゅうずを約20回転させれば充分に巻上げ
ることができます。  巻上げが完了してもりゅうずは回りますので、上記回転数を目安に巻い
ていただくか、パワーリザーブインジケーターが付いているモデルにつ
きましては、パワーリザーブインジケーターの目盛りを目安に巻いて下
さい。
この時計は、ぜんまいが充分に巻き上げられた状態で約 40 時間動き続
5
けます。ぜんまいの巻き上げが不足すると進み遅れの原因になります。
巻き上げを十分に行い 、 精度を保つために 1 日 8 時間以上携帯するこ
とをおすすめします。
◆ねじロック式りゅうずモデルの場合
商品によっては、りゅうずをケースにねじ込むことでロック(固定)できる 構造のモデルがあります。 このタイプの時計については、次の操作方法を行って下さい。
• ぜんまい巻(手巻き)時、時刻合わせおよび日付・曜日合わせ時は 、 先に
りゅうずを左に回し、ねじを緩めてから行って下さい。
• ぜんまい巻(手巻き)時、時刻合わせおよび日付・曜日合わせ終了後は、りゅ
うずを押しながら右に回し、ねじを止まるところまでしっかり締め込んで 下さい。
6
◆ねじロック式クリックボタンモデルの場合 ※ EJ(40G)) のみ
商品によっては、ボタンリング(ボタンの外周部)をねじ込むことでロック
(固定)できる構造のモデルがあります。
このタイプの時計については、次の操作方法を行って下さい。
• ボタン操作の際は、先にボタンリングを左に回して、ねじを止まるまでゆ るめてから行なってください。 ※充分にゆるめない場合、ボタン操作ができない場合があります。必要
以上に強く回さないでください。
• ボタン操作終了後は、ボタンリングを右に回して、ねじを止まるところま でしっかり締め込んでください。
 ※必要以上に強く締め込まないでください。
日本語
7
◆時刻の合わせ方 [DE(40A)、DJ(40P)、EL(40N)]
日本語
秒針が 12 時(60 秒)の位置にきた時、
1
りゅうずを2段目まで引き出します。
 (秒針は停止します。)
りゅうずを右に回して現在の時刻に合わ
2
せます。 ※日付表示付きのモデルは午前・午後を
間違えないようにセットして下さい。  日付は、午前 0 時ごろ変わります。 ※時刻を合わせる際には、針を一旦正し
い時刻よりやや遅らせておき、それか
ら進めて合わせるようにして下さい。
時報と同時にりゅうずを通常の位置(0
3
段目)まで押し込みます。
8
◆時刻の合わせ方 [DA(40R)、DG(405)、EJ(40G)]
秒針が 12 時(60 秒)の位置にきた時、
1
りゅうずを引き出します。
 (秒針は停止します。)
りゅうずを右に回して現在の時刻に合わ
2
せます。 ※日付表示付きのモデルは午前・午後を
間違えないようにセットして下さい。  日付は、午前 0 時ごろ変わります。 ※時刻を合わせる際には、針を一旦正し
い時刻よりやや遅らせておき、それか
ら進めて合わせるようにして下さい。
時報と同時にりゅうずを通常の位置(0
3
段目)まで押し込みます。
日本語
9
◆日付の合わせ方 [EL(40N)]
日本語
注意
※時刻が午後 10 時から午前 2 時までの間は日付の切換作動中ですので、
日付合わせは避けて下さい。この時間帯に日付合わせをしますと、翌日に なっても日付が変わらないことがあり、故障の原因となる場合がありま す。
※日付合わせを行う場合は、この時間外に針を移動させてから行って下さ
い。
りゅうずを 1 段目まで引き出します。
1
※この時計のりゅうずは 2 段に引けます。
りゅうずを左に回して今日の日付に合わせ
2
ます 。
りゅうずを通常の位置(0 段目)まで押し
3
込みます。
◎月末の日付修正について  ひと月が 30 日、もしくは 30 日以下の月で
は、日付の修正が必要になりますので、翌月 の1日になりましたら、日付を「1 日」に合 わせて下さい。
10
◆日付の合わせ方 [DJ(40P)]
注意
※時刻が午後 9 時から午前 2 時までの間は日付の切換作動中ですので、日
付合わせは避けて下さい。この時間帯に日付合わせをしますと、翌日に なっても日付が変わらないことがあり、故障の原因となる場合がありま す。
※日付合わせを行う場合は、この時間外に針を移動させてから行って下さ
い。
りゅうずを 1 段目まで引き出します。
1
※この時計のりゅうずは 2 段に引けます。
りゅうずを右に回して今日の日付に合わせ
2
ます 。
りゅうずを通常の位置(0 段目)まで押し
3
込みます。
◎月末の日付修正について  ひと月が 30 日、もしくは 30 日以下の月で
は、日付の修正が必要になりますので、翌月 の1日になりましたら、日付を「1 日」に合 わせて下さい。
日本語
11
◆日付の合わせ方 [EJ(40G)]
日本語
注意
※時刻が午後 9 時から午前 2 時までの間は日付の切換作動中ですので、日
付合わせは避けて下さい。この時間帯に日付合わせをしますと、翌日に なっても日付が変わらないことがあり、故障の原因となる場合がありま す。
※日付合わせを行う場合は、この時間外に針を移動させてから行って下さ
い。
クリックボタンを押して日付を合わせます。
1
※商品によっては、ボタンが指で押せないタイプがあります。  日付を修正する際は、先の細いもの(精密ドライバー、ピンセット、爪楊
枝等)でボタンを押して、日付を合わせてください。
◎月末の日付修正について  ひと月が 30 日、もしくは30 日以下の月では、日付の修正が必要にな
りますので、翌月の1日になりましたら、日付を「1 日」に合わせて下さい。
12
◆日付の合わせ方 [DE(40A)]
注意
※時刻が午後 10 時から午前 4 時までの間は日付・曜日の切換作動中です
ので、日付・曜日合わせは避けて下さい。この時間帯に日付・曜日を合わ せますと、翌日になっても切り替わらないことや故障の原因となる場合が あります。日付・曜日合わせを行う場合は、この時間外に針を移動させて から行って下さい。
りゅうずを 1 段目まで引き出します。
1
※この時計のりゅうずは 2 段に引けます。
りゅうずを左に回して今日の日付に合わせ
2
ます 。
りゅうずを通常の位置(0段目)まで押し
3
込みます。 ※引き続き曜日合わせを行う場合はりゅう
ずを押し込まずに曜日合わせを行ってく
ださい。その際の手順は◆曜日の合わ
せ方[DE(40A)] をご参照下さい。
◎月末の日付修正について  ひと月が 30 日、もしくは30 日以下の月では、日付の修正が必要にな
りますので、翌月の1日になりましたら、日付を「1 日」に合わせて下さい。
日本語
13
◆曜日の合わせ方 [DE(40A)]
日本語
◎曜針の動きについて  レトログラード表示の特徴として最後の曜日から先頭の曜日まで戻ると
きに、針は瞬時に移動します。曜日合わせの際はりゅうずをゆっくり回し て曜日を合わせてください。 りゅうずを 1 段目まで引き出します。
1
※この時計のりゅうずは 2 段に引けま
す。
りゅうずを右に回して今日の曜日に合わ
2
せます 。
りゅうずを通常の位置(0段目)まで押
3
し込みます。
※曜日、りゅうずの位置は、モデルによって異なります。また、最初に表示
されている曜日が異なるものがあります。
14
◆第二時間帯(デュアルタイム)機能の使い方 [DJ(40P)]
※第二時間帯(デュアルタイム)機能とは、同時に二つの異なった時刻を表
示することができる機能です。
 この商品は、時・分針による時刻表示と、単独修正可能な 24 時針によって、
同時に二つの異なった時刻を表示することができます。第二時間帯(デュ アルタイム)として選択できるのは、時差が 1 時間単位の都市に限られ ます。
◆24 時針の合わせ方
 24 時針合わせを行う前に、時刻表示が現在の時刻に合っていることを確
認します。時・分針と 24 時針は連動しています。24 時針を合わせる前 に時刻合わせを行ってください。(◆時刻の合わせ方[DJ(40P)]参照)
りゅうずを 1 段目まで引き出します。
1
※この時計のりゅうずは 2 段に引けま
す。
りゅうずをゆっくり左に回して、任意の
2
時刻に 24 時針を合わせます。 ※24 時針は1時間単位で時刻の進む方
向へ回転します。 ※24 時針の 1 時間単位の動きを確認し
ながらゆっくり回して下さい。 ※24 時針を修正している時、その他の
針が少し動きますが故障ではありませ
ん。
15
日本語
りゅうずを押し込みます。
3
日本語
※りゅうずの位置は、モデルによって異なります。
◎第二時間帯(デュアルタイム)の使用例  日本時刻午後5時00分のときに、第二時間帯でニューヨークを表示さ
せる場合。
 時差が -14 時間(◆ 標準時比較一覧 参照)ですので 24 時針を午前 3
時に合わせます。(◆24 時針の合わせ方を参照)
 時差は標準時比較一覧を参考にしてください。
16
◆24 時間リング(回転ベゼル、内装リング)の使い方
商品によっては、24 時間リング(回転ベゼル、内装リング)付きのモデル がありますので、お買い求めの時計をご確認の上、正しくご使用下さい。
24 時針の指す、24 時間リングの目盛りを読み取ることにより、使用します。
◆ 24 時針の合わせ方では、24 時 針を修正しましたが、24時間目盛り 付リング(回転ベゼル、内装リング)を回転させることでも、同様に合わせ られます。
例)日本時刻午後5時00分のときに、第二時間帯でニューヨークを表示 させる場合。
時差が -14 時間(◆標準時比較一覧 参照)ですので、24 時間リングを 午前 3 時に合わせます。
17
日本語
◆標準時比較一覧
日本語
都市名 その他の都市 GMT との時差 グリニッジ標準時 ロンドン、カサブランカ、ダカール 0 パリ ローマ、アムステルダム、トリポリ、フランクフルト、ベルリン +1 カイロ アテネ、イスタンブール、ケープタウン +2 モスクワ メッカ、ナイロビ、キエフ +3 デュバイ +4 カラチ +5 ダッカ タシケント +6 バンコック プノンペン、ジャカルタ +7 ホンコン シンガポール、北京、マニラ +8 東京 ソウル、平壌 +9 シドニー グアム島、ババロフスク +10 ヌーメア(ニューカレドニア) ソロモン諸島 +11 ウエリントン オークランド、フィージー諸島 +12 ミッドウエイ −11 ホノルル −10 アンカレッジ ドーソン(カナダ)−9 ロサンジェルス サンフランシスコ、バンクーバー −8 デンバー エドモントン(カナダ)−7 シカゴ メキシコシティー −6 ニューヨーク ワシントン、モントリオール −5 サンチャゴ(チリ) 4 リオデジャネイロ ブエノスアイレス −3 ペルデ岬島 −2 アゾレス −1
※国によっては、夏時間(サマータイム)がある場合もあり、各国の時差お
よびサマータイムは国の都合により変更となる場合があります。
18
◆パワーリザーブインジケーター
パワーリザーブインジケーターとは、ぜんま いの巻上げ状態を時間で示し、残り駆動時間 がひと目でわかる機能です。ぜんまいの巻上 げ残量の表示はパワーリザーブ針によって表 示していますので、針の指す時間が巻上げ残 量時間です。
※このぜんまいの巻上げ残量時間はあくまで
も目安ですので、表示の時間と実際の残量
時間には差がありますので予めご了承下さい。
腕に付けている間は腕の動きにより、ぜんまいが常に巻上げられ、パワー リザーブ針の表示は全巻(40H)方向を表示しています。 尚、腕の動きによりぜんまいの巻上げ量は異なりますので、常に全巻き 方向を表示しているとは限りませんのでご了承下さい。腕から外し、ぜ んまいを巻上げなければ時間の経過とともにパワーリザーブ針の表示は ゼロ方向へと移動します。
また、本製品は手巻き機構が付いていますので、りゅうずを回してぜん まいを巻くことによりパワーリザーブ針は全巻(40H)方向に移動し ます。
パワーリザーブ針
日本語
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◆回転ベゼルの使い方
日本語
商品によっては、回転ベゼル付きのモデル がありますので、お買い求めの時計をご確 認の上、正しくご使用下さい。回転ベゼル を回して、▽マークを分針に合わせて下さ い。ある時間が経過した後に分針の示す回 転ベゼル上の数字を読むことにより、経過 時間を知ることができます。また、目的時 刻に合わせておくことにより、残り時間を 知ることもできます。 回転ベゼルは逆回転防止機構の付いた、ラ チェット装置が付いていますので、ショッ クによる不用意な回転を防止し、また目盛 りのセットがしやすくなっています。
20
回転ベゼル
回転ベゼル
上図は、10 時 10 分から20 分経
上図は、10 時 10 分から20 分経 過したことを示しています。
過したことを示しています。
◆お取り扱いにあたって
(1) 防水性能について
警告
日常生活用防水(3気圧)の時計は、洗顔等には使用できますが 、 水の
1
中に入れてしまうような環境での使用はできません。
日常生活用強化防水Ⅰ(5気圧)の時計は、水泳などには使用できますが、
2
スキンダイビングを含めて全ての潜水には使用できません。
日常生活用強化防水Ⅱ(10・20気圧)の時計は、スキンダイビング(素
3
潜り)には使用できますが、空気ボンベを使用するスキューバ潜水及び ヘリウムガスを使用する飽和潜水などには、使用できません。
タイプ タイプ
ケースの裏ぶたに
非防水
WATERRESISTANT 表示のない時計。
ケースの裏ぶたに
日常生活
WATERRESISTANT
用防水
表示のある時計。
日常
ケースの裏ぶたにWATER
生活用
RESISTANT 表示ととも
強化防水
に裏ぶた又は、文字板に
5BAR 表示のある時計。 ケースの裏ぶたにWATER
日常
RESISTANT 表示ととも
生活用
に裏ぶた又は、文字板に
強化防水
10BAR、15BAR 又 は
20BAR 表示のある時計。
※時計の文字板または裏ぶたにある防水性能表示をご確認の上、上記使用範
囲にそって正しくご使用下さい。
使用条件
●一時的に
●水泳・ヨット
●空気ボン
●スキュ かかる水 滴(洗顔・ 雨など)
などの水上ス ポーツ、漁業・ 農業などの水 仕事水道の蛇 口等強い水流
ベを使用 しないス キンダイ ビング
バーダイ ビング(空 気ボンベ 使用)
●




水中でのりゅ うず操作並び に水滴のつい たままでの りゅうず操作
日本語
21
日本語
警告
りゅうずは常に押し込んだ状態(通常位置)でご使用下さい。りゅうず
4
がねじロック式のものであれば、しっかり締め込まれているか確認して 下さい。
⑤ 水中あるいは水分のついたままりゅうず操作をしないで下さい。時計内
部に水分が入り防水不良となる場合があります。
⑥ 非防水時計については、一時的にかかる水滴(洗顔時の水はね・雨など)
や汗にはご注意下さい。万一、水や汗でぬれた場合には乾いた柔らかい 布で水分を拭き取って下さい。
⑦ 日常生活用防水時計でも、勢いのある水道の水を直接あてるなどのこと
は避けて下さい。防水性能を上回る水圧がかかり防水不良となる場合が あります。
⑧ 日常生活用強化防水時計の場合、海水に浸かった後は、ケースについた
海水をよく洗い流し、洗った後はよく拭き取りサビなどが出ないように して下さい。
⑨ 皮革バンドは材質の特性上、水にぬれると耐久性に影響がでる場合があ
り、脱色・接着はがれなどの不具合も起こすことがありますので、特に 水の中で使う場合には、あらかじめ他の材質のバンド(金属製またはゴ ム製)にお取り替えの上、ご使用下さい。
⑩ 時計内部には多少の湿気がありますので、外気が時計内部の温度より低
いときにはガラス面がくもる場合があります。くもりが一時的の場合に は内部に支障はありませんが、長時間消えない場合や時計内部に水分が 入っている場合には、そのまま放置せず、ご購入店、またはお客様相談 室にご相談下さい。
22
(2) ショックについて
ゴルフなどの軽スポーツによる影響はありませんが、激し
1
いスポーツの場合は取り外して下さい。 床面に落とすなどの激しいショックは与えないで下さい。
2
(3) 磁気について
家庭用電気製品程度の磁気には心配ありません。
1
注意
磁石、磁気健康器具(肩こり治療器・腕輪など)、電気マージャン台など
2
強い磁気を発生するものには、近づけないで下さい。
③ 時計にANTIMAG.ⅠまたはANTIMAG.Ⅱと表示してある時
計は磁気に耐えられる性質を強化してありますが、強い磁気を発生する 器具に密着またはより近づけることはお避け下さい。
●ANTIMAG.Ⅰ … 4,800A/m(60ガウス)
●ANTIMAG.Ⅱ …16,000A/m(200ガウス)まで耐 えられます。
④ 強い磁気を発生する所に長時間放置しますと部品が磁化して、故障の原
因となることがありますので、ご注意下さい。
⑤ 磁気の影響を受けると一時的な進み遅れが生じることがありますが、磁
気から遠ざけると元の精度で動きます。この場合は時刻を修正して下さ い。
日本語
23
⑥ 発生する磁気の強さは表を参考にして下さい。
日本語
製 品 名
紙止め用磁石(DC)
テレビ(AC・DC)
冷蔵庫の開閉部磁石(DC)
電話機のスピーカー部(DC)
電気カミソリ(AC)
音響製品のスピーカー部
(DC)
各種家具の開閉部磁石(DC)
磁気パート(DC)
磁気ネックレス(DC)
ハンドバッグの開閉部磁石
※判定の○は影響無し、×は影響有り、△は製品・機種によって異なります。 ※上表の数値は目安です。磁界の強さは磁気製品・電気製品の機種により強
弱が異なります。
※磁界の強さは距離の二乗に反比例しますので、密着状態と少し離れた状態
でその数値は大きく異なります。
(4) 振動について
強い振動を加えないで下さい。時計の進み遅れの原因に なります。
(注:場合によっては、点検調整修理が必要になります。)
磁界の強さ
( 単位:A/m)
密着状態
23,900 〜71,600
(300 〜900 ガウス )
500 〜1,200
(6 〜15 ガウス )
31,800 〜63,700
(400 〜800 ガウス )
2,400 〜3,600
(30 〜45 ガウス )
6,400 〜11,900
(80 〜150 ガウス )
600 〜20,000
(80 〜250 ガウス )
47,800 〜63,700
(600 〜800 ガウス )
47,800 〜119,400
(600〜 1,500ガウス)
63,700 〜95,500
(800〜 1,200ガウス)
28,700 〜63,700
(360 〜800 ガウス )
判   定
ANTIMAGⅠ ANTIMAG Ⅱ
    

   
磁界の強さ
( 単位:A/m)
5cm 離れた状態
200 〜1,200
(2.5 〜15 ガウス )
0 〜400
(0 〜5 ガウス )
400 〜3,200
(5 〜40 ガウス )
300 〜400
(4 〜5 ガウス )
400 〜800
(4 〜10 ガウス )
0 〜3,200
(0 〜40 ガウス )
800 〜1,200
(10 〜15 ガウス )
0
(0 ガウス)
40 〜80
(0.5 〜1 ガウス )
0 〜240
(0 〜3 ガウス )
判   定
ANTIMAGⅠ ANTIMAG Ⅱ
         
24
(5) 温度について
常温<5℃〜35℃>から外れた環境では、機能が低下したり停止する 場合があります。
(6) 化学薬品・ガスなどについて
ガス、水銀、化学薬品など(シンナー・ガソリン・各種溶剤、またはそ れらを含むクリーナ・接着剤・塗料・薬品・香水・化粧品類)が触れる とケース、バンド、文字板の変色や樹脂部品では、変色、変形、破損す る場合がありますので十分ご注意下さい。
(7) 商品及び付属部品について
注意
商品の分解・改造はしないで下さい。
警告
バンドやピン等は乳幼児の手の届かないところに保管して下さい。万一、 飲み込んだ場合には直ちに医師にご相談下さい。
(8) 高温下での使用
注意
サウナなどの高温下での装着は、火ぶくれ(火傷)になる可能性があり ますので、ご使用をお避け下さい。
日本語
25
◆かぶれやアレルギーについて
日本語
注意
体質により皮革・金属・軟質および硬質プラスチックなどにて皮膚がか ぶれたり、肌に異常が認められたときは 、 直ちにご使用を中止し 、 専門 医にご相談下さい。
◆ルミナスライトについて
商品によっては、針・文字板等にルミナスライトを使用しているものが あります 。 ルミナスライトは放射性物質を含まない安全な蓄光塗料(光を蓄えて発 光する塗料)です。太陽光や照明光等の光を塗料に蓄えて発光します。 なお、蓄えた光を発光させていますので、輝度(明るさ)は時間の経過 とともにだんだん弱まってきます。また、光を蓄える際、ガラスの形状・ 蓄光材の厚み・まわりの明るさ・時計との距離・光の吸収度合などの諸 条件により、発光の強さや時間には誤差を生じます。光の蓄え方が弱い 場合、発光が弱かったり発光時間が短いことがありますのでご注意くだ さい。
◆耐水処理バンドについて
商品によっては、汗や水に触れても吸収しにくい特殊な処理を施した皮 革・ナイロンバンドを使用しているものがあります。このバンドの耐水 性は使用期間・使用条件により、効果が劣化しますのでご了承下さい。
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◆長くご愛用いただくために
注意
(1)ケース・バンドのお手いれ
ケース・バンドなどに付着した汚れや水分は時計機能を損なったり 、 皮
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膚の弱い方のかぶれや衣類の袖口を汚す原因となる場合があります。末 永くご使用いただくために柔らかい布などで拭き常に清潔にしてお使い 下さい。特にバンドは肌着類と同様、直接肌に接していますので、定期
的に次の方法で汚れを取りご使用下さい。  [ケース]  汚れを柔らかい布などで拭き取って下さい。薬品などは変色の原因とな
りますので、使用しないで下さい。  [金属バンド]  石鹸水を付けた柔らかい歯ブラシで部分洗いをして下さい。このとき、
非防水時計は水がケースにかからないように注意して下さい。汚れたま
まにしておきますと腐食・サビの原因ともなります。  [皮革バンド]  乾いた柔らかい布で、水分・汚れを取り除いて下さい。こすると色落ち
することがありますので注意して下さい。  [軟質プラスチックバンド]  ウレタン・ナイロンなどのバンドは特に手入れの必要はありませんが、
汚れがひどくなりますと皮膚がかぶれたりする場合がありますので、
時々石鹸水または水で洗って下さい。薬品などは変質の原因となります
のでご使用にならないで下さい。また使用期間によっては、材質が硬く
なり、折れたり割れたりする場合がありますので、その際は新しいバン
ドと交換して下さい。
ケースおよびバンドに水銀(体温計など)・薬品などが付着すると変色す
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る場合がありますのでご注意下さい。
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日本語
バンドは指1本が入る程度の余裕を持たせ通気性をよくしてご使用下さ
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い。また、皮革バンドは高温多湿になる場所での保管は避けて下さい。
ケースとバンドとの接合部や金属バンドの駒の接合部に使用しているピ
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ンが錆びると、バンドが外れたり時計が脱落したり、稀に怪我をするこ とがありますのでご注意ください。
ケースやバンドが腐食等により鋭利になった場合やバンドのピンが飛び
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出してきた場合は、ご使用を中止し、ご購入店、またはお客様相談室に ご相談下さい。
(2)回転ベゼルのお手入れ  回転ベゼル付きの商品はベゼルの下に汚れなどがたまり、機能が損なわ
れる場合がありますので、柔らかい歯ブラシで汚れを落とし清潔にして おいて下さい。
(3)点検のおすすめ
2〜3年に1度の点検をおすすめします。保油状態、汗・水分侵入の有
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無などご購入店またはオリエント時計サービスセンターにお申し付け下 さい。点検の結果によっては調整・修理を必要とする場合があります。
定期点検をする際は、防水性能を保つために、パッキン等の交換をおす
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すめします。また、ばね棒も必要に応じて交換して下さい。
部品交換のときは「純正部品」とご指定下さい。
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◆保証とサービスについて
※保証書は必ずお読み下さい
1. 保証について  本製品が保証期間内に取扱説明書にそった正常なご使用状態で、万一故
障が生じた場合には、保証書に従い無償で修理・調整いたします。保証
書を添えてご購入店またはオリエント時計サービスセンターにお持ち下
さい。保証内容は保証書に記載されていますので必ずお読み下さい。
2. 補修用部品の保有期間について  この時計の補修用部品の保有年数は、生産終了後通常7年間を基準とし
ています。
※補修用部品とは、製品(時計)内部の時間機能のための機械体(ムー
ブメント)の部品です。
 ケース・ガラス・文字板・針・バンド・りゅうずなど製品の機能維持
と直接関係ない外装部品は含まれていません。これらの外装部品は、 外観の異なる代替部品を使用させていただく場合がありますので、予 めご了承下さい。
3. 修理可能期間について  原則として、正常なご使用であれば補修用部品の保有期間中の修理は可
能です。ただし、修理可能時期は、ご使用条件・環境で著しく異なり、
時計の状態によっては初期精度の復元が困難な場合がありますので、修
理ご依頼の際には、現品持参の上、ご購入店とよくご相談下さい。
4. ご転居・ご贈答品の場合について  ご転居・ご贈答品などで、ご購入店が遠隔地となり、保証サービスが受
けられない場合には、お客様相談室にご相談下さい。
5. 商品に関するお問い合わせについて  商品に関するお問い合わせは、お客様相談室へお問い合わせ下さい。
6. その他のお問い合わせについて  その他保証とサービスについてご不明の点がありましたら、お客様相談
室へお問い合わせ下さい。
日本語
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◆オリエント時計サービスセンター
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【修理のご依頼、お問い合わせ】
●東日本サービスセンター……〒 193-0831東京都八王子市並木町 9-15
●西日本修理センター ………〒 542-0081大阪府大阪市中央区南船場
※修理に関する受付・お問い合わせは、ご購入店、または上記で承っており
ます。
オリエント時計(株) TEL.(042)629-0269
2-3-6 長堀橋駅前ビル 8F オリエント時計(株) TEL.(06)6266-0888
◆オリエント時計お客様相談室
【商品、保証、サービスに関するお問い合わせ】
●お客様相談室………TEL.(03)3255-9330(平日 9:30 〜 17:30)
製造販売元 オリエント時計株式会社
〒 101-0021 東京都千代田区外神田 2-4-4(電波ビル) http://www.orient-watch.jp
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