安全にお使いいただくために
本製品を安全に使用していただくために、ご使用前に必ず本マニュアルをお読みください。
安全上の注意表示
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性があることを示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性があることを示しています。
一般的な注意
プリンター内部の安全スイッチ
に触れないでください。高電圧
が発生し感電のおそれがありま
す。また、ギアが回転するので
ケガのおそれがあります。
水などの液体が装置内部に入っ
た場合は、電源プラグをコンセ
ントから抜いてお買い求めの販
売店へ連絡してください。
火災のおそれがあります。
装置を落下させたり、カバーを
傷つけた場合は、電源プラグを
コンセントから抜いてお買い求
めの販売店へ連絡してください。
感電、火災、ケガのおそれがあ
ります。
通気口に物を差し込まないでく
ださい。
感電、火災、ケガのおそれがあ
ります。
プリンターの近くで強燃性スプ
レーを使用しないでください。
装置内部には高温になる部分が
あるので火災のおそれがありま
す。
クリップなどの異物を装置内部
に落とした場合は、電源プラグ
をコンセントから抜いて異物を
取り出してください。
感電、火災、ケガのおそれがあ
ります。
電源プラグは定期的にコンセン
トから抜いて、刃の根元、およ
び刃と刃の間を清掃してくださ
い。
電源プラグを長期間コンセント
にさしたままにしておくと、電
源プラグの刃の根元にほこりが
付着し、ショートして火災の原
因となるおそれがあります。
水の入ったコップなどを装置の
上に載せないでください。感電、
火災のおそれがあります。
カバーが異常に熱くなったり、
煙が出たり、変なにおいがした
り、異常な音がする場合は、電
源プラグをコンセントから抜い
てお買い求めの販売店へ連絡し
てください。
火災のおそれがあります。
ユーザーズマニュアルに指示し
ている以外の操作や分解は行わ
ないでください。
感電、火災、ケガのおそれがあ
ります。
こぼれたトナーを電気掃除機で
吸い取らないでください。こぼ
れたトナーを電気掃除機で吸い
取ると、電気接点の火花などに
より発火する可能性があります。
トナーを床などにこぼしてし
まった場合は、トナーを飛び散
らさないよう、ぬれた雑巾など
で静かに拭き取ってください。
装置のカバーを開けたときは、
定着器ユニットに触れないでく
ださい。やけどのおそれがあり
ます。
トナーカートリッジ、イメージ
ドラムを火の中に投じないでく
ださい。粉じん爆発によりやけ
どのおそれがあります。
電源投入時および印刷中は、用紙の排出部に近づかな
いでください。ケガをするおそれがあります。
電源コード、ケーブル、アース
線は、ユーザーズマニュアルで
指示されている以外の接続は行
わないでください。
火災のおそれがあります。
UPS(無停電電源)およびイン
バーターを使用した場合の動作
は保証していません。無停電電
源およびインバーターは使用し
ないでください。
火災のおそれがあります。
壊れた液晶ディスプレーには触らないでください。
液晶ディスプレーから漏れた液体(液晶)が目や口に
入った場合は、直ちに大量の水で洗浄してください。
必要に応じて医師の診断を受けてください。
- 2 -
マニュアルの構成
本製品には以下のマニュアルが付属しています。
ユーザーズマニュアル (セットアップと使い方編)…本書
プリンターをよく理解していただくために、基本的な操作を説明しています。プリンターの設置方法やネットワー
クの初期設定方法など、初期セットアップの説明、トラブル対処方法やメンテナンスの手引が記載されています。
ユーザーズマニュアル(活用編)
各機能の高度な操作について説明した活用編を DVD に格納しています。ユーティリティーとネットワークの応用
設定の情報も含まれています。
このマニュアルについて
本書のマーク
本書では、以下のマークを使用しています。
操作に関する重要な情報を示します。必ずお読みください。
操作に関する追加情報を示します。お読みになることをおすすめします。
参照ページを示します。詳しい情報や関連する情報を知りたいときにお読みください。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性があることを示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性があることを示しています。
本書の記号
本書では、以下の記号を使用しています。
記号 説明
[ ] 液晶パネルのメニュー名を示します。
コンピューターのメニュー、ウィンドウ、およびダイアログ名を示します。
「 」 液晶パネルのメッセージおよび入力テキストを示します。
コンピューター上でのファイル名を示します。
参照先のタイトルを示します。
< > ボタン / キー 操作パネルのボタンまたはコンピューターのキーボードのキーを示します。
> プリンターまたはコンピューターのメニュー階層を示します。
- 3 -
本書の表記
本書では、以下の表記をしている場合があります。
Pro8432WT → Pro8432
PostScript3 エミュレーション→ PSE、POSTSCRIPT3 エミュレーション、POSTSCRIPT3 EMULATION
Windows 10、 Windows 8.1、Windows 8、Windows Server 2016、Windows Server 2012、
Windows Server 2012 R2、Windows 7、Windows Server 2008、 Windows Server 2008 R2 の総称
→ Windows
※ 特に記載がない場合は、Windows 10、 Windows 8.1、Windows 8、Windows 7、Windows Server 2008
には 64bit 版も含みます。
本書では、特に記載のない限り、Windows の場合は Windows 7、Mac OS X の場合は Mac OS X 10.11、プ
リンターは Pro8432WT を例にしています。
お使いの OS やモデルやバージョンによって、本書の記載と異なることがあります。
- 4 -
諸注意
本書について
本書の内容の一部または全部を無断で転載することは固くお断りします。
1
本書の内容に関して、将来予告なしに変更することがあります。
2
本書の内容については万全を期して作成致しましたが、万一ご不審な点や誤り、記載もれなど、お気
3
付きの点がありましたらお買い求めの販売店にご連絡ください。
本書の内容に関して、運用上の影響につきましては 3 項にかかわらず責任を負いかねますのでご了承
4
ください。
マニュアルの版権について
すべての権利は、沖電気工業株式会社に属しています。無断で複製、転記、翻訳等を行なってはいけません。必ず、
沖電気工業株式会社の文書による承諾を得てください。
2017 Oki Electric Industry Co., Ltd.
©
商標について
OKI は沖電気工業株式会社の登録商標です。
Microsoft、Windows、Windows Server、Active Directory、Excel、Internet Explorer、および Outlook は、
米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Apple、Mac、Macintosh、Mac OS、AppleTalk、Bonjour、ColorSync、EtherTalk、LaserWriter、
Rosetta、Safari、および TrueType は、米国 Apple Inc., の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Adobe、Photoshop、PostScript および Reader は、米国およびその他の国々で登録された Adobe Systems
Incorporated の登録商標または商標です。
SD メモリーカードは、SD Association の登録商標または商標です。SD ロゴは SD-3C、LLC の商標です。
RSA は RSA Security Inc. の登録商標です。BSAFE は、RSA Security Inc. の米国およびその他の国における登
録商標です。
PaperPort は、Nuance Communications, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
その他記載されている製品名またはブランド名は、各社の登録商標または商標です。
プリンターに搭載のソフトウェアについて
プリンターは、RSA Security Inc. の RSA® BSAFE™ソフトウェアを搭載しています。
- 5 -
紙幣、有価証券などの印刷について
紙幣(外国紙幣を含む)、国債証券、地方債券、郵便切手、印紙などを複製・印刷すること、または本物と紛らわ
しいものを作ることは、使用する意図がなくても犯罪となり罰せられます。
以下のものを、本物と偽って使用する目的で複製・印刷することは、犯罪として罰せられます。
- 株券・手形・小切手などの有価証券
- 公務員又は役所が作成した証明書などの文書
- 契約書等、権利義務や事実証明に関する文書
- 役所または公務員の印影、署名、記号
- 私人の印影または署名
著作権法により保護されている著作物(書籍、雑誌、絵画、地図、写真など)を著作者に無断で複製することは、
個人または家庭内その他これに準ずる限られた範囲内で使用する場合を除き、違法となります。
関係法律
刑法、紙幣類似証券取締法、印紙等模造取締法、郵便切手等模造等取締法、
外国ニ於テ流通スル貨幣紙幣銀行券証券偽造変造及模造ニ関スル法律、著作権法
電波障害防止について
この装置は、クラス B 情報技術装置です。この装置は家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラ
ジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると受信障害を引き起こすことがあります。取扱説明書に従って正し
い取り扱いをしてください。 VCCI-B
高調波規制について
この装置は、「高調波電流規格 JIS C 61000-3-2 適合品」です。
本製品を日本国外へ持ち出す場合の注意
本製品(ソフトウェアを含む)は日本国内仕様のため、修理・保守サービスおよび技術サポートなどの対応は、日本
国外ではお受けできませんのでご了承ください。
また、日本国外ではその国の法律または規制により、本製品を使用できないことがあります。このような国では、本
製品を運用した結果罰せられることがありますが、当社といたしましては一切の責任を負いかねますのでご了承くだ
さい。
- 6 -
目次
安全にお使いいただくために .....................................................................................................2
マニュアルの構成.........................................................................................................................3
このマニュアルについて .............................................................................................................3
諸注意 ............................................................................................................................................5
1. セットアップする ............................................................................................... 10
製品の確認 .................................................................................................................................11
パッケージの内容の確認 ....................................................................................................................................11
操作パネル ...........................................................................................................................................................12
テンキーの使い方 ...............................................................................................................................................12
Fn キーの使い方 .................................................................................................................................................13
各部の名称 ...........................................................................................................................................................13
目次
設置場所の確認 .........................................................................................................................15
設置環境 ...............................................................................................................................................................15
設置スペース .......................................................................................................................................................15
プリンターの準備......................................................................................................................16
開梱する ...............................................................................................................................................................16
消耗品を取り付ける ...........................................................................................................................................16
用紙をセットする ...............................................................................................................................................18
電源の入れ方 / 切り方........................................................................................................................................20
オプションを取り付ける ....................................................................................................................................22
プリンター単体でテスト印刷をする ................................................................................................................27
コンピューターに接続する ......................................................................................................28
ネットワーク接続 ...............................................................................................................................................29
USB 接続 ............................................................................................................................................................34
オプションを追加した場合 ................................................................................................................................37
- 7 -
目次
2. 印刷の基本操作 ................................................................................................... 38
用紙について .............................................................................................................................38
トレイから印刷する ..................................................................................................................42
マルチパーパストレイから印刷する .......................................................................................43
カスタムサイズ(任意の用紙サイズ)で印刷する ...............................................................46
用紙の排出について ..................................................................................................................49
便利な印刷機能の紹介 ..............................................................................................................50
印刷をキャンセルする ..............................................................................................................51
パワーセーブモードに入るまでの時間を設定する ...............................................................52
スリープモードに入るまでの時間を設定する ....................................................................... 53
スリープモード時の制限事項 ............................................................................................................................54
自動で電源を切る(オートパワーオフ)ための設定をする ................................................55
オートパワーオフを設定する ............................................................................................................................55
移行時間を設定する ...........................................................................................................................................56
ブザー音を設定する ..................................................................................................................57
3. こまったときには ............................................................................................... 58
液晶パネルにメッセージが出ているとき
(点検ランプが点灯 / 点滅しているとき) ...............................................................................58
紙づまりになったとき / 用紙を取り除いてもメッセージが消えないとき .........................59
「・・・の交換時期が近づいています」、「・・・がなくなりました / 交換してください」
と表示しているとき ..................................................................................................................66
「・・・用紙をかえてください」、「・・・用紙サイズが違います」、
「用紙サイズエラーが発生しました」と表示しているとき .................................................. 69
その他のエラーメッセージ ......................................................................................................70
マルチパーパストレイから印刷ができないとき ...................................................................74
そのほかのトラブル ..................................................................................................................75
コンピューターから印刷できないとき ............................................................................................................75
プリンタードライバーのインストールがうまくいかないとき ......................................................................77
OS に関する制限事項 ........................................................................................................................................78
印刷が不鮮明なとき ...........................................................................................................................................79
用紙送りがおかしいとき ....................................................................................................................................82
プリンターのトラブル........................................................................................................................................83
- 8 -
4. メンテナンス ....................................................................................................... 85
消耗品を交換する......................................................................................................................85
トナーカートリッジを交換する ........................................................................................................................86
イメージドラムを交換する ................................................................................................................................90
ベルトユニットを交換する ................................................................................................................................94
定着器ユニットを交換する ................................................................................................................................97
給紙ローラーを交換する ....................................................................................................................................99
プリンターのお手入れ ...........................................................................................................104
プリンターの表面を清掃する .........................................................................................................................104
給紙ローラーを清掃する .................................................................................................................................104
LED ヘッドを清掃する ...................................................................................................................................106
プリンターを移動・輸送する ...............................................................................................108
本機を廃棄する ...................................................................................................................... 110
5. 付録 ................................................................................................................... 111
目次
操作パネルのメニュー項目一覧 ........................................................................................... 111
液晶パネルでプリンターの状態を確認する ..................................................................................................111
操作パネルのメニュー項目一覧 .....................................................................................................................112
消耗品・オプションについて ...............................................................................................116
仕様 ..........................................................................................................................................117
索引 ........................................................................................................................... 121
- 9 -
1. セットアップする
1
この章では、セットアップについて説明します。
1. セットアップする
■ セットアップの流れ
1. 製品の確認
添付物を確認する
操作パネルの名称、操作方法を確認する
製品の各部名称を確認する
オプション品を確認する
2. 設置場所の確認
設置環境を確認する
設置スペースを確認する
3. プリンターの準備
開梱する
緩衝材を取り除く
消耗品を取り付ける
用紙をセットする
電源を入れる / 切る
オプション品を取り付ける
プリンター単体からのテスト印刷をする
4. コンピューターに接続する
ネットワーク経由で接続する場合 USB 経由で接続する場合
Windows の場合 Mac の場合 Windows の場合 Mac の場合
Bonjour で接続する
操作パネルで IP アドレスを
設定する
ケーブルを接続する
コンピューターにプリンタードライバーをインストールする
コンピューター側でプリンターの追加を行う コンピューター側でプリンターの追加を行う
コンピューターからテスト印刷をする
- 10 -
製品の確認
ここでは、プリンターの概要を説明します。
パッケージの内容の確認
以下のものがすべてそろっていることを確認してくだ
さい。
ケガをするおそれがあります。
プリンターは、重量が約 37 kg ありますので、2 人以上
で持ち上げてください。
開梱方法については、「開梱する」(P.16)を参照してください。
プリンター
製品の確認
1
1. セットアップする
ソフトウェア DVD-ROM
電源コード
イメージドラム 4 本(シアン、イエロー、マゼンタ、
ホワイト)
イメージドラムは、出荷時にプリンター内に取り付けられて
います。
スタータートナーカートリッジ 4 本(シアン、イエ
ロー、マゼンタ、ホワイト)
イーサネットケーブルおよび USB ケーブルはプリンターに同梱
されていません。別途用意してください。
梱包箱や緩衝材はプリンターを輸送するときに必要です。捨てず
に保管しておいてください。
- 11 -
製品の確認
操作パネル
1
この節では、操作パネルの各部の名称とはたらき、および文字入力の方法について説明します。
1. セットアップする
12
8
1
5
2
9
11
13
7
6
4
5
3
10
番号 名称 機能
1 液晶パネル プリンターの状態や、操作の指示を表示します。
2 < オンライン > ボタン オンラインとオフラインを切り替えます。
3 < キャンセル > ボタン 現在の印刷を直ちに取り消します。
4 < 設定 > ボタン 反転表示された項目を確定します。
5 < スクロール > ボタン メニューを選択したり、画面の表示をスクロールするときに使用します。
6 < 戻る > ボタン 前の画面に戻ります。
7 < ヘルプ > ボタン ヘルプ画面を表示します。閉じるときは、<ヘルプ >ボタンを再度押すか、
<戻る >ボタンまたは<キャンセル >ボタンを押します。
8 < 節電 > ボタン パワーセーブモードに入る、または、解除します。
スリープモードを解除します。
パワーセーブモードのときは緑色に点灯し、スリープモードのときは緑色に
点滅します。
9 テンキー 数字を入力します。
英字や記号を入力します。
パスワード入力ができるのは、テンキーのみです。
10 <Fn > キー 機器設定メニューをショートカット表示するために使用します。
11 < クリア > キー キーを短く押す、または長押しすると、入力項目に応じて次の動作を実行し
ます。
設定値を最小にします。
設定値に 0 を入力します。
入力された内容を 1 文字分消します。
選択された項目を取り消します。
IP アドレス入力の時は無効になります。
12 オンラインランプ オンラインのときは緑色に点灯し、オフラインの時は消灯します。
13 点検ランプ 装置にエラーが起こったときにオレンジ色に点灯または点滅します。
テンキーの使い方
数値やアルファベットを入力するときに使います。
各キーを押下した時の入力可能な文字と入力文字の切
り替えは以下のとおりです。
<1 > 1
<2 > 2→a→b→c→A→B→C→2
<3 > 3→d→e→f→D→E→F→3
<4 > 4→g→h→i→G→H→I→4
<5 > 5→j→k→l→J→K→L→5
<6 > 6→m→n→o→M→N→O→6
<7 > 7→p→q→r→s→P→Q→R→S→7
<8 > 8→t→u→v→T→U→V→8
<9 > 9→w→x→y→z→W→X→Y→Z→9
<0 > 0
以下の 2 つのキーの機能は次のとおりです。
<Fn > キー
機器設定メニューをショートカット表示するために使
用します。(待機画面を表示している時に有効です。)
< クリア > キー
パスワード入力の時、1 文字分を消します。
「abc」と入力するには、
<2 >→<2>→<設定 > ボタン→ <2>→<2>→<2>→
< 設定 > ボタン→ <2 >→<2>→<2>→<2>→<設定 >
ボタンと押します。
- 12 -
製品の確認
Fn キーの使い方
待機画面表示部に「印刷できます」と表示しているとき、
<Fn > キー
該当するメニュー項目を表示します。
<Fn > キーを押します。
1
機能番号画面になるので、表示したいメニュー
2
の番号をテンキーで入力し、< 設定 > ボタン
を押します。
を押したあと、続けて任意の番号を押すと、
ᯏ⢻⇟ภ
䎖ᩴ䭍䬶䬽ᢙ୯䭡ജ
機能番号 機能番号メニュー項目
101 プリンタ情報印刷(ネットワーク)
103 プリンタ情報印刷(エラーログ)
200 パワーセーブ移行時間
201 スリープ移行時間
202 オートパワーオフ移行時間
210 エラーレポート
220 印刷位置補正(マルチパーパストレイ)
221 印刷位置補正(トレイ 1)
231 普通紙カラー設定
233 特殊用紙 2 カラー設定
234 SMR 設定
235 BG 設定
236 ドラムクリーニング
237 ヘキサダンプ
300 濃度補正
301 色ずれ補正
302 調整パターン印刷
310 シアン調整
311 マゼンタ調整
312 イエロー調整
313 ホワイト調整
1
1. セットアップする
メニューが表示されるので、設定値を確認し
3
たり、変更したりします。
↪⚕䭼䭫䮁䎃䎃䎃䎃䎃䎔䎒䎔䎔
䎤䎖
䎤䎗
䎍
䎃䎤䎗
䎤䎘
機能番号が割り当てられていないメニュー項目は、「操
作パネルのメニュー項目一覧」(P.111)に掲載されて
います。
機能番号一覧
機能番号 機能番号メニュー項目
1 共有印刷
2 プライベート印刷
10 用紙サイズ(トレイ 1)
11 用紙幅(トレイ 1)
12 用紙長(トレイ 1)
13 用紙種類(トレイ 1)
14 用紙厚(トレイ 1)
80 給紙トレイ
90 用紙サイズ(マルチパーパストレイ)
91 用紙幅(マルチパーパストレイ)
92 用紙長(マルチパーパストレイ)
93 用紙種類(マルチパーパストレイ)
94 用紙厚(マルチパーパストレイ)
95 トレイの使い方(マルチパーパストレイ)
100 プリンタ情報印刷(設定内容)
各部の名称
5
3
4
6
7
番号 名称
1 フロントカバー
2 フロントカバーオープンレバー
3 操作パネル
4 電源スイッチ
5 本体排紙トレイ
6 マルチパーパストレイ
7 トレイ 1
8 通気口
2
8
8
1
- 13 -
製品の確認
1
1. セットアップする
13
12
11
10
番号 名称
9 オープンボタン
10 トナーカートリッジ、イメージドラム
(C:シアン(青色))
11 トナーカートリッジ、イメージドラム
(Y:イエロー(黄色))
12 トナーカートリッジ、イメージドラム
(M:マゼンタ(赤色))
13 トナーカートリッジ、イメージドラム
(W:ホワイト(白色))
14 定着器ユニット
15 LED ヘッド(4 個)
14
9
18
15
19
21
20
番号 名称
18 後方排紙トレイ
19 電源コネクター
20 インターフェース部
21 アクセスカバー
インターフェース部
22
23
24
16
番号 名称
16 マルチパーパストレイ
17 用紙セットカバー
番号 名称
22 アクセサリーコネクター
23 USB インターフェースコネクター
24 ネットワークインターフェースコネクター
17
- 14 -
設置場所の確認
設置場所の確認
1
設置環境
プリンターは、以下の環境に設置してください。
周囲温度: 10℃~ 32℃
周囲湿度: 20% ~ 80% RH(相対湿度)
最大湿球温度: 25℃
推奨環境: 温度 17℃~ 27℃、
湿度 50%~ 70% RH
結露しないように注意してください。故障の原因になります。
周囲湿度が 30% RH 以下の場所に設置する場合は、加湿器また
は静電気防止マットを使用してください。
高温になる場所や火気の近くには設置しないでください。
化学反応を起こすような場所(実験室など)には設置し
ないでください。
アルコール、シンナーなどの引火性溶液の近くには設置
しないでください。
小さな子供の手の届く所には設置しないでください。
不安定な場所(ぐらついた台や傾いた所など)には設置
しないでください。
湿気やほこりの多い場所、直射日光の当たる場所には設
置しないでください。
潮風、腐食性ガスの環境には設置しないでください。
振動が多い場所には設置しないでください。
プリンターの通気口をふさぐような場所には設置しない
でください。
設置スペース
プリンターの足が乗る大きさの平らな机の上に設置し
てください。
以下の図に示すとおり、プリンターの周りに十分なス
ペースを取ってください。
平面図
20 cm
100 cm 60 cm
20 cm
側面図
70 cm
1. セットアップする
毛足の長いジュータンやカーペットの上には直接設置し
ないでください。
密室などの通気性、換気性の悪い場所には設置しないで
ください。
狭い部屋で長時間連続してご使用になるときは、換気に
ご注意ください。
強い磁界やノイズの発生源から離して設置してください。
モニターやテレビから離して設置してください。
- 15 -
プリンターの準備
プリンターの準備
1
この節では、プリンターの開梱方法と、電源の入れ方および切り方について説明します。
1. セットアップする
開梱する
ケガをするおそれがあります。
プリンターは、重量が約 37 kg ありますので、2 人以上
で持ち上げてください。
必ず、本装置に添付されている消耗品を先にご使用ください。添
付品以外の消耗品を先に取り付けると、寿命が正しく表示されな
くなったり、後から添付品が使えなくなることがあります。
イメージドラム(緑の筒の部分)は、非常に傷つきやすいため、
取り扱いには十分注意してください。
イメージドラムは、直射日光や、約 1500 ルクスを超える強い室
内光に当てないでください。通常の室内の照明の下でも、5 分を
超えて放置しないでください。
梱包箱や緩衝材はプリンターを輸送するときに必要です。捨てず
に保管しておいてください。
梱包箱を取り外し、プリンターから緩衝材と
1
ビニール袋を全て取り外します。
プリンター背面の保護テープ(1)2 枚を取り
2
除きます。
消耗品を取り付ける
プリンターの右側面のくぼみに指を入れてフ
1
ロントカバーオープンレバー (1) を引き、フ
ロントカバー (2) を手前に開きます。
フロントカバーは静かに開けてください。勢いよく開けると
マルチパーパストレイが開いてしまうことがあります。
2
オープンボタン(3)を押し、本体排紙トレイ
2
(4)を開けます。
1
1
3
4
イメージドラム(4 本)をプリンターから取
3
り出します。
- 16 -
プリンターの準備
4 本の各イメージドラムから、保護シートと
4
トナーカバーを取り外します。
x4 (C / Y / M / W)
トナーカートリッジとイメージドラムの色が
5
同じであることを確認し、トナーカートリッ
ジをイメージドラムに取り付けます。
1
1. セットアップする
- 17 -
プリンターの準備
6
1
イメージドラム(4 本)をプリンター本体に
戻します。
用紙をセットする
1. セットアップする
本体排紙トレイ (4) を閉じ、両端を上からしっ
7
かり押します。
使用できる用紙は、「用紙について」(P.38)をご覧ください。
用紙カセット(1)を引き出します。
1
1
用紙サイズダイヤル(2)を、セットする用紙
4
2
サイズに合わせます。
A4 サイズの用紙を横にセットする場合は、ダイヤルを
[A4
]に合わせます。
2
フロントカバー(2)を閉じます。
8
本体排紙トレイをしっかり閉じないと、フロントカバーを完
全に閉じられません。
フロントカバーオープン / 本体排紙トレイオープンのエラー
メッセージが消えない場合は、フロントカバー、本体排紙ト
レイが確実に閉じているか確認してください。
2
A4
A4
A5
A5
- 18 -
プリンターの準備
用紙ガイド(3)と用紙ストッパー(4)をセッ
3
トする用紙のサイズに合わせてスライドさせ
ます。
4
3
A6 サイズの用紙をセットする場合は、用紙ストッパー(4)
を手前まで移動し、一旦外し、金属部分にセットします。
4
印刷面を下にして用紙をセットし、上から押
5
さえます。
用紙ガイドの「▽」マーク(5)を越えて用紙をセットしな
いでください。
5
用紙ガイドで用紙を固定します。
6
セットした用紙のサイズと用紙サイズダイヤ
7
ルが合っているか確認します。
用紙カセットをプリンターに戻します。
8
1
1. セットアップする
用紙をよくさばきます。用紙の端を水平にまっ
4
すぐにそろえます。
ダイヤルにないサイズをセットした場合は、ダイヤルを
「その他」に設定し、操作パネルで用紙サイズをセットします。
- 19 -
プリンターの準備
電源の入れ方 / 切り方
1
1. セットアップする
電源の条件
電源は、次の条件を満たしている必要があります。
交流(AC): 100 V ± 10%
電源周波数: 50/60 Hz ± 2%
電源が不安定な場合は、電圧調整器を使用してください。
プリンターの最大消費電力は 1400 W です。電源容量に十分余
裕があることを確認してください。
無停電電源(UPS)やインバーターを使用した場合の動作は保証
していません。無停電電源やインバーターは使用しないでくださ
い。
火災や感電のおそれがあります。
電源コード、アース線の取り付け、取り外しは、必ず電
源を切ってから行ってください。
アース線は必ず専用のアース端子に接続してください。
アースが取れない場合はお買い求めの販売店にご相談く
ださい。
アース線は、水道管、ガス管、電話線のアース、避雷針
などには絶対に接続しないでください。
アース線の接続は、必ず、電源コードをコンセントにつ
なぐ前に行ってください。また、アース線を外す場合は、
必ず電源コードをコンセントから抜いてから行ってくだ
さい。
電源コードの抜き差しは必ず電源プラグを持って行って
ください。
電源コードは確実にコンセントの奥まで差し込んでくだ
さい。
濡れた手で電源コードを抜き差ししないでください。
電源コードは踏まれない場所に設置し、電源コードの上
には物を置かないでください。
電源コードをたばねたり、結んだりして使用しないでく
ださい。
破損した電源コードを使用しないでください。
たこ足配線はしないでください。
プリンターとほかの電気製品を同じコンセントに接続し
ないでください。特に、空調機、複写機、シュレッダな
どと同時に接続すると、電気的ノイズによってプリンター
が誤動作することがあります。やむを得ず同じコンセン
トに接続するときは、市販のノイズフィルタかノイズカッ
トトランスを使用してください。
プリンターに付属の電源コードを使用し、直接コンセン
トに差し込んでください。ほかの製品用の電源コードを
プリンターに使用しないでください。
延長コードは使用しないでください。やむを得ず使用す
る場合は、定格 15A 以上のものを使用してください。
延長コードを使用すると、AC 電圧降下により、プリン
ターが正常に動作しない場合があります。
印刷中に電源を切ったり電源コードを抜かないでくださ
い。
連休や旅行で長期間使用しない場合は、電源コードを抜
いてください。
プリンターに付属の電源コードを他の製品に使用しない
でください。
電源の入れ方
電源コード(1)をプリンターの電源コネク
1
ターに差し込みます。
1
アース線(2)をコンセントのアース端子(3)
2
に接続します。
3
2
電源コード(1)をコンセントに差し込みます。
3
1
電源スイッチ(4)を約 1 秒間押して電源を
4
入れます。
4
電源が入ると電源スイッチの LED ランプが点灯します。
印刷できる状態になると、液晶パネルに「印刷できます」
と表示します。
- 20 -
プリンターの準備
電源の切り方
電源スイッチ(1)を約 1 秒間押します。
1
操作パネルに、「シャットダウン中です しばらくお待
ちください。電源は自動的に切れます」 と表示され、
電源スイッチの LED ランプが約 1 秒周期で点滅します。
しばらくすると、プリンターの電源は自動的に切れ、電
源スイッチの LED ランプが消灯します。
電源が切れるまでに、5 分程度の時間がかかる場合がありま
すが、そのままお待ちください。
電源スイッチを 5 秒以上押し続けると、強制的に電源が切
れます。トラブルが発生した時のみご使用ください。
プリンターのトラブルについては「プリンターのトラブル」
(P.83)をご覧ください。
1
パワーセーブモード・スリープモード
2 段階の節電モードにより、プリンターの消費電力を
節約することができます。
■ パワーセーブモード
一定時間プリンターを使用しないと、自動的に省電力
モードに入り、消費電力を節約します。
または、操作パネルの < 節電 > ボタンを押して、手動
でパワーセーブモードに入ることができます。
パワーセーブモードのときは、< 節電 > ボタンが緑色
に点灯します。
工場出荷時の設定では、パワーセーブモードに入るまでの時間は
1 分です。パワーセーブモードに入るまでの時間を変更する方法
は「パワーセーブモードに入るまでの時間を設定する」(P.52)
をご覧ください。
1
1. セットアップする
■ 長期間使用しないとき
連休や旅行等でプリンターを長期間使用しない場合や、
修理・点検等で部品を交換したり取り付けたりする場
合は、コンセントから電源コード(1)を抜いてください。
1
2
アース線(2)を外す場合は、必ず電源コードをコンセントから
抜いてから行ってください。
プリンターは長時間(4 週間以上)電源コードを抜いておいても、
機能障害を生じません。
■ スリープモード
プリンターは、設定された時間が経過すると、パワー
セーブモードからスリープモードに移行します。スリー
プモードでは、プリンターの状態は電源が切れている
ときとほぼ同じです。
スリープモードのときは、< 節電 > ボタンが点滅しま
す。
エラーが発生している場合、プリンターはスリープモードに入り
ません。
工場出荷時の設定では、スリープモードに入るまでの時間は 15
分です。スリープモードに入るまでの時間を変更する方法は「ス
リープモードに入るまでの時間を設定する」(P.53)をご覧く
ださい。
スリープモードについてのより詳しい情報は、「ユーザーズマニュ
アル 活用編」を参照してください。
■ 節電モードからの復帰方法
パワーセーブモードまたはスリープモードから復帰す
るには、操作パネルの < 節電 > ボタンを押します。
プリンターは、コンピューターやそのほかの装置から印刷データ
を受信すると、自動的に復帰します。
- 21 -
プリンターの準備
オートパワーオフ機能
1
プリンターは、印刷が終了してから、一定時間が経過
すると自動的に電源が切れます。
1. セットアップする
工場出荷時の設定では、自動的に電源が切れるまでの時間は 4 時
間です。
電源が切れるまでの時間を変更するには、「自動で電源を切る(オー
トパワーオフ)ための設定をする」(P.55)をご覧ください。
工場出荷時の設定では、ネットワーク接続時は、オートパワーオ
フ機能は動作しません。ネットワーク接続時もオートパワーオフ
機能を有効にするには、「自動で電源を切る(オートパワーオフ)
ための設定をする」(P.55)をご覧ください。
オプションを取り付ける
この節では、オプションの取り付け方について説明し
ます。以下のオプションが利用できます。
増設メモリー(512MB)
16GB SD メモリーカードキット
必ず電源を切り、電源コードとイーサネットケーブル /USB ケー
ブルを抜いてから、オプションを取り付けてください。電源を入
れた状態でオプションを取り付けると、プリンターとオプション
が故障する場合があります。
オプションを取り付けたあとは、プリンタードライバーでオプショ
ンの設定を行います。「オプションを追加した場合」(P.37)を
ご覧ください。
増設メモリーを取り付ける
メモリー不足エラーや部単位印刷エラーが発生する場
合など、プリンターのメモリー容量を増やしたいとき
は、増設メモリーを取り付けます。512MB のメモリー
が使用できます。
型名:
MEM512D(512MB)
あらかじめ取り付けられている 256MBのメモリーを取り外し
て、増設メモリーを取り付けます。
必ず OKI 純正品を使用してください。OKI 純正品以外を使用した
場合、動作の保証はできません。
静電気によって部品に損傷が生じるおそれがあります。作業の前
に必ず、接地されている金属に手を触れるなどして、身体に帯電
している静電気を取り除いてください。
プリンターの電源を切り、電源コードとイー
1
サネットケーブル /USB ケーブルを取り外し
ます。
「電源の切り方」(P.21)
- 22 -
プリンターの準備
プリンター右側のアクセスカバー(1)を開き
2
ます。
1
金属プレート(2)を上にずらし、外します。
3
SD メモリーカードソケットが取り付けられている場合は、
SD メモリーカードを取り外してください。
金属プレート (2) の凹みに指を入れ、上
(1)
にずらします。
矢印箇所の LED(3)が消灯していることを
4
確認します。
消灯していない場合は、消灯するまで待ちま
す。
3
スロットに取り付けられているメモリーを取
5
り外します。
1
1. セットアップする
2
金属プレート (2) の下部をつまみ、手前
(2)
に引き抜きます。
2
増設メモリー(4)をスロットに差し込み、プ
6
リンター側に押し固定します。
メモリーの向きにご注意ください。メモリーの端子部には切
り欠き部分があり、スロットのコネクターと一致するように
なっています。
4
金属プレート(2)を取り付けます。
7
最初に、金属プレート (2) の上部をプリ
(1)
ンター本体に差し込み、金属プレートを
取り付けます。
2
- 23 -
➊
➋
プリンターの準備
金属プレート (2) の下部を押さえながら、
(2)
1
金属プレートを下にずらし、固定します。
1. セットアップする
SD メモリーカードソケットが装着されていた場合は、金属
プレートを取り付ける前に、SD メモリーカードソケットを
取り付けてください。
アクセスカバー(1)を閉じます。
8
➋
➊
スクロールボタン を数回押して[システム
12
情報]を選択し、< 設定 > ボタンを押します。
儻兎兗儣ሗ 䢢䢢䢢䢢䢴䢱䢴
2
スクロールボタン を数回押して[RAM 情
13
儛儝優兄ሗ
報]を選択し、< 設定 > ボタンを押します。
儛 儝優兄ሗ 䢢䢢䢢䢴䢱䢵
䣒䣗䢢儴兠儜克兗
儵 儱兏䢢儴兠儜克 兗
䣔䣃䣏 ሗ
儹免儧儛光充兆兎兠 ሗ
[RAM 情報 ]の値が増えていることを確認し
14
ます。
䣔䣃䣏ሗ傍傍傍䢳䢱䢳
䢹䢸䢺䣏䣄
1
電源コードとイーサネットケーブル /USB
9
ケーブルをプリンターに差し込み、電源を入
れます。
操作パネルのスクロールボタン を押します。
10
[プリンター情報 ]が選択されていることを確
11
認し、< 設定 > ボタンを押します。
ᶵ⬟タᐃ 䢢䢢䢢䢢䢢䢳䢱䢴
䣗䣕 䣄
充 兆兎兠傱僯༳ ๅ
儻兎兗儣兠 ሗ
儻兎兗儣兠ሗ༳ๅ
充儯光兠
- 256 MB 増設メモリーの場合は[512 MB]、
512 MB 増設メモリーの場合は[768 MB]
となります。
[RAM 情報 ]の値が増えていない場合、プリンターの電源
を切り、電源コードとイーサネットケーブル /USB ケーブ
ルを取り外し、増設メモリーを取り付けなおします。
< オンライン > ボタンを押します。
15
- 24 -
16 GB SD メモリーカードキットを
取り付ける
カラープロファイルを使用したいときや、部単位印刷
時にサイズエラーとなる印刷データを部単位指定のま
ま印刷したい場合は、SD メモリーカードキットを取り
付けます。
SD メモリーカードにも蓄積し切れない印刷データの場合は、SD
メモリーカードキットを取り付けてもサイズエラーは回避できま
せん。部数指定で印刷してください。
SD メモリーカード
プリンターの準備
金属プレート(2)を上にずらし、外します。
3
金属プレート (2) の凹みに指を入れ、上
(1)
にずらします。
2
金属プレート (2) の下部をつまみ、手前
(2)
に引き抜きます。
2
1
1. セットアップする
SD メモリーソケット
型名:SDC-B1
SD メモリーカードには、SD メモリーソケットが付属しています。
必ず OKI 純正品を使用してください。OKI 純正品以外を使用した
場合、動作の保証はできません。
静電気によって部品に損傷が生じるおそれがあります。作業の前
に必ず、接地されている金属に手を触れるなどして、身体に帯電
している静電気を取り除いてください。
SD メモリーカードの誤消去防止用プロテクトスイッチが禁止状
態では使用できません。必ず許可状態で使用してください。
プリンターの電源を切り、電源コードとイー
1
サネットケーブル /USB ケーブルを取り外し
ます。
「電源の切り方」(P.21)
アクセスカバー(1)を開きます。
2
矢印箇所の LED(3)が消灯していることを
4
確認します。
消灯していない場合は、消灯するまで待ちま
す。
3
1
- 25 -
プリンターの準備
SD メモリーカード(4)を、SD メモリーソケッ
5
1
1. セットアップする
ト(5)に取り付けます。
SD メモリーソケットを、SD メモリーソケッ
6
トのネジ(6)と爪(7)でプリンターに固定し、
コネクター(8)を取り付けます。
金属プレート (2) の下部を押さえながら、
(2)
金属プレートを下にずらし、固定します。
4
2
➋
➊
5
アクセスカバー(1)を閉じます。
8
8
6
金属プレート(2)を取り付けます。
7
最初に、金属プレート (2) の上部をプリ
(1)
ンター本体に差し込み、金属プレートを
取り付けます。
➊
2
➋
1
電源コードとイーサネットケーブル /USB
9
ケーブルをプリンターに差し込み、電源を入
れます。
7
操作パネルのスクロールボタン を押します。
10
[プリンター情報 ]が選択されていることを確
11
認し、< 設定 > ボタンを押します。
ᶵ⬟タᐃ 䢢䢢䢢䢢䢢䢳䢱䢴
䣗䣕 䣄
充 兆兎兠傱僯༳ ๅ
儻兎兗儣兠 ሗ
儻兎兗儣兠ሗ༳ๅ
充儯光兠
- 26 -
スクロールボタン を数回押して[システム
12
情報]を選択し、< 設定 > ボタンを押します。
儻兎兗儣ሗ 䢢䢢䢢䢢䢴䢱䢴
儛儝優兄ሗ
スクロールボタン を数回押して[SD カー
13
ド情報]を選択し、< 設定 > ボタンを押します。
儛 儝優兄ሗ 䢢䢢䢢䢵䢱䢵
䣕䣆儏兠儭ሗ
᪥僎้
[SD カード情報 ]の値が[16 GB ]になっ
14
ていることを確認します。
䎶䎧䭲䯃䮐ᖱႎ䫹䫹䫹䎔䎒䎔
䎔䎙䎪䎥䎾䎩䎘䎕䏀
プリンターの準備
プリンター単体でテスト印刷をする
実際にプリンター単体で印刷できるか確認します。プ
リンターの設定や状態の確認ができる設定内容(メ
ニューマップ)を印刷して確認します。
節電モードに入っている場合は、< 節電 >ボタンを押し、節電モー
ドから復旧します。
操作パネルの <Fn > キーを押します。
1
1
1. セットアップする
[SD カード情報 ]には、[15 GB ]と表示されることがあ
りますが、エラーではありません。
[SD カード情報 ]の値が増えていない場合、プリンターの
電源を切り、電源コードとイーサネットケーブル /USB ケー
ブルを取り外し、SD メモリーカードを取り付けなおします。
< オンライン > ボタンを押します。
15
テンキーから <1>、<0>、<0> と入力し、
2
< 設定 > ボタンを押します。
ᯏ⢻⇟ภ
䎖ᩴ䭍䬶䬽ᢙ୯䭡ജ
[印刷実行 ]が選択されているので、< 設定 >
3
ボタンを押します。
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ශታⴕ
プリンターの設定内容が印刷されたら、追加
4
したオプションが正しく表示されていること
を確認してください。
増設されたことを確認できれば、プリンター
単体でのセットアップは完了です。
- 27 -
各機能のレポートやジョブリストを印刷することもできます。
詳しくは、「ユーザーズマニュアル 活用編」をご覧ください。
コンピューターに接続する
コンピューターに接続する
1
この節では、プリンターをコンピューターに接続し、添付のソフトウェア DVD-ROM からプリンタードライバーを
インストールする方法について説明します。DVD ドライブが付属されているコンピューターを用意してください。
1. セットアップする
■ 接続方法
プリンターは、次のいずれかの方法でコンピューターと接続できます。
「ネットワーク接続」(P.29)
「USB 接続」(P.34)
■ 動作環境
プリンターは次のオペレーティングシステム(OS)に対応しています。
Windows 10/Windows 10(64bit 版) 日本語版
Windows 8.1/Windows 8.1(64bit 版) 日本語版
Windows 8/Windows 8(64bit 版) 日本語版
Windows 7/Windows 7(64bit 版) 日本語版
Windows Server 2016 日本語版
Windows Server 2012 R2 日本語版
Windows Server 2012 日本語版
Windows Server 2008 R2 日本語版
Windows Server 2008/Windows Server 2008(x64 版) 日本語版
Mac OS X 10.8.5 ~ Sierra
ドライバーや OS のバージョンによって、本書の記載と異なる場合があります。
- 28 -
コンピューターに接続する
ネットワーク接続
ネットワークを介してプリンターをコンピューターに
接続します。
イーサネットケーブルの接続
プリンタードライバーをインストールする前に、プリ
ンターをイーサネットケーブルでネットワークに接続
してください。
イーサネットケーブル(1)とハブ(2)を用
1
意します。
イーサネットケーブル(カテゴリ 5 以上、ツイストペア、
ストレート)とハブを別途用意してください。
1
2
プリンターとコンピューターの電源を切りま
2
す。
プリンタードライバーのインストール
(Windows の場合)
Windows コンピューターとのネットワーク接続を完
了するには、最初にプリンターの IP アドレスを設定し、
次にプリンタードライバーをコンピューターにインス
トールします。
ネットワーク上に DHCP サーバ-や BOOTP サーバ
-がない場合、手動でコンピューターやプリンターに
IP アドレスを設定する必要があります。
また、社内ネットワーク管理者や、プロバイダやルー
ターメーカーより決められた固有の IP アドレスを設定
するように指示された場合も、手動でコンピューター
やプリンターに IP アドレスを設定する必要がありま
す。
次の手順を行う前に、コンピューターのネットワーク設定を完了
させてください。
コンピューターの管理者の権限が必要です。
IP アドレスを手動で設定する場合、ネットワーク管理者またはイ
ンターネットサービスプロバイダに、使用する IP アドレスを問い
合わせてください。IP アドレスを誤って設定すると、ネットワー
クが停止したりインターネットアクセスが不能になることがあり
ます。
1
1. セットアップする
「電源の切り方」(P.21)
イーサネットケーブルの一端を、プリンター
3
のネットワークインターフェースコネクター
(3)に差し込みます。
イーサネットケーブルの他端をハブ(2)に差
4
し込みます。
2
3
プリンターと 1 台のコンピューターで小さなネットワークを構
成する場合は、以下に示すとおりに IP アドレスを設定します
(RFC1918 に準拠)。
コンピューター
IP アドレス: 192.168.0.1 ~ 254
サブネットマスク: 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ: 不使用
DNS サーバ- 不使用
プリンター
IP アドレス設定: 手動
IP アドレス:
サブネットマスク: 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ: 0.0.0.0
ネットワークの規模: 小規模
[ネットワークの規模 ]を設定するには、スクロールボタン
[管理者用メニュー ]>[ネットワーク設定 ]>[ネットワークの
規模 ]>[小規模 ]を選択します。
192.168.0.1 ~ 254(コン
ピューターとは異なる値を選択
します)
- 29 -
コンピューターに接続する
まず、プリンターの IP アドレスを設定します。
1
1. セットアップする
プリンターの電源を入れます。
1
操作パネルのスクロールボタン を押します。
2
スクロールボタン を数回押して[管理者用
3
メニュー ]を選択し、< 設定 > ボタンを押し
ます。
テンキーを使い、管理者パスワードを入力し
4
ます。
工場出荷時のパスワードは「999999」です。1 文字
入力するごとに < 設定 > ボタンを押します。
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スクロールボタン を数回押して[IP アドレ
7
ス設定]を選択し、< 設定 > ボタンを押します。
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IP アドレスを手動で設定する場合は、スクロー
8
ルボタン
を押して[手動 ]を選択し、
< 設定 > ボタンを押します。
手順 9 に進みます。
☞
䎬䎳䭩䮐䮳䮀⸳ቯ䎃䎃䎃 䎔䎒䎔
⥄േ
䎍䎃
䎃
ᚻേ
IP アドレスを自動で取得する場合は、[自動 ]
が選択されていることを確認し、< 設定 >ボ
タンを押します。
手順 15 に進みます。
☞
䎬䎳䭩䮐䮳䮀⸳ቯ䎃䎃䎃 䎔䎒䎔
䎍䎃
䎃
⥄േ
ᚻേ
< 設定 > ボタンを押します。
5
[ネットワーク設定 ]が選択されていることを
6
確認し、< 設定 > ボタンを押します。
▤ℂ⠪↪䮨䮒䮬䯃䎃 䎔䎒䎗
䮔䮊䮏䮶䯃䭶⸳ቯ
ශ⸳ቯ
䎳䎶⸳ቯ
䎳䎦䎯⸳ ቯ
< 戻る > ボタンを押して[ネットワーク設定 ]
9
を表示したらスクロールボタン を数回押し
て[IPv4 アドレス ]を選択し、< 設定 >ボ
タンを押します。
䮔䮊䮏䮶䯃䭶⸳ቯ䫹䎕䎒䎘
䎨䏗䏋䏈䏕 䎃 䎷䏄䏏䏎
䎬䎳 䭩䮐䮳䮀 ⸳ቯ
䎬䎳䏙䎗䎃 䭩䮐䮳䮀
䭼䮝䮔䮊䮏䮥䮀䭶
スクロールボタン 、 またはテンキーを使っ
10
て IP アドレスの最初の 3 桁を入力し、
< 設定 > ボタンを押します。同様に次の 3 桁
を入力します。全ての入力が完了したら、
< 戻る > ボタンを押します。
次のボックスに移動するには、< 設定 > ボタンを押しま
す。
䎬䎳䏙䎗䎃䭩䮐䮳䮀
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- 30 -