Nikon D6 Technical Guide (useful functions) [ja]

Professional
テクニカルガイド
便利な機能編
Revision 1.0
目次
複数台のカメラの日時を同期させたい
カメラの日時を同期する方法について
カメラ内蔵の位置情報機能を使用する
有線
または
LAN
Nikon Transfer 2
撮影画像に位置情報を記録したい
位置情報のログを記録したい
ログを記録する
ログを
ViewNX-i
他のカメラで撮影した画像に 位置情報を付加する
画像に
高画質の画像と、転送に適したファイルサイズの小さな画像を
同時に記録したい
露出などの設定をワンタッチで切り換えたい
情報を添付したい
IPTC
情報の編集方法について
IPTC
作成ソフトウェアを使用して作成した
XMP/IPTC
プリセットをカメラに適用する
登録できる機能について 機能を登録する手順 使用方法について おすすめのシチュエーションについて
を使用する
WT- 6
を使用する
................................................................................................
で開く
..............................................................................
.......................................................................................
..........................................................
.......................................................................................
...........................................................................................
........................................................
....................................................................
.......................................
.............................................
ViewNX-i
..........................................
..................................................................
.............................................................................
..................
....................................................
....................................................
...................................
........................
................................................
2
5
6 6
8 10 13
16
19 19 23
25
31 31
33
37
38
40 40 41 43 44
ホワイトバランスを固定して撮影したい
色温度を設定する
プリセットマニュアルデータを取得・設定する
オート]または[自然光オート]設定時にホワイトバランスを
一時的に固定する
分割記録した画像の再生に関する
新しい機能を使いたい
再生するスロットを設定する
分割記録したもう一方のスロットの画像に 一時的にアクセスする
分割記録した画像を両方のスロットから一度に削除する
必要な画像に素早く印をつけたい
撮影画像につける印について
フリック操作で素早く印をつける
印をつけた画像だけ再生したい
表示の条件を設定する
フィルター再生する
画 像 をトリミ ン グし た い
画像モニターに拡大表示している部分をトリミングする
画像編集メニュー[トリミング]を使用する
...........................................................................................
...................................
..................................................................................
..................................................................................
.......................................................................................
.....................................................
..............................
................................................................
...................................................................
.......................................
...................................................................
..............................
..........................................
..................................
.............................
..........
..........
49 49 50
53
55
56 56
57 57
59 59 61
63 63 64
65 65 66
3
ネットワーク編
自動送信中に特定の画像を最優先で
送信したい
を使用する場合に接続する
WT-6
SSID
の周波数帯を選びたい
...................................................
4
67
68
..........................
69
準備編
5

複数台のカメラの日時を 同期させたい

撮影の前には、カメラの内蔵時計を正確に合わせておくことをお すすめします。特に複数台のカメラを使用して撮影する場合、撮 影後に画像をパソコンに取り込んで 示すれば、撮影日時順で表示できます。

カメラの日時を同期する方法について

カメラの日時を同期するには、次の方法があります。
などで日時順に表
ViewNX-i
カメラ内蔵の位置情報機能を使用する
カメラに内蔵された位置情報機能を使
用すると、現在の位置情報と 定世界時)を取得できます。測位衛星 から取得した日時の情報でカメラの内 蔵時計を合わせられます。
それぞれのカメラで位置情報を取得す
れば、同期の操作は必要ありません。 他の機器やアプリケーションを使用せず、カメラのみで設定が
可能です。
UTC
(協
0
8
6
有線
カメラがD6同士の場合、ネットワー
クを使用してマスターカメラに日時を 合わせられます。
イーサネットケーブルを使用して有線
• LAN
ンスミッター 接続して時計合わせを行います。
または
LAN
で接続するか、ワイヤレストラ
WT-6
を使用する
WT-6
を使用して無線で
0
10
Nikon Transfer 2
使用しているパソコンの時刻にカメラ
の日時を合わせられます。
• Nikon Transfer 2
に対応しているカメラであれば、複数 の種類のカメラの日時を同期させるこ とができます。
を使用する
の時刻合わせの機能
0
13
7
複数台のカメラの日時を同期させたい

カメラ内蔵の位置情報機 能を使用する

セットアップメニュー[位置情報(内 蔵)]を使用すると、現在の位置情報
(協定世界時)を取得できます。
UTC
測位衛星から取得した日時の情報でカメラの内蔵時計を合わせら れます。
セットアップメニュー[位
1
置情報(内蔵)]の[位置情 報記録]で[する]を選ぶ
位置情報の取得を開始します。
位置情報取得中は上面表示パ ネルの衛星受信状態マーク が点滅します。位置情報が確定 すると、oが点灯します。
o
8
セットアップメニュー[位
2
置情報(内蔵)]の[衛星に よる日時合わせ]で[する] を選ぶ
上記の操作を行う前に、上面表 示パネルでoが点灯しているこ とを確認してください。
取得した日時情報でカメラの内蔵時計が合わせられます。
衛星による日時合わせは、次にカメラの電源スイッチを
にするタイミングで行われます。
ON
セットアップメニュー[地域
3
と日時]の[現在地の設定] で現在のタイムゾーンを選ぶ
現在地の設定は自動では行わ れません。手動で設定してくだ さい。
設定したタイムゾーンに合わせて表示される時間が変更 されます。
位置情報機能についてのご注意
位置情報機能を使用する場合の詳しい注意点については「撮
影画像に位置情報を記録したい」(
もご覧ください。
0
16
9
複数台のカメラの日時を同期させたい
有線
LAN
または
WT-6
を使用する
カメラがD6同士の場合、イーサネッ トケーブルで2台のカメラを接続する か、別売のワイヤレストランスミッター
を装着するとネットワークを使用してカメラの日時を同期
WT-6
できます。
一方をマスターカメラに設定し、もう一方をリモートカメラに
設定すると、リモートカメラがマスターカメラの日時情報を取 得して内蔵時計を合わせます。
日時情報にはセットアップメニュー[地域と日時]の全ての内
容が含まれます。 カメラはイーサネットケーブルで2台のカメラを接続するか、
マスターカメラおよびリモートカメラ両方に ください。
カメラ内蔵の位置情報機能を有効にして[衛星による日時合わ
]を[する]に設定している場合、カメラで取得した日時が 優先されます。ネットワークを使用して日時を同期する場合、[ 星による日時合わせ]を[しない]に設定してください。
WT-6
を装着して
10
セットアップメニュー[有
1
線 スミッター]の[有線
WT
選ぶ
マスターカメラとリモートカメ ラの両方で行ってください。
[有線
2
ンスミッター]の[ハード ウェアの選択]でカメラの 接続方法を選ぶ
ワイヤレストラン
LAN/
LAN/
の機能]で[有効]を
ワイヤレストラ
LAN/
有線
を使用している場合
LAN
は[有線
LAN]、WT-6
している場合は[無線 を選んでください。 マスターカメラとリモートカメラの両方で行ってください。
を使用
LAN
11
複数台のカメラの日時を同期させたい
カメラをマスターカメラに
3
するかリモートカメラにす るかを設定する
接続設定] の[日時を同期
で設定します。マスターカメラ は[このカメラをマスターにす
]に、リモートカメラは[こ のカメラをリモートにする]に
設定します。
日時同期待機状態になります。
現在カメラで設定されている日時が表示されます。
リモートカメラのJボタン
4
を押す
リモートカメラからマスター カメラにネットワーク接続し、 日時の設定を同期します。
日時の同期が成功すると、リモートカメラにメッセージ が表示されます。
マスターカメラおよびリモートカメラでJボタン
5
を押す
日時同期待機状態が解除され、[接続設定]画面に戻ります。
複数のカメラで日時を同期する場合は全てのカメラで手 順1〜5を繰り返してください。
12
Nikon Transfer 2
ニコン純正パソコン用ソフトウェアの
CaptureNX-D
を使用すると、パソコンの日時設定とカメラの内蔵 時計を同期できます。
• ViewNX-i
からダウンロードできます。
に搭載されている
および
CaptureNX-D
を使用する
ViewNX-i
NikonTransfer2
はニコンダウンロードセンター
https://downloadcenter.nikonimglib.com/
• NikonTransfer2
わせることができます。
パソコンと時刻を同期する場合のご注意
パソコンの時刻は、ネットワークを使用して時刻を自動取得
する設定にしてください。パソコンの時計を手動設定してい る場合、日時が正確ではないことがあります。
時刻を自動取得する方法は、お使いのパソコンの説明書をご
覧ください。 カメラ内蔵の位置情報機能を有効にして[衛星による日時合
わせ]を[する]に設定している場合、カメラで取得した日 時が優先されます。パソコンの時刻と同期する場合は、[ 星による日時合わせ]を[しない]に設定してください。
を使用すると、D5や
などとも日時を合
D4S
13
複数台のカメラの日時を同期させたい
カメラを付属の
1
ViewNX-i
込む]をクリックする
ここでは
取り込む]をクリックすると
ます。
または
ViewNX-i
14
ケーブルでパソコンに接続後、
USB
Capture NX-D
を使用しています。
を起動し、[取り
NikonTransfer2
が起動し
NikonTransfer2
2
接続時に、カメラの日付と時刻をコンピューターに 合わせる(機種限定)]にある[同期]ボタンをクリッ クする
日時の同期が成功するとダイアログが表示されます。
[OK]ボタンを押すと
複数のカメラの時刻を同期したい場合、全てのカメラで 手順1〜2を繰り返してください。
の[環境設定]タブで[カメラ
Nikon Transfer 2
の画面に戻ります。
15

撮影画像に位置情報を 記録したい

カメラ内蔵の位置情報機能を使用すると、画像データに撮影時の 緯度、経度、標高、 位置情報を記録しておけば、 表示することが可能です。
セットアップメニュー[位置情報(内
蔵)]の[ 位置情報記録]で[する を選ぶと位置情報を取得して画像デー タに位置情報を記録します。
カメラと測位衛星の通信状態は、上面
表示パネルの衛星受信状態マーク で確認できます。
(点灯):衛星から測位した緯度、
o
経度、標高の情報が画像に記録されます。
(点滅):カメラが取得している情報が確定していないため、
o
位置情報は記録されません。oが点灯するまでお待ちくださ い。
(消灯):測位衛星との通信が2秒以上途絶えると、oが
o
消灯します。この状態で撮影した画像には位置情報は記録さ れません。ただし、位置情報取得後に消灯した場合は、取得 時の位置情報が画像に記録されることがあります。
取得された位置情報は[位置情報(内
蔵)]の[情報表示]で確認できます。
(協定世界時)を記録できます。画像に
UTC
などで地図上に撮影場所を
ViewNX-i
o
16
カメラの電源を
ん。位置情報機能を無効にするには、セットアップメニュー[位 置情報(内蔵)]の[位置情報記録]を[しない]に設定してく
ださい。 位置情報が取得された状態で撮影する
と、画像に位置情報が記録されます。 記録された位置情報は画像再生時にマ ルチセレクターの13を押して表示 される画像情報で確認できます。
位置情報の画像情報を表示させるに
は、再生メニュー[再生画面設定]で
撮影情報]お よ び[ 位置情報]のチェッ
クボックスをオンMにしてください。
位置情報機能を使用する場合のご注意
位置情報を記録した静止画や動画などから、個人を特定でき
ることがあります。位置情報を記録した静止画、動画、ログ ファイルの、他人への譲渡やインターネットなど複数の人が 閲覧できる環境への掲載にはご注意ください。
位置情報機能付きカメラを旅行などで外国に持ち込む前に、
使用規制の有無を旅行代理店や大使館などでお確かめくださ い。たとえば、中国では、政府の許可なしに位置情報の収集 はできません。
中国および中国の周辺国の国境付近では、位置情報機能が正
常に機能しない場合があります(
にしても、位置情報機能は無効になりませ
OFF
2019年12
月現在)。
17
撮影画像に位置情報を記録したい
位置情報機能についてのご注意
初めて測位したときや、測位できない状態が長時間経過した
とき、バッテリーの交換をしたときなど、位置情報を取得す るまで時間がかかることがあります。
測位衛星の位置は常に変化しています。お使いになる場所や
時間などによっては、測位に時間がかかったり、測位できな いこともあります。
次のような電波を遮断、反射してしまう場所では、測位でき
なかったり、測位した位置が実際にいた場所と異なることが あります。
建物の中や地下
高層ビルの間
高架の下
トンネルの中
高圧電線などの近く
密集した樹木の間
入れ物の中(金属製のカバンなど)
携帯電話など、近くに同じ周波数帯の電波を発生するものや、
磁気を発生するものがある場合は、測位できないことがあり ます。
測位衛星からの電波の誤差が大きい場合、最大で数百メート
ルの誤差を生じることがあります。 動画の場合は、動画撮影開始時に取得した情報を記録します。
画像ファイルに記録されている位置情報は、取得した位置情
報の精度および測地系の違いなどによって、実際の撮影地点 と異なる場合があります。
18

位置情報のログを 記録したい

位置情報の記録(ログ)を、ログファイルとして保存できます。 ログファイルを ソコンでたどることができます。記録した位置情報は、他のカメ ラで撮影した画像に付加することも可能です。
ログファイルについて
ログファイルはメモリーカードの「
にある「
GNSS
という名前が付けられます。 暦下2桁が入り、mmには月が、ddには日が、xには0〜9、
の識別番号が入り、拡張子は「
A〜Z
フォーマットに準拠しています。ただし、全てのソフ
• NMEA
トウェアやカメラでの表示を保証するものではありません。

ログを記録する

ログを記録する手順は次のとおりです。
スロット1にメモリーカー
1
ドを入れる
ログファイルはスロット1に入 れたメモリーカードに記録され ます。メモリーカードがスロッ ト2だけに入っている場合、ロ グファイルは記録できません。
で開くと、その日に移動した軌跡をパ
ViewNX-i
NIKON
」フォルダーに保存され、
にはログを取得した年の西
yy
.log
」フォルダー内
Nyymmddx.log
」になります。
19
位置情報のログを記録したい
セットアップメニュー[位
2
置情報(内蔵)]の[位置情 報記録]で[する]を選ぶ
位置情報の取得を開始します。
上面表示パネルの衛星受信状 態マークoが点灯しているこ とを確認してください。
セットアップメニュー[位
3
置情報(内蔵)]の[ログ取得] で取得間隔と取得時間の長 さを設定する
取得間隔]でログを取得する
間隔を15秒、30秒、1分、2分、
分から設定します。
5
20
取得時間]でログを取得する
時間の長さを6時間、12時間、
時間から設定します。
24
ログ取得間隔と長さの設定のヒント
ログ取得の間隔は移動する速さによって変更するこ
とをおすすめします。たとえばヘリコプターや列車な どの速い乗り物を使用する場合は間隔を短く、徒歩で 移動する場合は間隔を長めに設定します。
一度ログ取得を開始すると、終了するまで間隔と長さ
を変更できません。変更が必要な場合、一度ログ記録 を終了し、設定を変更してから再度ログの取得を開始 してください。ログファイルは新しく作成されます。
21
位置情報のログを記録したい
セットアップメニュー[位
4
置情報(内蔵)]の[ログ取得] で[ログ取得実行]を選ん でJボタンを押す
ログの記録が設定した間隔と 長さで開始されます。
ログ取得中は、[位置情報(内 蔵)]画面に残り時間が表示さ
れます。
ログ取得中に[ログ取得実行] を選んでマルチセレクターの
を押すと、ログ取得の終了
2
や一時停止/再開ができます。
ログ取得についてのご注意
日時が設定されていない場合、ログ取得はできません。
カメラの電源を
ても、ログを取得し続けます。操作中のバッテリー切れを防 ぐため、充分に残量のあるバッテリーをお使いください。
ログ取得時間内でも、次の場合にログ取得が終了します。
バッテリー残量がなくなったとき
バッテリーを取り外したとき
セットアップメニュー[位置情報(内蔵)]の[ 位置情報記録]
を[しない]にしたとき
位置情報の測位ができずに、ログの取得が途絶えている間は、
ログは記録されません。
にしたり、半押しタイマーがオフになっ
OFF
22
ログを
ViewNX-i
保存した位置情報のログファイルを 軌跡を確認できます。
ログファイルはあらかじめカードリーダーなどを使用してパソ
コンにコピーしてください。
• ViewNX-i
の[地図]タブで れる[トラックログファイル]で[ 追加]ボタンをクリックす ると、ログファイルを読み込めます。
で開く
で開くと、移動の
ViewNX-i
アイコンをクリックして表示さ
23
位置情報のログを記録したい
ログファイルを読み込むと、取得したログの軌跡が地図上に表
示されます。
地図上に
で表示されている場所がログ取得を開始した位置、
で表示されている場所がログ取得を終了した位置です。
24
他のカメラで撮影した画像に
ViewNX-i
位置情報を付加する
例えばD6とD5を併用して撮影していた場合、D6で取得した位 置情報を使用して、撮影時間をもとにD5で撮影した画像に位置 情報を追加することができます。
位置情報を付加したい画像が入ったフォルダを選ぶ
1
ナビゲーション]パレットにある[フォルダー]から
で撮影した画像が入ったフォルダを選びます。
D5
25
位置情報のログを記録したい
ViewNX-i
2
地図]タブで
ラックログファイル]で[追加]をクリックします。
D6
るとログファイルが読み込まれ、ログの軌跡が地図上に表 示されます。
にログファイルを読み込む
アイコンをクリックして表示される[
で取得したログファイルを選び、[開く]をクリックす
26
Log Matching
3
Log Matching
手順2で読み込んだログファイル取得中の時間に撮影さ れた画像にはチェックマーク ン
が表示されます。初期設定では、画像の撮影日時に もっとも近い時間に記録された位置情報を画像に割り当て ます。
を開始する
]で[実行]をクリックします。
が表示され、地図上にピ
27
位置情報のログを記録したい
画像の位置情報を確認する
4
サムネイルで画像を選ぶと、画像に割り当てられた位置情 報のピンが黄色
位置情報を付加したくない画像がある場合
サムネイルのチェックマーク の画像には位置情報が付加されません。
で表示されます。
をオフ にすると、そ
28
画像に位置情報を付加する
5
Log Matching
表示されたダイアログで[はい]をクリックすると、画像 に位置情報が付加されます。位置情報が追加された画像の サムネイルには、位置情報アイコン
]で[保存]をクリックします。
が表示されます。
29
位置情報のログを記録したい
ViewNX-i
ViewNX-i
位置情報を調整することができます。詳しくは ルプをご覧ください。
での位置情報の操作について
を使用すると、地図上で場所を確認しながら画像の
30
ViewNX-i
のヘ
画像に
情報を添付したい
IPTC
撮影した画像に
IPTC
画像に添付する ます。
情報を添付できます。
IPTC
情報の編集方法について
情報を編集・登録するには、次の方法があり
IPTC
カメラで編集する
セットアップメニュー[ 集と登録]で 成または編集が行えます。
HTTP
このカメラのネットワーク 機能である モードを使用すると、「文字 情報編集」でパソコンまた は
iOS、Android
IPTC
ント、著作権情報の入力がで きます。
IPTC
サーバーモードで編集する
HTTP
プリセット、画像コメ
IPTC
プリセットの新規作
サーバー
端末から、
]の[
31
画像に
情報を添付したい
IPTC
IPTC Preset Manager
ニコン純正の
IPTCPresetManager
プリセットを作成できます。作成した トをカメラに登録すると、編集した 像に添付できます。
• IPTCPresetManager
ウンロードできます。
プリセット登録用ソフトウェア
IPTC
で編集する
を使うと、パソコンで
は、ニコンダウンロードセンターからダ
IPTC
IPTC
IPTC
プリセッ 情報を画
https://downloadcenter.nikonimglib.com/
バージョン
形式(拡張子
NMS
リセット(拡張子
• IPTCPresetManager
じ14項目です。
XMP/IPTC
プリセットをカメラに適用する
他社製の
プリセットをカメラに読み込んで登録することもできます。
IPTC
他社製の
IPTCPresetManager
可能です。
1.2
以降の
IPTCPresetManager
)に加えて
.nms
)も保存できます。
.xmp
で編集できる
をお使いの場合、
形式の
XMP
の項目は、カメラと同
IPTC
作成ソフトウェアを使用して作成した
0
33
XMP/IPTC
作成ソフトウェアを使用して作成した
XMP/IPTC
作成ソフトウェアを使用する場合、ニコン
で編集可能な14項目以外にも設定が
32
XMP/IPTC
XMP/
XMP/IPTC
作成ソフトウェアを使用して
作成したプリセットをカメラに適用する
XMP/IPTC
セットをカメラに読み込ませる手順は次のとおりです。
作成ソフトウェアを使用して作成した
XMP/IPTC
1
保存方法についてはそれぞれの アのヘルプなどをご覧ください。
メモリーカードに
2
図のようにメモリーカード内にフォルダーを作成し、「 フォルダー内に 子
プリセットをパソコンに保存する
プリセットをコピーする
IPTC
)をコピーしてください。
.xmp
XMP/IPTC
XMP/IPTC
プリセットのデータ(拡張
XMP/IPTC
作成ソフトウェ
プリ
IPTC
33
画像に
3
4
情報を添付したい
IPTC
[カメラに登録]を選ぶ
XMP/IPTC
したメモリーカードをカメラ に挿入し、セットアップメ ニュー[ ドを使用]でスロットを選ん で[カメラに登録]を選んで
2
IPTC
示されます。
カメラに読み込む セットファイルを選ぶ
手順2でコピーした セットファイルが表示されます。
IPTC
押します。
プリセットをコピー
IPTC
を押します。
プリセット選択画面が表
プリセットを選んで2を
]の[ メモリーカー
プリ
IPTC
プリ
IPTC
34
登録先を選ぶ
5
登録先は
P-11からP-13
の3か所を選べます。
を押すと名前の入力画面が
2
表示されます。名前を入力し てJボタンを押すと、選んだ
プリセットがカメラに登
IPTC
録されます。
まで
画像に添付する
6
セットを選ぶ
セットアップメニュー[ の[撮影時自動付加]を選ん で2を押し、手順5で登録し た
プリセットを選びます。
IPTC
その後撮影した静止画には、選んだ 付されます。
形式の
XMP
カメラに登録した
モリーカードに保存することはできません。
• XMP/IPTC
影情報には
XMP/IPTC
XMP
プリセットを画像に添付した場合、再生画面の撮
情報は表示されません。
IPTC
プリ
IPTC
IPTC
プリセットを使用した場合のご注意
形式の
XMP/IPTC
プリセットが添
IPTC
プリセットは、メ
35
36
撮影編
37

高画質の画像と、転送に適したファイル サイズの小さな画像を同時に記録したい

つあるメモリーカードスロットの両方を使って画像を記録する
2
には、静止画撮影メニュー[スロット2の機能]を使用します。
では既存の[
D6
分割記録]にも対応しています。
• [JPEG+JPEG
止画撮影メニューで設定した画像サイズおよび画質モードの画 像が記録されます。スロット2には画質モードが[ 像サイズが[サイズM]または[サイズS]の 録されます。
たとえば、スロット1には高画質の画像、スロット2にはより
早く転送するのに適したファイルサイズの小さな画像を記録す る、という使い方が可能です。
スロット2に記録する画像サイズは、
JPEG+JPEG
を押すと設定できます。
スロット2に記録する画像サイズは背
面表示パネルの左側に表示されます。
分割記録時の便利な機能について
分割記録した画像を再生する場合のスロットを設定したり、
一時的にもう一方のスロットにアクセスすることができます
0
分割記録した画像は、個別に削除するか両方のスロットから
同時に削除するかどうかを選べます
RAW+JPEG
分割記録]はスロット1には
分割記録]を選んで
56
分割記録]に加え、[
T
2
0
57
JPEG+JPEG
ボタンや静
BASIC
画像が記
JPEG
]、 画
38
見て聞くマニュアル
JPEG+JPEG
ジチューター ルで紹介しています。
分割記録]の詳しい使い方は、
/ Digitutor -
D6 NPS [#1] D6
画像転送「①画像サイズの異なる 録設定」
ニコンチュートリアルチャンネ
YouTube |
の新機能を使用したよりスムーズな
JPEG
画像の同時記
39

露出などの設定をワンタッチで 切り換えたい

カスタムメニューf3[カスタムボタン の機能]で任意のボタンに[撮影機能 の呼び出し]を割り当てておくと、ボ
タンを押している間、露出モードや測 光モードなどの設定が、あらかじめ登 録した内容に変更されます。高速シャッ ターと低速シャッターを瞬時に切り替えたいときなどに便利です。

登録できる機能について

次の機能を登録できます。
露出モード シャッタースピード(露出モード 絞り値(露出モード 露出補正
感度設定
ISO
感度
ISO
感度自動制御 測光モード ホワイトバランス
エリアモード
AF
ロックオン
AF
横切りへの反応
被写体の動き
A、M
AF-ON
S、M
40

機能を登録する手順

カスタムメニューf3[カス
1
タムボタンの機能]で任意 のボタンを選んでJボタン を押す
ボタン、
Pv
セレクター中央、縦位置 カス作動ボタンに割り当てられます。
機能は複数のボタンに割り当てることができますが、登 録できる設定は1通りのみです。
[撮影機能の呼び出し]を選
2
んでマルチセレクターの を押す
設定を登録したい項目を選
3
び、チェックボックスをオン
にする
M
項目を選んでW(M)ボタン を押すとチェックボックスの オンMとオフUが切り換え られます。
チェックボックスをオンMにした項目のみ設定を登録で きます。
Fn1
ボタン、
ボタン、
Fn2
ボタン、レンズのフォー
AF-ON
2
AF-ON
ボタン、サブ
41
露出などの設定をワンタッチで切り換えたい
設定を登録したい項目を選
4
び、2を押す
それぞれの項目の設定内容が 表示されます。
登録したい内容を選び、 タンを押すと設定を変更でき ます。
]はチェックボックスのオンMとオフUの切
AF-ON
り替えのみです。2を押しても設定値の変更画面は表示 されません。
現在の設定値を登録する
現在の設定を登録]を選んで
在カメラで設定している値が各項目の設定値として登 録されます。
ボタンを押す
J
5
全ての項目を設定したらJボタンを押して決定します。
J
ボタンを押すと、現
J
42

使用方法について

撮影機能の呼び出し]を割り当てたボタンを押すと、登録した設
定値に切り替わります。
び出し]を割り当てたボタンを押している間にメインコマンドダ イヤルまたはサブコマンドダイヤルを回してシャッタースピード や絞り値を変更できます。
シャッタースピードや絞り値を登録する項目に含めている場
合、変更した値が新たに登録されます。 露出モードがPの場合はプログラムシフトを行えます。
カスタムメニューb4[露出補正簡易設定]が[しない]以外
の場合、コマンドダイヤルを回して露出補正を行えます。 絞り値を登録していても、装着しているレンズによっては登
録した値にならないことがあります。
セルフタイマー作動中、ライブビュー撮影時、動画撮影時、オー
トブラケティング撮影時、多重露出撮影時は、ボタンを押して も設定の呼び出しは行われません。
• [AF-ON
と同時にピント合わせも行います。
エリアモード]でダイナミックAFまたは
• [AF
グを登録していても、AFモードが ドは切り替わりません。
登録した露出モードによっては、[撮影機能の呼
]をオンMにしている場合、割り当てたボタンを押す
トラッキン
3D-
の場合はAFエリアモー
AF-S
43
露出などの設定をワンタッチで切り換えたい

おすすめのシチュエーションについて

この機能は次のようなシチュエーションで使用すると便利です。
明るい場所と暗い場所が混在する場合
デーゲームのサッカースタジアムや野球場など、日なたと日陰が 混在するような場所で撮影する場合、日陰用の設定を登録してお けば、被写体が日陰に入ったときもワンボタンで設定を切り換え られます。
通常撮影時 日陰撮影用
露出モード シャッタースピード 絞り値
感度
ISO
感度自動制御 しない しない ホワイトバランス 晴天 晴天日陰
M M
1/2000
F2.8 F2.8
100 800
1/2000
44
シャッタースピードを素早く切り替えたい場合
モータースポーツやスピードスケートなどの競技を撮影する場合、 低速のシャッタースピードを登録しておけば、ワンボタンで流し 撮り撮影の設定に切り換えられます。
通常撮影時 流し撮り用
露出モード シャッタースピード 絞り値
感度
ISO
感度自動制御 しない しない
M M
1/2000
F2.8 F11
200 200
1/125
45
露出などの設定をワンタッチで切り換えたい
頻繁に電光掲示板を撮影する場合、電光掲示板撮影用の低速シャッ タースピードを登録しておくと便利です。
通常撮影時 電光掲示板用

$%
3
3
727
露出モード シャッタースピード 絞り値
感度
ISO
感度自動制御 しない しない ホワイトバランス
M M
1/2000
F2.8 F2.8
6400 100
v
0
1/60
晴天
露出モードを素早く切り替えたい場合
通常撮影する場合は露出モードMで細かく設定を行い、ボタンを 押している間だけ露出モードをP、S、Aに切り替えたり、 度を感度自動制御に切り替えて露出をカメラまかせで撮影すると いうこともできます。屋内撮影時に照明が変わったときや、屋外 撮影時に天候によって露出が変わったときなどに便利です。
ISO
46
一時的にシルエット画像を撮影したい場合
逆光時に意図的にシルエット撮影したい場合、測光モードをマル チパターン測光からハイライト重点測光に変更する設定を登録し ておくと便利です。
通常撮影時 シルエット撮影用
露出モード シャッタースピード 絞り値
感度
ISO
測光モード マルチパターン測光 ハイライト重点測光
M A
1/500
F2.8 F2.8
100 100
レンズを頻繁に交換する場合
使用するレンズによって撮影時の設定が異なる場合、サブで使用 するレンズ用の設定を登録しておくと便利です。
47
露出などの設定をワンタッチで切り換えたい
[撮影機能の呼び出し]について
次の場合、設定の登録および呼び出しはできません。
レンズまたは
–非CPU
装着した場合 絞りリングのある
コマンドダイヤルの設定]にある[絞り値の設定方法
f6
を[絞りリング]に設定している場合 絞りリングのある
にせずに装着した場合
セットアップメニュー[リモコン(WR)のFnボタンの機能]
で別売のワイヤレスリモートコントローラーのFnボタンに 割り当てることもできます。
PC Micro-Nikkor 85mm f/2.8D
レンズを装着し、カスタムメニュー
CPU
レンズを、絞りリングを最小絞り
CPU
48

ホワイトバランスを固定して撮影したい

ホワイトバランスは、初期設定のv(オート)でほとんどの光 源に対応できます。光源が安定している場所で撮影した画像が思 い通りの色味にならない場合、以下の方法でホワイトバランスを 固定して撮影することをおすすめします。

色温度を設定する

光源の状況に合わせて、[電球]や[ 晴天] などv以外の設定にすると、思い通 りの色味になりやすくなります。[色温 度設定]で色温度を直接設定すれば、 細かい調整が可能です。
色温度設定]で色温度を調整する場
合、まずは一度[オート]または[自 然光オート]で撮影することをおすす
めします。再生画面の撮影情報にある
撮影基本情報]ページでカメラが判
断した色温度の値を確認でき、[色温 度設定]で色温度を調整する場合に参考にできます。
撮影情報の[撮影基本情報]ページを表示するには、再生メニュー
再生画面設定]で[ 撮影情報]およ び[ 撮影基本情報]のチェッ
クボックスをオンMにしてください。 再生画面で3を押すと、撮影情報画面が表示されます。
49
ホワイトバランスを固定して撮影したい

プリセットマニュアルデータを 取得・設定する

プリセットマニュアルでは、撮影する照明下で取得したホワイト バランスデータを使用してホワイトバランスを設定します。撮影 済みの画像を使用して設定することも可能です。
ファインダー撮影で取得する
ホワイトバランスを[プリセットマニュ アル]に設定して、Uボタンを押し
続けるとプリセットマニュアル取得 モードになります。プリセットマニュ アル取得モードでは、上面表示パネル とファインダー内表示にDの文字が、背面表示パネルにLが、 それぞれ数秒間点滅します。
プリセットマニュアル取得モードにな
ると取得エリアが図のように表示さ れ、中央に固定されます。これまでは 無彩色(白またはグレー)の被写体を ファインダーいっぱいにとらえる必要 がありましたが、D6ではピンポイン トで取得できます。
撮影時に使う照明の下で、用意した無彩色の被写体を取得エリ
アに合わせてシャッターボタンを全押しすると、プリセットマ ニュアルデータが取得されて保存されます。
ボタンを押すとプリセットマニュアル取得モードを終了し
U
ます。
50
ライブビュー撮影で取得する
ライブビュー時にプリセットマニュアルデータを取得すると、画 像モニターに表示されている被写体の白、またはグレーの部分で プリセットマニュアルデータを取得できます(スポットホワイト バランス)。
ホワイトバランスを[プリセットマ
ニュアル]に設定して、ライブビュー 表示中に プリセットマニュアル取得モードに なります。画面の 画像モニターにタッチすると、タッチ した位置に て保存されます。Xボタンを押すと、rで選択された部分が拡 大します。
U
ます。
ボタンを押し続けると
U
が点滅中に、
L
が移動してプリセットマニュアルデータを取得し
r
ボタンを押すとプリセットマニュアル取得モードを終了し
取得したプリセットマニュアルデータを確認する
静止画撮影メニューまたは動画撮影メ ニュー[ホワイトバランス]の[ プリセッ トマニュアル]を選ぶと、プリセット マニュアルデータを確認できます(
)。ライブビューで取得したプリセッ
d6
トマニュアルデータにはタッチした部 分のrが表示されています。
d1–
51
ホワイトバランスを固定して撮影したい
撮影済み画像のホワイトバランスデータをコピー する
メモリーカード内の画像で使用されたホワイトバランスを、プリ セットマニュアルデータとしてコピーできます。思い通りの色味 で撮れた画像を使用できます。
静止画撮影メニューまたは動画撮影メ
ニュー[ホワイトバランス]の[プリ セットマニュアル]で
ピー先を選び、マルチセレクターの中 央ボタンを押します。
使用する画像の選択]を選んで2を
押すと、メモリーカード内の画像が一 覧表示されます。ホワイトバランス データをコピーしたい画像を選んで
ボタンを押すと、ホワイトバラン
J
スデータがコピーされます。
d1–d6
からコ
52
オート]または[自然光オート] 設定時にホワイトバランスを一時的に 固定する
ホワイトバランスを[オート]または[自然光オート]に設定し ていても、ホワイトバランスを一時的に固定できます。たとえば、 被写体となる選手が会場に設置されている に移動すると ことがありますが、ホワイトバランスを固定すれば色味が変わる ことを防げます。
アドボードの正面
アドボードの影響により色味が変わってしまう
LED
LED
アドボードの影
LED
響を受けない場所で は、白いユニフォーム を白く撮影できます。
背景に ドがある場合、 の影響で主要被写体 が色かぶりすること があります。
LED
アドボー
LED
被写体が ボード正面に移動す る前にオートホワ イトバランスロッ ク(
AWB-L
て撮影すると、ユニ フォームが白いまま 撮影できます。
アド
LED
)をし
53
ホワイトバランスを固定して撮影したい
カスタムメニューf3[カスタムボタン の機能]で任意のボタンに[
(ホールド)]を割り当てておく
AWB-L
と、ボタンを1回押すと露出値とホワ イトバランスが固定されます。
AE-L/
オートホワイトバランスロック(
ランスが固定されるのは[オート]または[自然光オート]の 場合のみです。直前に撮影した画像のホワイトバランスに固定 されます。
• [AE-L/AWB-L
半押しタイマーがオフになるとロックが解除されます。
連続撮影中のホワイトバランスについて
レリーズモードが ホワイトバランスを[オート]または[自然光オート]に設 定している場合、オートホワイトバランスロックを使用しな い場合でもホワイトバランスは1コマ目撮影時の設定に固定 されます。
(ホールド)]を割り当てたボタンを再度押すか、
、またはQの静音連続撮影のときに
CH、CL
を使用してホワイトバ
AWB-L)
54
再生編
55

分割記録した画像の再生に関する 新しい機能を使いたい

静止画撮影メニュー[スロット2の機能]を[ 記録]または[
モリーカードに分割記録できます の再生に関する機能が新しく追加されています。

再生するスロットを設定する

再生メニュー[分割記録時の再生スロッ ト]で、分割記録したファイルを再生
する場合にどちらのスロットを再生す るか設定できます。たとえば[スロッ
ト2]に設定しておけば、分割記録した
画像を撮影後に再生するときは必ずス ロット2に記録された画像が再生されます。スロット2に転送用 のサイズの小さな画像を記録している場合、毎回スロットの切り 換え操作を行うことなく素早く送信指定を行えます。
JPEG+JPEG
分割記録]に設定すると、2枚のメ
RAW+JPEG
。分割記録した画像
0
38
分割
56

分割記録したもう一方のスロットの画像に 一時的にアクセスする

再生画面でiメニューの[同時記録画 像へジャンプ]を選ぶと、もう一方のス
ロットに記録した画像を再生できます。
たとえば再生スロットをスロット
に設定しているときに、スロット に記録した大きいサイズの画像でピン トを確認したいという場合に一時的に素早く画像を切り換える ことができます。
撮影や画像編集を行うと、[分割記録時の再生スロット]で設定
したスロットでの再生に戻ります。
分割記録した画像を両方のスロットから
2 1
一度に削除する
分割記録した画像は、個別に削除するか両方のスロットから一度 に削除するかを選べます。
再生画面で同時記録または分割記録し
た画像を選び 削除確認の画面が表示されます。
選択中の画像]を選んでO(Q)ボ
タンを押すと、現在選ばれている画像 のみ削除されます。
• [wとx
の同一画像]を選んでO(Q)
ボタンを押すと、両方のスロットから画像が削除されます。
)ボタンを押すと、
O(Q
57
分割記録した画像を効率よく再生したい
再生メニュー[Wスロット同時削除
の設定]で削除確認の画面を設定でき ます。
する(選択肢あり)]:削除確認の
画面を表示して、同時削除するか どうかを選べます。[選択中の画像] と[wとxの同一画像]のどちら にカーソルが当たっているかを設定することもできます。
する]:削除確認の画面で[wとxの同一画像]が固定で
表示され、[はい]を選ぶと同時削除を行います。
しない]:同時記録していない画像と同じ削除確認の画面が
表示されます。画像の同時削除は行いません。
見て聞くマニュアル
再生メニュー[分割記録時の再生スロット]の詳しい使い 方は、
YouTube |
トリアルチャンネルで紹介しています。
D6 NPS [#1] D6
画像転送「②再生するスロットを指定する」
デジチューター
/ Digitutor -
の新機能を使用したよりスムーズな
ニコンチュー
58

必要な画像に素早く印をつけたい

撮影した画像に印をつけておくと、後で画像整理がしやすくなり ます。D6では、再生時にフリック操作をするだけで素早く印をつ けられるようになりました。

撮影画像につける印について

で撮影した画像に付加できる印には、次のものがあります。
D6
プロテクト
画像を誤って削除しないために保護で きます。画像をプロテクトするには次 の方法があります。
g(h/Q
再生時のフリック操作に割り当てる
レーティング
選んだ画像にレーティングを設定しま す。レーティングを設定するには次の 方法があります。
i
する 再生時のフリック操作に割り当てる
Fn3
タムボタンの機能]で[レーティング]を割り当て、再生画面 で割り当てたボタンを押す
)ボタンを押す
メニューの[レーティング]で設定
ボタンまたは縦位置Fnボタンにカスタムメニューf3[カス
59
必要な画像に印をつけたい
送信指定
スマートフォンやパソコンに送信す る画像を指定できます。
メニューの[送信指定(スマー
i
トフォン)] 、[ 送信指定(PC)] 、[ 送 信指定(有線
する 再生時のフリック操作に割り当て
ボタンを押しながらマルチセレクターの中央ボタンを押す
J
ボタンにカスタムメニューf3[カスタムボタンの機能]で[
Fn3
信指定(有線
を押す
※ 有線
またはワイヤレストランスミッターでカメラをパソコ
LAN
ンや
サーバーと接続している場合のみ送信指定可能です。
FTP
]で指定
LAN/WT
]を割り当て、再生画面で
LAN/WT
Fn3
ボタン
60

フリック操作で素早く印を つける

カスタムメニュー フリック操作]の[上にフリック]お よび[下にフリック]では、1コマ表示 時に画像モニターを上下にフリックし た場合の動作を割り当てられます。
[1コマ再生時の
f12
項目 内容
レーティング
送信指定
(有線
LAN/WT
プロテクト 画像をプロテクトします。 音声メモ 音声メモを録音または再生できます。
設定しない
レーティングを画像に設定できます。レーティ ングの値は、[上にフリック]ま た は[ 下にフリッ ]で[ レーティング]を選び、マルチセレクター の
を押してあらかじめ設定しておきます。
2
有線 でカメラをパソコンや
いる場合、画像を送信指定できます。
画像モニターを上下にフリックしても機能しま せん。
またはワイヤレストランスミッター
LAN
サーバーと接続して
FTP
61
必要な画像に印をつけたい
画像モニターを上または下にフリック すると、画像に割り当てた印を付加で きます。[レーティング] 、[ 送信指定(有
当てている場合、もう一度同じ方向に フリックすると設定した内容をキャン セルして元に戻します。
フリックの上下に別の動作を割り当てる
上にフリック]と[下にフリック]には異なる動作を割り当
てられます。たとえば[上のフリック]に[プロテクト]、[ のフリック]に[送信指定(有線 おけば、指を上下に動かすだけで「プロテクトしてから送信 指定」という動作を行うことができます。
]、[ プロテクト]を割り
LAN/WT
見て聞くマニュアル
LAN/WT
]を割り当てて
カスタムメニュー しい使い方は、 コンチュートリアルチャンネルで紹介しています。
D6 NPS [#1] D6
画像転送「③再生画面のフリック操作で送信指定を可 能にする」
[1コマ再生時のフリック操作]の詳
f12
YouTube |
デジチューター
の新機能を使用したよりスムーズな
62
/ Digitutor -

印をつけた画像だけ 再生したい

再生時のiメニューで[フィルター再生]を選ぶと、条件に当て はまる画像のみを表示します。

表示の条件を設定する

再生メニューまたは再生時のiメ ニューで[フィルター再生の条件設定] で条件を設定できます。項目を選び、 マルチセレクターの2を押すとオン とオフUを切り換えられます。
M
項目 内容
プロテクト
レーティング
送信指定
(有線
LAN/WT
オン
にすると、プロテクトされた画像を再
M
生対象にします。 オン
にしたレーティングの画像を再生対象
M
にします。
送信済みの画像]をオンMにすると、有
LAN
を使用して接続しているパソコンまた
WT-6
FTP
にします。
未送信の画像]をオンMにすると未送信の
画像を再生対象にします。 両方をオンMにすると、送信指定した全て
の画像が表示対象になります。
またはワイヤレストランスミッター
サーバーに送信済みの画像を再生対象
63
印をつけた画像だけ表示したい

フィルター再生する

メニューで[フィルター再生]を選ぶと、[フィルター再生の条件
i
設定]でオンMにした項目に全て当てはまる画像が表示されます。
フィルター再生時は、画像モニターの
周りに白枠が表示されます。 もう一度[フィルター再生]を選ぶと
フィルター再生を解除します。
条件に合う画像のみをコマ送りで表示する
カスタムメニュー
マンドダイヤルで画像送り]で[レーティング]または[プ ロテクト]を設定し、再生時にサブコマンドダイヤルを回す
と条件に合う画像だけがコマ送りで表示されます。
コマンドダイヤルの設定]の[サブコ
f6
64

画像をトリミングしたい

撮影した画像をカメラでトリミングできます。

画像モニターに拡大表示している部分を トリミングする

再生時のiメニュー[簡易トリミング]を使用すると、カメラの 画像モニターに拡大表示された部分だけをアスペクト比(縦横比)
で切り抜いて別の画像として保存できます。トリミング後の
4:3
仕上がりがわかりやすく、簡単にトリミングが行えます。
ボタンまたはW(M)を押すか、画
X
像モニターをピンチイン/ピンチアウ トして画像を拡大/縮小表示できます。
マルチセレクターを押すか、画像をス
ライドすると範囲を移動できます。
ボタンを押すか、画像モニターの
i
アイコンをタッチしてもiメニューを表示できます。[簡易
i
トリミング]を選んでJボタンを押すとトリミングした画像が 記録されます。
撮影情報の表示画面が
ング]を行えません。
ヒストグラムの場合、[簡易トリミ
RGB
65
画像をトリミングしたい

画像編集メニュー[トリミング]を使用する

画像編集メニューの[トリミング]を使用すると、いろいろなア スペクト比で切り抜くことができます。編集画面では、トリミン グ範囲の黄色い枠が表示されます。
ボタンまたはW(M)を押し
X
て切り抜く範囲を変更できます。 メインコマンドダイヤルを回す
と、アスペクト比を変更できま す。横位置で撮影した画像を縦 位置のアスペクト比で切り抜く ことや、縦位置で撮影した画像 を横位置のアスペクト比で切り抜くこともできます。
マルチセレクターを押して切り抜く範囲を移動します。
トリミング画像の画像サイズは編集画面の左上に表示されます。
画像サイズは、トリミングする範囲とアスペクト比(横:縦) により変わります。
ボタンを押すとトリミングした画像が記録されます。
J
トリミング画像についてのご注意
トリミング画像の画質モードは、元画像の画質モードが
を含む画質モードのときは[
RAW
のときは元画像と同じ画質モードになります。
元の画像とは別に、新しい画像としてメモリーカードに記録 されます。
トリミング後の画像サイズによっては、拡大表示できなくな ります。
FINE
]になり、
JPEG
66
ネットワーク編
67

自動送信中に特定の画像を最優先で 送信したい

内蔵無線
WT-6
場合、手動で送信指定を行うとその画像が優先的に送信されます。 手動で送信設定する方法については、「送信指定」( 覧ください。
自動送信自動送信
101.jpg101.jpg 102.jpg102.jpg 103.jpg103.jpg
または有線
LAN
を使用してカメラとパソコンを接続して自動送信している
送信指定
、ワイヤレストランスミッター
LAN
0
60
をご
200.jpg200.jpg
104.jpg104.jpg
送信予定画像
送信済み画像
200.jpg200.jpg
割り込んで次に送信
68
WT-6 SSID
を使用する場合に接続する
の周波数帯を選びたい
にワイヤレストランスミッター
D6
に無線接続する場合に、接続する は
)を選べます(ファームウェア
5GHz
を選んで接続するには、次の手順で行います。
セットアップメニュー[有
1
ワイヤレストランス
LAN/
ミッター]にある[オプショ ン]の[接続先の周波数帯選 択]を選ぶ
]または[
2.4GHz
数帯の
SSID
2.4GHz/5GHz
が表示されます。
セットアップメニュー[有
2
ワイヤレストランス
LAN/
ミッター]にある[接続設定] で[新規追加]を選ぶ
[接続ウィザード]を選ぶ
3
5GHz
のみに接続できます。
]に設定すると、両方の周波数帯の
を装着してネットワーク
WT-6
の周波数帯(
SSID
C:1.10
]に設定すると、選んだ周波
また
2.4GHz
以降)。周波数帯
SSID
69
を使用する場合に接続する
WT-6
動作モードを選び、接続設
4
定名を入力する
の周波数帯を選びたい
SSID
無線
5
との接続方法として[無線
アクセスポイント
LAN
接続先を検索]を選ぶ
カメラ周辺の無線 スポイントを検索して、 を表示します。
接続先の周波数帯選択]で選
んだ周波数の されます。周波数帯は 左側に表示されるアイコンで 確認できます。
2.4GHzと5GHz
同一の 線
LAN
合 、[ しているときは た周波数帯の ます。
SSID
で出力している無
SSID
アクセスポイントの場
2.4GHz/5GHz
SSID
70
アクセ
LAN
SSID
だけが検出
SSID
両方の電波を
]に設定
が認識し
WT-6
が表示され
画面に従って接続設定を行う
6
接続設定が完了すると、選んだ
に接続できます。
SSID
接続完了後の[有線 ヤレストランスミッター]画面
にも、接続している 波数帯が表示されます。
LAN/
SSID
ワイ
の周
71
© 2020 Nikon Corporation
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