Netgear MS510TXUP Installation Manual [zh]

インストールガイド

マルチギガ8ポート SFP+スロット×2

アプリ& クラウドスマートスイッチ

MS510TXM

Ultra60 PoE++対応マルチギガ8ポート SFP+スロット×2 アプリ&クラウドスマートスイッチ

MS510TXUP

同梱物

• スイッチ本体

• 電源コード

• ゴム足

• ラック取り付け用のラックマウントキット

• インストールガイド

メモ: 設置方法の詳細については、ハードウェアインストールガイド (https://jp.netgear.com/support/ からダウンロード可能) を参照してください。

スイッチの接続

MS510TXUP

WiFiアクセスポイント

2.5G

2.5G対応PC

PoE+ PoE++

非PoE Uplink

本製品は、屋内専用です。屋外のデバイスを接続する場合は、適切に接地し、サージ保護する必要があります。スイッチと屋外のデバイスの間にはイーサネット用サージ防護機器を取り付けてください。これらを行わない場合、スイッチが損傷する恐れがあります。

警告: 本スイッチを屋外のケーブルまたはデバイスに接続する前に、安全および保証に関す

る情報を次のURLでご確認ください: https://kb.netgear.com/ja/000057103

1. デバイスをスイッチのポート (1～8) に接続します。 1/2.5/5Gbpsの通信速度で接続するには、カテゴリー5e (Cat 5e) 以上のLANケーブルを

使用してください。10Gbps接続の場合は、カテゴリー6a (Cat 6a) 以上のLANケーブルを使用してください。

2. スイッチのポートを、ネットワークに接続します。メモ: 小規模ネットワークでは、モデムまたはゲートウェイに接続しているルーター

のLANポートにスイッチを接続します。

SFP+ポートを使用する場合は、SFP+モジュール (NETGEARから購入可能) をご使用ください。

3. スイッチの電源を入れ、約2分間待ちます。ネットワークにDHCPサーバーが存在する場合は、スイッチに新しいIPアドレスが自動

的に割り当てられます。存在しない場合は、192.168.0.239/24 のIPアドレスが割り当てられます。

2.5G

PoE+

10G対応サーバー

5G対応ストレージ

PoE++

WiFi 6アクセスポイント

PoE++

2.5G

ネットワークの構成例

インターネット

10G

ルーター

10G

2.5G

PoEステータスの確認 (MS510TXUPのみ)

MS510TXUPは、ポート1～8で各ポート最大60 WのPoE++ (IEEE 802.3bt) 給電が可能で、有効なPoE++ポート全体でのPoE給電能力は295 Wです。

PoE Max LEDはスイッチ全体のPoEステータスを表示します。

• 消灯: 十分な状態です。給電能力が7 Wを上回っています。

• 黄色点灯: 給電可能な電力が7 W未満です。

• 黄色点滅: 2分以内に少なくとも1回、PoE給電能力が7 Wを下回りました。

ネットワーク内のスイッチの検出

セットアップに応じて、NETGEAR Insightアプリまたは別の検出方法を使用して、ネットワーク内のスイッチのIPアドレスを検出できます。

NETGEAR Insightアプリを使用してスイッチを検出する

スイッチとモバイルデバイスが同じネットワークに接続されている場合は、NETGEAR Insightアプリを使用して、ネットワーク内のスイッチのIPアドレスを検出できます。スイッチの登録と保証の有効化は、セットアップに関係なく、Insightアプリで行えます。

1. モバイルデバイスから各ストアにアクセスし、「NETGEAR Insight」と検索してアプリをインストールします。

2. NETGEAR Insightアプリを起動します。

3. NETGEARアカウントをお持ちでない場合は、[NETGEARアカウントの作成] をタップし、画面に表示される指示に従います。

4. NETGEARアカウントのログイン情報を入力し、[サインイン] をタップします。

• オプション1: スイッチとモバイルデバイスが同じネットワークに接続されている。

スイッチとそのIPアドレスがデバイスリストに表示されます。以下の操作を実行します。

a. スイッチを選択するか、[未登録] をタップします。 b. 次の画面で、[デバイスの追加] をタップして、手順5に進みます。スイッチがデバイスリストに表示されない場合は、右上隅の [+] をタップして、

[ネットワークをスキャン] をタップします。それでもスイッチが表示されない場合は、下のオプション2に従います。

• オプション2: スイッチとモバイルデバイスが同じネットワークに接続されていな

い。スイッチとそのIPアドレスはデバイスリストに表示されません。以下の操作を

実行します。 a. 右上隅の [+] をタップします。 b. モバイルデバイスのカメラでバーコードまたはQRコードをスキャンするか、

シリアル番号を入力して、手順5に進みます。

5. 画面の指示に従って、スイッチの登録を完了します。このプロセスでは、スイッチの管理および監視をWeb管理者ページで行うか、それともNETGEAR Insightを使用してクラウドからリモートで行うかを決定します。

• Web管理者ページ: [今はしない] をタップします。

その後、Web管理者ページへのログインに進みます。

• NETGEAR InsightクラウドポータルまたはInsightアプリ: [Insightで管理] をタッ

プします。その後、Web管理者ページへのログイン、および管理モードのInsightへの変更に進みます。

別の方法を使用してスイッチを検出する

PCからネットワーク内のIPアドレスの検出が可能なユーティリティが無料でご利用いただけます。

• NETGEAR Switch Discovery Tool (NSDT): 同一ネットワークに存在するNETGEAR スマートスイッチを検出し、ユーティリティから基本的な設定管理が行えます (Mac/ Windows対応)。このツールは、

www.netgear.com/support/product/netgear-switch-discovery-tool.aspx からダウン

ロードできます。

• スマートコントロールセンター (SCC): 同一ネットワークに存在するNETGEARスマートスイッチを検出し、ユーティリティから基本的な設定管理が行えます (Windowsのみ対応)。SCCは、www.netgear.com/support/product/SCC からダウンロードできます。

Web管理者ページへのログイン

スイッチはプラグ&プレイでそのまま使用することもできますが、Web管理者ページにログインすれば、様々な機能をご利用いただけます。

1. スイッチと同一ネットワークに接続済みのPCから、Webブラウザーを起動します。有線接続またはWiFi接続を使用できます。

2. Webブラウザーのアドレス欄にスイッチのIPアドレスを入力します。スイッチのIPアドレスの検出は、NETGEAR Insightアプリを使用するか、または別の検

出方法で行います (別の方法を使用してスイッチを検出するを参照)。

スイッチがインターネットに接続されている場合は、登録して保証を有効化するためのページが表示されます。ただし、NETGEAR Insightアプリですでにスイッチを登録している場合は、Web管理者ページのログインページが表示されるので、手順4に進んでください。

裏面に続きます。

2021年3月

3. NETGEAR Insightアプリでスイッチを登録していない場合は、次のいずれかのボタンをクリックします。

• デバイスの登録: このボタンは、スイッチがインターネットに接続されている場合

に表示されます。スイッチを登録して保証を有効化できます。スイッチを登録する多くのメリットについては、www.netgear.com/why-register/ を参照してください。

• 登録キーを入力: 登録キーを取得している場合 (MyNETGEAR.com サイトでスイッ

チを登録した場合など)、キーを入力してWeb管理者ページにログインできます。

• 登録をスキップして管理者ページにアクセス: 登録は必須ではありませんが、登録

を強くお勧めします。購入後30日以内にスイッチを登録しないと、保証資格に影響する場合があります。

4. 入力画面が表示されたら、デフォルトのデバイス管理者パスワード (password) を入力し、[進む] ボタンをクリックします。

5. [デフォルトのパスワードの変更] ページが表示されたら、新しいデバイス管理者パスワードを入力、確認し、[送信] ボタンをクリックして、新しいパスワードを使用して再度ログインします。

システム情報ページが表示されます。スイッチにログイン後は、スイッチをセットアップできるようになります。Web管理者ページからのスイッチの設定の詳細については、ユーザーマニュアルを参照してください。https://jp.netgear.com/support/からダウンロードできます。

管理モードのInsightへの変更

メモ: 管理モードをNETGEAR Insightに変更する場合にのみ、この手順に従ってください。

デフォルトの管理モードではWeb管理者ページのみ有効になっており、スイッチの設定は Web管理者ページから行います。

NETGEAR InsightクラウドポータルまたはInsightアプリでスイッチをクラウドからリモート管理するには、Web管理者ページで管理モードを変更します。

4. [進む] ボタンをクリックします。システム情報ページが表示されます。

5. [NETGEAR InsightモバイルアプリとInsightクラウドポータル] ラジオボタンを選択します。

6. ポップアップウィンドウで [OK] ボタンをクリックします。

7. [適用] ボタンをクリックします。

8. ポップアップウィンドウで [OK] ボタンをクリックします。設定が保存されます。

管理モードを初めてInsightに変更すると、スイッチは工場出荷時の初期設定にリセットされ、NETGEAR InsightクラウドポータルまたはInsightアプリを使用してスイッチを設定する必要があります。Insightクラウドポータルを使用することをお勧めします。

メモ: Web管理者ページにログインして制限されたメニューにアクセスすることは引き続き可能ですが、その際にはデバイスの管理者パスワードではなく、スイッチを追加した InsightネットワークロケーションのInsightネットワークパスワードを入力する必要があります。

PoEに関する考慮事項 (MS510TXUPのみ)

PoE給電は小さい番号のポート (ポート1からポート8の順) が優先され、スイッチ全体では 295Wを給電することができます。

次の表は、オーバーライドが適用されていない標準の電力範囲を示しており、最大ケーブル長は100メートルで計算されています。スイッチからPDデバイスに十分な電力が配給されない場合は、短いLANケーブルの使用をご検討ください。

クラス対応PoE規格クラスの説明スイッチから供給される

最大電力

受電デバイス (PD) の電力範囲

PoEに関するトラブルシューティング (MS510TXUPのみ)

PoEに関するよくあるトラブルの解決方法を以下で説明します。

• PoE Max LEDが黄色に点灯している場合は、供給可能電力が不足しています。不要な受電デバイスをスイッチから切断することをおすすめします。

• 各受電デバイス (PD) がスイッチに接続されると、対応するスイッチ上のPoE LEDが緑色に点灯します。LEDが黄色に点灯している場合は、次の表に示される要因によりPoE 給電が停止しています。

PoEの障害原因解決策

PoEが関係する短絡がポートで発生しています。

受電デバイスが要求する電力が、ポートが供給可能な電力を上回っています。最大電力は、PoE接続で

15.4W、PoE+接続では30W、PoE++接続では60Wです。

受電デバイスが要求する電力が、PoEクラスの範囲外です。

ポートのPoE電圧がスイッチの許容範囲外です。スイッチを再起動して現象が改善するか

受電デバイスに原因がある可能性が高いです。受電デバイスの状態を確認するか、一度LANケーブルを抜き差して受電デバイスを再起動してください。もしくは、短いLANケーブルに替えてみてください。

お試しください。受電デバイスの状態を確認するか、一度LANケーブルを抜き差して受電デバイスを再起動してください。もしくは、短いLANケーブルに替えてみてください。

サポートおよびコミュニティ

不明点がある場合や、最新版のダウンロードについては、https://jp.netgear.com/support/ にアクセスしてください。

また、NETGEARコミュニティ (community.netgear.com) で役に立つアドバイスを提供しています。

法規制およびコンプライアンス

EU適合宣言書などの法規制遵守情報については、https://jp.netgear.com/about/regulatory/ を参照してください。

本製品をお使いになる前に、適合性の情報をお読みください。

本製品は屋外ではご使用になれません。PoEによる給電は屋内での接続のみを想定しています。

1. スイッチと同一ネットワークに接続済みのPCやタブレットから、Webブラウザーを起動します。

有線接続またはWiFi接続を使用できます。

2. Webブラウザーのアドレス欄にスイッチのIPアドレスを入力します。 Web管理者ページのログインページが表示されます。

まだスイッチを登録していない場合は、登録して保証を有効化するためのページが表示されます。詳細については、Web管理者ページへのログインを参照してください。

3. デバイスの管理者パスワードを入力します。これは、Web管理者ページに初めてログインしたときに指定したパスワードです。

0 PoE デフォルト (フル ) 15.4 W 0.44 W～13.0 W

1 PoE 超低消費電力 4.0 W 0.44 W～3.84 W

2 PoE 低消費電力 7.0 W 3.84 W～6.49 W

3 PoE 中消費電力 15.4 W 6.49 W～13.0 W

4 PoE+ 高消費電力 30.0 W 13.0 W～25.5 W

5 PoE++ 超高消費電力 45.0 W 25.5 W～40.0 W

6～8 PoE++ 超高消費電力 60.0 W 40.0 W～51.0 W

ネットギアジャパン合同会社