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ユーザーマニュアル
Nighthawk S8000
8ポートギガビット
ゲーミング&ストリーミングスイッチ
GS808E
2019年4月
202-11783-03
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Nighthawk S8000 8ポートギガビットゲーミング&ストリーミングスイッチ
サポート
NETGEAR製品をお選びいただきありがとうございます。
https://www.jp.netgear.com/support/ にアクセスしていただくと、本製品の登録、
サポート情報の入手、最新のダウンロードとユーザーマニュアルの入手、弊社コミュニ
ティへの参加を行っていただくことができます。 製品のサポートを受けるためには、
ご購入後30日以内の製品登録が必要です。
コンプライアンスおよび適合性
EU適合宣言書などの法規制遵守情報については、
https://www.jp.netgear.com/about/regulatory/を参照してください。
本製品をお使いになる前に、適合性の情報をお読みください。
本製品は屋外で使用しないでください。 このデバイスに屋外にあるケーブルやデバイ
スを接続する場合は、https://kb.netgear.com/ja/000057103で安全および保証に関す
る情報をご確認ください。
商標
© NETGEAR, Inc.、NETGEAR、およびNETGEARのロゴはNETGEAR社の商標です。NETGEAR以
外の商標は参照目的のためにのみ使用されています。
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目次
第 1 章 ハードウェア概要
関連ドキュメント...........................................8
同梱物の確認...............................................8
ステータスLED..............................................8
背面.......................................................9
スイッチのラベル..........................................11
安全上の注意および警告....................................11
第 2 章 セットアップとログイン
スイッチを接続して電源を入れる............................15
スイッチの検出またはアクセスの方法........................16
IPアドレスの検出とアクセス................................16
Windowsからスイッチにアクセスする......................16
Bonjourを使用してMacからスイッチにアクセスする.........17
NETGEAR Switch Discovery Toolを使用してMacまたはWindows PC
からスイッチにアクセスする.............................18
スイッチの固定IPアドレスの設定............................20
ネットワークに接続済みのスイッチの固定IPアドレスを設定する
.......................................................21
ネットワークに接続されていないスイッチの固定IPアドレスを
セットアップする.......................................22
NETGEAR Insightアプリを使用してスイッチにアクセスする.....23
管理者ページの言語の変更..................................25
管理者パスワードの変更....................................25
スイッチの登録............................................26
第 3 章 パフォーマンスの最適化
プリセットモードの適用....................................29
ゲーム用のプリセットモードの適用.......................29
メディアストリーミング用のプリセットモードの適用.......30
標準のプリセットモードの適用...........................31
カスタムプリセットモードの管理............................32
QoS (Quality of Service) 設定をカスタムプリセットモードと
して保存する...........................................33
カスタムプリセットモードの名前の変更...................34
カスタムプリセットモードの削除.........................34
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
QoS (Quality of Service) モードとポートレート制限の手動設定
..........................................................35
ポートベースQoS (Quality of Service) の使用とポート優先順
位の設定...............................................36
802.1P/DSCP QoS (Quality of Service) の使用............38
ストームコントロールの設定................................39
個々のポートの設定の管理..................................41
ポートのレート制限の設定...............................41
ポートの優先順位の設定.................................42
ポートのフロー制御の管理...............................43
ポートの速度の変更またはポートの無効化.................44
ポートの名前ラベルの追加または変更.....................46
第 4 章 VLAN
VLANの概要................................................49
基本ポートベースVLANモードのアクティブ化とVLANの割り当て..50
拡張ポートベースVLANの管理................................51
拡張ポートベースVLANモードのアクティブ化...............52
拡張ポートベースVLANの作成.............................52
拡張ポートベースVLANの変更.............................54
拡張ポートベースVLANの削除.............................55
基本802.1Q VLANの管理.....................................56
基本802.1Q VLANモードのアクティブ化....................56
基本802.1Q VLANを作成してポートをメンバーとして割り当てる
.......................................................57
基本802.1Q VLAN設定でのポートモードの割り当て..........59
基本802.1Q VLANの変更..................................60
基本802.1Q VLANの削除..................................62
拡張802.1Q VLANの管理.....................................62
拡張802.1Q VLANモードのアクティブ化....................63
拡張802.1Q VLANの作成..................................65
拡張802.1Q VLANの変更..................................66
拡張802.1Q VLANにポートPVIDを指定する..................68
既存の拡張802.1Q VLANを音声VLANとして設定し、CoS値を調整す
る.....................................................69
音声VLANのOUIテーブルの変更............................70
拡張802.1Q VLANの削除..................................72
ポートベースまたは802.1Q VLANモードの非アクティブ化とすべて
のVLANの削除..............................................73
第 5 章 スイッチの管理機能
スイッチ検出プロトコルの管理..............................75
UPnPの管理.............................................75
Bonjourの管理..........................................76
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
NETGEAR Switch Discovery Protocol (NSDP)の管理.........76
静的リンクアグリゲーションの設定..........................77
リンクアグリゲーショングループのセットアップ...........78
リンクアグリゲーション接続の確立.......................79
リンクアグリゲーショングループを有効にする.............80
マルチキャストの管理......................................80
IGMPスヌーピングの管理.................................81
IGMPスヌーピングのVLANを有効にする.....................82
不明なマルチキャストアドレスのブロックの管理...........82
IGMPv3 IPヘッダー検証の管理............................83
IGMPスヌーピング用の静的ルーターポートの設定...........84
スイッチのIPアドレスの変更................................86
スイッチのDHCPクライアント機能の再有効化..................87
第 6 章 スイッチのメンテナンスと監視
手動による新しいスイッチファームウェアの確認とスイッチの更新
..........................................................89
設定ファイルの管理........................................90
設定のバックアップ.....................................90
スイッチの設定の復元...................................91
スイッチを工場出荷時の設定に戻す..........................92
リセットボタンを使用したスイッチのリセット.............92
管理者ページを使用したスイッチのリセット...............93
リセットボタンによるDHCP IPアドレスの更新またはDHCPの再有効
化........................................................94
スイッチへの管理アクセスの制御............................94
スイッチへのアクセス制限の変更または解除..................95
DoS防御モードの管理.......................................96
パワーセーブモードの管理..................................97
ポートLEDの制御...........................................98
電源LEDの制御.............................................99
スイッチのデバイス名の変更...............................100
システム情報の表示.......................................100
スイッチの接続数の表示...................................101
ポートのステータスの表示.................................101
第 7 章 診断とトラブルシューティング
ケーブル接続のテスト.....................................104
管理者ページからのスイッチの再起動.......................105
ネットワークループの検出.................................105
サブネットの競合を解決してスイッチにアクセスする.........106
付録 A 工場出荷時の設定と技術仕様
工場出荷時の初期設定.....................................108
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
技術仕様.................................................109
付録 B スイッチの検出およびアクセスに関する追加情報
任意のPCからスイッチにアクセスする.......................112
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ハードウェア概要
NETGEAR Nighthawk®S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
(GS808E) (このマニュアルでは「スイッチ」と記載) は、マルチプレーヤー、オンライ
ン、VRゲーミング、および4K解像度HDおよびUHD (超高精細) テレビメディアストリー
ミング用の家庭向けの高性能なスイッチ機能を提供します。
ワンクリックで、ゲーミング、メディアストリーミング、および標準的なネットワーキ
ング用に設定を最適化できます。また、QoSを手動で最適化したり、個々のポートの優
先順位とレート制限を設定できます。 スイッチは、ReadyNASなどのリンクアグリゲー
ション対応デバイスへの最大4Gbpsの接続を実現するリンクアグリゲーションおよびマ
ルチキャスト通信のためのIGMPスヌーピングをサポートしています。
この章には次の内容が含まれます。
• 関連ドキュメント
• 同梱物の確認
• ステータスLED
• 背面
• スイッチのラベル
• 安全上の注意および警告
注: このマニュアルに掲載されている内容の詳細については、サポートWebサイト
(https://jp.netgear.com/support/) を参照してください。
注: 新機能や不具合の修正を含むファームウェアのアップデートは、適宜
www.jp.netgear.com/support/ で提供されます。 新しいファームウェアを手動で確認
およびダウンロードできます。 製品の機能や動作が本書に記載されている内容と一致
しない場合、ファームウェアのアップデートが必要になる場合があります。
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
関連ドキュメント
日本語版のマニュアルや製品FAQは、https://jp.netgear.com/support/ をご覧くださ
い。
インストールガイド
•
データシート
•
同梱物の確認
パッケージには、スイッチ、AC電源アダプター、インストールガイドが含まれていま
す。
ステータスLED
ステータスLEDは、スイッチの上部パネルと背面パネルにあります。
図 1 : 電源LED
図 2 : ポートLED
ユーザーマニュアル8ハードウェア概要
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表 1 : LEDの説明
Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
説明LED
電源LED
ポートLED
(1~8)
消灯: スイッチに電力が供給されていない、またはスイッチがステルスモード (電源LEDが無効
の状態) で機能している (電源LEDの制御(99ページ)を参照)。
青点灯: スイッチに電力が供給されていて、スイッチは動作可能。
消灯: 電源がオンになっているデバイスとのリンクが検出されていない、またはアクティブな
ポートがステルスモード (ポートLEDが無効の状態) で機能している (ポートLEDの制御(98ペー
ジ)を参照)。
青点灯: デバイスとのリンクを検出。
青点滅: トラフィックを検出。
すべてのポートLEDが赤色のスクロールパターンで点滅: スイッチにファームウェアをロード
中。
使用中のポートのすべてのポートLEDが青色に高速点滅: スイッチがネットワークループを検
出。 詳細については、ネットワークループの検出(105ページ)を参照してください。
LEDの制御については、電源LEDの制御(99ページ)およびポートLEDの制御(98ページ)
を参照してください。
背面
スイッチの背面パネルには、ボタン、8個のLANポート、電源ジャックがあります。
図 3 : スイッチの背面パネル
左から右へ、背面には以下の機能が搭載されています。
•
LEDボタン: 電源LEDおよびポートLEDのオン/オフを切り替えるボタン。
ユーザーマニュアル9ハードウェア概要
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
•
LANポート: 8個のギガビットイーサネットRJ-45ポート。
-
ポート8 (アップリンク): このポートは、インターネットに接続されているルー
ターのLANポートに接続します。
-
ポート3~7: メインのストリーミングデバイス (「ポート2」を参照) およびメ
インのゲーミングデバイス (「ポート1」を参照) を除き、これらのポートはネッ
トワークデバイスに接続します。
-
ポート2: このポートは、メインのストリーミングデバイスに接続します。
-
ポート1: このポートは、メインのゲーミングデバイスに接続します。
ワンタッチプリセットを使用する場合は、これらのポート接続をお勧めします(プ
リセットモードの適用(29ページ)を参照)。 ただし、カスタムプリセットを保存
して、別のポート接続を使用することもできます(カスタムプリセットモードの管
理(32ページ)を参照)。
•
電源ジャック: 電源アダプター用の12V、1.0A DCコネクタ1個。
注: リセットボタンはスイッチの底面にあります。 スイッチを工場出荷時の設定に
リセットするには、リセットボタンを5秒以上押し続けます。 詳細については、ス
イッチを工場出荷時の設定に戻す(92ページ)を参照してください。
ユーザーマニュアル10ハードウェア概要
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
スイッチのラベル
スイッチの底面にあるスイッチのラベルには、スイッチのシリアル番号、MACアドレス、
デフォルトのログイン情報が記載されています。
図 4 : スイッチのラベル
安全上の注意および警告
お客様の安全を確保するために、以下の安全指針を使用して、システムを潜在的な損傷
から保護してください。
人身事故、感電、火災、および装置の損傷を防ぐため、以下の注意事項を遵守してくだ
さい。
本製品は、温度制御および湿度制御された環境での屋内使用のみを目的として設計
•
されています。 詳細については、付録またはデータシートの環境仕様を参照してく
ださい。
屋外でデバイスを本製品に接続する場合は、適切に接地し、サージ保護する必要が
あります。
これらの安全指針に従わない場合、お使いのNETGEAR製品が損傷する原因になること
があります。その場合、準拠法により認められる限りにおいて、NETGEARの保証の対
象外となる可能性があります。
標記を確認して従ってください。
•
- お使いのシステムのマニュアルで説明されている以外の製品に使用しないでくだ
さい。 一部のデバイスは起動させないでください。
- 稲妻を含む三角形の記号が付いているカバーを開いたり、取り外したりすると、
感電する恐れがあります (お使いのデバイスに記号がある場合)。 これらの収納
ユーザーマニュアル11ハードウェア概要
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
部内の構成部品については、訓練を受けた技術者のみが保守点検することをお勧
めします。
次のいずれかの状況が発生した場合は、製品をコンセントから抜き、部品を交換す
•
るか、訓練を受けたサービスプロバイダーに連絡してください。
- 電源アダプター、電源アダプターケーブル、電源ケーブル、延長ケーブル、また
はプラグが破損している (お使いのデバイスによって付属品は異なります)。
- 製品内部に物が落ちた。
- 製品が水に濡れた。
- 製品を落とした、または損傷した。
- 取扱説明書に従っているが、製品が正しく動作しない。
システムをラジエータや熱源から離してください。 また、冷却用の通気孔をふさが
•
ないでください。
システムの構成部品に食品や液体をこぼさないでください。また、湿気の多い環境
•
で製品を動作させないでください。 システムが濡れた場合は、トラブルシューティ
ングガイドの該当するセクションを参照するか、訓練を受けたサービスプロバイダー
にお問い合わせください。
システムの開口部に物を押し込まないでください。 内部の構成部品がショートし、
•
火災や感電を引き起こすことがあります。
承認された機器とのみ製品を使用してください。
•
カバーを取り外したり内部コンポーネントに触れる前に、製品を冷やしてください
•
(お使いのデバイスが該当する場合)。
本製品を外部電源で動作させる場合は、電気定格ラベルに記載されている種類の外
•
部電源のみを使用してください。 必要な電源の種類がわからない場合は、サービス
プロバイダーまたは地域の電力会社にお問い合わせください。
システムの損傷を防ぐために、電源に電圧セレクターが付属する場合は、セレクター
•
がご利用場所の電力に適合していることを確認してください。
- 115 V、60 Hz: 北米および南米、韓国や台湾など一部の極東諸国
- 100 V、50 Hz: 東日本、100 V、60 Hz: 西日本
- 230 V、50 Hz: ヨーロッパ、中東、極東
接続されているデバイスが設置場所の地域の電力の電気定格で動作することを確認
•
してください。
お使いのデバイスに応じて、付属の電源アダプターまたは認められた電源ケーブル
•
のみを使用してください。
ユーザーマニュアル12ハードウェア概要
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
お使いのデバイスが電源アダプターを使用している場合:
- 電源アダプターが付属していない場合は、お近くのNETGEAR代理店にお問い合わ
せください。
- 電源アダプターは、製品の電気定格ラベルに記載の電圧と電流に適合する必要が
あります。
デバイスが電源ケーブルを使用している場合:
- お使いのシステムや、システム用のAC電源オプションに電源ケーブルが付属して
いない場合は、お使いの国で認められる電源ケーブルをお買い求めください。
- 電源ケーブルは、製品の電気定格ラベルに記載の電圧と電流に適合する必要があ
ります。 ケーブルの電圧と電流の定格は、製品に記載されている定格より大き
くなければいけません。
感電を防ぐために、適切にアースされたコンセントにシステムおよび周辺機器の電
•
源ケーブルのプラグを接続してください。
周辺機器の電源ケーブルには、適切なアースを確保しやすいように3ピンプラグが装
•
備されています (お使いのデバイスが該当する場合)。 アダプターのプラグを使用
したり、ケーブルからアース端子を取り外したりしないでください。 延長ケーブル
を使用する必要がある場合は、適切にアースされたプラグを備えた3線式ケーブルを
使用してください。
延長ケーブルと電源タップの定格を確認してください。 延長ケーブルまたは電源
•
タップに接続する全製品のアンペア定格の合計が、延長ケーブルまたは電源タップ
のアンペア定格の上限の80%を超えていないことを確認してください。
突然の一時的な電力上昇または電力減少から製品を保護するために、サージ抑制器、
•
ラインコンディショナーまたはUPS (無停電電源装置) を使用してください。
システムケーブル、電源アダプターケーブル、または電源ケーブルを慎重に接続し
•
ます。 踏んだり、つまずいたりすることがないように、ケーブルを配線してくださ
い。 ケーブルの上には何も置かないでください。
電源アダプター、電源アダプターケーブル、電源ケーブル、プラグは変更しないで
•
ください。 設置場所に対する変更については、資格のある電気技術者または電力会
社にお問い合わせください。
地域および国の配線規則に必ず従ってください。
•
ユーザーマニュアル13ハードウェア概要
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セットアップとログイン
この章では、スイッチをセットアップして、Web管理者ページにログインする方法につ
いて説明します。
この章には次の内容が含まれます。
• スイッチを接続して電源を入れる
• スイッチの検出またはアクセスの方法
• IPアドレスの検出とアクセス
• スイッチの固定IPアドレスの設定
• NETGEAR Insightアプリを使用してスイッチにアクセスする
• 管理者ページの言語の変更
• 管理者パスワードの変更
• スイッチの登録
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
スイッチを接続して電源を入れる
図 5 : 接続例
ネットワークにスイッチを接続して、スイッチの電源を入れます。
1. スイッチのLANポート8(アップリンク)をインターネットに接続されているルーター
のLANポートに接続します。
2. スイッチで、デバイスを次のように接続します。
ゲーミングデバイスをポート1に接続します。
•
ストリーミングデバイスをポート2に接続します。
•
その他のすべてのデバイス(追加のゲーミングおよびストリーミングデバイスな
•
ど)を残りのポート3~7に接続します。
ワンタッチプリセットを使用する場合は、これらのポート接続をお勧めします(プ
リセットモードの適用(29ページ)を参照)。 ただし、カスタムプリセットを保存
して、別のポート接続を使用することもできます(カスタムプリセットモードの管
理(32ページ)を参照)。
3. スイッチに電源アダプターを接続して、電源アダプターをコンセントに差し込みま
す。
スイッチの上部にある電源LEDが青色に点灯し、接続されたデバイスのポートLEDが
点灯します。
ユーザーマニュアル15セットアップとログイン
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
スイッチの検出またはアクセスの方法
次のいずれかの方法を使用して、ネットワーク内のスイッチを検出するか、スイッチに
アクセスして設定および管理できます。
•
PCとWebブラウザー: PCとWebブラウザーを使用して、ネットワーク内のスイッチを
検出し、スイッチの管理者ページにアクセスします。
- Windowsからスイッチにアクセスする(16ページ)
- Bonjourを使用してMacからスイッチにアクセスする(17ページ)
- NETGEAR Switch Discovery Toolを使用してMacまたはWindows PCからスイッチに
アクセスする(18ページ)
- スイッチの固定IPアドレスの設定(20ページ)
•
Insightアプリ: NETGEAR Insightアプリをスマートフォンまたはタブレットにインス
トールして、ネットワーク内のスイッチを検出し、スイッチの管理者ページにアク
セスします (NETGEAR Insightアプリを使用してスイッチにアクセスする(23ペー
ジ)を参照)。
IPアドレスの検出とアクセス
デフォルトでは、スイッチはネットワーク内のDHCPサーバー (またはDHCPサーバーとし
て機能するルーターなどのデバイス) からIPアドレスを取得します。
スイッチの固定 (静的) IPアドレスの設定については、スイッチの固定IPアドレスの設
定(20ページ)を参照してください。
Windowsからスイッチにアクセスする
WindowsベースのPCからスイッチにアクセスして、スイッチのIPアドレスを検出しま
す。
1. エクスプローラーを開きます。
2.
[ネットワーク] リンクをクリックします。
3. メッセージが表示される場合は、ネットワーク探索を有効にします。
4. [ネットワークインフラストラクチャ] の下で、「Nighthawk S8000」を探します。
5.
[NighthawkS8000(xx:xx:xx:xx:xx:xx)] をダブルクリックします (xx:xx:xx:xx:xx:xx
はスイッチのMACアドレス)。
ブラウザーで管理者ページのログインページが開きます。
ユーザーマニュアル16セットアップとログイン
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
6. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
右側 (ブラウザーウィンドウのサイズによっては中央) に、スイッチに割り当てら
れているIPアドレスが表示されます。
ヒント: PCまたはモバイルデバイスですばやくアクセスできるように、IPアドレスを
コピーして新しいショートカットに貼り付けたり、またはブックマークしたりする
ことができます。 ただし、スイッチを再起動すると、(DHCPサーバーによって割り
当てられた) 動的IPアドレスが変わり、ブックマークがスイッチのログインページ
とリンクしなくなることがあります。 この状況では、この手順を繰り返して、ネッ
トワークでスイッチの新しいIPアドレスを検出し、ブックマークを更新する必要が
あります。 スイッチの固定 (静的) IPアドレスをセットアップして (スイッチの固
定IPアドレスの設定(20ページ)を参照)、スイッチを再起動した後も新しいブック
マークが常にスイッチのログインページとリンクするようにすることもできます。
Bonjourを使用してMacからスイッチにアクセスする
MacがBonjourをサポートしている場合は、次の手順を使用できます。 MacがBonjourを
サポートしていない場合は、NETGEAR Switch Discovery Toolを使用してMacまたはWindows
PCからスイッチにアクセスする(18ページ)を参照してください。
Bonjourを使用してMacからスイッチにアクセスし、スイッチのIPアドレスを検出しま
す。
1. Safariブラウザーを起動します。
2.
[Safari] > [環境設定] を選択します。
[一般] ページが表示されます。
3.
[詳細] タブをクリックします。
[詳細] ページが表示されます。
4.
[ブックマークメニューにBonjourを含める] チェックボックスを選択します。
5. [詳細] ページを閉じます。
6. Mac OSバージョンに応じて、次のいずれかを選択します (xx:xx:xx:xx:xx:xxはス
イッチのMACアドレス)。
•
[ブックマーク] > [Bonjour] > [Nighthawk S8000 (xx:xx:xx:xx:xx:xx)]
•
[ブックマーク] > [Bonjour] > [Webpages Nighthawk S8000 (xx:xx:xx:xx:xx:xx)]
ユーザーマニュアル17セットアップとログイン
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
ブラウザーで管理者ページのログインページが開きます。
7. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
右側 (ブラウザーウィンドウのサイズによっては中央) に、スイッチに割り当てら
れているIPアドレスが表示されます。
ヒント: PCまたはモバイルデバイスですばやくアクセスできるように、IPアドレスを
コピーして新しいショートカットに貼り付けたり、またはブックマークしたりする
ことができます。 ただし、スイッチを再起動すると、(DHCPサーバーによって割り
当てられた) 動的IPアドレスが変わり、ブックマークがスイッチのログインページ
とリンクしなくなることがあります。 この状況では、この手順を繰り返して、ネッ
トワークでスイッチの新しいIPアドレスを検出し、ブックマークを更新する必要が
あります。 スイッチの固定 (静的) IPアドレスをセットアップして (スイッチの固
定IPアドレスの設定(20ページ)を参照)、スイッチを再起動した後も新しいブック
マークが常にスイッチのログインページとリンクするようにすることもできます。
NETGEAR Switch Discovery Toolを使用してMacまたは
Windows PCからスイッチにアクセスする
NETGEAR Switch Discovery Toolでは、ネットワーク内のスイッチを検出して、Macまた
は64ビットWindows PC上のWebブラウザーからスイッチにアクセスできます。 Macが
Bonjourをサポートしていない場合は、次の手順を使用します。
NETGEAR Switch Discovery Toolをインストールし、ネットワーク内のスイッチを検出
し、スイッチにアクセスし、スイッチのIPアドレスを検出します。
1. Switch Discovery Toolは、
netgear.com/support/product/netgear-switch-discovery-tool.aspx からダウン
ロードできます。
使用しているPCに応じて、Macバージョンまたは64ビットのWindows PCのバージョン
をダウンロードします。
2. スイッチの設定に使用するPCで、ファイアウォール、インターネットセキュリティ、
アンチウィルスプログラム、またはこれらすべてを一時的に無効にします。
3.
Switch Discovery Toolのファイルを解凍し、.exeまたは.dmgファイル
(NETGEAR+Switch+Discovery+Tool+Setup+1.2.101.exeまたは
NetgearSDT-V1.2.101.dmgなど) をダブルクリックして、PCにプログラムをイン
ストールします。
ユーザーマニュアル18セットアップとログイン
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
PCのセットアップに応じて、インストールプロセスでNETGEAR Switch Discovery
ToolアイコンがMacのDockまたはWindows PCのデスクトップに追加される場合があり
ます。
4. PCのセキュリティサービスを再度有効にします。
5. スイッチに電源を投入します。
DHCPサーバーによりスイッチにIPアドレスが割り当てられます。
6. PCをスイッチと同じネットワークに接続します。
WiFi接続または有線接続を使用できます。 PCとスイッチは同じレイヤー2ネットワー
クに配置されていなければなりません。
7. Switch Discovery Toolを開きます。
MacのDockまたはWindows PCのデスクトップにNETGEAR Switch Discovery Toolアイ
コンがある場合は、NETGEAR Switch Discovery Toolアイコンをクリックまたはダブ
ルクリックして、プログラムを開きます。
初期ページには、メニューとボタンが表示されます。
8.
[Choose a connection] メニューから、Switch Discovery Toolでスイッチにアクセ
スできるようにするネットワーク接続を選択します。
9.
[START SEARCHING] ボタンをクリックします。
Switch Discovery Toolに、選択したネットワークで検出されたアンマネージプラ
ス・スイッチのリストが表示されます。
スイッチごとに、ツールにIPアドレスが表示されます。
10.
スイッチの管理者ページにアクセスするには、[ADMIN PAGE] ボタンをクリックし
ます。
ブラウザーで管理者ページのログインページが開きます。
11. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
右側 (ブラウザーウィンドウのサイズによっては中央) に、スイッチに割り当てら
れているIPアドレスが表示されます。
ユーザーマニュアル19セットアップとログイン
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
ヒント: PCまたはモバイルデバイスですばやくアクセスできるように、IPアドレスを
コピーして新しいショートカットに貼り付けたり、またはブックマークしたりする
ことができます。 ただし、スイッチを再起動すると、(DHCPサーバーによって割り
当てられた) 動的IPアドレスが変わり、ブックマークがスイッチのログインページ
とリンクしなくなることがあります。 この状況では、この手順を繰り返して、ネッ
トワークでスイッチの新しいIPアドレスを検出し、ブックマークを更新する必要が
あります。 スイッチの固定 (静的) IPアドレスをセットアップして (スイッチの固
定IPアドレスの設定(20ページ)を参照)、スイッチを再起動した後も新しいブック
マークが常にスイッチのログインページとリンクするようにすることもできます。
スイッチの固定IPアドレスの設定
デフォルトでは、スイッチはネットワーク内のDHCPサーバー (またはDHCPサーバーとし
て機能するルーターなどのデバイス) からIPアドレスを取得します。 ただし、DHCPサー
バーが常に、スイッチに同じIPアドレスを割り当てるとは限りません。 スイッチの管
理者ページに簡単にアクセスできるように、固定 (静的) IPアドレスをスイッチにセッ
トアップできます。 これにより、スイッチのIPアドレスは変わらないため、モバイル
デバイスからいつでもスイッチを管理することができます。
スイッチのIPアドレスを変更するには、次のいずれかの方法でスイッチに接続します。
•
ネットワーク接続: スイッチとPCが同じネットワークに接続されている場合は (こ
れが最も一般的な状況)、ネットワーク経由でスイッチのIPアドレスを変更できます
(ネットワークに接続済みのスイッチの固定IPアドレスを設定する(21ページ)を参
照)。
•
直接接続: スイッチがネットワークに接続されていない特殊な状況の場合、または
何らかの理由によりネットワーク経由でスイッチに接続できない場合は、LANケーブ
ルを使用してスイッチに直接接続することで、スイッチのIPアドレスを変更できま
す (ネットワークに接続されていないスイッチの固定IPアドレスをセットアップす
る(22ページ)を参照)。
ユーザーマニュアル20セットアップとログイン
Page 21

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
ネットワークに接続済みのスイッチの固定IPアドレスを
設定する
スイッチとPCが同じネットワークに接続されている場合は (これが最も一般的な状況)、
ネットワーク接続経由でスイッチのIPアドレスを変更できます。
ネットワーク接続を使用して、スイッチのDHCPクライアント機能を無効にして、スイッ
チのIPアドレスを固定IPアドレスに変更します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
右側 (ブラウザーウィンドウのサイズによっては中央) に、スイッチに割り当てら
れているIPアドレスが表示されます。
4.
[IPアドレス (DHCPオン)] を選択します。
スイッチのDHCPクライアント機能が有効になっているため、[DHCP] セクションのボ
タンバーが緑色で表示されます。
5. [DHCP] セクションのボタンをクリックします。
ボタンバーがグレーで表示されて、スイッチのDHCPクライアント機能が無効になっ
たことが示され、IPアドレスのフィールドが編集可能になります。
6. スイッチに割り当てる固定 (静的) IPアドレス、関連するサブネットマスクおよび
ゲートウェイIPアドレスを入力します。
[IPアドレス] フィールドのアドレスをそのまま (DHCPサーバーによって割り当てら
れたIPアドレス) にしておくことも、IPアドレスの下3桁を未使用のIPアドレスに変
更することもできます。
7. ページをブックマークする場合は、固定IPアドレスを書き留めておきます。
後でブックマークすることができます。
8.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。 IPアドレスを変更するとスイッチのWebセッションが切断さ
れます。
ユーザーマニュアル21セットアップとログイン
Page 22

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
9. ログインページが表示されない場合は、Webブラウザーのアドレスフィールドにス
イッチの新しいIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
10. 管理者ページに簡単にアクセスできるように、PCでページをブックマークします。
ネットワークに接続されていないスイッチの
固定IPアドレスをセットアップする
スイッチがネットワークに接続されていない特殊な状況の場合、または何らかの理由に
よりネットワーク接続経由でスイッチに接続できない場合は、LANケーブルを使用して
スイッチに直接接続することで、スイッチのIPアドレスを変更できます。
直接接続して、スイッチのIPアドレスを固定IPアドレスに変更します。
1. LANケーブルでPCとスイッチのLANポートを接続し、スイッチの電源を入れます。
2. スイッチのデフォルトのIPアドレスと同じサブネットに属するようにPCのIPアドレ
スを変更します。
スイッチのデフォルトのIPアドレスは「192.168.0.239」です。 つまり、PCのIPア
ドレスを、スイッチのデフォルトのIPアドレスと同じサブネット (192.168.0.x) に
なるように変更する必要があります。
PCでIPアドレスを変更する方法は、PCのオペレーティングシステムによって異なり
ます。
3. LANケーブルでスイッチに直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
4.
スイッチのIPアドレスとして「192.168.0.239」と入力します。
ログインページが表示されます。
5. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
右側 (ブラウザーウィンドウのサイズによっては中央) に、スイッチに割り当てら
れているIPアドレスが表示されます。
6.
[IPアドレス (DHCPオン)] を選択します。
スイッチのDHCPクライアント機能が有効になっているため、[DHCP] セクションのボ
タンバーが緑色で表示されます。
7. [DHCP] セクションのボタンをクリックします。
ユーザーマニュアル22セットアップとログイン
Page 23

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
ボタンバーがグレーで表示されて、スイッチのDHCPクライアント機能が無効になっ
たことが示され、IPアドレスのフィールドが編集可能になります。
8. スイッチに割り当てる固定 (静的) IPアドレス、関連するサブネットマスクおよび
ゲートウェイIPアドレスを入力します。
9. ページをブックマークする場合は、固定IPアドレスを書き留めておきます。
後でブックマークすることができます。
10.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。 IPアドレスを変更するとスイッチのWebセッションが切断さ
れます。
11. スイッチをPCから切断して、スイッチをネットワークにインストールします。
詳細については、スイッチを接続して電源を入れる(15ページ)を参照してくださ
い。
12. PCを元のIPアドレスに戻します。
13. 新しいIPアドレスでスイッチに接続できることを確認します。
a. スイッチと同じネットワークに接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
b. スイッチに割り当てた新しいIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
c. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字
が区別されます。
ホームページが表示されます。
NETGEAR Insightアプリを使用して
スイッチにアクセスする
NETGEAR Insightアプリを使用すると、ネットワーク内のスイッチを検出し、スマート
フォンまたはタブレットからスイッチの管理者ページにアクセスできます。
Insightアプリからスイッチにアクセスします。
1. iOSまたはAndroidモバイルデバイスで、アプリストアに移動し、「NETGEAR Insight」
を検索してアプリをダウンロードおよびインストールします。
2. WiFiルーターやアクセスポイントをスイッチに直接接続している場合は、モバイル
デバイスをルーターやアクセスポイントのWiFiネットワークに接続します。
ユーザーマニュアル23セットアップとログイン
Page 24

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
3.
[ログイン] を選択してログインするか、NETGEARアカウントをお持ちでない場合は
[NETGEARアカウントの作成] からアカウントを作成します。
4. ログイン後、接続したネットワークの名前と、ログイン用の管理者パスワードを入
力します。このパスワードはネットワークに追加されるすべてのネットワークデバ
イスに適用されます。入力後、[次へ] ボタンをタップします。
5. これで、デバイスを追加できるようになりました。 次のオプションのいずれかを選
択します。
ネットワークをスキャンしてデバイスを追加する。
•
シリアル番号を入力してデバイスを追加する。
•
バーコードをスキャンしてデバイスを追加する。
•
注: 電源またはアップリンクにスイッチを接続するように画面に表示されることがあ
ります。 すでに接続しているため、これらの画面では、[次へ] ボタンをタップしま
す。
6. スイッチがモバイルデバイスと同じWiFiネットワークに接続していない場合は接続
します。約2分待ち、[次へ] を選択します。
スイッチが検出され、ネットワーク上に登録されます。
7.
Insightアプリで、スイッチを選択し、[Web管理者ページにアクセス] リンクをタッ
プします。
ブラウザーで管理者ページのログインページが開きます。
8. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
ユーザーマニュアル24セットアップとログイン
Page 25

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
管理者ページの言語の変更
デフォルトでは、スイッチが言語を自動的に検出できるように、管理者ページの言語は
[自動] に設定されています。 ただし、言語は特定の言語に設定することもできます。
管理者ページの言語を変更します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
[システム情報] を選択します。
システム情報のフィールドが表示されます。
5.
右上の言語ドロップダウンリストで、言語を選択します。
6.
[適用] ボタンをクリックします。
ポップアップウィンドウが開きます。
7.
[続ける] ボタンをクリックします。
設定が保存され、言語が変更されます。
管理者パスワードの変更
スイッチの管理者ページにアクセスするためのデフォルトのパスワードは「password」
です。 このパスワードを、安全性の高いパスワードに変更することをお勧めします。
どの言語の辞書にある単語も使用せず、大文字と小文字、数字、記号を混在させること
を推奨します。 使用できるのは最大で20文字です。
スイッチのパスワードを変更します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
ユーザーマニュアル25セットアップとログイン
Page 26

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[設定] を選択します。
[プリセットモード] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[パスワードの変更] を選択します。
[パスワードの変更] ページが表示されます。
6.
[現在のパスワード] フィールドに、スイッチの現在のパスワードを入力します。
7.
[新しいパスワード] フィールドと [新しいパスワードの再入力] フィールドに新しい
パスワードを入力します。
8.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。 今後スイッチにアクセスする際に忘れないように、新しいパ
スワードを安全な場所に保管してください。
スイッチの登録
NETGEAR Insightモバイルアプリを使用してスイッチを登録することをお勧めします
(NETGEAR Insightアプリを使用してスイッチにアクセスする(23ページ)を参照してく
ださい)。
スイッチを登録すると、アラートメールを受け取ったり、効率的にテクニカルサポート
を受けることができます。 スイッチは管理者ページから登録することもできます。こ
の場合、スイッチをインターネットに接続する必要があります。
管理者ページからスイッチを登録します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
ユーザーマニュアル26セットアップとログイン
Page 27

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
4.
ページ上部のメニューから、[設定] を選択します。
[プリセットモード] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[製品登録] を選択します。
[製品登録] ページが表示されます。
6.
[登録] ボタンをクリックします。
スイッチが登録用のサーバーに接続します。
7. 画面上の手順に従ってスイッチを登録します。
ユーザーマニュアル27セットアップとログイン
Page 28

3
パフォーマンスの最適化
この章では、スイッチのパフォーマンスを最適化する方法について説明します。
この章には次の内容が含まれます。
• プリセットモードの適用
• カスタムプリセットモードの管理
• QoS (Quality of Service) モードとポートレート制限の手動設定
• ストームコントロールの設定
• 個々のポートの設定の管理
28
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
プリセットモードの適用
スイッチには、プリセットされた設定でスイッチのパフォーマンスを最適化することが
できる3つの定義済みのプリセットモードがあります。 これらのモードとは、ゲーム
用、メディアストリーミング用、標準のプリセットモードです。 スイッチには、プリ
セット設定を定義し、後からそれを簡単に復旧できるように保存しておくことができる
2つのカスタムプリセットモードもあります(カスタムプリセットモードの管理(32ペー
ジ)を参照)。
プリセットモードは、スイッチのQoS (Quality of Service) およびポート優先順位に
影響します。
ゲーム用のプリセットモードの適用
ゲーミングプリセットモードでは、ゲーミングのネットワークトラフィックを非常に高
速で処理できるように、スイッチが管理するトラフィックのデータ遅延(レイテンシ)
が最小限に抑えられます。 ゲーミングプリセットモードを使用する場合は必ず、ゲー
ミングデバイスをポート1に接続し、ルーターへのアップリンクをポート8に接続してく
ださい。
ゲーム用のプリセットモードを適用すると次のようになります。
ポート1および8のQoSポート優先順位が [Critical] に設定されます。
•
ポート2~7のQoSポート優先順位が [Low] に設定されます。
•
スイッチのIGMPスヌーピングが有効になります(詳細については、IGMPスヌーピン
•
グの管理(81ページ)を参照)。
すべてのポートのフロー制御が無効になります (詳細については、ポートのフロー
•
制御の管理(43ページ)を参照)。
スイッチの省電力が無効になります(詳細については、パワーセーブモードの管理
•
(97ページ)を参照)。
QoSモードがポートベースに設定されます(詳細については、ポートベースQoS
•
(Quality of Service) の使用とポート優先順位の設定(36ページ)を参照)。
ゲーム用のプリセットモードを適用する前に、現在のQoS、ポート優先順位、マルチキャ
スト、フロー制御、およびIGMPスヌーピングなどの設定をカスタムプリセットモード
(QoS (Quality of Service) 設定をカスタムプリセットモードとして保存する(33ペー
ジ)を参照) として保存できます。これにより、現在のQoS設定に簡単に戻すことがで
きます。
ユーザーマニュアル29パフォーマンスの最適化
Page 30

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
ゲーム用のプリセットモードを適用します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
[プリセットモード] を選択します。
[プリセットモード] ページが表示されます。 [ロード] タブが自動的に選択されま
す。
5.
[ゲーム用のプリセットモード] を選択します。
[ゲーム用のプリセットモードのプレビュー] セクションには、ゲーム用のプリセッ
トモードの設定が表示されます。
6.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
メディアストリーミング用のプリセットモードの適用
メディアストリーミングプリセットモードでは、音楽、ビデオ、動画などのストリーミ
ングメディアを非常に高速で処理できるようにスイッチが管理するトラフィックのス
ループットが最大になります。 メディアストリーミングモードを使用する場合は必ず、
メディアストリーミングデバイスをポート2に接続し、ルーターへのアップリンクをポー
ト8に接続してください。
メディアストリーミングプリセットモードを適用すると次のようになります。
ポート2および8のQoSポート優先順位が [Critical] に設定されます。
•
ポート1および3~7のQoSポート優先順位が [Low] に設定されます。
•
スイッチのIGMPスヌーピングが有効になります(詳細については、IGMPスヌーピン
•
グの管理(81ページ)を参照)。
すべてのポートのフロー制御が無効になります (詳細については、ポートのフロー
•
制御の管理(43ページ)を参照)。
スイッチの省電力が無効になります(詳細については、パワーセーブモードの管理
•
(97ページ)を参照)。
ユーザーマニュアル30パフォーマンスの最適化
Page 31

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
QoSモードがポートベースに設定されます(詳細については、ポートベースQoS
•
(Quality of Service) の使用とポート優先順位の設定(36ページ)を参照)。
メディアストリーミング用のプリセットモードを適用する前に、現在のQoS、ポート優
先順位、マルチキャスト、フロー制御、IGMPスヌーピングなどの設定をカスタムプリ
セットモード (QoS (Quality of Service) 設定をカスタムプリセットモードとして保
存する(33ページ)を参照) として保存できます。これにより、現在のQoS設定に簡単
に戻すことができます。
メディアストリーミング用のプリセットモードを適用します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
[プリセットモード] を選択します。
[プリセットモード] ページが表示されます。 [ロード] タブが自動的に選択されま
す。
5.
[メディアストリーミング用のプリセットモード] を選択します。
[メディアストリーミング用のプリセットモードのプレビュー] セクションに、メ
ディアストリーミング用のプリセットモードの設定が表示されます。
6.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
標準のプリセットモードの適用
デフォルトの標準プリセットモードでは、すべてのポートに等しい優先順位が割り当て
られます。
標準のプリセットモードを適用すると次のようになります。
すべてのポートのQoSポート優先順位が [High] に設定されます。
•
スイッチのIGMPスヌーピングが有効になります(詳細については、IGMPスヌーピン
•
グの管理(81ページ)を参照)。
ユーザーマニュアル31パフォーマンスの最適化
Page 32

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
すべてのポートのフロー制御が無効になります (詳細については、ポートのフロー
•
制御の管理(43ページ)を参照)。
スイッチの省電力が無効になります(詳細については、パワーセーブモードの管理
•
(97ページ)を参照)。
QoSモードがポートベースに設定されます(詳細については、ポートベースQoS
•
(Quality of Service) の使用とポート優先順位の設定(36ページ)を参照)。
標準のプリセットモードを適用する前に、現在のQoS、ポート優先順位、マルチキャス
ト、フロー制御、およびIGMPスヌーピングなどの設定をカスタムプリセットモード (QoS
(Quality of Service) 設定をカスタムプリセットモードとして保存する(33ページ)
を参照) として保存できます。これにより、現在のQoS設定に簡単に戻すことができま
す。
標準のプリセットモードを適用します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
[プリセットモード] を選択します。
[プリセットモード] ページが表示されます。 [ロード] タブが自動的に選択されま
す。
5.
[標準のプリセットモード] (デフォルト) を選択します。
[標準のプリセットモードのプレビュー] セクションには、標準のプリセットモード
の設定が表示されます。
6.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
カスタムプリセットモードの管理
IGMPスヌーピング、フロー制御、パワーセーブモード、QoSモード、および個々のポー
トの優先順位など、現在のQoS(Quality of Service)設定をカスタムプリセットモー
ユーザーマニュアル32パフォーマンスの最適化
Page 33

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
ドとして保存できます。 これらのカスタムプリセットモードは名前を変更したり、カ
スタムプリセットモードを削除することもできます。
QoS (Quality of Service) 設定をカスタムプリセットモード
として保存する
プリセットモードを適用する (プリセットモードの適用(29ページ)を参照) 前に、現
在のQoS (Quality of Service) 設定をカスタムプリセットモードとして保存できます。
QoS設定をカスタムプリセットモードとして保存します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
[プリセットモード] を選択します。
[プリセットモード] ページが表示されます。 [ロード] タブが自動的に選択されま
す。
5.
[保存] タブをクリックします。
[プリセットモードの保存] ページが表示されます。
6.
[プリセットモード名] フィールドに、カスタムプリセットモードの名前を1~16文字
で入力します。
7.
スロット [1] または [2] ボタンを選択します。
スロットごとに1ずつ、計2つのカスタムプリセットモードを保存できます。
8.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。 カスタムプリセットモードが [プリセットモード] ページに
表示されます。
ユーザーマニュアル33パフォーマンスの最適化
Page 34

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
カスタムプリセットモードの名前の変更
カスタムプリセットモードを保存した後に、モードの名前を変更できます。
カスタムプリセットモードの名前を変更します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
[プリセットモード] を選択します。
[プリセットモード] ページが表示されます。 [ロード] タブが自動的に選択されま
す。
5.
[保存] タブをクリックします。
[プリセットモードの保存] ページが表示されます。
6.
スロット [1] または [2] ボタンを選択します。
7.
[プリセットモード名] フィールドに、カスタムプリセットモードの新しい名前を1~
16文字で入力します。
8.
[名前の変更] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
カスタムプリセットモードの削除
不要になったカスタムプリセットモードを削除できます。
カスタムプリセットモードを削除します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
ユーザーマニュアル34パフォーマンスの最適化
Page 35

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
[プリセットモード] を選択します。
[プリセットモード] ページが表示されます。 [ロード] タブが自動的に選択されま
す。
5. カスタムプリセットモードを選択します。
[PREVIEW] ページが表示されます。
6.
[削除] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。 カスタムプリセットモードが [PRESET MODES] ページから削
除されます。
QoS (Quality of Service) モードと
ポートレート制限の手動設定
プリセットパフォーマンスモードを使用する代わりに、QoS (Quality of Service) モー
ドを手動で設定してトラフィックを管理できます。
•
ポートベースQoSモード: 個々のポート番号の優先順位 (低、中、高、重大) を設定
したり、個々のポートの受信および送信トラフィックのレート制限を設定したりす
ることができます。 ブロードキャストフィルタリングが有効な場合は、個々のポー
トの受信トラフィックのストーム制御レートも設定できます。
•
802.1P/DSCP QoSモード: タグ付きパケットに基づいたパススルー優先順位付けを
適用し、個々のポートの受信および送信トラフィックのレート制限を設定できます。
ブロードキャストフィルタリングが有効な場合は、個々のポートの受信トラフィッ
クのストーム制御レートも設定できます。
このQoSモードは、802.1PおよびDSCP (Differentiated Services Code Point) タグ
付けをサポートしているデバイスにのみ適用されます。 802.1PおよびDSCPタグ付け
をサポートしていないデバイスの場合、ポートは優先順位付けされませんが、設定
したレート制限は引き続き適用されます。
ポート (およびそれに接続されているデバイス) がスイッチで帯域幅を占有しすぎない
ようにポート上の受信トラフィック、送信トラフィック、または両方のレートを制限で
きます。 レート制限は、どちらのQoSモードでも個々のポートに対して設定できます。
つまり、スイッチはトラフィックがポートに設定した制限を超えないようにポート上の
すべてのトラフィックを低速化します。 ポートのレート制限を低すぎる値に設定する
ユーザーマニュアル35パフォーマンスの最適化
Page 36

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
と、ビデオストリームの品質が低下したり、オンラインアクティビティで応答時間が遅
くなったり、その他の問題が発生することがあります。
ポートベースQoS (Quality of Service) の使用と
ポート優先順位の設定
ポートベースの優先順位はスイッチのデフォルトのQoSモードであり、プリセットモー
ド(ゲーミング、メディアストリーミング、および標準)はポートベースです。
注: スイッチのQoSモードが802.1P/DSCPの場合、QoSモードをポートベースモードに変更
する前に、現在のQoS設定をカスタムプリセットモードとして保存することをお勧めし
ます。 詳細については、QoS (Quality of Service) 設定をカスタムプリセットモード
として保存する(33ページ)を参照してください。
各ポートで、受信および送信トラフィックの両方の優先度とレート制限を設定できま
す。
•
ポート優先順位: スイッチは、重大の優先順位のポートからのトラフィックを処理
した後に、高、中または低の優先順位のポートからのトラフィックを処理します。
同様に、スイッチは、高の優先順位のポートからのトラフィックを処理した後に、
中または低の優先順位のポートからのトラフィックを処理します。 深刻なネット
ワーク輻輳が発生した場合、スイッチは優先順位の低いパケットをドロップするこ
とがあります。
•
ポートレート制限: スイッチは、ポートの受信トラフィック用に設定したレート
(データ転送速度)でトラフィックを受け入れます。 スイッチは、ポートの送信ト
ラフィック用に設定したレートでトラフィックを転送します。 各レート制限は、
512Kbps~512Mbpsの定義済みのデータ転送しきい値として選択できます。
注: ポートのレート制限を設定した場合、ポートが処理しているトラフィックのタイプ
によって実際のレートが変動する場合があります。
ポートベースのQoSモードを使用して、ポートの優先順位とレート制限を設定します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
ユーザーマニュアル36パフォーマンスの最適化
Page 37

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
[QoS Mode] メニューで選択されている項目が[802.1P/DSCP] の場合は、次の手順
に従って[Port-based] に変更します。
a.
[QoSモード] メニューから、[ポートベース] を選択します。
ポップアップウィンドウが開きます。
b.
[続ける] ボタンをクリックします。
ポップアップウィンドウが閉じます。
注: ブロードキャストフィルタリングについては、ストームコントロールの設定
(39ページ)を参照してください。
6. ポートの優先順位を設定するには、次の手順に従います。
a.
[優先度] タブをクリックします。
b.
紫色の鉛筆アイコンをクリックします。
[優先度の編集] ページが表示されます。
c.
優先順位を設定する各ポートで、ポートの個別のメニューから [Low]、
[Medium]、[High] または [Critical] を選択します。
デフォルトの値は [High] です。
d.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されて、[EDIT PRIORITY] ページが閉じます。
7. レート制限を設定するには、次の手順に従います。
a.
[レート制限] タブをクリックします。
b.
紫色の鉛筆アイコンをクリックします。
[レート制限の編集] ページが表示されます。
c.
レート制限を設定する各ポートで、ポートの [In Limits] メニューおよび [Out
Limits] メニューからKbpsまたはMbps単位でレートを選択します。
デフォルトの値は [制限なし] です。
d.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存され、[EDIT RATE LIMITS] ページが閉じます。
ユーザーマニュアル37パフォーマンスの最適化
Page 38

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
802.1P/DSCP QoS (Quality of Service) の使用
802.1P/DSCP QoSモードでは、スイッチは、受信パケットのヘッダーの802.1PまたはDSCP
情報を使用してパケットを優先順位付けします。 このタイプのQoSでは、スイッチにト
ラフィック(パケット)を送信するデバイスがトラフィックを優先順位付けするため、
スイッチでポートの優先順位付けは制御することはできません。 ただし、スイッチの
個々のポートのレート制限は設定できます。
スイッチは、ポートの受信トラフィック用に設定したレート(データ転送速度)でトラ
フィックを受け入れます。 スイッチは、ポートの送信トラフィック用に設定したレー
トでトラフィックを転送します。 各レート制限は、512Kbps~512Mbpsの定義済みのデー
タ転送しきい値として選択できます。
注: スイッチのQoSモードがポートベースの場合、QoSモードを802.1P/DSCP QoSモードに
変更する前に、現在のQoS設定をカスタムプリセットモードとして保存することをお勧
めします。 詳細については、QoS (Quality of Service) 設定をカスタムプリセット
モードとして保存する(33ページ)を参照してください。
802.1P/DSCP QoSモードを使用して、ポートのレート制限を設定します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
[QoS Mode]メニューで選択されている項目が [Port-based] の場合は、次の手順に
従って [802.1P/DSCP] に変更します。
a.
[QoSモード] メニューから、[802.1P/DSCP] を選択します。
ポップアップウィンドウが開きます。
b.
[続ける] ボタンをクリックします。
ポップアップウィンドウが閉じます。
注: ブロードキャストフィルタリングについては、ストームコントロールの設定
(39ページ)を参照してください。
ユーザーマニュアル38パフォーマンスの最適化
Page 39

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
6. レート制限を設定するには、次の手順に従います。
a.
[レート制限] タブをクリックします。
ブロードキャストフィルタリングが無効になっている場合は、[RATE LIMITS] タ
ブのみが表示されます。
b.
紫色の鉛筆アイコンをクリックします。
[レート制限の編集] ページが表示されます。
c.
レート制限を設定する各ポートで、ポートの [In Limits] メニューおよび [Out
Limits] メニューからKbpsまたはMbps単位でレートを選択します。
デフォルトの値は [制限なし] です。
d.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存され、[EDIT RATE LIMITS] ページが閉じます。
ストームコントロールの設定
ブロードキャストストームとは、スイッチのすべてのポートに転送される膨大な量のブ
ロードキャストパケット伝送です。 これらをブロックしないと、ブロードキャストス
トームにより他のデータの伝送が遅延または停止し、問題が発生することがあります。
スイッチはブロードキャストストームをブロックすることができます。
また、各ポートのストームトラフィックのレート制限を設定することもできます。 レー
ト制限は、各ポートの受信ブロードキャスト、マルチキャスト、およびUnknownユニキャ
ストフレームのレートを個別に測定し、ポートに設定したレートを超えた場合にフレー
ムを廃棄します。 デフォルトでは、ポートのレート制限は設定されていません。 各
レート制限は、512Kbps~512Mbpsの定義済みのデータ転送しきい値として選択できま
す。
ブロードキャストフィルタリングを管理して、ポートのレート制限を設定します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
ユーザーマニュアル39パフォーマンスの最適化
Page 40

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
4.
ページ上部のメニューから、[設定] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
[QoSモード] メニューから選択したモードと設定したいQoSモードが異なる場合は、
次の手順を実行して、QoSモードを変更します。
a.
[QoSモード] メニューから、[ポートベース] または [802.1P/DSCP] を選択しま
す。
ポップアップウィンドウが開きます。
b.
[続ける] ボタンをクリックします。
ポップアップウィンドウが閉じ、QoSモードが変更されます。
6.
[ブロードキャストフィルタリング] ボタンをクリックします。
ブロードキャストフィルタリングが有効な場合、ボタンバーが緑色で表示されます。
7.
[適用] ボタンをクリックします。
ブロードキャストフィルタリングが有効になります。 右ペインに [ストームコント
ロールレート] タブが表示されます。
8. レート制限を設定するには、次の手順に従います。
a.
[ストームコントロールレート] タブをクリックします。
b.
紫色の鉛筆アイコンをクリックします。
[ストームコントロールレートの編集] ページが表示されます。
c. レート制限を設定する各ポートで、ポートの個々のメニューからKbpsまたはMbps
単位でレートを選択します。
デフォルトの値は [制限なし] です。
d.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されて、[EDIT STORM CONTROL RATE] ページが閉じます。
ユーザーマニュアル40パフォーマンスの最適化
Page 41

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
個々のポートの設定の管理
個々のポートについて、ポート優先度の設定、受信および送信トラフィックのレート制
限の設定、ポート速度の設定 (デフォルトでは速度は自動的に設定されます)、フロー
制御の有効化、ポート名ラベルの変更を行うことができます。
ポートのレート制限の設定
ポート (およびそれに接続されているデバイス) がスイッチで帯域幅を占有しすぎない
ようにポート上の受信トラフィック、送信トラフィックまたは両方のレートを制限でき
ます。 レート制限により、スイッチは、トラフィックがポートに設定した制限を超え
ないようにポート上のすべてのトラフィックを低速化します。 ポートのレート制限を
低すぎる値に設定すると、ビデオストリームの品質が低下したり、オンラインアクティ
ビティで応答時間が遅くなったり、その他の問題が発生することがあります。
また、スイッチのQoS設定の一部としてポートのレート制限 (同じ機能) を設定するこ
ともできます (QoS (Quality of Service) モードとポートレート制限の手動設定
(35ページ)を参照)。
ポートの受信および送信トラフィックのレート制限を設定します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
[ポートステータス] ペインは、ブラウザーウィンドウのサイズに応じて [ホーム]
ページの右側または下側に表示されます。
使用中のポートには [アップ] と表示されます。 未使用のポートには [ダウン] と
表示されます。
4. ポートを選択します。
ポートに関する詳細情報がペインに表示されます。
5.
[編集] ボタンをクリックします。
選択したポートの [ポートを編集] ページが表示されます。
ユーザーマニュアル41パフォーマンスの最適化
Page 42

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
スイッチのQoSモードがポートベースの場合 (デフォルト設定)、[優先度] メニュー
がこのページに表示されます。 QoSモードが802.1P/DSCPの場合、[優先度] メニュー
は表示されません。
6.
[In Rate Limit] メニュー、[Out Rate Limit] メニュー、またはその両方で、Kbpsまた
はMbps単位でレートを選択します。
デフォルトの値は [制限なし] です。
7.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
ポートの優先順位の設定
スイッチのQoSモードがポートベースの場合 (デフォルト設定)、ポートの優先順位を設
定することができます。
スイッチは、重大の優先順位のポートからのトラフィックを処理した後に、高、中また
は低の優先順位のポートからのトラフィックを処理します。 同様に、スイッチは、高
の優先順位のポートからのトラフィックを処理した後に、中または低の優先順位のポー
トからのトラフィックを処理します。 深刻なネットワーク輻輳が発生した場合、スイッ
チは優先順位の低いパケットをドロップすることがあります。
また、スイッチのQoS設定の一部として、ポートの優先順位 (同じ機能) を設定するこ
ともできます (ポートベースQoS (Quality of Service) の使用とポート優先順位の設
定(36ページ)を参照)。
ポートの優先順位を設定します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
[ポートステータス] ペインは、ブラウザーウィンドウのサイズに応じて [ホーム]
ページの右側または下側に表示されます。
使用中のポートには [アップ] と表示されます。 未使用のポートには [ダウン] と
表示されます。
4. ポートを選択します。
ユーザーマニュアル42パフォーマンスの最適化
Page 43

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
ポートに関する詳細情報がペインに表示されます。
5.
[編集] ボタンをクリックします。
選択したポートの [ポートを編集] ページが表示されます。
スイッチのQoSモードがポートベースの場合 (デフォルト設定)、[優先度] メニュー
がこのページに表示されます。 QoSモードが802.1P/DSCPの場合、[優先度] メニュー
は表示されません。
6.
[Priority] メニューから [Low]、[Medium]、[High] または [Critical] を選択し
ます。
デフォルトの値は [High] です。
7.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
ポートのフロー制御の管理
IEEE 802.3xフロー制御は、ポートがオーバーサブスクライブ (ポートが処理可能な量
よりも多くのトラフィックを受信) した場合にポートを一時停止し、輻輳状態中に瞬間
的にすべてのトラフィックをドロップすることで機能します。
個々のポートのフロー制御を有効または無効にすることができます。 デフォルトでは、
フロー制御はすべてのポートで無効になっています。
ポートのフロー制御を管理します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
[ポートステータス] ペインは、ブラウザーウィンドウのサイズに応じて [ホーム]
ページの右側または下側に表示されます。
使用中のポートには [アップ] と表示されます。 未使用のポートには [ダウン] と
表示されます。
4. ポートを選択します。
ユーザーマニュアル43パフォーマンスの最適化
Page 44

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
ポートに関する詳細情報がペインに表示されます。
5.
[編集] ボタンをクリックします。
選択したポートの [ポートを編集] ページが表示されます。
スイッチのQoSモードがポートベースの場合 (デフォルト設定)、[優先度] メニュー
がこのページに表示されます。 QoSモードが802.1P/DSCPの場合、[優先度] メニュー
は表示されません。
6. [フロー制御] セクションで、ボタンをクリックしてフロー制御を有効または無効に
します。
フロー制御が有効な場合は、ボタンバーが緑色で表示されます。
7.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
ポートの速度の変更またはポートの無効化
デフォルトでは、リンクされているデバイスとのオートネゴシエーションを使用してス
イッチが速度を判断した後に、すべてのポートのポート速度が自動的に設定されます
(設定が [自動] の場合)。 ポートを [自動] 設定にしたままにしておくことをお勧め
します。 ただし、各ポートで特定のポート速度設定を選択したり、手動でシャットダ
ウンしてポートを無効にしたりすることができます。
ポートの速度を変更する、またはポートを無効にします。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
[ポートステータス] ペインは、ブラウザーウィンドウのサイズに応じて [ホーム]
ページの右側または下側に表示されます。
使用中のポートには [アップ] と表示されます。 未使用のポートには [ダウン] と
表示されます。
4. ポートを選択します。
ポートに関する詳細情報がペインに表示されます。
ユーザーマニュアル44パフォーマンスの最適化
Page 45

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
5.
[編集] ボタンをクリックします。
選択したポートの [ポートを編集] ページが表示されます。
スイッチのQoSモードがポートベースの場合 (デフォルト設定)、[優先度] メニュー
がこのページに表示されます。 QoSモードが802.1P/DSCPの場合、[優先度] メニュー
は表示されません。
6.
[速度] メニューから次のいずれかのオプションを選択します。
•
自動: リンクされているデバイスとのオートネゴシエーションを使用してスイッ
チが速度を判断した後に、ポート速度が自動的に設定されます。 これはデフォ
ルトの設定です。
•
無効: ポートがシャットダウン (ブロック) されます。
•
10M Half: ポートは10Mbps、半二重で機能します。
•
10M Full: ポートは10Mbps、全二重で機能します。
•
100M Half: ポートは100Mbps、半二重で機能します。
•
100M Full: ポートは100Mbps、全二重で機能します。
注: ポート速度として「1000Mbps」を選択することはできません。 ただし、[速度]
メニューの設定が[自動] で、対向のデバイスが「1000Mbps」をサポートしている場
合、スイッチはオートネゴシエーションを使用してポート速度を自動的に「1000Mbps」
に設定します。
7.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
ユーザーマニュアル45パフォーマンスの最適化
Page 46

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
ポートの名前ラベルの追加または変更
デフォルトでは、ポート1、2、および8のみにポート名ラベルが指定されています。
•
ポート1: Gaming
•
ポート2: Media Streaming
•
ポート8: Uplink
これらの名前ラベルを変更することができます。 他のポートには名前ラベルは指定さ
れていませんが、必要に応じて追加することができます。 名前ラベルを追加または変
更しても、ポートの特性は変わりません。これは単なるラベルです。
ポートの名前ラベルを追加または変更します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
[ポートステータス] ペインは、ブラウザーウィンドウのサイズに応じて [ホーム]
ページの右側または下側に表示されます。
使用中のポートには [アップ] と表示されます。 未使用のポートには [ダウン] と
表示されます。
4. ポートを選択します。
ポートに関する詳細情報がペインに表示されます。
5.
[編集] ボタンをクリックします。
選択したポートの [ポートを編集] ページが表示されます。
スイッチのQoSモードがポートベースの場合 (デフォルト設定)、[優先度] メニュー
がこのページに表示されます。 QoSモードが802.1P/DSCPの場合、[優先度] メニュー
は表示されません。
6.
[ポート名] フィールドに、ポートの新しい名前ラベルを入力します。
名前ラベルは1~16文字で指定できます。
ユーザーマニュアル46パフォーマンスの最適化
Page 47

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
7.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
ユーザーマニュアル47パフォーマンスの最適化
Page 48

4
VLAN
この章では、VLANを使用してスイッチ上のトラフィックをどのようにセグメント化でき
るかについて説明します。
この章には次の内容が含まれます。
• VLANの概要
• 基本ポートベースVLANモードのアクティブ化とVLANの割り当て
• 拡張ポートベースVLANの管理
• 基本802.1Q VLANの管理
• 拡張802.1Q VLANの管理
• ポートベースまたは802.1Q VLANモードの非アクティブ化とすべてのVLANの削除
48
Page 49

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
VLANの概要
仮想LAN (VLAN) は、個別のネットワークに論理的にグループ化された、ネットワーク
に接続されているデバイスで構成されます。 複数のポートを1つのスイッチにグループ
化して、ポートに接続されているデバイスで構成される仮想ネットワークを作成できま
す。
ポートベースまたは802.1Qベースの基準を使用して、VLAN内のポートをグループ化でき
ます。
•
ポートベースVLAN: ポートを仮想ネットワークに割り当てます。 同じVLAN IDを持
つポートは同じVLANに配置されます。 この機能を使用すると、ネットワークを簡単
にプライベートサブネットワークに分割できます。
スイッチがネットワーク内の唯一のスイッチであり、複数のネットワークデバイス
(ルーター、別のスイッチ、アクセスポイント、VLANをサポートする任意のネット
ワークデバイスなど) にわたってVLANが機能する必要がない場合は、ポートベース
VLANを使用することをお勧めします。 1つのポート (アップリンクポート以外) で
1つのVLANが必要な場合は、基本ポートベースVLANの設定を使用します。 1つのポー
トで複数のVLANが必要な場合は、拡張ポートベースVLANの設定を使用します。
スイッチは、次のポートベースVLANモードをサポートしています。
-
基本ポートベースVLAN: 基本ポートベースVLANの設定では、同じVLAN IDを持つ
ポートは同じVLANに配置されます。 アップリンクポートを除き、各ポートをそ
れぞれ1つのVLANにのみ割り当てることができます。 VLANの数はスイッチ上の
ポート数と同数に制限されます。
-
拡張ポートベースVLAN: 拡張ポートベースVLANの設定では、同じVLAN IDのポー
トも同じVLANに配置されますが、1つのポートを複数のVLANに割り当てることが
できます。
•
802.1QVLAN: IEEE 802.1Q規格で仮想ネットワークを作成します。 802.1QではVLAN
タグ付けシステムを使ってイーサネットフレームが属するVLANを確定します。 別の
デバイスにセットアップされている802.1Q VLANを使用するには、VLAN IDを知って
いる必要があります。
複数のネットワークデバイス (ルーター、別のスイッチ、アクセスポイント、VLAN
をサポートする任意のネットワークデバイスなど) にわたってVLANが機能する必要
がある場合は、802.1Q VLANを使用することをお勧めします。 1つのポートでタグ付
けをカスタマイズする必要がなく、音声VLANが不要な場合は、基本802.1Q VLANの設
定を使用します。 1つのポートでタグ付けをカスタマイズする必要があり、音声VLAN
が必要な場合は、拡張802.1Q VLANの設定を使用します。
スイッチは、次の802.1Q VLANモードをサポートしています。
-
基本802.1QVLAN: 基本802.1Q VLANの設定では、VLAN 1がスイッチに追加され、
すべてのポート (1~8) がVLAN 1のメンバーとしてアクセスモードで機能しま
ユーザーマニュアル49VLAN
Page 50

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
す。 ポートのモードをトランクモードに変更したり、VLANを追加したり、他の
VLANをポートに割り当てたりできます。 アクセスモードで機能するポートは、
1つのVLANにのみ属することができ、処理するトラフィックをタグ付けしませ
ん。トランクモードで機能するポートは、スイッチ上のすべてのVLANに自動的に
属し、処理するトラフィックをタグ付けします。
-
拡張802.1Q VLAN: 拡張802.1Q VLAN設定では、VLAN 1がスイッチに追加され、
すべてのポート (1~8) がVLAN 1のタグなしメンバーになります。 ポートのタ
グ付け、ポートのタグ付け解除、ポートの除外、VLANの追加、ポートへの別の
VLANの割り当て、ポートPVIDの管理、音声VLANの管理が可能です。
次の表では、スイッチでサポートされているVLAN機能の概要を説明します。
表 2 : サポートされているVLANモード
VLAN機能
複数のVLAN
基本
ポートベースVLAN
拡張
ポートベースVLAN
いいえいいえ送信タグ付け
はいいいえ1つのポート上の
基本
802.1Q VLAN
(トランクポートのみ)
(トランクポートのみ)
拡張
802.1Q VLAN
64888VLANの合計数
はいはい
はいはい
はいいいえいいえいいえ音声VLAN
基本ポートベースVLANモードの
アクティブ化とVLANの割り当て
デフォルトでは、すべてのタイプのVLANがスイッチ上で無効になっています。
基本ポートベースVLANモードをアクティブにすると、(スイッチは合計8ポートあるため)
VLAN 1~VLAN 8がスイッチに追加され、すべてのポートがVLAN 1のメンバーになりま
す。 これは、基本ポートベースVLANモードにおけるデフォルトのVLANです。
基本ポートベースVLANモードでは、(アップリンクポート以外の) 各ポートを単一のVLAN
にのみ割り当てることができます。
基本ポートベースVLANモードをアクティブにし、VLANを割り当てます。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ユーザーマニュアル50VLAN
Page 51

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[VLAN] を選択します。
[VLAN] ページが表示されます。
6.
[基本ポートベースVLAN] セクションで、[モードのアクティブ化] ボタンをクリック
します。
ポップアップウィンドウが開き、現在のVLAN設定が失われることが通知されます。
7.
[続ける] ボタンをクリックします。
設定が保存され、ポップアップウィンドウが閉じます。 デフォルトでは、VLAN 1~
VLAN 8が追加され、各ポートがVLAN 1のメンバーになります。
8. ポートを他のVLANに割り当てるには、次の手順に従います。
a.
別のVLANに割り当てるポートの [VLAN] メニューからVLAN IDを選択します。
各ポートは単一のVLANにのみ割り当てることができます。 ただし、インターネッ
ト接続またはサーバーへのアップリンクポートとして使用するポートについて
は、個別のポートの [VLAN] メニューから [すべて] を選択します。
b.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
拡張ポートベースVLANの管理
拡張ポートベースVLANの設定では、同じVLAN IDのポートが同じVLANに配置されますが、
1つのポートを複数のVLANに割り当てることができます。
ポートベースVLANの詳細については、以下のセクションを参照してください。
• 拡張ポートベースVLANモードのアクティブ化
• 拡張ポートベースVLANの作成
• 拡張ポートベースVLANの変更
ユーザーマニュアル51VLAN
Page 52

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
• 拡張ポートベースVLANの削除
拡張ポートベースVLANモードのアクティブ化
デフォルトでは、すべてのタイプのVLANがスイッチ上で無効になっています。
拡張ポートベースVLANモードをアクティブにすると、VLAN 1がスイッチに追加され、す
べてのポートがVLAN 1のメンバーになります。 これは、拡張ポートベースVLANモード
におけるデフォルトのVLANです。
拡張ポートベースVLANモードをアクティブにします。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[VLAN] を選択します。
[VLAN] ページが表示されます。
6.
[拡張ポートベースVLAN] セクションで、[モードのアクティブ化] ボタンをクリック
します。
ポップアップウィンドウが開き、現在のVLAN設定が失われることが通知されます。
7.
[続ける] ボタンをクリックします。
設定が保存され、ポップアップウィンドウが閉じます。 デフォルトでは、VLAN 1が
追加され、すべてのポートがVLAN 1のメンバーになります。
拡張ポートベースVLANの作成については、拡張ポートベースVLANの作成(52ページ)
を参照してください。
拡張ポートベースVLANの作成
拡張ポートベースVLANの設定では、VLANを作成し、スイッチ上のポートをVLANに割り当
てることができます。 VLANの数はスイッチ上のポート数と同数に制限されます。 拡張
ユーザーマニュアル52VLAN
Page 53

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
ポートベースVLAN設定では、1つのポートを複数のVLANのメンバーにすることができま
す。
デフォルトでは、すべてのポートはVLAN 1のメンバーですが、VLANの割り当てを変更で
きます。
拡張ポートベースVLANを作成し、メンバーとしてポートを割り当てます。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[VLAN] を選択します。
[VLAN] ページが表示されます。
まだ拡張ポートベースVLANモードをアクティブにしていない場合は、拡張ポートベー
スVLANモードのアクティブ化(52ページ)を参照してください。
6.
[拡張ポートベースVLAN] セクションで、[VLANの追加] ボタンをクリックします。
7. 新しいVLANの設定を指定します。
•
VLAN名: 1~14文字の名前を入力します。
•
VLAN ID: 1~8の値を入力します。
•
ポート: 次のアクションを組み合わせて、VLANに含めるポートを選択します。
- 選択されていないポートのアイコンをクリックして、ポートをVLANに追加し
ます。
- 選択したポートのアイコンをクリックして、VLANからポートを削除します。
-
[すべて選択] リンクをクリックして、すべてのポートをVLANに追加します。
-
[すべて削除] リンクをクリックして、選択したすべてのポートをVLANから削
除します。
ユーザーマニュアル53VLAN
Page 54

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
選択したポートのアイコンが紫色で表示されます。
注: ポート同士が同じLAGのメンバーである場合は、同じVLANを割り当てる必要があ
ります。
8.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。 新しいVLANがVLANテーブルに追加され、各VLANのポートメン
バーが表示されます。
拡張ポートベースVLANの変更
既存の拡張ポートベースVLANの設定を変更できます。
拡張ポートベースVLANを変更します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[VLAN] を選択します。
[VLAN] ページが表示されます。
6. [拡張ポートベースVLAN] セクションで、変更するVLANをクリックし (VLANの行に含
まれる任意の場所をクリックできます)、[編集] ボタンをクリックします。
[拡張ポートベースVLAN] ペインが表示されます。
7. VLANの設定を変更します。
•
VLAN名: 1~14文字の名前を入力します。
VLAN IDは変更できません。 VLAN IDを変更する必要がある場合は、VLANを削除
し、別のVLAN IDを持つ新しいVLANを作成します。
ユーザーマニュアル54VLAN
Page 55

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
•
ポート: 次のアクションを組み合わせて、VLANに含めるポートを選択します。
- 選択されていないポートのアイコンをクリックして、ポートをVLANに追加し
ます。
- 選択したポートのアイコンをクリックして、VLANからポートを削除します。
-
[すべて選択] リンクをクリックして、すべてのポートをVLANに追加します。
-
[すべて削除] リンクをクリックして、選択したすべてのポートをVLANから削
除します。
選択したポートのアイコンが紫色で表示されます。
注: ポート同士が同じLAGのメンバーである場合は、同じVLANを割り当てる必要があ
ります。
8.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。 VLANテーブルに、変更されたVLANが表示されます。
拡張ポートベースVLANの削除
不要になった拡張ポートベースVLANを削除できます。 デフォルトのVLANは削除できま
せん。
注: 基本または拡張ポートベースVLANモードを非アクティブにすると、ポートベースVLAN
がすべて削除されます。
拡張ポートベースVLANを削除します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
ユーザーマニュアル55VLAN
Page 56

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
5.
左側のメニューから、[VLAN] を選択します。
[VLAN] ページが表示されます。
6. [拡張ポートベースVLAN] セクションで、削除するVLANをクリックします (VLANの行
に含まれる任意の場所をクリックできます)。
7.
[削除] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。 VLANが削除されます。
基本802.1Q VLANの管理
基本802.1Q VLANの設定では、VLAN 1がスイッチに追加され、すべてのポート (1~8)
がVLAN 1のメンバーとしてアクセスモードで機能します。 ポートのモードをトランク
モードに変更したり、VLANを追加したり、他のVLANをポートに割り当てたりできます。
基本802.1Q VLANモードをアクティブにすると、VLANを作成して、アクセスモードで機
能するポートに割り当て、トランクモード (このモードはすべてのVLANのトラフィック
を伝送します) を割り当てることができます。
基本802.1Q VLANの設定の詳細については、以下のセクションを参照してください。
• 基本802.1Q VLANモードのアクティブ化
• 基本802.1Q VLANを作成してポートをメンバーとして割り当てる
• 基本802.1Q VLAN設定でのポートモードの割り当て
• 基本802.1Q VLANの変更
• 基本802.1Q VLANの削除
基本802.1Q VLANモードのアクティブ化
デフォルトでは、すべてのタイプのVLANがスイッチ上で無効になっています。
基本802.1Q VLANモードをアクティブにすると、VLAN 1がスイッチに追加され、すべて
のポート (1~8) がVLAN 1のタグなしメンバーとして、(トラックモードではなく) ア
クセスモードで機能します。 これは、基本802.1Q VLANモードにおけるデフォルトの
VLANです。
基本802.1Q VLANモードをアクティブにします。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
ユーザーマニュアル56VLAN
Page 57

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[VLAN] を選択します。
[VLAN] ページが表示されます。
6.
[基本802.1Q VLAN] セクションで、[モードのアクティブ化] ボタンをクリックしま
す。
ポップアップウィンドウが開き、現在のVLAN設定が失われることが通知されます。
7.
[続ける] ボタンをクリックします。
設定が保存され、ポップアップウィンドウが閉じます。 デフォルトでは、VLAN 1が
追加されます。
VLANの追加については、基本802.1Q VLANを作成してポートをメンバーとして割り当
てる(57ページ)を参照してください。
すべてのポートで、[モード] メニューのデフォルトの選択内容は [アクセス] です。
アクセスモードおよびトランクモードの詳細については、基本802.1Q VLAN設定での
ポートモードの割り当て(59ページ)を参照してください。
8. トランクモードで機能する必要があるポートをすでに決定している場合は、これら
のポートについて、[モード] メニューから [トランク (アップリンク)] を選択しま
す。
9.
[保存] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
基本802.1Q VLANを作成してポートをメンバーとして
割り当てる
基本802.1Q VLANの設定では、VLANを作成し、スイッチ上のポートをVLANに割り当てる
ことができます。 アクセスモードで機能するポートは、単一のVLANのメンバーにのみ
することができます。 VLANの数はスイッチ上のポート数と同数に制限されます。 1~
4093の範囲で、VLAN ID番号を割り当てることができます。
ユーザーマニュアル57VLAN
Page 58

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
基本802.1Q VLANを作成し、ポートをメンバーとして割り当てます。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[VLAN] を選択します。
[VLAN] ページが表示されます。
まだ基本802.1Q VLANモードをアクティブにしていない場合は、基本802.1Q VLANモー
ドのアクティブ化(56ページ)を参照してください。
デフォルトでは、[ポート設定] タブが選択され、[802.1Qベースのポート設定] ペイ
ンが表示されます。
6. VLANを追加し、VLANのメンバーとしてポートを割り当てます。
a.
[VLANを編集] タブをクリックします。
[802.1QベースVLAN設定 (基本モード)] ペインが表示されます。
b.
[VLANの追加] ボタンをクリックします。
[基本802.1Q VLAN] ポップアップウィンドウが表示されます。
c.
[VLAN名] フィールドに、最大14文字の名前を入力します。
d.
[VLAN ID] フィールドに、1~4093の数字を入力します。
e.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。 新しいVLANは、[802.1QベースVLAN設定 (基本モード)]
ペインに表示されます。
f.
[ポート設定] タブをクリックします。
[802.1Qポートの設定] ペインが表示されます。
g.
新しいVLANのメンバーにするポートごとに、個別のポートの [VLAN] メニューか
らVLANを選択します。
ユーザーマニュアル58VLAN
Page 59

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
注: ポート同士が同じLAGのメンバーである場合は、同じVLANを割り当てる必要が
あります。
7.
アクセスモードで機能するポートについて、個別のポートの [VLAN] メニューを使
用してVLANを追加するには、次の手順に従います。
a.
個別のポートの [VLAN] メニューから、[VLANの追加] を選択します。
[基本802.1Q VLAN] ポップアップウィンドウが表示されます。
b.
[VLAN名] フィールドに、最大14文字の名前を入力します。
c.
[VLAN ID] フィールドに、1~4093の数字を入力します。
d.
[適用] ボタンをクリックします。
ポップアップウィンドウが閉じます。 そのVLANが、各ポートの [VLAN] メニュー
で選択できる内容として追加されます。
e.
新しいVLANのメンバーにするポートごとに、個別のポートの [VLAN] メニューか
らVLANを選択します。
注: ポート同士が同じLAGのメンバーである場合は、同じVLANを割り当てる必要が
あります。
8.
[保存] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
注: ポートモードの割り当てについては、基本802.1Q VLAN設定でのポートモードの
割り当て(59ページ)を参照してください。
基本802.1Q VLAN設定でのポートモードの割り当て
802.1Q VLAN設定では、次のいずれかのポートモードを割り当てることができます。
•
アクセスモード: アクセスモードで機能するポートは、1つのVLANにのみ属すること
ができ、処理するトラフィックをタグ付けしません。 通常は、ゲーミングデバイ
ス、メディアデバイス、PCなどエンドデバイスに接続されているポートのアクセス
モードを使用します。 アクセスモードで機能するポートがタグなしデータを受信す
ると、そのデータは通常どおりに配信されます。 アクセスモードで機能するポート
が、ポートが所属するVLAN以外のVLANへのタグが付いたデータを受信すると、その
データは破棄されます。
ユーザーマニュアル59VLAN
Page 60

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
•
トランクモード: トランクモードで機能するポートは、スイッチ上のすべてのVLAN
に自動的に属し、処理するトラフィックをタグ付けします。 通常は、別のネット
ワークデバイスに接続されているポートのトランクモードを使用します。 たとえ
ば、アップリンクのトランクモードを別のスイッチまたはルーターに、ダウンリン
クのトランクモードをWiFiアクセスポイントに割り当てます。
ポートモードを割り当てます。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[VLAN] を選択します。
[VLAN] ページが表示されます。
まだ基本802.1Q VLANモードをアクティブにしていない場合は、基本802.1Q VLANモー
ドのアクティブ化(56ページ)を参照してください。
デフォルトでは、[ポート設定] タブが選択され、[802.1Qベースのポート設定] ペイ
ンが表示されます。
6.
変更するポートごとに、[モード] メニューから、[トランク (アップリンク)] (ポート
をトランクモードで機能させます) または [アクセス] (ポートをアクセスモードで
機能させます) を選択します。
あるポートをトランクモードに設定すると、トランクポートですべてのVLANをサポー
トする必要があるため、[VLAN] メニューの選択内容が [すべて] に変更されます。
7.
[保存] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
基本802.1Q VLANの変更
既存の基本802.1Q VLANを変更できます。
ユーザーマニュアル60VLAN
Page 61

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
基本802.1Q VLANを変更します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[VLAN] を選択します。
[VLAN] ページが表示されます。
デフォルトでは、[ポート設定] タブが選択され、[802.1Qベースのポート設定] ペイ
ンが表示されます。
6. VLANの名前を変更するには、次の手順に従います。
a.
[VLANを編集] タブをクリックします。
[802.1QベースVLAN設定 (基本モード)] ペインが表示されます。
b. 変更するVLANをクリックします (VLANの行に含まれる任意の場所をクリックでき
ます)。
c.
[編集] ボタンをクリックします。
[基本802.1Q VLAN] ポップアップウィンドウが表示されます。
d. VLAN名を変更します。
VLAN IDは変更できません。 VLAN IDを変更する必要がある場合は、VLANを削除
し、別のVLAN IDを持つ新しいVLANを作成します。
e.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。 変更されたVLANは、[802.1QベースVLAN設定 (基本モー
ド)] ペインに表示されます。
7. VLANのメンバーシップを変更するには、メンバーにしたいポートごとに、[802.1Q
ベースのポート設定] ペインで個別のポートの [VLAN] メニューからVLANを選択し
ます。
8.
[保存] ボタンをクリックします。
ユーザーマニュアル61VLAN
Page 62

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
設定が保存されます。
基本802.1Q VLANの削除
不要になった基本802.1Q VLANを削除できます。 デフォルトのVLANは削除できません。
注: 基本802.1Q VLANモードを非アクティブにすると、802.1Q VLANがすべて削除されま
す。
基本802.1Q VLANを削除します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[VLAN] を選択します。
[VLAN] ページが表示されます。
6.
[VLANを編集] タブをクリックします。
[802.1QベースVLAN設定 (基本モード)] ペインが表示されます。
7. 削除するVLANをクリックします (VLANの行に含まれる任意の場所をクリックできま
す)。
8.
[削除] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。 VLANが削除されます。
拡張802.1Q VLANの管理
拡張802.1Q VLANの設定では、VLAN 1がスイッチに追加され、すべてのポート (1~8)
がVLAN 1のタグなしメンバーになります。 拡張802.1Q VLANには、ほとんどの設定オプ
ユーザーマニュアル62VLAN
Page 63

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
ションが用意されています。ポートのタグ付け、ポートのタグ付け解除、ポートの除
外、VLANの追加、ポートへの他のVLANの割り当て、ポートPVIDの管理、音声VLANの管理
(OUIテーブルを含む) が可能です。
拡張802.1Q VLANの詳細については、以下のセクションを参照してください。
• 拡張802.1Q VLANモードのアクティブ化
• 拡張802.1Q VLANの作成
• 拡張802.1Q VLANの変更
• 拡張802.1Q VLANにポートPVIDを指定する
• 既存の拡張802.1Q VLANを音声VLANとして設定し、CoS値を調整する
• 音声VLANのOUIテーブルの変更
• 拡張802.1Q VLANの削除
拡張802.1Q VLANモードのアクティブ化
デフォルトでは、すべてのタイプのVLANがスイッチ上で無効になっています。
拡張802.1Q VLANモードをアクティブにすると、VLAN 1がスイッチに追加され、すべて
のポート (1~8) がVLAN 1のタグなしメンバーとして機能します。 これは、拡張802.1Q
VLANモードにおけるデフォルトのVLANです。
拡張802.1Q VLAN設定では、VLANをセットアップする際に、タグ付きポートやタグなし
ポートを追加できます。 ポートにタグを付けると、ポートを特定のVLANに関連付けた
り、ポートを通過するデータパケットにVLAN IDタグを追加したりすることができるよ
うになります。 タグによって、データを受信する必要があるVLANが識別されます。
ポートのVLAN ID (PVID) を管理することもできます (拡張802.1Q VLANにポートPVIDを
指定する(68ページ)を参照)。
拡張802.1QVLANモードをアクティブにし、デフォルトのVLANのポートのタグ付けを管
理します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
ユーザーマニュアル63VLAN
Page 64

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
5.
左側のメニューから、[VLAN] を選択します。
[VLAN] ページが表示されます。
6.
[拡張802.1Q VLAN] セクションで、[モードのアクティブ化] ボタンをクリックしま
す。
ポップアップウィンドウが開き、現在のVLAN設定が失われることが通知されます。
7.
[続ける] ボタンをクリックします。
設定が保存され、ポップアップウィンドウが閉じます。 デフォルトでは、VLAN 1が
追加され、すべてのポートがVLAN 1のタグなしメンバーになります。
拡張802.1Q VLANの作成については、拡張802.1Q VLANの作成(65ページ)を参照し
てください。
8. デフォルトのVLAN (VLAN 1) のポートのタグ付けを変更するには、次の手順に従い
ます。
a.
テーブルで、[1] または [Default] をクリックします (VLAN 1の行に含まれる任
意の場所をクリックできます)。
b.
[編集] ボタンをクリックします。
c. 次のアクションを組み合わせて、ポートタグを選択し、ポートがそのVLANのメン
バーであるかどうかを選択します。
•
個別のポートをVLANのタグ付きメンバーにするには、そのポートの [T] ボタ
ンをクリックします。
•
個別のポートをVLANのタグなしメンバーにするには、そのポートの [U] ボタ
ンをクリックします。
•
個別のポートをVLANから除外するには、そのポートの [E] ボタンをクリック
します。
•
すべてのポートをVLANのタグ付きメンバーにするには、[全ポートタグ付け]
リンクをクリックします。
•
すべてのポートをVLANのタグなしメンバーにするには、[全ポートタグなし]
リンクをクリックします。
•
ポートをVLANから除外するには、[すべて除外] リンクをクリックします。
d.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
ユーザーマニュアル64VLAN
Page 65

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
拡張802.1Q VLANの作成
拡張802.1Q VLAN設定では、VLANをセットアップする際に、タグ付きポートやタグなし
ポートを追加できます。 ポートにタグを付けると、ポートを特定のVLANに関連付けた
り、ポートを通過するデータパケットにVLAN IDタグを追加したりすることができるよ
うになります。 合計64個の拡張802.1Q VLANを作成できます。
拡張802.1Q VLANを作成し、タグ付きまたはタグなしメンバーとしてポートを割り当て
ます。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[VLAN] を選択します。
[VLAN] ページが表示されます。
まだ拡張802.1Q VLANモードをアクティブにしていない場合は、拡張802.1Q VLANモー
ドのアクティブ化(63ページ)を参照してください。
6.
右ペインで、[VLANの追加] ボタンをクリックします。
[拡張802.1Q VLAN] ペインが表示されます。
ユーザーマニュアル65VLAN
Page 66

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
7. VLANの設定を指定し、タグ付きまたはタグなしメンバーとしてポートを割り当てま
す。
a.
[VLAN名] フィールドに、最大14文字の名前を入力します。
b.
[VLAN ID] フィールドに、1~4094の数字を入力します。
c. 次のアクションを組み合わせて、ポートタグを選択し、ポートがそのVLANのメン
バーであるかどうかを選択します。
•
個別のポートをVLANのタグ付きメンバーにするには、そのポートの [T] ボタ
ンをクリックします。
•
個別のポートをVLANのタグなしメンバーにするには、そのポートの [U] ボタ
ンをクリックします。
•
個別のポートをVLANから除外するには、そのポートの [E] ボタンをクリック
します。
•
すべてのポートをVLANのタグ付きメンバーにするには、[全ポートタグ付け]
リンクをクリックします。
•
すべてのポートをVLANのタグなしメンバーにするには、[全ポートタグなし]
リンクをクリックします。
•
ポートをVLANから除外するには、[すべて除外] リンクをクリックします。
注: ポート同士が同じLAGのメンバーである場合は、同じVLANを割り当てる必要が
あります。
8.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。 [拡張802.1Q VLAN] ペインに、新しいVLANが表示されます。
拡張802.1Q VLANの変更
既存の拡張802.1Q VLANの設定を変更できます。
拡張802.1Q VLANを変更します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
ユーザーマニュアル66VLAN
Page 67

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[VLAN] を選択します。
[VLAN] ページが表示されます。
6. 右ペインのテーブルで、変更するVLANをクリックします (VLANの行に含まれる任意
の場所をクリックできます)。
7.
[編集] ボタンをクリックします。
8. 必要に応じてVLAN設定を変更します。
•
[VLAN名] フィールドに、最大14文字の名前を入力します。
VLAN IDは変更できません。 VLAN IDを変更する必要がある場合は、VLANを削除
し、別のVLAN IDを持つ新しいVLANを作成します。
次のアクションを組み合わせて、ポートタグを選択し、ポートがそのVLANのメン
•
バーであるかどうかを選択します。
-
個別のポートをVLANのタグ付きメンバーにするには、そのポートの [T] ボタ
ンをクリックします。
-
個別のポートをVLANのタグなしメンバーにするには、そのポートの [U] ボタ
ンをクリックします。
-
個別のポートをVLANから除外するには、そのポートの [E] ボタンをクリック
します。
-
すべてのポートをVLANのタグ付きメンバーにするには、[全ポートタグ付け]
リンクをクリックします。
-
すべてのポートをVLANのタグなしメンバーにするには、[全ポートタグなし]
リンクをクリックします。
-
ポートをVLANから除外するには、[すべて除外] リンクをクリックします。
9.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。 [拡張802.1Q VLAN] ペインに、変更されたVLANが表示されま
す。
ユーザーマニュアル67VLAN
Page 68

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
拡張802.1Q VLANにポートPVIDを指定する
デフォルトのポートVLAN ID (PVID) は、まだ特定のVLAN宛て (特定のVLANへのタグ付
け) になっていない受信データパケットに対してスイッチが割り当てるVLAN IDタグで
す。 たとえば、PCをスイッチのポート6に接続し、ポート6をVLAN 2のメンバーにした
い場合は、ポート6をVLAN 2のメンバーとして追加し、ポート6のPVIDを2に設定します。
この設定では、スイッチがPCから受信するすべてのデータにPVID 2が自動的に追加さ
れ、PCのポート6から受信するデータをVLAN 2の他のメンバーによってのみ確認できる
ようにします。 1つのポートに対して割り当てられるPVIDは1つです。
注: 拡張802.1Q VLANをまだ作成していない場合は、すべてのポートにPVID 1が割り当て
られ、ポートに別のPVIDを割り当てることはできません。 この場合、最初に拡張802.1Q
VLANを作成します (拡張802.1Q VLANの作成(65ページ)を参照)。
ポートにPVIDを割り当てます。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[VLAN] を選択します。
[VLAN] ページが表示されます。
まだ拡張802.1Q VLANモードをアクティブにしていない場合は、拡張802.1Q VLANモー
ドのアクティブ化(63ページ)を参照してください。
6.
右ペインの [PVIDテーブル] セクションで、[PVIDテーブル] リンクをクリックしま
す。
[ポートおよびVLAN ID] ペインが表示されます。
7. ポートのアイコンをクリックします。
メニューが表示されます。 メニューでは、ポートのPVIDを選択できます。
ユーザーマニュアル68VLAN
Page 69

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
8. メニューから、VLAN IDと名前を選択します。
選択したポートがメンバーであるVLANのみを選択できます。
9.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。 [ポートおよびVLAN ID] ペインが再度表示されます。 PVID
として割り当てられているVLAN IDが表示され、ポートの横にアスタリスク (*) が
付きます。
10.
[戻る] ボタンをクリックします。
[拡張802.1Q VLAN] ペインが表示されます。
既存の拡張802.1Q VLANを音声VLANとして設定し、
CoS値を調整する
スイッチは、単一の拡張802.1Q VLANを音声VLANとしてサポートして、VoIP (Voice over
Internet) トラフィックを円滑にすることができます。 音声VLANでは、1つのポートが
タグなしメンバーとして複数のVLANに参加する必要が生じることがあるため、音声VLAN
を拡張802.1Q VLANとしてのみセットアップできます。 拡張802.1Q VLANの作成につい
ては、拡張802.1Q VLANの作成(65ページ)を参照してください。
音声VLANのメンバーであるポートは、そのすべての音声パケットを音声VLANを通じて送
信しますが、ポートで受信する他のタイプのパケット (データパケットなど) は、ポー
トのPVID設定に従って転送します。
音声VLANのデフォルトのCoS (Class of Service) 値は6ですが、0 (最低の優先度) か
ら7 (最高の優先度) の値に変更できます。 音声VLANのCoS値は、音声VLANでのすべて
のトラフィックに適用されます。 デフォルトのVLAN (VLAN 1) を音声VLANとして設定
できます。
既存の拡張802.1Q VLANを音声VLANとして設定し、音声VLANのCoS値を調整します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
ユーザーマニュアル69VLAN
Page 70

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[VLAN] を選択します。
[VLAN] ページが表示されます。
まだ拡張802.1Q VLANモードをアクティブにしていない場合は、拡張802.1Q VLANモー
ドのアクティブ化(63ページ)を参照してください。
6. 右ペインのテーブルで、音声VLANにするVLANをクリックします (VLANの行に含まれ
る任意の場所をクリックできます)。
7.
[編集] ボタンをクリックします。
8. [音声VLAN] セクションで、ボタンをクリックします。ボタンバーが緑色で表示され
ます。
音声VLANとして設定するVLANが選択されます。
9.
[CoS (Class of Service)] メニューから、CoS値を選択します。
0が最も優先度が低く、7が最も優先度が高くなります。 既定値は6です。
OUI設定の表示および変更については、音声VLANのOUIテーブルの変更(70ページ)
を参照してください。
10.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。 [拡張802.1Q VLAN] ペインに、音声VLANと電話アイコンが表
示されます。
音声VLANのOUIテーブルの変更
スイッチでは、音声VLANに対して、OUI (Organizationally Unique Identifier) がサ
ポートされています。OUIは、特定の製造元のVoIP電話に関連付けられています。 音声
VLANポートで、リストされているOUIを持つVoIP電話から受信したすべてのトラフィッ
クは、音声VLANに転送されます。
OUI (デフォルトのOUIを含む) は追加、変更、削除できます。 テーブルに含まれるOUI
エントリの最大数は15です。 MACアドレスの最初の3バイトには製造元のIDが含まれ、
最後の3バイトには一意のステーションIDが含まれます。 AA:BB:CCという形式で、OUI
プレフィックスを追加する必要があります。
新しいOUIを追加したり、既存のOUIを変更したり、不要になったOUIを削除したりする
ことができます。
ユーザーマニュアル70VLAN
Page 71

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
音声VLANのOUIテーブルを変更します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[VLAN] を選択します。
[VLAN] ページが表示されます。
音声VLANには、電話アイコンが表示されます。
6. 右ペインのテーブルで、音声VLANをクリックします (VLANの行に含まれる任意の場
所をクリックできます)。
7.
[編集] ボタンをクリックします。
8.
[OUIテーブル] セクションで、[OUI設定] リンクをクリックします。
[音声VLAN] ペインが表示され、OUIテーブルが表示されます。
9. 新しいOUIを追加するには、次の手順に従います。
a.
[OUIの追加] ボタンをクリックします。
[OUIエントリ] ページが表示されます。
b. 新しいOUIと説明を入力します。
c.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
10. 既存のOUIを変更するには、次の手順に従います。
a.
変更するOUIを選択し、[編集] ボタンをクリックします。
b. OUIまたは説明、あるいはその両方を変更します。
c.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
ユーザーマニュアル71VLAN
Page 72

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
11.
不要になったOUIを削除するには、OUIを選択し、[削除] ボタンをクリックします。
設定が保存され、OUIが削除されます。
12.
[戻る] ボタンをクリックします。
[拡張802.1Q VLAN] ペインが表示され、音声VLANの設定が表示されます。
13.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
拡張802.1Q VLANの削除
不要になった拡張802.1Q VLANを削除できます。 デフォルトのVLANは削除できません。
ポートのPVIDとして使用されているVLANを削除することはできません。 VLANを削除す
るには、まず、ポートのPVIDとしての役割を持つVLANを削除する必要があります。
注: 拡張802.1Q VLANモードを非アクティブにすると、802.1Q VLANがすべて削除されま
す。
拡張802.1Q VLANを削除します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[VLAN] を選択します。
[VLAN] ページが表示されます。
6. 右ペインのテーブルで、削除するVLANをクリックします (VLANの行に含まれる任意
の場所をクリックできます)。
7.
[削除] ボタンをクリックします。
ユーザーマニュアル72VLAN
Page 73

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
設定が保存されます。 VLANが削除されます。
ポートベースまたは802.1QVLANモードの
非アクティブ化とすべてのVLANの削除
基本ポートベースVLANモード、拡張ポートベースVLANモード、基本802.1Q VLANモード
または拡張802.1Q VLANモードをアクティブにした場合は、VLANモードを非アクティブ
にし、デフォルトのVLANとその他すべてのVLANを削除できます。
VLANモードを非アクティブにし、すべてのVLANを削除します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[VLAN] を選択します。
[VLAN] ページが表示されます。
6.
[VLANなし] セクションで、[モードのアクティブ化] ボタンをクリックします。
ポップアップウィンドウが開き、現在のVLAN設定が失われることが通知されます。
7.
[続ける] ボタンをクリックします。
設定が保存され、ポップアップウィンドウが閉じ、すべてのVLANが削除されます。
ユーザーマニュアル73VLAN
Page 74

5
スイッチの管理機能
この章では、ネットワーク内のスイッチを管理する方法について説明します。
この章には次の内容が含まれます。
• スイッチ検出プロトコルの管理
• 静的リンクアグリゲーションの設定
• マルチキャストの管理
• スイッチのIPアドレスの変更
• スイッチのDHCPクライアント機能の再有効化
74
Page 75

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
スイッチ検出プロトコルの管理
スイッチの管理者ページにアクセスできるように、スイッチのIPアドレスを知っておく
ことが重要です。 スイッチは、UPnP (Universal Plug and Play)、Bonjour、NSDP
(NETGEAR Switch Discovery Protocol) をサポートしています。これらは、スイッチを
検出できるプロトコルです。 スイッチと同じネットワーク内で機能し、これらのプロ
トコルのいずれかをサポートしているデバイスでは、スイッチを検出し、IPアドレスを
取得できます。
セキュリティ対策として、1つまたは複数の検出プロトコルを無効にできます。 ただ
し、スイッチのIPアドレスが変わったときにデバイスがスイッチを検出できるように、
少なくとも1つの検出プロトコルを有効にしておくことをお勧めします。
UPnPの管理
UPnP (Universal Plug and Play) をサポートしているWindowsデバイスでは、ネット
ワーク内のスイッチを検出し、スイッチのIPアドレスを検索し、スイッチの管理者ペー
ジにログインできます。 UPnPはデフォルトで有効になっています。 セキュリティ上の
理由から、UPnPを無効にすることができます。
UPnPを管理します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[設定] を選択します。
[プリセットモード] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[スイッチの検出] を選択します。
[スイッチの検出] ページが表示されます。
6. [UPnP] セクションにあるボタンをクリックして、UPnPを有効または無効にします。
UPnPが有効な場合は、ボタンバーが緑色で表示されます。
7.
[適用] ボタンをクリックします。
ユーザーマニュアル75スイッチの管理機能
Page 76

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
設定が保存されます。
Bonjourの管理
BonjourをサポートしているMac OSデバイスでは、ネットワーク内のスイッチを検出し、
スイッチのIPアドレスを検索し、スイッチの管理者ページにログインできます。 Bonjour
はデフォルトで有効になっています。 セキュリティ上の理由から、Bonjourを無効にす
ることができます。
Bonjourを管理します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[設定] を選択します。
[プリセットモード] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[スイッチの検出] を選択します。
[スイッチの検出] ページが表示されます。
6. [Bonjour] セクションにあるボタンをクリックして、Bonjourを有効または無効にし
ます。
Bonjourが有効な場合は、ボタンバーが緑色で表示されます。
7.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
NETGEAR Switch Discovery Protocol (NSDP)の管理
NSDP (NETGEAR Switch Discovery Protocol) をサポートしているNETGEARデバイスまた
はアプリケーションは、ネットワーク内のスイッチを検出し、スイッチのIPアドレスを
検索し、スイッチの管理者ページにログインできます。 NSDPはデフォルトで有効になっ
ています。 セキュリティ上の理由から、NSDPを無効にすることができます。
ユーザーマニュアル76スイッチの管理機能
Page 77

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
NSDPを管理します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[設定] を選択します。
[プリセットモード] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[スイッチの検出] を選択します。
[スイッチの検出] ページが表示されます。
6. [NSDP] セクションのボタンをクリックして、NSDPを有効または無効にします。
NSDPが有効な場合は、ボタンバーが緑色で表示されます。
7.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
静的リンクアグリゲーションの設定
スイッチの静的リンクアグリゲーションにより、複数のLANポートを束ねて1つの論理リ
ンクにすることができます。 ネットワークデバイスは、アグリゲーションを単一のリ
ンクとして扱います。 ネットワークでどのようにリンクアグリゲーションをセットアッ
プするかに応じて、リンクは広帯域幅 (太いパイプ) またはフォルトトレランス (ある
ポートで障害が発生した場合に別のポートが処理を引き継ぐ) をサポートします。
スイッチは、それぞれ最大4個のポートを追加可能な2つの静的LAGをサポートしていま
す。 つまり、1つの静的LAGは最大4Gbpsのリンクをサポートできます。
注: スイッチは、Link Aggregation Control Protocol (LACP) はサポートしていませ
ん。
ユーザーマニュアル77スイッチの管理機能
Page 78

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
リンクアグリゲーショングループ (LAG) を通じてスイッチで静的リンクアグリゲーショ
ンを設定するには、次の手順に従います。
1. スイッチでLAGを設定します (リンクアグリゲーショングループのセットアップ
(78ページ)を参照)。
2. LAGのメンバーにするスイッチ上のポートを、ネットワーク内の別のデバイスのLAG
のメンバーにするポートに接続します (リンクアグリゲーション接続の確立(79ペー
ジ)を参照)。
3. スイッチでLAGを有効にし (リンクアグリゲーショングループを有効にする(80ペー
ジ)を参照)、他方のデバイスでLAGを有効にします。
リンクアグリゲーショングループのセットアップ
最大4個のポートをリンクアグリゲーショングループ (LAG) に追加して、LAGを有効に
することで、スイッチに静的リンクアグリゲーションを設定します。 ただし、LAGを有
効にするには、LAGに参加するすべてのポート (両方のデバイスのポート) が同じ速度、
デュプレックスモードおよびフロー制御設定 (スイッチでこれらの設定を変更する方法
については、個々のポートの設定の管理(41ページ)を参照) を使用していることを確
認し、物理リンクアグリゲーション接続をセットアップする必要があります (リンクア
グリゲーション接続の確立(79ページ)を参照)。
リンクアグリゲーショングループをセットアップし、物理リンクアグリゲーション接続
を確立すると、リンクアグリゲーショングループを有効にすることができます (リンク
アグリゲーショングループを有効にする(80ページ)を参照)。
スイッチで1つ以上のリンクアグリゲーショングループを設定します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[LAG] を選択します。
[LAG] ページが表示されます。
ユーザーマニュアル78スイッチの管理機能
Page 79

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
6.
LAG 1にポートを追加するには、1~4の2個、3個またはすべてのポート番号をクリッ
クします。
選択したポートが紫色で表示されます。
LAG 1は、少なくとも2個のポートで構成する必要がありますが、1~4の範囲内のす
べてのポートで構成することもできます。
7.
LAG 2にポートを追加するには、5~8の2個、3個またはすべてのポート番号をクリッ
クします。
選択したポートが紫色で表示されます。
LAG 2は、少なくとも2個のポートで構成する必要がありますが、5~8の範囲内のす
べてのポートで構成することもできます。
8.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
リンクアグリゲーション接続の確立
リンクアグリゲーションをサポートする別のネットワークデバイス (通常はルーターま
たは別のスイッチ) への物理リンクアグリゲーション接続を確立する前に、スイッチに
リンクアグリゲーショングループ (LAG) を設定する必要があります (リンクアグリゲー
ショングループのセットアップ(78ページ)を参照)。 これを行わないと、LAGは有効
になりません。 スイッチのLAGが広帯域幅またはフォルトトレランスのいずれをサポー
トするかは、他のネットワークデバイスのLAG設定よって決まります。
LAGに参加するすべてのポート (両方のデバイスのポート) で同じ速度、フルデュプレッ
クスモードおよびフロー制御設定を使用する必要があります。 スイッチでこれらの設
定を変更する方法については、個々のポートの設定の管理(41ページ)を参照してくだ
さい。
スイッチと別のネットワークデバイスの間でリンクアグリゲーション接続を確立します。
LANケーブルを使用して、LAGのメンバーにするスイッチ側の各ポートを、同じLAGの
メンバーにする別のネットワークデバイス側の各ポートに接続します。
LAG 1には、ポート1~4を含めることができます。 LAG 2には、ポート5~8を含める
ことができます。
他方のネットワークデバイスのポートが同じLAGのメンバーであり、LAGを構成して
いる合計ポート数が同じであり、スイッチ側のLAGのポートと同じ速度、フルデュプ
レックスモードおよびフロー制御設定がポートで使用されている限り、他方のネッ
トワークデバイスのポート番号は何であってもかまいません。
ユーザーマニュアル79スイッチの管理機能
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
リンクアグリゲーショングループを有効にする
リンクアグリゲーショングループ (リンクアグリゲーショングループのセットアップ
(78ページ)を参照) をセットアップし、物理リンクアグリゲーション接続 (リンクア
グリゲーション接続の確立(79ページ)を参照) を確立すると、リンクアグリゲーショ
ングループを有効にすることができます。
注: 他方のネットワークデバイスでも、リンクアグリゲーショングループを有効にする
必要があります。
スイッチでリンクアグリゲーショングループを有効にします。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[LAG] を選択します。
[LAG] ページが表示されます。
6. [LAG 1] の下にあるボタン、[LAG 2] の下にあるボタン、または両方のボタンをク
リックします。
有効になっているLAGのボタンバーが緑色で表示されます。
7.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
マルチキャストの管理
マルチキャストIPトラフィックは、ホストグループ宛てのトラフィックです。 ホスト
グループは、クラスD IPアドレス (224.0.0.0~239.255.255.255) によって識別されま
す。 Internet Group Management Protocol (IGMP) スヌーピングにより、スイッチは
ユーザーマニュアル80スイッチの管理機能
Page 81

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
マルチキャストトラフィックをインテリジェントに転送することができます。 IGMPク
エリおよびレポートメッセージに基づいてスイッチはマルチキャストトラフィックを、
すべてのポートに転送するのではなく、それを要求したポートにのみ転送し、すべての
ポートに転送することによるネットワークパフォーマンスへの影響を排除します。
IGMPスヌーピングは、オンラインメディアストリーミングアプリケーションなどの多く
の帯域幅を使用するIPマルチキャストのパフォーマンスを最適化するのに役立ちます。
IGMPスヌーピングの管理
Internet Group Management Protocol (IGMP) スヌーピングはデフォルトで有効になっ
ています。 場合によっては、IGMPスヌーピングを一時的に無効にする必要が生じるこ
とがあります。
IGMPスヌーピングを管理します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[マルチキャスト] を選択します。
[マルチキャスト] ページが表示されます。
6. [IGMPスヌーピング] セクションのボタンをクリックして、IGMPスヌーピングを有効
または無効にします。
IGMPスヌーピングが有効な場合は、ボタンバーが緑色で表示されます。
7.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
ユーザーマニュアル81スイッチの管理機能
Page 82

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
IGMPスヌーピングのVLANを有効にする
ポートベースVLANモードまたは802.1QベースVLANモード (VLAN(48ページ)を参照) を
有効にした場合にのみ、VLANに対してIGMPを有効にすることができます。
VLANに対してIGMPスヌーピングを有効にします。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[マルチキャスト] を選択します。
[マルチキャスト] ページが表示されます。
6. [IGMPスヌーピングに対しVLAN IDを有効化] セクションで、VLAN IDをフィールドに
入力します。
ポートベースVLANモードまたは802.1Q VLANモードを有効にした場合、IGMPスヌーピ
ングのデフォルトのVLANはVLAN 1になります。
7.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
不明なマルチキャストアドレスのブロックの管理
不要なマルチキャストトラフィックを制限するための1つの方法として、不明なマルチ
キャストアドレスからのマルチキャストトラフィックをブロックすることができます。
このようにすると、スイッチは、IGMPスヌーピングを通じてスイッチが学習したマルチ
ユーザーマニュアル82スイッチの管理機能
Page 83

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
キャストグループ内のポートにのみマルチキャストトラフィックを転送します。 デフォ
ルトでは、不明なアドレスからのマルチキャストトラフィックは許可されています。
不明なマルチキャストアドレスのブロックを管理します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[マルチキャスト] を選択します。
[マルチキャスト] ページが表示されます。
6. [不明なマルチキャストアドレスのブロック] セクションのボタンをクリックして、
不明なマルチキャストトラフィックのブロックを有効または無効にします。
不明なマルチキャストトラフィックのブロックが有効な場合は、ボタンバーが緑色
で表示されます。
7.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
IGMPv3 IPヘッダー検証の管理
IGMPv3 IPヘッダー検証を有効にすると、IGMPv3パケットがIGMPv3標準に準拠している
かどうかをスイッチで検査することができます。 メッセージはTTL = 1, ToS = 0xC0,
(Internetwork Control), Router alert IP option (9404) のヘッダー情報が要求さ
れ、それ以外のIGMPv3トラフィックは破棄されます。 IGMPv3 IPヘッダー検証が有効な
場合、IGMPv3メッセージに1のTTL (time-to-live) 値と0xC0 (Internetwork Control)
ユーザーマニュアル83スイッチの管理機能
Page 84

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
のToSバイトが含まれている必要があります。 また、router alert IP option (9404)
が設定されている必要があります。
注: IGMPv3 IPヘッダー検証が有効な場合、IGMPv1およびIGMPv2トラフィックはスイッチ
に破棄されることはなく、正常に処理されます。
IGMPv3 IPヘッダー検証を管理します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[マルチキャスト] を選択します。
[マルチキャスト] ページが表示されます。
6. [IGMPv3 IPヘッダーの検証] セクションのボタンをクリックして、IGMPv3 IPヘッ
ダー検証を有効または無効にします。
IGMPv3 IPヘッダー検証が有効な場合は、ボタンバーが緑色で表示されます。
7.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
IGMPスヌーピング用の静的ルーターポートの設定
IGMPクエリを送信するデバイスがネットワークに含まれていない場合、スイッチはルー
ターポートを動的に検出できません (ルーターポートは、ネットワーク内でIGMPスヌー
ピングを実行する、ネットワーク内のデバイスのポートです)。この場合は、スイッチ
の1つのポートをIGMPスヌーピング専用の静的ルーターポートとして選択して、ネット
ユーザーマニュアル84スイッチの管理機能
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
ワーク内のすべてのIGMP JoinおよびLeaveメッセージのこのポートへの転送を許可しま
す。
IGMPスヌーピングの静的ルーターポートを設定します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[スイッチング] を選択します。
[QoS] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[マルチキャスト] を選択します。
[マルチキャスト] ページが表示されます。
6. [IGMPスヌーピング静的ルーターポート] セクションのメニューから、特定のポート
をルーターポートとして選択するか、[すべて] を選択して、IGMP JoinおよびLeave
メッセージがスイッチのすべてのポートに送信されるようにします。
通常、アップリンクポート (ルーターに接続されているポート、またはインターネッ
ト接続を提供するデバイスに接続されているポート) がルーターポートとして機能
します。
7.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
ユーザーマニュアル85スイッチの管理機能
Page 86

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
スイッチのIPアドレスの変更
デフォルトでは、スイッチはネットワーク内のDHCPサーバー (またはDHCPサーバーとし
て機能するルーターなどのデバイス) からIPアドレスを取得します。
スイッチのDHCPクライアント機能を無効にして、スイッチのIPアドレスを固定IPアドレ
スに変更します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
[IPアドレス (DHCPオン)] を選択します。
IPアドレスのフィールドが表示されますが、まだ変更することはできません。 ス
イッチのDHCPクライアント機能が有効になっているため、[DHCP] セクションのボタ
ンバーが緑色で表示されます。
5. [DHCP] セクションのボタンをクリックします。
ボタンバーがグレーで表示されて、スイッチのDHCPクライアント機能が無効になっ
たことが示され、IPアドレスのフィールドが編集可能になります。
6. スイッチに割り当てる固定 (静的) IPアドレス、関連するサブネットマスクおよび
ゲートウェイIPアドレスを入力します。
7.
[適用] ボタンをクリックします。
ポップアップウィンドウにメッセージが表示されます。
8.
ポップアップウィンドウが自動的に閉じない場合は [X] をクリックします。
設定が保存されます。 IPアドレスを変更するとスイッチのWebセッションが切断さ
れる場合があります。
ユーザーマニュアル86スイッチの管理機能
Page 87

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
スイッチのDHCPクライアント機能の
再有効化
スイッチのDHCPクライアント機能を無効にして、スイッチのIPアドレスを固定 (静的)
IPアドレスに変更した場合、これを元に戻すことができます。 リセットボタンを5秒間
押し続け (それより長く押さないでください)、DHCPを再有効化することもできます (リ
セットボタンによるDHCP IPアドレスの更新またはDHCPの再有効化(94ページ)を参照)。
スイッチでDHCPクライアント機能を再度有効にします。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
[IPアドレス (固定IP)] を選択します。
スイッチのDHCPクライアント機能が無効になっているため、[DHCP] セクションのボ
タンバーがグレーで表示されます。
5. [DHCP] セクションのボタンをクリックします。
ボタンバーが緑色で表示され、スイッチのDHCPクライアント機能が有効になったこ
とが示されます。 IPアドレスのフィールドが変更できなくなります。
6.
[適用] ボタンをクリックします。
ポップアップウィンドウにメッセージが表示されます。
7.
ポップアップウィンドウが自動的に閉じない場合は [X] をクリックします。
設定が保存されます。 スイッチはネットワーク内のDHCPサーバー (または、DHCP
サーバーとして機能するルーターなどのデバイス) からIPアドレスを取得します。
スイッチのDHCPクライアント機能を有効にするとスイッチのWebセッションが切断さ
れる場合があります。
ユーザーマニュアル87スイッチの管理機能
Page 88

6
スイッチのメンテナンスと監視
この章では、スイッチの管理および監視方法について説明します。
この章には次の内容が含まれます。
• 手動による新しいスイッチファームウェアの確認とスイッチの更新
• 設定ファイルの管理
• スイッチを工場出荷時の設定に戻す
• リセットボタンによるDHCP IPアドレスの更新またはDHCPの再有効化
• スイッチへの管理アクセスの制御
• スイッチへのアクセス制限の変更または解除
• DoS防御モードの管理
• パワーセーブモードの管理
• ポートLEDの制御
• 電源LEDの制御
• スイッチのデバイス名の変更
• システム情報の表示
• スイッチの接続数の表示
• ポートのステータスの表示
88
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
手動による新しいスイッチファームウェア
の確認とスイッチの更新
手動でスイッチの管理者ページを通じて最新のファームウェアバージョンを確認し、
ファームウェアをダウンロードして、ファームウェアをスイッチにアップロードできま
す。 ファームウェアのリリースノートが新しいファームウェアに付属している場合は、
リリースノートを読み、更新後にスイッチを再設定する必要があるかどうかを確認して
ください。
手動で新しいスイッチファームウェアを確認し、スイッチを更新します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[設定] を選択します。
[プリセットモード] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[ファームウェア] を選択します。
[ファームウェア] ページが表示されます。 このページには、[ファームウェアアッ
プデート] セクションも表示されます。
スイッチの現在のファームウェアバージョンが表示されます。
6. 新しいファームウェアが入手可能かどうかを確認するには、[ファームウェア] セク
ションのリンクをクリックします。
NETGEARのWebページが開きます。
7. 新しいファームウェアが入手可能な場合は、ファームウェアファイルをPCにダウン
ロードします。
ファイル拡張子が.binまたは.imageではない場合は、ファイルを解凍する必要が
生じることがあります。 たとえば、ファイル拡張子が.rarの場合は、ファイルを解
凍する必要があります。
8. [ファームウェアアップデート] セクションで、紫色のファイルアイコンをクリック
し、ダウンロードしたファームウェアファイルに移動して、ファイルを選択します。
ユーザーマニュアル89スイッチのメンテナンスと監視
Page 90

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
ファームウェアのファイル名の例: S8000_V1.0.0.1.bin。
9.
[アップデート] ボタンをクリックします。
ポップアップウィンドウに警告が表示され、ファームウェアアップデートプロセス
が開始します。
警告: ファームウェアアップデートプロセス中は、スイッチのネットワーク接続を切
断したり、電源を切ったりしないでください。 ファームウェアアップデートプロセ
スとスイッチの再起動が完了するまで、LANケーブルを切断したり、スイッチの電源
を切ったりしないでください。
スイッチのWebセッションが切断され、管理者ページに再度ログインする必要があり
ます。
設定ファイルの管理
スイッチの設定は、スイッチの設定ファイルに保存されています。 このファイルをPC
にバックアップ(保存)したり、PCからスイッチに復元したりすることができます。
設定のバックアップ
現在の設定のコピーを保存できます。 必要に応じて、後で設定を復元できます。
スイッチの設定をバックアップします。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[設定] を選択します。
[プリセットモード] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[設定ファイル] を選択します。
[設定全体を復元] ページが表示されます。
ユーザーマニュアル90スイッチのメンテナンスと監視
Page 91

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
6.
[バックアップ] タブをクリックします。
[設定全体をバックアップ] ページが表示されます。
7.
[バックアップ] ボタンをクリックします。
8. ブラウザーの指示に従ってファイルを保存します。
バックアップファイルの名前はS8000.cfgです。
スイッチの設定の復元
設定ファイルをバックアップした場合、このファイルから構成を復元できます。
スイッチの設定を復元します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[設定] を選択します。
[プリセットモード] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[設定ファイル] を選択します。
[設定全体を復元] ページが表示されます。
6. 紫色のファイルアイコンをクリックし、保存した設定ファイルに移動して、選択し
ます。
保存した設定ファイルの名前はS8000.cfgです。
[復元] ボタンが [設定の適用] ボタンに変わります。
7.
[設定の適用] ボタンをクリックします。
ポップアップウィンドウに警告が表示されます。
8.
[続ける] ボタンをクリックします。
設定がスイッチにアップロードされます。
ユーザーマニュアル91スイッチのメンテナンスと監視
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
警告: 復元プロセス中は、スイッチのネットワーク接続を切断したり、電源を切った
りしないでください。 復元プロセスとスイッチの再起動が完了するまで、LANケー
ブルを切断したり、スイッチの電源を切ったりしないでください。
スイッチのWebセッションが切断され、管理者ページに再度ログインする必要があり
ます。
スイッチを工場出荷時の設定に戻す
場合によっては (スイッチの設定に行った変更がわからなくなった場合、またはスイッ
チを別のネットワークへ移動した場合など)、設定を消去して、スイッチを工場出荷時
の設定にリセットする必要が生じることがあります。
スイッチを工場出荷時の設定にリセットするには、スイッチの底面にあるリセットボタ
ンを使用するか、管理者ページのリセット機能を使用します。 ただし、パスワードを
変更して、それを忘れてしまい、スイッチにアクセスできない場合は、リセットボタン
を使用する必要があります。
スイッチを工場出荷時の設定にリセットした後には、パスワードは「password」にな
り、スイッチのDHCPクライアント機能が有効になります。 詳細については、工場出荷
時の初期設定(108ページ)を参照してください。
リセットボタンを使用したスイッチのリセット
リセットボタンを使用して、スイッチを工場出荷時の設定に戻すことができます。
注意: このプロセスは、スイッチで設定したすべての設定を消去します。
スイッチを工場出荷時の設定にリセットします。
1.
スイッチの底面にある埋め込み式のリセットボタンを見つけます。
2.
まっすぐにしたペーパークリップを使用して、リセットボタンを10秒以上押すか、
すべてのポートLEDが赤色で点滅するまで押し続けます。
3.
リセットボタンを離します。
すべてのポートのLEDが赤色で5回点滅し、設定が工場出荷時の設定にリセットされ
ます。 リセットが完了すると、スイッチが再起動します。 この処理には1分ほどか
かります。
警告: リセットプロセス中は、スイッチのネットワーク接続を切断したり、電源を
切ったりしないでください。 リセットプロセスとスイッチの再起動が完了するま
で、LANケーブルを切断したり、スイッチの電源を切ったりしないでください。
ユーザーマニュアル92スイッチのメンテナンスと監視
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
管理者ページを使用したスイッチのリセット
注意: このプロセスは、スイッチで設定したすべての設定を消去します。
管理者ページを使用して、スイッチを工場出荷時の初期設定にリセットします。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[設定] を選択します。
[プリセットモード] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[工場出荷時の設定] を選択します。
[工場出荷時の設定] ページが表示されます。
6.
[初期値に戻す] ボタンをクリックします。
ポップアップウィンドウが開きます。
7.
[続ける] ボタンをクリックします。
スイッチが工場出荷時の設定にリセットされて、再起動します。
警告: リセットプロセス中は、スイッチのネットワーク接続を切断したり、電源を
切ったりしないでください。 リセットプロセスとスイッチの再起動が完了するま
で、LANケーブルを切断したり、スイッチの電源を切ったりしないでください。
ユーザーマニュアル93スイッチのメンテナンスと監視
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
リセットボタンによるDHCPIPアドレスの
更新またはDHCPの再有効化
リセットボタン使用して、スイッチのDHCP IPアドレスを更新したり、DHCPが無効な場
合はDHCPを再有効化したりすることができます。
スイッチのDHCP IPアドレスを更新するか、DHCPを再有効化します。
1.
スイッチの底面にある埋め込み式のリセットボタンを見つけます。
2.
まっすぐにしたペーパークリップを使用して、リセットボタンを約5秒間押すか、す
べてのポートLEDが青色で点滅するまで押し続けます。
警告: スイッチが工場出荷時の設定に戻ってしまうことを避けるため、リセットボタ
ンは10秒以上押さないでください。
3.
リセットボタンを離します。
すべてのポートのLEDが青色で3回点滅し、スイッチのDHCP IPアドレスが再度有効に
なります。
スイッチへの管理アクセスの制御
管理のために、どのIPアドレス (複数可) が管理者ページを通じてスイッチにアクセス
できるようにするかを制御できます。
スイッチへの管理アクセスを制御します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[設定] を選択します。
[プリセットモード] ページが表示されます。
ユーザーマニュアル94スイッチのメンテナンスと監視
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
5.
左側のメニューから、[アクセス制御] を選択します。
[アクセス制御] ページが表示されます。
6.
[追加] ボタンをクリックします。
7. IPアドレス (複数可) を指定します。
•
IPアドレス: 1つのIPアドレスまたはネットワークIPアドレスを入力します。
ネットワークIPアドレスは「x.x.x.0」の形式で入力します (例: 192.168.100.0)。
•
マスク: 1つのIPアドレスを入力する場合は、マスクとして「255.255.255.255」
を入力します。 ネットワークIPアドレスを入力する場合は、マスクとして
「255.255.255.0」を入力します。
8.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
9. 追加のIPアドレスを入力するには、前の3つの手順を繰り返します。
スイッチへのアクセス制限の変更または
解除
管理のために、管理者ページを通じてスイッチにアクセスできるIPアドレスをセット
アップした場合は、1つ以上のIPアドレスを削除したり、すべてのIPアドレスを削除す
るという方法でアクセス制限を解除したりすることができます。
アクセス制限を解除すると、どのIPアドレスでもスイッチの管理者ページにアクセスで
きます (その場合でも、ユーザーは管理者ページにアクセスするためのパスワードを入
力する必要があります)。
スイッチへのアクセス制限を変更または解除します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチに割り当てられているIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
ユーザーマニュアル95スイッチのメンテナンスと監視
Page 96

Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
4.
ページ上部のメニューから、[設定] を選択します。
[プリセットモード] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[アクセス制御] を選択します。
[アクセス制御] ページが表示されます。
6. 削除するIPアドレスをクリックします。
[削除] ボタンが表示されます。
7.
[削除] ボタンをクリックします。
IPアドレスが削除され、スイッチの管理者ページにアクセスできなくなります。
8. その他のIPアドレスを削除するには、前の手順を繰り返します。
すべてのIPアドレスを削除すると、すべてのアクセス制限が解除され、どのIPアド
レスでもスイッチの管理者ページにアクセスできます。
DoS防御モードの管理
サービス拒否 (DoS) 防御モードを有効にすると、スイッチにより自動的に悪意のある
パケットをブロックできます。 このモードはデフォルトでは無効になっています。
DoS防御モードの管理を行います。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
ページ上部のメニューから、[設定] を選択します。
[プリセットモード] ページが表示されます。
5.
左側のメニューから、[DoS防御] を選択します。
[DoS防御] ページが表示されます。
6. ボタンをクリックしてDoS防御モードを有効または無効にします。
ユーザーマニュアル96スイッチのメンテナンスと監視
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
DoS防御モードが有効な場合は、ボタンバーが緑色で表示されます。
7.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
パワーセーブモードの管理
省電力モードでは、IEEE 802.3az Energy Efficient Ethernet (EEE) 機能、ケーブル
長省電力、リンクアップおよびリンクダウン時の省電力が有効になります。
•
IEEE 802.3az: Energy Efficient Ethernet (EEE) 802.3 MACサブレイヤーと
100BASE-TX、1000BASE-T、10GBASE-T物理レイヤーを組み合わせて、Low Power Idle
(LPI) モードでの動作をサポートします。 LPIモードを有効にすると、リンクの両
端にあるシステムは、リンク使用率が低い期間に機能の一部を無効にして電力を節
約できます。
•
ケーブル長省電力: 検出したケーブル長に必要な電力を動的に検出して調整します。
•
リンクダウン省電力: ネットワークケーブルの接続が切断されているときの消費電
力を大幅に削減します。 ネットワークケーブルが再度接続されると、スイッチは入
力信号を検出して、通常の電力に戻ります。
デフォルトでは、パワーセーブモードは無効になっています。
スイッチでパワーセーブモードを管理します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4. ページ上部のメニューで、NETGEARの右側にある3つのドットのアイコンをクリック
して、[パワーセーブ] を選択します。
[パワーセーブ] ポップアップウィンドウが表示されます。
5. ボタンをクリックしてパワーセーブモードを有効または無効にします。
パワーセーブモードが有効な場合は、ボタンバーが緑色で表示されます。
ユーザーマニュアル97スイッチのメンテナンスと監視
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
([適用] ボタンをクリックする必要はありません。)
ポートLEDの制御
スイッチの背面のポート8の横にある電球アイコンのLEDボタンを押すか、または管理者
ページを使用して、スイッチの青色のポートLEDと電源LEDをオンまたはオフにすること
ができます。
デフォルトでは、電源がオンになっているデバイスをポートに接続するとポートLEDが
点灯します。 スイッチがLEDオフの状態で機能するモードは、ステルスモードと呼ばれ
ています。
管理者ページを介してポートLEDを制御します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
[Port LEDs] を選択します。
ポートLEDのボタンが表示されます。
5. ボタンをクリックしてポートLEDを無効または有効にします。
ポートLEDが有効な場合は、ボタンバーが緑色で表示されます。 ポートLEDが無効な
場合 (ステルスモード) は、ボタンバーが灰色で表示されます。
6.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
ユーザーマニュアル98スイッチのメンテナンスと監視
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
電源LEDの制御
スイッチの背面のポート8の横にある電球アイコンのLEDボタンを押すか、または管理者
ページを使用して、スイッチの青色の電源LEDとポートLEDをオンまたはオフにすること
ができます。
デフォルトでは、スイッチを起動すると、電源LEDが点灯します。 スイッチがLEDオフ
の状態で機能するモードは、ステルスモードと呼ばれています。
管理者ページから電源LEDを制御します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
[電源LED] を選択します。
電源LEDのボタンが表示されます。
5. ボタンをクリックして電源LEDを無効または有効にします。
電源LEDが有効な場合は、ボタンバーが緑色で表示されます。 電源LEDが無効な場合
(ステルスモード) は、ボタンバーが灰色で表示されます。
6.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
ユーザーマニュアル99スイッチのメンテナンスと監視
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Nighthawk S8000 8ポートギガビット ゲーミング&ストリーミングスイッチ
スイッチのデバイス名の変更
スイッチのデフォルトのデバイス名はNighthawk S8000です。 このデバイス名は、エク
スプローラーやBonjourなどに表示されます。 デバイス名は、20文字以内の別の名前に
変更することができます。
スイッチのデバイス名を変更します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ホームページが表示されます。
4.
[システム情報] を選択します。
システム情報のフィールドが表示されます。
5.
[スイッチ名] フィールドに、スイッチの新しい名前を入力します。
6.
[適用] ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
システム情報の表示
ファームウェアバージョン、スイッチ名、MACアドレス、シリアル番号、モデル番号な
ど、スイッチに関する基本情報を表示できます。
スイッチに関する基本情報を表示します。
1. スイッチと同じネットワークに接続されているPC、またはLANケーブルでスイッチに
直接接続されているPCでWebブラウザーを起動します。
2. スイッチのIPアドレスを入力します。
ログインページが表示されます。
3. スイッチのパスワードを入力します。
デフォルトのパスワードは「password」です。 パスワードでは大文字と小文字が区
別されます。
ユーザーマニュアル100スイッチのメンテナンスと監視