
PD3000
3000 Watt Two Channel Amplier with Precise Power Management
V 1.0

2 PD3000
クイックスタ ートガ イド
3
安全にお 使いいただくために
注意
感電 の. 恐れ が ありますの で、
カバーやその他の部品を取り
外したり、開けたりしないでください。高
品質なプロ用スピーカーケーブル(¼" TS 標
準ケーブルおよびツイスト ロッキング プ
ラグケーブル)を 使 用してください 。
注意
火事および感電の 危 険 を防ぐ
ため、本装置を水分や湿気の
あ る と こ ろ に は 設 置 し な い で 下 さ い 。装 置
には決して水分がかからないように注意
し、花瓶 など水分を含んだものは 、装置の
上 に は 置 か な いようにしてくださ い 。
注意
このマークが 表示されてい る
箇所には、内部に高圧電流が
生じています。手を触れると感電の恐れが
あります。
注意
取り扱いとお手入れの方法に
ついての重 要な説 明 が付属 の
取扱説明書に記載されています。ご使用の
前に 良くお 読 みください 。
注意
1. 取 扱 説明 書 を通してご 覧くだ さ い 。
2. 取 扱 説 明 書 を大 切 に保 管してく だ
さ い。
3. 警告に従ってください。
4. 指 示 に 従 ってく だ さい 。
5. 本機を水の近くで使用しないでくだ
さ い。
6. お手入れの際は常に乾燥した布巾を使
ってくだ さい 。
7. 本機は、取扱説明書の指示に従い、
適切な換気を妨げない場所に設置してく
だ さ い 。取 扱 説 明 書 に 従 って 設 置 し てく だ
さい。
8. 本 機 は 、電 気 ヒ ー タ ー や 温 風 機 器 、
ス ト ー ブ 、調 理 台 や ア ン プ と い っ た 熱 源 か
ら離して 設 置してください 。
( 三 芯) プラグの安全ピンは取り外さない
で く だ さ い 。ニ 極 式 プ ラ グ に は ピ ン が 二 本
ついており、そのうち一本はもう一方よりも
幅 が 広 く な っ て い ま す 。ア ー ス タ イ プ の 三 芯
プラグにはニ本のピンに加えてアース用の
ピンが一本ついています。これらの幅の広
いピン、およびアースピンは、安 全のための
ものです。備え付けのプラグが、お使いの
コンセントの形状と異なる場合は、電器技
師 に 相 談 してコン セントの 交 換 をして 下さ
い。
10. 電源コードを踏みつけたり、挟んだり
し な い よ う ご 注 意 く だ さ い 。電 源 コ ー ド や
プラグ、コンセント及び 製品との接 続には
十 分 にご 注 意ください 。
11. す べ て の 装 置 の 接 地( ア ー ス )が 確 保
されてい る ことを 確 認して 下さい 。
12. 電 源 タップ や
電源プラグは電
源 遮 断 機として 利
用されている場合
に は 、こ れ が 直 ぐ
に操作 できるよう
手 元 に設 置して 下
さ い。
13. 付属 品 は 本機 製造 元が 指 定したもの
のみ をお使いください 。
14. カートスタンド、三脚、ブラケット、
テーブルなどは、本 機製造元が 指定したも
の 、も し く は 本 機 の 付 属 品 と な る も の の み
をお使いください。カートを使用しての運
搬の際は、器具の落下による怪我に十分ご
注意ください。
15. 雷雨の場合、もしくは長期間ご使用に
ならない場合は、電源プラグをコンセント
から 抜 い てく だ さい 。
16. 故障の際は当社指定のサービス技術
者 に お 問 い 合 わ せ く だ さ い 。電 源 コ ー ド も
しくはプラグの損傷、液体の装置内への浸
入、装置の上に物が落下した場合、雨や湿
気に装置が晒されてしまった場合、正常に
作動しない場合、もしくは装置を地面に落
下 さ せ て し ま っ た 場 合 な ど 、い か な る 形 で
あれ装置に損傷が加わった場合は、装置
の 修 理・点 検 を 受 け てくだ さい 。
17. 本 製品に電 源コード
が付属されている場 合、
付属の電 源 コードは 本 製
品以 外で はご 使用いただ
け ま せ ん 。電 源 コ ー ド は
必ず本製品に付属された
電源コードの み ご 使 用く
ださい。
ペース には 設 置しないでくだ さい 。
19. 本機の上に点火した蝋燭などの裸火
を置 かないでください 。
20. 電池廃棄の際には、環境へのご配慮
をお願いします。電池は、かならず電池回
収 場 所 に 廃 棄してく だ さい 。
21. 本装置は 45°C 以下の温帯気候でご使
用ください。
法的放棄
こ こ に 含 ま れ る 記 述 、写 真 、意 見 の 全
体 ま た は 一 部 に 依 拠 し て 、い か な る 人 が
損害を生じさせた場合にも、Music Tribe
は 一 切 の 賠 償 責 任 を 負 い ま せ ん 。技 術
仕様、外観およびその他の情報は予告
な く 変 更 に な る 場 合 が あ り ま す 。商 標
はすべて、それぞれの所有者に帰属し
Midas、Klark Teknik、Lab Gruppen、
ます。
Lake、Tannoy、Turbosound、TC Electronic、
TC Helicon、Behringer、Bugera、
および Coolaudio は Music Tribe Global Brands
Ltd. の商標または登録商標です。© Music
Tribe Global Brands Ltd. 2021
無断転用禁止。
限定保証
適用される保証条件と
定 保 証 に 関 す る 概 要 に つ い て は 、オ ン
ラ イン上
community.musictribe.com/pages/
Music Tribe の限
support#warranty にて 詳 細をご 確 認く
ださい。

4 PD3000
(7) (9) (10) (11)(5) (6) (8)
クイックスタ ートガ イド
5
1. 前書き
1.1 ようこそ
Lab.gruppen PD3000 をお買い上げいただきありがとうございます。このマニュアルは、PD3000 アンプの特徴と機能に関する包括的なガイド
を提 供します。構 成 オプ ションと 保 護 回 路 を 十 分 に理 解 するた め に、こ の マ ニュ アル 全 体をよくお 読 み になることを 強くお 勧 めします。
操作のすべての側面に完全に慣れるにつれて、アンプ モードやラウドスピーカー システム構成の選択に影響を与える機能やオプショ
ンを 知 ることが で きま す。
Lab.gruppen PD3000 パワー アンプは、競争力のある価格と優れた性能と保護機能を念頭に置いて設計および製造されています。PD3000
アンプは競争力のある価格を特長としていますが、各アンプは、Lab.gruppen をツアー コンサート システムの品質のベンチマークにした
エ ン ジ ニ ア リ ン グ を 利 用 し て い ま す 。す べ て の Lab.gruppen 製品は、期待されるアプリケーションに応じて、製品範囲ごとに適切に一致す
る 機 能 セ ッ ト を 備 え て お り 、す べ て の Lab.gruppen 製 品 が 作 成 さ れ て い る「 Show must go on 」設計哲学の中核です。
1.2 特徴
新しい PD3000 アンプには、可能な限り最高のパフォーマンスと長年にわたる信頼性の高い動作を保証する、多くの高度なテクノロジー
が組み込まれています (そ の 多くは Lab.gruppen 独自のものです)。これらのテクノロジーをよく理解しておくと、ラウドスピーカー システ
ムの設 定と最 適 化に非 常に役立つことがわかります。
1.3 クラス D 出力段
PD3000 アンプは、定格出力に理想的に一致する独自の IDEEA クラス D 出力段を採用しています。柔軟性を提供するために、各チャネル
は十 分 な 電圧 スイングと電 流 容量を提 供し、追 加の構 成なしで 任 意のインピー ダ ンスで負 荷 を 駆 動できま す。低 熱 損 失と高電 圧スイン
グを実現するために、設計は永 続的にブリッジされた出力に基づいています。
1.4 保 護とパフォーマンスの 最適化
適切で信頼性の高い電力増幅は、あらゆるオーディオ システムにとって不可欠です。パワー アンプが不十分または故障すると、
スピーカーが損傷したり、場合によってはパワー アンプ自体が損傷したりする可能性があります。損 傷やサービスの中断を防ぐため
に、PD3000 アンプは内部回路と接続された負荷の両方を保護する高度な機能を提供します。これらの機能は、Lab.gruppen の「 シ ョ ー は
続けなければならない」という哲学の一部です。
PD3000 の保護 機能には次のものがあります。
• CPL (電 流ピー クリミッター ) アンプの出力がアンプ コンポーネントの安全な電流処理パラメータを超えないようにします。
• 温度保護熱限界を超えてもアンプが損傷しないようにします。アンプが 熱 限 界 に近づくと、RDY LED が オ レ ン ジ 色 に 点 滅 し 、保 護 ミ ュ
ーティングが作 動する前にユーザーが操作できるようになります。
• 直流保護アンプ出力に破壊的な DC 信 号 が 現 れ な いよう にしま す。このような 状 態 が 発 生 すると、内 部ヒューズ が 開 きま す。
• RSL (レールセンシングリミッター) 選択した電圧制 限 スレッショルドでの歪みを回 避し、構 成され たスレッショルドを下回った場 合 の
レールへの衝突を回避するために適用されます。最大出力電流に達した場合、または主電源電圧が必要なレール電圧を維持するに
は低すぎる場合にも、制限が適用される場合があります。制限動作はフロントパネルのリミッター LED で表示
2. コントロ ール
2.1 フロントパネル
フロントパネルで は、次の インジ ケ ー ターとコントロール を 使 用で きます (図 1)。
(1) (3) (4)(2)
図 1: PD3000 のフロ ントパ ネル
(1) CH A/CH B CONTROLS 入力レベル を調 整します。信号ゲインを上げるには、ノブを時計回りに回します。ゲインを下げるには、ノブを
反 時 計 回りに 回しま す。
(2) RDY、SIGNAL 、LIM LED は、各チャンネルの信号レベルとシステム ステータスを表示します。RDY LED が点灯して、アンプの電源が入っ
てい ることを 示します。SIGNAL LED が点灯し、入力信号のレベルを表示します。入力信号が最適レベルを超えると LIM LED が点灯し、
内 部 リ ミッ タ ー が 作 動 し ま す 。赤 い LIM LED が点 灯し 続 ける 場合 は 、入力ゲインを下 げ てください 。
(3) POWER ボタンでユニットの電源をオフ/オンしま す。
(4) RACK EARS 4 つの取り付けネジとワッシャー (ファスナーは含まれていません) を使用して、ユニットをラックに固定します。2 つのラ
ック ユニットが必要です。
2.2 後面パネル
後 部 パ ネ ル で は 、次 の コ ネ ク タ を 使 用 で き ま す (図 2)。
1.5 開 梱と目 視チェック
すべての Lab.gruppen アンプは、工場出荷 前に入 念 にテストおよび 検 査されており、完 璧 な状 態でお届けします。損 傷が見つかった場 合
は、直ちに配送業者に通知してください。
運送業者の検査と今後の発送のために、梱包 材を保管しておいてください。
1.6 冷却
PD3000 アンプは、前 面から背面へのエアフローを 備えた強 制空 冷システムを使用しているため、熱の問題なしに高い連続出力レベルを
実 現 で きま す。
空気 が自由に流れるように、各アンプの前後に十分なスペースがあることを確認してください。アンプの前 後にドアやカバーを取り付け
ないでください 。
増幅器は、間隔をあけずに互いに直接積み重ねることができますが、ある程度の間隔があると、後部ケーブルをより便利に設置できる
場 合 が ありま す。
未使用のラック スペースにソリッド ブランク (換気ブランク で はない ) を 取 り 付 け て 、効 果 的 な 空 気 循 環 を 確 保 し ま す 。機 器 間 に 隙 間
が で き る と 、強 制 空 冷 の 効 果 が 低 下 し ま す。
1.7 動作電圧
PD アンプは、常にデバイスの背 面で指定された電圧に接続してください。アンプを不適切な電 圧に接続すると、アンプが永久に損傷す
る可 能 性 が ありま す。
• ア メ リ カ・カ ナ ダ・日 本 = 100 ~ 120V ~、50/60Hz
• 英国 / オ ーストラリア / ヨー ロッパ / 韓国 / 中国 220-240 V~ 、50/60 Hz
後部 パネル のロッキング IEC レセプタクルは、販売国に適したコネクタで終わる付属の IEC コ ードを 受け入 れ ます。
図 2: PD3000 の背面パネル
(5) BREAKER (自 動 ヒューズ ) 一 般的な 使 い 捨 てヒューズの代 わりに機 能します。誤 動作の原 因を取り除いた後は、BREAKER を押して 再 度
電 源 を 入 れ てく だ さい 。BREAKER は、一般的な使い捨てヒューズの代わりに機能します。
BREAKER WARNING: ブレーカーをリセットする前に、次の操作を行ってください。
• AC メインケーブ ル を抜く
• POWER ス イ ッ チ を「 OFF 」の 位 置 に す る
• すべ ての入 力ゲイン制 御要素を下げ る
• 次 に 、ブ レ ー カ ー を リ セ ットし 、ユ ニット を主 電 源 に 接 続 し 、スイッチ を オン にして、目 標 の 音 量 まで ゆっくりとゲインを 上 げ ま す
(6) POWER SOURCE ジャックは付属の IEC 電 源 ケーブル を 受 け入 れま す。
(7) SPEAKER OUTPUTS ツイスト ロック スピコン プラグを備えたプロ仕様のスピーカー ケーブルを使用して、アンプをスピーカーに接
続します。両方の出力チャネルは、4 極 コネクタと CHANNEL A 出力 の ケーブ ル を 使 用して 使 用 できま す。CHANNEL B は 、右 側 の CHANNEL
B 出 力 で 個 別 に使 用 で きま す。
警告!ブリッジ モードはサポートされていません。
警告!出 力コネクタの極をアースに接 続しないでください。
(8) VENTILATION FAN 温度に応じて速度が自動的に調整され、トラブルのない操 作が保 証されます。