HP (Hewlett-Packard) 417731-192 User Manual

HP Control Tower for HP BladeSystem
お使いになる前に
製品番号:417731-192
初版:20068
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製品番号:417731-192
初版:20068
2
目次
1 はじめに 2 HP Control Towerによる管理を行う環境の準備
Control Towerマネジメント アプライアンスのファームウェア バージョンの確認と更新................................................... 5
HP BladeSystem p-Classサーバ ブレード エンクロージャ管理モジュールのケーブル接続 .................................................. 5
マネジメント ネットワークの計画と設定..................................................................................................................... 6
マネジメント ネットワークに使用するNICポートの識別 ......................................................................................... 6
ポート ベースVLANの構築 .................................................................................................................................... 7
マネジメント ネットワークとiLOの接続................................................................................................................. 9
外部スイッチの接続 .............................................................................................................................................9
クライアント ブラウザの設定................................................................................................................................... 12
SOCKSプロキシの設定....................................................................................................................................... 12
3 Control Towerのインストールと有効化
Control Towerのインストール ................................................................................................................................... 13
Control Towerマネジメント アプライアンスへのログイン............................................................................................ 13
Control Towerライセンスの適用 ................................................................................................................................ 14
Control Towerのアップグレード ................................................................................................................................ 14
4 Control Towerマネジメント アプライアンスのセットアップ
管理対象コンポーネントのファームウェアの確認と更新 ............................................................................................. 15
HP ProLiant Firmware Maintenance CDとiLOファームウェアの入手 ......................................................................... 15
CDが使用できない場合のProLiantファームウェアの入手 ........................................................................................ 17
サーバ ブレードiLOファームウェアの確認と更新..................................................................................................17
サーバ ブレード エンクロージャとパワー エンクロージャ ファームウェアの確認と更新.......................................... 18
ファームウェアCDを使用しないサーバ ブレードのファームウェアの更新............................................................... 18
オペレーティング システム ファイルとProLiant Support Packファイルの
Control Towerマネジメント アプライアンスへのコピー .........................................................................................
Red Hat Enterprise Linux - Control Towerへのインストール メディアのアップロード ......................................................19
SUSE Linux Enterprise Server 9サービス パック3 - Control Tower へのインストール メディアのアップロード .............. 21
Windows - Control Towerへのインストール メディアのアップロード ...................................................................... 23
HP ProLiant Support Packのインストール .............................................................................................................. 23
ユーザ アカウントとアクセス制御リストのクラスの設定 ............................................................................................ 24
ユーザ アカウント ............................................................................................................................................. 24
アクセス制御リストのクラス .............................................................................................................................. 25
対象サーバの検出と登録 ..........................................................................................................................................25
ファイバ チャネル環境の設定................................................................................................................................... 26
19
5 共通の作業
オペレーティング システムのインストール ............................................................................................................... 27
Linuxのデプロイメント ....................................................................................................................................... 27
Windowsのデプロイメント................................................................................................................................. 29
イメージのキャプチャとデプロイメント.................................................................................................................... 30
オペレーティング システムをインストールするためのテンプレート(作業プロファイル)の作成 ..................................31
作業のスケジュールの設定 ....................................................................................................................................... 31
6 HPのサポート
製品のWebサイト ................................................................................................................................................... 32
参考資料................................................................................................................................................................. 32
トラブルシューティング ..........................................................................................................................................32
索引
目次 3

1 はじめに

HP Control Tower for HP BladeSystemは、HP BladeSystemとBladeSystemを構成するProLiant BL p-Classサーバの管理および
デプロイメントを可能にする、オールインワンのソフトウェア パッケージです。Linux上で構築されるControl Towerは、 サーバ ブレードに適合しLinuxユーザ用に最適化された、使いやすいインタフェースを提供します。Control Towerは、標 準的なインストール テクノロジとイメージベースのテクノロジの両方を使用して、オペレーティング システムのデプロ イメントを可能にします。
このガイドでは、以下の手順について詳細に説明します。
Control Towerによる管理を行うサーバ環境を準備します。
Control Towerをインストールし、有効にします。
Control Towerマネジメント アプライアンスをセットアップします。
共通の作業を実行します。
HP Control Towerソフトウェアをインストールして使用する前に、このガイドで説明している作業を完了してください。 HP Control Towerを使用して、ご使用のHP BladeSystem p-Classサーバ ブレードを正しくデプロイメントし、管理するに
は、以下のセットアップと設定作業のすべてが必要です。
はじめに 4

2 HP Control Towerによる管理を行う環境の準備

Control Towerマネジメント アプライアンスのファームウェア バージョン
の確認と更新
ご使用のControl Towerマネジメント アプライアンスにインストールされているファームウェアが、HP Control Towerの要 件を満たしていることを確認してください。次の表に、HP ProLiantサーバ モデルに基づいた、ファームウェア要件を示 します。
1 Control Towerマネジメント アプライアンスのファームウェア要件
HPプラットフォーム エンクロージャおよび電源管理
モジュールのファームウェア
ProLiant BL20p G3サーバ 2.30 1.84 4.07 I08
ProLiant DL360 G4サーバ SCSIモデルのみ)
ProLiant DL360 G4pサーバ
SCSIモデルのみ)
最新のファームウェアは、HP ProLiant Software Maintenance Packに付属のHP ProLiant Firmware Maintenance CDから、また はHPWebサイト いずれかの方法を使用してProLiant Firmware Maintenance CDからインストールできます。
なし 1.84 4.05A P52
なし 1.84 4.05A P52
http://www.hp.com/jp/servers/swdriversから入手できます。最新のProLiantファームウェアは、次の
iLOファーム ウェア
BIOSファーム ウェア
2005/11/09
2005/08/16
2005/08/16
RAIDコントローラBIOS
Smartアレイ6i 2.58 A 2005/10/07
Smartアレイ6i 2.58 A 2005/10/07
Smartアレイ6i 2.58 A 2005/10/07
ROMアップデート ユーティリティ:選択したProLiantサーバとオプション用のファームウェア更新をCD-ROMドライ
ブから実行します。このユーティリティを実行するには、CD-ROMドライブにこのCDを挿入してシステムを再起動 します。
ROMPaq:選択したProLiantサーバとオプション用のファームウェア更新をディスケット ドライブから実行します。
オンラインROMフラッシュ コンポーネント:Microsoft
ProLiantサーバとオプション用のファームウェア更新をオンラインで実行します。
®
Windows®、Linux、およびNetWareシステムで、選択した
HP BladeSystem p-Classサーバ ブレード エンクロージャ管理モジュールの
ケーブル接続
マネジメント リンクを提供するために、各サーバ ブレード エンクロージャとパワー エンクロージャの管理モジュール をデイジーチェーンに接続する必要があります。このように接続すると、Control Towerは、電源管理とデータ管理用の ラック トポロジを識別できるようになります。
各サーバ ブレードとパワー エンクロージャは、次のように上と下にあるエンクロージャにリンクする必要があります。
サーバ ブレード エンクロージャ管理モジュールの場合
上のマネジメント リンクは、その上にあるエンクロージャに接続します。
下のマネジメント リンクは、その下にあるエンクロージャに接続します。
パワー エンクロージャ管理モジュールの場合
右のマネジメント リンクは、その上にあるエンクロージャに接続します。
左のマネジメント リンクは、その上にあるエンクロージャに接続します。
詳しくは、「 フルラックHP BladeSystemインフラストラクチャの構成に関する特定の情報を含む完全な詳細については、HPWebサイ
http://www.hp.com/products/servers/proliant-bl/p-class/info(英語)にある『HP BladeSystem p-Class Enclosure Installation
Guide』を参照してください。
外部スイッチの接続」の項にある図3を参照してください。
HP Control Towerによる管理を行う環境の準備 5

マネジメント ネットワークの計画と設定

すべてのControl Tower管理作業は、分離されたプライベート マネジメント ネットワーク経由で実行します。プライベー ト マネジメント ネットワークを構築し、Control Tower管理を有効にするには、以下の項目を接続する必要があります。
各サーバ ブレードから内蔵Lights-Out(iLO)(拡張HP BladeSystem p-Classサーバ ブレード エンクロージャでは内部
接続済み)
各サーバ ブレードからPXE NIC(NIC 1を強くおすすめします)
Control Towerマネジメント アプライアンスから該当するNICProLiant DL360 G4/G4pサーバではNIC 1ProLiant
BL20p G3サーバ ブレードではNIC 2)
このネットワークで、Control Towerは、ドメイン ネーム サーバ(DNS)、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)、 Preboot eXecution Environment(PXE)のようなネットワーク サービスを提供します。
一般的なマネジメント ネットワークを構築するには、以下の手順に従ってください。
1. マネジメント ネットワークに使用するNICポートを識別します。
2. (オプション)スイッチ内の管理トラフィックを分離するために、ポート ベースの仮想ローカル エリア ネットワー
ク(VLAN)を構築します。
3. (オプション)外部スイッチを接続します。

マネジメント ネットワークに使用するNICポートの識別

すべてのHPサーバ ブレードは複数のNICを搭載しています。これらのサーバ ブレードをControl Towerで管理する場合、 各サーバ ブレード用に1枚のNICを管理NICとしてセットアップし、PXE-boot有効に設定する必要があります。
重要:各サーバ ブレードの最初のNIC(NIC 1)を管理NICとして設定することを強くおすすめします。
次の表に、各サーバ ブレードの最初のNIC(NIC 1)が、エンクロージャ スイッチ インフラストラクチャのどのポート に現れるかを示します。
2 ProLiant BL20pおよびBL25pサーバのNICポート ベイ18
インターコネクト ポート ベイ 1 2 3 4 5 6 7 8
NIC 1 1 3 5 7 9 11 13 15 左のインターコネクト
ポート(A
ポート(B
NIC 2 2 4 6 8 10 12 14 16
NIC 3 1 3 5 7 9 11 13 15 右のインターコネクト
NIC 4 2 4 6 8 10 12 14 16
3 ProLiant BL30pおよびBL35pサーバのNICポート ベイ18
インターコネクト ポート ベイ 1 2 3 4 5 6 7 8
左のインターコネクト ポート(A)
右のインターコネクト ポート(B)
NIC 1 1 3 5 7 9 11 13 15
NIC 2 1 3 5 7 9 11 13 15
4 ProLiant BL30pおよびBL35pサーバのNICポート ベイ916
インターコネクト ポート ベイ 9 10 11 12 13 14 15 16
左のインターコネクト ポート(A)
右のインターコネクト ポート(B)
NIC 1 2 4 6 8 10 12 14 16
NIC 2 2 4 6 8 10 12 14 16
HP Control Towerによる管理を行う環境の準備 6
5 ProLiant BL45pサーバのNICポート ベイ18
インターコネクト ポート ベイ 1/2 2/3 3/4 4/5 5/6 6/7 7/8
NIC 1 3 5 7 9 11 13 15 左のインターコネクト
ポート(A
ポート(B
NIC 2 4 6 8 10 12 14 16
NIC 3 3 5 7 9 11 13 15 右のインターコネクト
NIC 4 4 6 8 10 12 14 16
前記のポート割り当ては、以下の各HP BladeSystem Ethernetインターコネクトに適用されます。
HP ProLiant BL p-Class GbE2インターコネクト スイッチ
HP ProLiant BL p-Class CGESMインターコネクト スイッチ
HP ProLiant BL p-Class GbEインターコネクト スイッチ
HP ProLiant BL p-Class RJ-45パッチ パネル
定義済みの各インターコネクト スイッチについて
ポート17と18は、左と右のインターコネクト モジュール間のインターコネクトとして使用します。
ポート1922は、エンクロージャの背面にあり、Control Towerマネジメント アプライアンスやエンクロージャの
iLOネットワークを接続するためのアップリンク ポートまたは標準のスイッチ ポートとして使用できます。
ポート2324は、エンクロージャの前面にあり、ポートのミラーリングに使用、または標準のスイッチ ポートとし
て使用できます。

ポート ベースVLANの構築

オプションで、各エンクロージャ内のすべてのPXE NICを接続するために、各スイッチにVLANを構築します。以下に、 インターコネクト スイッチの種類別の手順を示します。
HP BL p-Class GbEインターコネクト スイッチ
1. MinicomやWindows HyperTerminalのような端末アプリケーションを使用して、左のGbEスイッチの前面にあるシリ
アル ポートに接続します(NIC 1がPXE NICとして使用されている場合)。シリアル ポートとの接続に使用する設定 は、9600ボー、8データ ビット、パリティなし、1ストップ ビット、フロー制御なしです。
2. Enterキーを押します。ログイン プロンプトが表示されます。
3. ユーザ名およびパスワードのフィールドを空白のままにしてログインします。
4. 上向きまたは下向き矢印キーを使用して[Configuration]まで移動し、Enterキーを押します。
5. [Configure Static VLAN]まで移動し、Enterキーを押します。
6. VLAN番号(たとえば2)を入力します。
7. Tabキーを押して[Name]フィールドまで移動し、VLANの名前を入力します。
8. Tabキーを押して[Enable/Disable]フィールドまで移動し、このVLANで有効にする各ポートについてEを入力します。
無効にするポートについてはスペースを入力します。
9. Tabキーを押して[Apply]まで移動し、Enterキーを押します。
10. Escキーを押してログアウトします。
詳しくは、HPの を参照してください。
Webサイトhttp://docs.hp.com(英語)にある『HP ProLiant BL p-Class GbE Interconnect Switch User Guide
HP Control Towerによる管理を行う環境の準備 7
HP BL p-Class GbE2インターコネクト スイッチ
1. MinicomやWindows HyperTerminalのような端末アプリケーションを使用して、左のGbE2スイッチの前面にあるシ
リアル ポートに接続します(NIC 1がPXE NICとして使用されている場合)。シリアル ポートとの接続に使用する設 定は、9600ボー、8データ ビット、パリティなし、1ストップ ビット、フロー制御なしです。
2. Enterキーを押します。ログイン プロンプトが表示されます。
3. デフォルトのパスワードadminを入力してログインします。
4. 次のコマンドを入力して、設定メニューにアクセスします。
cfg
5. 次のコマンドを入力して、VLAN設定メニューにアクセスします。
vlan
6. 新しいVLANの番号を入力します。たとえば、デフォルトのVLANだけが存在する場合は2を入力します。
7. 次のコマンドを入力します。
name
8. VLANの名前(たとえばmgmt)を入力します。
9. 次のコマンドを入力して、VLANを有効にします。
ena
10. 次のコマンドを入力します。
def x x x x x x
ただし、xは、VLANに含まれる各ポートの番号です。
11. 次のコマンドを入力して、スイッチに変更を適用します。
apply
12. 次のコマンドを入力して、スイッチのフラッシュ メモリに変更を保存します。
save
13. 次回のリセットで使用する設定としてこの設定を選択します。
14. 次のコマンドを入力して、設定ツールを終了します。
exit
完全な詳細については、HPWebサイト Switch User Guide』を参照してください。
http://docs.hp.com(英語)にある『HP ProLiant BL p-Class GbE2 Interconnect
HP Control Towerによる管理を行う環境の準備 8
HP BL p-Class CGESMインターコネクト スイッチ
1. MinicomやWindows HyperTerminalのような端末アプリケーションを使用し、スイッチに同梱されているシリアル
ケーブルを使用して、左のCGESMインターコネクト スイッチの前面にあるシリアル ポートに接続します(NIC 1が PXE NICとして使用されている場合)。シリアル ポートとの接続に使用する設定は、9600ボー、8データ ビット、 パリティなし、1ストップ ビット、フロー制御なしです。
2. Enterキーを押し、指示に従ってCGESM設定ウィザードを完了します。
3. 設定ウィザードに定義されているユーザ名とパスワードを入力してログインします。
4. 次のコマンドを入力して、管理VLANを構築します。
enable <enter password> config terminal vtp mode transparent vlan <vlan number, for example 2> name <vlan name, for example CT> exit exit
5. 次のコマンドを入力して、設定を確認します。
show vlan
6. 次のコマンドを入力して、VLANへのポートの追加を開始します。
config terminal
7. 次のコマンドを入力して、各ポートをVLANに追加します。必要な各ポートについて繰り返します。
interface gio/<port number> switchport access vlan <vlan number, for example 2>
8. 次のコマンドを入力して、設定を保存し、終了します。
copy running-config startup-config exit
完全な詳細については、HPWebサイト
http://docs.hp.com(英語)にある以下の資料を参照してください。
Cisco Gigabit Ethernet Switch Module for HP p-Class BladeSystem Hardware Installation Guide
Cisco Gigabit Ethernet Switch Module for HP p-Class BladeSystem Software Configuration Guide
Cisco Gigabit Ethernet Switch Module for HP p-Class BladeSystem Command Reference Guide

マネジメント ネットワークとiLOの接続

各サーバ ブレードからiLOをマネジメント ネットワークに接続する必要があります。拡張BladeSystem p-Classサーバ ブレー ド エンクロージャでは、これらのiLOポートは内部接続されています(サーバ ブレード エンクロージャ管理モジュールに あります)。
各エンクロージャからiLOを接続するには、次のいずれかの手順を実行します。
拡張BladeSystem p-Classサーバ ブレード エンクロージャで、エンクロージャのiLOポート(サーバ ブレード エンク
ロージャ管理モジュールにあります)をインターコネクト スイッチに接続し、マネジメント ネットワークVLANに ポートを入れます。
拡張BladeSystem p-Classサーバ ブレード エンクロージャで、エンクロージャのiLOポートを外部スイッチに接続し、
マネジメント ネットワークVLANにポートを入れます(VLANを使用する場合)。
標準のBladeSystem p-Classサーバ ブレード エンクロージャでは、マネジメント ネットワークVLANに個々のiLOポー
トを入れます。

外部スイッチの接続

オプションで、以下の手順に従って外部スイッチを接続します。
1. 各インターコネクト スイッチの適切なアップリンクを外部スイッチに接続します(使用する場合)。
2. 各エンクロージャからiLOネットワークを外部スイッチに接続するか、インターコネクト スイッチの選択したポート
に接続します。
3. Control Towerマネジメント アプライアンスを外部スイッチに接続するか、インターコネクト スイッチの選択した
ポートに接続します。Control Towerマネジメント アプライアンスはProLiant DL360 G4/G4pサーバのNIC 1、また はProLiant BL20p G3サーバ ブレードのNIC 2になります。
HP Control Towerによる管理を行う環境の準備 9
以下の設定の例を参照してください。
1 Control TowerをProLiant BL20pサーバに搭載した1台の拡張サーバ ブレード エンクロージャ
および1Uパワー エンクロージャ
マネジメント ネットワーク
パブリック ネットワーク
マネジメント リンク
2 Control TowerをProLiant DL360サーバに搭載した1台の拡張サーバ ブレード エンクロージャ
および1Uパワー エンクロージャ
マネジメント ネットワーク
パブリック ネットワーク
マネジメント リンク
HP Control Towerによる管理を行う環境の準備 10
3 Control TowerをProLiant DL360サーバに搭載した複数の拡張サーバ ブレード エンクロージャ
および3Uパワー エンクロージャ
マネジメント ネットワーク
パブリック ネットワーク
マネジメント リンク
HP Control Towerによる管理を行う環境の準備 11
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