
運転する前に必ずこの取扱説明書
をお読みください。
取扱説明書
CB1300 SUPER FOUR
CB1300 SUPER FOUR ABS
CB1300 SUPER BOL D'OR
CB1300 SUPER BOL D'OR ABS
CB1300 SUPER TOURING ABS

Honda
車をお買いあげいただきありがとうございます。
安全に留意し快適なバイクライフをお楽しみください。
お車の引き渡しについて 運転免許について
お買いあげになりましたら、 販売店にてこ
★★
の取扱説明書と共に「メンテナンスノート」を受取
り、下記の説明を受けてください。
お車の正しい取扱いかた
保証内容と保証期間
点検・整備について
車両受領書・保証書受領書の記入・捺印
Honda
この車を一般公道で運転するには、運転免許が
必要です。ご自身の免許で運転できるか、確認し
てください。
この車の排気量:
排気量により必要な免許が異なります。
この車の乗車定員は、運転者を含め2人です。
★
なお、運転免許を取得後1年未満の方は、法令に
より2人乗りはできません。
1,284 cm
(cc)
排出ガス規制について
この車は排出ガス規制適合車です。
★
(型):
CB1300 SUPER FOUR
CB1300 SUPER FOUR ABS
CB1300 SUPER BOL D’OR
CB1300 SUPER BOL D’OR ABS
CB1300 SUPER TOURING ABS
平成19年排出ガス規制適合車
EBL SC54
〈〉(型):
(型):
〈〉(型):
〈〉(型):
−
−
EBL SC54
−
EBL SC54
EBL SC54
EBL SC54
−
−
お車について
《〈〉》
CB1300 SUPER FOUR ABS
《〈〉》
CB1300 SUPER BOL D’OR ABS
《〈〉》
CB1300 SUPER TOURING ABS
この車は、連動ブレーキシステム、アンチロック
★
ブレーキシステム()を装備しています。
詳細については、 ページを参照くださ
い。
ABS
1514
,

取扱説明書について 安全に関する表示について
この取扱説明書には、お車の正しい取扱いかた、
★
安全な運転のしかた、簡単な点検の方法などに
ついて説明してあります。
「安全に関する表示」「安全運転のために」「メン
テナンスを安全に行うために」は重要ですので、
しっかりお読みください。
車の取扱いを十分にご存じの方も、この車独自
★
の装備や取扱いがありますので、運転する前に
必ずこの取扱説明書をお読みください。
また、メンテナンスノートもぜひお読みくださ
い。
車を譲られる場合、次の方にこの取扱説明書お
★
よびメンテナンスノートをお渡しください。
車の仕様、その他の変更により、この本の内容と
★
実車が一致しない場合があります。ご了承くだ
さい。
この取扱説明書は、
★
〈〉を中心に説明してあります。
ABS
★
販売店で取付けられた アクセサリ
Honda Honda
ーなどの取扱いについては、その商品に付属の
取扱説明書をお読みください。
CB1300 SUPER BOL D’OR
★安全に関する表示
「運転者や他の方が傷害を受ける可能性のある
こと」を回避方法と共に、下記の表示で記載して
います。これらは重要ですので、しっかりお読み
ください。
指示に従わないと、死亡または
重大な傷害に至るもの
指示に従わないと、死亡または
重大な傷害に至る可能性がある
もの
指示に従わないと、傷害を受け
る可能性があるもの
★その他の表示
お車のために守っていただき
たいこと
知っておいていただきたい
こと
知っておくと便利なこと

目次
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・安全運転のために ・6
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・触媒装置について ・13
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・連動ブレーキシステム ・14
・・・・・・アンチロックブレーキシステム() ・15
ABS
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・各部の名称 ・16
・・・・・・・・・・・・・・・・・・メータの見かた、使いかた ・22
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・計器類 ・22
・・・・・・・・・・・・・・・速度計(スピードメータ) ・22
・・・・・・・・・・・エンジン回転計(タコメータ) ・23
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ディスプレイ ・24
・・・・・・・・・・・・・・・積算距離計(オドメータ) ・26
・・・・・・・・・・・区間距離計(トリップメータ) ・26
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・外気温度計 ・28
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・水温計 ・29
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・指定日お知らせ ・31
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ストップウォッチ ・33
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・減算トリップメータ ・35
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・本日の走行距離 ・38
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・時計 ・40
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・燃料計 ・42
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・警告灯・表示灯 ・44
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・油圧警告灯 ・44
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・水温警告灯 ・45
アンチロックブレーキシステム()
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・警告灯 ・46
PGM-FI
前照灯上向き表示灯
前照灯上下切換えスイッチ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・警告灯 ・47
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・方向指示器表示灯 ・50
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ニュートラル表示灯 ・50
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スイッチの使いかた ・51
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・メインスイッチ ・51
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スタータスイッチ ・54
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホーンスイッチ ・55
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・方向指示器スイッチ ・56
ABS
HISS
・・・・・・・・・(ハイビームパイロットランプ) ・50
・・・・・・・(ヘッドライト上下切換えスイッチ) ・52
・・・・・・・・・・・・・・・エンジンストップスイッチ ・53
・・・・・・・・・・・・・・・パッシングライトスイッチ ・55
・・イモビライザーシステム()表示灯 ・48
・・・非常駐車灯スイッチ(ハザードスイッチ) ・57

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・装備の使いかた ・58・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・燃料の補給 ・87
・・・・・・・・・・イモビライザーシステム() ・58
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハンドルロック ・63
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シート ・64
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヘルメットホルダ ・66
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・収納スペース ・68
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・正しい運転操作 ・89HISS
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エンジンのかけかた ・89
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チェンジのしかた ・91
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・走りかた ・92
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブレーキの使いかた ・94
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・書類入れ ・69
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・携帯工具入れ ・69
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・右ポケット ・70
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・左ポケット ・71
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・パニアケース ・72
・・・・・・・・・・・・・・・・・ハンドルバーポジション ・75
・・・・・・・・・・・・・・・ブレーキレバーの距離調整 ・76
・・・・・・・・・・・・・・・クラッチレバーの距離調整 ・77
・・・・・・・・・・・・・・・フロントクッションの調整 ・78
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リヤクッションの調整 ・80
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・サイドカバー ・83
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・U字ロック格納場所 ・84
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・燃料タンクの開閉 ・85

目次
・・・・・・・・・・・メンテナンスを安全に行うために ・96
・・・・・日常点検、定期点検、簡単なメンテナンス ・99
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・日常点検 ・101
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・定期点検 ・104
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・簡単なメンテナンス ・105
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブレーキ ・106
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前輪ブレーキ ・106
・・・・・・・・・・・・ブレーキ液の量の点検 ・106
・・・・・・ブレーキパッドの摩耗の点検 ・107
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・後輪ブレーキ ・109
・・・・・・・・・・・・ブレーキ液の量の点検 ・109
・・・・・・ブレーキパッドの摩耗の点検 ・110
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・タイヤ ・111
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・空気圧の点検 ・111
・・・・・・・・・・・・・・・・・・亀裂と損傷の点検 ・112
・・・・・・・・・・・・・・・・・・異状な摩耗の点検 ・113
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・溝の深さの点検 ・113
・・・・・・・・・・交換タイヤの選択について ・114
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドライブチェーン ・115
・・・・・・・・・・・・・・・・緩み(たるみ)の点検 ・115
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・給油と清掃 ・116
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クラッチ ・117
・・・・・・・・・・・・・・クラッチ液の量の点検 ・117
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エンジンオイル ・118
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オイル量の点検 ・118
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オイルの補給 ・119
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・冷却水 ・123
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・冷却水量の点検 ・123
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・冷却水の補給 ・124
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バッテリ ・126
・・・・・・・・バッテリターミナル部の清掃 ・127
・・・・・・・・・・・バッテリの取外し、取付け ・128
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒューズ ・130
・・・・・・・・・・・・・・・ヒューズの点検、交換 ・130
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エアクリーナ ・134
エアクリーナエレメントの
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・取外し、取付け ・134
・・・・・・エアクリーナエレメントの点検 ・135
・・・・・・エアクリーナエレメントの清掃 ・135
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ケーブル・ワイヤ類 ・136
・・・・・・・・・・・ケーブル・ワイヤ類の点検 ・136

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブリーザドレン ・137
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブリーザドレンの清掃 ・137
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・車のお手入れ ・138
・・・・・・・・・・・・・・・・・・フェアリングの取扱い ・142
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シートの取扱い ・143
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アルミ部品の取扱い ・143
・・・・・・・・・・・・・・・・・・つや消し塗装の取扱い ・144
・・・・・エキゾーストパイプ・マフラの取扱い ・144
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・保管のしかた ・145
・・・・・・・・・・・・・・・・・・地球環境の保護について ・146
・・・・・・お車および部品等の廃棄をするとき ・146
・・・・・・・・・・・ストップ・テープランプについて ・149
・・・・・・・・・・・・・・・・・・色物部品をご注文のとき ・149
・・・・・・・・・・・・・・マフラの純正マークについて ・150
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フレーム号機 ・151
・・・・・・・・・・・・・・・・・・オーバーヒートしたとき ・152
・・・・・・・・・・・・・・・・エンジンが始動しないとき ・153
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・主要諸元 ・154
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・サービスデータ ・160

安全運転のために
ここであげた項目は、日常この車を取扱う上で必
要な基本的なものです。これらの項目をいつもお
守りいただき、安全運転を心がけてください。
運転する前に
日常点検を行ってください。
車は常に清潔に手入れをし、定められた点検整
備を必ず行いましょう。
日常点検は、 ページ参照。101
定期点検を実施してください。
定期点検は、 ページ参照。
104

ガソリンの補給は、必ずエンジンを止め、火気厳
禁で行ってください。
排気ガスには、一酸化炭素などの有害な成分が
含まれています。エンジンは、風通しの良い場所
でかけてください。

安全運転のために
服装
運転者と同乗者は、必ずヘルメットを着用して
ください。これは、法令でも定められています。
ヘルメットの着用は、あごひもを確実に締める
など、正しく行ってください。
ヘルメットは二輪車用で 、 マークか マ
ークのあるものをお勧めします。頭にしっくり
合って圧迫感のないものをお選びください。
保護具や保護性の高い服を着用してください。
フェイスシールドまたはゴーグルの使用
くるぶしまで覆い、かかとのある靴の着用
−二輪車用ブーツが望ましい
摩擦に強い皮製の手袋の着用
長ズボンと長袖のジャケットの着用
明るく目立つ色の動きやすい服装で体の露
−
出の少ないものを着用してください。
すその広いズボンや袖口の広いジャケット
−
は、ブレーキやチェンジ操作のじゃまにな
り思わぬ事故の原因にもなりますので避け
てください。
PSC SG JIS
ヘルメットを正しく着用していないと、万一
の事故の際、死亡または重大な傷害に至る可
能性が高くなります。
運転者と同乗者は乗車時、必ずヘルメット、保
護具および保護性の高い服を着用してくださ
い。

乗りかた
走行中は、運転者は両手でハンドルを握り、両足
をステップに置いてください。
同乗者は、両足を後席用ステップに置き、両手で
からだを保持してください。運転者は、同乗者の
乗車姿勢を確認してください。
急激なハンドル操作や、片手運転は避けてくだ
さい。
これは、すべての二輪車の安全運転の原則です。

安全運転のために
荷物
荷物を積んだときは、積まないときにくらべて
操縦安定性が変わります。積載するときは、積
み過ぎない、荷物を固定するなど十分注意し、
安全に走行してください。
ハンドルの近くに物を置くと、ハンドル操作が
できなくなる場合があります。物を置かないで
ください。
ヘッドライトレンズの前を荷物等でさえぎらな
いでください。過熱によりレンズが溶けたり、荷
物等まで損傷する場合があります。
収納スペースへの最大荷物の重さ:
《》
CB1300 SUPER BOL D’OR
《〈〉》
CB1300 SUPER BOL D’OR ABS
《〈〉》
CB1300 SUPER TOURING ABS
右ポケットと左ポケットへの
合計の最大荷物の重さ:
右ポケットへの最大荷物の重さ:
左ポケットへの最大荷物の重さ:
《〈〉》
CB1300 SUPER TOURING ABS
右パニアケースと左パニアケースへの
合計の最大荷物の重さ:
右パニアケースへの最大荷物の重さ:
左パニアケースへの最大荷物の重さ:
1.0 kg
10.0 kg
3.0 kg
0.5 kg
0.5 kg
5.0 kg
5.0 kg

改造
車の構造や機能に関係する改造は、操縦性を悪
化させたり、排気音を大きくしたり、ひいては車
の寿命を縮めることがあります。
不正改造は法律に触れることは勿論、他の迷惑
行為となります。
このような改造に起因する場合は、保証が受け
られません。
この車は平成 年排出ガス規制適合車です。
排出ガス濃度を劣化させるような不正改造は行
わないでください。
また、マフラには排出ガスを浄化する触媒装置
が内蔵されています。
他のマフラをこの車に取付けると、排出ガス規
制に適合しなくなる可能性があります。
マフラを交換する場合は、 販売店にご相
談ください。
19
Honda
駐車
駐車するときは
盗難防止のため、車から離れるときは必ずハンド
ルロックをかけ、キーを抜いてお持ちください。
水平でしっかりした地面の場所に駐車してくだ
さい。
交通のじゃまにならない安全な場所を選んで駐
車しましょう。
やむをえず傾斜地、砂利を敷いた所、でこぼこな
所、地面の軟らかい所等に駐車せざるを得ない
ときは、車の転倒・動き出しのないよう、安全処
置に十分留意してください。
サイドスタンドでの駐車について
車は水平な場所にハンドルを左にきって駐車しま
しょう。
ハンドルを右にきった状態での駐車は、車が不安
定になり、転倒するおそれがあります。

安全運転のために
マフラなどが熱くなっています。他の方が触れ
ることのない場所に駐車しましょう。
エンジン回転中および停止後しばらくの間はマ
フラ、エンジンなどに触れないでください。
マフラ、エンジンなどは、エンジン回転中およ
び停止後しばらくの間は熱くなっています。
このとき、マフラ、エンジンなどに触れるとヤ
ケドを負う可能性があります。
エンジン回転中および停止後しばらくの間
はマフラ、エンジンなどに触れないでくだ
さい。
他の方がマフラ、エンジンなどに触れるこ
とのない場所に駐車してください。

触媒装置について
触媒装置の働き
この車のマフラには、触媒装置が内蔵されていま
す。
触媒装置の働きにより、排出ガスに含まれる一酸
化炭素()、炭化水素()の2つの有害物質の
CO HC
排出量を低減します。
可燃物には注意を
触媒装置は高温になります。枯れ草や紙、油、木材
など燃えやすいものがあるところには駐停車しな
いでください。
触媒装置を大切に
不適切な取扱いをすると触媒温度が異常に高くな
り焼損するおそれがありますので、次のような取
扱いはしないでください。
《不適切な取扱いの例》
走行中にメインスイッチのキーを操作すること。
エンジンを止めるとき、空ぶかし直後にメイン
スイッチのキーを切ること。
触媒装置が損傷したまま使用すると排出ガス濃度
を劣化させるだけではなく、この車本来の性能を
発揮できなくなりますので次のことをお守りくだ
さい。
燃料は必ず無鉛ガソリンをご使用ください。
定められた点検整備を実施してください。
点火系、充電系、燃料系の不調は触媒装置に大き
く影響を与えますので、エンジン不調を感じた
ときはただちに 販売店で点検を受けてく
ださい。
Honda

連動ブレーキシステム
連動ブレーキシステム
CB1300 SUPER FOUR ABS
《〈〉》
CB1300 SUPER BOL D’OR ABS
《〈〉》
CB1300 SUPER TOURING ABS
《〈〉》
ブレーキペダルを操作すると、後輪ブレーキが
作動すると共に前輪ブレーキが作動します。
ブレーキレバーを操作すると、前輪ブレーキが
作動します。
ブレーキは、ブレーキレバーとブレーキペダルを
同時に使いましょう。
には、ブレーキレバーとブレーキペダルを同時に
使う必要があります。
制動力を効果的に得るため

アンチロックブレーキシステム()
ABS
アンチロックブレーキシステム()
《〈〉》
CB1300 SUPER FOUR ABS
《〈〉》
CB1300 SUPER BOL D’OR ABS
《〈〉》
CB1300 SUPER TOURING ABS
アンチロックブレーキシステム()は、直進制
動時のブレーキのかけすぎによる車輪ロックを
制御する装置です。
ブレーキ操作をしたとき、ブレーキレバーやブレ
ーキペダルに反動が生じることがあります。
これは、 が作動しているときの現象で異状で
ABS
はありません。そのまま、ブレーキ操作を続けてく
ださい。
ABS
ABS
この装置は制動距離を短くするためのもの
ではありません。 を装備していない車
両と同様に、路面が滑りやすくなるほど長
い制動距離が必要になります。
車両を確実に停止させるため、低速(約
以下 では は作動せず、普通のブ
km/h ) ABS
レーキと同じ作動になります。
作動時の反動の強さは、ブレーキを操
ABS
作する力や、路面の状況によって異なりま
す。
タイヤは必ず前後輪とも指定タイヤをお使
いください。サイズ(外径)の異なるタイヤ
を使用すると、 が正常に機能しなくな
ることがあります。
ABS
10
ABS

各部の名称
《》《〈〉》CB1300 SUPER BOL D’OR CB1300 SUPER BOL D’OR ABS
携帯工具入れ
(P.69)
書類入れ
(P.69)
後席用ステップ
ラジエータリザーバタンク
後輪ブレーキペダル
収納スペース
(P.68)
燃料タンクキャップ(P.88)
バッテリ(P.126)
前輪ブレーキレバー
オイルフィラーキャップ
オイルレベル点検窓(P.118)
メインスイッチ
(P.51)
右ポケット
(P.70)

クラッチレバー
ブリーザドレン
(P.137)
左ポケット
(P.71)
チェンジペダル
ブリーザドレン(P.137)
ヒューズボックス(P.131)
メインヒューズ(P.133)
ヘルメットホルダ(P.66)
後席用ステップ
サイドスタンド
メインスタンド

各部の名称
《》《〈〉》CB1300 SUPER FOUR CB1300 SUPER FOUR ABS
携帯工具入れ
(P.69)
書類入れ
(P.69)
後席用ステップ
ラジエータリザーバタンク
後輪ブレーキペダル
(P.68)
収納スペース
燃料タンクキャップ(P.88)
バッテリ(P.126)
前輪ブレーキレバー
メインスイッチ
(P.51)
オイルフィラーキャップ
オイルレベル点検窓(P.118)

ヒューズボックス(P.132)
クラッチレバー
ブリーザドレン
(P.137)
メインヒューズ(P.133)
チェンジペダル
ブリーザドレン(P.137)
ヘルメットホルダ(P.66)
後席用ステップ
サイドスタンド
メインスタンド

各部の名称
《〈〉》CB1300 SUPER TOURING ABS
携帯工具入れ
(P.69)
書類入れ
(P.69)
パニアケース
(P.72)
後席用ステップ
ラジエータリザーバタンク
後輪ブレーキペダル
収納スペース
(P.68)
燃料タンクキャップ(P.88)
バッテリ(P.126)
前輪ブレーキレバー
オイルフィラーキャップ
オイルレベル点検窓(P.118)
メインスイッチ
(P.51)
右ポケット
(P.70)

クラッチレバー
ブリーザドレン
(P.137)
左ポケット
(P.71)
ヒューズボックス(P.132)
メインヒューズ(P.133)
ヘルメットホルダ(P.67)
パニアケース
(P.72)
チェンジペダル
ブリーザドレン(P.137)
後席用ステップ
サイドスタンド
メインスタンド

メータの見かた、使いかた
計器類
速度計(スピードメータ)
走行中の速度を示します。法定速度を守り安全走
行してください。
《》
CB1300 SUPER BOL D’OR
《〈〉》
CB1300 SUPER BOL D’OR ABS
《〈〉》
CB1300 SUPER TOURING ABS
速度計(スピードメータ)
メインスイッチのキーを の位置にすると速
度計(スピードメータ)の指針は、一度最高目盛に
振れた後、 に戻ります。
左ボタン、右ボタン
ディスプレイの操作を行います。
安全運転に支障をきたすおそれがありますので走
行中はボタンの操作は行わないでください。
‘‘ 0 ’’
‘‘ON’’
左ボタン
《》
CB1300 SUPER FOUR
《〈〉》
CB1300 SUPER FOUR ABS
速度計(スピードメータ)
左ボタン
右ボタン
右ボタン

エンジン回転計(タコメータ)
エンジンの回転数を示します。
エンジン回転数がレッドゾーンに入らないように
してください。
エンジン回転計(タコメータ)
メインスイッチのキーを の位置にするとエ
‘‘ON’’
ンジン回転計(タコメータ)の指針は、一度レッド
ゾーンに振れた後、 に戻ります。
‘‘ 0 ’’
空ぶかし及び1速2速ギヤ位置での急加速
はレッドゾーンに入りやすいので特に注意
してください。
レッドゾーンとはエンジンの限界回転域を
示したものです。レッドゾーン以上で使用
するとエンジン回転が不円滑になり、エン
ジン寿命に悪影響を与えるだけでなく、最
悪の場合エンジンがこわれます。
レッドゾーン

メータの見かた、使いかた
ディスプレイ
中央ディスプレイには、ディスプレイモード1と、
ディスプレイモード2の2つの表示モードがあり
ます。
右側ディスプレイは燃料計と時計の表示を行いま
す。
《初期表示》
メインスイッチのキーをの位置にすると、
すべての表示があらわれます。(時計は時刻を表示
します。)
このとき表示されない部分がある場合は、お買い
上げの 販売店で点検を受けてください。
Honda
ON
右側ディスプレイ中央ディスプレイ
初期表示
中央ディスプレイ
右側ディスプレイ

ディスプレイモード1では以下の機能を表示しま
す。
積算距離計(オドメータ)(26ページ参照)
区間距離計(トリップメータ)(26ページ参照)
外気温度計(28ページ参照)
水温計(29ページ参照)
ディスプレイモード2では以下の機能を表示しま
す。
指定日お知らせ(31ページ参照)
ストップウォッチ(33ページ参照)
減算トリップメータ(35ページ参照)
本日の走行距離(38ページ参照)
表示モードの切換え中央ディスプレイ
ディスプレイモード1と、ディスプレイモード2
の切換えは、左ボタンを押したまま、右ボタンを2
秒以上押し続けて行います。
左ボタン 右ボタン
中央ディスプレイ

メータの見かた、使いかた
ディスプレイモード1の表示切換え
左ボタンを押すごとに表示が右図のように変わり
ます。
[積算距離計(オドメータ)]
走行した総距離を の単位で示します。
[区間距離計(トリップメータ)]
メータをリセット(0に戻す)した時点からの走
行距離を示します。
区間距離計(トリップメータ)には 、
のモードがあります。
‘‘TRIP 2’’
km
‘‘TRIP1’’
積算距離計
(オドメータ)
区間距離計
(トリップメータ)
外気温度計
水温計
左ボタン

《区間距離計のリセット》
または の状態で左ボタンを2秒
‘‘TRIP1’’ ‘‘TRIP2’’
以上押し続けます。
リセットのときは表示されている方だけ(例えば
が表示されていれば だけ)がリセ
‘‘TRIP1’’ ‘‘TRIP1’’
ットされます。
左ボタン

メータの見かた、使いかた
[外気温度計]
外気の温度を表示します。
外気温は− から表示が始まり まで表示
します。
10°C 50°C
路面からの熱の影響を受けやすい停車中や
渋滞中(約 以下)などでは正しい外
気温を表示しないことがあります。
30km/h
外気温度計

[水温計]
エンジン冷却水の温度を表示します。
水温は、 から表示が始まり まで表示し
35
°C °C
ます。( 以下は表示しません。)
34
°C
エンジン回転中は、水温表示が 以下になっ
ているのが正常です。
水温表示と水温警告灯が点滅した場合、オーバー
ヒートのおそれがあります。ただちに安全な場所
に停車してください。処置手順は、 ページ参照。
132
121
152
°C
水温表示と水温警告灯が点滅したまま走行
を続けると、エンジン故障の原因となりま
す。
水温が 以上になる場合がありますが、
100°C
沸騰温度をラジエータキャップにより高め
てあるためで異常ではありません。
高温下での長時間にわたるアイドリングに
より、水温表示と水温警告灯が点滅する場
合があります。この場合は、走行してエンジ
ンを冷やすか、またはエンジンが冷えるま
で停止してください。
正常時
水温計
水温 34℃まで 水温 35℃ 〜121℃
水温表示なし
水温表示
異常時
水温警告灯点滅
水温表示点滅
水温 122℃ 〜132℃
(132℃以上は、132℃表示)

メータの見かた、使いかた
ディスプレイモード2の表示切換え
左ボタンを押すごとに表示が右図のように変わり
ます。
左ボタン
指定日お知らせ
ストップ
ウォッチ
減算
トリップメータ
本日の走行距離

[指定日お知らせ]
車検日や誕生日など、任意に指定した日までの残
りの日数を表示します。
指定日当日および、指定日を過ぎた場合
0が表示され、ディスプレイにアイコンマーク
が常時点灯します。
この機能を使用するには、現在の日付合わせが必
要です。( ページ参照)
38
指定日お知らせは、3つの状態を表示します。
指定日まで日数がある場合
指定した日までの残りの日数を表示します。
指定日お知らせ
指定した日までの残りの日数
アイコンマーク
指定日を設定していない場合
を表示します。

メータの見かた、使いかた
《指定日の設定》
1.
メインスイッチのキーをの位置にしま
す。
2.
中央ディスプレイの表示を指定日お知らせに
30
します。( ページ参照)
3.
左ボタンを2秒以上押し続けます。
ディスプレイが指定日設定モードに切換わり、
年の表示が点滅します。
4.
右ボタンを押し、年を設定します。
ボタンを1回押すと数字はひとつだけ進み、
ボタンを押し続けると数字が進み続けます。
5.
左ボタンを押して年を決定します。
決定と同時に月の表示が点滅します。
6.
月、日ついても − と同様の手順で設
定します。
年設定において
を設定していない状態となります。( ページ
参照)
設定中にメインスイッチをにした場
合、また、5秒間操作がない場合、設定は無効
となります。
ON
5.4.
を設定すると、指定日
OFF
31
左ボタン 右ボタン

[ストップウォッチ]
時、分と秒を計測します。
ストップウォッチ
計測範囲
9時間59分59.9秒を越えた場合は、0時間00分
00.0秒に戻り計測を継続します。
《ストップウォッチでの計測》
1.
メインスイッチのキーを の位置にしま
‘‘ON’’
す。
2.
中央ディスプレイの表示をストップウォッチ
にします。(30ページ参照)
3.右ボタンを押すと計測がスタートします。計
測途中にもう一度、右ボタンを押すと停止し、
再び押すと計測が再開します。
スタート
右ボタン
停止

メータの見かた、使いかた
《ストップウォッチのリセット》
停止状態で左ボタンを2秒以上押し続けます。
ストップウォッチがリセットされます。
左ボタン

[減算トリップメータ]
設定した距離から走行した距離を減算し、表示し
ます。
減算トリップメータ
走行距離が設定した距離を越えると、を点滅
表示します。
0.0
設定距離以上走行

メータの見かた、使いかた
《距離の設定》
メインスイッチのキーをの位置にしま
1.
す。
中央ディスプレイの表示を減算トリップメー
2.
タにします。( ページ参照)
左ボタンを2秒以上押し続けます。減算トリ
3.
ップメータは距離設定モードへ移行するか、
または、走行した距離がリセットされ、前回の
設定距離を表示します。( ページ参照)
距離設定モードへ移行すると、百の位の表
4.
示が点滅します。
右ボタンを押し、百の位を設定します。
5.
ボタンを1回押すと数字はひとつだけ進み、
ボタンを押し続けると数字が進み続けます。
ただし数字は9から0へ戻ります。
左ボタンを押して百の位を決定します。
6.
決定と同時に十の位の表示が点滅します。
十の位、一の位についても − と同様
7.
の手順で設定します。
30
ON
37
5. 6.
設定中にメインスイッチをにした場
合、また、5秒間操作がない場合、設定は無効
となります。
OFF
右ボタン左ボタン

距離設定完了後
走行していない状態で、再度前ページの距離
の設定操作を行った場合
距離設定モードに移行します。
走行した後、前ページの距離の設定操作を行
った場合
走行した距離がリセットされ、前回の設定距
離を表示します。

メータの見かた、使いかた
[本日の走行距離] 《日付の合わせかた》
現在の日付を5秒間表示した後、その日1日の走
行距離を表示します。
現在の日付
5秒後
本日の走行距離
メインスイッチのキーをの位置にしま
1.
す。
中央ディスプレイの表示を本日の走行距離に
2.
します。( ページ参照)
30
現在の日付表示中(5秒間)に右ボタンを2秒
3.
以上押し続けます。ディスプレイが日付設定
モードに切換わり、年の表示が点滅します。
ON
右ボタン

右ボタンを押し、年を設定します。
4.
ボタンを1回押すと数字はひとつだけ進み、
ボタンを押し続けると数字が進み続けます。
左ボタンを押して年を決定します。
5.
決定と同時に月の表示が点滅します。
月、日についても − と同様の手順で
6.
4. 5.
設定します。
日付設定終了後、時計が時刻修正モードに切
7.
換わります。( ページ参照)
40
設定中にメインスイッチをにした場
OFF
合、また、5秒間操作がない場合、設定は無効
となります。
バッテリ交換などでバッテリコードを取外し、
再び取付けたとき、表示は000101になります。
左ボタン
右ボタン

メータの見かた、使いかた
[時計]
時計は12時間表示で時刻を表示します。
《時刻の合わせかた》
メインスイッチのキーをの位置にしま
1.
す。
右ボタンを2秒以上押し続けます。
2.
ディスプレイが時刻修正モードに切換わり、
時の表示が点滅します。
現在の日付表示の時、ストップウォッチ表
示の時は、時刻合わせができません。
右ボタンを押し、時を修正します。
3.
ボタンを1回押すと数字はひとつだけ進み、
ボタンを押し続けると数字が進み続けます。
ただし数字は12から1へ戻ります。また、 、
の表示は、時が11か ら12へ進むと同時
PM
に切換わります。
ON
時計
右ボタン
AM

左ボタンを押して時を決定します。
4.
決定と同時に分の表示が点滅します。
右ボタンを押し、分を修正します。
5.
ボタンを1回押すと数字はひとつだけ進み、
ボタンを押し続けると数字が進み続けます。
ただし数字は59か ら00へ戻ります。
時刻の設定が終わりましたら左ボタンを押し
6.
てください。表示の点滅が消え、通常表示に戻
ります。
設定中にメインスイッチをにした場
OFF
合、また、5秒間操作がない場合、設定は無効
となります。
バッテリ交換などでバッテリコードを取外し、
再び取付けたとき、表示は 1:00になりま
AM
す。
左ボタン 右ボタン

メータの見かた、使いかた
[燃料計]
燃料タンク内のガソリンの量を示します。
ガソリンが減ってくるとFから順にマークが消灯
していきます。
サイドスタンド状態では正確な表示はしません。
ガソリンの量を確認するときは車体を垂直にして
行ってください。
左端のマークのみの表示から、右図のようにマー
クが右から点灯していき全点灯したあと、右から
消灯していく表示をくりかえしたときは早めにガ
ソリンを補給してください。
このときの燃料残量:約
燃料計
4.0
マーク

燃料計の故障表示
マークが右図のように中央から左右方向へ点灯し
ていき全点灯したあと、中央から左右方向へ消灯
していく表示をくりかえしたときは 販売店
へご相談ください。
Honda
マーク

メータの見かた、使いかた
警告灯・表示灯
油圧警告灯
エンジン回転中、エンジン内部を潤滑しているオ
イルの圧力が低下すると点灯します。
エンジン回転中に点灯した場合は、ただちに安全
な場所に停車してエンジンを止め、エンジンオイ
ル量を点検してください。
エンジンオイルが減っていないのに点灯している
ときや、エンジンオイルを補給しても点灯すると
きは、ただちに 販売店にご相談ください。
エンジンオイル量の点検は、 ページ参照。118
油圧警告灯が点灯したまま走行しないでく
ださい。エンジンが破損するおそれがあり
ます。
Honda
油圧警告灯は、メインスイッチをに
すると点灯し、エンジンを始動すると同時
に消灯するのが正常です。
油圧警告灯
ON

水温警告灯
メインスイッチがのとき、エンジン冷却水
の温度が規定以上になると点滅します。(ペー
ON
29
ジ参照)
エンジン回転中に点滅した場合、オーバーヒート
のおそれがあります。ただちに安全な場所に停車
してください。
処置手順は、 ページ参照。
152
水温警告灯が点滅したまま、走行を続ける
とエンジン故障の原因となります。
水温警告灯は、メインスイッチをに
ON
すると点灯し、数秒後に消灯するのが正常
です。
高温下での長時間にわたるアイドリングに
より警告灯が点滅する場合があります。こ
の場合は、走行してエンジンを冷やすか、ま
たはエンジンが冷えるまで停止してくださ
い。
水温警告灯

メータの見かた、使いかた
《〈〉》
CB1300 SUPER FOUR ABS
《〈〉》
CB1300 SUPER BOL D’OR ABS
《〈〉》
CB1300 SUPER TOURING ABS
アンチロックブレーキシステム()警告灯
警告灯は、メインスイッチをにすると点
ABS ON
灯し、走行(車速約 以上)すると消えるの
が正常です。
警告灯が次のような状態になったときは、システ
ムの異常が考えられますので、すみやかに
販売店にご相談ください。
運転中に点灯または点滅したとき。
メインスイッチをにしても点灯しないと
き。
10km/h
なお、この場合でも通常のブレーキとしての性能
は確保されています。( としての作動はしま
せん)
10 km/h
ON
以上で走行しても消灯しないとき。
ABS
ABS
Honda
警告灯が消灯した状態でメインスタン
ABS
ドを立てるなどして後輪を空転させた場合、
点滅する場合があります。この場合一度メ
インスイッチをにし、再度メインス
イッチをにし警告灯が点灯し、
以上の速度で走行したあとに消灯
km/h
30
すれば正常です。
OFF
ON
アンチロックブレーキシステム
()警告灯
ABS

警告灯
PGM-FI
エンジンストップスイッチが()、メイン
スイッチがのとき システムに異常が
ON PGM-FI
RUN
あると点灯します。
警告灯が点灯した場合は高速走行を避け、ただち
に 販売店にご相談ください。
Honda
警告灯はエンジンストップスイッ
PGM-FI
チを()、メインスイッチを
RUN ON
にすると点灯し数秒後に消灯するのが正常
です。
PGM-FI
警告灯

メータの見かた、使いかた
イモビライザーシステム 表示灯
エンジンストップスイッチが の状態
でメインスイッチを にすると、イモビライザ
ーシステム の作動により表示灯が点灯し、
数秒後に消灯することで、エンジンの始動が可能
であることを示します。
消灯しない場合、エンジンの始動はできません。
もし、消灯しない場合、メインスイッチを に
し、キーを抜き、再度キーを差し込み、メインスイ
ッチを にしてください。それでも消灯しない
ときは、 〜 ページを確認してください。
メインスイッチを にしたあと、24時間の間、
2秒間隔で点滅します。また、この点滅をしないよ
うにすることもできます( ページ参照)。
イモビライザーシステム については ペ
ージを参照してください。
(HISS)
‘‘ON’’
5960
‘‘ON’’
‘‘OFF’’
(HISS)
‘‘ ’’ (RUN)
49
(HISS)
‘‘OFF’’
58
エンジンストップスイッチが
の位置ではメインスイッチを にして
も、イモビライザーシステム 表示灯
は点灯しません。
エンジンストップスイッチを
にしてください。
イモビライザーシステム 表示灯
‘‘ ’’ (OFF)
‘‘ON’’
(HISS)
‘‘ ’’ (RUN)
(HISS)

イモビライザーシステム 表示灯の点滅
イモビライザーシステム 表示灯は、メイン
スイッチをにしたあと、2秒間隔で点滅し、
点滅開始から24時間が経過すると自動的に点滅は
止まります。
点滅機能は、点滅するまたは点滅しないを設
定することができます。
バッテリを取外すと、点滅機能の設定は点滅す
るになります。
点滅機能の設定は、以下の操作を行うと、点滅す
る、点滅しないが交互に切換わります。
1.
2.
3.
OFF
メインスイッチをにします。
中央ディスプレイを積算距離計表示にして、
左ボタンを2秒以上押し続けます。イモビラ
イザーシステム 表示灯が一瞬点滅しま
す。
メインスイッチをにします。
(HISS)
(HISS)
ON
(HISS)
OFF
メインスイッチがのとき、イモビラ
イザーシステム 表示灯が点滅してい
なくても、イモビライザーシステム
は作動しています。
イモビライザーシステム()表示灯
OFF
(HISS)
(HISS)
HISS
左ボタン

メータの見かた、使いかた
方向指示器表示灯
方向指示器が点滅しているときに点滅します。非
常駐車灯スイッチ(ハザードスイッチ)を使用して
いるときは、左右の表示灯が同時に点滅します。
前照灯上向き表示灯
(ハイビームパイロットランプ)
照射角が上向きのときに点灯します。
《》
CB1300 SUPER BOL D’OR
《〈〉》
CB1300 SUPER BOL D’OR ABS
《〈〉》
CB1300 SUPER TOURING ABS
方向指示器表示灯
ニュートラル表示灯
メインスイッチのキーがの位置にありチェ
ンジがニュートラルの位置にあるとき点灯します。
ON
ニュートラル表示灯
《》
CB1300 SUPER FOUR
《〈〉》
CB1300 SUPER FOUR ABS
ニュートラル表示灯
方向指示器表示灯 前照灯上向き表示灯
前照灯上向き表示灯

スイッチの使いかた
メインスイッチ
メインスイッチは電気回路の断続を行います。
走行中はメインスイッチのキーを操作しないでく
ださい。
メインスイッチのキーをやの位置
にすると電気系統は作動しません。走行中にメイ
ンスイッチのキーを操作すると思わぬ事故につな
がるおそれがありますので必ず停車してから操作
してください。
この車はメインスイッチをにすると
前照灯(ヘッドライト)が常時点灯します。
エンジンをかけずにの状態にしてお
くと、バッテリあがりの原因となります。
車を離れるときは、ハンドルロックをかけ
て必ずキーを抜いてお持ちください。
OFF LOCK
ON
ON
キーの
位置
ON
OFF
LOCK
メインスイッチ
始動・昼夜間走行
停止
ハンドルのロックができる
作用
前照灯(ヘッドライト)な
どが常時点灯する
ホーン・方向指示器・制動
灯(ストップランプ)など
が使える
電気回路を全部遮断する
電気回路を全部遮断する
OFF
LOCK
キーの
脱着
抜けない
抜ける
抜ける
ON

スイッチの使いかた
前照灯上下切換えスイッチ
(ヘッドライト上下切換えスイッチ)
《前照灯(ヘッドライト)の上下切換え》
前照灯上下切換えスイッチを押して行います。
・・・・・前照灯(ヘッドライト)が上向き
(HI)
・・・・・前照灯(ヘッドライト)が下向き
(LO)
昼間は、下向き(ロービーム)に点灯しましょう。
前照灯上下切換えスイッチ
(ヘッドライト上下切換えスイッチ)

エンジンストップスイッチ
エンジンストップスイッチは、転倒など非常の場
合に、手もとですぐにエンジンを止めるために設
けたものです。
通常は()の位置にしておいてくださ
い。
()の位置ではエンジンはかかりませ
ん。
エンジンストップスイッチは非常の場合以外は使
用しないでください。走行中にエンジンストップ
スイッチを → → にすると、エンジン
回転が不円滑となり、走行不安定の原因となりま
す。またエンジンにも悪影響をおよぼすおそれが
あります。
非常時にエンジンストップスイッチでエン
ジンを停止した場合、忘れずにメインスイ
ッチをにしてください。のま
まにしておくと、バッテリあがりの原因と
なります。
RUN
OFF
RUN OFF RUN
OFF ON
エンジンストップスイッチ

スイッチの使いかた
スタータスイッチ
スイッチを押している間、スタータモータが回転
し、エンジンを始動させます。
スタータモータを連続して回転させないで
ください。消費電力が多いため、バッテリが
あがるおそれがあります。
エンジンストップスイッチが
()のときはスタータモータは回転し
OFF
ません。
メインスイッチがのときに、スター
タスイッチを操作した場合、ヘッドライト
が消灯します。
ON
スタータスイッチ

ホーンスイッチ
メインスイッチがのとき、ホーンスイッチ
を押すとホーンが鳴ります。
ON
パッシングライトスイッチ
追越しのときに、自車の存在を知らせるためのも
のです。
《使いかた》
パッシングライトスイッチを押して行います。
前照灯上下切換えスイッチが上向きのときは作動
しません。
パッシングライトスイッチ
ホーンスイッチ

スイッチの使いかた
方向指示器スイッチ
右左折する時や、進路変更する場合には方向指示
器で合図します。
《使いかた》
メインスイッチのキーをにしてスイッチを
入れると、方向指示器が作動します。
解除は、方向指示器スイッチを押して行います。
・・・・・右 折
・・・・・左 折
ON
方向指示器スイッチは、自動的に解除しま
せん。使用後は、必ず解除してください。つ
けたままにしておくと他の方に迷惑となり
ます。
電球(バルブ)は、正規のワット数以外のも
のを使用すると、方向指示器が正常に作動
しなくなります。必ず正規のワット数のも
のを使用してください。
方向指示器スイッチ

非常駐車灯スイッチ
(ハザードスイッチ)
スイッチを入れると、すべての方向指示器のラン
プが点滅します。
故障等で、やむを得ず路上に駐車するときに使用
します。非常時にのみ使用してください。
《使いかた》
メインスイッチのキーを にして非常駐車灯
スイッチ(ハザードスイッチ)を押します。
解除は、非常駐車灯スイッチをもう一度押して行
います。
完全充電のバッテリでも約 分以上使用す
るとバッテリ容量が低下し、エンジンの始
動ができなくなります。
非常駐車灯を使用した後は、必ずスイッチ
を解除してください。解除しないと方向指
示器は作動しません。
‘‘ON’’
20
非常駐車灯スイッチ
(ハザードスイッチ)

装備の使いかた
イモビライザーシステム
(HISS)
この車はイモビライザーシステム を装備し
ています。
イモビライザーシステム はメインスイッチ
を にしたとき、キーとメインスイッチにある
‘‘ON’’
アンテナの間で通信を行い、登録されたキー以外
ではエンジンを始動できないようにしたシステム
です。
エンジンストップスイッチが の状態
でメインスイッチを にすると、イモビライザ
ーシステム 表示灯が点灯し、数秒後に消灯
することでエンジンの始動が可能であることを示
します。
消灯しない場合、エンジンの始動はできません。
(HISS)
(HISS)
‘‘ON’’
(HISS)
‘‘ ’’ (RUN)
イモビライザーシステム 表示灯
(HISS)
もし、消灯しない場合、メインスイッチを に
し、キーを抜き、再度キーを差し込み、メインスイ
ッチを にしてください。それでも消灯しない
‘‘ON’’
ときは、 − ページを確認してください。5960
‘‘OFF’’

イモビライザーシステム 表示灯が消灯しな
(HISS)
いとき。
イモビライザーシステム 表示灯が消灯しな
(HISS)
いときは以下を確認してください。
他のイモビライザーシステムのキー(予備のキー
も含む)がメインスイッチの近くにある。
通信不良の場合があります。
メインスイッチのキーは、他のイモビライザー
システムのキー(予備のキーも含む)と分けて使
用してください。
メインスイッチのキーにシール等を貼っている。
通信不良の場合があります。
金属シール等は、はがしてください。

装備の使いかた
登録された専用のキーを使用していない。
登録された専用のキーを使用しないと、イモビ
ライザーシステム 表示灯は消灯しません。
登録された専用のキーを使用してください。
壊れたキーを使用している。
〜 ページを確認してください。
6062
壊れたキーを使用した場合、イモビライザーシ
ステム 表示灯は消灯しません。
(HISS)
別の登録された専用のキーを使用してください。
以上のこと以外で、イモビライザーシステム
()表示灯が消灯しない場合は 販売店
HISS Honda
にご相談ください。
(HISS)
メインスイッチのキー
メインスイッチのキーにはイモビライザーシステ
ム の電子部品が内蔵されています。取扱い
(HISS)
には次のことをお守りください。
キーを無理に曲げたり、強い衝撃を与えたりしな
いでください。
電子部品の破損の原因となります。

長時間、直射日光にさらしたり、高温下で放置した
りしないでください。
電子部品のデータ異常の原因となります。
削ったり、穴を開けたりしないでください。
電子部品の破損の原因となります。

装備の使いかた
強い磁気を帯びた場所に置かないでください。
電子部品のデータ異常の原因となります。
メインスイッチのキーを紛失しないようにしてく
ださい。
メインスイッチのキーをすべて紛失した場合、
PGM-FI/IGN
PGM-FI/IGN
備のキーを作成することをおすすめします。
予備のキーの作成については、専用のキーおよび
イモビライザーシステム()の再登録が必要
になりますので、お買い上げの 販売店へご
相談ください。
ユニットの交換が必要になります。
ユニットの交換を避けるため、予
HISS
Honda

ハンドルロック
盗難予防のため、駐車するときは必ずハンドルロ
ックをかけましょう。
チェーンロックやU字ロック等のご使用もおすす
めします。
《かけかた》
ハンドルを左いっぱいに切ります。
1.
メインスイッチにキーを差し込みます。
2.
キーを押し込みながら、の位置まで
3.
回します。
ロックがかかりにくい場合は、多少ハンドル
を左右に動かしてください。
キーを抜きます。
4.
LOCK
交通のじゃまにならない安全な場所を選ん
で駐車しましょう。
ハンドルが確実にロックされているか、ハ
ンドルを軽く左右に動かして確認してくだ
さい。
メインスイッチのキー
《かけかた》
押押すす
回回すす
《外しかた》
メインスイッチにキーを差し込みます。
1.
キーを押し込みながら、の位置まで回
2.
します。
OFF
回回すす
押押すす
《外しかた》

装備の使いかた
シート
CB1300 SUPER FOUR
《》
CB1300 SUPER FOUR ABS
《〈〉》
CB1300 SUPER BOL D’OR
《》
CB1300 SUPER BOL D’OR ABS
《〈〉》
《取外し》
メインスイッチのキーをヘルメットホルダに
1.
差し込み、右に回してヘルメットホルダのロ
ックを解除します。
シートロック解除レバーを下に押し下げ、シ
2.
ートロックを解除します。
3.
シートを後方へずらしながら持ち上げて取外
します。
《取付け》
フレームのガイドにシートの凸部を差し込み、
1.
シートを取付けます。
シート後部を押し下げてロックします。
2.
シートを軽く持ち上げてロックがかかってい
ることを確認してください。
メインスイッチのキーを左に回して抜きます。
3.
メインスイッチのキーを置き忘れた状態で
シートを取付けると、自動的にロックされ、
キーを取り出せなくなりますのでご注意く
ださい。
シート
シートロック
解除レバー
凸部
ヘルメットホルダ
ガイド
メインスイッチのキー

《〈〉》
CB1300 SUPER TOURING ABS
《取外し》
メインスイッチのキーをシートロックに差し
1.
込み、右に回してロックを解除します。
2.シートを後方へずらしながら持ち上げて取外
します。
《取付け》
フレームのガイドにシートの凸部を差し込み、
1.
シートを取付けます。
シート後部を押し下げてロックします。
2.
シートを軽く持ち上げてロックがかかってい
ることを確認してください。
キーを抜きます。
3.
メインスイッチのキーを置き忘れた状態で
シートを取付けると、自動的にロックされ、
キーを取り出せなくなりますのでご注意く
ださい。
凸部
シート
ガイド
シートロック メインスイッチ
のキー

装備の使いかた
ヘルメットホルダ
ヘルメットホルダは、駐車時のみに使用するもの
です。
走行時に使用すると、ヘルメットが運転を妨げた
り、車体に損傷を与えることがあります。また、ヘ
ルメットに損傷を与え保護機能を低下させます。
《使いかた》
メインスイッチのキーをヘルメットホルダに
1.
差し込み、右にまわしてヘルメットホルダの
ロックを解除します。
ホルダフックに、ヘルメットの金具をかけま
2.
す。
メインスイッチのキーを左に回してロックし、
3.
メインスイッチのキーを抜きます。
CB1300 SUPER FOUR
《》
CB1300 SUPER FOUR ABS
《〈〉》
CB1300 SUPER BOL D’OR
《》
CB1300 SUPER BOL D’OR ABS
《〈〉》
ヘルメットホルダ
ヘルメットホルダフック
メインスイッチのキー

《〈〉》《 〈〉》
CB1300 SUPER TOURING ABS CB1300 SUPER TOURING ABS
2個のヘルメットをかける場合は、携帯工具内(
ページ参照)のヘルメットホルダワイヤを使用し
てください。
ヘルメットホルダワイヤは使用しないときには、
必ず携帯工具入れに格納してください。
69
ヘルメットホルダ
ヘルメットホルダフック
メインスイッチのキー

装備の使いかた
収納スペース
シートを取外すと、収納スペースがあります。
シートの取外し、取付けは、 、 ページを参照し
てください。
収納スペース内への荷物の積載は、 までで
す。
収納スペース内にメインスイッチのキーを
置き忘れた状態でシートを取付けると、自
動的にロックされ、キーを取出すことがで
きなくなりますのでご注意ください。
収納スペース内はエンジンの熱で温度が高
くなります。熱の影響を受け易い用品、食料
品または可燃性のものは入れないでくださ
い。
洗車時等、内部に水が入ることがあります。
大切なものを入れる場合はご注意ください。
6465
kg3.0
収納スペース

シートを取外すと書類入れがあります。
取扱説明書やメンテナンスノートなどは、ビニー
ル袋に入れ、ここに格納してください。
シートの取外し、取付けは、 、 ページを参
照してください。
洗車時、シートの下方から強く水をかけな
いでください。内部に水が入り書類等がぬ
れることがあります。
書類入れ
6465
携帯工具入れ書類入れ
シート裏側に携帯工具入れがあります。
携帯工具は、工具入れに確実に格納してください。
シートの取外し、取付けは、 、 ページを参
照してください。
携帯工具
6465
携帯工具入れ

装備の使いかた
右ポケット
CB1300 SUPER BOL D’OR
《》
CB1300 SUPER BOL D’OR ABS
《〈〉》
CB1300 SUPER TOURING ABS
《〈〉》
メータの右下にポケットがあります。
カバー
右ポケットへの荷物の積載は、 までです。
走行中にカバーの開閉は、行わないでください。
《開けかた》
カバーを止まるところまで持ち上げます。
《閉じかた》
カバーがロックするまで完全に閉じてください。
カバーが確実にロックされているか確認してくだ
さい。
0.5 kg
右ポケット
貴重品やこわれ易いものは入れないでくだ
さい。
洗車時等、内部に水が入ることがあります。
大切なものを入れる場合はご注意ください。

左ポケット
CB1300 SUPER BOL D’OR
《》
CB1300 SUPER BOL D’OR ABS
《〈〉》
CB1300 SUPER TOURING ABS
《〈〉》
メータの左下にポケットがあります。
左ポケットへの荷物の積載は、 までです。
走行中にカバーの開閉は、行わないでください。
左ポケットにはキーロックがついています。キ
ーロックはカバーを完全に閉じた状態で操作し
てください。
0.5 kg
《開けかた》
《閉じかた》
カバーを止まるところまで持ち上げます。
カバーがロックするまで完全に閉じてください。
カバーが確実にロックされているか確認してくだ
さい。
貴重品やこわれ易いものは入れないでくだ
さい。
洗車時等、内部に水が入ることがあります。
大切なものを入れる場合はご注意ください。
《かけかた》
メインスイッチのキーを差し込み、左に回して、キ
ーを抜きます。
《外しかた》
メインスイッチのキーを差し込み、右に回して、キ
ーを抜きます。
カバー
左ポケット
メインスイッチのキー

装備の使いかた
パニアケース
《〈〉》
CB1300 SUPER TOURING ABS
シート後方の左右にパニアケースがあります。
パニアケースへの荷物の積載は、左右ともに
までです。
kg5.0
《開けかた》
メインスイッチのキーを差し込み、右に回し
1.
てロックを解除します。
ノブを手前に引き、パニアケースのカバーを
2.
開けます。
《閉じかた》
パニアケースのカバーを閉じ、ノブを戻しま
1.
す。
ハンドルを手で軽く押さえながら、メインス
2.
イッチのキーを左に回してロックし、キーを
抜きます。
パニアケースのカバーが確実に閉じられてい
るか確認してください。
ロック時にメインスイッチのキーを無理に
回さないでください。ロック部やキーが破
損するおそれがあります。
開いているカバーの上に重い荷物をのせな
いでください。パニアケースとカバーが破
損するおそれがあります。
ハンドル メインスイッチのキー
ノブ
カバーパニアケース

荷物は左右のパニアケースへ均等に積載し、走行
中に動かないようにバンドでしっかり固定してく
ださい。
片寄った荷物の積載は、操縦性や走行安定性に悪
影響を与えることがあります。
貴重品やこわれ易いものは入れないでくだ
さい。
洗車時等、内部に水が入ることがあります。
大切なものを入れる場合はご注意ください。
《バンドの外しかた》
フックを起こします。
1.
フックを斜めにしてスリットを通して引き抜
2.
き、バンドを外します。
《バンドの留めかた》
フックをスリットに差し込み、バンドを留め
ます。
荷物が確実に固定されているか確認してくだ
さい。
フック
バンド
スリット

装備の使いかた
パニアケースは、使用しないときには取外すこと
ができます。また、パニアケースは左右セットで使
用してください。片側のみでの使用は、操縦性や走
行安定性に悪影響を与えることがあります。
《取外し》
メインスイッチのキーを差し込み、右に回し
1.
てロックを解除します。
ハンドルを起こし、パニアケースを手前上方
2.
に引き上げて取外します。
ラベルが見えなくなるまで、しっかりとハン
3.
ドルを戻します。
ハンドルを手で軽く押さえながら、メインス
4.
イッチのキーを左に回してロックし、キーを
抜きます。
メインスイッチのキー ハンドルラベル
パニアケースステー フック

《取付け》
メインスイッチのキーを差し込み、右に回し
1.
てロックを解除します。
ハンドルを起こし、パニアケースのフックと
2.
車体側のステーを合わせ、取付けます。
ラベルが見えなくなるまで、しっかりとハン
3.
ドルを戻します。
ハンドルを手で軽く押さえながら、メインス
4.
イッチのキーを左に回してロックし、キーを
抜きます。
走行前に、パニアケースがしっかり取付け
られているか確認してください。不確実な
取付けは、思わぬ事故の原因にもなります
ので避けてください。
ハンドルバーポジション
《》
CB1300 SUPER FOUR
《〈〉》
CB1300 SUPER FOUR ABS
ライダーの好みに応じて、ハンドル位置を変更す
ることができます。ハンドル位置を変更する場合
は 販売店にご相談ください。
Honda

装備の使いかた
ブレーキレバーの距離調整
ブレーキレバーには、ハンドルグリップからの距
離を微調整できるアジャスタが装備されています。
《調整のしかた》
ブレーキレバーを前方に押しながら、アジャスタ
の数字と合わせマークを合わせます。
レバーとグリップの距離は、1の位置が最大、
6の位置が最小です。
前方
ブレーキレバー
合わせマーク
数字
アジャスタ

クラッチレバーの距離調整
クラッチレバーには、ハンドルグリップからの距
離を微調整できるアジャスタが装備されています。
《調整のしかた》
クラッチレバーを前方に押しながら、アジャスタ
の数字と合わせマークを合わせます。
レバーとグリップの距離は、1の位置が最大、
5の位置が最小です。
アジャスタ
合わせマーク
数字
クラッチレバー
前方

装備の使いかた
フロントクッションの調整
体重や路面の状態などに応じて調整してください。
《スプリングの調整》
調整は、スパナでアジャスタを回し、アジャスタの
高さを変えて行います。
スプリングの強さは、アジャスタの高さを低くす
ると強くなり、高くすると弱くなります。
標準は、アジャスタの上から4本目の目盛がフォ
ークボルト上端に合う位置です。
アジャスタは、無理に回さないでください。
左右の強さは、必ず同じにしてください。
アジャスタ
4本目
の目盛
フォークボルト上端

《伸び側減衰力の調整》
調整は、○−マイナスドライバを使いアジャスタを
回して行います。
減衰力の強さは、アジャスタをH側(右回り)に回
すと強くなり、S側(左回り)に回すと弱くなりま
す。
標準は、アジャスタをH側(右回り)に止まるまで
回した後、S側(左回り)に 約1.5回転戻しポンチマ
ークが合わせマークに合う位置です。
アジャスタは、無理に回さないでください。
左右の強さは、必ず同じにしてください。
合わせマーク
ポンチマーク
アジャスタ

装備の使いかた
リヤクッションの調整
体重や路面の状況に応じて調整してください。
《スプリングの調整》
調整は、ピンスパナとホルダを使いアジャスタを
回して行います。
アジャスタの回転順序は、1→2→3→4→5ま
たは5→4→3→2→1で行います。
アジャスタを直接1から5または5から1に無理
に回すとリヤクッションが破損します。
2が標準の強さで、1は弱く、3〜5と強くなり
ます。
左右の強さは、必ず同じにしてください。
アジャスタ
リヤクッション
ホルダ
2345
ピンスパナ
1

《伸び側減衰力の調整》 リヤクッション
リヤクッション本体下部にアジャスタがあります。
減衰力の強さは、アジャスタをH()側に回す
と強くなり、S()側に回すと弱くなります。
標準は、アジャスタをH側に軽く止まるまで回し
た後、S側に10クリック戻した位置です。
アジャスタは、無理に回さないでください。
左右の強さは、必ず同じにしてください。
Soft
Hard
アジャスタ

装備の使いかた
《縮み側減衰力の調整》
リザーバタンク上部にアジャスタがあります。
調整はアジャスタを回し、数字を合わせマークに
合わせます。
2が標準の強さで、1は弱く、3〜4と強くなりま
す。
アジャスタは、無理に回さないでください。
左右の強さは、必ず同じにしてください。
アジャスタ 数字 合わせマーク

サイドカバー
右図は右サイドカバーを示しています。
左サイドカバーも同じ要領で行ってください。
《取外し》
シートを取外します。( 、 ページ参照)
1.
ボルトを取外します。
2.
サイドカバーを手前に引き、フックをグロメ
3.
ットから外します。
《取付け》
取付けは、取外しの逆手順で行います。
取付け後は、サイドカバーが確実に取付けてある
か確認してください。
6564
《右サイドカバー》
グロメット
フック
右サイドカバー
ボルト

装備の使いかた
U字ロック格納場所
シートの下にU字ロックを格納することができま
す。
《格納のしかた》
シートを取外します。( 、 ページ参照)1.
U字ロックを右図のように格納し、バンド
2.
で確実に固定します。
U字ロックはオプションです。
U字ロック格納場所には、U字ロックの種
類や形状、大きさなどにより一部格納でき
ない場合があります。
6465
バンド

燃料タンクの開閉
整備などのために、燃料タンクの前部を持ち上げ
ることができます。ガソリンを抜く必要はありま
せん。
燃料タンクの下には物を置かないでください。
《持ち上げかた》
平坦地でメインスタンドを立て、車体を垂直
1.
に保ちハンドルを直進状態にします。
燃料タンクキャップが閉じられていることを
2.
確認します。
シートを取外します。( 、 ページ参照)
3.
左右のサイドカバーを取外します。
4.
(83ページ参照)
燃料タンク後部のボルトを取外します。
5.
6.後部ヒンジを持ち上げて、燃料タンクを後ろ
に引き、タンクステーをラバーマウントから
外して、燃料タンクを持ち上げます。
6465
タンクステー
ボルト
ラバーマウント
燃料タンク
後部ヒンジ

装備の使いかた
後部ヒンジを倒します。
7.
燃料タンクとフレームのステーの間に携帯工
8.
具のドライバを差し込みます。
燃料タンクを必要以上に持ち上げないでください。
《閉じかた》
燃料タンクの閉じかたは、持ち上げかたの逆
手順で行います。
タンクステーをラバーマウントへ確実に
取付けてください。
燃料タンクを固定するボルトを確実に締
付けてください。
燃料タンク
後部ヒンジ
ドライバ
ステー

燃料の補給
《使用燃料》
無鉛レギュラーガソリン ガソリンは、燃えやすくヤケドを負ったり、爆
発して重大な傷害に至る可能性があります。
必ず無鉛ガソリンを補給してください。
補給するときは、無鉛ガソリンであること
を確認してください。
有鉛ガソリンを補給すると、触媒装置など
を損ないます。
高濃度アルコール含有燃料を補給すると、
エンジンや燃料系などを損傷する原因とな
ります。
軽油や粗悪ガソリン(長期間保管したガソ
リン)などを補給したり、不適切な燃料添加
剤を使うと、エンジンなどに悪影響を与え
ます。
ガソリンの補給は、必ずエンジンを止め、火気厳禁
で行ってください。
ガソリンを取扱う場合は、
エンジンを止めてください。また、裸火、火
花、熱源などの火元を遠ざけてください。
燃料補給は、必ず屋外で行ってください。
こぼれたガソリンは、すぐに拭き取ってく
ださい。
身体に帯電した静電気の放電による火花によ
り、気化したガソリンに引火し、ヤケドを負う
可能性があります。
ガソリンを補給するときは、
燃料タンクキャップを開ける前に車体や
給油機などの金属部分に触れて身体の静
電気を除去してください。
給油作業は静電気を除去した人のみで行
なってください。

燃料の補給
《補給のしかた》
キーカバーを開け、メインスイッチのキーを
1.
差し込み右に回して、燃料タンクキャップを
開けます。
ガソリンを注入口の下側にあるレベルプレー
2.
ト下端まで入れます。
ガソリンをレベルプレート下端以上に入れる
と、燃料タンクキャップのブリーザ孔からガ
ソリンがにじみ出ることがあります。
燃料タンクキャップを手で確実に押してメイ
3.
ンスイッチのキーを抜いてください。
燃料タンクキャップがロックされないと、メ
インスイッチのキーは抜けません。
キーカバーを閉じます。
4.
レベルプレート下端
メインスイッチのキー
キーカバー燃料タンクキャップ

正しい運転操作
エンジンのかけかた
排気ガスには、一酸化炭素などの有害な成分が含
まれています。エンジンは、風通しの良い場所でか
けてください。
エンジン始動は、 ページの「始動手順」に従い行
ってください。
スタータスイッチを押して5秒以内でエン
ジンがかからないときは、一度メインスイ
ッチをに戻して10秒以上待ってか
ら再始動してください。
これはバッテリ電圧を回復させるためです。
無用の空ぶかしや長時間の暖機運転はしな
いでください。ガソリンの無駄使いになる
ばかりでなく、エンジン等に悪影響を与え
ます。
万一転倒した場合は、一旦メインスイッチ
をにしてください。再度、走行を行
OFF
う際は、各部の損傷状態や、走行に支障が無
いかを十分に確認してください。
90
OFF
この車には、サイドスタンドを出したまま
チェンジを入れると、自動的にエンジンが
停止するイグニッションカットオフ式サイ
ドスタンドを採用しています。スタートす
る前に、必ずサイドスタンドを格納してく
ださい。
エンジンをかけるときには、スロットルを
全開にしないでください。
スロットルを全開にしてエンジンを始動し
ようとすると、 ユニットが燃料の供
給を停止します。
この車は、セーフティスタータ機構を採用
していますので、チェンジが入った状態で
は、エンジンは始動しません。但しこの状態
でも、クラッチレバーを握ればエンジンは
始動します。
PGM-FI

正しい運転操作
《始動手順》
この車にはオートチョークが装備されています
のでエンジンが冷えているとき、暖まっていると
きにかかわらず以下の始動手順に従ってくださ
い。
エンジンストップスイッチが にな
っていることを確認します。
メインスイッチをにします。
2.
チェンジをニュートラルにします。(ニュート
3.
ラル表示灯で確認してください。)
スロットルグリップを完全に閉じ、スタータ
4.
スイッチを押します。
5.1.エンジンがかかったら、サイドスタンドが確
実に格納してあることを確認してからスター
トしてください。
ON
(RUN)
この車は、転倒したとき、自動的にエンジン
を停止するシステムが装備されています。
エンジンを再始動するときは、システムの
作動を解除するためにメインスイッチを一
OFF
度にしてください。
エンジンがかからないときは、 ページ記載
の要領で確認してください。
153

チェンジのしかた
チェンジは、下図のような5段リターン式です。
変速は、スロットルグリップを一旦戻して、クラ
ッチレバーを完全に握ってから行います。
チェンジペダルの操作は、つま先で軽く行い、ペ
ダルにコツンと足ごたえのあるまで確実に操作
してください。無理をすると、チェンジ機構を痛
める原因となります。

正しい運転操作
走りかた
走行前に、サイドスタンドは完全に納まってい
るか確認してください。
車のスピードに応じてギヤを切換えることが必
要です。右表は、その速度範囲を示したものです。
不必要な急加減速をつつしんで走ることが、燃
料の節約と車の寿命をのばします。
走行中に異音や異常を感じたときは、ただ
ちに 販売店で調べましょう。
発進は、できるだけ静かに行いましょう。
法定速度を守って走りましょう。
速度範囲
1速
2速
3速
4速
5速
《慣らし運転》
適切な慣らし運転を行うと、その後のお車の性能
を良い状態に保つことができます。
この車は乗り始めてから を走行するまで
は急発進、急加速を避け控えめな運転をしてくだ
さい。
〜
070km/h
〜
25 110 km/h
〜
35 150 km/h
〜
45 180 km/h
以上
50 km/h
500 kmHonda

《シフトダウンのしかた》
追い越しするときなど、強力な加速が必要なとき
は、シフトダウンをすると加速力が得られます。
高い速度でのシフトダウンは、尻振りなどの原因
やエンジンの回転が上がり過ぎて、エンジン、ミッ
ションに悪影響を与えるだけでなく、最悪の場合
エンジン、ミッションがこわれます。下表の速度内
で行ってください。
5速→4速
4速→3速
3速→2速
2速→1速
シフトダウン可能限界速度
50 km/h
以下
以下
以下
以下
180 km/h
140 km/h
100 km/h

正しい運転操作
ブレーキの使いかた
ブレーキは、前輪ブレーキと後輪ブレーキを同
時に使いましょう。制動力を効果的に得るため
には、前輪ブレーキと後輪ブレーキを同時に使
う必要があります。
不必要な急ブレーキは避けましょう。急激なブ
レーキ操作は、タイヤをロックさせ車体の安定
性を損なうおそれがあります。
雨天走行や路面が濡れている場合、タイヤがロ
ックしやすく、制動距離が長くなります。スピー
ドを落として、余裕をもったブレーキ操作をし
てください。
連続的なブレーキ操作は、ブレーキ部の温度上
昇の原因となり、ブレーキの効きが悪くなるお
それがありますので避けてください。
水たまりを走行した後や雨天走行時には、ブレ
ーキの効き具合が悪くなることがあります。
水たまりを走行した後などは、安全な場所で周
囲の交通事情に十分注意し、低速で走行しなが
らブレーキを軽く作動させて、ブレーキの効き
具合を確認してください。もし、ブレーキの効き
が悪いときは、ブレーキを軽く作動させながら
しばらく低速で走行して、ブレーキのしめりを
乾かしてください。

《エンジンブレーキ》
スロットルグリップをもどすとエンジンブレーキ
がききます。さらにエンジンブレーキを必要とす
るときは4速、3速・・・・・とシフトダウンを行って
ください。
急激なシフトダウンは、尻振りなどやエンジン、ミ
ッションに悪影響を与える原因となります。
ページの表にしたがって行ってください。
長い下り坂、急な下り坂などでは、断続的なブレー
キ操作とエンジンブレーキを併用してください。
93

メンテナンスを安全に行うために
整備はエンジンを停止しキーを抜いた状態で行
ってください。
場所は、平坦地で足場のしっかりした所を選び、
スタンドを立てて行ってください。

エンジン停止直後のメンテナンスは、エンジン
本体、マフラやエキゾーストパイプなどが熱く
なっています。ヤケドにご注意ください。
排気ガスには、一酸化炭素などの有害な成分が
含まれています。しめきったガレージの中や、風
通しの悪い場所でエンジンをかけての点検はや
めてください。

メンテナンスを安全に行うために
走行して点検する必要があるときは、安全な場
所で周囲の交通事情に十分注意して行ってくだ
さい。
メンテナンスに工具を必要とするときは、適切
な工具を使用してください。