Epson NJ5000Pro User guide [ja]

ご使用 の前に
設置
準備
1
基本 操作
装置の
増設
設定
再 インス トール
困った ときに
2
3
4
5
6
Windows Vista
付録
ご使用の前に
● ご使用の際は、必ず「マニュアル」をよくお読みのうえ、正しくお使いください。
●「マニュアル」は、不明な点をいつでも解決できるように、すぐに取り出して見られる場所に保管 してください。

安全にお使いいただくために

このマニュアルおよび製品には、製品を安全に正しくお使いいただき、お客様や他の人々への危害や財産へ の損害を未然に防止するために絵表示が使われています。 その表示と意味は次のとおりです。内容をよく理解してから本文をお読みください。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能 性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定さ れる内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
障害や事故の発生を防止するための禁止事項の内容を表しています。
製品の取り扱いにおいて、してはいけない行為(禁止行為)を示しています。
障害や事故の発生を防止するための指示事項の内容を表しています。
必ず行う事項(指示、行為)を示しています。
電源プラグをコンセントから必ず抜くことを示しています。
2
煙が出たり、変な臭いや音がするなど異常状態のまま使用しないでください。 感電・火災の原因となります。 すぐに電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いて、『サポート・サービスのご 案内』をご覧になり、カスタマーサービスセンターまでご連絡ください。 お客様による修理は危険ですから絶対にしないでください。
マニュアルで指示されている以外の分解や改造はしないでください。 けがや感電・火災の原因となります。
電源は、交流100V以外では使用しないでください。 交流100V以外の電源を使うと、感電・火災の原因となります。
ぬれた手で電源プラグを抜き差ししないでください。 感電の原因となります。
通風孔など開口部から内部に金属類や燃えやすいものなどを差し込んだり、落とし たりしないでください。 感電・火災の原因となります。
異物や水などの液体が内部に入った場合は、そのまま使用しないでください。 感電・火災の原因となります。 すぐに電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いて、『サポート・サービスのご 案内』をご覧になり、カスタマーサービスセンターまでご連絡ください。
破損した電源コードを使用しないでください。感電・火災の原因となります。 電源コードを取り扱う際は、次の点を守ってください。
・ 電源コードを加工しない。 ・ 無理に曲げたり、ねじったり、引っぱったりしない。 ・ 電源コードの上に重いものを載せない。
・ 発熱器具の近くに配線しない。 電源コードが破損したら、『サポート・サービスのご案内』をご覧になり、カスタ マーサービスセンターまでご連絡ください。
電源コードのたこ足配線はしないでください。 発熱し、火災の原因となります。 家庭用電源コンセント(交流100V)から電源を直接取ってください。
電源プラグを取り扱う際は、次の点を守ってください。 取り扱いを誤ると、火災の原因となります。
・ 電源プラグはホコリなどの異物が付着したまま差し込まない。
・ 電源プラグは刃の根元まで確実に差し込む。
・ 電源プラグを長期間コンセントに差したままにしない。 電源プラグは、定期的にコンセントから抜いて、刃の根元や刃と刃の間を清掃して ください。
3
本体や付属のバッテリパックなどを火中に入れたり、加熱しないでください。 破裂などで火傷の原因となります。
バッテリパックの端子をショートさせないでください。 火傷の原因となります。
付属のACアダプタやバッテリパックの分解や改造をしないでください。 また、本機には、指定のACアダプタやバッテリパック以外は使用しないでください。 感電、火傷や、化学物質による被害の原因となります。 当社指定以外のACアダプタやバッテリパック、または分解、改造したACアダプタ やバッテリパック(当社での修理対応は除く)は、安全性や製品に関する保証はで きません。
小さなお子様の手の届く場所にバッテリパックを保管しないでください。 なめたりすると火傷や、化学物質による被害の原因となります。
バッテリパックは、落下させるなどの強い衝撃を与えないでください。 破裂や液漏れにより、火傷や化学物質による被害の原因となります。
バッテリパックは指定されている以外の充電方法で充電しないでください。 発熱、発火や液漏れによる被害の原因となります。
メモリの交換をするときは、電源プラグをコンセントから抜き、本機からバッテリ を取り外してください。 感電や火傷の原因となります。
雷が鳴りだしたら、電源プラグをさわらないでください。 感電の原因となります。
航空機や病院など、使用を禁止された区域では本機の電源を切るか電波を停止して ください。 電子機器や医用電気機器に影響をおよぼす場合があります。また、自動的に電源が 入る機能が搭載されている場合は、設定を解除してから電源を切ってください。
植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器を装着されている場合に、 Bluetooth機能および無線LAN機能をご使用になるときは、装着部から本機を 22cm以上離して使用してください。 電波により植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器の作動に影響を与 える場合があります。
4
医療機関の屋内でBluetooth機能および無線LAN機能をご使用になる場合は、次 のことを守ってください。
・ 手術室、集中治療室(ICU)、冠状動脈疾患監視室(CCU)には、本機を持ち込
まないでください。 ・ 病棟内では、本機の電源を切るか電波を停止してください。 ・ ロビーなどであっても付近に医用電気機器がある場合は、本機の電源を切るか電
波を停止してください。 ・ 医療機関が個々に使用禁止、持ち込み禁止などの場所を定めている場合は、その
医療機関の指示に従ってください。 ・ 自動的に電源が入る機能が搭載されている場合は、設定を解除してから電源を
切ってください。
自宅療養など医療機関以外で、植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動 器を使用する場合に、Bluetooth機能および無線LAN機能をご使用になるときは、 電波の影響について個別に医用電気機器メーカーなどにご確認ください。
Bluetooth機能および無線LAN機能をご使用になる場合は、自動ドア、火災報知 器などの自動制御機器の近くでは使用しないでください。 電波が影響を及ぼし、誤動作による事故の原因となるおそれがあります。
5
小さなお子様の手の届くところには設置、保管しないでください。 落ちたり、倒れたりして、けがをする危険があります。
不安定な場所(ぐらついた台の上や傾いた所など)に置かないでください。 落ちたり、倒れたりして、けがをする危険があります。
湿気やホコリの多い場所に置かないでください。 感電・火災の危険があります。
本機の通風孔をふさがないでください。 通風孔をふさぐと内部に熱がこもり、火災の危険があります。 設置する際は、次の点を守ってください。
・ 押し入れや本箱など風通しの悪いところには設置しない。 ・ じゅうたんや布団の上には設置しない。 ・ 毛布やテーブルクロスのような布をかけない。
連休や旅行等で長期間ご使用にならないときは、安全のため必ず電源プラグをコン セントから抜き、コンピュータ本体からバッテリパックを取り外してください。
各種コード(ケーブル)は、マニュアルで指示されている以外の配線をしないでく ださい。 配線を誤ると、火災の危険があります。
本機を移動させる場合は、電源を切り、電源プラグをコンセントから抜き、すべて の配線を外したことを確認してから行ってください。
FAXモデムを次の回線に接続しないでください。発熱して火災の原因となります。
・ 構内交換機(PBX) ・ 2線式でない回線(ホームテレホンやビジネスホンなど) ・ ISDN対応公衆電話のデジタル側ジャック
付属のACアダプタやバッテリパックは、本機以外には使用しないでください。 火傷・火災の危険があります。
ACアダプタの温度の高い部分に、長時間直接触れないでください。 低温火傷の原因になります。
ACアダプタを毛布や布団で覆わないでください。 火傷・火災の危険があります。
6
破損したACアダプタやバッテリパックを使用しないでください。 火傷・火災の危険があります。
ヘッドフォンやスピーカは、ボリュームを最小に調節してから接続し、接続後に音 量を調節してください。 ボリュームの調節が大きくなっていると、思わぬ大音量により聴覚障害の原因とな ります。
長時間あるいは不自然な姿勢でのコンピュータ操作は避けてください。 肩こり、腰痛、目の疲れ、腱鞘炎などの原因となります。
液晶ディスプレイが破損して、内部の液体が漏れた場合は、液体をなめたり、触っ たりしないでください。 火傷や化学物質による被害の原因となります。 万一、液体が皮膚に付着したり、目に入った場合は流水で十分に洗い、医師に相談 してください。
ひざの上で長時間使用しないでください。 本機底面が熱くなり、低温火傷の原因となります。
パームレストやキーボードに長時間手を置かないでください。 パームレストやキーボードが熱くなることがあり、低温火傷のおそれがあります。
光ディスクドライブで、ひび割れや変形補修したメディアは使用しないでください。 内部で飛び散って故障したり、メディア取り出し時にけがをしたりする危険があり ます。
本機を廃棄する場合は、法律に従って正しい処理をしてください。 液晶ディスプレイに使用している蛍光管(バックライト)には、水銀が含まれてい ます。
7

製品保護上の注意

使用・保管時の注意
`
コンピュータ(本機)は精密な機械です。故障や誤動作の原因となりますので、次の注意事項を必ず 守って、本機を正しく取り扱ってください。 次の注意事項は、特に指定のない限り、本体およびACアダプタやバッテリパックなどの同梱品に適用 されます。
温度が高すぎる所や、低すぎる所には 置かないでください。また、急激な温 度変化も避けてください。 故障、誤動作の原因になります。適切 な温度の目安は10℃~35℃です。
湿度が高すぎる所や、低すぎる所には 置かないでください。 故障、誤動作の原因になります。適切 な湿度の目安は20%~80%です。
直射日光の当たる所や、発熱器具(暖 房器具や調理用器具など)の近くな ど、高温・多湿となる所には置かない でください。 故障、誤動作の原因になります。 また、直射日光などの紫外線は、変色 の原因になります。
テレビやラジオ、磁石など、磁界を発 生するものの近くに置かないでくださ い。本機の誤動 作が生じたり、デー タが破壊されることがあります。逆 に、本機の影響でテレビやラジオに雑 音が入ることもあります。
不安定な所には設置しないでください。 落下したり、振動したり、倒れたりす ると、本機が壊れ、故障することがあ ります。
LCD画面の表面を先のとがったもので 引っかいたり、無理な力を加えたりし ないでください。 LCD画面の表面はアクリル製ですの で、キズが付いたり、割れたりするこ とがあります。
本機の汚れを取るときは、ベンジン、 シンナーなどの溶剤を使わないでくだ さい。変色や変形の可能性がありま す。柔らかい布に中性洗剤を適度に染 み込ませて、軽く拭き取ってくださ い。
遠隔地に輸送するときや保管するとき は、裸のままで行わないでください。 衝撃や振動、ホコリなどからコン ピュータを守るため、専用の梱包箱に 入れてください。
電源コードが抜けやすい所(コードに 足が引っかかりやすい所や、コードの 長さがぎりぎりの所など)に本機を置か ないでください。バッテリパックの状 態により、電源コードが抜けると、そ れまでの作業データがメモリ上から消 えることがあります。
ホコリの多い所には置かないでくださ い。 故障、誤動作の原因になります。
本機を長期間使わないときは、バッテ リパックを本機にセットしたままにし ないでください。 液もれを起こすことがあります。
本機の上に重い物を載せたり、強く押 さえ付けないでください。 LCDやバックライトが破損したり、表 示異常となることがあります。
8
他の機械の振動が伝わる所など、振動 しがちな場所には置かないでください。 故障、誤動作の原因になります。
本機を落としたり、ぶつけるなど、 ショックを与えないでください。持ち 運ぶときは、バッグに入れるなどして ショックから守るようにしてくださ い。
ACアダプタはコードを持って抜き差 ししないでください。 コードの断線や接触不良の原因となり ます。
本機のLCDユニット(液晶ディスプレ イ部)を開けた状態で、LCDユニット を持って移動しないでください。
記録メディア
`
以下のような取り扱いをすると、次の記録メディアに登録されたデータが破壊されるおそれがありま す。 記録メディアの種類は、次のとおりです。
FD
光ディスクメディア
メモリカード
ACアダプタの上に乗ったり、踏みつ けたり、重い物を載せるなどして、 ケースを破壊しないでください。
キーボードの上などに、物(ボールペ ンなど)を挟んだまま、LCDユニット
(液晶ディスプレイ部)を閉じないで
ください。
記録メディアの種類を指定していない場合は、すべての記録メディアに該当します。
直射日光が当たる所、発熱器具の近く など、高温・多湿となる場所には置か ないでください。
上に物を載せないでください。 使用後は、本機にセットしたままにし
キズを付けないでください。 ゴミやホコリの多いところでは使用し
アクセスランプ点灯中は、記録メディ アを取り出したり、本機の電源を切っ たり、再起動したりしないでくださ い。
たり、裸のまま放置したりしないでく ださい。 専用のケースに入れて保管してくださ い。
ないでください。また、そのような場 所に記録メディアを保管しないでくだ さい。
9
クリップで挟む、折り曲げるなど、無 理な力をかけないでください。
アクセスカバーを開けたり、磁性面や 金属端子に触れたりしないでくださ い。
磁性面や金属端子にホコリや水を付け ないでください。シンナーやアルコー ルなどの溶剤類を近づけないでくださ い。
何度も読み書きしたFDは使わないで ください。 磨耗したFDを使うと、読み書きでエ ラーが生じることがあります。
レコードやレンズ用のクリーナーなど は使わないでください。 クリーニングするときは、CD専用ク リーナーを使ってください。
光ディスクドライブのデータ読み取り レンズをクリーニングするCDは使わ ないでください。
シールを貼らないでください。 温度差の激しい場所に置かないでくだ
テレビやラジオ、磁石など、磁界を発 生するものに近づけないでください。
信号面(文字などが印刷されていない 面)に触れないでください。
信号面(文字などが印刷されていない 面)に文字などを書き込まないでくだ さい。
レコードのように回転させて拭かない でください。 内側から外側に向かって拭いてくださ い。
さい。結露する場合があります。
10
無線LAN使用時における セキュリティに関する注意
お客様の権利(プライバシー保護)に関する重要な事項です。無線LANを使用 する前に、必ずお読みください。
無線LANでは、LANケーブルを使用する代わりに、電波を利用してパソコンな どと無線LANアクセスポイント間で情報のやり取りを行うため、電波の届く範 囲であれば自由にLAN接続が可能であるという利点があります。 その反面、電波はある範囲内であれば障害物(壁など)を越えてすべての場所 に届くため、セキュリティに関する設定を行っていない場合、以下のような問 題が発生する可能性があります。
z 通信内容を盗み見られる
悪意ある第三者が、電波を故意に傍受し、
•ID やパスワードまたはクレジットカード番号などの個人情報
メールの内容
などの通信内容を盗み見られる可能性があります。
z 不正に侵入される
悪意ある第三者が、無断で個人や会社内のネットワークへアクセスし、
個人情報や機密情報を取り出す(情報漏洩)
特定の人物になりすまして通信し、不正な情報を流す(なりすまし)
傍受した通信内容を書き換えて発信する(改ざん)
コンピュータウイルスなどを流しデータやシステムを破壊する(破壊)
などの行為をされてしまう可能性があります。
(無線LAN搭載時のみ)
本来、無線LANや無線LANアクセスポイントは、これらの問題に対応するため のセキュリティの仕組みを持っていますので、無線LAN製品のセキュリティに 関する設定を行って製品を使用することで、その問題が発生する可能性は少な くなります。
無線LAN機器は、購入直後の状態においては、セキュリティに関する設定が施 されていない場合があります。
したがって、お客様がセキュリティ問題発生の可能性を少なくするためには、 無線LANや無線LANアクセスポイントをご使用になる前に、必ず無線LAN機器 のセキュリティに関するすべての設定をマニュアルに従って行ってください。
なお、無線LANの仕様上、特殊な方法によりセキュリティ設定が破られること もあり得ますので、ご理解の上、ご使用ください。
11
※ セキュリティ対策を施さず、あるいは、無線LANの仕様上やむを得ない事情
によりセキュリティの問題が発生してしまった場合、当社は、これによって 生じた損害に対する責任を負いかねます。
セキュリティの設定などについて、お客様ご自身で対処できない場合には、『サ ポート・サービスのご案内』をご覧になり、テクニカルセンターまでお問い合 わせください。
当社では、お客様がセキュリティの設定を行わないで使用した場合の問題を十 分理解した上で、お客様自身の判断と責任においてセキュリティに関する設定 を行い、製品を使用することをおすすめします。
12
目次
製品保護上の注意 ................................................. 8
使用・保管時の注意................................ 8
記録メディア ........................................... 9
無線LAN使用時における セキュリティに関する注意(無線LAN搭載時のみ)
... 11
はじめに
マニュアル中の表記について.............................. 18
本製品の仕様とカスタマイズについて............... 22
使い始めるまでの準備
ご使用の前に .........................................................24
コンピュータを使い始めるまでの手順. 24
ご使用前の確認事項................................ 25
本機の特長 ............................................... 26
添付されているソフトウェア ................ 27
各部の名称と働き ................................................. 29
正面・左側面 ........................................... 29
右側面・背面 ........................................... 32
底面........................................................... 33
コンピュータの設置 ............................................. 34
電源の入れ方とWindowsのセットアップ ........ 41
Windowsが使用できるようになるまでの作業
電源を入れる前に.................................... 41
電源の入れ方とWindowsの起動 .......... 43
Windowsのセットアップ...................... 44
セットアップ終了後の作業 .................... 47
Windows使用時の確認事項................................ 49
音量の調節 ............................................... 49
インフォメーションメニューを使う..... 49
Windowsの修復 ..................................... 51
復元ポイントを作成する ........................ 51
セキュリティ対策を行う ........................ 51
画面が消えたときは(省電力機能)....... 52
フォルダメニューの表示 ........................ 52
ユーザーアカウントを作る .................... 53
ユーザーアカウント制御画面 ................ 54
本機の終了方法 ..................................................... 55
通常の終了(スリープ) .......................... 55
電源を切る(シャットダウン) .............. 56
再起動 ....................................................... 57
ハングアップしたときは ........................ 58
 ... 41
コンピュータの基本操作
ACアダプタ/バッテリパックを使う................... 62
バッテリパック使用時の注意................. 63
使用可能時間............................................ 64
バッテリの充電........................................ 64
バッテリ残量の確認 ................................ 65
バッテリ残量が少なくなったら............. 66
バッテリ残量が正しく表示されないときは
バッテリの交換........................................ 69
バッテリ保管上の注意 ............................ 71
使用済みバッテリの取り扱い................. 71
タッチパッドを使う.............................................. 72
タッチパッドの操作 ................................ 72
タッチパッド機能を無効にする............. 74
タッチパッドユーティリティを使う ..... 75
USBマウス(オプション)の接続........ 75
キーボードを使う.................................................. 76
キーの種類と役割 .................................... 76
文字を入力するには ................................ 77
日本語を入力するには ............................ 77
数値やアルファベットの入力................. 78
Fnキーと組み合わせて使うキー............ 79
入力キーの機能の入れ替え..................... 80
Windowsキーとアプリケーションキー
インスタントキー .................................... 81
U1、U2キーを割り当てる .................... 81
HDDを使う ........................................................... 83
データのバックアップ ............................ 83
購入時のHDD領域について................... 83
HDDを分割して使用する....................... 84
光ディスク(CD/DVD)ドライブを使う ......... 85
使用可能な光ディスクメディア............. 85
光ディスクメディアのセットと取り出し 強制的な光ディスクメディアの取り出し
CDメディアの読み込み・再生 .............. 89
DVDメディアの読み込み・再生 ........... 89
光ディスクメディアへの書き込み......... 90
Nero7Essentialsの使い方................ 91
USB機器を使う .................................................... 93
USB機器の接続と取り外し ................... 93
PCカードを使う ................................................... 95
PCカードのセットと取り外し............... 96
メモリカードを使う.............................................. 100
本機で使用できるメモリカード............. 100
メモリカードのセットと取り出し......... 102
... 68
... 80
... 86 ... 88
13
Bluetooth機能を使う ......................................... 104
Bluetooth機能をお使いの前に ............ 105
Bluetooth機能のON/OFF切替............ 108
Bluetooth対応の周辺機器を使用する
コンピュータ同士でBluetooth通信する
セキュリティの設定................................ 111
Bluetoothアイコンを常に表示する..... 112
画面表示をする ..................................................... 113
LCDユニットの仕様 ............................... 113
LCDユニットの調整 ............................... 113
表示できる解像度と表示色 .................... 114
外付けディスプレイに表示する .......................... 116
ディスプレイの接続................................ 116
表示できるモードの種類 ........................ 117
モードを切り替えるには ........................ 118
表示できる解像度と表示色 .................... 122
テレビに表示する.................................... 124
サウンド機能を使う ............................................. 125
マイクなどの接続.................................... 126
サウンドユーティリティを使う............. 127
ネットワーク(有線LAN)を使う ..................... 130
おもな機能について................................ 130
無線LANを使う(無線LAN搭載時のみ) ........... 131
無線LAN機能をお使いの前に................ 131
無線LANによる通信の概要 ................... 133
無線LANのセキュリティの概要............ 133
無線LANのON/OFF切替....................... 135
無線LANで接続する ............................... 136
プロファイルを作成して接続する......... 138
インターネットに接続するには .......................... 140
接続するまでの流れ................................ 140
接続方法の選択とプロバイダとの契約
インターネットに接続する .................... 141
インターネットを使う上での注意......... 142
インターネットや電子メールを利用する インターネットを使用する際のセキュリティ対策
WindowsUpdate................................. 145
セキュリティソフトウェア .................... 146
ファイアウォール.................................... 148
WindowsDefender ............................. 149
フィッシング詐欺検出機能 .................... 149
FAXモデムを使う................................................. 151
お使いになる前に.................................... 151
ダイヤル情報の設定................................ 153
手動でダイヤルアップ接続の設定をする
接続に関する詳細設定 ............................ 156
... 109
 ... 110
 ... 140
... 142
 ... 145
... 154
電源設定を行う(省電力機能を使う)................. 157
電源プランの設定 .................................... 157
本機を省電力状態にする ........................ 158
省電力状態に移行する方法..................... 160
そのほかの機能 ..................................................... 163
IEEE1394コネクタ............................... 163
スピードステップ機能 ............................ 163
セキュリティロックスロット................. 164
システムの拡張
拡張できる装置 ..................................................... 166
メモリの装着 .........................................................167
メモリの仕様............................................ 167
作業時の注意............................................ 167
メモリの交換............................................ 168
メモリ交換後の作業 ................................ 171
外付け可能な周辺機器.......................................... 172
BIOSの設定
BIOSの設定を始める前に.................................... 174
BIOSSetupユーティリティの操作................... 175
BIOSSetupユーティリティの起動 ..... 175
BIOSSetupユーティリティの操作 ..... 176
設定値をもとに戻すには ........................ 179
Passwordの設定.................................... 180
BIOSSetupユーティリティの終了 ..... 182
BIOSSetupユーティリティの設定項目........... 183
Mainメニュー画面 .................................. 183
Advancedメニュー画面 ........................ 184
Securityメニュー画面 ........................... 185
Powerメニュー画面 ............................... 187
Bootメニュー画面 .................................. 187
Exitメニュー画面 .................................... 188
BIOSSetupユーティリティの設定値
 ... 189
ソフトウェアの再インストール
再インストールする前に必ずお読みください ... 192
再インストールが必要な場合................. 192
重要事項 ................................................... 192
ソフトウェアの再インストールを行う............... 193
必要なメディア........................................ 193
インストールの順番 ................................ 193
インストール作業における確認事項 ..... 194
14
Windowsのインストール ...................... 196
WindowsVistaをインストールする... 197
リカバリツールのインストール............. 200
本体ドライバのインストール................. 200
AdobeReaderのインストール............ 202
セキュリティソフトウェアのインストール
マニュアルびゅーわのインストール..... 203
Nero7Essentialsのインストール.... 203
WinDVDのインストール ....................... 204
JWordPluginのインストール.............. 204
gooスティックのインストール ............. 205
そのほかの作業........................................ 205
... 202
内蔵スピーカの不具合............................. 231
インストール時の不具合......................... 231
FAXモデムの不具合................................ 232
システム診断ツールを使う .................................. 235
システム診断を実行する......................... 235
トラブル時に役立つ機能 ...................................... 236
セーフモードでの起動............................. 236
システムの復元 ........................................ 236
Windows回復環境(WindowsRE)を使う
警告メッセージ/警告音 ........................................ 241
 ... 238
付録
こんなときは
トラブルが発生したら.......................................... 210
困ったときに .........................................................211
コンピュータが起動できない場合......... 212
コンピュータ本体の不具合..................... 216
省電力機能に関する不具合..................... 218
バッテリパック使用時の不具合............. 219
キーボードの不具合 ................................ 220
タッチパッドの不具合 ............................ 221
LCDユニットの不具合 ........................... 222
HDDの不具合 .......................................... 223
光ディスクドライブの不具合................. 223
無線LAN機能の不具合(無線LAN搭載時の
み) ............................................................. 226
セキュリティチップのセキュリティ機能
(TPM)の不具合 .................................... 227
ソフトウェアの不具合 ............................ 227
メモリの不具合........................................ 230
PCカードの不具合 .................................. 230
メモリカードの不具合 ............................ 231
お手入れ ................................................................. 244
本機のお手入れ ........................................ 244
データのバックアップ .......................................... 245
バックアップ方法 .................................... 245
バックアップCDの作成........................................ 246
バックアップCDの作成方法................... 246
バックアップCDからインストールを行うには
電子マニュアルのダウンロード........................... 248
ダウンロードできるそのほかのデータ セキュリティチップ(TPM)によるデータの暗号化
HDD領域(ドライブ)の分割・変更・作成...... 250
HDD領域を分割して使用する(概要)
Cドライブを分割・変更する.................. 251
Cドライブ以外のドライブを作成・変更する
Cドライブ以外のドライブを削除する
リチウム電池の交換 .............................................. 258
ATコマンドの使用 ................................................ 259
コンピュータを廃棄するときは........................... 260
HDDのデータを消去する ....................... 260
機能仕様一覧.......................................................... 262
索引 ......................................................................... 264
... 247
... 248 ... 249
 ... 250
... 254  ... 257
15
16

はじめに

本機を使い始める前に知っておいていただきたい事項について説明し ます。
「マニュアル中の表記について」........................................................................... 18
「本製品の仕様とカスタマイズについて」 ........................................................... 22

マニュアル中の表記について

本書では次のような記号を使用しています。
安全に関する記号
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡 または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害 を負う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生 が想定される内容を示しています。
一般情報に関する記号
制限事項です。
機能または操作上の制限事項を記載しています。
『  』
参考事項です。
覚えておくと便利なことを記載しています。
本書とは別のマニュアルを示します。
例)『梱包品の確認』:本機に添付の『梱包品の確認』を示 します。
参照ページを示します。
操作手順です。
ある目的の作業を行うために、番号に従って操作します。
で囲んだマークはキーボード上のキーを表します。
Enterキーを表します。また、 のことで す。このように必要な部分のみを記載しているため、キー トップに印字された文字とは異なる場合があります。
+
+の前のキーを押したまま+の後のキーを押します。
この例では、 を押したまま を押します。
18
名称の表記
本書では、本機で使用する製品の名称を次のように表記しています。
HDD ハードディスクドライブ FD フロッピーディスク FDD フロッピーディスクドライブ 光ディスクメディア CDメディア、DVDメディアなど 光ディスクドライブ 光ディスクメディアを使用するためのドライブの総称 メモリカード
メモリースティック、マルチメディアカード、SDメモリーカード の総称
オペレーティングシステム(OS)に関する記述
本書では、オペレーティングシステム(OS)の名称を次のように略して表記し ます。
はじめに
HDD容量の記述
TM
Ultimate
TM
Business
TM
HomePremium
TM
HomeBasic
WindowsVista
WindowsVista WindowsVista WindowsVista WindowsVista
本書では、HDD容量を1KB1000Byteとして記載しています。
19
マニュアル中の表記について
WindowsVistaの画面表示に関する記載方法
本書では、Windows Vistaの画面に表示される各箇所の名称を次のように記載し ます。
アイコン
スタートボタン
ボタンの記載方法
タブ
ボタン
デスクトップ
タスクバー 通知領域
20
ボタンは[ ]で囲んで記載します。
例) :[OK
スタートメニューの記載方法
スタートメニューのボタン類は、次のように記載します。
[スタート]
[]
[]
WindowsVistaの画面操作に関する記載方法
本書では、Windows Vistaの画面上で行う操作手順を次のように記載します。
z 記載例
[スタート]−「すべてのプログラム」−「InternetExplorer」をクリックします。
z 実際の操作
(1)[スタート]をクリックします。 (2) 表示されたメニューから「すべてのプログラム」をクリックします。 (3) 表示されたメニューから「InternetExplorer」をクリックします。
はじめに
(3)
(2)
(1)
※表示される項目は、システム構成によって異なります。
21

本製品の仕様とカスタマイズについて

本製品は、ご購入時にお客様が選択されたオプションによって、仕様がカスタ マイズされています。 CPUの種類・メモリ容量・光ディスクドライブなど、選 択した仕様にあわせて、お客様 オリジナルのコンピュータとして組み立て、納 品されています。
仕様によって必要なマニュアルについて
本製品の操作に必要なマニュアルは、お客様が選択された仕様によって、ユー ザーズマニュアル (本書)とは別に添付されている場合があります。 お使いになる仕様によって必要となるマニュアルは、下記のとおり別冊や電子 マニュアルなどの形式で添付されています。ご確認ください。
z 本製品に同梱されている別冊マニュアル z CD-ROMなどに登録されている電子マニュアル(PDFファイルなど) z コンピュータに登録されている「マニュアルびゅーわ」から閲覧
22
第1章

第1章使い始めるまでの準備

本機の接続方法、電源の入れ方や切り方、Windowsのセットアップに ついて説明します。
「ご使用の前に」...................................................................................................... 24
「各部の名称と働き」 .............................................................................................. 29
「コンピュータの設置」 .......................................................................................... 34
「電源の入れ方とWindowsのセットアップ」 ..................................................... 41
「Windows使用時の確認事項」 ............................................................................ 49
「本機の終了方法」.................................................................................................. 55

ご使用の前に

コンピュータを使い始めるまでの手順
`
購入後にはじめて本機を使用する場合は、次の手順で作業を行ってください。
梱包品の確認
まず、梱包品に不足や不良がないかを確認します。
『梱包品の確認』
安全にお使いいただくために・製品保護上の注意
本機を正しく安全にお使いいただくための情報を確認します。
必ずお読みください。
p.2 「安全にお使いいただくために」
p.8 「製品保護上の注意」
マニュアル中の表記について
本書で使用している記号や用語の表記方法について確認します。
p.18 「マニュアル中の表記について」
本製品の仕様とカスタマイズについて
本機の仕様とカスタマイズについて確認します。
p.22 「本製品の仕様とカスタマイズについて」
ご使用の前に
本機を使用する前に必要な情報を確認します。
p.24 「ご使用の前に」
各部の名称と働き
各部の名称と働きを確認します。
p.29 「各部の名称と働き」
コンピュータの設置
各機器の接続を行い、本機を使用可能な状態にします。
p.34 「コンピュータの設置」
電源の入れ方とWindowsのセットアップ
電源を入れ、Windowsをはじめて起動したときに実行される
Windowsのセットアップを行います。
p.41 「電源の入れ方とWindowsのセットアップ」
24
ご使用前の確認事項
`
貼付ラベルの確認
本機の次の場所には、製品情報が記載されたラベルが貼られています。本機を ご使用の前に、ラベルが貼られていることを確認してください。ラベルは絶対 にはがさないでください。
z お問い合わせ情報シール
お問い合わせ情報シールには、型番や製造番号が記載されています。当社に サポート・サービスに関するお問い合わせをいただく際には、これらの番号 が必要です。 お問い合わせ情報シールに記載されている製造番号は、『サポート・サービ スのご案内』の表紙に書き写しておいてください。
z COAラベル
COAラベル(Windows Certificate of Authenticityラベル)は、正規のWindows商品 を購入されたことを証明するラベルです。 万一、COAラベルを紛失された場合、再発行はできません。
第1章 使い始めるまでの準備
お問い合わせ 情報シール
サポート・サービスのご案内
別冊子『サポート・サービスのご案内』には、当社のサポートやサービスの内 容が詳しく記載されています。 困ったときや、万一の場合に備えてお読みいただくことをおすすめします。
COAラベル
25
ご使用の前に
本機の特長
`
本機の特長は、次のとおりです。
26
z
CPU性能
インテルCore 2 Duoプロセッサを搭載しています。
z
メモリ容量
最大2GBのメモリを搭載できます。
z
表示装置
15.4WSXGA+または15.4WUXGA液晶ディスプレイを搭載しています。 外付けディスプレイ(デジタル接続およびアナログ接続)にも表示できます。
z
メモリカードスロット
メモリースティック(Pro対応)、マルチメディアカード、SDメモリーカード に対応のスロットを装備しています。
z
PCカードスロット
PC Card Standard準拠CardBus対応のPCカードスロットを装備しています。
z
オペレーティングシステム
Windows Vistaをインストール済みです。
z ネットワーク機能
• 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T対応のLANコネクタを装備しています。
• IEEE802.11a/b/gに対応した無線LANを搭載しています。 (無線LAN搭載時のみ)
z そのほか
モデム機能、USB2.0機能、IEEE1394機能を搭載しています。
セキュリティチップ(TPM)のセキュリティ機能を搭載しています。
• Bluetooth機能を搭載しています。
第1章 使い始めるまでの準備
添付されているソフトウェア
`
本機に添付のCDDVDや、HDDの消去禁止領域に登録されているソフトウェアは、次のとおりです。 購入時のシステム構成によって、登録されているソフトウェアは異なります。
表中記号の見方
購入時には、HDDにインストールされています。
購入時には、HDDにインストールされていません。Windowsのセットアップ後に必要に応じてイ ンストールしてください。
WindowsVistaリカバリDVDに登録されているソフトウェア
Windows VistaリカバリDVDはWindows Vistaを再インストールする際に使用します。
WindowsVistaリカバリDVDに登録されているソフトウェア 購入時の状態
z WindowsVista
本機のオペレーティングシステム(OS)です。
リカバリツールCDに登録されているソフトウェア
リカバリツールCDはリカバリツールを再インストールする際に使用します。
リカバリツールCDに登録されているソフトウェア 購入時の状態
z リカバリツール
HDDの消去禁止領域に登録されている本体ドライバやソフトウェアを再インストー ルするためのプログラムです。
z システム診断ツール
コンピュータの調子が悪いときにシステム診断を行うためのツールです。
HDDの消去禁止領域に登録されているソフトウェア
本体ドライバや本機で使用するソフトウェアは、HDDの「消去禁止領域」に登録されており、リカバリ ツールからインストールします。 書き込み機能のある光ディスクドライブ搭載モデルの場合、リカバリツールを使用してHDDの「消去禁 止領域」に登録されている本体ドライバやソフトウェアを、CDにバックアップすることができます。
p.246 「バックアップCDの作成方法」
HDDに登録されているソフトウェア 購入時の状態
z インテル945PMチップセット用ドライバ
メインボード上のデバイスを使用するためのドライバです。
z ビデオドライバ
Windowsを高解像度・多色で表示するためのドライバです。
z サウンドドライバ
音を鳴らしたり、録音するためのドライバです。
27
ご使用の前に
HDDに登録されているソフトウェア 購入時の状態
z タッチパッドドライバ
タッチパッドを使用するためのドライバです。
z ネットワークドライバ
ネットワーク機能(有線LAN)を使用するためのドライバです。
z 無線LANドライバ(無線LAN搭載時のみ)
無線LANを使用するためのドライバです。
z メモリカードドライバ
メモリカードスロットを使用するためのドライバです。
z FAXモデムドライバ
FAX モデム機能を使用するためのドライバです。
z インスタントキードライバ
と組み合わせて使用する機能キーや、インスタントキーを使用するためのドラ
イバです。
z セキュリティチップユーティリティ
セキュリティチップ(TPM)の設定を行うためのユーティリティです。
z Java2RuntimeEnvironment
Javaアプリケーションを実行するためのソフトウェアです。
z インフォメーションメニュー
本機に添付のマニュアルやサポートページを閲覧するためのユーティリティです。
z AdobeReader
PDFPortable Document Format)形式のファイルを表示したり、印刷したりするための ソフトウェアです。
z NortonInternetSecurity90日版
ウイルス駆除機能、不正アクセス防止機能、フィッシング詐欺検出機能などを備えた セキュリティソフトウェアです。
z JWordPlugin
Internet Explorerのアドレスバーから、日本語でインターネットを検索できるソフト ウェアです。
z gooスティック
Internet Explorerのツールバーに、検索サービス「goo」の検索ボックスを追加するソフ トウェアです。
z Hotkeyユーティリティ
インスタントキーにアプリケーションを割り当てるためのユーティリティです。
z マニュアルびゅーわ
本機に添付されているマニュアルやお知らせを見るためのソフトウェアです。
z Nero7Essentials
光ディスクドライブの書き込み機能を使用するためのソフトウェアです。
z WinDVD
DVD VIDEOを再生するためのソフトウェアです。
28

各部の名称と働き

正面・左側面
`
a:
b:
c:
d:
e:
f:
a: LCDユニット
LCD画面やLCDラッチを含めた画面
部分の総称です。
b: LCD画面
入力した文字や、作業内容を表示します。
c: セキュリティロックスロット
市販の盗難抑止用ケーブル(ワイ ヤー)を接続します(ケンジントン社 製セキュリティロックに対応してい ます)。
d: 光ディスクドライブ
CD-ROMなどの光ディスクメディア
の読み込みや書き込みなどを行うこ とができます。
e: イジェクトボタン
ディスクトレイを開けるときに押します。
g:
h: i:
j:
f: イジェクトホール
ディスクトレイが開かなくなった場 合に使用します。
g: 内蔵スピーカ
警告音(ビープ音)や音声などを鳴ら します。
h: キーボード
文字の入力やアプリケーションの操 作などを行います。
i: タッチパッド
指を軽く乗せて動作することにより、 画面上のポインタを操作します。
j: クリックボタン
マウスの左右のボタンに相当します。
位置はお使いの光ディスクドライブによって異なります。光ディスクドライ ブのPDFマニュアルをご覧ください。 PDFマニュアルは、「インフォメーションメニュー」の「マニュアルびゅー わ」からご覧になれます。
p.49 「インフォメーションメニューを使う」
29
各部の名称と働き
前面
c:
b:
a:
e:
a: バッテリ充電ランプ
d:
f: i:
g:
バッテリの充電状態を示します。 点 灯:充電中 消 灯:満充電
b: 無線LAN状態ランプ (無線LAN 搭
載時のみ機能)
無線LAN有効時に点灯します。購入 時、無線LANは無効に設定されてい
ます。
c: Bluetooth状態ランプ
Bluetoothを有効に設定すると、緑色
に点灯します。
d: 電源ランプ
電源状態を示します。 緑点灯:通常の状態 緑点滅:スリープ状態 消 灯:電源切断時または休止状態
h:
e: 無線LANスイッチ (無線LAN搭載
時のみ機能)
無線LAN ON/OFF を切り替えま
す。
f: LCDラッチ
LCDユニットを開閉します。
g: マイク入力コネクタ 
マイクを接続します。
h: ヘッドフォン出力 / 光デジタルオー
ディオ出力(S/PDIF)コネクタ
スピーカ、ヘッドフォンや光デジタ ルオーディオ機器(MDデッキなど)
と接続して、本機の音声を出力しま す。
i:
メモリカードスロット
メモリカードをセットし、データの 読み出しや書き込みなどを行いま す。
30
インスタントキー/電源スイッチ/ステータス表示ランプ
第1章 使い始めるまでの準備
g:
f: h: i:
b: c:a: e:d:
a: U1キー /U2キー
割り当てたアプリケーションを起
動します。
p.81 U1U2キーを割り当
てる」
b: インフォメーションキー
インフォメーションメニューを起
動します。
c: Bluetoothキー
Bluetooth機能のON/OFFを切り替え
ます。キーを押すたびにON/OFF
切り替わります。
d: タッチパッドキー
タッチパッドの有効/無効を切り替
えます。キーを押すたびに、有効/無
効が切り替わります。
e: 電源スイッチ
本機の電源を入れたり、本機を終了
したりします。また、スリープ状態
や休止状態からの復帰にも使用し
ます。
f: NumLockランプ
Num Lockキーの設定状態を表示し
ます。設定をONにすると緑色に点 灯し、数値キーモードで入力できま
す。
g: CapsLockランプ
Caps Lockキーの設定状態を表示し
ます。設定をONにすると緑色に点 灯します。
h: ScrollLockランプ
Scroll Lockキーの設定状態を表示し ます。
i: アクセスランプ
HDDや光ディスクドライブへのア
クセス中に緑色に点灯します。
アクセスランプが点灯しているときに電源を切ったり、コンピュータを再起動し ないでください。データが破損するおそれがあります。
31
各部の名称と働き
右側面・背面
`
d: i:
e: h:b:a: c: f:
a: PCカードイジェクトボタン
PCカードを取り出すときに押しま
す。
b: PCカードスロット
PC Card Standard 規格準拠のPCカー
ドをセットして使用します。
c: USBコネクタ
USB2.0対応機器を接続します。
d: IEEE1394コネクタ(4ピン)
IEEE1394機器を接続します。
e: S-ビデオ出力端子
テレビのS端子と接続して、本機の
画像を表示します。
f: DVI-Dコネクタ
DVI-D入力端子を装備している外付
けディスプレイとDVI-D(デジタル) ケーブルで接続します。
DVI-I(アナログ・デジタル両用) ケーブルでは接続できません。
j:
g:
g: VGAコネクタ
VGA入力端子を装備している外付
けディスプレイとVGA(アナログ) ケーブルで接続します。
h: モデムコネクタ
電話回線と接続します。
i: LANコネクタ
ネットワークと接続します。
j: ACアダプタコネクタ
付属のACアダプタを接続します。
k: 通風孔
コンピュータ内部で発生する熱を 逃がします。
k:
c:
32
`
第1章 使い始めるまでの準備
底面
a:
b:
b:
c:
a: バッテリパック
付属のバッテリパックを装着しま
す。
b: 通風孔
コンピュータ内部に外気を取り入
れます。
c: リセットホール
強制的にコンピュータの電源を切 るときに使用します。
33

コンピュータの設置

本機を使用できる状態にするために、バッテリパックを装着したり、ACアダプ タを接続したりする手順を説明します。プリンタなどの周辺機器を接続する場 合は、Windowsのセットアップ終了後に周辺機器に添付のマニュアルを参照し て行ってください。
設置における注意
z ひざの上で長時間使用しないでください。本機底面が熱くなり、低温火傷の
原因となります。
z 不安定な場所(ぐらついた台の上や傾いた所など)に置かないでください。落
ちたり、倒れたりして、けがをする危険があります。
z 本機の通風孔をふさがないでください。通風孔をふさぐと内部に熱がこもり、
火災の危険があります。設置の際は次の点を守ってください。
・ 押し入れや本箱などの風通しの悪いところには設置しない。 ・ じゅうたんや布団の上には設置しない。 ・ 毛布やテーブルクロスのような布をかけない。
各種コードやバッテリパック装着時の注意
z ぬれた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因となります。 z 電源コードのたこ足配線はしないでください。発熱し、火災の原因となりま
す。家庭用電源コンセント(交流100V)から電源を直接取ってください。
z 電源プラグを取り扱う際は、次の点を守ってください。取り扱いを誤ると、火
災の原因となります。
・ 電源プラグは、ホコリなどの異物が付着したまま差し込まない。 ・ 電源プラグは刃の根元まで確実に差し込む。
34
各種コード(ケーブル)は、マニュアルで指示されている以外の配線をしないで ください。配線を誤ると、火災の危険があります。
設置する
1
本機を設置場所(机などの丈夫で水平な台の上)に置きます。
背面や側面の通風孔をふさがないようにしてください。
バッテリパックを装着する
第1章 使い始めるまでの準備
通風孔
通風孔
2
バッテリパックを装着します。
(1) 本機の底面部を上にして置きます。
(2) 底面右側のラッチ( )をロック解除位置( )までスライドさせます。
(2)
ラッチ
35
コンピュータの設置
(3) 下図のとおりバッテリパックを本機にあわせます。 (4) バッテリパックを矢印の方向に「カチッ」と音がするまで押し込みます。
バッテリパックが固定されます。
(4)
(5) 底面右側のラッチ( )をロック位置までスライドさせます。
36
出荷時にバッテリパックは満充電状態ではありません。本機をバッテリパック だけで使用する場合は、使用前に充電が必要です。
p.62 ACアダプタ/バッテリパックを使う」
ネットワークへ接続する
3
ネットワーク(有線LAN)を使用する場合は、市販のLANケーブルでネッ
トワークと接続します。
市販のLANケーブルをLANコネクタ( )に「カチッ」と音がするまで差し
込みます。
インターネットに接続する場合は、通信サービス会社やプロバイダから提供
されたマニュアルをご覧ください。
LANケーブル
第1章 使い始めるまでの準備
LANコネクタ
37
コンピュータの設置
電話回線に接続する
4
FAXモデムを次の回線に接続しないでください。発熱して火災の原因となりま す。
z 構内交換機(PBX) z 2線式でない回線(ホームテレホンやビジネスホンなど) z ISDN対応公衆電話のデジタル側ジャック
FAXモデム機能を使用する場合は、電話回線への接続を行います。
(1) 付属のモジュラコードをモデムコネクタ( )に「カチッ」と音がするま
で差し込みます。
(2) モジュラコードのもう一端を電話回線に差し込みます。
モデムコネクタ
モジュラコード
38
ACアダプタを接続する
本機を持ち運ぶ必要がない場合は、通常ACアダプタを接続して使用します。
5
ACアダプタをコンピュータと家庭用電源コンセントに接続します。
(1) ACアダプタのプラグ部を本機背面のACアダプタコネクタ( )に接続
(2) 電源コードをACアダプタと家庭用電源コンセントに接続します。
第1章 使い始めるまでの準備
します。
プラグ端子部が見えなくなり、「カチッ」と音がするまでしっかりと押 し込みます。
DCIN
(1)
ACアダプタ
ランプ点灯
(2)
(2)
39
コンピュータの設置
LCDユニットを開ける
6
前面のLCDラッチを奥に押して、LCDユニットを開きます。
LCDユニットは、見やすい角度に調節してください。
LCDラッチ
LCDユニット
40
これでコンピュータの設置は終了です。

電源の入れ方とWindowsのセットアップ

ここでは、コンピュータを購入後にはじめて電源を入れてから、Windowsを使 用できる状態にするまでの作業について説明します。
Windowsが使用できるようになるまでの作業
`
作業の流れは、次のとおりです。詳細は、「電源を入れる前に」以降の手順に 従って作業を行ってください。
コンピュータの電源を入れる
Windowsのセットアップ作業を行う
Windowsのセットアップ作業終了後に必要な作業を行う
Windows使用時の確認事項をよく読む
電源を入れる前に
`
Windowsのセットアップ
Windowsのセットアップ」は、コンピュータが届いてから、はじめて電源を入
れたときにユーザー情報などを設定するプログラムです。画面に表示される メッセージに従って、セットアップを簡単に行うことができます。
Windowsが使用できるようになる
41
電源の入れ方とWindowsのセットアップ
タッチパッドの使い方
Windowsのセットアップは、タッチパッドの操作で行います。セットアップで 必要なタッチパッドの基本操作は、次のとおりです。
z ポインタを動かす
人差し指をタッチパッドのパッド面に触れたまま前後左右に動かすと、 Windows画面に表示されているポインタも指と同じ動きをします。
ポインタ
パッド面
z ボタンをクリックする
(1) 指を動かして、ポインタを画面のボタンの上に重ねます。 (2) 左クリックボタンを、1回「カチッ」と押して離します。
この動作を「クリック」と言います。 ボタンをクリックすると、ボタンに表示されている操作が実行されます。
左クリック ボタン
ボタン
ポインタ
42
電源の入れ方とWindowsの起動
`
本機の電源の入れ方は、次のとおりです。
1
電源スイッチ( )を押して、本機の電源を入れます。
電源ランプ( )が点灯します。
電源を入れたときに電源ランプが点灯しない場合は、ACアダプタやバッテ
リパックが正しく接続されているか確認してください。
第1章 使い始めるまでの準備
電源スイッチ
電源ランプ
2
黒い画面の中央に「EPSON」と表示され、しばらくするとWindows が起
動します。
次の調節をして画面を見やすくします。
角度
z
LCDユニットの角度を調節します。
z 画面の明るさ
+ ()暗くなります。 + ()明るくなります。
続いてWindowsのセットアップを行います。
p.44 Windowsのセットアップ」
43
電源の入れ方とWindowsのセットアップ
Windowsのセットアップ
`
セットアップ中に入力する項目について
Windowsのセットアップ中に入力する項目の中で、特に注意が必要な項目につ いて記載しています。入力の際に参考にしてください。
z ユーザー名
セットアップ中に入力するユーザー名(アカウント)は管理者(Administrator) となります。
z パスワード
パスワードを設定すると、設定したユーザー名(アカウント)でログオン時 にパスワードの入力が要求されます。 パスワードを設定した場合は、絶対に忘れないようにしてください。
z コンピュータ名
「コンピュータ名」は、本機をネットワーク(家庭内LANや社内LAN)に接
続して使用する場合などに必要です。セットアップ時は、すでに任意のコン ピュータ名が入力されています。
ネットワークに接続しない場合
セットアップ時にコンピュータ名を変更する必要はありません。
ネットワークに接続する場合
ネットワーク上にあるほかのコンピュータ名と重複しないように、コン ピュータ名を変更します。
44
管理者(Administrator)について
管理者(Administrator)のアカウントでログオンすると、すべての機能にアク セスすることができます。本機の設定を変更するときやWindowsを再インス トールする場合などには、管理者(Administrator)のアカウントでログオンし、 作業を行います。
WindowsVistaのセットアップ
電源を入れた後、しばらくすると自動的に「Windows Vistaセットアップ」画面 が表示されます。画面の指示に従って、セットアップを行ってください。 セットアップの流れは、次のとおりです。
次のように表示されていることを確認し、[次へ]をクリックします。
国または地域:日本
時刻と通貨の形式:日本語(日本)
キーボードレイアウト:Microsoft IME
画面に表示された条項を確認し、「ライセンス条項に同意します」にチェッ
クを付けて、[次へ]をクリックします。
ユーザー名、パスワード(任意)を入力し、画像を選択したら、[次へ]を
クリックします。
p.44 「セットアップ中に入力する項目について」
第1章 使い始めるまでの準備
Windowsのセットアップ
ライセンス条項をお読みになってください
ユーザー名と画像の選択
コンピュータ名を入力してデスクトップの背景を
選択してください
コンピュータ名を入力し、背景を選択したら、[次へ]をクリックします。
p.44 「セットアップ中に入力する項目について」
Windowsを自動的に保護するよう設定してください
保護の設定をクリックして選択します。
「推奨設定を使用します」を選択することをおすすめします。
時刻と日付の設定の確認
「タイムゾーン」が「大阪、札幌、東京」になっていることを確認し、「日
付」、「時刻」を設定して、[次へ]をクリックします。
お使いのコンピュータの現在の場所を選択してください
ネットワークに接続している場合、表示されます。
使用する場所を選択します。
ありがとうございます
[開始]をクリックします。デスクトップ画面が表示されるまで、約5分か
かります。
45
電源の入れ方とWindowsのセットアップ
Windows Vistaのデスクトップ画面が表示されます。
パスワードを設定した場合は、パスワード入力画面が表示されます。パス ワードを入力すると、デスクトップ画面が表示されます。
デスクトップ画面の表示
<壁紙は予告なく変更する場合があります>
これでWindows Vistaのセットアップは完了です。 続けて、 p.47 「セットアップ終了後の作業」 を行います。
ライセンス認証について
購入時に本機にインストールされているWindows Vistaおよび「Windows Vistaリ カバリDVD」より再インストールを行ったWindows Vistaは、ライセンス認証を 行う必要はありません。
46
セットアップ終了後の作業
`
Windows のセットアップが終了したら、次の作業を行います。
初期設定ツール
Windowsのセットアップが終了すると、「初期設定ツール」が自動的に起動しま す。「初期設定ツール」は、本機を使用する前に必要な設定を行うためのツー ルです。画面に従って設定を行ってください。
セキュリティソフトウェアのインストール
購入時、本機にセキュリティソフトウェアはインストールされていません。セ キュリティソフトウェアは、「初期設定ツール」の「セキュリティ設定」画面 の指示に従ってインストールしてください。
<通常の場合>
通常は、本機に標準添付の「Norton Internet Security 90日版」をインストールし ます。インストール方法は、本機に添付の『セキュリティソフトウェアをご使 用の前に』をご覧ください。
第1章 使い始めるまでの準備
<セキュリティソフトウェアをオプション購入された場合>
本機購入時にオプション選択でセキュリティソフトウェアの製品版を購入さ れた場合は、「セキュリティ設定」画面で製品版を選択してインストールして ください。 セキュリティソフトウェアによっては、「初期設定ツール」からインストール ができない場合があります。初期設定ツールの終了後、セキュリティソフト ウェアのCDからインストールを行ってください。
ネットワークに接続する
ネットワーク機能(有線LAN)や、無線LAN機能(無線LAN搭載時のみ)を使用 する場合は、ネットワーク接続に関する情報が必要です。お使いのネットワーク 機器に添付のマニュアルなどをご覧ください。
FAXモデムの設定
FAX モデムを使用してインターネットへ接続する場合は、設定を行います。
p.130 「ネットワーク(有線LAN)を使う」 p.131 「無線LANを使う(無線LAN搭載時のみ)」
p.140 「インターネットに接続するには」 p.151 FAXモデムを使う」
47
電源の入れ方とWindowsのセットアップ
Hotkeyユーティリティのインストール
Hotkeyユーティリティをインストールすると、インスタントキーにお好きなア プリケーションを割り当てることができます。購入時にはHotkeyユーティリ ティはインストールされていません。必要に応じてインストールを行ってくだ さい。
p.81 U1U2キーを割り当てる」
48

Windows使用時の確認事項

「セットアップ終了後の作業」が終わると、Windowsを使用できます。ご使用の
前に次の事項を確認してください。 Windowsの使用方法は、「Windowsのヘルプ」をご覧ください。
音量の調節
`
Windows起動時に音が鳴らない、または音が大きすぎたり小さすぎたりする場 合には、音量を調節します。 次のキーを操作してください。
キー操作 状 態
 
 
インフォメーションメニューを使う
`
本機には、本機に添付されているマニュアルを見たり、サポートページに簡単 にリンクしたりすることができる「インフォメーションメニュー」が搭載され ています。
起動方法
「インフォメーションメニュー」は次の方法で起動します。
z インフォメーションキー( )を押す。
p.81 「インスタントキー」
z デスクトップ上の次のアイコンをダブルクリックする。
一度押すとミュート(消音)になり、もう一度押 すとミュートが解除される。
音量が小さくなる。
音量が大きくなる。
49
Windows使用時の確認事項
「インフォメーションメニュー」が起動すると次の画面が表示されます。
インフォメーションメニューの項目
「インフォメーションメニュー」の各項目の内容は次のとおりです。
z
マニュアルびゅーわ
本機に添付されている電子マニュアルを閲覧するためのツールです。ユー ザーズマニュアル(本書)のHTMLマニュアルや光ディスクドライブの取扱 説明書、本機に添付されているソフトウェアのPDFマニュアルなどを画面上 で見ることができます。
50
「警告」が表示された場合は
電子マニュアルを閲覧しようとすると、情報バーと呼ばれるInternet Explorer のアドレスバーの下方に「セキュリティ保護のため、このコンピュータにアク セスする可能性のあるスクリプトやActiveXコントロールを実行しないよ う・・・」と警告が表示される場合があります。 この場合は、情報バーをクリックし、「ブロックされているコンテンツを許 可」をクリックしてください。
z PCお役立ち情報
コンピュータに関するちょっと便利で役立つ情報や用語集を掲載していま す。マニュアルとあわせてご覧になり、コンピュータを使用する際の参考に してください。
z
とらぶる解決ナビ
技術的な情報やトラブルの解決方法を収録しています。本機の調子が悪い場 合に、本書の「困ったときに」とあわせてご覧ください。
p.210 「トラブルが発生したら」
第1章 使い始めるまでの準備
ユーザーサポートページ(Web)
z
技術的な情報やトラブルの解決方法、保証サービスなどについてご案内して
います。マニュアルやドライバ、BIOSの最新バージョンもダウンロードで
きます。
「ユーザーサポートページ」を閲覧するには、インターネットへの接続が必
要です。
z
サポート情報検索(Web)
「とらぶる解決ナビ」に収録されていない最新のサポート情報を掲載してい
ます。「とらぶる解決ナビ」で本機の不具合が解決できなかった場合にご覧
ください。
「サポート情報検索」を閲覧するには、インターネットへの接続が必要です。
z
トラブルが解決しなかったら
技術的なご質問や修理依頼などの問い合わせ先、メールサポートの方法など
を掲載しています。マニュアルや当社のユーザーサポートページを参照して
も、トラブルが解決しない場合にご覧ください。
Windowsの修復
`
本機のHDDには「Windows回復環境」が設定されています。これは、Windows が起動できないなどの不具合を修復する機能です。
Windowsが起動できないときなどは実行してみてください。
p.238 Windows回復環境(Windows RE)を使う」
復元ポイントを作成する
`
「システムの復元」機能で「復元ポイント」を作成しておくと、本機の動作が
不安定になった場合、「システムの復元」機能を使用して、作成しておいた「復 元ポイント」までシステムの状態を戻すことができます。
「復元ポイント」は通常、ソフトウェアのインストールなどを行った際に自動
的に作成されますが、手動で作成しておくこともできます。「復元ポイント」の 作成方法は次をご覧ください。
p.237 「復元ポイントを手動で作成する」
セキュリティ対策を行う
`
コンピュータを外部と接続することで高まる危険から、コンピュータを守るた めの設定や確認を行います。 インターネットなどに接続する場合は、セキュリティ対策を行ってください。
p.145 「インターネットを使用する際のセキュリティ対策」
51
Windows使用時の確認事項
画面が消えたときは(省電力機能)
`
本機は、一定時間タッチパッドやキーボードの操作をしないと、省電力機能が 働いて画面表示が消えるように設定されています。画面表示が消えて、コン ピュータの電源ランプが点滅している場合は、「スリープ状態」になっていま す(購入時の設定)。この場合は電源スイッチを押すか、キーボードを操作す ると元に戻ります。
p.162 「省電力状態からの復帰方法」
フォルダメニューの表示
`
Windows Vistaでは、「ファイル」や「ツール」などのフォルダメニューが標準 では表示されません。 フォルダメニューを表示したい場合は、 を押します。もう一度 を押 すと、フォルダメニューは表示されなくなります。
常にフォルダメニューを表示する
常にフォルダメニューが表示されるようにしたい場合は、次の設定をしてくだ さい。
1
[スタート]−「コントロールパネル」−「デスクトップのカスタマイズ」
−「フォルダオプション」−「表示」タブ−「常にメニューを表示する」に チェックを付けます。
フォルダメニュー
52
ユーザーアカウントを作る
`
本機を何人かで共同で使用する場合は、ユーザーアカウントを作成します。 ユーザーアカウントをいくつか作成すると、Windowsをユーザーごとに切り替 えて、各ユーザーの構成で本機を使用することができます。
ユーザーアカウントの作成
ユーザーアカウントの作成は、次の場所で行います。
[スタート]−「コントロールパネル」−「ユーザーアカウント」−「ユー
ザーアカウント」−「別のアカウントの管理」−「新しいアカウントの作成」
アカウント権限は、ユーザーに応じて設定してください。
ユーザーアカウントの種類
ユーザーアカウントの種類には、次の2つがあります。
z
管理者
すべてのシステム項目にアクセスし、設定を変更したり、ドライバ、ソフト
ウェアのインストールをすることができます。
購入時やリカバリ時のWindowsのセットアップで入力したユーザー名(アカ
ウント)は、「管理者」になります。
z
標準ユーザー
一部のシステム項目の変更や、ドライバ、ソフトウェアのインストールは行
うことができません。管理者のパスワードを入力すれば、変更やインストー
ルが可能になります。
第1章 使い始めるまでの準備
53
Windows使用時の確認事項
ユーザーアカウント制御画面
`
が表示されているシステム項目にアクセスしようとしたり、ドライバやソ フトウェアのインストールをしようとすると、「ユーザーアカウント制御」画 面が表示されます。これは、項目にアクセス制限がかけられているためです。
表示される「ユーザーアカウント制御」画面は、アカウント(管理者または標 準ユーザー)により異なります。本書の手順は、管理者アカウントでログオン した状態を前提に記載しています。
54

本機の終了方法

ここでは、本機の終了方法や再起動方法について説明します。 本機の終了方法には次の2つがあります。
通常の終了(スリープ)
z
通常は、本機を「スリープ状態」にして終了します。
p.55 「通常の終了(スリープ)」 スリープ状態にすると、作業内容がメモリに保存され、画面表示が消えて本 機は低電力の状態になります。スリープ状態からは、数秒で通常の状態に復 帰することができます。 スリープ状態についての詳しい説明は、 p.159 「省電力状態の種類」 ご覧ください。
本機を使用するときは、必ずバッテリパックを装着してください。スリープ時、 落雷などで電源が切れると、保存されていないデータは失われます。
z
電源を切る(シャットダウン)
次のような場合は、本機の電源を切って終了します。
p.56 「電源を切る(シャットダウン)」
完全に電源を切りたいとき
数日使用しないとき
周辺機器、バッテリなどの取り付け、取り外しをするとき
バッテリ残量が少なくなったとき
通常の終了(スリープ)
`
本機をスリープ状態にして終了する方法、スリープ状態から復帰させる方法に ついて説明します。
終了方法
本機をスリープ状態にして終了する方法は、次のとおりです。
1
[スタート]( )−[ ]をクリックします。
本機が「スリープ状態」になります。画面表示が消え、電源ランプが点滅し ます。
55
本機の終了方法
復帰方法
ほかの方法でスリープ状態にする
次の方法でも、本機をスリープ状態にすることができます。
[スタート]-[ ]-「スリープ」をクリックする
電源スイッチ( )を押す
+ )を押す
LCDユニットを閉じる
本機をスリープ状態から復帰させる方法は、次のとおりです。
復帰の際、周辺機器はスリープ状態に入る前と同じ状態にしてください。 スリープ中に周辺機器を取り外すなどして状態が異なると、正常に復帰できない 場合があります。
1
電源スイッチ( )を押します。
本機が通常状態に復帰します。 キーボードを操作しても復帰できます。
電源を切る(シャットダウン)
`
本機の電源の切り方、入れ方について説明します。
電源の切り方
本機の電源を切る(シャットダウンする)方法は、次のとおりです。
z 電源を入れなおす場合は、電源を入れるときに電気回路に与える電気的な負
荷を減らし、HDDなどの動作を安定させるために、20秒程度の間隔を空け てください。
z HDDなどのアクセスランプ点灯中に本機の電源を切ると、登録されているデー
タが破損するおそれがあります。
z 本機は、電源を切っていても、バッテリパックが装着されていたり電源プラ
グがコンセントに接続されていると、微少な電流が流れています。本機の電 源を完全に切るには、電源コンセントから電源プラグを抜き、バッテリパッ クを取り外してください。
56
1
[スタート]−[ ]−「シャットダウン」をクリックします。
Windowsが終了し、自動的に本機の電源が切れます。
2
接続している周辺機器の電源を切ります。
シャットダウン時の注意
電源の入れ方
第1章 使い始めるまでの準備
Windowsを複数のユーザーが使用している状態で電源を切ろうとすると、「ほか の人がこのコンピュータにログオンしています。…」と表示されます。この場 合は[いいえ]をクリックし、ログオンしているすべてのユーザーの画面に切 り替えて、それぞれログオフを行ってからシャットダウンをしてください。
シャットダウン状態から本機の電源を入れる方法は、次のとおりです。
z 周辺機器の電源をいつ入れるか周辺機器に添付のマニュアルで確認してくだ
さい。 電源を入れるタイミングがコンピュータより先か後かは、周辺機器により決 まっています。
z USBフラッシュメモリやUSBHDDなどのUSB記憶装置を接続している場合
は、外した状態で電源を入れてください。 接続した状態で電源を入れると、Windowsが起動しないことがあります。
z 電源を入れなおすときは、20秒程度の間隔を空けてから電源を入れてくださ
い。電気回路に与える電気的な負荷を減らして、HDDなどの動作を安定させ ます。
再起動
`
再起動方法
電源スイッチ( )を押します。
本機の電源が入り、Windowsが起動します。
電源が入っている状態で、本機を起動しなおすことを「再起動」といいます。 次のような場合には、本機を再起動する必要があります。
z 使用しているソフトウェアで指示があった場合 z Windowsの動作が不安定になった場合
本機の再起動方法は、次のとおりです。
1
[スタート]−[ ]−「再起動」をクリックします。
再起動しても状態が改善されない場合は本機の電源を切り、しばらくしてから 電源を入れなおしてみてください。
57
本機の終了方法
ハングアップしたときは
`
アプリケーションやWindowsがキーボードやタッチパッドからの入力を受け付 けず、何も反応しなくなった状態をハングアップといいます。 ハングアップした場合は、アプリケーションの強制終了を行います。アプリ ケーションの強制終了をしても状態が改善されない場合は、強制的に本機の電 源を切ります。
アプリケーションの強制終了
アプリケーションの強制終了方法は、次のとおりです。
1
2
3
4
強制的に電源を切る
1
++を
表示された項目から「タスクマネージャの起動」をクリックします。
Windowsタスクマネージャ」が起動します。
「アプリケーション」タブからハングアップしているアプリケーションを選
択して[タスクの終了]をクリックします。
「プログラムの終了」画面が表示されたら、[すぐに終了]をクリックします。
++を押しても反応がない場合は、強制的に本機の電源を切
ります。強制的に本機の電源を切る方法は、次のとおりです。
コンピュータの電源スイッチ( )を5秒以上押し続けます。
本機の電源が切れます。
58
リセットホールで強制的に電源を切る
本機底面にあるリセットホールを使用して、強制的に電源を切ることもできま す。リセットホールは電源スイッチを5秒以上押しても終了できない場合に使 用してください。
1
本機底面にあるリセットホールの位置を確認し、リセットホール( )に 先の細い丈夫なもの(ゼムクリップを引きのばしたようなもの)を差し込み
ます。
第1章 使い始めるまでの準備
リセットホール
59
本機の終了方法
60
第2章
第2章

コンピュータの基本操作

キーボードやタッチパッド、光ディスクドライブの使い方など、コン ピュータの基本的な操作方法について説明します。
「ACアダプタ/バッテリパックを使う」 ............................................................... 62
「タッチパッドを使う」 .......................................................................................... 72
「キーボードを使う」 .............................................................................................. 76
「HDDを使う」........................................................................................................ 83
「光ディスク(CD/DVD)ドライブを使う」...................................................... 85
「USB機器を使う」................................................................................................. 93
「PCカードを使う」................................................................................................ 95
「メモリカードを使う」 .......................................................................................... 100
「Bluetooth機能を使う」...................................................................................... 104
「画面表示をする」.................................................................................................. 113
「外付けディスプレイに表示する」....................................................................... 116
「サウンド機能を使う」 .......................................................................................... 125
「ネットワーク(有線LAN)を使う」 .................................................................. 130
「無線LANを使う(無線LAN搭載時のみ)」........................................................ 131
「インターネットに接続するには」....................................................................... 140
「インターネットを使用する際のセキュリティ対策」........................................ 145
「FAXモデムを使う」 ............................................................................................. 151
「電源設定を行う(省電力機能を使う)」 ............................................................. 157
「そのほかの機能」.................................................................................................. 163

ACアダプタ/バッテリパックを使う

本機はACアダプタまたはバッテリパックで使用することができます。
z ACアダプタや、バッテリパックの分解や改造をしないでください。また、本
機には、指定のACアダプタやバッテリパック以外は使用しないでください。 感電、火傷や、化学物質による被害の原因となります。 当社指定以外のACアダプタやバッテリパック、または分解、改造したACア ダプタやバッテリパック(当社での修理を除く)は、安定性や製品に関する 保証はできません。
z バッテリパックの端子をショートさせないでください。火傷の原因となりま
す。
z バッテリパックを火中に入れたり、加熱しないでください。破裂などで火傷
の原因となります。
z 小さなお子様の手の届く場所にバッテリパックを保管しないでください。な
めたりすると火傷や、化学物質による被害の原因となります。
z バッテリパックは落下させるなどの強い衝撃を与えないでください。破裂や
液漏れにより、火傷や化学物質による被害の原因となります。
z バッテリパックは指定されている以外の充電方法で充電しないでください。
発熱、発火や液漏れによる被害の原因となります。
z 付属の AC アダプタやバッテリパックは本機以外には使用しないでください。
火傷・火災の危険があります。
z ACアダプタを毛布や布団で覆わないでください。火傷・火災の危険がありま
す。
z 破損したACアダプタやバッテリパックを使用しないでください。火傷・火災
の危険があります。
z ひざの上で長時間使用しないでください。バッテリパックの熱で本機底面が
熱くなり、低温火傷の原因となります。
z ACアダプタを使用するときも、必ずバッテリパックを装着してください。ス
リープ時、落雷などで電源が切れると、保存されていないデータは失われま す。
p.159「省電力状態の種類」
z バッテリパックで使用しているときは、本機に電源が入っている状態でもAC
アダプタを抜き差しすることができますが、動作中はなるべくACアダプタを 抜かないでください。電源が切れている状態で抜いてください。
z ACアダプタを頻繁に抜き差しすることは避けてください。 z AC アダプタを長時間接続して使用すると、AC アダプタ本体が少し熱を持ち
ますが、故障ではありません。
ACアダプタの接続方法は、p.39 ACアダプタを接続する」 をご覧ください。
62
バッテリパック使用時の注意
`
バッテリパック(以降、バッテリ)は着脱可能な充電式の電池です。バッテリ をセットすれば、電源コンセントのない場所や、停電時にも本機を使用するこ とができます。本機では、リチウムイオン(Li-ion)バッテリを使用しています。
次の注意事項を確認して、バッテリを正しくお使いください。
z 省電力状態のまま長時間使用しない場合は、完全放電しないように気をつけ
てください。省電力状態になっているときも電力が消費されています。
p.157 「電源設定を行う(省電力機能を使う)」
z バッテリは本機の電源を切っていても自然放電によって電力が消費されて
います。長期間使用していない場合は、バッテリが完全放電している可能性 があります。バッテリのみで本機を使用するときは必ず充電してから使用し てください。
z バッテリは温度が 10 30 ℃の環境で使用すると使用時間や寿命を延ばすこ
とができます。10℃以下の場所に放置していたバッテリは性能が低下してい ます。10~30℃の温度範囲の場所でしばらく慣らしてから使用することをお すすめします。
z バッテリの特性上、残量が正しく表示されず、使用中に急激に残量が減って
しまうことがあります。バッテリが急に終わって困らないようにバッテリ使 用後は常に充電をすることをおすすめします。 それでも正しく表示されない場合は、バッテリのリフレッシュを行ってくだ さい。
p.68 「バッテリのリフレッシュ方法」
z バッテリを長期間使用しないと、過放電になる可能性があります。過放電に
なると、バッテリ寿命が短くなったり、充電ができなくなったりします。過 放電にならないように、予備のバッテリも含めて定期的に充電をしてくださ い。少なくとも半年に1回、バッテリ容量の40パーセント程度の充電をする ことをおすすめします。
第2章 コンピュータの基本操作
63
ACアダプタ/バッテリパックを使う
使用可能時間
`
バッテリだけで使用できる時間は次のとおりです。ただし本機のシステム構 成、使用環境や状態などによって変化します。
使用可能時間(満充電の場合):連続約2.4時間*
JEITA(電子情報技術産業協会)の測定方法Ve r 1 . 0に基づいています。
バッテリだけで使用している場合は、使用可能時間が制限されます。省電力の 設定を行うと、電力消費を抑えて使用可能時間を延ばすことができます。
p.157 「電源設定を行う(省電力機能を使う)」
バッテリの充電
`
ACアダプタが接続されているときは、本機の電源が入/切どちらの状態でも自 動的に充電が行われます。
バッテリ充電ランプの表示
バッテリ充電ランプ( )の表示は、次のとおりです。
充電状態 ランプの表示
残量少 点滅 充電中 点灯 満充電 消灯
充電時間
低バッテリ状態からバッテリの充電完了までの時間は、次のとおりです。
コンピュータの動作状態 充電時間
電源切断時/スリープ状態 3.0時間 電源が入っている状態 3.0時間
コンピュータの使用状況により差があります。
温度条件について
バッテリは、化学反応を利用した電池です。このため、温度条件によっては正 常な充電ができない場合があります。 温度が1030℃の環境で充電すると、最も効率のよい充電ができます。
64
バッテリ残量の確認
`
バッテリの特性上、残量が正しく表示されないことがあります。
通知領域の「バッテリ」アイコンの上にポインタをあわせると、バッテリ残量 を確認することができます。
第2章 コンピュータの基本操作
p.68「バッテリ残量が正しく表示されないときは」
バッテリアイコン
65
ACアダプタ/バッテリパックを使う
バッテリ残量が少なくなったら
`
バッテリ低下の通知
バッテリ残量が少なくなり、「バッテリ低下」の状態になると、本機は次のよ うに通知(警告)します。
対処方法
バッテリ低下の通知が表示されたら、すぐに次のいずれかの処置を行ってくだ さい。完全放電して電源が切断されてしまうと、保存していないデータはすべ て失われます。
z
ACアダプタを接続する
電源が入ったままの状態で、ACアダプタを接続します。
z データを保存してから電源を切る
作業中のデータをHDDなどに保存して、実行中のソフトウェアを終了させた あと、本機の電源を切ります。 交換用のバッテリがある場合も、必ず電源を切ってからバッテリを交換して ください。
66
AC アダプタを接続しない場合は、すぐに作業中のデータを保存してください。 コンピュータがシャットダウンしてしまうと、保存していないデータはすべて失 われます。
バッテリ低下時の設定変更
バッテリ低下のレベルやバッテリ低下時の本機の動作は、変更することができ ます。変更は次の場所で行います。
通知領域の「バッテリ」アイコンを右クリック−「電源オプション」−選択 している電源プランの「プラン設定の変更」−「詳細な電源設定の変更」−
「バッテリ」
第2章 コンピュータの基本操作
バッテリ低下のレベル設定
バッテリ残量が何%になったら「バッテリ低下」の通知をするかは、「バッテ リ低下のレベル」で設定できます。初期値は10%に設定されています。
バッテリ低下時の動作設定
「バッテリ低下」になったときの本機の動作は、「バッテリ低下の操作」で設定
できます。初期値は「何もしない」に設定されています。
バッテリ低下の レベルを設定
バッテリ低下時の 動作を設定
67
ACアダプタ/バッテリパックを使う
バッテリ残量が正しく表示されないときは
`
バッテリの特性上、充電を繰り返すと、残量が正しく表示されなくなることが あります。 満充電にしてもバッテリ容量がすぐに低下するような場合は、バッテリのリフ レッシュを行ってみてください。
バッテリのリフレッシュ方法
バッテリのリフレッシュは、次の手順で行います。 バッテリのリフレッシュには数時間かかります。
1
ACアダプタが接続されていることを確認します。
2
シャットダウン状態からコンピュータの電源を入れて、 を押し、「BIOS Setupユーティリティ」を起動します。
p.175 「BIOS Setupユーティリティの起動」
3
「Power」メニュー画面−「StartBatteryCalibration」を選択し、
押すと「BatteryCalibrationUtility」が起動します。
4
画面のメッセージの最終行に「Itischargingthebattery,pleasewait」 と表示されたら、バッテリの充電が開始されます。
バッテリを完全に充電するまで、約3.0時間かかります。 途中で中止したい場合は、電源スイッチを押してコンピュータの電源を切り ます。
5
バッテリが完全に充電され、画面のメッセージの最終行に「Pleaseremove ACadapter.」と表示されたら、ACアダプタを抜いてそのまま放置します。
画面のメッセージの最終行に「PLEASE LEAVE THE BATTERY RUNNING OUT OF POWER.」と表示されて、バッテリの放電が開始されます。
バッテリが完全に放電するまで、約1.5時間かかります。 途中で中止したい場合は、電源スイッチを押してコンピュータの電源を切り ます。
6
バッテリの放電が完了すると、自動的に電源が切れます。
これでバッテリのリフレッシュは終了です。 バッテリの充電をする場合は、AC アダプタを接続してください。
68
リフレッシュしても改善されないときは
バッテリは、消耗品です。バッテリのリフレッシュを行っても、バッテリ容量 がすぐに低下する場合は、バッテリの寿命が考えられます。当社純正の新しい バッテリに交換してください。
バッテリの交換
`
複数のバッテリを交互に使用する場合や、バッテリが寿命に達した場合は、バッ テリを交換します。 交換用バッテリについては、当社のホームページをご覧ください。 ホームページのアドレスは、次のとおりです。
http://epsondirect.jp
バッテリの交換方法
バッテリの交換方法は、次のとおりです。
1
本機の電源を切ります。ACアダプタが接続されている場合は外します。
第2章 コンピュータの基本操作
2
本機の底面部を上にして置きます。
3
底面右側のラッチ( )をロック解除位置( )までスライドさせます。
ラッチ
バッテリ
69
ACアダプタ/バッテリパックを使う
4
バッテリを取り外します。
(1) 底面左側のラッチ( )をロック解除位置( )までスライドさせ、指
で押さえてロック解除位置( )で固定します。
(2) バッテリを矢印の方向に押し出して取り外します。
(1)
5
新しいバッテリを本機に取り付けます。
(1) 下図のとおりバッテリを本機にあわせます。 (2) バッテリを矢印の方向に「カチッ」と音がするまで押し込みます。 (3) 底面右側のラッチ( )をロック位置までスライドさせます。
(2)
70
(1)
(2)
バッテリ保管上の注意
`
小さなお子様の手の届く場所にバッテリパックを保管しないでください。 なめたりすると火傷や、化学物質による被害の原因となります。
バッテリを保管するときは、バッテリの端子部が金属類に触れないように布な どの絶縁物に包み、高温・多湿の場所をさけてください。保管したバッテリは、 自然放電していることがあります。次回使用するときは、必ず充電してから使 用してください。 コンピュータを保管するときは、必ずコンピュータ本体からバッテリを取り外 してください。取り付けたままで長期間放置すると、バッテリが液もれしたり、 バッテリと本体の接点が腐食することがあります。
使用済みバッテリの取り扱い
`
第2章 コンピュータの基本操作
使用済みのリチウムイオン(Li-ion)バッテリは、再利用可能な貴重な 資源です。有効資源のリサイクルにご協力ください。
バッテリリサイクル時の注意
使用済みのバッテリは、ショートしないように、端子部にテープを貼るかポリ 袋などに入れて、リサイクル協力店にある充電式電池回収ボックスに入れてく ださい。 バッテリは、燃やしたり埋めたり一般ゴミに混ぜて捨てたりしないでくださ い。環境破壊の原因となります。
71

タッチパッドを使う

本機には、タッチパッドが装備されています。タッチパッドは、マウスと同じ ようにポインタなどを操作したりクリックしたりするための装置です。
タッチパッドの操作
`
タッチパッドは、パッド面とクリックボタンから構成されています。
ポインタの移動
人差し指をパッド面の上で前後左右に動かすと、動かした方向に画面上のポイ ンタが移動します。
ポインタ
画面
z パッド面には指で触れてください。ペンなどで触れると、ポインタの操作が
できないだけでなく、パッド面が破損するおそれがあります。
z パッド面は、1本の指で操作してください。一度に2本以上の指で操作すると、
ポインタが正常に動作しません。
z 手がぬれていたり、汗ばんでいると、ポインタの操作が正しくできないこと
があります。
z キーボードを操作しているときにパッド面に手が触れると、ポインタが移動
してしまうことがあります。
z 起動時の温度や湿度により、正常に動作しない場合があります。この場合は
電源を一度切って入れなおしてみてください。
z 電源を入れたままLCDユニットを閉じていたり、使用中に本機の温度が上がっ
てくると、正常に動作しない場合があります。この場合は、電源を一度切って 入れなおしてみてください。
左クリックボタン
(ボタンの左側)
パッド面
右クリックボタン
(ボタンの右側)
72
クリック
ダブルクリック
第2章 コンピュータの基本操作
パッド面は、ポインタを移動させる働きのほかに、左クリックボタンの働きも します。ボタンを押す代わりに、パッド面を軽くたたくことにより、左ボタン に割り当てられた処理を行うことができます。
クリックは、機能や項目を選択するときによく使われる方法です。 ポインタを画面上の対象にあわせて、パッド面を軽く1回たたきます。 左クリックボタンを「カチッ」と押すのと同じ操作です。
ダブルクリックは、プログラムを起動するときによく使われる方法です。 ポインタを画面上の対象にあわせて、パッド面を軽く2回たたきます。 左クリックボタンを「カチカチッ」と2回押すのと同じ操作です。
ドラッグアンドドロップ
ドラッグアンドドロップは、アイコンを移動したり、ウィンドウの位置や大き さを変えるときなどによく使われる方法です。 ポインタを画面上の対象にあわせて、ダブルクリックの2回目のクリック時に、 指をパッド面に触れたまま移動させます。 左クリックボタンを押したままの状態でポインタを移動し、離すのと同じ操作 です。
73
タッチパッドを使う
スクロール
スクロールバーのある画面を操作しているとき、パッド面で指を動かして画面 をスクロールすることができます。 上下のスクロールは、パッドの右端に指を触れて前後に動かします。左右のス クロールは、パッドの下部に指を触れて左右に動かします。
タッチパッド機能を無効にする
`
キーボード入力を行うときに、手がタッチパッドにあたってマウスポインタが 動いてしまい、入力がしにくい場合があります。このような場合は、タッチ パッド機能を一時的に無効にすると便利です。 タッチパッド機能の有効・無効の切り替えは、タッチパッドキー( )で行 います。
p.81 「インスタントキー」
74
タッチパッドユーティリティを使う
`
タッチパッドユーティリティで各種設定を行うと、タッチパッドがより操作し やすくなります。 タッチパッドユーティリティの各種設定は、次の場所から実行します。
[スタート]−「コントロールパネル」−「ハードウェアとサウンド」−「マ
ウス」
「マウスのプロパティ」画面の「デバイス設定」タブをクリックして、[設定]
をクリックすると、次の画面が表示されます。
第2章 コンピュータの基本操作
設定項目を選択します。
各種設定を行います。
USBマウス(オプション)の接続
`
本機右側面または背面のUSBコネクタ( )に、オプションのUSBマウス を接続して使うことができます。詳しくは、マウスに添付のマニュアルをご覧 ください。
設定項目の説明が表示 されます。
75

キーボードを使う

本機のキーボードは、日本語対応87キーボードです。また、5個のインスタン トキーを搭載しています。
キーの種類と役割
`
入力キー
87個のキーと5個のインスタントキーには、それぞれ異なった機能が割り当て られています。
a:
b: c: d: e:
a: 機能キー
文字を消す、入力位置を変えるな ど、特別な役割が割り当てられた キーです。機能キーの役割は、ソフ トウェアによって異なります。
b: Fnキー
キートップに青色で印字されてい る機能キーと組み合わせて使用し ます。
p.79 Fnキーと組み合わせて
使うキー」
c: 制御キー
文字キーや機能キーの働きを変化 させます。単独では機能しません。
f:
d: 文字キー
英数字、記号の入力や日本語入力シ ステムを利用して、漢字やひらがな などの日本語を入力します。
e: 数値キー
文字キーの一部を数値キーとして 使用し、数字、演算子などを入力し
ます。 を押すと数値
キーと文字キーが切り替わります。
f: インスタントキー
p.81 「インスタントキー」
Num Lk
76
文字を入力するには
`
文字キーを押すと、キートップ(キーの上面)に印字されている文字が入力さ れます。 入力モードによって、入力される文字は異なります。
第2章 コンピュータの基本操作
直接入力モード
日本語入力モード
入力モードの切り替え
を押すと、直接入力モードと日本語入力モードを切り替えることができ ます。 日本語入力モードのローマ字入力とかな入力の設定は、日本語入力システムで 行います。
日本語を入力するには
`
ひらがなや、漢字などの日本語の入力は、日本語入力システムを使用します。 本機には、日本語入力システム「MS-IME」が標準で搭載されています。
MS-IMEの使い方
MS-IMEパネルの主要なボタンの名称と働きは次のとおりです。ボタンをク リックして各設定を行ったり、ヘルプを参照したりします。
ローマ字入力
かな入力
キートップのアルファベットをその まま入力します。
キートップのアルファベットでロー マ字を入力し、漢字やひらがなに変 換します。
キートップのひらがなをそのまま入 力し、漢字やカタカナに変換します。
a: b:
a: 入力モード
入力モード(ひらがな、カタカナ、英数字など)を選択します。
b: ヘルプ
MS-IMEの詳細な説明を見ることができます。
c: かなキーロック
日本語入力モードの切り替えを行います。 ボタンが押されていない状態:ローマ字入力 ボタンが押されている状態:かな入力
MS-IME以外の日本語入力システムを使用する場合は、そのシステムに添付さ れているマニュアルをご覧ください。
c:
77
キーボードを使う
数値やアルファベットの入力
`
数値キー入力モード
Num Lk
を押すと、NumLock ランプ( )が点灯して、文字キーの一部
が数値キーとして使用できます。さらに を押しながら数値キーを押すと、 矢印キーなどとして使用できます。
アルファベット入力モード
アルファベットの入力を大文字または小文字に固定することができます。固定 する文字の切り替えは、次のキー操作で行います。    +
大文字に固定した状態のまま小文字を入力するには、 を押しながら文字 を入力します。 固定する文字を切り替える場合は、 す。
数値キーモード
を押したとき
Home
を押した状態でもう一度 を押しま
PgUp
End PgDn
-
+
78
Fnキーと組み合わせて使うキー
`
キートップに青色で印字されている機能キーは、 と組み合わせて実行し ます。
キーの組み合わせ 機 能
本機を省電力状態(初期値:スリープ状態)にし
Internet Explorerを起動します。
Windowsメールを起動します。
LCD画面を暗くします。
LCD画面を明るくします。
LCD画面のバックライトの入/切を切り替えます。
第2章 コンピュータの基本操作
ます。
p.158 「本機を省電力状態にする」
p.113 LCDユニットの調整」
p.113 LCDユニットの調整」
p.114 「バックライトの消灯」
外付けの表示装置に接続している場合に、表示装
置を切り替えます。
p.118 「キーボードで操作する場合」
スピーカからの音声のミュート(消音)を切り替
えます。
p.125 「音量の調節」
スピーカの音量を小さくします。
p.125 「音量の調節」
スピーカの音量を大きくします。
p.125 「音量の調節」
Num Lk
数値キー入力モードに切り替えます。
p.78 「数値キー入力モード」
Scr Lk
ソフトウェアによって機能が異なります。詳しい
内容は、ご使用のソフトウェアのマニュアルをご 覧ください。
行の最後に移動します。
行の最初に移動します。
前のページに移動します。
次のページに移動します。
ソフトウェアによっては、機能が異なる場合があります。
79
キーボードを使う
入力キーの機能の入れ替え
`
BIOSの設定を変更することで、次のキーの機能を入れ替えることができます。
(1)キーボード左下にある とその隣の (2)キーボード右下にある とその隣の (アプリケーションキー)
p.184 Advancedメニュー画面」
Windowsキーとアプリケーションキー
`
(2)(1)
Windowsキー、アプリケーションキーを使うことにより、Windowsをより効率 的に使用することができます。
キー名 機 能
画面左下の[スタート]をクリックするのと同じ働き
Windowsキー)
(アプリケーションキー)
をします。
マウスの右クリックと同じ働きをします。ソフトウェ アによっては、機能が異なる場合があります。
80
インスタントキー
`
本機には、5個のインスタントキーが搭載されています。インスタントキーを 押すと、キーに割り当てられた機能を実行します。 各インスタントキーの機能は、次のとおりです。
U1キー
U2キー
インフォメーション キー
Bluetoothキー Bluetooth機能のON/OFFを切り替えます。
タッチパッドキー タッチパッドの有効/無効を切り替えます。タッ
第2章 コンピュータの基本操作
インスタントキー 機 能
割り当てたアプリケーションを起動します。
p.81 U1U2キーを割り当てる」
インフォメーションメニューを起動します。
p.49 「インフォメーションメニューを使う」
p.104 Bluetooth機能を使う」
チパッドを使わないときは、タッチパッド機能 を一時的に無効にしておくことができます。
p.74
「タッチパッド機能を無効にする」
U1、U2キーを割り当てる
`
インスタントキーのU1U2キーには、Hotkeyユーティリティを使ってお好きな アプリケーションを割り当てることができます。
Hotkeyユーティリティのインストール
購入時、Hotkeyユーティリティはインストールされていません。U1、U2キーを 使用するには、Hotkeyユーティリティをインストールしてください。
p.205 Hotkeyユーティリティのインストール」
U1、U2キーの設定
z 割り当てたアプリケーションは、通知領域に「Hotkey」アイコンが表示され
ているときのみ起動します。通知領域から「Hotkey」アイコンが消えてし まった場合は、スタートメニューからユーティリティを再起動してください。 [スタート]−「すべてのプログラム」−「スタートアップ」−「EPSON Hotkey」
z ユーザーの切り替えをした場合は、割り当てたアプリケーションを使用でき
ません。再起動してログオンしなおすか、ユーザー切り替え後に再度Hotkey の設定を行ってください。
81
キーボードを使う
Hotkeyユーティリティのインストール直後は、次のアプリケーションが割り当 てられます。
z U1キー:コンピュータ z U2キー:ペイント
設定内容を変更したい場合は、以下の手順で割り当てを行います。ここでは、 U1キーにアプリケーションを割り当てる方法を例にして説明します。
1
通知領域の「Hotkey」アイコンをダブルクリックします。
<Hotkeyアイコン>
2
表示された画面のU1をダブルクリックします。
ここを ダブルクリック
3
「U1」画面が表示されたら、割り当てたいアプリケーションを選択します。
ここをクリックして アプリケーションを選択
4
「U1」画面の[Apply]をクリックします。
5
画面右上の をクリックして画面を閉じます。
をクリックすると、通知領域から「Hotkey」アイコンが消え、割り当てた
アプリケーションが変更されてしまうので、必ず をクリックします。
82
これで割り当ては完了です。U1キーを押すと、割り当てたアプリケーショ ンが起動します。 U2キーの場合も同様に割り当てます。

HDDを使う

本機にはHDD(ハードディスクドライブ)が内蔵されています。 HDDは、大容量のデータを高速に記録する記憶装置です。
z HDDのアクセスランプ点灯中に、本機の電源を切ったり、再起動しないでく
ださい。アクセスランプ点灯中は、コンピュータがHDDに対してデータの読 み書きを行っています。この処理を中断すると、HDD内部のデータが破損す るおそれがあります。
z 本機を落としたり、ぶつけたりしてショックを与えるとHDDが故障するおそ
れがあります。ショックを与えないように注意してください。また、持ち運 ぶときは専用バッグに入れるなどして、保護するようにしてください。
z HDDが故障した場合、HDDのデータを修復することはできません。
データのバックアップ
`
HDDに記録されている重要なデータは、光ディスクメディアや外付けHDDなど にバックアップしておくことをおすすめします。万一HDDの故障などでデータ が消失してしまった場合でも、バックアップを取ってあれば、被害を最小限に 抑えることができます。 バックアップの方法は、次の場所で紹介しています。
p.245 「データのバックアップ」
購入時のHDD領域について
`
購入時のHDDは、お客様の選択により次のように設定されています。
<通常>
ドライブ(領域) 容量
消去禁止領域 3GB
Cドライブ
<HDD設定変更サービスを選択された場合>
ドライブ(領域) 容量
消去禁止領域 3GB
Cドライブ 購入時に選択された容量 Dドライブ 残り
すべてのドライブは、NTFSファイルシステムでフォーマットされています。
消去禁止領域の容量は、コンピュータの製品仕様により異なります。
残り
83
HDDを使う
消去禁止領域とは
HDD設定変更サービス
HDD設定変更サービスとは、購入時にあらかじめHDDの領域をCドライブ、D ドライブに分割した状態でコンピュータをお届けするサービスのことです。
「消去禁止領域」には、本体ドライバやソフトウェアを再インストールするた
めのデータや、「Windows回復環境(Windows RE)」が設定されています。 この領域は、絶対に削除しないでください。 削除してしまうと、本体ドライバやソフトウェアのインストールができなくな ります。
「消去禁止領域」内の本体ドライバやソフトウェアを再インストールするため
のデータは、CDにコピー(バックアップ)することもできます。
p.246 「バックアップCDの作成」
Windows REについての詳細は、次をご覧ください。
p.238 Windows回復環境(Windows RE)を使う」
HDDを分割して使用する
`
1台のHDDは、いくつかに分割してそれぞれ別々のドライブとして使用するこ とができます。
<1台のHDDを分割する>
例:1つのHDD領域(Cドライブ)を2つのHDD領域(CドライブとDドライブ)
に分割することができます。
消去禁止領域
Cドライブ
HDD
CドライブにはWindowsがインストールされているので、Cドライブを分割する 場合はWindowsの再インストールが必要です。 詳しくは、p.251 Cドライブを分割・変更する」 をご覧ください。
Cドライブ
Dドライブ
消去禁止領域
HDD
84

光ディスク(CD/DVD)ドライブを使う

光ディスクドライブは、光ディスクメディアを使用するための機器です。購入 時に選択された光ディスクドライブにより、機能や使用できるメディアは異な ります。 ここでは、光ディスクドライブの基本的な使い方について説明します。
光ディスクドライブ
光ディスクドライブで、ひび割れや変形補修したメディアは使用しないでくださ い。内部で飛び散って、故障したり、メディア取り出し時にけがをしたりする危 険があります。
本機では、CD(コンパクトディスク)の規格に準拠しない「コピーコントロー ル CD」などの特殊ディスクについては、動作保証していません。本機にて動作 しない特殊ディスクについては、製造元または販売元にお問い合わせください。
使用可能な光ディスクメディア
`
購入時に選択された光ディスクドライブで使用できるメディアは、「インフォ メーションメニュー」の「マニュアルびゅーわ」に登録されている光ディスク ドライブのPDFマニュアルでご確認ください。
p.49 「インフォメーションメニューを使う」 光ディスクメディアについての簡単な説明は、「インフォメーションメニュー」 -「PCお役立ち情報」をご覧ください。
85
光ディスク(CD/DVD)ドライブを使う
光ディスクメディアのセットと取り出し
`
光ディスクメディアのセットと取り出し方法について説明します。
z 光ディスクドライブアクセス中にメディアを取り出したり、再起動しないで
ください。
z ディスクトレイ上の光学レンズに触れたり、傷つけたりしないでください。メ
ディアのデータが読めなくなります。
z 必要な場合以外は、ディスクトレイは閉じておいてください。 z 結露した状態のメディアを使用しないでください。メディアを寒いところか
ら暖かいところへ急に持ち込むと、結露(水滴が付着する状態)します。使 用すると、誤動作や故障の原因になります。
セット方法
1
イジェクトボタンを押すと、ディスクトレイが少し飛び出します。
86
ディスクトレイ
イジェクトボタン
第2章 コンピュータの基本操作
2
ディスクトレイを静かに引き出します。
光学レンズに触れたり、傷つけたりしないでください。 メディアのデータが読めなくなります。
光学レンズ
3
印刷面を上にしてメディアをディスクトレイに載せ、カチッと音がするまで はめ込みます。
4
ディスクトレイを静かに閉じます。
87
光ディスク(CD/DVD)ドライブを使う
取り出し方法
1
イジェクトボタンを押すと、ディスクトレイが少し飛び出します。そのまま まっすぐ引き出します。
2
メディアをディスクトレイから取り出します。
3
ディスクトレイを手で押して静かに閉じます。
イジェクトボタンを押してもメディアが取り出せない場合
ソフトウェアによっては独自の取り出し方法でないとメディアが取り出せな いものもあります。詳しくは、お使いのソフトウェアのマニュアルをご覧くだ さい。
強制的な光ディスクメディアの取り出し
`
次のような場合には、強制的に光ディスクメディアを取り出すことができま す。
z 光ディスクドライブが故障して、メディアが取り出せない場合 z メディアをセットしたまま、コンピュータの電源を切ってしまった場合
取り出し方法は次のとおりです。
1
本機の電源が入っている場合は、電源を切ります。
p.56 「電源を切る(シャットダウン)」
2
イジェクトホールに先の細い丈夫なもの(ゼムクリップを引きのばしたよう なもの)を差し込みます。
88
3
ディスクトレイが少し飛び出します。そのまま手でまっすぐ引き出します。
CDメディアの読み込み・再生
`
光ディスクドライブでは、データCDを読み込めるほかに、音楽CDやビデオCD、 フォトCDなどの再生を行うことができます。これらのメディアの中には、再生 時に別途専用ソフトウェアが必要なものもあります。
DVDメディアの読み込み・再生
`
本機の光ディスクドライブでは、データが登録されたDVDメディアを読み込め るほかに、ビデオ編集ソフトで作成したDVDなどの再生ができます。再生には、 DVD VIDEO再生のためのソフトウェアが必要です。
DVDVIDEO再生ソフト
DVD VIDEOの再生には、「WinDVD」を使用します。 WinDVDは、次の場所から起動します。
第2章 コンピュータの基本操作
[スタート]−「すべてのプログラム」−「InterVideoWinDVD」−「Inter
VideoWinDVDforEPSON」
WinDVDの詳しい使用方法は、WinDVDのヘルプをご覧ください。
DVDVIDEO再生時の制限
WinDVD」でDVD VIDEOの再生をすると、次のような不具合が発生すること
があります。
z 解像度や色数の設定により、DVD VIDEOの再生ができないことがあります。
DVD VIDEOの再生ができない場合は、解像度や色数を下げてみてください。
z ディスプレイを2台接続して、クローンモードでの表示をしていると、「使用
しているディスプレイ環境は保護されているコンテンツの再生をサポート していません。」というメッセージが表示され、DVD VIDEOの再生が中断さ れます。このような場合は、クローンモードでの表示を無効にしてください。
p.115 「解像度や表示色の変更方法」
p.118 「モードを切り替えるには」
89
光ディスク(CD/DVD)ドライブを使う
光ディスクメディアへの書き込み
`
書き込み機能のある光ディスクドライブでは、データ、音楽、画像などを光 ディスクメディアに書き込むことができます。書き込み可能なメディアは、お 使いの光ディスクドライブにより異なります。 お使いの光ディスクドライブで書き込み可能なメディアについては、「イン フォメーションメニュー」の「マニュアルびゅーわ」に登録されている、光 ディスクドライブのPDFマニュアルをご覧ください。
p.49 「インフォメーションメニューを使う」
ライティングソフト
光ディスクメディアに書き込みを行う場合は、専用のライティングソフトが必 要です。本機にはライティングソフト「Nero 7 Essentials」がインストールされ ています。
p.91 Nero 7 Essentialsの使い方」
書き込み時の注意
書き込みを行う場合は、次の点に注意してください。
z
省電力機能を無効にする
メディアへの書き込み時に、Windowsが省電力状態に切り替わると、データ 転送エラーが起き、書き込みに失敗して、メディアに記録したデータが失わ れたり、メディアが使用できなくなる可能性があります。 書き込みを始める前に、省電力状態に移行しないように設定してください。
p.160 「省電力状態に移行する方法」 省電力状態に移行する場合は、必ず光ディスクドライブからメディアを取り 出してから行ってください。
90
z
速度に対応した光ディスクメディアを選ぶ
書き込みを行う場合は、お使いの光ディスクドライブの書き込み速度に対応 したメディアを使用してください。 光ディスクドライブの書き込み速度は、次をご覧ください。
「インフォメーションメニュー」−「マニュアルびゅーわ」−「光ディスク
ドライブPDFマニュアル」
Nero7Essentialsの使い方
`
ライティングソフト「Nero 7 Essentials」を使用すると、CDメディアやDVDメ ディアにデータや音楽、画像などのファイルを書き込むことができます。
「Nero7Essentials」と WindowsVista 標準の書き込み機能を同時に使用し
ないでください。
使い方
Nero 7 Essentialsの起動方法は次のとおりです。
1
デスクトップ上の次のアイコンをダブルクリックします。
第2章 コンピュータの基本操作
2
Nero7Essentials画面が表示されます。
Nero 7 Essentialsの詳しい使い方は、「マニュアルびゅーわ」に登録されている
Nero ユーザーガイド』をご覧ください。
91
光ディスク(CD/DVD)ドライブを使う
InCD
メディアをパケットライトソフト「InCD」でフォーマットすると、ドラッグア ンドドロップするだけでデータの書き込みを行うことができます。 パケットライトでメディアに書き込むには、「InCD」でメディアをフォーマッ トする必要があります。
InCD」の詳しい使い方は、「マニュアルびゅーわ」に登録されている『InCD
ユーザーマニュアル』をご覧ください。
z「InCD」で使用できる光ディスクメディアは、CD-RW、DVD±RW、DVD-
RAMのみです。
z「InCD」でフォーマットしたメディアは「Nero7Essentials」で書き込み
を行うことはできません。書き込みを行う場合は、「Nero7Essentials」で
「ディスクの消去」を行ってください。
有償アップデートについて
本機にインストールされている「Nero 7 Essentials」は、Nero製品版「Nero 7 Premium」に特別優待価格でアップグレードすることができます。アップグレー
ドをご希望の方は、デスクトップの「Neroオンラインアップグレード」から申 し込みを行ってください。
92

USB機器を使う

本機にはUSB2.0に対応したUSBコネクタが右側面に2個、背面に2個、合計4個 用意されています。 USBコネクタにはUSB対応の機器を接続します。4個のコネクタは同じ機能です ので、どのコネクタを使用しても構いません。接続する機器によっては、デバ イスドライバが必要な場合があります。詳しくは、接続する機器に添付のマ ニュアルをご覧ください。
USB フラッシュメモリや USBHDD などの USB 記憶装置を接続した状態で 電源を入れると、Windows が起動しないことがあります。電源を入れる際は、 USB 記憶装置を取り外した状態で行い、Windows 起動後に接続してくださ い。
USB2.0の転送速度
USB2.0のデータの転送速度は、最大480Mbpsです。USB2.0コントローラは、 USB2.0コネクタに接続するすべての周辺機器で共用します。そのため、転送速
度は接続する周辺機器が増えると低下します。
USB機器の接続と取り外し
`
接続
USB機器の接続、取り外しは、本機の電源が入っている状態で行うことができ ます。
USB機器は次のように接続します。
1
USB機器のUSBコネクタを、本機のUSBコネクタ( )に接続します。
2
USB機器によっては、通知領域に「取り外し」アイコンが表示されます。
<取り外しアイコン>
93
USB機器を使う
取り外し
USB機器の取り外し方法には、次の2つがあります。
z 通知領域に「取り外し」アイコンが表示されていない場合、または本機の電
源を切った後はそのままUSB機器を取り外す。
z 通知領域に「取り外し」アイコンが表示されている場合、Windows 上で USB
機器の終了処理をした後に取り外す。
USB機器の終了処理は、次の手順で行います。
1
開いているファイルを閉じます。
ファイルを閉じないと、終了処理ができません。
2
通知領域の「取り外し」アイコンをクリックします。
<取り外しアイコン>
3
表示されたメニューから「(取り外したいUSB機器)−・・・を安全に取り 外します」を選択します。
複数の機器が表示される場合は、別の機器を選択しないよう注意してくださ い。
4
「ハードウェアの取り外し」メッセージが表示されたら、[OK]をクリック
し、USB機器を本機から取り外します。
94

PCカードを使う

本機の右側面には、PCカードスロットが装備されています。本機では、PC Card Standardに準拠したTyp e I I PCカード(CardBus対応)を装着することができま
す。
PCカードスロット
z PCカードによっては、専用のデバイスドライバが必要です。詳しくは、PC
カードに添付のマニュアルをご覧ください。
z PCカードによっては、初回挿入時に再起動を要求される場合があります。詳
しくは、PCカードに添付のマニュアルをご覧ください。
z FAX モデムカードや、ネットワークカードなどは、使用途中に電源の供給が
停止されると、不具合が発生する可能性があります。これらのカードを使用 するときは、省電力状態に移行しないように設定してください。
p.160「省電力状態に移行する方法」
z PCカードスロットにFAXモデムカードを取り付けて使用する場合には、回
線の呼び出し音が鳴らないFAXモデムカードもあります。これは、CardBus の仕様によるもので故障ではありません。
z PCカードの形状によっては装着できないカードがあります。
95
PCカードを使う
PCカードのセットと取り外し
`
z PCカードを取り扱うときは、あらかじめ金属製のものに触れて、静電気を逃
がしてください。PCカードやコネクタ部に静電気が流れると、故障すること があります。
z PC カードは、本機の電源が入っている状態で抜き差しすることができます。
ただし、スリープ状態や休止状態など、省電力状態ではPCカードの抜き差し を行わないでください。システムが正常に動作しなくなる場合があります。
PCカードのセット
PCカードは、次の手順でセットします。
1
PCカードスロットにダミーカードがセットされている場合は、p.98「PC カードの取り外し」の手順2、3を参照してダミーカードを取り外します。
ダミーカードはPCカードを使用しないときに、スロットにセットしておき ます。
96
ダミーカード
2
PCカードをPCカードスロットに挿入します。
PCカードの表面を上にして、奥までしっかりと押し込みます。
第2章 コンピュータの基本操作
3
コンピュータの電源が切れている場合は、電源を入れます。
4
認識されるとPCカードが使用できます。
正しくPCカードがセットされると認識音が鳴り、通知領域に「取り外し」ア イコンが表示されます。
<取り外しアイコン>
PCカードによっては「新しいハードウェアの追加ウィザード」または「デ バイスドライバウィザード」が起動します。メッセージに従ってデバイスド ライバを選択、またはインストールしてください。
PCカードの内容の確認
通知領域にある「取り外し」アイコンをダブルクリックし、「ハードウェアの 安全な取り外し」画面で[プロパティ]をクリックすると、PCカードの内容を 確認することができます。
97
PCカードを使う
PCカードの取り外し
PCカードは、次の手順で取り外します。
1
本機にセットされていた PC カードは、高温になっている可能性があります。取 り外す際は注意してください。
PCカードの終了処理を行うか、本機の電源を切ります。
PCカードの終了処理は、次の手順で行います。
(1) 通知領域の「取り外し」アイコンをクリックします。
<取り外しアイコン>
(2) 表示されたメニューから「(取り外したいPCカード)−・・・を安全に取り
外します」を選択します。
複数の機器が表示される場合は、別の機器を選択しないよう、注意して ください。
98
(3)「ハードウェアの取り外し」メッセージが表示されたら、[OK]をクリック
します。
これでPCカードの終了処理は完了です。
2
PCカードイジェクトボタンを「カチッ」と音がするまで押すと、イジェク トボタンが出てきます。
PCカードイジェクトボタン
第2章 コンピュータの基本操作
3
出てきた PC カードイジェクトボタンを再び押し込むと、PC カードが出ま す。
4
出てきたPCカードをまっすぐに引き抜きます。
取り外したPCカードは、専用のケースなどに入れて大切に保管してくださ い。
5
ダミーカードをPCカードスロットにセットします。
コンピュータ内部にホコリが入らないように、必ずダミーカードをセットし ておいてください。
ダミーカード
99

メモリカードを使う

本機正面にはメモリカードスロットが装備されています。メモリカードとは、 デジタルカメラなどで使用するメディアで、コンピュータとのデータ交換に使 われます。本機では、3種類のメモリカードを使用することができます。
メモリカードスロット
本機で使用できるメモリカード
`
100
本機で使用できるメモリカードは、メモリースティック(Pro対応)、マルチメ ディアカード、SDメモリーカードの3種類です。下記のイラストは、各メモリ カード表面のイラストです。
<メモリースティック> <マルチメディアカード>
<SDメモリーカード>
z メモリースティック、SDメモリーカードの著作権保護機能には対応していま
せん。
z メモリースティックおよびメモリースティックProの高速転送、セキュリティ
機能には対応していません。
Loading...