Dell XPS 730 H2C, XPS 730x H2C User Manual [ja]

Dell XPS 730/730X
クイックリファレンスガイド
モデル DCDO
www.dell.com | support.jp.dell.com
メモ、警告および危険
メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
警告: 警告は、手順に従わない場合は、ハードウェアが損傷やデータの損失の可能
性があることを示しています。
示しています。
____________________
本書の内容は予告なく変更されることがあります。
© 2008 すべての著作権は Dell Inc. にあります。
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モデル DCDO
2008 10 P/N F059J Rev. A00
目次
1 情報の検索方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
2 コンピュータのセットアップ . . . . . . . . . . 9
コンピュータの正面および背面 . . . . . . . . . . . . . 9
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
正面図 前面 I/O コネクタ
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
背面図 背面 I/O コネクタ
. . . . . . . . . . . . . . . . . 11
. . . . . . . . . . . . . . . . . 13
コンピュータのセットアップ
お使いのコンピュータのエンクロージャへの設置
ネットワークへの接続
. . . . . . . . . . . . . 16
. . . 17
. . . . . . . . . . . . . . . . . 19
3 システム設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21
ネットワーク設定(XPS 730 のみ) . . . . . . . . . . 21
ネットワークの高度な機能
グラフィックの設定
マルチディスプレイ NVIDIA SLI テクノロジと ATI Crossfire
テクノロジ
. . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23
. . . . . . . . . . . . 21
. . . . . . . . . . . . . . . . 22
目次 3
4 性能の最適化 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25
BIOS を使用したパフォーマンス調整 . . . . . . . . . 25
ソフトウェアを使用したパフォーマンス調整
XPS 730 のみ)
NVIDIA Performance
NVIDIA Monitor
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
. . . . . . . . . . . . . . . . 26
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
5 トラブルシューティング. . . . . . . . . . . . . 29
診断ツール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
Dell Diagnostics(診断) MP メモリテスト
. . . . . . . . . . . . . 29
. . . . . . . . . . . . . . . . . . 32
困ったときは
デルサポート 3
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33
Dell PC Tune-UpDell PC のチューンアップ) Dell PC Checkup(デル PC チェックアップ)
Dell Network Assistant
(デルネットワークアシスタント)
DellConnect
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
デルテクニカルアップデートサービス
診断インジケータ
電源ボタン LED のステータス ビープコード
問題の解決
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 36
. . . . . . . . . . 36
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
ソフトウェアとハードウェアの問題の トラブルシューティング
ドライブの問題 メモリの問題 電源の問題
. . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 40
. . . . . . . . . . . . . 38
. . . 34
. . . 35
. . . . . . . . 35
. . . . . . 36
4 目次
オペレーティングシステムの復元 . . . . . . . . . . . 41
Microsoft Windows システムの復元の使用
. . . 41
Dell PC Restore Dell Factory Image Restore
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42
使用
オペレーティングシステムの再インストール
作業を開始する前に Windows XP の再インストール
. . . . . . . . . . . . . . . . 44
. . . . . . . . . . 45
Windows Vista の再インストール
Drivers and Utilities』メディアの使用
ドライバの推奨インストール順序
. . . . 44
. . . . . . . . 47
. . . . . . 48
. . . . . . . . 49
6 BIOS の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51
BIOS . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51
BIOS の起動 BIOS 画面
BIOS オプション
起動順序
オプション設定
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 52
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 53
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 60
. . . . . . . . . . . . . . . . . . 60
A 付録 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 63
仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 63
Macrovision Product Notice
. . . . . . . . . . . . . 69
デルへのお問い合わせ
. . . . . . . . . . . . . . . . . 70
索引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 71
目次 5
6 目次

情報の検索方法

メモ : 一部の機能やメディアはオプションであり、出荷時にコンピュータに付属して
いない場合があります。特定の国では使用できない機能やメディアもあります。
メモ : 追加の情報がコンピュータに同梱されている場合があります。
マニュアル / メディア / ラベル 内容
サービスタグ / エクスプレスサービスコード
サービスタグ / エクスプレスサービスコード は、コンピュータに貼付されています。
Drivers and Utilities』メディア
Drivers and Utilities』メディアとして CD
または DVD が、お使いのコンピュータに 同梱されている場合があります。
Operating System』メディア
Operating System』メディアは、CD
または DVD としてお使いのコンピュータ に同梱されています。
サービスマニュアル
お使いのコンピュータの『サービスマニュ アル』は、support.jp.dell.com でご覧い ただけます。
Dell テクノロジガイド
Dell テクノロジガイド』は、
support.jp.dell.com でご覧いただけます。
サービスタグは、support.jp.dell.com を使用 の際、またはサポートへのお問い合わせの 際に、コンピュータの識別に使用します。
エクスプレスサービスコードを利用する と、サポートに直接電話で問い合わせるこ とができます。
コンピュータの Diagnostics(診断)プログ ラム
お使いのコンピュータ用のドライバ
メモ:ドライバおよびマニュアルのアップデー ト版は、support.jp.dell.com で入手できます。
DSS(デスクトップシステムソフトウェア)
Readme ファイル
メモ:メディアに収録されている Readme ファ イルは、マニュアルの作成後にシステムに追加 された変更や、技術者や専門知識をお持ちの ユーザーを対象とするテクニカルリファレン スなどが記載されています。
オペレーティングシステムの再インストール
部品の取り外しおよび取り付け方法
システムの設定方法
トラブルシューティングおよび問題解決の
方法
お使いのオペレーティングシステムについて
周辺機器の使用とメンテナンス
RAID、インターネット、
ル、ネットワークおよびその他のテクノロ ジについて
Bluetooth®、E- メー
情報の検索方法 7
マニュアル / メディア / ラベル (続き) 内容
Microsoft® Windows® ライセンスラベル
お使いの Microsoft Windows ライセンスは、 コンピュータに貼付されています。
製品の安全および保証に関する情報は、ハー ドコピーとしてお使いのコンピュータに付属 しています。
認可機関の更に詳しい情報は、 www.dell.com/regulatory_compliance にあ Regulatory Compliance(法規制の遵守) ホームページを参照してください。
OS のプロダクトキーが記載されています。
保証に関する情報
契約条項(米国内 のみ)
安全にお使いいただくために
認可機関の情報
快適な使い方
エンドユーザーライセンス契約
8 情報の検索方法

コンピュータのセットアップ

コンピュータの正面および背面

正面図
5
6
4
3
2
1
コンピュータのセットアップ 9
7
8
9
10
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
前面パネル LED3) 多色ライトがコンピュータの前面で点灯します。
前面 I/O コネクタ USB およびその他のデバイスのプラグを 対応するコネクタ
に差し込みます(11 ページの「前面 I/O コネクタ」 を参照)。
3.5 インチドライブ ベイ(2)
5.25 インチドライブ ベイ(4)
前面パネル LED4) 多色ライトがコンピュータの前面で点灯します。
オプティカルドライ ブトレイ取り出しボ タン(4)
前面パネル LED3) 多色ライトがコンピュータの前面で点灯します。
電源ボタン 電源ボタンを押して、コンピュータに電源を入れます。
メディアカードリーダーなどのオプションのデバイスを格 納します。
メモ : サービスタグナンバーとエクスプレスサービスコード は、このベイドアの内側にあります。
5.25 インチドライブベイのキャリアには、オプティカルド ライブまたは SATA ハードドライブを取り付けることがで きます。
メモ : ハードドライブキャリアは 5.25 インチドライブベイ 専用です。フロッピードライブ / メディアカードリーダー は、ハードドライブキャリアと互換性がありません。
オプティカルドライブのドライブトレイを取り出す場合に 使用します。
メモ : オプティカルドライブトレイ取り出しボタンは、ハン ドルではありません。取り出しボタンを押し、ドライブトレ イが取り出されると、ドアが自動的に開きます。
警告:データの損失を防ぐため、電源ボタンを使っ
てコンピュータの電源を切らないでください。電 源ボタンを押さずに、オペレーティングシステム のシャットダウンを実行してください。
メモ : 電源ボタンを押して、システムを省電力状態からウェ イクアップしたり、省電力状態にすることもできます。
ハードドライブ動作
LED
コンピュータ スタンド
ハードドライブ LED は、コンピュータがハードドライブか らデータを読み書きしている際に点灯します。この LED は、 CD プレーヤーなどのデバイスが動作しているときにも点 灯することがあります。
本体を安定させるために、コンピュータスタンドを取り付け ます。
危険: 本体をできるだけ安定に設置するため、必ず
コンピュータスタンドを取り付け、常に脚を開い た状態にしてください。スタンドを取り付けない と、コンピュータが転倒し、ケガやコンピュータ の故障の原因となることがあります。
10 コンピュータのセットアップ

前面 I/O コネクタ

4213
1
IEEE 1394 コネクタ IEEE 1394 コネクタは、デジタルビデオカメラや外部ストレージデ
バイスなどの高速データデバイスに使用します。
2
マイクコネクタ マイクコネクタにパーソナルコンピュータ用マイクを接続して、音
声や音楽をサウンドまたはテレフォニープログラムに入力します。
3
ヘッドフォン コネクタ
4 USB 2.0
コネクタ(2)
ヘッドフォンコネクタを使用してヘッドフォンを接続します。
メモ : ヘッドフォンをこのコネクタに接続すると、背面のオーディ オ出力ポートが無効になります。
前面の USB コネクタは、フラッシュメモリキー、カメラ、起動可 能な USB デバイスなど、ときどき接続するデバイスに使用します。
プリンタやキーボードなど通常接続したままのデバイスには、背面 USB コネクタを使用することをお勧めします。
コンピュータのセットアップ 11
背面図
2
1
3
4
5
7
1
電源コネクタ 電源ケーブルを差し込みます。このコネクタの実際の外観は図とは
異なる場合があります。
2
内蔵診断テスト
BISTLED
3
BIST スイッチ 電源装置のテストに使用します。
4
背面パネル LED 多色 LED がコンピュータの背面のカードスロットを照らします。
5
カードスロット 取り付けられたすての PCI または PCI ExpressPCIe)カード用
電源装置の電源を使用できるかどうかを示します。
色のライト電源装置の電源を使用できることをします。
電源装置の電源を使用できないか、電源装置が機能して
いないことをします。
のアクセスコネクタです。
メモ : 一部のコネクタスロットは、フルレングスカードをサポート しています。
6
12 コンピュータのセットアップ
6
背面 I/O コネクタ USB およびその他のデバイスのプラグを 対応するコネクタに差し
7
背面 I/O LED ボード 多色 LED がコンピュータの背面の I/O パネルで点灯します。
込みます(13 ページの「背面 I/O コネクタ」 を参照)。

背面 I/O コネクタ

マウス コネクタ
キーボード コネクタ
RCA S/PDIF
コネクタ
オプティカル
S/PDIF
コネクタ
IEEE 1394
コネクタ
リアサラ ウンド出力
中央 /LFE
サラウンド 出力
標準型 PS/2 マウスをお使いの場合は、色のマウスコネクタ に差し込みます。USB マウスをお使いの場合は、USB コネクタ に差し込みます。
標準型 PS/2 キーボードをお使いの場合は、色のキーボード コネクタに差し込みます。USB キーボードをお使いの場合は、
USB コネクタに差し込みます。
RCA S/PDIF コネクタは、アナログオーディオ変換処理
にデジタルオーディオを伝送する場合に使用します。
光学 S/PDIF コネクタは、アナログオーディオ変換処理にデジタルオーディオを伝送する場合に使用します。
IEEE 1394 コネクタは、デジタルビデオカメラや外部ストレージ デバイスなどの高速データデバイスに使用します。
サラウンドサウンドコネクタ(色)には、マルチチャネル対 応スピーカーを接続します。
サブウーハーコネクタ(色)には、シングルサブウーハーを 接続します。
メモ:
デジタルサラウンドサウンドオーディオ機にある LFE(エフェクト)オーディオチャネルは、80 Hz 以下の 報のみを伝達します。LFE チャネルはサブウーハーを動し、 めてい音域を拡張します。サブウーハーを使用しないシステ ムの場合は、サラウンドサウンドのセットアップで LFE の情報を メインスピーカーに切り替えることができます。
コンピュータのセットアップ 13
ライン入力 コネクタ
ライン入力コネクタ(色)には、カセットプレーヤー、CD プ レーヤー、VCR(ビデオカセットレコーダー)などの録音 / デバイスを接続します。
サウンドカードが載されたコンピュータの場合、カードのコ ネクタを使用します。
ライン出力 / ヘッドフォン コネクタ
マイク コネクタ
サイドサラ ウンドサウン ドコネクタ
1
2
ネットワーク アダプタ コネクタ(2)
1 - ネット ワーク動作
LED
ライン出力コネクタ(色)には、ヘッドフォンおよびアンプ 内蔵スピーカーを接続します。
サウンドカードが載されたコンピュータの場合、カードのコ ネクタを使用します。
マイクコネクタ(ピンク色)にパーソナルコンピュータ用マイ クを接続し、音声や音楽をサウンドまたはテレフォニープログ ラムに入力します。
サイドサラウンドコネクタ(色)には、追加のスピーカーを 取り付けます。
ネットワークアダプタコネクタは、ネットワークまたはブロード バンドデバイスにコンピュータを接続するために使用します。
ネットワークケーブルの方のをネットワークジャックや ネットワークまたはブロードバンドデバイスに接続し、ネット ワークケーブルのもう一方のをコンピュータのネットワーク アダプタコネクタに接続します。 カチッという感触があれ、ネットワークケーブルはしかり と接続されています。
メモ:ネットワークにはカテゴリ 5 のケーブルとコネクタを使用 することをお勧めします。カテゴリ 3 のケーブルを使用する必 がある場合、ネットワーク速 10 Mbps にして動作の信頼 性を保します。
色のライトは、コンピュータがネットワークデータを たは受信しているに点します。ネットワークトラフィック が多い場合、この LED が「点灯」の状態に見えることがあります。
送信、ま
14 コンピュータのセットアップ
2 - 状態 LED
10 Mbps ネットワークとコンピュータの接続がです。
100 Mbps ネットワークとコンピュータの接続が 良好です。
黄色 1000 Mbps(1 Gbps)ネットワークとコンピュータ の接続が良好です。
オフ(灯)— コンピュータがネットワークへの物理的な接 続を出していません。
USB 2.0 コネクタ(6
eSATA
コネクタ
プリンタやキーボードなど、通常接続したままのデバイスには 背面 USB コネクタを使用します。
メモ : フラッシュメモリキー、カメラ、または起動可能な USB バイスなど、時々接続するデバイスには、面の USB コネクタ を使用することをお勧めします。
追加ストレージデバイスの接続に使用します。
コンピュータのセットアップ 15

コンピュータのセットアップ

このコンピュータは、コンピュータスタンドが取り付けられている状態で出荷されて います。
縦置きにした状態で、本体の後部を慎重に持ち上げ、スタビライザを完全に開きま す。このスタビライザを使用することで、本体がより安定します。
16 コンピュータのセットアップ

お使いのコンピュータのエンクロージャへの設置

コンピュータをエンクロージャに設置すると、空気の流れが遮断され、コンピュータ のパフォーマンスに悪影響を及ぼし、過熱の原因となります。コンピュータをエンク ロージャに設置することはお勧めできません。どうしてもエンクロージャに設置する 必要がある場合は、以下のガイドラインに従います。
警告:動作温度に関する各仕様には、最大環境動作温度が反映されています。コン
ピュータをエンクロージャに設置する際には、設置場所の室温に配慮する必要があ ります。たとえば、室温が 25 ℃の場合、お使いのコンピュータの仕様によっては、 最大動作温度まで 5 10 ℃しか余裕がない場合があり得ます。お使いのコンピュー タの仕様の詳細については、63 ページの「仕様」 を参照してください。
通気が適切に行われるように、コンピュータの通気孔のある側面すべてに、少な くとも 10.2 cm のすき間をあけるようにします。
エンクロージャにドアがある場合、エンクロージャを通して(前面と背面)少な くとも 30 %の空気の流れを確保する必要があります。
コンピュータのセットアップ 17
コンピュータを机の角や下に設置している場合は、通気に必要な空気の流れを 確保するため、本体の背面から壁まで 5.1 cm のすき間をあけるようにします。
通気を妨げるエンクロージャにはコンピュータを設置しないでください。通気 が妨げられると、コンピュータのパフォーマンスが影響を受けたり、場合によっ てはオーバーヒートの原因にもなります。
18 コンピュータのセットアップ

ネットワークへの接続

本体をネットワークに接続するには、次の手順に従います。
1 ネットワークケーブルの一端をネットワークデバイス(ルーター、ネットワー
クスイッチ、ケーブルモデム / DSL)に接続します。
2 ネットワークケーブルのもう一端を、コンピュータ背面にあるネットワークア
ダプタコネクタのいずれかに接続します。 カチッと収まったらネットワークケーブルはしっかりと接続されています。
メモ:このコンピュータには、2 つの内蔵ネットワークアダプタ接続が構成されて
います。この接続は、高度な構成オプションをサポートしています。21 ページの
「ネットワークの高度な機能」 を参照してください。
拡張ネットワークアダプタ(PCIPCIe)がある場合は、ネットワークケーブルをそ のアダプタに接続します。
メモ:ネットワークにはカテゴリ 5 のケーブルとコネクタを使用することをお勧めし
ます。カテゴリ 3 のケーブルを使用する必要がある場合、ネットワーク速度を 10 Mbps にして動作の信頼性を確保します。
コンピュータのセットアップ 19
20 コンピュータのセットアップ

システム設定

メモ:ここに記載されている機能の一部は、Dell™ XPS™ 730X コンピュータでは使
用できない、または異なる場合があります。詳細に関しては、デルサポートサイト support.jp.dell.com を参照してください。
お使いのコンピュータは設定済みの状態で出荷されています。ここでは、システム設 定をやりなおしたり変更する必要が場合に備えて、詳細な手順について説明します。

ネットワーク設定(XPS 730 のみ)

ネットワークの高度な機能

NVIDIA Control Panel には、ネットワークトラフィックの変更に使用する 2 つの ツール、NVIDIA FirstPacket
これらのツールには、Windows らアクセスできます。
NVIDIA FirstPacket
NVIDIA FirstPacket を使用すると、システムのトラフィックを管理できます。これに より、ネットワークゲームや VoIP など、ネットワークの処理速度の遅延の影響を受 けやすいアプリケーションのパフォーマンスを、効果的に管理および向上させること ができます。
NVIDIA FirstPacket は、ネットワークドライバに送信キューを追加し、複数のネット ワークアプリケーションが限られたリソースを共有できるようにします。ユーザーの 指定に基づき、ユーザーに承認されたネットワークアプリケーションの送信を優先さ せます。
と、TCP/IP Acceleration が用意されています。
®
のコントロールパネルの NVIDIA Control Panel
TCP/IP Acceleration
メモ:TCP/IP Acceleration を有効にすると、ネットワークのパフォーマンスは向上し ますが、すべての処理負荷がハードウェアに集中するので、ネットワークトラフィッ クがファイアウォールをバイパスする可能性があります。
システム設定 21
TCP/IP Acceleration テクノロジは、TCP/IP ネットワークトラフィックの処理を、コン ピュータの CPU から nForce ハードウェアに移すことで、システムパフォーマンスを 大幅に向上させるネットワークソリューションです。

グラフィックの設定

危険: 本項の手順を行う前に、コンピュータに付属しているガイドの安全にお使い
いただくための注意事項を読み、その指示に従ってください。
お使いのグラフィックサブシステムは、さままなアプリケーションを行できるよ うにあらかめ設定されています。
グラフィックの設定やパフォーマンスは、各個人の用途に合わせてカスタマイズでき ます。カスタマイできる設定には、マルチディスプレイ、NVIDIA SLI テクノロジ または ATI Crossfire テクノロジ、そのの高度機能の有効などがあります。

マルチディスプレイ

購入したビデオ置によっては、2 台以上のディスプレイをサポートできる場合があ ります。マルチディスプレイのサポートを有効にするには、ディスプレイをもう 1 取り付け、そのディスプレイをサポートするようにビデオドライバソフトウェアまた はコントロールパネルを設定する必要があります。
危険: 本項の手順を行う前に、コンピュータに付属しているガイドの安全にお使い
いただくための注意事項を読み、その指示に従ってください。
ディスプレイをもう 1 取り付けるには、次の手順を行します。
1 コンピュータとすべての周辺の電源が切れていることを確認します。 2 しいディスプレイをビデオカードの適切なポートに接続します。
メモ:複数のグラフィックカードを搭載した構成の場合、セカンダリカードのビデ
オポートにプラスチックカバーが取り付けられた状態で出荷されます。これらのビ デオポートを使用するときは、カバーを取り外してください。
2 台以上のモニターをサポートするようにディスプレイ設定を変更する
ディスプレイをもう 1 取り付けたら、ビデオドライバソフトウェアを使用して対象 ディスプレイを有効にする必要があります。この手順は、ビデオカードやインストー ルされているドライバのバージョンによってなりますが、多くの場合、ビデオカー ドのコントロールパネルアプレット(NVIDIA Control Panel または ATI Catalyst Control Center)を使用して行うことができます。詳細な手順とオプションについて は、該当アプレットのルプフイルを参照してください。
メモ:複数のビデオカードを搭載したビデオ装置にディスプレイをもう 1 台接続し
た場合、マルチ GPU レンダリングテクノロジ(NVIDIA SLI または ATI Cros sfire)を 無 効にするまで、追加したディスプレイに何も表示されません。
22 システム設定

NVIDIA SLI テクノロジと ATI Crossfire テクノロジ

お使いのコンピュータは、PCIe グラフィックカードを 3 までサポートしています。一のグラフィックカード 2 以上で構成して、NVIDIA SLI(スケーラブルリンクイン
タフェース)テクノロジまたは ATI Crossfire テクノロジを有効にすることができます。 このようにすると、ゲームや 3D アプリケーションのパフォーマンスが向上します。
これらの技術を使用する利点の詳細については、NVIDIA のウェブサイトか ATI の ウェブサイトを参照してください。
購入時にマルチカード構成選択された場合は、お使いのコンピュータに NVIDIA SLI または ATI Crossfire テクノロジを有効にするのに必要なすべてのハードウェアが 備されています。
シングルカード構成からデュアルカード構成にアップグレードする場合は、カードを リンクさせる適切なハードウェアブリッジを購入する必要があります。デュアルカー構成からトリプルカード構成にアップグレードする場合は、今あるデュアルカード ブリッジを適切なトリプルカードブリッジと交換してカードをリンクさせる必要が あります。
NVIDIA SLI テクノロジの有効化(XPS 730 のみ)
SLI をサポートするには、同一の NVIDIA SLI 対応グラフィックカードを 2 以上、SLI ブリッジ、および最新バージョンのドライバが必要です。
NVIDIA SLI テクノロジの有効は、Windows のコントロールパネルにある NVIDIA Control Panel アプレットを使用して行います。アプレットを開いたら、Set SLI
Configuration オプションを選択します。Enable SLI technology オプションを選択 して SLI を有効にします。
メモ:SLI 構成でサポートされるのは、シングルディスプレイのみです。SLI テクノ
ロジを有効にすると、追加したディスプレイが無効になります。
ATI Crossfire テクノロジの有効化
Crossfire テクノロジをサポートするには、ATI 対応の互換グラフィックカードを 2 以上、Crossfire ブリッジ(高のパフォーマンスを得るため)、および最新バージョン のドライバが必要です。
ATI Crossfire テクノロジの有効は、Windows のコントロールパネルにある ATI Catalyst Control Center アプレットを使用して行います。アプレットを開いたら、 Crossfire オプションを選択します。Enable Crossfire オプションをクリックして Crossfire を有効にします。
メモ:Crossfire 構成でサポートされるのは、シングルディスプレイのみです。Crossfire
テクノロジを有効にすると、追加したディスプレイが無効になります。
システム設定 23
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