Dell Precision 620 User Manual [ja]

Dell PrecisionWorkStation ResourceCD ユーザーズガイド
概要
コンピュータといっしょに出荷されるDell Precision ResourceCDには、次の項目が含まれています。
l ドライバ ― Dellでは、デバイス用のすべてのドライバをコンピュータのハードドライブにインストールしています。これらのドライバのバックアップコ
ピーは、Dell Precision ResourceCDにあります。 Dellのサポートウェブサイトhttp://support.jp.dell.comからも、お使いのコンピュータ用の最 新のドライバが入手できます。
コピーは、Dell Precision ResourceCDにあります。
l ユーザーズガイド ― Dellでは、コンピュータおよび周辺機器のマニュアルをコンピュータのハードドライブにインストールしています。これらのマニ
ュアルのバックアップコピーは、Dell Precision ResourceCDにあります。 Dellのサポートウェブサイトhttp://support.jp.dell.comからも、お使 いのコンピュータ用のマニュアルが入手できます。󲻌
l Dell™診断プログラム ― Dell 診断プログラムは、コンピュータの様々なコンポーネントをテストし、コンピュータの問題の原因を識別するのに役立
ちます。詳細については、『ユーザーズガイド』を参照してください。
このガイドは次の作業を実行する方法について説明します。󲻌
l 診断、設定、および再インストールユーティリティの開始 l ご使用のコンピュータに提供されているドライバおよびユーティリティをうっかり消去したり、または壊れてしまった場合の再インストール l ResourceCDの『ユーザーガイド』へのアクセス l Dell 診断プログラムの使い方
設定、診断、および再インストールのオプションメニューの開始
ResourceCDで提供される設定、診断、および再インストール用プログラムの一部は、MS-DOS®モードで実行します。こうしたプログラムを実行するに
は、ResourceCDを使用してシステムをMS-DOSモードで起動しなければなりません。設定、診断、および再インストールの各オプションメニューから、 実行するタスクを選択できます。
コンピュータを起動して設定、診断、および再インストールの各オプションメニューを表示する手順は次のとおりです。
1. Microsoft® Windows® オペレーティングシステムで、CD-ROM ドライブにDell Precision ResourceCDを挿入します。 Windowsは自動的にResourceCDを実行し、メイン画面が表示されます。
2. メイン画面を終了するには、<Alt><F4>を押します。 ディスケットドライブが空になっていることを確認します。
3. コンピュータをシャットダウンします。
4. コンピュータを再起動します。
コンピュータがCDから起動すると、Dellのロゴ画面が現われ、続いてメニューオプションの説明一覧および使用可能言語が表示されます。
概要
ユーティリティへのアクセス
設定、診断、および再インストールのオプションメニューの開始
ユーザーズガイドへのアクセス
起動順序の変更
診断プログラムの使い方
ドライバのインストール
メモ:Linuxオペレーティングシステム用ドライバはLinuxオペレーティングシステムおよびディストリビューションに含まれます。 ResourceCDでは提供されません。
メモ:ResourceCDを使用するのが始めての場合は、インストールユーティリティが自動的に実行され、それからメイン画面が表示 されます。
メモ:コンピュータがCDから起動しない場合は、セットアップユーティリティの[Boot Sequence]オプションが[CD Drive]に 設定されていることを確認します。詳細は、「起動順序の変更 」を 参照してください。
SCSI (small computer system interface)コントローラをコンピュータに搭載している場合、コントローラがIDE(integrated
5. メニューオプション用の適切な言語を選択します。パーティションテーブルを変更し、コンピュータを再起動した場合は、オプション2 Continue Windows NT Reinstall を選択します。
番号付きの一覧に利用可能なオプションが表示されます。以下の一覧で各オプションについて説明します。
l オプション 1 – Start/Continue Windows NT® Workstation Install
注意: このオプションを実行 するとデータの一部またはハードドライブに記録されているすべてのデータが失われること があります。
このオプションは、Windows NT 4.0の再インストール作業に役立ちます。 コンピュータが使用不能になった場合、あるいはオペレ ーティングシステムのクリーンインストールが必要な場合に、このオプションを使用してください。 このオプションは、Windows NT
4.0の基本的な再インストール手順をガイドします。再インストールを完了するには、Windows NT 4.0 CD、サービスパックCD、お よびWindows NTユーザ登録番号が必要です。
このオプションの詳細については、システムに付属の『Dell-Installed Microsoft Windows NT 4.0インストールガイド』を参照してく ださい。
l オプション 2 – Run Dell Diagnostics
このオプションでは、Dell 診断プログラムをロードして診断テストを実行し、コンピュータのハードウェアの問題を発見することが 可能です。こうした診断機能は、発生している問題の特定とトラブルシューティングに便利です。Diagnostics Menuが表示され たら、オプションを選択してください。
l オプション 3 – Start Dell ZZTOP Imaging SW
注意: このオプションではハードドライブが再フォーマットされ、ドライブにあるデータが失われます。Dell技術者の 指示がない 限り 、このオプションを選択 しないでください。
このオプションは、Windows NTWindows95、またはWindows 98を再インストールし、コンピュータを出荷時にインストールされた デフォルトに再設定することで、故障したハードドライブの復旧に役立ちます。
l オプション 4 – Run SCSI Hard Drive Diagnostics
このオプションはSCSI ハードドライブの診断プログラムテストを実行します。診断プログラムではデータは失われません。 しか し、テストを実行する前に重要なデータのバックアップをお勧めします。󲻌
l オプション 5 – Run 3Com® NIC Diagnostics/Configuration
このオプションでは、内蔵およびPCIカードのリソースおよび各種設定を設定できます。また、MS-DOSベースの診断プログラム を実行して、ネットワークインタフェースカードのトラブルシューティングを行うこともできます。
このユーティリティの詳細については、コンピュータに付属する3Comのマニュアルを参照してください。
l オプション 6 – Start Adaptec RAID Configuration Utility
注意: このユーティリティは、正しく使用しないとデータ消失の原因となります。
ご使用のコンピュータの構成オプション選択によっては、Adaptec製のRAIDRedundant Array of Independent Disks)コントローラが装 着されています。このカードは、ハードドライブのサブシステムの機能を高めるように設計されています。コンピュータにAdaptec RAID コントローラが取り付けられている場合、このオプションを使用してRAIDサブシステムを設定することができます。このユーティリティを 使用してRAIDコントローラカードを設定してから、Windows NTをインストールしてください。
このユーティリティの詳細については、ご使用のコンピュータに付属するAdaptec RAIDのマニュアルを参照してください。
l オプション 7 – Go to Video Diagnostics Menu
このオプションでは、ご使用のコンピュータに取り付けることが可能なビデオアダプタの名前が一覧表示されます。
ビデオの問題のトラブルシューティングを行うには、一覧からビデオアダプタ名を選択して診断を実行します。テストが実行され、その 結果が表示されます。どのテストに失敗するかを調べれば、ビデオサブシステムのどの部分に問題があるかを特定できます。
drive electronics)デバイスの後 に起動するよう設定されているか確認します。詳細は、SCSI コントローラのマニュアルを参 照してください。
メモ:以下のオプションのうち1つを選択した後で、一覧 に戻 って別のオプションを選び直すことはできません。選択したオプ ションの実行を 中止したい場合、あるいは別のオプションを選択 したい場合には、コンピュータを再起動しなければなりませ ん。
メモ:SCSI ハードディスク診断プログラムはSCSI ハードドライブ搭載のコンピュータのみに対応しています。IDE ハードドライブをお使いの場合は 、SCSI ハードディスク診断プログラムを実行しないでください。
メモ:取り付けられているビデオアダプタを確認するには、[スタート]ボタン、[設定][コントロールパネル]の順にクリッ クしてから、[画面]アイコンをダブルクリックします。[画面 のプロパティ]ウィンドウで[設定]タブをクリックし、Windows 95およびWindows 98の場合は [詳細]Windows NTの場合は[ディスプレイの種類]をクリックします。
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