Page 1

Dell PowerVault MD3600f /
MD3620f
ストレージアレイ
を使用した
Microsoft Windows Server
フェイルオーバークラスタ
ハードウェアの設置&
トラブルシューティング
Page 2

メモおよび注意
メモ
:
コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意
:
手順に従わないと、ハードウェアの損傷やデータの損失につながる可能性が
あることを示しています。
__________________
本書の内容は予告なく変更されることがあります。
© 2011 すべての著作権は Dell Inc. にあります。
Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。
本書に使用されている商標:
の商標です。Microsoft®、
Corporation
商標または製品の権利を主張する事業体を表すためにその他の商標および社名が使用されていること
があります。それらの商標や会社名は、一切
2011 年 7
の商標または登録商標です。
月
Rev. A00
Dell™、DELL ロゴ、PowerEdge™ および PowerVault™ は Dell Inc.
Windows
®
および
Windows Server
Dell Inc.
®
は米国その他の国における
に帰属するものではありません。
Microsoft
Page 3

目次
1 はじめに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
概要
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
クラスタソリューション
クラスタの要件
クラスタノード
クラスタストレージ
クラスタストレージ管理ソフトウェア
サポートされているクラスタ構成
直接接続クラスタ
SAN
直接接続および
直接接続の設定順序
SAN
その他の必要マニュアル
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8
接続のクラスタ
SAN
接続の設定順序
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
. . . . . . . . . 10
. . . . . . . . . . . . . . . 12
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
接続の設定順序
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15
. . . . . . . . . . . . . 13
2 クラスタハードウェアのケーブル接続 . . . 17
マウス、キーボード、モニタのケーブル接続
電源ユニットのケーブル接続
パブリックネットワークとプライベートネットワークの
ケーブル接続
パブリックネットワークのケーブル接続
プライベートネットワークのケーブル接続
プライベートネットワーク用のデュアルポート
ネットワークアダプタの使用
NIC
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
のチーム化
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21
. . . . . . . . . . . . . . . . . 17
. . . . . . . . . . . . . 21
. . . . . . . . . 17
. . . . . . . . 20
. . . . . . . 20
目次
3
Page 4

ストレージシステムのケーブル接続
. . . . . . . . . . . . . 22
直接接続クラスタに用いるストレージの
ケーブル接続
SAN
接続クラスタに使用するストレージの
ケーブル接続
PowerEdge
MD3620f
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
クラスタと複数の
ストレージシステムの接続
PowerVault MD3600f /
. . . . . . . . . 32
3 システムのクラスタリングへの準備 . . . . . 35
クラスタ構成の概要
インストールの概要
サポートされるファイバチャネル
ホストサーバーへのファイバチャネル
インストール
HBA
ドライバおよびファームウェアの設定の
カスタマイズ
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
HBA
の取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
HBA
. . . . . . 37
の
ファイバチャネルスイッチファブリックのゾーニングの
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39
実施
ワールドワイド名ゾーニング
スイッチゾーニングの要件
. . . . . . . . . . . . . . 39
. . . . . . . . . . . . . . . . 40
ファイバチャネルスイッチハードウェアにおける
ゾーニングのセットアップ
ストレージ管理ソフトウェアのインストール
共有ストレージシステムの設定
トラブルシューティングツール
共有ストレージサブシステムの
Windows
オペレーティングシステムと
ダイナミックボリューム
ドライブ文字とマウントポイントの割り当て
. . . . . . . . . . . . . . . 40
. . . . . . . . . 41
. . . . . . . . . . . . . . . . 42
. . . . . . . . . . . . . 50
RAID
レベルの設定
. . . . . . . . . . . . . . . . 54
. . . . . 54
. . . . . . 54
共有ストレージシステムのドライブの命名と
フォーマット
PowerVault MD Storage Manager
機能の使い方
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 55
の詳細(プレミアム)
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57
フェイルオーバークラスタの設定
4
目次
. . . . . . . . . . . . . . . 60
Page 5

A トラブルシューティング . . . . . . . . . . . . . 61
B クラスタデータシート . . . . . . . . . . . . . . . 67
C ゾーニング設定の記録 . . . . . . . . . . . . . . . 71
索引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73
目次
5
Page 6

6
目次
Page 7

はじめに
本書では、
したクラスタソリューションのインストールと管理について説明します。クラス
タソリューションの構成作業を担当する熟練の
メンテナンス作業を担当するサービス技術者向けのガイドですが、クラスタリン
グを初めて学ぶ読者の方も対象としています。
Dell PowerVault MD3600f / MD3620f
IT
専門家と、アップグレードと
ストレージシステムを使用
概要
Microsoft Windows Server
PowerEdge Cluster
を組み合わせて、クラスタで実行されるアプリケーションとサービスの可用性を
高めます。フェイルオーバークラスタは、システム内で単一障害点が発生する
可能性を低くするように設計されています(単一障害点とは、
システム全体の障害となることで、これが発生すると、クラスタ内のアプリケー
ションやサービスが利用できなくなる可能性があります)。クラスタ内のシステム
およびストレージの電源ユニット、ノードとストレージアレイの間の接続、多層
にわたるエンタープライズアプリケーションアーキテクチャ内のクライアント
システムまたはその他のシステムへの接続には、冗長コンポーネントを使用する
ことをお勧めします。
1
本書では、
Dell MD3600f / MD3620f
する
いて説明します。クラスタに共有ストレージを導入するために必要な情報と具体
的な設定手順が説明されています。
クラスタの導入の詳細については、
Microsoft Windows Server
『
インストール
メモ:
つまたは複数の
&
本書で使用されている製品名について
• Windows Server 2008
Enterprise Edition
Edition
• Dell PowerVault MD36x0f
MD3600f
します。
は、特定のハードウェアとソフトウェアのコンポーネント
トラブルシューティング』を参照してください。
を指します。
および
フェイルオーバークラスタを使用する
1
箇所の障害が
Windows Server
ファイバチャネルストレージアレイの設定につ
フェイルオーバークラスタで使用
support.dell.com/manuals
を使用した
とは、
または
Microsoft Windows Server 2008 R2 x64 Enterprise
Dell PowerVault MD3620f
Dell
フェイルオーバークラスタの
Microsoft Windows Server 2008 x64
ストレージアレイとは、
Dell PowerVault
の両方のストレージアレイを指
Dell
で、
はじめに
7
Page 8

Dell Windows Server
ティングシステム、ハードウェアコンポーネント、およびドライバまたはファー
ムウェアのバージョンのリストについては、
Configuration Support Matrices
ス)を参照してください。
フェイルオーバークラスタ用として推奨されるオペレー
』(
dell.com/ha
Dell
クラスタ構成のサポートマトリック
で、『
Dell Cluster
クラスタソリューション
お使いのファイバチャネルクラスタは最小
化を実装し、以下の機能を提供します。
•8 Gbps
•
システムサービスおよびネットワーククライアントに対するリソースの高可
用性
•
共有ストレージに対する冗長パス
•
アプリケーションおよびサービスの障害復旧
•
クラスタ全体をオフラインにすることなくクラスタノードを修復、
メンテナンス、アップグレードできる、柔軟なメンテナンス機能
クラスタにファイバチャネルテクノロジを実装すると、以下のようなメリットが
あります。
•
柔軟性
での距離を接続することができます。
•
可用性
イアントに複数のデータパスとより高い可用性を提供します。
•
接続性
Interface
ます。ファイバチャネルデバイスはホットスワップに対応しているため、ク
ラスタを停止させることなく、ノードでデバイスの取り外し、取り付けがで
きます。
および
4 Gbps
—
ファイバチャネルは、信号の劣化なしでスイッチ間が
—
ファイバチャネルのコンポーネントには冗長接続を使用し、クラ
—
ファイバチャネルには、
)や
SAS
のファイバチャネルテクノロジ
(シリアル接続
2
ノード~最大
SCSI(Small Computer System
SCSI
)よりも多くのデバイスを接続でき
16
ノードのクラスタ
10 km
ま
クラスタの要件
使用するクラスタには次のコンポーネントが必要です。
•
サーバー(クラスタノード)
•
ストレージおよびストレージ管理ソフトウェア
8
はじめに
Page 9

クラスタノード
クラスタノードのハードウェア要件を 表
表
1-1.
クラスタノードの要件
コンポーネント 最小要件
プロセッサ 各クラスタノードに少なくとも
クラスタノード 少なくとも
RAM
ホストバス
アダプタ(
ポート
ネットワークイン
タフェースカード
(
NIC)
(パブリックおよ
びプライベート)
内蔵ディスク
コントローラ
HBA
各クラスタノードに少なくとも
各ノードに
)
内蔵(またはサポートされている)デュアルポートファイバ
チャネル
2
枚以上の
ネットワーク用
メモ
イベートネットワーク用の各
勧めします。
各ノードにつき、内蔵ディスクに
サポートされている
ラならどれでも使用できます。
ミラーリング(
ディスクストライプ(
要です。
メモ
ソフトウェアベースのディスクフォールトトレランスの使用をお勧
めします。
2
台の同一の
2
つのファイバチャネル
HBA
が含まれている場合を除く。
NIC -
1
:
パブリックネットワーク用の各
RAID 1
:
内蔵ドライブにはハードウェアベースの
1-1
PowerEdge
パブリックネットワーク用
枚。
RAID
)には
RAID 5
に示します。
1
つのプロセッサ。
システム。
1 GB の RAM
HBA
NIC
も同一仕様のものを使うことをお
1
枚のコントローラを接続。
コントローラまたはディスクコントロー
2
台の物理ディスク、パリティ付きの
)には
3
。
。ただし、サーバーに
1
枚、プライベート
NIC
は同一仕様のもの、プラ
台以上のハードドライブが必
RAID
または
メモ:
サポートされているシステム、
種類の詳細については、
Matrices
』(
Dell
クラスタ構成のサポートマトリクス)を参照してください。
dell.com/ha
HBA
、およびオペレーティングシステムの
で、『
Dell Cluster Configuration Support
はじめに
9
Page 10

クラスタストレージ
共有ストレージシステムの構成要件を 表
表
1-2.
クラスタストレージの要件
1-2
に示します。
ハードウェアコン
ポーネント
サポートされる
ストレージシステム
クラスタノード すべてのノードは、1 台のストレージシステムに直接接続する
スイッチとケーブル
電源および冷却の
要件
物理ディスク
複数のクラスタと
スタンドアロン
システム
メモ:
RAID 0
障した場合にデータの冗長性を確保できないため、高い可用性を必要とするシステ
ムにはお勧めできません。
最小要件
• Dell PowerVault MD3600f / MD3620f RAID
1
台。
ジャ
• Dell PowerVault MD1200/MD1220
任意の組み合わせで
メモ
:
取り付け可能なハードドライブは
か、
SAN
を経由して
接続する必要があります。
SAN
接続環境で少なくとも
スイッチ。
ホットスワップ対応内蔵電源ユニット
2
台。
7
台まで。
1
台または複数のストレージシステムに
2 個の 8 Gbps
拡張エンクロージャの
96
/
冷却ファンモジュール
PowerVault MD3600f / MD3620f RAID
2
少なくとも
スイッチ接続構成では、クラスタとスタンドアロンシステムは、
1
台または複数台の
ムを共有できます。
および独立のディスクを使用することも可能ですが、ディスクが故
台の物理ディスク。
PowerVault MD3600f / MD3620f
エンクロー
台までです。
ファイバチャネル
エンクロージャ内に
システ
クラスタストレージ管理ソフトウェア
Dell PowerVault MD Storage Manager
このソフトウェアは管理ステーションまたはアレイに接続されたホストで実行し、
PowerVault MD3600f / MD3620f RAID
複数の
行います。
Dell PowerVault MD Storage Manager(MDSM
エンクロージャの集中管理を
)を使用して、
ディスクグループの作成、仮想ディスクの作成とマッピング、エンクロージャの
ステータスの監視、ファームウェアのダウンロードなどのタスクを実行できます。
MDSM
MDSM
は、ウィザード形式のツールとタスクベースの構造を持つ
GUI
は以下の目的で設計されています。
•
ストレージアレイのインストール、設定、管理、診断のタスクを単純化す
です。
る。
10
はじめに
Page 11

•
ストレージアレイに重大な問題が発生した時にアラートの送信に使用される
イベント監視サービスを格納する。
•
オペレーティングシステムのプロンプトからコマンドを実行するためのコマ
CLI
ンドラインインタフェース(
)を提供する。
MD Storage Manager
このソフトウェアは各クラスタノードに常駐して、
ステムベースのトポロジデータを収集します。
マルチパス
マルチパス
ノードにインストールされています。ソフトウェアにより、システムと
エンクロージャの間の冗長データパスが管理されます。
よって冗長パスが正しく管理されるためには、
なっている必要があります。
MPIO
識し、そのディスクへの優先パスを確立します。優先パス内のコンポーネントの
いずれかに障害が発生すると、ストレージアレイが中断されることなく動作し続
けるように、
ます。
拡張機能
I/O(MPIO
I/O
ソフトウェアは、1 つの仮想ディスクに対して複数のパスがあることを認
MPIO
PowerVault MD3600f / MD3620f RAID
のとおりです。
•
スナップショット仮想ディスク は、ソース仮想ディスクの内容に影響を与
えずに、バックアップ、テスト、またはデータ処理を目的に仮想ディスクの
ポイントインタイムイメージをキャプチャします。
•
仮想ディスクのコピー は、ソース仮想ディスクからストレージアレイ内の
ターゲット仮想ディスクにデータのフルコピーを生成します。仮想ディスク
コピー機能を使用して、データのバックアップ、小容量の物理ディスクを使
用するディスクグループから大容量の物理ディスクを使用するディスクグ
ループへのデータのコピー、またはスナップショット仮想ディスクデータの
ソース仮想ディスクへの復元ができます。
•
ハイパフォーマンス層へのアップグレード は、標準的なパフォーマンスレ
ベルで動作する
スを向上します。
•
リモートレプリケーション は、別々の場所にある
間での、データのリアルタイムレプリケーションを可能にします。
メモ:
57
ページの「
の使い方」を参照してください。
エージェント
MDSM
)ソフトウェア
ソフトウェア(別名「フェイルオーバードライバ」)は各クラスタ
HBA
ソフトウェアは
MD36x0f
クラスタ環境で正しいオプションを導入する方法の詳細については、
PowerVault MD Storage Manager
I/O
要求の経路を自動的に代替パスに変更し
ストレージシステムの拡張機能は、次
シリーズのアレイよりもシステムのパフォーマン
によって管理できるシ
RAID
MPIO
ソフトウェアに
とケーブル接続が冗長構成に
2
つのストレージアレイ
の詳細(プレミアム)機能
はじめに
11
Page 12

サポートされているクラスタ構成
プライベートネットワーク
パブリックネットワーク
クラスタノード
ファイバチャネル
接続
ファイバチャネル接続
クラスタノード
ストレージシステム
メモ:
最大構成は
4
ノードです。ノードは次のいずれかになります。
•
最大
4
ノードのクラスタ
1
つ
• 2
ノードのクラスタ
2 つ
•
クラスタ
1
つと単一または複数のスタンドアロンサーバー
以下の各項では、サポートされるクラスタ構成について説明します。
直接接続クラスタ
直接接続のクラスタ構成では、クラスタのすべてのノードが単一のストレージシ
ステムにダイレクトに接続されています。この構成では、ストレージシステム上
RAID
の
コントローラはノード内のファイバチャネル
直接接続されています。
1-1
に、基本的な直接接続のシングルクラスタ構成を示します。
図
図
1-1.
直接接続のシングルクラスタ構成
HBA
ポートにケーブルで
SAN
接続のクラスタ
SAN
接続のクラスタ構成では、すべてのノードが、冗長スイッチファブリックに
SAN
よって
接続しています。
マンスの点で直接接続のクラスタ構成よりも優れています。
1-2 に SAN
図
12
経由で単一のストレージシステムまたは複数のストレージシステムに
SAN
接続のクラスタ構成は、柔軟性、拡張性、およびパフォー
接続のクラスタを示します。
はじめに
Page 13

図
クラスタノード
プライベートネットワーク
ファイバチャネル
接続
ストレージシステム
ファイバチャネル
スイッチ
ファイバチャネル
スイッチ
パブリックネットワーク
ファイバチャネル
接続
クラスタノード
メモ:
最大構成は
64
ノードです。ノードは次のいずれかになります。
•
最大
16
ノードのクラスタ
1
つ
•
複数のクラスタ
•
複数のクラスタと単一または複数のスタンドアロンサーバー
1-2. SAN
接続のクラスタ
直接接続および
本項では、直接接続および
ファイバチャネルストレージを初めて設定する場合を想定しています。
メモ:
ファイバチャネルストレージアレイを追加する場合、またはホストサーバー
でファイバチャネルストレージへの接続がすでに設定されている場合は、本項に
示す手順の一部が該当しない場合があります。手順を進める前に、
Dell Cluster Configuration Support Matrices』(Dell
『
マトリクス)を参照して、既存のハードウェアコンポーネント、ホストバス
アダプタ(
ことを確認してください。
HBA
SAN
SAN
)のファームウェア、および
接続の設定順序
接続の設定手順を説明します。これらの手順は、
BIOS
クラスタ構成のサポート
レベルがサポートされている
はじめに
dell.com/ha
で
13
Page 14

直接接続の設定順序
1
サポートされている
「サポートされるファイバチャネル
さい。
2
クラスタノードをストレージアレイにケーブル接続します。
「直接接続クラスタに用いるストレージのケーブル接続」を参照してくだ
さい。
3
dell.com/ha
Dell
クラスタ構成のサポートマトリクス)のリストに指定されている
(
ドライバとファームウェアのバージョンをインストールします。
HBA
4
クラスタノードに
イに同梱)をインストールして設定します。
ソフトウェアのインストール」を参照してください。
5
MD Storage Manager(MDSM
レージアレイ、仮想ディスクを設定します。
システムの設定」を参照してください。
6
プレミアム機能(該当する場合)をアクティブ化して設定します。
SAN
接続の設定順序
メモ:
リモートレプリケーションプレミアム機能を使用するには、
が必要です。直接接続ではリモートレプリケーションはサポートされていません。
1
サポートされている
「サポートされるファイバチャネル
さい。
2
クラスタノードとファイバチャネルスイッチをケーブルで接続します。
29
ページの「
ケーブル接続」および
てください。
3
dell.com/ha
Dell
クラスタ構成のサポートマトリクス)のリストに指定されている
(
HBA
ドライバとファームウェアのバージョンをインストールします。
4
クラスタノードに
イに同梱)をインストールして設定します。
ソフトウェアのインストール」
5
ストレージアレイーとファイバチャネルスイッチをケーブルで接続します。
27
ページの「
参照してください。
HBA
をクラスタノードに設定します。
HBA の
取り付け」 を参照してくだ
37
22
にある『
SAN
にある『
SAN
Dell Cluster Configuration Support Matrices
MD Storage Manager
)を使用して、ホストサーバー、スト
HBA
をクラスタノードに設定します。
HBA の
接続クラスタから
59
ページの「リモートレプリケーション」 を参照し
ソフトウェア(ストレージアレ
41
ページの「ストレージ管理
42
ページの「共有ストレージ
SAN
37
取り付け」 を参照してくだ
MD36x0f
ストレージシステムへの
Dell Cluster Configuration Support Matrices
MD Storage Manager
を参照してください。
接続クラスタに使用するストレージのケーブル接続」 を
ソフトウェア(ストレージアレ
41
ページの「ストレージ管理
ページの
ページの
ページの
』
接続設定
』
14
はじめに
Page 15

6
ファイバチャネルスイッチのゾーニングを設定します。
イバチャネルスイッチハードウェアにおけるゾーニングの
参照してください。
メモ:
スイッチに接続するすべての機器は、ゾーニングを確立する前に電源
をオンにしておく必要があります。スイッチハードウェアに関するその他の
要件については、メーカーのマニュアルを参照してください。
7
MDSM
設定します。
ださい。
8
プレミアム機能(該当する場合)をアクティブ化して設定します。
を使用して、クラスタノード、ストレージアレイ、仮想ディスクを
42
ページの「共有ストレージシステムの設定」 を参照してく
40
ページの「ファ
セットアップ」 を
その他の必要マニュアル
注意:
システムに同梱されている安全情報のマニュアルには、安全および認可機関
に関する重要な情報が記載されています。保証情報は、このマニュアルに含まれて
いる場合と、別の文書として付属する場合があります。
•
ラックソリューションに付属の『ラック取り付けガイド』では、システムを
ラックに取り付ける手順について説明しています。
•
『はじめに』では、最初にシステムをセットアップする場合の概要を説明し
ています。
•『Microsoft Windows Server 2008
&
ラスタのインストール
に関する詳細情報が記載されています。
トラブルシューティング』には、クラスタの導入
•『Dell Cluster Configuration Support Matrices
のサポートマトリックス)には、
クラスタ用として推奨されるオペレーティングシステム、ハードウェアコン
ポーネント、およびドライバまたはファームウェアのバージョンのリストが
記載されています。
•
オペレーティングシステムのマニュアルでは、オペレーティングシステムソ
フトウェアのインストール手順(必要な場合)や設定方法、および使い方に
ついて説明しています。
•
システムとは別に購入されたコンポーネントのマニュアルでは、購入された
オプション装置の取り付けや設定について説明しています。
• Dell PowerVault
リのインストール、トラブルシューティング、およびアップグレードについ
て説明しています。
•
システム、ソフトウェア、またはマニュアルの変更について記載されたアッ
プデート情報がシステムに付属していることがあります。
のテープライブラリのマニュアルでは、テープライブラ
を使用した
Dell
フェイルオーバーク
』(デルのクラスタ構成
Dell Windows Server
フェイルオーバー
はじめに
15
Page 16

•
お使いの
機能や仕様、セットアップユーティリティ(該当する場合)、ソフトウェア
のサポート、システム設定ユーティリティについて説明しています。
• Dell PowerVault MD3600f / MD3620f
『
Arrays
の設定)では、設定、
います。
• Dell PowerVault MD3600f /MD3620f
では、ストレージアレイのセットアップとケーブル接続の概要を説明してい
ます。
• Dell PowerVault MD3600f / MD3620f
は、システムの機能、トラブルシューティングの方法、およびコンポーネン
トの取り付け方や交換方法について説明しています。
• Dell PowerVault MD3600f / MD3620f
ド』では、ソフトウェアとハードウェアのインストール
ついて説明しています。
•Dell PowerVault MD
ラインインタフェース(
行う方法を説明しています。
• Dell PowerVault MD36x0f の Resource DVD
すべてのマニュアルのほかに、設定
います。
•Dell PowerVault MD
クス)では、
ウェアとハードウェアについて説明しています。
•
リリースノートまたは
の最新のアップデート情報や、専門知識をお持ちのユーザーや技術者のため
の高度な技術情報が含まれていることがあります。
PowerEdge
システムの『ユーザーズガイド』では、システムの
ストレージアレイの
Configuring Fibre Channel With Dell MD3600f Series Storage
』(
Dell MD3600f
PowerVault MD
メモ:
このアップデート情報には他の文書の内容を差し替える情報が含まれ
ていることがあるので、必ず最初にお読みください。
シリーズストレージアレイでのファイバチャネル
HBA
のインストール、ゾーニングについて説明して
ストレージアレイの『はじめに』
の『オーナーズマニュアル』で
ストレージアレイの『導入ガイ
/
取り付けと設定に
ストレージアレイの『
CLI
)を使用してストレージアレイの設定と管理を
/
管理ツールのマニュアルが収録されて
システムの『
readme
Support Matrix
システム用のサポートされているソフト
ファイルには、システムまたはマニュアル
CLI
ガイド』では、コマンド
には、本項に含まれている
』(サポートマトリッ
16
はじめに
Page 17

クラスタハードウェアの
ケーブル接続
以下の項では、クラスタのさまざまなコンポーネントのケーブル接続について説
明します。
マウス、キーボード、モニタのケーブル接続
クラスタ構成をラックに取り付ける場合は、マウス、キーボード、モニタを
ノードに接続するためのスイッチボックスを含める必要があります。各ノードを
スイッチボックスに接続する方法については、ラックに付属のマニュアルを参照
してください。
電源ユニットのケーブル接続
個々の電源の要件が満たされていることを確認するには、クラスタ
ソリューションの各コンポーネントのマニュアルを参照してください。
電源関連の障害からクラスタソリューションを保護するために、次のガイド
ラインに従うことをお勧めします。
•
複数の電源装置を使用したクラスタノードでは、各電源装置を別々の
路に接続する。
•
無停電電源装置(
•
環境によっては、バックアップ用の発電機の設置や別の変電設備からの電力
供給を検討する。
2-1 は、2 台の Dell PowerEdge
図
成されるクラスタソリューションの電源ケーブルを接続するお勧めの方法です。
冗長性を確保するため、すべてのコンポーネントのプライマリ電源ユニットは、
1
つまたは
て接続するようにします。
2
つの回路にまとめて接続し、冗長電源は別の電源供給回路にまとめ
UPS
)を使用する。
システムと
1
台のストレージシステムで構
AC
回
クラスタハードウェアのケーブル接続
17
Page 18

図
プライマリ電源装置を
1 つの AC
電源
タップ(または図外の
1 つの AC
PDU
)に接続
冗長電源装置を
もう 1 つの AC
電源
タップ(または図外のもう
1 つの AC
PDU
)に接続
MD36x0f RAID
コントローラ
モジュール
0
MD36x0f RAID
コントローラ
モジュール
1
クラスタノード
1
クラスタノード
2
2-1.
電源ケーブルの接続例
18
メモ:
クラスタハードウェアのケーブル接続
この図は、電源装置から各コンポーネントへの配線のみを示したものです。
Page 19

パブリックネットワークとプライベートネット
ワークのケーブル接続
クラスタノード内のネットワークアダプタは、各ノードに対して少なくとも
のネットワーク接続を提供します。表
2-1
はこれらの接続についてまとめたもの
です。
表
2-1.
ネットワーク接続
ネットワーク接続 説明
パブリックネットワーク クライアント
プライベートネットワークのフェイルオーバー用に、
少なくとも
ド(パブリックモードとプライベートモード)に設定
する必要があります。
プライベートネットワーク クラスタノード間でクラスタの稼動状況の情報を共有
図
2-2
は、ネットワークアダプタのケーブル接続の例です。各ノード内の専用
するための専用接続。
LAN
タ内の相互接続が失敗した場合に備えて通信レベルで
の冗長性も提供されます。
プライベートネットワークの冗長性の詳細については、
Microsoft Failover Clustering
てください。
LAN
へのすべての接続。
1
つのパブリックネットワークを混在モー
に接続されたネットワークアダプタでは、クラス
のマニュアルを参照し
ネットワークアダプタはパブリックネットワークに、残りのネットワークアダプ
タは相互に接続されています(プライベートネットワーク用)。
2
つ
クラスタハードウェアのケーブル接続
19
Page 20

図
パブリックネットワーク
パ
ブ
リ
ッ
ク
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
ア
ダ
プ
タ
プライベート
ネットワーク
アダプタ
クラスタノード
1
クラスタノード
2
プライベート
ネットワーク
2-2.
ネットワークのケーブル接続の例
パブリックネットワークのケーブル接続
TCP/IP
を実行しているシステムでサポートされているネットワークアダプタなら
どれでも、パブリックネットワークセグメントに接続できます。追加のパブリッ
クネットワークセグメントをサポートするため、またはプライマリネットワーク
アダプタやスイッチポートの故障に備えて冗長性を持たせるために、追加のネッ
トワークアダプタを取り付けることができます。
プライベートネットワークのケーブル接続
クラスタノード間のプライベートネットワーク接続には、各ノードに取り付けた
2
番目以降のネットワークアダプタを使用します。このネットワークはクラスタ
内の通信に使用します。
3
つの可能なプライベートネットワーク構成に必要なハードウェアのコンポーネ
ントと接続方法を
20
クラスタハードウェアのケーブル接続
表 2-2
に示します。
Page 21

表
2-2.
プライベートネットワークのハードウェアコンポーネントおよび接続
方式 ハードウェアコンポーネント 接続
ネットワークスイッチ ギガビットまたは
ポイントツーポイント
(2 ノードクラスタのみ)
メモ:
本書でイーサネットという場合は、ギガビットイーサネットまたは
ビットイーサネットを指します。
ビットイーサネットネット
ワークアダプタとスイッチ
RJ-45
コネクタを備えた銅線
ギガビットまたは
ビットイーサネットネット
ワークアダプタ
SFP+
コネクタを備えた銅線
ギガビットイーサネット
10
ネットワークアダプタ
LC
コネクタを備えたオプ
ティカルギガビットまたは
10
ギガビットイーサネット
ネットワークアダプタ
10
10
ギガ
ギガ
ハードウェアに応じて、
CAT5e
または
CAT6
ローカルコネクタ(
えたマルチモード光ケーブル、
2
または
ノード内のネットワークアダプ
タからスイッチの間に接続し
ます。
両方のノードのネットワークア
ダプタ間に標準
CAT6
接続します。
両方のノードのネットワークア
ダプタ間に
接続します。
両方のノードのネットワークア
ダプタ間にマルチモードの光
ケーブルを接続します。
芯同軸ケーブルを、
イーサネットケーブルを
2
LC
CAT5e
芯同軸ケーブルを
ケーブル、
)を備
または
10
ギガ
プライベートネットワーク用のデュアルポートネットワークアダプタの
使用
パブリックネットワークをプライベートネットワーク通信のフェイルオーバー用
に使えるように、クラスタを構成することもできます。ただし、デュアルポート
ネットワークアダプタを使用している場合、パブリックとプライベートの両方の
ネットワークをサポートするために
2
つのポートを同時に使わないでください。
NIC
のチーム化
ネットワークインタフェースカード(
NIC
)のチーム化によって複数の
NIC
を組
み合わせ、ロードバランシング機能やフォールトトレランス機能を付加すること
ができます。お使いのクラスタは、パブリックネットワークでのみ
化をサポートしています。プライベートネットワークでは
NIC
NIC
のチーム
のチーム化はサ
ポートされていません。
メモ:
1
つのチーム内では同じブランドの
イバのブランドを混在させることはできません。
クラスタハードウェアのケーブル接続
NIC
を使用します。チーム化するドラ
21
Page 22

ストレージシステムのケーブル接続
クラスタノード
プライベートネットワーク
パブリックネットワーク
クラスタノード
ストレージシステム
ファイバチャネル
接続
ファイバチャネル
接続
本項では、クラスタを直接接続構成でストレージシステムに、または
1
台もしくは複数のストレージシステムにケーブル接続する方法を説明しま
成で
す。
直接接続クラスタに用いるストレージのケーブル接続
直接接続のクラスタ構成は、
直接ケーブル接続された複数の冗長ファイバチャネルホストバスアダプタ
HBA
)ポートで構成されます。ストレージパス内のコンポーネント(例:ポー
(
ト、ケーブル、ストレージコントローラ)に障害が発生した場合、ストレージア
レイが中断することなく動作を継続するように、
の経路を自動的に代替パスに変更します。シングルポート
り、可用性が高まります。一方の
クラスタのクラスタリソースが他方のクラスタノードに移動することはありませ
ん。
図
2-3
は、各クラスタノードに冗長
単一のクラスタ構成の例を示しています。
図
2-3.
直接接続のクラスタ構成
Dell PowerVault MD36x0f
MPIO
ソフトウェアは
HBA
に障害が発生しても、フェイルオーバー
HBA
ポートが取り付けられた、直接接続の
ストレージシステムに
HBA の 2
SAN
接続構
I/O
要求
台構成によ
22
クラスタハードウェアのケーブル接続
Page 23

クラスタから
各クラスタノードは、2 本の光ファイバケーブルを使用してストレージシステム
に接続し、
HBA
ラモジュールのポートに接続します。これらのコネクタは、インデックスタブ付
2
きの
MD36x0f RAID
ます。
注意:
2
ノードの直接接続クラスタから
1
2
Dell PowerVault MD36x0f
Duplex-LC
ポートと
モジュールポート、またはテープライブラリのポートに挿入するときまで外さない
でください。
クラスタノード
a
b
クラスタノード
a
b
MD36x0f
個の個別の光ファイバコネクタで構成されており、
コネクタのカバーは、コネクタを
クラスタノード
モジュール
ます。
クラスタノード
モジュール
ます。
クラスタノード
モジュール
ます。
クラスタノード
モジュール
ます。
マルチモードコネクタを使用してクラスタノード内の
ストレージシステム内の
コントローラモジュールに正しい向きで接続する必要があり
1
をストレージシステムに接続します。
1 の HBA
0
のファイバチャネル入力ポート
1 の HBA
1
のファイバチャネル入力ポート
2
をストレージシステムに接続します。
2 の HBA
0
のファイバチャネル入力ポート
2 の HBA
1
のファイバチャネル入力ポート
ストレージシステムへのケーブル接続
MD36x0f RAID
HBA
HBA
MD36x0f
ポート
ポート
ポート
ポート
ポート、
ストレージシステムへのケーブル接続
0 から MD36x0f RAID
1 から MD36x0f RAID
0 から MD36x0f RAID
1 から MD36x0f RAID
MD36x0f RAID
0
にケーブルを接続し
0
にケーブルを接続し
1
にケーブルを接続し
1
にケーブルを接続し
コントロー
ポートおよび
コントローラ
コントローラ
コントローラ
コントローラ
コントローラ
クラスタハードウェアのケーブル接続
23
Page 24

図
企業、パブリック、
またはプライベート
ネットワーク
クラスタノード
1
クラスタノード
2SAS
出力ポート(2)
RAID
コントローラモジュール
0
RAID
コントローラモジュール
1
2-4. 2
ケーブル接続
ノードの直接接続クラスタから
PowerVault MD36x0f
ストレージシステムへの
メモ:
ジャへの
4
ノードの直接接続クラスタから
PowerVault MD36x0f
上のノードによるクラスタを設定できます。
4
最大
次の例では、
1
クラスタノード
a
b
24
SAS
SAS
出力ポートを使用して、
接続が可能です。
MD36x0f
MD1200
または
ストレージシステムへのケーブル接続
ストレージシステムを使用して、直接接続構成で
MD36x0f
ノードの直接接続クラスタをサポートします。
4
ノードの直接接続クラスタをケーブル接続する方法を説明します。
1
をストレージシステムに接続します。
クラスタノード
モジュール
ます。
クラスタノード
モジュール
ます。
クラスタハードウェアのケーブル接続
1 の HBA
0
のファイバチャネル入力ポート
1 の HBA
1
のファイバチャネル入力ポート
ポート
ポート
0 から MD36x0f RAID
1 から MD36x0f RAID
MD1220
拡張エンクロー
3
ストレージシステムは、
コントローラ
0
にケーブルを接続し
コントローラ
0
にケーブルを接続し
つ以
Page 25

2
PowerVault MD360x0f
シリーズストレージアレイ
企業、パブリック、
またはプライベート
ネットワーク
クラスタノード
a
クラスタノード
モジュール
b
クラスタノード
モジュール
3
クラスタノード
a
クラスタノード
モジュール
b
クラスタノード
モジュール
4
クラスタノード
a
クラスタノード
モジュール
b
クラスタノード
モジュール
図
2-5 は 2 つの RAID
ドを表しています。各クラスタノードには冗長パスがあるため、
害が発生しても別のパス経由でストレージアレイにアクセスすることができます。
図
2-5. 4
ノードの直接接続クラスタから
ケーブル接続
2
をストレージシステムに接続します。
2 の HBA
0
のーチャネル入力ポート
2 の HBA
1
のファイバチャネル入力ポート
3
をストレージシステムに接続します。
3 の HBA
0
のファイバチャネル入力ポート
3 の HBA
1
のファイバチャネル入力ポート
4
をストレージシステムに接続します。
4 の HBA
0
のファイバチャネル入力ポート
4 の HBA
1
のファイバチャネル入力ポート
コントローラモジュールに接続された
ポート
0 から MD36x0f RAID
1
にケーブルを接続します。
ポート
1 から MD36x0f RAID
ポート
0 から MD36x0f RAID
ポート
1 から MD36x0f RAID
ポート
0 から MD36x0f RAID
ポート
1 から MD36x0f RAID
PowerVault MD36x0f
1
2
2
3
3
コントローラ
コントローラ
にケーブルを接続します。
コントローラ
にケーブルを接続します。
コントローラ
にケーブルを接続します。
コントローラ
にケーブルを接続します。
コントローラ
にケーブルを接続します。
4
つのクラスタノー
1
つのパスに障
ストレージシステムへの
クラスタハードウェアのケーブル接続
25
Page 26

複数のクラスタから
MD36x0f
多いため、
タとクラスタ化されていないサーバーを直接接続構成で設定することもできます。
2
ノードの直接接続クラスタ
次の手順は、2 ノードのクラスタ
1
2
3
4
ストレージシステムでは、使用可能なファイバチャネルポートの数が
4
最初のクラスタで、クラスタノード
a
クラスタノード
モジュール
ます。
b
クラスタノード
モジュール
ます。
最初のクラスタで、クラスタノード
a
クラスタノード
モジュール
ます。
b
クラスタノード
モジュール
ます。
2
つ目のクラスタで、クラスタノード
ます。
a
クラスタノード
モジュール
ます。
b
クラスタノード
モジュール
す。
2
つ目のクラスタで、クラスタノード
ます。
a
クラスタノード
モジュール
ます。
b
クラスタノード
モジュール
ます。
1 つの MD36x0f
ノードのクラスタ、2 ノードのクラスタ
2
1 の HBA
0
のファイバチャネル入力ポート
1 の HBA
1
のファイバチャネル入力ポート
2 の HBA
0
のファイバチャネル入力ポート
2 の HBA
1
のファイバチャネル入力ポート
1 の HBA
0
のファイバチャネル入力ポート
1 の HBA
1
のファイバチャネル入力ポート
2 の HBA
0
のファイバチャネル入力ポート
2 の HBA
1
のファイバチャネル入力ポート
ストレージシステムへのケーブル接続
つから
MD36x0f
2
つをケーブル接続する方法の一例です。
ポート
ポート
ポート
ポート
ポート
ポート
ポート
ポート
ストレージシステムへのケーブル接続
1
をストレージシステムに接続します。
0 から MD36x0f RAID
1 から MD36x0f RAID
2
をストレージシステムに接続します。
0 から MD36x0f RAID
1 から MD36x0f RAID
1
をストレージシステムに接続し
0 から MD36x0f RAID
1 から MD36x0f RAID
2
をストレージシステムに接続し
0 から MD36x0f RAID
1 から MD36x0f RAID
2
つ、または異種のクラス
コントローラ
0
にケーブルを接続し
コントローラ
0
にケーブルを接続し
コントローラ
1
にケーブルを接続し
コントローラ
1
にケーブルを接続し
コントローラ
2
にケーブルを接続し
コントローラ
2
にケーブルを接続しま
コントローラ
3
にケーブルを接続し
コントローラ
3
にケーブルを接続し
26
クラスタハードウェアのケーブル接続
Page 27

SAN
クラスタノード
クラスタノード
プライベートネットワーク
ファイバ
チャネル接続
ストレージシステム
ファイバ
チャネルスイッチ
ファイバ
チャネルスイッチ
パブリックネットワーク
ファイバ
チャネル接続
接続クラスタに使用するストレージのケーブル接続
SAN
接続のクラスタは、冗長性のあるスイッチファブリックを使用して、
経由ですべてのクラスタノードを
1
台または複数のストレージシステムに接続す
SAN
るクラスタ構成です。
SAN
接続クラスタ構成は、直接接続構成よりも柔軟性と拡張性があり、パフォー
マンスも優れています。
39
ファイバチャネルスイッチファブリックの詳細については、
ページの「ファイ
バチャネルスイッチファブリックのゾーニングの実施」を参照してください。
2
ノードの
16
ノードの
SAN
接続クラスタの例を 図
SAN
接続クラスタの例を 図
2-6
に示します。
2-7
に示します。
ノード数の異なるクラスタでも、同様の考え方でケーブルを接続できます。
メモ:
本項で取り上げている接続例は、クラスタノードとストレージシステムの間
の接続における冗長性を確保する検証済みの代表的な方法です。同種の冗長接続を
実現できる他の方法を用いても構いません。
図
2-6. 2
ノードの
SAN
接続クラスタ
クラスタハードウェアのケーブル接続
27
Page 28

図
パブリックネットワーク
ストレージシステム
クラスタノード(
2~16
)
ファイバ
チャネルスイッチ
ファイバ
チャネルスイッチ
プライベート
ネットワーク
2-7. 16
ノードの
SAN
接続クラスタ
28
クラスタハードウェアのケーブル接続
Page 29

SAN
接続クラスタから
クラスタノードは、冗長スイッチファブリックと、デュプレックスマルチモード
LC
コネクタが付いた光ファイバケーブルを使用して、ストレージシステムに接続
します。
スイッチ、クラスタノードの
コントローラモジュールポートは、
す。これらのコネクタは、インデックスタブ付きの
クタで構成されており、ファイバチャネルスイッチの
pluggable
のコネクタに、正しい向きで接続する必要があります。
HBA
各
スイッチの出力ポートから
ラモジュールへは、
図
2-8 は、SAN
続する方法を示したものです。
SAN
1
2
3
)モジュールコネクタと、クラスタノードおよびストレージシステム
ポートは、ファイバチャネルスイッチの各ポートにケーブル接続します。
メモ:
ストレージシステムとスイッチの間に接続するケーブルを増やせば、
域幅を増し、データの可用性を高めることができます。
接続クラスタから
クラスタノード
a
HBA
A
)へケーブルを接続します。
b
HBA
B
)へケーブルを接続します。
追加する各クラスタノードに対して、手順 1 を繰り返します。
ストレージシステムを
a
ファイバチャネルスイッチ(スイッチファブリック A)から
MD36x0f RAID
ポート
b
ファイバチャネルスイッチ(スイッチファブリック A)から
MD36x0f RAID
ポート
c
ファイバチャネルスイッチ(スイッチファブリック A)から
MD36x0f RAID
ポート
d
ファイバチャネルスイッチ(スイッチファブリック A)から
MD36x0f RAID
ポート
MD36x0f
1
本または複数本のケーブルで接続します。
接続のクラスタを
MD36x0f
1 を SAN
ポート
0
ポート
1
1
へ、ケーブルを接続します。
3
へ、ケーブルを接続します。
0
へ、ケーブルを接続します。
2
へ、ケーブルを接続します。
ストレージシステムへのケーブル接続
HBA
ポート、およびストレージシステムの
Duplex LC
MD36x0f s
ストレージシステムの
MD36x0f
ストレージシステムへのケーブル接続
に接続します。
からファイバチャネルスイッチ (スイッチファブリック
からファイバチャネルスイッチ (スイッチファブリック
SAN
に接続します。
コントローラモジュール 1、ファイバチャネル入力
コントローラモジュール 1、ファイバチャネル入力
コントローラモジュール 0、ファイバチャネル入力
コントローラモジュール 0、ファイバチャネル入力
マルチモードコネクタを使用しま
ストレージシステムにケーブル接
RAID
2
個の個別の光ファイバコネ
SFP(small form-factor
RAID
コントロー
I/O
帯
クラスタハードウェアのケーブル接続
29
Page 30

e
クラスタノード
1
クラスタノード
2
スイッチファブリック
A
スイッチファブリック
B
企業、パブリック、
またはプライベート
ネットワーク
RAID
コントローラモジュール
0
RAID
コントローラモジュール
1
f
g
h
図
2-8. SAN
ファイバチャネルスイッチ(スイッチファブリック B)から
MD36x0f RAID
1
ポート
へ、ケーブルを接続します。
コントローラモジュール 0、ファイバチャネル入力
ファイバチャネルスイッチ(スイッチファブリック B)から
MD36x0f RAID
3
ポート
へ、ケーブルを接続します。
コントローラモジュール 0、ファイバチャネル入力
ファイバチャネルスイッチ(スイッチファブリック B)から
MD36x0f RAID
0
ポート
へ、ケーブルを接続します。
コントローラモジュール 1、ファイバチャネル入力
ファイバチャネルスイッチ(スイッチファブリック B)から
MD36x0f RAID
2
ポート
へ、ケーブルを接続します。
接続クラスタから
コントローラモジュール 1、ファイバチャネル入力
MD36x0f
ストレージシステムへのケーブル接続
30
クラスタハードウェアのケーブル接続
Page 31

表
2-3.
ゾーニング設定情報
スイッチファブリック
Zone_1_Cluster Node_1_HBA_0 Zone_3_Cluster Node_1_HBA_1
Cluster Node_1_HBA_0 Cluster Node_1_HBA_1
Array_Ctrl-0-0 Array_Ctrl-0-1
Array_Ctrl-0-2 Array_Ctrl-0-3
Array_Ctrl-1-1 Array_Ctrl-1-0
Array_Ctrl-1-3 Array_Ctrl-1-2
Zone_2_Cluster Node_2_HBA_0 Zone_4_Cluster Node_2_HBA_1
Cluster Node_2_HBA_0 Cluster Node_2_HBA_1
Array_Ctrl-0-0 Array_Ctrl-0-1
Array_Ctrl-0-2 Array_Ctrl-0-3
Array_Ctrl-1-1 Array_Ctrl-1-0
Array_Ctrl-1-3 Array_Ctrl-1-2
複数の
SAN
接続クラスタから
ケーブル配線
ストレージシステムに複数のクラスタをケーブル配線するには、適切なファイバ
チャネルスイッチにクラスタノードを接続してから、対応する
コントローラモジュールにファイバチャネルスイッチを接続します。
SAN
接続クラスタのルールとガイドラインについては、
Dell Cluster Configuration Support Matrices』(Dell
『
トマトリクス)を参照してください。
A
スイッチファブリック
1 つの MD36x0f
B
ストレージシステムへの
MD36x0f RAID
dell.com/ha
クラスタ構成のサポー
で、
PowerEdge
クラスタ構成にテープバックアップデバイスを増設して、クラスタに追加のバック
アップを備えることができます。
ファイバチャネルブリッジまたはストレージネットワークコントローラ(
含まれており、ファイバチャネルスイッチに直接接続することができます。
2-9
図
トされているフェイルオーバークラスタ構成を示したものです。この構成では、
各クラスタノードは、テープライブラリにアクセスして、クラスタディスクリ
ソースだけでなくローカルディスクリソースにもバックアップを提供できます。
また、この構成は必要に応じて、サーバーやストレージシステムを将来増設する
ことができます。これらのコンポーネントの構成の詳細については、
support.dell.com/manuals
ニュアルを参照してください。
クラスタからテープライブラリへの接続
Dell PowerVault
は、冗長ファイバチャネルスイッチとテープライブラリを使用するサポー
で、ストレージおよびテープバックアップのマ
クラスタハードウェアのケーブル接続
テープライブラリには、内蔵
SNC
)が
31
Page 32

クラスタノード
テープライブラリ
ストレージシステム
クラスタノード
プライベートネットワーク
ファイバ
チャネルスイッチ
ファイバ
チャネルスイッチ
メモ:
テープライブラリは複数のファブリックに接続できますが、パスフェイル
オーバーは提供されません。
図
2-9.
ストレージシステムとテープライブラリのケーブル接続
PowerEdge
ストレージシステムの接続
冗長ファイバチャネルスイッチファブリックを使用してクラスタに複数のスト
レージシステムを接続し、クラスタストレージの容量を増やすことができます。
PowerEdge
PowerVault MD3600f / MD3620f
ポートしています。この場合、フェイルオーバークラスタソフトウェアでは、ク
ラスタに接続されたクラスタノード間の共有ストレージシステム内でディスクド
ライブのフェイルオーバーを行うことができます。
32
クラスタと複数の
PowerVault MD3600f / MD3620f
クラスタシステムは、クラスタ化されたシステムに複数の
ストレージシステムを接続する構成をサ
クラスタハードウェアのケーブル接続
Page 33

パブリックネットワーク
プライベート
ネットワーク
2~16
の
クラスタノード
スイッチ
ファブリック
A
MD36x0f RAID
コントローラモジュール
0
MD36x0f RAID
コントローラモジュール
1
ストレージ
アレイ
1
ストレージアレイ
2
スイッチ
ファブリック
B
図
2-10.
複数のストレージアレイを使用した
SAN
接続のクラスタ構成
クラスタハードウェアのケーブル接続
33
Page 34

複数の
PowerVault MD3600f / MD3620f
続する際には、以下のルールが適用されます。
•1
つのクラスタに接続可能な
4
レージシステムは
•
共有ストレージシステムとファームウェアが同一であること。共有ストレー
ジで、異なるストレージシステムおよびファームウェアを使用することは
不可。
台まで。
• Microsoft Windows
ことで、ドライブへのアクセスを制限。ストレージシステムディスクに使用
可能なドライブ文字は、
メモ:
ドライブ名 A~D は、ローカルシステム用に予約されています。
Power Vault
ではドライブの文字数を(
E から Z
• Windows Server 2008 Enterprise Edition
ポートしており、クラスタごとに
ストレージシステムをクラスタに接
MD3600f / MD3620f
22
文字までに)制限する
までの
22
文字。
ではマウントポイントをサ
22
台を超えるドライブが使用できます。
スト
34
クラスタハードウェアのケーブル接続
Page 35

システムのクラスタリングへの
準備
注意:
カバーを取り外して、システム内部の部品に触れる作業は、トレーニングを
受けたサービス技術者の方だけが行ってください。安全上の注意、システム内部の
作業、および静電気障害への対処の詳細については、システムに付属のマニュアル
に記載されている安全にお使いいただくための注意事項を参照してください。
クラスタ構成の概要
1
システムの設置場所がクラスタに必要な電源の要件を満たしていることを確
認します。
お住まいの地域の電源の要件については、デルの営業担当にお問い合わせく
ださい。
2
サーバー、共有ストレージアレイ、および相互接続スイッチ(たとえばラッ
ク内)を設置し、すべてのコンポーネントの電源をオンにします。
メモ:
手順 3 ~ 手順 7 および 手順
support.dell.com/manuals
使用した
ティング』をダウンロードし、「システムのクラスタリングへの準備」を参照
してください。
3
オペレーティングシステム(関連するサービスパックと修正プログラムを含
む)、ネットワークアダプタドライバ、ストレージアダプタドライバ
MPIO
(
します。使用する導入方法によっては、この手順を正常に完了するためには
ネットワーク接続が必要な場合もあります。
メモ:
ラスタの計画と導入に役立ちます。詳細については、
データシート」および
さい。
4
クラスタのパブリックおよびプライベートネットワークへのアクセスを提供
するために、各サーバーノード上のネットワークアダプタに物理ネットワー
クトポロジと
5
各サーバーノードを同じ
バーサーバーとして設定します。
Dell
フェイルオーバークラスタのインストール&トラブルシュー
ソフトウェアを含む)を、クラスタノードとする各サーバーに導入
クラスタ設定情報を「クラスタデータシート」に記入しておくと、ク
71
ページの「ゾーニング設定の記録」を参照してくだ
TCP/IP
設定を確立します。
Windows Active Directory
10 ~
手順
12
の詳細については、
から『
Microsoft Windows Server 2008
67
ドメイン内のメン
ページの「クラスタ
を
システムのクラスタリングへの準備
35
Page 36

メモ:
クラスタノードをドメインコントローラとして設定することが可能で
す。詳細については、
Windows Server 2008
トール
&
トラブルシューティング』をダウンロードし、「ドメインモデルの選
択」を参照してください。
6
クラスタノードとして設定することが必要なサーバーとストレージアレイの
support.dell.com/manuals
を使用した
Dell
フェイルオーバークラスタのインス
から『
Microsoft
間に接続を確立するために、物理ストレージトポロジと必要なストレージ
ネットワークの設定を行います。ストレージシステムのマニュアルの説明に
従って、ストレージシステムの設定を行います。
7
ストレージアレイ管理ツールを使用して、少なくとも
LUN は Microsoft Windows Server 2008
ます。
1 つの LUN
フェイルオーバークラス
タの監視ディスクとして使用されます。クラスタノードとして設定すること
LUN
が必要なサーバーに、この
メモ:
セキュリティ上の理由から、クラスタ設定時には、単一ノード上に
LUN
を設定することをお勧めします(手順 8)。他のクラスタノードからアク
セスできるように、後で
8
1
台のシステムを選び、クラスタ名、クラスタ管理
が表示されていることを確認します。
LUN
を設定します(手順 9)。
IP
、およびクォーラムリ
ソースを設定することで、新しいフェイルオーバークラスタを作ります。詳
35
細については、
ページの「システムのクラスタリングへの 準備」 を参照
してください。
メモ:
Windows Server 2008
Cluster Validation Wizard
いのシステムでクラスタ構成が可能であることを確認してください。
9
残りのノードをフェイルオーバークラスタに加えます。詳細については、
35
ページの「システムのクラスタリングへの 準備」 を参照してください。
10
クラスタネットワークの役割を設定します。クラスタ外の他の用途に使用
のフェイルオーバークラスタの場合は、
(クラスタ評価ウィザード)を実行して、お使
されクラスタの制御外にある、任意のネットワークインタフェースを取り
ます。
11
新しいクラスタのフェイルオーバー機能をテストします。
メモ:
Cluster Validation Wizard
こともできます。
12
フェイルオーバークラスタに可用性の高いアプリケーションとサービスを設
定します。構成によっては、クラスタに
(クラスタ評価ウィザード)を使用する
LUN
を追加したり、または新しい
クラスタリソースグループを作成したりする必要があります。新しいリソー
スのフェイルオーバー機能をテストします。
13
フェイルオーバークラスタ上でホストされている可用性の高いアプリケー
ションとサービスにアクセスできるように、クライアントシステムを設定し
ます。
を作成し
36
システムのクラスタリングへの準備
Page 37

インストールの概要
Dell Windows Server
リース、エディション、サービスパック、およびプロセッサアーキテクチャの
Windows Server
す。たとえば、クラスタ内のすべてのノードを
Enterprise x64 Edition
異なると、フェイルオーバークラスタの設定が正常に行えません。クラスタに使
用されているオペレーティングシステムによっては、フェイルオーバークラスタ
を設定する前にシステムの役割を確立することをお勧めします。
Dell Windows Server
ティングシステム、ハードウェアコンポーネント、およびドライバまたはファー
ムウェアのバージョンのリストについては、
Configuration Support Matrices
ス)を参照してください。
Windows Server 2008
support.dell.com/manuals
Dell
た
を参照してください。
以下の各項では、クラスタノードと共有
イの間の通信を有効にし、ストレージアレイのディスクをクラスタに提供する手
順を説明します。
フェイルオーバークラスタのインストール&トラブルシューティング』
1
サポートされるファイバチャネル
2
ファイバチャネルスイッチファブリックのゾーニングの実施
3
ストレージ管理ソフトウェアのインストール
4
共有ストレージシステムの設定
5
フェイルオーバークラスタの設定
フェイルオーバークラスタ内の各ノードには、同じリ
オペレーティングシステムをインストールする必要がありま
Windows Server 2008 R2,
で設定します。ノード間でオペレーティングシステムが
フェイルオーバークラスタ用として推奨されるオペレー
dell.com/ha
』(
Dell
クラスタ構成のサポートマトリック
を使用したクラスタの導入の詳細については、
で、『
Microsoft Windows Server 2008
MD3600f / MD3620f
HBA の
取り付け
で、『
Dell Cluster
ストレージアレ
を使用し
サポートされるファイバチャネル
HBA
の
取り付け
ストレージアレイでは特定のファイバチャネル
それぞれに固有のドライバとファームウェアレベルが必要になります。サポート
HBA
されている
については、
Matrix
』(
とドライバ、ファームウェアおよび
dell.com/ha
Dell
クラスタ構成のサポートマトリクス)を参照してください。
で、『
Dell Cluster Configuration Support
システムのクラスタリングへの準備
HBA
一連がサポートされており、
BIOS
のバージョンの詳細
37
Page 38

ホストサーバーにすでに
ポートマトリクス』にリストされているか、指定されたドライバおよびファーム
ウェアレベルで動作しているかを確認してください。お使いの
トマトリクス』にリストされていない場合は、ストレージアレイへの接続には使
用しないでください。
注意:
サポートされていないホストサーバー
り、適切ではない
データへのアクセスが不安定になったり、アクセスできなくなる原因になる場合が
あります。
HBA
がインストールされている場合は、それが『サ
HBA
HBA
にストレージアレイを接続した
HBA
ドライバまたはファームウェアをインストールすると、
が『サポー
ホストサーバーへのファイバチャネル
ホストサーバーへの
びファームウェアのロードの手順は、
照してください。
HBA
ドライバおよびファームウェアの設定のカスタマイズ
多くの場合、
設定は、ストレージアレイとのファイバチャネル通信に対応に十分です。
ただし、特定の
Configuration Support Matrix
に、ストレージアレイを最適化するために必要な特定のドライバとファームウェ
アの設定に関する情報が含まれている場合があります。『サポートマトリクス』を
参照し、
認してください。
HBA
HBA
メモ:
ほとんどのファイバチャネル
タイムアウトの値を
管理ユーティリティ(
Fabric Suite
のインストールおよび設定の詳細については、以下を参照してください。
•
Emulex HBA
デルサポート
• QLogic HBA — QLogic
デルサポート
• Brocade HBA — Brocade
デルサポート
サポートされている
dell.com/ha
クラスタ構成のサポートマトリクス)を参照してください。
HBA
の物理的な取り付けと、サポートされるドライバおよ
HBA
のメーカーによるデフォルトのドライバおよびファームウェア
HBA
メーカーについては、
』(
のパフォーマンスに影響する可能性のあるカスタム設定について確
10
秒に設定する必要があります。この値は、
など)を使用して設定できます。
で、『
Emulex の OneCommand Manager、QLogic の Enterprise
— Emulex
support.dell.com
support.dell.com
support.dell.com
HBA
のサポートサイト
のサポートサイト
のサポートサイト
コントローラ とドライバの詳細については、
Dell Cluster Configuration Support Matrices
HBA
のインストール
HBA
ハードウェアに付属のマニュアルを参
dell.com/ha
Dell
クラスタ構成のサポートマトリクス)
HBA
では、リンクタイムアウトおよびノード
の『Dell Cluster
emulex.com
HBA
または、
qlogic.com
または、
brocade.com
メーカーの
または、
』(デルの
38
システムのクラスタリングへの準備
Page 39

ファイバチャネルスイッチファブリックのゾー
ニングの実施
ファイバチャネルスイッチにより、帯域幅またはデータのスループットに悪影響
を及ぼすことなく、複数のデバイスを
ティリティを使用して各ファイバチャネルスイッチハードウェアコンポーネント
に実装されたスイッチゾーニングにより、ホストサーバーとストレージアレイ間
のポートトラフィックを分割し、最高水準での冗長性を維持することが可能にな
ります。
2-8
は、クラスタノードへの各接続が、
図
2
る様子を示しています。
長)データパスを提供します。
ラに障害が発生しても、スイッチにより提供されるいずれかの代替パスを使用す
ることにより、ホストサーバーは引き続きストレージアレイのデータにアクセス
できます。
メモ:
サポートされているファイバチャネルのリストについては、
で、『
Dell Cluster Configuration Support Matrices』(Dell
トマトリクス)を参照してください。
つの物理スイッチは、ストレージアレイへの代替(冗
ワールドワイド名ゾーニング
さまざまな
す。お使いのストレージアレイでゾーニングを設定する際は、
ドワイドネーム(
イッチファブリックの各コンポーネントを固有に識別できるようにします。
WWN
利点は、ファブリックに接続しているケーブルの取り外しや交換を行う際に、既
存のゾーンロジックを設定し直す必要がないことです。
ファイバチャネルスイッチにポート
ゾーニングによって、ホストサーバーはスイッチファブリックにアクセスするた
びに、接続されているすべての物理ディスクおよび拡張エンクロージャのワール
ドワイド
チ、およびストレージ
で、スイッチで、ホストサーバーがそのゾーンに含まれるデバイスのみを
るようにします。これにより、ゾーンの外側にある接続デバイスにホストサー
バーがクエリする時間分を短縮することができます。
SAN
において、異なる方法のスイッチゾーニングが使用されていま
WWN
)ポートゾーニングを使用して、ファイバチャネルス
ポートゾーニング(ソフトゾーニングとも呼ばれます)を使用することの
ID(WWID
)名をクエリするようになります。ホストサーバー、スイッ
アレイ上の特定のポートをゾーニングでまとめておくこと
SAN
1 つの HBA
WWN
に接続できます。メーカー内蔵のユー
SAN
の論理ゾーンにルーティングされ
、スイッチ、または
ゾーニングを実装した場合、
RAID
コントロー
dell.com/ha
クラスタ構成のサポー
64
ビットのワール
WWN
認識
す
システムのクラスタリングへの準備
39
Page 40

スイッチゾーニングの要件
ストレージアレイには、ファイバチャネルスイッチのゾーニングを設定する際に
従う必要のある特定の要件があります。
•
ホストサーバーとストレージアレイの接続にファイバチャネルスイッチが使
用されている場合は、ゾーニングが必要です。ゾーニングされていないス
イッチ、またはオープンスイッチは使用できません。
•
ゾーニングには、デバイスを基準にしてアクセスのブロックまたは付与を行
うハードゾーニング
うにしてください。
•
論理スイッチゾーン
•1
つの物理ホストサーバーから
るパス(ポート対ポートセグメント)は
•1
つのゾーンは複数のターゲットを含むことができます。
•1
つのゾーンには複数のストレージアレイを組み込むことができます。
•
リモートレプリケーションプレミアム機能がアクティブになっている場合
は、各レプリケーションポートに個別のゾーンが必要です。そのゾーンで
は、リモートレプリケーションに関連するデータトラフィックのみが伝送
されます。リモートレプリケーションの詳細および要件については、
『オーナーズマニュアル』(
ださい。
ではなく、
1
つあたりに接続できる
WWN
ポートゾーニングを常に使用するよ
HBA
の数は
1
1 つの RAID
コントローラに対して確立でき
4
つまでです。
support.dell.com/manuals
つのみです。
)を参照してく
ファイバチャネルスイッチハードウェアにおけるゾーニングの
セットアップ
ファイバチャネルスイッチでのゾーニングのセットアップ方法は、メーカーに
よって大きく異なります。お使いのスイッチでのゾーニングのセットアップ方法
についての詳細は、メーカーの製品マニュアルまたはテクニカルサポートウェブ
サイトを参照してください。
Dell PowerVault MD36x0f
表
3-1
に示します。
クラスタ環境にある
WWN
識別子のリストを
表
3-1. SAN
識別子 説明
xx:xx:xx:2b:xx:xx:xx:xx
xx:xx:00:00:C9:xx:xx:xx
xx:xx:00:E0:8B:xx:xx:xx
xx:xx:00:0F:1F:xx:xx:xx
40
環境でのポートのワールドワイド名
システムのクラスタリングへの準備
PowerVault MD36x0f RAID
モジュール
Emulex HBA
QLogic HBA
Dell 2362M HBA
ポート
ポート(非内蔵)
ポート
コントローラ
Page 41

表
3-1. SAN
識別子 説明
xx:xx:xx:60:45:xx:xx:xx
xx:xx:xx:E0:02:xx:xx:xx
xx:xx:xx:C0:01:xx:xx:xx
xx:xx:xx:C0:97:xx:xx:xx
環境でのポートのワールドワイド名 (続き)
PowerVault 132T
ライブラリ
PowerVault 128T
PowerVault 160T
ファイバチャネルテープドライブ
PowerVault ML6000 Fibre Channel
ドライブ
注意:
PowerEdge
ライアントデータアクセスを提供するためにゾーンを再設定します。また、スイッ
チモジュールの交換時にも、データが失われたり壊れたりすることを防ぐために
ゾーンを再設定します。
サーバー内のファイバチャネル
および
136T
テープ
テープオートローダ
テープライブラリおよび
HBA
の交換時には、継続的なク
テープ
ストレージ管理ソフトウェアのインストール
PowerVault MD3600f / MD3620f
コアソフトウェア、プロバイダ、およびオプションのユーティリティなどの機能
が用意されています。コアソフトウェアの機能には、ホストベースのストレージ
MPIO
エージェント、
の設定、管理、監視に使用する
ロバイダ機能には、
ソフトウェアに加えて、ストレージアレイソリューション
Microsoft Virtual Disk Service(VDS
Volume Shadow-Copy Service
ます。
メモ:
Microsoft VDS、Microsoft VSS
PowerVault MD3600f / /MD3620f
を参照してください。
ストレージ管理ソフトウェアのインストールは、次の手順で行います。
1
新しいソフトウェアをインストールする場合は必ず、事前に他のプログラム
をすべて閉じてください。
2
PowerVault MD36x0f
オペレーティングシステムの自動実行設定に応じて、
MD336
md_launcher.exe
PowerVault MD
実行を求めるプロンプトも表示されない場合は、リソースメディアのルート
に移動して
x
0f Resource DVD
ファイルの実行を求めるプロンプトが表示されます。
ランチャが表示されず、
md_launcher.exe
ストレージソフトウェアインストーラには、
MDSM
リソースメディアを挿入します。
アプリケーションが含まれています。プ
)および
(
VSS
)フレームワークのプロバイダが含まれ
プロバイダの詳細については、
ストレージアレイの『オーナーズマニュアル』
Dell PowerVault
ウィンドウが表示されるか、または
md_launcher.exe
ファイルを実行します。
Microsoft
Dell
ファイルの
システムのクラスタリングへの準備
41
Page 42

3
Install MD36x0f Storage Software(MD36x0f
ウェアのインストール)
4
次のインストールオプションのいずれかを選択します。
•
完全(推奨)—このパッケージはコアソフトウェア、プロバイダ、およ
びユーティリティをインストールします。これには、必要なホストベー
スのストレージエージェント、
Manager
ています。
•
ホストのみ
スのストレージエージェント、
のユーティリティが含まれています。
•
管理ステーション
プロバイダ、およびオプションのユーティリティが含まれています。
•
カスタム
とができます。
•
各ホストサーバーを再起動します。
、プロバイダ、およびオプションのユーティリティが含まれ
—
—
を選択します。
MPIO
ソフトウェア、
このパッケージには、ホストの設定に必要なホストベー
MPIO
ソフトウェア、およびオプション
—
このパッケージには、
このオプションでは、特定のコンポーネントを選択するこ
MD Storage Manager
ストレージソフト
MD Storage
共有ストレージシステムの設定
サポートされている
1-2
は、表
71
ページの「ゾーニング設定の記録」 に記入してください。設定の手順を開始す
る前にクラスタノード、
しておくと、作業時間を短縮できます。
を参照してください。ストレージシステムの設定を開始する前に、
Dell Powervault MD36x0f
HBA
、およびストレージに関するこのような情報を収集
ストレージシステムのリスト
、
ストレージアレイの自動検知
1
MDSM
を起動します。
Enterprise Management
Enterprise Management
ます。
には、次のタブがあります。
•
42
Devices
ます。
•
Setup
告の設定手順を案内する初期セットアップタスクを示します。
これが管理用にセットアップする最初のストレージアレイである場合
は、
ウィンドウが表示されます。
システムのクラスタリングへの準備
(デバイス)タブ
(セットアップ)タブ
Add New Storage Array
(エンタープライズ管理)ウィンドウが開き
(エンタープライズ管理)ウィンドウ
—
ストレージアレイに関する情報を提供し
—
ストレージアレイの追加手順および警
(新しいストレージアレイの追加)
Page 43

2
Automatic
検知が完了するのに数分かかることがあります。
Enterprise Management
Array Management
理することができます。
ウは、単一のストレージアレイの管理機能を提供します。同時に複数の
Array Management
レージアレイを管理できます。
Array Management
Enterprise Management
Devices
ブルクリックします。
ホストの定義
ホストコンテキストエージェントがホスト上で実行されている場合、ストレージ
アレイに接続されているホストとホストポートは
Array Management
され、
(デフォルトグループ)の下にある
ます。
ストレージソフトウェアがインストールされると、すべてのホストが表示されま
す。検知されないホストがあった場合は、手動で追加できます。
1
Array Management
(マッピング)タブを選択し、該当するストレージアレイを選択します。
2
次の手順を実行します。
a
Mappings
順に選択する。
b
Setup
(ホストの手動定義)をクリックします。
c
Mappings
d
Topology
レージアレイ名)、
または
プアップメニューから
Specify Host Name
3
Host name
ます。
(自動)を選択し、
(アレイの管理)ウィンドウを開いて、アレイを管
Array Management
(アレイ管理)ウィンドウを開いて、異なるスト
(アレイの管理)ウィンドウを開くには、
(デバイス)タブをクリックし、該当するストレージアレイをダ
(アレイ管理)ウィンドウで、
(マッピング)
(セットアップ)タブを選択し、
(マッピング)タブを選択する。
(トポロジ)ペインでホストを追加するルートノード(スト
Default Group
Host Group
(ホスト名)に
OK
をクリックします。
(エンタープライズ管理)ウィンドウから
(アレイの管理)ウィンド
(エンタープライズ管理)ウィンドウから
MDSM
(アレイ管理)ウィンドウの
Mappings
→
(マッピング)タブに表示され
Define
(定義)
によって自動的に検知
Default Group
Mappings
→
Host
(ホスト)の
Manually Define Hosts
(デフォルトグループ)ノード、
(ホストグループ)ノードを右クリックし、ポッ
Define Host
(ホスト名の指定)ウィンドウが表示されます。
30
文字までの半角英数字の名前を入力し
(ホストの定義)を選択します。
システムのクラスタリングへの準備
43
Page 44

4
Do you plan to use the storage partitions in the this storage
(このストレージアレイでストレージパーティションを使用しま
array
?
)で該当するオプションを選択し、
すか
Specify Host Port Identifiers
ウが表示されます。
5
関連するオプションを選択して、ホストにホストポート識別子を追加しま
す。選択できるオプションは次のとおりです。
•
Add by selecting a known unsolicited host port
identifier
て追加)
任意のホストポート識別子)で該当するホストポート識別子を選択し
ます。
•
Add by creating a new host port identifier
ト識別子を作成することによって追加)
identifier
16
文字の名前と最大
(追加)をクリックします。
メモ:
6
Next
(次へ)をクリックします。
Specify Host Type
7
Host
(ホスト)タイプで、ホストに該当するオペレーティングシステムを
選択します。
Host Group Question
ます。
8
オプションは以下のとおりです。
•
Yes
(はい)— このホストは、同じ仮想ディスクへのアクセスを他の
ホストと共有します。
•
No
(いいえ)— このホストは、同じ仮想ディスクへのアクセスを他の
ホストと共有しません。
9
Next
(次へ)をクリックします。
Yes
(はい)を選択すると、
指定)ウィンドウが表示されます。
11
手順
10
ホストグループの名前を入力するか、既存のホストグループを選択し、
Next
に進みます。
(次へ)をクリックします。
Preview
11
Finish
(完了)をクリックします。
(既知で任意のホストポート識別子を選択することによっ
—
Known unsolicited host port identifiers
(新規ホストポート識別子)で、ホストポート識別子の
30
文字の
ホストポート識別子名に使用できる文字は、A ~
(ホストタイプの指定)ウィンドウが表示されます。
(ホストグループの質問)ウィンドウが表示され
Specify Host Group
(プレビュー)ウィンドウが表示されます。
Next
(次へ)をクリックします。
(ホストポート識別子の指定)ウィンド
(新規ホストポー
—
New host port
Alias
(エイリアス)を入力し、
F
のみです。
(ホストグループの
No
(いいえ)を選択した場合は、
(既知で
Add
44
システムのクラスタリングへの準備
Page 45

ホストグループの作成
ホストグループとは、ストレージアレイ上の特定の仮想ディスクへのアクセスを
2
共有する
ホストグループを作成するには、以下の手順を実行します。
1
2
3
4
5
6
設定:ディスクグループおよび仮想ディスク
システムの出荷時に、仮想ディスクがバインドされている場合もあります。ただ
し、管理ソフトウェアをインストールし、希望の仮想ディスク設定になっている
ことを確認することが重要です。
PowerVault MD Storage Manager
管理することができます。アクティブ
つの仮想ディスクが必要です。また、アクティブ
1
は少なくとも
ディスクグループはストレージアレイの未設定容量内に作成され、仮想ディスク
はディスクグループの空き容量内に作成されます。ストレージアレイに接続され
ているホストが、仮想ディスク上のデータを読み込んだり、仮想ディスクにデー
タを書き込んだりします。
台以上のホストをまとめる論理エンティティのことです。
Array Management
(マッピング)タブを選択します。
Topology
ループを選択します。
次のいずれかの手順を実行します。
•
(ホストグループ)の順に選択する。
•
(トポロジ)ペインで、ストレージアレイまたはデフォルトグ
Mappings
ストレージアレイまたは
右クリックし、ポップアップメニューから
Group
(マッピング)
(ホストグループ)の順に選択する。
Enter New Host Group Name
フィールドに新しいホストグループの名前を入力します。
Select Hosts to Add Area
なホストを選択し、
OK
をクリックします。ホストグループがストレージアレイに追加され
ます。
2
つの仮想ディスクが必要です。
メモ:
仮想ディスクを作成する前に、物理ディスクをディスクグループとして設定
し、ホストアクセスを設定する必要があります。その後、ディスクグループ内に仮
想ディスクを作成できます。
(アレイ管理)
→
Default Group
(追加するホストの選択)フィールドで適切
Add
(追加)をクリックします。
/
ウィンドウ
Define
(新規ホストグループ名の入力)
を使用して、仮想ディスクをリモートから
パッシブクラスタ構成には少なくとも
で、
Mappings
(定義)
→
Host Group
(デフォルトグループ)を
Define
/
アクティブクラスタ構成に
(定義)
→
Host
システムのクラスタリングへの準備
45
Page 46

仮想ディスクの作成は、次のいずれかの方法で行います。
•
自動設定
•
手動設定
以下の手順に従い、自動設定を使用してディスクグループを作成します。
1
Create Disk Group Wizard
起動するには、以下のいずれかの手順を実行します。
•
ストレージアレイ内の未設定容量からディスクグループを作成する
—
場合
容量)ノード
成)の順に選択します。
または、
クし、ポップアップメニューから
ループの作成)を選択するという方法もあります。
•
ストレージアレイ内の未割り当ての物理ディスクからディスクグループ
を作成する場合
割り当ての物理ディスクを
(ディスクグループ)
または、未割り当ての物理ディスクを右クリックし、ポップアップメ
ニューから
するという方法もあります。
•
セキュアなディスクグループを作成する場合
で、同じディスクタイプで未割り当てのセキュリティ対応物理ディスク
を
Create
または、未割り当てのセキュリティ対応物理ディスクを右クリックし、
ポップアップメニューから
の作成)を選択するという方法もあります。
(ディスクグループの作成)ウィンドウが表示されます。
2
Next
Logical
Unconfigured Capacity
1
台または複数選択し、
(作成)の順に選択します。
(次へ)をクリックします。
Disk Selection
が表示されます。
3
Disk Group Name
プの名前(
4
次の
30
2
つから物理ディスクの適切な設定方法を選択します。
• Automatic
•Manual
5
Next
(手動)(手順 7 を参照)
(次へ)をクリックします。
(論理)タブで
→
Disk Group
—
Physical
Create Disk Group
(ディスクグループ名と物理ディスクの選択)ウィンドウ
(ディスクグループ名)フィールドにディスクグルー
文字まで)を入力します。
(自動)(手順 6 を参照)
(ディスクグループの作成ウィザード)を
Unconfigured Capacity
(ディスクグループ)
Create Disk Group
(物理)タブで、同じディスクタイプで未
1
台または複数選択し、
→
Create
(作成)の順に選択します。
(ディスクグループの作成)を選択
Disk Group
Create Disk Group
(未設定容量)ノードを右クリッ
—
(ディスクグループ)
→
Disk Group
Physical
(ディスクグループ
Create Disk Group
Disk Group Name and Physical
(未設定
Create
(ディスクグ
(物理)タブ
(作
→
46
システムのクラスタリングへの準備
Page 47

6
自動設定では、
ウィンドウが表示されます。
a
Select RAID Level(RAID
RAID
できます。選択した
Select Capacity
b
Select Capacity
容量を選択し、
7
手動設定では、
ディスクの選択)ウィンドウが表示されます。
a
Select RAID level(RAID
選択します。
した
Physical Disks
b
Unselected Physical Disks
物理ディスクを選択し、
メモ:
ば、複数の物理ディスクを同時に選択することができます。
8
Calculate Capacity
グループの容量が表示されます。
9
Finish
(完了)をクリックします。ディスクグループが正常に作成された
ことと新しいディスクグループの容量を使用する前に少なくとも
ディスクを作成する必要があることを知らせるメッセージが表示されます。
仮想ディスクの作成は以下の手順で行います。
1
以下の方法のいずれか
(仮想ディスクの作成ウィザード)を起動します。
•
ストレージアレイ内の未設定容量から仮想ディスクを作成する場合
Logical
ノードを選択し、
の順に選択します。
または、未設定容量ノードを右クリックし、ポップアップメニューから
Create Virtual Disk
もあります。
•
ディスクグループ上の空き容量から仮想ディスクを作成する場合
Logical
想ディスク)
または、
Create Virtual Disk
もあります。
RAID Level and Capacity(RAID
レベルの選択)フィールドで適切な
レベルを選択します。
RAID
(容量の選択)表に表示されます。
(容量の選択)表で、該当するディスクグループの
Finish
RAID
レベルは、0、
レベルに応じて、利用可能な物理ディスクが
(完了)をクリックします。
Manual Physical Disk Selection
レベルの選択)で、適切な
RAID
レベルは、0、
RAID
レベルに応じて、利用可能な物理ディスクが
(未選択の物理ディスク)表に表示されます。
Add
<Ctrl>
または
<Shift>
(容量の計算)をクリックすると、新しいディスク
1
つを選択して、
(論理)タブで
Unconfigured Capacity
Virtual Disk
(仮想ディスクの作成)を選択するという方法
(論理)タブで空き容量ノードを選択し、
→
Create
未
設定容量ノードを右クリックし、ポップアップメニューから
(作成)の順に選択します。
(仮想ディスクの作成)を選択するという方法
1/10、6、5
(未選択の物理ディスク)表で適切な
(追加)をクリックします。
を押したまま追加の物理ディスクを選択すれ
Create Virtual Disk Wizard
(仮想ディスク)
のレベルと容量)
1/10、6、5
(手動による物理
RAID
から選択できます。選択
(未設定容量)
→
Create
Virtual Disk
Unselected
から選択
レベルを
1
つの仮想
(作成)
—
(仮
—
システムのクラスタリングへの準備
47
Page 48

•
ストレージアレイ内の未割り当ての物理ディスクから仮想ディスクを作
—
成する場合
当ての物理ディスクを
ディスク)
の物理ディスクを右クリックし、ポップアップメニューから
Virtual Disk
ます。
•
セキュアな仮想ディスクを作成する場合
同じディスクタイプで未割り当てのセキュリティ対応物理ディスクを
1
台または複数選択し、
(作成)の順に選択します。
または、未割り当てのセキュリティ対応物理ディスクを右クリックし、
ポップアップメニューから
成)を選択するという方法もあります。
仮想ディスクの作成に未設定容量ノードまたは未割り当ての物理ディス
クを選択した場合、次の手順に従います。
a
Disk Group Required
ウで、
b
Create Disk Group Wizard
ド)を使用してディスクグループを作成します。
ディスクグループを作成すると、
(仮想ディスクの作成ウィザード)が表示されます。
空き容量ノードを選択した場合は、
ディスクの作成)ウィンドウが表示されます。
2
Next
(次へ)をクリックします。
名前の指定)ウィンドウが表示されます。
3
Units
(単位)ドロップダウンリストから適切なメモリ単位を選択し、
Physical
→
Create
(仮想ディスクの作成)を選択するという方法もあり
Yes
(はい)をクリックします。
New Virtual Disk Capacity
仮想ディスクの容量を入力します。
4
Virtual Disk Name
30
文字名(
5
Advanced Virtual Disk Parameters
パラメータ)フィールドで、次のいずれかを選択できます。
•
推奨設定を使用する
•
設定をカスタマイズする
6
Next
文字まで)を入力します。
(次へ)をクリックします。
(物理)タブで、同じディスクタイプで未割り
1
台または複数選択し、
(作成)の順に選択します。または、未割り当て
—
Physical
Virtual Disk
Create Virtual Disk
(ディスクグループが必要です)ウィンド
(仮想ディスク)
(ディスクグループの作成ウィザー
Create Virtual Disk Wizard
Create Virtual Disk
Specify Capacity /Name
(新規仮想ディスクの容量)フィールドに
(仮想ディスク名)フィールドに仮想ディスクの
(詳細な仮想ディスク
Virtual Disk
Create
(物理)タブで、
→
Create
(仮想ディスクの作
(仮想
(容量
(仮想
/
48
システムのクラスタリングへの準備
Page 49

7
Customize Advanced Virtual Disk Parameters
スクパラメータのカスタマイズ)ウィンドウで、以下のオプションから適切
I/O
な仮想ディスク
• File system
• Database
•Multimedia
•Custom
メモ:
Custom
選択する必要があります。
8
適切な
Preferred RAID controller module
ジュール)を選択します。
ディスクグループと仮想ディスクの作成の詳細については、
support.dell.com/manuals
の『ユーザーズガイド』を参照してください。
各アプリケーションに少なくとも
ディスクの管理 を使用して単一の仮想ディスク上に複数の
ます。
ムを作成した場合、ボリュームはノードツーノードで個別にフェイルオーバーす
るのではなく、一緒にフェイルオーバーします。
メモ:
RAID 0
RAID 0
に設定すると非常に高いパフォーマンスが得られますが、クォーラムリ
ソースに必要な可用性が実現されません。システムに対する
詳細については、ストレージシステムのマニュアルを参照してください。
ホスト対仮想ディスクのマッピングの作成
クラスタノードを含むホストグループに仮想ディスクを割り当てるには、以下の
手順に従って、ホストから仮想ディスクへのマッピングを作成します。
1
Array Management
(マッピング)タブを選択します。
2
Topology
(トポロジ)ペインで、以下を選択します。
• Default Group
• Undefined Mappings Node
• Individual Defined Mapping
• Host Group
•Host
3
ツールバーで、
(ホスト)
Additional Mapping
Additional Mapping
ます。
特性タイプを選択します。
(ファイルシステム)(通常)
(データベース)
(マルチメディア)
(カスタム)
(カスタム)を選択した場合は、適切なセグメントサイズを
(優先
で、Dell PowerVault MD Storage Manager
1
つの仮想ディスクを作成することをお勧めし
(ストライピング)以外の
(アレイ管理)ウィンドウで、
(デフォルトグループ)
(ホストグループ)
Mappings
(マッピング)
(追加のマッピング)の順に選択します。
(追加マッピングの定義)ウィンドウが表示され
RAID
レベルの使用をお勧めします。
(未定義のマッピングノード)
(個々の定義済みのマッピング)
→
Define
(詳細な仮想ディ
RAID
コントローラモ
NTFS
RAID
レベルの設定の
Mappings
(定義)
→
ボリュー
Define
システムのクラスタリングへの準備
49
Page 50

4
Host Group
フィールドから適切なホストグループを選択します。
5
Logical Unit Number
します。サポートされている
6
Virtual Disk
選択します。
ストグループまたはホストに基づいて、マッピングに利用可能な仮想ディス
クの名前と容量が一覧表示されます。
7
Add
(追加)をクリックします。
メモ:
ホストグループまたはホスト、
Add
(追加)ボタンは非アクティブです。
8
追加のマッピングを定義するには、手順 4 ~ 手順 7 を繰り返します。
メモ:
マップされた後の仮想ディスクは
表示されなくなります。
9
Close
Mappings
Defined Mappings
れ、マッピングが表示されます。
(ホストグループ)フィールドまたは
(論理ユニット番号)フィールドで
LUN は 0~255
(仮想ディスク)セクションで、マップする仮想ディスクを
Virtual Disk
(閉じる)をクリックします。マッピングが保存されました。
(マッピング)タブの
(仮想ディスク)セクションには、選択したホ
LUN
、および仮想ディスクを選択するまで、
Virtual Disk
Topology
(定義済みのマッピング)ペインがアップデートさ
Host
(ホスト)
LUN
です。
(仮想ディスク)エリアに
(トポロジ)ペインと
を選択
トラブルシューティングツール
Dell PowerVault MDSM
イの現在のステータスを判定します。ストレージアレイ上で問題が発生すると、
MDSM
イベントログ
イベントログビューアを使用して、ストレージアレイで発生したイベントの詳細
リストを表示することができます。イベントログは、ストレージアレイディスク
の予約領域に保存されています。イベントログには、設定イベントおよびスト
レージアレイコンポーネントのエラーが記録されます。
イベントログには約
ントと置き換わります。イベントの記録を取っておく場合は保存してください。
保存してもイベントログから消去してもかまいません。
Event Log
表示されます。
• Summary view
• Detail view
はその問題を解決する複数の方法を示します。
注意:
このオプションは、テクニカルサポート担当者の指示がある場合にのみ使用
してください。
(イベントログ)ウィンドウには、次の
(サマリ表示)— イベントのサマリが表形式で表示されます。
(詳細表示)— 選択したイベントの詳細が表示されます。
は、管理されている各アレイとの通信を確立し、アレ
8,000
のイベントが保存され、その後は
2
1
つずつ新しいイベ
種類のイベントビューが
50
システムのクラスタリングへの準備
Page 51

イベントログを表示するには、以下の手順を実行します。
1
Array Management
(詳細)
Event Log
(イベントログ)が表示されます。デフォルトはサマリ表示です。
2
選択した各ログエントリの詳細を表示するには、
示)を選択します。ログアイテムに関する情報を含むイベントログに
Detail
トリは、
3
イベントログを保存するには、次の手順を実行します。
a
b
c
4
イベントログからすべてのログエントリを消去するには、
てクリア)をクリックします。
5
イベントログを終了するには、
詳細については、
ピックを参照してください。
Recovery Guru
→
Troubleshooting
(イベントログの表示)の順に選択します。
(詳細)ペインが追加されます。一度に詳細を表示できるログエン
1
つだけです。
Save As
(イベントの保存)ダイアログボックスが表示されます。
該当するフォルダに移動し、該当するファイル名を入力します。
Save
(名前を付けて保存)をクリックします。
(保存)をクリックします。
PowerVault MD Storage Manager
Recovery Guru は MDSM
重大なイベントを診断し、問題解決のためのステップバイステップのリカバリ手
順を提案します。
Array Management
ドウを表示するには、次のいずれかを行います。
•
Recovery Guru
•
Support
カバリ)をクリックする。
•
Summary
(サポート)タブで、
(サマリ)タブの
Array Needs Attention
する。
次のインジケータを使って問題を検知できます。
•Optimal
•
指定の宛先に送信されるアラート通知メッセージ
•
ハードウェアのインジケータライト
(最適)以外のステータスのアイコン
(アレイ管理)ウィンドウで、
(トラブルシューティング)
Close
(閉じる)をクリックします。
のコンポーネントの
(アレイ管理)ウィンドウに
をクリックする。
1
Recover from Failure
Status
(ストレージアレイに注意が必要)をクリック
(ステータス)ペインで、
Advanced
→
Event Log
View Details
View
(詳細表
Save Events
Clear All
オンラインヘルプのト
つで、ストレージアレイ上の
Recovery Guru
(障害からのリ
(すべ
ウィン
Storage
システムのクラスタリングへの準備
51
Page 52

問題が解決すると、ステータスアイコンは
ます。
Optimal
(最適)ステータスに戻り
Storage Profile
ストレージアレイプロファイルには、ストレージアレイのすべてのコンポーネン
トとプロパティの説明が表示されます。ストレージアレイプロファイルには、ス
トレージアレイプロファイルの情報をテキストファイルに保存するオプションも
あります。ストレージアレイプロファイルをリカバリ時のガイドとして、または
ストレージアレイの現在の構成を示す概要として役立てることも可能です。構成
を変更した場合は、ストレージアレイプロファイルの新しいコピーを作成します。
1
Array Management
ファイルを開くには、次のいずれかを行います。
•
•
•
Storage Array Profile
れます。
には複数のタブが表示され、各タブのタイトルは含まれている情報の件名に
対応しています。
2
Storage Array Profile
のいずれかを行います。
•
•
•
•
3
タブのいずれか
使用して、ストレージアレイプロファイルの情報を表示します。この一連の
手順中の他の手順で、ストレージアレイプロファイルを検索、保存、または
終了することができます。
4
ストレージアレイプロファイルを検索するには、
a
b
(ストレージプロファイル)
(アレイ管理)ウィンドウでストレージアレイプロ
Storage Array
(プロファイル)の順に選択する。
Summary
Storage Array Profile
クする。
Support
Profile
(ストレージアレイプロファイルの表示)をクリックする。
Storage Array Profile
詳細情報の表示(手順 3 に進む)。
ストレージアレイプロファイルの検索(手順 4 に進む)。
ストレージアレイプロファイルの保存(手順 5 に進む)。
ストレージアレイプロファイルの終了(手順 6 に進む)。
Find
(検索)をクリックします。
Find
(検索)テキストボックスに検索語句を入力します。語句が現在
のタブにある場合は、ストレージアレイプロファイルの情報内でハイラ
イト表示されています。
(ストレージアレイ)
(サマリ)タブを選択し、
(ストレージアレイプロファイル)をクリッ
(サポート)タブを選択し、
(ストレージアレイプロファイル)画面が表示さ
(ストレージアレイプロファイル)画面
(ストレージアレイプロファイル)画面で、以下
1
つを選択し、水平スクロールバーと垂直スクロールバーを
→
View
Status
(表示)
(ステータス)エリアの
→
Profile
View Storage Array
52
システムのクラスタリングへの準備
Page 53

メモ:
検索は現在のタブ内に限定されます。他のタブ内で検索する場合は、
Find
タブを選択して
c
次のヒットを表示するには、
5
ストレージアレイプロファイルを保存するには、
a
Save As
b
ストレージアレイプロファイルのすべてのセクションを保存するには、
(名前を付けて保存)をクリックします。
All Sections
c
ストレージアレイプロファイルの特定セクションの情報を保存するに
Select Sections
は、
存するセクションに対応するチェックボックスをクリックします。
d
適切なディレクトリを選択します。
e
File Name
す。ファイルとそれを開く特定のソフトウェアアプリケーションを関連
付けるには、
メモ:
ファイルは
f
Save
(保存)をクリックします。
6
ストレージアレイプロファイルを終了するには、
クします。
ステータスアイコン
ステータスアイコンは、ストレージアレイの
適以外のステータスアイコンについては、必ず
を検知し、トラブルシューティングを行ってください。
とおりです。
•Optimal
望ましい稼動状態です。
(最適)— 管理されているアレイ内のすべてのコンポーネントが
• Needs Attention
る必要のある問題が存在します。
• Fixing
• Unresponsive
• Unsupported
(修正中)
れているアレイは現在、
(無反応)— ストレージ管理ステーションが、ストレージア
レイ内のアレイ、
きません。リカバリ手順を実行した後、ストレージアレイが
適)ステータスに戻るまで、少なくとも
(非対応)— ノードはこのバージョンの
トされていません。
• Software Unsupported
実行されているソフトウェアのレベルは現在、
ません。
(検索)を再度押します。
Find
(検索)を再度押します。
(すべてのセクション)を選択します。
(セクションの選択)オプションを選択し、保
(ファイル名)フィールドに任意のファイル名を入力しま
.txt
のようなファイル拡張子を指定します。
ASCII
テキストとして保存されます。
Close
6
種類の稼動状態を識別します。最
Recovery Guru
(要注意)— 管理されているアレイに、介入して修正す
— Needs Attention
Optimal
1
つのコントローラ、または両方のコントローラと通信で
(非対応のソフトウェア)— ストレージアレイで
(要注意)状態が修正され、管理さ
(最適)な状態に変わりつつあります。
5
分は待機してください。
MDSM
(閉じる)をクリッ
を使用して問題
6
種類の稼動状態は次の
Optimal
MDSM
でサポートされてい
ではサポー
(最
システムのクラスタリングへの準備
53
Page 54

共有ストレージサブシステムの
設定
共有ストレージサブシステム内の仮想ディスクは、
フトウェアを使用して、ディスクグループまたは仮想ディスクに設定する必要が
あります。すべての仮想ディスク、特にクォーラムリソースに使われている仮想
ディスクは、高可用性を保証するためにバインドされ、適切な
み込まれている必要があります。
メモ:
RAID 0
(ストライピング)以外の
RAID 0
に設定すると非常に高いパフォーマンスが得られますが、クォーラムリ
ソースに必要な可用性が実現されません。システムに対する
詳細については、ストレージシステムのマニュアルを参照してください。
RAID
RAID
レベルの
Dell PowerVault MDSM
RAID
レベルに組
レベルの使用をお勧めします。
RAID
レベルの設定の
ソ
Windows
Windows
ドされたディスク)やボリュームを共有クラスタストレージとしてサポートして
いません。共有クラスタストレージがダイナミックディスクとして設定されてい
る場合、クラスタ構成ウィザードがディスクを検知できず、クラスタおよびネッ
トワーククライアントからディスクにアクセスできません。
ドライブ文字とマウントポイントの割り当て
マウントポイントとは、
イブです。マウントポイントは通常のドライブと同じ働きをしますが、ドライブ
文字でなくラベルまたは名前が割り当てられます。マウントポイントを使用する
ことで、クラスタは、使用可能なドライブ文字の数を超える共有ディスクをサ
ポートできます。
クラスタのインストール過程では、マウントポイントはクラスタが管理するディ
スクに自動的には追加されません。マウントポイントをクラスタに追加するには、
各マウントポイントについて、クラスタリソースグループ内に物理ディスクリ
ソースを作成します。新しい物理ディスクリソースが同じクラスタリソースグ
ループ内にあり、ルートディスク(マウントポイントが取り付けられているディ
スク)に依存するようにしてください。
オペレーティングシステムとダイナミックボリューム
オペレーティングシステムは、ダイナミックディスク(アップグレー
NTFS
ボリュームの空のフォルダに接続されているドラ
メモ:
ドライブを
クォーラムリソースから、またはクラスタディスクとローカルディスクとの間に作
成しないでください。マウントポイントは同じクラスタリソースグループ内にあ
り、ルートディスクに依存している必要があります。
NTFS
ボリュームにマウントする際には、マウントポイントを
54
システムのクラスタリングへの準備
Page 55

共有ストレージシステムのドライブの命名とフォーマット
PowerVault MD Storage Manager
Windows
いて、次の操作を行います。
•
•
•
• NTFS
クラスタ内の個々のサーバーが必要とするドライブ文字の数はそれぞれ異なりま
す。共有ドライブ名は
勧めします。共有ストレージシステムのドライブ文字の割り当てとドライブの
フォーマットを行うには、次の手順を実行します。
1
2
3
4
5
のディスクの管理内で物理ディスクとなります。各物理ディスクにつ
ディスク署名の書き込み
パーティションの作成
ドライブ文字の割り当て
でのパーティションの作成
注意:
ドライブ文字は
時に両方のノードからアクセスできます。
アをインストールする前にファイルシステムの整合性を確保してデータの損失を防
止するには、他方のノードがシャットダウンされていることを確認し、一度に
のノードで以下の手順を実行することで、共有ドライブへの
ノード
2
をシャットダウンして、ノード
Windows
がすべての新しい物理ドライブまたは論理ドライブに署名を書き
2
つ目のノードから手動で割り当てます。共有ディスクは同
z
から始めてアルファベットの逆順に付けていくことをお
込めるようにします。
メモ:
ディスクをダイナミックディスクにアップグレードまたは変換しない
でください。
共有ストレージシステムで、名称未設定で未フォーマットの最初のドライブ
のアイコンを探します。
アイコンを右クリックして、サブメニューから
す。未フォーマットのドライブが表示されない場合は、以下のことを確認し
ます。
•
ゾーニングが正しい(
• LUN
•
がホストに割り当てられている。
ストレージシステムとサーバーがケーブルで正しく接続されている。
SAN
ダイアログボックスが表示されたら、ドライブ全体と同じ容量(デフォルト
値)のパーティションを作成し、
メモ:
ストレージシステムからクラスタノードにマップされているか、また
は割り当てられている仮想ディスクは、各ノードの
ングシステム内で物理ディスクとして表示されます。
は、特定の物理ディスクリソースに対して一度に
セスできません。したがって、ディスクがパーティション分割され、複数の
NTFS
ボリュームを含む場合、異なるボリュームへの同時アクセスは、物理
ディスクリソースを制御しているクラスタノードからのみ可能です。異なる
ノードによって
のボリュームは別々のディスクに存在している必要があります。
2 つの NTFS
内で作成される各仮想ディスクは、
Microsoft Failover Clustering
I/O
1 の
ディスクの管理 を開きます。
Create
接続構成
OK
ボリュームを制御する必要がある場合、それら
のみ)。
をクリックします。
(作成)を選択しま
Windows
Microsoft
1
つのノードからしかアク
ソフトウェ
1
動作を防ぎます。
オペレーティ
クラスタで
つ
システムのクラスタリングへの準備
55
Page 56

6
Yes
(はい)をクリックしてパーティションを確定します。
7
同じアイコンにマウスのポインタを置き、右クリックしてサブメニューから
Change Drive Letter and Path
します。
8
ドライブ文字を
を作成します。
ドライブ文字を
す。
a
Edit
を選択します。
b
OK
c
手順 9 に進みます。
マウントポイントを作成するには、次の手順を実行します。
a
Add
b
Mount in the following empty NTFS folder
フォルダにマウントする)をクリックします。
c
NTFS
Browse
d
OK
e
手順 9 に進みます。
9
Yes
(はい)をクリックして、変更内容を確定します。
10
再びドライブアイコンを右クリックして、サブメニューから
(フォーマット)を選択します。
11
Volume Label
Email_Data
12
ダイアログボックスで、ファイルシステムを
フォーマット
メモ:
テムのフォーマットが必須です。
13
警告メッセージが表示されたら、
14
OK
をクリックして、フォーマットが完了したことを確認します。
15
Close
(閉じる)をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。
16
残りの各ドライブに対して、手順 3 ~ 手順
17
ディスクの管理 を閉じます。
18
ノード
1
NTFS
ボリュームに割り当てるか、またはマウントポイント
NTFS
ボリュームに割り当てるには、次の手順を実行しま
(編集)をクリックし、ドライブに割り当てる文字(たとえば z)
をクリックします。
(追加)をクリックします。
ボリューム上の空のフォルダへのパスを入力するか、
(参照)をクリックして探します。
をクリックします。
(ボリュームラベル)で、たとえば
などの新しいボリューム名を入力します。
を選択し、
Microsoft
の電源を切ります。
開始 をクリックします。
クラスタの共有ディスクリソースには、
(ドライブ文字とパスの変更)を選択
(次の空の
Format
Disk_Z や
NFTS
OK
をクリックします。
15
に変更し、
を繰り返します。
クイック
NTFS
ファイルシス
NTFS
56
システムのクラスタリングへの準備
Page 57

19
ノード
2
の電源を入れます。
20
ノード
2
で、
ディスクの管理 を開きます。
21
ノード
2
のドライブ文字が正しいことを確認し、必要に応じてドライブ文字
を割り当てなおします。ドライブ文字を変更するには、手順
繰り返します。
7 ~
手順 9 を
PowerVault MD Storage Manager
PowerVault MD Storage Manager
•
スナップショット仮想ディスク
•
仮想ディスクのコピー
•
高パフォーマンス層
•
リモートレプリケーション
これらのプレミアム機能をインストールして有効にするには、各機能の機能キー
ファイルを購入し、機能をホストするストレージアレイを指定する必要がありま
す。詳細については、
テムに付属の『
証)カードを参照してください。
これらのプレミアム機能により、お使いのクラスタソリューションの可用性がさ
らに高まります。クラスタが確実に正常な動作をするためには、必ず以下の手順
に従ってください。
スナップショット仮想ディスク
スナップショット仮想ディスクは、ソース仮想ディスクの内容に影響を与えずに、
バックアップ、テスト、またはデータ処理を目的に仮想ディスクのポイントイン
タイムイメージをキャプチャします。シンプルパスまたは詳細パスのいずれかを
使用して、クラスタディスクのスナップショットを作成できます。スナップ
ショット仮想ディスクはプライマリノード(ソースディスクを所有しているノー
ド)にマップすることも、バックアップ、テスト、またはデータ処理を目的にセ
カンダリノード(ソースディスクを所有していないノード)にマップすることも
できます。
注意:
いかなる時点においても、スナップショット仮想ディスクをクラスタ内の複
数のノードにマップすることは避けてください。スナップショット仮想ディスクは
フェイルオーバークラスタマネージャによって管理されていません。そのため、ス
ナップショット仮想ディスクをホストグループまたはクラスタ内の両方のノードに
マップした場合、両方のノードがデータに同時にアクセスできるため、データが壊
れることがあります。
Microsoft
して、スナップショットの作成とマッピングを行うことが可能です。代わりに
MDSM
ボリュームシャドウコピーサービス(
を使用する場合は、以下に説明する手順に従う必要があります。
Dell PowerVault MD3600f / MD3620f
Premium Feature Activation
の詳細(プレミアム)機能の使い方
には、以下の拡張機能が備わっています。
ストレージシス
』(プレミアム機能ライセンス認
VSS
)アプリケーションを使用
システムのクラスタリングへの準備
57
Page 58

スナップショット仮想ディスクをプライマリノードにマップするには、次の手順
を実行してください。
1
MD Storage Manager
内でホスト対仮想ディスクのマッピングを使用し
ます。これにより、スナップショット仮想ディスクに別のディスク署名が正
しく割り当てられます。
2
Windows
のディスクの管理を使用して、スナップショット仮想ディスクの
再スキャン、ドライブ文字の割り当てを行い、ドライブへのアクセスを開始
します。
メモ:
Windows
が検知されるまで、ディスクの再スキャンを数回繰り返してもかまいません。
スナップショット仮想ディスクが検知されない場合は、数分待ってからディ
スクの再スキャンを実行してください。スナップショット仮想ディスクが検
知されるまで、この手順を繰り返します。サーバーの再起動は行わないでく
ださい。
のディスクの管理によってスナップショット仮想ディスク
スナップショット仮想ディスクをセカンダリノード(ソースディスクを所有して
いないノード)にマップするには、次の手順を実行してください。
注意:
プライマリノードから署名を取得する前にスナップショット仮想ディスクを
セカンダリノードにマップしようとすると、オペレーティングシステムがスナップ
ショット仮想ディスクを既存のシステムボリュームとして誤認するおそれがあり、
その結果、データが失われたり、スナップショット仮想ディスクにアクセスできな
くなったりする可能性があります。
1
スナップショット仮想ディスクをプライマリノードにマップして、スナップ
ショットに新規ディスク署名が割り当てられていることを確認します。
2
Modular Disk Storage Manager
を使用して、プライマリノードからス
ナップショット仮想ディスクをアンマップします。
3
スナップショット仮想ディスクをセカンダリノードにマップして、アクセス
を開始します。
メモ:
複数のスナップショット仮想ディスクを持つクラスタ構成の場合は、最初
に、関連するソースディスクを所有しているノードに各仮想ディスクをマップする
必要があります。あるスナップショット仮想ディスクにとってのプライマリノード
が、別のスナップショット仮想ディスクにとってはプライマリノードではない場合
があります。
仮想ディスクのコピー
仮想ディスクのコピーは、ソース仮想ディスクからストレージアレイ内のター
ゲット仮想ディスクにデータのフルコピーを生成します。仮想ディスクコピー機
能を使用して、データのバックアップ、小容量の物理ディスクを使用するディス
クグループから大容量の物理ディスクを使用するディスクグループへのデータの
コピー、またはスナップショット仮想ディスクデータのソース仮想ディスクへの
復元ができます。
58
システムのクラスタリングへの準備
Page 59

Microsoft
す。
1
2
クラスタ共有ディスクに障害が発生して、それをターゲット仮想ディスクから
復元する必要がある場合は、フェイルオーバークラスタマネージャを使用して、
障害の発生したディスクが含まれているクラスタグループのステータスを
オフラインに変更します。次の方法のいずれかを使用します。
•
•
リモートレプリケーション
リモートレプリケーションは、ストレージアレイ間でのオンラインかつリアルタ
イムでのデータのレプリケーションを提供する、ストレージアレイのプレミアム
機能です。この機能をアクティブにすると、各
(ポート
リモートレプリケーション機能を無効化するまで、このポートでは他のデータト
ラフィックは許可されません。各ファイバチャネルスイッチにおける専用ゾーン
も必要です。ケーブル配線例、設定、ホストバスアダプタ(
ゾーニングについては、
Fibre Channel with the Dell MD3600f Series Storage Array
MD3600f
ください。
クラスタ共有ディスクの仮想ディスクコピーは、次の手順で作成しま
クラスタ共有ディスクをソースディスクとして使用して、スナップショット
仮想ディスクを作成します。
そのスナップショット仮想ディスクをどのクラスタノードにもマップしない
でください。次に、新しく作成したスナップショット仮想ディスクを仮想
ディスクコピーのソースディスクとして使用します。
メモ:
Microsoft
ようとすると、処理が失敗して次のエラーが表示されます。
The operation cannot complete because the selected
virtual disk is not a source virtual disk candidate
(選択した仮想ディスクがソース仮想ディスク候補ではないため、処理を完
了できません。)
仮想ディスクコピーを使用して、データをターゲット仮想ディスクからクラ
スタ共有ディスクに転送する。
クラスタ共有ディスクのホストグループへの割り当てを解除し、ターゲット
仮想ディスクをホストグループにマップする。
3
)はリモートレプリケーショントラフィック専用として予約されます。
シリーズストレージアレイでのファイバチャネルの設定)を参照して
クラスタ共有ディスクの仮想ディスクコピーを直接作成し
RAID
コントローラの専用ポート
HBA
)の設置および
support.dell.com/manuals
で、『
Configuring
』(
Dell
.
システムのクラスタリングへの準備
59
Page 60

フェイルオーバークラスタの設定
プライベートおよびパブリックネットワークを確立し、ストレージアレイからク
ラスタノードへ共有ディスクを割り当てた後で、
オーバークラスタ上にオペレーティングシステムのサービスを設定できます。
フェイルオーバークラスタの設定手順は、使用する
ティングシステムによって異なります。
クラスタの導入の詳細については、
Microsoft Windows Server 2008
『
&
のインストール
トラブルシューティング』を参照してください。
support.dell.com/manuals
を使用した
Windows Server
Windows Server
Dell
フェイルオーバークラスタ
のフェイル
オペレー
で、
60
システムのクラスタリングへの準備
Page 61

トラブルシューティング
一般的なクラスタの問題と、原因および対処方法を 表
表
A-1.
一般的なクラスタのトラブルシューティング
問題 考えられる原因 対応処置
ノードがストレージシ
ステムにアクセスでき
ないか、クラスタソフ
トウェアがストレージ
システムで機能してい
ない。
ストレージシステムから
ノードまでのケーブルが正
しく接続されていないか、
ストレージコンポーネント
間のケーブル接続が正しく
ない。
いずれかのケーブルに問題
がある。
ホストグループまたはホス
ト対仮想ディスクのマッピ
ングが正しく作成されてい
ない。
ノードからストレージシステムま
でのケーブルが正しく接続されて
いるかどうかを確認します。詳細
については、
スタハードウェアの ケーブル接
続」 を参照してください。
問題のあるケーブルを交換します。
次の点を確認します。
•
ホストグループが作成済みで、
クラスタノードがホストグルー
プに追加されている。
•
ホスト対仮想ディスクのマッピ
ングが作成済みで、クラスタ
ノードを含むホストグループに
仮想ディスクが割り当てられて
いる。
A-1
に示します。
17
ページの「クラ
トラブルシューティング
61
Page 62

表
A-1.
一般的なクラスタのトラブルシューティング (続き)
問題 考えられる原因 対応処置
ノードの
タに加わるのに時間が
かかる。
または
ノードの
タに加わることができ
ない。
フェイルオーバークラ
スタマネージャを使用
したクラスタへの接続
試行に失敗する。
1
つがクラス
1
つがクラス
ケーブル接続またはハード
ウェアの不具合が原因で、
ノード間のネットワークに
障害が発生した。
正常な状態でもノード間の
通信に時間がかかる場合が
あります。
1
つまたは複数のノードで
インターネット接続ファイ
アウォールが有効になって
いるために、ノード間の
RPC
(
Remote
Procedure Call
遮断されている可能性があ
る。
•
クラスタサービスが
起動していない。
•
クラスタがシステム
に形成されていない。
•
システムが起動した
ばかりで、サービス
がまだ起動中。
インターネット接続ファイ
アウォールが
数のノードで有効になって
いるため、クラスタネット
ワーク名がネットワーク上
で応答していない。
1
)通信が
つまたは複
ネットワークの配線を検査します。
ノード間接続とパブリックネット
ワークが正しい
いることを確認します。
各ノードからもう一方のノードに
ping
ドが相互に通信可能かどうかを検
証します。
する際には、ホスト名と
スの両方を試してください。
Microsoft Failover Clustering
およびクラスタ化されたアプリ
ケーションまたはサービスが要求
する通信を許可するように、イン
ターネット接続ファイアウォール
を設定します。詳細については、
support.microsoft.com で
Microsoft
参照してください。
クラスタサービスが実行中であり、
クラスタが形成されていることを
確認します。
Microsoft
タ化されたアプリケーションまた
はサービスが要求する通信を許可
するようにインターネット接続
ファイアウォールを設定します。
詳細については、
support.microsoft.com で
Microsoft
参照してください。
NIC
に接続されて
コマンドを実行して、ノー
ping
コマンドを実行
IP
アドレ
の技術情報
クラスタおよびクラス
の技術情報
883398
883398
を
を
62
トラブルシューティング
Page 63

表
A-1.
一般的なクラスタのトラブルシューティング (続き)
問題 考えられる原因 対応処置
Microsoft
オーバークラスタのイ
ンストール時に、
ではなく
ワークを設定するよう
に求めるメッセージが
表示される。
フェイル
1
つのネット
TCP/IP
設定が間違っている。ノード間ネットワークとパブリッ
2
つ
クネットワークには、サブネット
の異なる静的
てる必要があります。ネットワー
IP
ク
support.dell.com/manuals
から『
with Microsoft Windows
Server 2008 Installation and
Troubleshooting Guide
Microsoft Windows Server
(
2008
オーバークラスタのインストール
&
トラブルシューティングガイ
ド)をダウンロードし、
Assigning Static IP Addresses
「
to Cluster Resources and
Components
のクラスタリソースおよびコン
ポーネントへの割り当て)を参照
してください。
プライベート(ポイント
ツーポイント)ネットワー
クが切断されている。
すべてのシステムの電源がオンに
なっていて、プライベートネット
ワークの
とを確認します。
IP
アドレスを割り当
の割り当て方法については、
Dell Failover Clusters
』
を使用した
NIC
Dell
フェイル
」(静的
IP
アドレス
が使用可能であるこ
トラブルシューティング
63
Page 64

表
A-1.
一般的なクラスタのトラブルシューティング (続き)
問題 考えられる原因 対応処置
クラスタにノードを追
加できない。
新しいノードが共有ディス
クにアクセスできない。
1
つまたは複数のノードで
インターネット接続ファイ
アウォールが有効になって
いるため、ノード間の
通信が遮断されている可能
性がある。
RPC
新しいクラスタノードが
Windows Disk Administration
を使用してクラスタディスクを列
挙できることを確認してください。
ディスクが
に表示されない場合は、以下のこ
とを行ってください。
•
すべてのケーブル接続の
チェック。
•
接続されたストレージシステム
のアクセスコントロール設定の
チェック。
Microsoft
タ化されたアプリケーションまた
はサービスが要求する通信を許可
するようにインターネット接続
ファイアウォールを設定します。
詳細については、
support.microsoft.com で
Microsoft
参照してください。
パブリックネットワー
クのクライアントが、
クラスタの提供する
アプリケーションや
サービスにアクセスで
きない。
1
つまたは複数のノードで
インターネット接続ファイ
アウォールが有効になって
いるため、ノード間の
通信が遮断されている可能
性がある。
Microsoft
タ化されたアプリケーションまた
はサービスが要求する通信を許可
RPC
するようにインターネット接続
ファイアウォールを設定します。
詳細については、
support.microsoft.com で
Microsoft
参照してください。
仮想ディスクのコピー
操作が失敗する。
仮想ディスクのコピー操作
では、ソースディスクとし
てクラスタディスクが使用
される。
次の手順で、クラスタ共有ディス
ク上で仮想ディスクのコピー操作
を実行します。
1
ディスクのスナップショットを
作成します。
2
スナップショット仮想ディスク
で、仮想ディスクのコピーを実
行します。
Disk Administration
クラスタおよびクラス
の技術情報
クラスタおよびクラス
の技術情報
883398
883398
を
を
64
トラブルシューティング
Page 65

表
A-1.
一般的なクラスタのトラブルシューティング (続き)
問題 考えられる原因 対応処置
ドライブ文字をスナッ
プショット仮想ディス
クに割り当てることが
できない。
スナップショット仮想
ディスクにアクセスで
きない。
システムエラーログに、
partmgr
イベント
が表示され、スナップ
ショット仮想ディスク
がクラスタディスクの
冗長パスであることが
示される。
からの
59
による警告
スナップショット仮想ディ
スクが、ソースディスクを
所有していないノードに
誤ってマップされている。
1
ソースディスクを所有していな
いノードから、スナップショッ
ト仮想ディスクをアンマップし
ます。
2
アンマップしたディスクを、
ソースディスクを所有するノー
ドに割り当てます。詳細につい
ては、
「
PowerVault MD Storage
Manager
機能の使い方」
さい。
57
ページの
の詳細(プレミアム)
を参照してくだ
トラブルシューティング
65
Page 66

66
トラブルシューティング
Page 67

クラスタデータシート
このシートは、クラスタに関する情報を記録するために、クラスタノードや
ラックの近くの適当な場所に貼付しておき、テクニカルサポートに連絡する場合
に参照してください。
表
B-1.
クラスタ設定に関する記録
クラスタの情報 クラスタソリューション
クラスタ名と
IP
アドレス
サーバーのタイプ
インストーラ
設置日
アプリケーション
場所
備考
クラスタデータシート
67
Page 68

表
B-2.
クラスタノードの設定に関する記録
ノード名 サービスタグ
ナンバー
表
B-3.
追加のネットワークに関する情報
パブリック
アドレス
IP
プライベート
アドレス
IP
追加ネットワーク
68
クラスタデータシート
Page 69

表
B-4.
ストレージアレイの設定情報
アレイ アレイの
サービスタグ
1
2
3
4
IP
アドレス 接続されたディスクアレイ
エンクロージャ(
DAE
仮想ディスク
)の数
クラスタデータシート
69
Page 70

70
クラスタデータシート
Page 71

ゾーニング設定の記録
ノード
HBA WWPN
または別名
ストレージ
または別名
WWPN
ゾーン名 設定名に対応
するゾーン
ゾーニング設定の記録
71
Page 72

72
ゾーニング設定の記録
Page 73

索引
D
Dell PowerVault MD36x0f
ストレージシステム
2
ノードクラスタのケーブル
接続 , 23
M
MD Storage Manager
エージェント , 11
MDSM
, 10
Modular Disk Storage
Manager
, 10
N
NIC
のチーム化 , 21
P
PowerVault MD36x0f
複数ノードクラスタの
ケーブル接続 , 24
PowerVault MD36x0f
ストレージシステム
ストレージのケーブル接続 , 27
ゾーニング , 31
複数の
SAN
接続クラスタの
ケーブル接続 , 31
複数クラスタのケーブル
接続 , 26
R
recovery guru
, 51
S
SAN
接続のクラスタ , 12
説明 , 27
W
Windows Server 2008,
Enterprise Edition
インストール , 37
あ
イベントログ , 50
インストールと設定
ストレージ管理
ソフトウェア , 41
オペレーティングシステム
インストール , 37
索引
73
Page 74

か
た
拡張機能
MD3600f / MD3620f
ストレージシステム , 11
仮想ディスクコピー , 11
仮想ディスクのコピー , 58
クラスタ構成
SAN
接続 , 12
直接接続 , 12, 22
クラスタストレージの要件 , 10
クラスタデータシート , 67
ケーブル接続
マウス、キーボード、および
モニタ , 17
電源装置 , 17
さ
サポートされているクラスタ
構成 , 12
ステータスアイコン , 53
ストレージプロファイル , 52
スナップショット仮想
ディスク , 57
設定
フェイルオーバークラスタ , 60
共有ストレージシステム , 42
ゾーニング設定の記録 , 71
直接接続クラスタ
説明 , 22
テープライブラリ
PowerEdge
31
トラブルシューティング
一般的なクラスタ , 61
クラスタへの接続
は
ホストバスアダプタ
ファイバチャネル
37
HBA
の設定
ま
マルチパスソフトウェア
MPIO
ソフトウェア , 11
,
わ
割り当て
ドライブ文字とマウスポイント
54
,
,
,
ゾーン
ファイバチャネルスイッチ
ファブリックでの実装 , 39
74
索引