Cisco Systems SFS 3504 User Manual 2

Cisco SFS 3504 Multifabric
サーバ スイッチ インストレーション コンフィギュレーション ノート
【注意】この文書はお客様の便宜のために作成された参考和訳であり、お客様と
シスコシステムズの間の契約を構成するものではありません。正式な契約条件 は、弊社担当者、または弊社販売パートナーにご確認ください。
Customer Order Number: DOC-J-7818335=
Americas Headquarters: Cisco Systems, Inc., 170 West Tasman Drive, San Jose, CA 95134-1706 USA
Copyright © 2007 Cisco Systems, Inc. All rights reserved.
78-18335-01-J
目次
目次
このマニュアルの内容は次のとおりです。
安全上の警告(p.3
構成部品(p.5
必要な工具(p.5
取り付けに関する注意事項(p.6
設置の準備(p.7
Cisco SFS 3504 サーバ スイッチ用コンポーネントの取り付け(p.7
Cisco SFS 3504 サーバ スイッチの取り付け(p.8
取り付けの確認(p.13
Cisco SFS 3504 サーバ スイッチの設定(p.15
Cisco SFS 3504 サーバ スイッチの管理(p.26
安全上の警告(p.27
関連資料(p.27
マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、およびセキュリティ ガイドライン(p.28)
Cisco SFS 3504 Multifabric サーバ スイッチ インストレーション コンフィギュレーション ノート
2
78-18335-01-J

安全上の警告

警告 安全上の重要事項
警告 シャーシを持ち上げる際は 2 人で行ってください。シャーシの下端に両手を入れてしっかり支え、
安全上の警告
ここに記載の警告、およびマニュアル本文中に記述する各警告は、Cisco SFS 3504 サーバ スイッチ の設置と設定に適用されます。警告と安全に関する情報については、Regulatory Compliance a nd Safety
Information fo r the Ci sc o Se rv er Fabr ic S wi tche s: 70 00 D, 70 00P, 7 00 8P , 70 12 , 7024 , 30 12R, a nd 3504 』を
参照してください。
危険
」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作
業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。
これらの注意事項を保存しておいてください。
両手で持ち上げます。ケガを防ぐため、背中をまっすぐに立てたまま両足を使って持ち上げます。 背中を使ってはいけません。シャーシと部品の破損を防ぐため、電源装置やインターフェイス プ ロセッサに取り付けられている取っ手を使ってシャーシを持ち上げないでください。シャーシ前面 のプラスチック パネルも使用してはいけません。これらの取っ手はシャーシの重量に耐えるよう には設計されていません。
警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してくださ
い。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。
警告 システムの動作中は、バックプレーンに電 圧がか かっ ていま す。感電を避ける ため、電源ベイと
バックプレーン部分には手や指が触れないようにしてください。
警告 システムへの電源の接続は、設置手順を読んでから行ってください。
警告 ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を
防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するた めに、次の注意事項を守ってください。
ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。
ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り
付けます。
ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックにスイッ チを設置したり、ラック内のスイッチを保守してください。
78-18335-01-J
Cisco SFS 3504 Multifabric サーバ スイッチ インストレーション コンフィギュレーション ノート
3
安全上の警告
警告 この装置は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しています。出入りが制限された場
警告 この装置はアースする必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り
警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。
所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室でき ない場所を意味します。
付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない 場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。
警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律または規制に従って取り扱ってください。
警告 この装置の設置および保守は、保守担当者(AS/NZS 3260 で定義)が行ってください。この装置を
誤って汎用コンセントに接続すると危険な場合があります。主電源コネクタの電源を抜く前、ハウ ジングが開いている間、または主電源コネクタの電源を抜く前でハウジングが開いている間に、通 信回線を切断する必要があります。
警告 この製品は、設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されて
います。一般および地域の電気規格に準拠するように設置する必要があります。
警告 指定した以外の制御、調整、手順を行うと、危険なレーザー被曝の恐れがあります。
Cisco SFS 3504 Multifabric サーバ スイッチ インストレーション コンフィギュレーション ノート
4
78-18335-01-J

構成部品

Cisco SFS 3504 サーバ スイッチのキットには、次の部品が含まれています。
• 5 スロット型マルチファブリック サーバ スイッチ シャーシ — 1
InfiniBand スイッチ カード — 1
ゲートウェイ モジュール — 1 4(構成による)
− イーサネット ゲートウェイの製品番号: SFS-3500-ENGW-1G
− ファイバ チャネル ゲートウェイの製品番号: SFS-3500-FCGW-4G
• I/O スロット用ゲートウェイ ブランク パネル — 0 〜 3(構成による)
電源装置 — 1 または 2(構成による)
電源ブランク パネル — 0 または 1(構成による)
次を含むアクセサリ キット:
− 電源コード — 1 または 2(構成による)
− コンソール ケーブル コネクタ キット — 1
− 固定式ラックイヤー ブラケット — 2
− 調整式ラックイヤー ブラケット — 2
− 使い捨て式静電気防止用リスト ストラップ — 1
− ラックマウント ハードウェア キット(M4 x 8 mm フラットヘッド ネジ×
−『Cisc o SFS 35 04 Multif abric
ノート
』(本マニュアル) — 1
−『Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco Server Fabric Switches: 7000D,
7000P, 7008P, 7012, 7024, 3012R, and 3504— 1
− 標準保証パッケージ — 1
サーバ スイッチ インストレーション コンフィギュレーション
6 付属)— 1
構成部品

必要な工具

Cisco SFS 3504 サーバ スイッチの設置には、次の工具が必要です。
1 番プラス ネジ用ドライバ
2 番プラス ネジ用ドライバ
設置するラックの標準ネジ× 8
設置するラックの標準ナット× 8
作業者所有の静電気防止器具、または同梱の使い捨て式静電気防止用リスト ストラップ
78-18335-01-J
Cisco SFS 3504 Multifabric サーバ スイッチ インストレーション コンフィギュレーション ノート
5

取り付けに関する注意事項

取り付けに関する注意事項
Cisco SFS 3504 サーバ スイッチを取り付ける際は、次の注意事項を守ってください。
シャーシをラックに載せる際は 2 人で作業してください。
ラックが通風の十分な環境に置かれていることを確認してください。
− 日常運用に支障が出ないように、施設全体で通風性を確保してください。
− 扉の閉まるキャビネットに設置する場合は、キャビネットに適切な通風機能が備わってい
ることを確認してください。また、シャーシの排気口とキャビネット扉の間には、2.5 イン チ(6.4 cm)のすきまを作ってください。
− 隣接する機器の排気が当たる位置にスイッチを設置する場合は、機器間の水平距離を最低
でも 6 インチ(15.2 cm)設けてください。
− コード類がシャーシの吸排気を妨げないように注意してください。
規格認定を受けた静電気防止用リスト ストラップを使用して身体をアースしてください。
「安全上の警告」(p.3を読んだうえで、次の注意を守ってください。
注意 Cisco SFS 3504 サーバ スイッチのシャーシを前(電源ファン モジュール側)と後ろ(ケーブル側)
で支えて持ち上げてはいけません。ユニットの破損を防ぐため、両側面を支えて持ち上げてくださ い。
Cisco SFS 3504 Multifabric サーバ スイッチ インストレーション コンフィギュレーション ノート
6
78-18335-01-J

設置の準備

ステップ 1 Cisco SFS 3504 サーバ スイッチの梱包からすべてのコンポーネントを取り出し、「構成部品」(p.5
警告 シャーシを持ち上げる際は 2 人で行ってください。シャーシの下端に両手を入れてしっかり支え、
ステップ 2 清掃され、安定した平らな場所にシャーシを置きます。
設置の準備
を参照しながら、ひとつひとつを確認してください。
両手で持ち上げます。ケガを防ぐため、背中をまっすぐに立てたまま両足を使って持ち上げます。 背中を使ってはいけません。シャーシと部品の破損を防ぐため、電源装置やインターフェイス プ ロセッサに取り付けられている取っ手を使ってシャーシを持ち上げないでください。シャーシ前面 のプラスチック パネルも使用してはいけません。これらの取っ手はシャーシの重量に耐えるよう には設計されていません。
ステップ 3 スイッチをラックに搭載するためのレール キットに付属の部品を確認します(Cisco SFS 3504 サー
ステップ 4 システムに装着するイーサネット ゲートウェイ、ファイバ チャネル ゲートウェイ、ブランク パネ
ル類が、すべて予定する構成どおりにそろっていることを確認します。
注意 管理用ワークステーション(付属しません)として、端末エミュレーション ソフトウェア(付属
しません)を実行する PC を用意するほか、オス / メス DB-9 シリアル ストレート ケーブル(付 属)、DB-9 から RJ45 への変換アダプタ(付属)などを用意します。

Cisco SFS 3504 サーバ スイッチ用コンポーネントの取り付け

Cisco SFS 3504 サーバ スイッチ シャーシには、InfiniBand スイッチ カード、イーサネットやファイ バ チャネルのゲートウェイ カード、電源ファン モジュールなど、発注内容に応じた Cisco SFS 3504 サーバ スイッチ用コンポーネントが、あらかじめ装着されています。これらのコンポーネントは、 構成上の必要に応じて Cisco SFS 3504 サーバ スイッチ シャーシの取り付け前に追加または交換で きるほか、後日、別のコンポーネントを追加することもできます。
78-18335-01-J
(注) 追加コンポーネントは、できるだけ Cisco SFS 3504 サーバ スイッチをラックまたは追加シェルフに
取り付ける前に装着しておくことを推奨します。
Cisco SFS 3504 Multifabric サーバ スイッチ インストレーション コンフィギュレーション ノート
7

Cisco SFS 3504 サーバ スイッチの取り付け

Cisco SFS 3504 サーバ スイッチの取り付け
スイッチの設置では、電源ファン モジュール側をラック前面にそろえるように、またはデータ コ ネクション ケーブル側をそろえるように取り付けることができます。
この項の内容は次のとおりです。
電源ファン モジュールを手前にした取り付け(p.8
データ コネクション ケーブル側を手前にした取り付け(p.10)
(注) Cisco SFS 3504 サーバ スイッチは、シャーシに付属のレール キットを使用してラックに取り付けま
す。そのほかに、別途発注し、個別に出荷される追加シェルフに取り付けることもできます(製品 番号 SFS-7008P-RKIT=)。

電源ファン モジュールを手前にした取り付け

電源ファン モジュール側がラックの前側支柱とそろうように Cisco SFS 3504 サーバ スイッチを ラックに取り付けるには、次の手順で作業してください。
ステップ 1 設置部品の入った袋を開けます。
(注) Cisco SFS 3504 サーバ スイッチをラックに取り付けるには、8 本のネジと 8 個のラック用
ナットを使用します。これらのネジとナットは、ラックに適合するものをお客様がご用意 ください。
ステップ 2 図 1 に示すように、付属の 6 本の M4 x 8 mm 皿ネジ(各端 3 本ずつ)とプラス ドライバを使用し
て、シャーシの電源ファン モジュール側に 2 つのラック イヤー ブラケットを装着します。ラック イヤー ブラケットのネジを締め付けて、シャーシにしっかり取り付けます。
1 電源ファン モジュール側へのラック イヤー ブラケットの取り付け
S
F
S
3
5
0
0
S
e
ri
IN
P
e
U
s
T
F
A
N
O
O
K
U
T
P
U
T
O
K
F
A
I L
A
L
L F
A
S
T
E
N
E
R
F
U
S
L
M
L
U
Y
E
S
T N G
A
O
G
P
E
E
D
R
P
A
R
T
IO
I O
N
R O
F
P
O
W
E
R
S
U
1
0
0
­2 4
0
V
8
­4
!
C
A
U T
IO
N :
D
IS
C
1
O
A
5
0
/6
0
H
N
z
N E
C T
P
O
W
E
R
B
E
F
O
R
E
S
E
R
V
IC
IN
G
S
F
S
3
50
0
S
e
ries
IN
P
U
T
F
A
N
O
O
K
U
T
P
U
T
O
K
F
A
I L
B
E
T
O
P
P
L
Y
!
C
A
U T
IO
N
: D
IS
A
L
L F
A
S
T
E
NE
R
F
U
S
M
L
L
U
Y
E
S
T
N
B
G
E
A
O
G
P
E
E
D
R
P
A
R
T
IO
I O
N
R
O
T
O
F
P
O
W
E
R
S
U
P
P
L
Y
1
0
0
-2 4
0
V
8
-4 A
5
0
/6
0
H
C
O
N
z
N E
C
T
P
O
W
E
R
B
E
F
O
R
E
S
ER
V
I C
IN
G
2
250376
1
1 ラック イヤー ブラケット 2 ガイド レール(装着済み)
Cisco SFS 3504 Multifabric サーバ スイッチ インストレーション コンフィギュレーション ノート
8
78-18335-01-J
Cisco SFS 3504 サーバ スイッチの取り付け
ステップ 3 シャーシ前面のラック イヤー ブラケットがラックの前側支柱に接触するまで、Cisco SFS 3504 サー
バ スイッチをラック支柱の間に滑り込ませます(2 を参照)。
お客様が用意するネジ(各側 2 本ずつ)とドライバ(アクセサリ キットには付属しません)を使用 して、ラック イヤー ブラケットをラックの前側支柱にしっかり固定します。
(注) ラックに取り付ける際は、シャーシの電源ファン モジュール側を支えるために AC 電源
ファン モジュールやブランク パネルの取っ手を利用してかまいません。
2 ラック支柱の間への Cisco SFS 3504 サーバ スイッチの挿入およびブラケットの挿入
SFS3500
Series
IN
P
U
T
F
A
N
O
O
K
U
T P
U
T O K
F
A I L
SFS3500
Series
IN
P
U T
F A
N
O
O
K
U
T P
U
T
O
K
F
A I
L
A
L L
F A
S
TE
N
E R
F
U
S
M
L L
U
Y
E
S
T
N
B
G
E
A
O
G
P
E
E
D
R
P
A
R
TION
I O
R
O
TO
F
PO
W
E
R S
U
P
P
L
Y
10
0-240
V
8
!
C
A
U
TIO
-4A
5
0/6
0
H
N
z
: D
IS C
O
N
N
E
C
T
P
O
W
E
R
B
E
F
O
R
E
S
E
R
V
IC
IN
G
!
C
A U
A
L
L F
AS
T
E
N
E
R F U
S
MUS
LLY
E
T
N
B
G
E
A
O
G
P
E E
D
R
P
A
R
T
IO
IO
N
R
O
T
O
F P
O
W E
R
S
U P
P
L
Y
10
0-2
40V
8-4
A
50
/6
0
T
IO
Hz
N
: D
IS C
O
N
N
E
C
T
PO
W
E
R
B
E
F
O
R
E
SE
R
V
I C
IN
G
241649
ステップ 4 Cisco SFS 3504 サーバ スイッチのデータ コネクション側の両側面に取り付けられているガイド
レールに、2 つの調整ブラケットを後ろから挿し込みます(2 を参照)。
ステップ 5 調整ブラケットを調節してブラケットの穴をラック支柱の穴に重ね、ブラケットを支柱に固定しま
す(2 を参照)。
4 本の標準的なラック用ネジ(各ブラケットに 2 本ずつ。アクセサリ キットには付属しません)を
使って、調整ブラケットをラックの後側支柱に固定します。
78-18335-01-J
Cisco SFS 3504 Multifabric サーバ スイッチ インストレーション コンフィギュレーション ノート
9
Loading...
+ 21 hidden pages